JPH0962699A - 電子書籍再生装置 - Google Patents

電子書籍再生装置

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JPH0962699A
JPH0962699A JP7220622A JP22062295A JPH0962699A JP H0962699 A JPH0962699 A JP H0962699A JP 7220622 A JP7220622 A JP 7220622A JP 22062295 A JP22062295 A JP 22062295A JP H0962699 A JPH0962699 A JP H0962699A
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JP7220622A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sumikawa
健 住川
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】読書が中途半端なところで中断しないようにす
ると共に、いつ次のページに移行するのか容易に判別す
ることができる電子書籍再生装置を提供する。 【解決手段】設定した読書範囲及び読書予定時間に基づ
いて算出された目視速度より、画像メモリ12に網掛表
示データを書き込む書込間隔を算出する(ステップS3
1)。記録媒体から読み出された文章データを画像デー
タにして画像メモリ12に格納し(ステップS34)、
格納したデータを表示部2に出力して文章を表示する
(ステップS35)。演算処理装置10から出力された
網掛表示データを、算出した書込間隔で画像メモリに付
加し(ステップS37)、網掛表示データが付加された
画像データを表示部に出力して網掛表示を行う。網掛表
示は、設定した読書範囲の最終位置まで継続する(ステ
ップS38〜S42)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に格納さ
れた文章情報を読出して表示装置に文章を表示する電子
書籍再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子書籍再生装置では、文章情
報を例えばCD−ROM(コンパクトディスク型の読出
し専用メモリ)やフロッピーディスクやICカード等の
記録媒体に記録し、この記録媒体を電子書籍再生装置に
内蔵されたドライブ装置にセットして文章の再生を行
い、電子書籍再生装置に備えられている表示画面に文章
を表示して読書を行う構成となっている。
【0003】従来、この種の電子書籍再生装置で、表示
画面に表示された文章を読み進めて行くときの処理に
は、手動処理と自動処理の2通りの処理が行われてい
る。すなわち、手動処理では、先ず、表示画面に読み始
めのページを表示し、表示されている文章を使用者が読
み終えたときに、使用者が例えば次のページに移行する
キーを操作することによって、次のページの文章表示処
理が開始される。また、自動処理では、所定の操作によ
って、一定のスピードで自動的にページ送りが行われて
次のページの文章表示処理が実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、手動処理を選択した場合にあっては、
使用者は所定の時間内にどのくらいのページを読み終え
るか正確には分からないまま文章を読み進んでいるため
に、中途半端なところで読書を中断しなければならない
ということが起こる。特に、例えば電車内で、携行可能
な電子書籍再生装置を用いて読書をしているときには、
使用者は、降車駅に到着したときには、読書を中断して
降車しなければならず、読書を中途半端なところで止め
なければないということが頻繁に起こり得る。また、自
動処理を選択した場合にあっては、ページ送り速度から
読み終える時間をある程度予測可能であるが、中途半端
なところで読書を中断しないようにするためには、所望
の文章範囲のページ数を数え、これを時間内に読み終え
るためのページ送り速度を使用者自身で計算しなければ
ならず、これが煩わしいという未解決の課題がある。
【0005】また、特に、自動処理を選択した場合にあ
っては、ページ送りが自動的に行われるため、今読んで
いるページから次のページにいつ移行するのか使用者に
は分からず、使用者はそのことを意識しながら読み進め
ることになり、肝心の読書に集中できないという問題点
がある。そこで、本発明においては、上記問題点を解消
し、簡単な設定で読書が中途半端なところで中断しない
ようにすると共に、次のページへの移行時期を判別でき
る電子書籍再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る電子書籍再生装置は、記録媒体に格納
された文章情報を読出して表示装置に文章を表示する電
子書籍再生装置において、読書予定時間及びその読書予
定時間内で読み終える文章範囲を設定する設定手段と、
該設定手段で設定した読書予定時間及び文章範囲に基づ
いて、目視速度を算出する目視速度算出手段と、該目視
速度算出手段で算出した目視速度に基づいて、設定した
文章範囲の文章を読書予定時間内で読み終えるように文
章の目視位置を順次指示する目視位置指示手段とを備え
たことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る携行型の電
子書籍再生装置の平面図である。図中、1は、電子書籍
再生装置であり、この電子書籍再生装置1の上面にはそ
の後部寄りの位置に文章を表示する例えば液晶画面で構
成される表示部2が設けられ、前部側には設定手段の一
部を構成するキー操作部3が設けられている。キー操作
部3には、「前頁」及び「次頁」のページ送りキー3a
及び3b、「選択」及び「設定」の定義キー3c及び3
d、並びにカーソルの上下左右の移動や数値の設定に用
いる「△」等のカーソル移動指示キー3e〜3hからな
る押しボタン型のキーが設けれている。そして、図1に
おける正面側には、記録媒体の挿入口(図示せず)が設
けられており、文章情報が格納された例えば直径8cm
のCD−ROM(コンパクトディスク型の読出し専用メ
モリ)からなるシングルCD−ROMが挿入される。
【0008】図2は、本発明の第1の実施形態に係る電
子書籍再生装置のブロック図である。第1の実施形態で
は、図1に示すように表示部2の斜線で示す部分に、表
示された文章に網み目を掛けて目視位置を指示する網掛
表示を行っており、網掛部の長さは所定の表示速度で徐
々に長くなって行く。電子書籍再生装置1は、図2に示
すように、シングルCD−ROM4を駆動する駆動装置
5と、駆動装置5の駆動制御を行うと共に、シングルC
D−ROM4からデータを読出すドライブコントローラ
6と、キー操作部3の操作に応じた信号を出力する操作
部インタフェース7と、コードデータに対応した漢字が
格納されている漢字ROM8と、制御手順のプログラム
やデータを格納するメモリ9と、メモリ9のプログラム
に基づいて文章の表示制御を行うと共に、網掛表示の制
御を行う演算処理装置(CPU)10と、演算処理装置
10に接続され、算出した目視速度に基づいて網掛表示
データを画像メモリ12に書き込む書込間隔を規定し、
目視位置指示手段の一部を構成するタイマ回路11と、
表示画面1ページ分の文章データを表示画面のドット構
成に対応した画像データとして格納し、目視位置指示手
段の一部を構成する画像メモリ12と、演算処理装置1
0の制御信号に基づいて画像メモリ12のアドレスを制
御し、文章及び網掛の表示制御を行う表示制御回路13
と、画像メモリ12から表示制御回路13を介して供給
された画像データを増幅して表示部2に出力するドライ
バ14と、ドライブコントローラ6、操作部インタフェ
ース7、漢字ROM8、メモリ9、演算処理装置10、
及び表示制御回路13の各信号線及び制御線等を接続す
るバス15とを有する。
【0009】次に、網掛表示の設定を行うときの演算処
理装置10による処理を、図3のフローチャートに基づ
いて説明する。この処理ルーチンは、「設定」の定義キ
ー3dが押されたときに実行され、先ず、ステップS1
で、図4に示す網掛設定のメニュー画面を表示する。メ
ニュー画面には、読書範囲を任意に設定する読書範囲設
定モードと、目次に基づいて読書範囲を設定する目次モ
ードと、目視速度を微調整するスピード微調整モード
と、目視速度を直接設定する速度設定モードの各モード
項目が表示される。
【0010】そして、ステップS2〜S5で、どのモー
ドが選択されたかをカーソルの位置によって判別する。
各モードは、「選択」の定義キー3cが押されたときに
確定される。そして、ステップS6で、「前頁」のペー
ジ送りキー3aが押されか否かを判定する。この「前
頁」のページ送りキー3aが押されたときには、何れの
モードも選択されなかったと判断して通常の文章表示画
面に移行し、押されなかったときには、ステップS2に
戻る。
【0011】メニュー画面で読書範囲設定モードが選択
されたときには、ステップS7で、図5(A)に示すよ
うに、所定の読書予定時間が設定される。この読書予定
時間の設定は次のように行われる。左右方向移動の指示
キー3g又は3hを操作してカーソルの位置を動かし設
定したい時間桁を選択する。そして、「△」又は「▽」
の指示キー3e又は3fを操作して、数値をアップ又は
ダウンして所望の時間を設定する。その後「選択」の定
義キー3cが押されたときに設定が確定され、確定され
た読書予定時間をメモリ9の所定の領域に記憶する。
【0012】次に、ステップS8で、読書開始位置及び
読書終了位置が設定される。読書開始位置は、図5
(B)に示すように、「前頁」又は「次頁」のページ送
りキー3a又は3b、並びにカーソルを左右方向に移動
する指示キー3g又は3hが操作されて、読書開始位置
の所定の行が設定され、更に、「選択」の定義キー3c
が押されて設定が確定される。このとき、設定時に表示
されている開始ページをシングルCD−ROM4のペー
ジデータから判別して開始ページを求めると共に、表示
画面のカーソルの位置から開始位置を判別して開始位置
を求める。そして求めた開始ページ及び開始位置をメモ
リ9の所定の領域に記憶する。
【0013】また、読書終了位置は、図5(c)に示す
ように、読書開始位置と同様な操作によって設定したあ
と確定され、確定された終了ページ及び終了位置を上記
と同様に求めてこれらをメモリ9の所定の領域に記憶す
る。この操作により、読書範囲設定モードでの網掛表示
の設定を終了する。また、メニュー画面で目次モードが
選択されたときには、ステップS9で、図6(A)に示
すように、ステップS7と同様に読書予定時間の設定及
び確定の処理を実行して、確定した読書予定時間をメモ
リ9の所定の領域に記憶する。そして、ステップS10
で、表示された目次に基づいて読書の開始ページ及び終
了ページの設定及び確定の処理を実行する。開始ページ
は、図6(B)に示すように、目次表示画面で、「前
頁」又は「次頁」のページ送りキー3a又は3bの操作
によって所望の目次を表示した後、カーソルを上下方向
に移動する指示キー3e又は3fの操作によって所望の
項目を選択することによって設定が行われ、更に、「選
択」の定義キー3cが押されて設定が確定される。ま
た、終了ページは、図6(c)に示すように、目次モー
ドの開始ページと同様な操作によって確定される。
【0014】このとき、目次画面上で所望の項目を選択
したときのカーソルの位置から開始ページ及び終了ペー
ジを判別し、これらのページをメモリ9の所定の領域に
記憶する。なお、終了ページは、目次画面で選択した終
了の項目の次の項目に対応するページより1つ減じた値
を終了ページとして記憶する。そして、スピード微調整
モードが選択されたときには、ステップS11で、通常
の文章画面を表示して、現在設定されている目視速度
で、文章の網掛を表示する。この表示状態で、「△」又
は「▽」のカーソル移動指示キー3e又は3fが操作さ
れたときに、この指示キー3e又は3fの例えば押され
た回数に応じてタイマ回路11の設定値を変えることに
よって目視速度を増加又は減少させて速度の微調整を行
う。
【0015】また、速度設定モードが選択されたときに
は、ステップS12で、図7(A)に示すように、例え
ば毎分の網掛表示の文字数が「△」等のカーソル移動指
示キー3e〜3hの操作によって設定され、「選択」の
定義キー3bが押されたときに設定を確定する。この文
字数の設定は次のように行われる。左右方向移動の指示
キー3g又は3hを操作してカーソルの位置を動かし設
定したい桁を選択し、「△」又は「▽」の指示キー3e
又は3fを操作して、数値をアップ又はダウンして所望
の文字数を設定する。そして、ステップS13で、図7
(B)及び(C)に示すように例えば目次画面を表示し
て、網掛表示を行う範囲の開始位置及び終了位置のそれ
ぞれの設定処理を実行し、設定した開始ページ及び終了
ページをメモリ9の所定の領域に記憶する。なお、網掛
表示を行う範囲の設定は、図5(B)及び(C)に示す
画面で設定処理を行ってもよい。
【0016】次に、演算処理装置10で実行される目視
速度算出手段としての目視速度算出の処理を、図8のフ
ローチャートに基づいて説明する。この処理は、網掛表
示の設定処理が終了した後に、上位のプログラムによっ
て起動され、先ず、ステップS21で、設定された読書
範囲のうちの開始の位置を表す開始ページ及び開始位置
を、メモリ9の所定の記憶領域から読出す。
【0017】次に、ステップS22に移行し、設定され
た読書範囲のうち終了の位置を表す終了ページ及び終了
位置を、メモリ9の所定の記憶領域から読出す。次に、
ステップS23に移行し、ステップS21及びS22で
得た読書範囲の開始の位置及び終了の位置から、この各
位置間の文章の行数を求める。読書範囲設定モードにお
いては、先ず、記憶した開始位置からそのページの終わ
りまでの行数を算出し、次に、記憶した開始ページ及び
終了ページに基づいて、各ページ同一の行数で構成され
ているとしてこのページ間の行数を算出し、更に、終了
ページでの最初の行から終了位置までの行数を算出し、
これら全ての行数を合計して開始位置及び終了位置間の
行数を求めこの行数をレジスタに記憶する。また、目次
モードにおいては、記憶した開始ページ及び終了ページ
から、上記と同様に各ページ同一の行数で構成されてい
るとしてこのページ間の行数を求め、この行数をレジス
タに記憶する。
【0018】そして、ステップS24に移行し、記憶し
た読書予定時間を読み出して、読書範囲の開始の位置及
び終了の位置間の算出した行数を、読書予定時間で除し
て、例えば毎分ごとの行数を算出し、これを網掛表示を
行うときの目視速度としてメモリ9に記憶し、目視速度
算出の処理を終了する。次に、演算処理装置10で実行
される目視位置指示手段としての網掛表示の処理を、図
9のフローチャートに基づいて説明する。
【0019】この処理では、目視位置を指示する網掛表
示を行うために、画像メモリ12に格納された画像デー
タに網掛表示データを順次付加して、表示された文章に
網掛を行う処理を行っている。そして、この処理は、目
視速度の処理が終了した後に、上位のプログラムによっ
て起動され、先ず、ステップS31で、記憶した目視速
度の値を読み出して、網掛表示データを画像メモリ12
に書き込むときの書込間隔を算出する。
【0020】この書込間隔は次のようにして求められ
る。例えば、算出された目視速度が毎分20行のときに
は、1行の網掛表示に3秒かかる。画面上の文字表示領
域の縦方向のドット数を例えば480ドットとすると、
文字表示領域の水平走査ライン数は480ラインとな
る。例えば5ライン毎に網掛表示データを書き込むとき
には、書込の必要なライン数は96ラインとなる。した
がって、この場合には、3秒間に96回書き込みを行う
ことになり、5ライン毎の網掛表示データの書込間隔は
31.25msecとなる。
【0021】次いで、ステップS32に移行し、算出し
た書込間隔をタイマ回路に設定する。網掛表示データの
書込間隔は、タイマ回路11によって計測されるので、
算出した書込間隔をタイマ回路に設定する。このタイマ
回路11は、循環型のタイマであり、設定した時間に達
すると例えばハイレベルの信号を所定の時間だけ出力す
ると共に、自己リセットして再びカウントを開始する構
成となっている。
【0022】次に、ステップS33に移行し、記憶した
読書開始ページの値を読み出してレジスタに読出ページ
として設定し、また、開始位置が記憶さているときには
開始位置の値も読み出して、網掛表示データを画像メモ
リ12に書き込むときの画像メモリ12の書込開始アド
レスをレジスタに設定する。この場合、選択したモード
が読書範囲設定モードか目次モードかによって書込開始
アドレスの設定が異なり、読書範囲設定モードの選択時
には、読書の開始位置が記憶されているのでこの記憶し
た開始位置の行に、また、目次モードの選択時には、読
書の開始ページが記憶されているので、この開始ページ
の第1行目の先頭の文字頭部に、画像メモリ12の書込
開始アドレスを設定する。
【0023】次に、ステップS34に移行し、設定した
読出ページと同一ページのデータをシングルCD−RO
M4から読み出して、1ページ分のデータを画像メモリ
12に画像データとして格納する。このとき、演算処理
装置10では、シングルCD−ROM4から読み出した
コードテータを基に、漢字ROM8から該当する漢字又
は平仮名を抽出し、1文字毎に文字パターンの画像デー
タに変換してこの画像データを画像メモリ12に格納す
る。
【0024】ここで、表示画面上で各文字はドットの濃
淡で表されるので、画像メモリ12を、画面上の縦横の
ドット数に対応させて縦横それぞれ所定のビット数で構
成し、且つ、画面のドットと画像メモリ12のビットと
を1対1に対応させる。そして、図10(A)に示すよ
うに、1文字は縦横それぞれ24ドット(ビット)で構
成され、画面上で文字を黒で表示し、バック部を白で表
示するとして、画像メモリ12には、文字部に黒の画像
データとして2値化信号の“0”を格納し、バック部に
白の画像データとして2値化信号の“1”を格納する。
したがって、同図(A)のX−Yの走査ラインにおける
信号のレベルは、図10(B)に示すように、バック部
は“1”で、文字部は“0”となる。
【0025】次いで、ステップS35に移行し、画像メ
モリ12の画像データを所定の読み出し周期で水平ライ
ンの1ビット毎に順次出力して、表示部2に文章を表示
する。次に、ステップS36に移行し、画像メモリ12
の画像データに網掛表示データを付加する時期であるか
否かを判定する。タイマ回路11の出力信号がハイレベ
ルのときには、網掛処理を実行するために、ステップS
37に移行する。また、ローレベルのときには、ステッ
プS35に移行して画像データの出力を行う。
【0026】ステップS37では、設定された画像メモ
リ12の書込開始アドレスに基づいて、網掛表示データ
を画像メモリ12の画像データに付加する。ここで、網
掛表示データの書込は、画像メモリ12の出力処理を行
っていないブランキング期間に行い、例えば、タイマ回
路11の出力信号がハイレベルなった後の次の水平ブラ
ンキング期間に行う。
【0027】図11(A)に示すように、5ドット毎に
黒表示する網掛処理を行う場合には、図11(B)に
X’−Y’の走査ラインの信号レベルを示すように、網
掛を行う範囲で5ドット毎に“0”の網掛表示データを
画像データに付加する。文字部には“0”の画像データ
が記憶されているので、網掛のために“0”の網掛表示
データを付加しても文字部に対して悪影響はなく、これ
により、網掛されたところが見かけ上、灰色で表示され
る。
【0028】次に、ステップS38に移行し、設定した
読書範囲の終了位置であるか否かを判定する。記憶した
読書範囲の終了ページ及び終了行であるかどうかを、現
在画面表示を行っているページ及び網掛表示データを書
き込んでいるアドレス値から判定し、終了位置に達して
いると判定したときには、網掛表示を終了すると共にペ
ージ送りを終了する。また、終了位置に達していないと
判定したときには、次のステップS39に移行する。
【0029】ステップS39では、網掛表示がページ内
の最終行で且つ最終ラインに達しているか否かを判定す
る。画像メモリ12の現在の書込アドレス値からページ
内の網掛処理が最終ラインに達したか否かを判定し、最
終ラインに達していないと判断したときには、ステップ
S40に移行して、また、最終ラインに達しと判断した
ときには、ステップS41に移行する。
【0030】ステップS40では、網掛表示データを付
加するアドレス値を更新して、画像メモリ12の行
(横)及び列(縦)方向のアドレス制御を行う。例え
ば、網掛表示データの書き込みを所定のドット間隔例え
ば図11(A)に示すように5ドット毎に行うときに
は、縦1行の網掛が終わるまで1行分の列アドレスは固
定し、行アドレスを5ずつ更新する。そして、行アドレ
スが1つの行の最終走査ラインに達したとアドレス値か
ら判定されたときには、隣の行の網掛を行うために、隣
の行の先頭の文字部に行及び列のそれぞれのアドレスを
設定する。
【0031】そして、ページ内の最終ラインに達したと
判断されたときには、ステップS41で、ステップS3
3で設定した読出ページの値を1つインクリメントす
る。次に、ステップS42に移行し、画像メモリ12の
書込開始アドレスを設定する。ステップS33の書込開
始アドレスの設定では、選択したモードによって設定す
る書込開始アドレスの値が異なっていたが、ここでは、
常に文章の第1行目の先頭の文字頭部に画像メモリ12
の書込開始アドレスを設定する。そして、ステップS3
4に移行して、次のページのデータをシングルCD−R
OM4から読出し、画像データの表示と網掛処理を継続
する。
【0032】次に、第1の実施形態の動作を説明する。
先ず、使用者は、網掛表示設定のメニュー画面を表示し
て、網掛表示の設定をどのモードで規定するか選択す
る。読書範囲設定モードを選択した場合には、読書予定
時間を設定すると共に、ページ送り操作を行いながら読
書の開始位置及び終了位置を設定する。演算処理装置1
0では、設定された読書の開始位置から終了位置までの
行数を算出し、算出した行数を設定された読書予定時間
で除して目視速度を算出する。
【0033】また、使用者が目次モードを選択した場合
には、画面に目次が表示され、使用者は、読書予定時間
を設定すると共に、キー操作を行って目次画面上で読書
の範囲を設定する。演算処理装置10では、目次画面の
中で設定されたカーソルの位置から読書の開始ページ及
び終了ページを判別してこの各ページを記憶する。そし
て、各ページの差分に基づいて読書範囲の開始ページか
ら終了ページまでの行数を算出する。さらに、演算処理
装置10では、算出した行数を設定された読書予定時間
で除して目視速度を算出する。
【0034】そして、目視速度に基づいてタイマ回路1
1に書込間隔の値が設定され、これにより、画像メモリ
12に網掛表示データを書き込むときの書込みタイミン
グが決定される。そして、設定された読書範囲の開始ペ
ージの文章が演算処理装置10によって検索され、表示
部2に1ページ分の文章が表示される。この後、網掛処
理が実行され、設定した書込間隔の値に基づいて画像メ
モリ12の中の目視を指示しようとする画像データに網
掛表示データが順次付加される。これにより、表示部2
に表示された文章は、文章の1行毎に且つ走査ライン毎
に順次網掛が行われる。そして、ページ内の最終行の最
終ラインに網掛表示が達したときには、自動的に次のペ
ージが表示され、設定した文章範囲の最終位置になるま
で網掛表示及び自動ページ送りが継続される。この網掛
表示に沿って文章を読み進んでいくことにより、読書予
定時間内に、設定した読書範囲の文章を読み終えること
ができる。
【0035】また、メニュー画面で、スピード微調整モ
ードを使用者が選択した場合には、通常の読書モードに
移行して表示部2に文章が表示される。そして、設定さ
れている目視速度で網掛表示が行われ、使用者は、キー
操作によって目視速度を微調整し、所望の目視速度に設
定する。この後、上位プログラムによる起動動作によっ
て、設定された読書範囲の開始ページの1ページ分の文
章が表示されて、微調整して設定した目視速度で網掛表
示が行われる。このスピード微調整モードでは、目視速
度の値は大きく変化しないようになっているので、速度
の微調整を行っても、網掛表示の終了時間が、設定した
予定時間に対して大きく変わることはない。
【0036】また、メニュー画面で、速度設定モードを
使用者が選択し、目視速度を直接設定した場合には、設
定した目視速度で網掛表示が行われる。このモードで
は、目視速度を直接設定することができるので、読者の
読むスピードに合わせた設定を任意に且つ容易に行うこ
とができる。このように、第1の実施形態においては、
読書範囲及び読書予定時間を予め設定し、この設定した
値に基づいて目視速度を算出し、算出した目視速度で網
掛表示を行っている。このため、網掛表示に沿って文章
を読み進んでいくことにより、設定した読書範囲の文章
を設定時間内に読み終えることができ、簡単な設定で読
書を中途半端なところで中断するということを回避する
ことができる。また、網掛表示されているので、次のペ
ージに移行するタイミングを容易に知ることができ、読
書に集中することが可能となる。
【0037】次に、本発明に係る第2の実施形態を説明
する。第2の実施形態では、表示された文字自体を、算
出した目視速度で所定の色に順次変えて、目視位置を指
示する色文字表示を行っている。第2の実施形態は、目
視位置指示手段としての色文字表示の処理の一部と、画
像メモリ12aが、図12に示すように、3原色のRG
Bの各メモリで構成される点と、表示部2がカラー表示
画面である点が第1の実施形態と異なる。また、電子書
籍再生装置1の例えば側面には、目視位置表示の色指定
を行う切換スイッチが設けられている点が、第1の実施
形態と異なる。これ以外のブロック構成、色文字表示の
読書範囲と読書予定時間の設定の処理、及び目視速度算
出手段としての目視速度算出の処理は、第1の実施形態
と同じである。
【0038】そこで、演算処理装置10で実行される目
視位置指示手段としての色文字表示の処理を、図13の
フローチャートに基づいて説明する。先ず、ステップS
51で、第1の実施形態と同様な処理を行って算出した
目視速度に基づいて、色文字表示データを付加して画像
データを変換するときのデータ変換間隔を算出する。色
文字表示データの付加は、目視位置を指示しようとする
画像データに対して行われる。第2の実施形態では、毎
ラインごとに色文字表示データが付加されるので、例え
ば、目視速度や表示画面の縦方向のドット数等が第1の
実施形態と同じ値のときには、データ変換間隔は、網掛
表示データの書込間隔の1/5となり、6.25msecで
ある。
【0039】次いで、ステップS52で、第1の実施形
態のステップS32と同様に、算出したデータ変換間隔
をタイマ回路に設定し、ステップS53で、同じくステ
ップS33と同様な処理によって、読書開始ページの値
を読み出して読出ページをレジスタに設定し、また、読
書範囲設定モードの選択時には、色文字表示データを画
像メモリ12に付加して画像データを変換するときの、
画像メモリ12のデータ変換開始アドレスをレジスタに
設定する。
【0040】次に、ステップS54に移行し、設定した
読出ページと同一ページのデータをシングルCD−RO
M4から読み出して、漢字ROM8を用いて画像データ
に変換し、1ページ分の画像データを画像メモリ12a
のRGBの各メモリにそれぞれ格納する。RGBの各メ
モリには、文字部に黒の画像データとして2値化信号の
“0”を格納し、バック部に白の画像データとして2値
化信号の“1”を格納する。このとき、画面上の所定の
位置(ドット)に対応するRGBの各メモリの同一アド
レスには、全て同じ2値化信号の画像データを格納す
る。
【0041】次いで、ステップS55に移行し、RGB
の各メモリの同一アドレスの画像データを、同時に、所
定の読み出し周期で水平ラインの1ビット毎に順次出力
して、表示部2に文章を表示する。RGBの各メモリの
同一アドレスには同一のデータが格納されているので、
出力されたRGBの各メモリの画像データを加算して
も、画面上ではバック部は白で表示され、文字は黒で文
章表示される。
【0042】そして、ステップS56で、ステップS3
6と同様に、色文字表示データを付加して文字色を変換
する時期であるか否かを判定する。次に、ステップS5
7に移行し、設定された画像メモリ12aのデータ変換
開始アドレスに基づいて、色文字表示データを画像メモ
リ12aの画像データに付加し、画像データを所定の色
文字の表示状態に変換する。目視位置表示の色指定を行
う切換スイッチが例えば赤に設定されているときには、
画像データは赤色文字の表示状態に変換される。
【0043】図14(A)に示すように、文字部を黒か
ら赤に変換する場合には、図14(B)にX’−Y’の
走査ラインにおけるRGBの信号レベルを示すように、
Rの画像メモリ12aの目視位置を指示する画像データ
のみに“1”の色文字表示データを付加することによっ
て赤の色文字表示を行うことができる。元々、バック部
の画像データは“1”であるので、所定の目視速度でR
の画像メモリに“1”の色文字表示データを書き込んで
も、悪影響を与えずに黒文字を赤文字に変換することが
できる。
【0044】そして、ステップS58で、第1の実施形
態のステップS38と同様に、設定した読書範囲の終了
位置であるか否かの判定処理を行い、ステップS59
で、同じくステップS39と同様に、色文字表示がペー
ジ内の最終行で且つ最終ラインに達しているか否かの判
定処理を行う。次に、ステップS60に移行し、色文字
変換を行う画像メモリのアドレス値を更新する。アドレ
ス値の更新は次のように行われる。文章が縦表示されて
いるので、画面の右端上部の文字部から1ライン毎に順
次、赤色文字の処理を行うために、Rの画像メモリ12
aの列アドレスは、文章の縦一行の範囲で1行分の色文
字表示が終了するまで固定し、行アドレスは1ずつ更新
する。そして、ステップS61で、第1の実施形態のス
テップS41と同様に、読出ページの値を1つインクリ
メントしステップS62で、画像メモリ12のデータ変
換書込開始アドレスを、文章の第1行目の先頭の文字頭
部に設定する。そして、ステップS54に移行して、次
のページのデータをシングルCD−ROM4から読出
す。
【0045】次に、第2の実施形態の動作を説明する。
読書範囲及び読書予定時間の設定によって、目視速度が
算出される点は第1の実施形態と同様である。色文字表
示は、算出された目視速度に基づいて実行され、文章が
画面上で縦表示されているので、右端上部から色文字表
示を行う。文字の色を黒から赤に変換する色文字表示デ
ータが付加されるときには、Rの画像メモリ12aのみ
の行又は列のアドレスが更新され、Rの画像メモリ12
aの設定されたアドレスに、“1”の色文字表示データ
が付加される。これにより、表示された文章の縦一行の
文字が走査ライン毎に赤色に変換され、順次、隣の行の
文章へと赤文字表示が移行する。そして、自動ページ送
りを行いながら、設定した文章範囲の終了位置まで順次
色文字表示が実行される。
【0046】このように、第2の実施形態においては、
文字の色が1つの行の走査ライン毎に順次変換される。
実施形態では、色文字表示する色を赤に設定している
が、色文字表示の色は容易に変えることが可能であり、
例えば画面上の同じドットに対応するR及びGの画像メ
モリのアドレスに、同時に“1”の色表示データを入力
した場合には、色文字表示を黄色に設定できる。このた
め、色文字表示を行うときの色の選択幅が広がり、実用
性の高い電子書籍再生装置を提供することができる。
【0047】なお、上記実施形態においては、目視位置
指示手段を、網掛表示の構成と色文字表示の構成で達成
しているが、この他に、文章の横に傍線を引く構成にす
ることによって、目視位置の指示を行ってもよい。例え
ば、画像メモリに格納された文字データと文字データの
間のビットに例えば“0”の2値化信号を順次付加し
て、黒の傍線を引くようにする。この場合には、傍線の
みでよいため、画像メモリのアドレス管理が容易になる
という効果がある。
【0048】また、目視位置指示手段を、表示された文
章の中の1文字のみを反転表示する構成にして、目視位
置の指示を行ってもよい。この場合には、画像メモリに
目視位置を指示するためのデータを付加せずに、画像メ
モリ及び表示部間にスイッチング回路を設け、スイッチ
ング回路の入力信号を反転するときの水平ライン方向及
び垂直ライン方向の各方向のタイミングを演算処理装置
で管理する。目視位置の指示が1文字のみであるので、
文章全体の文字が見やすくなるという効果がある。
【0049】なお、上記各実施形態では、文章を画面上
で縦表示しているが、横表示の文章でも目視位置を指示
することはできる。この場合には、表示画面における左
上部の文字の左側から順次網掛表示又は色文字表示を行
い、横1行の網掛表示等が終了したときに順次下の行へ
と網掛表示等を移行させる。また、上記各実施形態で
は、目視速度を算出するときに、設定した読書範囲内の
行数を算出しているが、これに限定されるものではな
く、設定した読書範囲内の文字数を計数して目視速度を
算出してもよい。例えば、シングルCD−ROMからデ
ータを読出して画像メモリに画像データを格納するとき
に、データのコード番号を判別して文字数を計数する。
そして、網掛表示等により目視位置を指示するときに
は、例えば、画像メモリに画像データを格納するときに
予め文字の位置を判別しておき、文字がある位置にのみ
網掛表示等を行う。
【0050】また、第2の実施形態では、文字を初期時
に黒で表示しているが、これに限定されるものではな
く、初期時に色文字で表示してもよい。また、第1の実
施形態で、画像メモリをRGBの3つのメモリで構成し
て、網掛表示に色をつけてるようにしてもよい。例え
ば、文字部の画像データは3つのメモリとも“0”で黒
表示し、バック部は“1”にして白表示する。そして、
網掛表示を行うときに、目視位置を表示する所定の2つ
のメモリの同一アドレスに同時に“0”の網掛表示デー
タを付加し、他の1つのメモリのバック部は“1”のま
まにする。これにより、網掛表示は、バック部が“1”
のままのメモリの色で表示することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
書籍再生装置においては、読書予定時間及び文章範囲を
設定する設定手段と、目視速度を算出する目視速度算出
手段と、文章の目視位置を順次指示する目視位置指示手
段とを備えている。このため、目視位置の指示に沿って
文章を読み進んでいくことにより、設定した読書範囲の
文章を設定した予定時間内に読み終えることができ、簡
単な設定で読書を中途半端なところで中断するというこ
とを回避することができる。また、目視位置が指示され
ているので、次のページに移行するタイミングを容易に
知ることができ、読書に集中することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子書籍再生装置の平面図であ
る。
【図2】本発明に係る第1の実施形態のブロック図であ
る。
【図3】実施形態に係る網掛表示の設定の処理手順を示
すフローチャートである。
【図4】網掛表示の設定のメニュー画面を示す説明図で
ある。
【図5】読書範囲設定モードの操作を示す説明図であ
る。
【図6】目次モードの操作を示す説明図である。
【図7】速度設定モードの操作を示す説明図である。
【図8】第1の実施形態に係る目視速度算出の処理手順
を示すフローチャートである。
【図9】第1の実施形態に係る網掛表示の処理手順を示
すフローチャートである。
【図10】第1の実施形態に係る通常の表示状態の説明
図である。
【図11】第1の実施形態に係る網掛表示状態の説明図
である。
【図12】第2の実施形態に係る画像メモリの構成を示
す主要部のブロック図である。
【図13】第2の実施形態に係る色文字表示の処理手順
を示すフローチャートである。
【図14】第2の実施形態に係る色文字表示状態の説明
図である。
【符号の説明】
1 電子書籍再生装置 2 表示部 3 キー操作部 4 シングルCD−ROM 10 演算処理装置 12 画像メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に格納された文章情報を読出し
    て表示装置に文章を表示する電子書籍再生装置におい
    て、 読書予定時間及びその読書予定時間内で読み終える文章
    範囲を設定する設定手段と、該設定手段で設定した読書
    予定時間及び文章範囲に基づいて、目視速度を算出する
    目視速度算出手段と、該目視速度算出手段で算出した目
    視速度に基づいて、設定した文章範囲の文章を読書予定
    時間内で読み終えるように文章の目視位置を順次指示す
    る目視位置指示手段とを備えたことを特徴とする電子書
    籍再生装置。
JP7220622A 1995-08-29 1995-08-29 電子書籍再生装置 Pending JPH0962699A (ja)

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