JPH0965574A - 自励式無効電力補償装置の制御方法 - Google Patents
自励式無効電力補償装置の制御方法Info
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- JPH0965574A JPH0965574A JP7213500A JP21350095A JPH0965574A JP H0965574 A JPH0965574 A JP H0965574A JP 7213500 A JP7213500 A JP 7213500A JP 21350095 A JP21350095 A JP 21350095A JP H0965574 A JPH0965574 A JP H0965574A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大容量矩形波インバータと小容量PWMイン
バータを備えた自励式無効電力補償装置における小容量
PWMインバータが運転中に、インバータ電圧の誤差成
分による電力流出入が発生するのを抑制する。 【解決手段】 小容量PWMインバータ6の直流コンデ
ンサ12の直流電圧EFが設定値EF REF以上になったと
きだけ、流入インバータ電力誤差成分に相当する負の電
力制御信号kを求め、また、整流器電流IR の実効値が
設定値IR REF以上になったときだけ、流出インバータ電
力誤差成分に相当する正の電力制御信号kを求め、この
正負いずれかの電力制御信号を補償電流指令値IC REFに
乗じた振幅調整信号kIC REFと出力電流制御信号VI と
を加算して最終的な出力電圧指令信号VF REFを得て、イ
ンバータ運転時の流出入インバータ電力誤差成分を抑制
する。
バータを備えた自励式無効電力補償装置における小容量
PWMインバータが運転中に、インバータ電圧の誤差成
分による電力流出入が発生するのを抑制する。 【解決手段】 小容量PWMインバータ6の直流コンデ
ンサ12の直流電圧EFが設定値EF REF以上になったと
きだけ、流入インバータ電力誤差成分に相当する負の電
力制御信号kを求め、また、整流器電流IR の実効値が
設定値IR REF以上になったときだけ、流出インバータ電
力誤差成分に相当する正の電力制御信号kを求め、この
正負いずれかの電力制御信号を補償電流指令値IC REFに
乗じた振幅調整信号kIC REFと出力電流制御信号VI と
を加算して最終的な出力電圧指令信号VF REFを得て、イ
ンバータ運転時の流出入インバータ電力誤差成分を抑制
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統の電圧変
動抑制やフリッカ対策等に使用される自励式無効電力補
償装置(以下、自励式SVCと称する)の制御方法で、
詳しくは、大容量矩形波インバータと小容量PWMイン
バータを直列接続した自励式SVCにおける小容量PW
Mインバータの制御方法に関する。
動抑制やフリッカ対策等に使用される自励式無効電力補
償装置(以下、自励式SVCと称する)の制御方法で、
詳しくは、大容量矩形波インバータと小容量PWMイン
バータを直列接続した自励式SVCにおける小容量PW
Mインバータの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】変電所等の系統電源とアーク炉や電鉄負
荷等の変動負荷を有する電力系統における系統電源と変
動負荷の間に設置される自励式SVCとして、本出願人
は先に、大容量矩形波インバータと小容量PWMインバ
ータを直列多重したものを提案した[特願平6−552
2号]。
荷等の変動負荷を有する電力系統における系統電源と変
動負荷の間に設置される自励式SVCとして、本出願人
は先に、大容量矩形波インバータと小容量PWMインバ
ータを直列多重したものを提案した[特願平6−552
2号]。
【0003】この自励式SVCの主回路を図2に示し説
明すると、系統電源1と変動負荷3の間の系統母線2に
設置される自励式SVC4は、大容量矩形波インバータ
5と小容量PWMインバータ6とを、夫々のインバータ
容量に応じた変圧器7、8を介して直列接続される。大
容量矩形波インバータ5は、高耐圧でスイッチング周波
数の低いGTOのスイッチング素子を使用したインバー
タで、直流コンデンサ9とその充電器10、初期充電用
の開閉器11の電源部を備える。小容量PWMインバー
タ6は、スイッチング周波数の高いスイッチング素子を
使用したPWM方式(パルス幅変調方式)のインバータ
で、直流コンデンサ12とこれを充電する整流器13の
電源部を備える。
明すると、系統電源1と変動負荷3の間の系統母線2に
設置される自励式SVC4は、大容量矩形波インバータ
5と小容量PWMインバータ6とを、夫々のインバータ
容量に応じた変圧器7、8を介して直列接続される。大
容量矩形波インバータ5は、高耐圧でスイッチング周波
数の低いGTOのスイッチング素子を使用したインバー
タで、直流コンデンサ9とその充電器10、初期充電用
の開閉器11の電源部を備える。小容量PWMインバー
タ6は、スイッチング周波数の高いスイッチング素子を
使用したPWM方式(パルス幅変調方式)のインバータ
で、直流コンデンサ12とこれを充電する整流器13の
電源部を備える。
【0004】自励式SVC4が系統母線2に連系される
前段階で大容量矩形波インバータ5の開閉器11がオン
されると、充電器10で直流コンデンサ9が定格電圧ま
で初期充電されて大容量矩形波インバータ5が作動し、
変圧器7の一次側に系統母線2の母線電圧VA とほぼ同
等の矩形波インバータ電圧VB を発生させる。この段階
でSVC4が系統母線2に連系され、開閉器11がオフ
される。大容量矩形波インバータ5は、矩形波インバー
タ電圧VB の位相を母線電圧VA に対して若干位相制御
することで、系統母線2から有効電力を引き込んで初期
充電後の直流コンデンサ9を充電し、その直流電圧を定
格に維持すると共に、内部損失電力の補充を行う。
前段階で大容量矩形波インバータ5の開閉器11がオン
されると、充電器10で直流コンデンサ9が定格電圧ま
で初期充電されて大容量矩形波インバータ5が作動し、
変圧器7の一次側に系統母線2の母線電圧VA とほぼ同
等の矩形波インバータ電圧VB を発生させる。この段階
でSVC4が系統母線2に連系され、開閉器11がオフ
される。大容量矩形波インバータ5は、矩形波インバー
タ電圧VB の位相を母線電圧VA に対して若干位相制御
することで、系統母線2から有効電力を引き込んで初期
充電後の直流コンデンサ9を充電し、その直流電圧を定
格に維持すると共に、内部損失電力の補充を行う。
【0005】小容量PWMインバータ6の直流コンデン
サ12は、整流器13からの整流器電流(補機電流)I
R で充電され、その直流電圧EF を電源に小容量PWM
インバータ6が作動して、変圧器8の一次側に母線電圧
VA の約10〜20%のPWMインバータ電圧VF を発
生する。PWMインバータ電圧VF は、系統母線2にお
ける負荷変動に応じた補償電流指令値に基づく無効電流
を生成するための電圧成分で、これの振幅を負荷変動に
追従させて変調することで、変動負荷3に発生した無効
電流と逆位相の補償電流IC が系統に生成されて、負荷
変動に伴う母線電圧VA の変動が抑制される。なお、小
容量PWMインバータ6の直流コンデンサ12は、イン
バータ運転中継続して整流器電流IR で充電され、内部
損失電力の補充が行われる。
サ12は、整流器13からの整流器電流(補機電流)I
R で充電され、その直流電圧EF を電源に小容量PWM
インバータ6が作動して、変圧器8の一次側に母線電圧
VA の約10〜20%のPWMインバータ電圧VF を発
生する。PWMインバータ電圧VF は、系統母線2にお
ける負荷変動に応じた補償電流指令値に基づく無効電流
を生成するための電圧成分で、これの振幅を負荷変動に
追従させて変調することで、変動負荷3に発生した無効
電流と逆位相の補償電流IC が系統に生成されて、負荷
変動に伴う母線電圧VA の変動が抑制される。なお、小
容量PWMインバータ6の直流コンデンサ12は、イン
バータ運転中継続して整流器電流IR で充電され、内部
損失電力の補充が行われる。
【0006】小容量PWMインバータ6の制御は、図3
に示すような電流フィードバック制御方式で行われる。
即ち、系統母線2から検出された負荷電流IL を補償電
流演算回路15で演算処理して得た補償電流指令信号I
C REFと実際の補償電流IC との差を減算器16で求め、
この差が小さくなるように電流制御伝達関数回路17で
フィードバック制御した制御信号から出力電圧指令信号
VF REFを得る。出力電圧指令信号VF REFがPWM回路1
8を介することで、小容量PWMインバータ6のスイッ
チング素子をオンオフさせるゲートパルス信号が発生し
て、小容量PWMインバータ6が制御される。
に示すような電流フィードバック制御方式で行われる。
即ち、系統母線2から検出された負荷電流IL を補償電
流演算回路15で演算処理して得た補償電流指令信号I
C REFと実際の補償電流IC との差を減算器16で求め、
この差が小さくなるように電流制御伝達関数回路17で
フィードバック制御した制御信号から出力電圧指令信号
VF REFを得る。出力電圧指令信号VF REFがPWM回路1
8を介することで、小容量PWMインバータ6のスイッ
チング素子をオンオフさせるゲートパルス信号が発生し
て、小容量PWMインバータ6が制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記自励式SVC4の
系統連系後の運転時において、大容量矩形波インバータ
5の場合は、充電器10が切離されて母線電圧VA と同
等の電圧VB を出力するので問題無い。ところが、小容
量PWMインバータ6においては、直流コンデンサ12
が整流器電流IR で充電が継続されて電流フィードバッ
ク制御されている結果、電流制御系の誤差等でもってP
WMインバータ電圧VF と補償電流IC の位相差が90
゜から変動して、系統内外のインバータ電力流出入が発
生し、直流コンデンサ12の異常充電や、整流器電流I
R の異常な増大による過負荷が発生することがあった。
系統連系後の運転時において、大容量矩形波インバータ
5の場合は、充電器10が切離されて母線電圧VA と同
等の電圧VB を出力するので問題無い。ところが、小容
量PWMインバータ6においては、直流コンデンサ12
が整流器電流IR で充電が継続されて電流フィードバッ
ク制御されている結果、電流制御系の誤差等でもってP
WMインバータ電圧VF と補償電流IC の位相差が90
゜から変動して、系統内外のインバータ電力流出入が発
生し、直流コンデンサ12の異常充電や、整流器電流I
R の異常な増大による過負荷が発生することがあった。
【0008】即ち、小容量PWMインバータ6におい
て、変圧器等の漏れインピーダンスをZT =RT +jX
T とすると、補償電流IC は次式となる。 IC ={VA −(VF +VB)}/ZT
て、変圧器等の漏れインピーダンスをZT =RT +jX
T とすると、補償電流IC は次式となる。 IC ={VA −(VF +VB)}/ZT
【0009】ここで、VA ≒VB とすれば、IC =−V
F /ZT であり、VF =−IC ZTである。また、小容
量PWMインバータ6のインバータ電力PF は、理想的
には PF =|VFIC|=−RT|IC|2 で表されるが、実際には上記した電流制御系の誤差等で
誤差電圧VE が生じると、VF =−IC ZT +VE とな
り、結果としてインバータ電力PF は次の式となる。 PF =−RT|IC|2 +VE IC ・・・・・
F /ZT であり、VF =−IC ZTである。また、小容
量PWMインバータ6のインバータ電力PF は、理想的
には PF =|VFIC|=−RT|IC|2 で表されるが、実際には上記した電流制御系の誤差等で
誤差電圧VE が生じると、VF =−IC ZT +VE とな
り、結果としてインバータ電力PF は次の式となる。 PF =−RT|IC|2 +VE IC ・・・・・
【0010】式における電力成分VE IC が小容量P
WMインバータ6に出入りするインバータ電力誤差成分
であり、この流出入するインバータ電力誤差成分はIC
が正負に変化したり、VE が推定不可能であることから
定量的に把握できない。そのため、インバータ電力誤差
成分が許容値を超えて流入すると、整流器13で遮断さ
れて直流コンデンサ12を異常に充電する不具合が発生
したり、逆に、インバータ電力誤差成分が許容値を超え
て流出すると、整流器電流IR が増大して充電回路側が
直流過電圧となる問題が発生していた。
WMインバータ6に出入りするインバータ電力誤差成分
であり、この流出入するインバータ電力誤差成分はIC
が正負に変化したり、VE が推定不可能であることから
定量的に把握できない。そのため、インバータ電力誤差
成分が許容値を超えて流入すると、整流器13で遮断さ
れて直流コンデンサ12を異常に充電する不具合が発生
したり、逆に、インバータ電力誤差成分が許容値を超え
て流出すると、整流器電流IR が増大して充電回路側が
直流過電圧となる問題が発生していた。
【0011】本発明の目的は、小容量PWMインバータ
の運転時の電力誤差成分のインバータ内外への流出入を
抑制する制御方法を提供することにある。
の運転時の電力誤差成分のインバータ内外への流出入を
抑制する制御方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、変動負荷を有する系統母線の母線電圧と同等
の電圧を大容量変圧器を介して出力する大容量矩形波イ
ンバータと、系統母線の負荷変動を抑制する補償電圧を
小容量変圧器を介して出力する小容量PWMインバータ
とを、直列接続した自励式無効電力補償装置における小
容量PWMインバータの制御を、小容量PWMインバー
タの直流電圧及び直流コンデンサを充電する整流器電流
が夫々に予め設定された設定値以上に変動したときの変
動値に応じた電力制御信号と系統母線の負荷変動に応じ
た補償電流指令信号を乗じた振幅調整信号を、補償電流
指令信号と補償電流を減算してその差が小さくなるよう
にフィードバック制御して得た出力電流制御信号に加算
し、この加算して得られた電圧信号をPWMインバータ
出力電圧指令信号として行うことを特徴とする。
するため、変動負荷を有する系統母線の母線電圧と同等
の電圧を大容量変圧器を介して出力する大容量矩形波イ
ンバータと、系統母線の負荷変動を抑制する補償電圧を
小容量変圧器を介して出力する小容量PWMインバータ
とを、直列接続した自励式無効電力補償装置における小
容量PWMインバータの制御を、小容量PWMインバー
タの直流電圧及び直流コンデンサを充電する整流器電流
が夫々に予め設定された設定値以上に変動したときの変
動値に応じた電力制御信号と系統母線の負荷変動に応じ
た補償電流指令信号を乗じた振幅調整信号を、補償電流
指令信号と補償電流を減算してその差が小さくなるよう
にフィードバック制御して得た出力電流制御信号に加算
し、この加算して得られた電圧信号をPWMインバータ
出力電圧指令信号として行うことを特徴とする。
【0013】ここで、小容量PWMインバータにインバ
ータ電力誤差成分が流入すると、この流入電力で小容量
PWMインバータの直流コンデンサが充電されて直流電
圧が増加し、逆に、インバータ電力誤差成分が流出する
と、この流出電力を補充するために整流器電流が増大す
ることから、直流電圧と整流器電流の増加分を監視し、
この増加分が設定値以上のときにその増加分に基づく電
力制御信号から出力電圧指令信号を得て、この出力電圧
指令信号に含まれる電力誤差成分相当の信号で小容量P
WMインバータに流出入するインバータ電力誤差成分を
キャンセルさせる。
ータ電力誤差成分が流入すると、この流入電力で小容量
PWMインバータの直流コンデンサが充電されて直流電
圧が増加し、逆に、インバータ電力誤差成分が流出する
と、この流出電力を補充するために整流器電流が増大す
ることから、直流電圧と整流器電流の増加分を監視し、
この増加分が設定値以上のときにその増加分に基づく電
力制御信号から出力電圧指令信号を得て、この出力電圧
指令信号に含まれる電力誤差成分相当の信号で小容量P
WMインバータに流出入するインバータ電力誤差成分を
キャンセルさせる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法を図2自励式S
VC4の小容量PWMインバータ6の制御に適用した実
施例を、図1の制御ブロックを参照して説明する。
VC4の小容量PWMインバータ6の制御に適用した実
施例を、図1の制御ブロックを参照して説明する。
【0015】自励式SVC4の大容量矩形波インバータ
5の制御は従来同様に行われ、その説明は省略する。小
容量PWMインバータ6の制御は、図1の電流制御系に
示すように、まず、負荷電流IL を補償電流演算回路1
5で演算処理して得た補償電流指令値IC REFと、実際の
補償電流IC の差が小さくなるように電流制御伝達関数
回路17でフィードバック制御した制御信号から出力電
流制御信号VI を求める。ここまでは図3の制御方法と
同様である。
5の制御は従来同様に行われ、その説明は省略する。小
容量PWMインバータ6の制御は、図1の電流制御系に
示すように、まず、負荷電流IL を補償電流演算回路1
5で演算処理して得た補償電流指令値IC REFと、実際の
補償電流IC の差が小さくなるように電流制御伝達関数
回路17でフィードバック制御した制御信号から出力電
流制御信号VI を求める。ここまでは図3の制御方法と
同様である。
【0016】ここで電流制御系の誤差等で小容量PWM
インバータ6に電力誤差成分のインバータ電力流出入が
発生したとする。この場合、インバータ電力誤差成分が
流入すると、直流コンデンサ12が充電されて直流電圧
EF が上昇し、また、逆にインバータ電力誤差成分が流
出すると整流器電流IR が増大する。そこで、本発明に
おいては図1に示すように、直流電圧EF の電圧監視回
路20と整流器電流I R (実効値)の電流監視回路21
を設けて、次のような制御を行う。
インバータ6に電力誤差成分のインバータ電力流出入が
発生したとする。この場合、インバータ電力誤差成分が
流入すると、直流コンデンサ12が充電されて直流電圧
EF が上昇し、また、逆にインバータ電力誤差成分が流
出すると整流器電流IR が増大する。そこで、本発明に
おいては図1に示すように、直流電圧EF の電圧監視回
路20と整流器電流I R (実効値)の電流監視回路21
を設けて、次のような制御を行う。
【0017】電圧監視回路20の側から先に説明する
と、電圧監視回路20は減算器22、リミッタ回路2
3、電力制御伝達関数回路24で構成される。直流コン
デンサ12の直流電圧EF と、流入インバータ電力誤差
成分が問題となる量に相当する設定値EF REFとを減算器
22に入力し、直流電圧EF が問題となる設定値EF REF
以上になったときだけ[EF REF−EF ]の誤差信号をリ
ミッタ回路23から電力制御伝達関数回路24に出力す
る。電力制御伝達関数回路24は、EF REF−EF ≦0の
ときのみ[EF REF−EF ]に比例する電力制御信号kを
出力する。ちなみにEF REF>EF のときは、k=0に相
当する。また、ここで比例係数K1 を設定して、 k=−K1(EF −EF REF) とする。ただし、比例係数K1 は、流入インバータ電力
誤差成分の大きさを演算するための正の定数である。
と、電圧監視回路20は減算器22、リミッタ回路2
3、電力制御伝達関数回路24で構成される。直流コン
デンサ12の直流電圧EF と、流入インバータ電力誤差
成分が問題となる量に相当する設定値EF REFとを減算器
22に入力し、直流電圧EF が問題となる設定値EF REF
以上になったときだけ[EF REF−EF ]の誤差信号をリ
ミッタ回路23から電力制御伝達関数回路24に出力す
る。電力制御伝達関数回路24は、EF REF−EF ≦0の
ときのみ[EF REF−EF ]に比例する電力制御信号kを
出力する。ちなみにEF REF>EF のときは、k=0に相
当する。また、ここで比例係数K1 を設定して、 k=−K1(EF −EF REF) とする。ただし、比例係数K1 は、流入インバータ電力
誤差成分の大きさを演算するための正の定数である。
【0018】電力制御伝達関数回路24が電力制御信号
kを出力すると、これを負荷電流I L から求めた補償電
流指令値IC REFと乗算器30で乗算して振幅調整信号k
IC R EFを求める。そして、この振幅調整信号kIC REFと
電流制御伝達関数回路17からの出力電流制御信号VI
とを加算器31で加算して、最終的な出力電圧指令信号
VF REFを得る。出力電圧指令信号VF REFがPWM回路1
8を介することで、小容量PWMインバータ6のスイッ
チング素子をオンオフさせるゲートパルス信号が発生し
て、小容量PWMインバータ6が制御される。
kを出力すると、これを負荷電流I L から求めた補償電
流指令値IC REFと乗算器30で乗算して振幅調整信号k
IC R EFを求める。そして、この振幅調整信号kIC REFと
電流制御伝達関数回路17からの出力電流制御信号VI
とを加算器31で加算して、最終的な出力電圧指令信号
VF REFを得る。出力電圧指令信号VF REFがPWM回路1
8を介することで、小容量PWMインバータ6のスイッ
チング素子をオンオフさせるゲートパルス信号が発生し
て、小容量PWMインバータ6が制御される。
【0019】以上の制御における出力電圧指令信号VF
REFは、VF REF=VI +kIC REFであるから、振幅調整
信号kIC REFによるインバータ電力誤差成分は、[kI
C REF×IC ]となり、更に、IC REF≒IC であるからイ
ンバータ電力誤差成分は、k|IC |2となる。
REFは、VF REF=VI +kIC REFであるから、振幅調整
信号kIC REFによるインバータ電力誤差成分は、[kI
C REF×IC ]となり、更に、IC REF≒IC であるからイ
ンバータ電力誤差成分は、k|IC |2となる。
【0020】つまり、電力制御信号kは、あたかも式
の可変抵抗成分と等価となり、以上の制御で小容量PW
Mインバータ6のインバータ電力PF は、次の式で与
えられる。 PF ≒(−RT+k)|IC |2 ・・・・・
の可変抵抗成分と等価となり、以上の制御で小容量PW
Mインバータ6のインバータ電力PF は、次の式で与
えられる。 PF ≒(−RT+k)|IC |2 ・・・・・
【0021】この式において、直流電圧EF が設定値
EF REF以上になったとき、電力制御信号kが負となって
出力電圧を増加させ、式の流入インバータ電力誤差成
分[VE IC ]をキャンセルする。その結果、流入イン
バータ電力誤差成分が抑制されて、直流コンデンサ12
の異常な充電が回避され、インバータ電力PF が問題の
無い許容範囲に維持される。
EF REF以上になったとき、電力制御信号kが負となって
出力電圧を増加させ、式の流入インバータ電力誤差成
分[VE IC ]をキャンセルする。その結果、流入イン
バータ電力誤差成分が抑制されて、直流コンデンサ12
の異常な充電が回避され、インバータ電力PF が問題の
無い許容範囲に維持される。
【0022】次に、電流監視回路21の側を説明する
と、電流監視回路21も減算器25、リミッタ回路2
6、電力制御伝達関数回路27で構成される。この場
合、流出インバータ電力で整流器電流IR の実効値が、
これに対応して設定された設定値I R REF以上になると、
[IR REF−IR ]の誤差信号が減算器25、リミッタ回
路26から電力制御伝達関数回路27に出力される。電
力制御伝達関数回路27は、IR REF−IR ≦0のときの
み[IR REF−IR ]に比例する電力制御信号kを符号反
転させて出力する。ここで比例係数K2 を設定して、 k=+K2(IR −IR REF) とする。ただし、比例係数K2 は、流出インバータ電力
の大きさを演算するための正の定数である。
と、電流監視回路21も減算器25、リミッタ回路2
6、電力制御伝達関数回路27で構成される。この場
合、流出インバータ電力で整流器電流IR の実効値が、
これに対応して設定された設定値I R REF以上になると、
[IR REF−IR ]の誤差信号が減算器25、リミッタ回
路26から電力制御伝達関数回路27に出力される。電
力制御伝達関数回路27は、IR REF−IR ≦0のときの
み[IR REF−IR ]に比例する電力制御信号kを符号反
転させて出力する。ここで比例係数K2 を設定して、 k=+K2(IR −IR REF) とする。ただし、比例係数K2 は、流出インバータ電力
の大きさを演算するための正の定数である。
【0023】そして、電力制御伝達関数回路27の電力
制御信号kを補償電流指令値IC REFと乗算器30で乗算
して振幅調整信号kIC REFを求め、これを出力電流制御
信号VI と加算して、最終的な出力電圧指令信号VF REF
を得る。
制御信号kを補償電流指令値IC REFと乗算器30で乗算
して振幅調整信号kIC REFを求め、これを出力電流制御
信号VI と加算して、最終的な出力電圧指令信号VF REF
を得る。
【0024】以上の電流監視回路21の場合において
も、結果的にインバータ電力PF が上記式と同式で与
えられる。この場合、整流器電流IR が設定値IR REF以
上になったとき、電力制御信号kが正となって出力電圧
を減少させ、式の流出インバータ電力誤差成分[VE
IC ]をキャンセルして、流出インバータ電力誤差成分
を抑制し、整流器側の直流過電圧を回避する。
も、結果的にインバータ電力PF が上記式と同式で与
えられる。この場合、整流器電流IR が設定値IR REF以
上になったとき、電力制御信号kが正となって出力電圧
を減少させ、式の流出インバータ電力誤差成分[VE
IC ]をキャンセルして、流出インバータ電力誤差成分
を抑制し、整流器側の直流過電圧を回避する。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、小容量PWMインバー
タの流出入インバータ電力が直流電圧と整流器電流の監
視信号に基づいて制御できるので、小容量PWMインバ
ータにおける流入インバータ電力による直流コンデンサ
の過充電や、流出インバータ電力による整流器過負荷の
防止が可能となり、動作特性の安定した高信頼度の自励
式無効電力補償装置が提供できる。
タの流出入インバータ電力が直流電圧と整流器電流の監
視信号に基づいて制御できるので、小容量PWMインバ
ータにおける流入インバータ電力による直流コンデンサ
の過充電や、流出インバータ電力による整流器過負荷の
防止が可能となり、動作特性の安定した高信頼度の自励
式無効電力補償装置が提供できる。
【図1】本発明方法の実施装置例を示す小容量PWMイ
ンバータの制御ブロック図。
ンバータの制御ブロック図。
【図2】自励式無効電力補償装置のブロック図。
【図3】図2の自励式無効電力補償装置における小容量
PWMインバータの従来の制御ブロック図。
PWMインバータの従来の制御ブロック図。
2 系統母線 3 変動負荷 4 自励式無効電力補償装置 5 大容量矩形波インバータ 6 小容量PWMインバータ 7 大容量変圧器 8 小容量変圧器
Claims (1)
- 【請求項1】 変動負荷を有する系統母線の母線電圧と
同等の電圧を大容量変圧器を介して出力する大容量矩形
波インバータと、系統母線の負荷変動を抑制する補償電
圧を小容量変圧器を介して出力する小容量PWMインバ
ータとを、直列接続した自励式無効電力補償装置におけ
る小容量PWMインバータの制御方法であって、 小容量PWMインバータの直流電圧及び直流コンデンサ
を充電する整流器電流が夫々に予め設定された設定値以
上に変動したときの変動値に応じた電力制御信号と系統
母線の負荷変動に応じた補償電流指令信号を乗じた振幅
調整信号を、前記補償電流指令信号と補償電流を減算し
てその差が小さくなるようにフィードバック制御して得
た出力電流制御信号に加算し、この加算して得られた電
圧信号を出力電圧指令信号として小容量PWMインバー
タを制御することを特徴とする自励式無効電力補償装置
の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7213500A JPH0965574A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 自励式無効電力補償装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7213500A JPH0965574A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 自励式無効電力補償装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0965574A true JPH0965574A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16640231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7213500A Withdrawn JPH0965574A (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | 自励式無効電力補償装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0965574A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008048536A (ja) * | 2006-08-16 | 2008-02-28 | Mitsubishi Electric Corp | 無効電力補償装置 |
| JP2008199830A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換装置 |
| JP2012139083A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-19 | Nichicon Corp | 電源装置 |
| CN104836429A (zh) * | 2014-02-11 | 2015-08-12 | 华北电力大学 | 三相并网型逆变器启动冲击电流抑制控制策略 |
| JP2019140898A (ja) * | 2018-02-13 | 2019-08-22 | 富士電機株式会社 | 無効電力補償装置及びその制御プログラム、並びに無効電力補償システム |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP7213500A patent/JPH0965574A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008048536A (ja) * | 2006-08-16 | 2008-02-28 | Mitsubishi Electric Corp | 無効電力補償装置 |
| JP2008199830A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換装置 |
| JP2012139083A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-19 | Nichicon Corp | 電源装置 |
| CN104836429A (zh) * | 2014-02-11 | 2015-08-12 | 华北电力大学 | 三相并网型逆变器启动冲击电流抑制控制策略 |
| JP2019140898A (ja) * | 2018-02-13 | 2019-08-22 | 富士電機株式会社 | 無効電力補償装置及びその制御プログラム、並びに無効電力補償システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |