JPH0961031A - 冷却塔 - Google Patents

冷却塔

Info

Publication number
JPH0961031A
JPH0961031A JP7243641A JP24364195A JPH0961031A JP H0961031 A JPH0961031 A JP H0961031A JP 7243641 A JP7243641 A JP 7243641A JP 24364195 A JP24364195 A JP 24364195A JP H0961031 A JPH0961031 A JP H0961031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
solar cell
tower body
tower
cooling tower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7243641A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Nonoyama
登 野々山
Tsugumichi Watabe
嗣道 渡部
Masaru Kitayama
大 北山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP7243641A priority Critical patent/JPH0961031A/ja
Publication of JPH0961031A publication Critical patent/JPH0961031A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車専用道路の遮音壁の近傍において、太陽電
池パネルの設置スペースを確保することなく太陽エネル
ギを利用して外気の温度や湿度等に影響を受けずに冷風
を確実に供給できる冷却塔を提供すること。 【解決手段】 高速道路50のバス停留所52に冷却塔
2が立設される。遮音パネル56に太陽電池パネル16
が取着され、発電された電気は蓄電池18に蓄えられ
る。冷気吹出口14の近傍に人が来ると、ポンプ36の
駆動により水が水蒸発部材10の上部に散水され、水が
水蒸発部材10上で下方に流動する。また、ファン24
の駆動により空間部6には上方から下方に向かう空気流
れが作られ、この空気流れにより外気が水蒸発部材10
を通過して空間部6に吸い込まれる。そして、外気が水
蒸発部材10を通過する際に気化熱により冷却され、冷
気吹出口14の近傍に人がいる間、冷気吹出口14から
冷風として吹き出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車専用道路に設けら
れるバス停留所や、車専用道路に設けられる駐車場の野
外休憩所等に設置されて好適な冷却塔に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車専用道路である高速道路に設
けられるバス停留所や、高速道路に設けられる駐車場の
野外休憩所では、従来、日差しを阻止する屋根や、ベン
チ等が設置されているに過ぎない。従って、夏期におい
ては道路や駐車場のアスファルトの照り返しによりこれ
ら箇所の温度が上昇し、快適性に問題がある。そこで、
これらの箇所に電動式クーラーを設置することが考えら
れるが、屋内と比較した場合、屋外では、その空間が開
放されているため、能力的に限界があり、また、電気的
なコストの面でも不具合がある。そのため電動式のクー
ラーは設置できない。
【0003】そこで一定の場所に冷気を吹き出させる冷
却塔を設置することが考えられる。この冷却塔は砂漠地
帯等で使用されているもので、地盤側から立設された塔
体を備え、塔体の内部には上下にわたって空間部が設け
られている。この塔体の上部には外気導入口が設けら
れ、外気導入口に水蒸発部材が取着され、水蒸発部材に
は水が供給される。そして、外気が水蒸発部材を通過す
る時に冷却されて外気導入口から前記空間部に至り、冷
却され比重が大きくなった冷気は自重により前記空間部
の下部に流れ、塔体下部の吹き出し口から冷気が吹き出
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷却塔では、冷気の自重により塔体の内部に空気の流れ
を作る方式であるため、砂漠等のような外気温度が非常
に高く且つ乾燥している地域以外は、塔体内部に冷気の
流れを生じさせることが余り期待できず、冷風を確実に
供給することができない。
【0005】一方、光エネルギを電気エネルギに変換す
る太陽電池の普及は、地球温暖化問題等の地球環境問題
を解消する観点から、積極的に取り組まなければならな
い重要な課題の一つとなっている。そして、太陽電池の
中でも、アモルファス太陽電池が、エネルギ変換効率が
結晶系の太陽電池に較べて若干劣るものの、軽量で、量
産化に適し、コスト的に安いことから注目を集めてい
る。この太陽電池を利用して電気エネルギを得ようとす
る場合、従来では、屋上等に架台を設置し、この架台に
太陽電池を配置するようにしている。そのため、太陽電
池を利用して電気エネルギを得ようとすると、太陽電池
専用の架台を必要とし、また、架台を設置するスペース
を確保する必要があり、費用の点やスペースの点で問題
があった。
【0006】ところで、上述した高速道路に設けられる
バス停留所や、高速道路の駐車場の野外休憩所は、高速
道路の近傍であり、高速道路の両側には、一般に、遮音
壁が立設されており、遮音壁が占める面積は広大であ
る。そして、この面積の広大な遮音壁は、従来、単に車
の騒音の高速道路外への伝達を減少させている機能を奏
しているに過ぎない。
【0007】本発明はこれら冷却塔、太陽電池、遮音壁
に着目して案出されたものであって、本発明の目的は、
車専用道路の遮音壁の近傍において、太陽電池パネルの
設置スペースを確保することなく太陽エネルギを利用し
て外気の温度や湿度等に影響を受けずに冷風を確実に供
給できる冷却塔を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る冷却塔は、車専用道路の遮音壁の近傍に立
設された上下長さを有する塔体と、前記塔体の内部の上
下にわたって設けられた空間部と、前記塔体の上部に設
けられ塔体の外部と前記空間部を連通する外気導入口
と、前記外気導入口に設けられ外気の塔体内への流通を
可能とした水蒸発部材と、前記水蒸発部材に水を供給す
る水供給手段と、前記塔体の下部に設けられ前記空間部
と塔体の外部を連通する冷気吹出口と、前記遮音壁に取
着された太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルに生じ
た電気により駆動され、前記塔体の内部で上方から下方
に空気の流れを生じさせるファンとを備えることを特徴
とする。
【0009】また、本発明は、前記太陽電池パネルで生
じた電気を蓄電する蓄電池と、前記冷気吹出口の近傍に
人がいるか否かを検出するセンサと、前記センサからの
信号に基づいて前記蓄電池の電力をファンに供給する制
御装置とを備えることを特徴とする。また、本発明は、
前記水供給手段が水タンクと、前記水蒸発部材の上部に
配設された散水管と、前記水タンク内の水を散水管に供
給するポンプを含んで構成され、前記ポンプは太陽電池
パネルで生じた電気により回転駆動されることを特徴と
する。また、本発明は、前記水供給手段が水タンクと、
前記水蒸発部材の上部に配設された散水管と、前記水タ
ンク内の水を散水管に供給するポンプを含んで構成さ
れ、前記ポンプは前記蓄電池の電力により回転駆動され
ることを特徴とする。また、本発明は、前記塔体が車専
用道路のバス停留所に設置されることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記塔体が外面をなすパネルと、このパ
ネルの内側に取着された断熱材により構成されているこ
とを特徴とする。
【0010】本発明によれば、塔体の内部で空気の流れ
を強制的に作り、冷気吹出口から冷風を確実に吹き出さ
せる。そしてファンの駆動は太陽エネルギを利用して行
うのでコストを掛けることなく上記の効果を達成でき、
太陽電池パネルが設けられる箇所は、遮音壁の外側全面
であるため、太陽エネルギを受ける面積は極めて大き
く、冷気吹出口から冷風を確実に吹き出させる上で極め
て有利となり、車専用道路に設けられるバス停留所や、
車専用道路に設けられる駐車場の野外休憩所等に設置さ
れて好適となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。図1は高速道路に設けられたバス停留
所の正面図、図2は冷却塔の斜視図、図3は同断面正面
図を示す。50は車専用道路である高速道路、52は高
速道路に設けられたバス停留所、54はバス停留所の屋
根、55はバスの行き先や運行時間が表示された表示
板、56は高速道路の両側に設けられた遮音壁を示し、
実施例に係る冷却塔2はバス停留所52の後方に設置さ
れ、遮音壁56の外面(道路の外側に臨む面)には太陽
電池パネル16が取着されている。冷却塔2は、図2、
図3に示すように、バス停留所52の地盤上に立設され
た塔体4と、塔体4の内部に設けられた空間部6と、塔
体4の上部に設けられた外気導入口8と、外気導入口8
に設けられた水蒸発部材10と、水蒸発部材10に水を
供給する水供給手段12と、塔体4の下部に設けられた
冷気吹出口14と、蓄電池18(図10参照)、センサ
20、制御装置22、ファン24等で構成されている。
【0012】塔体4は平面視矩形で、実施例では、上下
に長い直方体状に形成されている。尚、塔体4の形状は
円筒状や円錐状、角錐状に形成する等任意である。塔体
4は直方体の枠状に形成された枠フレーム402を備
え、塔体4は、四つの側面と上面にそれぞれ合成樹脂製
のパネル404が枠フレーム402に取着されて構成さ
れ、各パネル404の内側には発泡ウレタン製の板等か
らなる断熱材26が取着され、断熱材26の内側に前記
空間部6が形成されている。前記外気導入口8は側面を
なす各パネル404の上部に形成され、前記冷気吹出口
14はバス停留所52に臨むパネル404の下部に形成
されている。前記センサ20は、冷気吹出口14の近傍
に人がいるか否かを検出するもので冷気吹出口14近傍
のパネル404箇所に設けられている。センサ20とし
ては、光電式や超音波式等、従来公知のものが用いられ
る。前記ファン24は、塔体4の空間部6内で前記外気
導入口8の下縁よりも僅かに低い箇所に配置され、支持
部材を介して前記枠フレーム402で支持されている。
このファン24の回転駆動により外気が外気導入口8か
ら空間部6内に吸い込まれる。
【0013】前記外気導入口8には、外気の塔体4内へ
の流通を可能とした水蒸発部材10が取り付けられてい
る。水蒸発部材10は、塔体4の内部への空気の流動を
許容すると共に、その上部に水を供給したとき、下部に
至る間に水が効率良く気化できる構造で形成され、例え
ば、合成樹脂材をスリット状に、あるいは、メッシュ状
等に形成することで構成することができる。
【0014】前記水供給手段12は水蒸発部材10の上
部へ水を供給するもので、水蒸発部材10の上部に配設
した散水管30、水タンク32、水タンク32内の水を
散水管30に供給する配管34、ポンプ36等により構
成されている。すなわち、ポンプ36の駆動により水タ
ンク32内の水が散水管30から水蒸発部材10の上部
に散水され、散水された水は水蒸発部材10を伝って下
方に流動し、外気導入口8から空間部6に吸い込まれる
外気が水蒸発部材10を通過する際にその一部が気化
し、同時に、この気化熱により外気が冷却され冷気とな
って空間部6に導入され、また、気化されなかった水
は、水蒸発部材10の下部に配設された水収容部材38
に収容され、配管40を介して水タンク32に戻され、
水タンク32内の水が循環して使用される。散水管30
は、管体の下面に多数の孔を形成することで構成され、
水収容部材38は上部が開放された断面が逆U字状の部
材で構成することができ、水収容部材38の底部と水タ
ンク32が前記配管40により連結されている。
【0015】尚、水蒸発部材10を通過することで水が
気化し、水タンク32内の水量は徐々に減少するが、こ
の水量の減少に対しては、例えば、定期的に給水するよ
うにしてもよいし、あるいは、水タンク32内の水位の
上限位置と下限位置を検出するスイッチを設け、水タン
ク32と水道管とを電磁弁等を介して連結し、水タンク
32内の水位が下限位置に下がった時に、上限位置まで
水を自動的に給水するようにしてもよい。
【0016】一方、高速道路50は、図4に横断面図で
示すように、高架道路となっており、遮音壁56は高架
道路50の路面50Aの両側に立設され、遮音壁56
は、図5に示すように、路面50Aの両側から立設され
た支持部材5002と、この支持部材5002に組み付
けられた多数の太陽電池パネル一体型遮音パネル60で
構成され、遮音壁56の上端間は開放され、遮音壁56
の上端間には道路の長手方向に間隔をおいて支柱500
8が掛け渡されている。前記支持部材5002はH型鋼
等からなり、支持部材5002により横長に矩形の空間
部5004が多数仕切られている。
【0017】図6は太陽電池パネル一体型遮音パネルの
断面図、図7はアルミニウム板の正面図、図8は同拡大
図を示す。多数の太陽電池パネル一体型遮音パネル60
は、図6及び図7に示すように、枠状のフレーム601
2と、アルミニウム板6014と、太陽電池パネル16
と、吸音材6018で構成されている。前記枠状のフレ
ーム6012は、上下の辺部6012Aと、左右の辺部
6012Bとで前記空間部5004に対応した横長の矩
形に形成され、道路50側に配置される面側にアルミニ
ウム板6014が取着され、アルミニウム板6014に
は、図8に示すように、多数のスリット6014Aが形
成されている。そして、フレーム6012の内部でアル
ミニウム板6014の裏面全面にわたりグラスウール等
の吸音材6018が取着されている。従って、実施例で
は太陽電池パネル一体型遮音パネル60は吸音性能を持
っている。尚、太陽電池パネル一体型遮音パネル60を
取着する領域は、後述するファン24とポンプ36のモ
ータを回転駆動するに足る電力が発電される領域であれ
ばよい。
【0018】前記太陽電池パネル16は、外側に臨むフ
レーム6012の面側に取着され、中央部には吸音材6
018側に窪む凹部16Kが形成されている。従って、
太陽電池パネル一体型遮音パネル60は、その厚み方向
に、アルミニウム板6014、吸音材6018、太陽電
池パネル16が配置されることになり、吸音材6018
と太陽電池パネル16との間には空気層6020が設け
られている。前記太陽電池パネル16はアモルファス太
陽電池パネルで、アモルファス太陽電池パネル16は、
図9に示すように、ステンレス基板1611を含んでい
る。このステンレス基板1611は、その厚さが例えば
0.165mmであり、−電極としての機能も果たしてい
る。ステンレス基板1611上にはアモルファス・シリ
コン層1613が形成され、このアモルファス・シリコ
ン層1613はアモルファス太陽電池を構成するために
必要なP層、I層、N層を含む公知の多層構造で形成さ
れている。アモルファス・シリコン層1613の上には
透明電極1615が形成され、この透明電極1615は
+電極としての機能を果たしている。
【0019】ステンレス基板1611の下と透明電極1
615の上にはフッソ樹脂がコーティングされて防護層
1617,1619が形成され、これら防護層161
7,1619の厚さは例えば1.0mmであり、透明電極
1615の上の防護層1619は、光透過性を有するフ
ッソ樹脂で形成されている。透明電極1615及び防護
層1619の側が、このアモルファス太陽電池パネル1
6の受光面(表面)16Aであり、ステンレス基板16
11及び防護層1617の側が、このアモルファス太陽
電池パネル16の背面16Bである。前記アモルファス
太陽電池パネル16の背面16Bには、合成樹脂製の下
地層1621が形成されている。アモルファス太陽電池
パネル16は、下地層1621を除いた部分の厚さが3
mm以下であり、ある程度の可撓性を備え、また、下地層
1621も可撓性を備えている。透明電極1615(+
電極)とステンレス基板1611(−電極)は夫々リー
ド線1630を介して図6に示すようにプラグ1650
とソケット1660に接続され、隣り合うアモルファス
太陽電池パネル16のプラグ1650とソケット166
0を結合させていくことで全てのアモルファス太陽電池
パネル16が電気的に接続され、更に、これらアモルフ
ァス太陽電池パネル16は前記制御装置22に接続され
ている。
【0020】前記制御装置22は、図10に示すよう
に、アモルファス太陽電池パネル16の発電状況に応じ
てアモルファス太陽電池パネル16から得られる電力を
蓄電池18に蓄えるための充電制御回路2202と、セ
ンサ20からの信号に基づいて冷気吹出口14の近傍に
人がいる間、蓄電池18の電力をファン24のモータ及
びポンプ36のモータに供給し続ける電力供給回路22
04等を備え、制御装置22は制御ボックス2206
(図3参照)に収納されている。尚、これらの蓄電池1
8、充電制御回路2202、それに電力供給回路220
4には、公知の様々な構成のものを使用することがで
き、特に電力供給回路2204は、蓄電池18と、ファ
ン24及びポンプ36の各モータとの間に配設した電流
制御用のサイリスタ等のスイッチング素子と、このスイ
ッチング素子を駆動する駆動回路と、適当なインターフ
ェースを介してこの駆動回路を制御するCPUとを含ん
で構成することが可能である。
【0021】次に、作用について説明する。遮音壁56
の構築は、従来の遮音パネルを用いる場合と同様に、支
持部材5002の空間部5004に太陽電池パネル一体
型遮音パネル60を嵌め込み、支持部材5002とフレ
ーム6012間をボルトで、あるいは、適宜金具を用い
て固定することで行われ、遮音壁56の構築が完了する
と、同時に、遮音壁56の外側にアモルファス太陽電池
パネル16が張り巡らされることになる。そして、日
中、アモルファス太陽電池パネル16で発電された電気
は蓄電池18に蓄えられる。冷気吹出口14の近傍に人
が来るとセンサ20により検知され、制御装置22を介
して蓄電池18の電力がポンプ36及びファン24に供
給され、ポンプ36及びファン24が駆動される。
【0022】ポンプ36の駆動により水タンク32内の
水が配管34を介して散水管30に供給され、水蒸発部
材10の上部に散水され、水が水蒸発部材10上で下方
に流動する。また、ファン24の駆動により空間部6に
は上方から下方に向かう空気流れが作られ、この空気流
れにより外気が水蒸発部材10を通過して空間部6に吸
い込まれる。そして、外気が水蒸発部材10を通過する
際に気化熱により冷却され、冷気となって空間部6に至
り、冷気吹出口14の近傍に人がいる間、冷気吹出口1
4から塔体4の外部に冷風として吹き出される。また、
水蒸発部材10を流動する際に気化されなかった水は水
収容部材38に収容され配管40を介して水タンク32
に戻され、循環して使用される。
【0023】本実施例によれば、塔体4の内部で空気の
流れを強制的に作るようにしたので、温度、湿度の如何
に拘らず、バス停留所52でバスを待つ人に向けて、冷
気吹出口14から冷風を確実に吹き出させることができ
る。しかも、ファン24及びポンプ36の駆動は太陽エ
ネルギを利用して行うのでコストを掛けることなく上記
の効果を達成できる。そして、アモルファス太陽電池パ
ネル16が設けられる箇所は、遮音壁56の外側である
ため、従来のような太陽電池専用の架台は不要となり、
また、架台を設置するスペースを確保する必要もなくな
り、更に、太陽エネルギを受ける面積は極めて大きく、
大きな発電量を期待でき、冷気吹出口14から冷風を確
実に吹き出させる上で極めて有利となる。
【0024】なお、実施例では、センサ20、蓄電池1
8、制御装置22を設けて冷気吹出口14の近傍に人が
いる場合にファン24やポンプ46を駆動させるように
したが、これらセンサ20、蓄電池18、制御装置22
を設けずに、日中、ファン24とポンプ46を常時回転
駆動させるように構成することも無論可能である。ま
た、実施例ではポンプ36及び水タンク32を用いて水
を循環して使用する場合について説明したが、水を循環
させず、例えば、水道水を利用して水を、常時、水蒸発
部材10に供給するようにした場合にはポンプ36及び
水タンク32は不要となる。また、人がいる時のみに水
道水を水蒸発部材10に供給する場合には、水道管と水
蒸発部材10との間の配管に、センサ20の信号に基づ
いて開閉する電磁弁を介設すればよい。また、水蒸発部
材10の下縁に至った水は、例えば、空間部6の内面全
面にわたり板を貼り、この板上を案内として下方に移動
させ、この板上を流れる水を回収して水タンク32に戻
すようにしてもよく、あるいは、回収せずに次の箇所、
例えば、池等に流入させるようにしてもよい。また、実
施例では、太陽電池パネルがアモルファス(非晶質)太
陽電池パネルである場合について説明したが、本発明
は、結晶系の太陽電池パネルにも無論適用される。
【0025】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明に係
る冷却塔は、車専用道路の遮音壁の近傍に立設された上
下長さを有する塔体と、前記塔体の内部の上下にわたっ
て設けられた空間部と、前記塔体の上部に設けられ塔体
の外部と前記空間部を連通する外気導入口と、前記外気
導入口に設けられ外気の塔体内への流通を可能とした水
蒸発部材と、前記水蒸発部材に水を供給する水供給手段
と、前記塔体の下部に設けられ前記空間部と塔体の外部
を連通する冷気吹出口と、前記遮音壁に取着された太陽
電池パネルと、前記太陽電池パネルに生じた電気により
駆動され、前記塔体の内部で上方から下方に空気の流れ
を生じさせるファンとを備える。そのため、太陽電池パ
ネル専用の設置スペースを何ら確保することなく大きな
太陽エネルギを得ることができ、太陽エネルギにより、
外気の温度や湿度等に影響を受けずに、冷風を確実に供
給でき、本発明に係る冷却塔は、特に、車専用道路に設
けられるバス停留所や、車専用道路に設けられる駐車場
の野外休憩所等に設置されて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】高速道路に設けられたバス停留所の正面図であ
る。
【図2】冷却塔の斜視図である。
【図3】冷却塔の断面正面図である。
【図4】高架道路の横断面図である。
【図5】高架道路の内側から見た遮音壁の説明図であ
る。
【図6】太陽電池パネル一体型遮音パネルの断面側面図
である。
【図7】太陽電池パネル一体型遮音パネルの正面図であ
る。
【図8】太陽電池パネル一体型遮音パネルの要部の拡大
正面図である。
【図9】アモルファス太陽電池パネルの断面図である。
【図10】センサ、蓄電池、太陽電池パネル、制御装
置、ポンプ、ファンの接続関係を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
2 冷却塔 4 塔体 6 空間部 8 外気導入口 10 水蒸発部材 12 水供給手段 14 冷気吹出口 16 太陽電池パネル 18 蓄電池 20 センサ 22 制御装置 24 ファン 32 水タンク 36 ポンプ 50 高速道路 52 バス停留所

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車専用道路の遮音壁の近傍に立設された
    上下長さを有する塔体と、 前記塔体の内部の上下にわたって設けられた空間部と、 前記塔体の上部に設けられ塔体の外部と前記空間部を連
    通する外気導入口と、 前記外気導入口に設けられ外気の塔体内への流通を可能
    とした水蒸発部材と、 前記水蒸発部材に水を供給する水供給手段と、 前記塔体の下部に設けられ前記空間部と塔体の外部を連
    通する冷気吹出口と、 前記遮音壁に取着された太陽電池パネルと、 前記太陽電池パネルに生じた電気により駆動され、前記
    塔体の内部で上方から下方に空気の流れを生じさせるフ
    ァンと、 を備えることを特徴とする冷却塔。
  2. 【請求項2】 前記太陽電池パネルで生じた電気を蓄電
    する蓄電池と、前記冷気吹出口の近傍に人がいるか否か
    を検出するセンサと、前記センサからの信号に基づいて
    前記蓄電池の電力をファンに供給する制御装置とを備え
    る請求項1記載の冷却塔。
  3. 【請求項3】 前記水供給手段は水タンクと、前記水蒸
    発部材の上部に配設された散水管と、前記水タンク内の
    水を散水管に供給するポンプを含んで構成され、前記ポ
    ンプは太陽電池パネルで生じた電気により回転駆動され
    る請求項1記載の冷却塔。
  4. 【請求項4】 前記水供給手段は水タンクと、前記水蒸
    発部材の上部に配設された散水管と、前記水タンク内の
    水を散水管に供給するポンプを含んで構成され、前記ポ
    ンプは前記蓄電池の電力により回転駆動される請求項2
    記載の冷却塔。
  5. 【請求項5】 前記塔体は車専用道路のバス停留所に設
    置される請求項1記載の冷却塔。
  6. 【請求項6】 前記塔体は外面をなすパネルと、このパ
    ネルの内側に取着された断熱材により構成されている請
    求項1記載の冷却塔。
JP7243641A 1995-08-28 1995-08-28 冷却塔 Pending JPH0961031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7243641A JPH0961031A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 冷却塔

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7243641A JPH0961031A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 冷却塔

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0961031A true JPH0961031A (ja) 1997-03-07

Family

ID=17106850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7243641A Pending JPH0961031A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 冷却塔

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0961031A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149587A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd 降温水噴霧用配管を備えるパネル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149587A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd 降温水噴霧用配管を備えるパネル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102126011B1 (ko) 충진매질이 충진된 양면형 태양광방음패널을 이용한 수직형 방음벽과 방음벽 시공방법
JP2010502022A (ja) ソーラー設備
JP2008004661A (ja) 集光型太陽発電装置
CN211473524U (zh) 可自动降温的公交站台
KR20100104678A (ko) 태양광에너지를 이용한 흡연부스
KR102183541B1 (ko) 세척 기능을 갖는 태양광 모듈
JP3315108B1 (ja) シーソー式ソーラー発電温水器システム
JP3917976B2 (ja) 太陽光発電システムおよび該システムに用いる太陽光発電装置
KR102544842B1 (ko) 태양광과 태양열을 이용해 에너지를 생산하는 하이브리드 시스템
JPH0961031A (ja) 冷却塔
CN102080432A (zh) 与建筑一体化外遮阳抛物反射镜追日太阳能集热器
JP2002076407A (ja) 空調室外機を利用した太陽光発電装置
KR20220126487A (ko) 태양광 모듈의 온도 저감 및 열교환 시스템
JPH0961029A (ja) 冷却塔
CN208456215U (zh) 一种太阳能车棚
CN207332378U (zh) 一种节能环保的电子公交站牌
JP3237283U (ja) 複合発電装置
JPH0960980A (ja) 温風装置を備える建物
JPH07253249A (ja) ハイブリッドパネル及び太陽エネルギ利用システム
CN213066379U (zh) 一种用于户外旅游街道的太阳能蒸发冷却空调系统
KR20240073497A (ko) 항시 적정온도를 유지하는 태양광 패널 융설장치
JP3151828U (ja) 太陽光発電装置の配置構造
JP2014152554A (ja) 太陽電池パネルの傾斜取付構造
JP2649906B2 (ja) 太陽熱集熱装置
JP2003086821A (ja) 太陽光発電システム