JPH0960667A - ドラムインディスクブレーキ装置 - Google Patents
ドラムインディスクブレーキ装置Info
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- JPH0960667A JPH0960667A JP23611595A JP23611595A JPH0960667A JP H0960667 A JPH0960667 A JP H0960667A JP 23611595 A JP23611595 A JP 23611595A JP 23611595 A JP23611595 A JP 23611595A JP H0960667 A JPH0960667 A JP H0960667A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- back plate
- disc brake
- rotor
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D63/00—Brakes not otherwise provided for; Brakes combining more than one of the types of groups F16D49/00 - F16D61/00
- F16D63/004—Brakes not otherwise provided for; Brakes combining more than one of the types of groups F16D49/00 - F16D61/00 comprising a rotor engaged both axially and radially by braking members, e.g. combined drum and disc brakes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブレーキ機構を一体化し、取付時の精度向上
とコスト低減を図る。 【解決手段】 ディスクブレーキ装置に用いるロータの
ハット部内側をドラムブレーキ装置のドラムとして使用
するドラムインディスクブレーキ装置である。ドラムブ
レーキ装置の制動受けとなるアンカ部24が取り付けら
れ、ナックル16へ固定されるバックプレート10をプ
レス加工により打ち抜き成形する。成形時にハブユニッ
ト12を嵌着固定する取付穴18を穿孔するとともに、
前記ロータを挟圧するディスクブレーキユニットのキャ
リパ摺動ガイド部が形成されるサポートアーム部26を
一体的に延長形成する。このバックプレート10に対し
て予めロータ付きハブユニット12とディスクブレーキ
ユニット14およびドラムブレーキを組み付けてモジュ
ール化し、このブレーキモジュールをナックルに対して
着脱可能とする。
とコスト低減を図る。 【解決手段】 ディスクブレーキ装置に用いるロータの
ハット部内側をドラムブレーキ装置のドラムとして使用
するドラムインディスクブレーキ装置である。ドラムブ
レーキ装置の制動受けとなるアンカ部24が取り付けら
れ、ナックル16へ固定されるバックプレート10をプ
レス加工により打ち抜き成形する。成形時にハブユニッ
ト12を嵌着固定する取付穴18を穿孔するとともに、
前記ロータを挟圧するディスクブレーキユニットのキャ
リパ摺動ガイド部が形成されるサポートアーム部26を
一体的に延長形成する。このバックプレート10に対し
て予めロータ付きハブユニット12とディスクブレーキ
ユニット14およびドラムブレーキを組み付けてモジュ
ール化し、このブレーキモジュールをナックルに対して
着脱可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクブレーキを
常用ブレーキとしつつ、このディスクブレーキのロータ
のハット部内側に駐車ブレーキ用のドラムブレーキ装置
を組み込んだドラムインディスクブレーキ装置の改良に
関する。
常用ブレーキとしつつ、このディスクブレーキのロータ
のハット部内側に駐車ブレーキ用のドラムブレーキ装置
を組み込んだドラムインディスクブレーキ装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】ドラムインディスクブレーキ装置は、常
用のディスクブレーキのロータハット部内の空間を利用
し、ロータハット内壁面を制動ドラムとしてシューによ
る駐車時の制動操作を行う駐車ブレーキを組込んで構成
されている。このドラムインディスクブレーキ装置で
は、常用のディスクブレーキは制動トルクを支承するた
めに車体側に固定されるサポート部材を有し、これは通
常ナックルの外縁に形成した取付ブラケットにボルト締
めして固定されるようになっている。一方、駐車用ドラ
ムブレーキはナックルの端面に接合固定されるバックプ
レートを有し、これにアンカピンを固定し、当該アンカ
ピンを中心として揺動される一対のシューを開脚動作さ
せることによりロータハットの内周面を押圧させ、駐車
制動トルクをアンカピンを介してバックプレート、ナッ
クルにて支承する構成となっていた。
用のディスクブレーキのロータハット部内の空間を利用
し、ロータハット内壁面を制動ドラムとしてシューによ
る駐車時の制動操作を行う駐車ブレーキを組込んで構成
されている。このドラムインディスクブレーキ装置で
は、常用のディスクブレーキは制動トルクを支承するた
めに車体側に固定されるサポート部材を有し、これは通
常ナックルの外縁に形成した取付ブラケットにボルト締
めして固定されるようになっている。一方、駐車用ドラ
ムブレーキはナックルの端面に接合固定されるバックプ
レートを有し、これにアンカピンを固定し、当該アンカ
ピンを中心として揺動される一対のシューを開脚動作さ
せることによりロータハットの内周面を押圧させ、駐車
制動トルクをアンカピンを介してバックプレート、ナッ
クルにて支承する構成となっていた。
【0003】このように構成されたドラムインディスク
ブレーキ装置を組み付ける際には、車両側ナックルにバ
ックプレートとハブユニットを取り付けた後、バックプ
レートへのドラムブレーキ部品を組み付け、かつハブユ
ニットのアクスルとともに回転するベアリングレースと
一体になったホイール取付面にロータを取り付ける。こ
のようにハブユニット周りの取り付けが完了した後に、
車体側ナックルの外周面に設けた取付板にキャリパが装
備されるサポートの取り付け作業を行うものとなってい
る。
ブレーキ装置を組み付ける際には、車両側ナックルにバ
ックプレートとハブユニットを取り付けた後、バックプ
レートへのドラムブレーキ部品を組み付け、かつハブユ
ニットのアクスルとともに回転するベアリングレースと
一体になったホイール取付面にロータを取り付ける。こ
のようにハブユニット周りの取り付けが完了した後に、
車体側ナックルの外周面に設けた取付板にキャリパが装
備されるサポートの取り付け作業を行うものとなってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のブ
レーキ構造では、ディスクブレーキユニットは車体側の
ナックル部分にサポートをボルト締めすることにより取
り付けられており、またロータはナックルからハブユニ
ットを介して取り付けられていることから、相対的な組
み付け誤差が生じ易く、これらを車両に取付後、制動時
のジャダーや異音、摩擦パッドの偏摩耗等の原因となる
ブレーキユニットに対するロータの傾きの調整が難しか
った。
レーキ構造では、ディスクブレーキユニットは車体側の
ナックル部分にサポートをボルト締めすることにより取
り付けられており、またロータはナックルからハブユニ
ットを介して取り付けられていることから、相対的な組
み付け誤差が生じ易く、これらを車両に取付後、制動時
のジャダーや異音、摩擦パッドの偏摩耗等の原因となる
ブレーキユニットに対するロータの傾きの調整が難しか
った。
【0005】またディスクブレーキユニットとロータは
別部材を経由して取り付けが行われていることから、車
両にブレーキ機構を組み付ける際にも別々に作業を行わ
なければならず、このことから組立時間が掛かることに
よるコストの高騰があった。同様に、ドラムブレーキも
独立して組み付ける必要があり、部品点数の増大ととも
に、組み付け作業性が悪い問題があった。
別部材を経由して取り付けが行われていることから、車
両にブレーキ機構を組み付ける際にも別々に作業を行わ
なければならず、このことから組立時間が掛かることに
よるコストの高騰があった。同様に、ドラムブレーキも
独立して組み付ける必要があり、部品点数の増大ととも
に、組み付け作業性が悪い問題があった。
【0006】更に、部品点数削減の観点から、ドラムブ
レーキのバックプレートをディスクブレーキのサポート
と兼用する構造とすることが知られているが、この場合
にはバックプレートがディスクブレーキのトルク受面と
なるため、鋳物構造として構成され、このため、取付
面、ボルト穴、インロー部の穴加工等が必要となり、や
はりコスト面での問題が生じていた。
レーキのバックプレートをディスクブレーキのサポート
と兼用する構造とすることが知られているが、この場合
にはバックプレートがディスクブレーキのトルク受面と
なるため、鋳物構造として構成され、このため、取付
面、ボルト穴、インロー部の穴加工等が必要となり、や
はりコスト面での問題が生じていた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に着目し、第
1にロータとディスクブレーキユニットとの相対位置の
精度を向上させるドラムインディスクブレーキ装置を提
供することを目的としている。第2に部品点数の削減と
特にバックプレートへの切削加工を廃止してコスト低減
を図ることができるドラムインディスクブレーキ装置と
することを目的とする。第3に、ドラムブレーキおよび
ディスクブレーキをモジュール化することにより、ブレ
ーキ取付部であるナックル対してブレーキモジュールと
して一体に着脱できるようにし、組立工程での組み付け
作業性を大幅に簡略化できるドラムインディスクブレー
キ装置を提供することを目的とする。
1にロータとディスクブレーキユニットとの相対位置の
精度を向上させるドラムインディスクブレーキ装置を提
供することを目的としている。第2に部品点数の削減と
特にバックプレートへの切削加工を廃止してコスト低減
を図ることができるドラムインディスクブレーキ装置と
することを目的とする。第3に、ドラムブレーキおよび
ディスクブレーキをモジュール化することにより、ブレ
ーキ取付部であるナックル対してブレーキモジュールと
して一体に着脱できるようにし、組立工程での組み付け
作業性を大幅に簡略化できるドラムインディスクブレー
キ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るドラムインディスクブレーキ装置は、
ディスクブレーキ装置に用いるロータのハット部内側を
ドラムブレーキ装置のドラムとして使用するドラムイン
ディスクブレーキ装置において、前記ドラムブレーキ装
置の制動受けとなるアンカ部が取り付けられナックルへ
固定されるバックプレートをプレス加工可能な平板構造
とし、このバックプレートにハブユニットを嵌着固定す
る取付穴を穿孔するとともに、前記ロータを挟圧するデ
ィスクブレーキユニットのキャリパ摺動ガイド部が形成
されるサポート部を一体的に延長形成してなることを特
徴とするものである。
に、本発明に係るドラムインディスクブレーキ装置は、
ディスクブレーキ装置に用いるロータのハット部内側を
ドラムブレーキ装置のドラムとして使用するドラムイン
ディスクブレーキ装置において、前記ドラムブレーキ装
置の制動受けとなるアンカ部が取り付けられナックルへ
固定されるバックプレートをプレス加工可能な平板構造
とし、このバックプレートにハブユニットを嵌着固定す
る取付穴を穿孔するとともに、前記ロータを挟圧するデ
ィスクブレーキユニットのキャリパ摺動ガイド部が形成
されるサポート部を一体的に延長形成してなることを特
徴とするものである。
【0009】また、第2には、ディスクブレーキ装置に
用いるロータのハット部内側をドラムブレーキ装置のド
ラムとして使用するドラムインディスクブレーキ装置に
おいて、前記ドラムブレーキ装置の制動受けとなるアン
カ部が取り付けられナックルへ固定されるバックプレー
トをプレス加工可能な平板構造とし、このバックプレー
トにハブユニットを嵌着固定する取付穴を穿孔するとと
もに、前記ロータを挟圧するディスクブレーキユニット
のキャリパ摺動ガイド部が形成されるサポート部を一体
的に延長形成し、当該バックプレートに対して予めロー
タ付きハブユニットとディスクブレーキユニットおよび
ドラムブレーキを組み付けてモジュール化し、このブレ
ーキモジュールをナックルに対して着脱可能としたこと
を特徴としている。
用いるロータのハット部内側をドラムブレーキ装置のド
ラムとして使用するドラムインディスクブレーキ装置に
おいて、前記ドラムブレーキ装置の制動受けとなるアン
カ部が取り付けられナックルへ固定されるバックプレー
トをプレス加工可能な平板構造とし、このバックプレー
トにハブユニットを嵌着固定する取付穴を穿孔するとと
もに、前記ロータを挟圧するディスクブレーキユニット
のキャリパ摺動ガイド部が形成されるサポート部を一体
的に延長形成し、当該バックプレートに対して予めロー
タ付きハブユニットとディスクブレーキユニットおよび
ドラムブレーキを組み付けてモジュール化し、このブレ
ーキモジュールをナックルに対して着脱可能としたこと
を特徴としている。
【0010】このような構成において、前記バックプレ
ートに舌片となる曲げ部を設け、当該曲げ部を前記ドラ
ムブレーキの制動を受けるアンカ部とすることにより、
ドラムブレーキのシューに対するトルク受けのためのア
ンカピンを廃止することができる。また、前記バックプ
レートは、平板と補強板との積層体として形成すること
ができ、強度が必要な部位のみ補強効果をもたせて軽量
化を図ることができる。
ートに舌片となる曲げ部を設け、当該曲げ部を前記ドラ
ムブレーキの制動を受けるアンカ部とすることにより、
ドラムブレーキのシューに対するトルク受けのためのア
ンカピンを廃止することができる。また、前記バックプ
レートは、平板と補強板との積層体として形成すること
ができ、強度が必要な部位のみ補強効果をもたせて軽量
化を図ることができる。
【0011】更に、前記バックプレートのナックルへの
ボルト締め部を臨むボルト締め工具の差し込み穴を前記
ハブユニットのハブ面に貫通形成して車両外部から締付
操作可能とすることができる。これにより、モジュール
化したブレーキ装置をナックルに対して着脱することが
でき、組み付け作業性が簡単にできる。
ボルト締め部を臨むボルト締め工具の差し込み穴を前記
ハブユニットのハブ面に貫通形成して車両外部から締付
操作可能とすることができる。これにより、モジュール
化したブレーキ装置をナックルに対して着脱することが
でき、組み付け作業性が簡単にできる。
【0012】
【作用】上記構成のドラムインディスクブレーキ装置で
は、ロータハット内部に組付けられるドラムブレーキの
バックプレートがロータを組付けるハブユニットを嵌着
する取付穴と、ディスクブレーキ用サポート部とを兼用
させた平板構造としているため、プレス加工によって形
成することができる。このため、穴加工がプレス加工と
ともに行われ、切削加工が不要となって加工工数が大幅
に軽減されると同時に、ディスクブレーキ専用のサポー
ト部材が廃止できるので、部品点数の削減と組み付け作
業性が改善されるものとなる。
は、ロータハット内部に組付けられるドラムブレーキの
バックプレートがロータを組付けるハブユニットを嵌着
する取付穴と、ディスクブレーキ用サポート部とを兼用
させた平板構造としているため、プレス加工によって形
成することができる。このため、穴加工がプレス加工と
ともに行われ、切削加工が不要となって加工工数が大幅
に軽減されると同時に、ディスクブレーキ専用のサポー
ト部材が廃止できるので、部品点数の削減と組み付け作
業性が改善されるものとなる。
【0013】また、本発明では、ドラムブレーキのバッ
クプレートに、ロータを含むハブユニットと、ドラムブ
レーキを組み付けるとともに、バックプレートに一体形
成されたディスクブレーキ用キャリパ摺動ガイドが形成
されるサポート部にディスクブレーキユニットを予め組
み付けたブレーキモジュールとして構成されているた
め、このブレーキモジュールを車体のナックルにそのま
ま取り付けるように組み付ければよい。ディスクブレー
キにおいてジャダーや偏摩耗の原因となるロータに対す
るブレーキユニットの傾きは、モジュールの組立て段階
で予め検査調整されており、車両に組込む際の組み付け
誤差はブレーキ装置に影響しない。それゆえ、ナックル
に対するハブユニットの組み付け誤差や、ナックルとサ
ポートとの組み付け誤差、およびハブユニットとロータ
の組み付け誤差等の取り付け誤差の累積を減少させるこ
とができ、ロータとブレーキユニット間の相対位置を高
い精度に安定させることができる。したがって、摩擦パ
ッドのロータ面に対する平行度に影響を与えることが少
なくなる。
クプレートに、ロータを含むハブユニットと、ドラムブ
レーキを組み付けるとともに、バックプレートに一体形
成されたディスクブレーキ用キャリパ摺動ガイドが形成
されるサポート部にディスクブレーキユニットを予め組
み付けたブレーキモジュールとして構成されているた
め、このブレーキモジュールを車体のナックルにそのま
ま取り付けるように組み付ければよい。ディスクブレー
キにおいてジャダーや偏摩耗の原因となるロータに対す
るブレーキユニットの傾きは、モジュールの組立て段階
で予め検査調整されており、車両に組込む際の組み付け
誤差はブレーキ装置に影響しない。それゆえ、ナックル
に対するハブユニットの組み付け誤差や、ナックルとサ
ポートとの組み付け誤差、およびハブユニットとロータ
の組み付け誤差等の取り付け誤差の累積を減少させるこ
とができ、ロータとブレーキユニット間の相対位置を高
い精度に安定させることができる。したがって、摩擦パ
ッドのロータ面に対する平行度に影響を与えることが少
なくなる。
【0014】またブレーキ機構の一体化によって、車両
にブレーキ構成部品を取り付ける必要が無くなり、また
ロータとハブユニットに設けた差込み穴から車両にブレ
ーキ機構を取り付けられることから作業の簡略化と組立
時間の短縮が可能になり組立コストの低減化が図れる。
にブレーキ構成部品を取り付ける必要が無くなり、また
ロータとハブユニットに設けた差込み穴から車両にブレ
ーキ機構を取り付けられることから作業の簡略化と組立
時間の短縮が可能になり組立コストの低減化が図れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るドラムイン
ディスクブレーキ装置の好適な実施形態例を図面を参照
して詳細に説明する。
ディスクブレーキ装置の好適な実施形態例を図面を参照
して詳細に説明する。
【0016】図1〜4は第1実施例の係るドラムインデ
ィスクブレーキ装置の説明図である。この実施例に係る
ドラムインディスクブレーキ装置は、ドラムブレーキ部
品が組付けられるバックプレート10に、ロータ付きハ
ブユニット12およびディスクブレーキユニット14を
サブアッセンブリし、これによってモジュール化された
ブレーキ装置全体を上記バックプレート10を介して車
体のナックル16に取り付けるようにしたものである。
ィスクブレーキ装置の説明図である。この実施例に係る
ドラムインディスクブレーキ装置は、ドラムブレーキ部
品が組付けられるバックプレート10に、ロータ付きハ
ブユニット12およびディスクブレーキユニット14を
サブアッセンブリし、これによってモジュール化された
ブレーキ装置全体を上記バックプレート10を介して車
体のナックル16に取り付けるようにしたものである。
【0017】ドラムブレーキのアンカ部材として構成さ
れるバックプレート10は、ナックル16への取付固定
部品となっており、これは図2に示すように、厚板平板
をプレス加工により打ち抜き成形することによって形成
させている。そして、成形時に、ハブユニット12の取
付穴18を中央部に、当該取付穴18の周囲にナックル
16への固定用締付ボルト20が挿通されるボルト通し
穴22を、また、アンカピン24が装着されるピン取付
穴25を、それぞれプレス加工時に同時に穿設するよう
にしている。また、バックプレート10はディスクブレ
ーキユニット14のサポート部材を兼用しており、この
ためにプレート本体の外縁部から一対のサポートアーム
26、26を延長形成されるように打ち抜き成形してい
る。各サポートアーム26の延長先端部にはディスクブ
レーキユニット14のキャリパ摺動ガイド取付穴28が
同様にプレス加工によって予め穿設されており、更に、
サポートアーム26の互いに対向する縁辺部にはインナ
パッド用のアンカとなるパッドガイド溝30が形成され
ている。したがって、バックプレート10はプレス加工
によってブレーキ機構の組み込みに必要な形状が付与さ
れると同時に穴加工が施されるものとなっている。もち
ろん、ドラムブレーキ操作用のワイヤリング用の引出し
穴32も同時加工される。
れるバックプレート10は、ナックル16への取付固定
部品となっており、これは図2に示すように、厚板平板
をプレス加工により打ち抜き成形することによって形成
させている。そして、成形時に、ハブユニット12の取
付穴18を中央部に、当該取付穴18の周囲にナックル
16への固定用締付ボルト20が挿通されるボルト通し
穴22を、また、アンカピン24が装着されるピン取付
穴25を、それぞれプレス加工時に同時に穿設するよう
にしている。また、バックプレート10はディスクブレ
ーキユニット14のサポート部材を兼用しており、この
ためにプレート本体の外縁部から一対のサポートアーム
26、26を延長形成されるように打ち抜き成形してい
る。各サポートアーム26の延長先端部にはディスクブ
レーキユニット14のキャリパ摺動ガイド取付穴28が
同様にプレス加工によって予め穿設されており、更に、
サポートアーム26の互いに対向する縁辺部にはインナ
パッド用のアンカとなるパッドガイド溝30が形成され
ている。したがって、バックプレート10はプレス加工
によってブレーキ機構の組み込みに必要な形状が付与さ
れると同時に穴加工が施されるものとなっている。もち
ろん、ドラムブレーキ操作用のワイヤリング用の引出し
穴32も同時加工される。
【0018】このように厚板からプレス加工により打ち
抜き成形されたバックプレート10にブレーキ機構が組
込まれるが、図1に示しているように、まず、バックプ
レート10の中心部のハブ取付穴18に、ハブユニット
12を圧入により嵌着固定するものとしている。ハブユ
ニット12は、アクスルシャフトが挿通されるベアリン
グ部を有しているが、これはバックプレート10への圧
入主体となるアウターレース12aと、アクスルシャフ
トが挿通固定されるインナレース12bとをボール12
cにより回転可能に構成したものである。このハブユニ
ット12をバックプレート10に取り付けるために、ア
ウタレース12aの端部外周部に切り欠き溝を形成する
ことによりインロー嵌合によってハブ取付穴18に当該
アウタレース12aの端部を圧入させている。ハブユニ
ット12のインナーレース12bはアウタレース12a
に対して回転自在とされてアクスルシャフトが取り付け
られるが、これはアウタレース12aの先端部より外方
に突出し、この突出部分にホイール取付フランジ34が
設けてあり、当該フランジ34にはインナレース12b
軸心を中心として同心円上にホイール固定用の取り付け
ボルト36が埋め込まれている。更にフランジ34には
制動を行うためのロータ38が取り付けられており、こ
のロータ38の外周部の一部を挟圧して制動をなすディ
スクブレーキユニット14が配置されているのである。
抜き成形されたバックプレート10にブレーキ機構が組
込まれるが、図1に示しているように、まず、バックプ
レート10の中心部のハブ取付穴18に、ハブユニット
12を圧入により嵌着固定するものとしている。ハブユ
ニット12は、アクスルシャフトが挿通されるベアリン
グ部を有しているが、これはバックプレート10への圧
入主体となるアウターレース12aと、アクスルシャフ
トが挿通固定されるインナレース12bとをボール12
cにより回転可能に構成したものである。このハブユニ
ット12をバックプレート10に取り付けるために、ア
ウタレース12aの端部外周部に切り欠き溝を形成する
ことによりインロー嵌合によってハブ取付穴18に当該
アウタレース12aの端部を圧入させている。ハブユニ
ット12のインナーレース12bはアウタレース12a
に対して回転自在とされてアクスルシャフトが取り付け
られるが、これはアウタレース12aの先端部より外方
に突出し、この突出部分にホイール取付フランジ34が
設けてあり、当該フランジ34にはインナレース12b
軸心を中心として同心円上にホイール固定用の取り付け
ボルト36が埋め込まれている。更にフランジ34には
制動を行うためのロータ38が取り付けられており、こ
のロータ38の外周部の一部を挟圧して制動をなすディ
スクブレーキユニット14が配置されているのである。
【0019】また、ホイール取付フランジ34とこれに
接合配置されるロータ38のハット部38aには、前述
したバックプレート10の締め付けボルト20を車両外
部側から螺着操作できるように、貫通穴40が開口され
ている。この貫通穴40を通じて締め付けボルト20の
締付工具を挿入し、バックプレート10にモジュール化
されたブレーキ装置をナックル16に螺着操作可能とし
ている。したがって、貫通穴40はナックル16の端面
に形成した雌ねじの配置に沿った同心円上に位置し、実
施例では1ヵ所設けられている。複数の雌ねじに対して
締め付けボルト20を螺着する際にはロータ38を回転
させてボルト20に貫通穴40の位置を合わせればよ
い。
接合配置されるロータ38のハット部38aには、前述
したバックプレート10の締め付けボルト20を車両外
部側から螺着操作できるように、貫通穴40が開口され
ている。この貫通穴40を通じて締め付けボルト20の
締付工具を挿入し、バックプレート10にモジュール化
されたブレーキ装置をナックル16に螺着操作可能とし
ている。したがって、貫通穴40はナックル16の端面
に形成した雌ねじの配置に沿った同心円上に位置し、実
施例では1ヵ所設けられている。複数の雌ねじに対して
締め付けボルト20を螺着する際にはロータ38を回転
させてボルト20に貫通穴40の位置を合わせればよ
い。
【0020】上記バックプレート10はロータ38のハ
ット部38aの開口部分を覆うように配置されている
が、ハット部38aの内部空間を利用して、バックプレ
ート10にドラムブレーキ機構を組込むものとしてい
る。これは図3に示すように、ピン取付穴25にアンカ
ピン24を挿入固定し、ハット部38aの内周面に対面
するように円弧状に形成された一対のシュー42、42
を拡径方向に押し開き可能に取り付けておき、ハット部
38aとの接合摩擦をアンカピン24にて受けるように
している。この場合、シュー42はバックプレート10
の締付ボルト20の螺着操作がロータハット部38aを
通じて行われる関係上、ボルト通し穴22を覆わないよ
うにリブ形状が設定されている。このようにしてドラム
ブレーキ機構部品がハット部38a内に組込まれるが、
この組み込み空間の防塵のために、バックプレート10
の内面に配置され、ハット部38aの開口部分を覆うカ
バー44が設けられている。
ット部38aの開口部分を覆うように配置されている
が、ハット部38aの内部空間を利用して、バックプレ
ート10にドラムブレーキ機構を組込むものとしてい
る。これは図3に示すように、ピン取付穴25にアンカ
ピン24を挿入固定し、ハット部38aの内周面に対面
するように円弧状に形成された一対のシュー42、42
を拡径方向に押し開き可能に取り付けておき、ハット部
38aとの接合摩擦をアンカピン24にて受けるように
している。この場合、シュー42はバックプレート10
の締付ボルト20の螺着操作がロータハット部38aを
通じて行われる関係上、ボルト通し穴22を覆わないよ
うにリブ形状が設定されている。このようにしてドラム
ブレーキ機構部品がハット部38a内に組込まれるが、
この組み込み空間の防塵のために、バックプレート10
の内面に配置され、ハット部38aの開口部分を覆うカ
バー44が設けられている。
【0021】また、上記バックプレート10にはディス
クブレーキユニット14が取り付けられるが、これは前
述した一対のサポートアーム26、26に支持されてい
る。これを図4に示す。図示のように、各サポートアー
ム26にはキャリパ摺動ガイドを構成するガイドスリー
ブ46が圧入により取り付けられている。ディスクブレ
ーキユニット14のキャリパ48側にはガイドピン50
を設け、このガイドピン50を前記ガイドスリーブ46
に挿入することにより、キャリパ48の制動操作に伴う
ロータ軸方向移動を案内している。実施例に用いられる
ディスクブレーキユニット14では、インナパッドをバ
ックプレート10側のサポートアーム26に形成したパ
ッドガイド溝30に装着し、アウタパッドはキャリパ爪
にピン係合により取り付ける構造のタイプとされてい
る。したがって、制動トルクはインナ側では直接サポー
トアーム26に伝達されるとともに、アウタ側ではキャ
リパ48を通じてキャリパガイドからサポートアーム2
6に伝達されるようにしている。これにより、ディスク
ブレーキ側の制動トルクはサポートアーム26を一体に
形成したバックプレート10を通じてナックル16にて
受けられるのである。
クブレーキユニット14が取り付けられるが、これは前
述した一対のサポートアーム26、26に支持されてい
る。これを図4に示す。図示のように、各サポートアー
ム26にはキャリパ摺動ガイドを構成するガイドスリー
ブ46が圧入により取り付けられている。ディスクブレ
ーキユニット14のキャリパ48側にはガイドピン50
を設け、このガイドピン50を前記ガイドスリーブ46
に挿入することにより、キャリパ48の制動操作に伴う
ロータ軸方向移動を案内している。実施例に用いられる
ディスクブレーキユニット14では、インナパッドをバ
ックプレート10側のサポートアーム26に形成したパ
ッドガイド溝30に装着し、アウタパッドはキャリパ爪
にピン係合により取り付ける構造のタイプとされてい
る。したがって、制動トルクはインナ側では直接サポー
トアーム26に伝達されるとともに、アウタ側ではキャ
リパ48を通じてキャリパガイドからサポートアーム2
6に伝達されるようにしている。これにより、ディスク
ブレーキ側の制動トルクはサポートアーム26を一体に
形成したバックプレート10を通じてナックル16にて
受けられるのである。
【0022】このような構成に係るドラムインディスク
ブレーキ装置では、制動を行うためのディスクブレーキ
ユニット14とロータ38が共に、ドラムブレーキのバ
ックプレート10に取り付けられているため、各々別体
でナックル16側とアクスル側に取り付ける場合に比較
して、両者間の取り付け誤差が少なくなり取り付け精度
が向上する。その結果、ロータ38の振れ等が減少し、
摩擦パッドに発生する偏摩耗は低減される。また、ドラ
ムブレーキ機構部品が組付けられるバックプレート10
には、ロータ38を取り付けているハブユニット12
と、ディスクブレーキユニット14とを予めアッセンブ
リされ、1つのモジュール化したブレーキ装置として、
一体でナックル16に組み付けあるいは取り外しができ
る。このため、車体完成時などに最終組立ライン上で行
っていた駐車ブレーキの初期当たりをつける作業及び、
性能確認などの作業をブレーキ単体で予め実施でき、こ
れによって事前調整によるブレーキ信頼性を向上するこ
とができる。バックプレート10まわりにブレーキ構成
部品を集約させたモジュールとすることにより、ブレー
キ機構の一体化が可能となっているため、車両の組立ラ
インにおいては、ナックル1にブレーキモジュールを取
り付けるだけでブレーキ機構が装備され、また組み付け
方法においてもナックル16にバックプレート10を接
合し、前述の締め付けボルト20を貫通穴40から挿通
し、ナックル16に螺着することで容易に車体へ組み付
けることが可能となる。またバックプレート10をナッ
クル16に固定する際、ナックル16側の雌ねじ部が複
数ある場合は、組み付け時にロータ38を回転させなが
ら複数の雌ねじ部に締め付けボルト20を螺着していけ
ばよい。
ブレーキ装置では、制動を行うためのディスクブレーキ
ユニット14とロータ38が共に、ドラムブレーキのバ
ックプレート10に取り付けられているため、各々別体
でナックル16側とアクスル側に取り付ける場合に比較
して、両者間の取り付け誤差が少なくなり取り付け精度
が向上する。その結果、ロータ38の振れ等が減少し、
摩擦パッドに発生する偏摩耗は低減される。また、ドラ
ムブレーキ機構部品が組付けられるバックプレート10
には、ロータ38を取り付けているハブユニット12
と、ディスクブレーキユニット14とを予めアッセンブ
リされ、1つのモジュール化したブレーキ装置として、
一体でナックル16に組み付けあるいは取り外しができ
る。このため、車体完成時などに最終組立ライン上で行
っていた駐車ブレーキの初期当たりをつける作業及び、
性能確認などの作業をブレーキ単体で予め実施でき、こ
れによって事前調整によるブレーキ信頼性を向上するこ
とができる。バックプレート10まわりにブレーキ構成
部品を集約させたモジュールとすることにより、ブレー
キ機構の一体化が可能となっているため、車両の組立ラ
インにおいては、ナックル1にブレーキモジュールを取
り付けるだけでブレーキ機構が装備され、また組み付け
方法においてもナックル16にバックプレート10を接
合し、前述の締め付けボルト20を貫通穴40から挿通
し、ナックル16に螺着することで容易に車体へ組み付
けることが可能となる。またバックプレート10をナッ
クル16に固定する際、ナックル16側の雌ねじ部が複
数ある場合は、組み付け時にロータ38を回転させなが
ら複数の雌ねじ部に締め付けボルト20を螺着していけ
ばよい。
【0023】特に、バックプレート10は平板により形
成されているため、これを鋳造品でなく、プレス加工品
として提供することができ、穴明け加工やディスクブレ
ーキ用のサポート部を一体形成することができ、切削加
工を必要としない。これにより部品点数の削減が可能と
なると同時に、加工行程がプレスのみで行われるため、
製造作業性を向上させることができるのである。
成されているため、これを鋳造品でなく、プレス加工品
として提供することができ、穴明け加工やディスクブレ
ーキ用のサポート部を一体形成することができ、切削加
工を必要としない。これにより部品点数の削減が可能と
なると同時に、加工行程がプレスのみで行われるため、
製造作業性を向上させることができるのである。
【0024】図5〜7には第2実施例を示す。前記第1
実施例では、ドラムブレーキを構成するアンカピン24
をバックプレート10に取り付けてドラムブレーキ制動
を受けるようにしているが、第2実施例では、アンカピ
ン24に代えて、平板構造のバックプレート10自体に
ドラムブレーキアンカ部を構成した点が異なる。すなわ
ち、プレス加工時にバックプレート10におけるアンカ
形成部に対応して舌片52を設けておき、これをロータ
ハット部38a側に折曲げ成形することにより、シュー
26からの制動力を支承させるようにしたものである。
これにより、アンカピン24の部品削減と、アンカピン
24の取り付けのための作業を省略することができる利
点が得られる。その他の構成は第1実施例と同様である
ので、同一構成部材に同一番号を付して説明を省略す
る。
実施例では、ドラムブレーキを構成するアンカピン24
をバックプレート10に取り付けてドラムブレーキ制動
を受けるようにしているが、第2実施例では、アンカピ
ン24に代えて、平板構造のバックプレート10自体に
ドラムブレーキアンカ部を構成した点が異なる。すなわ
ち、プレス加工時にバックプレート10におけるアンカ
形成部に対応して舌片52を設けておき、これをロータ
ハット部38a側に折曲げ成形することにより、シュー
26からの制動力を支承させるようにしたものである。
これにより、アンカピン24の部品削減と、アンカピン
24の取り付けのための作業を省略することができる利
点が得られる。その他の構成は第1実施例と同様である
ので、同一構成部材に同一番号を付して説明を省略す
る。
【0025】また、図8〜11には第3実施例を示して
いる。この第3実施例はバックプレートを薄板の積層し
た積層バックプレート10Aとしている点が前記第1実
施例と相違している。すなわち、第1実施例では、ブレ
ーキ機構が組付けられるバックプレートはトルクメンバ
として機能するため、厚板鋼板をプレス加工により打ち
抜き成形しているが、この第3実施例では、薄板鋼板を
打ち抜き成形するものの、必要剛性を得るために、成形
時に外縁部分を板面に直交するように折り返し縁部54
を形成するようにしている。制動トルクはバックプレー
ト10の板面に沿って作用するため、折り返し縁部54
による2次断面係数が向上し、曲げ剛性を確保できる。
そして、特に板厚強度が必要とされるディスクブレーキ
ユニット14のサポートアーム26を含むサポート対応
部に平面U字形状の補強板56を積層して一体化し、常
用のディスクブレーキユニット14での制動トルクメン
バとしての強度を確保しているのである。その他の構成
は第1実施例と同様であるので、同一構成部材に同一番
号を付して説明を省略する。
いる。この第3実施例はバックプレートを薄板の積層し
た積層バックプレート10Aとしている点が前記第1実
施例と相違している。すなわち、第1実施例では、ブレ
ーキ機構が組付けられるバックプレートはトルクメンバ
として機能するため、厚板鋼板をプレス加工により打ち
抜き成形しているが、この第3実施例では、薄板鋼板を
打ち抜き成形するものの、必要剛性を得るために、成形
時に外縁部分を板面に直交するように折り返し縁部54
を形成するようにしている。制動トルクはバックプレー
ト10の板面に沿って作用するため、折り返し縁部54
による2次断面係数が向上し、曲げ剛性を確保できる。
そして、特に板厚強度が必要とされるディスクブレーキ
ユニット14のサポートアーム26を含むサポート対応
部に平面U字形状の補強板56を積層して一体化し、常
用のディスクブレーキユニット14での制動トルクメン
バとしての強度を確保しているのである。その他の構成
は第1実施例と同様であるので、同一構成部材に同一番
号を付して説明を省略する。
【0026】この第3実施例では、バックプレート10
Aの基本部材を薄板によりプレス加工するため加工性が
良好となり、必要箇所には補強板56を積層一体化する
ため、必要強度を必要箇所にのみ付与でき、これによっ
て特に軽量化の効果を向上できる。
Aの基本部材を薄板によりプレス加工するため加工性が
良好となり、必要箇所には補強板56を積層一体化する
ため、必要強度を必要箇所にのみ付与でき、これによっ
て特に軽量化の効果を向上できる。
【0027】次に、図12には第4実施例を示す。これ
は第3実施例の変形であり、特に積層バックプレート1
0AのU字形状補強板54を左右分離させ、これを薄板
打ち抜きプレートに積層後、スポット溶接を行いバック
プレート10Bとしたものである。すなわち、左右に分
離された補強板56R、56Lをキャリパガイドスリー
ブ46の取り付け箇所に接合させたものである。この例
では、更に軽量化を促進することができる利点が得られ
る。
は第3実施例の変形であり、特に積層バックプレート1
0AのU字形状補強板54を左右分離させ、これを薄板
打ち抜きプレートに積層後、スポット溶接を行いバック
プレート10Bとしたものである。すなわち、左右に分
離された補強板56R、56Lをキャリパガイドスリー
ブ46の取り付け箇所に接合させたものである。この例
では、更に軽量化を促進することができる利点が得られ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればド
ラムインディスクブレーキ装置において、ドラムブレー
キのバックプレートにロータ付きハブユニットやディス
クブレーキユニットを予めアッセンブリしてモジュール
化しておき、これを車体にモジュール単位で組み付け可
能としているため、車体への取付け前に予めモジュール
単位で調整が出来ることより、容易にブレーキユニット
に対するロータの相対位置や振れを減少させることが可
能となる。また、バックプレートを平板構造としてハブ
ユニットをインロー嵌合させるようにしているために、
バックプレート自体の加工性が大幅に向上し、ドラムブ
レーキの組み付けが容易になるとともに、ディスクブレ
ーキのトルクメンバとしても用いることができ、部品点
数の削減と軽量化という優れた効果が得られる。
ラムインディスクブレーキ装置において、ドラムブレー
キのバックプレートにロータ付きハブユニットやディス
クブレーキユニットを予めアッセンブリしてモジュール
化しておき、これを車体にモジュール単位で組み付け可
能としているため、車体への取付け前に予めモジュール
単位で調整が出来ることより、容易にブレーキユニット
に対するロータの相対位置や振れを減少させることが可
能となる。また、バックプレートを平板構造としてハブ
ユニットをインロー嵌合させるようにしているために、
バックプレート自体の加工性が大幅に向上し、ドラムブ
レーキの組み付けが容易になるとともに、ディスクブレ
ーキのトルクメンバとしても用いることができ、部品点
数の削減と軽量化という優れた効果が得られる。
【図1】第1実施例のドラムインディスクブレーキ装置
の組立て構造の断面図である。
の組立て構造の断面図である。
【図2】同実施例のバックプレートの平面図である。
【図3】同実施例のハブユニットを取り外した状態の正
面図である。
面図である。
【図4】同実施例のディスクブレーキ側から見た平面図
である。
である。
【図5】第2実施例のドラムインディスクブレーキ装置
の組立て構造の断面図である。
の組立て構造の断面図である。
【図6】同実施例のバックプレートの平面図である。
【図7】同実施例のハブユニットを取り外した状態の正
面図である。
面図である。
【図8】第3実施例のドラムインディスクブレーキ装置
の組立て構造の断面図である。
の組立て構造の断面図である。
【図9】同実施例のバックプレートの平面図である。
【図10】同実施例のハブユニットを取り外した状態の
正面図である。
正面図である。
【図11】同実施例のディスクブレーキ側から見た平面
図である。
図である。
【図12】第4実施例のハブユニットを取り外した状態
の正面図である。
の正面図である。
10 バックプレート 12 ハブユニット 14 ディスクブレーキユニット 16 ナックル 18 ハブ取付穴 20 締付ボルト 22 ボルト通し穴 24 アンカピン 25 アンカピン取付穴 26 サポートアーム部 28 ガイド取付穴 30 パッドガイド溝 32 ケーブル引出し穴 34 ホイール取付フランジ 36 ホイール取付ボルト 38 ロータ 38a ハット部 40 ボルト操作用貫通穴 42 シュー 44 防塵カバー 46 ガイドスリーブ 48 キャリパ 50 ガイドピン 52 アンカ舌片 54 折り返し縁部 56 補強板
Claims (5)
- 【請求項1】 ディスクブレーキ装置に用いるロータの
ハット部内側をドラムブレーキ装置のドラムとして使用
するドラムインディスクブレーキ装置において、前記ド
ラムブレーキ装置の制動受けとなるアンカ部が取り付け
られナックルへ固定されるバックプレートをプレス加工
可能な平板構造とし、このバックプレートにハブユニッ
トを嵌着固定する取付穴を穿孔するとともに、前記ロー
タを挟圧するディスクブレーキユニットのキャリパ摺動
ガイド部が形成されるサポート部を一体的に延長形成し
てなることを特徴とするドラムインディスクブレーキ装
置。 - 【請求項2】 ディスクブレーキ装置に用いるロータの
ハット部内側をドラムブレーキ装置のドラムとして使用
するドラムインディスクブレーキ装置において、前記ド
ラムブレーキ装置の制動受けとなるアンカ部が取り付け
られナックルへ固定されるバックプレートをプレス加工
可能な平板構造とし、このバックプレートにハブユニッ
トを嵌着固定する取付穴を穿孔するとともに、前記ロー
タを挟圧するディスクブレーキユニットのキャリパ摺動
ガイド部が形成されるサポート部を一体的に延長形成
し、当該バックプレートに対して予めロータ付きハブユ
ニットとディスクブレーキユニットおよびドラムブレー
キを組み付けてサブアッシィとし、このサブアッシィを
ナックルに対して着脱可能としたことを特徴とするドラ
ムインディスクブレーキ装置。 - 【請求項3】 前記バックプレートに舌片となる曲げ部
を設け、当該曲げ部を前記ドラムブレーキの制動を受け
るアンカ部としたことを特徴とする請求項1または2に
記載のドラムインディスクブレーキ装置。 - 【請求項4】 前記バックプレートは、平板と補強板と
の積層体として形成されていることを特徴とする請求項
1または2に記載のドラムインディスクブレーキ装置。 - 【請求項5】 前記バックプレートのナックルへのボル
ト締め部を臨むボルト締め工具の差し込み穴を前記ハブ
ユニットのハブ面に貫通形成して車両外部から締付操作
可能としたことを特徴とする請求項2に記載のドラムイ
ンディスクブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23611595A JPH0960667A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | ドラムインディスクブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23611595A JPH0960667A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | ドラムインディスクブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0960667A true JPH0960667A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16995968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23611595A Pending JPH0960667A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | ドラムインディスクブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0960667A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20130153349A1 (en) * | 2011-12-14 | 2013-06-20 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Drum brake type electric parking brake apparatus |
| JP2015194165A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 曙ブレーキ工業株式会社 | 対向ピストン型ディスクブレーキ装置 |
| US9989115B2 (en) | 2016-08-26 | 2018-06-05 | Akebono Brake Industry Co., Ltd | Disc brake system |
| EP3591250A1 (en) | 2018-06-14 | 2020-01-08 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Opposed-piston type disc brake device |
| US11125288B2 (en) | 2018-08-21 | 2021-09-21 | Akebono Brake Industry Co., Ltd | Disc brake system |
| US11655867B2 (en) | 2018-08-21 | 2023-05-23 | Akebono Brake Industry Co., Ltd | Disc brake system |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP23611595A patent/JPH0960667A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20130153349A1 (en) * | 2011-12-14 | 2013-06-20 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Drum brake type electric parking brake apparatus |
| US9440626B2 (en) * | 2011-12-14 | 2016-09-13 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Drum brake type electric parking brake apparatus |
| JP2015194165A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 曙ブレーキ工業株式会社 | 対向ピストン型ディスクブレーキ装置 |
| US10119582B2 (en) | 2014-03-31 | 2018-11-06 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Opposed-piston type disk brake device |
| US9989115B2 (en) | 2016-08-26 | 2018-06-05 | Akebono Brake Industry Co., Ltd | Disc brake system |
| EP3591250A1 (en) | 2018-06-14 | 2020-01-08 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Opposed-piston type disc brake device |
| US10914350B2 (en) | 2018-06-14 | 2021-02-09 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Opposed-piston type disc brake device |
| US11125288B2 (en) | 2018-08-21 | 2021-09-21 | Akebono Brake Industry Co., Ltd | Disc brake system |
| US11655867B2 (en) | 2018-08-21 | 2023-05-23 | Akebono Brake Industry Co., Ltd | Disc brake system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050726 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050727 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060105 |