JPH0965765A - もやしの栽培方法 - Google Patents

もやしの栽培方法

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Publication number
JPH0965765A
JPH0965765A JP7225537A JP22553795A JPH0965765A JP H0965765 A JPH0965765 A JP H0965765A JP 7225537 A JP7225537 A JP 7225537A JP 22553795 A JP22553795 A JP 22553795A JP H0965765 A JPH0965765 A JP H0965765A
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JP
Japan
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calcium
sprouts
water
bean sprouts
activated carbon
Prior art date
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Pending
Application number
JP7225537A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiro Mori
忠弘 森
Koji Shinohara
宏治 篠原
Shiro Sakurai
四郎 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • Y02P60/216

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カルシウム含有量が多く,かつ品質が良好
で,鮮度保持性に優れたもやしの栽培方法を提供する。 【解決手段】 もやしを栽培するに際し,カルシウム化
合物の水溶液を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,もやしの栽培方法
に係わり,さらに詳しくは,カルシウム含有量が多く,
かつ品質が良好で,鮮度保持性に優れたもやしを得るこ
とのできるもやしの栽培方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】もやしは安価であり,手軽な生鮮野菜と
して中華料理,野菜炒め,肉料理,野菜サラダ等,一般
家庭用や業務用に広く使用されている。しかし,もやし
は多量の水分を含んでおり,その水が時間と共に腐敗し
やすくて鮮度保持性が低く,店頭に置いた場合,1日以
上経つと鮮度が落ちて変色するという問題がある。
【0003】そのため,もやし製造工場では,夜中に袋
詰めを行い,早朝に出荷する作業となり,販売店におい
てもその日の内に販売する方法が採られており,当日に
売れ残ったものは商品価値が大きく低下するという問題
がある。さらに,もやしの鮮度保持性が低いため輸送範
囲が限られ,市場は極く近郊のみとなり,遠方へ広げる
ことができないという問題もある。
【0004】もやしの鮮度保持性が向上すると,製造工
場の作業形態の改善や流通経路の広がりが期待できる等
大きなメリットがある。もやしの鮮度保持性を向上させ
る対策として,もやしの包装袋にポリエチレンとナイロ
ンの複合フィルムを使用することで,ガスの透過性を抑
制する方法がある。しかし,このような特殊フィルムは
価格が高く,安価なもやしの包装材としては採算がとれ
なかった。また,包装袋の中に不活性ガスを封入して鮮
度を保持する方法も提案されているが,この方法もコス
トアップになるという問題がある。
【0005】一方,もやしは,原料豆の洗浄,仕込み→
温水浸漬による発芽→栽培(散水の繰り返し)→搬出,
水洗→計量,包装,という工程で製造され,通常, 温水
浸漬から出荷まで大体7日〜10日間を要している。ま
た,もやしを暗所内で急速に成長させるため,栽培中に
多量の水が必要であり,数時間間隔で散水を行ない, 内
部に発生した炭酸ガスを除去すると同時に水を吸収させ
て成育する方法が採られている。そのため,もやしの含
水量は90%以上と非常に高く,もやしの栽培に使用する
水の質の善し悪しがもやしの品質を大きく左右すること
となる。
【0006】しかし,近年,都市近郊では水質が悪化し
ており,品質の高いもやしを製造するためにも栽培用水
の水質の向上が望まれている。また,水質が悪い,すな
わち有機性不純物を多く含有する水は吸収されたもやし
内でも腐敗しやすく,もやしの鮮度保持性も悪化すると
いう問題があり,併せて栽培用水の水質の向上が望まれ
ている。
【0007】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は上記のような
問題を解決し,カルシウム含有量が多く,かつ,品質が
良好で,鮮度保持性に優れたもやしを得ることのできる
もやしの栽培方法を提供することを技術的な課題とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは,上記の課
題を解決するために鋭意研究した結果,もやしに少量の
カルシウムを含有させれば品質が向上し,かつ鮮度保持
性も著しく向上することを見出して本発明に到達した。
すなわち,本発明は,もやしを栽培するに際し,カルシ
ウム化合物の水溶液を用いることを特徴とするもやしの
栽培方法を要旨とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,本発明について詳細に説明
する。本発明でいうもやしとは,豆類,穀類,野菜等の
種子に適度な水分を与え,暗所で発芽させた若芽の総称
である。本発明は,特に,緑豆,ブラックマッペ,大
豆,アルファルファ等を原料としたもやしの栽培に好ま
しく用いられる。
【0010】本発明で用いカルシウム化合物としては,
塩化カルシウム,炭酸カルシウム,亜硫酸カルシウム等
のカルシウムの無機塩,酢酸カルシウム,安息香酸カル
シウム,蓚酸カルシウム,グルコン酸カルシウム等のカ
ルシウムの有機塩等が好ましい。特に,塩化カルシウム
が好ましく用いられる。もやしの栽培に使用されるカル
シウム化合物の水溶液は,カルシウム分として0.5 〜 1
0,000ppm, 特に1〜1,000ppmの範囲のものが好ましい。
カルシウム化合物の水溶液のカルシウム分濃度が0.5ppm
未満では鮮度保持効果が少なく,10,000ppmを超えると,
費用が上昇する割りには効果が少なくなる。
【0011】本発明において,カルシウム化合物の水溶
液は,豆の浸漬工程,栽培工程における散水の全期間あ
るいは特に成長の大きい一部の期間,袋詰め前の水洗工
程,及びそれらの工程の内の複数で使用することができ
るが,特に,もやしが成長する栽培工程における散水の
期間に使用することが好ましい。
【0012】近年,都市近郊では水質が悪化しており,
地下水や水道水等の一般の用水にカルシウム分を添加し
て調製した栽培用水では,もやしに十分な鮮度保持効果
を付与できない場合がある。このような場合,活性炭で
処理して不純有機物を吸着除去した水を使用してカルシ
ウム化合物の水溶液を調製し,このカルシウム化合物の
水溶液を栽培用水として使用するのが好ましい。本発明
で使用される活性炭としては,粒状活性炭,粉末活性
炭,繊維状活性炭等があるが,特に,取扱性や効果の点
から繊維状活性炭が好ましく用いられる。
【0013】本発明において使用される繊維状活性炭
は,原料を特に限定されるものではなく,石炭ピッチ,
石油ピッチ,レーヨン,フェノール繊維,アクリル繊維
等から得られるものが使用できる。繊維状活性炭の比表
面積は,BET法による測定値で 500m2/g以上が好まし
い。比表面積が 500m2/g未満になると,不純物の吸着量
が低くて水質改善効果が低下する。
【0014】本発明で用いられる繊維状活性炭の形状と
しては,原綿やシート状にして処理槽に詰めたもの,繊
維状活性炭を主成分とするシートを積層したもの,前記
シートを同心円状に円筒状に巻き付けてカートリッジと
したもの,繊維状活性炭とバインダーを水中に分散さ
せ,金型に導入することにより円筒状あるいは円柱状の
カートリッジに成形したもの等を使用することができ
る。その中では,繊維状活性炭を主成分とするシートを
巻き付けて成形したカートリッジが,不純物の濾過能力
もあり,取扱い性にも優れているので好ましい。このカ
ートリッジを処理層として用いる場合,カートリッジを
ハウジングに取り付け,カートリッジの外層側から被処
理水を通液して内層側から処理水を取り出すのが好まし
い。
【0015】カートリッジの製造方法としては,繊維状
活性炭と他の素材を乾式法あるいは湿式抄紙法で混合し
てシート状に成形し,そのシートを同心円筒状に巻き付
ける方法が好ましい。繊維状活性炭とともに用いる他の
素材としては,低融点ポリエステル繊維,低融点ポリエ
ステルを鞘成分,高融点ポリエステルを芯成分とする複
合繊維,ポリオレフィン繊維,ポリエチレンを鞘成分,
ポリプロピレンを芯成分とする複合繊維等のバインダー
繊維,ガラス繊維やセラミックス繊維等の無機繊維,天
然繊維等があげられる。繊維状活性炭にこれらの一種又
は二種以上を配合するが,配合割合は繊維状活性炭40〜
90重量%,他素材60〜10重量%が好ましい。繊維状活性
炭の量が40重量%未満になると,不純物の吸着効果が低
下しやすく,繊維状活性炭の量が90重量%を超えると,
カートリッジに成形し難くなる。
【0016】本発明の方法で栽培して得られるもやし
は,肉付きがしっかりとして強固となり,優れた品質の
ものとなる。また,細菌に対する抗菌性が向上して腐敗
し難くなり,鮮度保持性が向上する。これは,もやし内
に吸収されたカルシウムが細胞膜に蓄積され,抗菌性の
向上等に優れた効果をもたらすものと推定される。さら
に,本発明で得られるもやしはカルシウム分の含有量が
増加し,カルシウム不足がいわれている現在,カルシウ
ム補強にも効果がある。
【0017】
【実施例】次に,本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0018】実施例1 水質試験における過マンガン酸カリウム消費量が 1.0mg
/リットルの地下水を用水として使用し,室温25℃の暗
所で,緑豆10kgを31℃の温水に浸漬した。そして,5時
間おきに湯抜きと洗浄を繰り返して発芽を行った。次い
で,用水に塩化カルシウムを溶解してカルシウム成分5
ppm の塩化カルシウム水溶液を調製し,18℃に調整した
もの1m3を4時間毎に散布して5日間栽培した。でき上
がったもやしは色が白く,しっかりした肉付きであり,
カルシウム分はもやし100g当り33mgであった。このもや
しをポリエチレン製の袋に密封して2日間室温で放置し
たが,変色もなく, 鮮度保持性に優れたものであった。
【0019】比較例1 塩化カルシウムを溶解しない用水を用いた以外は実施例
1と同様にしてもやしを栽培した。でき上がったもやし
は,実施例1のものに比べて腰の弱いものであった。こ
のもやしのカルシウム分は,もやし100g当り17mgであっ
た。得られたもやしを実施例1と同様にして袋詰めし,
室温で放置したが, 1日で黄色い変色としおれが生じ,
腐敗が進行した。
【0020】実施例2 水質試験における過マンガン酸カリウム消費量が 4.5mg
/リットルの地下水を,比表面積1200m2/gの繊維状活性
炭60重量%と, 低融点ポリエステルを鞘成分,高融点ポ
リエステルを芯成分とする複合繊維からなるバインダー
繊維40重量%を混合したシートからなるカートリッジで
処理した用水を使用する以外は実施例1と同様の方法で
もやしを栽培した。でき上がったもやしは, 実施例1と
同様に良好なものであった。
【0021】実施例3 地下水に活性炭処理を行なわない以外は実施例2と同様
にして,もやしの栽培を行った。得られたもやしは腰が
強くて品質的に良好なものであった。次いで,実施例2
と同様にして放置試験を行ったところ,1日で若干黄色
がかり,変色の進行が進みかけていた。
【0022】比較例2 実施例2で使用した地下水を用い,比較例1と同様の方
法でもやしの栽培を行った。でき上がったもやしは腰が
弱く,品質の悪いものであった。また,袋詰め後の放置
においても変色が激しく,腐敗の進行は著しかった。
【0023】
【発明の効果】本発明のもやしの栽培方法によれは,カ
ルシウム含有量が多く,色が白く,しっかりした肉付き
で品質が良好であり,鮮度保持性にも優れたもやしを容
易に安定して得ることが可能となる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 もやしを栽培するに際し,カルシウム化
    合物の水溶液を用いることを特徴とするもやしの栽培方
    法。
  2. 【請求項2】 カルシウム化合物の水溶液が,活性炭で
    処理された水を使用して調製されたものである請求項1
    記載のもやしの栽培方法。
JP7225537A 1995-09-01 1995-09-01 もやしの栽培方法 Pending JPH0965765A (ja)

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JP7225537A JPH0965765A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 もやしの栽培方法

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JPH0965765A true JPH0965765A (ja) 1997-03-11

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JP7225537A Pending JPH0965765A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 もやしの栽培方法

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JP (1) JPH0965765A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100455246B1 (ko) * 2001-08-07 2004-11-12 임봉환 수용성 이온칼슘 배양액 및 그 제조 방법
JP2009268463A (ja) * 2008-04-09 2009-11-19 Ezaki Glico Co Ltd 食感および日持ちの改善されたもやし

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