JPH0965200A - 信号処理装置及びその方法 - Google Patents
信号処理装置及びその方法Info
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- JPH0965200A JPH0965200A JP7232061A JP23206195A JPH0965200A JP H0965200 A JPH0965200 A JP H0965200A JP 7232061 A JP7232061 A JP 7232061A JP 23206195 A JP23206195 A JP 23206195A JP H0965200 A JPH0965200 A JP H0965200A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像信号データについて圧縮処理を行う信号
処理装置において、実際の撮影状況に更に適合した効率
的な画像圧縮が行われるようにして、画質の向上を図
る。 【解決手段】 カメラブロック1の手振れ補正回路4及
びAE/AWB部5における制御信号や情報信号等を、
圧縮信号処理ブロック6側の動き検出12及び割り算係
数設定部13に供給可能なように信号経路を形成し、こ
れらの信号を動き検出及び割り算係数の設定のための判
別要素として用いる。
処理装置において、実際の撮影状況に更に適合した効率
的な画像圧縮が行われるようにして、画質の向上を図
る。 【解決手段】 カメラブロック1の手振れ補正回路4及
びAE/AWB部5における制御信号や情報信号等を、
圧縮信号処理ブロック6側の動き検出12及び割り算係
数設定部13に供給可能なように信号経路を形成し、こ
れらの信号を動き検出及び割り算係数の設定のための判
別要素として用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像信号データにつ
いて圧縮処理を施すための信号処理装置に関わり、例え
ば、ビデオカメラ装置等に搭載して好適な信号処理装置
に関する。
いて圧縮処理を施すための信号処理装置に関わり、例え
ば、ビデオカメラ装置等に搭載して好適な信号処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ装置として撮像画像
信号をデジタル信号に変換して、例えば磁気テープなど
の記録媒体に記録するようにされたデジタルビデオカメ
ラ装置が考えられている。そして、このようなビデオカ
メラ装置においては、一般にカラー映像信号をそのまま
デジタル信号化して記録/再生を行おうとした場合には
扱うべきデータ量も膨大なものとなることから、デジタ
ル信号に変換された画像データや音声データを符号化し
て伝送データ量を圧縮することが考えられている。
信号をデジタル信号に変換して、例えば磁気テープなど
の記録媒体に記録するようにされたデジタルビデオカメ
ラ装置が考えられている。そして、このようなビデオカ
メラ装置においては、一般にカラー映像信号をそのまま
デジタル信号化して記録/再生を行おうとした場合には
扱うべきデータ量も膨大なものとなることから、デジタ
ル信号に変換された画像データや音声データを符号化し
て伝送データ量を圧縮することが考えられている。
【0003】図8は、上記のような画像データを圧縮す
る圧縮信号処理系を備えたビデオカメラ装置の構成例を
示すブロック図とされる。この図のカメラブロック1に
おいては、例えば撮像素子にCCD素子等を用いたカメ
ラ2が備えられている。このカメラ2により撮影された
撮像信号はカメラ信号処理回路3に供給される。カメラ
信号処理回路3では入力された撮像信号について所要の
信号処理を施して、例えばデジタル信号による画像信号
として圧縮信号処理ブロック6に対して出力する。この
場合には図8に記すようにY信号(輝度信号)と色差信
号Cr(R−Y)信号、Cb(B−Y)信号のコンポー
ネント信号による画像信号データとして出力される。
る圧縮信号処理系を備えたビデオカメラ装置の構成例を
示すブロック図とされる。この図のカメラブロック1に
おいては、例えば撮像素子にCCD素子等を用いたカメ
ラ2が備えられている。このカメラ2により撮影された
撮像信号はカメラ信号処理回路3に供給される。カメラ
信号処理回路3では入力された撮像信号について所要の
信号処理を施して、例えばデジタル信号による画像信号
として圧縮信号処理ブロック6に対して出力する。この
場合には図8に記すようにY信号(輝度信号)と色差信
号Cr(R−Y)信号、Cb(B−Y)信号のコンポー
ネント信号による画像信号データとして出力される。
【0004】また、この場合のカメラブロック1におい
ては、手振れ補正回路4が設けられて、撮影者の手振れ
による画揺れをキャンセルすることが可能とされてい
る。また、AE(Automatic Exposure) /AWB(Auto
matic White Balance)部5が設けられて、カメラ信号処
理回路2に供給された撮像信号の状態に応じて、ホワイ
トバランスを適宜自動調整したり、カメラ2のレンズの
絞りやシャッター速度などを可変制御して適正な露出な
どが得られるように制御される。
ては、手振れ補正回路4が設けられて、撮影者の手振れ
による画揺れをキャンセルすることが可能とされてい
る。また、AE(Automatic Exposure) /AWB(Auto
matic White Balance)部5が設けられて、カメラ信号処
理回路2に供給された撮像信号の状態に応じて、ホワイ
トバランスを適宜自動調整したり、カメラ2のレンズの
絞りやシャッター速度などを可変制御して適正な露出な
どが得られるように制御される。
【0005】カメラブロック1側から出力されたY、C
r、Cbによる画像データ信号は、圧縮信号処理ブロッ
ク6内のブロッキング回路7に供給される。ブロッキン
グ回路7においては、例えばカメラブロック1側から供
給される画像信号について(8×8)のDCTブロック
の構造のデータに変換する。このブロッキング回路7か
ら出力された(8×8)のDCTブロックデータは、D
CT回路8及び動き検出部12に供給される。そして、
DCT回路8は入力データについて直交変換の一種であ
るDCT(Discrete Cosine Transform :離散コサイン
変換)処理を施してDCTの係数データとして出力す
る。このDCT回路8は例えばフレーム内DCTとフィ
ールド内DCTの2種類の演算モードを備えており、動
き検出部12により静止画が検出された場合には、フレ
ーム内DCT処理が実行され、動きが検出された場合に
はフィールド内DCT処理が実行される。なお、この場
合の動き検出部12における動き検出は、例えば圧縮信
号処理ブロック6内においてブロッキング回路7などか
入力される信号に基づいてその判別が行われるものとさ
れるが、その具体的動作についてはここでは説明を省略
する。スキャン部9では、DCT回路8でDCT処理さ
れたデータについて低周波項から高周波項の順にブロッ
ク画素のデータが得られるように、例えばジグザグスキ
ャンといわれる所定のパターンによるデータのスキャン
を行い、量子化回路10に供給する。
r、Cbによる画像データ信号は、圧縮信号処理ブロッ
ク6内のブロッキング回路7に供給される。ブロッキン
グ回路7においては、例えばカメラブロック1側から供
給される画像信号について(8×8)のDCTブロック
の構造のデータに変換する。このブロッキング回路7か
ら出力された(8×8)のDCTブロックデータは、D
CT回路8及び動き検出部12に供給される。そして、
DCT回路8は入力データについて直交変換の一種であ
るDCT(Discrete Cosine Transform :離散コサイン
変換)処理を施してDCTの係数データとして出力す
る。このDCT回路8は例えばフレーム内DCTとフィ
ールド内DCTの2種類の演算モードを備えており、動
き検出部12により静止画が検出された場合には、フレ
ーム内DCT処理が実行され、動きが検出された場合に
はフィールド内DCT処理が実行される。なお、この場
合の動き検出部12における動き検出は、例えば圧縮信
号処理ブロック6内においてブロッキング回路7などか
入力される信号に基づいてその判別が行われるものとさ
れるが、その具体的動作についてはここでは説明を省略
する。スキャン部9では、DCT回路8でDCT処理さ
れたデータについて低周波項から高周波項の順にブロッ
ク画素のデータが得られるように、例えばジグザグスキ
ャンといわれる所定のパターンによるデータのスキャン
を行い、量子化回路10に供給する。
【0006】量子化回路10ではスキャン部9から供給
される係数データのうち交流分のデータについて、割り
算係数設定部13により設定される量子化ステップ(割
り算係数に相当する)に基づいて割り算を行い、余りに
ついては所定の方法による丸めを行ってその商を整数化
する。この量子化に際しては、交流分の係数データが高
域となるのに従って、大きい幅の量子化ステップにより
割り算が行われる。なお、ここでは詳しい説明は省略す
るが、割り算係数設定部13では、後述する符号化回路
11のデータ量により決まる量子化番号、量子化回路1
0で量子化される交流成分の係数データの絶対値の最大
値、及び係数データのDCTブロック内における分布位
置などに基づいて割り算係数を決定する。
される係数データのうち交流分のデータについて、割り
算係数設定部13により設定される量子化ステップ(割
り算係数に相当する)に基づいて割り算を行い、余りに
ついては所定の方法による丸めを行ってその商を整数化
する。この量子化に際しては、交流分の係数データが高
域となるのに従って、大きい幅の量子化ステップにより
割り算が行われる。なお、ここでは詳しい説明は省略す
るが、割り算係数設定部13では、後述する符号化回路
11のデータ量により決まる量子化番号、量子化回路1
0で量子化される交流成分の係数データの絶対値の最大
値、及び係数データのDCTブロック内における分布位
置などに基づいて割り算係数を決定する。
【0007】上記量子化回路10の出力は符号化回路1
1に供給される。この符号化回路11は可変長符号化と
して例えばランレングス符号化、ハフマン符号化などが
なされる。このようにして、圧縮処理信号ブロック6に
おいて画像データの処理が行われることで、カメラブロ
ック1で撮像された画像データが圧縮されることにな
る。
1に供給される。この符号化回路11は可変長符号化と
して例えばランレングス符号化、ハフマン符号化などが
なされる。このようにして、圧縮処理信号ブロック6に
おいて画像データの処理が行われることで、カメラブロ
ック1で撮像された画像データが圧縮されることにな
る。
【0008】そして、圧縮処理信号ブロック6から出力
された圧縮画像データは、記録処理ブロック14に供給
されて、記録媒体15に適合したデータ構造及び記録形
態となるように処理が施される。例えば記録媒体15が
磁気テープとされて回転ヘッドにより記録を行う形態で
あれば、記録処理ブロック14においては、エラー訂正
符号化、データのフレーム化等が行われたのち、チャン
ネル符号化回路から記録アンプを介して回転ヘッドに記
録信号が供給されて磁気テープに対して磁気記録が行わ
れることになる。
された圧縮画像データは、記録処理ブロック14に供給
されて、記録媒体15に適合したデータ構造及び記録形
態となるように処理が施される。例えば記録媒体15が
磁気テープとされて回転ヘッドにより記録を行う形態で
あれば、記録処理ブロック14においては、エラー訂正
符号化、データのフレーム化等が行われたのち、チャン
ネル符号化回路から記録アンプを介して回転ヘッドに記
録信号が供給されて磁気テープに対して磁気記録が行わ
れることになる。
【0009】また、再生処理ブロック16は、記録媒体
15に記録されたデータを読み出して、読み出したデー
タについて所要の復号化処理を行って最終的にビデオ信
号として出力する。
15に記録されたデータを読み出して、読み出したデー
タについて所要の復号化処理を行って最終的にビデオ信
号として出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な圧縮信号処理ブロック6においては、画像の動きや画
像の絵柄等の条件に応じて、動き検出部12で静止/動
きの判断を行ったり、割り算係数設定部13において量
子化回路10における量子化ステップを可変するように
して、画像状態に適した圧縮がなされるようにされてい
るが、例えば復号後の再生画質等の観点においては、例
えば動き検出部12における動き検出の精度は向上され
ることが好ましい。例えば、動き検出の方法に関しては
簡単なフィールド間の相関により検出する方法から、比
較的高度な予測技術を用いた検出方法まで多様な方法が
考えられているが、図8に示すような圧縮信号処理ブロ
ック6を備えたビデオカメラ装置を民生用に提供するよ
うな場合を考えてみると、動き検出部12の構成として
も簡単な構成のものを用いて、コストの抑制を図ること
がことが当然考えられる。ところが、このような簡単な
動き検出ではその検出精度も低下するため、画質にも影
響を与えることになる。
な圧縮信号処理ブロック6においては、画像の動きや画
像の絵柄等の条件に応じて、動き検出部12で静止/動
きの判断を行ったり、割り算係数設定部13において量
子化回路10における量子化ステップを可変するように
して、画像状態に適した圧縮がなされるようにされてい
るが、例えば復号後の再生画質等の観点においては、例
えば動き検出部12における動き検出の精度は向上され
ることが好ましい。例えば、動き検出の方法に関しては
簡単なフィールド間の相関により検出する方法から、比
較的高度な予測技術を用いた検出方法まで多様な方法が
考えられているが、図8に示すような圧縮信号処理ブロ
ック6を備えたビデオカメラ装置を民生用に提供するよ
うな場合を考えてみると、動き検出部12の構成として
も簡単な構成のものを用いて、コストの抑制を図ること
がことが当然考えられる。ところが、このような簡単な
動き検出ではその検出精度も低下するため、画質にも影
響を与えることになる。
【0011】また、量子化ステップ(割り算係数)は、
割り算係数設定部13において予め設定されたテーブル
に基づいて、DCTブロックデータの交流成分の絶対値
のクラス分けによる「クラス番号」が与えられれば、あ
とはDCTブロックデータの所定のエリア区分に対して
割り当てられたエリア番号と、量子化番号などにより一
義的に決定されてしまうが、例えば、実際の撮像画像の
状態に応じて量子化ステップをより柔軟に可変設定でき
るようにすれば、画像データの圧縮の効率が向上され
て、画質もより良好なものを得ることが可能となって好
ましい。
割り算係数設定部13において予め設定されたテーブル
に基づいて、DCTブロックデータの交流成分の絶対値
のクラス分けによる「クラス番号」が与えられれば、あ
とはDCTブロックデータの所定のエリア区分に対して
割り当てられたエリア番号と、量子化番号などにより一
義的に決定されてしまうが、例えば、実際の撮像画像の
状態に応じて量子化ステップをより柔軟に可変設定でき
るようにすれば、画像データの圧縮の効率が向上され
て、画質もより良好なものを得ることが可能となって好
ましい。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た問題点を解決するため、入力された画像信号データに
ついて所要の処理を施してデータ圧縮を行うと共に、撮
像装置と、この撮像装置の撮像画像について所要の処理
を施す画像処理部を備えた撮像部における所要の動作制
御又は信号処理制御のための情報を入力して、所定の機
能回路部の動作制御に用いるように信号処理装置を構成
することとした。また、信号処理方法として、入力され
た画像信号データについて所要の処理を施してデータ圧
縮を行うと共に、撮像装置と、この撮像装置の撮像画像
について所要の処理を施す画像処理部を備えた撮像部に
おける所要の動作制御又は信号処理制御のための情報を
入力して、所定の機能の動作制御に用いるようにするこ
ととした。
た問題点を解決するため、入力された画像信号データに
ついて所要の処理を施してデータ圧縮を行うと共に、撮
像装置と、この撮像装置の撮像画像について所要の処理
を施す画像処理部を備えた撮像部における所要の動作制
御又は信号処理制御のための情報を入力して、所定の機
能回路部の動作制御に用いるように信号処理装置を構成
することとした。また、信号処理方法として、入力され
た画像信号データについて所要の処理を施してデータ圧
縮を行うと共に、撮像装置と、この撮像装置の撮像画像
について所要の処理を施す画像処理部を備えた撮像部に
おける所要の動作制御又は信号処理制御のための情報を
入力して、所定の機能の動作制御に用いるようにするこ
ととした。
【0013】そして上記構成によれば、例えば動き検出
や量子化の係数設定のための判断要素として、圧縮信号
処理回路系において得られる情報だけでなく、ビデオカ
メラとその撮像信号処理部からなるカメラ信号処理系に
おける手振れ補正のための検出情報や制御信号をはじ
め、AE(Automatic Exposure) やAWB(AutomaticW
hite Balance)などに関する制御信号や情報信号などを
用いることが可能となる。
や量子化の係数設定のための判断要素として、圧縮信号
処理回路系において得られる情報だけでなく、ビデオカ
メラとその撮像信号処理部からなるカメラ信号処理系に
おける手振れ補正のための検出情報や制御信号をはじ
め、AE(Automatic Exposure) やAWB(AutomaticW
hite Balance)などに関する制御信号や情報信号などを
用いることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の信号処理装置の実
施の形態について説明する。この場合には、ビデオカメ
ラ装置に対して本実施の形態の信号処理装置を搭載した
ものとして説明する。図1は、本実施の形態の信号処理
装置が備えられたビデオカメラ装置の要部を概略的に示
すブロック図とされる。この図のカメラブロック1にお
いては、撮像装置として例えばレンズブロックとCCD
素子等の撮像素子により構成されるカメラ2が備えられ
ている。例えばこのカメラ2から入力された撮像信号は
カメラ信号処理回路3に供給され、ここで所要の処理が
施される。そしてこの場合には、最終的にデジタル信号
によるY信号(輝度信号)と、Cr(R−Y)信号、C
b(B−Y)の色差信号からなるコンポーネント信号に
よる画像信号として、圧縮信号処理ブロック6に対して
出力される。
施の形態について説明する。この場合には、ビデオカメ
ラ装置に対して本実施の形態の信号処理装置を搭載した
ものとして説明する。図1は、本実施の形態の信号処理
装置が備えられたビデオカメラ装置の要部を概略的に示
すブロック図とされる。この図のカメラブロック1にお
いては、撮像装置として例えばレンズブロックとCCD
素子等の撮像素子により構成されるカメラ2が備えられ
ている。例えばこのカメラ2から入力された撮像信号は
カメラ信号処理回路3に供給され、ここで所要の処理が
施される。そしてこの場合には、最終的にデジタル信号
によるY信号(輝度信号)と、Cr(R−Y)信号、C
b(B−Y)の色差信号からなるコンポーネント信号に
よる画像信号として、圧縮信号処理ブロック6に対して
出力される。
【0015】また、この場合のカメラブロック1におい
ては、手振れ補正回路4が設けられて、撮影者の手振れ
による画像の揺れをキャンセルすることが可能とされて
いる。この手振れ補正回路4による手振れ補正の方法と
しては、先ず、手振れ補正回路4において画揺れに関す
る情報を検出する画揺れ検出部が設けられる。このよう
な画揺れ検出部としては、例えば角速度センサなどによ
りビデオカメラ装置本体の水平/垂直方向の振動を検出
する構成や、カメラ信号処理回路3から逐次入力される
画像信号から画像の動きベクトルを検出する構成とする
こと等が考えられる。そして手振れ補正回路4では、上
記画揺れ検出部の検出情報に基づいて、画揺れ補正のた
めの水平/垂直方向の移動量を設定する。そして、この
水平/垂直方向の移動量のデータに基づいて、カメラ2
におけるCCD素子の読み出し位置の可変制御や、カメ
ラ信号処理回路3に設けられる画像メモリの書き込み位
置等の可変制御を行うようにすることで、手振れによる
画像の揺れをキャンセルするようにされる。あるいは、
水平/垂直方向の移動量のデータに基づいてカメラ2に
設けた可変頂角プリズムを駆動させるようにして画揺れ
をキャンセルするなどの方法が採用されても良い。
ては、手振れ補正回路4が設けられて、撮影者の手振れ
による画像の揺れをキャンセルすることが可能とされて
いる。この手振れ補正回路4による手振れ補正の方法と
しては、先ず、手振れ補正回路4において画揺れに関す
る情報を検出する画揺れ検出部が設けられる。このよう
な画揺れ検出部としては、例えば角速度センサなどによ
りビデオカメラ装置本体の水平/垂直方向の振動を検出
する構成や、カメラ信号処理回路3から逐次入力される
画像信号から画像の動きベクトルを検出する構成とする
こと等が考えられる。そして手振れ補正回路4では、上
記画揺れ検出部の検出情報に基づいて、画揺れ補正のた
めの水平/垂直方向の移動量を設定する。そして、この
水平/垂直方向の移動量のデータに基づいて、カメラ2
におけるCCD素子の読み出し位置の可変制御や、カメ
ラ信号処理回路3に設けられる画像メモリの書き込み位
置等の可変制御を行うようにすることで、手振れによる
画像の揺れをキャンセルするようにされる。あるいは、
水平/垂直方向の移動量のデータに基づいてカメラ2に
設けた可変頂角プリズムを駆動させるようにして画揺れ
をキャンセルするなどの方法が採用されても良い。
【0016】また、カメラブロック1においては、AE
(Automatic Exposure) /AWB(Automatic White Ba
lance)部5が設けられている。このAE/AWB部5
は、カメラ信号処理回路3に供給された被写体の撮像信
号の状態に応じて、ホワイトバランスを適宜自動調整し
たり、カメラ2のレンズの絞りやシャッター速度などを
可変制御して適正な露出が得られるように制御をおこな
うものである。例えば、本実施の形態の場合には、動き
の非常に早い被写体を追って撮影するのに好適な露出条
件が設定されたスポーツモードや、比較的動きの小さな
被写体をクローズアップして撮影するのに好適な露出条
件が設定されたポートレートモードなどの各種撮影モー
ドが設けられて、このようなモードを切換えることによ
り、実際の撮影状況に適した画像が得られるようにされ
ている。
(Automatic Exposure) /AWB(Automatic White Ba
lance)部5が設けられている。このAE/AWB部5
は、カメラ信号処理回路3に供給された被写体の撮像信
号の状態に応じて、ホワイトバランスを適宜自動調整し
たり、カメラ2のレンズの絞りやシャッター速度などを
可変制御して適正な露出が得られるように制御をおこな
うものである。例えば、本実施の形態の場合には、動き
の非常に早い被写体を追って撮影するのに好適な露出条
件が設定されたスポーツモードや、比較的動きの小さな
被写体をクローズアップして撮影するのに好適な露出条
件が設定されたポートレートモードなどの各種撮影モー
ドが設けられて、このようなモードを切換えることによ
り、実際の撮影状況に適した画像が得られるようにされ
ている。
【0017】また、本実施の形態では、このAE/AW
B部5において、例えば電源周波数50Hzの地域での
蛍光灯などの照明で撮影された室内等の映像に現れるフ
リッカをキャンセルすることが可能なようにも構成され
ており、例えばカメラ信号処理回路3の映像信号からフ
リッカによる妨害変調成分を抽出し、これに基づいて逆
変調を施して映像信号からフリッカを除去するようにさ
れる。また、本実施の形態においては上記手振れ補正回
路4及びAE/AWB部5の動作に関わる各種情報信号
や制御信号が、後述する圧縮信号処理ブロック6の動き
検出部12及び割り算係数設定部13に対してラインL
1 及びL2 を介して供給されて、動き検出の判別情報や
量子化の際の割り算係数の設定のための判断要素として
用いられるがこれについては後述する。
B部5において、例えば電源周波数50Hzの地域での
蛍光灯などの照明で撮影された室内等の映像に現れるフ
リッカをキャンセルすることが可能なようにも構成され
ており、例えばカメラ信号処理回路3の映像信号からフ
リッカによる妨害変調成分を抽出し、これに基づいて逆
変調を施して映像信号からフリッカを除去するようにさ
れる。また、本実施の形態においては上記手振れ補正回
路4及びAE/AWB部5の動作に関わる各種情報信号
や制御信号が、後述する圧縮信号処理ブロック6の動き
検出部12及び割り算係数設定部13に対してラインL
1 及びL2 を介して供給されて、動き検出の判別情報や
量子化の際の割り算係数の設定のための判断要素として
用いられるがこれについては後述する。
【0018】カメラブロック1側から出力されたY、C
r、Cbによる画像データ信号は、圧縮信号処理ブロッ
ク6側に供給されて、先ず圧縮信号処理ブロック6内の
ブロッキング回路7に供給される。ブロッキング回路7
においては、カメラブロック1側から入力されたインタ
ーレス走査の順の画像データが、(8×8)のDCTブ
ロックの構造のデータに変換される。つまり、時間的に
連続する第1及び第2フィールドの空間的に同一位置の
(4×8)のブロックを2つ組み合わせて(8×8)の
DCTブロックを形成するものである。このようにして
得られる(8×8)のブロックでは、奇数番目のライン
上の画素データが第1フィールドに含まれ、偶数番目の
ライン上の画素データが第2フィールドに含まれるもの
とされる。
r、Cbによる画像データ信号は、圧縮信号処理ブロッ
ク6側に供給されて、先ず圧縮信号処理ブロック6内の
ブロッキング回路7に供給される。ブロッキング回路7
においては、カメラブロック1側から入力されたインタ
ーレス走査の順の画像データが、(8×8)のDCTブ
ロックの構造のデータに変換される。つまり、時間的に
連続する第1及び第2フィールドの空間的に同一位置の
(4×8)のブロックを2つ組み合わせて(8×8)の
DCTブロックを形成するものである。このようにして
得られる(8×8)のブロックでは、奇数番目のライン
上の画素データが第1フィールドに含まれ、偶数番目の
ライン上の画素データが第2フィールドに含まれるもの
とされる。
【0019】また、このブロッキング回路7においては
上述のブロック化を行った後に、1フレーム内で複数の
マクロブロックを単位として空間的位置を元の画像と異
ならせるシャフリングが行われる。これによって、デー
タの圧縮効率を上げることが可能になる。
上述のブロック化を行った後に、1フレーム内で複数の
マクロブロックを単位として空間的位置を元の画像と異
ならせるシャフリングが行われる。これによって、デー
タの圧縮効率を上げることが可能になる。
【0020】ところで、上述のマクロブロックとは、複
数の(8×8)のDCTブロックにより形成され、例え
ば本実施の形態のビデオカメラ装置で処理するデータ
が、NTSCなどの525/60のシステムにおけるコ
ンポーネント方式(Y:Cr:Cb=4:1:1)に対
応するフォーマットの画像データであるとした場合に
は、図2(a)に示すようにフレーム内の同一位置の4
個のYブロックと、各1個のCrブロック、Cbブロッ
クの計6ブロックが1つのマクロブロックを構成するも
のとされる。また、525/60のシステムにおけるコ
ンポーネント方式(Y:Cr:Cb=4:2:0)に対
応するフォーマットの画像データであれば、図2(b)
に示すように1フレーム内の同一位置の4個のYブロッ
クと、各1個のCrブロック、Cbブロックの計6ブロ
ックが1つのマクロブロックを構成する。
数の(8×8)のDCTブロックにより形成され、例え
ば本実施の形態のビデオカメラ装置で処理するデータ
が、NTSCなどの525/60のシステムにおけるコ
ンポーネント方式(Y:Cr:Cb=4:1:1)に対
応するフォーマットの画像データであるとした場合に
は、図2(a)に示すようにフレーム内の同一位置の4
個のYブロックと、各1個のCrブロック、Cbブロッ
クの計6ブロックが1つのマクロブロックを構成するも
のとされる。また、525/60のシステムにおけるコ
ンポーネント方式(Y:Cr:Cb=4:2:0)に対
応するフォーマットの画像データであれば、図2(b)
に示すように1フレーム内の同一位置の4個のYブロッ
クと、各1個のCrブロック、Cbブロックの計6ブロ
ックが1つのマクロブロックを構成する。
【0021】ブロッキング回路7で上述の処理が施され
た画像データはDCT回路8に供給される。このDCT
回路8では(8×8)のブロックとして入力されてくる
データについてDCT変換を行って、(8×8)のブロ
ックの係数データ(直流分データ及び交流分データ)を
発生させる。ところで、この場合には撮像画像が動画で
あることに対応して、DCT回路8においてはDCT処
理に関してフレーム内DCTモードとフィールド内DC
Tモードの2つの処理モードが設けられている。つま
り、一般に動きの無いブロックの場合にはフィールド間
の相関が高くなることから、フレーム内DCT処理を実
行したほうが低域に係数が集中するが、動きのあるブロ
ックでは偶数フィールドと奇数フィールドの相関が低く
なり、例えばフレーム内DCT処理を行うと高域の係数
に大きな値が現れるため、後述する符号化回路で可変長
符号化した後のデータの語長が増えることになる。した
がって、この場合にはフィールド内でDCT処理を実行
したほうが圧縮効率が向上することになる。
た画像データはDCT回路8に供給される。このDCT
回路8では(8×8)のブロックとして入力されてくる
データについてDCT変換を行って、(8×8)のブロ
ックの係数データ(直流分データ及び交流分データ)を
発生させる。ところで、この場合には撮像画像が動画で
あることに対応して、DCT回路8においてはDCT処
理に関してフレーム内DCTモードとフィールド内DC
Tモードの2つの処理モードが設けられている。つま
り、一般に動きの無いブロックの場合にはフィールド間
の相関が高くなることから、フレーム内DCT処理を実
行したほうが低域に係数が集中するが、動きのあるブロ
ックでは偶数フィールドと奇数フィールドの相関が低く
なり、例えばフレーム内DCT処理を行うと高域の係数
に大きな値が現れるため、後述する符号化回路で可変長
符号化した後のデータの語長が増えることになる。した
がって、この場合にはフィールド内でDCT処理を実行
したほうが圧縮効率が向上することになる。
【0022】そこで、この場合には動き検出部12によ
り、DCT回路8で処理されるべき(8×8)のブロッ
クについて動き検出を行い、静止ブロックであると検出
された場合にはDCT回路8においてフレーム内DCT
を行い、動きのあるブロックであると検出された場合に
はフィールド内DCTを行うようにされる。
り、DCT回路8で処理されるべき(8×8)のブロッ
クについて動き検出を行い、静止ブロックであると検出
された場合にはDCT回路8においてフレーム内DCT
を行い、動きのあるブロックであると検出された場合に
はフィールド内DCTを行うようにされる。
【0023】動き検出部12の動き検出方法としては、
例えば圧縮信号処理ブロック6に供給された画像データ
からフィールド間の差分を用いて(8×8)のブロック
ごとに静止/動きの判別を行うようにする、あるいは
(8×8)のブロックデータをアダマール変換したとき
の垂直方向の係数データに基づいて判別を行うなどの方
法が知られている。本実施の形態では実際使用の条件等
に応じてどの検出方法が採用されても構わないが、比較
的簡単な構成の検出回路とされていればよい。そして、
本実施の形態ではこのような基本的方法に加え、カメラ
ブロック1における手振れ補正回路4やAE/AWB部
5などが前述のような各種動作を行う際の各種制御信号
を、ラインL1 及びL2 を介して動き検出部12に入力
して、動き検出の判別要素として利用できるように構成
されているが、これについては後述する。
例えば圧縮信号処理ブロック6に供給された画像データ
からフィールド間の差分を用いて(8×8)のブロック
ごとに静止/動きの判別を行うようにする、あるいは
(8×8)のブロックデータをアダマール変換したとき
の垂直方向の係数データに基づいて判別を行うなどの方
法が知られている。本実施の形態では実際使用の条件等
に応じてどの検出方法が採用されても構わないが、比較
的簡単な構成の検出回路とされていればよい。そして、
本実施の形態ではこのような基本的方法に加え、カメラ
ブロック1における手振れ補正回路4やAE/AWB部
5などが前述のような各種動作を行う際の各種制御信号
を、ラインL1 及びL2 を介して動き検出部12に入力
して、動き検出の判別要素として利用できるように構成
されているが、これについては後述する。
【0024】上述のようにして、DCT回路8でDCT
変換処理されて得られた(8×8)のブロックの係数デ
ータはスキャン部9に供給される。このスキャン部9に
おいては、係数データのAC成分について低域から高域
の順にスキャンして出力していくようにされる。
変換処理されて得られた(8×8)のブロックの係数デ
ータはスキャン部9に供給される。このスキャン部9に
おいては、係数データのAC成分について低域から高域
の順にスキャンして出力していくようにされる。
【0025】例えば、DCT回路8においてフレーム内
DCT処理された(8×8)のブロックの係数データに
対しては、図3に示すようにいわゆるジグザグスキャン
が行われて係数データのAC成分について低周波項から
高周波項の順に係数データが伝送される。また、DCT
回路8においてフィールド内DCT処理する場合には、
第1及び第2フィールド内の同一位置の(4×8)のブ
ロック2つのブロックごとにDCT処理を行う。この場
合には図4に示すように第1フィールドに対応する(4
×8)のブロックと第2フィールドに対応する(4×
8)のブロックを上下に配置させて組み合わせるように
した(8×8)のブロックの配列として扱うものとされ
る。この場合、第1フィールドの係数データの中には直
流成分DC1が含まれ、第2フィールドの係数データの
中には直流成分DC2が含まれるが、各フィールドの係
数データをそれぞれ個別に扱うと以降の処理も別個とす
る必要が生じ、回路規模が増加する。そこで本実施の形
態の場合には、第2フィールドの直流成分DC2の代わ
りに図4に示すように、差分直流成分ΔDC2(=DC
1−DC2)を伝送するようにされる。なお、このよう
にしてフィールド内DCT処理して得られる(8×8)
のブロック配列の係数データをスキャン部9でスキャン
して出力する場合には、詳しい説明は省略するが、図3
にて説明したジグザグスキャンとは異なる所定パターン
のスキャンがなされることによって、低周波項から高周
波項の順にしたがってAC成分の係数データを出力する
ようにされる。
DCT処理された(8×8)のブロックの係数データに
対しては、図3に示すようにいわゆるジグザグスキャン
が行われて係数データのAC成分について低周波項から
高周波項の順に係数データが伝送される。また、DCT
回路8においてフィールド内DCT処理する場合には、
第1及び第2フィールド内の同一位置の(4×8)のブ
ロック2つのブロックごとにDCT処理を行う。この場
合には図4に示すように第1フィールドに対応する(4
×8)のブロックと第2フィールドに対応する(4×
8)のブロックを上下に配置させて組み合わせるように
した(8×8)のブロックの配列として扱うものとされ
る。この場合、第1フィールドの係数データの中には直
流成分DC1が含まれ、第2フィールドの係数データの
中には直流成分DC2が含まれるが、各フィールドの係
数データをそれぞれ個別に扱うと以降の処理も別個とす
る必要が生じ、回路規模が増加する。そこで本実施の形
態の場合には、第2フィールドの直流成分DC2の代わ
りに図4に示すように、差分直流成分ΔDC2(=DC
1−DC2)を伝送するようにされる。なお、このよう
にしてフィールド内DCT処理して得られる(8×8)
のブロック配列の係数データをスキャン部9でスキャン
して出力する場合には、詳しい説明は省略するが、図3
にて説明したジグザグスキャンとは異なる所定パターン
のスキャンがなされることによって、低周波項から高周
波項の順にしたがってAC成分の係数データを出力する
ようにされる。
【0026】上述のようにしてスキャン部9にてスキャ
ンされたDCTブロックの係数データは量子化回路10
に供給される。この量子化回路10においては、割り算
係数設定部13により設定される量子化ステップ(割り
算係数)の組に基づいて、係数データのAC分について
割り算を行う。ここで、上記割り算係数設定部13によ
る量子化回路10に対する係数設定の概要について、図
5を参照して説明する。
ンされたDCTブロックの係数データは量子化回路10
に供給される。この量子化回路10においては、割り算
係数設定部13により設定される量子化ステップ(割り
算係数)の組に基づいて、係数データのAC分について
割り算を行う。ここで、上記割り算係数設定部13によ
る量子化回路10に対する係数設定の概要について、図
5を参照して説明する。
【0027】図5(a)は量子化ステップ(割り算係
数)設定のためのクラス分けのテーブルの一例を表すも
のとされる。例えば、この図5(a)では係数データの
絶対値の最大値が0〜11、12〜23、24〜35、
36以上の4つの範囲に分けられ、この範囲分けに対応
してY、Cr(R−Y)、Cb(B−Y)信号成分の各
係数データの種類ごとに対するクラス番号が割り当てら
れている。つまり、Y、Cr、Cbの各信号成分ごとに
量子化の重み付けが異なるようにされている。この図を
参照した場合、例えば、量子化回路10に入力されたあ
るY信号成分の係数データの絶対値の最大値が「20」
である場合には、クラス番号は「1」が割り当てられ、
また、Cr信号成分の係数データの絶対値の最大値が
「30」であれば、クラス番号「3」が割り当てられる
ことになる。
数)設定のためのクラス分けのテーブルの一例を表すも
のとされる。例えば、この図5(a)では係数データの
絶対値の最大値が0〜11、12〜23、24〜35、
36以上の4つの範囲に分けられ、この範囲分けに対応
してY、Cr(R−Y)、Cb(B−Y)信号成分の各
係数データの種類ごとに対するクラス番号が割り当てら
れている。つまり、Y、Cr、Cbの各信号成分ごとに
量子化の重み付けが異なるようにされている。この図を
参照した場合、例えば、量子化回路10に入力されたあ
るY信号成分の係数データの絶対値の最大値が「20」
である場合には、クラス番号は「1」が割り当てられ、
また、Cr信号成分の係数データの絶対値の最大値が
「30」であれば、クラス番号「3」が割り当てられる
ことになる。
【0028】また、図5(b)(c)は(8×8)のブ
ロック形態におけるAC分の係数データに対するエリア
番号の割り当て例を示すものとされ、フレーム内DCT
の場合には図5(b)に示すように低域項から高域項に
したがって、エリア番号0、1、2、3が割り当てられ
る。また、フィールド内DCTの場合には図5(c)に
示すように上下の(4×8)のブロックごとに図のよう
にエリアの区分けがなされてエリア番号0、1、2、3
が割り当てられる。このエリア番号の設定はフォーマッ
トに基づいて規定されるものであり固定である。
ロック形態におけるAC分の係数データに対するエリア
番号の割り当て例を示すものとされ、フレーム内DCT
の場合には図5(b)に示すように低域項から高域項に
したがって、エリア番号0、1、2、3が割り当てられ
る。また、フィールド内DCTの場合には図5(c)に
示すように上下の(4×8)のブロックごとに図のよう
にエリアの区分けがなされてエリア番号0、1、2、3
が割り当てられる。このエリア番号の設定はフォーマッ
トに基づいて規定されるものであり固定である。
【0029】そして、ある係数データに対する量子化ス
テップは、上述のクラス番号、エリア番号に加え、量子
化番号に基づいて決定される。量子化番号とは0〜15
までの番号数字により表わされて、エリア番号ごとに割
り当てる量子化ステップの組を示すものとされ、また、
0〜15の量子化番号に対して設定される量子化ステッ
プの組は、クラス番号によって異なる重み付けが設定さ
れる。なお、この量子化番号は、後述する符号化回路1
0で符号化処理される所定単位のデータ量に基づいて、
一義的に決定されるようにフォーマットにより規定され
ている。
テップは、上述のクラス番号、エリア番号に加え、量子
化番号に基づいて決定される。量子化番号とは0〜15
までの番号数字により表わされて、エリア番号ごとに割
り当てる量子化ステップの組を示すものとされ、また、
0〜15の量子化番号に対して設定される量子化ステッ
プの組は、クラス番号によって異なる重み付けが設定さ
れる。なお、この量子化番号は、後述する符号化回路1
0で符号化処理される所定単位のデータ量に基づいて、
一義的に決定されるようにフォーマットにより規定され
ている。
【0030】このような、クラス番号、エリア番号及び
量子化番号に基づく量子化ステップ設定のためのチャー
トを図5(d)に示す。この図の参照の仕方として、例
えば、量子化回路10に入力されたあるY信号成分の係
数データの絶対値の最大値が「20」であるとすれば、
図5(a)によりクラス番号としては「1」が割り当て
られる。また、このときの量子化番号が、符号化回路1
0で符号化処理されるデータ量に基づいて「10」が決
定されたとする。すると、図5(d)においては、斜線
部Aで示すクラス番号1の列における量子化番号10の
行(斜線部B)を参照することになり、従ってこの量子
化番号に基づいて、斜線部Cで示す量子化ステップ(1
・1・2・2)の組が選択されることになる。そして、
当該Y信号成分の係数データが例えば図5(b)で説明
したエリア番号「2」に該当する部分に位置するデータ
であるとすれば、量子化ステップ(1・1・2・2)の
組のうち、斜線部Dで示すエリア番号「2」に対応する
量子化ステップとして「2」(網線部Eで示す)が選択
されることになる。
量子化番号に基づく量子化ステップ設定のためのチャー
トを図5(d)に示す。この図の参照の仕方として、例
えば、量子化回路10に入力されたあるY信号成分の係
数データの絶対値の最大値が「20」であるとすれば、
図5(a)によりクラス番号としては「1」が割り当て
られる。また、このときの量子化番号が、符号化回路1
0で符号化処理されるデータ量に基づいて「10」が決
定されたとする。すると、図5(d)においては、斜線
部Aで示すクラス番号1の列における量子化番号10の
行(斜線部B)を参照することになり、従ってこの量子
化番号に基づいて、斜線部Cで示す量子化ステップ(1
・1・2・2)の組が選択されることになる。そして、
当該Y信号成分の係数データが例えば図5(b)で説明
したエリア番号「2」に該当する部分に位置するデータ
であるとすれば、量子化ステップ(1・1・2・2)の
組のうち、斜線部Dで示すエリア番号「2」に対応する
量子化ステップとして「2」(網線部Eで示す)が選択
されることになる。
【0031】割り算係数設定部13は、上述したような
図5(a)(b)(c)に示すようなテーブルを参照し
て量子化ステップ、即ち、割り算係数を決定するように
される。そして、量子化回路10においては、割り算係
数設定部13において決定された量子化係数に基づいて
AC成分の係数データについて割り算を実行することに
なり、例えば上述したY信号成分の係数データであれ
ば、量子化回路10は、このデータに対して量子化ステ
ップ「2」により割り算を実行することになる。
図5(a)(b)(c)に示すようなテーブルを参照し
て量子化ステップ、即ち、割り算係数を決定するように
される。そして、量子化回路10においては、割り算係
数設定部13において決定された量子化係数に基づいて
AC成分の係数データについて割り算を実行することに
なり、例えば上述したY信号成分の係数データであれ
ば、量子化回路10は、このデータに対して量子化ステ
ップ「2」により割り算を実行することになる。
【0032】このように、図5により説明したようにし
て量子化ステップが設定されることにより、(8×8)
のDCTブロックのAC成分の係数データは、原則とし
て低域から高域に行くに従って粗くなるように量子化が
なされ、また、画像の絵柄(精彩度)に応じた係数設定
がなされることが理解される。
て量子化ステップが設定されることにより、(8×8)
のDCTブロックのAC成分の係数データは、原則とし
て低域から高域に行くに従って粗くなるように量子化が
なされ、また、画像の絵柄(精彩度)に応じた係数設定
がなされることが理解される。
【0033】なお、本実施の形態における割り算係数設
定部13は、カメラブロック1から供給される手振れ補
正回路4、AE/AWB部5などからの制御信号や情報
信号等がラインL1 及びL2 を介して供給可能とされて
いる。そして、これらの信号を割り算係数の決定のため
の判断要素として用いるようにされるが、これについて
は後述する。
定部13は、カメラブロック1から供給される手振れ補
正回路4、AE/AWB部5などからの制御信号や情報
信号等がラインL1 及びL2 を介して供給可能とされて
いる。そして、これらの信号を割り算係数の決定のため
の判断要素として用いるようにされるが、これについて
は後述する。
【0034】そして、図1に示す量子化回路10の出力
は符号化回路11に供給される。この符号化回路11は
可変長符号化として、例えば入力データに対してランレ
ングス符号化、ハフマン符号化などを施して出力する。
これまでの説明のようにして、圧縮処理信号ブロック6
においてはカメラブロック1で撮像された画像データが
圧縮処理される。
は符号化回路11に供給される。この符号化回路11は
可変長符号化として、例えば入力データに対してランレ
ングス符号化、ハフマン符号化などを施して出力する。
これまでの説明のようにして、圧縮処理信号ブロック6
においてはカメラブロック1で撮像された画像データが
圧縮処理される。
【0035】圧縮処理信号ブロック6から出力された圧
縮画像データは、記録処理ブロック14に供給されて、
記録媒体15に適合したデータ構造及び記録形態となる
ように処理が施される。本実施の形態においては、例え
ば記録媒体15が磁気テープとされて回転ヘッドにより
記録を行うものとされ、記録処理ブロック14において
は、エラー訂正符号化、データのフレーム化等を行い、
チャンネル符号化回路から記録アンプを介して回転ヘッ
ドに記録信号を供給し、磁気テープに対して磁気記録を
行うようにされる。
縮画像データは、記録処理ブロック14に供給されて、
記録媒体15に適合したデータ構造及び記録形態となる
ように処理が施される。本実施の形態においては、例え
ば記録媒体15が磁気テープとされて回転ヘッドにより
記録を行うものとされ、記録処理ブロック14において
は、エラー訂正符号化、データのフレーム化等を行い、
チャンネル符号化回路から記録アンプを介して回転ヘッ
ドに記録信号を供給し、磁気テープに対して磁気記録を
行うようにされる。
【0036】再生処理ブロック16は、記録媒体15に
記録されたデータを読み出して、読み出したデータにつ
いて復号化処理を行って最終的に映像信号として出力す
るが、ここでは詳しい説明は省略する。
記録されたデータを読み出して、読み出したデータにつ
いて復号化処理を行って最終的に映像信号として出力す
るが、ここでは詳しい説明は省略する。
【0037】例えば、従来においては圧縮信号処理ブロ
ック6における動き検出部12の動き検出のための判断
要素、及び割り算係数設定部13の割り算係数設定のた
めの判断要素は、圧縮信号処理ブロック6内で得られる
所要のデータ信号のみを用いるようにされていたが、本
実施の形態ではカメラブロック1の手振れ補正回路4及
びAE/AWB部5における制御信号や情報信号も、動
き検出部12及び割り算係数設定部13における判断要
素として利用するように構成されている。このため本実
施例では、前述のように手振れ補正回路4はラインL1
により動き検出部12及び割り算係数設定部13に対し
て接続され、AE/AWB部5はラインL2 により動き
検出部12及び割り算係数設定部13に対して接続され
ている。これにより、動き検出の精度を高めたり、実際
の撮影現場の状況等の影響で変化する画像の具合に応じ
た割り算係数の設定が可能となり、結果的に、本実施の
形態のビデオカメラ装置で撮影する画像状態により適合
した、効率的な圧縮処理が施されて、復号後の再生画質
としてもより良好なものを得ることができることにな
る。
ック6における動き検出部12の動き検出のための判断
要素、及び割り算係数設定部13の割り算係数設定のた
めの判断要素は、圧縮信号処理ブロック6内で得られる
所要のデータ信号のみを用いるようにされていたが、本
実施の形態ではカメラブロック1の手振れ補正回路4及
びAE/AWB部5における制御信号や情報信号も、動
き検出部12及び割り算係数設定部13における判断要
素として利用するように構成されている。このため本実
施例では、前述のように手振れ補正回路4はラインL1
により動き検出部12及び割り算係数設定部13に対し
て接続され、AE/AWB部5はラインL2 により動き
検出部12及び割り算係数設定部13に対して接続され
ている。これにより、動き検出の精度を高めたり、実際
の撮影現場の状況等の影響で変化する画像の具合に応じ
た割り算係数の設定が可能となり、結果的に、本実施の
形態のビデオカメラ装置で撮影する画像状態により適合
した、効率的な圧縮処理が施されて、復号後の再生画質
としてもより良好なものを得ることができることにな
る。
【0038】図6は、図1に示したDCT回路8及び動
き検出回路12を抜き出して示すブロック図とされる。
この図に示すようにCDT回路8は、ブロッキング回路
7より供給された(8×8)のブロックのデータについ
て水平方向のDCT処理を施す第1段階ブロック20
と、この第1段階ブロック20から出力されたデータを
蓄積するRAM24と、RAM24から出力されたデー
タについて垂直方向のDCT処理を施す第2段階ブロッ
ク25により構成される。また、第1段階ブロック20
は水平方向のDCT処理を実行する水平DCT回路22
と、その前段と後段において所要の処理を施すプリ信号
処理部21と、ポスト信号処理部23が設けられる。第
2段階処理ブロック25は垂直方向のDCT処理を実行
する垂直DCT回路27と、その前段と後段において所
要の処理を施すプリ信号処理部26と、ポスト信号処理
部28が設けられる。そして、本実施の形態において
は、動き検出部12に対してブロッキング回路7からの
出力データと、手振れ補正回路4及びAE/AWB部5
からの信号が動き検出のための判断要素として入力され
るようになっている。
き検出回路12を抜き出して示すブロック図とされる。
この図に示すようにCDT回路8は、ブロッキング回路
7より供給された(8×8)のブロックのデータについ
て水平方向のDCT処理を施す第1段階ブロック20
と、この第1段階ブロック20から出力されたデータを
蓄積するRAM24と、RAM24から出力されたデー
タについて垂直方向のDCT処理を施す第2段階ブロッ
ク25により構成される。また、第1段階ブロック20
は水平方向のDCT処理を実行する水平DCT回路22
と、その前段と後段において所要の処理を施すプリ信号
処理部21と、ポスト信号処理部23が設けられる。第
2段階処理ブロック25は垂直方向のDCT処理を実行
する垂直DCT回路27と、その前段と後段において所
要の処理を施すプリ信号処理部26と、ポスト信号処理
部28が設けられる。そして、本実施の形態において
は、動き検出部12に対してブロッキング回路7からの
出力データと、手振れ補正回路4及びAE/AWB部5
からの信号が動き検出のための判断要素として入力され
るようになっている。
【0039】例えば、動き検出部12においては、ブロ
ッキング回路7から入力された(8×8)のブロックの
各画素データについて、 P(ij)(i:垂直方向座標、(i=0・・・7)、
j:水平方向座標、(j=0・・・7)) として、スレッショルドレベルをTとすると、
ッキング回路7から入力された(8×8)のブロックの
各画素データについて、 P(ij)(i:垂直方向座標、(i=0・・・7)、
j:水平方向座標、(j=0・・・7)) として、スレッショルドレベルをTとすると、
【数1】 に示すように演算を行う。つまり、(8×8)のブロッ
クデータの各列について、偶数行は加算を行って奇数行
は減算を行う。そして、各列の演算結果の絶対値の総和
がスレッショルドレベルT以上とされると、動きブロッ
クであると判別し、スレッショルドレベルTより低いと
される場合には、静止ブロックであると判別するように
されている。そして、この判別結果に基づいて図6に示
すように、第2段階処理ブロック25におけるフレーム
内DCT処理とフィールド内DCT処理の何れかが選択
されることになる。
クデータの各列について、偶数行は加算を行って奇数行
は減算を行う。そして、各列の演算結果の絶対値の総和
がスレッショルドレベルT以上とされると、動きブロッ
クであると判別し、スレッショルドレベルTより低いと
される場合には、静止ブロックであると判別するように
されている。そして、この判別結果に基づいて図6に示
すように、第2段階処理ブロック25におけるフレーム
内DCT処理とフィールド内DCT処理の何れかが選択
されることになる。
【0040】例えば、従来においてはスレッショルドレ
ベルTは様々な撮影状況に対応して平均的に適正な動き
検出結果が得られるような値を求め、これを固定値とし
て設定していた。これに対して、本実施の形態において
は手振れ補正回路4及びAE/AWB部5からの制御信
号等に基づいて、スレッショルドレベルTを可変設定す
るように構成することで、実際の撮影状況に応じてより
高精度な動き検出を行うことが可能になる。具体的に
は、例えば、AE/AWB部5の動作としてAEモード
が動きの早い被写体を撮影するためのスポーツモードと
されているような場合にはフィールド間の動きが大きい
ことが推測される。また、カメラ2のCCD素子の電子
シャッタースピードが速いような場合もフィールド間の
動きが大きくなる可能性が高い。そこで、このような情
報に対応する信号が動き検出部12に入力された場合に
は、スレッショルドレベルTをある基準値よりも低めに
可変設定して動き検出の感度が高くなるようにすれば、
より実際の撮影状況に応じた動き検出精度を得ることが
可能になる。また、電子シャッタースピードが非常に遅
いことを示す信号が動き検出部12に入力されれば、被
写体が静止している可能性が高いことから、スレッショ
ルドレベルTを高めに設定して、静止状態に近い撮影画
像に適した感度による動き検出が行われるようにするこ
とが考えられる。また、特に具体例は挙げないが手振れ
補正回路4における手振れ検出情報や制御情報などを動
き検出に用いることも考えられる。
ベルTは様々な撮影状況に対応して平均的に適正な動き
検出結果が得られるような値を求め、これを固定値とし
て設定していた。これに対して、本実施の形態において
は手振れ補正回路4及びAE/AWB部5からの制御信
号等に基づいて、スレッショルドレベルTを可変設定す
るように構成することで、実際の撮影状況に応じてより
高精度な動き検出を行うことが可能になる。具体的に
は、例えば、AE/AWB部5の動作としてAEモード
が動きの早い被写体を撮影するためのスポーツモードと
されているような場合にはフィールド間の動きが大きい
ことが推測される。また、カメラ2のCCD素子の電子
シャッタースピードが速いような場合もフィールド間の
動きが大きくなる可能性が高い。そこで、このような情
報に対応する信号が動き検出部12に入力された場合に
は、スレッショルドレベルTをある基準値よりも低めに
可変設定して動き検出の感度が高くなるようにすれば、
より実際の撮影状況に応じた動き検出精度を得ることが
可能になる。また、電子シャッタースピードが非常に遅
いことを示す信号が動き検出部12に入力されれば、被
写体が静止している可能性が高いことから、スレッショ
ルドレベルTを高めに設定して、静止状態に近い撮影画
像に適した感度による動き検出が行われるようにするこ
とが考えられる。また、特に具体例は挙げないが手振れ
補正回路4における手振れ検出情報や制御情報などを動
き検出に用いることも考えられる。
【0041】このようにして動き検出を行うことで、例
えば、動き検出部12自体に比較的簡単な検出方法を用
いた簡略な構成の回路を用いてコストを抑制しても、精
度の高い動き検出を行うことが可能になるため、例えば
民生用の機器などにおいては有利となる。また、動き検
出部12について、例えばマイクロコンピュータやメモ
リ等を備えた高精度なものとして構成したような場合に
も、本実施の形態のようにカメラブロック1側の情報を
動き検出に用いれば、更に精度の高い検出が実現される
ことにもなる。
えば、動き検出部12自体に比較的簡単な検出方法を用
いた簡略な構成の回路を用いてコストを抑制しても、精
度の高い動き検出を行うことが可能になるため、例えば
民生用の機器などにおいては有利となる。また、動き検
出部12について、例えばマイクロコンピュータやメモ
リ等を備えた高精度なものとして構成したような場合に
も、本実施の形態のようにカメラブロック1側の情報を
動き検出に用いれば、更に精度の高い検出が実現される
ことにもなる。
【0042】また、割り算係数設定部13においても、
手振れ補正回路4及びAE/AWB部5からの制御信号
等に基づいて、選択すべき量子化番号(エリア番号に対
応する量子化係数の組を表す番号)が変更可能なように
することで、実際の画像状態により適合する量子化を行
うようにすることが可能である。
手振れ補正回路4及びAE/AWB部5からの制御信号
等に基づいて、選択すべき量子化番号(エリア番号に対
応する量子化係数の組を表す番号)が変更可能なように
することで、実際の画像状態により適合する量子化を行
うようにすることが可能である。
【0043】量子化番号の選択とこれに基づく量子化ス
テップの決定は、フォーマットに基づいて、基本的に先
に図5にて説明したようにして行われるものとされる
が、図5(a)に示す量子化割り算のクラス分けのテー
ブルにおけるAC成分の絶対値の最大値に関する範囲分
けはフォーマットで規定されていない。しかるに、従来
においてはAC成分の絶対値の最大値の範囲分けパター
ンは、例えば図5(a)に示すような1種類のパターン
テーブルのみが用いられ、このパターンにより、様々の
撮影条件による画像データに対しても平均的に適合する
ように量子化ステップを決定していた。そこで、本実施
の形態では例えば図7(a)(b)(c)に示すよう
に、複数のパターンのAC成分の絶対値の最大値に関す
る範囲分けのデータテーブルを割り算係数設定部13に
おいて備えるようにする。そして、手振れ補正回路4及
びAE/AWB部5からの制御信号等に基づいて、図7
(a)(b)(c)の何れかの範囲分けのパターンテー
ブルを選択してクラス番号を決定するようにされる。
テップの決定は、フォーマットに基づいて、基本的に先
に図5にて説明したようにして行われるものとされる
が、図5(a)に示す量子化割り算のクラス分けのテー
ブルにおけるAC成分の絶対値の最大値に関する範囲分
けはフォーマットで規定されていない。しかるに、従来
においてはAC成分の絶対値の最大値の範囲分けパター
ンは、例えば図5(a)に示すような1種類のパターン
テーブルのみが用いられ、このパターンにより、様々の
撮影条件による画像データに対しても平均的に適合する
ように量子化ステップを決定していた。そこで、本実施
の形態では例えば図7(a)(b)(c)に示すよう
に、複数のパターンのAC成分の絶対値の最大値に関す
る範囲分けのデータテーブルを割り算係数設定部13に
おいて備えるようにする。そして、手振れ補正回路4及
びAE/AWB部5からの制御信号等に基づいて、図7
(a)(b)(c)の何れかの範囲分けのパターンテー
ブルを選択してクラス番号を決定するようにされる。
【0044】例えば、カメラブロック1の処理として前
述のフリッカをキャンセルするモードとされているよう
な場合には、室内でかつ蛍光灯などの照明のもとで撮影
を行っていることが推測されるため、このような条件で
の撮影画像に適合するAC成分の絶対値の最大値の範囲
分けパターンテーブルに基づいてクラス番号を設定して
量子化ステップを決定すれば、画質を大幅に改善するこ
とができる。また、AE/AWB部5のモード状態とし
て、前述のスポーツモードやポートレイトモードに適し
たテーブルを備えてクラス分けを行ったり、AE/AW
B部5による絞り値の制御状態に応じてクラス分けテー
ブルを切換えることも考えられる。特に、各種撮影モー
ド等の変化に応じて、絞り値が変化する場合には撮像画
像の背景の精彩度が変化することから、この変化に応じ
てクラス分けテーブルを切換えることにより、効率的な
量子化が実現できることになる。
述のフリッカをキャンセルするモードとされているよう
な場合には、室内でかつ蛍光灯などの照明のもとで撮影
を行っていることが推測されるため、このような条件で
の撮影画像に適合するAC成分の絶対値の最大値の範囲
分けパターンテーブルに基づいてクラス番号を設定して
量子化ステップを決定すれば、画質を大幅に改善するこ
とができる。また、AE/AWB部5のモード状態とし
て、前述のスポーツモードやポートレイトモードに適し
たテーブルを備えてクラス分けを行ったり、AE/AW
B部5による絞り値の制御状態に応じてクラス分けテー
ブルを切換えることも考えられる。特に、各種撮影モー
ド等の変化に応じて、絞り値が変化する場合には撮像画
像の背景の精彩度が変化することから、この変化に応じ
てクラス分けテーブルを切換えることにより、効率的な
量子化が実現できることになる。
【0045】なお、動き検出部12及び割り算係数設定
部13において、手振れ補正回路4及びAE/AWB部
5においてどの内容の制御信号を判断要素として用いる
かは、上記したものに限定されるものではなく任意とさ
れ、実際の使用条件に応じて変更されるものである。ま
た、上記実施の形態として示した各部の構成も本発明の
要旨の範囲内において変更されて構わない。例えば、上
記実施の形態ではテープ状記録媒体に対応するものとし
て説明したが、ディスク状記録媒体等の他のメディアに
対応する場合にも本発明が適用可能であることはいうま
でもない。また、上記実施の形態はビデオカメラ装置に
本発明の信号処理装置を搭載した適用例が示されている
が、例えば、上記実施の形態に示した圧縮信号処理ブロ
ック6を単体の圧縮信号処理装置として構成することも
考えられる。
部13において、手振れ補正回路4及びAE/AWB部
5においてどの内容の制御信号を判断要素として用いる
かは、上記したものに限定されるものではなく任意とさ
れ、実際の使用条件に応じて変更されるものである。ま
た、上記実施の形態として示した各部の構成も本発明の
要旨の範囲内において変更されて構わない。例えば、上
記実施の形態ではテープ状記録媒体に対応するものとし
て説明したが、ディスク状記録媒体等の他のメディアに
対応する場合にも本発明が適用可能であることはいうま
でもない。また、上記実施の形態はビデオカメラ装置に
本発明の信号処理装置を搭載した適用例が示されている
が、例えば、上記実施の形態に示した圧縮信号処理ブロ
ック6を単体の圧縮信号処理装置として構成することも
考えられる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、画像信号
データについて圧縮処理を行う信号処理装置において、
例えば、直交変換時の演算モードの切換えのための動き
検出や、量子化時の割り算係数の設定の判断要素とし
て、信号処理装置内で得られる信号だけでなく、撮像装
置の撮像画像をビデオ信号として出力するカメラブロッ
ク側の動作制御に関する信号、例えば、手振れ補正や自
動露出、自動ホワイトバランス調整、フリッカーレス制
御等の制御信号や情報信号も判断要素として用いるよう
に構成したことで、より実際の撮影状況や画像状態に応
じた高精度な動き検出及び適切な量子化割り算係数の設
定が可能になるという効果がある。このため、より効率
的なデータ圧縮がなされることになって撮影画像の画質
も向上される。特に、例えば民生用のデジタルビデオカ
メラ装置などを構成する際に、コストの観点から比較的
簡略な構成の動き検出回路を採用したような場合でも、
本発明のようにカメラブロック側の制御情報を動き検出
の判断要素とすれば、比較的精度の高い動き検出を実現
することが可能となる。
データについて圧縮処理を行う信号処理装置において、
例えば、直交変換時の演算モードの切換えのための動き
検出や、量子化時の割り算係数の設定の判断要素とし
て、信号処理装置内で得られる信号だけでなく、撮像装
置の撮像画像をビデオ信号として出力するカメラブロッ
ク側の動作制御に関する信号、例えば、手振れ補正や自
動露出、自動ホワイトバランス調整、フリッカーレス制
御等の制御信号や情報信号も判断要素として用いるよう
に構成したことで、より実際の撮影状況や画像状態に応
じた高精度な動き検出及び適切な量子化割り算係数の設
定が可能になるという効果がある。このため、より効率
的なデータ圧縮がなされることになって撮影画像の画質
も向上される。特に、例えば民生用のデジタルビデオカ
メラ装置などを構成する際に、コストの観点から比較的
簡略な構成の動き検出回路を採用したような場合でも、
本発明のようにカメラブロック側の制御情報を動き検出
の判断要素とすれば、比較的精度の高い動き検出を実現
することが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態の信号処理装置を備えたビ
デオカメラ装置の構成を示すブロック図である。
デオカメラ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】マクロブロックの説明図である。
【図3】スキャン部のスキャン動作の一例を示す説明図
である。
である。
【図4】フィールド内DCT処理例を示す説明図であ
る。
る。
【図5】量子化ステップ決定の概要を示す説明図であ
る。
る。
【図6】本実施の形態のDCT回路及び動き検出回路を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図7】本実施の形態における量子化ステップのクラス
分けテーブル例を示す説明図である。
分けテーブル例を示す説明図である。
【図8】従来例としてのビデオカメラ装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1 カメラブロック 2 カメラ 3 カメラ信号処理回路 4 手振れ補正回路 5 AE/AWB部 6 圧縮信号処理ブロック 7 ブロッキング回路 8 DCT回路 9 スキャン部 10 量子化回路 11 符号化回路 12 動き検出部 13 割り算係数設定部
Claims (6)
- 【請求項1】 入力された画像信号データについて所要
の処理を施してデータ圧縮を行うと共に、 撮像装置と、該撮像装置の撮像画像について所要の処理
を施す画像処理手段とを備えた撮像手段における所要の
動作制御又は信号処理制御のための情報を入力して、所
定の機能回路部の動作制御に用いるように構成されてい
ることを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項2】 入力された画像信号データについて直交
変換を行う直交変換手段と、 入力された画像信号データの動きを検出した結果に基づ
いて上記直交変換手段の演算モードの切換えを行う動き
検出手段と、 上記直交変換手段の出力について割り算を行う量子化手
段とを備えてデータ圧縮を行うと共に、 撮像装置と、該撮像装置の撮像画像について所要の処理
を施す画像処理手段とを備えた撮像手段における所要の
動作制御又は信号処理制御のための情報を入力して、上
記動き検出手段における動き検出のための情報として用
いるように構成されていることを特徴とする信号処理装
置。 - 【請求項3】 入力された画像信号データについて直交
変換を行う直交変換手段と、 該直交変換手段の出力について割り算を行う量子化手段
を備えてデータ圧縮を行うと共に、 撮像装置と、該撮像装置により撮像した画像信号につい
て所要の処理を施す画像処理手段とを備えた撮像手段に
おける所要の動作制御又は信号処理制御のための情報を
入力して、上記量子化手段の割り算係数の設定のための
情報として用いるように構成されていることを特徴とす
る信号処理装置。 - 【請求項4】 入力された画像信号データについて所要
の処理を施してデータ圧縮を行うと共に、 撮像装置と、該撮像装置の撮像画像について所要の処理
を施す画像処理手段とを備えた撮像手段における所要の
動作制御又は信号処理制御のための情報を入力して、所
定の機能の動作制御に用いるようにしたことを特徴とす
る信号処理方法。 - 【請求項5】 入力された画像信号データについて直交
変換を行い、この直交変換の際に、入力された画像信号
データの動き検出を行った結果に基づいて直交変換時の
演算モードの切換えを行い、直交変換されたデータにつ
いて割り算により量子化を行ってデータ圧縮を行うと共
に、 撮像装置と、該撮像装置の撮像画像について所要の処理
を施す画像処理手段とを備えた撮像手段における所要の
動作制御又は信号処理制御のための情報を入力して、上
記動き検出のための情報として用いるようにしたことを
特徴とする信号処理方法。 - 【請求項6】 入力された画像信号データについて直交
変換を行い、この直交変換の出力について割り算を行う
量子化を行ってデータ圧縮を行うと共に、 撮像装置と、該撮像装置の撮像画像について所要の処理
を施す画像処理手段とを備えた撮像手段における所要の
動作制御又は信号処理制御のための情報を入力して、上
記量子化時の割り算係数の設定のための情報として用い
るようにしたことを特徴とする信号処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7232061A JPH0965200A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 信号処理装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7232061A JPH0965200A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 信号処理装置及びその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0965200A true JPH0965200A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16933372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7232061A Pending JPH0965200A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 信号処理装置及びその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0965200A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003179926A (ja) * | 1999-06-14 | 2003-06-27 | Nikon Corp | 圧縮符号化方法,圧縮符号化プログラムを記録した記録媒体,および圧縮符号化方法を実施する電子カメラ |
| US7076284B2 (en) | 2001-10-16 | 2006-07-11 | Olympus Corporation | Capsulated medical equipment |
| JP2009118096A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Canon Inc | 画像符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム |
| JP2012182831A (ja) * | 2012-05-22 | 2012-09-20 | Canon Inc | 画像符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム |
| US8938005B2 (en) | 2007-11-05 | 2015-01-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Image encoding apparatus, method of controlling the same, and computer program |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP7232061A patent/JPH0965200A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003179926A (ja) * | 1999-06-14 | 2003-06-27 | Nikon Corp | 圧縮符号化方法,圧縮符号化プログラムを記録した記録媒体,および圧縮符号化方法を実施する電子カメラ |
| US7076284B2 (en) | 2001-10-16 | 2006-07-11 | Olympus Corporation | Capsulated medical equipment |
| US7942811B2 (en) | 2001-10-16 | 2011-05-17 | Olympus Corporation | Capsulated medical equipment |
| US8100888B2 (en) | 2001-10-16 | 2012-01-24 | Olympus Corporation | Capsulated medical equipment |
| JP2009118096A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Canon Inc | 画像符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム |
| US8938005B2 (en) | 2007-11-05 | 2015-01-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Image encoding apparatus, method of controlling the same, and computer program |
| JP2012182831A (ja) * | 2012-05-22 | 2012-09-20 | Canon Inc | 画像符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040217 |