JPH096170A - 定着ローラ - Google Patents
定着ローラInfo
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- JPH096170A JPH096170A JP15728295A JP15728295A JPH096170A JP H096170 A JPH096170 A JP H096170A JP 15728295 A JP15728295 A JP 15728295A JP 15728295 A JP15728295 A JP 15728295A JP H096170 A JPH096170 A JP H096170A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- fixing roller
- heat generating
- heat
- phase transition
- Prior art date
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- Pending
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 定着ローラの構成材料の熱伝導率に制約され
ることなくウォームアップ時間を短縮でき、かつ定着ロ
ーラに形成した発熱部から所望の発熱量を得る、新規な
定着ローラを提供する。 【構成】 電子写真定着用のローラには、ローラ基体自
身若しくは芯金1上に設けて発熱層21とした発熱部
と、この発熱部の外側に絶縁層12を設け、この絶縁層
の外側に非晶質と結晶質とに相転移する相転移層13を
設けられており、発熱部を発熱するための電流が相転移
層に分流することを防止する。
ることなくウォームアップ時間を短縮でき、かつ定着ロ
ーラに形成した発熱部から所望の発熱量を得る、新規な
定着ローラを提供する。 【構成】 電子写真定着用のローラには、ローラ基体自
身若しくは芯金1上に設けて発熱層21とした発熱部
と、この発熱部の外側に絶縁層12を設け、この絶縁層
の外側に非晶質と結晶質とに相転移する相転移層13を
設けられており、発熱部を発熱するための電流が相転移
層に分流することを防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用の定着ローラ
に関し、更に詳しくは複写機、プリンター、ファクシミ
リ等において電子写真方式により記録シートに転写され
たトナー画像を熱定着する装置に組み込まれた定着加熱
ローラに関する。
に関し、更に詳しくは複写機、プリンター、ファクシミ
リ等において電子写真方式により記録シートに転写され
たトナー画像を熱定着する装置に組み込まれた定着加熱
ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置、例えばレーザプリンタな
どは、回転する感光体ドラムを有し、この感光体ドラム
の感光体部位を帯電部によって一様に帯電させた後レー
ザスキャナユニットからのレーザビームによって情報を
静電潜像として記録し、その静電潜像を現像部において
トナーを付着させてトナー像を形成し、そのトナー像を
転写部において搬送されてくる記録シート上に転写さ
せ、更にその記録シートを熱定着装置へ通過させてトナ
ー像を熱定着するように構成されている。
どは、回転する感光体ドラムを有し、この感光体ドラム
の感光体部位を帯電部によって一様に帯電させた後レー
ザスキャナユニットからのレーザビームによって情報を
静電潜像として記録し、その静電潜像を現像部において
トナーを付着させてトナー像を形成し、そのトナー像を
転写部において搬送されてくる記録シート上に転写さ
せ、更にその記録シートを熱定着装置へ通過させてトナ
ー像を熱定着するように構成されている。
【0003】従来のこのような熱定着装置においては、
図4のようなアルミニウムなどの中空円筒からなる芯金
1の外周面にトナーの粘着を防止するためのフッ素樹脂
層などからなる粘着防止層2を設けた定着ローラが使用
されているが、このような定着ローラは芯金の中空部に
回転中心に沿ってハロゲンランプなどのヒータを配置
し、その輻射熱によって定着ローラを内側から加熱する
ようになっている。そして定着ローラと平行に、これに
圧接する加圧ローラを設けて、定着ローラの回転に対し
て加圧ローラと定着ローラとの接触部位が同一方向に移
動するように回転させ、その接触部位に記録シートが挾
持されて移動するようになっている。そして、この移動
の間に記録シート上に付着しているトナーが定着ローラ
の熱により軟化し、加圧により記録シート上に融着する
ようになっている。
図4のようなアルミニウムなどの中空円筒からなる芯金
1の外周面にトナーの粘着を防止するためのフッ素樹脂
層などからなる粘着防止層2を設けた定着ローラが使用
されているが、このような定着ローラは芯金の中空部に
回転中心に沿ってハロゲンランプなどのヒータを配置
し、その輻射熱によって定着ローラを内側から加熱する
ようになっている。そして定着ローラと平行に、これに
圧接する加圧ローラを設けて、定着ローラの回転に対し
て加圧ローラと定着ローラとの接触部位が同一方向に移
動するように回転させ、その接触部位に記録シートが挾
持されて移動するようになっている。そして、この移動
の間に記録シート上に付着しているトナーが定着ローラ
の熱により軟化し、加圧により記録シート上に融着する
ようになっている。
【0004】しかし、こうした熱定着装置では、起動時
に電源が投入されてから定着ローラの表面が必要な温度
に達するまでに比較的に長いウォームアップ時間がかか
る。そこで、一般的には主電源を投入したときに定着ロ
ーラのヒータにも通電を開始して定着ローラを予備加熱
しておく方法が取られていたが、これは電力の浪費であ
る。そして、これを避ける目的で、定着ローラのウォー
ムアップ時間を短縮するための手段が種々提案されてい
る。
に電源が投入されてから定着ローラの表面が必要な温度
に達するまでに比較的に長いウォームアップ時間がかか
る。そこで、一般的には主電源を投入したときに定着ロ
ーラのヒータにも通電を開始して定着ローラを予備加熱
しておく方法が取られていたが、これは電力の浪費であ
る。そして、これを避ける目的で、定着ローラのウォー
ムアップ時間を短縮するための手段が種々提案されてい
る。
【0005】即ち、ローラの中空部の内面を黒化するこ
とにより複写率を高め熱の吸収効率をあげる方法、同じ
く内面に凹凸を設けて表面積を大きくする方法(特開平
4−34483、特開平4−134387など)、ロー
ラをヒートパイプで構成する方法(特開平3−1396
84)、ローラを電磁誘導加熱する方法(実開平4−5
5055)、ローラを導電性弾性材料で構成し、これに
通電して直接に発熱させる方法(特開平4−18627
0)、正特性サーミスタ材料を用いた円筒材ヒータで定
着する方法(特開平4−42185)などである。しか
しながら、これらの提案が効果をあげるためにはいずれ
も芯金自体の熱伝達が良好であることが前提となるが、
定着ローラの芯金の厚さを薄くすることには機械的強度
の観点から限界があるため、定着ローラの構成材料の熱
伝導率に制約されて十分な効果をあげることはできない
か、または電源が多きすぎるために実用的でないという
問題がある。
とにより複写率を高め熱の吸収効率をあげる方法、同じ
く内面に凹凸を設けて表面積を大きくする方法(特開平
4−34483、特開平4−134387など)、ロー
ラをヒートパイプで構成する方法(特開平3−1396
84)、ローラを電磁誘導加熱する方法(実開平4−5
5055)、ローラを導電性弾性材料で構成し、これに
通電して直接に発熱させる方法(特開平4−18627
0)、正特性サーミスタ材料を用いた円筒材ヒータで定
着する方法(特開平4−42185)などである。しか
しながら、これらの提案が効果をあげるためにはいずれ
も芯金自体の熱伝達が良好であることが前提となるが、
定着ローラの芯金の厚さを薄くすることには機械的強度
の観点から限界があるため、定着ローラの構成材料の熱
伝導率に制約されて十分な効果をあげることはできない
か、または電源が多きすぎるために実用的でないという
問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、定着
ローラの構成材料の熱伝導率に制約されることなくウォ
ームアップ時間を短縮することが可能で、かつ定着ロー
ラに形成した発熱部から所望の発熱量を得ることができ
る、新規な定着ローラを提供するものである。
ローラの構成材料の熱伝導率に制約されることなくウォ
ームアップ時間を短縮することが可能で、かつ定着ロー
ラに形成した発熱部から所望の発熱量を得ることができ
る、新規な定着ローラを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
発熱部と、この発熱部の外側に絶縁層を設け、この絶縁
層の外側に非晶質と結晶質とに相転移する相転移層を設
けていることを特徴とする定着ローラによって達成され
る。
発熱部と、この発熱部の外側に絶縁層を設け、この絶縁
層の外側に非晶質と結晶質とに相転移する相転移層を設
けていることを特徴とする定着ローラによって達成され
る。
【0008】更に、定着ローラの基体そのものが発熱可
能な部材とする方式、発熱部を芯金上に設けた発熱層の
場合は、ニクロム線などの一般的な電線を芯金上に巻く
方式や、金、パナジウム等をシルク印刷する方式、等が
ある。
能な部材とする方式、発熱部を芯金上に設けた発熱層の
場合は、ニクロム線などの一般的な電線を芯金上に巻く
方式や、金、パナジウム等をシルク印刷する方式、等が
ある。
【0009】相転移層に設けられる非晶質材料として
は、周期律表の3B乃至6Bに属する元素の1種以上か
らなる選択された材料が好ましく、例えばカルコゲンあ
るいはカルコゲナイド化合物等があり、セレン(融点約
217℃)、セレン・テルル合金(テルル単体の融点約
450℃)、ゲルマニウム・テルル合金(ゲルマニウム
単体の融点約937℃)、インジウム・セレン系合金
(インジウム単体の融点約156℃)、インジウム・テ
ルル系合金、アンチモン・セレン系合金(アンチモン単
体の融点約631℃)等があげら、特にセレン、セレン
・テルル合金が好ましい。その理由として、溶融状態か
ら冷却凝固する際に非晶質相となり、次に加温して結晶
化温度に到達すると、急速に結晶相に軟化するが、その
結晶化温度が80〜200℃の範囲内で、結晶化熱が集
中して発生するためである。
は、周期律表の3B乃至6Bに属する元素の1種以上か
らなる選択された材料が好ましく、例えばカルコゲンあ
るいはカルコゲナイド化合物等があり、セレン(融点約
217℃)、セレン・テルル合金(テルル単体の融点約
450℃)、ゲルマニウム・テルル合金(ゲルマニウム
単体の融点約937℃)、インジウム・セレン系合金
(インジウム単体の融点約156℃)、インジウム・テ
ルル系合金、アンチモン・セレン系合金(アンチモン単
体の融点約631℃)等があげら、特にセレン、セレン
・テルル合金が好ましい。その理由として、溶融状態か
ら冷却凝固する際に非晶質相となり、次に加温して結晶
化温度に到達すると、急速に結晶相に軟化するが、その
結晶化温度が80〜200℃の範囲内で、結晶化熱が集
中して発生するためである。
【0010】次に、本発明の定着ローラの基体となる芯
金を構成する材料は、従来から利用されている熱伝導率
の良好な金属、例えばアルミニウム合金、SUSなどが
用いられているが、特に限定されるものではない。
金を構成する材料は、従来から利用されている熱伝導率
の良好な金属、例えばアルミニウム合金、SUSなどが
用いられているが、特に限定されるものではない。
【0011】また、外表面に発熱層を設けた場合、所望
の電気抵抗となるように芯金への導通を防止するために
発熱層と芯金との間に更に絶縁層を設けると良い。
の電気抵抗となるように芯金への導通を防止するために
発熱層と芯金との間に更に絶縁層を設けると良い。
【0012】更に、発熱層を被覆する保護層が設けると
良い。一般的に非晶質材料を結晶化させ、更に非晶質に
相転移するには、非晶質材料を加熱することにより固体
の結晶化を行い、この固体化したものを一旦熔融状態に
してから冷却(急冷)することにより非結晶にする第1
の方法と、非晶質材料を加熱することにより固体の結晶
化を行い、この固体化したものにイオン注入することで
非結晶に戻す第2の方法がある。
良い。一般的に非晶質材料を結晶化させ、更に非晶質に
相転移するには、非晶質材料を加熱することにより固体
の結晶化を行い、この固体化したものを一旦熔融状態に
してから冷却(急冷)することにより非結晶にする第1
の方法と、非晶質材料を加熱することにより固体の結晶
化を行い、この固体化したものにイオン注入することで
非結晶に戻す第2の方法がある。
【0013】第2の方法では、半導体の製造技術を応用
する方法が有るが、第1の方法では相転移層の熔融状態
を考慮するのみで構わない。よって、非結晶に相転移す
るときにこの材料が流出しないように、相転移層に保護
層を設ける必要が有る。そのため、この相転移層の熔融
状態でもこの保護層が非熔融状態を維持する耐熱性を有
することが条件となる。
する方法が有るが、第1の方法では相転移層の熔融状態
を考慮するのみで構わない。よって、非結晶に相転移す
るときにこの材料が流出しないように、相転移層に保護
層を設ける必要が有る。そのため、この相転移層の熔融
状態でもこの保護層が非熔融状態を維持する耐熱性を有
することが条件となる。
【0014】また、この保護層が定着ローラの最も外側
の表面とした場合には、トナーなどの粘着を防止する離
型層を兼ねてもよい。これらを考慮すると、この保護層
は、フッ素樹脂系が好ましく、熱収縮性チューブをかぶ
せて加熱することにより設けると良い。このとき、相転
移層の定着ローラの軸方向の幅(以下、幅とする)より
も、定着ローラの両端部を大きくすることで、定着ロー
ラの側部を封止することができる。尚、離型層を保護層
の外層に更に設けても構わない。
の表面とした場合には、トナーなどの粘着を防止する離
型層を兼ねてもよい。これらを考慮すると、この保護層
は、フッ素樹脂系が好ましく、熱収縮性チューブをかぶ
せて加熱することにより設けると良い。このとき、相転
移層の定着ローラの軸方向の幅(以下、幅とする)より
も、定着ローラの両端部を大きくすることで、定着ロー
ラの側部を封止することができる。尚、離型層を保護層
の外層に更に設けても構わない。
【0015】本発明における発熱部と相転移層との間に
設けられた絶縁層は、第1の方法をを用いたとき、相転
移層の非晶質材料の融点以上の耐熱性(例えば、熱変形
の発生が少ない、高分子から低分子への分子分解が少な
いなど)を有するフッ素樹脂系(PFA,PTFE)、
エポキシ樹脂、PPS樹脂、ポリイミド樹脂、などが望
ましい。
設けられた絶縁層は、第1の方法をを用いたとき、相転
移層の非晶質材料の融点以上の耐熱性(例えば、熱変形
の発生が少ない、高分子から低分子への分子分解が少な
いなど)を有するフッ素樹脂系(PFA,PTFE)、
エポキシ樹脂、PPS樹脂、ポリイミド樹脂、などが望
ましい。
【0016】
【作用】非晶質状態の電気抵抗は、結晶質状態の電気抵
抗と比較して著しく高い。従って、発熱部と相転移層が
直接接触していると、2つの抵抗体が並列回路を形成す
ることになるため、ウォームアップ時に発熱部に電流を
流すと、相転移層である非晶質材料の方への分流が発生
し、発熱部の所望の発熱量が得られなくなる可能性があ
るが、本発明では、発熱部と相転移層との間に絶縁層を
設けているため、発熱部から相転移層への分流を未然に
防止することが可能である。
抗と比較して著しく高い。従って、発熱部と相転移層が
直接接触していると、2つの抵抗体が並列回路を形成す
ることになるため、ウォームアップ時に発熱部に電流を
流すと、相転移層である非晶質材料の方への分流が発生
し、発熱部の所望の発熱量が得られなくなる可能性があ
るが、本発明では、発熱部と相転移層との間に絶縁層を
設けているため、発熱部から相転移層への分流を未然に
防止することが可能である。
【0017】相転移層は、発熱層に通電することによっ
て加熱を行なうと、非晶質材料が結晶化温度に達したと
きに結晶化熱を放出して急速に温度が上昇し、速やかに
定着可能温度に到達する。そしてその後は通常のヒータ
の発熱により温度の制御が行なわれるが、結晶化した後
は材料の熱伝導が高まるので温度の制御はいっそう容易
になる。また複写作業が終了したときは、一時的にヒー
タあるいは発熱層に大きな電力を供給して結晶化した材
料をその融点以上の温度にまで加熱し、ついで電源を切
って放冷あるいはファン等による急冷をすることにより
再び非晶質材料層に戻り、繰返し使用ができる。
て加熱を行なうと、非晶質材料が結晶化温度に達したと
きに結晶化熱を放出して急速に温度が上昇し、速やかに
定着可能温度に到達する。そしてその後は通常のヒータ
の発熱により温度の制御が行なわれるが、結晶化した後
は材料の熱伝導が高まるので温度の制御はいっそう容易
になる。また複写作業が終了したときは、一時的にヒー
タあるいは発熱層に大きな電力を供給して結晶化した材
料をその融点以上の温度にまで加熱し、ついで電源を切
って放冷あるいはファン等による急冷をすることにより
再び非晶質材料層に戻り、繰返し使用ができる。
【0018】また相転移層は、第1に非晶質状態と結晶
状態間の完全な相転移が起こること、第2にガラス転移
点Tgが常温以上であること、第3に結晶化温度Tcが
常温から定着温度Tt(約200℃)の間であること、
第4に再度非晶質化するための融点TmがTt以上でな
るべく低いこと、第5に結晶化、熔融の繰返しに対して
変質しなこと、などの特性を有することが望ましい。
状態間の完全な相転移が起こること、第2にガラス転移
点Tgが常温以上であること、第3に結晶化温度Tcが
常温から定着温度Tt(約200℃)の間であること、
第4に再度非晶質化するための融点TmがTt以上でな
るべく低いこと、第5に結晶化、熔融の繰返しに対して
変質しなこと、などの特性を有することが望ましい。
【0019】更に、絶縁層の特性として、第1に相転移
層の結晶化した材料の溶融状態で耐熱性が得られるこ
と、第2に発熱部(基体、発熱層など)と相転移層との
密着性が良好であること、等が必要である。
層の結晶化した材料の溶融状態で耐熱性が得られるこ
と、第2に発熱部(基体、発熱層など)と相転移層との
密着性が良好であること、等が必要である。
【0020】
(実施例1)外径20mm、厚さ0.3mmのSUS基
体11上に、絶縁層12となるPFA樹脂の熱収縮性チ
ューブ(グンゼ製)を被覆し150℃で加熱した。その
後8重量%のテルル(Te)を含むセレン・テルル(S
e・Te)合金が、厚さ0.1mmとなるように真空蒸
着を行ない相転移層13を形成する。若しくは厚さ0.
1mmとなるように蒸着・研磨を行なっても良い。次い
でこの相転移層13の表面に導電性PFA樹脂の熱収縮
性チューブ(グンゼ製)を被覆し、300℃で加熱して
厚さ約20μmのトナーの粘着防止を兼ねた保護層14
を形成し、図1のような断面構造を有する本発明の定着
ローラAを得た。このSUS基体11自身は発熱部とす
るため両端部などに電気的接続を行なう。
体11上に、絶縁層12となるPFA樹脂の熱収縮性チ
ューブ(グンゼ製)を被覆し150℃で加熱した。その
後8重量%のテルル(Te)を含むセレン・テルル(S
e・Te)合金が、厚さ0.1mmとなるように真空蒸
着を行ない相転移層13を形成する。若しくは厚さ0.
1mmとなるように蒸着・研磨を行なっても良い。次い
でこの相転移層13の表面に導電性PFA樹脂の熱収縮
性チューブ(グンゼ製)を被覆し、300℃で加熱して
厚さ約20μmのトナーの粘着防止を兼ねた保護層14
を形成し、図1のような断面構造を有する本発明の定着
ローラAを得た。このSUS基体11自身は発熱部とす
るため両端部などに電気的接続を行なう。
【0021】(実施例2)外径20mm、厚さ0.5m
mの硬質ガラスを芯金1として金(Au)、パラジウム
(Pd)が分散されたセラミック剤(ノリタケ製)をシ
ルク印刷し、約500℃で30分間加熱焼成し、電気抵
抗10Ωの通電発熱層12を形成する。次いで、この通
電発熱層21の表面に絶縁層2となるPTFE樹脂の熱
収縮性チューブを被覆し150℃で加熱した。その後3
0重量%のTeを含むSe・Te合金が、厚さ0.1m
mとなるように真空蒸着を行ない相転移層13を形成す
る。更にこの相転移層13の表面に導電性PFA樹脂の
熱収縮性チューブを被覆し、300℃で加熱して厚さ約
10μmのトナーの粘着防止を兼ねた保護層14を形成
し、図2のような断面構造を有する本発明の定着ローラ
Bを得た。通電発熱層21は両端部などに電気的接続を
行ない所望の発熱を行なう。
mの硬質ガラスを芯金1として金(Au)、パラジウム
(Pd)が分散されたセラミック剤(ノリタケ製)をシ
ルク印刷し、約500℃で30分間加熱焼成し、電気抵
抗10Ωの通電発熱層12を形成する。次いで、この通
電発熱層21の表面に絶縁層2となるPTFE樹脂の熱
収縮性チューブを被覆し150℃で加熱した。その後3
0重量%のTeを含むSe・Te合金が、厚さ0.1m
mとなるように真空蒸着を行ない相転移層13を形成す
る。更にこの相転移層13の表面に導電性PFA樹脂の
熱収縮性チューブを被覆し、300℃で加熱して厚さ約
10μmのトナーの粘着防止を兼ねた保護層14を形成
し、図2のような断面構造を有する本発明の定着ローラ
Bを得た。通電発熱層21は両端部などに電気的接続を
行ない所望の発熱を行なう。
【0022】(実施例3)外径20mm、厚さ0.5m
mの硬質ガラスを芯金1表面に、第二の絶縁層31とな
るPTFE樹脂の熱収縮性チューブ(グンゼ製)を被覆
し150℃で加熱する。そして金(Au)、パラジウム
(Pd)が分散されたセラミック剤(ノリタケ製)をシ
ルク印刷し、約500℃で30分間加熱焼成し、電気抵
抗10Ωの通電発熱層21を形成する。次いで、この通
電発熱層21の表面に絶縁層12となるPTFE樹脂の
熱収縮性チューブ(グンゼ製)を被覆し150℃で加熱
した。その後30重量%のTeを含むSe・Te合金
が、厚さ0.1mmとなるように真空蒸着を行ない相転
移層13を形成する。更にこの相転移層13の表面に導
電性PFA樹脂の熱収縮性チューブ(グンゼ製)を被覆
し、300℃で加熱して厚さ約10μmのトナーの粘着
防止を兼ねた保護層14を形成し、図3のような断面構
造を有する本発明の定着ローラCを得た。
mの硬質ガラスを芯金1表面に、第二の絶縁層31とな
るPTFE樹脂の熱収縮性チューブ(グンゼ製)を被覆
し150℃で加熱する。そして金(Au)、パラジウム
(Pd)が分散されたセラミック剤(ノリタケ製)をシ
ルク印刷し、約500℃で30分間加熱焼成し、電気抵
抗10Ωの通電発熱層21を形成する。次いで、この通
電発熱層21の表面に絶縁層12となるPTFE樹脂の
熱収縮性チューブ(グンゼ製)を被覆し150℃で加熱
した。その後30重量%のTeを含むSe・Te合金
が、厚さ0.1mmとなるように真空蒸着を行ない相転
移層13を形成する。更にこの相転移層13の表面に導
電性PFA樹脂の熱収縮性チューブ(グンゼ製)を被覆
し、300℃で加熱して厚さ約10μmのトナーの粘着
防止を兼ねた保護層14を形成し、図3のような断面構
造を有する本発明の定着ローラCを得た。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、発熱部での発熱量が安
定するため、電流の入力変動を抑制することができるた
め、均一な表面温度分布となり良好な定着性を得ること
ができ更に、相転移層による非晶質から結晶質へ相転移
するときの結晶化熱によりウォームアップ時間を著しく
短縮することができ、結晶化したあとは熱伝導性が高く
なるので温度の均等化が改善され、オフセットが起こり
難くなる。
定するため、電流の入力変動を抑制することができるた
め、均一な表面温度分布となり良好な定着性を得ること
ができ更に、相転移層による非晶質から結晶質へ相転移
するときの結晶化熱によりウォームアップ時間を著しく
短縮することができ、結晶化したあとは熱伝導性が高く
なるので温度の均等化が改善され、オフセットが起こり
難くなる。
【図1】本発明の実施例1の定着ローラの構造を示す断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の実施例2の定着ローラの構造を示す断
面図である。
面図である。
【図3】本発明の実施例3の定着ローラの構造を示す断
面図である。
面図である。
【図4】従来型の定着ローラの構造を示す断面図であ
る。
る。
1 芯金、2 粘着防止層、11 基体、12 絶縁
層、13 相転移層 14 保護層、21 通電発熱層、31 第二の絶縁層
層、13 相転移層 14 保護層、21 通電発熱層、31 第二の絶縁層
Claims (7)
- 【請求項1】 電子写真装置により記録媒体上にトナー
を転写し、そのトナーを記録媒体上に定着させる定着ロ
ーラにおいて、発熱部と、発熱部の外側に絶縁層を設
け、更にこの絶縁層の外側に非晶質と結晶質とに相転移
する相転移層を設けていることを特徴とする定着ロー
ラ。 - 【請求項2】 発熱部は、芯金の外側に設けられた発熱
層であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
定着ローラ。 - 【請求項3】 芯金と発熱層との間に更に第2の絶縁層
を設けることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
定着ローラ。 - 【請求項4】 相転移層の外側には、更に相転移層の非
晶質材料の融点以上の耐熱性を有する保護層を有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項記載の
定着ローラ。 - 【請求項5】 絶縁層は、相転移層の非晶質材料の融点
以上の耐熱性を有することを特徴とする特許請求の範囲
第4項記載の定着ローラ。 - 【請求項6】 相転移層の非晶質材料は、周期律表の3
B乃至6Bに属する元素の1種以上から選択することを
特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項記載の定着
ローラ。 - 【請求項7】 相転移層における非晶質材料の結晶化温
度は、80〜200℃の範囲内であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項乃至第3項記載の定着ローラ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15728295A JPH096170A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 定着ローラ |
| US08/633,312 US5804794A (en) | 1995-04-18 | 1996-04-17 | Image fixing apparatus and image fixing roller |
| US09/061,260 US5987295A (en) | 1995-04-18 | 1998-04-17 | Image fixing apparatus and image fixing roller having a shortened warm-up time |
| US09/375,506 US6072156A (en) | 1995-04-18 | 1999-08-17 | Image fixing apparatus and image fixing roller |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15728295A JPH096170A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 定着ローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH096170A true JPH096170A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15646263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15728295A Pending JPH096170A (ja) | 1995-04-18 | 1995-06-23 | 定着ローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH096170A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6757452B2 (en) | 2001-07-21 | 2004-06-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Integrated heat transfer device for PLC module |
| US20140216092A1 (en) * | 2011-10-03 | 2014-08-07 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigeration cycle apparatus |
| CN115390406A (zh) * | 2021-05-21 | 2022-11-25 | 富士胶片商业创新有限公司 | 发热辊的制造方法、发热辊、定影装置以及图像形成装置 |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP15728295A patent/JPH096170A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6757452B2 (en) | 2001-07-21 | 2004-06-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Integrated heat transfer device for PLC module |
| US20140216092A1 (en) * | 2011-10-03 | 2014-08-07 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigeration cycle apparatus |
| CN115390406A (zh) * | 2021-05-21 | 2022-11-25 | 富士胶片商业创新有限公司 | 发热辊的制造方法、发热辊、定影装置以及图像形成装置 |
| JP2022178831A (ja) * | 2021-05-21 | 2022-12-02 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 発熱ロールの製造方法、発熱ロール、定着装置および画像形成装置 |
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