JPH0964386A - 多接合太陽電池 - Google Patents
多接合太陽電池Info
- Publication number
- JPH0964386A JPH0964386A JP7210618A JP21061895A JPH0964386A JP H0964386 A JPH0964386 A JP H0964386A JP 7210618 A JP7210618 A JP 7210618A JP 21061895 A JP21061895 A JP 21061895A JP H0964386 A JPH0964386 A JP H0964386A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- cell
- junction
- tunnel junction
- gaas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 分光感度特性が改善され、高変換効率の直列
接続型の太陽電池の構造を提供する。 【解決手段】 Inx Ga1-x Pからなるトップセル1
とGaAsからなるボトムセル2とをIny Ga1-y P
トンネル接合層33で直列接続したタンデムセル型太陽
電池において、トンネル接合層を構成しているIny G
a1-y Pの格子定数を、このトンネル接合層を挟み込ん
でいる両側のInx Ga1-x Pの格子定数よりも小さく
なるように組成xおよびyを選定しトンネル接合層中の
不純物であるZnのしみ出しを防止し、高温熱工程の後
においても所望の不純物プロファイルを達成し、良好な
トンネル接合特性を得る。Iny Ga1-y Pトンネル接
合を用いることによって分光感度特性も改善される。
接続型の太陽電池の構造を提供する。 【解決手段】 Inx Ga1-x Pからなるトップセル1
とGaAsからなるボトムセル2とをIny Ga1-y P
トンネル接合層33で直列接続したタンデムセル型太陽
電池において、トンネル接合層を構成しているIny G
a1-y Pの格子定数を、このトンネル接合層を挟み込ん
でいる両側のInx Ga1-x Pの格子定数よりも小さく
なるように組成xおよびyを選定しトンネル接合層中の
不純物であるZnのしみ出しを防止し、高温熱工程の後
においても所望の不純物プロファイルを達成し、良好な
トンネル接合特性を得る。Iny Ga1-y Pトンネル接
合を用いることによって分光感度特性も改善される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光エネルギー
を電気エネルギーに変換するための太陽電池の構造に関
し、特に変換効率を高めるために工夫された化合物半導
体混晶を使った多接合太陽電池の構造に関する。
を電気エネルギーに変換するための太陽電池の構造に関
し、特に変換効率を高めるために工夫された化合物半導
体混晶を使った多接合太陽電池の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】1つのpn接合で構成される太陽電池
(単接合型太陽電池)の発電効率は、その基本部を形成
する半導体材料の禁制帯幅Egによって決まるある理論
限界を持ち、どのような半導体材料を用いても地上での
太陽光照射条件下では、30%そこそこの発電効率以上
は絶対に得られないことが判明している。このため、多
接合型太陽電池は、異なる材料からなる2個以上のpn
接合を積層することによって、単接合型太陽電池よりも
高い発電効率を得ることを目的として考案された。多接
合型太陽電池の最も簡単なものが2接合太陽電池であ
り、最近種々のものが実現されて来ている。2接合太陽
電池は、光の入射してくる側にあるpn接合を基本部と
する太陽電池(トップセル)と反対側にあるpn接合を
基本部とする太陽電池(ボトムセル)の2つの太陽電池
が重ねられた構成を持つが、一般にトップセルの半導体
材料の禁制帯幅Eg1 はボトムセルの半導体材料の禁制
帯幅Eg2 よりも大きい。トップセルでEg1 よりも大
きなエネルギーを持つ光子を吸収し、トップセルを透過
してきた光のうちEg2 とEg1 の間のエネルギーを持
つ光子をボトムセルで吸収する。Eg1 とEg2 の組み
合わせを適当に選択することにより、高い発電効率を実
現できる。
(単接合型太陽電池)の発電効率は、その基本部を形成
する半導体材料の禁制帯幅Egによって決まるある理論
限界を持ち、どのような半導体材料を用いても地上での
太陽光照射条件下では、30%そこそこの発電効率以上
は絶対に得られないことが判明している。このため、多
接合型太陽電池は、異なる材料からなる2個以上のpn
接合を積層することによって、単接合型太陽電池よりも
高い発電効率を得ることを目的として考案された。多接
合型太陽電池の最も簡単なものが2接合太陽電池であ
り、最近種々のものが実現されて来ている。2接合太陽
電池は、光の入射してくる側にあるpn接合を基本部と
する太陽電池(トップセル)と反対側にあるpn接合を
基本部とする太陽電池(ボトムセル)の2つの太陽電池
が重ねられた構成を持つが、一般にトップセルの半導体
材料の禁制帯幅Eg1 はボトムセルの半導体材料の禁制
帯幅Eg2 よりも大きい。トップセルでEg1 よりも大
きなエネルギーを持つ光子を吸収し、トップセルを透過
してきた光のうちEg2 とEg1 の間のエネルギーを持
つ光子をボトムセルで吸収する。Eg1 とEg2 の組み
合わせを適当に選択することにより、高い発電効率を実
現できる。
【0003】2接合太陽電池の構成としては、トップセ
ルとボトムセルを電気的に独立させた構成と、トップセ
ルとボトムセルを直列に電気接続させた構成がある。前
者は、電極端子数が多くなり、システム構成がしにくい
という欠点を有する。後者は、電極端子数は原則として
2個であり、そのため2端子2接合太陽電池と呼ばれ
る。
ルとボトムセルを電気的に独立させた構成と、トップセ
ルとボトムセルを直列に電気接続させた構成がある。前
者は、電極端子数が多くなり、システム構成がしにくい
という欠点を有する。後者は、電極端子数は原則として
2個であり、そのため2端子2接合太陽電池と呼ばれ
る。
【0004】2端子2接合太陽電池においては、トップ
セルとボトムセルの電気的接合は、 1)トップセルとボトムセルの間にトンネル接合という
極めて薄い半導体層を挿入することによる方法、 2)トップセルの下部とボトムセルの上部を金属で結ぶ
方法、 が提案されている。このうち後者の金属でトップセルと
ボトムセルとを結ぶ方法は、作成工程が複雑になり、あ
まり好ましくない。前者に用いるトンネル接合は、極め
て高濃度にドーピングした薄い半導体層からなるpn接
合であり、量子力学的トンネル電流を利用して、p型半
導体とn型半導体の間を小さな抵抗で電気的に接合する
ものである。図10はこのトンネル接合を用いた、太陽
電池の基本構造の一例を示すが、ボトムセル2、トンネ
ル接合層3、トップセル1をこの順番で基板の上に連続
成長させたものであり、また作成工程も簡単であるとい
う特徴がある。
セルとボトムセルの電気的接合は、 1)トップセルとボトムセルの間にトンネル接合という
極めて薄い半導体層を挿入することによる方法、 2)トップセルの下部とボトムセルの上部を金属で結ぶ
方法、 が提案されている。このうち後者の金属でトップセルと
ボトムセルとを結ぶ方法は、作成工程が複雑になり、あ
まり好ましくない。前者に用いるトンネル接合は、極め
て高濃度にドーピングした薄い半導体層からなるpn接
合であり、量子力学的トンネル電流を利用して、p型半
導体とn型半導体の間を小さな抵抗で電気的に接合する
ものである。図10はこのトンネル接合を用いた、太陽
電池の基本構造の一例を示すが、ボトムセル2、トンネ
ル接合層3、トップセル1をこの順番で基板の上に連続
成長させたものであり、また作成工程も簡単であるとい
う特徴がある。
【0005】図10においてトンネル接合層3は上がp
++GaAs層92、下がn++GaAs層91であるが、
GaAsボトムセル2およびInGaPトップセル1の
pn接合は上がn+ エミッタ層9,15、下がpベース
層8,14でありpn接合の方向がトンネル接合層3と
は逆向きになっている。トンネル接合を利用した2接合
太陽電池(トンネル型2接合太陽電池)は、これまで種
々の材料で試作が行なわれているが、これまで最も高い
発電効率が得られているものは、図10に示したような
Inx Ga1-x P(組成x〜0.5)pn接合をトップ
セル1、GaAspn接合をボトムセル2としたもので
ある(InGaP/GaAs2接合太陽電池)。この太
陽電池では、Inx Ga1-x Pの結晶格子定数がGaA
sのそれとほとんど等しくなるように組成xが選ばれて
おり、GaAs基板5上に良質のInx Ga1-x P結晶
を形成できるという利点を有する。また、この組成のI
nx Ga1-x Pの禁制帯幅は約1.9eVであり、禁制
帯幅1.4eVのGaAsボトムセルに対するトップセ
ル材料として、適切である。
++GaAs層92、下がn++GaAs層91であるが、
GaAsボトムセル2およびInGaPトップセル1の
pn接合は上がn+ エミッタ層9,15、下がpベース
層8,14でありpn接合の方向がトンネル接合層3と
は逆向きになっている。トンネル接合を利用した2接合
太陽電池(トンネル型2接合太陽電池)は、これまで種
々の材料で試作が行なわれているが、これまで最も高い
発電効率が得られているものは、図10に示したような
Inx Ga1-x P(組成x〜0.5)pn接合をトップ
セル1、GaAspn接合をボトムセル2としたもので
ある(InGaP/GaAs2接合太陽電池)。この太
陽電池では、Inx Ga1-x Pの結晶格子定数がGaA
sのそれとほとんど等しくなるように組成xが選ばれて
おり、GaAs基板5上に良質のInx Ga1-x P結晶
を形成できるという利点を有する。また、この組成のI
nx Ga1-x Pの禁制帯幅は約1.9eVであり、禁制
帯幅1.4eVのGaAsボトムセルに対するトップセ
ル材料として、適切である。
【0006】なお図10に示すようなn型エミッタ層1
5,9およびp型ベース層14,8からなるpn接合に
よるトンネル型2接合太陽電池においては、n型エミッ
タ層15,9を光入射側とし、その下層のp型ベース層
14,8で吸収された光子は一対の正孔−電子を生成
し、このうち少数キャリヤである電子は拡散で移動し、
p−n界面の空乏層まで到達すると空乏層の大きな電界
によってn型エミッタ層15,9に流れ込み、電流とな
る。ところがp型ベース層14,8で生じた電子のうち
には拡散によってp型ベース層14,8を抜けてp+ G
aAs基板5側に入り込むものもあり、それらはもはや
ベース層14,8に戻ることはできず、いずれ多数キャ
リヤである正孔と結合し消滅して、電流とはならない。
このような裏面再結合損失を防ぐために、図10におい
ては、ベース層14,8で生じた少数キャリヤ(電子)
をなるべくp+ GaAs基板側に近付けないように裏面
電界(Back Surface Field;以下
「BSF」という)層13,7とよばれる層をベース層
14,8の下に設けている。BSF層13,7はベース
層14,8で生じた少数キャリヤに対してバンド障壁と
して作用する。BSF層としては、 1)ベース層と同じ材料でドーピング濃度を高くして少
数キャリヤに対して障壁となるようにしたもの、 2)他の半導体材料でベース層材料よりも禁制帯幅が大
きく、同じく少数キャリヤに対して障壁となるようにし
たもの、 が用いられる。図10においてトップセル1は、たとえ
ば、厚み0.1〜0.5μm、不純物密度4×1017〜
2.0×1018cm-3のp+ In0.49Ga0.51P−BS
F層13、このBSF層13の上に厚み0.8〜1.5
μm、不純物密度1.5×1017cm-3のp−In0.49
Ga0.51Pベース層14、このベース層14の上に厚み
0.05〜0.1μm、不純物密度2×1018〜3×1
018cm-3のn+ In0.49Ga0.51Pエミッタ層15、
さらにこの上に厚み25nm、不純物密度5×1017〜
2×1018cm-3のn−AlInP窓層16が形成され
た構造である。すなわち、図10のトンネル接合層3の
p++GaAs層92とトップセル1のpInGaPベー
ス層14の間に、ベース層14よりも高濃度にドープさ
れたp+ Inx Ga1-x P−BSF層15を設けて、光
電効果によってトップセル1のpInGaPベース層1
4に発生した少数キャリヤ(伝導電子)が、GaAsト
ンネル接合3に落ち込むことを防ぐための防壁として作
用させているのである。
5,9およびp型ベース層14,8からなるpn接合に
よるトンネル型2接合太陽電池においては、n型エミッ
タ層15,9を光入射側とし、その下層のp型ベース層
14,8で吸収された光子は一対の正孔−電子を生成
し、このうち少数キャリヤである電子は拡散で移動し、
p−n界面の空乏層まで到達すると空乏層の大きな電界
によってn型エミッタ層15,9に流れ込み、電流とな
る。ところがp型ベース層14,8で生じた電子のうち
には拡散によってp型ベース層14,8を抜けてp+ G
aAs基板5側に入り込むものもあり、それらはもはや
ベース層14,8に戻ることはできず、いずれ多数キャ
リヤである正孔と結合し消滅して、電流とはならない。
このような裏面再結合損失を防ぐために、図10におい
ては、ベース層14,8で生じた少数キャリヤ(電子)
をなるべくp+ GaAs基板側に近付けないように裏面
電界(Back Surface Field;以下
「BSF」という)層13,7とよばれる層をベース層
14,8の下に設けている。BSF層13,7はベース
層14,8で生じた少数キャリヤに対してバンド障壁と
して作用する。BSF層としては、 1)ベース層と同じ材料でドーピング濃度を高くして少
数キャリヤに対して障壁となるようにしたもの、 2)他の半導体材料でベース層材料よりも禁制帯幅が大
きく、同じく少数キャリヤに対して障壁となるようにし
たもの、 が用いられる。図10においてトップセル1は、たとえ
ば、厚み0.1〜0.5μm、不純物密度4×1017〜
2.0×1018cm-3のp+ In0.49Ga0.51P−BS
F層13、このBSF層13の上に厚み0.8〜1.5
μm、不純物密度1.5×1017cm-3のp−In0.49
Ga0.51Pベース層14、このベース層14の上に厚み
0.05〜0.1μm、不純物密度2×1018〜3×1
018cm-3のn+ In0.49Ga0.51Pエミッタ層15、
さらにこの上に厚み25nm、不純物密度5×1017〜
2×1018cm-3のn−AlInP窓層16が形成され
た構造である。すなわち、図10のトンネル接合層3の
p++GaAs層92とトップセル1のpInGaPベー
ス層14の間に、ベース層14よりも高濃度にドープさ
れたp+ Inx Ga1-x P−BSF層15を設けて、光
電効果によってトップセル1のpInGaPベース層1
4に発生した少数キャリヤ(伝導電子)が、GaAsト
ンネル接合3に落ち込むことを防ぐための防壁として作
用させているのである。
【0007】同様にボトムセル2のp+ Inx Ga1-x
P−BSF層7もp+ GaAsバッファ層6を介してp
+ GaAs基板5に少数キャリヤが抜けることを防止し
ているのである。
P−BSF層7もp+ GaAsバッファ層6を介してp
+ GaAs基板5に少数キャリヤが抜けることを防止し
ているのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示したような従来のトンネル型2接合InGaP/G
aAs太陽電池を作製した場合のそのボトムセル2の分
光感度特性と単接合GaAs太陽電池の分光感度特性と
を比較したところ、600〜800nmの波長域におい
て、図10に示したような従来型2接合InGaP/G
aAs太陽電池のボトムセル2の場合の方が数%分光感
度が低下していることがわかった。図12に300nm
〜900nmの波長における太陽電池の分光感度特性を
示すが、(a),(b)は単接合GaAs太陽電池の場
合で、(c)が図10に示した従来のトンネル型2接合
InGaP/GaAs太陽電池のボトムセルの場合の分
光感度特性である。
に示したような従来のトンネル型2接合InGaP/G
aAs太陽電池を作製した場合のそのボトムセル2の分
光感度特性と単接合GaAs太陽電池の分光感度特性と
を比較したところ、600〜800nmの波長域におい
て、図10に示したような従来型2接合InGaP/G
aAs太陽電池のボトムセル2の場合の方が数%分光感
度が低下していることがわかった。図12に300nm
〜900nmの波長における太陽電池の分光感度特性を
示すが、(a),(b)は単接合GaAs太陽電池の場
合で、(c)が図10に示した従来のトンネル型2接合
InGaP/GaAs太陽電池のボトムセルの場合の分
光感度特性である。
【0009】図12の曲線(b)はInGaPのフィル
タを付けた場合のGaAs単接合セルの分光感度特性を
示すが、曲線(c)で示した従来のトンネル型2接合I
nGaP/GaAs太陽電池の分光感度特性の方が分光
感度が低下していることがわかる。
タを付けた場合のGaAs単接合セルの分光感度特性を
示すが、曲線(c)で示した従来のトンネル型2接合I
nGaP/GaAs太陽電池の分光感度特性の方が分光
感度が低下していることがわかる。
【0010】詳細な分析の結果、この分光感度低下は、
GaAsトンネル接合層3での光吸収損失にあることが
判明した。つまり、トップセルを透過した光の一部
(1.4eVと1.9eVの間のエネルギーを持つ光子
の一部)がトンネル接合層で吸収されてしまい、ボトム
セルに到達しないということに起因していることがわか
った。このトンネル接合層で吸収された光は発電に寄与
せず、熱になって失われてしまうため発電効率(変換効
率)を増大させることが困難であるという問題点があっ
た。
GaAsトンネル接合層3での光吸収損失にあることが
判明した。つまり、トップセルを透過した光の一部
(1.4eVと1.9eVの間のエネルギーを持つ光子
の一部)がトンネル接合層で吸収されてしまい、ボトム
セルに到達しないということに起因していることがわか
った。このトンネル接合層で吸収された光は発電に寄与
せず、熱になって失われてしまうため発電効率(変換効
率)を増大させることが困難であるという問題点があっ
た。
【0011】このGaAsトンネル接合での光吸収損失
の問題を回避するために、図11に示すようにGaAs
トンネル接合3の代わりにInx Ga1-x Pトンネル接
合31を用いる構造を検討した。この場合には、1.4
eVと1.9eVの間のエネルギーを有する光子のほと
んどすべてが、トンネル接合層で吸収されずにボトムセ
ルに到達し、ボトムセルによる発電に寄与すると考えら
れる。このため、Inx Ga1-x Pトンネル接合31の
方がGaAsトンネル接合3よりも材料的には優れてい
ると言える。しかし、太陽光シミュレータによる光照射
のもとで図11の構造の太陽電池の電流−電圧特性を測
定したところ、正常な太陽電池特性は得られなかった。
調査の結果、この原因はInGaPトンネル接合31を
流れ得る最大のトンネル電流の大きさが3mA/cm2
程度であり、太陽電池に発生が期待される光電流よりも
小さいためであることが判明した。太陽電池には約15
mA/cm2 程度の電流が期待されているのに対し、ト
ンネル接合がこの電流値よりも小さな値の電流しか流せ
ないために、所望の太陽電池特性が得られないという問
題点が明らかになったのである。ところで、この問題点
はトンネル接合におけるトンネル電流の大きさは、ドー
ピング濃度と材料の禁制帯幅に極めて敏感であり、ドー
ピング濃度が大きく禁制帯幅が狭い方が、トンネル電流
が流れやすいということに起因している。具体的には、
Inx Ga1-x Pトンネル接合では、GaAsトンネル
接合と比べてより高濃度にドーピングしなければ、十分
なトンネル電流が得られないというような、トンネル接
合の作製上の困難があるのである。特に太陽電池へ応用
する場合には、トンネル接合への高濃度ドーピングは、
単独のトンネル接合を作製する場合以上の困難を伴う。
すなわち、太陽電池作成に際しては、図10および図1
1に示したような多層エピタキシャル成長が必要である
がInx Ga1-x Pトンネル接合層31形成後にその上
にInx Ga1-xPトップセル1に必要なBSF層1
3,ベース層14,……等所定の各層を気相エピタキシ
ャル成長法で結晶成長する際の高温状態において、せっ
かくトンネル層に高濃度に混入させた不純物が熱拡散に
よって拡散し、トンネル接合のp−n界面におけるドー
パント濃度が初期の値よりも減少し、十分なトンネル電
流が得られなくなるという製造プロセス上の重大な問題
点が生じるのである。このことは、Inx Ga1-x Pト
ンネル接合層31のn型ドーパントとしてSi、p型ド
ーパントとしてZnを用いた場合、ドーピング濃度設計
値を約1×1019cm-3として作製したトンネル接合
を、トンネル接合形成後の所定の温度における熱アニー
ルを行うことによってトンネル電流が極端に減少するこ
とからも確認できる。III −V族結晶中では、n型ドー
パントのSiはあまり拡散しないことが知られており、
上記トンネル電流の減少は、主にp型ドーパントである
Znの拡散に起因した不純物ドーピングプロファイルの
変化によるものと思われる。
の問題を回避するために、図11に示すようにGaAs
トンネル接合3の代わりにInx Ga1-x Pトンネル接
合31を用いる構造を検討した。この場合には、1.4
eVと1.9eVの間のエネルギーを有する光子のほと
んどすべてが、トンネル接合層で吸収されずにボトムセ
ルに到達し、ボトムセルによる発電に寄与すると考えら
れる。このため、Inx Ga1-x Pトンネル接合31の
方がGaAsトンネル接合3よりも材料的には優れてい
ると言える。しかし、太陽光シミュレータによる光照射
のもとで図11の構造の太陽電池の電流−電圧特性を測
定したところ、正常な太陽電池特性は得られなかった。
調査の結果、この原因はInGaPトンネル接合31を
流れ得る最大のトンネル電流の大きさが3mA/cm2
程度であり、太陽電池に発生が期待される光電流よりも
小さいためであることが判明した。太陽電池には約15
mA/cm2 程度の電流が期待されているのに対し、ト
ンネル接合がこの電流値よりも小さな値の電流しか流せ
ないために、所望の太陽電池特性が得られないという問
題点が明らかになったのである。ところで、この問題点
はトンネル接合におけるトンネル電流の大きさは、ドー
ピング濃度と材料の禁制帯幅に極めて敏感であり、ドー
ピング濃度が大きく禁制帯幅が狭い方が、トンネル電流
が流れやすいということに起因している。具体的には、
Inx Ga1-x Pトンネル接合では、GaAsトンネル
接合と比べてより高濃度にドーピングしなければ、十分
なトンネル電流が得られないというような、トンネル接
合の作製上の困難があるのである。特に太陽電池へ応用
する場合には、トンネル接合への高濃度ドーピングは、
単独のトンネル接合を作製する場合以上の困難を伴う。
すなわち、太陽電池作成に際しては、図10および図1
1に示したような多層エピタキシャル成長が必要である
がInx Ga1-x Pトンネル接合層31形成後にその上
にInx Ga1-xPトップセル1に必要なBSF層1
3,ベース層14,……等所定の各層を気相エピタキシ
ャル成長法で結晶成長する際の高温状態において、せっ
かくトンネル層に高濃度に混入させた不純物が熱拡散に
よって拡散し、トンネル接合のp−n界面におけるドー
パント濃度が初期の値よりも減少し、十分なトンネル電
流が得られなくなるという製造プロセス上の重大な問題
点が生じるのである。このことは、Inx Ga1-x Pト
ンネル接合層31のn型ドーパントとしてSi、p型ド
ーパントとしてZnを用いた場合、ドーピング濃度設計
値を約1×1019cm-3として作製したトンネル接合
を、トンネル接合形成後の所定の温度における熱アニー
ルを行うことによってトンネル電流が極端に減少するこ
とからも確認できる。III −V族結晶中では、n型ドー
パントのSiはあまり拡散しないことが知られており、
上記トンネル電流の減少は、主にp型ドーパントである
Znの拡散に起因した不純物ドーピングプロファイルの
変化によるものと思われる。
【0012】本発明は上述した問題点を鑑みてなされた
もので、分光感度特性および変換効率の高いトンネル型
2接合太陽電池の新規な構造を提供することを目的とす
る。
もので、分光感度特性および変換効率の高いトンネル型
2接合太陽電池の新規な構造を提供することを目的とす
る。
【0013】より具体的には本発明の目的は高不純物密
度かつ急峻な不純物プロファイルを有した良好なトンネ
ル接合を具備したトンネル型2接合太陽電池の新規な構
造を提供することである。
度かつ急峻な不純物プロファイルを有した良好なトンネ
ル接合を具備したトンネル型2接合太陽電池の新規な構
造を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の第1の特徴は図1に示すように、GaAsボ
トムセル2と、Inx Ga1-x Pトップセル1と,この
ボトムセル2とトップセル1とを電気的に接続するIn
y Ga1-y Pトンネル接合層33とから構成される多接
合太陽電池であって、このトンネル接合層33のIny
Ga1-y P層の格子定数をトップセル1のInx Ga
1-x P層の格子定数よりも小さくしたことである。
に本発明の第1の特徴は図1に示すように、GaAsボ
トムセル2と、Inx Ga1-x Pトップセル1と,この
ボトムセル2とトップセル1とを電気的に接続するIn
y Ga1-y Pトンネル接合層33とから構成される多接
合太陽電池であって、このトンネル接合層33のIny
Ga1-y P層の格子定数をトップセル1のInx Ga
1-x P層の格子定数よりも小さくしたことである。
【0015】本発明の第1の特徴の構成によれば、トン
ネル接合層の禁制帯幅Eg33をGaAsの禁制帯幅Eg
2 より大きくすることができるので、2接合太陽電池と
した場合のトンネル接合中での光吸収が少なくなり、G
aAsボトムセル2の分光感度特性が改善される。さら
に本発明の第1の特徴の構成によれば、図7の模式図に
示すようにIny Ga1-y P層の垂直方向に引張り歪が
生じ、このためトンネル層の垂直方向へのトンネル接合
を構成している不純物、特にZnの拡散が抑えられる。
このことは、GaAsトンネル接合の上下をGaAsよ
りも格子定数が若干大きなAlGaAs層で挟んだダブ
ルヘテロ(DH)構造トンネル接合においてもGaAs
だけのトンネル接合と比べて大きなトンネル電流が流れ
ることと類似のことと考えられる。
ネル接合層の禁制帯幅Eg33をGaAsの禁制帯幅Eg
2 より大きくすることができるので、2接合太陽電池と
した場合のトンネル接合中での光吸収が少なくなり、G
aAsボトムセル2の分光感度特性が改善される。さら
に本発明の第1の特徴の構成によれば、図7の模式図に
示すようにIny Ga1-y P層の垂直方向に引張り歪が
生じ、このためトンネル層の垂直方向へのトンネル接合
を構成している不純物、特にZnの拡散が抑えられる。
このことは、GaAsトンネル接合の上下をGaAsよ
りも格子定数が若干大きなAlGaAs層で挟んだダブ
ルヘテロ(DH)構造トンネル接合においてもGaAs
だけのトンネル接合と比べて大きなトンネル電流が流れ
ることと類似のことと考えられる。
【0016】つまり、図6に示したようにIII −族結晶
中にドーピングされたZnはIII 族原子の格子位置に入
るが、Znの拡散は、このような位置にいるZnがIII
族原子位置をホッピングすることによって行われるので
はなく、むしろ、結晶格子位置の隙間(格子間位置)に
押し出されたZnが格子の隙間を拡散することによって
行われる。この時、格子間の隙間がなるべく大きいとこ
ろが拡散の経路として使われる。したがって、図7に示
したように結晶を歪ませた場合、膨脹した方向への拡散
は抑制され、逆に圧縮した方向への拡散は促進される。
すなわち、格子が縮んだ状態では、Znが格子間位置に
押し出されやすい状態になっているものと思われる。こ
のため、本発明の第1の特徴のようにトンネル接合上に
格子定数の若干大きな結晶層を設けることにより、トン
ネル層内に層に垂直方向に引張り歪が生じ、そのために
層垂直方向へのZn拡散が抑えられるのである。
中にドーピングされたZnはIII 族原子の格子位置に入
るが、Znの拡散は、このような位置にいるZnがIII
族原子位置をホッピングすることによって行われるので
はなく、むしろ、結晶格子位置の隙間(格子間位置)に
押し出されたZnが格子の隙間を拡散することによって
行われる。この時、格子間の隙間がなるべく大きいとこ
ろが拡散の経路として使われる。したがって、図7に示
したように結晶を歪ませた場合、膨脹した方向への拡散
は抑制され、逆に圧縮した方向への拡散は促進される。
すなわち、格子が縮んだ状態では、Znが格子間位置に
押し出されやすい状態になっているものと思われる。こ
のため、本発明の第1の特徴のようにトンネル接合上に
格子定数の若干大きな結晶層を設けることにより、トン
ネル層内に層に垂直方向に引張り歪が生じ、そのために
層垂直方向へのZn拡散が抑えられるのである。
【0017】一般に、InGaPにドープされたII族元
素(Be,Zn等)の拡散は、図6に示すI−S(In
terstitial−Substitutiona
l)モデルで説明可能と思われる。置換え位置のII族元
素が熱励起されたとき、II族原子は格子間位置に移動し
+にイオン化した状態となる。一方、置換え位置には−
にイオン化したGa空孔が形成される。
素(Be,Zn等)の拡散は、図6に示すI−S(In
terstitial−Substitutiona
l)モデルで説明可能と思われる。置換え位置のII族元
素が熱励起されたとき、II族原子は格子間位置に移動し
+にイオン化した状態となる。一方、置換え位置には−
にイオン化したGa空孔が形成される。
【0018】ZnGa→Zni + +VGa - 格子間原子は、すでに拡散したホールとGa空孔により
形成される電界によって格子間をぬって拡散し、最後は
Ga空孔に捕らえられて置換え位置におさまる。 Zni + +VGa - →ZnGa II族原子はこのような過程を次々と繰り返して拡散して
いくと考えられる。
形成される電界によって格子間をぬって拡散し、最後は
Ga空孔に捕らえられて置換え位置におさまる。 Zni + +VGa - →ZnGa II族原子はこのような過程を次々と繰り返して拡散して
いくと考えられる。
【0019】また本発明の第2の特徴は図1に示すよう
に、GaAsボトムセル2と、Inx Ga1-x Pトップ
セル1と,この両者を電気接続するIny Ga1-y Pト
ンネル接合層33とから構成される多接合太陽電池であ
って、該トンネル接合層33のIny Ga1-y P層の組
成yを該トップセルのInx Ga1-x P層の組成xより
も小さくしたことである。
に、GaAsボトムセル2と、Inx Ga1-x Pトップ
セル1と,この両者を電気接続するIny Ga1-y Pト
ンネル接合層33とから構成される多接合太陽電池であ
って、該トンネル接合層33のIny Ga1-y P層の組
成yを該トップセルのInx Ga1-x P層の組成xより
も小さくしたことである。
【0020】好ましくはGaAsボトムセル2は図1に
示すようにp型GaAs基板5上に形成され、トップセ
ル1のInx Ga1-x P層の組成xは、p型GaAs基
板5と実質的に格子整合する値に選定され、しかもトン
ネル接合層33を構成するIny Ga1-y P層の組成y
と 0.01≦x−y≦0.05 との関係を満足することである。実質的に格子整合する
組成とは格子不整合Δa/aが0.1%以内、すなわち
GaAsと格子整合する組成x0 ≒0.49に対しての
ずれΔxが|Δx|≦0.01程度であることを意味す
る。
示すようにp型GaAs基板5上に形成され、トップセ
ル1のInx Ga1-x P層の組成xは、p型GaAs基
板5と実質的に格子整合する値に選定され、しかもトン
ネル接合層33を構成するIny Ga1-y P層の組成y
と 0.01≦x−y≦0.05 との関係を満足することである。実質的に格子整合する
組成とは格子不整合Δa/aが0.1%以内、すなわち
GaAsと格子整合する組成x0 ≒0.49に対しての
ずれΔxが|Δx|≦0.01程度であることを意味す
る。
【0021】本発明の第2の特徴の構成においても第1
の特徴の構成と同様にトンネル接合層の禁制帯幅Eg33
をGaAsの禁制帯幅Eg2 より大きくすることができ
るので、2接合太陽電池とした場合のトンネル接合中で
の光吸収が少なくなり、GaAsボトムセル2の分光感
度特性が改善される。さらに本発明の第2の特徴によれ
ば、Iny Ga1-y P層の組成yをトップセルのInx
Ga1-x 層の組成xよりも小さく y<x となるようにしているので、Iny Ga1-y P層は格子
定数がInx Ga1-x P層よりも小さくなる。
の特徴の構成と同様にトンネル接合層の禁制帯幅Eg33
をGaAsの禁制帯幅Eg2 より大きくすることができ
るので、2接合太陽電池とした場合のトンネル接合中で
の光吸収が少なくなり、GaAsボトムセル2の分光感
度特性が改善される。さらに本発明の第2の特徴によれ
ば、Iny Ga1-y P層の組成yをトップセルのInx
Ga1-x 層の組成xよりも小さく y<x となるようにしているので、Iny Ga1-y P層は格子
定数がInx Ga1-x P層よりも小さくなる。
【0022】すなわち、Iny Ga1-y P層、Inx G
a1-x P層の組成y,xと格子定数との関係は図9に示
すような関係であるのでトンネル接合層33とトップセ
ル1を形成しているp+ Inx Ga1-x P−BSF層お
よびボトムセル2の最上層のn+ Inx Ga1-x P窓層
10との間に図7に示したような引張り歪および圧縮歪
が生じ、前述したと同様にZnの拡散が抑制される。し
たがって、トンネル接合層33の上にさらにp+ Inx
Ga1-x P−BSF層13、pInx Ga1-xPベース
層14,……n+ GaAs層と連続的に高温で成長した
場合においても、設計通りのトンネル接合層33の不純
物プロファイルが維持できることとなる。したがって、
良好なトンネル接合特性が得られ、2接合太陽電池とし
て必要かつ十分な、大きなトンネル電流を流すことがで
きる。また図8に明らかなように、この組成における禁
制帯幅Eg33もGaAsの禁制帯幅Eg≒1.43eV
よりも十分大きく、光吸収損失もない。
a1-x P層の組成y,xと格子定数との関係は図9に示
すような関係であるのでトンネル接合層33とトップセ
ル1を形成しているp+ Inx Ga1-x P−BSF層お
よびボトムセル2の最上層のn+ Inx Ga1-x P窓層
10との間に図7に示したような引張り歪および圧縮歪
が生じ、前述したと同様にZnの拡散が抑制される。し
たがって、トンネル接合層33の上にさらにp+ Inx
Ga1-x P−BSF層13、pInx Ga1-xPベース
層14,……n+ GaAs層と連続的に高温で成長した
場合においても、設計通りのトンネル接合層33の不純
物プロファイルが維持できることとなる。したがって、
良好なトンネル接合特性が得られ、2接合太陽電池とし
て必要かつ十分な、大きなトンネル電流を流すことがで
きる。また図8に明らかなように、この組成における禁
制帯幅Eg33もGaAsの禁制帯幅Eg≒1.43eV
よりも十分大きく、光吸収損失もない。
【0023】また本発明の第3の特徴は図3又は図4に
示すようにGaAsボトムセル2とIny Ga1-y Pト
ンネル接合層33の間、およびIny Ga1-y Pトンネ
ル接合層33とInx Ga1-x Pトップセル1との間の
少なく共一方にさらにInzGa1-z P層81,82を
形成し、Inz Ga1-z P層81,82の組成zはIn
x Ga1-x P層の組成x、およびIny Ga1-y P層の
組成yとの間に z=2x−y なる関係を満足することである。このInz Ga1-z P
層の厚さはIny Ga1- y Pトンネル接合層と等しい厚
さとすることが好ましく、図4のようにトンネル接合層
の両側にInz Ga1-z P層を形成した場合は両側の厚
みの合計がInyGa1-y Pトンネル接合層33の厚み
と等しくなるようにすることが好ましい。
示すようにGaAsボトムセル2とIny Ga1-y Pト
ンネル接合層33の間、およびIny Ga1-y Pトンネ
ル接合層33とInx Ga1-x Pトップセル1との間の
少なく共一方にさらにInzGa1-z P層81,82を
形成し、Inz Ga1-z P層81,82の組成zはIn
x Ga1-x P層の組成x、およびIny Ga1-y P層の
組成yとの間に z=2x−y なる関係を満足することである。このInz Ga1-z P
層の厚さはIny Ga1- y Pトンネル接合層と等しい厚
さとすることが好ましく、図4のようにトンネル接合層
の両側にInz Ga1-z P層を形成した場合は両側の厚
みの合計がInyGa1-y Pトンネル接合層33の厚み
と等しくなるようにすることが好ましい。
【0024】本発明の第3の特徴によれば、前述した第
1、および第2の特徴に加え、さらに結晶性が改善され
る。すなわち、Iny Ga1-y Pトンネル接合層33の
導入によって、トップセル1の結晶品質に悪影響を及ぼ
す心配があるが、この点に対して、Iny Ga1-y Pト
ンネル接合の下あるいは上あるいは上下に、z=x+
(x−y)=2x−yの組成比zを有し、合計の厚さが
Iny Ga1-y Pトンネル接合層と等しい厚さのInz
Ga1-z P層を設けているので結晶歪みの影響がトップ
セル結晶に伝わらないようになる。
1、および第2の特徴に加え、さらに結晶性が改善され
る。すなわち、Iny Ga1-y Pトンネル接合層33の
導入によって、トップセル1の結晶品質に悪影響を及ぼ
す心配があるが、この点に対して、Iny Ga1-y Pト
ンネル接合の下あるいは上あるいは上下に、z=x+
(x−y)=2x−yの組成比zを有し、合計の厚さが
Iny Ga1-y Pトンネル接合層と等しい厚さのInz
Ga1-z P層を設けているので結晶歪みの影響がトップ
セル結晶に伝わらないようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
に係るトンネル接合型2接合InGaP/GaAs太陽
電池の断面の概略を示す図であり、InGaPトップセ
ル1とGaAsボトムセル2との間にIny Ga1-y P
トンネル接合層33を挿入し、両者を電気的に接続して
いる。
施の形態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
に係るトンネル接合型2接合InGaP/GaAs太陽
電池の断面の概略を示す図であり、InGaPトップセ
ル1とGaAsボトムセル2との間にIny Ga1-y P
トンネル接合層33を挿入し、両者を電気的に接続して
いる。
【0026】詳細に述べるとGaAsボトムセル2はZ
nドープのp+ GaAs基板5(p<1×1019c
m-3)の上部に形成された厚み0.3μm、不純物密度
7.0×1018cm-3のp+ GaAsバッファ層6の上
に形成されている。そしてGaAsボトムセル2はp+
GaAsバッファ層6の上に形成された厚み0.1μm
で、不純物密度2.0〜3.0×1018cm-3のp+ I
nGaPのBSF層7、その上部に設けられた厚み3μ
m、不純物密度2.0×1017cm-3のpGaAsベー
ス層8、その上部に設けられた厚み0.1μm、不純物
密度2.0×1018cm-3のn+ GaAsエミッタ層
9、さらにその上部の厚み0.1μm、不純物密度2.
0×1018cm-3のn+ InGaP窓層10とから構成
されている。エミッタ層9とベース層8の間にpn接合
が形成されている。InGaPトンネル接合層33は下
部セル(GaAsボトムセル)2の最上層であるn+ I
nGaP窓層10の上部に形成された厚み15nm、不
純物密度5×1018cm-3以上のn++Iny Ga1-y P
層11と、厚み15nm、不純物密度1.0×1019の
p++Iny Ga1-y P層12とから構成されている。こ
こでIny Ga1-y Pトンネル接合層33のn++Iny
Ga1-y P層11、p++Iny Ga1-y P層12の組成
yはn+ Inx Ga1-x P窓層10の組成xよりも小さ
な値となっていることが特徴である。図1ではy=x−
0.01の組成比としている。そしてこの上部には厚み
0.1〜0.7μmで不純物密度、1〜6×1018cm
-3のp+ Inx Ga1-x P−BSF層13が形成されて
いる。BSF層13の組成xはトンネル接合層33の組
成yよりも大きくし、たとえばIn0.5 Ga0.5 P層1
3とする。
nドープのp+ GaAs基板5(p<1×1019c
m-3)の上部に形成された厚み0.3μm、不純物密度
7.0×1018cm-3のp+ GaAsバッファ層6の上
に形成されている。そしてGaAsボトムセル2はp+
GaAsバッファ層6の上に形成された厚み0.1μm
で、不純物密度2.0〜3.0×1018cm-3のp+ I
nGaPのBSF層7、その上部に設けられた厚み3μ
m、不純物密度2.0×1017cm-3のpGaAsベー
ス層8、その上部に設けられた厚み0.1μm、不純物
密度2.0×1018cm-3のn+ GaAsエミッタ層
9、さらにその上部の厚み0.1μm、不純物密度2.
0×1018cm-3のn+ InGaP窓層10とから構成
されている。エミッタ層9とベース層8の間にpn接合
が形成されている。InGaPトンネル接合層33は下
部セル(GaAsボトムセル)2の最上層であるn+ I
nGaP窓層10の上部に形成された厚み15nm、不
純物密度5×1018cm-3以上のn++Iny Ga1-y P
層11と、厚み15nm、不純物密度1.0×1019の
p++Iny Ga1-y P層12とから構成されている。こ
こでIny Ga1-y Pトンネル接合層33のn++Iny
Ga1-y P層11、p++Iny Ga1-y P層12の組成
yはn+ Inx Ga1-x P窓層10の組成xよりも小さ
な値となっていることが特徴である。図1ではy=x−
0.01の組成比としている。そしてこの上部には厚み
0.1〜0.7μmで不純物密度、1〜6×1018cm
-3のp+ Inx Ga1-x P−BSF層13が形成されて
いる。BSF層13の組成xはトンネル接合層33の組
成yよりも大きくし、たとえばIn0.5 Ga0.5 P層1
3とする。
【0027】そしてこの上に続けて、厚み0.7〜1.
5μm、不純物密度1.5×1017cm-3のpIn0.5
Ga0.5 Pベース層14;厚み50nm、不純物密度
3.0×1018cm-3のn+ In0.5 Ga0.5 Pエミッ
タ層15;および厚み30nm、不純物密度2×1018
cm-3のn+ AlInP窓層16がこの順に堆積された
In0.5 Ga0.5 Pトップセル1が形成されている。I
n0.5 Ga0.5 Pトップセル1の上部の一部にはオーミ
ックコンタクト用の厚み0.3μmのn+ GaAs層1
7が形成され、その上部にはAu−Ge/Ni/Au層
23およびその上のAu層24からなる上部金属電極層
(表面電極層)18が形成されている。p+ GaAs基
板5の裏面には下部金属電極層(裏面電極層)4として
Au層が形成されている。In0.5 Ga0.5 Pトップセ
ル1のn+ AlInP窓層16の表面においてn+ Ga
As層17およびその上の上部金属電極層18が形成さ
れている部分以外の領域には、ZnS層20、MgF2
層21からなる反射防止膜19が形成されている。な
お、In0.5 Ga0.5 Pトップセル1のp+ In0.5 G
a0.5 P−BSF層13の不純物密度は2〜3×1018
cm-3とするのがより望ましく、さらにその厚みは0.
5〜0.7μmとすることが望ましい。p+ In0.5 G
a0.5 P−BSF層13の厚みを0.7μm以上とする
と光が吸収されて効率が下がるので望ましくない。図1
におけるドーパントはp+ GaAsバッファ層6、p+
InGaP−BSF層7、pGaAsベース層8、p++
Iny Ga1-y P層12、p+ In0.5 Ga0.5 P−B
SF層13、pInGaPベース層14に対してはZn
を用いるのが望ましく、n+ GaAsエミッタ層9、n
+ In0.5 Ga0.5 P窓層10、n++Iny Ga1-y P
層11、n+ In0.5 G0.5Pエミッタ層15、n+ A
lInP窓層16、n+ GaAs層17にはSiを用い
ることが望ましいが、他のドーパントでも同様な効果は
得られる。
5μm、不純物密度1.5×1017cm-3のpIn0.5
Ga0.5 Pベース層14;厚み50nm、不純物密度
3.0×1018cm-3のn+ In0.5 Ga0.5 Pエミッ
タ層15;および厚み30nm、不純物密度2×1018
cm-3のn+ AlInP窓層16がこの順に堆積された
In0.5 Ga0.5 Pトップセル1が形成されている。I
n0.5 Ga0.5 Pトップセル1の上部の一部にはオーミ
ックコンタクト用の厚み0.3μmのn+ GaAs層1
7が形成され、その上部にはAu−Ge/Ni/Au層
23およびその上のAu層24からなる上部金属電極層
(表面電極層)18が形成されている。p+ GaAs基
板5の裏面には下部金属電極層(裏面電極層)4として
Au層が形成されている。In0.5 Ga0.5 Pトップセ
ル1のn+ AlInP窓層16の表面においてn+ Ga
As層17およびその上の上部金属電極層18が形成さ
れている部分以外の領域には、ZnS層20、MgF2
層21からなる反射防止膜19が形成されている。な
お、In0.5 Ga0.5 Pトップセル1のp+ In0.5 G
a0.5 P−BSF層13の不純物密度は2〜3×1018
cm-3とするのがより望ましく、さらにその厚みは0.
5〜0.7μmとすることが望ましい。p+ In0.5 G
a0.5 P−BSF層13の厚みを0.7μm以上とする
と光が吸収されて効率が下がるので望ましくない。図1
におけるドーパントはp+ GaAsバッファ層6、p+
InGaP−BSF層7、pGaAsベース層8、p++
Iny Ga1-y P層12、p+ In0.5 Ga0.5 P−B
SF層13、pInGaPベース層14に対してはZn
を用いるのが望ましく、n+ GaAsエミッタ層9、n
+ In0.5 Ga0.5 P窓層10、n++Iny Ga1-y P
層11、n+ In0.5 G0.5Pエミッタ層15、n+ A
lInP窓層16、n+ GaAs層17にはSiを用い
ることが望ましいが、他のドーパントでも同様な効果は
得られる。
【0028】図1に示すようにIny Ga1-y Pトンネ
ル接合層33をこれより組成比の大きい、すなわち格子
定数の大きいInx Ga1-x P層(x>y)で挟んだダ
ブルヘテロ(DH)構造となっているので、p++Iny
Ga1-y P層12中のZnの拡散が抑えられ良好なトン
ネル接合特性が得られるのである。すなわち、InGa
P結晶中にドーピングされたZnはIn原子の格子位置
に入るが、Znの拡散は、このような位置にいるZnが
In原子位置をホッピングするとによって行われるので
はなく、むしろ、結晶格子位置の隙間(格子間位置)に
押し出されたZnが格子の隙間を拡散することによって
行われる。この時、Znは格子が縮んだ状態で、格子間
位置へ押し出されやすくなり、格子間の隙間がなるべく
大きいところが拡散の経路として使われる。したがっ
て、結晶を歪ませた場合、膨脹した方向への拡散は抑制
され、逆に圧縮した方向への拡散は促進される。このた
め、トンネル接合上に格子定数の若干大きな結晶層を設
けることにより、トンネル層内に層に垂直方向に引張り
歪が生じ、そのために層垂直方向へのZn拡散が抑えら
れ、トンネル接合として所望の不純物プロファイルが実
現できるのである。
ル接合層33をこれより組成比の大きい、すなわち格子
定数の大きいInx Ga1-x P層(x>y)で挟んだダ
ブルヘテロ(DH)構造となっているので、p++Iny
Ga1-y P層12中のZnの拡散が抑えられ良好なトン
ネル接合特性が得られるのである。すなわち、InGa
P結晶中にドーピングされたZnはIn原子の格子位置
に入るが、Znの拡散は、このような位置にいるZnが
In原子位置をホッピングするとによって行われるので
はなく、むしろ、結晶格子位置の隙間(格子間位置)に
押し出されたZnが格子の隙間を拡散することによって
行われる。この時、Znは格子が縮んだ状態で、格子間
位置へ押し出されやすくなり、格子間の隙間がなるべく
大きいところが拡散の経路として使われる。したがっ
て、結晶を歪ませた場合、膨脹した方向への拡散は抑制
され、逆に圧縮した方向への拡散は促進される。このた
め、トンネル接合上に格子定数の若干大きな結晶層を設
けることにより、トンネル層内に層に垂直方向に引張り
歪が生じ、そのために層垂直方向へのZn拡散が抑えら
れ、トンネル接合として所望の不純物プロファイルが実
現できるのである。
【0029】この結果、本発明の第1の実施の形態に示
すIny Ga1-y Pトンネル接合は太陽電池に期待され
る電流値よりも十分大きなトンネル電流を流すことがで
きるようになり、その結果、正常な太陽電池特性が得ら
れた。また、図5に示すようにGaAsボトムセルの分
光感度は、GaAsトンネル接合を用いた従来型の2接
合InGaP/GaAs太陽電池のボトムセル分光感度
と比べて、700〜800nmの波長領域において、2
%から5%程度増加している。
すIny Ga1-y Pトンネル接合は太陽電池に期待され
る電流値よりも十分大きなトンネル電流を流すことがで
きるようになり、その結果、正常な太陽電池特性が得ら
れた。また、図5に示すようにGaAsボトムセルの分
光感度は、GaAsトンネル接合を用いた従来型の2接
合InGaP/GaAs太陽電池のボトムセル分光感度
と比べて、700〜800nmの波長領域において、2
%から5%程度増加している。
【0030】図1において下部セル窓層10、BSF層
13、ベース層14、エミッタ層15のInx Ga1-x
Pの組成xはGaAsと格子整合する組成x0 〜0.4
9に近い値とすることが望ましい。すなわち、GaAs
との格子不整合が0.1%以内となるような組成x=x
0 ±|Δx|とすることが必要で、|Δx|≦0.01
が好ましい条件である。
13、ベース層14、エミッタ層15のInx Ga1-x
Pの組成xはGaAsと格子整合する組成x0 〜0.4
9に近い値とすることが望ましい。すなわち、GaAs
との格子不整合が0.1%以内となるような組成x=x
0 ±|Δx|とすることが必要で、|Δx|≦0.01
が好ましい条件である。
【0031】またトンネル接合層33のIny Ga1-y
P層11,12の組成yの範囲は x−0.05≦y≦x−0.01 すなわち、 0.01≦x−y≦0.05 とすることが好ましい。x−y=0.01は格子不整合
Δa/a〜0.07%に相当するが、この大きさの格子
不整合よりも小さくなると前述したZnの拡散の抑制効
果が不十分となるからである。またx−y=0.05は
格子不整合Δa/a0 〜0.35%に相当するが、これ
以上格子不整合を大きくすると、臨界膜厚が小さくなる
ため、トンネル層の厚さが10nm以下になるためであ
る。すなわち、x−y>0.05ではトンネル層の厚さ
が薄くなりすぎ、十分なトンネル接合特性が得られなく
なるためである。
P層11,12の組成yの範囲は x−0.05≦y≦x−0.01 すなわち、 0.01≦x−y≦0.05 とすることが好ましい。x−y=0.01は格子不整合
Δa/a〜0.07%に相当するが、この大きさの格子
不整合よりも小さくなると前述したZnの拡散の抑制効
果が不十分となるからである。またx−y=0.05は
格子不整合Δa/a0 〜0.35%に相当するが、これ
以上格子不整合を大きくすると、臨界膜厚が小さくなる
ため、トンネル層の厚さが10nm以下になるためであ
る。すなわち、x−y>0.05ではトンネル層の厚さ
が薄くなりすぎ、十分なトンネル接合特性が得られなく
なるためである。
【0032】本発明の図1に示したトンネル型2接合太
陽電池は図2に示すような製造方法で製造できる。すな
わち、 (a)まず有機金属気相成長法(MOCVD法)、CB
E(ChemicalBeam Epitaxy)法、
MBE(Molecular Beam Epitax
y)法、MLE(Molecular Layer E
pitaxy)法等を用いて、図2(a)に示すように
p+ GaAs基板5の上にp+ GaAs層6、GaAs
ボトムセル2、InGaPトンネル接合33、In0.5
Ga0. 5 Pトップセル1、n+ GaAs層17を連続エ
ピタキシャル成長する。より具体的にはGaAsボトム
セル2はp+ InGaP−BSF層7、pGaAsベー
ス層8、n+ GaAsエミッタ層9、n+ In0.5 Ga
0.5 P窓層10の多層エピタキシャル成長層であり、I
n0.5 Ga0.5 Pトップセル1は、pInx Ga1-x P
−BSF層13、pIn0.5 Ga0.5 Pベース層14、
n+ In0.5 Ga0.5 Pエミッタ層15、n+ AlIn
P窓層16の順に積層した多層エピタキシャル成長層で
あり、さらに、InGaPトンネル接合はn++InGa
P層11、p++InGaP層12からなる連続エピタキ
シャル成長層である。MOCVDは常圧MOCVDでも
減圧MOCVDでも可能であるが、望ましくは、たとえ
ば6.7〜10kPaに保持された減圧MOCVD法、
さらに望ましくは縦型減圧MOCVD法によるのがよ
い。III 族の原料ガスとしてはトリエチルガリウム(T
EG)、トリメチルインジウム(TMI)、トリメチル
アルミニウム(TMA)、トリメチルアミンアラン(T
MAAl)など、V族の原料ガスとしてはホスフィン
(PH3 )、アルシン(AsH3 )などを用いる。ある
いはターシャリー・ブチル・フォスフィン((C
4 H9 )PH2 ;TBP)、ターシャリー・ブチル・ア
ルシン((C4 H9 )AsH2 ;TBA)などを用いて
もよい。n型のドーパントガスとしては、モノシラン
(SiH4 )、ジシラン(Si2 H6 )、あるいはジエ
チルセレン(DESe)、ジエチルテルル(DETe)
等を用いればよいが、モノシランが好ましい。p型のド
ーパントガスとしてはジエチル亜鉛(DEZn)あるい
はトリメチルガリウム(TMG)を用いてもよい。これ
らの原料ガスおよびドーパントガスはマスフローコント
ローラ等を用いて6.7kPa〜10kPaの減圧に制
御された反応管中に導入される。V族の原料ガスとIII
族の原料ガスとの比、いわゆるV/III 比は、たとえば
120〜170程度で行えばよい。成長時の基板温度は
たとえば650℃〜700℃とすればよく、GaAsボ
トムセル2の成長は700℃が好ましい。
陽電池は図2に示すような製造方法で製造できる。すな
わち、 (a)まず有機金属気相成長法(MOCVD法)、CB
E(ChemicalBeam Epitaxy)法、
MBE(Molecular Beam Epitax
y)法、MLE(Molecular Layer E
pitaxy)法等を用いて、図2(a)に示すように
p+ GaAs基板5の上にp+ GaAs層6、GaAs
ボトムセル2、InGaPトンネル接合33、In0.5
Ga0. 5 Pトップセル1、n+ GaAs層17を連続エ
ピタキシャル成長する。より具体的にはGaAsボトム
セル2はp+ InGaP−BSF層7、pGaAsベー
ス層8、n+ GaAsエミッタ層9、n+ In0.5 Ga
0.5 P窓層10の多層エピタキシャル成長層であり、I
n0.5 Ga0.5 Pトップセル1は、pInx Ga1-x P
−BSF層13、pIn0.5 Ga0.5 Pベース層14、
n+ In0.5 Ga0.5 Pエミッタ層15、n+ AlIn
P窓層16の順に積層した多層エピタキシャル成長層で
あり、さらに、InGaPトンネル接合はn++InGa
P層11、p++InGaP層12からなる連続エピタキ
シャル成長層である。MOCVDは常圧MOCVDでも
減圧MOCVDでも可能であるが、望ましくは、たとえ
ば6.7〜10kPaに保持された減圧MOCVD法、
さらに望ましくは縦型減圧MOCVD法によるのがよ
い。III 族の原料ガスとしてはトリエチルガリウム(T
EG)、トリメチルインジウム(TMI)、トリメチル
アルミニウム(TMA)、トリメチルアミンアラン(T
MAAl)など、V族の原料ガスとしてはホスフィン
(PH3 )、アルシン(AsH3 )などを用いる。ある
いはターシャリー・ブチル・フォスフィン((C
4 H9 )PH2 ;TBP)、ターシャリー・ブチル・ア
ルシン((C4 H9 )AsH2 ;TBA)などを用いて
もよい。n型のドーパントガスとしては、モノシラン
(SiH4 )、ジシラン(Si2 H6 )、あるいはジエ
チルセレン(DESe)、ジエチルテルル(DETe)
等を用いればよいが、モノシランが好ましい。p型のド
ーパントガスとしてはジエチル亜鉛(DEZn)あるい
はトリメチルガリウム(TMG)を用いてもよい。これ
らの原料ガスおよびドーパントガスはマスフローコント
ローラ等を用いて6.7kPa〜10kPaの減圧に制
御された反応管中に導入される。V族の原料ガスとIII
族の原料ガスとの比、いわゆるV/III 比は、たとえば
120〜170程度で行えばよい。成長時の基板温度は
たとえば650℃〜700℃とすればよく、GaAsボ
トムセル2の成長は700℃が好ましい。
【0033】(b)次に、このように連続エピタキシャ
ル成長した多層構造のウェハを反応管より取り出し、リ
フトオフのためのフォトレジストを塗布し、フォトリソ
グラフィーにより所定のパターンを形成し、その上から
Au−Ge/Ni/Au膜23を真空蒸着する。たとえ
ば100nmのAu−Ge(12wt%)、20nmの
Ni、70nmのAu膜をEB蒸着法にて形成する。そ
の後フォトレジストを除去すれば、図2(b)に示すよ
うに櫛状のストライプ等所望の平面パターン形状の上部
金属電極層23が形成される。リフトオフ法を用いず、
通常のフォトリソグラフィーで、KI/I2 溶液等のエ
ッチャントでエッチングしても図2(b)に示すパター
ンは得られるが、リフトオフ法の方が簡便である。その
後、H2雰囲気中あるいはN2 等の不活性ガス雰囲気中
で360〜450℃等の基板温度で電極のシンタリング
を行う。360℃で2秒程度のシンタリングが好まし
い。
ル成長した多層構造のウェハを反応管より取り出し、リ
フトオフのためのフォトレジストを塗布し、フォトリソ
グラフィーにより所定のパターンを形成し、その上から
Au−Ge/Ni/Au膜23を真空蒸着する。たとえ
ば100nmのAu−Ge(12wt%)、20nmの
Ni、70nmのAu膜をEB蒸着法にて形成する。そ
の後フォトレジストを除去すれば、図2(b)に示すよ
うに櫛状のストライプ等所望の平面パターン形状の上部
金属電極層23が形成される。リフトオフ法を用いず、
通常のフォトリソグラフィーで、KI/I2 溶液等のエ
ッチャントでエッチングしても図2(b)に示すパター
ンは得られるが、リフトオフ法の方が簡便である。その
後、H2雰囲気中あるいはN2 等の不活性ガス雰囲気中
で360〜450℃等の基板温度で電極のシンタリング
を行う。360℃で2秒程度のシンタリングが好まし
い。
【0034】(c)次にエピタキシャル成長層表面をフ
ォトレジスト等でカバーしp+ GaAs基板5の裏面を
ブロム(Br2 )系のエッチャントを用いて約6μmエ
ッチング後、図2(c)に示すようにその表面に約1μ
m程度の裏面電極層4のAuメッキをする。続いてエピ
タキシャル成長層表面の所定の平面パターンを有するA
u−Ge/Ni/Au膜23の上部表面部分のみフォト
リソグラフィーを用いて約1μmのAuメッキ膜24を
メッキし、上部金属電極層18の平面パターン形状を得
る。
ォトレジスト等でカバーしp+ GaAs基板5の裏面を
ブロム(Br2 )系のエッチャントを用いて約6μmエ
ッチング後、図2(c)に示すようにその表面に約1μ
m程度の裏面電極層4のAuメッキをする。続いてエピ
タキシャル成長層表面の所定の平面パターンを有するA
u−Ge/Ni/Au膜23の上部表面部分のみフォト
リソグラフィーを用いて約1μmのAuメッキ膜24を
メッキし、上部金属電極層18の平面パターン形状を得
る。
【0035】(d)次に、たとえば10mm×10mm
等所望の平面寸法の受光面および上部電極層からなる素
子の主領域をフォトレジストでカバーし、カバーされて
いない他のエピタキシャル成長層の表面を約30μm〜
50μmの幅で約1μmの深さにメサエッチングし、図
2(d)に示すようにメサ99を形成する。
等所望の平面寸法の受光面および上部電極層からなる素
子の主領域をフォトレジストでカバーし、カバーされて
いない他のエピタキシャル成長層の表面を約30μm〜
50μmの幅で約1μmの深さにメサエッチングし、図
2(d)に示すようにメサ99を形成する。
【0036】続いて、上部金属電極層18の平面パター
ンをマスクとして、上部電極層18の下のn+ GaAs
層17のみを残して、他の部分のn+ GaAs層17を
図2(d)に示すようにエッチングにより除去する。
ンをマスクとして、上部電極層18の下のn+ GaAs
層17のみを残して、他の部分のn+ GaAs層17を
図2(d)に示すようにエッチングにより除去する。
【0037】(e)次に、再びリフトオフ法を用いてZ
nS膜20、MgF2 膜21からなる反射防止膜19を
スパッタリングもしくは真空蒸着により図2(e)に示
すように形成する。
nS膜20、MgF2 膜21からなる反射防止膜19を
スパッタリングもしくは真空蒸着により図2(e)に示
すように形成する。
【0038】(f)次に、図示は省略するが(d)で説
明した幅30μm〜50μmのメサラインを利用してへ
き開等により10×10mmのセルを切り出して図1に
示す断面形状のトンネル型2接合太陽電池が完成する。
明した幅30μm〜50μmのメサラインを利用してへ
き開等により10×10mmのセルを切り出して図1に
示す断面形状のトンネル型2接合太陽電池が完成する。
【0039】本発明の第1の実施の形態では2セル接合
型太陽電池について述べたが、2接合InGaP/Ga
As太陽電池と他の太陽電池を重ねた3接合以上の多接
合太陽電池においても本発明は有効であることは明らか
である。また、トップセル及びボトムセルの構造の細部
については本発明の第1の実施の形態である図1の構造
は単に例示であり、その他の構造のものについても本発
明は有効である。たとえば、反射防止膜、窓層、裏面電
界層の材料、構造が図1のものと異なってもさしつかえ
ない。
型太陽電池について述べたが、2接合InGaP/Ga
As太陽電池と他の太陽電池を重ねた3接合以上の多接
合太陽電池においても本発明は有効であることは明らか
である。また、トップセル及びボトムセルの構造の細部
については本発明の第1の実施の形態である図1の構造
は単に例示であり、その他の構造のものについても本発
明は有効である。たとえば、反射防止膜、窓層、裏面電
界層の材料、構造が図1のものと異なってもさしつかえ
ない。
【0040】さらに、本発明であるIny Ga1-y Pト
ンネル接合の導入によって、トップセルの結晶品質に影
響を及ぼす場合も考えられるが、その場合は、図3およ
び図4にそれぞれ示す本発明の第3および第4の実施の
形態の構造を用いればよい。すなわち図3に示すように
Iny Ga1-y Pトンネル接合33の下に、あるいは図
4に示すように、トンネル接合33の上下に、z=x+
(x−y)=2x−yの組成比zを有し、合計の厚さが
Iny Ga1-y Pトンネル接合層と等しい厚さのInz
Ga1-z P層81,82を設けて、結晶歪みの影響がト
ップセル結晶に伝わらないようにする工夫を施せばよ
い。
ンネル接合の導入によって、トップセルの結晶品質に影
響を及ぼす場合も考えられるが、その場合は、図3およ
び図4にそれぞれ示す本発明の第3および第4の実施の
形態の構造を用いればよい。すなわち図3に示すように
Iny Ga1-y Pトンネル接合33の下に、あるいは図
4に示すように、トンネル接合33の上下に、z=x+
(x−y)=2x−yの組成比zを有し、合計の厚さが
Iny Ga1-y Pトンネル接合層と等しい厚さのInz
Ga1-z P層81,82を設けて、結晶歪みの影響がト
ップセル結晶に伝わらないようにする工夫を施せばよ
い。
【0041】図3は本発明の第2の実施の形態に係るト
ンネル型2接合太陽電池の断面図で、GaAsボトムセ
ル2はZnドープのp+ GaAs基板5(p<1×10
19cm-3)の上部に形成された厚み0.3μm、不純物
密度7.0×1018cm-3のp+ GaAsバッファ層6
の上に形成されている。そしてGaAsボトムセル2は
p+ GaAsバッファ層6の上に形成された厚み0.1
μmで、不純物密度2.0〜3.0×1018cm-3のp
+ InGaPのBSF層7、その上部に設けられた厚み
3μm、不純物密度2.0×1017cm-3のpGaAs
ベース層8、その上部に設けられた厚み0.1μm、不
純物密度2.0×1018cm-3のn+ GaAsエミッタ
層9、さらにその上部の厚み0.1μm、不純物密度
2.0×1018cm-3のn+ InGaP窓層10とから
構成されている。エミッタ層9とベース層8の間にpn
接合が形成されている。n+ InGaP窓層10の上部
に厚み30nm、不純物密度2.0×1018cm-3のn
+ Inz Ga1-z P層81が形成され、その上に厚み1
5nm、不純物密度5×1018cm-3以上のn++Iny
Ga1-y P層11と、厚み15nm、不純物密度1.0
×1019のp++InyGa1-y P層12とからなるトン
ネル接合層33が構成されている。ここでIny Ga
1-y Pトンネル接合層33のn++Iny Ga1-y P層1
1、p++Iny Ga1-y P層12の組成yはn+ Inx
Ga1-x P窓層10の組成xよりも小さな値となり、又
Inz Ga1-z P層81の組成zとはz=2x−yなる
関係を満足していることが特徴である。そしてこの上部
には厚み0.3〜0.6μmで不純物密度、1〜6×1
018cm-3のp+ Inx Ga1-x P−BSF層13が形
成されている。BSF層13の組成xはトンネル接合層
33の組成yよりも大きくし、たとえばIn0.5 Ga
0.5 P層13とする。
ンネル型2接合太陽電池の断面図で、GaAsボトムセ
ル2はZnドープのp+ GaAs基板5(p<1×10
19cm-3)の上部に形成された厚み0.3μm、不純物
密度7.0×1018cm-3のp+ GaAsバッファ層6
の上に形成されている。そしてGaAsボトムセル2は
p+ GaAsバッファ層6の上に形成された厚み0.1
μmで、不純物密度2.0〜3.0×1018cm-3のp
+ InGaPのBSF層7、その上部に設けられた厚み
3μm、不純物密度2.0×1017cm-3のpGaAs
ベース層8、その上部に設けられた厚み0.1μm、不
純物密度2.0×1018cm-3のn+ GaAsエミッタ
層9、さらにその上部の厚み0.1μm、不純物密度
2.0×1018cm-3のn+ InGaP窓層10とから
構成されている。エミッタ層9とベース層8の間にpn
接合が形成されている。n+ InGaP窓層10の上部
に厚み30nm、不純物密度2.0×1018cm-3のn
+ Inz Ga1-z P層81が形成され、その上に厚み1
5nm、不純物密度5×1018cm-3以上のn++Iny
Ga1-y P層11と、厚み15nm、不純物密度1.0
×1019のp++InyGa1-y P層12とからなるトン
ネル接合層33が構成されている。ここでIny Ga
1-y Pトンネル接合層33のn++Iny Ga1-y P層1
1、p++Iny Ga1-y P層12の組成yはn+ Inx
Ga1-x P窓層10の組成xよりも小さな値となり、又
Inz Ga1-z P層81の組成zとはz=2x−yなる
関係を満足していることが特徴である。そしてこの上部
には厚み0.3〜0.6μmで不純物密度、1〜6×1
018cm-3のp+ Inx Ga1-x P−BSF層13が形
成されている。BSF層13の組成xはトンネル接合層
33の組成yよりも大きくし、たとえばIn0.5 Ga
0.5 P層13とする。
【0042】そしてこの上に続けて、厚み0.7〜1.
5μm、不純物密度1.5×1017cm-3のpIn0.5
Ga0.5 Pベース層14;厚み50nm、不純物密度
3.0×1018cm-3のn+ In0.5 Ga0.5 Pエミッ
タ層15;および厚み30nm、不純物密度2×1018
cm-3のn+ AlInP窓層16がこの順に堆積された
In0.5 Ga0.5 Pトップセル1が形成されている。I
n0.5 Ga0.5 Pトップセル1の上部の一部にはオーミ
ックコンタクト用の厚み0.3μmのn+ GaAs層1
7が形成され、その上部にはAu−Ge/Ni/Au層
23およびその上のAu層24からなる上部金属電極層
(表面電極層)18が形成されている。p+ GaAs基
板5の裏面には下部金属電極層(裏面電極層)4として
Au層が形成されている。In0.5 Ga0.5 Pトップセ
ル1のn+ AlInP窓層16の表面においてn+ Ga
As層17およびその上の上部金属電極層18が形成さ
れている部分以外の領域には、ZnS層20、MgF2
層21からなる反射防止膜19が形成されている。この
ようにIny Ga1-y Pトンネル接合33の下に、z=
x+(x−y)=2x−yの組成比zを有し、合計の厚
さがIny Ga1-y Pトンネル接合層と等しい厚さのI
nz Ga1-z P層を設けることにより、結晶歪みの影響
がトップセル結晶に伝わらないようになるため解放電圧
Voc、短絡電流Iscが向上し、したがって変換効率もさ
らに向上する。また、トップセルの結晶欠陥に起因する
光吸収損失も極めて小さなものとなる。
5μm、不純物密度1.5×1017cm-3のpIn0.5
Ga0.5 Pベース層14;厚み50nm、不純物密度
3.0×1018cm-3のn+ In0.5 Ga0.5 Pエミッ
タ層15;および厚み30nm、不純物密度2×1018
cm-3のn+ AlInP窓層16がこの順に堆積された
In0.5 Ga0.5 Pトップセル1が形成されている。I
n0.5 Ga0.5 Pトップセル1の上部の一部にはオーミ
ックコンタクト用の厚み0.3μmのn+ GaAs層1
7が形成され、その上部にはAu−Ge/Ni/Au層
23およびその上のAu層24からなる上部金属電極層
(表面電極層)18が形成されている。p+ GaAs基
板5の裏面には下部金属電極層(裏面電極層)4として
Au層が形成されている。In0.5 Ga0.5 Pトップセ
ル1のn+ AlInP窓層16の表面においてn+ Ga
As層17およびその上の上部金属電極層18が形成さ
れている部分以外の領域には、ZnS層20、MgF2
層21からなる反射防止膜19が形成されている。この
ようにIny Ga1-y Pトンネル接合33の下に、z=
x+(x−y)=2x−yの組成比zを有し、合計の厚
さがIny Ga1-y Pトンネル接合層と等しい厚さのI
nz Ga1-z P層を設けることにより、結晶歪みの影響
がトップセル結晶に伝わらないようになるため解放電圧
Voc、短絡電流Iscが向上し、したがって変換効率もさ
らに向上する。また、トップセルの結晶欠陥に起因する
光吸収損失も極めて小さなものとなる。
【0043】また、トップセル及びボトムセルの構造の
細部については、本発明の第2の実施の形態である図3
の構造は単に例示であり、その他の構造のものについて
も本発明は有効である。たとえば、反射防止膜、窓層、
裏面電界層の材料、構造が図3のものと異なってもさし
つかえない。
細部については、本発明の第2の実施の形態である図3
の構造は単に例示であり、その他の構造のものについて
も本発明は有効である。たとえば、反射防止膜、窓層、
裏面電界層の材料、構造が図3のものと異なってもさし
つかえない。
【0044】図4は本発明の第3の実施の形態に係るト
ンネル型2接合太陽電池の断面図で、トンネル接合層3
3の両側にInz Ga1-z P層81,82を設けた場合
である。すなわちGaAsボトムセル2はZnドープの
p+ GaAs基板5(p<1×1019cm-3)の上部に
形成された厚み0.3μm、不純物密度7.0×1018
cm-3のp+ GaAsバッファ層6の上に形成されてい
る。そしてGaAsボトムセル2はp+ GaAsバッフ
ァ層6の上に形成された厚み0.1μmで、不純物密度
2.0〜3.0×1018cm-3のp+ InGaPのBS
F層7、その上部に設けられた厚み3μm、不純物密度
2.0×1017cm-3のpGaAsベース層8、その上
部に設けられた厚み0.1μm、不純物密度2.0×1
018cm-3のn+ GaAsエミッタ層9、さらにその上
部の厚み0.1μm、不純物密度2.0×1018cm-3
のn+ InGaP窓層10とから構成されている。エミ
ッタ層9とベース層8の間にpn接合が形成されてい
る。n+ InGaP窓層10の上部に厚み15nm、不
純物密度2.0×1018cm-3のn+ Inz Ga1-zP
層81が形成され、その上に厚み15nm、不純物密度
5×1018cm-3以上のn++Iny Ga1-y P層11
と、厚み15nm、不純物密度1.0×1019のp++I
ny Ga1-y P層12とからなるトンネル接合層33が
構成されている。ここでIny Ga1-y Pトンネル接合
層33のn++Iny Ga1-y P層11、p++Iny Ga
1-y P層12の組成yはn+ Inx Ga1-x P窓層10
の組成xよりも小さな値となり、又Inz Ga1-z P層
81の組成ZとはZ=2x−yなる関係を満足している
ことが特徴である。なお、y=x−0.01とすること
が好ましい。
ンネル型2接合太陽電池の断面図で、トンネル接合層3
3の両側にInz Ga1-z P層81,82を設けた場合
である。すなわちGaAsボトムセル2はZnドープの
p+ GaAs基板5(p<1×1019cm-3)の上部に
形成された厚み0.3μm、不純物密度7.0×1018
cm-3のp+ GaAsバッファ層6の上に形成されてい
る。そしてGaAsボトムセル2はp+ GaAsバッフ
ァ層6の上に形成された厚み0.1μmで、不純物密度
2.0〜3.0×1018cm-3のp+ InGaPのBS
F層7、その上部に設けられた厚み3μm、不純物密度
2.0×1017cm-3のpGaAsベース層8、その上
部に設けられた厚み0.1μm、不純物密度2.0×1
018cm-3のn+ GaAsエミッタ層9、さらにその上
部の厚み0.1μm、不純物密度2.0×1018cm-3
のn+ InGaP窓層10とから構成されている。エミ
ッタ層9とベース層8の間にpn接合が形成されてい
る。n+ InGaP窓層10の上部に厚み15nm、不
純物密度2.0×1018cm-3のn+ Inz Ga1-zP
層81が形成され、その上に厚み15nm、不純物密度
5×1018cm-3以上のn++Iny Ga1-y P層11
と、厚み15nm、不純物密度1.0×1019のp++I
ny Ga1-y P層12とからなるトンネル接合層33が
構成されている。ここでIny Ga1-y Pトンネル接合
層33のn++Iny Ga1-y P層11、p++Iny Ga
1-y P層12の組成yはn+ Inx Ga1-x P窓層10
の組成xよりも小さな値となり、又Inz Ga1-z P層
81の組成ZとはZ=2x−yなる関係を満足している
ことが特徴である。なお、y=x−0.01とすること
が好ましい。
【0045】そしてこのp++Iny Ga1-y P層12の
上には厚さ15nm、不純物密度2.0×1018cm-3
のp+ Inz Ga1-z P層82が形成され、このzもz
=2x−yなる関係を満足している。さらにこの上部に
は厚み0.3〜0.5μmで不純物密度、1〜6×10
18cm-3のp+ Inx Ga1-x P−BSF層13が形
成、れている。BSF層13の組成xはトンネル接合層
33の組成yよりも大きくし、たとえばIn0.5 Ga
0.5 層13とする。
上には厚さ15nm、不純物密度2.0×1018cm-3
のp+ Inz Ga1-z P層82が形成され、このzもz
=2x−yなる関係を満足している。さらにこの上部に
は厚み0.3〜0.5μmで不純物密度、1〜6×10
18cm-3のp+ Inx Ga1-x P−BSF層13が形
成、れている。BSF層13の組成xはトンネル接合層
33の組成yよりも大きくし、たとえばIn0.5 Ga
0.5 層13とする。
【0046】そしてこの上に続けて、厚み0.7〜1.
5μm、不純物密度1.5×1017cm-3のpIn0.5
Ga0.5 Pベース層14;厚み50nm、不純物密度
3.0×1018cm-3のn+ In0.5 Ga0.5 Pエミッ
タ層15;および厚み30nm、不純物密度2×1018
cm-3のn+ AlInP窓層16がこの順に堆積された
In0.5 Ga0.5 Pトップセル1が形成されている。I
n0.5 Ga0.5 Pトップセル1の上部の一部にはオーミ
ックコンタクト用の厚み0.3μmのn+ GaAs層1
7が形成され、その上部にはAu−Ge/Ni/Au層
23およびその上のAu層24からなる上部金属電極層
(表面電極層)18が形成されている。p+ GaAs基
板5の裏面には下部金属電極層(裏面電極層)4として
Au層が形成されている。In0.5 Ga0.5 Pトップセ
ル1のn+ AlInP窓層16の表面においてn+ Ga
As層17およびその上の上部金属電極層18が形成さ
れている部分以外の領域には、ZnS層20、MgF2
層21からなる反射防止膜19が形成されている。この
ようにIny Ga1-y Pトンネル接合33の上下に、z
=x+(x−y)=2x−yの組成比zを有し、合計の
厚さがIny Ga1-yPトンネル接合層と等しい厚さの
Inz Ga1-z P層を設けることにより、結晶歪みの影
響がトップセル結晶に伝わらないようになるため解放電
圧Voc、短絡電流Iscが向上し、したがって変換効率も
さらに向上する。また、トップセルの結晶欠陥に起因す
る光吸収損失も極めて小さなものとなる。
5μm、不純物密度1.5×1017cm-3のpIn0.5
Ga0.5 Pベース層14;厚み50nm、不純物密度
3.0×1018cm-3のn+ In0.5 Ga0.5 Pエミッ
タ層15;および厚み30nm、不純物密度2×1018
cm-3のn+ AlInP窓層16がこの順に堆積された
In0.5 Ga0.5 Pトップセル1が形成されている。I
n0.5 Ga0.5 Pトップセル1の上部の一部にはオーミ
ックコンタクト用の厚み0.3μmのn+ GaAs層1
7が形成され、その上部にはAu−Ge/Ni/Au層
23およびその上のAu層24からなる上部金属電極層
(表面電極層)18が形成されている。p+ GaAs基
板5の裏面には下部金属電極層(裏面電極層)4として
Au層が形成されている。In0.5 Ga0.5 Pトップセ
ル1のn+ AlInP窓層16の表面においてn+ Ga
As層17およびその上の上部金属電極層18が形成さ
れている部分以外の領域には、ZnS層20、MgF2
層21からなる反射防止膜19が形成されている。この
ようにIny Ga1-y Pトンネル接合33の上下に、z
=x+(x−y)=2x−yの組成比zを有し、合計の
厚さがIny Ga1-yPトンネル接合層と等しい厚さの
Inz Ga1-z P層を設けることにより、結晶歪みの影
響がトップセル結晶に伝わらないようになるため解放電
圧Voc、短絡電流Iscが向上し、したがって変換効率も
さらに向上する。また、トップセルの結晶欠陥に起因す
る光吸収損失も極めて小さなものとなる。
【0047】また、トップセル及びボトムセルの構造の
細部については、本発明の第3の実施の形態である図4
の構造は単に例示であり、その他の構造のものについて
も本発明は有効である。たとえば、反射防止膜、窓層、
裏面電界層の材料、構造が図4のものと異なってもさし
つかえない。また2接合太陽電池に限らず、3接合以上
の多接合太陽電池とすれば、本発明の効果はより顕著に
発揮できるものである。
細部については、本発明の第3の実施の形態である図4
の構造は単に例示であり、その他の構造のものについて
も本発明は有効である。たとえば、反射防止膜、窓層、
裏面電界層の材料、構造が図4のものと異なってもさし
つかえない。また2接合太陽電池に限らず、3接合以上
の多接合太陽電池とすれば、本発明の効果はより顕著に
発揮できるものである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トップセルの長波長分光感度を損なうことなく、良好な
特性を有するInGaPトンネル接合を形成することが
でき、トンネル接合内での光吸収による損失のほとんど
ない、発電効率の高い多接合InGaP/GaAs太陽
電池が得られる。
トップセルの長波長分光感度を損なうことなく、良好な
特性を有するInGaPトンネル接合を形成することが
でき、トンネル接合内での光吸収による損失のほとんど
ない、発電効率の高い多接合InGaP/GaAs太陽
電池が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るトンネル型2
接合太陽電池の断面構造を示す図である。
接合太陽電池の断面構造を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るトンネル型2
接合太陽電池の製造方法を説明するための工程概略図で
ある。
接合太陽電池の製造方法を説明するための工程概略図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るトンネル型2
接合太陽電池の断面図である。
接合太陽電池の断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るトンネル型2
接合太陽電池の断面図である。
接合太陽電池の断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るトンネル型2
接合太陽電池のGaAsボトムセルの分光感度特性を従
来技術と比較するための図である。
接合太陽電池のGaAsボトムセルの分光感度特性を従
来技術と比較するための図である。
【図6】本発明の作用を説明するためのモデル図であ
る。
る。
【図7】本発明の作用を説明するためのモデル図であ
る。
る。
【図8】Inx Ga1-x Pの禁制帯幅のInの組成xに
対する依存性を説明する図である。
対する依存性を説明する図である。
【図9】Inx Ga1-x Pの歪応力のない場合における
格子定数のIn組成xに対する依存性を説明する図であ
る。
格子定数のIn組成xに対する依存性を説明する図であ
る。
【図10】従来のトンネル型2接合太陽電池の断面図で
ある。
ある。
【図11】本発明を完成するために検討したトンネル型
2接合太陽電池の断面図である。
2接合太陽電池の断面図である。
【図12】従来型2接合太陽電池のボトムセル(c)の
分光感度特性をGaAs単接合セル(a)、およびIn
GaPフィルタ付GaAs単接合セル(b)の分光感度
特性と比較するための図である。
分光感度特性をGaAs単接合セル(a)、およびIn
GaPフィルタ付GaAs単接合セル(b)の分光感度
特性と比較するための図である。
1 InGaPトップセル 2 GaAsボトムセル 3 GaAsトンネル接合層 31,33 InGaPントンネル接合層 4 裏面電極 5 GaAs基板 6 p+ GaAsバッファ層 7 ボトムセル裏面電界層 8 ボトムセルベース層 9 ボトムセルエミッタ層 10 ボトムセル窓層 11 n++InGaP層 12 p++InGaP層 13 トップセル裏面電界層 14 トップセルベース層 15 トップセルエミッタ層 16 トップセル窓層 17 表面電極オーミックコンタクト層 18 表面電極 19 反射防止膜 20 ZnS層 21 MgF2 層 22 Au−Ge/Ni/Au層 23 Auメッキ層 81 n++Inz Ga1-z P層(Z=2x−y) 82 p++Inz Ga1-z P層(Z=2x−y)
Claims (5)
- 【請求項1】 GaAsボトムセルと、Inx Ga1-x
Pトップセルと,該ボトムセルとトップセルとを互いに
接続するIny Ga1-y Pトンネル接合層とから構成さ
れる多接合太陽電池であって、該トンネル接合層のIn
y Ga1-y P層の格子定数を該トップセルのInx Ga
1-x P層の格子定数よりも小さくしたことを特徴とする
多接合太陽電池。 - 【請求項2】 GaAsボトムセルと、Inx Ga1-x
Pトップセルと,該ボトムセルとトップセルとを互いに
接続するIny Ga1-y Pトンネル接合層とから構成さ
れる多接合太陽電池であって、該トンネル接合層のIn
y Ga1-y P層の組成yを該トップセルのInx Ga
1-x P層の組成xよりも小さくしたことを特徴とする多
接合太陽電池。 - 【請求項3】 前記GaAsボトムセルはp型GaAs
基板上に形成され、前記トップセルのInx Ga1-x P
層の組成xは、該p型GaAs基板と実質的に格子整合
する値に選定され、しかもトンネル接合層を構成するI
ny Ga1-yP層の組成yと 0.01≦x−y≦0.05 との関係を満足することを特徴とする請求項1または2
記載の多接合太陽電池。 - 【請求項4】 前記GaAsボトムセルと前記Iny G
a1-y Pトンネル接合層の間、および前記Iny Ga
1-y Pトンネル接合層と前記Inx Ga1-x Pトップセ
ルとの間の少なく共一方にさらにInz Ga1-z P層を
形成し、該Inz Ga1-z P層の組成zは前記Inx G
a1-x P層の組成x、および前記InyGa1-y P層の
組成yとの間に z=2x−y なる関係を満足することを特徴とする請求項2記載の多
接合太陽電池。 - 【請求項5】 前記GaAsボトムセルと前記Iny G
a1-y Pトンネル接合層の間、および前記Iny Ga
1-y Pトンネル接合層と前記Inx Ga1-x Pトップセ
ルとの間の少なく共一方にさらにInz Ga1-z P層を
形成し、該Inz Ga1-z P層の組成zは前記Inx G
a1-x P層の組成x、および前記InyGa1-y P層の
組成yとの間に z=2x−y なる関係を満足することを特徴とする請求項3記載の多
接合太陽電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7210618A JPH0964386A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 多接合太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7210618A JPH0964386A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 多接合太陽電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0964386A true JPH0964386A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16592315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7210618A Pending JPH0964386A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 多接合太陽電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0964386A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7615400B2 (en) | 2007-10-01 | 2009-11-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Method for producing multijunction solar cell |
| US7709288B2 (en) | 2006-07-20 | 2010-05-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Method for manufacturing multi-junction solar cell |
| JP2011108836A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 薄膜太陽電池およびその製造方法 |
| JP2011181608A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | 光電変換装置および光電変換装置の製造方法 |
| WO2012147141A1 (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-01 | パナソニック株式会社 | 太陽電池を用いて電力を発生させる方法 |
| JP2014512703A (ja) * | 2011-04-29 | 2014-05-22 | ザ・ボーイング・カンパニー | 太陽電池構造におけるトンネル接合の品質を改善するための方法 |
| KR101441634B1 (ko) * | 2012-05-30 | 2014-09-24 | (재)한국나노기술원 | 격자 불일치 전위 극복 광소자 및 그 제조방법 |
| KR20150014298A (ko) * | 2013-07-29 | 2015-02-06 | 엘지전자 주식회사 | 화합물 반도체 태양 전지 |
| WO2016006247A1 (en) * | 2014-07-11 | 2016-01-14 | Ricoh Company, Ltd. | Compound-semiconductor photovoltaic cell and manufacturing method of compound-semiconductor photovoltaic cell |
| EP3419060A1 (de) * | 2017-06-21 | 2018-12-26 | AZUR SPACE Solar Power GmbH | Solarzellenstapel |
| JPWO2024106240A1 (ja) * | 2022-11-14 | 2024-05-23 |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP7210618A patent/JPH0964386A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7709288B2 (en) | 2006-07-20 | 2010-05-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Method for manufacturing multi-junction solar cell |
| US7615400B2 (en) | 2007-10-01 | 2009-11-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Method for producing multijunction solar cell |
| JP2011108836A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 薄膜太陽電池およびその製造方法 |
| JP2011181608A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | 光電変換装置および光電変換装置の製造方法 |
| WO2012147141A1 (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-01 | パナソニック株式会社 | 太陽電池を用いて電力を発生させる方法 |
| JP5136730B2 (ja) * | 2011-04-27 | 2013-02-06 | パナソニック株式会社 | 太陽電池を用いて電力を発生させる方法 |
| US8404513B2 (en) | 2011-04-27 | 2013-03-26 | Panasonic Corporation | Solar cell |
| JP2014512703A (ja) * | 2011-04-29 | 2014-05-22 | ザ・ボーイング・カンパニー | 太陽電池構造におけるトンネル接合の品質を改善するための方法 |
| KR101441634B1 (ko) * | 2012-05-30 | 2014-09-24 | (재)한국나노기술원 | 격자 불일치 전위 극복 광소자 및 그 제조방법 |
| KR20150014298A (ko) * | 2013-07-29 | 2015-02-06 | 엘지전자 주식회사 | 화합물 반도체 태양 전지 |
| WO2016006247A1 (en) * | 2014-07-11 | 2016-01-14 | Ricoh Company, Ltd. | Compound-semiconductor photovoltaic cell and manufacturing method of compound-semiconductor photovoltaic cell |
| US11527666B2 (en) | 2014-07-11 | 2022-12-13 | Ricoh Company, Ltd. | Compound-semiconductor photovoltaic cell and manufacturing method of compound-semiconductor photovoltaic cell |
| EP3419060A1 (de) * | 2017-06-21 | 2018-12-26 | AZUR SPACE Solar Power GmbH | Solarzellenstapel |
| US10896986B2 (en) | 2017-06-21 | 2021-01-19 | Azur Space Solar Power Gmbh | Solar cell stack |
| JPWO2024106240A1 (ja) * | 2022-11-14 | 2024-05-23 | ||
| WO2024106240A1 (ja) * | 2022-11-14 | 2024-05-23 | アダチ電機産業株式会社 | 化合物太陽電池 |
| US12593531B2 (en) | 2022-11-14 | 2026-03-31 | Adachi Electric Company Inc. | Compound solar battery |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3657143B2 (ja) | 太陽電池及びその製造方法 | |
| US6252287B1 (en) | InGaAsN/GaAs heterojunction for multi-junction solar cells | |
| TWI488316B (zh) | 反向質變之多接面太陽能電池之替代基板 | |
| TWI594449B (zh) | 具有二變質層的四接點反向變質多接點太陽能電池 | |
| US5407491A (en) | Tandem solar cell with improved tunnel junction | |
| JP5425480B2 (ja) | 倒置型メタモルフィック多接合ソーラーセルにおけるヘテロ接合サブセル | |
| JP5215284B2 (ja) | 多接合型化合物半導体太陽電池 | |
| US7126052B2 (en) | Isoelectronic surfactant induced sublattice disordering in optoelectronic devices | |
| US20160118526A1 (en) | Multi-junction solar cell with dilute nitride sub-cell having graded doping | |
| US20150228835A1 (en) | Optoelectronic devices including heterojunction and intermediate layer | |
| JP2010512664A (ja) | 酸化亜鉛多接合光電池及び光電子装置 | |
| JP2004296658A (ja) | 多接合太陽電池およびその電流整合方法 | |
| JP2003218374A (ja) | Iii−v族太陽電池 | |
| US20210249545A1 (en) | Optoelectronic devices having a dilute nitride layer | |
| CN110224036B (zh) | 一种晶格失配多结太阳能电池 | |
| JP6702673B2 (ja) | 複数の変成層を備える反転変成多接合型ソーラーセル | |
| JP4868820B2 (ja) | 化合物太陽電池及び製造方法 | |
| US10026856B2 (en) | Systems and methods for advanced ultra-high-performance InP solar cells | |
| JPH0955522A (ja) | トンネルダイオード | |
| JPH08204215A (ja) | 直列接続型太陽電池 | |
| JPH08274358A (ja) | Iii−v族化合物半導体太陽電池 | |
| JP3250425B2 (ja) | 化合物半導体ウエハ及び太陽電池 | |
| JP2001102608A (ja) | 太陽電池およびトンネルダイオード | |
| US9853180B2 (en) | Inverted metamorphic multijunction solar cell with surface passivation | |
| JPH08162659A (ja) | 太陽電池 |