JPH0963461A - 電子放出素子 - Google Patents
電子放出素子Info
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- JPH0963461A JPH0963461A JP21840395A JP21840395A JPH0963461A JP H0963461 A JPH0963461 A JP H0963461A JP 21840395 A JP21840395 A JP 21840395A JP 21840395 A JP21840395 A JP 21840395A JP H0963461 A JPH0963461 A JP H0963461A
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- electrode
- emitter
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- electron
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Links
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Landscapes
- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製作の工数を増加させることなく、クロスト
ークを防止する。 【解決手段】 ベース電極1を備えたベース層2上に絶
縁層3を介してゲート電極4を積層し、ゲート電極4と
絶縁層3にベース層2に到達する凹所6を多数形成する
と共に、凹所6内のそれぞれに、先端部7aが微小空隙
8を介してゲート電極4に対向するエミッタ7を非良導
体層9を介して突設して、ベース層2とゲート電極4間
に電圧を印加させて、ゲート電極4と前記エミッタ7と
の間に形成される強電界によりエミッタ7から電子を放
出させるようにした電子放出素子において、絶縁層3上
であってゲート電極4と略同一平面内に、エミッタ7か
ら放出される電子の拡がりを防止する収束用電極14
を、ゲート電極4との間に隙間15を有するように配設
した。
ークを防止する。 【解決手段】 ベース電極1を備えたベース層2上に絶
縁層3を介してゲート電極4を積層し、ゲート電極4と
絶縁層3にベース層2に到達する凹所6を多数形成する
と共に、凹所6内のそれぞれに、先端部7aが微小空隙
8を介してゲート電極4に対向するエミッタ7を非良導
体層9を介して突設して、ベース層2とゲート電極4間
に電圧を印加させて、ゲート電極4と前記エミッタ7と
の間に形成される強電界によりエミッタ7から電子を放
出させるようにした電子放出素子において、絶縁層3上
であってゲート電極4と略同一平面内に、エミッタ7か
ら放出される電子の拡がりを防止する収束用電極14
を、ゲート電極4との間に隙間15を有するように配設
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板形表示装置な
どにおいて電子源として用いられる電子放出素子に関す
るものである。
どにおいて電子源として用いられる電子放出素子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、平板形表示装置などにおいて
電子源として電界放出型の電子放出素子が採用されてい
る。平板形表示装置では、面積の比較的大きい発光面に
対して電子線を均一に照射することを要求されるから、
この種の用途に用いられる電子放出素子では、多数の電
界放射型の陰極をアレイ状に配列することで冷陰極アレ
イとして形成することが知られている(Technical Dige
st of IVMC 91,Nagahama1991,p.50、(社)日本電子工
業振興協会,真空マイクロエレクトロニクス調査報告書
I,1992年 3月,p.35〜39等参照) 。
電子源として電界放出型の電子放出素子が採用されてい
る。平板形表示装置では、面積の比較的大きい発光面に
対して電子線を均一に照射することを要求されるから、
この種の用途に用いられる電子放出素子では、多数の電
界放射型の陰極をアレイ状に配列することで冷陰極アレ
イとして形成することが知られている(Technical Dige
st of IVMC 91,Nagahama1991,p.50、(社)日本電子工
業振興協会,真空マイクロエレクトロニクス調査報告書
I,1992年 3月,p.35〜39等参照) 。
【0003】すなわち、図7乃至図10に示すように、
ベース電極1であるベース層2上に、絶縁層3を介して
ゲート電極4を積層し、絶縁層3とゲート電極4とでな
るゲート層5に、ベース層2に達するように形成した凹
所6内にエミッタ7を形成した構造を有している。エミ
ッタ7は図7に示すようにゲート層4の全面に分布して
多数形成される。また、エミッタ7は平面視が図8に示
すように略十字状の星形であって、すべての凹所6内で
ベース層2におけるゲート層5側の一面に突設され、エ
ミッタ7の先端部7aは10μm以下の曲率半径に形成
され、微小空隙8(1μm以下)を介してゲート電極4
に対向する。ここに、ベース電極1及びゲート電極4は
クロム薄膜により形成され、エミッタ7の先端部7aは
タングステンやモリブデンのような高融点材料により形
成されており、絶縁層3は酸化珪素やアルミナから形成
されている。また、エミッタ7におけるベース層2側の
基部はシリコン膜をエッチングすることにより形成され
て高さ約1乃至2μmの非良導体層9とされている。そ
して、上述した説明から明かなように、冷陰極アレイを
形成するすべてのエミッタ7は、ベース電極1及びゲー
ト電極4を共通に用いて並列的に接続されている。
ベース電極1であるベース層2上に、絶縁層3を介して
ゲート電極4を積層し、絶縁層3とゲート電極4とでな
るゲート層5に、ベース層2に達するように形成した凹
所6内にエミッタ7を形成した構造を有している。エミ
ッタ7は図7に示すようにゲート層4の全面に分布して
多数形成される。また、エミッタ7は平面視が図8に示
すように略十字状の星形であって、すべての凹所6内で
ベース層2におけるゲート層5側の一面に突設され、エ
ミッタ7の先端部7aは10μm以下の曲率半径に形成
され、微小空隙8(1μm以下)を介してゲート電極4
に対向する。ここに、ベース電極1及びゲート電極4は
クロム薄膜により形成され、エミッタ7の先端部7aは
タングステンやモリブデンのような高融点材料により形
成されており、絶縁層3は酸化珪素やアルミナから形成
されている。また、エミッタ7におけるベース層2側の
基部はシリコン膜をエッチングすることにより形成され
て高さ約1乃至2μmの非良導体層9とされている。そ
して、上述した説明から明かなように、冷陰極アレイを
形成するすべてのエミッタ7は、ベース電極1及びゲー
ト電極4を共通に用いて並列的に接続されている。
【0004】このような構成の電子放出素子は、ベース
電極1とゲート電極4との間に50〜200Vの電圧を
印加(ゲート電極4を正極にする)することで、ゲート
電極4とエミッタ7の星形の先端部7aとの間に100
MV/m程度の強電界が生じ、電界放射によってエミッ
タ7の先端部(電子放出部)7aからゲート電極4の端
面方向に電子が引き出されるのである。1個のエミッタ
7から放出される電子流は、10〜100nA程度にな
るが、適当な分布密度でアレイ状に形成することによっ
て、1mm2 当たり20〜100μA程度の電子流を得
ることが可能になる。
電極1とゲート電極4との間に50〜200Vの電圧を
印加(ゲート電極4を正極にする)することで、ゲート
電極4とエミッタ7の星形の先端部7aとの間に100
MV/m程度の強電界が生じ、電界放射によってエミッ
タ7の先端部(電子放出部)7aからゲート電極4の端
面方向に電子が引き出されるのである。1個のエミッタ
7から放出される電子流は、10〜100nA程度にな
るが、適当な分布密度でアレイ状に形成することによっ
て、1mm2 当たり20〜100μA程度の電子流を得
ることが可能になる。
【0005】このような電子放出素子を表示装置に使用
する場合には、その製造の最終段階において、一度に形
成したエミッタ7の集団を各ピクセルに割り当てるため
に、ゲート電極4のエッチングをし、取り出し電極が設
けられる。そして、図10に示すように、例えばガラス
基板10側がベース電極1となるように配設され、その
前面側であるゲート電極4側(エミッタ7側)に対向す
るように、蛍光体11を塗布したITO(インジウム−
すず酸化物)からなるアノード電極12を、その端部に
設けたスペーサを介して配設し、さらに前面側に前面ガ
ラス13を配設して真空に封止され、ゲート電極4とア
ノード電極12間に数100Vの電圧を印加させて、エ
ミッタ7の先端部である電子放出部7aから電子を放出
させて表示装置として利用される。
する場合には、その製造の最終段階において、一度に形
成したエミッタ7の集団を各ピクセルに割り当てるため
に、ゲート電極4のエッチングをし、取り出し電極が設
けられる。そして、図10に示すように、例えばガラス
基板10側がベース電極1となるように配設され、その
前面側であるゲート電極4側(エミッタ7側)に対向す
るように、蛍光体11を塗布したITO(インジウム−
すず酸化物)からなるアノード電極12を、その端部に
設けたスペーサを介して配設し、さらに前面側に前面ガ
ラス13を配設して真空に封止され、ゲート電極4とア
ノード電極12間に数100Vの電圧を印加させて、エ
ミッタ7の先端部である電子放出部7aから電子を放出
させて表示装置として利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された従来の電子放出素子においては、エミ
ッタ7の電子放出部7aから引き出される電子は、最
初、エミッタ7とゲート電極4間の電界により引き出さ
れるため、ベース層2と平行方向である水平方向の初速
度が大きく、容易には垂直方向であるアノード電極12
方向に向かない。その結果、エミッタ7から引き出され
た電子が、エミッタ7から広がりながらアノード電極1
2方向に飛んでいくことになり、アノード電極12に到
達する電子であっても、例えば典型的な表示素子等に使
用する場合には、光色の異なる蛍光体11が隣接して配
設された部分で、つまり、隣接する各ピクロス間で隣接
する領域にも電子が飛来して、クロストークの原因とも
なるという問題点があった。
ように構成された従来の電子放出素子においては、エミ
ッタ7の電子放出部7aから引き出される電子は、最
初、エミッタ7とゲート電極4間の電界により引き出さ
れるため、ベース層2と平行方向である水平方向の初速
度が大きく、容易には垂直方向であるアノード電極12
方向に向かない。その結果、エミッタ7から引き出され
た電子が、エミッタ7から広がりながらアノード電極1
2方向に飛んでいくことになり、アノード電極12に到
達する電子であっても、例えば典型的な表示素子等に使
用する場合には、光色の異なる蛍光体11が隣接して配
設された部分で、つまり、隣接する各ピクロス間で隣接
する領域にも電子が飛来して、クロストークの原因とも
なるという問題点があった。
【0007】そこで、このクロストークを防止するため
に、図11に示すように、ゲート電極4上であってエミ
ッタ7の周囲に、絶縁層3を介して収束用電極14を設
けた電子放出素子も提案されている。しかしながら、こ
の電子放出素子にあっては、ベース電極1上に絶縁層3
を介して形成したゲート電極4上に、さらに絶縁層3を
介して収束用電極14を形成させる必要があるため、従
来の電子放出素子にくらべて素子の製作の工数が増加す
るという問題点があった。
に、図11に示すように、ゲート電極4上であってエミ
ッタ7の周囲に、絶縁層3を介して収束用電極14を設
けた電子放出素子も提案されている。しかしながら、こ
の電子放出素子にあっては、ベース電極1上に絶縁層3
を介して形成したゲート電極4上に、さらに絶縁層3を
介して収束用電極14を形成させる必要があるため、従
来の電子放出素子にくらべて素子の製作の工数が増加す
るという問題点があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされもの
で、その目的とするところは、製作の工数を増加させる
ことなく、クロストークを防止した電子放出素子を提供
することにある。
で、その目的とするところは、製作の工数を増加させる
ことなく、クロストークを防止した電子放出素子を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、ベース
電極1を備えたベース層2上に絶縁層3を介してゲート
電極4を積層し、該ゲート電極4と絶縁層3に前記ベー
ス層2に到達する凹所6を多数形成すると共に、該凹所
6内のそれぞれに、先端部7aが微小空隙8を介して前
記ゲート電極4に対向するエミッタ7を非良導体層9を
介して突設して、前記ベース層2と前記ゲート電極4間
に電圧を印加させて、前記ゲート電極4と前記エミッタ
7との間に形成される強電界によりエミッタ7から電子
を放出させるようにした電子放出素子において、前記絶
縁層3上であって前記ゲート電極4と略同一平面内に、
前記エミッタ7から放出される電子の拡がりを防止する
収束用電極14を、前記ゲート電極4との間に隙間15
を有するように配設したことを特徴するものである。
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、ベース
電極1を備えたベース層2上に絶縁層3を介してゲート
電極4を積層し、該ゲート電極4と絶縁層3に前記ベー
ス層2に到達する凹所6を多数形成すると共に、該凹所
6内のそれぞれに、先端部7aが微小空隙8を介して前
記ゲート電極4に対向するエミッタ7を非良導体層9を
介して突設して、前記ベース層2と前記ゲート電極4間
に電圧を印加させて、前記ゲート電極4と前記エミッタ
7との間に形成される強電界によりエミッタ7から電子
を放出させるようにした電子放出素子において、前記絶
縁層3上であって前記ゲート電極4と略同一平面内に、
前記エミッタ7から放出される電子の拡がりを防止する
収束用電極14を、前記ゲート電極4との間に隙間15
を有するように配設したことを特徴するものである。
【0010】また、請求項2記載の発明にあっては、ベ
ース電極1を備えたベース層2上に絶縁層3を介してゲ
ート電極4を積層し、該ゲート電極4と絶縁層3に前記
ベース層2に到達する凹所6を多数形成すると共に、該
凹所6内のそれぞれに先端部7aが微小空隙8を介して
前記ゲート電極4に対向するエミッタ7を非良導体層9
を介して突設して、前記ベース層2と前記ゲート電極4
間に電圧を印加させて、前記ゲート電極4と前記エミッ
タ7との間に形成される強電界によりエミッタ7から電
子を放出させるようにした電子放出素子において、前記
ベース層2上に非良導体層9を介して前記エミッタ7か
ら放出される電子の拡がりを防止する収束用電極14を
突設すると共に、該収束用電極14を、前記ゲート電極
4と略同一平面内で隙間15を有するように配設したこ
とを特徴するものである。
ース電極1を備えたベース層2上に絶縁層3を介してゲ
ート電極4を積層し、該ゲート電極4と絶縁層3に前記
ベース層2に到達する凹所6を多数形成すると共に、該
凹所6内のそれぞれに先端部7aが微小空隙8を介して
前記ゲート電極4に対向するエミッタ7を非良導体層9
を介して突設して、前記ベース層2と前記ゲート電極4
間に電圧を印加させて、前記ゲート電極4と前記エミッ
タ7との間に形成される強電界によりエミッタ7から電
子を放出させるようにした電子放出素子において、前記
ベース層2上に非良導体層9を介して前記エミッタ7か
ら放出される電子の拡がりを防止する収束用電極14を
突設すると共に、該収束用電極14を、前記ゲート電極
4と略同一平面内で隙間15を有するように配設したこ
とを特徴するものである。
【0011】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1、または請求項2記載の電子放出素子において、
前記収束用電極14が、複数のエミッタ7を略囲むよう
に形成されたことを特徴とするものである。
求項1、または請求項2記載の電子放出素子において、
前記収束用電極14が、複数のエミッタ7を略囲むよう
に形成されたことを特徴とするものである。
【0012】さらには、請求項4記載の発明にあって
は、請求項2、または請求項3記載の電子放出素子にお
いて、前記ベース電極1と略同一平面内に、前記ベース
電極1と絶縁された制御電極16を設け、該制御電極1
6により前記収束用電極14の電位を、前記ベース電極
1の電位と独立して制御可能に形成したことを特徴とす
るものである。
は、請求項2、または請求項3記載の電子放出素子にお
いて、前記ベース電極1と略同一平面内に、前記ベース
電極1と絶縁された制御電極16を設け、該制御電極1
6により前記収束用電極14の電位を、前記ベース電極
1の電位と独立して制御可能に形成したことを特徴とす
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は、本発明の電子放
出素子の第1の実施の形態を示すものであり、この電子
放出素子は、多数の電界放射型の陰極をアレイ状に配列
することで冷陰極アレイとして形成されている。
出素子の第1の実施の形態を示すものであり、この電子
放出素子は、多数の電界放射型の陰極をアレイ状に配列
することで冷陰極アレイとして形成されている。
【0014】つまり、ガラス基板10上に形成されたベ
ース電極1であるベース層2に、絶縁層3を介してゲー
ト電極4を積層し、ゲート電極4と絶縁層3からなるゲ
ート層5にベース層2に到達するように多数形成した凹
所6内に、先端部7aが微小空隙8を介してゲート電極
4に対向するように非良導体層9を介してエミッタ7を
それぞれ突設すると共に、エミッタ7を略囲む絶縁層3
上に、エミッタ7から放出される電子の拡がりを防止す
る収束用電極14を、ゲート電極4との間に隙間16を
有してゲート電極4と略同一平面内に位置するように配
設して構成されている。
ース電極1であるベース層2に、絶縁層3を介してゲー
ト電極4を積層し、ゲート電極4と絶縁層3からなるゲ
ート層5にベース層2に到達するように多数形成した凹
所6内に、先端部7aが微小空隙8を介してゲート電極
4に対向するように非良導体層9を介してエミッタ7を
それぞれ突設すると共に、エミッタ7を略囲む絶縁層3
上に、エミッタ7から放出される電子の拡がりを防止す
る収束用電極14を、ゲート電極4との間に隙間16を
有してゲート電極4と略同一平面内に位置するように配
設して構成されている。
【0015】エミッタ7は平面視が略十字状の星形であ
って、ゲート層4の全面に分布して多数形成されてお
り、エミッタ7の先端部7aは10μm以下の曲率半径
に形成され、微小空隙8(1μm以下)を介してゲート
電極4に対向する。ここに、ベース電極1、ゲート電極
4、及び収束用電極14はクロム薄膜により形成され、
エミッタ7の先端部7aはタングステンやモリブデンの
ような高融点材料により形成されており、絶縁層3は酸
化珪素やアルミナから形成されている。また、エミッタ
7におけるベース層2側の基部は、シリコン膜をエッチ
ングすることにより形成されて高さ約1乃至2μmの非
良導体層9とされている。そして、上述した説明から明
かなように、冷陰極アレイを形成するすべてのエミッタ
7は、ベース電極1及びゲート電極4を共通に用いて並
列的に接続されている。
って、ゲート層4の全面に分布して多数形成されてお
り、エミッタ7の先端部7aは10μm以下の曲率半径
に形成され、微小空隙8(1μm以下)を介してゲート
電極4に対向する。ここに、ベース電極1、ゲート電極
4、及び収束用電極14はクロム薄膜により形成され、
エミッタ7の先端部7aはタングステンやモリブデンの
ような高融点材料により形成されており、絶縁層3は酸
化珪素やアルミナから形成されている。また、エミッタ
7におけるベース層2側の基部は、シリコン膜をエッチ
ングすることにより形成されて高さ約1乃至2μmの非
良導体層9とされている。そして、上述した説明から明
かなように、冷陰極アレイを形成するすべてのエミッタ
7は、ベース電極1及びゲート電極4を共通に用いて並
列的に接続されている。
【0016】このような構成の電子放出素子を表示装置
に使用する場合には、従来例と同様に、ガラス基板10
上に例えばクロム層とシリコン層及びタングステン層と
を積層し、シリコン層及びタングステン層をエッチング
してエミッタ7を形成した後に、絶縁層3及びクロム層
を積層して、ゲート層5を形成するが、その製造の最終
段階において、一度に形成したエミッタ7の集団を各ピ
クセルに割り当てるために、ゲート電極4のエッチング
をし、取り出し電極を設ける。この工程においては、フ
ォトリソグラフィーによりパターンが形成されるが、図
3に示すようなマスクパターン17を設けておけば、そ
のマスク部17aが露光されず、現像によってその部分
のレジストが除去され、その後のエッチングによりその
部分のゲート電極4であるクロム層が溶解して、ゲート
電極4と隙間15を介して対向するクロム層が収束用電
極14とされる。つまり、収束用電極14は、絶縁層3
上であってゲート電極4と同一平面内に、ゲート電極4
との間に隙間15を有するように形成され、その電極取
り出し部は、ガラス基板10の端部側に設けられて、ゲ
ート電極とは別の配線が施され、ここに負電位が与えら
れるようにされる。このとき、収束用電極14が取り囲
むエミッタ7の個数は任意ではあるが、その目的上から
も1ピクセル毎に取り囲むように形成する。なお、上記
工程においてはレジストは、ポジ、ネガが両タイプがあ
るので上述のマスクパターン17も、図3のパターンを
反転させて形成したものであっても良い。
に使用する場合には、従来例と同様に、ガラス基板10
上に例えばクロム層とシリコン層及びタングステン層と
を積層し、シリコン層及びタングステン層をエッチング
してエミッタ7を形成した後に、絶縁層3及びクロム層
を積層して、ゲート層5を形成するが、その製造の最終
段階において、一度に形成したエミッタ7の集団を各ピ
クセルに割り当てるために、ゲート電極4のエッチング
をし、取り出し電極を設ける。この工程においては、フ
ォトリソグラフィーによりパターンが形成されるが、図
3に示すようなマスクパターン17を設けておけば、そ
のマスク部17aが露光されず、現像によってその部分
のレジストが除去され、その後のエッチングによりその
部分のゲート電極4であるクロム層が溶解して、ゲート
電極4と隙間15を介して対向するクロム層が収束用電
極14とされる。つまり、収束用電極14は、絶縁層3
上であってゲート電極4と同一平面内に、ゲート電極4
との間に隙間15を有するように形成され、その電極取
り出し部は、ガラス基板10の端部側に設けられて、ゲ
ート電極とは別の配線が施され、ここに負電位が与えら
れるようにされる。このとき、収束用電極14が取り囲
むエミッタ7の個数は任意ではあるが、その目的上から
も1ピクセル毎に取り囲むように形成する。なお、上記
工程においてはレジストは、ポジ、ネガが両タイプがあ
るので上述のマスクパターン17も、図3のパターンを
反転させて形成したものであっても良い。
【0017】このように構成されているため、本実施の
形態における電子放出素子においては、素子の製造の工
数を増加させることなく、ゲート電極4のエッチングと
同時に収束用電極14を形成することができると共に、
収束用電極14に負電位を与えることにより、エミッタ
7の電子放出部7aから放出された電子が、収束用電極
14を越えてベース層2と平行方向に広がることがな
く、エミッタ7と対向して配設されたアノード電極に到
達するため、クロストークの発生を抑制することができ
る。
形態における電子放出素子においては、素子の製造の工
数を増加させることなく、ゲート電極4のエッチングと
同時に収束用電極14を形成することができると共に、
収束用電極14に負電位を与えることにより、エミッタ
7の電子放出部7aから放出された電子が、収束用電極
14を越えてベース層2と平行方向に広がることがな
く、エミッタ7と対向して配設されたアノード電極に到
達するため、クロストークの発生を抑制することができ
る。
【0018】図4及び図5は、本発明の電子放出素子の
第2の実施の形態を示すものであり、前記第1の実施の
形態と異なる点は、収束用電極14が複数のエミッタ7
を略囲むように平面視で略四角形の環状をなすように設
けられると共に、その収束用電極14とベース層2の間
がシリコンにより形成された非良導体層9とされた点で
あり、他は前記第1の実施の形態と同様に構成されてい
る。
第2の実施の形態を示すものであり、前記第1の実施の
形態と異なる点は、収束用電極14が複数のエミッタ7
を略囲むように平面視で略四角形の環状をなすように設
けられると共に、その収束用電極14とベース層2の間
がシリコンにより形成された非良導体層9とされた点で
あり、他は前記第1の実施の形態と同様に構成されてい
る。
【0019】このように構成された電子放出素子では、
エミッタ7の形状をフォトリソグラフィにより決めてい
るが、その際に星形のエミッタ7を露光する際のフォト
マスクに収束用電極14のパターンを付加しておけば、
従来と同様の製造工程によって、ベース層2上に非良導
体層9を介してエミッタ7と同電位の収束用電極14を
ゲート電極4と略同一平面内に形成できる。このように
構成しても前記第1の実施の形態と同様の効果を奏す
る。
エミッタ7の形状をフォトリソグラフィにより決めてい
るが、その際に星形のエミッタ7を露光する際のフォト
マスクに収束用電極14のパターンを付加しておけば、
従来と同様の製造工程によって、ベース層2上に非良導
体層9を介してエミッタ7と同電位の収束用電極14を
ゲート電極4と略同一平面内に形成できる。このように
構成しても前記第1の実施の形態と同様の効果を奏す
る。
【0020】図6は、本発明の電子放出素子の第3の実
施の形態を示すものであり、前記第2の実施の形態と異
なる点は、エミッタ7を取り囲む収束用電極14のベー
ス電極1側であってベース電極1と略同一平面内に、ベ
ース電極1との間に隙間を有して電気的に絶縁された制
御電極16を設け、収束用電極14の電位をエミッタ7
の電位と無関係に制御できるようにした点であり、他は
前記第2の実施の形態と同様に構成されている。
施の形態を示すものであり、前記第2の実施の形態と異
なる点は、エミッタ7を取り囲む収束用電極14のベー
ス電極1側であってベース電極1と略同一平面内に、ベ
ース電極1との間に隙間を有して電気的に絶縁された制
御電極16を設け、収束用電極14の電位をエミッタ7
の電位と無関係に制御できるようにした点であり、他は
前記第2の実施の形態と同様に構成されている。
【0021】このように構成された電子放出素子では、
ベース層2は、エミッタ7をピクセル毎に制御するため
に、予めエッチングされて電極が取り出されるが、この
ときのエッチングのパターンに、収束用電極14と対向
するパターンを形成しておけば、従来の電子放出素子の
ベース層2のエッチングのパターンを若干変更し、前記
第2の実施の形態と同様の製造工程をとるだけで、収束
用電極14及び制御電極16が形成できる。
ベース層2は、エミッタ7をピクセル毎に制御するため
に、予めエッチングされて電極が取り出されるが、この
ときのエッチングのパターンに、収束用電極14と対向
するパターンを形成しておけば、従来の電子放出素子の
ベース層2のエッチングのパターンを若干変更し、前記
第2の実施の形態と同様の製造工程をとるだけで、収束
用電極14及び制御電極16が形成できる。
【0022】このように構成されているため、本実施の
形態における電子放出素子においては、前記第2の実施
の形態における電子放出素子の効果に加えて、ベース電
極1のエッチングと同時に制御電極16が形成できて製
造の工数を増加させることがなく、また、収束用電極1
4がエミッタ7の電位と独立に制御できて、さらにきめ
細かくクロストーク抑制制御が可能となる。
形態における電子放出素子においては、前記第2の実施
の形態における電子放出素子の効果に加えて、ベース電
極1のエッチングと同時に制御電極16が形成できて製
造の工数を増加させることがなく、また、収束用電極1
4がエミッタ7の電位と独立に制御できて、さらにきめ
細かくクロストーク抑制制御が可能となる。
【0023】
【発明の効果】このように本発明は、請求項1記載の発
明にあっては、製造の工数を増加させることなく、ゲー
ト電極のエッチングと同時に収束用電極を形成すること
ができると共に、収束用電極に負電位を与えることによ
り、エミッタの電子放出部から放出された電子が、収束
用電極を越えてベース層と平行方向に広がることがな
く、エミッタと対向して配設されたアノード電極に到達
するため、クロストークの発生を抑制することができ
る。
明にあっては、製造の工数を増加させることなく、ゲー
ト電極のエッチングと同時に収束用電極を形成すること
ができると共に、収束用電極に負電位を与えることによ
り、エミッタの電子放出部から放出された電子が、収束
用電極を越えてベース層と平行方向に広がることがな
く、エミッタと対向して配設されたアノード電極に到達
するため、クロストークの発生を抑制することができ
る。
【0024】また、請求項2記載の発明にあっては、製
造の工数を増加させることなく、ゲート電極のエッチン
グと同時に収束用電極を形成することができると共に、
収束用電極にエミッタと同電位を与えることにより、エ
ミッタの電子放出部から放出された電子が、収束用電極
を越えてベース層と平行方向に広がることがなく、エミ
ッタと対向して配設されたアノード電極に到達するた
め、クロストークの発生を抑制することができる。
造の工数を増加させることなく、ゲート電極のエッチン
グと同時に収束用電極を形成することができると共に、
収束用電極にエミッタと同電位を与えることにより、エ
ミッタの電子放出部から放出された電子が、収束用電極
を越えてベース層と平行方向に広がることがなく、エミ
ッタと対向して配設されたアノード電極に到達するた
め、クロストークの発生を抑制することができる。
【0025】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1、または2記載の発明の効果に加えて、収束用電
極によりピクセル毎に対向したエミッタを囲えば、さら
にクロストークの発生を抑制することができる。
求項1、または2記載の発明の効果に加えて、収束用電
極によりピクセル毎に対向したエミッタを囲えば、さら
にクロストークの発生を抑制することができる。
【0026】さらには、請求項4記載の発明にあって
は、請求項2、または3記載の発明の効果に加えて、ベ
ース電極のエッチングと同時に制御電極が形成できて製
造の工数を増加させることがなく、また、収束用電極が
エミッタの電位と独立に制御できて、さらにきめ細かく
クロストーク抑制制御が可能となる。
は、請求項2、または3記載の発明の効果に加えて、ベ
ース電極のエッチングと同時に制御電極が形成できて製
造の工数を増加させることがなく、また、収束用電極が
エミッタの電位と独立に制御できて、さらにきめ細かく
クロストーク抑制制御が可能となる。
【図1】本発明の電子放出素子の第1の実施の形態の要
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
【図2】同上の要部の平面図である。
【図3】同上のマスクパターンを示す平面図である。
【図4】本発明の電子放出素子の第2の実施の形態の要
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
【図5】同上の要部の平面図である。
【図6】本発明の電子放出素子の第3の実施の形態の要
部を示す平面図である。
部を示す平面図である。
【図7】従来の電子放出素子の要部の平面図である。
【図8】同上の1つのエミッタ部周辺の平面図である。
【図9】同上の図8におけるA−A断面図である。
【図10】同上の素子を利用した表示装置の断面図であ
る。
る。
【図11】従来のクロストークを抑制した電子放出素子
の要部の断面図である。
の要部の断面図である。
1 ベース電極 2 ベース層 3 絶縁層 4 ゲート電極 5 ゲート層 6 凹所 7 エミッタ 7a 先端部 8 微小空隙 9 非良導体層 14 収束用電極 15 隙間 16 制御電極
Claims (4)
- 【請求項1】 ベース電極を備えたベース層上に絶縁層
を介してゲート電極を積層し、該ゲート電極と絶縁層に
前記ベース層に到達する凹所を多数形成すると共に、該
凹所内のそれぞれに先端部が微小空隙を介して前記ゲー
ト電極に対向するエミッタを非良導体層を介して突設し
て、前記ベース層と前記ゲート電極間に電圧を印加させ
て、前記ゲート電極と前記エミッタとの間に形成される
強電界によりエミッタから電子を放出させるようにした
電子放出素子において、前記絶縁層上であって前記ゲー
ト電極と略同一平面内に、前記エミッタから放出される
電子の拡がりを防止する収束用電極を、前記ゲート電極
との間に隙間を有するように配設したことを特徴する電
子放出素子。 - 【請求項2】 ベース電極を備えたベース層上に絶縁層
を介してゲート電極を積層し、該ゲート電極と絶縁層に
前記ベース層に到達する凹所を多数形成すると共に、該
凹所内のそれぞれに先端部が微小空隙を介して前記ゲー
ト電極に対向するエミッタを非良導体層を介して突設し
て、前記ベース層と前記ゲート電極間に電圧を印加させ
て、前記ゲート電極と前記エミッタとの間に形成される
強電界によりエミッタから電子を放出させるようにした
電子放出素子において、前記ベース層上に非良導体層を
介して前記エミッタから放出される電子の拡がりを防止
する収束用電極を突設すると共に、該収束用電極を、前
記ゲート電極と略同一平面内で隙間を有するように配設
したことを特徴する電子放出素子。 - 【請求項3】 前記収束用電極が、複数のエミッタを略
囲むように形成されたことを特徴とする請求項1、また
は2記載の電子放出素子。 - 【請求項4】 前記ベース電極と略同一平面内に、前記
ベース電極と絶縁された制御電極を設け、該制御電極に
より前記収束用電極の電位を、前記ベース電極の電位と
独立して制御可能に形成したことを特徴とする請求項
2、または請求項3記載の電子放出素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21840395A JPH0963461A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 電子放出素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21840395A JPH0963461A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 電子放出素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0963461A true JPH0963461A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16719372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21840395A Pending JPH0963461A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 電子放出素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0963461A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6288494B1 (en) | 1999-02-26 | 2001-09-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Electron-emitting apparatus and image-forming apparatus |
| JP2006019282A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Samsung Sdi Co Ltd | 電子放出素子及びその製造方法 |
| JP2006286605A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Samsung Sdi Co Ltd | 電子放出ディバイスおよび電子放出表示ディバイス |
| JP2007141759A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 冷陰極アレイ及びこれを用いた冷陰極ディスプレイ |
| JP2007305493A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Ulvac Japan Ltd | カソード基板及びその作製方法、並びに表示素子及びその作製方法 |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP21840395A patent/JPH0963461A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6288494B1 (en) | 1999-02-26 | 2001-09-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Electron-emitting apparatus and image-forming apparatus |
| JP2006019282A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Samsung Sdi Co Ltd | 電子放出素子及びその製造方法 |
| JP2006286605A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Samsung Sdi Co Ltd | 電子放出ディバイスおよび電子放出表示ディバイス |
| US7427831B2 (en) | 2005-03-31 | 2008-09-23 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Electron emission device and electron emission display device |
| JP2007141759A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 冷陰極アレイ及びこれを用いた冷陰極ディスプレイ |
| JP2007305493A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Ulvac Japan Ltd | カソード基板及びその作製方法、並びに表示素子及びその作製方法 |
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