JPH0964681A - 圧電共振部品 - Google Patents
圧電共振部品Info
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- JPH0964681A JPH0964681A JP21618395A JP21618395A JPH0964681A JP H0964681 A JPH0964681 A JP H0964681A JP 21618395 A JP21618395 A JP 21618395A JP 21618395 A JP21618395 A JP 21618395A JP H0964681 A JPH0964681 A JP H0964681A
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動モードを利用した圧電共振部品であり、
部品点数の低減、全体構造の簡略化及び耐機械衝撃性の
向上を図り得る安価な部品を提供する。 【解決手段】 面内変形を主体とする面振動モードを利
用した圧電共振子31〜34を弾性接着剤51a〜51
cを介して接合し、得られた積層体23を基板22上に
弾性接着剤51dを介して接合する。配線導体52〜5
6を用いて圧電共振子と基板22上の電極との電気的接
続を得る。各配線導体は、ばね性を有し、基板22上の
電極に固定部が固定され、各圧電共振子の共振電極表面
に圧接部が圧接する。
部品点数の低減、全体構造の簡略化及び耐機械衝撃性の
向上を図り得る安価な部品を提供する。 【解決手段】 面内変形を主体とする面振動モードを利
用した圧電共振子31〜34を弾性接着剤51a〜51
cを介して接合し、得られた積層体23を基板22上に
弾性接着剤51dを介して接合する。配線導体52〜5
6を用いて圧電共振子と基板22上の電極との電気的接
続を得る。各配線導体は、ばね性を有し、基板22上の
電極に固定部が固定され、各圧電共振子の共振電極表面
に圧接部が圧接する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面内変形を主体と
する面振動モードを利用した圧電共振部品に関し、例え
ば、圧電発振子、ラダー型フィルタ、二重モード圧電フ
ィルタなどに用いられる圧電共振部品に関する。
する面振動モードを利用した圧電共振部品に関し、例え
ば、圧電発振子、ラダー型フィルタ、二重モード圧電フ
ィルタなどに用いられる圧電共振部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電発振子や種々のフィルタを構
成するために、周波数に応じて種々の振動モードを利用
した圧電共振子あるいは圧電共振部品が提案されてい
る。例えば、数百kHz帯で用いられる圧電共振子とし
て、平面形状が正方形の圧電板の拡がり振動モードを利
用した圧電共振子が知られている。拡がりモードを利用
した圧電共振子は、厚み方向に分極処理された平面形状
が正方形の圧電板を用いて構成されている。圧電板の両
主面には共振電極が形成されており、両主面の共振電極
から交流電圧を印加することにより、平面形状が正方形
の圧電板が拡がり振動モードで励振される。
成するために、周波数に応じて種々の振動モードを利用
した圧電共振子あるいは圧電共振部品が提案されてい
る。例えば、数百kHz帯で用いられる圧電共振子とし
て、平面形状が正方形の圧電板の拡がり振動モードを利
用した圧電共振子が知られている。拡がりモードを利用
した圧電共振子は、厚み方向に分極処理された平面形状
が正方形の圧電板を用いて構成されている。圧電板の両
主面には共振電極が形成されており、両主面の共振電極
から交流電圧を印加することにより、平面形状が正方形
の圧電板が拡がり振動モードで励振される。
【0003】拡がり振動モードでは、振動のノード点
は、両主面の中央に存在する。従って、圧電板の周辺部
分を用いて圧電共振子を機械的に支持すると、共振特性
が損なわれることになる。そこで、従来、拡がり振動モ
ードを利用した圧電共振子では、圧電板の主面に弾性接
触するばね端子を用いて、圧電共振子を支持していた。
は、両主面の中央に存在する。従って、圧電板の周辺部
分を用いて圧電共振子を機械的に支持すると、共振特性
が損なわれることになる。そこで、従来、拡がり振動モ
ードを利用した圧電共振子では、圧電板の主面に弾性接
触するばね端子を用いて、圧電共振子を支持していた。
【0004】上記のような拡がりモードを利用した圧電
共振部品の一例として、ラダー型フィルタを図1を参照
して説明する。図1に示す構造では、4個の圧電共振子
1〜4が用いられている。このうち圧電共振子1,2は
ラダー型フィルタの回路構成における直列共振子を構成
するものであり、他方、圧電共振子3,4は並列共振子
を構成するものである。圧電共振子1〜4は、導電性の
弾性板5〜7と、金属端子9,10とを間に介して図示
のように配置された状態で、下方に略図的に示すケース
12の開口12a内に収納される。
共振部品の一例として、ラダー型フィルタを図1を参照
して説明する。図1に示す構造では、4個の圧電共振子
1〜4が用いられている。このうち圧電共振子1,2は
ラダー型フィルタの回路構成における直列共振子を構成
するものであり、他方、圧電共振子3,4は並列共振子
を構成するものである。圧電共振子1〜4は、導電性の
弾性板5〜7と、金属端子9,10とを間に介して図示
のように配置された状態で、下方に略図的に示すケース
12の開口12a内に収納される。
【0005】また、これらの圧電共振子1〜4の外側に
は、端子11などが配置される。上記弾性板5〜7、配
線導体8及び端子9〜11の圧電共振子1〜4の電極に
接触する部分は、各圧電共振子1〜4の主面中央部であ
る。すなわち、例えば金属端子11の中央に略図的に示
されているように、中央に圧電共振子2の共振電極2a
の中心に向かって突出した弾性接触部11aが形成され
ており、該弾性接触部11aがばね性を持って圧電共振
子2のノード点である主面中央に当接されている。他の
圧電共振子の共振電極についても、同様に、主面中央に
各弾性板5〜7、配線導体8及び金属端子9,10など
の弾性接触部が当接されている。
は、端子11などが配置される。上記弾性板5〜7、配
線導体8及び端子9〜11の圧電共振子1〜4の電極に
接触する部分は、各圧電共振子1〜4の主面中央部であ
る。すなわち、例えば金属端子11の中央に略図的に示
されているように、中央に圧電共振子2の共振電極2a
の中心に向かって突出した弾性接触部11aが形成され
ており、該弾性接触部11aがばね性を持って圧電共振
子2のノード点である主面中央に当接されている。他の
圧電共振子の共振電極についても、同様に、主面中央に
各弾性板5〜7、配線導体8及び金属端子9,10など
の弾性接触部が当接されている。
【0006】また、特に図示はしないが、拡がりモード
を利用した単一の圧電共振子をケース内に収納してなる
圧電発振子においても、圧電共振子の両主面中央に接触
する弾性接触部を有するばね端子を用い、該ばね端子で
圧電共振子を支持していた。
を利用した単一の圧電共振子をケース内に収納してなる
圧電発振子においても、圧電共振子の両主面中央に接触
する弾性接触部を有するばね端子を用い、該ばね端子で
圧電共振子を支持していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
拡がりモードを利用した圧電共振子を用いた圧電共振部
品では、振動のノード点が圧電共振子の中央に位置する
ため、ばね端子を用いて機械的に支持し、かつケース等
に収納しなければならなかった。そのため、圧電共振部
品を構成するための部品点数が多くなり、かつ組み立て
工程が煩雑であるという問題があった。
拡がりモードを利用した圧電共振子を用いた圧電共振部
品では、振動のノード点が圧電共振子の中央に位置する
ため、ばね端子を用いて機械的に支持し、かつケース等
に収納しなければならなかった。そのため、圧電共振部
品を構成するための部品点数が多くなり、かつ組み立て
工程が煩雑であるという問題があった。
【0008】さらに、ばね端子に弾性接触部として突起
を設ける必要があるため、最終的に得られる圧電共振部
品の厚み(圧電板の厚み方向に沿う寸法)が大きくなり
がちであり、圧電共振部品の小型化の妨げとなってい
た。また、上記のような複雑な形状のばね端子を用意し
なければならないため、ばね端子のコストが高いため、
圧電共振部品全体のコストが高くつくという問題もあっ
た。
を設ける必要があるため、最終的に得られる圧電共振部
品の厚み(圧電板の厚み方向に沿う寸法)が大きくなり
がちであり、圧電共振部品の小型化の妨げとなってい
た。また、上記のような複雑な形状のばね端子を用意し
なければならないため、ばね端子のコストが高いため、
圧電共振部品全体のコストが高くつくという問題もあっ
た。
【0009】加えて、ばね端子により圧電共振子を弾力
挟持するものであるため、圧電共振部品が落下した場合
等において、ばね端子の弾性接触部が圧電共振子の振動
のノード点からずれて、特性が劣化するという問題もあ
った。すなわち、対機械的衝撃性の点において十分でな
かった。
挟持するものであるため、圧電共振部品が落下した場合
等において、ばね端子の弾性接触部が圧電共振子の振動
のノード点からずれて、特性が劣化するという問題もあ
った。すなわち、対機械的衝撃性の点において十分でな
かった。
【0010】上記のような種々の問題は、拡がりモード
を利用した圧電共振部品だけでなく、幅モードなどの他
の面内変形を主体とする面振動モードを利用した圧電共
振部品においても同様であった。
を利用した圧電共振部品だけでなく、幅モードなどの他
の面内変形を主体とする面振動モードを利用した圧電共
振部品においても同様であった。
【0011】本発明の目的は、面振動モードを利用した
圧電共振部品であって、少ない部品点数で構成すること
ができ、全体構造を簡略化することができ、かつ対機械
衝撃性に優れた安価な圧電共振部品を提供することにあ
る。
圧電共振部品であって、少ない部品点数で構成すること
ができ、全体構造を簡略化することができ、かつ対機械
衝撃性に優れた安価な圧電共振部品を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の広い局面によれ
ば、面内変形を主体とする面振動モードを利用した圧電
共振子と、圧電共振子に電気的に接続される電極を有
し、かつ圧電共振子がその上に載置される基板と、圧電
共振子の面振動モードのノード点及びノード点と同程度
に変位が少ない部分の少なくとも一方と基板とを固定す
る弾性接着剤と、基板の電極に固定される固定部と、圧
電共振子の面振動モードのノード点及びノード点と同程
度に変位が少ない部分の何れかの部分に圧接される圧接
部を有し、圧電共振子と基板上の電極とを電気的に接続
するばね導体とを備えることを特徴とする、圧電共振部
品が提供される。
ば、面内変形を主体とする面振動モードを利用した圧電
共振子と、圧電共振子に電気的に接続される電極を有
し、かつ圧電共振子がその上に載置される基板と、圧電
共振子の面振動モードのノード点及びノード点と同程度
に変位が少ない部分の少なくとも一方と基板とを固定す
る弾性接着剤と、基板の電極に固定される固定部と、圧
電共振子の面振動モードのノード点及びノード点と同程
度に変位が少ない部分の何れかの部分に圧接される圧接
部を有し、圧電共振子と基板上の電極とを電気的に接続
するばね導体とを備えることを特徴とする、圧電共振部
品が提供される。
【0013】また、本発明のある特定の局面では、圧電
共振子が、厚み方向に分極された平面形状が矩形の圧電
板と、圧電板の両主面に形成された一対の共振電極とを
有するように構成される。さらに、ばね導体は、圧接部
が圧電板の一方主面に形成された共振電極に圧接され、
固定部が基板上の電極に固定される第1のばね導体と、
圧接部が圧電板の他方主面に形成された共振電極に圧接
され、固定部が基板上の電極に固定される第2のばね導
体とを備えるように構成される。
共振子が、厚み方向に分極された平面形状が矩形の圧電
板と、圧電板の両主面に形成された一対の共振電極とを
有するように構成される。さらに、ばね導体は、圧接部
が圧電板の一方主面に形成された共振電極に圧接され、
固定部が基板上の電極に固定される第1のばね導体と、
圧接部が圧電板の他方主面に形成された共振電極に圧接
され、固定部が基板上の電極に固定される第2のばね導
体とを備えるように構成される。
【0014】さらに、本発明の特定的な局面では、弾性
接着剤は、導電性接着剤により構成される。すなわち、
弾性接着剤を導電性接着剤で構成することにより、圧電
共振子と基板とを固定するだけでなく、接着剤に電気的
接続機能をも持たせることができ、それによって導体の
使用数を低減することができる。
接着剤は、導電性接着剤により構成される。すなわち、
弾性接着剤を導電性接着剤で構成することにより、圧電
共振子と基板とを固定するだけでなく、接着剤に電気的
接続機能をも持たせることができ、それによって導体の
使用数を低減することができる。
【0015】なお、本発明においては、圧電共振子上
に、面振動モードを利用した少なくとも1つの他の圧電
共振子が積層されていてもよい。すなわち、面振動モー
ドのノード点及びノード点と同程度に変位が少ない部分
の少なくとも一方の部分において、少なくとも1つの他
の圧電共振子を上記圧電共振子上に弾性接着剤を用いて
接合し、積層体を構成してもよい。
に、面振動モードを利用した少なくとも1つの他の圧電
共振子が積層されていてもよい。すなわち、面振動モー
ドのノード点及びノード点と同程度に変位が少ない部分
の少なくとも一方の部分において、少なくとも1つの他
の圧電共振子を上記圧電共振子上に弾性接着剤を用いて
接合し、積層体を構成してもよい。
【0016】さらに、上記圧電共振部品は、種々の圧電
発振子、圧電フィルタなどに用いることができるが、本
発明のある特定的な局面では、圧電共振子は、厚み方向
に分極された平面形状が矩形の圧電板と、圧電板の両主
面に形成された一対の共振電極とを有する圧電発振子と
して構成される。
発振子、圧電フィルタなどに用いることができるが、本
発明のある特定的な局面では、圧電共振子は、厚み方向
に分極された平面形状が矩形の圧電板と、圧電板の両主
面に形成された一対の共振電極とを有する圧電発振子と
して構成される。
【0017】さらに、本発明の特定的な局面では、上記
圧電共振部品として、少なくとも1つの直列共振子及び
少なくとも1つの並列共振子を有するラダー型フィルタ
が構成される。この直列共振子及び並列共振子は、複数
の面振動モードを利用した圧電共振子によって構成され
る。複数の圧電共振子は、振動のノード点及びノード点
と同程度に変位が少ない部分の少なくとも一方において
弾性接着剤を介して接合されて積層体を構成している。
圧電共振部品として、少なくとも1つの直列共振子及び
少なくとも1つの並列共振子を有するラダー型フィルタ
が構成される。この直列共振子及び並列共振子は、複数
の面振動モードを利用した圧電共振子によって構成され
る。複数の圧電共振子は、振動のノード点及びノード点
と同程度に変位が少ない部分の少なくとも一方において
弾性接着剤を介して接合されて積層体を構成している。
【0018】また、この場合、積層体は基板上に載置さ
れるが、基板には、積層体の圧電共振子に電気的に接続
される電極が設けられている。さらに、積層体の最下層
の圧電共振子の振動のノード点及び該ノード点と同程度
に変位が少ない部分の少なくとも一方の部分と上記基板
とが弾性接着剤により固定されて、積層体が基板上に固
定されている。さらに、積層体中の圧電共振子と基板上
の電極を電気的に接続するように、基板の電極に固定さ
れる固定部と、圧電共振子の面振動モードのノード点及
びノード点と同程度に変位が少ない部分の何れかの部分
に圧接される圧接部とを有するばね導体が備えられてい
る。
れるが、基板には、積層体の圧電共振子に電気的に接続
される電極が設けられている。さらに、積層体の最下層
の圧電共振子の振動のノード点及び該ノード点と同程度
に変位が少ない部分の少なくとも一方の部分と上記基板
とが弾性接着剤により固定されて、積層体が基板上に固
定されている。さらに、積層体中の圧電共振子と基板上
の電極を電気的に接続するように、基板の電極に固定さ
れる固定部と、圧電共振子の面振動モードのノード点及
びノード点と同程度に変位が少ない部分の何れかの部分
に圧接される圧接部とを有するばね導体が備えられてい
る。
【0019】さらに、本発明のラダー型フィルタのある
特定的な局面において、圧電共振子は、厚み方向に分極
された平面形状が矩形の圧電板と、圧電板の両主面に形
成された一対の共振電極とを有している。そして、積層
体の各々の圧電共振子に接続されるばね導体は、圧接部
が圧電板の一方主面に形成された共振電極に圧接され、
固定部が基板上の電極に固定される第1のばね導体と、
圧接部が圧電板の他方主面に形成された共振電極に圧接
され、固定部が基板上の電極に固定される第2のばね導
体を備えている。
特定的な局面において、圧電共振子は、厚み方向に分極
された平面形状が矩形の圧電板と、圧電板の両主面に形
成された一対の共振電極とを有している。そして、積層
体の各々の圧電共振子に接続されるばね導体は、圧接部
が圧電板の一方主面に形成された共振電極に圧接され、
固定部が基板上の電極に固定される第1のばね導体と、
圧接部が圧電板の他方主面に形成された共振電極に圧接
され、固定部が基板上の電極に固定される第2のばね導
体を備えている。
【0020】さらに、本発明のラダー型フィルタの他の
特定的な局面において、積層体の各々の圧電共振子は、
厚み方向に分極処理された平面形状が矩形の圧電板と、
圧電板の一方主面及び該主面に連なる一方側面に形成さ
れた第1の共振電極と、圧電板の他方主面及び該主面に
連なり、かつ一方主面に対向する他方側面に形成された
第2の共振電極とを有している。そして、積層体の各々
の圧電共振子に接続されるばね導体は、圧接部が圧電板
の一方側面上において第1の共振電極に圧接され、固定
部が基板上の電極に固定される第1のばね導体と、圧接
部が圧電板の他方側面上において第2の共振電極に圧接
され、固定部が基板上の電極に固定される第2のばね導
体とを備えている。
特定的な局面において、積層体の各々の圧電共振子は、
厚み方向に分極処理された平面形状が矩形の圧電板と、
圧電板の一方主面及び該主面に連なる一方側面に形成さ
れた第1の共振電極と、圧電板の他方主面及び該主面に
連なり、かつ一方主面に対向する他方側面に形成された
第2の共振電極とを有している。そして、積層体の各々
の圧電共振子に接続されるばね導体は、圧接部が圧電板
の一方側面上において第1の共振電極に圧接され、固定
部が基板上の電極に固定される第1のばね導体と、圧接
部が圧電板の他方側面上において第2の共振電極に圧接
され、固定部が基板上の電極に固定される第2のばね導
体とを備えている。
【0021】さらに、本発明の他の局面においては、厚
み方向に分極された平面形状が矩形の圧電板と、圧電板
の一方主面及び該主面に連なる側面に形成された共振電
極とを有する圧電発振子と、圧電発振子を載置する基板
と、圧電発振子の面振動モードのノード点及びノード点
と同程度に変位が少ない部分の少なくとも一方と基板と
を固定する弾性接着剤と、外部との電気的接続のために
設けられる端子部と、ばね導体とを備えている。ばね導
体は、端子部に固定される固定部と、圧電発振子の側面
において共振電極に圧接される圧接部とを備えている。
み方向に分極された平面形状が矩形の圧電板と、圧電板
の一方主面及び該主面に連なる側面に形成された共振電
極とを有する圧電発振子と、圧電発振子を載置する基板
と、圧電発振子の面振動モードのノード点及びノード点
と同程度に変位が少ない部分の少なくとも一方と基板と
を固定する弾性接着剤と、外部との電気的接続のために
設けられる端子部と、ばね導体とを備えている。ばね導
体は、端子部に固定される固定部と、圧電発振子の側面
において共振電極に圧接される圧接部とを備えている。
【0022】なお、本発明において、面振動モードと
は、面内変形を主体とする面振動モードを広く含むもの
とし、このような面振動モードとしては、正方形板の拡
がりモード、矩形板の幅モード、後述の幅拡がりモー
ド、矩形板の長さモードなどの種々の面内変形を主体と
するモードを挙げることができる。
は、面内変形を主体とする面振動モードを広く含むもの
とし、このような面振動モードとしては、正方形板の拡
がりモード、矩形板の幅モード、後述の幅拡がりモー
ド、矩形板の長さモードなどの種々の面内変形を主体と
するモードを挙げることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ実施形態
を説明することにより、本発明を明らかにする。
を説明することにより、本発明を明らかにする。
【0024】第1の実施形態 本発明の第1の実施形態に係るラダー型フィルタについ
て、図2〜図6を参照して説明する。
て、図2〜図6を参照して説明する。
【0025】図2は、本実施形態のラダー型フィルタの
構造斜視図であり、図3は、X−X断面の断面構造図で
ある。図2及び図3を参照して、ラダー型フィルタ21
は、矩形板状の基板22上に複数の圧電共振子を積層し
てなる積層体23を載置した構造を有する。
構造斜視図であり、図3は、X−X断面の断面構造図で
ある。図2及び図3を参照して、ラダー型フィルタ21
は、矩形板状の基板22上に複数の圧電共振子を積層し
てなる積層体23を載置した構造を有する。
【0026】基板22は、図2及び図5に示すように、
平面形状がほぼ矩形の絶縁板、例えばアルミナなどの絶
縁性セラミックスもしくは合成樹脂などからなる板状部
材で構成されている。基板22の一対の短辺側側面に
は、それぞれ、切欠22a〜22c,22d〜22fが
形成されている。切欠22a〜22fは、後述の電極を
利用してラダー型フィルタ21をプリント回路基板など
に表面実装する際のプリント回路基板上の電極との電気
的接続を容易かつ確実にするために設けられている。
平面形状がほぼ矩形の絶縁板、例えばアルミナなどの絶
縁性セラミックスもしくは合成樹脂などからなる板状部
材で構成されている。基板22の一対の短辺側側面に
は、それぞれ、切欠22a〜22c,22d〜22fが
形成されている。切欠22a〜22fは、後述の電極を
利用してラダー型フィルタ21をプリント回路基板など
に表面実装する際のプリント回路基板上の電極との電気
的接続を容易かつ確実にするために設けられている。
【0027】基板22の上面には、適宜の方法で導電性
材料を付与することによって、電極25a〜25c,2
6〜30が形成されている。電極25a〜25cは、そ
れぞれ、前述した切欠22a〜22c内にも至るように
形成されている。同様に、電極26は切欠22d内に、
電極27,28は切欠22e,22f内に至るように形
成されている。また、電極29は、基板22の上面にお
いて、外周縁には至らないように形成されている。さら
に、電極30は、電気的導通には寄与しないダミー電極
であり、後述するように、電極の一端を固定するための
みに用いられるものである。
材料を付与することによって、電極25a〜25c,2
6〜30が形成されている。電極25a〜25cは、そ
れぞれ、前述した切欠22a〜22c内にも至るように
形成されている。同様に、電極26は切欠22d内に、
電極27,28は切欠22e,22f内に至るように形
成されている。また、電極29は、基板22の上面にお
いて、外周縁には至らないように形成されている。さら
に、電極30は、電気的導通には寄与しないダミー電極
であり、後述するように、電極の一端を固定するための
みに用いられるものである。
【0028】積層体23は、図4に示すように、複数の
圧電共振子31〜34を積層することにより構成されて
いる。図示の例では、直列共振子用の2つの圧電共振子
31,34と、並列共振子用の2つの圧電共振子32,
33とから構成されている。
圧電共振子31〜34を積層することにより構成されて
いる。図示の例では、直列共振子用の2つの圧電共振子
31,34と、並列共振子用の2つの圧電共振子32,
33とから構成されている。
【0029】圧電共振子31は、チタン酸ジルコン酸鉛
系圧電セラミックスや水晶などの圧電単結晶などのよう
な圧電材料よりなる矩形の圧電板35を用いて構成され
ている。圧電板35の上面には、その中央部分に共振電
極36が形成されている。共振電極36の一端には引出
し電極37が接続されている。引出し電極37は、圧電
板35の上面を長辺側の側縁に沿って延び、圧電板35
の一方の短辺側の側面35aと上面とのなす側縁に至る
ように形成されている。
系圧電セラミックスや水晶などの圧電単結晶などのよう
な圧電材料よりなる矩形の圧電板35を用いて構成され
ている。圧電板35の上面には、その中央部分に共振電
極36が形成されている。共振電極36の一端には引出
し電極37が接続されている。引出し電極37は、圧電
板35の上面を長辺側の側縁に沿って延び、圧電板35
の一方の短辺側の側面35aと上面とのなす側縁に至る
ように形成されている。
【0030】また、圧電板35の下面には、図4中の圧
電共振子31の左側に略図的に示すように、共振電極3
8が形成されている。共振電極38は、共振電極36と
圧電板35を介して表裏対向するように圧電板35の下
面の中央領域に形成されている。さらに、共振電極38
には引出し電極39が接続されている。この引出し電極
39は、圧電板35の上面に形成された引出し電極37
と反対側の長辺側の側縁に沿って延び、短辺側の側面3
5aと下面とのなす側縁に至るように形成されている。
すなわち、引出し電極37,39は、圧電板35を介し
て短辺側の側面35aの上縁及び下縁に互いに対向して
設けられている。
電共振子31の左側に略図的に示すように、共振電極3
8が形成されている。共振電極38は、共振電極36と
圧電板35を介して表裏対向するように圧電板35の下
面の中央領域に形成されている。さらに、共振電極38
には引出し電極39が接続されている。この引出し電極
39は、圧電板35の上面に形成された引出し電極37
と反対側の長辺側の側縁に沿って延び、短辺側の側面3
5aと下面とのなす側縁に至るように形成されている。
すなわち、引出し電極37,39は、圧電板35を介し
て短辺側の側面35aの上縁及び下縁に互いに対向して
設けられている。
【0031】圧電板35は、分極軸が厚み方向に揃うよ
うに分極処理されている。また、圧電板35は、長辺側
が長さb、短辺側が長さaの矩形の平面形状を有する。
そして、長辺の長さbと短辺の長さaとの比b/aは、
うに分極処理されている。また、圧電板35は、長辺側
が長さb、短辺側が長さaの矩形の平面形状を有する。
そして、長辺の長さbと短辺の長さaとの比b/aは、
【0032】
【数1】
【0033】を満たす値を中心として±10%の範囲内
になるように選ばれている。なお式(1)におけるσ
は、圧電板35を構成している圧電材料のポアソン比を
示す。
になるように選ばれている。なお式(1)におけるσ
は、圧電板35を構成している圧電材料のポアソン比を
示す。
【0034】本願発明者は、先に、厚み方向に分極処理
された矩形の圧電板の両主面に共振電極を形成し、両主
面から交流電圧を印加した場合、比b/aが上記式
(1)を満たす値を中心として±10%の範囲内にある
場合、拡がりモードと幅モードとの間の振動姿態をとる
幅拡がりモードが励振されることを見出した。この幅拡
がりモードの振動は、圧電板35の主面の面内変形を主
とする振動であり、振動のノード部は、圧電板35の上
面及び下面の中心、並びに短辺側側面35a,35bの
中央領域に現れる。このような幅拡がりモードの詳細
は、例えば、特開平7−147526号公報に開示され
ている。
された矩形の圧電板の両主面に共振電極を形成し、両主
面から交流電圧を印加した場合、比b/aが上記式
(1)を満たす値を中心として±10%の範囲内にある
場合、拡がりモードと幅モードとの間の振動姿態をとる
幅拡がりモードが励振されることを見出した。この幅拡
がりモードの振動は、圧電板35の主面の面内変形を主
とする振動であり、振動のノード部は、圧電板35の上
面及び下面の中心、並びに短辺側側面35a,35bの
中央領域に現れる。このような幅拡がりモードの詳細
は、例えば、特開平7−147526号公報に開示され
ている。
【0035】圧電共振子31の上方には、並列共振子用
の圧電共振子32が配置される。圧電共振子32は、直
列共振子用の圧電共振子31の構成と同様に、圧電板3
5と同一平面形状を有する圧電板40を用いて構成され
ている。もっとも、圧電板40の厚みは、圧電板35よ
りも薄く形成されている。また、圧電板40の上面に
は、全面に共振電極42が形成されている。同様に、圧
電板40の下面には、全面に共振電極41が形成されて
いる。圧電板40は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛系セ
ラミックスのような圧電セラミックスまたは水晶のよう
な圧電単結晶により構成され、その分極軸が厚み方向に
揃うように分極処理されている。
の圧電共振子32が配置される。圧電共振子32は、直
列共振子用の圧電共振子31の構成と同様に、圧電板3
5と同一平面形状を有する圧電板40を用いて構成され
ている。もっとも、圧電板40の厚みは、圧電板35よ
りも薄く形成されている。また、圧電板40の上面に
は、全面に共振電極42が形成されている。同様に、圧
電板40の下面には、全面に共振電極41が形成されて
いる。圧電板40は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛系セ
ラミックスのような圧電セラミックスまたは水晶のよう
な圧電単結晶により構成され、その分極軸が厚み方向に
揃うように分極処理されている。
【0036】また、圧電板40においても、上述した式
(1)を満たす値を中心として±10%の範囲内となる
ように長辺と短辺の比b/aが選ばれている。従って、
圧電共振子32においても、共振電極41,42間に交
流電圧を印加した場合、圧電共振子32は上記幅拡がり
モードで励振される。
(1)を満たす値を中心として±10%の範囲内となる
ように長辺と短辺の比b/aが選ばれている。従って、
圧電共振子32においても、共振電極41,42間に交
流電圧を印加した場合、圧電共振子32は上記幅拡がり
モードで励振される。
【0037】さらに、圧電共振子32の上方には、並列
共振用の圧電共振子33が配置される。この圧電共振子
33は、圧電共振子32と同様に構成されている。すな
わち、圧電板43の上面の全面に共振電極44が、下面
の全面に共振電極45が形成されている。
共振用の圧電共振子33が配置される。この圧電共振子
33は、圧電共振子32と同様に構成されている。すな
わち、圧電板43の上面の全面に共振電極44が、下面
の全面に共振電極45が形成されている。
【0038】さらに、圧電共振子33の上方には、直列
共振用の圧電共振子34が配置されている。この圧電共
振子34は、最下層の圧電共振子31と同様に構成され
ている。すなわち、圧電板46の上面には、共振電極4
7及び引出し電極48が形成されており、下面には共振
電極49及び引出し電極50が形成されている。共振電
極47及び共振電極49は、各々圧電板の上面、下面の
中央部分に形成され、圧電板34を介して互いに対向配
置されている。また、引出し電極48,50は、圧電板
34の互いに異なる長辺側側縁に沿って延び、さらに短
辺側の端面46aと上面及び下面とのなす側縁に至るよ
うに形成されている。
共振用の圧電共振子34が配置されている。この圧電共
振子34は、最下層の圧電共振子31と同様に構成され
ている。すなわち、圧電板46の上面には、共振電極4
7及び引出し電極48が形成されており、下面には共振
電極49及び引出し電極50が形成されている。共振電
極47及び共振電極49は、各々圧電板の上面、下面の
中央部分に形成され、圧電板34を介して互いに対向配
置されている。また、引出し電極48,50は、圧電板
34の互いに異なる長辺側側縁に沿って延び、さらに短
辺側の端面46aと上面及び下面とのなす側縁に至るよ
うに形成されている。
【0039】上記のように、積層体23を構成している
4個の圧電共振子31〜34のうち、最下層と最上層の
圧電共振子31,34とが同一の圧電共振子で、また2
層目と3層目の圧電共振子32,34とが同一の圧電共
振子で構成されている。上記の4個の圧電共振子31〜
34は、それぞれ弾性接着剤51a〜51cを介して接
着され、これによって積層体23が構成されている。
4個の圧電共振子31〜34のうち、最下層と最上層の
圧電共振子31,34とが同一の圧電共振子で、また2
層目と3層目の圧電共振子32,34とが同一の圧電共
振子で構成されている。上記の4個の圧電共振子31〜
34は、それぞれ弾性接着剤51a〜51cを介して接
着され、これによって積層体23が構成されている。
【0040】図3及び図4に示すように、圧電共振子3
1〜34は、それぞれ弾性接着剤51a〜51cにより
接着されて積層体23が構成されている。この場合、弾
性接着剤51a〜51cは、各圧電共振子31〜34の
平面中央領域に配置されている。この弾性接着剤51a
〜51cの各々が配置される圧電板35,40,43,
46の平面中央領域は、各々の圧電共振子31〜34の
振動モードのノード点となる位置であり、各圧電板3
5,40,43の振動変位が0あるいは微小な領域であ
る。また、弾性接着剤51a〜51cは、上下の圧電共
振子同士が振動時に接触するなどして振動が妨げられな
い程度の空隙Aを有するように、その厚みが選択されて
いる。
1〜34は、それぞれ弾性接着剤51a〜51cにより
接着されて積層体23が構成されている。この場合、弾
性接着剤51a〜51cは、各圧電共振子31〜34の
平面中央領域に配置されている。この弾性接着剤51a
〜51cの各々が配置される圧電板35,40,43,
46の平面中央領域は、各々の圧電共振子31〜34の
振動モードのノード点となる位置であり、各圧電板3
5,40,43の振動変位が0あるいは微小な領域であ
る。また、弾性接着剤51a〜51cは、上下の圧電共
振子同士が振動時に接触するなどして振動が妨げられな
い程度の空隙Aを有するように、その厚みが選択されて
いる。
【0041】さらに、上記積層体23は、弾性接着剤5
1dにより基板22に固定されている。弾性接着剤51
dは、上記の弾性接着剤51a〜51cと同様の材料で
構成されている。弾性接着剤51dは、圧電共振子31
の振動のノード部において圧電共振子31と基板22と
を接合している。すなわち、弾性接着剤51dは、圧電
板35の中央領域に付与されている。また、弾性接着剤
51dの厚みは、圧電共振子31の振動を阻害しないた
めの空隙Aが圧電共振子31と基板22との間に構成さ
れるように選ばれている。
1dにより基板22に固定されている。弾性接着剤51
dは、上記の弾性接着剤51a〜51cと同様の材料で
構成されている。弾性接着剤51dは、圧電共振子31
の振動のノード部において圧電共振子31と基板22と
を接合している。すなわち、弾性接着剤51dは、圧電
板35の中央領域に付与されている。また、弾性接着剤
51dの厚みは、圧電共振子31の振動を阻害しないた
めの空隙Aが圧電共振子31と基板22との間に構成さ
れるように選ばれている。
【0042】上記弾性接着剤51a〜51dとしては、
圧電共振子31〜34の振動を阻害しないために十分な
弾力性を有するものが用いられる。さらに、本実施形態
では、JIS K6301のスプリング式硬さ試験(A
形)による硬度30、アルミニウム板を貼り合わせてせ
ん断方向に応力をかける試験で測定された引っ張り強度
=32kgf/cm2 のシリコーン接着剤が用いられて
いる。もっとも、他の合成ゴムラテックスなどのゴム弾
性を有する樹脂を主成分とする接着剤や、ゴム変性エポ
キシ系接着剤を用いてもよい。
圧電共振子31〜34の振動を阻害しないために十分な
弾力性を有するものが用いられる。さらに、本実施形態
では、JIS K6301のスプリング式硬さ試験(A
形)による硬度30、アルミニウム板を貼り合わせてせ
ん断方向に応力をかける試験で測定された引っ張り強度
=32kgf/cm2 のシリコーン接着剤が用いられて
いる。もっとも、他の合成ゴムラテックスなどのゴム弾
性を有する樹脂を主成分とする接着剤や、ゴム変性エポ
キシ系接着剤を用いてもよい。
【0043】このように、 弾性接着剤51a〜51cが各圧電共振子31〜34
の振動のノード部に付与されているため、 弾性接着剤51a〜51cが弾力性を有するため、 上記空隙Aが形成されているため、 積層体23においては、各圧電共振子31〜34の共振
特性が、上記の弾性接着剤51a〜51cによる接合に
より劣化するおそれが極めて少ない。
の振動のノード部に付与されているため、 弾性接着剤51a〜51cが弾力性を有するため、 上記空隙Aが形成されているため、 積層体23においては、各圧電共振子31〜34の共振
特性が、上記の弾性接着剤51a〜51cによる接合に
より劣化するおそれが極めて少ない。
【0044】なお、弾性接着剤51a〜51dは、圧電
共振子31〜34のノード点のみならず、ノード点と同
程度に変位が少ない他の部分に付与してもよく、また、
ノード点と該ノード点と同程度の変位部分の双方に付与
するようにしてもよい。
共振子31〜34のノード点のみならず、ノード点と同
程度に変位が少ない他の部分に付与してもよく、また、
ノード点と該ノード点と同程度の変位部分の双方に付与
するようにしてもよい。
【0045】次に、圧電共振子31〜34と基板22上
の電極25a〜25c,26〜29との電気的接続構造
を図2〜図6を参照して説明する。図6は、本実施形態
におけるラダー型フィルタの回路図である。図5及び図
6を参照して、ラダー型フィルタ21の入力端子は、基
板22上の電極26により構成され、出力端子は電極2
8により、さらにアース端子は電極27により構成され
る。
の電極25a〜25c,26〜29との電気的接続構造
を図2〜図6を参照して説明する。図6は、本実施形態
におけるラダー型フィルタの回路図である。図5及び図
6を参照して、ラダー型フィルタ21の入力端子は、基
板22上の電極26により構成され、出力端子は電極2
8により、さらにアース端子は電極27により構成され
る。
【0046】基板22上に形成された電極26〜30
と、圧電共振子31〜34に形成された各共振電極と
は、第1〜第5配線導体52〜56により電気的に接続
される。第1〜第5配線導体52〜56は、弾性復元
力、すなわちばねとしての弾性力を有する金属材料、例
えば洋白などから構成される。各配線導体には、基板2
2上の電極に固定される固定部と、各圧電共振子31〜
34の電極に圧接される圧接部とを有するように成形さ
れている。
と、圧電共振子31〜34に形成された各共振電極と
は、第1〜第5配線導体52〜56により電気的に接続
される。第1〜第5配線導体52〜56は、弾性復元
力、すなわちばねとしての弾性力を有する金属材料、例
えば洋白などから構成される。各配線導体には、基板2
2上の電極に固定される固定部と、各圧電共振子31〜
34の電極に圧接される圧接部とを有するように成形さ
れている。
【0047】本実施形態によるラダー型フィルタの配線
構造を具体的に説明する。まず、図6に示すように、入
力端子となる電極26と出力端子となる電極28との間
には、2つの圧電共振子34,31が直列に接続されて
いる。すなわち、図2〜図4に示すように、入力端子と
なる電極26には第1配線導体52の固定部52aが半
田付けあるいは溶接などにより固定されている。また、
第1配線導体52の他方の固定部52bはダミー電極3
0に固定されている。そして、第1配線導体52の圧接
部52aは、圧電共振子34の共振電極47に接続され
る引出し電極48に圧接されている。
構造を具体的に説明する。まず、図6に示すように、入
力端子となる電極26と出力端子となる電極28との間
には、2つの圧電共振子34,31が直列に接続されて
いる。すなわち、図2〜図4に示すように、入力端子と
なる電極26には第1配線導体52の固定部52aが半
田付けあるいは溶接などにより固定されている。また、
第1配線導体52の他方の固定部52bはダミー電極3
0に固定されている。そして、第1配線導体52の圧接
部52aは、圧電共振子34の共振電極47に接続され
る引出し電極48に圧接されている。
【0048】圧電共振子34の下面に形成された共振電
極49の引出し電極50には第2配線導体53の圧接部
53bが圧接されている。また、第2配線導体53の固
定部53cは、基板22上の接続電極29の一端に半田
付けなどで固定されている。接続電極29の他端には第
5配線導体56の固定部56bが固定されており、第5
配線導体56の圧接部56aは、圧電共振子31の下面
に形成された共振電極38の引出し電極39に圧接され
ている。すなわち、第2配線導体53、接続電極29及
び第5配線導体56により、圧電共振子34の共振電極
49と圧電共振子31の共振電極38とが接続されてい
る。
極49の引出し電極50には第2配線導体53の圧接部
53bが圧接されている。また、第2配線導体53の固
定部53cは、基板22上の接続電極29の一端に半田
付けなどで固定されている。接続電極29の他端には第
5配線導体56の固定部56bが固定されており、第5
配線導体56の圧接部56aは、圧電共振子31の下面
に形成された共振電極38の引出し電極39に圧接され
ている。すなわち、第2配線導体53、接続電極29及
び第5配線導体56により、圧電共振子34の共振電極
49と圧電共振子31の共振電極38とが接続されてい
る。
【0049】さらに、圧電共振子31の上面に形成され
た共振電極36と引出し電極37には第4配線導体55
の圧接部55aが圧接されており、第4配線導体55の
固定部55cが出力端子となる電極28に半田付けある
いは溶接などにより固定されている。このような配線構
造により、入力端子と出力端子との間に2つの圧電共振
子34,31が直列に接続されている。
た共振電極36と引出し電極37には第4配線導体55
の圧接部55aが圧接されており、第4配線導体55の
固定部55cが出力端子となる電極28に半田付けある
いは溶接などにより固定されている。このような配線構
造により、入力端子と出力端子との間に2つの圧電共振
子34,31が直列に接続されている。
【0050】さらに、図6を参照して、2つの圧電共振
子34,31の接続点とアース端子の電極27との間に
圧電共振子33が接続されている。すなわち、第2配線
導体53の圧接部53aが圧電共振子33の上面に形成
された共振電極44に圧接している。さらに、圧電共振
子33の下面に形成された共振電極45には第3配線導
体54の圧接部54bが圧接されている。第4配線導体
54の固定部54cはアース電極27に半田付けあるい
は溶接などにより固定されている。
子34,31の接続点とアース端子の電極27との間に
圧電共振子33が接続されている。すなわち、第2配線
導体53の圧接部53aが圧電共振子33の上面に形成
された共振電極44に圧接している。さらに、圧電共振
子33の下面に形成された共振電極45には第3配線導
体54の圧接部54bが圧接されている。第4配線導体
54の固定部54cはアース電極27に半田付けあるい
は溶接などにより固定されている。
【0051】さらに、図6に示すように、圧電共振子3
1と出力端子側の電極28との接続点とアース端子の電
極27との間には、圧電共振子32が接続されている。
すなわち、圧電共振子32の下面に形成された共振電極
41には第4配線導体55の圧接部55bが圧接してい
る。さらに、圧電共振子32の上面に形成された共振電
極42には第3配線導体54の圧接部54aが圧接して
おり、この第3配線導体54の固定部54cがアース端
子の電極27に半田付けなどにより固定されている。
1と出力端子側の電極28との接続点とアース端子の電
極27との間には、圧電共振子32が接続されている。
すなわち、圧電共振子32の下面に形成された共振電極
41には第4配線導体55の圧接部55bが圧接してい
る。さらに、圧電共振子32の上面に形成された共振電
極42には第3配線導体54の圧接部54aが圧接して
おり、この第3配線導体54の固定部54cがアース端
子の電極27に半田付けなどにより固定されている。
【0052】以上のような配線構造により、入出力端子
26,28間に配置された圧電共振子34,31が2つ
の直列共振子を構成し、アース電極27に接続される圧
電共振子33,32が2つの並列共振子を構成し、これ
により2段のラダー型フィルタを構成している。
26,28間に配置された圧電共振子34,31が2つ
の直列共振子を構成し、アース電極27に接続される圧
電共振子33,32が2つの並列共振子を構成し、これ
により2段のラダー型フィルタを構成している。
【0053】上記のように、本実施形態のラダー型フィ
ルタ21は、弾性接着剤51a〜51dを各圧電共振子
31〜34のノード点に配置して積層することにより、
各圧電共振子を基板22上に積層して構造的な強度を確
保するとともに、各圧電共振子31〜34の振動モード
を阻害しない構造を構成し、また各圧電共振子31〜3
4と基板22上の電極26〜30との電気的導通を第1
〜第5配線導体52〜56を用いて確保している。しか
も、第1〜第5配線導体52〜56と圧電共振子31〜
34との接続部分を、各圧電共振子のノード点あるいは
ノード点とほぼ等しい程度の変位の少ない部分に配線導
体の圧接部を圧接させる構造を構成したことにより、各
圧電共振子31〜34の振動を阻害することなく電気的
導通を確保している。このような構成により、従来のラ
ダー型フィルタなどに比べ、各圧電共振子31〜34を
保持するために各圧電共振子31〜34に押圧力を付与
して挟持する必要性がなくなり、これによって圧接時の
素子の破損などのを防止することが可能となる。また、
各圧電共振子31〜34を弾性接着剤51a〜51dを
用いて積層方向に接着する構成を用いたことにより、組
み立て工程を簡略化することができ、かつ圧電共振子の
積層方向の寸法を小さくすることができる。
ルタ21は、弾性接着剤51a〜51dを各圧電共振子
31〜34のノード点に配置して積層することにより、
各圧電共振子を基板22上に積層して構造的な強度を確
保するとともに、各圧電共振子31〜34の振動モード
を阻害しない構造を構成し、また各圧電共振子31〜3
4と基板22上の電極26〜30との電気的導通を第1
〜第5配線導体52〜56を用いて確保している。しか
も、第1〜第5配線導体52〜56と圧電共振子31〜
34との接続部分を、各圧電共振子のノード点あるいは
ノード点とほぼ等しい程度の変位の少ない部分に配線導
体の圧接部を圧接させる構造を構成したことにより、各
圧電共振子31〜34の振動を阻害することなく電気的
導通を確保している。このような構成により、従来のラ
ダー型フィルタなどに比べ、各圧電共振子31〜34を
保持するために各圧電共振子31〜34に押圧力を付与
して挟持する必要性がなくなり、これによって圧接時の
素子の破損などのを防止することが可能となる。また、
各圧電共振子31〜34を弾性接着剤51a〜51dを
用いて積層方向に接着する構成を用いたことにより、組
み立て工程を簡略化することができ、かつ圧電共振子の
積層方向の寸法を小さくすることができる。
【0054】なお、上記の説明において特に図示してい
ないが、圧電共振子31〜34の積層体の上面にはこの
積層体23を覆うように下方に開口を有するキャップが
基板22表面に固定される。キャップは、剛性を有する
材料で例えば金属あるいは合成樹脂などの適宜の材料で
構成することができる。ラダー型フィルタを構成する積
層体23を電磁シールドするためには、キャップは金属
などの導電性材料により構成することが望ましい。ま
た、基板22上の電極間の短絡を防止するためには、キ
ャップを金属より構成した場合に、絶縁性接着剤で基板
22に固定したり、あるいは基板22の上面に形成され
る電極上に予め絶縁層を形成しておくことが望ましい。
ないが、圧電共振子31〜34の積層体の上面にはこの
積層体23を覆うように下方に開口を有するキャップが
基板22表面に固定される。キャップは、剛性を有する
材料で例えば金属あるいは合成樹脂などの適宜の材料で
構成することができる。ラダー型フィルタを構成する積
層体23を電磁シールドするためには、キャップは金属
などの導電性材料により構成することが望ましい。ま
た、基板22上の電極間の短絡を防止するためには、キ
ャップを金属より構成した場合に、絶縁性接着剤で基板
22に固定したり、あるいは基板22の上面に形成され
る電極上に予め絶縁層を形成しておくことが望ましい。
【0055】また、ラダー型フィルタ21においては、
有効なフィルタ特性を得るために、直列共振子における
静電容量を並列共振子における静電容量よりも小さくす
ることが必要となる。このため、上記の並列共振子を構
成する2つの圧電共振子32,33の圧電板の厚みは、
直列共振子を構成する2つの圧電共振子31,34の圧
電板の厚みよりも薄く形成されている。さらに、直列共
振子を構成する2つの圧電共振子31,34において
は、共振電極36,38,47,49を圧電板の中央領
域に部分的に形成している。これにより、直列共振子を
構成する圧電共振子31,34の静電容量を並列共振子
を構成する圧電共振子32,33の静電容量よりも小さ
く構成している。
有効なフィルタ特性を得るために、直列共振子における
静電容量を並列共振子における静電容量よりも小さくす
ることが必要となる。このため、上記の並列共振子を構
成する2つの圧電共振子32,33の圧電板の厚みは、
直列共振子を構成する2つの圧電共振子31,34の圧
電板の厚みよりも薄く形成されている。さらに、直列共
振子を構成する2つの圧電共振子31,34において
は、共振電極36,38,47,49を圧電板の中央領
域に部分的に形成している。これにより、直列共振子を
構成する圧電共振子31,34の静電容量を並列共振子
を構成する圧電共振子32,33の静電容量よりも小さ
く構成している。
【0056】本願発明者の具体的な実験結果によると、
中心周波数455kHzのラダー型フィルタを得ようと
した場合、圧電共振子31,34の寸法は、4.0×
5.6×0.3mm、圧電共振子32,33の寸法は、
4.2×6.0×0.2mm程度の寸法となることが確
かめられている。従って、かなり小型のラダー型フィル
タを提供し得ることがわかる。
中心周波数455kHzのラダー型フィルタを得ようと
した場合、圧電共振子31,34の寸法は、4.0×
5.6×0.3mm、圧電共振子32,33の寸法は、
4.2×6.0×0.2mm程度の寸法となることが確
かめられている。従って、かなり小型のラダー型フィル
タを提供し得ることがわかる。
【0057】第2の実施形態 図7及び図8は、本発明の第2の実施形態に係る圧電発
振子の構造を示す構造図である。図7は、圧電発振子の
分解構造斜視図を示し、図8は、そのY−Y断面の断面
構造図である。圧電発振子81は、平面形状がほぼ矩形
の基板82と、圧電共振子83とが用いられている。
振子の構造を示す構造図である。図7は、圧電発振子の
分解構造斜視図を示し、図8は、そのY−Y断面の断面
構造図である。圧電発振子81は、平面形状がほぼ矩形
の基板82と、圧電共振子83とが用いられている。
【0058】基板82は、アルミナなどの絶縁性セラミ
ックスもしくは合成樹脂などの適宜の絶縁性材料により
構成されており、長辺側の一方の側面に切欠82a,8
2bが形成され、他方の側面に切欠82c,82dが形
成されている。基板82の上面には、入出力電極となる
電極84,85とダミー電極86が形成されている。電
極84,85は、その端部が切欠82b,82c内に至
るように延びて形成されている。
ックスもしくは合成樹脂などの適宜の絶縁性材料により
構成されており、長辺側の一方の側面に切欠82a,8
2bが形成され、他方の側面に切欠82c,82dが形
成されている。基板82の上面には、入出力電極となる
電極84,85とダミー電極86が形成されている。電
極84,85は、その端部が切欠82b,82c内に至
るように延びて形成されている。
【0059】圧電共振子83は、矩形の圧電板87の上
面の全面に共振電極88を、下面の全面に共振電極89
を形成した構造を有している。圧電板87は、チタン酸
ジルコン酸鉛系圧電セラミックスのような圧電セラミッ
クスまたは水晶などの圧電単結晶により構成されてお
り、その分極軸が厚み方向に揃うように分極処理されて
いる。また、上記圧電板87では、前述した式(1)を
満たす値を中心として±10%の範囲内となるように長
辺と短辺の長さの比b/aが定められている。従って、
共振電極88,89から交流電圧を印加することによ
り、第1の実施形態で用いた圧電共振子と同様に幅拡が
りモードで励振される。このため、圧電共振子83の振
動のノード部は、圧電板87の上面及び下面の中央部
と、短辺側側面の中央領域近傍とに存在する。
面の全面に共振電極88を、下面の全面に共振電極89
を形成した構造を有している。圧電板87は、チタン酸
ジルコン酸鉛系圧電セラミックスのような圧電セラミッ
クスまたは水晶などの圧電単結晶により構成されてお
り、その分極軸が厚み方向に揃うように分極処理されて
いる。また、上記圧電板87では、前述した式(1)を
満たす値を中心として±10%の範囲内となるように長
辺と短辺の長さの比b/aが定められている。従って、
共振電極88,89から交流電圧を印加することによ
り、第1の実施形態で用いた圧電共振子と同様に幅拡が
りモードで励振される。このため、圧電共振子83の振
動のノード部は、圧電板87の上面及び下面の中央部
と、短辺側側面の中央領域近傍とに存在する。
【0060】圧電共振子83は、弾性接着剤90によっ
て基板82の表面に接合されている。弾性接着剤90は
圧電共振子83の振動のノード点、すなわち圧電板87
の中央位置に付与されている。従って、この圧電共振子
83の中央部分を接着剤90によって基板82表面に固
定した場合でも、この弾性接着剤90の位置は振動のノ
ード点に匹敵しており、従って圧電共振子83の振動時
においても圧電共振子83の振動を阻害することが極め
て少ない。また、弾性接着剤90は、圧電共振子83が
基板82の表面に接触接触しない程度の厚みを持って接
合されている。従って、第1の実施形態の場合と同様
に、 弾性接着剤90が圧電共振子83の振動のノード部を
利用して基板82と圧電共振子83とを接合しているた
め、 弾性接着剤90が弾力性を有するため、 弾性接着剤90の厚みが圧電共振子83の振動を妨げ
ないための空隙を形成し得るように選ばれていることに
より、圧電共振子83の振動が阻害されることがない。
て基板82の表面に接合されている。弾性接着剤90は
圧電共振子83の振動のノード点、すなわち圧電板87
の中央位置に付与されている。従って、この圧電共振子
83の中央部分を接着剤90によって基板82表面に固
定した場合でも、この弾性接着剤90の位置は振動のノ
ード点に匹敵しており、従って圧電共振子83の振動時
においても圧電共振子83の振動を阻害することが極め
て少ない。また、弾性接着剤90は、圧電共振子83が
基板82の表面に接触接触しない程度の厚みを持って接
合されている。従って、第1の実施形態の場合と同様
に、 弾性接着剤90が圧電共振子83の振動のノード部を
利用して基板82と圧電共振子83とを接合しているた
め、 弾性接着剤90が弾力性を有するため、 弾性接着剤90の厚みが圧電共振子83の振動を妨げ
ないための空隙を形成し得るように選ばれていることに
より、圧電共振子83の振動が阻害されることがない。
【0061】圧電共振子83の共振電極88,89と基
板82上の電極84〜86は、第1及び第2配線導体9
1,92により接続されている。第1及び第2の配線導
体91,92は、基本的には、基板82の表面上の電極
に固定される固定部と、圧電共振子83の共振電極8
8,89に圧接する圧接部とを有している。そして、配
線導体自体は、弾性復元力、すなわちばねとしての機能
を備える金属、例えば洋白等の成形体から構成される。
そして、具体的には、第1の配線導体91の固定部91
bは、電極84に半田付けあるいは溶接などにより固定
され、圧接部91aは、圧電共振子83の下面に形成さ
れた共振電極89の周縁部分の表面に圧接される。ま
た、第2配線導体92は、一方の固定部92bが電極8
5に半田付けなどにより固定され、他方の固定部92a
がダミー電極86に固定される。さらに、圧接部92a
は、圧電共振子83の上面に形成された共振電極88に
圧接される。第1及び第2配線導体91,92の圧接部
91a,92aは、各々共振電極88,89の短辺側の
周縁領域に圧接される。この領域は、幅拡がりモードで
振動する圧電共振子83のノード点の近傍となり、振動
変位が微小な部分である。従って、第1及び第2配線導
体91,92の圧接部91a,92aを圧接したとして
も、圧電共振子83の振動を著しく阻害することにはな
らない。
板82上の電極84〜86は、第1及び第2配線導体9
1,92により接続されている。第1及び第2の配線導
体91,92は、基本的には、基板82の表面上の電極
に固定される固定部と、圧電共振子83の共振電極8
8,89に圧接する圧接部とを有している。そして、配
線導体自体は、弾性復元力、すなわちばねとしての機能
を備える金属、例えば洋白等の成形体から構成される。
そして、具体的には、第1の配線導体91の固定部91
bは、電極84に半田付けあるいは溶接などにより固定
され、圧接部91aは、圧電共振子83の下面に形成さ
れた共振電極89の周縁部分の表面に圧接される。ま
た、第2配線導体92は、一方の固定部92bが電極8
5に半田付けなどにより固定され、他方の固定部92a
がダミー電極86に固定される。さらに、圧接部92a
は、圧電共振子83の上面に形成された共振電極88に
圧接される。第1及び第2配線導体91,92の圧接部
91a,92aは、各々共振電極88,89の短辺側の
周縁領域に圧接される。この領域は、幅拡がりモードで
振動する圧電共振子83のノード点の近傍となり、振動
変位が微小な部分である。従って、第1及び第2配線導
体91,92の圧接部91a,92aを圧接したとして
も、圧電共振子83の振動を著しく阻害することにはな
らない。
【0062】なお、図7及び図8には図示していない
が、圧電共振子83の上方には、圧電共振子83を囲撓
するように、基板82表面に固定されるキャップが設け
られる。キャップは、金属または合成樹脂などの適宜の
材料で構成することができるが、圧電共振子83を電磁
シールドするには、金属により構成することが望まし
い。もっとも、金属によりキャップを構成した場合に
は、基板82上の電極84〜86と短絡しないように、
絶縁性接着剤を用いたり、あるいはキャップと基板との
間の接合部分に絶縁層を形成しておくことが望ましい。
あるいは、金属製のキャップの表面に予め絶縁性材料を
被覆しておいても構わない。図7から明らかなように、
第2の実施形態に係る圧電発振子81は、第1の実施形
態と同様に、プリント回路基板などに表面実装されるチ
ップ型電子部品として提供される。従って、電極85,
86あるいは切欠82a,82dに設けられた電極を利
用してプリント回路基板に容易に表面実装することがで
きる。
が、圧電共振子83の上方には、圧電共振子83を囲撓
するように、基板82表面に固定されるキャップが設け
られる。キャップは、金属または合成樹脂などの適宜の
材料で構成することができるが、圧電共振子83を電磁
シールドするには、金属により構成することが望まし
い。もっとも、金属によりキャップを構成した場合に
は、基板82上の電極84〜86と短絡しないように、
絶縁性接着剤を用いたり、あるいはキャップと基板との
間の接合部分に絶縁層を形成しておくことが望ましい。
あるいは、金属製のキャップの表面に予め絶縁性材料を
被覆しておいても構わない。図7から明らかなように、
第2の実施形態に係る圧電発振子81は、第1の実施形
態と同様に、プリント回路基板などに表面実装されるチ
ップ型電子部品として提供される。従って、電極85,
86あるいは切欠82a,82dに設けられた電極を利
用してプリント回路基板に容易に表面実装することがで
きる。
【0063】本願発明者の具体的な実験結果によると、
発振周波数1MHzの圧電発振子を得ようとした場合、
圧電発振子82の寸法は、2.1×2.8×0.3mm
となることが確かめられている。
発振周波数1MHzの圧電発振子を得ようとした場合、
圧電発振子82の寸法は、2.1×2.8×0.3mm
となることが確かめられている。
【0064】第3の実施形態 本発明の第3の実施形態に係るラダー型フィルタについ
て図9〜図12を参照して説明する。図9は、第3の実
施形態によるラダー型フィルタの構造斜視図であり、図
10は、図9に示すラダー型フィルタの矢視Z−Z方向
からの構造斜視図である。また、図11は、図9及び図
10に示すラダー型フィルタの積層体の分解構造斜視図
であり、図12は基板の平面構造図である。
て図9〜図12を参照して説明する。図9は、第3の実
施形態によるラダー型フィルタの構造斜視図であり、図
10は、図9に示すラダー型フィルタの矢視Z−Z方向
からの構造斜視図である。また、図11は、図9及び図
10に示すラダー型フィルタの積層体の分解構造斜視図
であり、図12は基板の平面構造図である。
【0065】この第3の実施形態によるラダー型フィル
タは、第1の実施形態によるラダー型フィルタと同様に
2つの直列共振子と2つの並列共振子とを備えるラダー
型フィルタであり、その回路構成は図6に示す構成と同
一のものである。ラダー型フィルタ101は、矩形板状
の基板102上に複数の圧電共振子を積層してなる積層
体103を載置した構造を有する。
タは、第1の実施形態によるラダー型フィルタと同様に
2つの直列共振子と2つの並列共振子とを備えるラダー
型フィルタであり、その回路構成は図6に示す構成と同
一のものである。ラダー型フィルタ101は、矩形板状
の基板102上に複数の圧電共振子を積層してなる積層
体103を載置した構造を有する。
【0066】特に図11に示すように、積層体103
は、4つの圧電共振子111〜114を積層することに
より構成されている。圧電共振子111は、チタン酸ジ
ルコン酸鉛系圧電セラミックスや水晶などの圧電単結晶
などのような圧電材料よりなる矩形の圧電板115を用
いて構成されている。圧電板115の上面には、その中
央部分に共振電極116が形成されている。共振電極1
16の一端には、引出し電極117が接続されている。
引出し電極117は、圧電板35の短辺側の側縁に引き
出された後、圧電板115の一方の側面115aに延び
るように形成されている。
は、4つの圧電共振子111〜114を積層することに
より構成されている。圧電共振子111は、チタン酸ジ
ルコン酸鉛系圧電セラミックスや水晶などの圧電単結晶
などのような圧電材料よりなる矩形の圧電板115を用
いて構成されている。圧電板115の上面には、その中
央部分に共振電極116が形成されている。共振電極1
16の一端には、引出し電極117が接続されている。
引出し電極117は、圧電板35の短辺側の側縁に引き
出された後、圧電板115の一方の側面115aに延び
るように形成されている。
【0067】また、圧電板115の下面には、共振電極
118が形成されている。共振電極118は、共振電極
116と圧電板115を介して表裏対向するように圧電
板115の下面の中央領域に形成されている。さらに、
共振電極118には引出し電極119が接続されてい
る。この引出し電極119は、圧電板115の上面に形
成された引出し電極117と反対側の短辺側側縁に向か
って引き出され、かつ圧電板115の短辺側側面115
bに延びて形成されている。
118が形成されている。共振電極118は、共振電極
116と圧電板115を介して表裏対向するように圧電
板115の下面の中央領域に形成されている。さらに、
共振電極118には引出し電極119が接続されてい
る。この引出し電極119は、圧電板115の上面に形
成された引出し電極117と反対側の短辺側側縁に向か
って引き出され、かつ圧電板115の短辺側側面115
bに延びて形成されている。
【0068】圧電板115は、分極軸が厚み方向に揃う
ように分極処理されている。また圧電板115は、長辺
側が長さb、短辺側が長さaの矩形の平面形状を有す
る。そして、長辺の長さbと短辺の長さaとの比b/a
は、第1の実施形態における式(1)を満たす値を中心
として±10%の範囲内になるように選ばれている。こ
のような形状により、圧電共振子111は、共振電極1
16,118間に交流電圧を印加した場合に、拡がりモ
ードと幅モードとの間の振動姿態をとる幅拡がりモード
で励振される。
ように分極処理されている。また圧電板115は、長辺
側が長さb、短辺側が長さaの矩形の平面形状を有す
る。そして、長辺の長さbと短辺の長さaとの比b/a
は、第1の実施形態における式(1)を満たす値を中心
として±10%の範囲内になるように選ばれている。こ
のような形状により、圧電共振子111は、共振電極1
16,118間に交流電圧を印加した場合に、拡がりモ
ードと幅モードとの間の振動姿態をとる幅拡がりモード
で励振される。
【0069】圧電共振子111の上方には、並列共振子
用の圧電共振子112が配置される。圧電共振子112
は、直列共振子用の圧電共振子111の構成と同様に、
圧電板115と同一平面形状を有する圧電板120を用
いて構成されている。もっとも、圧電板120の厚み
は、圧電板115よりも薄く形成されている。また、圧
電板120の上面には、ほぼ全面に共振電極121が形
成されている。共振電極121は、圧電板120の一方
の短辺側の側面121aに形成された側面引出し電極1
21aに接続されている。また、同様に、圧電板120
の下面には、ほぼ全面に共振電極122が形成されてい
る。そして、共振電極122は、圧電板120の他方の
側面120b上に形成された側面引出し電極122aに
接続されている。圧電板120は、例えばチタン酸ジル
コン酸鉛系圧電セラミックスのような圧電セラミックス
または水晶のような圧電単結晶により構成され、その分
極軸が厚み方向に揃うように分極処理されている。
用の圧電共振子112が配置される。圧電共振子112
は、直列共振子用の圧電共振子111の構成と同様に、
圧電板115と同一平面形状を有する圧電板120を用
いて構成されている。もっとも、圧電板120の厚み
は、圧電板115よりも薄く形成されている。また、圧
電板120の上面には、ほぼ全面に共振電極121が形
成されている。共振電極121は、圧電板120の一方
の短辺側の側面121aに形成された側面引出し電極1
21aに接続されている。また、同様に、圧電板120
の下面には、ほぼ全面に共振電極122が形成されてい
る。そして、共振電極122は、圧電板120の他方の
側面120b上に形成された側面引出し電極122aに
接続されている。圧電板120は、例えばチタン酸ジル
コン酸鉛系圧電セラミックスのような圧電セラミックス
または水晶のような圧電単結晶により構成され、その分
極軸が厚み方向に揃うように分極処理されている。
【0070】また、圧電板120においても、上述した
式(1)を満たす値を中心として±10%の範囲内とな
るように長辺と短辺の比b/aが選ばれている。従っ
て、圧電共振子112においても、共振電極121,1
22間に交流電圧を印加した場合、圧電共振子112
は、上記幅拡がりモードで励振される。
式(1)を満たす値を中心として±10%の範囲内とな
るように長辺と短辺の比b/aが選ばれている。従っ
て、圧電共振子112においても、共振電極121,1
22間に交流電圧を印加した場合、圧電共振子112
は、上記幅拡がりモードで励振される。
【0071】さらに、圧電共振子112の上方には、並
列共振子用の圧電共振子113が配置されている。この
圧電共振子113は、圧電共振子112と同様に構成さ
れている。すなわち、圧電板123の上面の全面に共振
電極124が形成され、下面の全面には共振電極125
が形成されている。そして共振電極124,125の一
部は、各々圧電板123の一方の側面123a及び他方
の側面123b上に各々延びて、各々側面引出し電極1
24a,124bを構成している。
列共振子用の圧電共振子113が配置されている。この
圧電共振子113は、圧電共振子112と同様に構成さ
れている。すなわち、圧電板123の上面の全面に共振
電極124が形成され、下面の全面には共振電極125
が形成されている。そして共振電極124,125の一
部は、各々圧電板123の一方の側面123a及び他方
の側面123b上に各々延びて、各々側面引出し電極1
24a,124bを構成している。
【0072】さらに、圧電共振子113の上方には、直
列共振用の圧電共振子114が配置されている。この圧
電共振子114は、最下層の圧電共振子111と同様に
構成されている。すなわち、圧電板126の上面には、
共振電極127及び引出し電極128が形成されてい
る。さらに、下面には共振電極129及び引出し電極1
30が形成されている。共振電極127,129は、各
々が圧電板の上面、下面の中央部分に形成され、圧電板
126を介して互いに対向配置されている。また、引出
し電極128,130は、圧電板126の一対の短辺側
の側面126a,126bに各々延びて形成されてい
る。
列共振用の圧電共振子114が配置されている。この圧
電共振子114は、最下層の圧電共振子111と同様に
構成されている。すなわち、圧電板126の上面には、
共振電極127及び引出し電極128が形成されてい
る。さらに、下面には共振電極129及び引出し電極1
30が形成されている。共振電極127,129は、各
々が圧電板の上面、下面の中央部分に形成され、圧電板
126を介して互いに対向配置されている。また、引出
し電極128,130は、圧電板126の一対の短辺側
の側面126a,126bに各々延びて形成されてい
る。
【0073】上記の4つの圧電共振子111〜114
は、それぞれ弾性接着剤131b〜131dを介して接
着され、これによって積層体103が構成されている。
弾性接着剤131b〜131dは、各圧電共振子111
〜114の中央領域に配置されている。すなわち、圧電
板115,120,123,126の平面中央領域は、
各々の圧電共振子111〜114の振動モードのノード
点となる位置であり、この位置の振動変位が0あるいは
微小な領域である。また、弾性接着剤131b〜131
dは、上下の圧電共振子同士が振動時に接触するなどし
て振動が妨げられない程度の空隙を有するように、その
厚みが選択されている。
は、それぞれ弾性接着剤131b〜131dを介して接
着され、これによって積層体103が構成されている。
弾性接着剤131b〜131dは、各圧電共振子111
〜114の中央領域に配置されている。すなわち、圧電
板115,120,123,126の平面中央領域は、
各々の圧電共振子111〜114の振動モードのノード
点となる位置であり、この位置の振動変位が0あるいは
微小な領域である。また、弾性接着剤131b〜131
dは、上下の圧電共振子同士が振動時に接触するなどし
て振動が妨げられない程度の空隙を有するように、その
厚みが選択されている。
【0074】このように、 弾性接着剤131b〜131dが各圧電共振子111
〜114の振動のノード部に付与されているため、 弾性接着剤131b〜131dが弾力性を有するた
め、 上記空隙が形成されているため、 積層体103においては、各圧電共振子111〜114
の共振特性が、上記の弾性接着剤131b〜131dに
よる接合により劣化するおそれが極めて少ない。
〜114の振動のノード部に付与されているため、 弾性接着剤131b〜131dが弾力性を有するた
め、 上記空隙が形成されているため、 積層体103においては、各圧電共振子111〜114
の共振特性が、上記の弾性接着剤131b〜131dに
よる接合により劣化するおそれが極めて少ない。
【0075】さらに、上記積層体103は、弾性接着剤
131a(図示省略)により基板102に固定されてい
る。弾性接着剤131aは、上記の弾性接着剤131b
〜131dと同様の材料で構成されている。弾性接着剤
131aは、圧電共振子111の振動のノード部におい
て圧電共振子111と基板102とを接合している。す
なわち、弾性接着剤131aは、圧電板115の中央領
域に形成されている。その厚みは、圧電共振子111の
振動を阻害しないための空隙が圧電共振子111と基板
102との間に構成されるように選ばれている。
131a(図示省略)により基板102に固定されてい
る。弾性接着剤131aは、上記の弾性接着剤131b
〜131dと同様の材料で構成されている。弾性接着剤
131aは、圧電共振子111の振動のノード部におい
て圧電共振子111と基板102とを接合している。す
なわち、弾性接着剤131aは、圧電板115の中央領
域に形成されている。その厚みは、圧電共振子111の
振動を阻害しないための空隙が圧電共振子111と基板
102との間に構成されるように選ばれている。
【0076】次に、基板102は、図12に示すよう
に、平面形状がほぼ矩形の絶縁板、例えばアルミナなど
の絶縁性セラミックスもしくは合成樹脂などからなる板
状部材で構成されている。基板102の上面には、適宜
の方法で導電性材料を付与することによって電極104
〜110が形成されている。電極104〜106及び電
極108〜110は、基板102の一対の短辺側側面に
設けられた切欠の内部にも延びて形成されている。ま
た、電極107は基板102の上面に外周縁には至らな
いように形成されている。
に、平面形状がほぼ矩形の絶縁板、例えばアルミナなど
の絶縁性セラミックスもしくは合成樹脂などからなる板
状部材で構成されている。基板102の上面には、適宜
の方法で導電性材料を付与することによって電極104
〜110が形成されている。電極104〜106及び電
極108〜110は、基板102の一対の短辺側側面に
設けられた切欠の内部にも延びて形成されている。ま
た、電極107は基板102の上面に外周縁には至らな
いように形成されている。
【0077】次に、圧電共振子111〜114と基板1
02上の電極104〜110との電気的接続構造を図6
及び図9〜図12を参照して説明する。この第3の実施
形態におけるラダー型フィルタ101は、第1の実施形
態におけるラダー型フィルタと同じ回路構成を有してい
るため、ここで再度図6の回路図を参照する。まず、図
6及び図12を参照して、ラダー型フィルタ101の入
力端子は電極110により構成され、出力端子は電極1
04及び電極108により、さらにアース端子は電極1
05及び電極109により構成される。なお、電極10
6はダミー電極となる。
02上の電極104〜110との電気的接続構造を図6
及び図9〜図12を参照して説明する。この第3の実施
形態におけるラダー型フィルタ101は、第1の実施形
態におけるラダー型フィルタと同じ回路構成を有してい
るため、ここで再度図6の回路図を参照する。まず、図
6及び図12を参照して、ラダー型フィルタ101の入
力端子は電極110により構成され、出力端子は電極1
04及び電極108により、さらにアース端子は電極1
05及び電極109により構成される。なお、電極10
6はダミー電極となる。
【0078】電極104〜110と、圧電共振子111
〜114に形成された共振電極とは、第1〜第8配線導
体132〜139により電気的に接続される。第1〜第
8配線導体132〜139は、弾性復元力、すなわちば
ねとしての弾性力を有する金属材料、例えば洋白などか
ら構成される。各配線導体には、基板102上の電極に
固定される固定部と、各圧電共振子111〜114の共
振電極に圧接される圧接部とを有するように成形されて
いる。
〜114に形成された共振電極とは、第1〜第8配線導
体132〜139により電気的に接続される。第1〜第
8配線導体132〜139は、弾性復元力、すなわちば
ねとしての弾性力を有する金属材料、例えば洋白などか
ら構成される。各配線導体には、基板102上の電極に
固定される固定部と、各圧電共振子111〜114の共
振電極に圧接される圧接部とを有するように成形されて
いる。
【0079】より具体的に説明すると、まず図6に示す
ように、入力端子となる電極110と出力端子となる電
極108との間には2つの圧電共振子114,111が
直列に接続されている。すなわち、図9〜図12に示す
ように、入力端子となる電極110には第4配線導体1
35の固定部135bが半田付けあるいは溶接により固
定されている。さらに第4配線導体135の圧接部13
5aは、圧電共振子114の共振電極127の引出し電
極128に圧接している。一方、圧電共振子114のも
う一方の共振電極129の引出し電極130には第8配
線導体139の圧接部139aが圧接されている。そし
て、第8配線導体139の固定部139bは、接続電極
107の一端に固定されている。さらに、接続電極10
7の端部には、第5配線導体136の固定部136bが
固定され、第5配線導体136の圧接部136aが圧電
共振子111の共振電極118の引出し電極119に圧
接している。さらに、圧電共振子111の他方の共振電
極116の引出し電極117には第1配線導体132の
圧接部132aが圧接されており、その固定部132b
は出力端子となる電極108に接続されている。このよ
うな配線構造により、入力端子と出力端子と間に2つの
圧電共振子114,111が直列に接続されている。
ように、入力端子となる電極110と出力端子となる電
極108との間には2つの圧電共振子114,111が
直列に接続されている。すなわち、図9〜図12に示す
ように、入力端子となる電極110には第4配線導体1
35の固定部135bが半田付けあるいは溶接により固
定されている。さらに第4配線導体135の圧接部13
5aは、圧電共振子114の共振電極127の引出し電
極128に圧接している。一方、圧電共振子114のも
う一方の共振電極129の引出し電極130には第8配
線導体139の圧接部139aが圧接されている。そし
て、第8配線導体139の固定部139bは、接続電極
107の一端に固定されている。さらに、接続電極10
7の端部には、第5配線導体136の固定部136bが
固定され、第5配線導体136の圧接部136aが圧電
共振子111の共振電極118の引出し電極119に圧
接している。さらに、圧電共振子111の他方の共振電
極116の引出し電極117には第1配線導体132の
圧接部132aが圧接されており、その固定部132b
は出力端子となる電極108に接続されている。このよ
うな配線構造により、入力端子と出力端子と間に2つの
圧電共振子114,111が直列に接続されている。
【0080】再び図6を参照して、2つの圧電共振子1
14,111の接続点とアース端子となる電極105と
の間に圧電共振子113が接続されている。すなわち、
図9〜図11に示すように、第3の配線導体134の固
定部134bは、圧電共振子114の共振電極127に
第8配線導体139を介して接続される接続電極107
の一端に固定され、その圧接部134aは圧電共振子1
13の共振電極124の側面引出し電極部124aに圧
接している。さらに、圧電共振子113の他方の共振電
極125の側面引出し電極部125aには第7配線導体
138の圧接部138aが圧接している。そして、第7
配線導体138の固定部138bは出力端子となる電極
105に半田付けなどにより固定されている。
14,111の接続点とアース端子となる電極105と
の間に圧電共振子113が接続されている。すなわち、
図9〜図11に示すように、第3の配線導体134の固
定部134bは、圧電共振子114の共振電極127に
第8配線導体139を介して接続される接続電極107
の一端に固定され、その圧接部134aは圧電共振子1
13の共振電極124の側面引出し電極部124aに圧
接している。さらに、圧電共振子113の他方の共振電
極125の側面引出し電極部125aには第7配線導体
138の圧接部138aが圧接している。そして、第7
配線導体138の固定部138bは出力端子となる電極
105に半田付けなどにより固定されている。
【0081】さらに、図6に示すように、出力端子とア
ース端子との間には圧電共振子112が接続されてい
る。すなわち、出力端子となる電極104には第6配線
導体137の固定部137bが固定されており、第6配
線導体137の圧接部137aは圧電共振子112の共
振電極121の側面引出し電極部121aに圧接してい
る。さらに、圧電共振子112の他方の共振電極122
の側面引出し電極122aには第2配線導体133の圧
接部133aが圧接している。そして、この第2配線導
体133の固定部133bはアース端子となる電極10
9に固定されている。
ース端子との間には圧電共振子112が接続されてい
る。すなわち、出力端子となる電極104には第6配線
導体137の固定部137bが固定されており、第6配
線導体137の圧接部137aは圧電共振子112の共
振電極121の側面引出し電極部121aに圧接してい
る。さらに、圧電共振子112の他方の共振電極122
の側面引出し電極122aには第2配線導体133の圧
接部133aが圧接している。そして、この第2配線導
体133の固定部133bはアース端子となる電極10
9に固定されている。
【0082】以上のような配線構造により、入出力端子
110,104,108間に配置された圧電共振子11
4,111が2つの直列共振子を構成し、アース端子と
なる電極105,109に接続される圧電共振子11
3,112が2つの並列共振子を構成し、これによって
2段のラダー型フィルタを構成している。
110,104,108間に配置された圧電共振子11
4,111が2つの直列共振子を構成し、アース端子と
なる電極105,109に接続される圧電共振子11
3,112が2つの並列共振子を構成し、これによって
2段のラダー型フィルタを構成している。
【0083】また、上記のような配線構造に用いられる
第1〜第8配線導体は、各導体の圧接部が圧電共振子1
11〜114の圧電板の短辺側の側面のほぼ中央位置に
おいて圧接するように配置されている。この圧電板の短
辺側側面の中央位置は、幅拡がりモードで、振動する圧
電共振子のノード点となる位置である。このため、各配
線導体の押圧力が圧電共振子111〜114に作用した
場合でも、圧電共振子の振動の変位が微小な領域に圧接
部が圧接していることにより、圧電共振子の振動を阻害
するおそれが極めて少ない。
第1〜第8配線導体は、各導体の圧接部が圧電共振子1
11〜114の圧電板の短辺側の側面のほぼ中央位置に
おいて圧接するように配置されている。この圧電板の短
辺側側面の中央位置は、幅拡がりモードで、振動する圧
電共振子のノード点となる位置である。このため、各配
線導体の押圧力が圧電共振子111〜114に作用した
場合でも、圧電共振子の振動の変位が微小な領域に圧接
部が圧接していることにより、圧電共振子の振動を阻害
するおそれが極めて少ない。
【0084】なお、この第3の実施形態によるラダー型
フィルタ101においても、第1の実施形態におけるラ
ダー型フィルタと同様の弾性接着剤を用いることができ
る。また、基板102の上方に積層体103を覆うよう
な形状のキャップを設けることができる。
フィルタ101においても、第1の実施形態におけるラ
ダー型フィルタと同様の弾性接着剤を用いることができ
る。また、基板102の上方に積層体103を覆うよう
な形状のキャップを設けることができる。
【0085】第3の実施形態の変形例 図13は、上記の第3の実施形態におけるラダー型フィ
ルタの変形例を示す構造斜視図である。この変形例は、
特に配線導体の形状の変形例を示している。すなわち、
図13中に示した4つの配線導体140〜143は、図
9に示した第3の実施形態における配線導体132〜1
34あるいは図10に示す配線導体136〜139に置
き換えられるものである。そして、この変形例における
配線導体は、圧接部の形状が図示のような曲面状に成形
されている点で上記の第3の実施形態の場合と異なって
いる。この場合においても、各配線導体140〜143
の圧接部を各圧電共振子の短辺側端面の中央近傍に圧接
させることによって、圧電共振子の振動を阻害すること
なく、電気的導通を確保することができる。
ルタの変形例を示す構造斜視図である。この変形例は、
特に配線導体の形状の変形例を示している。すなわち、
図13中に示した4つの配線導体140〜143は、図
9に示した第3の実施形態における配線導体132〜1
34あるいは図10に示す配線導体136〜139に置
き換えられるものである。そして、この変形例における
配線導体は、圧接部の形状が図示のような曲面状に成形
されている点で上記の第3の実施形態の場合と異なって
いる。この場合においても、各配線導体140〜143
の圧接部を各圧電共振子の短辺側端面の中央近傍に圧接
させることによって、圧電共振子の振動を阻害すること
なく、電気的導通を確保することができる。
【0086】第4の実施形態 図14は、第4の実施形態に係る圧電発振子の主要部の
分解構造斜視図であり、図15はその組み立て状態を示
す斜視図である。
分解構造斜視図であり、図15はその組み立て状態を示
す斜視図である。
【0087】本実施形態では、圧電共振子151を載置
する基板として金属よりなる端子板155が用いられて
いる。端子板155は、圧電共振子151を載置するに
十分な程度の平面形状に形成され、その一部が一方側に
延ばされた端子部155aが形成されている。また、端
子板155の両側には、一対の端子板156,157が
配置されている。端子板156,157は、端子板15
5と同様に金属材料から構成され、入出力用の端子とな
る端子部156a,157aと、圧電共振子151の共
振電極153,154に電気的導通を得るための圧接部
156b,157bとを備えている。
する基板として金属よりなる端子板155が用いられて
いる。端子板155は、圧電共振子151を載置するに
十分な程度の平面形状に形成され、その一部が一方側に
延ばされた端子部155aが形成されている。また、端
子板155の両側には、一対の端子板156,157が
配置されている。端子板156,157は、端子板15
5と同様に金属材料から構成され、入出力用の端子とな
る端子部156a,157aと、圧電共振子151の共
振電極153,154に電気的導通を得るための圧接部
156b,157bとを備えている。
【0088】圧電共振子151は、上記の第1乃至第3
の実施形態と同様に、チタン酸ジルコン酸鉛系圧電セラ
ミックスのような圧電セラミックスまたは水晶などの圧
電単結晶より構成され、その分極軸が厚み方向に揃うよ
うに分極処理されている。圧電板152の上面及び下面
には、一対の共振電極153,154が形成されてい
る。この共振電極153,154の各々は、圧電板15
2の長辺側側面に延びて形成される側面引出し電極15
3a,154aを有している。
の実施形態と同様に、チタン酸ジルコン酸鉛系圧電セラ
ミックスのような圧電セラミックスまたは水晶などの圧
電単結晶より構成され、その分極軸が厚み方向に揃うよ
うに分極処理されている。圧電板152の上面及び下面
には、一対の共振電極153,154が形成されてい
る。この共振電極153,154の各々は、圧電板15
2の長辺側側面に延びて形成される側面引出し電極15
3a,154aを有している。
【0089】圧電共振子151は、弾性接着剤158を
介して端子板155に接合される。弾性接着剤158は
圧電共振子151の裏面の振動のノード部に付与され
る。そして、図15に示すように、組み立てられた状態
で、一方の端子板156の圧接部156bは圧電共振子
151の共振電極の側面引出し電極153aに圧接さ
れ、また端部の端子板157の圧接部157bは他方の
共振電極の側面引出し電極154aに圧接される。
介して端子板155に接合される。弾性接着剤158は
圧電共振子151の裏面の振動のノード部に付与され
る。そして、図15に示すように、組み立てられた状態
で、一方の端子板156の圧接部156bは圧電共振子
151の共振電極の側面引出し電極153aに圧接さ
れ、また端部の端子板157の圧接部157bは他方の
共振電極の側面引出し電極154aに圧接される。
【0090】圧電共振子151と端子板155,15
6,157の接続が終了すると、その周囲を樹脂外装1
59により被覆される。この樹脂外装159は、端子板
155〜157の端子部155a〜157aを除いた部
分の周囲にパラフィンワックスを付与して、さらに熱硬
化性樹脂で周囲を被覆した後、加熱することにより形成
される。
6,157の接続が終了すると、その周囲を樹脂外装1
59により被覆される。この樹脂外装159は、端子板
155〜157の端子部155a〜157aを除いた部
分の周囲にパラフィンワックスを付与して、さらに熱硬
化性樹脂で周囲を被覆した後、加熱することにより形成
される。
【0091】本願発明者の具体的な実験結果によると、
発振周波数2MHzの圧電発振子を得ようとした場合、
圧電共振子151の寸法は、1.1×2.3×0.2m
mとなることが確かめられている。
発振周波数2MHzの圧電発振子を得ようとした場合、
圧電共振子151の寸法は、1.1×2.3×0.2m
mとなることが確かめられている。
【0092】第5の実施形態 図16は、本発明の第5の実施形態に係る圧電フィルタ
の分解構造斜視図であり、図17は、そのB−B断面の
断面構造図である。
の分解構造斜視図であり、図17は、そのB−B断面の
断面構造図である。
【0093】本実施形態では、基板161上に弾性接着
剤163を介して圧電フィルタ素子162が固定されて
いる。基板161には、一方の側面に切欠161a〜1
61cが、該側面に対向する反対側の側面に切欠161
d〜161fが形成されている。また、基板161の上
面には、電極164a〜164cが互いに平行に形成さ
れている。電極164aは、基板161の上面からさら
に延びて切欠161a,161dに至るように形成され
ている。同様に電極164bは切欠161b,161e
内に、また電極164cは切欠161c,161f内に
至るように延びて形成されている。
剤163を介して圧電フィルタ素子162が固定されて
いる。基板161には、一方の側面に切欠161a〜1
61cが、該側面に対向する反対側の側面に切欠161
d〜161fが形成されている。また、基板161の上
面には、電極164a〜164cが互いに平行に形成さ
れている。電極164aは、基板161の上面からさら
に延びて切欠161a,161dに至るように形成され
ている。同様に電極164bは切欠161b,161e
内に、また電極164cは切欠161c,161f内に
至るように延びて形成されている。
【0094】圧電共振子162は、平面形状が正方形の
圧電板165を用いて構成されている。圧電板165
は、圧電セラミックスまたは水晶などの圧電単結晶によ
り構成されている。そして、圧電板165の上面中央に
は、平面形状が正方形の第1の共振電極166が形成さ
れ、上面の周辺には、外周縁に沿うように矩形枠状の第
2の共振電極167が形成されている。また、圧電板1
65の下面には、全面に共振電極168が形成されてい
る。
圧電板165を用いて構成されている。圧電板165
は、圧電セラミックスまたは水晶などの圧電単結晶によ
り構成されている。そして、圧電板165の上面中央に
は、平面形状が正方形の第1の共振電極166が形成さ
れ、上面の周辺には、外周縁に沿うように矩形枠状の第
2の共振電極167が形成されている。また、圧電板1
65の下面には、全面に共振電極168が形成されてい
る。
【0095】圧電フィルタ素子162は弾性接着剤16
3を介して基板161の上面に接合される。弾性接着剤
163は圧電フィルタ素子162の振動のノード点とな
る位置に付与される。従って、弾性接着剤163を介し
て圧電フィルタ素子162が基板161上に固定された
場合でも、圧電フィルタ素子162の振動が阻害される
ことがない。
3を介して基板161の上面に接合される。弾性接着剤
163は圧電フィルタ素子162の振動のノード点とな
る位置に付与される。従って、弾性接着剤163を介し
て圧電フィルタ素子162が基板161上に固定された
場合でも、圧電フィルタ素子162の振動が阻害される
ことがない。
【0096】さらに圧電フィルタ素子162の共振電極
166〜168と、基板161上の電極164a〜16
4cは、第1及び第2配線導体169,170及び弾性
接着剤163を介して接続される。すなわち、第1配線
導体169の圧接部169aは第1の共振電極166の
ほぼ中央位置に圧接され、また固定部169bは電極1
64cの表面上に半田付けあるいは溶接により接続され
る。
166〜168と、基板161上の電極164a〜16
4cは、第1及び第2配線導体169,170及び弾性
接着剤163を介して接続される。すなわち、第1配線
導体169の圧接部169aは第1の共振電極166の
ほぼ中央位置に圧接され、また固定部169bは電極1
64cの表面上に半田付けあるいは溶接により接続され
る。
【0097】第2配線導体170の圧接部170aは第
2の共振電極167の表面に圧接され、固定部170b
は入力端子となる電極164aの表面上に半田付けなど
により固定される。さらに、共振電極168は、弾性接
着剤163を介してアース端子となる電極164bに接
続されている。弾性接着剤163は弾性を有するのみな
らず、導電性をも有するような材料で構成されている。
このような導電性を有する弾性接着剤としては、例えば
導電性シリコン樹脂からなる接着剤が挙げられる。この
ような導電性を有する弾性接着剤163を用いることに
より、第1及び第2配線導体169,170のようなば
ね性を有する導体の数を1つ減らすことができる。
2の共振電極167の表面に圧接され、固定部170b
は入力端子となる電極164aの表面上に半田付けなど
により固定される。さらに、共振電極168は、弾性接
着剤163を介してアース端子となる電極164bに接
続されている。弾性接着剤163は弾性を有するのみな
らず、導電性をも有するような材料で構成されている。
このような導電性を有する弾性接着剤としては、例えば
導電性シリコン樹脂からなる接着剤が挙げられる。この
ような導電性を有する弾性接着剤163を用いることに
より、第1及び第2配線導体169,170のようなば
ね性を有する導体の数を1つ減らすことができる。
【0098】なお上記のような構造は、幅拡がりモード
を利用したフィルタのみならず、コンデンサ内蔵型圧電
発振子においても同様に構成することができる。また、
本実施形態においては、正方形板の幅拡がりモードを利
用した圧電発振子162を用いた例につき説明したが、
矩形の圧電発振子を構成することもできる。
を利用したフィルタのみならず、コンデンサ内蔵型圧電
発振子においても同様に構成することができる。また、
本実施形態においては、正方形板の幅拡がりモードを利
用した圧電発振子162を用いた例につき説明したが、
矩形の圧電発振子を構成することもできる。
【0099】本願発明者の具体的な実験結果によると、
中心周波数455kHzの圧電フィルタを得ようとした
場合、圧電共振子162の寸法は、4.5×4.5×
0.3mmとなることが確かめられている。
中心周波数455kHzの圧電フィルタを得ようとした
場合、圧電共振子162の寸法は、4.5×4.5×
0.3mmとなることが確かめられている。
【0100】第6の実施形態 図18は、第6の実施形態に係る長さモードを利用した
圧電発振子の分解構造斜視図であり、図19は、その断
面C−Cの断面構造図である。
圧電発振子の分解構造斜視図であり、図19は、その断
面C−Cの断面構造図である。
【0101】本実施形態では、細長い矩形板状の基板1
81上に、弾性接着剤186を介して長さモードを利用
した圧電共振子182が固定される。基板181は、ア
ルミナもしくは合成樹脂などの絶縁性材料により構成さ
れている。基板181の一方の長辺側側面には、切欠1
81a,181bが形成され、他方の長辺側側面には、
切欠181c,181d(図示省略)が形成されてい
る。基板181の上面には電極183〜185が形成さ
れている。電極183は、切欠181a,181dの内
面に延びて形成されており、また電極184は、その一
端が切欠181bの内部に延びて形成されている。さら
に、電極185は、後述する配線導体190を固定する
ためにのみ用いられるダミー電極である。
81上に、弾性接着剤186を介して長さモードを利用
した圧電共振子182が固定される。基板181は、ア
ルミナもしくは合成樹脂などの絶縁性材料により構成さ
れている。基板181の一方の長辺側側面には、切欠1
81a,181bが形成され、他方の長辺側側面には、
切欠181c,181d(図示省略)が形成されてい
る。基板181の上面には電極183〜185が形成さ
れている。電極183は、切欠181a,181dの内
面に延びて形成されており、また電極184は、その一
端が切欠181bの内部に延びて形成されている。さら
に、電極185は、後述する配線導体190を固定する
ためにのみ用いられるダミー電極である。
【0102】圧電共振子182は、細長い矩形板状の圧
電板187を用いて構成されている。圧電板187は、
厚み方向に一様に分極処理されており、本実施形態で
は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛系圧電セラミックスに
より構成されている。圧電板の上面には共振電極188
が全面に形成されており、裏面には全面に共振電極18
9が形成されている。
電板187を用いて構成されている。圧電板187は、
厚み方向に一様に分極処理されており、本実施形態で
は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛系圧電セラミックスに
より構成されている。圧電板の上面には共振電極188
が全面に形成されており、裏面には全面に共振電極18
9が形成されている。
【0103】圧電共振子182は、弾性接着剤186を
介して基板181の上面に接合されている。弾性接着剤
186は、圧電共振子182の振動のノード部に配置さ
れる。すなわち、長さモードを利用した圧電共振子18
2では、その長さ方向の中央部に振動のノード点が位置
する。従って、弾性接着剤186はこの圧電共振子18
2の長手方向の中央に付与される。
介して基板181の上面に接合されている。弾性接着剤
186は、圧電共振子182の振動のノード部に配置さ
れる。すなわち、長さモードを利用した圧電共振子18
2では、その長さ方向の中央部に振動のノード点が位置
する。従って、弾性接着剤186はこの圧電共振子18
2の長手方向の中央に付与される。
【0104】圧電共振子182の共振電極188,18
9と基板181の上面に形成された電極183〜185
は配線導体190及び弾性接着剤186を介して電気的
に接続される。すなわち、配線導体190は、導電性及
び弾性復元力を有する導体、例えば洋白などの金属材料
から成形される。配線導体190は、図示のように、門
型形状に成形され、その両端部が固定部190b,19
0cを構成し、その中央部が下方に折り曲げられた圧接
部190aを構成する。図19に示すように、配線導体
190の一方の固定部190bは、電極183の表面に
半田付けあるいは溶接により固定され、他方の固定部1
90cは、ダミー電極185に半田付けなどにより固定
される。そして、配線導体の固定部190b,190c
が固定された状態で、圧接部190aは圧電共振子18
2の上面に形成された共振電極188の表面に圧接され
る。この圧接部190aの接触位置は、圧電共振子18
2の振動のノード点、すなわち圧電共振子182の長手
方向の中央位置にほぼ相当する。このようなノード点に
圧接することにより、圧電共振子182の振動が阻害さ
れることを防止できる。
9と基板181の上面に形成された電極183〜185
は配線導体190及び弾性接着剤186を介して電気的
に接続される。すなわち、配線導体190は、導電性及
び弾性復元力を有する導体、例えば洋白などの金属材料
から成形される。配線導体190は、図示のように、門
型形状に成形され、その両端部が固定部190b,19
0cを構成し、その中央部が下方に折り曲げられた圧接
部190aを構成する。図19に示すように、配線導体
190の一方の固定部190bは、電極183の表面に
半田付けあるいは溶接により固定され、他方の固定部1
90cは、ダミー電極185に半田付けなどにより固定
される。そして、配線導体の固定部190b,190c
が固定された状態で、圧接部190aは圧電共振子18
2の上面に形成された共振電極188の表面に圧接され
る。この圧接部190aの接触位置は、圧電共振子18
2の振動のノード点、すなわち圧電共振子182の長手
方向の中央位置にほぼ相当する。このようなノード点に
圧接することにより、圧電共振子182の振動が阻害さ
れることを防止できる。
【0105】また、弾性接着剤186は、弾性のみなら
ず導電性を有する接着剤材料、例えば、導電性シリコー
ン樹脂からなる接着剤が用いられる。この導電性を有す
る弾性接着剤186により、圧電共振子182の下面側
に形成された共振電極189と基板181上の電極18
4とが電気的に接続される。このような導電性を有する
弾性接着剤186を用いることにより、配線導体の数を
1つ減らすことができる。
ず導電性を有する接着剤材料、例えば、導電性シリコー
ン樹脂からなる接着剤が用いられる。この導電性を有す
る弾性接着剤186により、圧電共振子182の下面側
に形成された共振電極189と基板181上の電極18
4とが電気的に接続される。このような導電性を有する
弾性接着剤186を用いることにより、配線導体の数を
1つ減らすことができる。
【0106】本願発明者の具体的な実験結果によると、
発振周波数450kHzの圧電発振子を得ようとした場
合、圧電共振子182の寸法は、4.5×0.6×0.
3mmとなることが確かめられている。
発振周波数450kHzの圧電発振子を得ようとした場
合、圧電共振子182の寸法は、4.5×0.6×0.
3mmとなることが確かめられている。
【0107】
【発明の効果】以上のように、本発明における圧電共振
部品においては、面振動モードを利用した圧電共振子
が、基板に対し弾性接着剤により固定されている。従っ
て、従来のようにばね端子のような異なる形状の支持構
造を用いずに圧電共振子を支持することができる。しか
も、上記弾性接着剤による支持は、圧電共振子の面振動
モードのノード点及びノード点と同程度に変位が少ない
部分の少なくとも一方において行われている。すなわ
ち、このような部分において支持されていること、並び
に弾性を有する接着剤を用いて支持されていることによ
り、支持構造に起因する圧電共振子の特性の劣化が生じ
難い。
部品においては、面振動モードを利用した圧電共振子
が、基板に対し弾性接着剤により固定されている。従っ
て、従来のようにばね端子のような異なる形状の支持構
造を用いずに圧電共振子を支持することができる。しか
も、上記弾性接着剤による支持は、圧電共振子の面振動
モードのノード点及びノード点と同程度に変位が少ない
部分の少なくとも一方において行われている。すなわ
ち、このような部分において支持されていること、並び
に弾性を有する接着剤を用いて支持されていることによ
り、支持構造に起因する圧電共振子の特性の劣化が生じ
難い。
【0108】さらに、圧電共振子と基板上の電極とはば
ね導体により電気的に接続されている。ばね導体の圧接
部は、圧電共振子のノード点及びノード点と同程度に変
位が少ない部分の何れかの部分に圧接されているため、
圧電振動子の振動を阻害することなく圧電共振子と電極
との間の電気的接続を確保することができる。しかも、
ばね導体が弾性復元力を有しているため、圧電共振部品
が落下したり外力が加わって変形したとしても、ばね導
体の圧接部が変形に追随して接触状態を保持することに
より、圧電共振子と基板上の電極との電気的接続状態が
損なわれたりするおそれが少ない。
ね導体により電気的に接続されている。ばね導体の圧接
部は、圧電共振子のノード点及びノード点と同程度に変
位が少ない部分の何れかの部分に圧接されているため、
圧電振動子の振動を阻害することなく圧電共振子と電極
との間の電気的接続を確保することができる。しかも、
ばね導体が弾性復元力を有しているため、圧電共振部品
が落下したり外力が加わって変形したとしても、ばね導
体の圧接部が変形に追随して接触状態を保持することに
より、圧電共振子と基板上の電極との電気的接続状態が
損なわれたりするおそれが少ない。
【0109】このように、面振動モードを利用した圧電
共振子を用いているにも係わらず、種々の圧電共振部品
を構成するにあたり、部品点数の低減、組み立て作業の
簡略化及び小型化を果たすことが可能となる。加えて、
耐機械的衝撃性に優れた安価な圧電共振部品を提供する
ことが可能となる。
共振子を用いているにも係わらず、種々の圧電共振部品
を構成するにあたり、部品点数の低減、組み立て作業の
簡略化及び小型化を果たすことが可能となる。加えて、
耐機械的衝撃性に優れた安価な圧電共振部品を提供する
ことが可能となる。
【0110】また、本発明のラダー型フィルタにおいて
も、直列共振子及び並列共振子が、上記の特定の圧電共
振子で構成されており、かつ複数の圧電共振子が弾性接
着剤を用いて振動のノード点及びノード点に相当する部
分に接合されて積層体を構成している。加えて、圧電共
振子の振動のノード点及び該ノード点と同程度に変位が
少ない部分の少なくとも一方においてこの積層体が基板
上に弾性接着剤により固定されている。従って、本発明
の圧電共振部品と同様に、部品点数の低減、組み立て作
業の簡略化及び小型化を図ることができる。さらに、複
数の圧電共振子と基板上の電極とはばね導体により電気
的に接続されているため、圧電共振子などに外力が加わ
った場合でも圧電共振子と基板上の電極との電気的接続
状態が損なわれるおそれが少なく、耐機械的衝撃性に優
れたラダー型フィルタを提供することができる。
も、直列共振子及び並列共振子が、上記の特定の圧電共
振子で構成されており、かつ複数の圧電共振子が弾性接
着剤を用いて振動のノード点及びノード点に相当する部
分に接合されて積層体を構成している。加えて、圧電共
振子の振動のノード点及び該ノード点と同程度に変位が
少ない部分の少なくとも一方においてこの積層体が基板
上に弾性接着剤により固定されている。従って、本発明
の圧電共振部品と同様に、部品点数の低減、組み立て作
業の簡略化及び小型化を図ることができる。さらに、複
数の圧電共振子と基板上の電極とはばね導体により電気
的に接続されているため、圧電共振子などに外力が加わ
った場合でも圧電共振子と基板上の電極との電気的接続
状態が損なわれるおそれが少なく、耐機械的衝撃性に優
れたラダー型フィルタを提供することができる。
【0111】さらに、本発明の圧電共振部品において
は、弾性接着剤を介在して基板上に圧電発振子を接合固
定し、端子部に設けたばね導体を介して端子部と圧電発
振子とを電気的に導通させるように構成したことによ
り、部品数の低減、組み立て作業の簡略化及び小型化を
果たすことが可能な圧電共振部品を提供することができ
る。
は、弾性接着剤を介在して基板上に圧電発振子を接合固
定し、端子部に設けたばね導体を介して端子部と圧電発
振子とを電気的に導通させるように構成したことによ
り、部品数の低減、組み立て作業の簡略化及び小型化を
果たすことが可能な圧電共振部品を提供することができ
る。
【図1】従来のラダー型フィルタの構造を説明するため
の模式的分解斜視図。
の模式的分解斜視図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るラダー型フィル
タの構造斜視図。
タの構造斜視図。
【図3】図2中のX−X断面の断面構造図。
【図4】第1の実施形態のラダー型フィルタに用いられ
る圧電共振子の分解構造斜視図。
る圧電共振子の分解構造斜視図。
【図5】第1の実施形態のラダー型フィルタに用いられ
る基板の平面構造図。
る基板の平面構造図。
【図6】ラダー型フィルタの回路構成を示す回路図。
【図7】第2の実施形態に係る圧電発振子の分解構造斜
視図。
視図。
【図8】図7中のY−Y断面の断面構造図。
【図9】本発明の第3の実施形態に係るラダー型フィル
タの外観構造斜視図。
タの外観構造斜視図。
【図10】図9に示すラダー型フィルタの反対面側から
の外観構造を示す構造斜視図。
の外観構造を示す構造斜視図。
【図11】第3の実施形態に係るラダー型フィルタの積
層体の分解構造斜視図。
層体の分解構造斜視図。
【図12】第3の実施形態に係るラダー型フィルタの基
板の構造を示す構造斜視図。
板の構造を示す構造斜視図。
【図13】第3の実施形態の変形例を示すラダー型フィ
ルタの要部構造斜視図。
ルタの要部構造斜視図。
【図14】本発明の第4の実施形態に係る圧電発振子の
分解構造斜視図。
分解構造斜視図。
【図15】図14に示す圧電発振子の組み立て状態を示
す構造斜視図。
す構造斜視図。
【図16】本発明の第5の実施形態に係る圧電フィルタ
の分解構造斜視図。
の分解構造斜視図。
【図17】図16におけるB−B断面の断面構造図。
【図18】本発明の第6の実施形態に係る圧電発振子の
分解構造斜視図。
分解構造斜視図。
【図19】図18中におけるC−C断面の断面構造図。
21…ラダー型フィルタ 22…基板 23…積層体 26〜30…電極 31〜34…圧電共振子 51a〜51d…弾性接着剤 52〜56…第1〜第5配線導体 81…圧電発振子 82…基板 83…圧電共振子 84〜86…電極 90…弾性接着剤 91,92…第1,第2配線導体 101…ラダー型フィルタ 102…基板 103…積層体 104〜110…電極 111〜114…圧電共振子 131a〜131d…弾性接着剤 132〜139…第1〜第8配線導体 150…圧電発振子 151…圧電共振子 155〜157…端子板 158…弾性接着剤 160…圧電フィルタ 161…基板 162…圧電共振子 163…弾性接着剤 164a〜164c…電極 169,170…第1,第2配線導体 180…圧電発振子 181…基板 182…圧電共振子 183〜185…電極 186…弾性接着剤 190…配線導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03H 9/60 H03H 9/60
Claims (9)
- 【請求項1】 面内変形を主体とする面振動モードを利
用した圧電共振子と、 前記圧電共振子に電気的に接続される電極を有し、かつ
前記圧電共振子がその上に載置される基板と、 前記圧電共振子の面振動モードのノード点及びノード点
と同程度に変位が少ない部分の少なくとも一方と、前記
基板とを固定するように配置された弾性接着剤と、 前記基板の電極に固定される固定部と、前記圧電共振子
の面振動モードのノード点及びノード点と同程度に変位
が少ない部分の何れかの部分に圧接される圧接部を有
し、前記圧電共振子と前記基板上の電極とを電気的に接
続するばね導体とを備えることを特徴とする、圧電共振
部品。 - 【請求項2】 前記圧電共振子は、厚み方向に分極され
た平面形状が矩形の圧電板と、前記圧電板の両主面に形
成された一対の共振電極とを有しており、 前記ばね導体は、 前記圧接部が前記圧電板の一方主面に形成された前記共
振電極に圧接され、前記固定部が前記基板上の電極に固
定される第1のばね導体と、 前記圧接部が前記圧電板の他方主面に形成された前記共
振電極に圧接され、前記固定部が前記基板上の電極に固
定される第2のばね導体とを備えることを特徴とする、
請求項1に記載の圧電共振部品。 - 【請求項3】 前記圧電共振子上に、面振動モードを利
用した少なくとも1つの他の圧電共振子が、面振動モー
ドのノード点及びノード点と同程度に変位が少ない部分
の少なくとも一方の部分において弾性接着剤を介して接
合されて積層体が構成されている、請求項1または請求
項2に記載の圧電共振部品。 - 【請求項4】 前記弾性接着剤が、導電性接着剤であ
る、請求項1に記載の圧電共振部品。 - 【請求項5】 前記圧電共振子が、厚み方向に分極され
た平面形状が矩形の圧電板と、前記圧電板の両主面に形
成された一対の共振電極とを有する圧電発振子である、
請求項1に記載の圧電共振部品。 - 【請求項6】 直列共振子と並列共振子とを有するラダ
ー型フィルタであって、 直列共振子及び並列共振子を構成するための複数の面振
動モードを利用した圧電共振子を備え、複数の圧電共振
子が振動のノード点及びノード点と同程度に変位が少な
い部分の少なくとも一方において弾性接着剤を介して接
合されて積層された積層体を構成しており、 前記積層体がその上に載置され、かつ前記積層体の圧電
共振子に電気的に接続される電極を有する基板と、 前記積層体の最下層の圧電共振子の振動のノード点及び
ノード点と同程度に変位が少ない部分の少なくとも一方
と、前記基板とを固定するように配置された弾性接着剤
と、 前記基板上の電極に固定される固定部と、前記圧電共振
子の面振動モードのノード点及びノード点と同程度に変
位が少ない部分の何れかの部分に圧接される圧接部を有
し、前記積層体中の前記圧電共振子と前記基板上の電極
とを電気的に接続するばね導体とを備えることを特徴と
する、ラダー型フィルタ。 - 【請求項7】 前記圧電共振子は、厚み方向に分極され
た平面形状が矩形の圧電板と、前記圧電板の両主面に形
成された一対の共振電極とを有しており、 前記積層体の各々の前記圧電共振子に接続される前記ば
ね導体は、 前記圧接部が前記圧電板の一方主面に形成された前記共
振電極に圧接され、前記固定部が前記基板上の電極に固
定される第1のばね導体と、 前記圧接部が前記圧電板の他方主面に形成された前記共
振電極に圧接され、前記固定部が前記基板上の電極に固
定される第2のばね導体とを備える、請求項6に記載の
ラダー型フィルタ。 - 【請求項8】 前記積層体の各々の前記圧電共振子は、 厚み方向に分極された平面形状が矩形の圧電板と、前記
圧電板の一方主面及び該主面に連なる一方側面に形成さ
れた第1の共振電極と、前記圧電板の他方主面及び該主
面に連なり、かつ前記一方側面に対向する他方側面に形
成された第2の共振電極とを有しており、 前記積層体の各々の前記圧電共振子に接続される前記ば
ね導体は、 前記圧接部が前記圧電板の一方側面上において前記第1
の共振電極に圧接され、前記固定部が前記基板上の電極
に固定される第1のばね導体と、 前記圧接部が前記圧電板の他方側面上において前記第2
の共振電極に圧接され、前記固定部が前記基板上の電極
に固定される第2のばね導体とを備えることを特徴とす
る、請求項6に記載のラダー型フィルタ。 - 【請求項9】 厚み方向に分極された平面形状が矩形の
圧電板と、前記圧電板の一方主面及び該主面に連なる側
面に形成された共振電極とを有する圧電発振子と、 前記圧電発振子を載置する基板と、 前記圧電発振子の面振動モードのノード点及びノード点
と同程度に変位が少ない部分の少なくとも一方と前記基
板とを固定するように配置された弾性接着剤と、 外部との電気的接続のために設けられる端子部と、 前記端子部に固定される固定部と、前記圧電発振子の前
記側面において前記共振電極に圧接される圧接部とを有
するばね導体とを備えることを特徴とする、圧電共振部
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21618395A JPH0964681A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 圧電共振部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21618395A JPH0964681A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 圧電共振部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0964681A true JPH0964681A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16684597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21618395A Pending JPH0964681A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 圧電共振部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0964681A (ja) |
-
1995
- 1995-08-24 JP JP21618395A patent/JPH0964681A/ja active Pending
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