JPH0965193A - 画像内動体追尾装置 - Google Patents

画像内動体追尾装置

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JPH0965193A
JPH0965193A JP7242436A JP24243695A JPH0965193A JP H0965193 A JPH0965193 A JP H0965193A JP 7242436 A JP7242436 A JP 7242436A JP 24243695 A JP24243695 A JP 24243695A JP H0965193 A JPH0965193 A JP H0965193A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像内の追跡動体の識別精度の低下を抑える
ことにより、追尾精度を高めることのできる画像内動体
追尾装置を提供する。 【解決手段】 一つの画像内に設定された領域を参照画
像とし、この参照画像データと画像に継続する画像デー
タとの相関演算を行い、参照画像と最も整合する画像の
位置を検出するに当たり、参照画像とこの参照画像に最
も整合する画像との位置のずれ量を演算し、この位置の
ずれ量が予め設定された基準値を超えるとき相関無しと
判断し、基準値以下のとき相関有りと判断する相関判断
部61,62,63,64を備え、相関無しと判断され
たとき、参照画像をそのまま次回の画像に対する相関演
算のための参照画像とし、相関有りと判断されたとき、
参照画像に最も整合する画像を次回の画像に対する相関
演算のための参照画像とすることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ビデオカ
メラで撮影した動画像中の人物等を追跡する画像内動体
追尾装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像内の動体を追尾(追跡)し、目標と
する動体すなわち被写体が撮像画面のどこに現在位置す
るのかを認識する技術は、例えばビデオカメラにおける
オートアイリスやオートフォーカス制御を正確なものに
するために必要である。かかる画像追尾装置として、例
えば図8に示すものが従来あった。同図において、撮像
センサ1の画像信号が信号処理部2に加えられる。信号
処理部2はこれに加えられた画像信号をアナログ・デジ
タル変換し、1フレーム分の現画像データを画像メモリ
部3に記憶させる。また、画像メモリ部3に記憶された
ものよりも一つ前のフレーム中の予め設定された領域の
追跡目標を含む参照画像データを参照メモリ部4に記憶
させておく。相関演算部5は参照メモリ部4に記憶され
ている参照画像データと、画像メモリ部6に記憶されて
いる現画像データとの相関演算を行って演算結果を相関
判断部6に加える。相関判断部6は相関の最も高い領
域、すなわち、最も整合する領域を判定するとともに、
相関値が予め設定された基準値より高いとき、その領域
データを新たな参照画像データとする指令をメモリ制御
部7に加える。メモリ制御部7はこの相関判断部6の指
令に従って、画像メモリ部3中の最大相関領域データ、
つまり、最も整合する画像データを切り取り、参照メモ
リ部4に更新記憶させる。
【0003】図9はこの画像内動体追尾装置の動作説明
図である。すなわち、(a) に示したi−1フレーム画像
9中に参照画像91が領域で初期設定されると、メモリ
制御部7がこの参照画像データを参照メモリ部4に記憶
させる。一方、(b) に示した現画像データとしてのiフ
レームの画像データ10が画像メモリ部3に記憶され
る。相関演算部5はiフレームの画像データ10のう
ち、予め設定された探索エリア110に対して、参照画
像データとの相関演算を行う。このとき、i−1フレー
ムの参照画像91と同様の画像101が存在すれば、こ
の画像に対する相関は高く、その値が基準値を超えると
き、相関判断部6は画像101を新たな参照画像とする
指令をメモリ制御部7に加える。これによって、メモリ
制御部7はiフレームの画像101のデータを参照メモ
リ部4に更新記憶させる。そして、i+1フレームの画
像データが画像メモリ部3に記憶されたとき、上述した
と同様な動作が行われ、参照メモリ部4の追跡目標デー
タは順次自動的に更新される。
【0004】上述した、相関判断の過程で求められた最
大相関領域の位置データによって、追跡目標が参照画像
の中心に位置するように、所定の制御が行われる。な
お、相関演算部5は、参照画像91に対して次式の演算
を行って非相関度Rを求め、この非相関度Rの値が低い
ほど、相関度は高いとしている。 R=Σ|Sn −rn | …(1) ただし Sn :追跡画像データ rn :参照画像データ である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像内
動体追尾装置にあっては、参照画像データと現画像デー
タとの相関しか求めていなかったので、追跡目標が類似
物体に隠されたり、他の移動体とすれ違ったりすると、
類似物体や他の移動体を含む領域を参照画像として誤判
断することがあり、そのために識別精度が低下するとい
う問題があった。また、参照画像は追跡目標と背景とか
ら構成され、背景に対しても(1) 式の演算が実行される
ため、背景が大きく変化した場合には、追跡目標を正し
くとらえていたとしても、相関なしと判断される場合が
あり、この場合にも識別精度が低下するいう問題があっ
た。
【0006】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたもので、追跡画像の識別精度の低下を抑えることに
より、追尾精度を高めることのできる画像内動体追尾装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】一つの画像内に設定され
た領域を参照画像とし、この参照画像データとその画像
に継続する画像データとの相関演算を行い、参照画像と
最も整合する画像の位置を検出するに当たり、請求項1
に記載の画像内動体追尾装置は、相関判断部がi−1フ
レームの参照画像に対するiフレーム画像の最大相関領
域を判断したとき、相関演算部がiフレーム画像の最大
相関領域デ−タとi−1フレーム画像データとの相関を
演算し、この相関演算の結果に基づいて、さらに、相関
判断部がiフレーム画像の最大相関領域に対するi−1
フレーム画像の最大相関領域を判断するとともに、i−
1フレーム画像内の最大相関領域と参照画像との位置の
ずれ量を演算し、この位置のずれ量が予め設定された基
準値を超えるとき、iフレーム画像の最大相関領域は参
照画像に対して相関無しと判断し、基準値以下のとき相
関有りと判断し、この判断に応じてメモリ制御部は相関
無しのときは参照画像データを記憶する参照メモリ部の
内容を更新せず、相関有りのときは参照メモリ部の内容
をiフレーム画像の最大相関領域データによって更新し
て新たな参照画像データとすることを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の画像内動体追尾装置は、
相関判断部がi−1フレームの参照画像データに対する
iフレーム画像の最大相関領域を判断したとき、この最
大相関領域の相関値が予め設定された基準値より小さい
か否かを調べ、基準値より小さいときi−1フレームの
参照画像とiフレーム画像の最大相関領域とは相関無し
と判断し、基準値以上のときi−1フレームの参照画像
とiフレーム画像の最大相関領域とは相関有りと判断
し、この判断に応じてメモリ制御部は相関無しのとき、
i−1フレームの参照画像データを記憶する第1の参照
メモリ部のデータをi−2フレームの参照画像データを
記憶する第2の参照メモリ部のデータによって更新し、
相関有りのとき第2の参照メモリ部のデータを第1の参
照メモリ部のデータによって更新するとともに、第1の
参照メモリ部のデータをiフレーム画像の最大相関領域
のデータによって更新することを特徴としている。
【0009】請求項3に記載の画像内動体追尾装置は、
kを2以上の整数として過去に遡ったk回分の各参照画
像を記憶する参照メモリ部と、iを現画像から過去に遡
った数として参照メモリ部に記憶されたi=1の参照画
像と今回の画像との相関演算、及びこの相関演算により
最も整合する今回の画像とi≧2の各参照画像との相関
演算を行う相関演算部と、この相関演算部で演算された
相関値に基づいて相関の有無を判断する相関判断部と、
この相関判断部によって相関無しと判断されたとき、参
照メモリ部をそのまま次回の画像に対する相関演算のた
めの参照画像とし、相関有りと判断されたとき、i=1
の参照画像と最も整合する今回の画像をi=1の参照画
像とし、i(i=1〜k−1)参照画像をi+1参照画
像として参照メモリ部を更新して次回の画像に対する相
関演算のための参照画像とするメモリ制御部とを備えた
ことを特徴としている。
【0010】請求項4に記載の画像内動体追尾装置は、
請求項3に記載の相関判断部が、i=1の参照画像に対
して最も整合する今回の画像とi≧2の各参照画像との
相関演算を行い、この相間演算によって得られた相関値
がそれぞれ予め定めた基準値以上のとき相関有りと判断
し、少なくとも一つが基準値より小さいとき相関無しと
判断することを特徴ととしている。
【0011】請求項5に記載の画像内動体追尾装置は、
請求項3に記載の相関判断部が、最大相関領域と1回前
からk回前までの参照画像データとの相関を順次求めた
ときに、i回前の参照画像データに対して初めて相関有
りと判断された場合には、1回前からi−1回前までの
参照画像データを全て消去し、i回前のデータを1回前
の参照画像データ、i+1回前のデータを2回前の参照
画像データ、…、k回前のデータをk−i+1回前の参
照画像データとすることを特徴としている。
【0012】請求項6に記載の画像内動体追尾装置は、
参照画像とこの参照画像に最も整合する画像との各対応
点のデータの差分を演算するとともに、差分の絶対値の
ヒストグラム分布を求めるヒストグラム演算部と、参照
画像と最も整合する画像の相関値が予め設定された基準
値より小さいときに相関無しと仮判断し、基準値以上の
ときに相関有りと判断し、かつ、相関無しと仮判断され
たうち、ヒストグラム演算部の演算値が予め定めたもう
一つの基準値を超えるとき、相関無しと仮判断された画
像を相関有りとして判断を変更する相関判断部とを備
え、この相関演算部で相関無しと判断されたとき、前回
の参照画像をそのまま次回の画像に対する相関演算のた
めの参照画像とし、相関有りと判断されたとき、参照画
像に最も整合する画像を次回の画像に対する相関演算の
ための参照画像とすることを特徴としている。
【0013】請求項1に記載の画像内動体追尾装置にお
いては、i−1フレームの参照画像に対するiフレーム
画像の最大相関領域を判断した後、さらに、iフレーム
画像の最大相関領域に対するi−1フレーム画像の最大
相関領域を判断するとともに、i−1フレーム画像内の
最大相関領域と参照画像との位置のずれ量を演算し、こ
の位置のずれ量が予め設定された基準値を超えるとき、
iフレーム画像の最大相関領域は参照画像に対して相関
無しと判断し、このとき、i−1フレームの参照画像と
次回のフレーム画像との相関演算を行うため、追跡目標
が類似物体の後ろに隠れた場合でも、類似物体を追跡目
標とすることはなくなり、誤判断による識別精度の低下
が抑えられる。
【0014】請求項2に記載の画像内動体追尾装置にお
いては、i−1フレームの参照画像データに対するiフ
レーム画像の最大相関領域を判断したとき、この最大相
関領域の相関値が予め設定された基準値より小さいか否
かを調べ、基準値より小さいときi−1フレームの参照
画像とiフレーム画像の最大相関領域とは相関無しと判
断し、このときはi−2フレームの参照画像データを用
いて次回の画像に対する相関演算を行うため、追跡目標
が他の移動体とすれ違う場合の識別精度の低下を抑える
ことができる。
【0015】請求項3に記載の画像内動体追尾装置にお
いては、前回の参照画像に対する最大相関領域と、それ
以前の複数回の参照画像との相関演算を行い、その相関
値に基づいて相関の有無を判断し、相関無しと判断され
たとき、最大相関領域を参照画像とせずに前回分の参照
画像をそのまま次回の画像に対しての参照演算に供する
ため、追跡目標が他の物体とすれ違うときに、追跡目標
が他の物体に徐々に隠れてその後に離れる場合にも正し
い相関判断が行われる。
【0016】請求項4に記載の画像内動体追尾装置は、
請求項3に記載の相関判断部が相関の有無を判断するに
当たり、過去の参照画像に対する相関値が基準値より小
さいものが少なくとも一つ存在するときには相関無しと
判断するので、追跡目標が他の物体に隠れても正しい相
関判断が行われる。
【0017】請求項5に記載の画像内動体追尾装置にお
いては、請求項3に記載の相関判断部が、i回前の参照
画像データに対して初めて相関有りと判断した場合に、
紛らわしい参照データを全て消去するので、追跡目標が
他の移動体に徐々に隠れてその後に離れる場合に正しい
相関判断が行われる。
【0018】請求項6に記載の画像内動体追尾装置にお
いては、参照画像と最も整合する画像の相関値が予め設
定された基準値より小さいときに相関無しと仮判断され
た最大相関領域で有っても、ヒストグラム演算値が予め
定めた基準値を超えるとき相関有りとして判断を変更す
るため、参照画像の背景が大きく変化したとしても、こ
の背景の変化によって相関無しと判断することが無くな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例によって詳細に説明する。図1は本発明の
第1実施例の構成を示すブロック図である。図中、従来
装置を示す図8と同一の符号を付したものはそれぞれ同
一の要素を示している。ここで、iフレームの画像デー
タを記憶させる画像メモリ部31、及びi−1フレーム
の画像データを記憶させる画像メモリ部32が設けら
れ、さらに、iフレーム中の画像データのうち、最大相
関領域を参照画像データとして記憶させる参照メモリ部
41、及びi−1フレーム中に指定された参照画像デー
タを記憶させる参照メモリ部42が設けられている。ま
た、従来装置の相関演算部5及び相関判断部6とは機能
を異にする相関演算部51及び相関判断部61を備えて
いる。
【0020】ここで、相関演算部51は参照メモリ部4
2の参照画像データと画像メモリ部31の画像データと
の相関を演算した後、さらに、参照メモリ部41の参照
画像データと画像メモリ部32の画像データとの相関を
演算する。また、相関判断部61は参照メモリ部42に
記憶されたi−1フレーム中の当初に指定された参照画
像位置とiフレーム中に検出された最大相関領域との位
置偏差を演算するとともに、この位置偏差が予め設定さ
れた基準値を超えるか否かにより相関の有無を判断す
る。メモリ制御部7は相関判断部が最大相関領域を求め
たとき、画像メモリ部31の画像データから該当データ
の切り取りと、参照メモリ部41に更新記憶させる。ま
た、メモリ制御部7は相関判断部61が相関有りと判断
したとき、画像メモリ部31の画像データを画像メモリ
部32に転送し、参照メモリ部41の最大相関領域デー
タを参照画像データとして参照メモリ部42に転送し、
さらに、画像メモリ部31には継続する次のフレームの
画像データを記憶させ、反対に、相関判断部61が相関
無しと判断したとき、画像メモリ部32,参照メモリ部
42の更新はせずに、画像メモリ部31に継続する次の
フレームの画像データを記憶させる構成になっている。
【0021】上記のように構成された第1実施例の詳し
い動作について、図2をも参照して以下に説明する。先
ず、画像メモリ部32には、図2(a) に示すように、i
−1フレーム画像9の画像データが記憶されている。こ
の場合、参照画像91に含まれる追跡目標に類似する類
似物体が存在し、類似物体を含む領域を類似画像93と
する。また、参照画像及び類似画像を含む領域を相関演
算の探索エリア95としている。そして、参照メモリ部
42にはi−1フレームの参照画像91のデータが記憶
されている。
【0022】一方、画像メモリ部31には、図2(b) に
示すように、iフレームの画像データが記憶されてい
る。ここでは、相関演算の探索エリア105内に追跡目
標を含む領域101と、類似物体を含む領域102とが
互いの位置を変えて存在している。ここで、相関演算部
51は、参照メモリ部42に記憶されたi−1フレーム
の参照画像91のデータと、画像メモリ部31に記憶さ
れたiフレームの画像データのうち、探索エリア105
のデータとの相関演算、すなわち、パターンマッチング
を行う。このとき、相関判断部61はiフレーム画像の
追跡目標を含む領域101が最大相関領域であると判断
する。これに従って、メモリ制御部7はiフレームの画
像中の最大相関領域、すなわち、追跡目標を含む領域1
01のデータを参照メモリ部41に書き込む。
【0023】次に相関演算部51は、参照メモリ部41
に記憶されたiフレームの最大相関領域101と、画像
メモリ部32に記憶されたi−1フレームの画像の探索
エリア95のデータとのパターンマッチングを行って、
追跡目標を含む領域92を最大相関領域と判断する。そ
こで、相関判断部61は、i−1フレーム画像中の最初
の参照画像91と、新たに最大相関領域と判断された追
跡目標を含む領域92との位置偏差を演算し、この位置
偏差が予め設定された基準値を超えていないとき、i−
1フレーム画像中の最初の参照画像91とiフレーム画
像中の最大相関領域101とは相関有りと判断する。メ
モリ制御部7はこれに従って参照メモリ部41の最大相
関領域データを新たな参照画像データとして参照メモリ
部42に記憶させる。
【0024】次に追跡目標が類似物体に隠れた場合につ
いて説明する。i−1フレーム画像9には、図2(c) に
示すように、参照画像91に含まれる追跡目標に類似す
る類似物体94が存在する。このi−1フレームの画像
データが画像メモリ部32に記憶され、追跡目標及び類
似物体を含む領域が相関演算の探索エリア95になって
いる。そして、参照メモリ部42には参照画像91のデ
ータが記憶されている。
【0025】一方、画像メモリ部31には、図2(d) に
示すように、iフレームの画像に対応する画像データが
記憶されている。これは、追跡目標が類似物体に隠れた
ものであり、そのために、相関演算の探索エリア105
内に類似物体を含む領域102しか存在していない。こ
こで、相関演算部51は、参照メモリ部42に記憶され
たi−1フレームの参照画像91のデータと、画像メモ
リ部31に記憶されたiフレームの画像データ10のう
ち、探索エリア105の画像データとの相関演算を行
う。このとき、相関判断部61はiフレームの画像中の
類似物体を含む領域102が最大相関領域であると判断
する。これに従って、メモリ制御部7はiフレームの画
像中の最大相関領域102、すなわち、類似物体を含む
データを参照メモリ部41に記憶させる。
【0026】従来装置はこの最大相関領域102の画像
データを新たな追跡目標としたが、ここでは、新たな追
跡目標として決定する前に、相関演算部51は参照メモ
リ部41に記憶された類似物体を含む最大相関領域10
2の画像データとi−1フレームの画像9の探索エリア
95の画像データとの相関を演算する。これにより、相
関判断部61はi−1フレームの画像9中の類似物体を
含む領域93を最大相関領域と判断する。相関判断部6
1は、さらに、i−1フレーム画像中の最初の参照画像
91の位置と、新たに最大相関領域と判断された類似物
体を含む領域93との位置偏差を演算し、この位置偏差
が予め設定された値を超えている場合には、iフレーム
画像10中の類似物体を含む領域を新たな参照画像とは
しない。すなわち、i−1フレーム画像9の参照画像9
1と、iフレーム画像10の類似物体を含む領域102
とは相関なしと判断し、画像メモリ部32及び参照メモ
リ部42のデータの更新は行わない。
【0027】かくして、この第1実施例によれば、追跡
目標が類似物体の後ろに隠れた場合でも、類似物体を追
跡目標と誤判断することはなくなり、誤判断によって識
別精度が低下するという従来装置の問題点が解消され
る。
【0028】図3は本発明の第2実施例の構成を示すブ
ロック図である。図中、図1と同一の要素には同一の符
号を付してその説明を省略する。ここでは、前回、すな
わち、i−1フレームの参照画像データを記憶する参照
メモリ部41と、前々回すなわち、i−2フレームの参
照画像データを記憶する参照メモリ部42とを備えてい
る。そして、この構成の相違に従って前述したとは機能
の異なる相関判断部62を備えている。ここで、相関演
算部5は参照メモリ部41に記憶されたi−1フレーム
の参照画像データと、画像メモリ部3に記憶された現画
像データ、すなわち、iフレームの画像データとの相関
演算を実施し、最大相関領域の相関値が基準値よりも高
いとき、相関判断部62は相関有りと判断する。これに
よってメモリ制御部7は、参照メモリ部41のi−1フ
レームの参照画像データを参照メモリ部42に転送して
i−2フレームの参照画像データとし、同時に、画像メ
モリ部3中の最大相関領域のiフレームの画像データを
i−1フレームの参照画像データとして参照メモリ部4
1に記憶させる。これとは反対に、最大相関領域の相関
値が基準値よりも低いため、相関判断部62が相関無し
と判断したとき、メモリ制御部7は参照メモリ部42の
i−2フレームの参照画像データをi−1フレームの参
照画像データとして参照メモリ部41に転送し、相関演
算部5は参照メモリ部41の参照画像データと画像メモ
リ部3に記憶されたiフレームの現画像データ中、探索
エリア内のデータとの相関演算を実行する構成になって
いる。
【0029】この第2実施例は追跡目標が他の移動体と
すれ違った場合、追跡目標が移動体によって部分的に隠
されている画像を参照画像とせずに、すれ違う前の画像
を参照画像とするものである。このことを図4を参照し
てさらに詳しく説明する。図4(a),(b),(c),(d) は追跡
目標を含む参照画像91が他の移動体101と離れてい
るときから徐々に移動体101に隠されてゆくiフレー
ムからi+3フレームまでの画像を表している。参照メ
モリ部41に記憶された参照画像データと、これら各フ
レームの画像データとの相関度を演算すると、図5に示
すように次第に小さくなる。相関判断部62はi+1フ
レームに対する最大相関度と、i+2フレームに対する
最大相関度との中間の値を相関の有無の判断の基準にし
ている。
【0030】したがって、(a) に示したiフレームの画
像の場合、追跡目標を含む参照画像91は移動体101
と離れているため、最大相関領域の相関度は基準値より
はるかに高く、したがって、相関判断部62は相関有り
と判断する。これによりメモリ制御部7は、参照メモリ
部41のi−1フレームの参照画像データを参照メモリ
部42に転送してi−2フレームの参照画像データと
し、同時に、画像メモリ部3中の最大相関領域の画像デ
ータを新たにi−1フレームの参照画像データとして参
照メモリ部41に記憶させる。次に、(b) に示したi+
1フレームの場合、相関度はiフレームの場合よりも低
いが、基準値よりも大きいため、相関有りと判断して、
iフレームの場合と同様に、メモリ制御部7は、i−1
フレームの参照画像データを参照メモリ部42に転送し
てi−2フレームの参照画像データとし、同時に、画像
メモリ部3中の最大相関領域の画像データを新たにi−
1フレームの参照画像データとして参照メモリ部41に
記憶させる。次に、(c) に示したi+2フレームの場
合、参照画像91は移動体101に半分近く隠れている
ため、最大相関度は基準値より小さくなる。したがっ
て、相関判断部62は相関無しと判断する。このとき、
メモリ制御部7は参照メモリ部42のi−2フレームの
参照画像データをi−1フレームの参照画像データとし
て参照メモリ部41に転送する。最後に、(d) に示した
i+3フレームの場合、参照画像91は移動体101に
完全に隠れているため、最大相関度は基準値よりはるか
に低くなる。したがって、相関判断部62は相関無しと
判断する。このときも、メモリ制御部7は参照メモリ部
42のi−2フレームの参照画像データをi−1フレー
ムの参照画像データとして参照メモリ部41に転送しよ
うとするが、i+2フレームの場合に参照メモリ部42
の参照画像データが参照メモリ部41に転送されてしま
っているので、参照メモリ部41の更新は行われない。
【0031】かくして、第2実施例によれば、i+2フ
レーム及びi+3フレームでは、参照メモリ部41の参
照画像データの更新を行わず、i+1フレームの最大相
関領域の画像データを参照画像データとして記憶させる
ことにより、ほぼ完全な参照画像データを記憶させるこ
とができ、この結果、追跡目標が他の移動体とすれちが
う場合の識別精度の低下を抑えることができる。
【0032】図6は本発明の第3実施例の構成を示すブ
ロック図である。図中、図1又は図4と同一の要素には
同一の符号を付してその説明を省略する。ここでは、前
回すなわち、1回前のフレームの参照画像データを記憶
させる参照メモリ部41の他に、k回前までの各フレー
ムの参照画像データをそれぞれぞれ記憶させる参照メモ
リ部42〜4kを設け、相関演算部53が参照メモリ部
41の参照画像データと画像メモリ部3に記憶された画
像データの探索エリア内のデータとのパターンマッチン
グを行い、最大相関領域を求めたのち、さらに、この最
大相関領域と参照メモリ部42〜4kの各参照画像デー
タとの相関を求める。相関判断部63はこれらの相関度
が全て基準値を超えていると判断したとき、メモリ制御
部7はk−1回前の参照画像データをk回前の参照画像
データとして、k−2回前の参照画像データをk−1回
前の参照画像データとして順次参照メモリ部42〜4k
の更新を行い、最後に、最大相関領域のデータを参照画
像として参照メモリ部41に記憶させる。
【0033】一方、参照メモリ部42〜4kに記憶され
た参照画像データと最大相関領域との相関を求めた結
果、少なくとも一つの参照画像データとの相関が無いと
判断された場合には、相関無しとして参照メモリ部42
〜4kの更新は行わず、参照メモリ部41に対する最大
相関領域を新たな参照画像データとして参照メモリ部4
1に記憶させる動作をも中止する。以上の動作を各フレ
ーム毎に繰り返して行う。
【0034】なお、相関判断部63が最終的に相関の有
無を判断するに当たり、最大相関領域と前回からk回前
までの参照画像データとの相関の有無をそれぞれ調べ、
相関有りか、又は、相関無しの比率を求めて相関の有無
の判断をするようにするようにしてもよい。あるいは、
最大相関領域と前回からk回前までの参照画像データと
の相関を順次求め、各相関値に重み付けを行いその総和
が基準値を超えるか否かによって最終的に相関の有無を
判断することもできる。さらにまた、最大相関領域と前
回からk回前までの参照画像データとの相関を順次求め
たときに、i回前の参照画像データに対して初めて相関
有りと判断された場合には、1回前からi−1回前まで
の参照画像データを全て消去し、i回前のデータを1回
前の参照画像データ、i+1回前のデータを2回前の参
照画像デー、…、k回前のデータをk−i+1回前の参
照画像データとしてもよい。
【0035】この第3実施例によれば、参照画像が移動
体とすれ違う場合、参照画像が移動体によって部分的に
隠されている画像を参照画像としないので、識別精度の
低下が抑えられる。また、参照画像が他の移動体に徐々
に隠れる場合でも正しい相関判断が行われる。
【0036】図7は本発明の第4実施例の構成を示すブ
ロック図である。この実施例は図8に示した従来装置に
対して、ヒストグラム演算部8が新たに付加され、これ
に対応して従来装置とは異なる機能の相関判断部64を
備えている。ヒストグラム演算部8は参照メモリ部4に
記憶された参照画像データと、最大相関領域の画像デー
タとのヒストグラムを求めるものである。この場合、参
照画像と最大相関領域の各対応点の信号レベルの差分の
絶対値のヒストグラムを求める。一方、相関判断部64
は先ず相関度が基準値を超えているか否かにより、相関
のありと判断したり、相関無しと仮判断したりする。も
し、相関有りと判断した場合には、メモリ制御部7が最
大相関領域の画像データを参照画像データとして参照メ
モリ部4に記憶させる。一方、相関無しと仮判断した場
合には、さらに、ヒストグラム演算部8で求められたヒ
ストグラムより、予め設定された基準値より小さい値の
割合を求めて、この割合が予め設定されたもう一つの基
準値より大きいときは相関有りとして判断結果を修正し
て最大相関領域の画像データを次の参照画像データとし
て参照メモリ部4に記憶させ、反対に、基準値より小さ
い値の割合が予め設定されたもう一つの基準値より小さ
いときは相関無しの仮判断を変えることはない。したが
って、参照メモリ部4の記憶データの更新は行わない。
かかる動作を各フレーム毎に実行する。
【0037】この第4実施例によれば、参照画像の背景
が大きく変化しても、この背景の変化によって相関無し
と判断することが無くなり、その分だけ識別精度の低下
を抑えることができ、その結果、追尾精度を高めること
ができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の画像内動体追尾装置に
よれば、i−1フレームの参照画像に対するiフレーム
画像の最大相関領域を判断した後、iフレーム画像の最
大相関領域に対するi−1フレーム画像の最大相関領域
を判断するとともに、i−1フレーム画像内の最大相関
領域と参照画像との位置のずれ量を演算し、この位置の
ずれ量が予め設定された基準値を超えるとき、iフレー
ム画像の最大相関領域を次回のフレーム画像に対する参
照画像とせず、i−1フレームの参照画像を用いて次回
のフレーム画像との相関演算を行うため、追跡目標が類
似物体の後ろに隠れた場合でも、類似物体を追跡目標と
することはなくなり、誤判断による識別精度の低下が抑
えられる。
【0039】請求項2に記載の画像内動体追尾装置によ
れば、相関値が基準値より小さいとき、前回の参照画像
を用いて次回の画像にとの相関演算を行うため、追跡目
標が他の移動体とすれ違う場合の識別精度の低下が抑え
られ、識別精度を向上させることができる。
【0040】請求項3に記載の画像内動体追尾装置によ
れば、最大相関領域とそれ以前の複数回の参照画像との
相関演算の結果に基づいて相関の有無を判断し、相関無
しの場合に前回分の参照画像をそのまま次回の画像の参
照演算に供するため、追跡目標が他の物体とすれ違うと
きに、追跡目標が他の物体に徐々に隠れてその後に離れ
る場合にも正しい相関判断が行われる。
【0041】請求項4に記載の画像内動体追尾装置よれ
ば、相関の有無を判断するに当たり、少なくとも一つに
過去の参照画像に対する相関値が基準値より小さいとき
相関無しと判断するので、追跡目標が他の物体に隠れて
も正しい相関判断が行われる。
【0042】請求項5に記載の画像内動体追尾装置によ
れば、i回前の参照画像データに対して初めて相関有り
と判断した場合に、紛らわしい参照データを全て消去す
るので、追跡目標が他の移動体に徐々に隠れてその後に
離れる場合に正しい相関判断が行われる。
【0043】請求項6に記載の画像内動体追尾装置によ
れば、相関無しと仮判断された最大相関領域であって
も、ヒストグラム演算値が予め定めた基準値を超えると
き相関有りとして判断を変更するため、参照画像の背景
が大きく変化しても、この背景の変化によって相関無し
と判断することがなく、その分だけ識別精度を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示すブロック図。
【図2】図1に示した実施例の動作を説明するためのフ
レーム画像を示した図。
【図3】本発明の第2実施例の構成を示すブロック図。
【図4】図3に示した実施例の動作を説明するためのフ
レーム画像を示した図。
【図5】図5に示した実施例の動作を説明するために、
相関度とフレーム画像の関係を示すブロット図。
【図6】本発明の第3実施例の構成を示すブロック図。
【図7】本発明の第4実施例の構成を示すブロック図。
【図8】従来の画像内動体追尾装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図9】図8に示した従来の画像内動体追尾装置の動作
を説明するためのフレーム画像を示した図。
【符号の説明】
1 撮像センサ 2 信号処理部 3,31,32 画像メモリ部 4,41,42〜4k 参照メモリ部 5,51,52,53 相関演算部 6,61,62,63,64 相関判断部 7 メモリ制御部 8 ヒストグラム演算部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの画像内に設定された領域を参照画
    像とし、この参照画像データと前記画像に継続する画像
    データとの相関演算を行い、前記参照画像と最も整合す
    る画像の位置を検出する画像内動体追尾装置において、 現画像をiフレーム画像とし、iフレーム画像データを
    記憶する第1の画像メモリ部と、前記参照画像に対する
    iフレーム画像の最大相関領域データを記憶する第1の
    参照メモリ部と、前記参照画像を含む過去の画像をi−
    1フレーム画像とし、i−1フレーム画像データを記憶
    する第2の画像メモリ部と、i−1フレーム画像の参照
    画像データを記憶する第2の参照メモリ部と、記憶され
    た参照画像データとiフレーム画像データとの相関を演
    算し、さらに、最大相関領域データとi−1フレーム画
    像データとの相関を演算する相関演算部と、この相関演
    算部の演算結果に基づいて前記最大相関領域及び相関の
    有無を判断する相関判断部と、この相関判断部の判断結
    果に応じて前記第1及び第2の画像メモリ部、並びに前
    記第1及び第2の参照メモリ部を制御するメモリ制御部
    とを備え、 前記相関判断部が前記参照画像に対するiフレーム画像
    の最大相関領域を判断したとき、前記メモリ制御部はそ
    の最大相関領域データを前記第1の参照メモリ部に記憶
    させ、これに従って前記相関演算部は記憶された前記最
    大相関領域デ−タに対するi−1フレーム画像データと
    の相関を演算し、この相関演算の結果に基づいて前記相
    関判断部は前記最大相関領域に対するi−1フレーム画
    像の最大相関領域を判断するとともに、i−1フレーム
    画像内の前記最大相関領域と前記参照画像との位置のず
    れ量を演算し、この位置のずれ量が予め設定された基準
    値を超えるとき、記憶された前記iフレーム画像の最大
    相関領域は前記参照画像に対して相関無しと判断し、基
    準値以下のとき相関有りと判断し、前記メモリ制御部は
    相関無しの判断に応じて前記第1の画像メモリ部のデー
    タのみを次のフレーム画像データによって更新し、相関
    有りの判断に応じて前記第2の画像メモリ部のデータを
    前記第1の画像メモリ部のデータによって更新するとと
    もに、前記第1の画像メモリ部のデータを次のフレーム
    画像データによって更新し、かつ、前記第2の参照メモ
    リ部のデータを前記第1の参照メモリ部の最大相関領域
    データによって更新して新たな参照画像データとするこ
    とを特徴とする画像内動体追尾装置。
  2. 【請求項2】 一つの画像内に設定された領域を参照画
    像とし、この参照画像データと前記画像に継続する画像
    データとの相関演算を行い、前記参照画像と最も整合す
    る画像の位置を検出する画像内動体追尾装置において、 現画像をiフレーム画像とし、iフレーム画像データを
    記憶する画像メモリ部と、現画像から過去に1回遡った
    i−1フレーム画像の前記参照画像に対する最大相関領
    域データをi−1フレームの参照画像データとして記憶
    する第1の参照メモリ部と、現画像から過去に2回遡っ
    たi−2フレーム画像の前記参照画像に対する最大相関
    領域データをi−2フレームの参照画像データとして記
    憶する第2の参照メモリ部と、前記第1の参照メモリ部
    に記憶された参照画像データと前記画像メモリ部に記憶
    されたiフレーム画像データとの相関を演算する相関演
    算部と、この相関演算部の演算結果に基づいて前記最大
    相関領域及び相関の有無を判断する相関判断部と、この
    相関判断部の判断結果に応じて前記画像メモリ部、並び
    に前記第1及び第2の参照メモリ部を制御するメモリ制
    御部とを備え、 前記相関判断部は前記i−1フレームの参照画像データ
    に対する前記iフレーム画像の最大相関領域を判断した
    とき、この最大相関領域の相関値が予め設定された基準
    値より小さいか否かを調べ、基準値より小さいとき前記
    i−1フレームの参照画像と前記iフレーム画像の最大
    相関領域とは相関無しと判断し、基準値以上のとき前記
    i−1フレームの参照画像と前記iフレーム画像の最大
    相関領域とは相関有りと判断し、前記メモリ制御部は相
    関無しの判断に応じて前記第1の参照メモリ部のデータ
    を前記第2の参照メモリ部のデータによって更新すると
    ともに、前記画像メモリ部のデータを次のフレーム画像
    データによって更新し、相関有りの判断に応じて前記第
    2の参照メモリ部のデータを前記第1の参照メモリ部の
    データによって更新するとともに、前記第1の参照メモ
    リ部のデータを前記iフレーム画像の最大相関領域のデ
    ータによって更新し、かつ、前記画像メモリ部のデータ
    を次のフレーム画像データによって更新することを特徴
    とする画像内動体追尾装置。
  3. 【請求項3】 一つの画像内に設定された領域を参照画
    像とし、この参照画像データと前記画像に継続する画像
    データとの相関演算を行い、前記参照画像と最も整合す
    る画像の位置を検出する画像内動体追尾装置において、 kを2以上の整数として過去に遡ったk回分の各参照画
    像を記憶する参照メモリ部と、iを現画像から過去に遡
    った数として前記参照メモリ部に記憶されたi=1の参
    照画像と今回の画像との相関演算、及びこの相関演算に
    より最も整合する今回の画像とi≧2の各参照画像との
    相関演算を行う相関演算部と、この相関演算部で演算さ
    れた相関値に基づいて相関の有無を判断する相関判断部
    と、この相関判断部によって相関無しと判断されたと
    き、前記参照メモリ部をそのまま次回の画像に対する相
    関演算のための参照画像とし、相関有りと判断されたと
    き、i=1の参照画像と最も整合する今回の画像をi=
    1の参照画像とし、i(i=1〜k−1)参照画像をi
    +1参照画像として前記参照メモリ部を更新して次回の
    画像に対する相関演算のための参照画像とするメモリ制
    御部とを備えたことを特徴とする画像内動体追尾装置。
  4. 【請求項4】 前記相関判断部は、i=1の参照画像に
    対して最も整合する今回の画像とi≧2の各参照画像と
    の相関演算を行い、この相間演算によって得られた相関
    値がそれぞれ予め定めた基準値以上のとき相関有りと判
    断し、少なくとも一つが基準値より小さいとき相関無し
    と判断することを特徴とする請求項3に記載の画像内動
    体追尾装置。
  5. 【請求項5】 前記相関判断部は、最大相関領域と1回
    前からk回前までの参照画像データとの相関を順次求め
    たときに、i回前の参照画像データに対して初めて相関
    有りと判断された場合には、1回前からi−1回前まで
    の参照画像データを全て消去し、i回前のデータを1回
    前の参照画像データ、i+1回前のデータを2回前の参
    照画像データ、…、k回前のデータをk−i+1回前の
    参照画像データとすることを特徴とする請求項3に記載
    の画像内動体追尾装置。
  6. 【請求項6】 一つの画像内に設定された領域を参照画
    像とし、この参照画像データと前記画像に継続する画像
    データとの相関演算を行い、前記参照画像と最も整合す
    る画像の位置を検出する画像内動体追尾装置において、 前記参照画像とこの参照画像に最も整合する画像との各
    対応点のデータの差分を演算するとともに、差分の絶対
    値のヒストグラム分布を求めるヒストグラム演算部と、
    前記参照画像と最も整合する画像の相関値が予め設定さ
    れた基準値より小さいときに相関無しと仮判断し、基準
    値以上のときに相関有りと判断し、かつ、相関無しと仮
    判断されたうち、前記ヒストグラム演算部の演算値が予
    め定めたもう一つの基準値を超えるとき、相関無しと仮
    判断された画像を相関有りとして判断を変更する相関判
    断部とを備え、この相関演算部で相関無しと判断された
    とき、前回の参照画像をそのまま次回の画像に対する相
    関演算のための参照画像とし、相関有りと判断されたと
    き、前記参照画像に最も整合する画像を次回の画像に対
    する相関演算のための参照画像とすることを特徴とする
    画像内動体追尾装置。
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