JPH0962110A - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JPH0962110A
JPH0962110A JP21728095A JP21728095A JPH0962110A JP H0962110 A JPH0962110 A JP H0962110A JP 21728095 A JP21728095 A JP 21728095A JP 21728095 A JP21728095 A JP 21728095A JP H0962110 A JPH0962110 A JP H0962110A
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transfer
belt
transfer belt
roller
transfer material
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JP21728095A
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English (en)
Inventor
Itaru Matsuda
格 松田
Yuko Harasawa
祐子 原沢
Koichi Ishii
宏一 石井
Satoshi Takano
聡 高野
Akio Kutsuwada
昭夫 轡田
Haruji Mizuishi
治司 水石
Noriyuki Itou
伯志 伊藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写ベルト表面の状態によりベルトに亀裂が
入ったりあるいは付着したトナーの離形性が良くなくな
り転写ベルトのクリーニング不良を招いてしまう。 【解決手段】 像担持体3に対向配置された転写ベルト
6’で搬送される転写材S上に、像担持体3上に形成さ
れた磁性トナー像を静電的に転写する転写装置1’にお
いて、転写ベルト6’の外周面6’Aに対して回転自在
なスリーブ部材16Eを有するマグネットローラ16C
を配備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の電子写真方式の画像形成装置で使
用される転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の電子写真方式の画像形成装置
においては、像担持体である感光体を帯電した後、原稿
像を露光するか、あるいはレーザ走査光学系やLED光
書込光学系等により画像信号に応じた光書き込みを行な
い、感光体上に静電潜像を形成し、該潜像を現像装置の
トナーにより現像して顕像化し、このトナー像を転写紙
等の転写材に転写する。そして転写後の転写材を定着装
置に搬送し、定着装置でトナー像を定着して画像を得て
いる。このような画像形成装置において、トナー像を転
写材に転写し且つ転写後の転写材を定着部に搬送する装
置として、転写ベルトを用いたベルト方式の転写装置が
知られている。以下、転写装置の基本構成とその動作に
ついて説明する。
【0003】図7に符号1で示す転写装置は、ベルトユ
ニット2を本体1Aに対して着脱自在に支持している。
図9はこの転写装置1を備えた画像形成装置の一例を示
している。図7のベルトユニット2は、図9に示すドラ
ム状の感光体3からの現像画像を転写するために一対の
ローラ4,5に巻き掛けられている転写ベルト6、同ベ
ルト6を感光体3に対して接離させるDCソレノイド8
と接離レバー9、転写ベルト6に転写バイアスを印加す
るバイアスローラ11、及び転写ベルト6の電荷を除電
する接触板13とを備えている。また、転写ベルト6の
表面に付着する残留トナーや転写材Sの紙屑を掻き落す
クリーニングブレード16Aだけを有するクリーニング
装置16や、バイアスローラ11に電圧を印加する高圧
電源12は、図7に示す本体1Aに設けられている。
【0004】ローラ5は、図7、図8に示すように、図
示しない駆動モータと連結する歯車5bを有していて回
転駆動するようになっていて駆動ローラとなっている。
転写ベルト6は、このローラ5の回転に従動して感光体
3との対向位置で転写材Sの搬送方向(図9の矢印A方
向)に移動することができるようになっている。転写ベ
ルト6は、図11に示すように2層構造で構成されてお
り、JISK6911に準拠した測定による電気抵抗
が、DC100V印加時において、表面層6bはベルト
表面の表面抵抗率が1×109Ω〜1×1012Ω、内側
層6aの表面抵抗率が1×107Ω〜1×109Ωに、そ
して、その体積抵抗率が5×108Ω・cm〜5×1010Ω
・cmに設定されているものである。
【0005】ローラ4,5は、図7、図9に示すよう
に、支持体7によって回転可能に支持されている。支持
体7は、ローラ4,5のうち、矢印Aで示す転写紙搬送
方向において、感光体3に対する転写位置の下流側に位
置するローラ5の支持軸5aを支点として揺動可能とな
っている。この支持体7は、転写ベルト6の転写位置側
を制御板8Aからの信号により駆動されるDCソレノイ
ド8によって動作される。すなわち、DCソレノイド8
には、接離レバー9が連結されていて、この接離レバー
9が支持体7を動かして転写ベルト6を感光体3に対し
て接離させるようになっている。
【0006】制御板8Aは、用紙搬送手段であるレジス
トローラ10によって感光体3に形成される画像の先端
位置との整合を採られた状態で搬送される転写材Sの先
端が感光体3に接近すると、駆動信号を発してDCソレ
ノイド8を駆動するようになっている。従って、このソ
レノイド8の駆動により支持体7が感光体ドラム3に対
して近接して、転写ベルト6が同感光体3に当接するこ
とにより、感光体3との対向位置で転写材Sを感光体3
に接触させながら搬送することのできるニップ部Bが形
成される(図10参照)。
【0007】上述したローラ4,5のうち、感光体3側
に位置するローラ4は、駆動側をなすローラ5に対する
従動ローラとして構成されており、また、ローラ4の表
面形状は、図8に示すように、軸方向において両端4
a,4aが先細のテーパ状に形成されていて、転写ベル
ト6の片寄りを防止するようになっている。ローラ4は
金属などの導電性のローラであるが、前述したような電
気抵抗のベルトを支持しているだけであり、電気的には
他の導電部材とは直接接続されていない。また、駆動側
のローラ5は、駆動の際の転写ベルト6に対するグリッ
プ力を高める機能から、EPDMゴム、クロロプレーン
ゴム、あるいはシリコーンゴムなどの材質が選択されて
いる。
【0008】バイアスローラ11は、転写ベルト6の移
動方向においてローラ4の下流側(図9、図10におい
て左側)で、転写ベルト6の内側に接触するように設け
られている。このバイアスローラ11は、転写ベルト6
に対して感光体3上のトナーの帯電極性と逆極性の電荷
を付与するための接触電極を構成しており、高圧電源1
2に接続されている。
【0009】接触板13は、転写ベルト6の転写紙搬送
面でない下側の、従動ローラ4近傍のベルト内面に配置
されており、これは後述するように転写ニップ部上流側
において転写材Sへ電荷注入するのを抑えている。ま
た、この接触板13は、転写ベルト6上に流れる電流を
帰還電流として検出するためのものであり、この電流の
検出によってバイアスローラ11からの供給電流が制御
される。このため、接触板13には、検出電流に応じて
バイアスローラ11への供給電流を設定するための転写
制御板14が接続されており、この転写制御板14は、
高圧電源12に接続されている。
【0010】このような転写装置1においては、画像転
写時には、図10に示すように、レジストローラ10か
ら転写材Sが繰り出されるのに合わせて、支持体7が転
写ベルト6を感光体3に接近させる態位を設定され、感
光体3との間で転写材Sの搬送方向に沿った長さに相当
する幅4〜8mm程度のニップ部Bを形成する。
【0011】一方、感光体3は、その表面が例えば、−
800Vに帯電した状態とされ、原稿像の露光あるいは
画像信号に応じた光書き込み等により静電潜像が形成さ
れた後、現像装置で現像され、図12に示すように、そ
の表面にプラス帯電の磁性トナーを静電的に吸着した状
態でニップ部に移動する。そして、感光体3は、ニップ
部に至る前に感光体3近傍に配置され、感光体3表面の
電荷を弱める転写前除電ランプ(PTL)15によって
表面電位を低下させられる。図12では、帯電電荷の高
さを丸印の大きさによって表わしており、転写前除電ラ
ンプ15によって帯電電荷が少なくなっている状態は、
除電前を示す丸印よりも小さく示されている。
【0012】図10に示すニップ部Bにおいて、感光体
3上のトナーは、転写ベルト6側に位置するバイアスロ
ーラ11からの転写バイアスによって転写材S上に転移
する。この転写バイアスは−1.5kV〜−6.5kV
の範囲で高圧電源12から印加されるが、これは以下の
ような定電流制御の結果、転写バイアスが可変設定され
る。すなわち図9及び図10において、高圧電源12か
ら出力された電流値をI1 とし、転写ベルト6を介して
接触板13から接地側に流れる帰還電流値を検出した際
の値をI2 とした場合、これら両者間で、 I1−I2=IOUT (但し、IOUT:一定) ・・・・(1) の関係が得られるようにI1 の値を制御する。これは、
温度、湿度等の環境条件の変化や転写ベルト6の製造品
質に生じるバラツキに拘らず、転写材S上での表面電位
P を安定させることによって転写効率の変化を無くす
ようにするためである。
【0013】つまり、転写ベルト6および転写材Sを通
して感光体3側に流れる電流をIOU T として見立てるこ
とによって、転写材S上での表面抵抗(表面電位VP
の低抵抗化あるいは高抵抗化による転写ベルト6への電
流の流れ易さの変化が転写材Sの分離性能や転写性能に
影響してしまうのを防止するようになっている。本構成
例の場合、IOUT は、搬送速度330mm/sec、有効バイ
アスローラ長310mmにおいて、IOUT=35μA±5
μA に設定した場合に良好な転写が得られた。
【0014】ところで、感光体3からのトナー画像転写
が行なわれると、これと同時に転写材Sも帯電する。従
って、転写ベルト6の真電荷と転写材S側に発生する分
極電荷との関係により、転写材Sを転写ベルト6上に静
電的に吸着して感光体3からの転写材Sの分離が行なえ
る。そして、この分離動作は、感光体3の曲率分離を利
用した転写材S自らの腰の強さによる剥離動作によって
助長される。
【0015】しかし、このような静電吸着は、環境条件
の変化により、高湿度の場合には、転写材Sに電流が流
れ易くなるので転写材Sの分離がうまくいかなくなる。
このため、図11(b)に示した転写ベルト6の表面層
6bでの抵抗値が若干高めに設定してあることから、ニ
ップ部Bでの転写材Sへの真電荷の移行を遅らせ、さら
には、バイアスローラ11をニップ部Bよりも転写紙搬
送方向の下流側に位置させている。これにより、転写ベ
ルト6から転写材Sへの真電荷の移行を遅らせて、転写
材Sと感光体3との間での静電的な吸着関係を回避する
ようになっている。この場合に用いる真電荷の移行を遅
らせるとは、転写材Sが感光体3側のニップ部に至るま
での上流側で転写材Sへの電荷が発生しないことを意味
している。このことから、転写材Sの感光体3への巻き
付きが防止され、また、感光体3からの転写材Sの分離
不良も防止されることになる。
【0016】さらに、転写ベルト6側でも、環境変化に
よる抵抗変化が少ないものが選択される方が良く、抵抗
を制御する導電材料としては、カーボン、酸化亜鉛など
を適量添加し、弾性体ベルトとしてゴムベルトを用いた
場合には、クロロプレーンゴム、EPDMゴム、シリコ
ーンゴム、エピクロルヒドリンゴムなどの吸湿性が少な
く、抵抗値が安定した材質を選択することが望まれる。
なお、この感光体3側へ流れる電流IOUT の値は一義的
なものでなく、搬送速度が遅い場合には減らすことがで
き、反対に搬送速度が早い時や転写前除電ランプ15が
用いられない場合には増やすことになる。
【0017】一方、ニップ部Bを通過した転写材Sは、
転写ベルト6の移動に合わせて静電吸着搬送され、駆動
側のローラ5での曲率分離が行なわれる。このため、ロ
ーラ5の直径は16mm以下に設定されている。さらに、
このようなローラ5を用いた場合には、上質45K紙
(剛度 横21[cm3/100])の分離が可能であるという
実験結果が得られている。また、ローラ5の曲率により
転写ベルト6から分離された転写材Sは、ガイド板で案
内されて定着部17を構成する加熱ローラ17aとパッ
ドローラ17bの間に搬送される。定着部17では、転
写材S上のトナーを加熱溶解して転写材Sに圧着してト
ナーを転写材S上に定着させる。
【0018】転写材Sへの画像転写及び分離が完了した
転写ベルト6は、DCソレノイド8の励磁が解除される
のに応じて接離レバー9が解除され、支持体7が感光体
3から離間される。そして、クリーニング装置16によ
り表面を清掃される。
【0019】クリーニング装置16は、クリーニングブ
レード16Aを備えており、転写ベルト6を摺擦するこ
とにより、感光体3の表面から転移したトナーや転写さ
れないで転写ベルト6の周辺に飛散していたものが付着
した場合のトナーや転写材Sの紙粉を掻き取るようにな
っている。
【0020】クリーニングブレード16Aによって摺擦
される転写ベルト6は、摺擦抵抗の増加による駆動力の
増大あるいはクリーニングブレード16Aのめくれ等の
現象を防止するのに、摩擦係数の低いものとして表面に
フッ素系の樹脂材料、例えばポリフッ化ビニリデン、四
フッ化エチレンなどが被覆されている。また、転写ベル
ト6の表面から掻き取られたトナーあるいは紙粉は、回
収スクリュー16Bによって本体1Aから図示しない廃
トナー回収容器に収容される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】以上、転写ベルトを用
いたベルト方式の転写装置の基本構成とその動作につい
て説明したが、このような転写装置においては、次の2
つの問題点がある。
【0022】第1の問題点となるのが、伸びのある弾性
体の転写ベルトにどのように低摩擦係数の材料をコーテ
ィングするかにある。低摩擦係数の材料は、硬い程摩擦
係数が低くなって本来の性質を発揮するのであるが、こ
れを弾性体ベルトにコーティングすると、ベルトの張力
が高くなって伸びなくなる。この状態のベルトを無理に
伸ばそうとすると、ベルト表面の被膜層に亀裂が入り該
亀裂部にトナーが入り込んでしまう。このような状態と
なると、クリーニングブレードやブラシ等でトナーが掻
き取れなくなり、転写ベルト表面のクリーニング不良を
招いてしまう。反対に低摩擦係数の材料に比較的軟らか
い材料を用いて弾性体ベルトに追従できるようにする
と、ベルトの張力がそれほど高くならず、亀裂の発生は
抑えられるものの、ベルト表面の摩擦係数が高くなって
トナーの離形性が良くなくなり、やはり、転写ベルトの
クリーニング不良を招いてしまう。
【0023】第2の問題点となるのが、転写材を転写ベ
ルトから分離する際、転写によって帯電した転写材の剥
離放電によってトナー像が乱れてしまう異常画像が生じ
易いという点である。特に、この異常画像は低湿の環境
で紙が高抵抗の場合(両面コピー、OHPシート等)に
生じ易い。これを防止する方法として、転写ベルトから
転写材が分離するまでにコロトロンや針、ブラシを設け
てACやDCの高電圧を印加してコロナ放電で帯電した
転写材を除電する方法があるが、この場合、オゾンの発
生を伴う。また、印加する電圧を0または低電圧にした
場合はオゾンの発生量は低減するが除電が均一に安定し
てできないため、剥離時のトナー像乱れは解消できな
い。本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、請
求項1、2の目的は、転写ベルト表面のクリーニングを
より確実なものとする転写装置を提供することである。
請求項3の目的は、上記トナー像乱れの問題を解消でき
る転写装置の構成を提示することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体に対向配置された
転写ベルトで搬送される転写材上に、上記像担持体上に
形成された1成分磁性トナー像を静電的に転写する転写
装置において、上記転写ベルトの外周面に対して回転自
在なスリーブ部材を有するマグネットローラを具備して
いる。請求項2記載の発明は、像担持体に対向配置され
た少なくとも2層構造の弾性体を伸張して構成した転写
ベルトで搬送される転写材上に、上記像担持体上に形成
された1成分磁性トナー像を静電的に転写する転写装置
において、上記転写ベルトの外周面に対して回転自在な
スリーブ部材を有するマグネットローラと、上記転写ベ
ルトの外周面に接触するブレード部材とを具備する。請
求項3記載の発明は、像担持体に対向配置された転写ベ
ルトで搬送される転写材上に、上記像担持体上に形成さ
れた1成分磁性トナー像を静電的に転写する転写装置に
おいて、上記転写ベルトと上記転写材との分離部よりも
下流側に配置したマグネットを有するガイド部材を具備
する。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0026】図1、図3、図5はそれぞれ本発明に係る
転写装置1’を用いた画像形成装置の概略構成例を示す
図であるが、転写装置の基本的な構成は図7乃至図12
に示した構成と略同様であり(クリーニング装置と転写
ベルトが異なる)、既に説明した構成・動作の説明につ
いては省略する。実施例で用いられるトナーには、1成
分磁性トナーが用いられる。
【0027】図1、図2に第1実施例としての転写装置
1’を示す。この転写装置1’における転写ベルト6’
(以下、「ベルト6’」と記す)は、ローラ4,5に巻
装されている。このベルト6’は、図11(a)に示す
ようにゴム材料で単層構造となっている。ゴム材料とし
ては、クロロプレーンゴム、EPDMゴム、シリコーン
ゴム、エピクロルヒドリンゴムなどの吸湿性が少なく、
抵抗値が安定した材料が好ましい。
【0028】ローラ5の下部には、クリーニング装置1
60が配置されている。クリーニング装置160は、ベ
ルト近傍に配置したマグネットローラ16C(以下、
「マグローラ16C」と記す)、マグローラ16Cに摺
接するスクレーパ18、及び回収スクリュー16Bとを
ケーシング16a内に配置している。
【0029】マグローラ16Cは、ベルト表面6'Aに
対して矢印Aで示す転写材搬送方向と順方向(矢印C方
向)に回転駆動するスリーブ16Eとローラ基部に固定
された複数の磁石16Dとから構成されている。スリー
ブ16Eは、ベルト外周面6'Aと接触して配置されて
いて、その回転速度比は、ベルト6’と同速または、ベ
ルト6’より速いことが好ましい。スリーブ16Eを駆
動する駆動手段としては、マグローラ16Cを支持する
軸16bに、図7に示す駆動歯車5bと噛合する図示し
ない歯車を設けたり、あるいは、軸16bを図示しない
駆動モータ等で駆動したり、スリーブ16Eをローラ基
部に対して回転自在とする場合であれば、スリーブ16
Eの端部に図示しない歯車を設け、駆動歯車5bと噛合
させたり駆動モータで駆動させる。速度比は、これら歯
車のギア比を調整したり、駆動モータの回転数を調整し
て行なう。
【0030】スリーブ16Eの材質は、アルミニウムや
アルマイト処理された金属が良く、その他の非磁性金属
であっても良い。また、ここでは、スリーブ16Eをベ
ルト外周面6aに接触させているが、0から1mm程度
の間隔を設けて非接触状態としても良い。この場合、ベ
ルト6’の耐寿命は非接触となることで向上するが、反
面、クリーニング性が接触される場合よりも若干劣る。
【0031】スクレーパ18は、ベルト6’と対向側に
位置するマグローラ16Cの部位に摺接しており、マグ
ローラ16Cに吸着される1成分磁性トナーを掻き取る
ようになっている。スクレーパ18の材質としてはステ
ンレス等に代表される非磁性金属が好ましい。回収スク
リュー16Bは、スクレーパ18の下方に配置されてい
る。
【0032】マグローラ16Cの左右に位置するケーシ
ング16aには、シール材19a、19bが付設されて
いおり、ケーシング16a内からの廃トナーの装置内へ
の飛散を防止している。
【0033】このような構成の転写装置1’によると、
ベルト6’上に付着した磁性トナーは、マグローラ16
Cの磁力によりスリーブ16E上に転移(吸着)され、
スクレーパ18によりケーシング16a下部に掻き落と
される。そして、この掻き落とされた1成分磁性トナー
は、回収スクリュー16Bによってユニット1Aの外に
配置される排トナーボトルへ回収される。
【0034】このように第1実施例では、ベルト6’の
クリーニング部材として従来のようなクリーニングブレ
ードを用いずに、マグローラ16Cによりベルト6’上
の磁性トナーを磁気的に回収するため、ブレードとベル
ト6’との摺接による摩耗がなくなる。従って、ベルト
外周面6'Aを、図11(b)に示すように、低摩擦係
数としなくてもベルト耐久性が良くなり、かつ十分にク
リーニング性能を確保することができる。また、ベルト
6’をゴム単層構造とすることで、従来のように外周面
コーティング処理等が不必要となり、ベルト6’にかか
るコストの低減を図ることができる。
【0035】第2実施例を図3,図4に示す。この実施
例における転写装置1’では、ローラ4,5に図11
(b)に示す弾性体ベルト6aに低摩擦係数の被膜層6
bを設けた二層構造の転写ベルト6(以下、「ベルト
6」と記す)が伸張して巻きかけられている。なお、第
1実施例で説明した部材については、第1実施例で用い
た符号と同一符号を付し、その説明は省略する。
【0036】ローラ5の下部には、クリーニング装置1
61が配置されている。クリーニング装置161は、ベ
ルト外周面6Aに対して矢印Aで示す転写材搬送方向と
順方向(矢印B方向)に回転駆動するスリーブ16Eと
ローラ基部に固定された複数の磁石16Dとから構成さ
れたマグローラ16C、マグローラ16Cに摺接するス
クレーパ18、ベルト6に摺接するブレード部材として
のクリーニングブレード16A、及び回収スクリュー1
6Bとをケーシング16a内に配置している。
【0037】クリーニングブレード16Aは、ウレタン
材等で構成されていて、マグローラ16Cよりも転写材
搬送方向の上流側(図面左方)に配置されており、ベル
ト6上の1成分磁性トナーや紙粉等を掻き取るようにな
っている。ベルト6の内側面には、回転自在な対向ロー
ラ16Fがマグローラ16Cに対向配置されている。対
向ローラ16Fは、ベルト6内周面に接触していて、マ
グローラ16Cとの間でベルト6を両側から挟持してベ
ルト6とマグローラ16Cとを常に接触状態としてい
る。
【0038】このような構成の転写装置1’によると、
ベルト6上に付着した1成分磁性トナーや紙粉は、先ず
クリーニングブレード16Aによって掻き落とされる。
次にこのブレード16Aで掻き落とせなかった1成分磁
性トナーは、マグローラ16Cの磁力によりスリーブ1
6E上に転移(吸着)され、スクレーパ18によりケー
シング16a下部に掻き落とされる。この掻き落とされ
た1成分磁性トナーは、回収スクリュー16Bによって
ユニット1Aの外に配置される排トナーボトルへ回収さ
れる。すなわち、ベルト6は、ダブルクリーニングされ
ることとなる。
【0039】このように第2実施例では、クリーニング
ブレード16Aの下流側にマグローラ16Cを配置した
ので、図11(b)に示す低摩擦係数の被膜層6bを有
するベルト6を用いてこのベルトに亀裂が発生した場合
であっても、亀裂内に侵入した磁性トナーをマグローラ
16Cで吸着して取り除くことができる。よって、ベル
ト6のクリーニング不良を低減できる。また、ベルト6
は、対向ローラ16Fとマグローラ16Cにより挟持さ
れているので、ベルト6が経時的な変化によりたるんだ
場合でも常にマグローラ16Cと当接状態となり、クリ
ーニング不良を長期に渡って低減することが可能とな
る。なお、本実施例では、対向ローラ16Fを設けた
が、マグローラ16Cによりベルト6に上向きのテンシ
ョンを与えておけば、この対向ローラ16Fは必ずしも
必要ではなく、その結果、クリーニング装置161の構
成を簡素化できる。
【0040】第3実施例を図5,図6に示す。この実施
例における転写装置1’は、ローラ4,5に転写ベルト
60(以下、「ベルト60」と記す)が伸張して巻きか
けられている。ここでの転写ベルト60は、上述したベ
ルト6’やベルト6のように単層構造でも二層構造でも
何方であっても良い。ローラ5の近傍は、転写材S自身
のコシとローラ5の曲率により転写材の分離部Dとなっ
ている。分離部Dよりも矢印Aで示す転写材搬送方向の
下流側には、定着部17へのガイド部材20が配置され
ている。ガイド部材20は、ABS樹脂、PC(ポリカ
ーボネート)樹脂等の樹脂成形品、あるいは制電性AB
S樹脂(商品名「トヨラックパレル)やフェーノール樹
脂などで構成されている。ガイド部材20の下部には、
板状のマグネット21が配置されている。マグネット2
1は、ベルト60から分離した転写材Sに磁力を供給す
るもので、ここでは、使用する磁性トナーと逆極性の磁
力が与えられている。マグネット21は、クリーニング
装置16のケーシング16aに固定されている。
【0041】このような構成の転写装置1’によると、
ニップ部Bを通過した転写材Sは、ベルト60の移動に
合わせて静電吸着搬送され、分離部C近傍においてロー
ラ5から曲率分離される。この時、剥離放電が発生する
が、転写材Sには、マグネット21から磁性トナーと逆
極性の磁力が与えられているので、転写材S上に転写さ
れた磁性トナー像は、分離時に発生する剥離放電によ
り、飛んだりすることなく転写材S側に磁気的に吸着さ
れて搬送される。ベルト60から分離された転写材S
は、ガイド部材20で案内されて定着部17に搬送され
て転写されたトナー像を転写材S上に定着される。
【0042】このように第3実施例では、ベルト60と
転写材Sとの分離部Cの下流側にマグネット21を備え
るガイド部材20を配置することで、分離時に剥離放電
が発生しても、ガイド部材20に案内された転写材Sに
磁力が与えられるので、転写されたトナー像を転写材S
側に吸着することができる。よって、磁性トナーの転写
材Sからの剥離によるトナー画像乱れを防止することが
できる。
【0043】マグネット21による転写材Sへの磁力
は、マグネット21をベルト60に近接させると大きく
なる。しかし、あまりベルト60に近いとベルト60表
面に付着した磁性トナーがマグネット21側に飛翔して
裏汚れ等の原因となるので、ベルト60とマグネット2
1との距離は、2mm以上離すことが望ましい。ここで
は、樹脂性のガイド部材20にマグネット21を設けた
が、ガイド部材20を鋼板等の磁性体金属で構成し、こ
れを着磁して使用することでも同様な効果を得ることが
できる。この場合、ガイド部材20とマグネット21と
を同一部材で構成できるので、部品点数を削減でき、コ
スト低減となる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、転写ベル
トの外周面に対して回転自在なスリーブ部材を有するマ
グネットローラを具備するので、転写ベルトに付着した
磁性トナーがマグネットローラに吸着される。従って、
転写ベルトの表面特性に影響されずに高性能なクリーニ
ング性能を達成することができる。特に磁性トナーに1
成分磁性トナーを用いたときのクリーニング性が良くな
る。
【0045】請求項2記載の発明によれば、二層構造の
転写ベルトの外周面に対して回転自在なスリーブ部材を
有するマグネットローラと、同転写ベルトに接触するブ
レード部材とを備えるので、ブレード部材によりベルト
表面の磁性トナー及び紙粉等をクリーニングすることが
でき、かつベルトに亀裂が入ってもその亀裂に侵入した
磁性トナーをマグネットローラでクリーニングすること
ができる。特に磁性トナーに1成分磁性トナーを用いた
ときのクリーニング性が良くなる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、転写ベルト
と転写材との分離部よりも下流側にマグネットを有する
ガイド部材が配置されるので、転写材上の磁性トナーが
マグネットの磁力と相まって転写材に吸着状態となる。
よって、転写ベルトから転写材が分離するときに剥離放
電が発生しても、同放電による転写材からの磁性トナー
の飛翔を防止でき、トナー像の乱れを防止することがで
きる。特に磁性トナーに1成分磁性トナーを用いたとき
のトナー像の乱れに効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す転写装置を備えた画
像形成装置の概略的要部構成図である。
【図2】図1に示す転写装置におけるクリーニング装置
の拡大構成図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す転写装置を備えた画
像形成装置の概略的要部構成図である。
【図4】図3に示す転写装置におけるクリーニング装置
の拡大構成図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す転写装置を備えた画
像形成装置の概略的要部構成図である。
【図6】図5に示す転写装置におけるクリーニング装置
の拡大構成図である。
【図7】転写装置の基本構成を示す斜視図である。
【図8】転写装置の転写ベルト駆動用のローラの説明図
である。
【図9】図7に示す転写装置を備えた画像形成装置の概
略的要部構成図である。
【図10】図9に示す画像形成装置の転写時の状態を示
す図である。
【図11】(a)は単層構造の転写ベルトの部分断面
図、(b)は二層構造の転写ベルトの部分断面図であ
る。
【図12】図9,10に示す画像形成装置における現
像、転写工程の説明図である。
【符号の説明】
1,1’ 転写装置 3 像担持体(感光体) 6,6’60 転写ベルト 6'A,6A 外周面 16A ブレード部材 16C マグネットローラ 16E スリーブ部材 20 ガイド部材 21 マグネット A 転写紙搬送方向 D 分離部 S 転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 聡 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 轡田 昭夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 水石 治司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 伊藤 伯志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に対向配置された転写ベルトで搬
    送される転写材上に、上記像担持体上に形成された1成
    分磁性トナー像を静電的に転写する転写装置において、 上記転写ベルトの外周面に対して回転自在なスリーブ部
    材を有するマグネットローラを具備する転写装置。
  2. 【請求項2】像担持体に対向配置された少なくとも2層
    構造の弾性体を伸張して構成した転写ベルトで搬送され
    る転写材上に、上記像担持体上に形成された1成分磁性
    トナー像を静電的に転写する転写装置において、 上記転写ベルトの外周面に対して回転自在なスリーブ部
    材を有するマグネットローラと、上記転写ベルトの外周
    面に接触するブレード部材とを具備する転写装置。
  3. 【請求項3】像担持体に対向配置された転写ベルトで搬
    送される転写材上に、上記像担持体上に形成された1成
    分磁性トナー像を静電的に転写する転写装置において、 上記転写ベルトと上記転写材との分離部よりも転写紙搬
    送方向の下流側に配置したマグネットを有するガイド部
    材を具備する転写装置。
JP21728095A 1995-08-25 1995-08-25 転写装置 Pending JPH0962110A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7184678B2 (en) 2003-12-19 2007-02-27 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus with improved separatability of transfer material
JP2011180372A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Canon Inc 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7184678B2 (en) 2003-12-19 2007-02-27 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus with improved separatability of transfer material
US7769310B2 (en) 2003-12-19 2010-08-03 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus with improved separability of transfer material
JP2011180372A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Canon Inc 画像形成装置

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