JPH0965312A - Tv会議システム - Google Patents

Tv会議システム

Info

Publication number
JPH0965312A
JPH0965312A JP21858295A JP21858295A JPH0965312A JP H0965312 A JPH0965312 A JP H0965312A JP 21858295 A JP21858295 A JP 21858295A JP 21858295 A JP21858295 A JP 21858295A JP H0965312 A JPH0965312 A JP H0965312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
information
communication system
center station
coding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21858295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3655363B2 (ja
Inventor
Osamu Okada
理 岡田
Shigenobu Minami
重信 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP21858295A priority Critical patent/JP3655363B2/ja
Publication of JPH0965312A publication Critical patent/JPH0965312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3655363B2 publication Critical patent/JP3655363B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに適合した効率のよいTV会議
システムを提供する。 【解決手段】このTV会議システムのセンター局10
は、各端末101〜104から通信回線1の上り回線を
通じて伝送されてきた各画像情報を受信して復合するビ
ットストリーム変換部11と、復合された各画像情報を
合成し、MPEG2方式で符号化し下り回線を利用して
各端末101〜104に伝送する画面合成部12とを具
備し、各端末101〜104は、画像情報を取得するカ
メラ131〜134と、取得した画像情報をH.261
方式で符号化して上り回線を通じてセンター局10に伝
送する符号化器(ENC)111〜114と、センター
局10から通信回線1の下り回線を通じて伝送されてき
た画像情報を受信して復合する復合器(DEC)121
〜124と、復合された画像情報を表示するモニタ14
1〜144とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば異なる地点
に複数の端末局を設けてTV会議などを行うときに利用
される情報通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信技術の進歩に伴い、離れた場
所にいながら会議を行うことができる遠隔会議システム
(以下TV会議システムと称す)の普及が進んでいる。
【0003】このようなTV会議システムにおいて、例
えば2地点間などで動画像の通信を行う場合は、図10
に示すように、ある地点の端末701とそこから離れた
他の地点の端末702とを上り回線および下り回線など
を有する通信回線703により接続して構成し、このよ
うな2地点間の動画像通信は、同じ符号化方式を用いて
同じ伝送速度で伝送する、いわゆる対称通信制御を行う
のが一般的である。
【0004】この場合、端末701から端末702への
通信と、端末702から端末701への通信は、共に同
じ符号化方式A、同じ伝送速度(B bps)が用いら
れている。
【0005】また図11に示すように、3地点以上を接
続して多地点間会議を行う場合は、異なる3地点に配置
した各端末705、706、707とセンター局704
とを各通信回線708、709、710にて接続し、セ
ンター局704が各端末705、706、707からの
画像情報を中継するよう構成する。
【0006】この場合、センター局704と各端末局7
05、706、707との間の画像通信は、各通信回線
708、709、710の上り回線と下り回線とで伝送
速度に多少の違いが生まれる可能性はあるものの、同じ
符号化方式を用いて通信するのが一般的である。
【0007】ところで、この場合、各端末705、70
6、707は、上り回線を利用してそれぞれ1端末分の
画面情報を伝送すればよいのに対して、センター局70
4は、下り回線を利用して複数の端末分の画面情報を生
成し、それぞれの通信回線に伝送する必要がある。
【0008】このため、下り回線の伝送速度(C bp
s)に比べて上り回線(B bps)の伝送速度が速く
なることがある。この場合、TV会議などでは、それぞ
れの地点の端末705、706、707に画像や音声が
ずれて伝達されるため、会話が不自然になることがあっ
た。
【0009】一般に、TV会議システムの画像符号化方
式の国際標準としては、H.261(ITU-T Rec.H.261)
という方式があるが、今まで他の標準方式がなかったた
め、異なる符号化方式との接続をほとんど考慮する必要
がなかった。
【0010】しかし、近年、ディジタルCATV網の普
及によって、このようなCATVにおいては、下り回線
の符号化には高品質な画像を符号化する新しい国際標準
方式として、MPEG2(ISO/IEC 13818-2 | ITU-T Re
c. H.262)が利用されるようになってきた。
【0011】このCATVの加入者が、それぞれの端末
を利用してTV会議を行う場合、下り回線では、MPE
G2用の復号器を持っていることからMPEG2方式を
利用するのが最も自然である。他の方式を採用すれば、
その方式の復号器を新たに設置する必要がある。
【0012】一方、上り回線は、下り回線と同じ符号化
方式、すなわちMPEG2方式で画像情報を伝送するの
が自然である。
【0013】しかし、MPEG2用の符号化器は、非常
に高価であり、また上り回線の伝送速度は一般に下り回
線より非常に遅く、MPEG2では効率がよくないとい
う問題があった。
【0014】このような場合に、上り回線の符号化方式
として、下り回線に合わせたMPEG2を採用すると、
上り回線に高価でしかも効率のよくないMPEG2用の
符号化器を設置することになり、また上り回線に合わせ
て下り回線にH.261方式を採用すると、新たにH.
261用の復号器が必要となり、MPEG2用の復号器
と二重投資となってしまう。いずれにしろ、効率のよく
ない符号化器もしくは復号器が必要となり、設備投資お
よび情報伝送などの効率が低下する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の情報通信システムでは、上り回線と下り回線とに同
じ方式を採用している場合、各回線に伝送される情報の
負荷量の違いから情報が到着する時間が異なり、特にT
V会議などを行っている場合は、会話が不自然になると
いう問題があった。
【0016】また上り回線と下り回線で異なる符号化方
式を採用した場合でも、従来は上り回線または下り回線
のいずれか一方に効率のよくない符号化方式が採用せざ
るをおえず、情報伝送の効率が悪いという問題があっ
た。
【0017】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、情報伝送の効率を向上すると共に、よ
り自然な形で情報通信を行うことのできる情報通信シス
テムを提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、上り下りの各回線を有
する伝送路上に少なくとも一つのセンター局と複数の端
末局とを接続してなる情報通信システムにおいて、前記
センター局は、前記各端末局により第1の符号化方式で
符号化され、前記上り回線を通じて伝送されてきた各画
像情報を受信して復号する画像復号手段と、前記画像復
号手段により復号された各画像情報を第2の符号化方式
で符号化する画像符号化手段と、前記画像符号化手段に
より前記第2の符号化方式で符号化された画像情報を前
記下り回線を利用して前記各端末局に伝送する情報伝送
手段とを具備し、前記各端末局は、自局から伝送する画
像情報を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段に
より取得された画像情報を前記第1の符号化方式で符号
化する画像符号化手段と、前記画像符号化手段により符
号化された画像情報を前記上り回線を通じて前記センタ
ー局に伝送する情報伝送手段と、前記センター局により
前記第2の符号化方式で符号化され、前記下り回線を通
じて伝送されてきた画像情報を受信して復号する画像復
号手段と、前記画像復号手段により復号された画像情報
を表示する表示手段とを具備している。
【0019】また請求項2記載の情報通信システムは、
請求項1記載の情報通信システムにおいて、前記センタ
ー局が、自身の画像復号手段により復号した各画像情報
を、一つの画面上に統合するよう合成する画像合成手段
をさらに具備したことを特徴としている。
【0020】さらに請求項3記載の情報通信システム
は、請求項1記載の情報通信システムにおいて、前記セ
ンター局の前記情報伝送手段が、前記複数の端末局に対
して画像情報を一斉に送出する同報通信手段を具備した
ことを特徴としている。
【0021】また請求項4記載の情報通信システムは、
請求項1記載の情報通信システムにおいて、前記センタ
ー局の画像符号化手段は、前記上り回線で用いられてい
る前記第1の符号化方式で符号化されたデータの持つ特
徴量を可変長復号によって抽出し、前記下り回線で用い
られる第2の符号化方式の特徴量に変換し、この第2の
符号化方式で可変長符号化して伝送データを生成するこ
とを特徴としている。さらに請求項5記載の情報通信シ
ステムは、請求項4記載の情報通信システムにおいて、
前記センター局の画像符号化手段は、前記第1の符号化
方式において量子化特性値が偶数のときに量子化復号値
を奇数に修正する場合、前記第2の符号化方式において
量子化復号値が奇数となるような量子化特性値を与え、
量子化復号値が前記第1の符号化方式における量子化復
号値と等しくなるように前記第2の符号化方式における
量子化値を決定することを特徴としている。
【0022】また請求項6記載の情報通信システムは、
請求項4記載の情報通信システムにおいて、前記センタ
ー局の画像符号化手段は、前記第1の符号化方式でルー
プ内フィルタが適用されているマクロブロックに対し
て、前記第2の符号化方式で動きベクトルの値を、半画
素分だけずらした値に変更することを特徴としている。
さらに請求項7記載の情報通信システムは、請求項6記
載の情報通信システムにおいて、前記センター局の画像
符号化手段は、前記動きベクトルの値を半画素分だけず
らす場合、フレーム単位もしくはフィールド単位で左
上、右下、左下、右上の順に変更することを特徴してい
る。
【0023】上記発明では、上り下り回線それぞれに最
適な符号化方式を採用し、複数の端末局からの画像情報
を中継するセンター局は、各端末局からの画像情報の符
号化方式の変換を行い、下り回線に一画面に合成した画
像情報を同報通信にて伝送する。
【0024】したがって、上り下りそれぞれの回線を中
継して各端末局に届けられる画像情報に到着時間の差が
少なくなり、よい自然な形でTV会議などを行えるよう
になる。
【0025】すなわち、上り回線および下り回線にそれ
ぞれ最適な符号化方式を採用したことにより、ネットワ
ークに適合し効率よく情報通信を行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0027】図1は本発明に係る情報通信システムの一
つの実施の形態であるTV会議システムの概略図であ
る。
【0028】図1に示すように、このTV会議システム
は、複数の端末101、102、103、104とセン
ター局10とが伝送路としての通信回線1を介して接続
して構成されている。通信回線1は、上り方向の回線
(上り回線)と下り方向の回線(下り回線)とを有して
いる。センター局10から各端末101、102、10
3、104へは第2の符号化方式であるMPEG2方式
などにより下り回線を通じて動画像データが伝送される
一方、各端末101、102、103、104からセン
ター局10へは第1の符号化方式であるH.261方式
などにより、上り回線を通じて動画像データが伝送され
るものである。
【0029】センター局10は、通信回線1から受信し
たH.261ビットストリームをMPEG2ビットスト
リームに変換するビットストリーム変換部11と、変換
後の各MPEG2ビットストリームを一画面に統合する
ように合成する画像合成部12とから構成されている。
【0030】端末101は、自局の会議参加者を撮像す
るカメラ131と、このカメラ131で撮像した会議参
加者の画像データをH.261ビットストリームに符号
化し通信回線1に送出する符号化器(ENC)111
と、通信回線1から受信したMPEG2ビットストリー
ムを復号する復号器(DEC)121と、この復号器1
21により復号された画像を表示するモニタ141とか
ら構成されている。なお端末101以外の端末102、
103、104は、端末101と同様に構成されている
のでそれぞれの構成の説明は省略する。
【0031】図2に示すように、ビットストリーム変換
部11は、通信回線1を通じてセンター局10に受信さ
れたH.261ビットストリームを動画像データに復号
するH.261復号器201と、復号された動画像デー
タをMPEG2ビットストリームに符号化するMPEG
2符号化器202とから構成されている。
【0032】図3に示すように、画像合成部12は、各
MPEG2ビットストリームをそれぞれ動画像データに
復号する複数の復号器301、301、302、30
3、304と、これら復号器301、301、302、
303、304により復号された動画像データの画面を
一画面上に再配置処理する画面再配置部305と、この
画面再配置部305により再配置された一画面のデータ
をMPEG2ビットストリームに符号化し通信回線1に
送出する符号化器306とから構成されている。次に、
このTV会議システムの動作を説明する。
【0033】まず、このTV会議システムにおいて、複
数の端末101、102、103、104からの情報を
センター局10が中継して各端末101、102、10
3、104へ伝送する場合について説明する。
【0034】この場合、各端末101、102、10
3、104に接続されたカメラ131、132、13
3、134で撮影された映像は、各端末内の符号化器1
11、112、113、114でH.261ビットスト
リームに符号化される。符号化されたデータは、通信回
線1を通してセンター局10に伝送される。
【0035】センター局10に送られてきた各H.26
1ビットストリームのデータは、ビットストリーム変換
部11内のH.261復号器201で復号された後、M
PEG2符号化器202でMPEG2ビットストリーム
に符号化され画像合成部12に出力される。
【0036】画像合成部12では、MPEG2ビットス
トリームが各復号器301、301、302、303、
304によってそれぞれ動画像データに復号されて、画
面再配置部305にて各動画像データが一画面の動画像
データとして再配置(合成)される。そして再配置され
た一画面の動画像データは、符号化器306によりMP
EG2ビットストリームに符号化され、再び通信回線1
(下り回線)を通して各端末101、102、103、
104に伝送される。
【0037】通信回線1を通じて各端末101、10
2、103、104に送られたデータは、それぞれの内
部の復号器121、122、123、124でMPEG
2ビットストリームから動画像データに復号され、それ
ぞれのモニタ141、142、143、144の表示画
面上に一画面が4分割された動画像として表示される。
このようにこの実施形態のTV会議システムによれば、
通信回線1の上り回線にはH.261方式を、下り回線
にはMPEG2方式を利用してデータ伝送する。これに
よってそれぞれの回線の画像データに適した符号化方式
でデータ通信が可能になる。例えばセンター局側にH.
261→MPEG2のビットストリーム変換部11や、
画面合成部12などを設けることにより、変換されたデ
ータが上り・下りの各回線に時間差なくスムーズに伝送
されるようになり、データ伝送時間の遅延などが少なく
なり、そのネットワークに各符号化方式が適合し、動画
像データの伝送効率がよくなり、より自然な形でTV会
議を行うことができる。
【0038】以下、上記TV会議システムの他の実施形
態について説明する。
【0039】図2に示したビットストリーム変換部11
の構成例は、至って簡単ではあるが、復号後に再び符号
化するので情報が損失することがあり、このため画質の
劣化が発生する。また復号・符号化の処理に多くの時間
を費やすため、情報伝送が遅延しがちになる。
【0040】そこで、ビットストリーム変換部11を、
図4に示すように、H.261の可変長復号器VLD4
01と、データ再構築部402と、MPEG2の可変長
符号化器VLC403とからなるビットストリーム変換
部41とすることにより、情報の損失がなるべく発生し
ないように可変長復号のみを行った状態で画像情報の変
換を行うようにもできる。
【0041】この場合、入力されたH.261ビットス
トリームは、H.261のVLD401で可変長復号さ
れ、ビットストリームの持つ情報が抽出される。H.2
61とMPEG2の符号化方式は細部では異なるものの
基本的な方式は同一であるので、データ再構築部402
によってH.261符号化方式の持つ情報を解析してM
PEG2符号化方式の持つ情報に変換される。なお上記
データ再構築部402により再構築(変換)される情報
は、例えばスタートコードなどのヘッダ情報、動きベク
トル情報およびDCT係数成分情報などである。スター
トコードやマクロブロックの位置指定などは、MPEG
2のコードに変換する。動きベクトル情報は、MPEG
2が半画素対応であるので値が倍になる。DCT係数成
分は量子化特性値に応じて変換する。変換された情報は
MPEG2の可変長符号化器VLC403で可変長符号
化されて、MPEG2ビットストリームが出力される。
【0042】このようにこの実施形態のTV会議システ
ムによれば、逆DCT処理や動き補償処理を行わず、可
変長復号(VLD)のみを行った状態でデータ変換を行
うので、情報の損失が少なく、遅延時間も少なくし、よ
り自然な形でTV会議を行うことができる。
【0043】また、図3に示した画像合成部12の構成
例は、至って簡単ではあるが、復号後に再び符号化する
ので、画質の劣化や遅延時間が発生してしまう。
【0044】そこで、画像合成部12を、図5に示すよ
うに、可変長復号器(VLD)501、502、50
3、504と、可変データ変換部505と、可変長符号
化器(VLC)506とからなる画像合成部52とする
ことにより、可変長復号のみを行った状態で画像情報の
再構築(変換)を行うことができる。
【0045】この場合、画像合成部52に入力された各
ビットストリームは、可変長復号器(VLD)501、
502、503、504で可変長復号され、ビットスト
リームの持つ情報が抽出される。抽出された情報は、可
変データ変換部505で新しく画像データが配置される
位置に合わせて位置情報が変換され、符号化される順に
データが並べ替えられる(ビットストリーム再構築)。
【0046】この情報は、可変長符号化器(VLC)5
06で可変長符号化され、MPEG2ビットストリーム
が出力される。
【0047】このようにこの実施形態のTV会議システ
ムによれば、逆DCT処理や動き補償処理を行わず、可
変長復号のみを行った状態で画像情報の変換(ビットス
トリーム再構築)を行うので、情報の損失が少なく、遅
延時間も少なくすることができる。
【0048】ところで、H.261方式とMPEG2方
式との間では、完全なデータ変換を行うことはできな
い。
【0049】データ変換を行う技術としては、ループ内
フィルタや逆量子化処理がある。
【0050】H.261方式では、動き補償によるブロ
ック歪率を低減するために、図6に示すような係数特性
を有するフィルタを適用するモードがあるが、MPEG
2方式ではフィルタを適用することができない。このフ
ィルタは、符号化処理のループの中にあるので、この誤
差による復号画像の乱れは時間と共に大きくなる。
【0051】この誤差を小さくする方法として、MPE
G2の半画素予測を利用する。
【0052】例えばMPEG2方式における動きベクト
ルの値を、図7(a)の“×”印で示すように、左上に
半画素づつずらすことによって、図8に示すようなフィ
ルタ特性を適用すると同等の効果を得ることができる。
【0053】そして、さらに動きベクトルの値を、図7
(b)〜図7(d)のように順にずらして行くことによ
って、平均的には、図6に示したフィルタ係数に近似さ
せることができる。
【0054】また、H.261方式における逆量子化処
理の場合、逆量子化値(REC)は、量子化特性値(Q
UANT)と、量子化代表値(LEVEL)から、次の
式で与えられる。
【0055】QUANTが奇数の場合、 REC=QUANT×(2×LEVEL+1) ;LEVEL>0 REC=QUANT×(2×LEVEL−1) ;LEVEL<0 QUANTが偶数の場合、 REC=QUANT×(2×LEVEL+1)−1 ;LEVEL>0 REC=QUANT×(2×LEVEL−1)+1 ;LEVEL<0 一方、MPEG2方式の場合、逆量子化値(F)は、量
子化代表値(QF)と量子化特性値(QS)と量子化マ
トリクスによる値(W)は、次の式で与えられる。
【0056】 F=((2×QF+1)×W×QS/32) ;QF>0 F=((2×QF−1)×W×QS/32) ;QF<0 したがって、QUANTが奇数の場合は、 QF=LEVEL、QS=QUANT×32/W とすることで、RECとFとを一致させることができる
が、QUANTが偶数の場合は、単純には一致させるこ
とができない。
【0057】そこで、この場合、MPEG2方式のエス
ケープ符号化などを利用して QF= 16、W=1、QS=QUANT×(2×LEVEL+1)−1 ;LEVEL>0 QF=−16、W=1、QS=QUANT×(2×LEVEL−1)+1 ;LEVEL<0 とすることで、FをRECに近似させることができる。
【0058】このような考え方で、図4に示したビット
ストリーム変換部41の形態と、図5に示した画像合成
部52の形態とを合わせて新たなセンター局を実現した
場合、ビットストリーム変換器41と画像合成部52の
間に可変長復号器(VLD)と可変長符号化器(VL
C)とが重複することになる。
【0059】そこで、ビットストリーム変換部41と画
像合成部52とからVLDとVLCとを一つづつ省略し
た形で新たなセンター局60を構成することができる。
【0060】図9に示すように、このセンター局60
は、可変長復号器601、602、603、604と、
符号化方式変換部611、612、613、614と、
配置変換部605と、可変長符号化器(VLC)606
とから構成される。
【0061】この場合、センター局60に入力された各
H.261ビットストリームは、それぞれのH.261
の可変長復号器601、602、603、604で可変
長復号され、ビットストリームの持つ情報が抽出され
る。抽出された情報は、各符号化方式変換部611、6
12、613、614でMPEG2情報に変換され、さ
らに配置変換部605で新しく配置される位置に合わせ
て位置情報の変換および並べかえなどが行われる。この
情報はMPEG2の可変長符号化器(VLC)606で
可変長符号化され、MPEG2ビットストリームが出力
される。
【0062】この実施形態のTV会議システムによれ
ば、ビットストリーム変換部11と画像合成部12とか
らVLDとVLCとを一つづつ省略した形でセンター局
10を構成し、上記同様の符号化方式の変換処理を行う
ことができる。
【0063】なお、本発明は上述した実施形態のみに限
定されるものではない。
【0064】上述した実施形態では、上り回線にH.2
61、下り回線にMPEG2の各方式を適用したが、こ
れ以外に最適な符号化方式があれば、それを適用しても
よい。
【0065】また上述した実施形態では、上り回線の符
号化方式はすべて同一としていたが、上り回線の符号化
方式は複数あっても構わない。この場合、センター局に
は、各上り回線毎に適応した復号器または可変長復号器
を用意すればよい。
【0066】さらに上述した実施形態では、下り回線の
各端末にすべて同一のビットストリームを出力している
が、各端末毎に異なるビットストリームを出力してもよ
い。この場合、出力するビットストリームの数だけ画面
配置変換のための出力機能部を用意し、可変長符号化す
ればよい。これにより、端末毎に異なる映像を受信する
ことができる。また可変長符号化器の前段に符号化方式
変換器を挿入することで、端末毎に異なる符号化方式の
ビットストリームを伝送することもできる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
ンター局では、上り回線および下り回線それぞれに効率
のよい最適な符号化方式で情報の変換が行われるので、
各端末局間の通信を効率よく行うことができる。
【0068】またセンター局では、複数の画像情報を一
画面に合成して下り回線に一斉に伝送するので、上り回
線側と情報の到着時間差が少なくなるので、各端末局間
でTV会議などを行う上では、画像の動きに遅延がなく
なり、より自然な形で会話することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一つの実施の形態であるTV会議
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のTV会議システムのビットストリーム変
換部を示すブロック図である。
【図3】図1のTV会議システムの画像合成部を示すブ
ロック図である。
【図4】図2のビットストリーム変換部の他の実施の形
態を示すブロック図である。
【図5】図3の画像合成部の他の実施の形態を示すブロ
ック図である。
【図6】H.261におけるループ内フィルタの係数を
示す図である。
【図7】(a)〜(d)は、MPEG2方式の半画素予
測による動きベクトルの値を示す図である。
【図8】H.261方式におけるループ内フィルタに近
似させたMPEG2方式の半画素予測による係数を示す
図である。
【図9】図4に示したビットストリーム変換部の形態
と、図5に示した画像合成部の形態とを合わせて新たな
センター局を実現した場合の図である。
【図10】従来の2地点間のTV会議システムの構成を
示すブロック図である。
【図11】従来の3地点間のTV会議システムの構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1…通信回線、10、60…センター局、11、41…
ビットストリーム変換部、12、52…画像合成部、1
01、102、103、104…端末、111、12
1、131、141… H.261符号化器、121、12
2、123、124… MPEG2復号器、131、132、
133、134…カメラ、141、142、143、1
44…モニタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上り下りの各回線を有する伝送路上に少
    なくとも一つのセンター局と複数の端末局とを接続して
    なる情報通信システムにおいて、 前記センター局は、 前記各端末局により第1の符号化方式で符号化され、前
    記上り回線を通じて伝送されてきた各画像情報を受信し
    て復号する画像復号手段と、 前記画像復号手段により復号された各画像情報を第2の
    符号化方式で符号化する画像符号化手段と、 前記画像符号化手段により前記第2の符号化方式で符号
    化された画像情報を前記下り回線を利用して前記各端末
    局に伝送する情報伝送手段とを具備し、 前記各端末局は、 自局から伝送する画像情報を取得する画像取得手段と、 前記画像取得手段により取得された画像情報を前記第1
    の符号化方式で符号化する画像符号化手段と、 前記画像符号化手段により符号化された画像情報を前記
    上り回線を通じて前記センター局に伝送する情報伝送手
    段と、 前記センター局により前記第2の符号化方式で符号化さ
    れ、前記下り回線を通じて伝送されてきた画像情報を受
    信して復号する画像復号手段と、 前記画像復号手段により復号された画像情報を表示する
    表示手段とを具備したことを特徴とする情報通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報通信システムにおい
    て、 前記センター局が、 自身の画像復号手段により復号した各画像情報を、一つ
    の画面上に統合するよう合成する画像合成手段をさらに
    具備したことを特徴とする情報通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報通信システムにおい
    て、 前記センター局の前記情報伝送手段が、 前記複数の端末局に対して画像情報を一斉に送出する同
    報通信手段を具備したことを特徴とする情報通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の情報通信システムにおい
    て、 前記センター局の画像符号化手段は、 前記上り回線で用いられている前記第1の符号化方式で
    符号化されたデータの持つ特徴量を可変長復号によって
    抽出し、前記下り回線で用いられる第2の符号化方式の
    特徴量に変換し、この第2の符号化方式で可変長符号化
    して伝送データを生成することを特徴とする情報通信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の情報通信システムにおい
    て、 前記センター局の画像符号化手段は、 前記第1の符号化方式において量子化特性値が偶数のと
    きに量子化復号値を奇数に修正する場合、前記第2の符
    号化方式において量子化復号値が奇数となるような量子
    化特性値を与え、量子化復号値が前記第1の符号化方式
    における量子化復号値と等しくなるように前記第2の符
    号化方式における量子化値を決定することを特徴とする
    情報通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の情報通信システムにおい
    て、 前記センター局の画像符号化手段は、 前記第1の符号化方式でループ内フィルタが適用されて
    いるマクロブロックに対して、前記第2の符号化方式で
    動きベクトルの値を、半画素分だけずらした値に変更す
    ることを特徴とする情報通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の情報通信システムにおい
    て、 前記センター局の画像符号化手段は、 前記動きベクトルの値を半画素分だけずらす場合、フレ
    ーム単位もしくはフィールド単位で左上、右下、左下、
    右上の順に変更することを特徴とする情報通信システ
    ム。
JP21858295A 1995-08-28 1995-08-28 情報通信システムおよびセンター局 Expired - Fee Related JP3655363B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21858295A JP3655363B2 (ja) 1995-08-28 1995-08-28 情報通信システムおよびセンター局

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21858295A JP3655363B2 (ja) 1995-08-28 1995-08-28 情報通信システムおよびセンター局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0965312A true JPH0965312A (ja) 1997-03-07
JP3655363B2 JP3655363B2 (ja) 2005-06-02

Family

ID=16722218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21858295A Expired - Fee Related JP3655363B2 (ja) 1995-08-28 1995-08-28 情報通信システムおよびセンター局

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3655363B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1215892A1 (en) * 2000-12-18 2002-06-19 BRITISH TELECOMMUNICATIONS public limited company Television transmission system
US7145594B2 (en) 2003-07-18 2006-12-05 Lg Electronics Inc. Digital video signal processing apparatus of mobile communication system and method thereof
WO2008129668A1 (ja) * 2007-04-17 2008-10-30 Panasonic Corporation 通信装置及びコーデック方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1215892A1 (en) * 2000-12-18 2002-06-19 BRITISH TELECOMMUNICATIONS public limited company Television transmission system
WO2002051133A1 (en) * 2000-12-18 2002-06-27 British Telecommunications Public Limited Company Television transmission
US7145594B2 (en) 2003-07-18 2006-12-05 Lg Electronics Inc. Digital video signal processing apparatus of mobile communication system and method thereof
WO2008129668A1 (ja) * 2007-04-17 2008-10-30 Panasonic Corporation 通信装置及びコーデック方法
JPWO2008129668A1 (ja) * 2007-04-17 2010-07-22 パナソニック株式会社 通信装置及びコーデック方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3655363B2 (ja) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5617142A (en) Method and apparatus for changing the compression level of a compressed digital signal
EP0618734B1 (en) Picture signal processing
CA2156180C (en) Method and apparatus for transcoding a digitally compressed high definition television bitstream to a standard definition television bitstream
USRE43238E1 (en) Picture signal transmitting method and apparatus
US5930526A (en) System for progressive transmission of compressed video including video data of first type of video frame played independently of video data of second type of video frame
US6614845B1 (en) Method and apparatus for differential macroblock coding for intra-frame data in video conferencing systems
US5805225A (en) Method and apparatus for variable resolution video picture coding/decoding
EP1725042A1 (en) Fade frame generating for MPEG compressed video data
AU696085B2 (en) A transcoder
US5691767A (en) Video conferencing system with high resolution still image capability
JP2005260936A (ja) 映像データ符号化及び復号化方法及び装置
WO1999057910A1 (en) A method for transmitting video images, a data transmission system and a multimedia terminal
JP3655363B2 (ja) 情報通信システムおよびセンター局
JPH08163558A (ja) 画像復号装置
Delogne et al. Compatible coding of digital interlaced HDTV
JPH10262228A (ja) 通信システム、多地点制御装置、映像情報表示方法
CN205883463U (zh) 一种反馈运动补偿残差信息的视频传输系统
JPH07107464A (ja) 画像符号化装置および復号化装置
JP4196085B2 (ja) 映像信号符号化装置およびそれを用いたテレビ会議システム
JPH09130798A (ja) 情報合成装置および情報合成方法
KR0179104B1 (ko) 지상채널 에이치디티브이 방송과 양립하는 위성채널 에이치디티브이 시스템
JPH0846928A (ja) 画像符号化前処理装置
JPH07222146A (ja) 画像処理装置及び方法
Chiariglione et al. A variable resolution video codec for low bit-rate applications
JPH07322243A (ja) 画像伝送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050303

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees