JPH0962098A - 軸受のトナーシール機構 - Google Patents

軸受のトナーシール機構

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JPH0962098A
JPH0962098A JP7213166A JP21316695A JPH0962098A JP H0962098 A JPH0962098 A JP H0962098A JP 7213166 A JP7213166 A JP 7213166A JP 21316695 A JP21316695 A JP 21316695A JP H0962098 A JPH0962098 A JP H0962098A
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JP
Japan
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ring
bearing
lip
toner
rotary shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP7213166A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mihashi
浩 三橋
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
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Publication of JPH0962098A publication Critical patent/JPH0962098A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なシール性を長期間にわたって維持する
ことができ、しかも安価でコンパクトな構造の軸受のト
ナーシール機構を提供する。 【解決手段】 回転軸2を支承する軸受4の内面側の一
部をリング状にえぐってリング状空間5を形成してい
る。軸方向の外側には環状の主リップを突設し且つ内側
には環状の副リップを突設したリング状シール材6をリ
ング状空間5内に収納しうるように軸受4内面に固着し
ている。上記リップのうち、副リップ先端部は回転軸2
に当接可能なように極めて近接して配置し、主リップ先
端部は回転軸2に常時当接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置の軸受の
トナーシール機構に関するものであり、詳しくは、現像
部、クリーニング部等における回転軸の軸受のトナーシ
ール機構に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置の現像部、クリーニング部
等の回転軸と軸受との間には、滑らかな回転を維持する
ために通常5〜数10μm以下のクリアランスを設ける
ことが多い。ところが、このクリアランスとトナーの粒
径がほぼ同一であるため、軸受部にトナーが浸入し、摺
動による摩擦熱により溶融・凝固し、回転軸がスムーズ
に回転しなくなることがある。また、上記クリアランス
からトナーが漏れて周囲を汚染したり、作動上のトラブ
ルを起こすことがある。近年の画質の向上要求に伴って
トナー粒径はさらに小さくなる傾向があるので、トナー
の漏出を防止するのは容易でない。このような問題点を
防止するためのシール技術として、例えば、以下に示す
ものが公知である。
【0003】図3に示すように、現像機本体フレーム1
1の回転軸12を支持する軸受13に、金属環14およ
びNBRまたはFKM等の合成ゴム製のリップシール1
5からなるシール部材を装着した構造のトナーシール機
構が公知である(以下「従来のトナーシール機構1」と
いう)。図4は、係るシール部材の拡大図である。
【0004】また、磁力によりキャリヤとよばれる鉄粉
を吸引して軸受部への鉄粉の浸入を防止するものとし
て、特開昭60−28673号公報には、図5に示すよ
うに、「トナーボトル16と、トナーボトル16の両側
壁に架設された軸17を中心として回転するブレンダー
18とマグネットロールとからなる電子複写機の現像機
において、一対のリング状磁石19をブレンダー18の
軸受部20を挟んで同極が対向するように設けたことを
特徴とする現像機」に関する発明が開示されている(以
下「従来のトナーシール機構2」という)。
【0005】さらに、軸受部において、軸受との間に摩
擦係数の小さな圧接面を有するシール部材を介装するこ
とにより軸受部へのトナーの侵入を防止する技術とし
て、実開昭62−35362号公報には、図6に示すよ
うに、「現像装置内部に配設される回転軸21の軸端
と、該回転軸を支承する軸受22の内端面のそれぞれ
に、互いに対向する面を摩擦係数の小さな面として形成
した弾性を有するシール部材23、24を固定して、該
シール部材の摩擦係数の小さな面同志を圧接させたこと
を特徴とする現像装置における軸受の封止機構」に関す
る考案が開示されている(以下「従来のトナーシール機
構3」という)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のトナー
シール機構1のシール部材は本来オイルシール用であ
り、基本的にはシールの対象となるオイルがリップ部分
と回転軸との間に介在する流体潤滑状態になるのを前提
として設計されており、トナーのような微粉体との摺動
において良好な摩擦摩耗性を維持する点に関しては考慮
されていない。ところが、図3に示すリップシール15
には初期に弾性変形にて局部的に大きな圧力がかかって
おり、機器の作動に伴い図7に示すトナー圧力Fによ
り、リップシール15と回転軸12との間にはトナーが
浸入し、回転軸12とリップシール15との摺動で図7
の点線部25に示すようにリップシール15の摩耗が進
行し、最終的にはリップシール15は締めつけ力を失
い、回転軸12と摩耗したリップシール15のクリアラ
ンスよりトナー漏れが発生することがあった。また、リ
ップシール15のリップ部に使用される合成ゴムは、ニ
トリルゴムが一般的であり、ゴム中の可塑剤がトナーと
の摺動発熱により外部にしみ出し、トナーの凝固を促進
させる恐れがある。
【0007】また、従来のトナーシール機構2において
は、一対のリング状磁石19を同極同志が対向するよう
に設けているため、部品数と組立工数の増加を招き、且
つ取り付けのためのスペースを必要とする。
【0008】さらに、従来のトナーシール機構3におい
ては、弾性を有するシール部材23、24が発泡ポリウ
レタンなどで形成されているので、長期間使用した場合
や回転軸21が回転した場合に、圧接されたシール部材
がめくれ、この結果、回転軸21とシール部材23、2
4との間に隙間が生じてトナーが軸受22に侵入するこ
とがある。
【0009】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、良好
なシール性を長期間にわたって維持することができ、し
かも安価でコンパクトな構造の軸受のトナーシール機構
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の要旨は、回転軸を支承する軸受の内面側の一
部をリング状にえぐってリング状空間を形成し、軸方向
の外側には環状の主リップを突設し且つ内側には環状の
副リップを突設したリング状シール材を上記リング状空
間内に収納しうるように上記軸受内面に固着し、上記リ
ップのうち副リップ先端部は回転軸に当接可能なように
極めて近接して配置し、主リップ先端部は回転軸に常時
当接させることを特徴とする軸受のトナーシール機構を
第一の発明とし、上記第一の発明において、主リップが
回転軸に当接する角度が、回転軸の軸方向に対して30
〜45°であることを特徴とする軸受のトナーシール機
構を第二の発明とし、上記第一または第二の発明におい
て、リング状シール材の材質が熱可塑性エラストマーで
あることを特徴とする軸受のトナーシール機構を第三の
発明とする。
【0011】熱可塑性エラストマーとしては、例えば、
NBR系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エ
ラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポ
リアミド系熱可塑性エラストマー、フッ素系熱可塑性エ
ラストマーを使用することができる。
【0012】リング状シール材の硬度は後記する理由に
より、ショアA硬度で50〜90°の間が好ましい。
【0013】
【作用】本発明によれば、リング状シール材が当接する
部分には環状の主リップが突設され、その内側には環状
の副リップが突設されているので、トナー圧力によるト
ナーの侵入は副リップによりほぼ完全にブロックされ、
主リップに負荷されるトナー圧力は極僅かであり、回転
軸に常時当接する主リップによる確実なシール動作が行
われる。このように主リップ部分に存在するトナー量は
実質的に無視できるから、主リップの摩耗の進行は抑制
され、長寿命化を図れる。そして、主リップが回転軸に
当接する角度を回転軸の軸方向に対して30〜45°と
すれば、シール性は一層向上する。というのは、その角
度が30°未満であると、接触面積が大きくなりシール
に必要な面圧を確保できないからであり、一方、その角
度が45°を超えると、面圧は高くなるが接触面積が減
少するため十分なシール性を保つことができないからで
ある。従って、主リップが回転軸に当接する角度を回転
軸の軸方向に対して30〜45°とするのが好ましい。
【0014】また、リング状シール材を熱可塑性エラス
トマーとすれば、熱可塑性エラストマーのソフトセグメ
ントの作用により弾性的に回転軸に当接し、適正な圧力
で回転軸を締めつけるのでトナー漏れはなく、また、回
転軸に損傷を与えることもない。さらに、リング状シー
ル材は軸受内面側のリング状空間に納める構造であるか
ら、シールのための特別のスペースを設ける必要がな
く、コンパクトな設計が可能となる。
【0015】また、リング状シール材の硬度がショアA
硬度で50°未満であると、シールに必要な面圧を得る
のが難しくなる。一方、その硬度がショアA硬度で90
°を超えると回転軸に対する締めつけ力が高くなり、回
転トルクの上昇を招く。従って、リング状シール材の硬
度はショアA硬度で50〜90°の間とするのが好まし
い。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明に係る軸受のトナーシール機構
の側断面図、図2は図1の部分拡大図である。図におい
て、1は現像機ユニットの本体フレーム側板、2は現像
剤およびトナー3の中にその一部が埋没した回転軸であ
り、本体フレーム側板1に嵌着された軸受4が回転軸2
の端部を支持している。軸受4の内面側の一部はリング
状にえぐられてリング状空間5が形成され、このリング
状空間5には、図2に拡大して示すように、軸受4内面
に接着剤で固着された、環状の主リップ6aおよび副リ
ップ6bを有するウレタン系熱可塑性エラストマー製の
リング状シール材6(ショアA硬度60°)が収納され
ている。
【0017】上記リップのなかで、軸方向外側の主リッ
プ6a先端部は回転軸2に常に当接した状態にあり、一
方、副リップ6b先端部は回転軸2に接触可能な程度に
極めて近接しているが、必ずしも常時回転軸2に接触は
していない。本実施例における主リップ6aの回転軸2
に対する当接角度θは32°である。
【0018】このように構成される軸受のトナーシール
機構において、現像剤およびトナー3に接触する現像ロ
ーラ等の回転軸2が回転している場合、トナー3の圧力
は矢印F方向にかかるが、このトナー3の圧力によるト
ナーの侵入は副リップ6bでほぼ完全にブロックされ、
主リップ6aに対するトナー圧力は実質的に無視できる
程度になり、外部へのトナーの漏れは常時回転軸2に接
触している主リップ6aにより確実に防止される。この
ように、主リップ6aへのトナーの侵入を実質的に阻止
することができるので、主リップ6aの摩耗の進行を抑
制することができ、長寿命化を図ることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、次の効果を奏する。 主リップおよび副リップという2重のシール機構に
より極めて優れたシール性を長期間にわたって維持する
ことができ、電子写真装置の現像部、クリーニング部等
における回転軸の軸受のトナーシール部材として好適に
使用することができる。 リング状シール材は軸受内面のリング状空間に納め
る構造であるから、シールのための特別のスペースを設
ける必要がなく、コンパクトな設計が可能となる。 リング状シール材を熱可塑性エラストマー製とすれ
ば、熱可塑性エラストマーのソフトセグメントの作用に
より弾性的に変形し、適正なシール圧力が確保されるの
で、シール性の一層の向上が期待できるとともに、任意
の形状のリング状シール材を射出成形または押出成形に
より能率的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】従来のトナーシール機構1の側断面図である。
【図4】図3に示すシール部材の拡大図である。
【図5】従来のトナーシール機構2の側断面図である。
【図6】従来のトナーシール機構3の側断面図である。
【図7】図3の部分拡大図である。
【符号の説明】
1…本体フレーム側板 2…回転軸 3…トナー 4…軸受 5…リング状空間 6…リング状シール材 6a…主リップ 6b…副リップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を支承する軸受の内面側の一部を
    リング状にえぐってリング状空間を形成し、軸方向の外
    側には環状の主リップを突設し且つ内側には環状の副リ
    ップを突設したリング状シール材を上記リング状空間内
    に収納しうるように上記軸受内面に固着し、上記リップ
    のうち副リップ先端部は回転軸に当接可能なように極め
    て近接して配置し、主リップ先端部は回転軸に常時当接
    させることを特徴とする軸受のトナーシール機構。
  2. 【請求項2】 主リップが回転軸に当接する角度が、回
    転軸の軸方向に対して30〜45°であることを特徴と
    する請求項1記載の軸受のトナーシール機構。
  3. 【請求項3】 リング状シール材の材質が熱可塑性エラ
    ストマーであることを特徴とする請求項1または2記載
    の軸受のトナーシール機構。
JP7213166A 1995-08-22 1995-08-22 軸受のトナーシール機構 Pending JPH0962098A (ja)

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JP7213166A JPH0962098A (ja) 1995-08-22 1995-08-22 軸受のトナーシール機構

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JP7213166A JPH0962098A (ja) 1995-08-22 1995-08-22 軸受のトナーシール機構

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002115762A (ja) * 2000-04-28 2002-04-19 Nok Corp 密封装置
JP2006170269A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Nok Corp 粉体用シール
JP2009025796A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Samsung Electronics Co Ltd 画像形成装置の現像装置、画像形成装置、現像装置の回転軸、現像装置の密封部材、及び現像装置の組立方法
JP2023065858A (ja) * 2021-10-28 2023-05-15 Ntn株式会社 シェル形ころ軸受

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