JPH0961189A - センサ用検出回路 - Google Patents
センサ用検出回路Info
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- JPH0961189A JPH0961189A JP7243585A JP24358595A JPH0961189A JP H0961189 A JPH0961189 A JP H0961189A JP 7243585 A JP7243585 A JP 7243585A JP 24358595 A JP24358595 A JP 24358595A JP H0961189 A JPH0961189 A JP H0961189A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】差動出力を発生するセンサの出力検出に不要周
波数成分を除去するフィルタ特性を持たせるに際してコ
ンデンサを1個にする。 【解決手段】センサ1の差動出力を差動増幅回路2によ
り増幅する。差動増幅回路2の出力電圧Vout を積分回
路13を通してセンサ1にフィードバックする。センサ
1のエレメントE1 ,E2 の直列回路には定電流回路1
1から定電流を流し、エレメントE3 ,E4 には積分回
路13から電流を流す。
波数成分を除去するフィルタ特性を持たせるに際してコ
ンデンサを1個にする。 【解決手段】センサ1の差動出力を差動増幅回路2によ
り増幅する。差動増幅回路2の出力電圧Vout を積分回
路13を通してセンサ1にフィードバックする。センサ
1のエレメントE1 ,E2 の直列回路には定電流回路1
1から定電流を流し、エレメントE3 ,E4 には積分回
路13から電流を流す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差動出力を発生さ
せるセンサの出力値に応じた出力値の電気信号を出力す
るセンサ用検出回路に関するものである。
せるセンサの出力値に応じた出力値の電気信号を出力す
るセンサ用検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、2出力を発生し出力差が被測
定量に対応する形式のセンサが知られている。たとえ
ば、加速度センサや圧力センサでは、ピエゾ抵抗効果を
持つ4個のセンサエレメントによるブリッジ回路を形成
し、センサエレメントの機械的歪による抵抗値の変化を
ブリッジ回路の出力として取り出すものがある。この種
のセンサでは、ブリッジ回路の入力端間に定電流を流
し、出力端間の電位差を検出すれば被測定量に対応する
出力値を得ることができる。つまり、出力端からの差動
出力を差動増幅回路により増幅することによって被測定
量を求めることができる。
定量に対応する形式のセンサが知られている。たとえ
ば、加速度センサや圧力センサでは、ピエゾ抵抗効果を
持つ4個のセンサエレメントによるブリッジ回路を形成
し、センサエレメントの機械的歪による抵抗値の変化を
ブリッジ回路の出力として取り出すものがある。この種
のセンサでは、ブリッジ回路の入力端間に定電流を流
し、出力端間の電位差を検出すれば被測定量に対応する
出力値を得ることができる。つまり、出力端からの差動
出力を差動増幅回路により増幅することによって被測定
量を求めることができる。
【0003】いま、センサとして加速度センサを用いる
ものとして従来のセンサ用検出回路について説明する。
このセンサ用検出回路では、図7に示すように、センサ
1の一方の入力端と電源の負極との間に電流検出用の抵
抗Rを接続した定電流回路11によってセンサ1に定電
流を流している。つまり、定電流回路11は抵抗Rの両
端電圧を監視することによってセンサ1に一定電流を流
すように構成される。センサ1の差動出力は3個の演算
増幅器OP1 〜OP3 を用いた差動増幅回路2に入力さ
れる。演算増幅器OP1 〜OP3 のうちの2個の演算増
幅器OP1 ,OP2 はセンサ1の各出力を増幅し、残り
の1個の演算増幅器OP3 は演算増幅器OP1 ,OP2
の出力を差動増幅する。差動増幅回路2を構成する2個
の演算増幅器OP1 ,OP2 の出力端と演算増幅器OP
3 との間には、センサ1の出力に含まれる不要な低周波
成分を除去するために、抵抗R11,R12(R11=R12)
とコンデンサC11,C12(C11=C12)との直列回路が
それぞれ挿入される。
ものとして従来のセンサ用検出回路について説明する。
このセンサ用検出回路では、図7に示すように、センサ
1の一方の入力端と電源の負極との間に電流検出用の抵
抗Rを接続した定電流回路11によってセンサ1に定電
流を流している。つまり、定電流回路11は抵抗Rの両
端電圧を監視することによってセンサ1に一定電流を流
すように構成される。センサ1の差動出力は3個の演算
増幅器OP1 〜OP3 を用いた差動増幅回路2に入力さ
れる。演算増幅器OP1 〜OP3 のうちの2個の演算増
幅器OP1 ,OP2 はセンサ1の各出力を増幅し、残り
の1個の演算増幅器OP3 は演算増幅器OP1 ,OP2
の出力を差動増幅する。差動増幅回路2を構成する2個
の演算増幅器OP1 ,OP2 の出力端と演算増幅器OP
3 との間には、センサ1の出力に含まれる不要な低周波
成分を除去するために、抵抗R11,R12(R11=R12)
とコンデンサC11,C12(C11=C12)との直列回路が
それぞれ挿入される。
【0004】また、演算増幅器OP3 には抵抗R21,R
22が接続され、演算増幅器OP3 の入力端には抵抗R22
を介してオフセット電圧発生回路12によるオフセット
電圧が印加される。オフセット電圧発生回路12は、一
定電圧V3 を抵抗R3 ,R4により分圧した電圧を、ボ
ルテージフォロワを介してオフセット電圧として出力す
る。したがって、図7に示した回路の出力電圧Vout は
数1のようになり、図7の差動増幅回路2は、数1のよ
うな回路ゲインGおよびカットオフ周波数fcのハイパ
ス特性を有する。
22が接続され、演算増幅器OP3 の入力端には抵抗R22
を介してオフセット電圧発生回路12によるオフセット
電圧が印加される。オフセット電圧発生回路12は、一
定電圧V3 を抵抗R3 ,R4により分圧した電圧を、ボ
ルテージフォロワを介してオフセット電圧として出力す
る。したがって、図7に示した回路の出力電圧Vout は
数1のようになり、図7の差動増幅回路2は、数1のよ
うな回路ゲインGおよびカットオフ周波数fcのハイパ
ス特性を有する。
【0005】
【数1】
【0006】ここに、数1において、V1 ,V2 は各演
算増幅器OP1 ,OP2 の出力電圧を表し、fは周波数
を表す。また、数1より明らかなように、差動増幅回路
2の出力電圧Vout は、オフセット電圧発生回路12の
抵抗R3 ,R4 の比を変えることによって調節すること
ができる。
算増幅器OP1 ,OP2 の出力電圧を表し、fは周波数
を表す。また、数1より明らかなように、差動増幅回路
2の出力電圧Vout は、オフセット電圧発生回路12の
抵抗R3 ,R4 の比を変えることによって調節すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したセ
ンサ用検出回路では、センサ1の出力の低周波成分を除
去するために差動増幅回路2にハイパス特性を持たせて
いるが、ハイパス特性の付与のために抵抗R11,R12と
コンデンサC11,C12とが2個ずつ必要になって部品点
数が比較的多いという問題が生じる。また、加速度セン
サのようなセンサ1では、カットオフ周波数fcを低く
設定しなければならないから、コンデンサC11,C12に
容量の大きなものが必要になり、結果的に大型化した
り、コスト増につながるという問題が生じる。
ンサ用検出回路では、センサ1の出力の低周波成分を除
去するために差動増幅回路2にハイパス特性を持たせて
いるが、ハイパス特性の付与のために抵抗R11,R12と
コンデンサC11,C12とが2個ずつ必要になって部品点
数が比較的多いという問題が生じる。また、加速度セン
サのようなセンサ1では、カットオフ周波数fcを低く
設定しなければならないから、コンデンサC11,C12に
容量の大きなものが必要になり、結果的に大型化した
り、コスト増につながるという問題が生じる。
【0008】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、差動出力を発生するセンサの出力検
出に不要周波数成分を除去するフィルタ特性を持たせる
に際してコンデンサを1個にし、カットオフ周波数が低
くても従来よりも小型に形成することができるセンサ用
検出回路を提供することにある。
あり、その目的は、差動出力を発生するセンサの出力検
出に不要周波数成分を除去するフィルタ特性を持たせる
に際してコンデンサを1個にし、カットオフ周波数が低
くても従来よりも小型に形成することができるセンサ用
検出回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、セ
ンサより出力される差動出力を差動増幅する差動増幅回
路と、差動増幅回路の出力電圧のうちの低周波成分に所
定のオフセット電圧を加えて差動増幅回路の入力側にフ
ィードバックする積分回路とを備え、積分回路を通過す
る低周波成分のカットオフ周波数は演算増幅器の反転入
力端への入力電流が通過する抵抗と、演算増幅器の出力
端と反転入力端との間に挿入されたコンデンサとにより
決まることを特徴とする。
ンサより出力される差動出力を差動増幅する差動増幅回
路と、差動増幅回路の出力電圧のうちの低周波成分に所
定のオフセット電圧を加えて差動増幅回路の入力側にフ
ィードバックする積分回路とを備え、積分回路を通過す
る低周波成分のカットオフ周波数は演算増幅器の反転入
力端への入力電流が通過する抵抗と、演算増幅器の出力
端と反転入力端との間に挿入されたコンデンサとにより
決まることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明では、センサは被測定量に
応じて抵抗値の変化する2系統のセンサエレメントを有
し、一方の系統のセンサエレメントには両系統のセンサ
エレメントの合成電流を一定に保つように定電流回路か
ら通電され、他方の系統のセンサエレメントには積分回
路により通電されることを特徴とする。請求項3の発明
では、被測定量に応じて抵抗値の変化する2系統のセン
サエレメントを有したセンサより出力される差動出力を
それぞれ増幅する第1、第2の演算増幅器および第1、
第2の演算増幅器の出力電圧を差動増幅する第3の演算
増幅器を備える差動増幅回路と、一方の系統のセンサエ
レメントに両系統のセンサエレメントの合成電流を一定
に保つように電流を流す定電流回路と、第1、第2の演
算増幅器のうち他方の系統のセンサエレメントの出力を
増幅する演算増幅器の出力電圧の低周波成分と上記一方
の系統のセンサエレメントの出力を増幅する演算増幅器
の出力電圧との差分の電圧を上記他方の系統のセンサエ
レメントに印加する積分回路とを備え、積分回路を通過
する低周波成分のカットオフ周波数は演算増幅器の反転
入力端への入力電流が通過する抵抗と、演算増幅器の出
力端と反転入力端との間に挿入されたコンデンサとによ
り決まることを特徴とする。
応じて抵抗値の変化する2系統のセンサエレメントを有
し、一方の系統のセンサエレメントには両系統のセンサ
エレメントの合成電流を一定に保つように定電流回路か
ら通電され、他方の系統のセンサエレメントには積分回
路により通電されることを特徴とする。請求項3の発明
では、被測定量に応じて抵抗値の変化する2系統のセン
サエレメントを有したセンサより出力される差動出力を
それぞれ増幅する第1、第2の演算増幅器および第1、
第2の演算増幅器の出力電圧を差動増幅する第3の演算
増幅器を備える差動増幅回路と、一方の系統のセンサエ
レメントに両系統のセンサエレメントの合成電流を一定
に保つように電流を流す定電流回路と、第1、第2の演
算増幅器のうち他方の系統のセンサエレメントの出力を
増幅する演算増幅器の出力電圧の低周波成分と上記一方
の系統のセンサエレメントの出力を増幅する演算増幅器
の出力電圧との差分の電圧を上記他方の系統のセンサエ
レメントに印加する積分回路とを備え、積分回路を通過
する低周波成分のカットオフ周波数は演算増幅器の反転
入力端への入力電流が通過する抵抗と、演算増幅器の出
力端と反転入力端との間に挿入されたコンデンサとによ
り決まることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明では、被測定量に応じて抵
抗値の変化する2系統のセンサエレメントを有したセン
サより出力される差動出力を差動増幅する差動増幅回路
と、一方の系統のセンサエレメントに両系統のセンサエ
レメントの合成電流を一定に保つように電流を流す定電
流回路と、他方の系統のセンサエレメントの出力電圧の
低周波成分と上記一方の系統のセンサエレメントの出力
電圧との差分の電圧を上記他方の系統のセンサエレメン
トに印加する積分回路とを備え、積分回路を通過する低
周波成分のカットオフ周波数は演算増幅器の反転入力端
への入力電流が通過する抵抗と、演算増幅器の出力端と
反転入力端との間に挿入されたコンデンサとにより決ま
ることを特徴とする。
抗値の変化する2系統のセンサエレメントを有したセン
サより出力される差動出力を差動増幅する差動増幅回路
と、一方の系統のセンサエレメントに両系統のセンサエ
レメントの合成電流を一定に保つように電流を流す定電
流回路と、他方の系統のセンサエレメントの出力電圧の
低周波成分と上記一方の系統のセンサエレメントの出力
電圧との差分の電圧を上記他方の系統のセンサエレメン
トに印加する積分回路とを備え、積分回路を通過する低
周波成分のカットオフ周波数は演算増幅器の反転入力端
への入力電流が通過する抵抗と、演算増幅器の出力端と
反転入力端との間に挿入されたコンデンサとにより決ま
ることを特徴とする。
【0012】請求項5の発明では、センサより出力され
る差動出力を差動増幅する差動増幅回路と、差動増幅回
路の出力電圧のうちの低周波成分に所定のオフセット電
圧を加えて差動増幅回路の反転入力端にフィードバック
する積分回路とを備え、積分回路を通過する低周波成分
のカットオフ周波数は演算増幅器の反転入力端への入力
電流が通過する抵抗と、演算増幅器の出力端と反転入力
端との間に挿入されたコンデンサとにより決まることを
特徴とする。
る差動出力を差動増幅する差動増幅回路と、差動増幅回
路の出力電圧のうちの低周波成分に所定のオフセット電
圧を加えて差動増幅回路の反転入力端にフィードバック
する積分回路とを備え、積分回路を通過する低周波成分
のカットオフ周波数は演算増幅器の反転入力端への入力
電流が通過する抵抗と、演算増幅器の出力端と反転入力
端との間に挿入されたコンデンサとにより決まることを
特徴とする。
【0013】請求項6の発明では、センサより出力され
る差動出力を差動増幅する差動増幅回路と、差動増幅回
路の出力電圧のうちの高周波成分に所定のオフセット電
圧を加えて差動増幅回路の反転入力端にフィードバック
する微分回路とを備え、微分回路を通過する高周波成分
のカットオフ周波数は演算増幅器の反転入力端への入力
電流が通過するコンデンサと、演算増幅器の出力端と反
転入力端との間に挿入された抵抗とにより決まることを
特徴とする。
る差動出力を差動増幅する差動増幅回路と、差動増幅回
路の出力電圧のうちの高周波成分に所定のオフセット電
圧を加えて差動増幅回路の反転入力端にフィードバック
する微分回路とを備え、微分回路を通過する高周波成分
のカットオフ周波数は演算増幅器の反転入力端への入力
電流が通過するコンデンサと、演算増幅器の出力端と反
転入力端との間に挿入された抵抗とにより決まることを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下の各実施形態では、センサと
して加速度センサを例示するが、差動出力をが得られる
センサであれば、圧力センサ、半導体ストレンゲージな
どにも本発明の技術を適用することができる。 (実施形態1)本実施形態は、図1に示すように、4個
のセンサエレメントE1 〜E4 を2個ずつ直列接続した
センサ1を備える。センサエレメントE1 ,E2 の直列
回路には電流検出用の抵抗Rdが直列接続され、抵抗R
dの両端電圧を一定に保つように制御する定電流回路1
1から一方のセンサエレメントE1 ,E2 の直列回路に
電流が流される。また、他方のセンサエレメントE3 ,
E4 の直列回路はセンサエレメントE1 ,E2 の直列回
路と一端が共通接続され、両直列回路の接続点に抵抗R
dの一端が接続されている。センサエレメントE3 ,E
4 の直列回路には、後述する積分回路13によって電流
が供給される。
して加速度センサを例示するが、差動出力をが得られる
センサであれば、圧力センサ、半導体ストレンゲージな
どにも本発明の技術を適用することができる。 (実施形態1)本実施形態は、図1に示すように、4個
のセンサエレメントE1 〜E4 を2個ずつ直列接続した
センサ1を備える。センサエレメントE1 ,E2 の直列
回路には電流検出用の抵抗Rdが直列接続され、抵抗R
dの両端電圧を一定に保つように制御する定電流回路1
1から一方のセンサエレメントE1 ,E2 の直列回路に
電流が流される。また、他方のセンサエレメントE3 ,
E4 の直列回路はセンサエレメントE1 ,E2 の直列回
路と一端が共通接続され、両直列回路の接続点に抵抗R
dの一端が接続されている。センサエレメントE3 ,E
4 の直列回路には、後述する積分回路13によって電流
が供給される。
【0015】センサエレメントE1 ,E2 の接続点およ
びセンサエレメントE3 ,E4 の接続点からの各出力電
圧Vd1,Vd2は、差動増幅回路2の各入力端にそれぞれ
入力される。差動増幅回路2は、従来構成と同様に3個
の演算増幅器OP1 〜OP3を備えるが、センサ1から
の2つの出力電圧Vd1,Vd2を各別に増幅する演算増幅
器OP1 ,OP2 と、両演算増幅器OP1 ,OP2 の出
力電圧V1 ,V2 を差動増幅する演算増幅器OP3 との
間には抵抗R31,R32のみを挿入し、コンデンサC11,
C12は設けていない。つまり、演算増幅器OP3 には利
得決定用の抵抗R31,R32,R21,R22(R11=R12、
R21=R22)のみが接続され、差動増幅回路2にはハイ
パス特性を付与していない。また、従来例では演算増幅
器OP3に対してオフセット電圧を入力していたが、本
実施形態においては演算増幅器OP3 に対してオフセッ
ト電圧は与えていない。
びセンサエレメントE3 ,E4 の接続点からの各出力電
圧Vd1,Vd2は、差動増幅回路2の各入力端にそれぞれ
入力される。差動増幅回路2は、従来構成と同様に3個
の演算増幅器OP1 〜OP3を備えるが、センサ1から
の2つの出力電圧Vd1,Vd2を各別に増幅する演算増幅
器OP1 ,OP2 と、両演算増幅器OP1 ,OP2 の出
力電圧V1 ,V2 を差動増幅する演算増幅器OP3 との
間には抵抗R31,R32のみを挿入し、コンデンサC11,
C12は設けていない。つまり、演算増幅器OP3 には利
得決定用の抵抗R31,R32,R21,R22(R11=R12、
R21=R22)のみが接続され、差動増幅回路2にはハイ
パス特性を付与していない。また、従来例では演算増幅
器OP3に対してオフセット電圧を入力していたが、本
実施形態においては演算増幅器OP3 に対してオフセッ
ト電圧は与えていない。
【0016】ところで、本実施形態では、差動増幅回路
2の出力電圧Vout を積分回路13に入力することによ
って、積分回路13の出力電流(出力電圧Vx)を差動
増幅回路2の出力電圧Vout に応じて調節するように構
成されている。つまり、積分回路13は演算増幅器OP
4 とコンデンサC1 と抵抗R1 とを備え、演算増幅器O
P4 の出力端と反転入力端との間にコンデンサC1 が挿
入され、差動増幅回路2の出力電圧Vout が抵抗R1 を
介して演算増幅器OP4 の反転入力端に入力される。ま
た、積分回路13を構成する演算増幅器OP4 の非反転
入力端には、一定電圧V3 を抵抗R3 ,R4 の直列回路
で分圧して得たオフセット電圧が印加される。
2の出力電圧Vout を積分回路13に入力することによ
って、積分回路13の出力電流(出力電圧Vx)を差動
増幅回路2の出力電圧Vout に応じて調節するように構
成されている。つまり、積分回路13は演算増幅器OP
4 とコンデンサC1 と抵抗R1 とを備え、演算増幅器O
P4 の出力端と反転入力端との間にコンデンサC1 が挿
入され、差動増幅回路2の出力電圧Vout が抵抗R1 を
介して演算増幅器OP4 の反転入力端に入力される。ま
た、積分回路13を構成する演算増幅器OP4 の非反転
入力端には、一定電圧V3 を抵抗R3 ,R4 の直列回路
で分圧して得たオフセット電圧が印加される。
【0017】いま、センサ1に作用する加速度が存在し
ないときに、センサ1の2つの出力電圧Vd1,Vd2が等
しくなるように、抵抗R3 ,R4 の値を設定しているも
のとする。つまり、差動増幅回路2への入力電圧Vd1,
Vd2は等しいから、出力電圧Vout は0Vになる。この
とき、積分回路13は抵抗R3 ,R4 のみにより決定さ
れる電流をセンサ1に流す。つまり、積分回路13から
の出力電流が一定であるから、抵抗Rdの両端電圧を一
定に保つ定電流回路11の出力電流も一定になる。
ないときに、センサ1の2つの出力電圧Vd1,Vd2が等
しくなるように、抵抗R3 ,R4 の値を設定しているも
のとする。つまり、差動増幅回路2への入力電圧Vd1,
Vd2は等しいから、出力電圧Vout は0Vになる。この
とき、積分回路13は抵抗R3 ,R4 のみにより決定さ
れる電流をセンサ1に流す。つまり、積分回路13から
の出力電流が一定であるから、抵抗Rdの両端電圧を一
定に保つ定電流回路11の出力電流も一定になる。
【0018】ところで、抵抗R3 ,R4 の接続点の電位
をオフセット電圧Vref (=V3 ・(R4 /(R3 +R
4 )))とすれば、積分回路13の出力電圧Vxは数2
の(1)式のようになり、センサ1と差動増幅回路2と
積分回路13とを含むループ回路のゲインGは数2の
(2)式のようになる。
をオフセット電圧Vref (=V3 ・(R4 /(R3 +R
4 )))とすれば、積分回路13の出力電圧Vxは数2
の(1)式のようになり、センサ1と差動増幅回路2と
積分回路13とを含むループ回路のゲインGは数2の
(2)式のようになる。
【0019】
【数2】
【0020】数2において、j2 =−1、fは周波数で
ある。そこで、センサ1に加速度が作用し、差動増幅回
路2の出力電圧Vout がオフセット電圧Vref よりも高
くなったと仮定する。数2の(2)式より明らかなよう
に、ゲインGは直流的には無限大であるから、このとき
積分回路13の出力電圧Vxが下降して出力電圧Vout
が引き下げられる。逆に、差動増幅回路2の出力電圧V
out がオフセット電圧Vref よりも低くなると、このと
き積分回路13の出力電圧Vxが上昇して出力電圧Vou
t が引き上げられる。つまり、差動増幅回路2の出力電
圧Vout は直流的にはオフセット電圧Vref と等しくな
るように制御される。
ある。そこで、センサ1に加速度が作用し、差動増幅回
路2の出力電圧Vout がオフセット電圧Vref よりも高
くなったと仮定する。数2の(2)式より明らかなよう
に、ゲインGは直流的には無限大であるから、このとき
積分回路13の出力電圧Vxが下降して出力電圧Vout
が引き下げられる。逆に、差動増幅回路2の出力電圧V
out がオフセット電圧Vref よりも低くなると、このと
き積分回路13の出力電圧Vxが上昇して出力電圧Vou
t が引き上げられる。つまり、差動増幅回路2の出力電
圧Vout は直流的にはオフセット電圧Vref と等しくな
るように制御される。
【0021】一方、積分回路13のゲインGは、周波数
fの関数であって、差動増幅回路2の出力周波数が高い
ほどゲインGは小さくなる。センサ1の出力電圧Vd1,
Vd2の差が差動増幅回路2の出力電圧Vout としてその
まま出力されるのはゲインGが1のときであるから、こ
の周波数fをカットオフ周波数fcとすれば、 fc =1/2π・C1 ・R1 になり、低周波成分を除去することができるのであっ
て、結果的にハイパス特性を有することになる。しか
も、図7に示した従来構成に比較すると抵抗が1個増え
コンデンサが1個経っているのであって、一般的に抵抗
のほうがコンデンサよりも低価格かつ小型であるから、
カットオフ周波数fcを低周波に設定した場合に従来よ
りも小型かつ安価に提供できることになる。また、上述
したように直流成分は積分回路13の動作によって除去
されるから、センサ1の2つの出力電圧Vd1,Vd2に直
流的に差が生じていても出力電圧Vout には影響を与え
ることはない。さらに、出力電圧Vout の中心電圧は回
路のゲインGにかかわりなくオフセット電圧Vref によ
り決まることになる。
fの関数であって、差動増幅回路2の出力周波数が高い
ほどゲインGは小さくなる。センサ1の出力電圧Vd1,
Vd2の差が差動増幅回路2の出力電圧Vout としてその
まま出力されるのはゲインGが1のときであるから、こ
の周波数fをカットオフ周波数fcとすれば、 fc =1/2π・C1 ・R1 になり、低周波成分を除去することができるのであっ
て、結果的にハイパス特性を有することになる。しか
も、図7に示した従来構成に比較すると抵抗が1個増え
コンデンサが1個経っているのであって、一般的に抵抗
のほうがコンデンサよりも低価格かつ小型であるから、
カットオフ周波数fcを低周波に設定した場合に従来よ
りも小型かつ安価に提供できることになる。また、上述
したように直流成分は積分回路13の動作によって除去
されるから、センサ1の2つの出力電圧Vd1,Vd2に直
流的に差が生じていても出力電圧Vout には影響を与え
ることはない。さらに、出力電圧Vout の中心電圧は回
路のゲインGにかかわりなくオフセット電圧Vref によ
り決まることになる。
【0022】(実施形態2)実施形態1では差動増幅回
路2の出力電圧Vout を積分回路13を通してセンサ1
にフィードバックしているのに対して、本実施形態で
は、図2に示すように、差動増幅回路2の入力側の2つ
の演算増幅器OP1 ,OP2 の出力電圧V1 ,V2 を積
分回路13を通してセンサ1にフィードバックしてい
る。また、従来構成と同様に、オフセット電圧発生回路
12を設け、差動増幅回路2の出力段である演算増幅器
OP3 の一方の入力にオフセット電圧を印加している。
つまり、図7に示した従来構成に対して、コンデンサC
11,C12を省略し、積分回路13を追加した構成にな
る。
路2の出力電圧Vout を積分回路13を通してセンサ1
にフィードバックしているのに対して、本実施形態で
は、図2に示すように、差動増幅回路2の入力側の2つ
の演算増幅器OP1 ,OP2 の出力電圧V1 ,V2 を積
分回路13を通してセンサ1にフィードバックしてい
る。また、従来構成と同様に、オフセット電圧発生回路
12を設け、差動増幅回路2の出力段である演算増幅器
OP3 の一方の入力にオフセット電圧を印加している。
つまり、図7に示した従来構成に対して、コンデンサC
11,C12を省略し、積分回路13を追加した構成にな
る。
【0023】積分回路13は実施形態1と同様の構成を
有し、演算増幅器OP4 の出力端と反転入力端との間に
コンデンサC1 を接続し、演算増幅器OP2 の出力電圧
V2を抵抗R1 を介して反転入力端に入力するととも
に、演算増幅器OP1 の出力電圧V1 を非反転入力端に
入力した構成を有する。基本的な考え方は実施形態1と
同様であって、積分回路13は入力電圧V1 ,V2 に直
流的に差が生じないように出力電圧Vxを調節する。つ
まり、積分回路13の出力電圧Vxは数3の(1)式で
表され、センサ1、演算増幅器OP1 ,OP2 、積分回
路13により形成されるループ回路のゲインGは、数3
の(2)式のようになる。
有し、演算増幅器OP4 の出力端と反転入力端との間に
コンデンサC1 を接続し、演算増幅器OP2 の出力電圧
V2を抵抗R1 を介して反転入力端に入力するととも
に、演算増幅器OP1 の出力電圧V1 を非反転入力端に
入力した構成を有する。基本的な考え方は実施形態1と
同様であって、積分回路13は入力電圧V1 ,V2 に直
流的に差が生じないように出力電圧Vxを調節する。つ
まり、積分回路13の出力電圧Vxは数3の(1)式で
表され、センサ1、演算増幅器OP1 ,OP2 、積分回
路13により形成されるループ回路のゲインGは、数3
の(2)式のようになる。
【0024】
【数3】
【0025】つまり、ゲインGは数2に示した実施形態
1と同じであるから、ゲインGが1のときの周波数をカ
ットオフ周波数として、実施形態1と同じハイパス特性
を得ることができる。他の構成および動作については実
施形態1と同様である。 (実施形態3)実施形態2では、演算増幅器OP1 ,O
P2 の出力電圧V1 ,V2 を積分回路13に入力してい
たのに対して、本実施形態は、図3のようにセンサ1の
2つの出力電圧Vd1,Vd2を積分回路13に入力する点
が相違する。要するに、実施形態2とは積分回路13へ
の入力を演算増幅器OP1 ,OP2 の前後のどちらから
とるかが相違するのみであり、他の構成は同様になる。
1と同じであるから、ゲインGが1のときの周波数をカ
ットオフ周波数として、実施形態1と同じハイパス特性
を得ることができる。他の構成および動作については実
施形態1と同様である。 (実施形態3)実施形態2では、演算増幅器OP1 ,O
P2 の出力電圧V1 ,V2 を積分回路13に入力してい
たのに対して、本実施形態は、図3のようにセンサ1の
2つの出力電圧Vd1,Vd2を積分回路13に入力する点
が相違する。要するに、実施形態2とは積分回路13へ
の入力を演算増幅器OP1 ,OP2 の前後のどちらから
とるかが相違するのみであり、他の構成は同様になる。
【0026】したがって、動作も実施形態2と同様であ
り、積分回路13は入力電圧Vd1,Vd2に直流的に差が
生じないように出力電圧Vxを調節する。つまり、積分
回路13の出力電圧Vxは数4の(1)式で表され、セ
ンサ1、演算増幅器OP1 ,OP2 、積分回路13によ
り形成されるループ回路のゲインGは、数4の(2)式
のようになる。
り、積分回路13は入力電圧Vd1,Vd2に直流的に差が
生じないように出力電圧Vxを調節する。つまり、積分
回路13の出力電圧Vxは数4の(1)式で表され、セ
ンサ1、演算増幅器OP1 ,OP2 、積分回路13によ
り形成されるループ回路のゲインGは、数4の(2)式
のようになる。
【0027】
【数4】
【0028】つまり、実施形態2と同様に、センサ1の
出力から低周波成分を除去するハイパス特性を持つこと
になる。他の構成および動作は実施形態1と同様であ
る。 (実施形態4)上述した各実施形態では、積分回路13
の出力電圧Vxをセンサ1に与えていたが、本実施形態
では積分回路13の出力電圧Vxを演算増幅器OP3 の
非反転入力端に印加する。また、積分回路13の入力
は、実施形態1と同様に差動増幅回路2の出力電圧とオ
フセット電圧Vref とであって、結局、積分回路13は
差動増幅器OP3 の出力から入力へのフィードバックを
行なう。
出力から低周波成分を除去するハイパス特性を持つこと
になる。他の構成および動作は実施形態1と同様であ
る。 (実施形態4)上述した各実施形態では、積分回路13
の出力電圧Vxをセンサ1に与えていたが、本実施形態
では積分回路13の出力電圧Vxを演算増幅器OP3 の
非反転入力端に印加する。また、積分回路13の入力
は、実施形態1と同様に差動増幅回路2の出力電圧とオ
フセット電圧Vref とであって、結局、積分回路13は
差動増幅器OP3 の出力から入力へのフィードバックを
行なう。
【0029】この回路構成を採用すれば、直流的には差
動増幅回路2の出力電圧をオフセット電圧Vref と等し
くなるように積分回路13からの出力電圧Vxが発生
し、また演算増幅器OP3 の出力電圧Vx、演算増幅器
OP3 と積分回路13とのループ回路のゲインGは、実
施形態1について示した数2と同じになる。したがっ
て、この回路構成でも低周波成分を除去することがで
き、カットオフ周波数以上の高周波成分を出力電圧Vou
t として取り出すことができるのである。
動増幅回路2の出力電圧をオフセット電圧Vref と等し
くなるように積分回路13からの出力電圧Vxが発生
し、また演算増幅器OP3 の出力電圧Vx、演算増幅器
OP3 と積分回路13とのループ回路のゲインGは、実
施形態1について示した数2と同じになる。したがっ
て、この回路構成でも低周波成分を除去することがで
き、カットオフ周波数以上の高周波成分を出力電圧Vou
t として取り出すことができるのである。
【0030】ここにおいて、本実施形態の回路構成で
は、積分回路13の出力電圧Vxをセンサ1に印加して
いないから、センサ1としてセンサエレメントE1 〜E
4 をブリッジ接続した従来構成のものを用いることがで
き、しかも図7に示した従来回路に比較してコンデンサ
と抵抗との位置を変更しているだけであるから、従来回
路との変更箇所が少なく、製造が容易になる利点があ
る。他の構成および効果は実施形態1と同様である。
は、積分回路13の出力電圧Vxをセンサ1に印加して
いないから、センサ1としてセンサエレメントE1 〜E
4 をブリッジ接続した従来構成のものを用いることがで
き、しかも図7に示した従来回路に比較してコンデンサ
と抵抗との位置を変更しているだけであるから、従来回
路との変更箇所が少なく、製造が容易になる利点があ
る。他の構成および効果は実施形態1と同様である。
【0031】(実施形態5)上述した各実施形態では、
センサ用検出回路にハイパス特性を持たせていたが、本
実施形態ではローパス特性を持たせている。つまり、実
施形態4の積分回路13に代えて微分回路14を用いて
いるのであり、見掛け上では実施形態4における積分回
路13の抵抗R1 とコンデンサC1 との位置を入れ替え
た構成になっている。微分回路14は、演算増幅器OP
5 の出力端と反転入力端との間に抵抗R2 を接続し、差
動増幅回路2の出力電圧Vout をコンデンサC2 を介し
て演算増幅器OP5 の反転入力端に印加する構成を有す
る。また、演算増幅器OP5 の非反転入力端には一定電
圧V3 を抵抗R3 ,R4 により分圧して得たオフセット
電圧Vref が入力される。
センサ用検出回路にハイパス特性を持たせていたが、本
実施形態ではローパス特性を持たせている。つまり、実
施形態4の積分回路13に代えて微分回路14を用いて
いるのであり、見掛け上では実施形態4における積分回
路13の抵抗R1 とコンデンサC1 との位置を入れ替え
た構成になっている。微分回路14は、演算増幅器OP
5 の出力端と反転入力端との間に抵抗R2 を接続し、差
動増幅回路2の出力電圧Vout をコンデンサC2 を介し
て演算増幅器OP5 の反転入力端に印加する構成を有す
る。また、演算増幅器OP5 の非反転入力端には一定電
圧V3 を抵抗R3 ,R4 により分圧して得たオフセット
電圧Vref が入力される。
【0032】この構成では、差動増幅回路2の出力の高
周波成分が微分回路14を通過することになり、演算増
幅器OP3 において高周波成分が相殺されることにな
る。つり、微分回路14の出力電圧Vyは、抵抗R3 ,
R4 の接続点の電位であるオフセット電圧Vref と、差
動増幅回路2の出力電圧Vout とを用いて、数5の
(1)式のように表されるから、差動増幅回路2の出力
電圧Vout は数5の(2)式のようになり、回路全体の
ゲインGおよびカットオフ周波数fcは数5の(3)
(4)式のように表すことができる。
周波成分が微分回路14を通過することになり、演算増
幅器OP3 において高周波成分が相殺されることにな
る。つり、微分回路14の出力電圧Vyは、抵抗R3 ,
R4 の接続点の電位であるオフセット電圧Vref と、差
動増幅回路2の出力電圧Vout とを用いて、数5の
(1)式のように表されるから、差動増幅回路2の出力
電圧Vout は数5の(2)式のようになり、回路全体の
ゲインGおよびカットオフ周波数fcは数5の(3)
(4)式のように表すことができる。
【0033】
【数5】
【0034】このように本実施形態ではコンデンサC2
および抵抗R2 を適宜設定することによりセンサ用検出
回路に所望のローパス特性を持たせることができる。な
お、ローパス特性を持たせる回路として、図6のよう
に、図7の構成におけるコンデンサC11,C12を省略
し、演算増幅器OP3 の出力端と反転入力端との間に抵
抗R21と並列にコンデンサC21を挿入するとともに、オ
フセット電圧発生回路12と演算増幅器OP3 の非反転
入力端との間に抵抗R22と並列にコンデンサC22を挿入
する構成を採用することも可能ではあるが、この構成で
はコンデンサC21,C22が2個必要になるから図5に示
した回路構成のほうが望ましい。
および抵抗R2 を適宜設定することによりセンサ用検出
回路に所望のローパス特性を持たせることができる。な
お、ローパス特性を持たせる回路として、図6のよう
に、図7の構成におけるコンデンサC11,C12を省略
し、演算増幅器OP3 の出力端と反転入力端との間に抵
抗R21と並列にコンデンサC21を挿入するとともに、オ
フセット電圧発生回路12と演算増幅器OP3 の非反転
入力端との間に抵抗R22と並列にコンデンサC22を挿入
する構成を採用することも可能ではあるが、この構成で
はコンデンサC21,C22が2個必要になるから図5に示
した回路構成のほうが望ましい。
【0035】上記各実施形態では演算増幅器を個別の部
品として示しているが、回路の全体を集積回路としてワ
ンチップ化することも可能である。
品として示しているが、回路の全体を集積回路としてワ
ンチップ化することも可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明の構成によれば、差動増幅回路に
積分回路ないし微分回路を通るフィードバック経路を設
けているから、差動増幅回路の中にフィルタ機能を持た
せる場合のように2個のフィルタを必要とせず、ハイパ
ス特性やローパス特性を持たせる回路が1系統だけでよ
いことになる。つまり、フィルタ機能を持たせるための
コンデンサおよび抵抗を1個ずつ設ければよく、従来の
ように2個のコンデンサを必要としていた回路構成に比
較してコストを低減することができるとともに、カット
オフ周波数が低い場合でも大型のコンデンサが1個だけ
でよく小型化が可能になるという利点を有する。
積分回路ないし微分回路を通るフィードバック経路を設
けているから、差動増幅回路の中にフィルタ機能を持た
せる場合のように2個のフィルタを必要とせず、ハイパ
ス特性やローパス特性を持たせる回路が1系統だけでよ
いことになる。つまり、フィルタ機能を持たせるための
コンデンサおよび抵抗を1個ずつ設ければよく、従来の
ように2個のコンデンサを必要としていた回路構成に比
較してコストを低減することができるとともに、カット
オフ周波数が低い場合でも大型のコンデンサが1個だけ
でよく小型化が可能になるという利点を有する。
【図1】実施形態1を示す回路図である。
【図2】実施形態2を示す回路図である。
【図3】実施形態3を示す回路図である。
【図4】実施形態4を示す回路図である。
【図5】実施形態5を示す回路図である。
【図6】実施形態5の比較例を示す回路図である。
【図7】従来例を示す回路図である。
1 センサ 2 差動増幅回路 11 定電流回路 12 オフセット回路 13 積分回路 14 微分回路 OP1 〜OP6 演算増幅器 R1 ,R2 抵抗 C1 ,C2 コンデンサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また、演算増幅器OP3 には抵抗R21,R
22(R21=R22)が接続され、演算増幅器OP3 の入力
端には抵抗R22を介してオフセット電圧発生回路12に
よるオフセット電圧が印加される。オフセット電圧発生
回路12は、一定電圧V3 を抵抗R3 ,R4 により分圧
した電圧を、ボルテージフォロワを介してオフセット電
圧として出力する。したがって、図7に示した回路の出
力電圧Vout は数1のようになり、図7の差動増幅回路
2は、数1のような回路ゲインGおよびカットオフ周波
数fcのハイパス特性を有する。
22(R21=R22)が接続され、演算増幅器OP3 の入力
端には抵抗R22を介してオフセット電圧発生回路12に
よるオフセット電圧が印加される。オフセット電圧発生
回路12は、一定電圧V3 を抵抗R3 ,R4 により分圧
した電圧を、ボルテージフォロワを介してオフセット電
圧として出力する。したがって、図7に示した回路の出
力電圧Vout は数1のようになり、図7の差動増幅回路
2は、数1のような回路ゲインGおよびカットオフ周波
数fcのハイパス特性を有する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】積分回路13はセンサ1に作用する加速度
が存在しないときに抵抗R3 ,R4の接続点の電位Vref
と出力電圧Vout とを等しくするように定電流をセン
サ1に流す。このとき、センサ1の2つの出力電圧
Vd1,V d2は等しく、差動増幅回路2への入力電圧
Vd1,V d2が等しいから、出力電圧Vout は0Vにな
る。
が存在しないときに抵抗R3 ,R4の接続点の電位Vref
と出力電圧Vout とを等しくするように定電流をセン
サ1に流す。このとき、センサ1の2つの出力電圧
Vd1,V d2は等しく、差動増幅回路2への入力電圧
Vd1,V d2が等しいから、出力電圧Vout は0Vにな
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】一方、積分回路13のゲインGは、周波数
fの関数であって、差動増幅回路2の出力周波数が高い
ほどゲインGは小さくなる。センサ1の出力電圧Vd1,
Vd2の差が差動増幅回路2の出力電圧Vout としてその
まま出力されるのはゲインGが1のときであるから、こ
の周波数fをカットオフ周波数fcとすれば、 fc =1/2π・C1 ・R1 になり、低周波成分を除去することができるのであっ
て、結果的にハイパス特性を有することになる。しか
も、図7に示した従来構成に比較すると抵抗が1個増え
コンデンサが1個減っているのであって、一般的に抵抗
のほうがコンデンサよりも低価格かつ小型であるから、
カットオフ周波数fcを低周波に設定した場合に従来よ
りも小型かつ安価に提供できることになる。また、上述
したように直流成分は積分回路13の動作によって除去
されるから、センサ1の2つの出力電圧Vd1,Vd2に直
流的に差が生じていても出力電圧Vout には影響を与え
ることはない。さらに、出力電圧Vout の中心電圧は回
路のゲインGにかかわりなくオフセット電圧Vref によ
り決まることになる。
fの関数であって、差動増幅回路2の出力周波数が高い
ほどゲインGは小さくなる。センサ1の出力電圧Vd1,
Vd2の差が差動増幅回路2の出力電圧Vout としてその
まま出力されるのはゲインGが1のときであるから、こ
の周波数fをカットオフ周波数fcとすれば、 fc =1/2π・C1 ・R1 になり、低周波成分を除去することができるのであっ
て、結果的にハイパス特性を有することになる。しか
も、図7に示した従来構成に比較すると抵抗が1個増え
コンデンサが1個減っているのであって、一般的に抵抗
のほうがコンデンサよりも低価格かつ小型であるから、
カットオフ周波数fcを低周波に設定した場合に従来よ
りも小型かつ安価に提供できることになる。また、上述
したように直流成分は積分回路13の動作によって除去
されるから、センサ1の2つの出力電圧Vd1,Vd2に直
流的に差が生じていても出力電圧Vout には影響を与え
ることはない。さらに、出力電圧Vout の中心電圧は回
路のゲインGにかかわりなくオフセット電圧Vref によ
り決まることになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【数3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【数4】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野原 一也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 センサより出力される差動出力を差動増
幅する差動増幅回路と、差動増幅回路の出力電圧のうち
の低周波成分に所定のオフセット電圧を加えて差動増幅
回路の入力側にフィードバックする積分回路とを備え、
積分回路を通過する低周波成分のカットオフ周波数は演
算増幅器の反転入力端への入力電流が通過する抵抗と、
演算増幅器の出力端と反転入力端との間に挿入されたコ
ンデンサとにより決まることを特徴とするセンサ用検出
回路。 - 【請求項2】 センサは被測定量に応じて抵抗値の変化
する2系統のセンサエレメントを有し、一方の系統のセ
ンサエレメントには両系統のセンサエレメントの合成電
流を一定に保つように定電流回路から通電され、他方の
系統のセンサエレメントには積分回路により通電される
ことを特徴とする請求項1記載のセンサ用検出回路。 - 【請求項3】 被測定量に応じて抵抗値の変化する2系
統のセンサエレメントを有したセンサより出力される差
動出力をそれぞれ増幅する第1、第2の演算増幅器およ
び第1、第2の演算増幅器の出力電圧を差動増幅する第
3の演算増幅器を備える差動増幅回路と、一方の系統の
センサエレメントに両系統のセンサエレメントの合成電
流を一定に保つように電流を流す定電流回路と、第1、
第2の演算増幅器のうち他方の系統のセンサエレメント
の出力を増幅する演算増幅器の出力電圧の低周波成分と
上記一方の系統のセンサエレメントの出力を増幅する演
算増幅器の出力電圧との差分の電圧を上記他方の系統の
センサエレメントに印加する積分回路とを備え、積分回
路を通過する低周波成分のカットオフ周波数は演算増幅
器の反転入力端への入力電流が通過する抵抗と、演算増
幅器の出力端と反転入力端との間に挿入されたコンデン
サとにより決まることを特徴とするセンサ用検出回路。 - 【請求項4】 被測定量に応じて抵抗値の変化する2系
統のセンサエレメントを有したセンサより出力される差
動出力を差動増幅する差動増幅回路と、一方の系統のセ
ンサエレメントに両系統のセンサエレメントの合成電流
を一定に保つように電流を流す定電流回路と、他方の系
統のセンサエレメントの出力電圧の低周波成分と上記一
方の系統のセンサエレメントの出力電圧との差分の電圧
を上記他方の系統のセンサエレメントに印加する積分回
路とを備え、積分回路を通過する低周波成分のカットオ
フ周波数は演算増幅器の反転入力端への入力電流が通過
する抵抗と、演算増幅器の出力端と反転入力端との間に
挿入されたコンデンサとにより決まることを特徴とする
センサ用検出回路。 - 【請求項5】 センサより出力される差動出力を差動増
幅する差動増幅回路と、差動増幅回路の出力電圧のうち
の低周波成分に所定のオフセット電圧を加えて差動増幅
回路の反転入力端にフィードバックする積分回路とを備
え、積分回路を通過する低周波成分のカットオフ周波数
は演算増幅器の反転入力端への入力電流が通過する抵抗
と、演算増幅器の出力端と反転入力端との間に挿入され
たコンデンサとにより決まることを特徴とするセンサ用
検出回路。 - 【請求項6】 センサより出力される差動出力を差動増
幅する差動増幅回路と、差動増幅回路の出力電圧のうち
の高周波成分に所定のオフセット電圧を加えて差動増幅
回路の反転入力端にフィードバックする微分回路とを備
え、微分回路を通過する高周波成分のカットオフ周波数
は演算増幅器の反転入力端への入力電流が通過するコン
デンサと、演算増幅器の出力端と反転入力端との間に挿
入された抵抗とにより決まることを特徴とするセンサ用
検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7243585A JPH0961189A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | センサ用検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7243585A JPH0961189A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | センサ用検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0961189A true JPH0961189A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=17106011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7243585A Withdrawn JPH0961189A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | センサ用検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0961189A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004289802A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-10-14 | Denso Corp | ローパスフィルタ及びそれを使用した半導体圧力センサ装置 |
| JP2006174122A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | 出力増幅回路及びそれを用いたセンサ装置 |
| CN106556734A (zh) * | 2017-01-25 | 2017-04-05 | 苏州振湖电炉有限公司 | 感应线圈电压采样用电子式电压传感器 |
| KR102378974B1 (ko) * | 2021-08-17 | 2022-03-24 | 정경진 | 실린더 헤드의 연소 압력센서 어셈블리 |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP7243585A patent/JPH0961189A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004289802A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-10-14 | Denso Corp | ローパスフィルタ及びそれを使用した半導体圧力センサ装置 |
| JP2006174122A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | 出力増幅回路及びそれを用いたセンサ装置 |
| US7117714B2 (en) * | 2004-12-16 | 2006-10-10 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Output amplifier circuit and sensor device using the same |
| CN106556734A (zh) * | 2017-01-25 | 2017-04-05 | 苏州振湖电炉有限公司 | 感应线圈电压采样用电子式电压传感器 |
| CN106556734B (zh) * | 2017-01-25 | 2023-06-27 | 苏州振湖电炉有限公司 | 感应线圈电压采样用电子式电压传感器 |
| KR102378974B1 (ko) * | 2021-08-17 | 2022-03-24 | 정경진 | 실린더 헤드의 연소 압력센서 어셈블리 |
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