JPH0963220A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH0963220A
JPH0963220A JP22064895A JP22064895A JPH0963220A JP H0963220 A JPH0963220 A JP H0963220A JP 22064895 A JP22064895 A JP 22064895A JP 22064895 A JP22064895 A JP 22064895A JP H0963220 A JPH0963220 A JP H0963220A
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JP
Japan
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head
flying height
magnetic
magnetic disk
atmospheric pressure
Prior art date
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Application number
JP22064895A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Hattori
敏明 服部
Koji Nagafune
貢治 長船
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0963220A publication Critical patent/JPH0963220A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浮動型の磁気ヘッドのヘッドスライダーと磁
気ディスク間の気体の圧力に変化が生じた場合に、ヘッ
ド浮上量の変化の発生の防止を図った磁気ディスク装置
を提供する。 【解決手段】 気圧センサー15によって検出された気
圧に対応してヘッド浮上量を所定の浮動量に制御するこ
とにより、磁気ディスク13を使用する周囲の気圧が高
く或いは低く変化した場合であっても、磁気ヘッド12
の浮上を所定の浮上量に維持することが可能となり、磁
気ヘッド12による安定した書き込み或いは読み出しを
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
の安定性に係り、特に、磁気ヘッドの浮上量の安定化を
図った磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置の記憶密度は益
々高密度化してきており、これに伴なって磁気ヘッドの
浮上量も年々減少傾向にある。磁気ヘッドの支持機構を
図6に示す。磁気ヘッド1は、弾性を有するサスペンシ
ョン2と、このサスペンション2の一端に取付けられた
浮動型のヘッドスライダー3とから構成され、サスペン
ション2の他端が磁気ディスク装置のキャリッジアーム
4に取り付けられ、磁気ヘッド1はキャリッジアーム4
に支持されている。
【0003】ヘッドスライダー3はX方向に移動する磁
気ディスク5に対向して配置され、気体流入端側にテー
パ部3aを有すると共に、これに続くフラット部3bを
有している。
【0004】フラット部3bの後端側、つまり気体流出
端側には、磁気ディスク5へのデータの書き込み、或い
は磁気ディスク5からのデータの読み出しに用いられる
種々の方式による磁気コア(図示せず)が取り付けられ
ている。
【0005】上記構成の磁気ヘッド1の浮上量hは、ヘ
ッドスライダー3と相対的に回転運動をしている磁気デ
ィスク5によって発生する空気流によるヘッドスライダ
ー3に作用する浮上方向の力と、サスペンション2の弾
性力によって発生する磁気ディスク5方向への押し付け
力によって決定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気ヘ
ッド1と相対的に回転運動をしている磁気ディスク5に
よって発生する浮上方向の力の大きさを決定する要因の
一つに気圧がある。即ち、気圧が高いと、磁気ヘッド1
の浮上量hは増大し、逆に、気圧が低くなると、ヘッド
浮上量hは減少する。この気圧の変化は磁気ディスク装
置が使用される標高において最も影響を受けるという問
題がある。
【0007】又、磁気ヘッド1や磁気ディスク5などが
組み込まれている機構部(ヘッドディスクアセンブリ)
が外気から完全に遮断された密閉構造を有している磁気
ディスク装置に於いては、上記したような標高による気
圧の変化による影響は直接受けないが、磁気ヘッド1や
磁気ディスク5などが実装されている密閉部の気体の温
度変化によって密閉部内部の気圧が変化し、結果的に
は、上記と同様のヘッド浮上量hの変化を引き起こすと
いう問題がある。
【0008】具体的な問題としては、ヘッド浮上量hが
規定値より減少した場合には、ヘッドスライダー3と磁
気ディスク5がクラッシュする虞れがあり、又、ヘッド
浮上量hが規定値より増大した場合には、正規の書き込
み/読み出し動作ができなくなり、データエラーが発生
する虞れがある。
【0009】そこで本発明は、上記事情を考慮して成さ
れたもので、浮動型の磁気ヘッドのヘッドスライダーと
磁気ディスク間の気体の圧力に変化が生じた場合に、ヘ
ッド浮上量の変化の発生の防止を図った磁気ディスク装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成する為、浮動型の磁気ヘッドと磁気ディスクを有し上
記磁気ヘッドによって上記磁気ディスクにデータを書き
込み或いは上記磁気ディスクからデータの読み出しを行
う磁気ディスク装置に於いて、上記磁気ヘッドや上記磁
気ディスク等が実装されるヘッドディスクアセンブリ
と、このヘッドディスクアセンブリに実装され上記磁気
ヘッドの浮上量を制御する浮上量制御機構と上記ヘッド
ディスクアセンブリに於ける気圧を検出する気圧検出手
段と、この気圧検出手段の検出出力に基づいて上記磁気
ヘッドの浮上量を所定の浮上量に維持する制御手段とを
具備したことを特徴とする磁気ディスク装置にある。
【0011】又、本発明は上記目的を達成する為、浮動
型の磁気ヘッドと磁気ディスクを有し、上記磁気ヘッド
によって上記磁気ディスクにデータを書き込み或いは上
記磁気ディスクからデータの読み出しを行う磁気ディス
ク装置に於いて、上記磁気ヘッドや上記磁気ディスク等
が外気から遮断された密閉状態で実装されるヘッドディ
スクアセンブリと、このヘッドディスクアセンブリに実
装され上記磁気ヘッドの浮上量を制御する浮上量制御機
構と、上記ヘッドディスクアセンブリに配設され上記ヘ
ッドディスクアセンブリ内部の温度を検出する温度検出
手段と、この温度検出手段の検出出力に基づいて上記浮
上量制御機構を制御し上記磁気ディスクに対する上記磁
気ヘッドの浮上量を所定の浮上量に維持する制御手段と
を具備したことを特徴とする磁気ディスク装置にある。
【0012】更に、本発明は上記目的を達成する為、浮
動型の磁気ヘッドと磁気ディスクを有し上記磁気ヘッド
によって上記磁気ディスクにデータを書き込み或いは上
記磁気ディスクからデータの読み出しを行う磁気ディス
ク装置に於いて、上記磁気ヘッドや上記磁気ディスク等
が実装されるヘッドディスクアセンブリと、このヘッド
ディスクアセンブリに実装され上記磁気ヘッドの浮上量
を制御する浮上量制御機構と、上記ヘッドディスクアセ
ンブリを外気から遮断した密閉構造で保持する保持手段
と、この保持手段の表面の少なくとも一か所に配設され
上記保持手段の表面の歪みを検出する歪み検出手段と、
この歪み検出手段の検出出力に基づいて上記浮上量制御
機構を制御し上記磁気ディスクに対する上記磁気ヘッド
の浮上量を所定の浮上量に維持する制御手段とを具備し
たことを特徴とする磁気ディスク装置にある。
【0013】更に、本発明は上記目的を達成する為、上
記磁気ディスク装置にあって、ヘッドディスクアセンブ
リ或いは保持手段のいずれか一方に配設され上記ヘッド
ディスクアセンブリに於ける気圧を検出する気圧検出手
段を備え、この気圧検出手段と歪み検出手段の検出出力
に基づいて磁気ディスクに対する磁気ヘッドの浮上量を
所定の浮上量に維持することにある。
【0014】上記構成によれば、気圧検出手段によって
検出された気圧に対応してヘッド浮上量を所定の浮動量
に制御することにより、磁気ディスクを使用する周囲の
気圧が高く或いは低く変化した場合であっても、磁気ヘ
ッドの浮上を所定の浮上量に維持することが可能とな
り、磁気ヘッドによる安定した書き込み或いは読み出し
を行うことができる。
【0015】又、温度検出手段によって検出された温度
に対応してヘッド浮上量を所定の浮動量に制御すること
により、磁気ディスクを使用する周囲の温度が高く或い
は低く変化した場合であっても、磁気ヘッドの浮上を所
定の浮上量で行うことが可能となり、磁気ヘッドによる
安定した書き込み或いは読み出しを行うことができるも
のである。
【0016】又、歪み検出手段によって検出された歪み
量に対応してヘッド浮上量を所定のの浮動量に制御する
ことにより、磁気ディスクを使用する周囲の温度が高く
或いは低く変化し、ヘッドディスクアセンブリ内の気圧
が変化した場合であっても、磁気ヘッドの浮上を所定の
浮上量で行うことが可能となり、磁気ヘッドによる安定
した書き込み或いは読み出しを行うことができる。
【0017】更に、歪み検出手段によって検出された歪
み量と気圧検出手段によって検出された気圧に対応して
ヘッド浮上量を所定の浮動量に制御することにより、磁
気ディスク装置の設置さる環境がかなりの高地或いは低
地に変化し、ヘッドディスクアセンブリメカの内部温度
に余り変化がなくとも外部の気圧が変化した場合であっ
ても、磁気ヘッドの浮上を所定の浮上量で行うことが可
能となり、磁気ヘッドによる安定した書き込み或いは読
み出しを行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を参照して本
発明の実施形態を説明する。図1は本発明の第1実施形
態による磁気ディスク装置のシステム構成を示す図であ
り、図2は上記実施形態に於ける浮上量制御機構の一例
を示す図である。
【0019】又、図3は本発明の第2実施形態による磁
気ディスク装置のシステム構成を示す図、図4は本発明
の第3実施形態による磁気ディスク装置のシステム構成
を示す図、図5は本発明の第4実施形態による磁気ディ
スク装置のシステム構成を示す図である。
【0020】先ず、図1を参照して、本発明の第1実施
形態について説明する。図1に於いて、10は後述する
浮上制御機構11を備えた浮動型の磁気ヘッド12や磁
気ディスク13等が内部に実装されているヘッドディス
クアセンブリ(以下、単にメカ部と称す)である。
【0021】このメカ部10に実装されている磁気ヘッ
ド12や磁気ディスク13等をカバーする外壁14に
は、例えばシリコン圧力センサー等から成り、メカ部1
0の気圧を検知する気圧センサー15が取り付けられて
る。
【0022】20は磁気ヘッド12や磁気ディスク13
等を駆動するとともに、パーソナルコンピュータ(P
C)やワートプロセッサ(WP)等の外部機器30とデ
ータの交信を行う制御部である。
【0023】この制御部20は、プリント基板(図示せ
ず)に実装され、気圧センサー15から出力される検出
信号を増幅するセンサーアンプ21と、このセンサーア
ンプ21から入力された検出信号に基づく制御信号を出
力するマイクロプロセッサ22と、このマイクロプロセ
ッサ22から入力された制御信号に基づいた駆動電圧を
供給して浮上制御機構11を駆動し、磁気ヘッド12を
所定の浮上量浮上させる駆動回路23とを備えて構成さ
れる。
【0024】マイクロプロセッサ22は、演算部と、メ
カ部10を駆動制御するプログラム、気圧と磁気ヘッド
12のヘッド浮上量との関係を示すプロラム、或いは駆
動回路23に出力される制御信号と浮上量変化の関係を
示すプログラム等を格納するROMと、演算中のデータ
等を一時記憶するRAMとを有してなり、ROMに格納
されているプログラムに従ってセンサアンプ21から入
力される検出信号に基づいた制御信号を駆動回路23に
出力して、メカ部10の制御を行うとともに、外部機器
30にインターフェース(図示せず)を介して接続され
データの更新を行う。
【0025】又、磁気ヘッド12の浮上制御機構11
は、図2に示すように、磁気ヘッド12を支持するヘッ
ドアーム(サスペンション)16と、ヘッドアーム16
を介して磁気ヘッド12を磁気ディスク13の半径方向
に移動させるキャリッジ17とを備えてなる。
【0026】ヘッドアーム16は、圧電素子18を介し
てキャリッジ17に取り付けられ、磁気ヘッド12と磁
気ディスク13との間の所定の浮上量を確保するよう
に、磁気ヘッド12を磁気ディスク13の方向に所定の
荷重を与える。そして、気圧が変化してヘッドアーム1
6の取り付け高さHが上下方向に変化しようとした際
に、制御部20の駆動回路23から出力される駆動信号
によって圧電素子18を駆動して、上下方向(矢印A方
向)に伸縮変形させることにより、磁気ヘッド12と磁
気ディスク13との間隔であるヘッド浮上量が所定の浮
動量となるように構成されている。
【0027】即ち、圧電素子18は駆動回路23から供
給される電圧に応じて上下方向(矢印A方向)に伸縮変
形し、この圧電素子18の伸縮変形に応じてヘッドアー
ム16の取り付け高さHが上下方向に変化することによ
り、気圧が変化した際のヘッドアーム16の取り付け高
さHの変化分を相殺して、ヘッド浮上量を所定の一定の
浮動量に維持している。
【0028】又、内部に磁気ヘッド12や磁気ディスク
13等が実装されているメカ部10と、センサーアンプ
21、マイクロプロセッサ22、及び駆動回路23等か
ら成る制御部20が実装されるプリント基板は、筐体
(図示せず)に保持されている。
【0029】次に、上記した構成による本発明の第1実
施形態に於ける磁気ディスク装置の作用について説明す
る。メカ部10の外壁14に配設された気圧センサー1
5によって検出されたメカ部10の検出気圧信号は、セ
ンサーアンプ21により増幅されてマイクロプロセッサ
22に出力される。
【0030】マイクロプロセッサ22のROMには、気
圧とヘッド浮上量の関係、及び駆動回路23への入力と
浮上量変化の関係が予め入力(格納)されており、マイ
クロプロセッサ22は、ROMに格納されている気圧と
磁気ヘッド12のヘッド浮上量との関係を示すプログラ
ムに従って、検出された気圧に対応した制御信号を駆動
回路23に出力する。駆動回路23は入力された制御信
号に基づく電圧の駆動信号を出力する。
【0031】この入力された制御信号に基づく電圧の駆
動信号が駆動回路23から浮上制御機構11の圧電素子
18に供給され、圧電素子18は供給された駆動信号の
電圧に対応して変形し、ヘッドアーム16の取り付け高
さHを変化させる。
【0032】ヘッドアーム16の取り付け高さHを変化
させることにより、磁気ヘッド12のヘッド浮上量が所
定の浮動量に制御され維持される。例えば、気圧が高く
なると、ヘッド浮上量は大きくなるが、気圧センサー1
5によって検出された気圧に応じて、駆動回路23から
圧電素子18に供給される駆動信号の電圧を大きくする
ことにより、圧電素子18の変形量を大きくして磁気ヘ
ッド12を磁気ディスク13に向かう方向に変位させ、
ヘッド浮上量を実質的に所定の浮上量に維持する。
【0033】又、気圧が低くなった場合には、逆に、駆
動回路23から圧電素子18に供給される駆動信号の電
圧を小さくすることにより、磁気ヘッド12を磁気ディ
スク13から離れる方向に変位させ、ヘッド浮上量を実
質的に所定の浮上量に維持する。
【0034】上記した本発明の第1実施形態によれば、
気圧センサー15によって検出された気圧に対応してヘ
ッド浮上量を所定の浮動量に制御することにより、磁気
ディスク13を使用する周囲の気圧が高く或いは低く変
化した場合であっても、磁気ヘッド12の浮上を所定の
浮上量で行うことが可能となり、磁気ヘッド12による
安定した書き込み或いは読み出しを行うことができる。
【0035】尚、上記第1の実施形態に於いては、気圧
センサー15をメカ部10の外壁に取り付けるようにし
たが、制御部20が実装されるプリント基板、或いはメ
カ部10プリント基板を保持する筐体に取り付けるよう
にしてもよく、要は、磁気ディスク装置の使用環境に於
けるメカ部10の気圧を検出できる位置であればよい。
【0036】続いて、図3を参照して、本発明の第2実
施形態について説明する。尚、図1と同一部分には同一
符号を付し、その詳細な説明は省略する。本発明の第2
実施形態は、図3に示すように、第1実施形態に於ける
気圧センサー15の代わりに、温度センサー40をヘッ
ドディスクアセンブリ(以下単にメカ部と称す)41の
内部に設置したものであるが、メカ部41が第1の実施
形態に於けるメカ部10とは異なり、メカ部41の外壁
42はメカ部41の内部雰囲気を外部とは完全に分離し
た密閉構造となっており、メカ部41には気体の出入り
が全くない構造である。
【0037】このようにメカ部41の内部に比較的乾燥
した気体を封入した密閉構造としたことにより、外気の
湿度がメカ部41に入り込み、且つ温度定価によって結
露して、磁気ヘッド12と磁気ディスク13が吸着して
接触することがない。
【0038】又、マイクロプロセッサ22のROMに
は、気圧と磁気ヘッド12のヘッド浮上量との関係を示
すプログラムに代わって、温度と磁気ヘッド12のヘッ
ド浮上量との関係を示すプログラム、つまり、温度とヘ
ッド浮上量の関係及び駆動回路23への入力と浮上量変
化の関係が予め格納されている。
【0039】ところで、メカ部41の内部は磁気ヘッド
12を駆動するボイスコイルモータや磁気ディスク13
を駆動するスピンドルモータの動作時による発熱や、メ
カ部41の外部周辺の温度上昇によるメカ部41内部の
温度上昇に伴なって、気圧が封入時より上昇することが
ある。逆に、メカ部41内部の温度が下がった場合に
は、気圧が封入時より減少することがある。
【0040】このようなメカ部41内部の温度の上昇或
いは下降に伴なう気圧の上昇或いは減少の影響により、
磁気ヘッド12の浮上量が変化してしまう。これらの影
響による浮上量の変化を防止するために、メカ部41内
に、メカ部41内の温度を計測する温度センサー40が
設置されている。
【0041】即ち、温度センサー40の検出温度信号
は、センサーアンプ21aに入力されて増幅され、マイ
クロプロセッサ22に出力される。マイクロプロセッサ
22のROMには、温度とヘッド浮上量の関係および駆
動回路23への入力と浮上量変化の関係が予め入力(格
納)されている。
【0042】マイクロプロセッサ22は、ROMに格納
されている温度と磁気ヘッド12のヘッド浮上量との関
係を示すプログラムに従って、検出された温度に対応し
た制御信号を駆動回路23に出力する。駆動回路23は
入力された制御信号に基づく電圧の駆動信号を出力す
る。
【0043】この入力された制御信号に基づく電圧の駆
動信号が駆動回路23から浮上制御機構11の圧電素子
18に供給される。圧電素子18は供給された駆動信号
の電圧に対応して変形し、ヘッドアーム16の取り付け
高さHを変化させる。
【0044】このようにして上記第1実施形態と同様
に、ヘッドアーム16の取り付け高さHを変化させるこ
とにより、磁気ヘッド12のヘッド浮上量が所定の浮動
量に制御され維持される。
【0045】上記した本発明の第2実施形態によれば、
温度センサー40によって検出された温度に対応してヘ
ッド浮上量を所定の浮動量に制御することにより、磁気
ディスク13を使用する周囲の温度が高く或いは低く変
化した場合であっても、磁気ヘッド12の浮上を所定の
浮上量で行うことが可能となり、磁気ヘッド12による
安定した書き込み或いは読み出しを行うことができる。
【0046】次に図4を参照して、本発明の第3実施形
態について説明する。尚、図1或いは図3と同一部分に
は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。本発明
の第3実施形態は、図4に示すように、第2実施形態に
於ける温度センサー40の代わりに、歪みセンサー43
を完全に密閉型のメカ部41の外壁42に設置したもの
である。
【0047】又、マイクロプロセッサ22のROMに
は、温度と磁気ヘッド12のヘッド浮上量との関係を示
すプログラムに代わって、歪み量と磁気ヘッド12のヘ
ッド浮上量との関係を示すプログラム、つまり、歪み量
とヘッド浮上量の関係及び駆動回路23への入力と浮上
量変化の関係が予め格納されている。
【0048】尚、44は磁気ディスク13を回転するス
ピンドルモータ、45はスピンドルモータ44に搭載さ
れた磁気ディスク13を押さえるディスク押え、46は
メカ部41は支持するベースである。又、浮上量制御機
構11と磁気ヘッド12の図示は省略している。
【0049】ところで、完全密閉型メカ部41は、その
内部気体が温度変化を生じた場合には気圧変化を生じ、
この気圧変化によって、外壁42は膨脹或いは収縮の力
を受ける。
【0050】このとき、外壁42の比較的厚みの薄い部
分に大きな歪みを生ずる。この外壁42の部分に歪みセ
ンサー43を設置して外壁42に生じた歪を測定するこ
とにより、メカ部41の温度変化に伴なう気圧変化を間
接的に測定することになる。
【0051】即ち、歪みセンサー43の検出歪み信号
は、センサーアンプ21bに入力されて増幅され、マイ
クロプロセッサ22に出力される。マイクロプロセッサ
22のROMには、歪み量とヘッド浮上量の関係及び駆
動回路23への入力と浮上量変化の関係が予め入力(格
納)されており、マイクロプロセッサ22は、ROMに
格納されている歪み量と磁気ヘッド12のヘッド浮上量
との関係を示すプログラムに従って、検出された歪み量
に対応した制御信号を駆動回路23に出力する。駆動回
路23からは入力された制御信号に基づく電圧の駆動信
号が出力される。
【0052】この入力された制御信号に基づく電圧の駆
動信号が駆動回路23から浮上制御機構11の圧電素子
18に供給される。圧電素子18は、供給された駆動信
号の電圧に対応して変形し、ヘッドアーム16の取り付
け高さHを変化させる。
【0053】このように上記第1実施形態及び第2実施
形態と同様に、ヘッドアーム16の取り付け高さHを変
化させることにより、磁気ヘッド12のヘッド浮上量が
所定の浮動量に制御され維持される。
【0054】本発明の第3の実施形態によれば、歪みセ
ンサー43で検出された歪み量に対応してヘッド浮上量
を所定の浮動量に制御することにより、磁気ディスク1
3を使用する周囲の温度が高く或いは低く変化してメカ
部41内の気圧が変化した場合であっても、磁気ヘッド
12の浮上を所定の浮上量で行うことが可能となり、磁
気ヘッド12による安定した書き込み或いは読み出しを
行うことができる。
【0055】次に、図5を参照して本発明の第4実施形
態について説明する。尚、ここでは図1、図3、或いは
図4と同一部分には同一符号を付してその詳細な説明は
省略し、又、浮上量制御機構11、磁気ヘッド12、及
び磁気ディスク13の図示も省略している。
【0056】本発明の第4実施形態は、図5に示すよう
に、第3の実施形態に於いてメカ部41の外部の気圧が
大幅に変化した場合、例えば磁気ディスク装置の設置さ
れる環境が、かなりの高地或いは低地に変化した場合、
メカ部41の内部温度に余り変化がなくとも外部の気圧
が変化して外壁42が収縮或いは膨脹の力を受けること
を防止するものであって、第3実施形態に於ける外壁4
2に第1の実施形態と同様の気圧センサー15を付加し
ている。又、マイクロプロセッサ22のROMには、気
圧と磁気ヘッド12のヘッド浮上量との関係を示すプロ
グラムも付加されている。
【0057】即ち、歪みセンサー43と気圧センサー1
5の検出信号は夫々センサーアンプ21bとセンサーア
ンプ21に入力されて増幅され、マイクロプロセッサ2
2に出力される。
【0058】このとき、マイクロプロセッサ22に入力
される歪みセンサー43の出力は、メカ部41の内部温
度の変化に対応する気圧変化による歪みとメカ部41の
外部気圧の変化による歪みとが加味された情報となって
おり、マイクロプロセッサ22は気圧センサー15から
入力される気圧信号によって歪みセンサー43から出力
される情報を補正している。
【0059】マイクロプロセッサ22のROMには、歪
み量及び気圧とヘッド浮上量の関係及び駆動回路23へ
の入力と浮上量変化の関係が予め入力されており、マイ
クロプロセッサ22は、ROMに格納されている歪み量
及び気圧と磁気ヘッド12のヘッド浮上量との関係を示
すプログラムに従って検出された歪み量及び気圧に対応
した制御信号を駆動回路23に出力する。駆動回路23
は入力された制御信号に基づく電圧の駆動信号を出力す
る。
【0060】この入力された制御信号に基づく電圧の駆
動信号が駆動回路23から浮上制御機構11の圧電素子
18に供給される。圧電素子18は、供給された駆動信
号の電圧に対応して変形し、ヘッドアーム16の取り付
け高さHを変化させる。
【0061】これにより上記第1、第2、及び第3の実
施形態と同様に、ヘッドアーム16の取り付け高さHを
変化させることにより、磁気ヘッド12のヘッド浮上量
が所定の浮動量に制御、維持される。
【0062】上記した本発明の第4の実施形態によれ
ば、歪みセンサー43によって検出された歪み量と気圧
センサー15によって検出された気圧に対応してヘッド
浮上量を所定の浮動量に制御することにより、磁気ディ
スク装置の設置される環境がかなりの高地或いは低地に
変化し、メカ部41の内部温度に余り変化がなくとも外
部の気圧が変化した場合であっても、磁気ヘッド12の
浮上を所定の浮上量で行うことが可能となり、磁気ヘッ
ド12による安定した書き込み或いは読み出しを行うこ
とができる。尚、本発明は上記した各実施形態に限定さ
れることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において
種々変形可能なことは勿論である。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の磁気ディ
スク装置によれば、気圧検出手段によって検出された気
圧に対応してヘッド浮上量を所定の浮動量に制御するこ
とにより、磁気ディスクを使用する周囲の気圧が高く或
いは低く変化した場合であっても、磁気ヘッドの浮上を
所定の浮上量に維持することが可能となり、磁気ヘッド
による安定した書き込み或いは読み出しを行うことがで
きる。
【0064】又、本発明の磁気ディスク装置によれば、
温度検出手段によって検出された温度に対応してヘッド
浮上量の所定の浮動量に制御することにより、磁気ディ
スクを使用する周囲の温度が高く或いは低く変化した場
合であっても、磁気ヘッドの浮上を所定の浮上量で行う
ことが可能となり、磁気ヘッドによる安定した書き込み
或いは読み出しを行うことができる。
【0065】更に、本発明の磁気ディスク装置によれ
ば、歪み検出手段によって検出された歪み量に対応して
ヘッド浮上量を所定の浮動量に制御することにより、磁
気ディスクを使用する周囲の温度が高く或いは低く変化
し、ヘッドディスクアセンブリ内の気圧が変化した場合
であっても、磁気ヘッドの浮上を所定の浮上量で行うこ
とが可能となり、磁気ヘッドによる安定した書き込み或
いは読み出しを行うことができる。
【0066】更に、本発明の磁気ディスク装置によれ
ば、歪み検出手段によって検出された歪み量と気圧検出
手段によって検出された気圧に対応してヘッド浮上量を
所定の浮動量に制御することにより、磁気ディスク装置
の設置される環境がかなりの高地或いは低地に変化し、
ヘッドディスクアセンブリメカの内部温度に余り変化が
なくとも外部の気圧が変化した場合であっても、磁気ヘ
ッドの浮上を所定の浮上量で行うことが可能となり、磁
気ヘッドによる安定した書き込み或いは読み出しを行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による磁気ディスク装置
のシステム構成を示す図。
【図2】同実施形態に於ける浮上量制御機構の一例を示
す図。
【図3】本発明の第2実施形態による磁気ディスク装置
のシステム構成を示す図。
【図4】本発明の第3実施形態による磁気ディスク装置
のシステム構成を示す図。
【図5】本発明の第4実施形態による磁気ディスク装置
のシステム構成を示す図。
【図6】従来の磁気ディスク装置の概略的な構成を示す
図。
【符号の説明】
10…ヘッドディスクアセンブリ、11…浮上量制御機
構、12…磁気ヘッド、13…磁気ディスク、15…気
圧センサー(気圧検出手段)、20…制御部(制御手
段)、41…ヘッドディスクアセンブリ、40…温度セ
ンサー(温度検出手段)、42…外壁(保持手段)、4
3…歪みセンサー(歪み検出手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮動型の磁気ヘッドと磁気ディスクを有
    し、磁気ヘッドにより磁気ディスクにデータを書き込み
    或いは磁気ディスクからデータの読み出しを行う磁気デ
    ィスク装置に於いて、 少なくとも上記磁気ヘッド及び磁気ディスクが実装され
    るヘッドディスクアセンブリと、 このヘッドディスクアセンブリに実装され上記磁気ヘッ
    ドの浮上量を制御する浮上量制御機構と、 上記ヘッドディスクアセンブリに於ける気圧を検出する
    気圧検出手段と、 この気圧検出手段の検出出力に基づいて上記磁気ヘッド
    の浮上量を所定の浮上量に維持する制御手段とを具備し
    たことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 浮動型の磁気ヘッドと磁気ディスクを有
    し、磁気ヘッドにより磁気ディスクにデータを書き込み
    或いは磁気ディスクからデータの読み出しを行う磁気デ
    ィスク装置に於いて、 少なくとも上記磁気ヘッド及び磁気ディスクが外気から
    遮断された密閉状態で実装されるヘッドディスクアセン
    ブリと、 このヘッドディスクアセンブリに実装され上記磁気ヘッ
    ドの浮上量を制御する浮上量制御機構と、 上記ヘッドディスクアセンブリに配設され上記ヘッドデ
    ィスクアセンブリ内部の温度を検出する温度検出手段
    と、 この温度検出手段の検出出力に基づいて上記浮上量制御
    機構を制御し上記磁気ディスクに対する上記磁気ヘッド
    の浮上量を所定の浮上量に維持する制御手段とを具備し
    たことを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 浮動型の磁気ヘッドと磁気ディスクを有
    し、上記磁気ヘッドにより磁気ディスクにデータを書き
    込み或いは磁気ディスクからデータの読み出しを行う磁
    気ディスク装置に於いて、 少なくとも上記磁気ヘッド及び磁気ディスクが実装され
    るヘッドディスクアセンブリと、 このヘッドディスクアセンブリに実装され上記磁気ヘッ
    ドの浮上量を制御する浮上量制御機構と、 上記ヘッドディスクアセンブリを外気から遮断した密閉
    構造で保持する保持手段と、 この保持手段の表面の少なくとも一か所に配設され上記
    保持手段の表面の歪みを検出する歪み検出手段と、 この歪み検出手段の検出出力に基づいて上記浮上量制御
    機構を制御し上記磁気ディスクに対する上記磁気ヘッド
    の浮上量を所定の浮上量に維持する制御手段とを具備し
    たことを特徴とする磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 ヘッドディスクアセンブリ或いは保持手
    段のいずれか一方に配設され上記ヘッドディスクアセン
    ブリに於ける気圧を検出する気圧検出手段を備えて、こ
    の気圧検出手段と歪み検出手段の検出出力に基づいて磁
    気ディスクに対する磁気ヘッドの浮上量を所定の浮上量
    に維持することを特徴とする請求項3記載の磁気ディス
    ク装置。
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