JPH0964248A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0964248A
JPH0964248A JP7218345A JP21834595A JPH0964248A JP H0964248 A JPH0964248 A JP H0964248A JP 7218345 A JP7218345 A JP 7218345A JP 21834595 A JP21834595 A JP 21834595A JP H0964248 A JPH0964248 A JP H0964248A
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信義 前嶋
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恒雄 遠藤
Yasutoshi Kurihara
保敏 栗原
Nobusuke Okada
亘右 岡田
Koichi Nakajima
浩一 中嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱放散性と絶縁性に優れた半導体装置、すな
わち、放熱板との絶縁層を発熱素子から離れた位置に設
け、かつ、当該絶縁層を薄くすることが可能な半導体装
置及びその製造方法を提供する。 【構成】 金属基板1と、該金属基板1の表面が露出し
ている一方の主面11に少なくとも1つの半導体チップ
30が導電的に固着され、前記主面11の当該半導体チ
ップ30が固着されていない領域に第1の絶縁樹脂層1
3が設けられ、前記金属基板1の一方の主面11に対向
する他方の主面15に第2絶縁樹脂層16が設けられ、
前記半導体チップ1とリード36a、36b、36cと
が電気的に接続され、前記金属基板1の半導体チップ3
0の固定部側の主面11及び側面部がモールド樹脂35
で封止されてなる半導体装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実装時の絶縁性がよ
く、かつ、放熱性のよい半導体装置及びその製造方法に
関し、特に、電子機器等の電源装置に使用される半導体
装置及びその製造方法に適用して有効な技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平3−36753号
公報に記載されるように、半導体素子と、この半導体素
子を搭載する回路パターン形成固着されたプリント配線
板と、このプリント配線板の回路パターンの端部に接続
されるリード端子とを備え、前記プリント配線板とリー
ド端子の一部とが絶縁封止樹脂により樹脂封止され、前
記プリント配線板の厚みが、放熱板の取り付け時に放熱
板側の絶縁封止樹脂表面と半導体素子の搭載部との絶縁
距離を確保できるよう設定し、放熱板を取り付けた際に
モールド時のボイド、ピンホール等が生じても放熱板と
半導体素子の搭載部との絶縁距離を確保しながら放熱す
ることが可能な半導体装置が開示されている。
【0003】また、特開昭63−273324号公報に
記載されるように、放熱支持板上にパワートランジスタ
チップとモノリシックIC基板とを固定し、樹脂で被覆
した半導体装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
の技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0005】モールド樹脂が絶縁層となるために、絶縁
性のみを重視するのであれば、絶縁層の厚さは厚いほど
良い。しかし、半導体素子(発熱素子)で発生した熱
は、この絶縁層を通過して放散されるために、厚い樹脂
層は放熱特性を悪化させることになる。従って、適度な
絶縁性を保ちつつ、極力薄い絶縁層を形成することが必
要である。
【0006】しかしながら、従来のモールド樹脂中に
は、熱伝導性を良くすること、熱膨張係数を下げること
等の目的で、無機質のフィラー材が混入されている。こ
のフィラー材は一般的には、平均粒径が50μm程度、
最大粒径が150μm程度となっている。そこで、絶縁
樹脂層を薄くしようとすると、フィラー材によるレジン
のつまりを発生しやすくなり、ボイドとなって絶縁特性
を著しく悪化させる。
【0007】従って、前記特開平3−36753号公報
に記載される半導体装置では、半導体素子全体をモール
ド樹脂で包み込むフルモールド方式あるため、モールド
樹脂を薄く形成することが難しく、半導体素子で発生し
た熱を効率良く放散することができなかった。すなわ
ち、放熱板の取り付け時に、放熱板側の絶縁封止樹脂表
面とプリント配線板(半導体素子基板)と絶縁距離(間
隔)を絶縁性を確保しながら小さくすることができなか
った。
【0008】本発明の目的は、熱放散性と絶縁性に優れ
た半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、放熱板との絶縁層を
発熱素子から離れた位置に設け、かつ、当該絶縁層を薄
くすることが可能な半導体装置及びその製造方法を提供
することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的及び新
規な特徴は、本明細書及び添付図面によって明らになる
であろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概略を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0012】(1)金属基板と、該金属基板の表面が露
出している一方の主面に少なくとも1つの半導体チップ
が導電的に固着され、前記主面の当該半導体チップが固
着されていない領域に第1の絶縁樹脂層が設けられ、前
記金属基板の一方の主面に対向する他方の主面に第2絶
縁樹脂層が設けられ、前記半導体チップとリードとが電
気的に接続されてなる半導体装置である。
【0013】(2)金属基板と、該金属基板の表面が露
出している一方の主面に少なくとも1つの半導体チップ
が導電的に固着されるとともに、前記主面上に第1絶縁
樹脂層を介して選択的に設けられた配線金属層上に受動
素子又は能動素子が導電的に固着され、前記金属基板上
の半導体チップ及び受動素子又は能動素子が固着されて
いない前記主面の前記半導体チップが固着されていない
領域に第1の絶縁樹脂層が設けられ、前記金属基板の主
面に対向する他方の主面に第2絶縁樹脂層が設けられ、
前記半導体チップとリードとが電気的に接続され、前記
金属基板の半導体チップ固定部側の主面及び側面部がモ
ールド樹脂で封止されてなる半導体装置である。
【0014】(3)金属基板と、該金属基板の表面が露
出している一方の主面に少なくとも1つの半導体チップ
が導電的に固着され、前記主面の前記半導体チップが固
着されていない領域に第1の絶縁樹脂層が設けられ、前
記主面上に第1絶縁樹脂層を介して選択的に設けられた
配線金属層上に受動素子又は能動素子が導電的に固着さ
れ、前記金属基板の主面に対向する他方の主面に第2絶
縁樹脂層が設けられ、前記半導体チップとリードとが電
気的に接続され、前記金属基板の半導体チップ固定部側
の主面がモールド樹脂で封止され、前記金属基板の半導
体チップ固定部側の主面及び側面部が樹脂ケースで封止
されてなる。
【0015】(4)前記(1)乃至(3)のうちいずれ
か1つの半導体装置において、前記第2絶縁樹脂層は、
絶縁樹脂テープであり、組立前に金属基板にあらかじめ
設けられてなる。
【0016】(5)前記(1)乃至(4)のうちいずれ
か1つの半導体装置において、前記金属基板の半導体チ
ップ固定部側の主面に前記第1絶縁樹脂層を介して配線
層が選択的に設けられ、前記金属基板の前記配線層が設
けられていない領域に第1絶縁樹脂層が形成されてな
る。
【0017】(6)前記(1)乃至(5)のうちいずれ
か1つの半導体装置において、前記第2絶縁樹脂層の上
に金属層が設けられてなる。
【0018】(7)前記(1)乃至(6)のうちいずれ
か1つの半導体装置において、前記金属基板の周辺面が
下方から上方に湾曲した面を有し、その湾曲面部によっ
て生じる金属基板下面の空隙部がモールド樹脂で封止さ
れてなる。
【0019】(8)金属基板の一方の主面の半導体チッ
プが固着されない領域に第1の絶縁樹脂層を形成する工
程と、前記金属基板の一方の主面に対向する他方の主面
に第2絶縁樹脂層を形成する工程と、前記金属基板の表
面が露出している一方の主面に少なくとも1つの半導体
チップを導電的に固着する工程と、前記半導体チップと
リードとを電気的に接続する工程と、前記金属基板の半
導体チップ固定部側の主面及び側面部をモールド樹脂で
封止する工程を備えなる半導体装置の製造方法である。
【0020】(9)金属基板の一方の主面の半導体チッ
プが固着されない領域に第1の絶縁樹脂層を形成する工
程と、前記金属基板の一方の主面に対向する他方の主面
に第2絶縁樹脂層を形成する工程と、該金属基板の表面
が露出している一方の主面に少なくとも1つの半導体チ
ップを導電的に固着する工程と、前記主面上に第1絶縁
樹脂層を介して選択的に配線金属層を形成する工程と、
前記配線金属層上に受動素子又は能動素子を導電的に固
着する工程と、前記半導体チップとリードとを電気的に
接続する工程と、前記金属基板の半導体チップ固定部側
の主面及び側面部をモールド樹脂で封止する工程を備え
てなる半導体装置の製造方法である。
【0021】(10)金属基板の一方の主面の半導体チ
ップが固着されない領域に第1の絶縁樹脂層を形成する
工程と、前記金属基板の一方の主面に対向する他方の主
面に第2絶縁樹脂層を形成する工程と、該金属基板の表
面が露出している一方の主面に少なくとも1つの半導体
チップを導電的に固着する工程と、前記主面上に第1絶
縁樹脂層を介して選択的に配線金属層を形成する工程
と、前記配線金属層上に受動素子又は能動素子を導電的
に固着する工程と、前記半導体チップとリードとを電気
的に接続する工程と、前記金属基板の半導体チップ固定
部側の主面がモールド樹脂で封止する工程と、前記金属
基板の半導体チップ固定部側の主面及び側面部が樹脂ケ
ースで封止する工程を備えてなる半導体装置の製造方法
である。
【0022】
【作用】前述の手段によれば、半導体チップを金属基板
に直接固定し、かつ、放熱板の第2絶縁樹脂層の表面と
金属基板との間の絶縁距離(間隔)を絶縁性を確保しな
がら小さくすることにより、半導体チップで発生された
熱が金属基板と薄い第2絶縁樹脂層を通って放熱板に伝
導されるので、半導体装置の熱放散性と絶縁性を良好に
することができる。
【0023】また、前記第2絶縁樹脂層の上に金属層を
設けることにより、第2絶縁樹脂層と放熱板との熱伝導
をさらに良好にするので、半導体装置の熱放散性と絶縁
性をさらに良好にすることができる。
【0024】また、金属基板の一方の主面の半導体チッ
プが固着されない領域に第1の絶縁樹脂層を、及び前記
金属基板の一方の主面に対向する他方の主面に第2絶縁
樹脂層をあらかじめ形成した後、前記金属基板の表面が
露出している一方の主面に少なくとも1つの半導体チッ
プを導電的に固着し、前記半導体チップとリードとを電
気的に接続し、前記金属基板の半導体チップ固定部側の
主面及び側面部をモールド樹脂で封止するので、放熱板
の取り付け時に、放熱板側の第2絶縁樹脂層の表面と金
属基板との間の絶縁距離(間隔)を絶縁性を確保しなが
ら小さくすることができる。これにより、熱放散性と絶
縁性に優れた半導体装置を得ることができる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明について実施
例ともに詳細に説明する。
【0026】実施例を説明するための全図において、同
一機能を有するものと同一符号を付け、その繰り返しの
説明は省略する。
【0027】(実施例1)図1は本発明の半導体装置の
一実施例(実施例1)の封止樹脂の一部除去した状態の
上から見た平面図、図2は図1のA−A’線で切った断
面図、図3は図1のB−B’線で切った断面図であり、
1は金属基板(例えばアルミニウム(Al)からな
る)、10は回路基板、11は金属基板1の一方の主
面、12はめっき層(例えばニッケルめっき層からな
る)、13は第1の絶縁樹脂層(例えばエポキシ系樹脂
からなる)、14は金属配線層(例えば銅配線層からな
る)、15は金属基板1の他方の主面、16は第2の絶
縁樹脂層(例えばエポキシ系樹脂からなる)、18は半
導体チップが搭載される領域、20は半導体チップの電
極を取り出す電極端子領域、30は半導体チップ、31
ははんだ層(例えばSn-5wt%Sbからなる)、34は
金属ワイヤ(例えば、アルミニウム(Al)からなるワ
イヤ)、35はモールド樹脂(封止樹脂:レジン)、3
6a,36b,36cはリード端子、50は半導体装置
を放熱板(ヒートシンク)に固定するための固定用穴で
ある。
【0028】本実施例1の半導体装置は、図1乃至図3
に示すように、回路基板10の母材である金属基板1の
一方の主面11上には、エポキシ系絶縁樹脂からなる第
1の絶縁樹脂層13が設けられており、この第1の絶縁
樹脂層13上の領域18及び領域20に開口部があり、
ここにめっき層12が設けられ、めっき層12上に第1
絶縁樹脂層13を介して金属配線層14が選択的に設け
られている。金属基板1の他方の主面15上には、第2
の絶縁樹脂層16が主面15のほぼ全面にわたり設けら
れている。前記第2の絶縁樹脂層16の厚さは70〜2
00μmであり、実用上75μm程度が最も好ましい。
【0029】前記半導体チップ30が第1の絶縁樹脂層
13上の領域18に設けられているめっき層12上には
んだ層31で導電的に固着され、前記金属基板1の主面
11の前記半導体チップ30が固着されていない領域に
第1の絶縁樹脂層13が設けられている。前記半導体チ
ップ30とリード端子36aのリードとがめっき層12
と金属基板1を介して電気的に接続され、前記金属基板
1の半導体チップ30の固定部側の主面11及び側面部
がモールド樹脂35で封止されている。
【0030】前記回路基板10は、具体的には、例え
ば、厚さ1.5mm、面積14mm×17mmの金属基板1の
一方の主面11上に、厚さ5μmのめっき層12が設け
られ、めっき層12上に厚さ35μmの第1の絶縁樹脂
層13を介して厚さ45μmの金属配線層14b,14
cが選択的に設けらている。第1の絶縁樹脂層13と金
属配線層14b,14cは、めっき層12上の半導体チ
ップ30が搭載される領域18と主電流端子が取り付け
られる領域20を避けて設けられている。
【0031】次に、本実施例1の半導体装置の製造方法
について説明する。まず、金属基板1の一方の主面11
上には、第1の絶縁樹脂層13を形成する。この第1の
絶縁樹脂層13上の領域18及び領域20に開口部を形
成する。これらの開口部にめっき層12を形成する。こ
のめっき層12上に第1絶縁樹脂層13を介して金属配
線層14が選択的に形成する。
【0032】次に、金属基板1の一方の主面11に対向
する他方の主面15に第2の絶縁樹脂層16が主面15
のほぼ全面にわたり形成する。
【0033】次に、前記半導体チップ30を第1の絶縁
樹脂層13上の領域18に設けられているめっき層12
上にはんだ層31で導電的に固着する。前記半導体チッ
プ30とリード端子36aのリードとを金属ワイヤ34
で電気的に接続し、前記金属基板1の半導体チップ30
の固定部側の主面11及び側面部をモールド樹脂35で
封止して完了する。
【0034】回路基板10は、主面11上に例えばニッ
ケルめっきを施してめっき層12を形成し、めっき層1
2及び金属基板1の主面15上にエポキシ系樹脂ペース
トを印刷塗布した後、金属(銅)箔を積層し、この積層
体を加圧下で約150℃のもとで加熱して樹脂ペースト
の硬化と金属基板(アルミニウム基板)1及び金属
(銅)箔の一体化を施し、主面11側の金属(銅)箔に
選択化学エッチングを施して金属配線層(銅配線層)1
4を形成する。
【0035】前記半導体チップ(例えば、MOSトラン
ジスタ,5mm×5mm)30は、回路基板10上のめっき
層12上に例えばSn-5wt%Sbからなるはんだ層31
により導電的に直接固着されている。このはんだ付け
は、回路基板10上にマスク印刷法により、例えばSn
-5wt%Sbはんだペーストを印刷した後、280℃に加
熱して実施する。
【0036】前記第1の絶縁樹脂層13上に選択形成さ
れた金属配線層(銅配線層)14には、半導体チップ3
0から超音波ボンディングによって直径50μmの金属
ワイヤ(Alワイヤ)34が取り付けられるとともに、
リード端子36b,36cが前述と同様のはんだ付け
(はんだ層:図示を省略)により取り付けられている。
リード端子36bと36cは、それぞれMOSトランジ
スタのソース及びゲートとなる。
【0037】また、めっき層12上には、ドレイン端子
36aも同様のはんだ付けにより取付けられる(はんだ
層:図示を省略)。このようにして搭載された半導体チ
ップ30は、例えばエポキシ系モールド樹脂35のトラ
ンスファモールド法により外気から遮断される。この
際、金属基板(アルミニウム基板)1、第2の絶縁樹脂
層16で構成される側面部も同時にモールド樹脂35に
より被覆され、外気から遮断される。
【0038】ここで、前記半導体チップ30を接地電位
から絶縁するための手段について詳細に検討する。
【0039】半導体チップ30を接地電位から絶縁する
ためには、半導体チップ30を封止した後に、(1)金
属板1をの表面を酸化させる絶縁膜を形成する、(2)
絶縁塗料を金属板1の表面に塗布する、(3)絶縁フィ
ルムを金属板の表面に貼り付る等の方法が考えられる。
【0040】前記(1)の方法においては、絶縁膜の厚
いものが形成できず、かつ、後の工程で簡単に傷がつき
やく、絶縁不良をおこしやすい。
【0041】また、(2)の方法においては、絶縁塗料
による塗布膜は、均一な膜厚を形成することが難しく、
そして、塗布中に含まれているシンナー剤の蒸発過程で
ピンホールを発生しやすい。このため熱伝導性の悪化や
絶縁不良をおこしやすいという問題がある。
【0042】また、(3)の方法では、絶縁フィルムは
張り付けの過程でフィルムと金属板の間に空気を巻き込
み、熱伝導を妨げる。これを防止するためには、絶縁フ
ィルムの張り付け過程で、加熱しながらプレスを掛るこ
とが必要であり、このことは組立の済んでいない半導体
素子に大きな熱的、機械的ストレスを与えることにな
り、半導体素子の品質低下をもたらすいう問題がある。
【0043】しかしながら、本発明の方法によれば、金
属基板1に欠陥のない絶縁樹脂フィルからなる第2の絶
縁樹脂層16を接着する際には、半導体チップ(発熱素
子)30は搭載されていないので、熱的ストレス及び機
械的ストレスは、半導体素子基板30に与えることがな
い。また、第2の絶縁樹脂層16は無欠陥の絶縁樹脂フ
ィルからなっているので、絶縁不良をおこすことがな
い。また、第2の絶縁樹脂層16の厚さは、モールド樹
脂で形成する場合より更に薄いものが選択可能であり、
放熱特性をより良好なものとすることができる。これに
より、前述した問題点を解決し、半導体チップ30に悪
い影響を与えることなく、高放熱性で高絶縁性の半導体
装置を得ることができる。
【0044】すなわち、金属基板1の一方の主面11に
対向する他方の主面15にあらかじめ欠陥のない絶縁樹
脂フィルからなる第2の絶縁樹脂層16を設けることに
より、放熱板40(図18)の取り付け時に、放熱板4
0(図18)側の第2絶縁樹脂層16の表面と金属基板
1との間の絶縁距離(間隔)を絶縁性を確保しながら小
さくすることができるので、放熱板40(図18)との
第2の絶縁樹脂層16を半導体チップ(発熱素子)30
から離れた位置に設け、かつ、第2の絶縁樹脂層16を
薄くすることができるので、熱放散性と絶縁性に優れた
半導体装置を得ることができる。
【0045】(実施例2)図4は本発明の半導体装置の
他の実施例(実施例2)の封止樹脂の一部を除去した状
態の上から見た平面図、図5は図4のA−A’線で切っ
た断面図、図6は図4のB−B’線で切った断面図であ
り、17は銅(Cu)からなる金属層である。
【0046】本実施例2の半導体装置は、図4乃至図6
に示すように、前記実施例1の第2絶縁樹脂層16の放
熱板40(図18)側の表面に銅(Cu)からなる金属
層17を設けて、第2絶縁樹脂層16と放熱板40(図
18)間の熱伝導をさらに良くしたものである。
【0047】(実施例3)図7は本発明の半導体装置の
他の実施例(実施例3)の封止樹脂の一部を除去した状
態の上から見た平面図、図8は図7のA−A’線で切っ
た断面図、図9は図7のB−B’線で切った断面図であ
り、19は第1の絶縁樹脂層13上の受動素子又は能動
素子を搭載する領域、32は受動素子又は能動素子であ
る。
【0048】本実施例3の半導体装置は、前記実施例1
の半導体装置の発熱素子として半導体チップもしくは半
導体装置及びそれを制御するための回路を搭載したもの
である。
【0049】本実施例3における半導体チップもしくは
半導体装置及びそれを制御するための回路を搭載するた
めの回路基板10について説明する。
【0050】本実施例3の回路基板10は、図8乃至図
9に示すように、厚さ1.5mm、面積20mm×25mmの
アルミニウム基板1の一方の主面11上に、厚さ5μm
のめっき層(ニッケルめっき層)12が形成され、めっ
き層12上に厚さ80μmのエポキシ系樹脂からなる第
1の絶縁樹脂層13を介して厚さ35μmの金属(配線
層(銅配線層)14が選択的に形成されている。
【0051】前記回路基板10は、前記主面11上に、
例えば、ニッケルめっきを施してめっき層12を形成
し、めっき層12及び主面15上にエポキシ系樹脂ペー
ストを印刷塗布した後、銅箔を積層し、この積層体を加
圧下で約150℃のもとで加熱して樹脂ペーストの硬化
とアルミニウムからなる金属基板1及び銅箔の一体化を
施し、主面11側の銅箔に選択化学エッチングを施して
銅配線層14を形成したものである。
【0052】次に、この回路基板10を用いて、半導体
装置を作製する。半導体素子基体(例えばMOSトラン
ジスタ,5mm×5mm)30は、めっき層12上にSn-5
wt%Sbからなるはんだ層31により導電的に直接固着
されている。このはんだ付けは、回路基板10上にマス
ク印刷法によりSn-5wt%Sbからなるはんだペースト
を印刷した後、280℃に加熱して実施する。
【0053】絶縁樹脂層13上に選択形成された銅配線
層14には、受動素子(抵抗及びコンデンサ)及びMPA
Kトランジスタ32がはんだ層31と同材質の印刷ペー
ストを用いるとともに同様の熱処理を施してはんだ付け
(図示を省略)する。
【0054】次いで、半導体素子基体30と銅配線層1
4の間に、直径50μmのアルミニウム(Al)ワイヤ
からなる金属ワイヤ34による超音波ボンディングを施
し、電気結線を行う。
【0055】また、銅配線層からなる金属配線14には
主として信号を扱う端子36b及び36cが設けられ、
そして、めっき層12上には主電流を扱うドレイン端子
36aが、はんだ層31と同材質の印刷ペーストを用い
るとともに同様の熱処理を施して取り付けられる(はん
だ層:図示を省略)。
【0056】このようにして搭載された半導体チップ3
0、受動素子(抵抗及びコンデンサ)及びMPAKトラン
ジスタ32は、エポキシ系モールド樹脂35のトランス
ファモールド法により外気から遮断される。この際、金
属基板1、絶縁樹脂層16、及び金属層17で構成され
る側面部も同時にモールド樹脂35により被覆され、外
気から遮断される。
【0057】アルミニウム基板1の他方の主面15上に
は、厚さ80μmのエポキシ系樹脂からなる第2の層絶
縁樹脂層16を介して銅からなる厚さ35μmの金属層
17が主面15のほぼ全面にわたり形成されている。
【0058】(実施例4)図10は本発明の半導体装置
の他の実施例(実施例4)の封止樹脂の一部を除去した
状態の上から見た平面図、図11は図10のA−A’線
で切った断面図、図12は図10のB−B’線で切った
断面図であり、17は金属層である。
【0059】本実施例4の半導体装置は、図10乃至図
12に示すように、前記実施例3の第2絶縁樹脂層16
の放熱板40(図18)側の表面に金属層17を設け
て、第2絶縁樹脂層16と放熱板40(図18)間の熱
伝導をさらに良くしたものである。
【0060】(実施例5)本発明の実施例5は、前記実
施例1において、改良された絶縁構造を有する回路基板
を用いた半導体装置である。
【0061】図13は本発明の実施例5の半導体装置の
絶縁構造を説明するための要部断面図である。本実施例
5の半導体装置の絶縁構造は、図13に示すように、ア
ルミニウムからなる金属基板1の他方の主面15側の端
部は、曲面構造(丸みを帯びた構造)になっており、絶
縁樹脂層16もこれに追随して曲面構造(丸みを帯びた
構造)になっている。
【0062】前記金属層17は銅(Cu)からなり、絶
縁樹脂層16の端部までは延長されておらず、絶縁樹脂
層16より内周部に形成されている。このような形態
は、金属層17を選択エッチングした後、アルミニウム
からなる金属基板1を打ち抜くことによって形成され
る。金属基板1、絶縁樹脂層16、金属層17で構成さ
れる側面部はモールド樹脂35により被覆されている。
【0063】この際、金属基板1と金属層17の間に
は、大きな絶縁距離を設けることが可能である。アルミ
ニウムからなる金属基板1と金属層17の間の絶縁耐圧
を確認したところ、本実施例5の半導体装置の場合は試
料数100個中98個が1500V(実効値)以上を示し
た。これは、前記実施例1の半導体装置の場合の、15
00V(実効値)以上を示す割合(試料数100個中52
個)に比べ、大幅な絶縁耐力の向上を示すものである。
【0064】本発明において、主絶縁部の構造は上述ま
での内容にのみ限定されるものではない。例えば、図1
4に示すように、絶縁樹脂層16や金属層17が順次内
周領域に形成された場合、そして、図14に示すように
モールド樹脂35を延長して金属層17にも被覆した場
合でもよい。
【0065】前記本実施例1乃至5において、はんだ層
31の材料は、上述した材質のものに限定されない。例
えば、Pb-5wt%Sn-1.5wt%Ag、Pb-60wt%S
n、Au-20wt%Sn、Au-12wt%Ge等によっても
よい。この際、ペースト状の素材である必要はなく、例
えば、シート状の材料を被接着物間に介装して熱処理し
てもよい。
【0066】また、半導体チップ30を配線する金属ワ
イヤ34はアルミニウム(Al)である必要はなく、例
えば、Auワイヤ、Niワイヤの如きものであってもよ
い。
【0067】(実施例6)図15は本発明の半導体装置
の他の実施例(実施例6)の封止樹脂の一部を除去した
状態の上から見た平面図、図16は図15のA−A’線
で切った断面図、図17は図15のB−B’線で切った
断面図であり、19は第1の絶縁樹脂層13上の受動素
子又は能動素子を搭載する領域、32は受動素子チップ
又は能動素子チップ、37は樹脂ケースである。図15
では32は受動素子チップ又は能動素子チップ32は省
略して図示していない。
【0068】本実施例6の半導体装置は、図15乃至図
17に示すように、前記実施例1と同様に、金属基板1
の表面が露出している一方の主面に1つの半導体チップ
30がはんだ層31で導電的に固着され、前記主面の前
記半導体チップ30が固着されていない領域に第1の絶
縁樹脂層13が設けられ、前記主面上に第1絶縁樹脂層
13を介して選択的に設けられた配線金属層14上に受
動素子又は能動素子32が導電的に固着され、前記金属
基板1の主面に対向する他方の主面に第2絶縁樹脂層1
6が設けられ、前記半導体チップ30とリード端子36
a、36b及び36cのそれぞれのリードとが電気的に
接続され、前記金属基板1の主面11の半導体チップ3
0が搭載されている領域のみがモールド樹脂で封止さ
れ、前記金属基板1の半導体チップ固定部側の主面11
及び側面部が樹脂ケース37で封止されてなる。
【0069】図18は本発明の半導体装置をマザーボー
ドに実装した一実施例の状態を示す斜視図であり、38
は本発明の半導体装置、39は半導体装置と放熱板(ヒ
ートシンク)とを固定するための固定用ねじ(ボル
ト)、40は放熱板(ヒートシンク)、41はマザーボ
ードである。
【0070】本発明の半導体装置は、例えば、図18に
示すように、半導体装置38と放熱板(ヒートシンク)
40とを固定してマザーボード41に実装される。
【0071】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得
ることはいうまでもない。
【0072】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0073】(1)半導体チップを金属基板に直接固定
し、かつ、放熱板の第2絶縁樹脂層の表面と金属基板と
の間の絶縁距離(間隔)を絶縁性を確保しながら小さく
することにより、半導体チップで発生された熱が金属基
板と薄い第2絶縁樹脂層を通って放熱板に伝導されるの
で、半導体装置の熱放散性と絶縁性を良好にすることが
できる。
【0074】(2)前記第2絶縁樹脂層の上に金属層を
設けることにより、第2絶縁樹脂層と放熱板との熱伝導
をさらに良好にするので、半導体装置の熱放散性と絶縁
性をさらに良好にすることができる。
【0075】(3)金属基板の一方の主面の半導体チッ
プが固着されない領域に第1の絶縁樹脂層を、及び前記
金属基板の一方の主面に対向する他方の主面に第2絶縁
樹脂層をあらかじめ形成した後、前記金属基板の表面が
露出している一方の主面に少なくとも1つの半導体チッ
プを導電的に固着し、前記半導体チップとリードとを電
気的に接続し、前記金属基板の半導体チップ固定部側の
主面及び側面部をモールド樹脂で封止するので、放熱板
の取り付け時に、放熱板側の第2絶縁樹脂層の表面と金
属基板との間の絶縁距離(間隔)を絶縁性を確保しなが
ら小さくすることができる。これにより、熱放散性と絶
縁性に優れた半導体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の半導体装置の一実施例(実施例
1)の封止樹脂の一部除去した状態の上から見た平面図
である
【図2】図1のA−A’線で切った断面図である。
【図3】図1のB−B’線で切った断面図である。
【図4】本発明の半導体装置の他の実施例(実施例2)
の封止樹脂の一部を除去した状態の上から見た平面図で
ある。
【図5】図4のA−A’線で切った断面図である。
【図6】図4のB−B’線で切った断面図である。
【図7】本発明の半導体装置の他の実施例(実施例3)
の封止樹脂の一部を除去した状態の上から見た平面図で
ある。
【図8】図7のA−A’線で切った断面図である。
【図9】図7のB−B’線で切った断面図である。
【図10】本発明の半導体装置の他の実施例(実施例
4)の封止樹脂の一部を除去した状態の上から見た平面
図である。
【図11】図10のA−A’線で切った断面図である。
【図12】図10のB−B’線で切った断面図である。
【図13】本発明の実施例5の半導体装置の絶縁構造の
概略構成を示す要部断面図である。
【図14】本実施例5の半導体装置の絶縁構造の変形例
の概略構成を示す要部断面図である。
【図15】本発明の半導体装置の他の実施例(実施例
6)の封止樹脂の一部を除去した状態の上から見た平面
図である。
【図16】図15のA−A’線で切った断面図である。
【図17】図15のB−B’線で切った断面図である。
【図18】本発明の半導体装置をマザーボードにの実装
した一実施例の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…金属基板、10…回路基板、11は金属基板の一方
の主面、12はめっき層、13…第1絶縁樹脂層、14
…配線金属層、16…第2絶縁樹脂層、17…金属層、
18…半導体チップが搭載される領域、19…受動素子
もしくは能動素子が搭載される領域、20…リード端子
が搭載される領域、30…半導体チップ、31…はんだ
層、32…受動素子もしくは能動素子、34…金属ワイ
ヤ、35…モールド樹脂、36a,36b,36c…リ
ード端子、37…樹脂ケース、38…半導体装置、39
…固定用ねじ(ボルト)、40…放熱板(ヒートシン
ク)、41…マザーボード、100…放熱板(ヒートシ
ンク)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 保敏 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 岡田 亘右 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 中嶋 浩一 埼玉県入間郡毛呂山町大字旭台15番地 日 立東部セミコンダクタ株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属基板と、該金属基板の表面が露出し
    ている一方の主面に少なくとも1つの半導体チップが導
    電的に固着され、前記主面の当該半導体チップが固着さ
    れていない領域に第1の絶縁樹脂層が設けられ、前記金
    属基板の一方の主面に対向する他方の主面に第2絶縁樹
    脂層が設けられ、前記半導体チップとリードとが電気的
    に接続されてなることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 金属基板と、該金属基板の表面が露出し
    ている一方の主面に少なくとも1つの半導体チップが導
    電的に固着され、前記主面の前記半導体チップが固着さ
    れていない領域に第1の絶縁樹脂層が設けられ、前記主
    面上に第1絶縁樹脂層を介して選択的に設けられた配線
    金属層上に受動素子又は能動素子が導電的に固着され、
    前記金属基板の主面に対向する他方の主面に第2絶縁樹
    脂層が設けられ、前記半導体チップとリードとが電気的
    に接続され、前記金属基板の半導体チップ固定部側の主
    面及び側面部がモールド樹脂で封止されてなることを特
    徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 金属基板と、該金属基板の表面が露出し
    ている一方の主面に少なくとも1つの半導体チップが導
    電的に固着され、前記主面の前記半導体チップが固着さ
    れていない領域に第1の絶縁樹脂層が設けられ、前記主
    面上に第1絶縁樹脂層を介して選択的に設けられた配線
    金属層上に受動素子又は能動素子が導電的に固着され、
    前記金属基板の主面に対向する他方の主面に第2絶縁樹
    脂層が設けられ、前記半導体チップとリードとが電気的
    に接続され、前記金属基板の半導体チップ固定部側の主
    面がモールド樹脂で封止され、前記金属基板の半導体チ
    ップ固定部側の主面及び側面部が樹脂ケースで封止され
    てなることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2絶縁樹脂層は、絶縁樹脂テープ
    からなり、組立前に金属基板にあらかじめ設けられてい
    るなることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか
    1項に記載される半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記金属基板の半導体チップ固定部側の
    主面に前記第1絶縁樹脂層を介して配線層が選択的に設
    けられ、前記金属基板の前記配線層が設けられていない
    領域に第1絶縁樹脂層が形成されてなることを特徴とす
    る請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載される半導
    体装置。
  6. 【請求項6】 前記第2絶縁樹脂層の上に金属層が設け
    られてなることを特徴とする請求項1乃至5のうちいず
    れか1項に記載される半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記金属基板の周辺面が下方から上方に
    向けて湾曲しした面を有し、その湾曲面部によって生じ
    る金属基板下面の空隙部がモールド樹脂で封止されてな
    ることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項
    に記載される半導体装置。
  8. 【請求項8】 金属基板の一方の主面の半導体チップが
    固着されない領域に第1の絶縁樹脂層を形成する工程
    と、前記金属基板の一方の主面に対向する他方の主面に
    第2絶縁樹脂層を形成する工程と、前記金属基板の表面
    が露出している一方の主面に少なくとも1つの半導体チ
    ップを導電的に固着する工程と、前記半導体チップとリ
    ードとを電気的に接続する工程と、前記金属基板の半導
    体チップ固定部側の主面及び側面部をモールド樹脂で封
    止する工程を備えてなることを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  9. 【請求項9】 金属基板の一方の主面の半導体チップが
    固着されない領域に第1の絶縁樹脂層を形成する工程
    と、前記金属基板の一方の主面に対向する他方の主面に
    第2絶縁樹脂層を形成する工程と、該金属基板の表面が
    露出している一方の主面に少なくとも1つの半導体チッ
    プを導電的に固着する工程と、前記主面上に第1絶縁樹
    脂層を介して選択的に配線金属層を形成する工程と、前
    記配線金属層上に受動素子又は能動素子を導電的に固着
    する工程と、前記半導体チップとリードとを電気的に接
    続する工程と、前記金属基板の半導体チップ固定部側の
    主面及び側面部をモールド樹脂で封止する工程を備えて
    なることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 金属基板の一方の主面の半導体チップ
    が固着されない領域に第1の絶縁樹脂層を形成する工程
    と、前記金属基板の一方の主面に対向する他方の主面に
    第2絶縁樹脂層を形成する工程と、該金属基板の表面が
    露出している一方の主面に少なくとも1つの半導体チッ
    プを導電的に固着する工程と、前記主面上に第1絶縁樹
    脂層を介して選択的に配線金属層を形成する工程と、前
    記配線金属層上に受動素子又は能動素子を導電的に固着
    する工程と、前記半導体チップとリードとを電気的に接
    続する工程と、前記金属基板の半導体チップ固定部側の
    主面がモールド樹脂で封止する工程と、前記金属基板の
    半導体チップ固定部側の主面及び側面部が樹脂ケースで
    封止する工程を備えてなることを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
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