JPH0964668A - 自動利得制御回路を有する増幅器 - Google Patents

自動利得制御回路を有する増幅器

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JPH0964668A
JPH0964668A JP21182395A JP21182395A JPH0964668A JP H0964668 A JPH0964668 A JP H0964668A JP 21182395 A JP21182395 A JP 21182395A JP 21182395 A JP21182395 A JP 21182395A JP H0964668 A JPH0964668 A JP H0964668A
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circuit
amplifier
input
signal
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Hiroyuki Nobuhara
▲裕▼之 延原
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速のバースト信号を受信した場合にパケット
の先頭時間領域でプリアンプの出力振幅が異常に大きく
なるという問題を回避する。 【解決手段】入力信号を増幅する主信号系の増幅器と、
増幅器に並列に接続され、増幅器への入力信号を分流す
るインピーダンス可変回路及びインピーダンス可変回路
のインピーダンスを可変して、入力電流の分流量を制御
する自動利得制御回路を有し、自動利得制御回路は、増
幅器の出力レベルと所定レベルとの誤差を出力する第1
の誤差増幅器を有する第1の制御系と増幅器の出力のピ
ークレベルを検知するピーク検出器、ピーク検出器の出
力と所定レベルとの誤差を出力する第2の誤差増幅器を
有する第2の制御系を有し、入力信号の1または複数ビ
ットの先頭信号が入力する時間領域では第1の制御系の
出力により、且つ先頭信号が入力する時間領域領以外で
は、第2の制御系の出力により該インピーダンス可変回
路のインピーダンスを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ通信等
に用いられる光受信回路に関し、特に光受信回路用の自
動利得制御回路を有する増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信は、幹線系からネットワ
ーク(加入者系、LAN、装置内データ伝送など)への
展開が進んでいる。ネットワークでは、送信側と受信側
が1対1で通信する形態に加えて、1対多、多対1、あ
るいは多対多で信号を送受する形態が必要とされる。
【0003】そのために、連続信号だけでなく、図10
に示すようなバースト信号も扱える事が要求される。ま
た、ネットワーク内の装置間の伝送経路は千差万別であ
るため、或る装置が受信する光信号の強度は、送信元が
切り替わる毎に大きく変化する場合が生じる。従って、
ネットワーク形態の光通信システムに用いる光受信回路
には、ダイナミックレンジが広いことと、バースト信号
が扱えることの2つの要件が同時に要求される。
【0004】広いダイナミックレンジを有する光受信回
路は、既に多く発表されている。それらの多くは、図1
1に示すような構成である。即ち、プリアンプ1に入力
する電流振幅の大小に応じて、帰還抵抗で構成される帰
還回路2及び、これと並列に配置したバイパス用トラン
ジスタ3をオン・オフさせて入力電流を分流する。
【0005】これによりプリアンプ1の出力電圧振幅
を、出力バッファアンプ4を通してメインアンプの入力
電圧範囲内で供給することが出来る。ここで、バイパス
用トランジスタ3で分流する電流量の制御は、自動利得
制御(AGC)回路5によって行われる。
【0006】AGC回路5は、プリアンプ1の主信号系
回路から信号振幅を検出し、バイパス用トランジスタ3
の抵抗値を変化させる。プリアンプ1に入力する電流振
幅が小さい場合には、バイパス用トランジスタ3をオフ
状態(バイパス用トランジスタ3の抵抗値が大きい状
態)にし、プリアンプ1のトランスインピーダンス利得
を大きくする。
【0007】プリアンプ1に入力する電流振幅が大きい
場合には、バイパス用トランジスタ3をオン状態(バイ
パス用トランジスタ3の抵抗値が小さい状態)にし、プ
リアンプ1のトランスインピーダンス利得を小さくす
る。
【0008】バースト信号は、先に言及した図10に示
すようにパケット毎に振幅が異なり、各パケットの先頭
信号が受信回路に入力する時刻は完全に周期的ではな
い。したがって、バースト信号用のプリアンプでは、図
11のAGC回路5がパケットの先頭で瞬時に動作し、
パケットの終了後に初期状態(バイパス用トランジスタ
3がオフの状態)に戻ることが必要である。
【0009】従来のバースト信号用プリアンプは、AG
C回路5にピーク検出回路が用いられることが多かっ
た。その回路構成例を図12、図13に示す。図12は
ピーク検出器50と誤差増幅器51を直列接続して構成
し、更にリセット回路52によりリセット信号の入力タ
イミングでピーク検出器50をリセットするようにして
いる。図12の場合、パケット終了後にピーク検出回路
の出力を初期状態に戻すためにリセット回路52が用い
られる。リセット信号の入力によってバイパス用トラン
ジスタ3はオフ状態に切り換わる。
【0010】図13は、誤差増幅器51のみにより構成
した例である。主信号系の分岐出力と所定参照値との差
が大きくなる時、バイパス用トランジスタ3をオン状態
に切り換得る出力を生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図12、図13に示す
従来のAGC回路を用いたプリアンプは、基本的には広
いダイナミックレンジのバースト信号を受信できる。し
かしながら、ピーク検出器50を利用した図12のAG
C回路においては、信号振幅を検出し、バイパス用トラ
ンジスタ3の抵抗値を安定化するまでに時間がかかる。
【0012】特にピーク検出器50にはコンデンサが用
いられており、このコンデンサを充電するための時間が
必要なためである。したがって、バースト信号の速度が
高くなると大振幅の入力信号に対してピーク検出回路が
追随できなくなる。このために、図12に示す従来のA
GC回路を用いたプリアンプの出力波形〔図14
(a)〕では、パケットの先頭ビットでプリアンプ1の
出力振幅が異常に大きくなるという問題が生じた。
【0013】プリアンプ1の出力振幅が異常に大きくな
ると、次段のメインアンプで正常に識別動作が行えなく
なるため受信回路全体が誤動作し、重大な問題となる。
【0014】また、誤差増幅器51のみを用いた図13
のAGC回路においては、信号のビット毎にプリアンプ
全体のトランスインピーダンス利得が変化し、誤差増幅
器51と主信号系回路の応答時間差のため、図14
(b)に示すようにプリアンプの出力波形が全てのビッ
トで脈動するという問題が生じた。したがって、バース
ト信号パケットの先頭ビット付近を除く時間領域には伝
送データが含まれているため、この領域で脈動が生じる
とデータ再生の誤り率が高くなり重大な問題となる。
【0015】上記の観点から本発明の目的は、高速のバ
ースト信号を受信した場合にパケットの先頭時間領域で
プリアンプの出力振幅が異常に大きくなるという問題を
回避し、かつ、パケットのデータ時間領域で出力波形に
脈動が生じないようにするための新しい自動利得制御
(AGC)回路を備えた増幅器を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明にしたがう自動利得制御回路を有する増幅器は、基
本的構成として、入力信号を増幅する主信号系の増幅器
と、増幅器に並列に接続され、増幅器への該入力信号を
分流するインピーダンス可変回路及び該インピーダンス
可変回路のインピーダンスを可変して、入力電流の分流
量を制御する自動利得制御回路を有し、自動利得制御回
路は、増幅器の出力レベルと所定レベルとの誤差を出力
する第1の誤差増幅器を有する第1の制御系と増幅器の
出力のピークレベルを検知するピーク検出器、ピーク検
出器の出力と所定レベルとの誤差を出力する第2の誤差
増幅器を有する第2の制御系を有し、入力信号の1また
は複数ビットの先頭信号が入力する時間領域では該第1
の制御系の出力により、且つ先頭信号が入力する時間領
域領以外では、第2の制御系の出力によりインピーダン
ス可変回路のインピーダンスを制御する。
【0017】かかる構成により、バースト信号に対して
も、高速の入力バースト信号を受信した場合に、パケッ
トの先頭時間領域でプリアンプの出力振幅が異常に大き
くなるという問題を回避し、かつ、パケットのデータ時
間領域で出力波形に脈動が生じないようにするが可能と
なる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面にしたがい本発明の実施
の形態について説明する。尚、図において同一又は類似
のものには、同一の数字及び番号を付して説明する。
【0019】図1に本発明のAGC回路の原理構成を示
す。本発明のAGC回路は、誤差増幅器501のみの高
速制御系と、ピーク検出器500と誤差増幅器502を
直列接続したピーク検出系の2系統の制御回路を有す
る。
【0020】バースト信号パケットの先頭ビット付近の
時間領域では高速制御系が動作し、それ以外の時間領域
ではピーク検出系が動作する。高速制御系とピーク検出
系の切り換えは、各系の後段に置かれた第一のスイッチ
503、及び第二のスイッチ504をタイミング回路5
06の出力により制御することにより行われる。
【0021】タイミング回路506は、主信号系の分岐
端子からの出力振幅a、ピーク検出回路500の出力振
幅b、及びリセット回路507の出力振幅cの情報をも
とに、先頭ビットが入力した時刻の検出とスイッチ50
3、504を切換える時刻の設定を行う。
【0022】上記の動作を更に図2及び図3を参照して
説明する。図2には、第一、第二のスイッチ503、5
04の遷移状態及びピーク検出器500の状態を示して
いる。図3には、データ入力とリセット信号のタイムチ
ャートを示している。図3(a)において、データ入力
は、プリアンブル部分I、データ部分IIを有して構成さ
れる。
【0023】更に、図3(b)において、上記データ入
力と対応して、p1〜p4の期間が示される。この内、
p1はリセット信号のタイミングである。またp1〜p
4の期間に対応して、図2に第一、第二のスイッチ50
3、504及びピーク検出器500の動作が同じ参照番
号で対応付けられている。
【0024】図2、図3を参照して説明すると、リセッ
ト信号が入力される時p1、リセット回路507により
ピーク検出器500内の図示しない容量が放電状態とさ
れる。この時、更に第一のスイッチ503がオン状態、
第二のスイッチ504がオフ状態とされ、高速制御系の
出力が有効とされる。この系の出力によりバイパス用ト
ランジスタ3(図12参照)が制御される。
【0025】更に、入力信号がない時間領域p2(図3
参照)では、第一、第二のスイッチ503、504の状
態は変化なく、ピーク検出器500は信号がゼロレベル
であることを検出する。
【0026】更に、データ入力がパケット先頭のプリア
ンブルI(領域p3)となると、ピーク検出器500は
充電中の状態となる。充電が終了すると、第一、第二の
スイッチ503、504の状態はそれぞれ反転し、第一
のスイッチ503はオフ、第二のスイッチ504はオン
となる。
【0027】ついで、データの領域p4となると、ピー
ク検出器500により信号のピークレベルが検知され
る。したがって、第二のスイッチ504の出力により即
ち、ピーク検出系の出力により、バイパス用トランジス
タ3の導通が制御される。
【0028】図4は、上記原理構成の本発明により得ら
れる効果を示すものであり、本発明のAGC回路を用い
たプリアンプの出力波形である。入力信号速度は156
Mb/sである。入力電流が小さい時(図4中の例では
5μA以下)には、主信号系の分岐端子からの信号振幅
が小さいために、全時間領域で第一のスイッチ503が
オン、第二のスイッチ504がオフになる。
【0029】したがって、誤差増幅器501だけの制御
系がバイパス用トランジスタ3に接続されるが、その制
御信号振幅は小さく、プリアンプ1の出力波形はAGC
回路がない場合とほぼ同じである。
【0030】一方、入力電流が大きくなると(図4中の
例では20μA以上)、タイミング回路506の作用に
より先頭ビット付近ではスイッチ1がオン、スイッチ2
がオフになり、第3ビット目以降の時間領域ではスイッ
チ1がオフ、スイッチ2がオンになる。これにより、先
頭ビット付近では高速制御系が動作し、プリアンプ1の
出力波形のオーバーシュートを抑制する。
【0031】ピーク検出系は、先頭ビットから充電を開
始し、第2ビット目以降ではほぼ充電を終了して一定の
制御電圧に達する。したがって、ピーク検出系に切替わ
る第3ビット目以降では脈動のない安定した出力波形が
得られる。
【0032】図5に本発明の第1の実施の形態を示す。
本実施の形態は、タイミング回路506を比較器52
6、遅延回路536、インバータ546で構成してい
る。比較器526には誤差増幅器501の入力(図5の
)とピーク検出器500の出力電圧(図5の)が入
力される。
【0033】プリアンプ1にパケット信号が入力しない
時(位相P1、P2)には、主信号系の分岐出力端子か
ら誤差増幅器501への入力電圧がピーク検出器50
0からの電圧より大きくなるようにオフセットを与え
る。したがって、比較器526の出力はLOWレベルと
なり、更に、インバータ546が存在するので、第一の
スイッチ503はオン、第二のスイッチ504はオフに
なる。
【0034】プリアンプ1にパケット信号が入力し、ピ
ーク検出器500からの電圧が誤差増幅器501への
入力電圧より大きくなると(位相P3、P4)、比較
器526の出力は、HIGHレベル、第一のスイッチ5
03はオフ、第二のスイッチ504はオンになる。
【0035】ただし、比較器526の出力がHIGHレ
ベルになった後、第一のスイッチ503と第二のスイッ
チ504のオン・オフが切り替わるまでの時間差が遅延
回路536によって調整される。
【0036】この時間差は、ピーク検出器500が充電
を開始し、信号のピーク値に達するまでに必要な時間よ
り長く設定する。また、パケット信号の先頭に設けられ
るプリアンブルビット領域I(図3参照)の時間より短
く設定する。
【0037】パケット信号が終了し、リセット信号がリ
セット回路507に入力すると、ピーク検出器500が
放電を開始し、ピーク検出器500の出力電圧は、電
圧より小さくなる(図6、位相P1参照)。
【0038】これにより、比較器526の出力はLOW
レベル、スイッチ1はオン、スイッチ2はオフになり、
AGC回路は初期状態に復帰する。この際にも比較器5
26の出力がHIGHレベルになった後、第一のスイッ
チ503と第二のスイッチ504のオン・オフが切り替
わるまでに遅延回路536によって時間差が生じる。こ
の時間差は、パケットとパケットの間の時間領域(ガー
ドビット領域)より短い必要がある。なぜならば、この
時間差がガードビット領域より長い場合には、次のパケ
ットの先頭ビットにおいてピーク検出系のAGC回路が
バイパス用トランジスタ3に接続されたままであるた
め、プリアンプ1の出力波形にオーバシュートが発生す
るからである。
【0039】従って、遅延回路536での遅延時間の最
大設定値はプリアンブルビット領域とガードビット領域
のどちらか短い方の時間で制限される。
【0040】図5のAGC回路は上述の作用により、図
4で説明したと同等のプリアンプ特性を実現できる。ま
たパケット信号のデータ領域での第一、第二のスイッチ
503、504のオン・オフの誤動作を防止するため
に、比較器526はヒステレシス特性を有する比較器を
用いる。遅延回路536はトランジスタ、抵抗、コンデ
ンサを組み合わせたアナログ回路、またはクロック信号
を利用したフリップフロップ等のデジタル回路を用いて
実現出来る。
【0041】図7に本発明の第2の実施の形態を示す。
本実施の形態は、タイミング回路506に第一の実施の
形態と同様に、比較器526、遅延回路536、インバ
ータ546および基準電圧発生発生回路516を用い
る。基準電圧発生発生回路516を有する他は、動作も
基本的に図5の実施の形態の動作説明(図6)と同様で
ある。
【0042】図7において、比較器526には基準電圧
発生回路516からの電圧(図7の)とピーク検出器
からの電圧(図7の)が入力される。プリアンプ1に
パケット信号が入力しない時には、電圧が電圧より
大きくなるように基準電圧発生回路516の出力電圧が
与えられており、比較器526の出力はLOWレベル、
第一のスイッチ503はオン、第二のスイッチ504は
オフになる。
【0043】プリアンプ1にパケット信号が入力し、電
圧が電圧より大きくなると、比較器526の出力は
HIGHレベル、第一のスイッチ503はオフ、第二の
スイッチ504はオンになる。ただし、遅延回路536
によって比較器526の出力がHIGHレベルになった
後、第一のスイッチ503と第二のスイッチ504のオ
ン・オフが切り替わるまでに時間差を設定する。
【0044】この時間差は、ピーク検出器500が充電
を開始し、信号のピーク値に達するまでに必要な時間よ
り長くなる。また、パケット信号の先頭に設けられるプ
リアンブルビット領域の時間より短く設定する。
【0045】パケット信号が終了しリセット信号が入力
すると、ピーク検出器500が放電を開始し、電圧は
電圧より小さくなる。これにより、比較器526の出
力はLOWレベル、第一のスイッチ503はオン、第二
のスイッチ504はオフになり、AGC回路は初期状態
に復帰する。
【0046】この際にも遅延回路536によって、比較
器526の出力がHIGHレベルになった後スイッチが
切り替わるまでに時間差が生じる。この時間差は、パケ
ットとパケットの間の時間領域(ガードビット領域)よ
り短い必要がある。なぜならば、この時間差がガードビ
ット領域より長い場合には、次のパケットの先頭ビット
においてピーク検出系のAGC回路がバイパス用トラン
ジスタ3に接続されたままであるため、プリアンプ1の
出力波形にオーバシュートが発生するからである。
【0047】したがって、遅延回路536での遅延時間
の最大設定値は、プリアンブルビット領域とガードビッ
ト領域のどちらか短い方の時間で制限される。
【0048】図7のAGC回路についても、上述の作用
により、図4と同等のプリアンプ特性を実現できる。パ
ケット信号のデータ領域での第一、第二のスイッチ50
3、504のオン・オフの誤動作を防止するために、通
常の比較器よりもヒステレシス特性を有する比較器を用
いる。
【0049】遅延回路536はトランジスタ、抵抗、コ
ンデンサを組み合わせたアナログ回路、またはクロック
信号を利用したプリップフロップ等のデジタル回路を用
いて構成される。
【0050】図8に本発明の第3の実施の形態を示す。
本実施の形態では、タイミング回路506において図7
の構成に加え、第三乃至第六のスイッチ561〜564
及び基準電圧発生回路(A〜C)551〜553を有す
る。
【0051】比較器526にはその第一の入力端子に第
三のスイッチ561を通して主信号系の分岐出力端子か
らの電圧または第四のスイッチ562を通して基準電圧
発生回路(A)551からの電圧(図8の)と、その
第二の入力端子に第五のスイッチ563を通して基準電
圧発生回路(B)552の電圧または第六のスイッチ5
64を通して基準電圧発生回路(C)553からの電圧
(図8の)が入力される。
【0052】ここで、図8の構成において、基準電圧発
生回路(C)553の出力電圧は、基準電圧発生回路
(A)551の出力電圧より大きく、基準電圧発生回路
(A)551の出力電圧は基準電圧発生回路(B)55
2の出力電圧より大きくなるように設計されている。更
に、基準電圧発生回路(B)552の出力電圧は、プリ
アンプ1にパケット信号が入力しない時の主信号系の分
岐出力端子の電圧より大きくなるように設計する。
【0053】図9の動作説明図を参照すると、プリアン
プ1にパケット信号が入力しない時(図9の位相P2)
には、第一のスイッチ503をオン、第一のスイッチ5
04をオフの状態にする。このために、第三のスイッチ
561はオン、第四のスイッチ562はオフ、第五のス
イッチ563はオン、第六のスイッチ564はオフにな
るように設計する。この時、電圧は電圧より大き
く、比較器526の出力はLOWレベルになる。
【0054】プリアンプ1にパケット信号が入力し、
の電圧がの電圧より大きくなると(図9の位相P
3)、比較器526の出力はHIGHレベル、第一のス
イッチ503はオフ、第二のスイッチ504はオンにな
る。比較器526の出力がHIGHレベルになると、第
三のスイッチ561はオフ、第四のスイッチ562はオ
ンになる。
【0055】これにより、基準電圧発生回路(A)55
1と接続される電圧は、基準電圧発生回路(B)55
2と接続される電圧より高い状態に保たれ、次ビット
以降の信号が‘0’であるか‘1’であるかにかかわら
ず、比較器526の出力はHIGHに保たれる(図9の
位相P4)。
【0056】比較器526の出力がHIGHレベルにな
った後、第一のスイッチ503がオフになり第二のスイ
ッチ504がオンに切り替わるまでに、遅延回路536
によって時間差を設定する。この時間差は、ピーク検出
器が充電を開始し信号のピーク値に達するまでに必要な
時間より長く、パケット信号の先頭に設けられるプリア
ンブルビット領域の時間より短く設定する。ピーク検出
器500は、プリアンプ1にパケット信号が入力してか
ら充電を開始しており、第二のスイッチ504がオンに
なるまでに信号のピーク値に達して安定する電圧を出力
する。
【0057】パケット信号が終了しリセット信号が入力
すると(図9の位相P1)、ピーク検出器500は放電
を開始する。また、リセット信号が入力した時間内にお
いて、リセット回路507の出力電圧はHIGHレベル
になり、第五のスイッチ563はオフ、第六のスイッチ
はオンになる。
【0058】電圧は、基準電圧発生回路(A)551
と接続されている電圧より大きくなり、比較器526
の出力はLOWレベルに変わる。これにより、第三のス
イッチ561がオン、第四のスイッチ562がオフにな
るが、主信号系の分岐出力端子と接続される電圧は、
基準電圧発生回路(C)553と接続される電圧より
も低いため(リセット信号を入力するガードビット領域
の時間には入力信号がないため)、比較器526の出力
はLOWレベルのままである。
【0059】遅延回路536の所定遅延時間の後、第一
のスイッチ503がオン、第一のスイッチ504がオフ
になる。この遅延時間は、ガードビット領域より短い必
要がある。なぜならば、この遅延時間がガードビット領
域より長い場合には、次のパケットの先頭ビットにおい
てピーク検出系のAGC回路がバイパス用トランジスタ
3に接続されたままであるため、プリアンプ1の出力波
形にオーバシュートが発生するからである。
【0060】したがって、遅延回路536での遅延時間
の最大設定値は、プリアンブルビット領域とガードビッ
ト領域のどちらか短い方の時間で制限される。
【0061】リセット信号の入力が終了すると、リセッ
ト回路507の出力電圧はLOWレベルになり、第五の
スイッチ563はオン、第六のスイッチ564はオフに
なるが、基準電圧発生回路(B)552と接続される電
圧は、主信号系の分岐出力端子とつながっている電圧
より大きいままなので、比較器526の出力はLOW
レベルのままである(図9の位相P2)。したがって、
スイッチ1はオン、スイッチ2はオフの状態にあり、A
GC回路は初期状態に復帰する(図9の位相P2)。
【0062】図8のAGC回路は上述の作用により、図
4と同等のプリアンプ特性を実現できる。パケット信号
のデータ領域でのスイッチ1、2のオン・オフの誤動作
を防止するために、通常の比較器よりもヒステレシス特
性を有する比較器を用いる。遅延回路536は、トラン
ジスタ、抵抗、コンデンサを組み合わせたアナログ回
路、またはクロック信号を利用したフリップフロップ等
のデジタル回路を用いて構成される。
【0063】
【発明の効果】以上図面にしたがい本発明の実施の形態
を説明したが、本発明により高速のバースト信号を受信
した場合にパケットの先頭時間領域でプリアンプの出力
振幅が異常に大きくなるという問題を回避し、かつ、パ
ケットのデータ時間領域で出力波形に脈動が生じないよ
うにするための新しい自動利得制御(AGC)回路を提
供する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】図1の動作説明図である。
【図3】図1の動作タイムチャートである。
【図4】本発明のAGC回路を用いたプリアンプの出力
波形を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図である。
【図6】図5の動作説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す図である。
【図9】図8の動作説明図である。
【図10】バースト信号の例を示す図である。
【図11】広ダイナミックレンジのバースト信号受信回
路例である。
【図12】従来のAGC回路(その1)である。
【図13】従来のAGC回路(その2)である。
【図14】従来のAGC回路を用いたプリアンプの出力
波形である。
【符号の説明】
1 主信号系プリアンプ 2 帰還回路 3 バイパス用トランジスタ 4 出力バッファ 5 自動利得制御回路 500 ピーク検出器 501、502 誤差増幅器 503、504、561〜564 スイッチ 506 タイミング回路 507 リセット回路 516、551〜553 基準電圧発生回路 526 比較器 536 遅延回路 546 インバータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を増幅する主信号系の増幅器と、
    該増幅器に並列に接続され、該増幅器への該入力信号を
    分流するインピーダンス可変回路及び該インピーダンス
    可変回路のインピーダンスを可変して、該入力電流の分
    流量を制御する自動利得制御回路を有し、該自動利得制
    御回路は、 該増幅器の出力レベルと所定レベルとの誤差を出力する
    第1の誤差増幅器を有する第1の制御系と該増幅器の出
    力のピークレベルを検知するピーク検出器、該ピーク検
    出器の出力と所定レベルとの誤差を出力する第2の誤差
    増幅器を有する第2の制御系を有し、 該入力信号の1または複数ビットの先頭信号が入力する
    時間領域では該第1の制御系の出力により、且つ該先頭
    信号が入力する時間領域領以外では、第2の制御系の出
    力により該インピーダンス可変回路のインピーダンスを
    制御することを特徴とする増幅器。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第1の制御系には、前記第1の誤差増幅器の出力側
    に第1のスイッチを有し、且つ前記第2の制御系には、
    前記第2の誤差増幅器の出力側に第2のスイッチを有
    し、信号パケット間の入力信号が存在しない時間領域に
    おいて、該第1のスイッチを遮断状態から導通状態に遷
    移変化させ、該第2のスイッチを導通状態から遮断状態
    に遷移変化させることを特徴とする増幅器。
  3. 【請求項3】請求項2において、 更に前記第1、第2のスイッチの導通、遮断のタイミン
    グを制御するタイミング回路を有し、該タイミング回路
    は、 前記主信号系の増幅器の出力と前記ピーク検出器の出力
    とを比較する比較器と、 該比較器の出力が入力される遅延回路と、 該遅延回路の出力側に接続されるインバータとを有し、 該遅延回路の出力が該第1のスイッチの導通、遮断のタ
    イミングを制御し、 該インバータの出力が該第2のスイッチの導通、遮断の
    タイミングを制御するように構成されたことを特徴とす
    る増幅器。
  4. 【請求項4】請求項2において、 更に前記第1、第2のスイッチの導通、遮断のタイミン
    グを制御するタイミング回路を有し、該タイミング回路
    は、 基準電圧発生回路と、 該基準電圧発生回路の出力と前記ピーク検出器の出力と
    を比較する比較器と、 該比較器の出力が入力される遅延回路と、 該遅延回路の出力側に接続されるインバータとを有し、 該遅延回路の出力が該第1のスイッチの導通、遮断のタ
    イミングを制御し、 該インバータの出力が該第2のスイッチの導通、遮断の
    タイミングを制御するように構成されたことを特徴とす
    る増幅器。
  5. 【請求項5】請求項2において、 更に前記第1、第2のスイッチの導通、遮断のタイミン
    グを制御するタイミング回路を有し、該タイミング回路
    は、 第1乃至第3の基準電圧発生回路と、 第1及び第2の入力端子を有する比較器と 該比較器の出力が入力される遅延回路と、 該遅延回路の出力側に接続されるインバータとを有し、 該遅延回路の出力が該第1のスイッチの導通、遮断のタ
    イミングを制御し、 該インバータの出力が該第2のスイッチの導通、遮断の
    タイミングを制御するように構成され、且つ該比較器の
    該第1の入力端には前記主信号系の増幅器の出力信号又
    は第1の基準電圧発生回路の出力が、該比較器の該第2
    の入力端には該第2又は第3の基準電圧発生回路の出力
    が、前記入力信号の状態に応じて接続されるように構成
    されたことを特徴とする増幅器。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記第3の基準電圧発生回路の出力電圧は、前記第1の
    基準電圧発生回路の出力電圧より大きく、該第1の基準
    電圧発生回路の出力電圧は前記第2の基準電圧発生回路
    の出力電圧より大きくなるように設定され、且つ、第2
    の基準電圧発生回路の出力電圧は、入力信号が入力しな
    い時の前記主信号系の増幅器の出力信号の電圧より大き
    くなるように設定されたことを特徴とする増幅器。
  7. 【請求項7】請求項3、4、5、または6において、 前記比較器は、入出力特性にヒステリシスを有すること
    を特徴とする増幅器。
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