JPH0965749A - 昆布漁場における雑海藻駆除装置 - Google Patents
昆布漁場における雑海藻駆除装置Info
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- JPH0965749A JPH0965749A JP7887996A JP7887996A JPH0965749A JP H0965749 A JPH0965749 A JP H0965749A JP 7887996 A JP7887996 A JP 7887996A JP 7887996 A JP7887996 A JP 7887996A JP H0965749 A JPH0965749 A JP H0965749A
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- exterminating
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D44/00—Harvesting of underwater plants, e.g. harvesting of seaweed
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Marine Sciences & Fisheries (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Cultivation Of Seaweed (AREA)
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 海底面の地形に左右されることなく、短時間
で確実に雑海藻を駆除できるようにする。 【解決手段】 作業母船2上に、作業母船2を雑海藻の
駆除方向に移動させるための推進用ウインチ8,9を設
ける。作業母船2の両舷に、上下に揺動する一対の船用
クレーン24,25を設ける。船用クレーン24,25
の先端間に駆除部シャーシ4を取付ける。駆除部シャー
シ4の前面側に、複数の駆除部6を前列と後列とに分け
て配置する。各駆除部6をアーム40を用いて駆除部シ
ャーシ6に取付け、駆除部6が海底面の地形に倣って自
由に動けるようにする。各駆除部6に、モータ35で駆
除方向に回転駆動されるブラシ33を設ける。後列のブ
ラシ33が、前列のブラシ33の間にくるようにする。
で確実に雑海藻を駆除できるようにする。 【解決手段】 作業母船2上に、作業母船2を雑海藻の
駆除方向に移動させるための推進用ウインチ8,9を設
ける。作業母船2の両舷に、上下に揺動する一対の船用
クレーン24,25を設ける。船用クレーン24,25
の先端間に駆除部シャーシ4を取付ける。駆除部シャー
シ4の前面側に、複数の駆除部6を前列と後列とに分け
て配置する。各駆除部6をアーム40を用いて駆除部シ
ャーシ6に取付け、駆除部6が海底面の地形に倣って自
由に動けるようにする。各駆除部6に、モータ35で駆
除方向に回転駆動されるブラシ33を設ける。後列のブ
ラシ33が、前列のブラシ33の間にくるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雑海藻が繁茂して
昆布の生育が阻害されている漁場において、昆布の生育
を活性化させるために雑海藻を根底から駆除する駆除装
置に係り、特に海底面の地形に左右されることなく短時
間で雑海藻を駆除することができる昆布漁場における雑
海藻駆除装置に関する。
昆布の生育が阻害されている漁場において、昆布の生育
を活性化させるために雑海藻を根底から駆除する駆除装
置に係り、特に海底面の地形に左右されることなく短時
間で雑海藻を駆除することができる昆布漁場における雑
海藻駆除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、昆布漁場における雑海藻の駆除法
としては、 水陸両用ブルドーザにて駆除すべき海底を走行し、
そのクローラによる圧断効果により雑海藻を駆除する方
法。
としては、 水陸両用ブルドーザにて駆除すべき海底を走行し、
そのクローラによる圧断効果により雑海藻を駆除する方
法。
【0003】 ウォータジェットポンプから吐出させ
た高圧水を海底に吹付け、その圧力で雑海藻を駆除する
方法。
た高圧水を海底に吹付け、その圧力で雑海藻を駆除する
方法。
【0004】 無端状のチェーンを回転させ、このチ
ェーンを海底に押付けることにより雑海藻を駆除する方
法。
ェーンを海底に押付けることにより雑海藻を駆除する方
法。
【0005】 海上に浮かべたバックホーの先端に特
殊な金具を取付け、この特殊金具を海底に擦付けて雑海
藻を駆除する方法。
殊な金具を取付け、この特殊金具を海底に擦付けて雑海
藻を駆除する方法。
【0006】 チェーンの塊をクレーンの先端に吊下
げ、このチェーンの塊をクレーンによって遠方に投げ飛
ばし、それを引込むことにより雑海藻を駆除する方法。
等が知られている。
げ、このチェーンの塊をクレーンによって遠方に投げ飛
ばし、それを引込むことにより雑海藻を駆除する方法。
等が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昆布および
雑海藻は、海底の岩石に付着して繁茂しているため、雑
海藻を駆除する際には、雑海藻を岩石から確実に離脱さ
せることが必要となる。
雑海藻は、海底の岩石に付着して繁茂しているため、雑
海藻を駆除する際には、雑海藻を岩石から確実に離脱さ
せることが必要となる。
【0008】ところが、前記従来の雑海藻駆除方法にお
いては、いずれも海底面に起伏が多いと駆除部が海底面
の地形に柔軟に対応できないため、作業能率が悪いとと
もに、広範囲に亘る雑海藻繁茂海域を、短時間で隈なく
駆除することが困難であるという問題がある。
いては、いずれも海底面に起伏が多いと駆除部が海底面
の地形に柔軟に対応できないため、作業能率が悪いとと
もに、広範囲に亘る雑海藻繁茂海域を、短時間で隈なく
駆除することが困難であるという問題がある。
【0009】また、気象条件に左右され易く、しかも工
法自体が大かがりで多くの作業員を必要とし、費用ばか
りが嵩んで満足する効果が得られないという問題もあ
る。
法自体が大かがりで多くの作業員を必要とし、費用ばか
りが嵩んで満足する効果が得られないという問題もあ
る。
【0010】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、海底面の地形に左右されることなく雑海藻を岩石か
ら確実に離脱させることができる昆布漁場における雑海
藻駆除装置を提供することを目的とする。
で、海底面の地形に左右されることなく雑海藻を岩石か
ら確実に離脱させることができる昆布漁場における雑海
藻駆除装置を提供することを目的とする。
【0011】本発明の他の目的は、広い範囲を隈なく駆
除することができ、作業能率を大幅に向上させることが
できる昆布漁場における雑海藻駆除装置を提供するにあ
る。
除することができ、作業能率を大幅に向上させることが
できる昆布漁場における雑海藻駆除装置を提供するにあ
る。
【0012】本発明の他の目的は、作業母船が揺れても
駆除効率が低下するおそれがない昆布漁場における雑海
藻駆除装置を提供するにある。
駆除効率が低下するおそれがない昆布漁場における雑海
藻駆除装置を提供するにある。
【0013】本発明の他の目的は、駆除部シャーシを海
中の所定位置に安定に保持して駆除作業を行なうことが
できる昆布漁場における雑海藻駆除装置を提供するにあ
る。
中の所定位置に安定に保持して駆除作業を行なうことが
できる昆布漁場における雑海藻駆除装置を提供するにあ
る。
【0014】本発明の他の目的は、アームが海底の障害
物に接触するのを防止することができる昆布漁場におけ
る雑海藻駆除装置を提供するにある。
物に接触するのを防止することができる昆布漁場におけ
る雑海藻駆除装置を提供するにある。
【0015】本発明の他の目的は、海底の段差や凹凸に
よる駆除体の跳ね上げ落下に伴なう衝撃を緩和すること
ができる昆布漁場における雑海藻駆除装置を提供するに
ある。
よる駆除体の跳ね上げ落下に伴なう衝撃を緩和すること
ができる昆布漁場における雑海藻駆除装置を提供するに
ある。
【0016】本発明の他の目的は、海底の段差や凹凸に
より駆除体が海底から離れた際に、可及的速やかに駆除
体を海底に接地させることができる昆布漁場における雑
海藻駆除装置を提供するにある。
より駆除体が海底から離れた際に、可及的速やかに駆除
体を海底に接地させることができる昆布漁場における雑
海藻駆除装置を提供するにある。
【0017】本発明の他の目的は、駆除部を小型、軽量
にして牽引機構の吊上げ能力に余裕を持たせることがで
きる昆布漁場における雑海藻駆除装置を提供するにあ
る。
にして牽引機構の吊上げ能力に余裕を持たせることがで
きる昆布漁場における雑海藻駆除装置を提供するにあ
る。
【0018】本発明の他の目的は、駆除体を容易かつ安
価に製造することができる昆布漁場における雑海藻駆除
装置を提供するにある。
価に製造することができる昆布漁場における雑海藻駆除
装置を提供するにある。
【0019】本発明の他の目的は、駆除体の飛び跳ねを
抑えることができる昆布漁場における雑海藻駆除装置を
提供するにある。
抑えることができる昆布漁場における雑海藻駆除装置を
提供するにある。
【0020】本発明のさらに他の目的は、駆除効率をよ
り向上させることができる昆布漁場における雑海藻駆除
装置を提供するにある。
り向上させることができる昆布漁場における雑海藻駆除
装置を提供するにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、雑海藻の駆除方向に回転して海底の雑海藻を
帯状に駆除する駆除体、駆除体を保持する駆除体ケーシ
ング、および駆除体を駆動する駆動源を有する少なくと
も1個の駆除部と、作業母船に牽引機構を介して取付け
られ、作業母船により雑海藻の駆除方向に牽引される駆
除部シャーシと、海底形状に倣って駆除体を少なくとも
一定範囲で自由移動させる機能を有し、前記駆除部を駆
除部シャーシに連結する連結機構と、をそれぞれ設ける
ようにしたことを特徴とする。そして、駆除部は、連結
機構を介して駆除部シャーシに連結され、かつこの駆除
部シャーシは、牽引機構を介して作業母船に取付けられ
ているので、作業母船を移動させると、駆除部の駆除体
が回転しながら海底面上を移動することになり、海底の
雑海藻が帯状に駆除される。また連結機構は、海底形状
に倣って駆除体を少なくとも一定範囲で自由移動させる
機能を有しているので、駆除体が海底面の形状に倣って
移動し、雑海藻の駆除を隈なく行なうことが可能とな
る。
本発明は、雑海藻の駆除方向に回転して海底の雑海藻を
帯状に駆除する駆除体、駆除体を保持する駆除体ケーシ
ング、および駆除体を駆動する駆動源を有する少なくと
も1個の駆除部と、作業母船に牽引機構を介して取付け
られ、作業母船により雑海藻の駆除方向に牽引される駆
除部シャーシと、海底形状に倣って駆除体を少なくとも
一定範囲で自由移動させる機能を有し、前記駆除部を駆
除部シャーシに連結する連結機構と、をそれぞれ設ける
ようにしたことを特徴とする。そして、駆除部は、連結
機構を介して駆除部シャーシに連結され、かつこの駆除
部シャーシは、牽引機構を介して作業母船に取付けられ
ているので、作業母船を移動させると、駆除部の駆除体
が回転しながら海底面上を移動することになり、海底の
雑海藻が帯状に駆除される。また連結機構は、海底形状
に倣って駆除体を少なくとも一定範囲で自由移動させる
機能を有しているので、駆除体が海底面の形状に倣って
移動し、雑海藻の駆除を隈なく行なうことが可能とな
る。
【0022】本発明はまた、駆除部シャーシに前列駆除
部群および後列駆除部群を設け、しかも両駆除部群の各
駆除体による駆除域を、幅方向両端で一部オーバラップ
させるようにしたことを特徴とする。そしてこれによ
り、広い範囲を隈なく駆除することが可能となり、作業
能率を大幅に向上させることが可能となる。
部群および後列駆除部群を設け、しかも両駆除部群の各
駆除体による駆除域を、幅方向両端で一部オーバラップ
させるようにしたことを特徴とする。そしてこれによ
り、広い範囲を隈なく駆除することが可能となり、作業
能率を大幅に向上させることが可能となる。
【0023】本発明はまた、駆除部シャーシに、海底に
接触する任意数の海底接地部材を設けるようにしたこと
を特徴とする。そしてこれにより、海底面に対する駆除
部シャーシの位置決めを、作業母船と無関係に行なうこ
とが可能となり、作業母船が揺れても駆除効率が低下す
るおそれが少ない。
接触する任意数の海底接地部材を設けるようにしたこと
を特徴とする。そしてこれにより、海底面に対する駆除
部シャーシの位置決めを、作業母船と無関係に行なうこ
とが可能となり、作業母船が揺れても駆除効率が低下す
るおそれが少ない。
【0024】本発明はまた、牽引機構に、作業母船の両
舷に上下に揺動可能に配された一対のクレーンを設け、
これら両クレーンの先端間に駆除部シャーシを取付ける
ようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、クレ
ーンを上下動させるだけで、駆除部シャーシの位置決め
を容易に行なうことが可能となる。
舷に上下に揺動可能に配された一対のクレーンを設け、
これら両クレーンの先端間に駆除部シャーシを取付ける
ようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、クレ
ーンを上下動させるだけで、駆除部シャーシの位置決め
を容易に行なうことが可能となる。
【0025】本発明はまた、連結機構をアームと連結具
とから構成し、かつアーム先端を下方に湾曲させるよう
にしたことを特徴する。そしてこれにより、アームが海
底の障害物に接触するのを防止することが可能となる。
とから構成し、かつアーム先端を下方に湾曲させるよう
にしたことを特徴する。そしてこれにより、アームが海
底の障害物に接触するのを防止することが可能となる。
【0026】本発明はまた、連結機構に、駆除体側の衝
撃がアーム側に伝わるのを緩和する緩衝機構を設けるよ
うにしたことを特徴とする。そしてこれにより、海底の
段差や凹凸による駆除体の跳ね上げ落下に伴なう衝撃を
緩和することが可能となる。
撃がアーム側に伝わるのを緩和する緩衝機構を設けるよ
うにしたことを特徴とする。そしてこれにより、海底の
段差や凹凸による駆除体の跳ね上げ落下に伴なう衝撃を
緩和することが可能となる。
【0027】本発明はまた、駆除体ケーシングに、駆除
部シャーシの牽引時に海水の抵抗により駆除体を下方に
押圧する抵抗板を設けるようにしたことを特徴とする。
そしてこれにより、海底の段差や凹凸により駆除体が海
底から離れた際に、可及的速やかに駆除体を海底に接地
させることが可能となる。
部シャーシの牽引時に海水の抵抗により駆除体を下方に
押圧する抵抗板を設けるようにしたことを特徴とする。
そしてこれにより、海底の段差や凹凸により駆除体が海
底から離れた際に、可及的速やかに駆除体を海底に接地
させることが可能となる。
【0028】本発明はまた、駆動源を駆除体の軸心部に
内蔵させるようにしたことを特徴とする。そしてこれに
より、駆除部を小型、軽量化して牽引機構の吊上げ能力
に余裕を持たせることが可能となる。
内蔵させるようにしたことを特徴とする。そしてこれに
より、駆除部を小型、軽量化して牽引機構の吊上げ能力
に余裕を持たせることが可能となる。
【0029】本発明はまた、駆除体をブラシで構成する
ようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、駆除
体を容易かつ安価に製造することが可能となる。
ようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、駆除
体を容易かつ安価に製造することが可能となる。
【0030】本発明はまた、駆除体を、周面の複数箇所
にチェーンが取付けられた円筒体または円柱体で構成す
るようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、駆
除体の飛び跳ねを抑えることが可能となる。
にチェーンが取付けられた円筒体または円柱体で構成す
るようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、駆
除体の飛び跳ねを抑えることが可能となる。
【0031】本発明はさらに、駆除体を、概略V字状を
なす金属板が周方向に間隔を置いて周面に複数取付けら
れた円筒体または円柱体で構成するようにしたことを特
徴とする。そしてこれにより、駆除効率をより向上させ
ることが可能となる。
なす金属板が周方向に間隔を置いて周面に複数取付けら
れた円筒体または円柱体で構成するようにしたことを特
徴とする。そしてこれにより、駆除効率をより向上させ
ることが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。
明する。
【0033】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
昆布漁場における雑海藻駆除装置を示すもので、この雑
海藻駆除装置1は、自走式の作業母船2に牽引機構3を
介して取付けられた駆除部シャーシ4と、この駆除部シ
ャーシ4に連結機構5を介して連結された複数の駆除部
6とを備えており、各駆除部6により、海底の雑海藻が
帯状に駆除されるようになっている。
昆布漁場における雑海藻駆除装置を示すもので、この雑
海藻駆除装置1は、自走式の作業母船2に牽引機構3を
介して取付けられた駆除部シャーシ4と、この駆除部シ
ャーシ4に連結機構5を介して連結された複数の駆除部
6とを備えており、各駆除部6により、海底の雑海藻が
帯状に駆除されるようになっている。
【0034】作業母船2は、図1ないし図3に示すよう
に、例えば鋼鉄製の船本体を備えており、この船本体7
には、推進用ウィンチ8,9、サイドスラスタ10,1
1、舵12およびスクリュウ13が設けられ、前記舵1
2およびスクリュウ13は、シリンダにより引上げ可能
となっている。そしてこの引上げにより、作業母船2を
喫水深度に近い浅瀬に進入させたい場合や、岩礁等のた
めに舵12およびスクリュウ13が破損するおそれがあ
る場合に、支障をきたすことがないようになっている。
に、例えば鋼鉄製の船本体を備えており、この船本体7
には、推進用ウィンチ8,9、サイドスラスタ10,1
1、舵12およびスクリュウ13が設けられ、前記舵1
2およびスクリュウ13は、シリンダにより引上げ可能
となっている。そしてこの引上げにより、作業母船2を
喫水深度に近い浅瀬に進入させたい場合や、岩礁等のた
めに舵12およびスクリュウ13が破損するおそれがあ
る場合に、支障をきたすことがないようになっている。
【0035】推進用ウィンチ8,9は、図2および図4
に示すように、ワイヤロープ14,15の先端にアンカ
ー16,17が取付けられており、これら各アンカー1
6,17は船本体7の前方と後方とに各々1点ずつ投下
され、船本体7の推進用として使用されるようになって
いる。
に示すように、ワイヤロープ14,15の先端にアンカ
ー16,17が取付けられており、これら各アンカー1
6,17は船本体7の前方と後方とに各々1点ずつ投下
され、船本体7の推進用として使用されるようになって
いる。
【0036】また、各ワイヤロープ14,15とアンカ
ー16,17との間には、図4に示すように、7〜8m
程度の鉄製のチェーン18,19が配設されており、岩
石に絡まった場合でもワイヤロープ14,15が損傷し
ないよう考慮されている。
ー16,17との間には、図4に示すように、7〜8m
程度の鉄製のチェーン18,19が配設されており、岩
石に絡まった場合でもワイヤロープ14,15が損傷し
ないよう考慮されている。
【0037】なお、作業海域が陸に近く波が激しい場合
には、船本体7を2点アンカーでは保持できない場合が
ある。そして、サイドスラスタ10,11を用いて船本
体7が直進するよう補正しても、船本体7の位置を保持
できない場合には、ウィンチを前後1台ずつ増設し、4
点アンカーにて作業するようにしてもよい。この際、4
台のウインチを同時駆動できるようにすると作業が容易
となる。
には、船本体7を2点アンカーでは保持できない場合が
ある。そして、サイドスラスタ10,11を用いて船本
体7が直進するよう補正しても、船本体7の位置を保持
できない場合には、ウィンチを前後1台ずつ増設し、4
点アンカーにて作業するようにしてもよい。この際、4
台のウインチを同時駆動できるようにすると作業が容易
となる。
【0038】アンカー16,17の移動等の作業母船2
外部の作業は、図4に示すように、作業小船20を用い
て行なわれるようになっている。この作業小船20は、
図5および図6に示すように、船外機22を有する船本
体21にキャプスタン23を装備して構成されており、
作業母船2を安定させるために大型のアンカー16,1
7を使用した場合であっても、キャプスタン23により
容易に引上げることができるようになっている。このキ
ャプスタン23はまた、前記ワイヤロープ14,15や
チェーン18,19が海底の岩石の隙間に入り込んで外
れなくなった場合にも用いられるようになっている。
外部の作業は、図4に示すように、作業小船20を用い
て行なわれるようになっている。この作業小船20は、
図5および図6に示すように、船外機22を有する船本
体21にキャプスタン23を装備して構成されており、
作業母船2を安定させるために大型のアンカー16,1
7を使用した場合であっても、キャプスタン23により
容易に引上げることができるようになっている。このキ
ャプスタン23はまた、前記ワイヤロープ14,15や
チェーン18,19が海底の岩石の隙間に入り込んで外
れなくなった場合にも用いられるようになっている。
【0039】牽引機構3は、図1ないし図4に示すよう
に、作業母船2の両舷に上下に揺動可能に設けられた一
対の船用クレーン24,25を備えており、これら各船
用クレーン24,25のブーム先端間には、駆除部シャ
ーシ4が直接固設されている。この、駆除部シャーシ4
の取付けは、この他に例えば船用クレーン24,25に
ワイヤロープを介して連結し、ワイヤロープを用いて牽
引するようにしてもよい。
に、作業母船2の両舷に上下に揺動可能に設けられた一
対の船用クレーン24,25を備えており、これら各船
用クレーン24,25のブーム先端間には、駆除部シャ
ーシ4が直接固設されている。この、駆除部シャーシ4
の取付けは、この他に例えば船用クレーン24,25に
ワイヤロープを介して連結し、ワイヤロープを用いて牽
引するようにしてもよい。
【0040】各船用クレーン24,25は、図7および
8に示すように、その基端部下端に、上部ローラ27お
よびサイドガイドローラ28を有する移動台車26を備
えており、この移動台車26は、船本体7に固設したレ
ール29上を船首尾方向に移動できるようになっている
とともに、その位置固定は、移動台車26に設けた固定
孔30およびレール29に設けた固定孔31に装着され
る固着ボルト32により行なわれるようになっている。
そして、この移動台車26の移動により、各船用クレー
ン24,25のブーム伸長長さを短くすることができ、
ブーム伸長時の船用クレーン24,25の定格吊上総荷
重が小さくても使用できるよう考慮されている。
8に示すように、その基端部下端に、上部ローラ27お
よびサイドガイドローラ28を有する移動台車26を備
えており、この移動台車26は、船本体7に固設したレ
ール29上を船首尾方向に移動できるようになっている
とともに、その位置固定は、移動台車26に設けた固定
孔30およびレール29に設けた固定孔31に装着され
る固着ボルト32により行なわれるようになっている。
そして、この移動台車26の移動により、各船用クレー
ン24,25のブーム伸長長さを短くすることができ、
ブーム伸長時の船用クレーン24,25の定格吊上総荷
重が小さくても使用できるよう考慮されている。
【0041】一方、駆動シャーシ4に連結機構5を介し
連結された複数の各駆除部6は、図9および図10に示
すように、雑海藻の駆除方向に回転して海底の雑海藻を
帯状に駆除する駆除体としてのブラシ33と、このブラ
シ33を回転自在に保持するブラシケーシング34とを
備えており、このブラシケーシング34上にはモータ3
5が搭載され、その回転力は、一対のスプロケット36
と無端状のチェン37とで構成される連動機構を介しブ
ラシ33に伝達されるようになっている。また、ブラシ
ケーシング34の天板下面には、図10に示すようにブ
ラシ清掃部材38が配設されており、このブラシ清掃部
材38は、ブラシ33の回転により主としてその外周面
に摺接し、ブラシ33に付着した雑海藻を除去するよう
になっている。
連結された複数の各駆除部6は、図9および図10に示
すように、雑海藻の駆除方向に回転して海底の雑海藻を
帯状に駆除する駆除体としてのブラシ33と、このブラ
シ33を回転自在に保持するブラシケーシング34とを
備えており、このブラシケーシング34上にはモータ3
5が搭載され、その回転力は、一対のスプロケット36
と無端状のチェン37とで構成される連動機構を介しブ
ラシ33に伝達されるようになっている。また、ブラシ
ケーシング34の天板下面には、図10に示すようにブ
ラシ清掃部材38が配設されており、このブラシ清掃部
材38は、ブラシ33の回転により主としてその外周面
に摺接し、ブラシ33に付着した雑海藻を除去するよう
になっている。
【0042】連結機構5は、図9に示すように、駆除部
シャーシ4にブラケット39を介し取付けられて雑海藻
の駆除方向に突出するアーム40を備えており、このア
ーム40はブラケット39を支点として上下に揺動自在
となっている。このアーム40の先端には、連結具とし
ての回転ジョイント41を介しブラシケーシング34が
取付けられており、ブラシケーシング34は、この回転
ジョイント41を支点として、ブラシ33の両端を上下
動させる方向に揺動自在となっている。この揺動範囲
は、図9および図10に示すように、ストッパピン42
により角度θの範囲に規制されており、この規制によ
り、ブラシケーシング34が傾き過ぎて海底面に対する
ブラシ33の押圧力が減少するのを防止している。
シャーシ4にブラケット39を介し取付けられて雑海藻
の駆除方向に突出するアーム40を備えており、このア
ーム40はブラケット39を支点として上下に揺動自在
となっている。このアーム40の先端には、連結具とし
ての回転ジョイント41を介しブラシケーシング34が
取付けられており、ブラシケーシング34は、この回転
ジョイント41を支点として、ブラシ33の両端を上下
動させる方向に揺動自在となっている。この揺動範囲
は、図9および図10に示すように、ストッパピン42
により角度θの範囲に規制されており、この規制によ
り、ブラシケーシング34が傾き過ぎて海底面に対する
ブラシ33の押圧力が減少するのを防止している。
【0043】また、アーム40の上下方向の揺動範囲
も、図11に示すように、ストッパピン43により例え
ば90度程度に規制されており、この規制により、駆除
部シャーシ4を上方に引上げた際に、アーム40が下方
に揺動し過ぎて、船本体7(図1参照)の側まできてし
まうのを防止している。このアーム40の先端部は、図
9に示すように、下方に90度程度の角度で湾曲してお
り、これによりブラシ33下端からアーム40までの寸
法を拡大し、アーム40が海底の突起物に接触するのを
防止している。
も、図11に示すように、ストッパピン43により例え
ば90度程度に規制されており、この規制により、駆除
部シャーシ4を上方に引上げた際に、アーム40が下方
に揺動し過ぎて、船本体7(図1参照)の側まできてし
まうのを防止している。このアーム40の先端部は、図
9に示すように、下方に90度程度の角度で湾曲してお
り、これによりブラシ33下端からアーム40までの寸
法を拡大し、アーム40が海底の突起物に接触するのを
防止している。
【0044】以上の構成を有する連結機構5および駆除
部6は、図12に示すように、アーム40の長さを変え
ることにより、例えば4台ずつの前列駆除部群44と後
列駆除部群45とに分けて駆除部シャーシ4に取付けら
れており、両駆除部群44,45における各ブラシ33
の駆除域が、幅方向両端縁において一部オーバラップす
るようになっている。そしてこれにより、前列駆除部群
44の図12における右端の駆除部6から、後列駆除部
群45の図12における左端の駆除部6までの範囲の海
底の雑海藻が隈なく駆除できるようになっている。
部6は、図12に示すように、アーム40の長さを変え
ることにより、例えば4台ずつの前列駆除部群44と後
列駆除部群45とに分けて駆除部シャーシ4に取付けら
れており、両駆除部群44,45における各ブラシ33
の駆除域が、幅方向両端縁において一部オーバラップす
るようになっている。そしてこれにより、前列駆除部群
44の図12における右端の駆除部6から、後列駆除部
群45の図12における左端の駆除部6までの範囲の海
底の雑海藻が隈なく駆除できるようになっている。
【0045】また、駆除部シャーシ4の上面には、図4
および図12に示すように、ワイヤロープ15が通過す
る位置に、摩擦係数の低い材料で形成されたスリップパ
ッド46が固設されており、万一ワイヤロープ15と駆
除部シャーシ4とが接触した場合でも、ワイヤロープ1
5の損傷を防止できるようになっている。
および図12に示すように、ワイヤロープ15が通過す
る位置に、摩擦係数の低い材料で形成されたスリップパ
ッド46が固設されており、万一ワイヤロープ15と駆
除部シャーシ4とが接触した場合でも、ワイヤロープ1
5の損傷を防止できるようになっている。
【0046】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
る。
【0047】昆布漁場における雑海藻の駆除に際して
は、まず作業母船2を作業域に回送し、牽引機構の両船
用クレーン24,25を用いて駆除部6を海中に降ろ
す。この際、駆除部シャーシ4は通常は海中に没するこ
とになるが、海底の深度が浅い場合には海上に位置する
こともある。
は、まず作業母船2を作業域に回送し、牽引機構の両船
用クレーン24,25を用いて駆除部6を海中に降ろ
す。この際、駆除部シャーシ4は通常は海中に没するこ
とになるが、海底の深度が浅い場合には海上に位置する
こともある。
【0048】次いで、推進用ウインチ9から繰出したア
ンカー17を、作業小船20を用いて作業終了点の前方
に投下するとともに、推進用ウインチ8から繰出したア
ンカー16を、作業小船20を用いて作業開始点の後方
に投下する。そして、両船用ウインチ8,9により、ワ
イヤロープ14,15を巻取り、ワイヤロープ14,1
5を張る。
ンカー17を、作業小船20を用いて作業終了点の前方
に投下するとともに、推進用ウインチ8から繰出したア
ンカー16を、作業小船20を用いて作業開始点の後方
に投下する。そして、両船用ウインチ8,9により、ワ
イヤロープ14,15を巻取り、ワイヤロープ14,1
5を張る。
【0049】次いで、モータ35を起動してブラシ33
を回転させ、この状態でワイヤロープ14を巻取るとと
もに、ワイヤロープ15を繰出す。これにより船本体7
が前進し、雑海藻の駆除作業が開始される。
を回転させ、この状態でワイヤロープ14を巻取るとと
もに、ワイヤロープ15を繰出す。これにより船本体7
が前進し、雑海藻の駆除作業が開始される。
【0050】この雑海藻の駆除作業は、前述のように作
業母船2を直進させて行なうが、駆除部6が直進せずに
左右いずれかに斜行した場合には、左半側と右半側との
各ブラシ33の回転数を調節して方向を修正する。ま
た、海底の深度が極端に変化してアーム40の角度が大
きくなり過ぎたり小さくなり過ぎた場合には、船用クレ
ーン24,25を上下に揺動させて駆除部シャーシ4自
体を上下動させる。また、海底の段差が大き過ぎて駆除
部6がこの段差部を通過できない場合には、段差の前後
で船用クレーン24,25を上下動させ、この段差を回
避する。
業母船2を直進させて行なうが、駆除部6が直進せずに
左右いずれかに斜行した場合には、左半側と右半側との
各ブラシ33の回転数を調節して方向を修正する。ま
た、海底の深度が極端に変化してアーム40の角度が大
きくなり過ぎたり小さくなり過ぎた場合には、船用クレ
ーン24,25を上下に揺動させて駆除部シャーシ4自
体を上下動させる。また、海底の段差が大き過ぎて駆除
部6がこの段差部を通過できない場合には、段差の前後
で船用クレーン24,25を上下動させ、この段差を回
避する。
【0051】ワイヤロープ14を作業終了点まで推進用
ウインチ8で巻取り終ったならば、アンカー17のワイ
ヤロープ15を緩め、作業小船20にて次の作業開始点
の後方までアンカー17を移動させる。
ウインチ8で巻取り終ったならば、アンカー17のワイ
ヤロープ15を緩め、作業小船20にて次の作業開始点
の後方までアンカー17を移動させる。
【0052】次いで、船用クレーン24,25の操作に
より駆除部6を一旦海上に引揚げ、推進用ウインチ8の
操作により、次の作業開始点まで作業母船2を移動させ
る。この作業と同時に、アンカー16を作業小船20に
より次の作業終了点の前方まで移動させる。そしてその
後、駆除部6を海中に降ろし、前述の手順により雑海藻
の駆除作業を繰返す。
より駆除部6を一旦海上に引揚げ、推進用ウインチ8の
操作により、次の作業開始点まで作業母船2を移動させ
る。この作業と同時に、アンカー16を作業小船20に
より次の作業終了点の前方まで移動させる。そしてその
後、駆除部6を海中に降ろし、前述の手順により雑海藻
の駆除作業を繰返す。
【0053】このようにして、作業海域全面の雑海藻駆
除が終了したならば、両推進用ウインチ8,9の駆動に
よりワイヤロープ14,15を巻取り、アンカー16,
17を収納する。そしてその後、船本体7のデッキ上に
駆除部6を格納する。
除が終了したならば、両推進用ウインチ8,9の駆動に
よりワイヤロープ14,15を巻取り、アンカー16,
17を収納する。そしてその後、船本体7のデッキ上に
駆除部6を格納する。
【0054】なお、以上の雑海藻駆除作業の際には、作
業開始前に、全作業海域を作業母船2を用いて確認し、
駆除作業の障害となる岩礁のある個所や作業が困難とな
る箇所を予めチェックしておくことが望ましい。その
際、GPSからの信号により位置確認をしておくと、よ
り正確な位置決めが可能となる。
業開始前に、全作業海域を作業母船2を用いて確認し、
駆除作業の障害となる岩礁のある個所や作業が困難とな
る箇所を予めチェックしておくことが望ましい。その
際、GPSからの信号により位置確認をしておくと、よ
り正確な位置決めが可能となる。
【0055】しかして、作業母船2を前進させるだけで
海底の雑海藻を隈なく駆除することができるので、大が
かりな設備や多くの作業員を要することなく、広範囲の
海底の駆除作業を短時間で行なうことができる。
海底の雑海藻を隈なく駆除することができるので、大が
かりな設備や多くの作業員を要することなく、広範囲の
海底の駆除作業を短時間で行なうことができる。
【0056】また従来の駆除方法では、海底面の形状が
平坦であっても作業能率を上げることはできないが、本
実施例の場合には、ブラシ33の回転を速くするだけ
で、作業能率を大幅に向上させることができる。
平坦であっても作業能率を上げることはできないが、本
実施例の場合には、ブラシ33の回転を速くするだけ
で、作業能率を大幅に向上させることができる。
【0057】図13は、本発明の第2の実施の形態を示
すもので、前記第1の実施の形態におけるブラケット3
9に代え、駆除部シャーシ4内蔵型のブラケット59を
用いるようにしたものである。
すもので、前記第1の実施の形態におけるブラケット3
9に代え、駆除部シャーシ4内蔵型のブラケット59を
用いるようにしたものである。
【0058】なお、その他の点については、前記第1の
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
【0059】しかして、このブラケット59を用いて
も、前記第1の実施の形態と同様の効果が期待できる。
も、前記第1の実施の形態と同様の効果が期待できる。
【0060】図14は、本発明の第3の実施の形態を示
すもので、前列駆除部群44のアーム40の駆除部シャ
ーシ4への取付位置と、後列駆除部群45のアーム40
の駆除部シャーシ4への取付位置とを、上下に変えるよ
うにしたものである。
すもので、前列駆除部群44のアーム40の駆除部シャ
ーシ4への取付位置と、後列駆除部群45のアーム40
の駆除部シャーシ4への取付位置とを、上下に変えるよ
うにしたものである。
【0061】すなわち、前列駆除部群44のアーム40
の基端部は、図14に示すように、ブラケット39を介
し駆除部シャーシ4の上端部に連結されており、一方後
列駆除部群45のアーム40の基端部は、ブラケット3
9を介し駆除部シャーシ4の下端部に連結されている。
の基端部は、図14に示すように、ブラケット39を介
し駆除部シャーシ4の上端部に連結されており、一方後
列駆除部群45のアーム40の基端部は、ブラケット3
9を介し駆除部シャーシ4の下端部に連結されている。
【0062】なお、その他の点については、前記第1の
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
【0063】しかして、ブラシケーシング34の側面の
構造等により、駆除部シャーシ4の同一高さ位置に連結
機構5を配せない場合であっても、上下二段に振分ける
ことにより、多数の駆除部6を駆除部シャーシ4に取付
けることができる。
構造等により、駆除部シャーシ4の同一高さ位置に連結
機構5を配せない場合であっても、上下二段に振分ける
ことにより、多数の駆除部6を駆除部シャーシ4に取付
けることができる。
【0064】図15は、本発明の第4の実施の形態を示
すもので、前列駆除部群44と後列駆除部群45とを前
後に分けて駆除部シャーシ4に取付けるようにしたもの
である。
すもので、前列駆除部群44と後列駆除部群45とを前
後に分けて駆除部シャーシ4に取付けるようにしたもの
である。
【0065】すなわち、前列駆除部群44は、図15に
示すように、枠状をなす駆除部シャーシ4の前端縁に連
結機構5を介して連結されており、一方後列駆除部群4
5は、枠状をなす駆除部シャーシ4の後端縁に連結機構
5を介して連結されている。
示すように、枠状をなす駆除部シャーシ4の前端縁に連
結機構5を介して連結されており、一方後列駆除部群4
5は、枠状をなす駆除部シャーシ4の後端縁に連結機構
5を介して連結されている。
【0066】なお、その他の点については、前記第1の
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
【0067】しかして、本実施の形態の場合にも両駆除
部群44,45が前後に振分けて設けられているので、
前記第3の実施の形態と同様の効果が期待できる。
部群44,45が前後に振分けて設けられているので、
前記第3の実施の形態と同様の効果が期待できる。
【0068】図16および図17は、本発明の第5の実
施の形態を示すもので、駆除部シャーシ4の両端部に、
駆除部シャーシ4の軸線に対し垂直な面を有する抵抗板
61を設けるようにしたものである。
施の形態を示すもので、駆除部シャーシ4の両端部に、
駆除部シャーシ4の軸線に対し垂直な面を有する抵抗板
61を設けるようにしたものである。
【0069】なお、その他の点については、前記第1の
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
【0070】しかして、作業海域の潮流が駆除部6の駆
除方向に流れている場合に、抵抗板61を設置すること
により、この抵抗板61が横方向に対する抵抗となり、
作業母船2が横揺れした際に駆除部6が横方向に移動す
るのを防止することができる。この抵抗板61は、特に
駆除部6をワイヤロープにより牽引して作業する場合に
有効である。なお、作業海域の潮流が駆除部6の駆除方
向と直交する方向に流れている場合には、抵抗板61が
かえって逆効果となるので、抵抗板61は取外しできる
ようにしておくことが望ましい。
除方向に流れている場合に、抵抗板61を設置すること
により、この抵抗板61が横方向に対する抵抗となり、
作業母船2が横揺れした際に駆除部6が横方向に移動す
るのを防止することができる。この抵抗板61は、特に
駆除部6をワイヤロープにより牽引して作業する場合に
有効である。なお、作業海域の潮流が駆除部6の駆除方
向と直交する方向に流れている場合には、抵抗板61が
かえって逆効果となるので、抵抗板61は取外しできる
ようにしておくことが望ましい。
【0071】図18は、本発明の第6の実施の形態を示
すもので、モータ35をブラシ33の軸心部に内蔵させ
たものである。
すもので、モータ35をブラシ33の軸心部に内蔵させ
たものである。
【0072】すなわち、ブラシ33は、図18に示すよ
うに、軸の直径を大型化して軸内部を空洞にしたものが
用いられており、その内部には、ブラシケーシング34
に固設したモータ35が内挿されている。そしてブラシ
33は、このモータ35に直結されている。
うに、軸の直径を大型化して軸内部を空洞にしたものが
用いられており、その内部には、ブラシケーシング34
に固設したモータ35が内挿されている。そしてブラシ
33は、このモータ35に直結されている。
【0073】なお、その他の点については、前記第1の
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
【0074】しかして、モータ35をブラシ33の軸心
部に内蔵することにより、ブラシケーシング34を小型
にして駆除部6を軽量化することができるとともに、隣
位するブラシ33間の間隙をなくすための駆除部6の構
造を簡素化することができる。
部に内蔵することにより、ブラシケーシング34を小型
にして駆除部6を軽量化することができるとともに、隣
位するブラシ33間の間隙をなくすための駆除部6の構
造を簡素化することができる。
【0075】図19は、本発明の第7の実施の形態を示
すもので、作業を円滑に行なうために各操作部を自動化
できるようしにたものである。
すもので、作業を円滑に行なうために各操作部を自動化
できるようしにたものである。
【0076】すなわち、作業母船2の船本体7には、図
19に示すように、水中カメラ71および音響ソナー7
2が設けられており、また駆除部シャーシ4には、傾斜
センサ73および圧力センサ74が設けられ、また連結
機構5には角度センサ75が設けられ、さらに駆除部6
には加速度センサ76が設けられている。
19に示すように、水中カメラ71および音響ソナー7
2が設けられており、また駆除部シャーシ4には、傾斜
センサ73および圧力センサ74が設けられ、また連結
機構5には角度センサ75が設けられ、さらに駆除部6
には加速度センサ76が設けられている。
【0077】水中カメラ71は、駆除する海底面を確認
しながら作業を進める場合、作業母船2の作業開始点を
確認して位置を修正する場合、あるいはダイバーを潜水
させることなく駆除状況を確認する場合等に用いられる
ようになっており、その映像はVTRに録画し作業記録
として残せるようになっている。
しながら作業を進める場合、作業母船2の作業開始点を
確認して位置を修正する場合、あるいはダイバーを潜水
させることなく駆除状況を確認する場合等に用いられる
ようになっており、その映像はVTRに録画し作業記録
として残せるようになっている。
【0078】また、音響ソナー22は、海底面の深さを
知る際等に用いられるようになっており、この音響ソナ
ー72からの情報に基づき、アーム40の傾きを適正な
角度となるよう駆除部シャーシ4の高さが決定されるよ
うになっている。
知る際等に用いられるようになっており、この音響ソナ
ー72からの情報に基づき、アーム40の傾きを適正な
角度となるよう駆除部シャーシ4の高さが決定されるよ
うになっている。
【0079】また、傾斜センサ73は、駆除部シャーシ
4の傾き具合を知る際に用いられるようになっており、
この傾斜センサ73からの情報を用いることにより、船
用クレーン24,25の操作を円滑に行なうことができ
るようになっている。
4の傾き具合を知る際に用いられるようになっており、
この傾斜センサ73からの情報を用いることにより、船
用クレーン24,25の操作を円滑に行なうことができ
るようになっている。
【0080】また、圧力センサ74は、海水の圧力から
駆除部シャーシ4の海面からの深さを知ることができる
ようになっており、この圧力センサ74からの情報を用
いることにより、アーム40の傾きを容易に適正な角度
とすることができるようになっている。
駆除部シャーシ4の海面からの深さを知ることができる
ようになっており、この圧力センサ74からの情報を用
いることにより、アーム40の傾きを容易に適正な角度
とすることができるようになっている。
【0081】また、角度センサ75は、アーム40基端
のブラケット39に設けられ、アーム40の角度を検出
できるようになっており、この角度センサ75からの情
報を確認することにより、アーム40の傾きが適正な角
度となっているか否かを常時監視できるようになってい
る。
のブラケット39に設けられ、アーム40の角度を検出
できるようになっており、この角度センサ75からの情
報を確認することにより、アーム40の傾きが適正な角
度となっているか否かを常時監視できるようになってい
る。
【0082】さらに、加速度センサ76は、ブラシケー
シング34に取付けられており、この加速度センサ76
からの情報により、ブラシ33が障害物に接触した際
に、これを速やかに知ることができるようになってい
る。
シング34に取付けられており、この加速度センサ76
からの情報により、ブラシ33が障害物に接触した際
に、これを速やかに知ることができるようになってい
る。
【0083】各センサ73,74,75,76からの情
報は、メータ等に表示されるだけでなく、プログラマブ
ルコントローラに入力されて、駆除部シャーシ4の高さ
や傾きが最適となる数値が計算されるようになってお
り、その計算結果を用いることにより、船用クレーン2
4,25が自動制御されるようになっている。
報は、メータ等に表示されるだけでなく、プログラマブ
ルコントローラに入力されて、駆除部シャーシ4の高さ
や傾きが最適となる数値が計算されるようになってお
り、その計算結果を用いることにより、船用クレーン2
4,25が自動制御されるようになっている。
【0084】また、各モータ35の回転数は、リアルタ
イムで確認できるようになっており、その結果に基づき
ブラシ33の負荷状況を知ることにより、雑海藻の駆除
状態を推測できるようになっている。
イムで確認できるようになっており、その結果に基づき
ブラシ33の負荷状況を知ることにより、雑海藻の駆除
状態を推測できるようになっている。
【0085】なお、その他の点については、前記第1の
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
実施の形態と同一構成となっており、作用も同一であ
る。
【0086】しかして、雑海藻駆除作業は海上において
の作業となるため、海中および海底における駆除部6の
状況を直接肉眼で確認することは困難であるが、本実施
例のように各操作部を自動化することにより、ダイバー
を潜水させることなく、安全かつ確実に駆除作業を行な
うことができる。
の作業となるため、海中および海底における駆除部6の
状況を直接肉眼で確認することは困難であるが、本実施
例のように各操作部を自動化することにより、ダイバー
を潜水させることなく、安全かつ確実に駆除作業を行な
うことができる。
【0087】図20は、本発明の第8の実施の形態を示
すもので、駆除部シャーシ4の両端部に、海底に接地す
る海底接地部材81をそれぞれ設けるようにしたもので
ある。
すもので、駆除部シャーシ4の両端部に、海底に接地す
る海底接地部材81をそれぞれ設けるようにしたもので
ある。
【0088】すなわち、この海底接地部材81は、海中
における駆除部シャーシ4の位置決めを必要としない場
合に海底に接地するようになっており、その下端部に
は、図20に示すように、先端が上方に湾曲するスキー
板状の滑動板81aが固設されている。そしてこの滑動
板81aにより、海底の段差や凹凸を容易に乗り越えら
れるようになっている。なお、この滑動板81aは、金
属、プラスチックあるいは木材等の素材で形成される
が、この滑動板81aに代え直径の大きな車輪を用いる
ようにしてもよい。
における駆除部シャーシ4の位置決めを必要としない場
合に海底に接地するようになっており、その下端部に
は、図20に示すように、先端が上方に湾曲するスキー
板状の滑動板81aが固設されている。そしてこの滑動
板81aにより、海底の段差や凹凸を容易に乗り越えら
れるようになっている。なお、この滑動板81aは、金
属、プラスチックあるいは木材等の素材で形成される
が、この滑動板81aに代え直径の大きな車輪を用いる
ようにしてもよい。
【0089】しかして、船用クレーン24,25で駆除
部シャーシ4を操作しなくても駆除部シャーシ4の位置
決めを行うことができるので、作業母船2が波やうねり
等で揺れても、駆除部シャーシ4が揺れて駆除効率が低
下するといった不具合が少ない。この効果は、駆除部シ
ャーシ4を船用クレーン24,25に直結せず、ワイヤ
ーロープ等を介し連結することにより、より確実に得ら
れる。
部シャーシ4を操作しなくても駆除部シャーシ4の位置
決めを行うことができるので、作業母船2が波やうねり
等で揺れても、駆除部シャーシ4が揺れて駆除効率が低
下するといった不具合が少ない。この効果は、駆除部シ
ャーシ4を船用クレーン24,25に直結せず、ワイヤ
ーロープ等を介し連結することにより、より確実に得ら
れる。
【0090】図21は、本発明の第9の実施の形態を示
すもので、前記第8の実施の形態における駆除部シャー
シ4の中間部に、第2の海底接地部材82を例えば1個
設けるようにしたものである。
すもので、前記第8の実施の形態における駆除部シャー
シ4の中間部に、第2の海底接地部材82を例えば1個
設けるようにしたものである。
【0091】すなわち、この海底接地部材82は、図2
1に示すように、前記海底接地部材81と同様、下端部
に先端が上方に湾曲するスキー板状の滑動板82aが設
けられているが、その位置は、滑動板81aよりも高い
位置に設定されている。
1に示すように、前記海底接地部材81と同様、下端部
に先端が上方に湾曲するスキー板状の滑動板82aが設
けられているが、その位置は、滑動板81aよりも高い
位置に設定されている。
【0092】しかして、滑動板82aの高さ位置を異に
する海底接地部材82を追設することにより、多様に変
化する海底の段差や凹凸をよりスムースに乗り越えるこ
とができる。
する海底接地部材82を追設することにより、多様に変
化する海底の段差や凹凸をよりスムースに乗り越えるこ
とができる。
【0093】図22は、本発明の第10の実施の形態を
示すもので、アーム40先端の回転ジョイント41とブ
ラシケーシング34との間に、衝撃緩衝装置91を設け
るようにしたものである。
示すもので、アーム40先端の回転ジョイント41とブ
ラシケーシング34との間に、衝撃緩衝装置91を設け
るようにしたものである。
【0094】すなわち、この衝撃緩衝装置91は、コイ
ルスプリング92と、ショックアブソーバ93と、これ
らを機能させるためのウェイト94とから構成されてお
り、前記回転ジョイント41は、ウェイト94の上面に
取付けられている。
ルスプリング92と、ショックアブソーバ93と、これ
らを機能させるためのウェイト94とから構成されてお
り、前記回転ジョイント41は、ウェイト94の上面に
取付けられている。
【0095】しかして、回転ジョイント41とブラシケ
ーシング34との間に衝撃緩衝装置91を設けることに
より、ブラシ33側の衝撃がアーム40側に伝わるのを
緩和することができ、海底の形状が複雑な箇所を作業す
る場合であっても、アーム40等が損傷するおそれがな
い。なおこの効果は、衝撃緩衝装置91を、アーム40
と回転ジョイント41との間に設けるようにしても同様
に得られる。
ーシング34との間に衝撃緩衝装置91を設けることに
より、ブラシ33側の衝撃がアーム40側に伝わるのを
緩和することができ、海底の形状が複雑な箇所を作業す
る場合であっても、アーム40等が損傷するおそれがな
い。なおこの効果は、衝撃緩衝装置91を、アーム40
と回転ジョイント41との間に設けるようにしても同様
に得られる。
【0096】図23は、本発明の第13の実施の形態を
示すもので、ブラシケーシング34の上面両側端部に抵
抗板101をそれぞれ設けるようにしたものである。
示すもので、ブラシケーシング34の上面両側端部に抵
抗板101をそれぞれ設けるようにしたものである。
【0097】すなわち、前記各抵抗板101は、アーム
40の基端に向かって下り勾配をなしており、雑海藻の
駆除時に海水の抵抗によってブラシケーシング34を下
方に押圧するようになっている。
40の基端に向かって下り勾配をなしており、雑海藻の
駆除時に海水の抵抗によってブラシケーシング34を下
方に押圧するようになっている。
【0098】しかして、これらの抵抗板101を設ける
ことにより、海底の段差や凹凸によってブラシ33が海
底から離れて空走した際に、ブラシ33を可及的速やか
に海底に接地させることができ、駆除できない範囲を最
小限に抑えることができる。
ことにより、海底の段差や凹凸によってブラシ33が海
底から離れて空走した際に、ブラシ33を可及的速やか
に海底に接地させることができ、駆除できない範囲を最
小限に抑えることができる。
【0099】図24および図25は、本発明の第12の
実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態におけ
るブラシ33に代え、駆除体133を用いるようにした
ものである。
実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態におけ
るブラシ33に代え、駆除体133を用いるようにした
ものである。
【0100】すなわち、この駆除体133は、円筒状ま
たは円柱状をなす本体134を備えており、この本体1
34の周面には、先端に分銅136を有するチェーン1
35が、周方向に90度の間隔で多数取付けられてい
る。
たは円柱状をなす本体134を備えており、この本体1
34の周面には、先端に分銅136を有するチェーン1
35が、周方向に90度の間隔で多数取付けられてい
る。
【0101】しかして、この駆除体133を用いること
により、海底の段差や凹凸部を駆除する際に、ブラシ3
3に比べて飛び跳ねや衝撃が少なく、駆除効率をより向
上させることができる。
により、海底の段差や凹凸部を駆除する際に、ブラシ3
3に比べて飛び跳ねや衝撃が少なく、駆除効率をより向
上させることができる。
【0102】図26および図27は、本発明の第13の
実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態におけ
るブラシ33に代え、駆除体233を用いるようにした
ものである。
実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態におけ
るブラシ33に代え、駆除体233を用いるようにした
ものである。
【0103】すなわち、この駆除体233は、円筒状ま
たは円柱状をなす本体234を備えており、この本体2
34の周面には、概略V字状をなす駆除板235が周方
向に間隔を置いて例えば4個固着されている。そして、
これら各駆除板235により、雑海藻を駆除できるよう
になっている。
たは円柱状をなす本体234を備えており、この本体2
34の周面には、概略V字状をなす駆除板235が周方
向に間隔を置いて例えば4個固着されている。そして、
これら各駆除板235により、雑海藻を駆除できるよう
になっている。
【0104】しかして、この駆除体233を用いること
により、ブラシ33に比べてより効果的に雑海藻を駆除
することができ、使用劣化も少ない。
により、ブラシ33に比べてより効果的に雑海藻を駆除
することができ、使用劣化も少ない。
【0105】なお、前記各実施の形態においては、いず
れも複数の駆除部6を有する雑海藻駆除装置1について
説明したが、少なくとも1個の駆除部6があれば所期の
効果は期待できる。
れも複数の駆除部6を有する雑海藻駆除装置1について
説明したが、少なくとも1個の駆除部6があれば所期の
効果は期待できる。
【0106】また、作業母船2は必ずしも自走式である
必要はなく、ポンツーン等を用いることもできる。
必要はなく、ポンツーン等を用いることもできる。
【0107】また、前記各実施の形態では特に説明しな
かったが、装置全体が海水に晒されることになるため、
海水中のイオンの働きにより金属部分が腐蝕し易くな
る。このため、金属部分に微少電力を通電し、イオンの
作用による腐蝕を電荷的に停止させるか、あるいは装置
の機能を損なわない部分に錆易い材料を用い、他の部分
を錆から保護するようにすることが好ましい。また、腐
蝕しにくい材料を用いたり、あるいは防錆塗料を塗布す
る等の対策も必要である。
かったが、装置全体が海水に晒されることになるため、
海水中のイオンの働きにより金属部分が腐蝕し易くな
る。このため、金属部分に微少電力を通電し、イオンの
作用による腐蝕を電荷的に停止させるか、あるいは装置
の機能を損なわない部分に錆易い材料を用い、他の部分
を錆から保護するようにすることが好ましい。また、腐
蝕しにくい材料を用いたり、あるいは防錆塗料を塗布す
る等の対策も必要である。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、作
業母船を移動させることにより、駆除部の駆除体が回転
しながら海底面上を移動することになるので、海底面の
地形に左右されることなく、雑海藻を岩石から確実に離
脱させることができる。
業母船を移動させることにより、駆除部の駆除体が回転
しながら海底面上を移動することになるので、海底面の
地形に左右されることなく、雑海藻を岩石から確実に離
脱させることができる。
【0109】本発明はまた、駆除部シャーシに、前列駆
除部群および後列駆除部群を設け、しかも両駆除部群の
各駆除体による駆除域を、幅方向両端部で一部オーバラ
ップさせるようにしているので、広い範囲を隈なく駆除
することができ、作業能率を大幅に向上させることがで
きる。
除部群および後列駆除部群を設け、しかも両駆除部群の
各駆除体による駆除域を、幅方向両端部で一部オーバラ
ップさせるようにしているので、広い範囲を隈なく駆除
することができ、作業能率を大幅に向上させることがで
きる。
【0110】本発明はまた、駆除部シャーシに、海底に
接触する任意数の海底接地部材を設けるようにしている
ので、海底面に対する駆除部シャーシの位置決めを、作
業母船と無関係に行なうことができ、作業母船が揺れて
も駆除効率が低下するおそれが少ない。
接触する任意数の海底接地部材を設けるようにしている
ので、海底面に対する駆除部シャーシの位置決めを、作
業母船と無関係に行なうことができ、作業母船が揺れて
も駆除効率が低下するおそれが少ない。
【0111】本発明はまた、牽引機構に、作業母船の両
舷に上下に揺動可能に配された一対のクレーンを設け、
これら両クレーンの先端間に駆除部シャーシを取付ける
ようにしているので、クレーンを上下動させるだけで、
駆除部シャーシの位置決めを容易に行なうことができ
る。
舷に上下に揺動可能に配された一対のクレーンを設け、
これら両クレーンの先端間に駆除部シャーシを取付ける
ようにしているので、クレーンを上下動させるだけで、
駆除部シャーシの位置決めを容易に行なうことができ
る。
【0112】本発明はまた、連結機構をアームと連結具
とから構成し、かつアーム先端を下方に湾曲させるよう
にしているので、アームが海底の障害物に接触するのを
防止することができる。
とから構成し、かつアーム先端を下方に湾曲させるよう
にしているので、アームが海底の障害物に接触するのを
防止することができる。
【0113】本発明はまた、連結機構に、駆除体側の衝
撃がアーム側に伝わるのを緩和する緩衝機構を設けるよ
うにしているので、海底の段差や凹凸による駆除体の跳
ね上げ落下に伴なう衝撃を緩和することができる。
撃がアーム側に伝わるのを緩和する緩衝機構を設けるよ
うにしているので、海底の段差や凹凸による駆除体の跳
ね上げ落下に伴なう衝撃を緩和することができる。
【0114】本発明はまた、駆除体ケーシングに、駆除
部シャーシの牽引時に海水の抵抗により駆除体を下方に
押圧する抵抗板を設けるようにしているので、海底の段
差や凹凸により駆除体が海底から離れた際に、可及的速
やかに駆除体を海底に接地させることができる。
部シャーシの牽引時に海水の抵抗により駆除体を下方に
押圧する抵抗板を設けるようにしているので、海底の段
差や凹凸により駆除体が海底から離れた際に、可及的速
やかに駆除体を海底に接地させることができる。
【0115】本発明はまた、駆動源を駆除体の軸心部に
内蔵させるようにしているので、駆除部を小型、軽量化
して牽引機構の吊上げ能力に余裕を持たせることができ
る。
内蔵させるようにしているので、駆除部を小型、軽量化
して牽引機構の吊上げ能力に余裕を持たせることができ
る。
【0116】本発明はまた、駆除体をブラシで構成する
ようにしているので、駆除体を容易かつ安価に製造する
ことができる。
ようにしているので、駆除体を容易かつ安価に製造する
ことができる。
【0117】本発明はまた、駆除体を、周面の複数箇所
にチェーンが取付けられた円筒体または円柱体で構成す
るようにしているので、駆除体の飛び跳ねを抑えること
ができる。
にチェーンが取付けられた円筒体または円柱体で構成す
るようにしているので、駆除体の飛び跳ねを抑えること
ができる。
【0118】本発明はさらに、駆除体を、概略V字状を
なす金属板が周方向に間隔を置いて周面に複数取付けら
れた円筒体または円柱体で構成するようにしているの
で、駆除効率を向上させることができるとともに、駆除
体の使用劣化を抑えることができる。
なす金属板が周方向に間隔を置いて周面に複数取付けら
れた円筒体または円柱体で構成するようにしているの
で、駆除効率を向上させることができるとともに、駆除
体の使用劣化を抑えることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る雑海藻駆除装
置を示す全体構成図。
置を示す全体構成図。
【図2】作業母船の詳細図。
【図3】図2の平面図。
【図4】雑海藻の駆除作業の方法を示す詳細図。
【図5】作業小船の詳細図。
【図6】図5の平面図。
【図7】船用クレーン基端部の構造を示す斜視図。
【図8】図7を右端側から見た構成図。
【図9】連結機構および駆除部の構成を示す斜視図。
【図10】駆除部を図9の左方から見た詳細図。
【図11】アーム基端の構造を示す詳細図。
【図12】複数の駆除部相互の位置関係を示す斜視図。
【図13】本発明の第2の実施の形態を示す図9相当
図。
図。
【図14】本発明の第3の実施の形態を示す図9相当
図。
図。
【図15】本発明の第4の実施の形態を示す図9相当
図。
図。
【図16】本発明の第5の実施の形態を示す図9相当
図。
図。
【図17】図16の要部平面図。
【図18】本発明の第6の実施の形態を示す駆除部の断
面構成図。
面構成図。
【図19】本発明の第7の実施の形態を示す図1相当
図。
図。
【図20】本発明の第8の実施の形態を示す要部構成
図。
図。
【図21】本発明の第9の実施の形態を示す図20相当
図。
図。
【図22】本発明の第10の実施の形態を示す要部構成
図。
図。
【図23】本発明の第11の実施の形態を示す要部構成
図。
図。
【図24】本発明の第12の実施の形態を示す駆除体の
構成図。
構成図。
【図25】図24の側面図。
【図26】本発明の第13の実施の形態を示す駆除体の
構成図。
構成図。
【図27】図26の側面図。
1 雑海藻駆除装置 2 作業母船 3 牽引機構 4 駆動部シャーシ 5 連結機構 6 駆除部 7 船本体 8,9 推進用ウインチ 24,25 船用クレーン 33 ブラシ 34 ブラシケーシング 35 モータ 39 ブラケット 40 アーム 41 回転ジョイント 42,43 ストッパピン 44 前列駆除部群 45 後列駆除部群 61,101 抵抗板 81,82 海底接地部材 91 衝撃緩衝装置 133,233 駆除体 134,234 本体 135 チェーン 136 分銅 235 駆除板
フロントページの続き (72)発明者 坂 上 隆 一 北海道釧路市浜町5番9号 株式会社坂上 造機内
Claims (11)
- 【請求項1】雑海藻の駆除方向に回転して海底の雑海藻
を帯状に駆除する駆除体、駆除体を保持する駆除体ケー
シング、および駆除体を駆動する駆動源を有する少なく
とも1個の駆除部と、 作業母船に牽引機構を介して取付けられ、作業母船によ
り雑海藻の駆除方向に牽引される駆除部シャーシと、 海底形状に倣って駆除体を少なくとも一定範囲で自由移
動させる機能を有し、前記駆除部を駆除部シャーシに連
結する連結機構と、を具備することを特徴とする昆布漁
場における雑海藻駆除装置。 - 【請求項2】駆除部シャーシは、複数の駆除部を並設し
た前列駆除部群および後列駆除部群を備え、各駆除体に
よる駆除域の幅方向両端縁は、前後の駆除部群において
一部オーバラップしていることを特徴とする請求項1記
載の昆布漁場における雑海藻駆除装置。 - 【請求項3】駆除部シャーシは、海底に接触する任意数
の海底接地部材を備えていることを特徴とする請求項1
または2記載の昆布漁場における雑海藻駆除装置。 - 【請求項4】牽引機構は、作業母船の両舷に上下に揺動
可能に設けられた一対のクレーンを備え、駆除部シャー
シは、これら両クレーンの先端間に取付けられているこ
とを特徴とする請求項1、2または3記載の昆布漁場に
おける雑海藻駆除装置。 - 【請求項5】連結機構は、駆除部シャーシから雑海藻の
駆除方向に突出して上下に揺動自在なアームと、駆除体
の両端を上下動させる方向に揺動自在に駆除体ケーシン
グをアーム先端に連結する連結具とを備え、アーム先端
は下方に湾曲していることを特徴とする請求項1、2、
3または4記載の昆布漁場における雑海藻駆除装置。 - 【請求項6】連結機構は、駆除体側の衝撃がアーム側に
伝わるのを緩和する緩衝機構を備えていることを特徴と
する請求項5記載の昆布漁場における雑海藻駆除装置。 - 【請求項7】駆除体ケーシングは、駆除部シャーシの牽
引時に海水の抵抗により駆除体を下方に押圧する抵抗板
を備えていることを特徴とする請求項1、2、3、4、
5または6記載の昆布漁場における雑海藻駆除装置。 - 【請求項8】駆動源は、駆除体の軸心部に内蔵されてい
ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6また
は7記載の昆布漁場における雑海藻駆除装置。 - 【請求項9】駆除体は、ブラシで構成されていることを
特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8
記載の昆布漁場における雑海藻駆除装置。 - 【請求項10】駆除体は、周面の複数箇所にチェーンを
取付けた円筒体または円柱体で構成されていることを特
徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8記
載の昆布漁場における雑海藻駆除装置。 - 【請求項11】駆除体は、概略V字状をなす金属板を周
方向に間隔を置いて周面に複数取付けた円筒体または円
柱体で構成されていることを特徴とする請求項1、2、
3、4、5、6、7または8記載の昆布漁場における雑
海藻駆除装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7887996A JPH0965749A (ja) | 1995-06-19 | 1996-04-01 | 昆布漁場における雑海藻駆除装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-151351 | 1995-06-19 | ||
| JP15135195 | 1995-06-19 | ||
| JP7887996A JPH0965749A (ja) | 1995-06-19 | 1996-04-01 | 昆布漁場における雑海藻駆除装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0965749A true JPH0965749A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=26419937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7887996A Pending JPH0965749A (ja) | 1995-06-19 | 1996-04-01 | 昆布漁場における雑海藻駆除装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0965749A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005537033A (ja) * | 2002-08-26 | 2005-12-08 | フレッシュウォーター エンヴァイロメンタル マネジメント ピーティーワイ リミテッド | 水生植物取り入れ機 |
| KR100578470B1 (ko) * | 2004-12-09 | 2006-05-10 | 한국해양연구원 | 회전형 해저 침적폐기물 수거장치 |
| JP2014033623A (ja) * | 2012-08-07 | 2014-02-24 | Akan Kyoritsu Doken:Kk | 水中雑草駆除方法、駆除ホークおよび水中雑草駆除装置 |
| CN113349187A (zh) * | 2021-06-22 | 2021-09-07 | 含山县环峰夏桥特种水产养殖有限公司 | 一种养殖用水面杂草清理装置及其方法 |
| CN119319892A (zh) * | 2024-11-07 | 2025-01-17 | 中国水产科学研究院黄海水产研究所 | 一种海洋垃圾收集船 |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP7887996A patent/JPH0965749A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005537033A (ja) * | 2002-08-26 | 2005-12-08 | フレッシュウォーター エンヴァイロメンタル マネジメント ピーティーワイ リミテッド | 水生植物取り入れ機 |
| KR100578470B1 (ko) * | 2004-12-09 | 2006-05-10 | 한국해양연구원 | 회전형 해저 침적폐기물 수거장치 |
| JP2014033623A (ja) * | 2012-08-07 | 2014-02-24 | Akan Kyoritsu Doken:Kk | 水中雑草駆除方法、駆除ホークおよび水中雑草駆除装置 |
| CN113349187A (zh) * | 2021-06-22 | 2021-09-07 | 含山县环峰夏桥特种水产养殖有限公司 | 一种养殖用水面杂草清理装置及其方法 |
| CN119319892A (zh) * | 2024-11-07 | 2025-01-17 | 中国水产科学研究院黄海水产研究所 | 一种海洋垃圾收集船 |
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