JPH0962822A - 人体移動検知装置および通過人数検知装置 - Google Patents

人体移動検知装置および通過人数検知装置

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JPH0962822A
JPH0962822A JP21882895A JP21882895A JPH0962822A JP H0962822 A JPH0962822 A JP H0962822A JP 21882895 A JP21882895 A JP 21882895A JP 21882895 A JP21882895 A JP 21882895A JP H0962822 A JPH0962822 A JP H0962822A
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JP
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passing
sensor
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JP21882895A
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English (en)
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Kazuhiko Hashimoto
和彦 橋本
Nobuyuki Yoshiike
信幸 吉池
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69616191T priority patent/DE69616191T2/de
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に高精度で信頼性の高い人体検知あるい
は通過人数検知を低コストで行うことができ、また、幅
の広い出入口における通過人数を正確に検知できる人体
移動検知装置及び通過人数検知装置を提供すること。 【構成】 部屋の出入口44上部に設置された人体45
を検知するセンサヘッド41と、センサヘッド41で検
知された床面温度に基づき閾値を設定し、センサヘッド
41の出力値が閾値に対して立ち上がり及び立ち下がり
を検出した場合に人体の存在と判断し、その検出値のセ
ンサヘッド41の素子間における移動を判断することに
より、人体の移動方向を判定する信号処理回路42とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線アレイセン
サを用いて出入口等での人体の移動方向や通過人数を検
知する人体移動検知装置および通過人数検知装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、セキュリティや空調制御、照明制
御において、室内にいる人間の有無や活動量を検知する
ために室内の人間の在室状況や温度分布の計測への要求
が高まりつつ有る。さらに、企業等において在室者管理
を行うことによって、部屋や建物への入場者や退場者の
人数を把握、管理することが求められている。
【0003】従来の在室者管理としては、建物や部屋の
受付で記名してもらう方法、部屋の入口で手動カウンタ
によってカウントする方法、機械的に一人一人を入退室
させてカウントする方法等がある。
【0004】さらに、特開平3−196286、5−3
24955等のように狭い出入口や階段等のマットに圧
力センサを設置して人数や移動方向を検知する方法、ま
た特開平3−186998、4−95794、5−81
503等のように複数の赤外線センサを用いて移動方向
および人数をカウントする方法等がある。すなわち、人
体の重みを検知することによって人体を検知し、移動方
向や通過人数を検知することができ、また、人体から放
出された赤外線を検知することにより人体を検知し、そ
の信号を空気調和機・照明器具等の環境制御機器や防犯
システム等の制御に用いたり、また入退場者人数を計測
する目的で、赤外線センサを用いて赤外線発生源を検出
する装置が使用されるようになってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような方法では、人を用いて人数カウントを行う場合
は、コストが高く、また非常に煩わしく手間と時間がか
かり、また、機械的に検知する方法では、大がかりな設
備を設置する必要があり、コスト的にも非常に高く、ま
た、設備を設置できないという課題がある。
【0006】また、複数の赤外線センサを用いて人体検
知を行う方法では、出入口等に複数のセンサを使用する
ため、コストが高くなり、また、出入口全てを検知して
いるかどうかわからないため誤検知が多く発生し易く、
正確な人数を計測することができないという課題があ
る。特に、センサ下で連続して人体が通過したり、人体
が交差したりするような場合では、誤検知、誤判断が多
く、正確な人体検知を行うことができないという課題が
ある。更に、これらの方法では、それぞれその方法にあ
った信号処理方法やアルゴリズム等が必要であるはずで
あるが、それはいっさい公開されていない。
【0007】また、百貨店や展示会、博覧会のパビリオ
ンや美術館、博物館等の幅1m以上の広い出入口での正
確な通過人数検知は非常に困難であるという課題があ
る。
【0008】本発明は、従来の人体検知のこのような課
題を考慮し、容易に高精度で信頼性の高い人体検知ある
いは通過人数検知を低コストで行うことができ、また、
幅の広い出入口における通過人数を正確に検知できる人
体移動検知装置及び通過人数検知装置を提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、人の移動方向
に配列された複数個の素子を有する赤外線アレイセンサ
と、その赤外線アレイセンサの各素子について、所定時
間帯における出力信号の立ち上がり及び/又は立ち下が
りの変化を検出する信号変化検出手段と、赤外線アレイ
センサの各素子のそれらの検出値に基づいて、所定の規
則を利用して、赤外線アレイセンサが対象とするエリア
における人体の移動を判定する判定手段とを備えた人体
移動検知装置である。
【0010】従って例えば、この人体移動検知装置によ
り、部屋や建物に入ってくる人、出てゆく人の検知、判
定を行い、通過人数を測定することによって、正確な入
場者数、在室人数を検出することができる。特に、常に
赤外線センサが見ている床面の温度を基準にしてスレッ
シュホールド値を設定すれば、床面の温度変動を常にフ
ィードバックさせることができるので、床面の温度変動
に対してスレッシュホールド値を追随させることがで
き、また、基準値に対して上下限のしきい値を設定する
ため、温度の低い低温物体も検知することが可能であ
る。さらに、センサ出力の傾き、すなわち変化分を見た
り、各素子において検知されている人数を最大値以外の
他の素子には常に(最大値−1)の値を入れることによ
って、連続通過や交差通過の人数をより正確に検知する
ことができる。また、隣接した素子からのセンサ出力値
にクロストークの割合をかけて、センサ出力を補正した
り、人体と判断したステップ間の2ステップ以下の人体
と判断していないステップがある場合は、このステップ
を強制的に人体と判断するようにすることによって、低
温や高温物体が混在している場合でも、正確な人体検知
を行い、移動方向や通過人数検知をより正確に行うこと
ができる。
【0011】また、この処理方法であるソフトウエアと
焦電型素子とを組み合わせることによって、システム的
にコンパクト化できコスト的にも安く、正確で信頼性の
高い通過人数検知センサシステムを得ることができ、容
易に即座に在室者人数を検知することができる。特に、
この検知装置およびセンサシステムを用いることによっ
て、複数個のセンサを使用した場合のような誤検知は見
られず、正確に信頼性の高い人体検知、通過人数検知を
行うことができる。
【0012】また、本発明は、人の移動方向に配列され
た複数個の素子を有する複数個の赤外線アレイセンサ
と、それら各赤外線アレイセンサ毎の各素子について、
所定時間帯における出力信号の立ち上がり及び/又は立
ち下がりの変化を検出する信号変化検出手段と、各赤外
線アレイセンサの各素子のそれらの検出値の各赤外線ア
レイセンサ間における出現状況に基づいて、所定の規則
を利用して、複数個の赤外線アレイセンサが対象とする
エリアにおける人体の移動を判定する判定手段とを備え
た人体移動検知装置である。
【0013】従って、例えば、複数個の赤外線センサに
より検出された検出値の出現状態をを、時間的、空間的
に判断することにより、幅の広い出入口における人体検
知、及び通過人数の検知が正確に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の第1の実施の形態に
おいて使用した焦電型赤外線センサを取り付けたセンサ
ヘッドの概略模式図である。図1において、焦電素子1
1は8素子のエレメントから成っており、センサヘッド
はこの焦電素子11と赤外線透過レンズ13、チョッパ
ー14とから成っている。チョッパー14はレンズ前面
に設けられ、赤外線レンズ13に入射する赤外線17を
断続的に遮断する。このチョッパー14はブラシレスモ
ータ16にチョッパーシャフト15により機械的に接続
され回転できるようになっており、非常にコンパクトに
できている。
【0015】本出願人は、このようなセンサヘッドを用
いて通過人体の移動方向と通過人数を検知し、在室者人
数の管理をすることができる通過人数検知センサおよび
そのシステムを案出したが、更に、移動方向や通過人数
を高精度に計測するために、このセンサシステムに適合
する新しい方法を適用した装置を本発明により提供する
ものである。
【0016】一般に、赤外線発生源を検出する装置に使
用される人体検知センサには、赤外線センサ等がある。
赤外線センサとしては、赤外線を光子としてとらえる量
子型センサと、赤外線を電磁波として吸収して、素子の
温度が上昇する熱作用の結果生じる素子の物性変化を利
用する熱型センサの2種類が知られているが、前者につ
いては通常液体窒素等による冷却が必要なため、一般的
には熱型センサが用いられている。熱型センサの中で
も、焦電型赤外線センサは他に比べて感度が高いため、
赤外線発生源検知には適している。しかし、焦電型赤外
線センサは基本的には赤外線の変化を検出するものであ
るため、静止した赤外線発生源を検知しようとした場
合、何等かの方法で赤外線が断続的にセンサ受光部に入
射するように工夫する必要がある。通常は、スリット付
き円板や平板等のチョッパーを回転あるいは振動させる
ことにより、赤外線がセンサ受光部に断続入射(チョッ
ピング)することを実現している。
【0017】上述のセンサヘッドを用いた移動方向を検
知する場合のハードウエア構成の例を図2、及び図3に
示す。図2又は図3において、センサヘッド21から中
継ボックス22を経由して信号処理回路23で移動方向
を判断し、通過人数測定手段としてのコンピュータまた
は表示装置24に表示する。この時、図3に示すように
中継ボックスが信号処理回路32に組み込まれていても
良い。このハードウエア構成によって実際に部屋の出入
口の上部に設置したときの様子が図4である。幅100
cm、高さ220cm程度の通常よく見られる部屋の出
入口44の中央上部にセンサヘッド41を、常に床を見
るような状態で、かつセンサアレイの配列方向が通過方
向と並行になるように設置し、信号処理回路42を通し
て、コンピュータまたは表示装置43に入場、退場の区
別を表示させる。この時のセンサの入射角が6゜である
とすると、図4に示すような検知領域46になるので、
人体45が最も端を通過したとしても十分検知すること
ができることがわかる。
【0018】この時の移動方向検知を行うための全体の
フローチャート図を図5に示す。この赤外線センサから
出力されたチョッピング毎の各ステップのアナログ信号
は、信号処理回路を介して処理されてデジタル出力値と
なる。このデジタル値をもとに人体の移動方向を得るに
あたり、まず、バックグラウンドである床面温度をある
時間サンプリングし、これを平均化することによって得
られた値を基準値とし、この基準値に対してある幅をも
たせたところに上下限のしきい値を設定し、二値化処理
を行い、デジタル出力値がこのしきい値の上限を上回っ
たり、下限を下回った場合人体の存在と判断し、上記し
きい値の上限を上回ったり、下限を下回ったデジタル出
力値の、赤外線アレイセンサの素子間での移動を判断す
ることによって、人体の移動方向、入場、退場の区別を
検知・判断する。すなわち、閾値設定手段、信号変化検
出手段、及び判定手段としての信号処理回路において、
検出された床面温度に基づいて上下限の閾値を設定し、
その閾値を基準として赤外線アレイセンサからの出力信
号が、例えば上限の閾値に対して下から上への立ち上が
り、及び上から下への立ち下がりを検出し、その検出結
果に基づき、所定の規則を利用して人体の移動を判定す
る。尚、ここでは、検出値の立ち上がり及び立ち下がり
の両方を用いて判定したが、各素子における検出値に誤
検知がほとんどなければ、検出値の立ち上がり又は立ち
下がりの片方のみを用いて判定してもよい。
【0019】図6は、この時のバックグラウンド平均処
理のフローチャート図である。また、図7は、デジタル
出力データの二値化処理のフローチャート図を示してい
る。図7において、上限のしきい値を越えたときには二
値化データとして1を与え、下限のしきい値を下回った
ときには二値化データとして−1を与え、それ以外の時
は0を与えるものとする。この結果得られた具体例を図
8に示す。図8は二値化処理後のデータの移動方向検知
可能例である。横方向は素子を、縦方向はチョッピング
によるステップを表しており、■は二値化データが1ま
たは−1のポイントを、○は二値化データが0のポイン
ト示している。これらの例のように、1または−1のポ
イントが3素子以上にわたって連続して移動していれ
ば、移動方向を判別することができる。尚、上記のバッ
クグラウンド温度をある時間サンプリングし、これを平
均化することによって基準値を得るにあたって、設定し
たしきい値の上限を上回ったり、下限を下回った出力値
が検知された場合、すなわち人体が検知されている間
は、得られた基準値を保持し更新をしないようにするこ
とが必要である。
【0020】この方法によって、信頼性も高く、高精度
に人体を検知し、移動方向を判断することができるよう
になり、従来90%程度であった移動方向検知率を99
%以上にすることができた。
【0021】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた焦電型赤
外線センサを、部屋の出入口や建物の通路の上部中央に
設置することによって、部屋や建物に入ってくる人を容
易に検知することができ、高精度、高信頼性で移動方向
を判断することができる。 (実施の形態2)次に、本発明の第2の実施の形態の通
過人数検知装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0022】本実施の形態に用いるセンサヘッドは、前
述の図1のものと同様のものであるので説明を省略す
る。又、このセンサヘッドを用いて通過人数を検知する
場合のハードウエア構成も基本的には図2、または図3
と同様であるが、本実施の形態では、センサヘッドの検
知エリアを通過した人数を移動方向毎に測定して、例え
ば在室人数を検知できる機能が、更に追加されている。
センサヘッド21から中継ボックス22を経由して信号
処理回路23で通過人数を計測し、コンピュータまたは
表示装置24に表示する。又、このハードウエア構成に
よって実際に部屋の出入口の上部に設置したときの様子
も前述の図4と同様である。ここでは、コンピュータま
たは表示装置43には、入場者数、退場者数、および在
室人数を表示させる。
【0023】この時の通過人数検知を行うための全体の
フローチャート図を図9に示す。前述の第1の実施の形
態と同様に、赤外線センサから出力されたチョッピング
毎の各ステップのアナログ信号は信号処理回路により処
理されてデジタル出力値となり、このデジタル値をもと
に人体の通過人数を得るにあたり、まず、バックグラウ
ンドである床面温度をある時間サンプリングし、図6に
示すように、これを平均化することによって得られた値
を基準値とし、この基準値に対してある幅をもたせたと
ころに上下限のしきい値を設定し、図7に示すように、
二値化処理を行い、デジタル出力値がこのしきい値の上
限を上回ったり、下限を下回った場合人体の存在と判断
し、このしきい値の上限を上回ったり、下限を下回った
デジタル出力値の、赤外線アレイセンサの素子間での移
動を判断することによって、人体の移動方向を検知・判
断する。
【0024】本実施の形態では、さらに、このしきい値
によって人体と判断したステップ(H)と人体と判断し
ていないステップ(L)で、LからHへ変化するところ
とHからLへ変化するところでの入退場者数の人数判定
のうち少ないほうの人数を採用し、人体の通過が完了し
た後、各素子での入退場者数のソートを行い、2素子以
上でカウントされた最大値を採用することによって、人
体の通過人数を検知する。
【0025】図10は、この時の通過人数検知装置にお
ける通過人数検知・集計のフローチャート図を示してい
る。また、図11は、入場、退場での通過人数検知の各
素子での具体例と集計結果を示す図である。各素子毎
に、二値データの変化点(L→H,H→L)で入退場の
判定を行い、通過が検知された場合、カウンタをインク
リメントする。この入退場の判定は図8に示すように、
1または−1のポイント■が3素子以上にわたって連続
して移動しており、0のポイントである○と図のような
関係になっておれば移動方向を判別し、その素子におけ
る通過人数を検知することができる。しかし、検索結果
がOKであっても、Xの箇所の二値化データが1であれ
ばキャンセルし、他のパターン配列について検索を行
う。
【0026】さらに、図12は、通過人数検知装置にお
ける二値化データのゴミ削除処理のフローチャート図を
示しており、図13は、この二値化データのゴミ削除処
理の具体例を示している。図13の横方向は素子1〜
8、すなわち人体のポジションを表しており、縦方向は
チョッピングのステップを表している。
【0027】これらの図より、デジタル出力値がしきい
値の上限を上回ったり、下限を下回った場合人体の存在
と判断するが、両隣りの素子および前後1ステップが人
体の存在を検知していなければ、強制的に人体存在箇所
を削除するというものである。つまり、二値データがO
Nでも周りにONになっている箇所がなければ、強制的
にOFF(削除)するということであり、こうすること
によって、S/Nが悪い場合のノイズやゴミを消去する
ことができる。
【0028】これらの方法によって、信頼性も高く、高
精度に人体を検知し、移動方向を判断し、通過人数を計
測することができるようになり、従来80%程度であっ
た通過人数検知率を95%以上にすることができた。
【0029】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた焦電型赤
外線センサを、部屋の出入口や建物の通路の上部中央に
設置することによって、部屋や建物に入ってくる人を容
易に検知することができ、高精度、高信頼性で通過人数
を計測することができる。 (実施の形態3)次に、本発明の第3の実施の形態の通
過人数検知装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0030】センサヘッドの構成は図1と同様であり、
このセンサヘッドを実際に部屋の出入口の上部に設置し
たときの様子も前述の図4と同様である。
【0031】前述の第1の実施の形態と同様に、赤外線
センサから出力されたチョッピング毎の各ステップのア
ナログ信号は信号処理回路により処理されてデジタル出
力値となり、このデジタル値をもとに人体の通過人数を
得るにあたり、まず、バックグラウンドである床面温度
をある時間サンプリングし、図6に示すように、これを
平均化することによって得られた値を基準値とし、この
基準値に対してある幅をもたせたところに上下限のしき
い値を設定し、図7に示すように、二値化処理を行い、
デジタル出力値がこのしきい値の上限を上回ったり、下
限を下回った場合人体の存在と判断し、このしきい値の
上限を上回ったり、下限を下回ったデジタル出力値の、
赤外線アレイセンサの素子間での移動を判断することに
よって、人体の移動方向を検知・判断する。
【0032】本実施の形態では、更に、このしきい値に
よって人体と判断したステップ(H)と人体と判断して
いないステップ(L)で、LからHへ変化するところと
HからLへ変化するところでの入退場者数の人数判定の
うち少ないほうを採用し、人体の通過が完了した後、各
素子での入退場者数のソートを行い、1素子のみ1人を
カウントしている場合は1人通過として、人体の通過人
数を検知する。図14は、この処理によって通過人数検
知可能となった具体例である。これによって、検知領域
を全て完全に通過していない人体でも十分検知すること
ができるようになった。
【0033】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた焦電型赤
外線センサを、部屋の出入口や建物の通路の上部中央に
設置することによって、部屋や建物に入ってくる人を容
易に検知することができ、高精度、高信頼性で通過人数
を計測することができ、在室者人数を表示させることが
できる。 (実施の形態4)次に、本発明の第4の実施の形態の通
過人数検知装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0034】センサヘッドの構成は図1と同様であり、
このセンサヘッドを実際に部屋の出入口の上部に設置し
たときの様子も前述の図4と同様である。
【0035】前述の第1の実施の形態と同様に、赤外線
センサから出力されたチョッピング毎の各ステップのア
ナログ信号は信号処理回路により処理されてデジタル出
力値となり、このデジタル値をもとに人体の通過人数を
得るにあたり、まず、バックグラウンドである床面温度
をある時間サンプリングし、図6に示すように、これを
平均化することによって得られた値を基準値とし、この
基準値に対してある幅をもたせたところに上下限のしき
い値を設定し、図7に示すように、二値化処理を行い、
デジタル出力値がこのしきい値の上限を上回ったり、下
限を下回った場合人体の存在と判断し、このしきい値の
上限を上回ったり、下限を下回ったデジタル出力値の、
赤外線アレイセンサの素子間での移動を判断することに
よって、人体の移動方向を検知・判断する。
【0036】本実施の形態では、更に、このしきい値に
よって人体と判断したステップ(H)の間に2ステップ
以下の人体と判断していないステップ(L)が存在して
いる場合は、強制的にLをHにする補間処理を行うこと
によって、人体の通過人数を検知する。
【0037】図15は、本実施の形態の通過人数検知装
置における二値化データの補間処理のフローチャート図
を示しており、図16は、この二値化データの補間処理
の具体例を示している。このような処理を行うことによ
って、冬場のオーバーコートを着用した人体や、温度分
布にむらのある人体等、低温領域と高温領域の混在して
いる人体の通過に関しては、2人と検知することがな
く、正確に1人と判断することができるようになった。
【0038】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた焦電型赤
外線センサを、部屋の出入口や建物の通路の上部中央に
設置することによって、部屋や建物に入ってくる温度分
布の一定しない人体をも容易に検知することができ、高
精度、高信頼性で通過人数を計測することができ、在室
者人数を表示させることができる。 (実施の形態5)次に、本発明の第5の実施の形態の通
過人数検知装置について図面を参照しながら説明する。
【0039】センサヘッドの構成は図1と同様であり、
このセンサヘッドを実際に部屋の出入口の上部に設置し
たときの様子も前述の図4と同様である。
【0040】前述の第1の実施の形態と同様に、赤外線
センサから出力されたチョッピング毎の各ステップのア
ナログ信号は信号処理回路により処理されてデジタル出
力値となり、このデジタル値をもとに人体の通過人数を
得るにあたり、まず、バックグラウンドである床面温度
をある時間サンプリングし、図6に示すように、これを
平均化することによって得られた値を基準値とし、この
基準値に対してある幅をもたせたところに上下限のしき
い値を設定し、図7に示すように、二値化処理を行う。
この時、本実施の形態では、各素子のデジタル出力値に
近傍の素子からのクロストークの割合をかけることによ
って、このデジタル出力値を補正し、この補正したデジ
タル出力値がしきい値の上限を上回ったり、下限を下回
った場合人体の存在と判断し、このしきい値の上限を上
回ったり、下限を下回った前記デジタル出力値の、赤外
線アレイセンサの素子間での移動を判断する。
【0041】更に、このしきい値によって人体と判断し
たステップ(H)と人体と判断していないステップ
(L)で、LからHへ変化するところとHからLへ変化
するところでの入退場者数の人数判定のうち少ないほう
を採用し、人体の通過が完了した後、各素子での入退場
者数のソートを行い、2素子以上でカウントされた最大
値を採用することによって、人体の通過人数を検知す
る。
【0042】図17は、上述の本実施の形態の通過人数
検知装置におけるクロストーク処理のフローチャート図
を示している。この処理を行うことによって、素子間の
クロストークが大きく存在している場合でも、デジタル
出力値を補正することができ、この補正値をもとに二値
化処理を行うので、より正確に通過人体を検知すること
ができる。
【0043】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた焦電型赤
外線センサを、部屋の出入口や建物の通路の上部中央に
設置することによって、部屋や建物に入ってくる人をよ
り正確に検知することができ、高精度、高信頼性で通過
人数を計測することができる。 (実施の形態6)次に、本発明の第6の実施の形態の通
過人数検知装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0044】センサヘッドの構成は図1と同様であり、
このセンサヘッドを実際に部屋の出入口の上部に設置し
たときの様子も前述の図4と同様である。
【0045】前述の第1の実施の形態と同様に、赤外線
センサから出力されたチョッピング毎の各ステップのア
ナログ信号は信号処理回路により処理されてデジタル出
力値となり、このデジタル値をもとに人体の通過人数を
得るにあたり、まず、バックグラウンドである床面温度
をある時間サンプリングし、図6に示すように、これを
平均化することによって得られた値を基準値とし、この
基準値に対してある幅をもたせたところに上下限のしき
い値を設定し、図7に示すように、二値化処理を行い、
デジタル出力値がこのしきい値の上限を上回ったり、下
限を下回った場合人体の存在と判断する。この時、本実
施の形態では、このデジタル出力値がしきい値の上限を
上回ったり、下限を下回っていても、ある傾き以上にデ
ジタル出力値が減少したり、増加した場合は、強制的に
人体の非存在領域と判断し、このしきい値の上限を上回
ったり、下限を下回ったデジタル出力値の、赤外線アレ
イセンサの素子間での移動を判断することによって、人
体の移動方向を検知・判断する。
【0046】更に、このしきい値によって人体と判断し
たステップ(H)と人体と判断していないステップ
(L)で、LからHへ変化するところとHからLへ変化
するところでの入退場者数の人数判定のうち少ないほう
を採用し、人体の通過が完了した後、各素子での入退場
者数のソートを行い、2素子以上でカウントされた最大
値を採用することによって、連続通過人体の人数を検知
する。
【0047】図18は、上述の本実施の形態の通過人数
検知装置における生データの二値化処理のフローチャー
ト図を示している。これによって、連続通過の場合の人
体間の出力低下を高精度に検知することができ、それに
よって、人体の分離を正確に行うことができ、例えば、
10cm程度離れていれば、確実に分離した人体として
判断することができる。
【0048】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた焦電型赤
外線センサを、部屋の出入口や建物の通路の上部中央に
設置することによって、部屋や建物に入ってくる連続通
過人体を容易に検知することができ、高精度、高信頼性
で連続通過人数を計測することができ、在室者人数を表
示させることができる。
【0049】このように、赤外線センサを建物や部屋の
出入口や通路の上部中央に設置することによって、赤外
線検知領域の中へ人体が移動すると、その人体を検知す
ることができる。さらに、正確に複数の人体の移動方
向、通過人数を判別することができるので、何人の人が
部屋に入り、何人が出ていったかがリアルタイムでわか
り、そうすることによって、建物の各部屋の在室人数を
正確に高精度に即座に高信頼性で検知することができ
る。 (実施の形態7)次に、本発明の第7の実施の形態の通
過人数検知装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0050】センサヘッドの構成は図1と同様であり、
このセンサヘッドを実際に部屋の出入口の上部に設置し
たときの様子も前述の図4と同様である。
【0051】前述の第1の実施の形態と同様に、赤外線
センサから出力されたチョッピング毎の各ステップのア
ナログ信号は信号処理回路により処理されてデジタル出
力値となり、このデジタル値をもとに人体の通過人数を
得るにあたり、まず、バックグラウンドである床面温度
をある時間サンプリングし、図6に示すように、これを
平均化することによって得られた値を基準値とし、この
基準値に対してある幅をもたせたところに上下限のしき
い値を設定し、図7に示すように、二値化処理を行い、
デジタル出力値がこのしきい値の上限を上回ったり、下
限を下回った場合人体の存在と判断し、このしきい値の
上限を上回ったり、下限を下回ったデジタル出力値の、
赤外線アレイセンサの素子間での移動を判断することに
よって、人体の移動方向を検知・判断する。
【0052】本実施の形態では、更に、このしきい値に
よって人体と判断したステップ(H)と人体と判断して
いないステップ(L)で、LからHへ変化するところと
HからLへ変化するところでの入退場者数の人数判定の
うち少ないほうを採用し、ある素子に最大値が検知され
た場合他の素子には(最大値−1)の値を強制的に入力
し、人体の通過が完了した後、各素子での入退場者数の
ソートを行い、2素子以上でカウントされた最大値を採
用することによって、連続通過人体の人数を検知する。
すなわち、連続人体通過において、ある1つの素子に次
の2番目の人体が検知された場合、たとえ1番目の人体
が全ての素子において検知されていなくても、自動的に
全ての素子において1番目の人体が検知されたとするこ
とによって、正確に連続通過人体を検知することができ
る。
【0053】図19は、本実施の形態の通過人数検知装
置における各素子での通過人数検知結果の具体例とその
集計結果である。このように、検知領域を全て完全に通
過していない連続人体でも十分正確に検知することがで
きるようになった。
【0054】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた焦電型赤
外線センサを、部屋の出入口や建物の通路の上部中央に
設置することによって、部屋や建物に入ってくる連続人
体を容易に正確に検知することができ、高精度、高信頼
性で連続通過人数を計測することができ、在室者人数を
表示させることができる。 (実施の形態8)次に、本発明の第8の実施の形態の通
過人数検知装置について、説明する。
【0055】センサヘッドの構成は図1と同様であり、
このセンサヘッドを実際に部屋の出入口の上部に設置し
たときの様子も前述の図4と同様である。
【0056】前述の第1の実施の形態と同様に、赤外線
センサから出力されたチョッピング毎の各ステップのア
ナログ信号は信号処理回路により処理されてデジタル出
力値となり、このデジタル値をもとに人体の通過人数を
得るにあたり、まず、バックグラウンドである床面温度
をある時間サンプリングし、図6に示すように、これを
平均化することによって得られた値を基準値とし、この
基準値に対してある幅をもたせたところに上下限のしき
い値を設定し、図7に示すように、二値化処理を行い、
デジタル出力値がこのしきい値の上限を上回ったり、下
限を下回った場合人体の存在と判断し、このしきい値の
上限を上回ったり、下限を下回ったデジタル出力値の、
赤外線アレイセンサの素子間での移動を判断することに
よって、人体の移動方向を検知・判断する。
【0057】その後、デジタル出力値がしきい値の上限
を上回ったり、下限を下回った場合人体の存在と判断す
るが、両隣りの素子および前後1ステップが人体の存在
を検知していなければ、強制的に人体存在箇所を削除す
る。又、しきい値によって人体と判断したステップ
(H)の間に2ステップ以下の人体と判断していないス
テップ(L)が存在している場合は、強制的にLをHに
する補間処理を行う。さらに、このLからHへ変化する
ところとHからLへ変化するところでの入退場者数の人
数判定のうち少ないほうを採用し、人体の通過が完了し
た後、各素子での入退場者数のソートを行い、2素子以
上でカウントされた最大値を採用することによって、人
体の通過人数を検知する。または、1素子のみ1人をカ
ウントしている場合は1人通過として、人体の通過人数
を検知する。
【0058】このようにして、床面の温度変動に対して
も正確に人体検知を行うことができ、低温物体や高温物
体も同じように検知することができ、さらに、検知領域
を全て完全に通過していない通過人体でも十分検知する
ことができるようになった。また、S/Nが悪い素子の
場合やノイズやゴミが発生した場合でも、それらを消去
することができ、正確な移動方向の検知、通過人体人数
の計測が可能となった。
【0059】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた焦電型赤
外線センサを、部屋の出入口や建物の通路の上部中央に
設置することによって、部屋や建物に入ってくる人を容
易に検知することができ、高精度、高信頼性で通過人数
を計測することができ、在室者人数を表示させることが
できる。
【0060】このように、赤外線センサと通過人数検知
装置と表示装置を連動させた、通過人数検知センサシス
テムは、システム的にも非常に簡便であり、このセンサ
システムを用いることによって、容易に低コストに、信
頼性の高い正確な人体検知、在室者人数判定を行うこと
ができ、快適なインテリジェントビルデイングを提供す
ることができる。 (実施の形態9)次に、本発明の第9の実施の形態の通
過人数検知装置について説明する。
【0061】センサヘッドの構成は図1と同様であり、
このセンサヘッドを実際に部屋の出入口の上部に設置し
たときの様子も前述の図4と同様である。
【0062】本実施の形態では、上記の第6の実施の形
態と同様にして二値化処理を行い、デジタル出力値がこ
のしきい値の上限を上回ったり、下限を下回った場合人
体の存在と判断し、このデジタル出力値がしきい値の上
限を上回ったり、下限を下回っていても、ある傾き以上
にデジタル出力値が減少したり、増加した場合は、強制
的に人体の非存在領域と判断し、このしきい値の上限を
上回ったり、下限を下回ったデジタル出力値の、赤外線
アレイセンサの素子間での移動を判断することによっ
て、人体の移動方向を検知・判断する。
【0063】更に、しきい値によって人体と判断したス
テップ(H)と人体と判断していないステップ(L)
で、LからHへ変化するところとHからLへ変化すると
ころでの入退場者数の人数判定のうち少ないほうを採用
し、ある素子に最大値が検知された場合他の素子には
(最大値−1)の値を強制的に入力し、人体の通過が完
了した後、各素子での入退場者数のソートを行い、2素
子以上でカウントされた最大値を採用することによっ
て、連続通過人体の人数を検知する。すなわち、連続人
体通過において、ある1つの素子に次の2番目の人体が
検知された場合、たとえ1番目の人体が全ての素子にお
いて検知されていなくても、自動的に全ての素子におい
て1番目の人体が検知されたとすることによって、正確
に連続通過人体を検知することができる。
【0064】これによって、連続通過の場合の人体間の
出力低下を高精度に検知することができ、人体の分離を
正確に行うことができ、10cm程度離れていれば、確
実に分離した人体として判断することができる。さら
に、検知領域を全て完全に通過していない連続人体でも
十分正確に検知することができるようになった。以上の
ように、本実施の形態によれば、赤外線センサを建物や
部屋の出入口や通路の上部中央に設置することによっ
て、赤外線検知領域の中へ人体が移動すると、その人体
を検知することができる。さらに、正確に複数の人体の
移動方向、通過人数を判別することができるので、何人
の人が部屋に入り、何人が出ていったかがリアルタイム
でわかり、そうすることによって、建物の各部屋の在室
人数を正確に高精度に即座に高信頼性で検知することが
できる。 (実施の形態10)次に、本発明の第10の実施の形態
の通過人数検知装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0065】図20は、本発明の第10の実施の形態の
通過人数検知装置における全体のフローチャート図であ
る。センサヘッドの構成は図1と同様であり、このセン
サヘッドを実際に部屋の出入口の上部に設置したときの
様子も前述の図4と同様である。
【0066】本実施の形態では、上記の第6の実施の形
態と同様にして二値化処理を行い、デジタル出力値がこ
のしきい値の上限を上回ったり、下限を下回った場合人
体の存在と判断し、このデジタル出力値がしきい値の上
限を上回ったり、下限を下回っていても、ある傾き以上
にデジタル出力値が減少したり、増加した場合は、強制
的に人体の非存在領域と判断し、このしきい値の上限を
上回ったり、下限を下回ったデジタル出力値の、赤外線
アレイセンサの素子間での移動を判断することによっ
て、人体の移動方向を検知・判断する。
【0067】その後、デジタル出力値がしきい値の上限
を上回ったり、下限を下回った場合人体の存在と判断す
るが、両隣りの素子および前後1ステップが人体の存在
を検知していなければ、強制的に人体存在箇所を削除す
る。又、しきい値によって人体と判断したステップ
(H)の間に2ステップ以下の人体と判断していないス
テップ(L)が存在している場合は、強制的にLをHに
する補間処理を行う。さらに、このLからHへ変化する
ところとHからLへ変化するところでの入退場者数の人
数判定のうち少ないほうを採用し、ある素子に最大値が
検知された場合他の素子には(最大値−1)の値を強制
的に入力し、人体の通過が完了した後、各素子での入退
場者数のソートを行い、2素子以上でカウントされた最
大値を採用することによって、連続通過人体の人数を検
知する。また、1素子のみ1人をカウントしている場合
は1人通過として、人体の通過人数を検知する。
【0068】図21は、本実施の形態の通過人数検知装
置における通過人数検知可能な具体例を示す図である。
(a)はオーバーコートを着用した低い表面温度を一部
有している人体が通過した場合、(b)はセンサ下で2
人の人体が交差した場合、(c)は連続して人体が通過
した場合、のそれぞれ検知結果である。これらの結果よ
り、(a)においては補間処理が、(b)においてはセ
ンサ出力の傾き検知が、(c)においては(最大値−
1)の値をとることが、非常に有効であることがわかっ
た。
【0069】これらの方法によって、信頼性も高く、高
精度に人体を検知し、移動方向を判断し、通過人数を計
測することができるようになり、従来80%程度であっ
た通過人数検知率を95%以上にすることができた。
【0070】このように、本実施の形態によれば、固定
型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた焦電型赤外
線センサを、部屋の出入口や建物の通路の上部中央に設
置することによって、部屋や建物に入ってくる人を容易
に検知することができ、高精度、高信頼性で通過人数を
計測することができる。
【0071】なお、上記実施の形態では、いずれもバッ
クグラウンドを床面としたが、これに限らず、例えば床
面以外の壁面等でもよい。
【0072】また、上記実施の形態では、いずれも焦電
型赤外線センサのチョッピング周期について特に説明し
ていないが、チョッピング周期を10Hz以上にするこ
とによって、より高速により正確に高精度に人体検知を
行うことができる。
【0073】以上のように、人体検知を行うことができ
る赤外線センサを、建物や部屋等の出入口や廊下の上部
や横に設置することによって、部屋や建物に入ってくる
人、出てゆく人の検知、判定を行い、通過人数を測定す
ることによって、正確な入場者数、在室者人数を検出す
ることができる。特に、常にセンサが見ている床面等の
温度を基準にしてスレッシュホールド値を設定するた
め、床面等の温度変動を常にフィードバックさせること
ができるので、床面等の温度変動に対してスレッシュホ
ールド値を追随させることができ、また、基準値に対し
て上下限のしきい値を設定するため、温度の低い低温物
体も検知することができる。
【0074】さらに、センサ出力の傾き、すなわち変化
分を見たり、各素子において検知されている人数を最大
値以外の他の素子には常に(最大値−1)の値を入れる
ことによって、連続通過や交差通過の人数をより正確に
検知することができる。また、隣接した素子からのセン
サ出力値にクロストークの割合をかけて、センサ出力を
補正したり、人体と判断したステップ間の2ステップ以
下の人体と判断していないステップがある場合は、この
ステップを強制的に人体と判断するようにすることによ
って、低温や高温物体が混在している場合でも、正確な
人体検知を行い、移動方向や通過人数検知をより正確に
行うことができる。
【0075】また、この処理方法であるソフトウエアと
焦電型素子とを組み合わせることによって、システム的
にコンパクト化できコスト的にも安く、正確で信頼性の
高い通過人数検知センサシステムを得ることができ、容
易に即座に在室者人数を検知することができる。特に、
この検知装置およびセンサシステムを用いることによっ
て、複数個のセンサを使用した場合のような誤検知は見
られず、正確に信頼性の高い人体検知、通過人数検知を
行うことに大きく寄与することができる。このように、
この移動方向および通過人数検知装置は、プログラム的
にも非常に簡便であり、このアルゴリズムを用いること
によって、連続通過や交差通過時においても誤検知のほ
とんどない正確な人体検知を、容易に低コストに行うこ
とができる。従って、本発明を用いることによって、容
易に、高精度に、信頼性の高い人体検知、在室者人数測
定を行うことができ、快適なインテリジェントビルデイ
ングシステムに大きく寄与することができる。 (実施の形態11)次に、本発明の第11の実施の形態
の通過人数検知装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0076】図22は、図1のセンサヘッドを用いた移
動方向を検知する場合のハードウエア構成図である。図
22において、センサヘッド2221から出たセンサ出
力は信号処理回路2222で処理され、制御装置222
3において通過人数を判断し、コンピュータ2224ま
たは表示装置2225に表示される。このハードウエア
構成によって実際に百貨店等の出入口の上部に設置した
ときの様子が図23である。幅200cm、高さ250
cmの非常に広い出入口335の上部に、等間隔に4個
のセンサヘッド331を、常に床を見るような状態で、
かつセンサアレイの配列方向が人体の通過方向と並行に
なるように設置し、信号処理回路332を通して、コン
ピュータ333または表示装置334に入場者数、退場
者数、在室人数を表示させる。この時のセンサの入射角
が3゜であるとすると、図に示すような検知領域337
になるので、人体336の肩幅が40cm程度であって
も、センサ間隔が50cm程度であればどこを人体が通
過したとしても、十分検知することができることがわか
る。
【0077】この時の通過人体検知を行うための全体の
フローチャート図を図24に示す。この赤外線センサか
ら出力されたチョッピング毎の各ステップのアナログ信
号は、信号処理回路を介して処理されてデジタル出力値
となる。このデジタル値をもとに人体の通過人数を得る
にあたり、まず、バックグラウンドである床面温度をあ
る時間サンプリングし、これを平均化することによって
得られた値を基準値とし、この基準値に対してある幅を
もたせたところに上下限のしきい値を設定し、二値化処
理を行い、デジタル出力値がこのしきい値の上限を上回
ったり、下限を下回った場合人体の存在と判断する。こ
の時、本実施例では、赤外線アレイセンサが4個設置さ
れているので、所定の規則を利用して、しきい値の上限
を上回ったり、下限を下回ったデジタル出力値の、赤外
線アレイセンサの隣接する素子間での移動と、隣接する
各赤外線センサヘッド間での移動、すなわち、赤外線ア
レイセンサ間における検出値の推移出現状況とを判断す
ることによって、人体の移動方向、入場、退場の区別を
検知・判断する。
【0078】ここで、バックグラウンド平均処理、デジ
タル出力データの二値化処理、及び二値化処理の具体例
は、基本的には上記第1の実施の形態と同様である(図
6、7、8参照)。また、二値化データのゴミ削除処理
及びその二値化データのゴミ削除処理の具体例について
も上記第2の実施の形態と同様の方法で行う(図12、
13参照)。
【0079】これらの方法によって、信頼性も高く、高
精度に人体を検知し、移動方向を判断することができる
ようになり、従来90%程度であった移動方向検知率を
99%以上にすることができた。
【0080】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた複数の焦
電型赤外線センサを、幅の広い出入口や建物の通路の上
部中央に等間隔に設置することによって、部屋や建物に
入ってくる人を容易に正確に検知することができ、高精
度、高信頼性で移動方向を判断することができる。 (実施の形態12)次に、本発明の第12の実施の形態
の通過人数検知方法について、図面を参照しながら説明
する。
【0081】本実施の形態におけるハードウェア構成と
通過人数検知を行うための全体のフローチャートは、基
本的には上記第11の実施の形態と同様である(図2
3、24参照)。すなわち、バックグラウンドである床
面温度をある時間サンプリングし、これを平均化するこ
とによって基準値を得て上下限のしきい値を設定し、更
に、二値化処理を行い、デジタル出力値がこのしきい値
の上限を上回ったり、下限を下回った場合人体の存在と
判断し、しきい値の上限を上回ったり、下限を下回った
デジタル出力値の、赤外線アレイセンサの隣接する素子
間での移動と、隣接する各赤外線センサヘッド間での移
動、すなわち、赤外線アレイセンサ間における検出値の
推移出現状況とを判断することによって、人体の移動方
向を検知・判断する。本実施の形態では、さらに、この
しきい値によって人体と判断したステップ(H)と人体
と判断していないステップ(L)で、LからHへ変化す
るところとHからLへ変化するところでの入退場者数の
人数判定のうち少ないほうを採用し、人体の通過が完了
した後、各素子での入退場者数のソートを行い、2素子
以上でカウントされた最大値を採用することによって、
人体の通過人数を検知する。
【0082】図10は、この時の通過人数検知方法にお
ける通過人数検知・集計のフローチャート図を示してい
る。また、図25は入場、退場での通過人数検知の各セ
ンサ、各素子での具体例と集計結果である。各センサ、
各素子毎に、二値データの変化点(L→H,H→L)で
入退場の判定を行い、通過が検知された場合、カウンタ
をインクリメントする。この入退場の判定は上記第11
の実施の形態と同様、図7に示すように、1または−1
のポイント■が3素子以上にわたって連続して移動して
おり、0のポイントである○と図のような関係になって
おれば移動方向を判別し、その素子における通過人数を
検知することができる。しかし、検索結果がOKであっ
ても、Xの箇所の二値化データが1であればキャンセル
し、他のパターン配列について検索を行う。
【0083】これらの方法によって、信頼性も高く、高
精度に人体を検知し、移動方向を判断し、通過人数を計
測することができるようになり、従来80%程度であっ
た通過人数検知率を95%以上にすることができた。
【0084】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた複数の焦
電型赤外線センサを、幅の広い出入口や建物の通路の上
部中央に等間隔に設置することによって、部屋や建物に
入ってくる人を容易に検知することができ、高精度、高
信頼性で通過人数を計測することができ、在室者人数を
表示させることができる。 (実施の形態13)次に、本発明の第13の実施の形態
の通過人数検知装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0085】本実施の形態におけるハードウェア構成と
通過人数検知を行うための全体のフローチャートは、基
本的には上記第11の実施の形態と同様である(図2
3、24参照)。すなわち、バックグラウンドである床
面温度をある時間サンプリングし、これを平均化するこ
とによって基準値を得て上下限のしきい値を設定し、更
に、二値化処理を行い、デジタル出力値がこのしきい値
の上限を上回ったり、下限を下回った場合人体の存在と
判断し、しきい値の上限を上回ったり、下限を下回った
デジタル出力値の、赤外線アレイセンサの隣接する素子
間での移動と、隣接する各赤外線センサヘッド間での移
動、すなわち、赤外線アレイセンサ間における検出値の
推移出現状況とを判断することによって、人体の移動方
向を検知・判断する。本実施の形態では、さらに、上記
しきい値によって人体と判断したステップ(H)の間に
2ステップ以下の人体と判断していないステップ(L)
が存在している場合は、強制的にLをHにする補間処理
を行うことによって、人体の通過人数を検知する。
【0086】図15は、この二値化データの補間処理の
フローチャート図を示しており、図16は、この二値化
データの補間処理の具体例を示している。このような処
理を行うことによって、冬場のオーバーコートを着用し
た人体や、温度分布にむらのある人体等、低温領域と高
温領域の混在している人体の通過に関しては、2人と検
知することがなく、正確に1人と判断することができる
ようになった。
【0087】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた複数の焦
電型赤外線センサを、幅の広い出入口や建物の通路の上
部に等間隔に設置することによって、部屋や建物に入っ
てくる温度分布の一定しない人体をも容易に検知するこ
とができ、高精度、高信頼性で通過人数を計測すること
ができ、在室者人数を表示させることができる。 (実施の形態14)次に、本発明の第14の実施の形態
の通過人数検知方法について、図面を参照しながら説明
する。
【0088】本実施の形態におけるハードウェア構成と
通過人数検知を行うための全体のフローチャートは、基
本的には上記第11の実施の形態と同様である(図2
3、24参照)。まず、バックグラウンドである床面温
度をある時間サンプリングし、これを平均化することに
よって基準値を得て上下限のしきい値を設定し、更に、
二値化処理を行う。次に、本実施の形態では、デジタル
出力値がこのしきい値の上限を上回ったり、下限を下回
った場合人体の存在と判断し、このデジタル出力値がし
きい値の上限を上回ったり、下限を下回っていても、あ
る傾き以上にデジタル出力値が減少したり、増加した場
合は、強制的に人体の非存在領域と判断し、このしきい
値の上限を上回ったり、下限を下回ったデジタル出力値
の、赤外線アレイセンサの隣接する素子間での移動と、
隣接する各赤外線センサヘッド間での移動、すなわち、
赤外線アレイセンサ間における検出値の推移出現状況と
を判断することによって、人体の移動方向を検知・判断
する。さらに、このしきい値によって人体と判断したス
テップ(H)と人体と判断していないステップ(L)
で、LからHへ変化するところとHからLへ変化すると
ころでの入退場者数の人数判定のうち少ないほうを採用
し、人体の通過が完了した後、各素子での入退場者数の
ソートを行い、2素子以上でカウントされた最大値を採
用することによって、連続通過人体の人数を検知する。
【0089】図18は、上記実施の形態における生デー
タの二値化処理のフローチャート図を示している。これ
によって、連続通過の場合の人体間の出力低下を高精度
に検知することができ、それによって、人体の分離を正
確に行うことができ、10cm程度離れていれば、確実
に分離した人体として判断することができる。
【0090】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた複数の焦
電型赤外線センサを、幅の広い出入口や建物の通路の上
部中央に等間隔に設置することによって、部屋や建物に
入ってくる連続通過人体を容易に検知することができ、
高精度、高信頼性で連続通過人数を計測することがで
き、在室者人数を表示させることができる。
【0091】このように、複数の赤外線センサを建物や
部屋の出入口や通路の上部中央に検知領域に合うように
設置することによって、赤外線検知領域の中へ人体が移
動すると、その人体を検知することができる。さらに、
正確に複数の人体の移動方向、通過人数を判別すること
ができるので、何人の人が部屋に入り、何人が出ていっ
たかがリアルタイムでわかり、そうすることによって、
建物の各部屋の在室人数を正確に高精度に即座に高信頼
性で検知することができる。 (実施の形態15)次に、本発明の第15の実施の形態
の通過人数検知装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0092】本実施の形態におけるハードウェア構成と
通過人数検知を行うための全体のフローチャートは、基
本的には上記第11の実施の形態と同様である(図2
3、24参照)。すなわち、バックグラウンドである床
面温度をある時間サンプリングし、これを平均化するこ
とによって基準値を得て上下限のしきい値を設定し、更
に、二値化処理を行い、デジタル出力値がこのしきい値
の上限を上回ったり、下限を下回った場合人体の存在と
判断し、しきい値の上限を上回ったり、下限を下回った
デジタル出力値の、赤外線アレイセンサの隣接する素子
間での移動と、隣接する各赤外線センサヘッド間での移
動、すなわち、赤外線アレイセンサ間における検出値の
推移出現状況とを判断することによって、人体の移動方
向を検知・判断する。本実施の形態では、さらに、この
しきい値によって人体と判断したステップ(H)と人体
と判断していないステップ(L)で、LからHへ変化す
るところとHからLへ変化するところでの入退場者数の
人数判定のうち少ないほうを採用し、ある素子に最大値
が検知された場合他の素子には(最大値−1)の値を強
制的に入力し、人体の通過が完了した後、各素子での入
退場者数のソートを行い、2素子以上でカウントされた
最大値を採用することによって、連続通過人体の人数を
検知する。すなわち、連続人体通過において、ある1つ
の素子に次の2番目の人体が検知された場合、たとえ1
番目の人体が全ての素子において検知されていなくて
も、自動的に全ての素子において1番目の人体が検知さ
れたとすることによって、正確に連続通過人体を検知す
ることができる。
【0093】図26は、上記実施の形態における各素子
での通過人数検知結果の具体例とその集計結果である。
これによって、検知領域を全て完全に通過していない連
続人体でも十分正確に検知することができるようになっ
た。
【0094】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた複数の焦
電型赤外線センサを、幅の広い出入口や建物の通路の上
部中央に検知エリアに合うように設置することによっ
て、部屋や建物に入ってくる連続人体を容易に正確に検
知することができ、高精度、高信頼性で連続通過人数を
計測することができ、在室者人数を表示させることがで
きる。 (実施の形態16)次に、本発明の第16の実施の形態
の通過人数検知装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0095】本実施の形態におけるハードウェア構成は
上記第11の実施の形態と同様であるが(図23参
照)、処理方法でこれまでの実施の形態と異なる点は、
床面温度をある時間サンプリングし、これを平均化する
ことによって得られた基準値に対して、ある幅をもたせ
たところに上下限のしきい値を2個づつ設定し、このデ
ジタル出力値の三値化処理を行い、このデジタル出力値
がしきい値の上の上限を上回ったり、下の下限を下回っ
た場合人体の存在と判断する点である。本実施の形態で
は、しきい値の上の上限を上回ったり、下の下限を下回
ったデジタル出力値の、赤外線アレイセンサの隣接する
素子間での移動と、隣接する各赤外線センサヘッド間で
の移動を判断し、また、このデジタル出力値がしきい値
の2つの上限の間や、2つの下限の間にある場合、隣接
する赤外線センサヘッド間の各素子において、同期をと
り同じようにセンサ出力が得られていれば、同一人物の
通過であると判断することによって、人体の通過人数を
検知することができる。
【0096】図27は、上記実施の形態におけるセンサ
出力としきい値との関係を示す図である。センサ1とセ
ンサ2の中間を1人の人体が通過した場合、センサ1お
よびセンサ2のピーク出力はしきい値1と2の間に存在
する。この時、しきい値1のみの場合は両方のセンサに
出力が生じるので、2人の通過と検知され、また、しき
い値2のみの場合は通過人数は0と誤検知されてしま
う。本実施の形態のように、しきい値を2個設定し、こ
のしきい値の間にピーク出力が生じ、センサ1と2で同
期をとり、同じタイミングでセンサ1と2に人体が入っ
てきたと判断した場合は、1人の通過として検知すれ
ば、前述のような誤検知が防止できる。図28は、本実
施の形態におけるセンサ1と2の具体的な表示結果を示
す図である。横方向はセンサの素子、すなわち人体のポ
ジションを表しており、縦方向はチョッピングのステッ
プ、すなわち時間を表している。この図のように同じタ
イミングでセンサ1と2に人体が入り、ともにセンサ出
力が2個のしきい値の中間の場合は、1人の通過として
判断する。
【0097】また、低温物体の場合でも同様にしきい値
を2個設定しているので、同じように検知は可能であ
る。
【0098】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた複数の焦
電型赤外線センサを、幅の広い出入口や建物の通路の上
部中央に検知エリアに合うように設置し、しきい値を2
個づつ設定することによって、センサの検知領域の間を
通過する人体も容易に正確に検知することができ、高精
度、高信頼性で連続通過人数を計測することができ、在
室者人数を管理することができる。 (実施の形態17)次に、本発明の第17の実施の形態
の通過人数検知方法について、図面を参照しながら説明
する。
【0099】本実施の形態におけるハードウェア構成と
通過人数検知を行うための全体のフローチャートは、基
本的には上記第11の実施の形態と同様である(図2
3、24参照)。すなわち、バックグラウンドである床
面温度をある時間サンプリングし、これを平均化するこ
とによって基準値を得て上下限のしきい値を設定し、更
に、二値化処理を行い、デジタル出力値がこのしきい値
の上限を上回ったり、下限を下回った場合人体の存在と
判断し、しきい値の上限を上回ったり、下限を下回った
デジタル出力値の、赤外線アレイセンサの隣接する素子
間での移動と、隣接する各赤外線センサヘッド間での移
動を判断することによって、人体の移動方向を検知・判
断する。本実施の形態では、さらに、隣接する赤外線セ
ンサにおいて各素子のセンサ出力の変化を見るための階
層構造を形成し、赤外線センサ間にわたっての人体移動
を検知することができ、赤外線センサのある素子におい
て検知しなくなったと同時に、隣接する赤外線センサの
同一、又は時間的、空間的に連続するような素子におい
て検知していれば、同一人物の通過であると判断するこ
とによって、人体の通過人数を検知することができる。
【0100】図29は、上記実施の形態における2個の
センサの検知領域と人体移動方向183とを上から見た
図である。通過人体がセンサ1の検知領域181からセ
ンサ2の検知領域182にわたって移動した場合、具体
的な表示結果は図30(a)のようになる。これを図3
0(b)のように時間的、空間的に重ねて階層構造に
し、この階層構造を用いて移動のパスを検索することに
よって、1人の通過と検知・判断することができる。
【0101】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた複数の焦
電型赤外線センサを、幅の広い出入口や建物の通路の上
部中央に検知エリアに合うように設置すし、センサ間で
階層構造を持たせて通過人体の検索を行うことによっ
て、センサ間を移動して通過する人体も容易に正確に検
知することができ、高精度、高信頼性で連続通過人数を
計測することができ、在室者人数を管理することができ
る。 (実施の形態18)次に、本発明の第18の実施の形態
の通過人数検知装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0102】本実施の形態におけるハードウェア構成は
上記第11の実施の形態と同様である(図23)。本実
施の形態における通過人数検知を行うための全体のフロ
ーチャート図を図31に示す。この赤外線センサから出
力されたチョッピング毎の各ステップのアナログ信号
は、信号処理回路を介して処理されてデジタル出力値と
なる。このデジタル値をもとに人体の通過人数を得るに
あたり、まず、前述の第16の実施の形態と同様にして
床面温度に基づいて得られた基準値に対して、ある幅を
もたせたところに上下限のしきい値を2個づつ設定し、
このデジタル出力値の三値化処理を行い、デジタル出力
値がしきい値の上の上限を上回ったり、下の下限を下回
った場合人体の存在と判断し、しきい値の上の上限を上
回ったり、下の下限を下回ったデジタル出力値の、赤外
線アレイセンサの隣接する素子間での移動と、隣接する
各赤外線センサヘッド間での移動を判断する。また、デ
ジタル出力値がしきい値の2つの上限の間や、2つの下
限の間にある場合、隣接する赤外線センサヘッド間の各
素子において、同期をとり同じようにセンサ出力が得ら
れていれば、同一人物の通過であると判断する。
【0103】また、隣接する赤外線センサにおいて各素
子のセンサ出力の変化を見るための階層構造を形成し、
赤外線センサ間にわたっての人体移動を検知することが
でき、赤外線センサのある素子において検知しなくなっ
たと同時に、隣接する赤外線センサの同一、又は時間
的、空間的に連続するような素子において検知していれ
ば、同一人物の通過であると判断することによって、人
体の通過人数を検知する。
【0104】更に、デジタル出力値がしきい値の上限を
上回ったり、下限を下回っていても、ある傾き以上にデ
ジタル出力値が減少したり、増加した場合は、強制的に
人体の非存在領域と判断し、また、しきい値によって人
体と判断したステップ(H)と人体と判断していないス
テップ(L)で、LからHへ変化するところとHからL
へ変化するところでの入退場者数の人数判定のうち少な
いほうを採用し、ある素子に最大値が検知された場合、
他の素子には(最大値−1)の値を強制的に入力し、人
体の通過が完了した後、各素子での入退場者数のソート
を行い、2素子以上でカウントされた最大値を採用する
ことによって、連続通過人体の人数を検知する。
【0105】更に、しきい値によって人体と判断したス
テップ(H)の間に2ステップ以下の人体と判断してい
ないステップ(L)が存在している場合は、強制的にL
をHにする補間処理を行うことによって、人体の通過人
数を検知する。また、デジタル出力値がしきい値の上限
を上回ったり、下限を下回った場合人体の存在と判断す
るが、両隣りの素子および前後1ステップが人体の存在
を検知していなければ、強制的に人体存在箇所を削除す
る。
【0106】上記実施の形態における人体検知方法にお
いて、実際にセンサを3個使用して通過検知を行った具
体例を図32に示す。図32(a)は同一方向に3人の
人体が並んで通過した場合であり、図32(b)はセン
サ1に1人、センサ2に2人、センサ3に逆向きに1人
の人が通過した時の表示結果を示している。いずれも正
確に人体検知、通過人数検知ができていることがわか
る。
【0107】こうすることによって、床面の温度変動に
対しても正確に人体検知を行うことができ、低温物体や
高温物体も同じように検知することができ、さらに、検
知領域を全て完全に通過していない通過人体でも十分検
知することができるようになった。また、S/Nが悪い
素子の場合やノイズやゴミが発生した場合でも、それら
を消去することができ、正確な移動方向の検知、通過人
体人数の計測が可能となった。
【0108】以上のように、本実施の形態によれば、固
定型で広角レンズ、およびチョッパーを用いた複数の焦
電型赤外線センサを、幅の広い出入口や建物の通路の上
部中央に検知エリアに合うように設置し、センサ間でチ
ョッピングの同期をとらせ、しきい値を2個設定し、さ
らにセンサ間で階層構造を持たせて通過人体の検索を行
うことによって、センサ間を移動して通過する人体も容
易に正確に検知することができ、高精度、高信頼性で連
続通過人数を計測することができ、在室者人数を管理す
ることができる。
【0109】このように、赤外線センサと通過人数検知
装置と表示装置を連動させた、通過人数検知センサシス
テムは、システム的にも非常に簡便であり、このセンサ
システムを用いることによって、容易に低コストに、信
頼性の高い正確な人体検知、在室者人数判定を行うこと
ができ、快適なインテリジェントビルデイングを提供す
ることができる。 (実施の形態19)次に、本発明の第19の実施の形態
の通過人数検知装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0110】図33に示すように、幅160cm、高さ
250cmの非常に広い出入口222の上部に、等間隔
に3個のセンサヘッドを常に床を見るような状態で、か
つセンサアレイの配列方向が左右のセンサヘッドに関し
ては人体の通過方向と並行になるように、また真ん中の
センサヘッドに関しては人体の通過方向と垂直になるよ
うに設置する。
【0111】この赤外線センサから出力されたチョッピ
ング毎の各ステップのアナログ信号に基づいて人体の通
過人数を得るにあたり、まず、バックグラウンドである
床面温度をある時間サンプリングし、平均化することに
よって得られた基準値に対して、ある幅をもたせたとこ
ろに上下限のしきい値を設定し、二値化処理を行い、デ
ジタル出力値がこのしきい値の上限を上回ったり、下限
を下回った場合人体の存在と判断し、通過人数を検知す
る。
【0112】この時、図33の検知領域で示したよう
に、3個の赤外線センサヘッドを設置することにより、
各赤外線センサから出力され、信号処理手段を介して処
理されて得られた各ステップでのデジタル出力値をもと
に人体の通過人数を得るにあたり、この中央のセンサの
検知領域が、隣接する赤外線センサの検知領域を包含す
ることによって、人体の通過人数を検知する。すなわ
ち、信号処理回路を通して、コンピュータまたは表示装
置に入場者数、退場者数、在室人数を表示させる。この
時のセンサの入射角が6゜と30゜であるとすると、図
に示すような検知領域223になるので、人体の肩幅が
40cm程度であっても、センサ間隔が50cm程度で
あればどこを人体が通過したとしても、十分検知するこ
とができることがわかる。さらに、センサ1と3の下を
同時に2人の人体が通過する場合、センサ2において横
方向の人体位置、人体の大きさを検知することができる
ので、誤検知を防ぐことができる。また、センサ1の下
を2人の人体が並んで通過した場合でも、センサ2によ
って人体の大きさを検知することができるので、1人と
誤検知することはない。
【0113】これによって、並行に並んだ場合の人体の
検知を、人体の分離を行わなくても正確に行うことがで
き、中央のセンサによる人体の大きさ検知によって、確
実に2人以上の人体として判断することができる。さら
に、同じセンサの検知領域に2人の人体が入ったとして
も十分正確に通過人数を検知することができるようにな
った。
【0114】この時の上記実施の形態における通過人数
検知可能な具体例を図34に示す。図34(a)は、セ
ンサ1の下に1人の人体が通過した場合であり、図34
(b)は、センサ1と3の下に逆方向の人体がそれぞれ
1人づつ通過した場合を示している。センサ2は人体の
大きさが検知できるようになっており、例えば、(a)
の場合は3素子分であるので1人、(b)の場合は6素
子分であるので2人の通過というように検知・判断する
ことができる。
【0115】これらの方法によって、信頼性も高く、高
精度に人体を検知し、移動方向を判断し、通過人数を計
測することができるようになり、従来80%程度であっ
た通過人数検知率を95%以上にすることができた。
【0116】以上のように、本実施の形態によれば、赤
外線センサを建物や部屋の出入口や通路の上部に設置
し、センサアレイの配列を変えることによって、赤外線
検知領域の中へ人体が移動すると、その人体の大きさを
検知することができる。さらに、正確に複数の人体の移
動方向、通過人数を判別することができるので、何人の
人が部屋に入り、何人が出ていったかがリアルタイムで
わかり、そうすることによって、建物の各部屋の在室人
数を正確に高精度に即座に高信頼性で検知することがで
きる。
【0117】このように、赤外線センサと通過人数検知
装置と表示装置を連動させた、通過人数検知センサシス
テムは、システム的にも非常に簡便であり、このセンサ
システムを用いることによって、容易に低コストに、信
頼性の高い正確な人体検知、在室者人数判定を行うこと
ができ、快適なインテリジェントビルデイングを提供す
ることができる。 (実施の形態20)次に、本発明の第20の実施の形態
の通過人数検知装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0118】本実施の形態における構成及び動作は、基
本的には上記第19の実施の形態と同様であるが、本実
施の形態では、センサアレイの配列方向が人体の通過方
向に対して垂直に設置された赤外線センサ(中央のセン
サ)によって通過人数を検知し、1人と検知した場合は
並行に設置した赤外線センサ(両側のセンサ)のうち一
方だけの出力を計算にいれずに通過人数を検知するよう
にする。
【0119】この時の本実施の形態における通過人数検
知可能な具体例を図35に示す。図35(a)は、セン
サ2の下、すなわちセンサ1と3の真ん中を1人の人体
が通過した場合であり、図35(b)は、センサ1と2
の下を同一方向に人体がそれぞれ1人づつ通過した場合
を示している。センサ2は人体の大きさが検知できるよ
うになっており、(a)の場合は3素子分であるので1
人と判断し、センサ1のみの出力を生かし、センサ2の
出力を考慮にいれないようにする。(b)の場合は6素
子分であるので2人の通過と判断できるのでセンサ1、
2両方の出力を生かすように人体の検知・判断をするこ
とができる。
【0120】これらの方法によって、信頼性も高く、高
精度に人体を検知し、移動方向を判断し、通過人数を計
測することができるようになり、従来80%程度であっ
た通過人数検知率を95%以上にすることができた。
【0121】このように、本実施の形態によれば、赤外
線センサを建物や部屋の出入口や通路の上部に設置し、
センサアレイの配列を変えることによって、赤外線検知
領域の中へ人体が移動すると、その人体の大きさを検知
することができる。さらに、正確に複数の人体の移動方
向、通過人数を判別することができるので、何人の人が
部屋に入り、何人が出ていったかがリアルタイムでわか
り、そうすることによって、建物の各部屋の在室人数を
正確に高精度に即座に高信頼性で検知することができ
る。
【0122】なお、上記実施の形態では、いずれもバッ
クグラウンドを床面としたが、これに限らず、例えば床
面以外の壁面等でもよい。
【0123】また、上記実施の形態では、いずれも焦電
型赤外線センサのチョッピング周期について特に説明し
ていないが、チョッピング周期を10Hz以上にするこ
とによって、より高速により正確に高精度に人体検知を
行うことができる。
【0124】また、上記実施の形態では、いずれも赤外
線アレイセンサは図1に示すような素子が1ラインに配
列されたセンサを用いたが、これに代えて、例えば赤外
線センサを4×2等のマトリックス構造のセンサを用い
てもよい。
【0125】また、上記実施の形態では、いずれも信号
変化検出手段等の各手段を専用のハードウェアにより構
成したが、これに代えて、同様の機能をコンピュータを
用いてソフトウェア的に実現しても勿論よい。
【0126】また、上記第11〜20の実施の形態で
は、赤外線アレイセンサを人体の通過方向に対して垂直
になるように配置したが、これに限らず、配列方向を人
体の通過方向と斜めになるように設置しても同様の効果
が得られる。
【0127】また、上記第11〜20の実施の形態で
は、人体の通過方向に対して垂直に配列した赤外線アレ
イセンサは1列であったが、これに限らず、赤外線アレ
イセンサを例えば2列等、複数列設置しても同様の効果
が得られる。
【0128】また、上記第11〜20の実施の形態で
は、設置する赤外線アレイセンサの個数を2〜4個とし
て説明したが、これに限らず、例えば図36に示すよう
に、複数の検出部が設けられた赤外線センサと、その赤
外線センサに赤外線を集光する集光手段とを備えた6個
のセンサヘッド251を、幅160cm程度、高さ25
0cm程度の出入口252の上部に、25cm間隔で常
に床面を見るように設置し、検知領域253を図に示す
ように設定する。さらに、このセンサヘッドを2列並
べ、マトリックス構造的に設置してもよい。これによ
り、出入口252を人体が通過し検知領域を移動する
と、これらの赤外線センサからアナログ出力が得られ、
このアナログ信号を信号処理手段を用いて処理すること
によって、人体の移動方向、通過人数、在室者人数を容
易に求めることができる。
【0129】以上のように、複数個の赤外線アレイセン
サを配置して、広い出入口を通して建物に入ってくる
人、出てゆく人の検知、判定を行い、通過人数を測定す
ることによって、正確な入場者数、在室者人数を検出す
ることができる。特に、常にセンサが見ている床面の温
度を基準にしてスレッシュホールド値を設定するため、
床面の温度変動を常にフィードバックさせることができ
るので、床面の温度変動に対してスレッシュホールド値
を追随させることができ、また、基準値に対して上下限
のしきい値を設定するため、温度の低い低温物体も検知
することができる。さらに、センサ出力の傾き、すなわ
ち変化分を見たり、各素子において検知されている人数
を、最大値以外の他の素子には常に(最大値−1)の値
を入れることによって、連続通過や交差通過の人数をよ
り正確に検知することができる。また、人体と判断した
ステップ間の2ステップ以下の人体と判断していないス
テップがある場合は、このステップを強制的に人体と判
断するようにすることによって、低温や高温物体が混在
している場合でも、正確な人体検知を行い、移動方向や
通過人数検知をより正確に行うことができる。又さら
に、隣接した赤外線センサ間でチョッピングの同期をと
り、しきい値を2つ設定することによって、センサの間
を通過した人体も正確に検知することができる。また、
隣接した赤外線センサ間でセンサ出力を階層構造を用い
て判断することによって、2つ以上のセンサを渡って通
過した人体も正確に検知することができる。また、複数
個の赤外線センサの配列を2列設置したり、隣接する赤
外線センサの間に、センサ配列が垂直なセンサを設置し
たり、また、赤外線センサを斜めに設置したり、マトリ
ックス構造の素子を用いることによって、正確で信頼性
の高い通過人数検知センサシステムを得ることができ、
容易に即座に在室者人数を検知することができる。特
に、この検知方法およびマルチセンサシステムを用いる
ことによって、幅の広い出入口においても正確に信頼性
の高い人体検知、通過人数検知を行うことに大きく寄与
することができる。このように、この通過人数検知方法
および通過人数検知装置は、プログラム的にも非常に簡
便であり、このアルゴリズムを用いることによって、連
続通過や交差通過時においても誤検知のほとんどない正
確な人体検知を、容易に低コストに行うことができる。
従って、本発明を用いることによって、広い出入口での
人体検知を容易に、高精度に、高信頼性に行うことがで
き、正確な在室者人数測定を行うことができ、快適なイ
ンテリジェントビルデイングシステムに大きく寄与する
ことができる。
【0130】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、容易に高精度で信頼性の高い人体検知あるいは
通過人数検知を低コストで行うことができるという長所
を有する。
【0131】また、赤外線アレイセンサを複数個設置し
た場合は、幅の広い出入口における通過人数を正確に検
知できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の人体移動検知装置
における焦電型赤外線センサの概略模式図である。
【図2】同第1の実施の形態におけるハードウエアの一
例を示す構成図である。
【図3】同第1の実施の形態におけるハードウエアの別
の一例を示す構成図である。
【図4】同第1の実施の形態におけるセンサヘッドの設
置状況を示す図である。
【図5】同第1の実施の形態における全体のフローチャ
ート図である。
【図6】同第1の実施の形態におけるバックグラウンド
平均処理のフローチャート図である。
【図7】同第1の実施の形態におけるデジタルデータの
二値化処理のフローチャート図である。
【図8】同第1の実施の形態における二値化処理後のデ
ータの移動方向検知可能例を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の通過人数検知装置
における全体のフローチャート図である。
【図10】同第2の実施の形態における通過人数検知・
集計のフローチャート図である。
【図11】同第2の実施の形態における通過人数検知・
集計の具体例を示す図である。
【図12】同第2の実施の形態における二値化データの
ゴミ削除処理のフローチャート図である。
【図13】同第2の実施の形態における二値化データの
ゴミ削除処理の具体例でを示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態の通過人数検知装
置における通過人数検知可能な具体例を示す図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態の通過人数検知装
置における二値化データの補間処理のフローチャート図
である。
【図16】同第4の実施の形態における二値化データの
補間処理の具体例を示す図である。
【図17】本発明の第5の実施の形態の通過人数検知装
置におけるクロストーク処理のフローチャート図であ
る。
【図18】本発明の第6の実施の形態の通過人数検知装
置における生データの二値化処理のフローチャート図で
ある。
【図19】本発明の第7の実施の形態の通過人数検知装
置における通過人数検知・集計の具体例を示す図であ
る。
【図20】本発明の第10の実施の形態の通過人数検知
装置における全体のフローチャート図である。
【図21】同第10の実施の形態における通過人数検知
可能な具体例を示す図である。
【図22】本発明の第11の実施の形態の通過人数検知
方法および通過人数検知装置におけるハードウエア構成
図である。
【図23】同第11の実施の形態の通過人数検知方法お
よび通過人数検知装置における具体的なハードウエア設
置構成図である。
【図24】同第11の実施の形態の通過人数検知方法に
おける全体のフローチャート図である。
【図25】本発明の第12の実施の形態の通過人数検知
方法における通過人数検知・集計の具体例である。
【図26】本発明の第15の実施の形態の通過人数検知
方法における通過人数検知・集計の具体例である。
【図27】本発明の第16の実施の形態の通過人数検知
方法におけるセンサ出力としきい値との関係を示す図で
ある。
【図28】同第16の実施の形態の通過人数検知方法に
おける具体的な表示結果を示す図である。
【図29】本発明の第17の実施の形態の通過人数検知
方法におけるセンサの検知領域と人体移動方向とを上か
ら見た図である。
【図30】同図(a)は、同第17の実施の形態におけ
る具体的な表示結果を示す図、同図(b)は、その階層
構造による結果を示した図である。
【図31】本発明の第18の実施の形態の通過人数検知
方法における全体のフローチャート図である。
【図32】同第18の実施の形態の通過人数検知方法に
おける通過人数検知可能な具体例である。
【図33】本発明の第19の実施の形態の通過人数検知
装置における具体的なセンサ検知領域を示す図である。
【図34】同第19の実施の形態の通過人数検知方法に
おける通過人数検知可能な具体例である。
【図35】本発明の第20の実施の形態の通過人数検知
方法における通過人数検知可能な具体例である。
【図36】本発明の実施の形態の通過人数検知装置にお
いて、赤外線センサを多数配置して通過人数を検知する
例を示す図である。
【符号の説明】
11 焦電素子 21、31、2221 センサヘッド 22 中継BOX 23、32、2222 信号処理回路 24、33、2224 コンピュータ 45、336 人体 46、223、337 検知領域 334 表示装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07C 9/00 G01V 9/04 D G06F 15/62 380

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の移動方向に配列された複数個の素子
    を有する赤外線アレイセンサと、その赤外線アレイセン
    サの各素子について、所定時間帯における出力信号の立
    ち上がり及び/又は立ち下がりの変化を検出する信号変
    化検出手段と、前記赤外線アレイセンサの各素子のそれ
    らの検出値に基づいて、所定の規則を利用して、前記赤
    外線アレイセンサが対象とするエリアにおける人体の移
    動を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする人体
    移動検知装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記赤外線アレイセンサにより背
    景温度を検出し、その検出した背景温度に基づいて所定
    の閾値を設定する閾値設定手段を備え、前記信号変化検
    出手段は、前記閾値を基準として、前記出力信号の立ち
    上がり及び/又は立ち下がりの変化を検出することを特
    徴とする請求項1記載の人体移動検知装置。
  3. 【請求項3】 所定時間帯は、前記複数個の全ての素子
    が検出値0となった時点から次に検出値が0となる時点
    までの時間であることを特徴とする請求項1、又は2記
    載の人体移動検知装置。
  4. 【請求項4】 所定の規則とは、前記各素子について検
    出した立ち上がり及び立ち下がりの組の数を各素子の人
    数とすることであることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の人体移動検知装置。
  5. 【請求項5】 所定の規則とは、前記各素子について検
    出した立ち上がり又は立ち下がりの数を各素子の人数と
    することであることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の人体移動検知装置。
  6. 【請求項6】 所定の規則とは、前記各素子について得
    られた人数を総合的に判断して人数を最終決定すること
    であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の人体移動検知装置。
  7. 【請求項7】 判定手段は、時間を遡ったときの前記検
    知状態の隣接している方向が、人体が移動してきた方向
    であると判定することを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載の人体移動検知装置。
  8. 【請求項8】 判定手段は、非検知状態の素子の隣接数
    が所定数以下であって、その素子における立ち下がりか
    ら立ち上がりまでの時間が所定時間より短い場合に、前
    記非検知状態を検知状態と判定することを特徴とする請
    求項1〜7のいずれかに記載の人体移動検知装置。
  9. 【請求項9】 判定手段は、検知状態である素子につい
    て、少なくとも1単位検知時間前又は後に、その素子の
    両どなりの素子が非検知状態の場合に、前記検知状態で
    ある素子を検知状態でないと判定することを特徴とする
    請求項1〜8のいずれかに記載の人体移動検知装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかの前記人体移
    動検知装置と、その人体移動検知装置の検知結果に基づ
    いて、前記赤外線アレイセンサが対象とするエリアを通
    過する人数を測定する通過人数測定手段とを備えたこと
    を特徴とする通過人数検知装置。
  11. 【請求項11】 人の移動方向に配列された複数個の素
    子を有する複数個の赤外線アレイセンサと、それら各赤
    外線アレイセンサ毎の各素子について、所定時間帯にお
    ける出力信号の立ち上がり及び/又は立ち下がりの変化
    を検出する信号変化検出手段と、前記各赤外線アレイセ
    ンサの各素子のそれらの検出値の前記各赤外線アレイセ
    ンサ間における出現状況に基づいて、所定の規則を利用
    して、前記複数個の赤外線アレイセンサが対象とするエ
    リアにおける人体の移動を判定する判定手段とを備えた
    ことを特徴とする人体移動検知装置。
  12. 【請求項12】 人の移動方向に配列された複数個の素
    子を有する複数個の赤外線アレイセンサと、それら各赤
    外線アレイセンサ毎の各素子について、所定時間帯にお
    ける出力信号の立ち上がり及び/又は立ち下がりの変化
    を検出する信号変化検出手段と、前記各赤外線アレイセ
    ンサの検出出力結果を時間的、空間的に判断して、前記
    各赤外線アレイセンサ間におけるそれらの検出値の推移
    出現状況を得て、その推移出現状況に基づいて、所定の
    規則を利用して、前記複数個の赤外線アレイセンサが対
    象とするエリアにおける人体の移動を判定する判定手段
    とを備えたことを特徴とする人体移動検知装置。
  13. 【請求項13】 更に、前記複数個の赤外線アレイセン
    サの検知エリアを含むように、前記人の移動方向と垂直
    方向に配列された複数個の素子を有する別の赤外線アレ
    イセンサを備え、前記判定手段は、前記別の赤外線アレ
    イセンサにおける検知状態の素子数に基づいて、移動人
    数を判定することを特徴とする請求項111、又は12
    記載の人体移動検知装置。
  14. 【請求項14】 前記複数個の赤外線センサ間の検知エ
    リア間隔が一人の人間を同時に検知可能な間隔であっ
    て、更に、前記赤外線アレイセンサにより背景温度を検
    出し、その検出した背景温度に基づいて、各々のセンサ
    に対して所定の複数個の閾値を設定する閾値設定手段を
    備え、前記信号変化検出手段は、前記各閾値を基準とし
    て、前記出力信号の立ち上がり及び/又は立ち下がりの
    変化をそれぞれの閾値毎に検出し、前記判定手段は、前
    記信号変化検出手段により所定の閾値における出力信号
    の変化が検出された前記赤外線センサが所定個数である
    場合に、移動人数を一人と判定することを特徴とする請
    求項11〜13のいずれかに記載の人体移動検知装置。
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