JPH0965469A - スピーカボックス - Google Patents

スピーカボックス

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JPH0965469A
JPH0965469A JP24065695A JP24065695A JPH0965469A JP H0965469 A JPH0965469 A JP H0965469A JP 24065695 A JP24065695 A JP 24065695A JP 24065695 A JP24065695 A JP 24065695A JP H0965469 A JPH0965469 A JP H0965469A
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JP
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speaker box
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vibration damping
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Kazuo Asami
一男 阿左見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スピーカによる音声の再生時に、このスピーカ
を収納した合成樹脂製のスピーカボックスのとくに側板
部の振動に伴う箱鳴りを防止することを目的とする。 【解決手段】スピーカボックス10の背面側から前方に
向って円筒状ボス46を突設させ、この円筒状ボス46
によって制振部材47を支持するようにし、この制振部
材47の両端を不織布から成る緩衝材54を介して両側
の側板部55に当接させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスピーカボックスに
係り、とくにスピーカを収納する合成樹脂成形体から成
るスピーカボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】スピーカ装置は、例えばダイナミックス
ピーカから成るスピーカ本体と、このスピーカ本体を収
納するスピーカボックスとから構成される。スピーカは
スピーカボックスの前面板の開口に臨むように取付けら
れるようになっている。そして通常スピーカボックス
は、その背面側と側面側とがそれぞれ閉塞されてスピー
カの背面側の部分が密閉空間を構成するようになってい
る。
【0003】従来のこのようなスピーカ装置に用いられ
るスピーカボックスは、木製の板やパーチクルボード等
を用いるようにしていた。すなわち板厚が10〜30m
m程度の板状体によって直方体状の箱体を組立てるよう
にしていた。木製の板やパーチクルボードに代えて、ダ
イカストあるいは合成樹脂の厚肉成形のボックスを用い
たものもある。一般に合成樹脂のスピーカボックスの場
合には、側板部の振動を防止するために、厚肉成形を行
なうようにしており、7mm程度の厚さの成形体から成
るスピーカボックスを形成するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】木製の板やパーチクル
ボードを用いたスピーカボックスは形状の自由度が少な
く、自由な形状のスピーカボックスを作り難いという問
題がある。またコストも高くなる。これに対してダイカ
ストや厚肉成形の場合には、形状の自由度があり、金型
の形状によって各種の形状のものを成形することができ
るが、コストが非常に高くなる問題があった。とくに合
成樹脂の厚肉成形の場合には、通常の射出成形によって
成形することができず、特殊な成形を行なう必要があっ
た。
【0005】コストの低減のために通常の射出成形によ
ってスピーカボックスを成形すると、形状の高い自由度
と低いコストとを実現することが可能になる。ところが
板厚の限界が約3mmであって、このような板厚の側板
部は、スピーカの振動によって振動し、箱鳴りを発生す
ることになる。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、通常の射出成形によって成形が可能で
あって、しかも箱鳴りが効果的に防止されるようにした
スピーカボックスを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、スピーカを収
納する合成樹脂成形体から成るスピーカボックスにおい
て、このスピーカボックスに一体に成形されて設けられ
ている保持部と、この保持部によって保持され、板状部
に内側から当接される制振部材とをそれぞれ備えるよう
にしたものである。とくに保持部によって保持される制
振部材によって、板状部の振動が押えられ、箱鳴りを防
止することが可能になる。
【0008】保持部をこのスピーカボックスの背面側か
ら前方に向って突設させるとともに、制振部材によって
両側の側板部の振動を押えるようにした構成によれば、
両側の側板部の振動に伴う箱鳴りが防止される。
【0009】保持部がこのスピーカボックスに一体に形
成されているボスから成るとともに、このボスの先端部
を受入れる筒状部を制振部材が一体に備えるようにした
構成によれば、制振部材をその筒状部を介してボスと確
実に結合することが可能になる。
【0010】制振部材の板状部との当接部に緩衝材、例
えば不織布等を介在させることによって、このような緩
衝材によってより効果的に箱鳴りを防止できるようにな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1が本発明の一実施の形態に係
るスピーカボックスの全体の外観形状を示している。こ
のスピーカボックス10はハイインパクトポリスチレン
樹脂の通常の射出成形体から構成されており、その前面
側が開口になっている。そしてこの開口を塞ぐようにス
ピーカボックス10はフロントパネル11と組合わされ
るようになっている。フロントパネル11の表面であっ
てその中間位置よりもやや下方位置には、図2および図
3に示すように縦長の開口12が形成されるとともに、
この開口12を覆うようにフロントパネル11にカバー
13が結合されるようになっている。
【0012】上記カバー13によって覆われる開口12
の内側において、フロントパネル11には図2および図
3に示すようにスピーカ14が取付けられるようになっ
ている。そしてこのようなスピーカ14の上下にそれぞ
れ位置するようにダクト15、16がフロントパネル1
1の内側に突設されるようになっている。これらのダク
ト15、16はそれぞれ低域側の再生音を放出するため
のものである。
【0013】フロントパネル11の上端側には傾斜面か
ら成るコントロールパネル面18が形成されており、こ
のようなコントロールパネル面18はに調整つまみ1
9、20、切換えつまみ21、押釦22等がそれぞれ設
けられている。
【0014】これらの調整つまみ19、20および切換
えつまみ21、押釦22によって調整されるボリューム
25やスイッチ等の可変素子が、このフロントパネル1
1のコントロールパネル面18の内側において該コント
ロールパネル面18と直角をなすように斜めに配されて
いるプリント基板26の前端部にマウントされている。
そしてこのプリント基板26と連結されるように別のプ
リント基板27が水平に配されている。これらのプリン
ト基板26、27上にはそれぞれ電子部品28がマウン
トされ、ブラケット29および円柱状ボス30を介して
プリント基板26、27の接合部がフロントパネル11
によって支持されるようになっている。なお水平に配さ
れているプリント基板27の後端部は保持爪31を介し
てスピーカボックス10の背面側の部分に支持されてい
る。プリント基板27の下面には電子部品28とともに
ヒートシンク32がマウントされるようになっている。
【0015】スピーカボックス10の背面側であってそ
の上部側の部分には開口34、35がそれぞれ形成され
ている。これらの開口34、35はスピーカボックス1
0の内部空間の上側の部分の換気を図るようにし、ある
いはまた外部の装置との接続のためのジャックを挿入す
るためのものである。そしてこのような開口34、35
を備えるスピーカボックス10の上側の空間は仕切り板
36によってスピーカ14が収納されている下側の空間
と区画されるようになっている。仕切り板36は図3に
示すように、この内部を横切るように設けられている。
そしてこの仕切り板36の前端側の両側の部分がそれぞ
れフロントパネル11の両側に形成されているガイドリ
ブ37によって挟着保持されるようになっている。
【0016】スピーカボックス10の仕切り板36の下
側の空間には上述の如くスピーカ14が収納されるよう
になっている。またこのスピーカ14の背面側であって
スピーカボックス10の背面部の内側には図2に示すよ
うにマウント座40が設けられており、このマウント座
40にトランス41がマウントされている。
【0017】次にこのようなスピーカボックス10の制
振構造について説明する。図2および図3に示すよう
に、スピーカボックス10内には、背面側から前方へ突
出するように、仕切り板36の上側に左右一対の円筒状
ボス45が突設されている。また仕切り板36の下側に
は、左右一対ずつ合計4本の円筒状ボス46がマウント
されるようになっている。上側の円筒状ボス45は図2
に示すようにフロントパネル11の内側に突設されてい
る円柱状ボス44と結合されるようになっている。これ
に対して仕切り板36の下側の4本の円筒状ボス46は
制振部材47およびフロントパネル11の内側に突設さ
れている円柱状ボス49と結合されるようになってい
る。
【0018】図4および図5に示すように制振部材47
はこのスピーカボックス10の内部空間を横方向に横切
るように配されている。そしてこの制振部材47に設け
られている一対の保持筒48によって円筒状ボス46の
先端部を受入れるようにしている。保持筒48の先端部
はフロントパネル11の内側に突設されている円柱状ボ
ス49と当接されるようになっている。そして円筒状ボ
ス46の背面側から内部を通して挿入されるビス51を
この円筒状ボス46の前端側のビス挿通孔50を挿通さ
せ、先端部を円柱状ボス49にねじ込むことによって、
円筒状ボス46と制振部材47の保持筒48と、そして
円柱状ボス49とが互いに結合されるようにしている。
なお円筒状ボス46はとくに図4に示すように、リブ5
2によってその側面であって根元側の部分が左右の側板
部55に一体に連結されるようになっている。
【0019】上記制振部材47はその長さ方向の両端が
このスピーカボックス10の左右の側板部55と当接す
るようになっている。しかも制振部材47の左右の端部
と側板部55との間には不織布から成る緩衝材54が介
在されるようになっており、このような緩衝材54を介
して制振部材47が両側の側板部55を外側に押し広げ
るように押圧している。このような制振部材47の制振
作用によって側板部55の振動に伴う箱鳴りをより確実
に防止するようにしている。
【0020】このように本実施の形態においては、スピ
ーカボックス10の背面側に前方へ突設するように上下
に一対ずつ合計4本の円筒状ボス46を設けるように
し、これらの円筒状ボス46の先端部を制振部材47の
保持筒48内に挿入し、しかも円筒状ボス46内を挿入
するビスによって円筒状ボス46と制振部材47の保持
筒48と、そして円柱状ボス49とを結合するようにし
たものである。従ってとくに振動し易いスピーカボック
ス10の側板部55が制振部材47の両端に押えられ、
振動が非常に少なくなって箱鳴りの悪影響がなくなる。
【0021】すなわちスピーカボックス10の仕切り板
36の下側においてフロントパネル11の開口12の内
側に取付けられているスピーカ14が音を出すと、スピ
ーカボックス10が音によって振動し、悪影響を及そう
とする。ところが本実施の形態においては、箱鳴りを防
ぐために、スピーカボックス10の内部に前方へ突出す
る円筒状ボス46を立て、このボス46によって制振部
材47を保持し、スピーカボックス10の両側の側板部
55の内側面を不織布から成る緩衝材54を介して強く
押し、箱鳴りを防止するようにしている。
【0022】従ってとくに音質に対して悪影響を及す側
板部55の振動を著しく軽減することが可能になる。ま
たこのようなスピーカボックス10は、ハイインパクト
ポリスチレン樹脂等の通常の熱可塑性樹脂によって通常
の射出成形の方法で成形することができ、しかもこのス
ピーカボックス10の肉厚を3mm程度に押えることが
可能になり、これによってスピーカボックス10のコス
トの大幅な低減が可能になる。
【0023】また制振部材47をこのスピーカボックス
10の内側から緩衝材54を介して側板部55に当接さ
せるようにしているために、側面に穴があく等の不具合
が発生せず、これによってデザイン的な制約が少なくな
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、スピーカボック
スに保持部を一体に成形して設けるとともに、この保持
部によって保持される制振部材を板状部に内側から当接
させるようにしたものである。
【0025】従ってこのような制振部材によって板状部
の振動が押えられ、スピーカの再生時における箱鳴りが
防止されることになる。
【0026】保持部をこのスピーカボックスの背面側か
ら前方に向って突設させるとともに、制振部材によって
両側の側板部の振動を押えるようにすると、とくに最も
振動し易い両側の側板部の振動を制振部材によって確実
に押えることができ、より効果的な箱鳴りの防止が図ら
れる。
【0027】保持部をこのスピーカボックスに一体に成
形されているボスから構成するとともに、このボスの先
端部を受入れる筒状部を制振部材に一体に備えるように
した構成によれば、制振部材が一体に設けられている筒
状部を介して保持部に確実に保持されることになり、こ
れによって制振部材それ自身の振動も防止される。
【0028】制振部材の板状部との当接部に緩衝材を介
装させることによって、この緩衝材を介して制振部材が
板状部に当接されることになり、より確実に板状部の振
動を防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態に係るスピーカボックスの外観斜
視図である。
【図2】同スピーカボックスの縦断面図である。
【図3】同スピーカボックスの別の角度の縦断面図であ
る。
【図4】同スピーカボックスの横断面図である。
【図5】制振のための構成を示す要部外観斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 スピーカボックス 11 フロントパネル 12 開口 13 カバー 14 スピーカ 15 ダクト(上) 16 ダクト(下) 18 コントロールパネル面(傾斜面) 19、20 調整つまみ 21 切換えつまみ 22 押釦 25 ボリューム 26、27 プリント基板 28 電子部品 29 ブラケット 30 円柱状ボス 31 保持爪 32 ヒートシンク 34、35 開口 36 仕切り板 37 ガイドリブ 40 マウント座 41 トランス 44 円柱状ボス 45、46 円筒状ボス 47 制振部材 48 保持筒 49 円柱状ボス 50 ビス挿通孔 51 ビス 52 リブ 54 緩衝材(不織布) 55 側板部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカを収納する合成樹脂成形体から成
    るスピーカボックスにおいて、 該スピーカボックスに一体に設けられている保持部と、 前記保持部によって保持され、板状部に内側から当接さ
    れる制振部材と、 をそれぞれ具備するスピーカボックス。
  2. 【請求項2】前記保持部がこのスピーカボックスの背面
    側から前方に向って突設されるとともに、前記制振部材
    によって両側の側板部の振動が押えられることを特徴と
    する請求項1に記載のスピーカボックス。
  3. 【請求項3】前記保持部がこのスピーカボックスに一体
    に成形されているボスから成り、該ボスの先端部を受入
    れる筒状部を前記制振部材が一体に備えていることを特
    徴とする請求項1に記載のスピーカボックス。
  4. 【請求項4】前記制振部材の前記板状部との当接部に緩
    衝材が介装されていることを特徴とする請求項1に記載
    のスピーカボックス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003093612A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Newgin Corp 遊技機用スピーカシステム
JP2003093613A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Newgin Corp 遊技機用スピーカシステム
WO2020217818A1 (ja) * 2019-04-26 2020-10-29 ヤマハ株式会社 制振部材

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WO2020217818A1 (ja) * 2019-04-26 2020-10-29 ヤマハ株式会社 制振部材

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