JPH0965621A - モータ用ステータヨークの製造方法 - Google Patents
モータ用ステータヨークの製造方法Info
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- JPH0965621A JPH0965621A JP7242519A JP24251995A JPH0965621A JP H0965621 A JPH0965621 A JP H0965621A JP 7242519 A JP7242519 A JP 7242519A JP 24251995 A JP24251995 A JP 24251995A JP H0965621 A JPH0965621 A JP H0965621A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータ内径に対する磁極片の長さを必要なだ
け長くすることが可能であり、磁極片の先端部の形状も
任意に変えることができるようにする。 【解決手段】 円環板状部分14の内周縁から軸方向に
対して平行に複数の歯状磁極片16を突設させ、それら
が連続一体化した構造のモータ用ステータヨークを製造
する方法である。磁性材料からなる板状体10を、絞
り加工によって中央部を膨らませて端面閉塞構造の円筒
状体12を成形する工程と、その円筒状体の閉塞端面
12aを打ち抜き加工することによって、複数の磁極片
の先端部16aを形成する工程と、円筒状体の周壁部
12bを軸方向にせん断加工することによって、前工程
で形成した磁極片の先端部に連続するような磁極片の基
部16bを切り出す工程と、磁極片の先端部を引き起
こすようにほぼ直角に曲げ加工して磁極片16を整形す
る工程を、この順序で行う。
け長くすることが可能であり、磁極片の先端部の形状も
任意に変えることができるようにする。 【解決手段】 円環板状部分14の内周縁から軸方向に
対して平行に複数の歯状磁極片16を突設させ、それら
が連続一体化した構造のモータ用ステータヨークを製造
する方法である。磁性材料からなる板状体10を、絞
り加工によって中央部を膨らませて端面閉塞構造の円筒
状体12を成形する工程と、その円筒状体の閉塞端面
12aを打ち抜き加工することによって、複数の磁極片
の先端部16aを形成する工程と、円筒状体の周壁部
12bを軸方向にせん断加工することによって、前工程
で形成した磁極片の先端部に連続するような磁極片の基
部16bを切り出す工程と、磁極片の先端部を引き起
こすようにほぼ直角に曲げ加工して磁極片16を整形す
る工程を、この順序で行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型モータ用のス
テータヨークを製造する方法に関し、更に詳しく述べる
と、磁性板状体を絞り加工によって端面閉塞構造の円筒
状体に成形し、その円筒状体の閉塞端面の打ち抜き加工
と周壁部の軸方向のせん断加工とにより磁極片を切り出
し、先端部の折り曲げ加工によって磁極片を整形する方
法に関するものである。この技術は、例えば内周部に複
数の歯状磁極片を並設した構造のインナーロータ型ステ
ッパモータ用ステータヨークを製造するに有用である。
テータヨークを製造する方法に関し、更に詳しく述べる
と、磁性板状体を絞り加工によって端面閉塞構造の円筒
状体に成形し、その円筒状体の閉塞端面の打ち抜き加工
と周壁部の軸方向のせん断加工とにより磁極片を切り出
し、先端部の折り曲げ加工によって磁極片を整形する方
法に関するものである。この技術は、例えば内周部に複
数の歯状磁極片を並設した構造のインナーロータ型ステ
ッパモータ用ステータヨークを製造するに有用である。
【0002】
【従来の技術】周知のようにインナロータ型ステッパモ
ータは、ステータ部と、その内側で回転自在に支承され
るロータ部との組合せからなる。典型的な例では、ステ
ータ部は、主として外ヨークと内ヨーク、及びそれらの
間に介装される環状コイルとからなり、これらが2組連
結されている。内ヨークは、円環板状部分の内周縁から
軸方向に対して平行に複数の歯状磁極片が等分間隔で突
設され、それらが連続一体化した構造である。外ヨーク
は、円環板状部分の外周縁に連続する外周筒部をもち、
且つ円環板状部分の内周縁から軸方向に対して平行に複
数の歯状磁極片が等分間隔で突設され、それらが連続一
体化した構造である。内ヨークと外ヨークは、それらの
歯状磁極片が互いに食い違い合うような状態で結合し、
間にコイルが挾まれる。この結合体2組を、内ヨーク同
士が背中合わせとなり、且つそれらの歯状磁極片が磁極
片間角度の1/4だけずれるように組み合わせる。この
ステータ部内で軸受により回転自在のロータ部は、シャ
フトと、それに固定された多極着磁の施された環状永久
磁石などからなる。このステッパモータは、コイルにパ
ルス電流を供給することにより生じる起磁力によってス
テップ状に回転変位するように構成されている。
ータは、ステータ部と、その内側で回転自在に支承され
るロータ部との組合せからなる。典型的な例では、ステ
ータ部は、主として外ヨークと内ヨーク、及びそれらの
間に介装される環状コイルとからなり、これらが2組連
結されている。内ヨークは、円環板状部分の内周縁から
軸方向に対して平行に複数の歯状磁極片が等分間隔で突
設され、それらが連続一体化した構造である。外ヨーク
は、円環板状部分の外周縁に連続する外周筒部をもち、
且つ円環板状部分の内周縁から軸方向に対して平行に複
数の歯状磁極片が等分間隔で突設され、それらが連続一
体化した構造である。内ヨークと外ヨークは、それらの
歯状磁極片が互いに食い違い合うような状態で結合し、
間にコイルが挾まれる。この結合体2組を、内ヨーク同
士が背中合わせとなり、且つそれらの歯状磁極片が磁極
片間角度の1/4だけずれるように組み合わせる。この
ステータ部内で軸受により回転自在のロータ部は、シャ
フトと、それに固定された多極着磁の施された環状永久
磁石などからなる。このステッパモータは、コイルにパ
ルス電流を供給することにより生じる起磁力によってス
テップ状に回転変位するように構成されている。
【0003】上記のような円環板状部分の内周縁に複数
の歯状磁極片が軸方向に突設されているステータヨーク
を製造する方法として最も単純な方法は、抜き起こし法
である。これは磁性材料からなる板状体を歯状磁極片の
形状に打ち抜いた後、引き起こすようにほぼ直角に曲げ
加工する方法である。しかしこの方法ではモータ内径
(言い換えると、円環板状部分の内径)に対して歯状磁
極片を長くできない問題があった。
の歯状磁極片が軸方向に突設されているステータヨーク
を製造する方法として最も単純な方法は、抜き起こし法
である。これは磁性材料からなる板状体を歯状磁極片の
形状に打ち抜いた後、引き起こすようにほぼ直角に曲げ
加工する方法である。しかしこの方法ではモータ内径
(言い換えると、円環板状部分の内径)に対して歯状磁
極片を長くできない問題があった。
【0004】そこで長い磁極片を製造するための方法が
種々開発されてきた。例えば、板状体を絞り加工によっ
て中央部を膨らませて端面閉塞構造の円筒状体に成形
し、その端面全体を除去して端面開放の円筒状体に成形
した後、円筒状体の周壁部を軸方向にせん断加工するこ
とによって、長い矩形状の磁極片を切り出す方法がある
(特開昭56−86054号公報参照)。更に別の例と
しては、板状体に台形状あるいは半球状に膨らみ加工を
施した後、その膨らみ成形部を打ち抜き加工することに
よってテーバ状磁極片形成に対応して打ち抜き、その打
ち抜き部分を折り曲げる方法である(特開昭57−21
1964号公報参照)。
種々開発されてきた。例えば、板状体を絞り加工によっ
て中央部を膨らませて端面閉塞構造の円筒状体に成形
し、その端面全体を除去して端面開放の円筒状体に成形
した後、円筒状体の周壁部を軸方向にせん断加工するこ
とによって、長い矩形状の磁極片を切り出す方法がある
(特開昭56−86054号公報参照)。更に別の例と
しては、板状体に台形状あるいは半球状に膨らみ加工を
施した後、その膨らみ成形部を打ち抜き加工することに
よってテーバ状磁極片形成に対応して打ち抜き、その打
ち抜き部分を折り曲げる方法である(特開昭57−21
1964号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち、
前者の方法は、長い磁極片の全長にわたってせん断加工
を行うため、高度な技術を要し、1個当たりの加工時間
が長くなる他、矩形状の歯状磁極片しか得られない問題
がある。それに対して後者の方法は、生産性の面では優
れているものの、打ち抜き加工が可能な程度にしか膨ら
み成形ができず、歯状磁極片を長くすることには限界が
ある。
前者の方法は、長い磁極片の全長にわたってせん断加工
を行うため、高度な技術を要し、1個当たりの加工時間
が長くなる他、矩形状の歯状磁極片しか得られない問題
がある。それに対して後者の方法は、生産性の面では優
れているものの、打ち抜き加工が可能な程度にしか膨ら
み成形ができず、歯状磁極片を長くすることには限界が
ある。
【0006】本発明の目的は、モータ内径に対する磁極
片の長さを必要なだけ長くすることが可能であり、磁極
片の先端部の形状も任意に変えることができるようなモ
ータ用ステータヨークの製造方法を提供することであ
る。
片の長さを必要なだけ長くすることが可能であり、磁極
片の先端部の形状も任意に変えることができるようなモ
ータ用ステータヨークの製造方法を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、円環板状部分
の内周縁から軸方向に対して平行に複数の歯状磁極片を
突設させ、それらが連続一体化した構造のモータ用ステ
ータヨークを製造する方法である。ここで本発明の特徴
は、 磁性材料からなる板状体を、絞り加工によって中央部
を膨らませて端面閉塞構造の円筒状体を成形する工程
と、 その円筒状体の閉塞端面を打ち抜き加工することによ
って、複数の磁極片の先端部を形成する工程と、 円筒状体の周壁部を軸方向にせん断加工することによ
って、前工程で形成した磁極片の先端部に連続するよう
な磁極片の基部を切り出す工程と、 磁極片の先端部を引き起こすようにほぼ直角に曲げ加
工して磁極片を整形する工程を、 この順序で行う点に特徴がある。
の内周縁から軸方向に対して平行に複数の歯状磁極片を
突設させ、それらが連続一体化した構造のモータ用ステ
ータヨークを製造する方法である。ここで本発明の特徴
は、 磁性材料からなる板状体を、絞り加工によって中央部
を膨らませて端面閉塞構造の円筒状体を成形する工程
と、 その円筒状体の閉塞端面を打ち抜き加工することによ
って、複数の磁極片の先端部を形成する工程と、 円筒状体の周壁部を軸方向にせん断加工することによ
って、前工程で形成した磁極片の先端部に連続するよう
な磁極片の基部を切り出す工程と、 磁極片の先端部を引き起こすようにほぼ直角に曲げ加
工して磁極片を整形する工程を、 この順序で行う点に特徴がある。
【0008】また本発明は、円環板状部分の外周縁に連
続する外周筒部をもち、且つ円環板状部分の内周縁から
軸方向に対して平行に複数の歯状磁極片を突設させ、そ
れらが連続一体化した構造のモータ用ステータヨークを
製造する方法である。その場合には、磁性材料からなる
板状体を、絞り加工によって、外周筒部を折り曲げ加工
すると共に、中央部を膨らませて短面閉塞構造の円筒状
体を外周筒部と同じ方向に形成する。この絞り加工工程
を経た後は、前記〜と同様の工程によって歯状磁極
片を整形する。
続する外周筒部をもち、且つ円環板状部分の内周縁から
軸方向に対して平行に複数の歯状磁極片を突設させ、そ
れらが連続一体化した構造のモータ用ステータヨークを
製造する方法である。その場合には、磁性材料からなる
板状体を、絞り加工によって、外周筒部を折り曲げ加工
すると共に、中央部を膨らませて短面閉塞構造の円筒状
体を外周筒部と同じ方向に形成する。この絞り加工工程
を経た後は、前記〜と同様の工程によって歯状磁極
片を整形する。
【0009】磁極片の先端部の形状は、三角形状、台形
状、もしくは半長円形状など、打ち抜き金型の形状に応
じて任意の形状にすることができる。それに対して磁極
片の基部は、せん断加工を受けるために矩形状をなして
いる。打ち抜き加工を行う前の円筒状体の閉塞端面は、
ほぼ平坦な形状とする。
状、もしくは半長円形状など、打ち抜き金型の形状に応
じて任意の形状にすることができる。それに対して磁極
片の基部は、せん断加工を受けるために矩形状をなして
いる。打ち抜き加工を行う前の円筒状体の閉塞端面は、
ほぼ平坦な形状とする。
【0010】
【発明の実施の態様】本発明方法では、絞り加工によっ
て成形した円筒状体のうち、閉塞端面と周壁部の両方を
磁極片として利用する。閉塞端面は打ち抜かれるため
に、任意の形状の磁極片先端部が形成できる。円筒状体
の周壁部は軸方向にせん断加工されて磁極片の基部が切
り出されるため、その長さに特に制限は無い。絞り加工
による円筒状体の成形が可能な限り、長い磁極片の基部
を得ることができる。打ち抜き加工によって打ち抜かれ
る分だけせん断加工をする距離が短くなり、せん断加工
は容易となる。
て成形した円筒状体のうち、閉塞端面と周壁部の両方を
磁極片として利用する。閉塞端面は打ち抜かれるため
に、任意の形状の磁極片先端部が形成できる。円筒状体
の周壁部は軸方向にせん断加工されて磁極片の基部が切
り出されるため、その長さに特に制限は無い。絞り加工
による円筒状体の成形が可能な限り、長い磁極片の基部
を得ることができる。打ち抜き加工によって打ち抜かれ
る分だけせん断加工をする距離が短くなり、せん断加工
は容易となる。
【0011】
【実施例】図1は本発明に係る小型モータ用ステータヨ
ークの製造方法の一例を示す工程説明図である。これは
円環板状部分の内周縁から軸方向に対して平行に複数の
歯状磁極片が突出し、それらが連続一体化した構造のス
テータヨーク(即ち、前記周知例で示した内ヨークに相
当する形状のステータヨーク)を製造する方法である。
ークの製造方法の一例を示す工程説明図である。これは
円環板状部分の内周縁から軸方向に対して平行に複数の
歯状磁極片が突出し、それらが連続一体化した構造のス
テータヨーク(即ち、前記周知例で示した内ヨークに相
当する形状のステータヨーク)を製造する方法である。
【0012】まず図1のAに示すような磁性材料からな
る板状体10を、絞り加工によって中央部を膨らませて
図1のBに示すような端面閉塞構造の円筒状体12を成
形する。この円筒状体12は、図2に示すように、ほぼ
平坦な形状の閉塞端面12aと周壁部12bとからな
る。この段階で、必要に応じて板状体10の外周をトリ
ミングして円環板状部分14とする。
る板状体10を、絞り加工によって中央部を膨らませて
図1のBに示すような端面閉塞構造の円筒状体12を成
形する。この円筒状体12は、図2に示すように、ほぼ
平坦な形状の閉塞端面12aと周壁部12bとからな
る。この段階で、必要に応じて板状体10の外周をトリ
ミングして円環板状部分14とする。
【0013】次に、図1のCに示すように、円筒状体1
2の閉塞端面12aを、軸方向に打ち抜き加工すること
によって、複数の磁極片の先端部16aを形成する。こ
こで各磁極片の先端部16aは三角形状を呈している。
この打ち抜き加工は、所定形状の金型(ここでは先端面
が五弁の花状のパンチ)を用いることで、正確に且つ簡
単に行える。引き続いて、図1のDに示すように、円筒
状体12の周壁部12bを軸方向にせん断加工すること
によって、前工程で打ち抜いた各磁極片の先端部16a
に連続するように磁極片の基部16bを切り出す。この
せん断加工の工程では、中心軸に対して鋭角の刃先を有
するパンチを用いて磁極片の先端部側から円環板状部分
に向かって押し切るように加工していく。
2の閉塞端面12aを、軸方向に打ち抜き加工すること
によって、複数の磁極片の先端部16aを形成する。こ
こで各磁極片の先端部16aは三角形状を呈している。
この打ち抜き加工は、所定形状の金型(ここでは先端面
が五弁の花状のパンチ)を用いることで、正確に且つ簡
単に行える。引き続いて、図1のDに示すように、円筒
状体12の周壁部12bを軸方向にせん断加工すること
によって、前工程で打ち抜いた各磁極片の先端部16a
に連続するように磁極片の基部16bを切り出す。この
せん断加工の工程では、中心軸に対して鋭角の刃先を有
するパンチを用いて磁極片の先端部側から円環板状部分
に向かって押し切るように加工していく。
【0014】最後に図1のEに示すように、磁極片の先
端部16aを引き起こし、基部16bと同じ面内となる
ようにほぼ直角に曲げ加工して磁極片16を整形する。
図1のBの工程ではなく、この磁極片整形後の段階で円
環板状部分14のトリミングを行ってもよい。これによ
って、円環板状部分14の内周縁から軸方向に対して平
行に複数(ここでは5個)の歯状磁極片16が等分間隔
で突設され、それらが連続一体化した構造のステータヨ
ークが得られる。
端部16aを引き起こし、基部16bと同じ面内となる
ようにほぼ直角に曲げ加工して磁極片16を整形する。
図1のBの工程ではなく、この磁極片整形後の段階で円
環板状部分14のトリミングを行ってもよい。これによ
って、円環板状部分14の内周縁から軸方向に対して平
行に複数(ここでは5個)の歯状磁極片16が等分間隔
で突設され、それらが連続一体化した構造のステータヨ
ークが得られる。
【0015】上記の実施例で得られる歯状磁極片の先端
部は三角形状であったが、本発明方法によれば、打ち抜
き加工を行う際の金型の形状を変えることによって、任
意の磁極片先端部形状を実現できる。その例を図3に示
す。図3のAに示す例は、磁極片の先端部が台形状を呈
し、基部が矩形状をなしている。また図3のBに示す例
は、磁極片の先端部が半長円(半楕円)形状を呈し、基
部が矩形状をなしている。これらに限らず任意の先端形
状の歯状磁極片を製造することも可能である。このよう
な先細状の先端形状は、磁極片の基部での磁気飽和を抑
え、磁気効率を高める上で有用である。
部は三角形状であったが、本発明方法によれば、打ち抜
き加工を行う際の金型の形状を変えることによって、任
意の磁極片先端部形状を実現できる。その例を図3に示
す。図3のAに示す例は、磁極片の先端部が台形状を呈
し、基部が矩形状をなしている。また図3のBに示す例
は、磁極片の先端部が半長円(半楕円)形状を呈し、基
部が矩形状をなしている。これらに限らず任意の先端形
状の歯状磁極片を製造することも可能である。このよう
な先細状の先端形状は、磁極片の基部での磁気飽和を抑
え、磁気効率を高める上で有用である。
【0016】前記周知例における外ヨークに相当するス
テータヨークを製造する場合には、図4のような工程で
行う。まず図4のAに示すように磁性材料からなる板状
体20を用意する。次にこの板状体に絞り加工を施し、
図4のBに示すように、外周筒部21を形成すると共に
中央部を膨らませて端面閉塞構造の円筒状体22を外周
筒部21と同じ方向に成形する。例えば、まず板状体を
皿状に絞り加工し、更に椀状に中央部分を深く絞り、そ
の底部中央を徐々に内方に盛り上げて円筒状に成形して
いく方法でよい。その後、必要に応じて外周筒部21の
端縁をトリミングする。この絞り加工によって形成され
る円筒状体22は、閉塞端面22aと周壁部22bとか
らなる端面閉塞構造である。これによって外周筒部21
と中央の円筒状体22との間に円環板状部分24が形成
される。
テータヨークを製造する場合には、図4のような工程で
行う。まず図4のAに示すように磁性材料からなる板状
体20を用意する。次にこの板状体に絞り加工を施し、
図4のBに示すように、外周筒部21を形成すると共に
中央部を膨らませて端面閉塞構造の円筒状体22を外周
筒部21と同じ方向に成形する。例えば、まず板状体を
皿状に絞り加工し、更に椀状に中央部分を深く絞り、そ
の底部中央を徐々に内方に盛り上げて円筒状に成形して
いく方法でよい。その後、必要に応じて外周筒部21の
端縁をトリミングする。この絞り加工によって形成され
る円筒状体22は、閉塞端面22aと周壁部22bとか
らなる端面閉塞構造である。これによって外周筒部21
と中央の円筒状体22との間に円環板状部分24が形成
される。
【0017】以下の各工程は、基本的には前記実施例と
同様であってよい。図4のCに示すように、その円筒状
体22の閉塞端面22aを打ち抜き加工する(加工位置
と加工方向を矢印W1 で表す)ことによって、複数の磁
極片の先端部26aを形成する。そして図4のDに示す
ように、円筒状体の周壁部を軸方向にせん断加工する
(加工位置と加工方向を矢印W2 で表す)ことによっ
て、前工程で打ち抜いた磁極片の先端部26aに連続す
るような磁極片の基部26bを切り出す。最後に図4の
Eに示すように、磁極片の先端部26aを引き起こし端
部26bと同じ面内となるようにほぼ直角に曲げ加工し
て磁極片26を整形する。従って絞り加工で所定の形状
に成形した後は、磁極片の形成方法は図1に示すものと
全く同じ方法である。
同様であってよい。図4のCに示すように、その円筒状
体22の閉塞端面22aを打ち抜き加工する(加工位置
と加工方向を矢印W1 で表す)ことによって、複数の磁
極片の先端部26aを形成する。そして図4のDに示す
ように、円筒状体の周壁部を軸方向にせん断加工する
(加工位置と加工方向を矢印W2 で表す)ことによっ
て、前工程で打ち抜いた磁極片の先端部26aに連続す
るような磁極片の基部26bを切り出す。最後に図4の
Eに示すように、磁極片の先端部26aを引き起こし端
部26bと同じ面内となるようにほぼ直角に曲げ加工し
て磁極片26を整形する。従って絞り加工で所定の形状
に成形した後は、磁極片の形成方法は図1に示すものと
全く同じ方法である。
【0018】このようにして、円環板状部分の外周縁に
連続する外周筒部をもち、且つ円環板状部分の内周縁か
ら軸方向に対して平行に複数の歯状磁極片を突設させ、
それらが連続一体化した構造のステータヨークが得られ
る。
連続する外周筒部をもち、且つ円環板状部分の内周縁か
ら軸方向に対して平行に複数の歯状磁極片を突設させ、
それらが連続一体化した構造のステータヨークが得られ
る。
【0019】本発明方法を実施するに際しては、1個ず
つ独立した板状体を用意して、絞り加工、打ち抜き加
工、せん断加工、曲げ加工を施してもよいが、細長い板
状体を素材として1個ずつ切り離さずに、絞り加工、打
ち抜き加工、せん断加工、曲げ加工を順次施し、最後に
トリミングを兼ねて個々のステータヨークに切り離すよ
うな方式でもよい。
つ独立した板状体を用意して、絞り加工、打ち抜き加
工、せん断加工、曲げ加工を施してもよいが、細長い板
状体を素材として1個ずつ切り離さずに、絞り加工、打
ち抜き加工、せん断加工、曲げ加工を順次施し、最後に
トリミングを兼ねて個々のステータヨークに切り離すよ
うな方式でもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記のように、打ち抜き加工と
軸方向のせん断加工を組み合わせて磁極片を切り出すよ
うに構成したから、モータ内径に対する磁極長さを大き
くとることが可能となる。そして打ち抜きの分だけせん
断加工に要する長さが短くなるため、さほど高度な加工
技術を要せず作業も容易となり、且つ1個当たりの加工
時間も短縮できる。その上、先端部は打ち抜きであるた
め、金型形状に応じて三角形状や台形状など任意の形状
が実現出来る。
軸方向のせん断加工を組み合わせて磁極片を切り出すよ
うに構成したから、モータ内径に対する磁極長さを大き
くとることが可能となる。そして打ち抜きの分だけせん
断加工に要する長さが短くなるため、さほど高度な加工
技術を要せず作業も容易となり、且つ1個当たりの加工
時間も短縮できる。その上、先端部は打ち抜きであるた
め、金型形状に応じて三角形状や台形状など任意の形状
が実現出来る。
【図1】本発明方法の一実施例を示す工程説明図。
【図2】絞り加工後の成形品形状を示す断面図。
【図3】本発明方法により得られる磁極片の形状例を示
す説明図。
す説明図。
【図4】本発明方法の他の実施例を示す工程説明図。
10,20 板状体 12,22 円筒状体 12a,22a 閉塞端面 12b,22b 周壁部 14,24 円環板状部分 16,26 磁極片 16a,26a 磁極片の先端部 16b,26b 磁極片の基部 21 外周筒部
Claims (3)
- 【請求項1】 円環板状部分の内周縁から軸方向に対し
て平行に複数の歯状磁極片が突設され、それらが連続一
体化した構造のモータ用ステータヨークを製造する方法
であって、 磁性材料からなる板状体を、絞り加工によって中央部を
膨らませて端面閉塞構造の円筒状体を成形する工程と、 その円筒状体の閉塞端面を打ち抜き加工することによっ
て、複数の磁極片の先端部を形成する工程と、 円筒状体の周壁部を軸方向にせん断加工することによっ
て、前工程で形成した磁極片の先端部に連続するような
磁極片の基部を切り出す工程と、 磁極片の先端部を引き起こすようにほぼ直角に曲げ加工
して磁極片を整形する工程を、この順序で行うことを特
徴とするモータ用ステータヨークの製造方法。 - 【請求項2】 円環板状部分の外周縁に連続する外周筒
部をもち、且つ円環板状部分の内周縁から軸方向に対し
て平行に複数の歯状磁極片が突設され、それらが連続一
体化した構造のモータ用ステータヨークを製造する方法
であって、 磁性材料からなる板状体を、絞り加工によって、外周筒
部を形成すると共に中央部を膨らませて端面閉塞構造の
円筒状体を外周筒部と同じ方向に成形する工程と、 その円筒状体の閉塞端面を打ち抜き加工することによっ
て、複数の磁極片の先端部を形成する工程と、 円筒状体の周壁部を軸方向にせん断加工することによっ
て、前工程で形成した磁極片の先端部に連続するような
磁極片の基部を切り出す工程と、 磁極片の先端部を引き起こすようにほぼ直角に曲げ加工
して磁極片を整形する工程を、この順序で行うことを特
徴とするモータ用ステータヨークの製造方法。 - 【請求項3】 絞り加工によって成形した円筒状体は、
閉塞端面がほぼ平坦な形状をなしており、その閉塞端面
を打ち抜いて三角形状、台形状、もしくは半長円形状の
磁極片先端部を形成する請求項1又は2記載のモータ用
ステータヨークの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7242519A JP2957929B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | モータ用ステータヨークの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7242519A JP2957929B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | モータ用ステータヨークの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0965621A true JPH0965621A (ja) | 1997-03-07 |
| JP2957929B2 JP2957929B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=17090319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7242519A Expired - Fee Related JP2957929B2 (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | モータ用ステータヨークの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2957929B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2398929A (en) * | 2003-02-14 | 2004-09-01 | Sunonwealth Electr Mach Ind Co | Single pole plate brushless DC motor |
| FR2852460A1 (fr) * | 2003-03-13 | 2004-09-17 | Sunonwealth Electr Mach Ind Co | Structure de plaque magnetique conductrice simple pour former un moteur cc sans balai a plaque unipolaire |
| JP2008035649A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Nidec Sankyo Corp | ステッピングモータのステータコアの製造方法並びにそのステッピングモータ |
| EP2290786A3 (en) * | 2009-08-24 | 2016-01-13 | Minebea Co., Ltd. | Stepping motor |
| JP2016119837A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | エムビーディーエー フランス | 少なくとも1つの一次磁気回路及び少なくとも2つの二次磁気回路を有する他励電気機械 |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP7242519A patent/JP2957929B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2398929A (en) * | 2003-02-14 | 2004-09-01 | Sunonwealth Electr Mach Ind Co | Single pole plate brushless DC motor |
| FR2852460A1 (fr) * | 2003-03-13 | 2004-09-17 | Sunonwealth Electr Mach Ind Co | Structure de plaque magnetique conductrice simple pour former un moteur cc sans balai a plaque unipolaire |
| JP2008035649A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Nidec Sankyo Corp | ステッピングモータのステータコアの製造方法並びにそのステッピングモータ |
| EP2290786A3 (en) * | 2009-08-24 | 2016-01-13 | Minebea Co., Ltd. | Stepping motor |
| JP2016119837A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | エムビーディーエー フランス | 少なくとも1つの一次磁気回路及び少なくとも2つの二次磁気回路を有する他励電気機械 |
| US10164509B2 (en) | 2014-12-18 | 2018-12-25 | Airbus Helicopters | Separately excited electric machine with at least one primary magnetic circuit and at least two secondary magnetic circuits |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2957929B2 (ja) | 1999-10-06 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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