JPH0965955A - 椅子用表皮部材の取付構造 - Google Patents
椅子用表皮部材の取付構造Info
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- JPH0965955A JPH0965955A JP22504995A JP22504995A JPH0965955A JP H0965955 A JPH0965955 A JP H0965955A JP 22504995 A JP22504995 A JP 22504995A JP 22504995 A JP22504995 A JP 22504995A JP H0965955 A JPH0965955 A JP H0965955A
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Abstract
ものにして作業性を向上させる。また、表皮部材の張り
替え時に廃棄物の量と種類を減らす。 【解決手段】 椅子の座板1を覆う表皮部材2の周縁を
座板1の裏側に折り込んで固定する椅子用表皮部材の取
付構造において、座板1の裏面に嵌合部3を形成する一
方、表皮部材2の縁部を差し込み板6に巻き付け、表皮
部材2を座板1の裏側に引き込みながら差し込み板6を
嵌合部3に嵌め込む。
Description
等の板状部材(これらを総称する場合、本明細書では単
に板状部材と呼ぶ)にたるみ無く張られる表皮部材の取
付構造に関する。更に詳述すると、本発明は、板状部材
の湾曲した縁に表皮部材を取り付けるのに好適な表皮部
材の取付構造に関する。
フォームなどのクッション材の上からレザー、ビニール
又は布製等の表皮部材がたるみ無く張られている。図7
に示すように表皮部材102は、従来、板状部材101
の表側のクッション材(図示省略)の上にかぶせてその
縁部103を板状部材101の裏側に折り込み、そして
軽く引っ張ることで表側のたるみを伸ばしながら鋲やコ
の字形の針(ホチキスの針)等の止着針104を使用し
てあるいは溶着によって板状部材101に固定されてい
た。この場合、表皮部材102の縁103のほつれや切
断面を隠して美観を向上させるために、別部材である裏
板105あるいは布地などを取り付けて表皮部材102
のほつれ等を隠したり、又は図示していないが表皮部材
102の縁部103を折り返してほつれ等を隠したりし
ていた。
取付構造では、表皮部材102を引っ張りながら止着針
104を打ち込んで止め着けるため、作業が煩雑なもの
になって作業性に劣る。しかも、裏板105を使用する
場合、その分だけコスト高となる。また、椅子を廃棄す
る場合に、表皮部材102を止め着ける多数の止着針1
04をいちいち抜き取り分別する必要があり、表皮部材
の取外し作業並びに分別作業に手間取ると共に止着針1
04や裏板105等が廃棄物となって廃棄物の量を増や
す問題を有している。さらに、多数の止着針104など
を打ち込んで表皮部材102を止め着けているため、表
皮部材102の張り替えだけで済むような場合でも、多
数の針穴があいたり針が途中で折れたりして板状部材な
どのリサイクルを難しくするため、表皮部材の張り替え
が難しい。
付作業及び取外し作業を簡単なものにして作業性を向上
させ、また、表皮部材の張り替え時に廃棄物の量を減ら
すと共に廃棄物の分別が容易になる椅子用表皮部材の取
付構造を提供することを目的とする。
子の座板あるいは背板などの板状部材の表側を覆う表皮
部材の周縁を板状部材の裏側に折り込んで固定する椅子
用表皮部材の取付構造において、板状部材の裏面に嵌合
部を形成する一方、表皮部材の縁部を差し込み板に巻き
付け、表皮部材を板状部材の裏側に引き込みながら差し
込み板を嵌合部に嵌め込むことによって表皮部材の縁部
を板状部材に固定するようにしている。
を巻き付けてから板状部材に設けられた嵌合部に嵌め込
めば、差し込み板と嵌合部との間で表皮部材が挟まれ固
定される。このとき、表皮部材は止着針や裏板で止め着
けなくとも縁のほつれ等を隠して板状部材に固定され
る。一方、表皮部材を張り替える場合は、差し込み板を
表皮部材の嵌合部から取り外すことによって、表皮部材
を折返し板から容易に取り外すことができる。
実施例に基づいて詳細に説明する。
の取付構造の好適な実施の形態の一例を示す。この例で
は、例えば板状部材として座板1を挙げ、その一辺であ
る緩やかに湾曲した前端縁に表皮部材2を取り付けてい
る。ここで、座板1を構成する板状部材は、特に材質に
限定されずポリプロピレン等の樹脂や金属あるいは合板
などの木材であっても良い。そして、座板1の表面(上
面)には、ウレタンフォームより成るクッション7が重
ねて配置され、その上から例えばレザー、ビニール又は
布等より成る表皮部材2が被せられている。
てほぼ全幅に亘って嵌合部3が形成されている。嵌合部
3は、座板1の縁に沿って形成された突部4と、この突
部4と対向し差し込み板6を挟み込む空間9を形成する
係止片5とから構成されている。係止片5は、図2に示
すように断続的例えば4箇所に設けられても良いし、端
から端までが繋がった一本の連続した長尺なものとして
構成しても良い。これら各係止片5は、突部4より所定
距離だけ離れかつ突部4に対して平行に列んで配置され
ている。更に、各係止片5には、突部4に向けて突き出
るアーム5aが一体形成されている。このアーム5a
は、座板1の裏面8との間で差し込み板6の前端縁6a
部分を挟持する溝10を構成している。尚、座板1のア
ーム5aと対向する部位にはアーム5aの座板1との一
体成形を可能とするための型抜き用の孔11が設けられ
ている。
で、突部4とほぼ同じ長さに形成されている。この差し
込み板6は、座板1の縁の平面形状即ち突部4の平面形
状と各係止片5,…,5の突部4に対する配置関係に応
じた平面形状とされている。例えば、この実施の形態の
場合、図2に示すように突部4側の側縁が湾曲し、係合
片5側の側縁が直線となった平面形状を成す。また、各
係止片5,…,5を湾曲した突部4とそれぞれ平行とな
るように形成して突部4の湾曲と平行な曲線上に配置す
る場合には、両側縁が同じ方向に湾曲した平板状の差し
込み板6が使用される。また、突部4の湾曲とは逆方向
に湾曲した曲線上に各係止片5,…,5が配置される場
合には、両側縁が逆方向に湾曲した樽形の平板から成る
差し込み板6が使用される。また、座板1の縁が直線で
かつ各係止片5,…,5も平行な直線上に配置されてい
る場合には短冊形の差し込み板6が使用される。
によると、次のようにして表皮部材が板状部材(座板)
1に取り付けられる。
込み板6をくるむように一重に巻き付ける。この場合、
表皮部材2の巻き付け位置ないし量は、差し込み板6の
嵌合部3への差し込み完了時に、表皮部材2が引っ張ら
れた状態になるように調整される。尚、本発明が適用さ
れている縁部の反対側の縁部となる座板1の後端縁側の
表皮部材の固定手段として弛みをとって固定できる手段
例えば図6に示すような固定手段を採用する場合には、
本発明を適用した前端縁側の表皮部材の取付構造は単に
表皮部材2を座板1に固定できれば良く、弛みの調整は
必要ない。因みに、図6の固定手段は、座板1の縁に沿
って樹脂ヒンジ13を設けて折返し部14を形成し、該
折返し部14に表皮部材2の縁部を係止して折返し部1
4を座板1の裏側に折り返して表皮部材2を座板1の裏
側に引き込みながら固定するものである。折返し部14
はピン16を座板1の孔15に圧入して固定されてい
る。
を嵌合部3に差し込む。つまり、表皮部材2を座板1の
裏側に引き込みながら、図3に示すように、差し込み板
6の先端縁6aを各係止片5のアーム5aと座板1との
間の空間9に挿入する。次いで、差し込み板6の後端縁
6bを突部4の内側に押し込む。これにより、差し込み
板6が嵌合部3に嵌まり込み、表皮部材2は、座板1と
差し込み板6との間に挟み込まれて摩擦力で係止され
る。差し込み板6にはその全長に亘って表皮部材2が巻
き付けられているので、表皮部材2には大きな摩擦力が
作用し、表皮部材2の脱落が防止される。そして、差し
込み板6を挿入しながら表皮部材2を裏側に引き込むこ
とで表皮部材2の表側の弛みがとられ、クッション7に
密着して固定される。尚、反対側の縁の固定に図6に示
されるような固定手段あるいはその他の弛み取りが可能
な固定手段を採用する場合には、表皮部材2の縁部を単
純に固定するだけで足りる。
させて突部4と係止片5とで挟持されている。したがっ
て、差し込み板6の突部4と係止片5との間への圧入量
が適量に設定されていれば、それだけで表皮部材2の抜
けを阻止できる。即ち、表皮部材2が引っ張られたと
き、差し込み板6の後端縁6bを中心にして前端縁6a
を持ち上げる回転モーメントが作用するが、差し込み板
6の前端縁6aは各係止片5で押さえられており、差し
込み板6の回転を防止する。したがって、差し込み板6
は嵌合部3に固定される。特に、各係止片5にアーム5
aを設けた場合、このアーム5aが差し込み板6の前端
縁6aを受け支えると共に表皮部材を挟みつけるので、
より確実に抜けを防止できる。
着針などを使用することなく、その縁部に差し込み板6
をくるんで嵌合部3に押し込むだけで簡単に座板1に固
定できる。
に示すように、座板1の成形時にインサートされた取付
金具、通常ナット(図示省略)を利用して椅子のフレー
ム11の横桁フレーム(プレート)にねじ止めされて固
定される。座板1がフレーム12に取り付けられた後
は、差し込み板6はフレーム12で押さえ付けられて嵌
合部3から外れることがない。
は、座板1をフレーム12から取り外し、差し込み板6
の後端縁6bを持ち上げるようにして差し込み板6を突
部4から外せば良い。これにより、差し込み板6の先端
縁6aを各係止片5のアーム5aと座板1との間より引
き抜くことができ、表皮部材2を取り替えることができ
る。この場合、古い表皮部材2のみが廃棄物となるだけ
であり、差し込み板6や嵌合部3は継続して使用でき
る。
という特有の効果を有するが、直線的な縁にも適用でき
ることは言うまでもない。そこで、座板1の前端縁は勿
論のこと、両側縁更には後端縁の全ての縁に同時に適用
することも可能である。この場合、座板1の四辺に表皮
部材2を固定するためには、座板1の四辺の全てに嵌合
部3を形成する必要がある。四辺の全長に亘り嵌合部3
の突部4を形成すると、座板1の四隅において隣合う二
辺の突部4が重なり合ってしまう。したがって、座板1
の四隅に近い部分には、隣合う二辺のうち一方の辺にの
み突部4を形成し、他方の辺の隅に近い部分には突部4
を形成していない。他方の辺の隅に近い部分において
は、表皮部材2を一方の辺の嵌合部3に固定される差し
込み板6で上から押さえつけるようにしても良く、又は
止着針等を使用して取り付けても良い。
実施の形態の一例ではあるがこれに特に限定されるもの
ではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変
形実施可能である。例えば、本実施例においては、突部
4と各係止片5により構成される嵌合部3を座板1の裏
面8から突出させるように形成したが、図5に示すよう
に、座板1の裏面8よりも凹んだ溝9’を形成し、この
溝9’に差し込み板6を差し込んで固定するようにして
も良い。溝9’の一側縁には突部4が形成され、他端縁
には溝9’の上に突出するアーム5aを有する係止片5
が設けられる。この場合には、座板1の椅子用フレーム
12に対する取り付け位置等に制約を受けることがな
い。
部材2を1重に巻き付けているが、2回以上巻き付けて
も良いことは勿論である。また、本実施例では、座板1
の湾曲した前端縁に適用した場合について主に説明した
が、これに特に限定されるものではなく、座板1の直線
的な縁に表皮部材を固定する場合にも適用できることは
勿論のこと、座板1の一辺だけでなく相対向する二辺若
しくは四辺の全てについて適用しても良い。さらに、板
状部材として背板等に張られる表皮部材の取付構造に本
発明を適用しても良いことは勿論である。
表皮部材の取付構造では、板状部材の裏面に嵌合部を形
成する一方、表皮部材の縁部を差し込み板に巻き付け、
表皮部材を板状部材の裏側に引き込みながら差し込み板
を嵌合部に嵌め込むことによって表皮部材の縁部を板状
部材に固定するようにしているので、差し込み板を着脱
するだけの簡単な作業で表皮部材の取付及び取外しを行
うことができ、これらの作業性が著しく向上する。ま
た、表皮部材は差し込み板へ巻きつけて嵌合部へ押し込
むだけで縁のほつれ等を隠して固定されるので、止着針
や裏板等を必要とせず、部品点数の削減によるコストダ
ウンと共に廃棄物の量と分別の手間を減らすことができ
る。しかも、本発明は、止着針などを使わないため、板
状部材などを再利用することが可能となる。これらの結
果、表皮部材を張り替えてリサイクルに適した椅子の提
供を可能にすることができる。さらに、差し込み板で表
皮部材の縁のほつれ等を隠しかつ縁を揃えることができ
るので、椅子の美観を向上させることができる。
施例を示す断面図である。
る直前の状態を示す断面図である。
を示す底面図である。
示す断面図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 椅子の座板あるいは背板などの板状部材
の表側を覆う表皮部材の周縁を前記板状部材の裏側に折
り込んで固定する椅子用表皮部材の取付構造において、
前記板状部材の裏面に嵌合部を形成する一方、前記表皮
部材の縁部を差し込み板に巻き付け、前記表皮部材を前
記板状部材の裏側に引き込みながら前記差し込み板を前
記嵌合部に嵌め込むことによって前記表皮部材の縁部を
前記板状部材に固定することを特徴とする椅子用表皮部
材の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22504995A JP3821869B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 椅子用表皮部材の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22504995A JP3821869B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 椅子用表皮部材の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0965955A true JPH0965955A (ja) | 1997-03-11 |
| JP3821869B2 JP3821869B2 (ja) | 2006-09-13 |
Family
ID=16823241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22504995A Expired - Fee Related JP3821869B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 椅子用表皮部材の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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-
1995
- 1995-09-01 JP JP22504995A patent/JP3821869B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP3821869B2 (ja) | 2006-09-13 |
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