JPH0966296A - 水処理方法および水処理装置 - Google Patents
水処理方法および水処理装置Info
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- JPH0966296A JPH0966296A JP7225256A JP22525695A JPH0966296A JP H0966296 A JPH0966296 A JP H0966296A JP 7225256 A JP7225256 A JP 7225256A JP 22525695 A JP22525695 A JP 22525695A JP H0966296 A JPH0966296 A JP H0966296A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】逆浸透装置の長期安定操業、経済性向上などを
目的に最も効率のよい水処理方法および水処理装置を提
供せんとするものである。 【解決手段】(イ)極細繊維の立毛を有する布帛を濾過
材とする回転ドラム型固液分離装置を用いて、原水中か
ら、その原水に含まれている、粒径が1μm〜100μ
mを越える不純物を除去する工程と、(ロ)中空糸膜を
濾過材とする精密濾過装置を用いて、前記工程(イ)か
ら得られる処理水から、その処理水中に含まれている、
粒径が0.01〜10μmを越える不純物を除去する工
程と、(ハ)逆浸透膜を濾過材とする濾過装置を用い
て、前記工程(ロ)から得られる処理水から、その処理
水中に含まれている不純物を除去する工程、を含むこと
を特徴とする水処理方法。
目的に最も効率のよい水処理方法および水処理装置を提
供せんとするものである。 【解決手段】(イ)極細繊維の立毛を有する布帛を濾過
材とする回転ドラム型固液分離装置を用いて、原水中か
ら、その原水に含まれている、粒径が1μm〜100μ
mを越える不純物を除去する工程と、(ロ)中空糸膜を
濾過材とする精密濾過装置を用いて、前記工程(イ)か
ら得られる処理水から、その処理水中に含まれている、
粒径が0.01〜10μmを越える不純物を除去する工
程と、(ハ)逆浸透膜を濾過材とする濾過装置を用い
て、前記工程(ロ)から得られる処理水から、その処理
水中に含まれている不純物を除去する工程、を含むこと
を特徴とする水処理方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高水質の純水、
とくに超純水を効率よく製造する水処理方法および水処
理装置に関する。
とくに超純水を効率よく製造する水処理方法および水処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子工業や製薬工業をはじめとする各種
産業においては高度の純水を大量に使用しているが、要
求される純水の水質は年々高度になり、需用量も年々大
きく増加している。これらの分野では、高水質の純水、
ことに超純水の製造には、ほとんどの場合、低分子化合
物や塩類を効率よく分離する能力のある逆浸透装置を使
用している。この他、逆浸透装置は、純水の循環利用、
造水などにも多数実用化されている。逆浸透装置が普及
するにつれ、さらに丈夫で高度の分離能を具備し、広い
用途に経済的に使用するための研究も進展した。すなわ
ち、新しい逆浸透膜や各種複合膜が開発され、分離膜の
使用形態、すなわちモジュールもスパイラル型、チュー
ブラ型など各種のものが実用化されている。
産業においては高度の純水を大量に使用しているが、要
求される純水の水質は年々高度になり、需用量も年々大
きく増加している。これらの分野では、高水質の純水、
ことに超純水の製造には、ほとんどの場合、低分子化合
物や塩類を効率よく分離する能力のある逆浸透装置を使
用している。この他、逆浸透装置は、純水の循環利用、
造水などにも多数実用化されている。逆浸透装置が普及
するにつれ、さらに丈夫で高度の分離能を具備し、広い
用途に経済的に使用するための研究も進展した。すなわ
ち、新しい逆浸透膜や各種複合膜が開発され、分離膜の
使用形態、すなわちモジュールもスパイラル型、チュー
ブラ型など各種のものが実用化されている。
【0003】一方、対象とする原水を、直接逆浸透膜モ
ジュールに供給すると、膜モジュール内部で、微粒子、
懸濁物、、藻類、微生物、ゴミ等により目づまりが生じ
やすくなり、膜面においてファウリングが生じ、膜の分
離性能を大きく低下させる要因となる。そこで、前処理
濾過として精密濾過膜や限外濾過膜、各種濾材等により
微粒子等の除去を行う場合が多い。また、0.1〜5μ
mくらいの懸濁粒子およびコロイドなどの不純物を含む
原水を逆浸透装置で処理する場合には、アルミニウムや
鉄イオンを含む電解質を凝集剤として原水に添加して微
粒子類を凝集させ、砂濾過法などを用いて凝集粒子をあ
らかじめ除去してから、被処理水を逆浸透装置に送る方
法が取られている。
ジュールに供給すると、膜モジュール内部で、微粒子、
懸濁物、、藻類、微生物、ゴミ等により目づまりが生じ
やすくなり、膜面においてファウリングが生じ、膜の分
離性能を大きく低下させる要因となる。そこで、前処理
濾過として精密濾過膜や限外濾過膜、各種濾材等により
微粒子等の除去を行う場合が多い。また、0.1〜5μ
mくらいの懸濁粒子およびコロイドなどの不純物を含む
原水を逆浸透装置で処理する場合には、アルミニウムや
鉄イオンを含む電解質を凝集剤として原水に添加して微
粒子類を凝集させ、砂濾過法などを用いて凝集粒子をあ
らかじめ除去してから、被処理水を逆浸透装置に送る方
法が取られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように前処理濾
過を行い、逆浸透装置の性能も向上して運転上のトラブ
ルも起こりにくくなり、安定して長期間使用できるよう
になった。
過を行い、逆浸透装置の性能も向上して運転上のトラブ
ルも起こりにくくなり、安定して長期間使用できるよう
になった。
【0005】しかし、逆浸透装置に対して、さらに処理
水の連続安定供給、経済性向上などの要求もあり、本発
明者らはその課題を解決する手段を種々講じてきたが、
新しい逆浸透膜やモジュールの開発のほかにシステム全
体の構築を鋭意検討することによって課題の解決が図ら
れることを知った。したがって、本発明は、逆浸透装置
の長期安定操業、経済性向上などを目的に最も効率のよ
い水処理方法および水処理装置を提供せんとするもので
ある。
水の連続安定供給、経済性向上などの要求もあり、本発
明者らはその課題を解決する手段を種々講じてきたが、
新しい逆浸透膜やモジュールの開発のほかにシステム全
体の構築を鋭意検討することによって課題の解決が図ら
れることを知った。したがって、本発明は、逆浸透装置
の長期安定操業、経済性向上などを目的に最も効率のよ
い水処理方法および水処理装置を提供せんとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の構成は以下の通りである。すなわち、 (1) (イ)極細繊維の立毛を有する布帛を濾過材とする回転
ドラム型固液分離装置を用いて、原水中から、その原水
に含まれている、粒径が1μm〜100μmを越える不
純物を除去する工程と、(ロ)中空糸膜を濾過材とする
精密濾過装置を用いて、前記工程(イ)から得られる処
理水から、その処理水中に含まれている、粒径が0.0
1〜10μmを越える不純物を除去する工程と、(ハ)
逆浸透膜を濾過材とする濾過装置を用いて、前記工程
(ロ)から得られる処理水から、その処理水中に含まれ
ている不純物を除去する工程、を含むことを特徴とする
水処理方法。
発明の構成は以下の通りである。すなわち、 (1) (イ)極細繊維の立毛を有する布帛を濾過材とする回転
ドラム型固液分離装置を用いて、原水中から、その原水
に含まれている、粒径が1μm〜100μmを越える不
純物を除去する工程と、(ロ)中空糸膜を濾過材とする
精密濾過装置を用いて、前記工程(イ)から得られる処
理水から、その処理水中に含まれている、粒径が0.0
1〜10μmを越える不純物を除去する工程と、(ハ)
逆浸透膜を濾過材とする濾過装置を用いて、前記工程
(ロ)から得られる処理水から、その処理水中に含まれ
ている不純物を除去する工程、を含むことを特徴とする
水処理方法。
【0007】(2) (イ)繊維を有孔芯に巻き付けてなるフィルターカート
リッジを濾過材とする濾過装置を用いて、原水中から、
その原水に含まれている、粒径が1μm〜100μmを
越える不純物を除去する工程と、(ロ)中空糸膜を濾過
材とする精密濾過装置を用いて、前記工程(イ)から得
られる処理水から、その処理水中に含まれている、粒径
が0.01〜10μmを越える不純物を除去する工程
と、(ハ)逆浸透膜を濾過材とする濾過装置を用いて、
前記工程(ロ)から得られる処理水から、その処理水中
に含まれている不純物を除去する工程、を含むことを特
徴とする水処理方法。
リッジを濾過材とする濾過装置を用いて、原水中から、
その原水に含まれている、粒径が1μm〜100μmを
越える不純物を除去する工程と、(ロ)中空糸膜を濾過
材とする精密濾過装置を用いて、前記工程(イ)から得
られる処理水から、その処理水中に含まれている、粒径
が0.01〜10μmを越える不純物を除去する工程
と、(ハ)逆浸透膜を濾過材とする濾過装置を用いて、
前記工程(ロ)から得られる処理水から、その処理水中
に含まれている不純物を除去する工程、を含むことを特
徴とする水処理方法。
【0008】(3) (イ)中空糸膜を濾過材とする精密濾過装置を用いて、
原水中から、その原水に含まれている、粒径が0.01
〜10μmを越える不純物を除去する工程と、(ロ)中
空糸膜を濾過材とする限外濾過装置を用いて、前記工程
(イ)から得られる処理水から、その処理水中に含まれ
ている、粒径が0.001〜1μmを越える不純物を除
去する工程と、(ハ)逆浸透膜を濾過材とする濾過装置
を用いて、前記工程(ロ)から得られる処理水から、そ
の処理水中に含まれている不純物を除去する工程、を含
むことを特徴とする水処理方法。
原水中から、その原水に含まれている、粒径が0.01
〜10μmを越える不純物を除去する工程と、(ロ)中
空糸膜を濾過材とする限外濾過装置を用いて、前記工程
(イ)から得られる処理水から、その処理水中に含まれ
ている、粒径が0.001〜1μmを越える不純物を除
去する工程と、(ハ)逆浸透膜を濾過材とする濾過装置
を用いて、前記工程(ロ)から得られる処理水から、そ
の処理水中に含まれている不純物を除去する工程、を含
むことを特徴とする水処理方法。
【0009】(4) 工程(イ)の後に、活性炭を用い
た吸着処理を施すことを特徴とする前記(1)〜(3)
のいずれかに記載の水処理方法。
た吸着処理を施すことを特徴とする前記(1)〜(3)
のいずれかに記載の水処理方法。
【0010】(5) 工程(イ)の前に、原水に砂濾過
による粗濾過を施すことを特徴とする前記(1)〜
(4)のいずれかに記載の水処理方法。
による粗濾過を施すことを特徴とする前記(1)〜
(4)のいずれかに記載の水処理方法。
【0011】(6) 砂濾過による濾過水の生成処理の
前に、原水内の汚濁成分を凝集フロック化する凝集反応
を施すことを特徴とする前記(5)に記載の水処理方
法。
前に、原水内の汚濁成分を凝集フロック化する凝集反応
を施すことを特徴とする前記(5)に記載の水処理方
法。
【0012】(7) 回転ドラム型固液分離装置を用い
る工程(イ)の前に、原水内の汚濁成分を凝集フロック
化する凝集反応を施すことを特徴とする前記(1)また
は(4)に記載の水処理方法。
る工程(イ)の前に、原水内の汚濁成分を凝集フロック
化する凝集反応を施すことを特徴とする前記(1)また
は(4)に記載の水処理方法。
【0013】(8) 精密濾過装置および/または限外
濾過装置の中空糸膜濾過材を処理水を用いて逆洗するこ
とを特徴とする前記(1)〜(7)のいずれかに記載の
水処理方法。
濾過装置の中空糸膜濾過材を処理水を用いて逆洗するこ
とを特徴とする前記(1)〜(7)のいずれかに記載の
水処理方法。
【0014】(9) 逆洗水を原水中に還流させること
を特徴とする前記(8)に記載の水処理方法。
を特徴とする前記(8)に記載の水処理方法。
【0015】(10) 工程(ハ)から得られる濃縮水
を原水中に還流させることを特徴とする前記(1)〜
(9)のいずれかに記載の水処理方法。
を原水中に還流させることを特徴とする前記(1)〜
(9)のいずれかに記載の水処理方法。
【0016】(11) 原水導入管と、この原水導入管
に入側を接続して設けた、粒径が1μm以上の不純物を
除去する極細繊維の立毛を有する布帛を濾過材とする回
転ドラム型固液分離装置(1次)と、この回転ドラム型
固液分離装置の処理水出側に入側を接続して設けた、粒
径が0.01以上の不純物を除去する中空糸膜を濾過材
とする精密濾過装置(2次)と、この精密膜濾過装置の
出側に入側を接続して設けた、逆浸透膜を濾過材とする
濾過装置とを備えていることを特徴とする水処理装置。
に入側を接続して設けた、粒径が1μm以上の不純物を
除去する極細繊維の立毛を有する布帛を濾過材とする回
転ドラム型固液分離装置(1次)と、この回転ドラム型
固液分離装置の処理水出側に入側を接続して設けた、粒
径が0.01以上の不純物を除去する中空糸膜を濾過材
とする精密濾過装置(2次)と、この精密膜濾過装置の
出側に入側を接続して設けた、逆浸透膜を濾過材とする
濾過装置とを備えていることを特徴とする水処理装置。
【0017】(12) 原水導入管と、この原水導入管
に入側を接続して設けた、粒径が1μm以上の不純物を
除去する繊維を有孔芯に巻き付けてなるフィルターカー
トリッジの濾過装置(1次)と、このフィルターカート
リッジの濾過装置の出側に入側を接続して設けた、粒径
が0.01以上の不純物を除去する中空糸膜を濾過材と
する精密濾過装置(2次)と、この精密濾過装置の出側
に入側を接続して設けた、逆浸透膜を濾過材とする濾過
装置とを備えていることを特徴とする水処理装置。
に入側を接続して設けた、粒径が1μm以上の不純物を
除去する繊維を有孔芯に巻き付けてなるフィルターカー
トリッジの濾過装置(1次)と、このフィルターカート
リッジの濾過装置の出側に入側を接続して設けた、粒径
が0.01以上の不純物を除去する中空糸膜を濾過材と
する精密濾過装置(2次)と、この精密濾過装置の出側
に入側を接続して設けた、逆浸透膜を濾過材とする濾過
装置とを備えていることを特徴とする水処理装置。
【0018】(13) 原水導入管と、この原水導入管
に入側を接続して設けた、粒径が0.01以上の不純物
を除去する中空糸膜を濾過材とする精密濾過装置(1
次)と、この精密濾過装置の出側に入側を接続して設け
た、粒径が0.001以上の不純物を除去する中空糸膜
を濾過材とする限外濾過装置(2次)と、この限外濾過
装置の出側に入側を接続して設けた、逆浸透膜を濾過材
とする濾過装置とを備えていることを特徴とする水処理
装置。
に入側を接続して設けた、粒径が0.01以上の不純物
を除去する中空糸膜を濾過材とする精密濾過装置(1
次)と、この精密濾過装置の出側に入側を接続して設け
た、粒径が0.001以上の不純物を除去する中空糸膜
を濾過材とする限外濾過装置(2次)と、この限外濾過
装置の出側に入側を接続して設けた、逆浸透膜を濾過材
とする濾過装置とを備えていることを特徴とする水処理
装置。
【0019】(14) 1次の分離または濾過装置の後
に、活性炭による吸着処理を施す活性炭吸着手段を付設
したことを特徴とする前記(11)〜(13)のいずれ
かに記載の水処理装置。
に、活性炭による吸着処理を施す活性炭吸着手段を付設
したことを特徴とする前記(11)〜(13)のいずれ
かに記載の水処理装置。
【0020】(15) 1次の分離または濾過装置の前
に、原水に砂濾過による粗濾過を施す粗濾過手段を付設
したことを特徴とする前記(11)〜(14)のいずれ
かに記載の水処理装置。
に、原水に砂濾過による粗濾過を施す粗濾過手段を付設
したことを特徴とする前記(11)〜(14)のいずれ
かに記載の水処理装置。
【0021】(16) 砂濾過による粗濾過手段の前
に、原水内の汚濁成分を凝集フロック化する凝集反応処
理を施す凝集反応手段を付設したことを特徴とする前記
(15)に記載の水処理装置。
に、原水内の汚濁成分を凝集フロック化する凝集反応処
理を施す凝集反応手段を付設したことを特徴とする前記
(15)に記載の水処理装置。
【0022】(17) 回転ドラム型固液分離装置の前
に、原水内の汚濁成分を凝集フロック化する凝集反応を
施す凝集反応手段を付設したことを特徴とする前記(1
1)または(14)〜(16)のいずれかに記載の水処
理装置。
に、原水内の汚濁成分を凝集フロック化する凝集反応を
施す凝集反応手段を付設したことを特徴とする前記(1
1)または(14)〜(16)のいずれかに記載の水処
理装置。
【0023】(18) 精密濾過装置および/または限
外濾過装置は、処理水を用いて中空糸膜濾過材を逆洗す
る機構を備えたことを特徴とする前記(11)〜(1
7)のいずれかに記載の水処理装置。
外濾過装置は、処理水を用いて中空糸膜濾過材を逆洗す
る機構を備えたことを特徴とする前記(11)〜(1
7)のいずれかに記載の水処理装置。
【0024】(19) 2次の逆洗水を原水中に還流さ
せる配管を備えたことを特徴とする前記(11)〜(1
7)のいずれかに記載の水処理装置。
せる配管を備えたことを特徴とする前記(11)〜(1
7)のいずれかに記載の水処理装置。
【0025】(20) 3次の逆浸透装置の濃縮水を原
水中に還流させる配管を備えている前記(11)〜(1
9)のいずれかに記載の水処理装置。
水中に還流させる配管を備えている前記(11)〜(1
9)のいずれかに記載の水処理装置。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳しく説明
する。
する。
【0027】(1)および(11)の発明は、回転ドラ
ム型固液分離装置による濾過工程(装置)と、精密濾過
工程(装置)と、逆浸透工程(装置)を含む水処理方法
(装置)である。
ム型固液分離装置による濾過工程(装置)と、精密濾過
工程(装置)と、逆浸透工程(装置)を含む水処理方法
(装置)である。
【0028】回転ドラム型固液分離装置(1次)は、例
えば織物または編物の基材が起毛され、太さ0.05〜
20μmなどの極細繊維の立毛が横たわって基材の表面
を覆ってなる濾過材を装着している。したがって、この
濾材は緻密な濾過層が形成され、1μm〜100μm程
度の汚濁物質がこの緻密濾過層で好適に濾過分離され
る。
えば織物または編物の基材が起毛され、太さ0.05〜
20μmなどの極細繊維の立毛が横たわって基材の表面
を覆ってなる濾過材を装着している。したがって、この
濾材は緻密な濾過層が形成され、1μm〜100μm程
度の汚濁物質がこの緻密濾過層で好適に濾過分離され
る。
【0029】回転ドラム型固液分離装置は、例えば、特
開平7−136418号公報などに記載されたものが適
用できる。
開平7−136418号公報などに記載されたものが適
用できる。
【0030】精密濾過装置(2次)は、糸の断面が中空
でその壁面に例えば、0.01〜1μmの孔が形成され
た中空糸を束ねたものを濾過材としている。したがっ
て、回転ドラム型固液分離装置(1次)で分離できなか
ったコンマμm程度の微細な汚濁物質が好適に濾過分離
される。なお、精密濾過装置(2次)に供給される水に
粗大な汚濁成分が含まれていると、中空糸膜精密濾過装
置の濾過材が目詰まりし易いが、本発明では、回転ドラ
ム型固液分離装置(1次)で1μm〜100μm程度の
汚濁物質を濾過分離した後、精密濾過装置で濾過するの
で、精密濾過装置の濾過材は目詰まりし難い。つまり、
回転ドラム型固液分離装置(1次)は精密濾過装置(2
次)の保護と不純物の分離効率を高める作用を、精密濾
過装置(2次)はその次の逆浸透装置の保護と不純物の
分離効率を高める作用をする。
でその壁面に例えば、0.01〜1μmの孔が形成され
た中空糸を束ねたものを濾過材としている。したがっ
て、回転ドラム型固液分離装置(1次)で分離できなか
ったコンマμm程度の微細な汚濁物質が好適に濾過分離
される。なお、精密濾過装置(2次)に供給される水に
粗大な汚濁成分が含まれていると、中空糸膜精密濾過装
置の濾過材が目詰まりし易いが、本発明では、回転ドラ
ム型固液分離装置(1次)で1μm〜100μm程度の
汚濁物質を濾過分離した後、精密濾過装置で濾過するの
で、精密濾過装置の濾過材は目詰まりし難い。つまり、
回転ドラム型固液分離装置(1次)は精密濾過装置(2
次)の保護と不純物の分離効率を高める作用を、精密濾
過装置(2次)はその次の逆浸透装置の保護と不純物の
分離効率を高める作用をする。
【0031】精密濾過装置は、特に逆浸透膜にトラブル
を引き起こしたり、透過効率を損なう藻類などの微生物
や粒径が1μm以下の懸濁粒子などを除去するのに有効
である。全濾過方式でもクロスフロー方式でもよいが逆
洗水または濃縮水は原水に還流することが好ましい。
を引き起こしたり、透過効率を損なう藻類などの微生物
や粒径が1μm以下の懸濁粒子などを除去するのに有効
である。全濾過方式でもクロスフロー方式でもよいが逆
洗水または濃縮水は原水に還流することが好ましい。
【0032】逆浸透装置は、前記の濾過装置を通過し、
処理水中に残存する不純物、例えば溶解塩分や有機物な
どを分離する。逆浸透膜には酢酸セルロース系、ポリア
ミド系、ポリエチレンイミド系、ポリエチレンオキシド
系、ポリエーテル系などの非対象膜、複合膜を用いるこ
とができる。モジュールもスパイラル型、プリーツ型、
中空糸型など、いずれでもよい。
処理水中に残存する不純物、例えば溶解塩分や有機物な
どを分離する。逆浸透膜には酢酸セルロース系、ポリア
ミド系、ポリエチレンイミド系、ポリエチレンオキシド
系、ポリエーテル系などの非対象膜、複合膜を用いるこ
とができる。モジュールもスパイラル型、プリーツ型、
中空糸型など、いずれでもよい。
【0033】(2)および(12)の発明は、フィルタ
ーカートリッジ濾過工程(装置)と、精密濾過工程(装
置)と、逆浸透工程(装置)を含む水処理方法(装置)
であり、(1)(11)の発明の、回転ドラム型固液分
離装置(1次)にかえてフィルターカートリッジ濾過工
程(装置)を採用した。
ーカートリッジ濾過工程(装置)と、精密濾過工程(装
置)と、逆浸透工程(装置)を含む水処理方法(装置)
であり、(1)(11)の発明の、回転ドラム型固液分
離装置(1次)にかえてフィルターカートリッジ濾過工
程(装置)を採用した。
【0034】フィルターカートリッジ濾過装置(1次)
は、回転ドラム型固液分離装置(1次)と同様の作用を
なすもので、この濾過装置でも1μm〜100μm程度
の汚濁物質が濾過分離される。
は、回転ドラム型固液分離装置(1次)と同様の作用を
なすもので、この濾過装置でも1μm〜100μm程度
の汚濁物質が濾過分離される。
【0035】フィルターカートリッジ濾過装置は、繊維
を有孔芯に巻き付けてなるフィルターカートリッジを濾
過材とする濾過装置を用いるものである。
を有孔芯に巻き付けてなるフィルターカートリッジを濾
過材とする濾過装置を用いるものである。
【0036】(3)および(13)の発明は、精密濾過
工程(装置)と、限外濾過工程(装置)と、逆浸透工程
(装置)を含む水処理方法(装置)であり、粗大な汚濁
成分が少ない水に適用されるものである。
工程(装置)と、限外濾過工程(装置)と、逆浸透工程
(装置)を含む水処理方法(装置)であり、粗大な汚濁
成分が少ない水に適用されるものである。
【0037】中空糸膜を濾過材とする限外濾過装置は、
糸の断面が中空で、例えば、その壁面に0.001〜
0.01μmの孔が形成された中空糸を束ねたものを濾
材としたものであって、処理水にコロイド粒子やそれに
近いタンパク質など溶存高分子が多量に存在する場合
に、逆浸透装置の負荷を軽減し保護することができる。
糸の断面が中空で、例えば、その壁面に0.001〜
0.01μmの孔が形成された中空糸を束ねたものを濾
材としたものであって、処理水にコロイド粒子やそれに
近いタンパク質など溶存高分子が多量に存在する場合
に、逆浸透装置の負荷を軽減し保護することができる。
【0038】(4)および(14)の発明は、濾過装置
(1次)および濾過装置(2次)で除去し難い着色成分
や溶解成分を吸着除去するため、前記(1)〜(3)お
よび(11)〜(13)の発明における濾過装置(1
次)の後に、活性炭吸着手段を付設したものである。
(1次)および濾過装置(2次)で除去し難い着色成分
や溶解成分を吸着除去するため、前記(1)〜(3)お
よび(11)〜(13)の発明における濾過装置(1
次)の後に、活性炭吸着手段を付設したものである。
【0039】(5)および(15)の発明は、粗大な汚
濁成分が多い水に適用されるもので、濾過装置(1次)
の負荷軽減と分離効率の向上を図るため、前記(1)〜
(3)および(11)〜(13)の発明における濾過装
置(1次)の前に、原水に砂濾過による粗濾過を施す粗
濾過手段を付設したものである。砂濾過は圧力式でも重
力式でもよく、通常、平均粒径が0.3〜3mmの濾材を
単層または多層にして使用する。
濁成分が多い水に適用されるもので、濾過装置(1次)
の負荷軽減と分離効率の向上を図るため、前記(1)〜
(3)および(11)〜(13)の発明における濾過装
置(1次)の前に、原水に砂濾過による粗濾過を施す粗
濾過手段を付設したものである。砂濾過は圧力式でも重
力式でもよく、通常、平均粒径が0.3〜3mmの濾材を
単層または多層にして使用する。
【0040】なお、吸着処理と砂濾過とは、両方を併せ
て施すこともできる。
て施すこともできる。
【0041】さらに、砂濾過による粗濾過を行なわない
場合には、回転ドラム型固液分離装置の前に、原水内の
汚濁成分を凝集フロック化する凝集反応処理を施すこと
ができる。
場合には、回転ドラム型固液分離装置の前に、原水内の
汚濁成分を凝集フロック化する凝集反応処理を施すこと
ができる。
【0042】すなわち、(6)(7)および(16)
(17)の発明は、原水中に懸濁粒子およびコロイドな
どが多い水で単なる繊維集合体の濾材を用いた回転ドラ
ム式連続濾過装置や砂濾過による粗濾過手段だけで目的
の不純物を十分に分離できない場合に適用される。これ
らによる濾過の前に、原水内の汚濁成分を凝集フロック
化する凝集反応処理を施す凝集反応手段を付設したもの
である。使用する凝集剤としては、硫酸アルミニウム、
電解アルミニウム、ポリ塩化アルミニウムなどがあげら
れる。その他、pH調整剤として硫酸や水酸化ナトリウ
ムなどを添加することができる。
(17)の発明は、原水中に懸濁粒子およびコロイドな
どが多い水で単なる繊維集合体の濾材を用いた回転ドラ
ム式連続濾過装置や砂濾過による粗濾過手段だけで目的
の不純物を十分に分離できない場合に適用される。これ
らによる濾過の前に、原水内の汚濁成分を凝集フロック
化する凝集反応処理を施す凝集反応手段を付設したもの
である。使用する凝集剤としては、硫酸アルミニウム、
電解アルミニウム、ポリ塩化アルミニウムなどがあげら
れる。その他、pH調整剤として硫酸や水酸化ナトリウ
ムなどを添加することができる。
【0043】(8)(9)(10)および(18)(1
9)(20)の発明については、濾過材の目詰まり防
止、処理水の回収率向上など、実運転時の経済効果を目
的としたものであり、前記2次の精密濾過装置および限
外濾過装置における中空糸膜濾過材の膜寿命を延ばすた
めに、それぞれの処理水で中空糸膜濾過材を逆洗するこ
とができ、前記工程(ロ)から得られる逆洗水および前
記工程(ハ)から得られる濃縮水は、処理水の回収率を
あげるために、いずれも原水中に還流させることができ
る。
9)(20)の発明については、濾過材の目詰まり防
止、処理水の回収率向上など、実運転時の経済効果を目
的としたものであり、前記2次の精密濾過装置および限
外濾過装置における中空糸膜濾過材の膜寿命を延ばすた
めに、それぞれの処理水で中空糸膜濾過材を逆洗するこ
とができ、前記工程(ロ)から得られる逆洗水および前
記工程(ハ)から得られる濃縮水は、処理水の回収率を
あげるために、いずれも原水中に還流させることができ
る。
【0044】原水中の不純物の種類や懸濁物質の大き
さ、純水の使用目的などに応じ、濾過装置の保護と不純
物の分離効率を勘案して、これらのシステムの中から最
も適切な水処理方法および装置を選択することができ
る。
さ、純水の使用目的などに応じ、濾過装置の保護と不純
物の分離効率を勘案して、これらのシステムの中から最
も適切な水処理方法および装置を選択することができ
る。
【0045】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
説明する。
説明する。
【0046】図1は、この発明の実施態様の一例を示す
概略フロー図である。
概略フロー図である。
【0047】図1の実施態様は、織物または編物の基材
が起毛され、太さ0.05〜20μmの極細繊維の立毛
が横たわって基材の表面を覆ってなる濾過材を装着した
回転ドラム型固液分離装置1(“トレローム”(登録商
標)RD1500−A6S東レ(株)製)と、中空糸膜
を濾過材とする精密濾過装置2(トレキューブTC逆洗
機能付 東レ(株)製)と、逆浸透膜を濾過材とする濾
過装置3(メンブラSU−720 東レ(株)製)より
構成された水処理装置に、ポリ塩化アルミニウムによる
凝集反応手段5を付設したものである。
が起毛され、太さ0.05〜20μmの極細繊維の立毛
が横たわって基材の表面を覆ってなる濾過材を装着した
回転ドラム型固液分離装置1(“トレローム”(登録商
標)RD1500−A6S東レ(株)製)と、中空糸膜
を濾過材とする精密濾過装置2(トレキューブTC逆洗
機能付 東レ(株)製)と、逆浸透膜を濾過材とする濾
過装置3(メンブラSU−720 東レ(株)製)より
構成された水処理装置に、ポリ塩化アルミニウムによる
凝集反応手段5を付設したものである。
【0048】まず、供給水ポンプ7により、原水導入配
管4より砂濾過装置5へ原水が送られる。ここで濾過さ
れた処理水は貯槽6に入り、次の供給水ポンプ7により
回転ドラム型固液分離装置1に送られる。ここで濾過さ
れた処理水は次の貯槽6に入り、さらに次の供給水ポン
プ7により精密濾過装置2に送られる。ここで濾過され
た処理水はさらに次の貯槽6に入り、保安フィルター8
を経て高圧ポンプ9で逆浸透装置3に送られる。処理水
は純水送出配管10より取り出される。回転ドラム型固
液分離装置における濾過材の洗浄水は濃縮水排出管15
を経て系外に排出される。精密濾過装置の逆洗水および
逆浸透装置の濃縮水は配管11,12を経て原水中に還
流される。
管4より砂濾過装置5へ原水が送られる。ここで濾過さ
れた処理水は貯槽6に入り、次の供給水ポンプ7により
回転ドラム型固液分離装置1に送られる。ここで濾過さ
れた処理水は次の貯槽6に入り、さらに次の供給水ポン
プ7により精密濾過装置2に送られる。ここで濾過され
た処理水はさらに次の貯槽6に入り、保安フィルター8
を経て高圧ポンプ9で逆浸透装置3に送られる。処理水
は純水送出配管10より取り出される。回転ドラム型固
液分離装置における濾過材の洗浄水は濃縮水排出管15
を経て系外に排出される。精密濾過装置の逆洗水および
逆浸透装置の濃縮水は配管11,12を経て原水中に還
流される。
【0049】この実施例の場合は、原水のFI値(AS
TM D4189に記載の方法に準拠して測定した値)
が5.5〜6.3の工業用水に硫酸を添加してpH6に
調整し、凝集剤としてポリ塩化アルミニウムが5ppm
になるように凝集剤を凝集材添加配管14を通じて添加
した。生じたフロックを含む原水を回転ドラム式連続濾
過装置で濾過した。この濾過水のFI値は、2.9〜
3.8となった。凝集処理しない場合はFI値4.0〜
5.0であり、明らかに凝集処理により回転ドラム式連
続濾過装置の分離効率の向上が認められる。この濾過水
をさらに膜精密濾過装置で濾過した。この濾過水のFI
値は、0.3〜0.9となった。使用した中空糸膜は、
孔径0.01μmのポリスルホン中空糸膜である。この
精密濾過装置の濾過水を逆浸透装置で処理した。なお、
精密濾過装置から排出される逆洗水および逆浸透装置か
ら排出される濃縮水は原水に還流した。得られた純水量
は96m3 /hで、回収率は90%で安定して長期間使
用できた。
TM D4189に記載の方法に準拠して測定した値)
が5.5〜6.3の工業用水に硫酸を添加してpH6に
調整し、凝集剤としてポリ塩化アルミニウムが5ppm
になるように凝集剤を凝集材添加配管14を通じて添加
した。生じたフロックを含む原水を回転ドラム式連続濾
過装置で濾過した。この濾過水のFI値は、2.9〜
3.8となった。凝集処理しない場合はFI値4.0〜
5.0であり、明らかに凝集処理により回転ドラム式連
続濾過装置の分離効率の向上が認められる。この濾過水
をさらに膜精密濾過装置で濾過した。この濾過水のFI
値は、0.3〜0.9となった。使用した中空糸膜は、
孔径0.01μmのポリスルホン中空糸膜である。この
精密濾過装置の濾過水を逆浸透装置で処理した。なお、
精密濾過装置から排出される逆洗水および逆浸透装置か
ら排出される濃縮水は原水に還流した。得られた純水量
は96m3 /hで、回収率は90%で安定して長期間使
用できた。
【0050】逆浸透膜のクエン酸洗浄は1年に1回で、
逆浸透膜の平均寿命は24月であった。従来の水処理方
法では、砂濾過した後、直接逆浸透装置に送水し純水を
製造していたが、同程度の原水のFI値で純水量80m
3 /h、回収率は75%で安定使用するには2月に1回
のクエン酸洗浄が必要であった。しかも逆浸透膜の平均
寿命は12月程度であったから、実施例では卓越した効
果をあげることができた。
逆浸透膜の平均寿命は24月であった。従来の水処理方
法では、砂濾過した後、直接逆浸透装置に送水し純水を
製造していたが、同程度の原水のFI値で純水量80m
3 /h、回収率は75%で安定使用するには2月に1回
のクエン酸洗浄が必要であった。しかも逆浸透膜の平均
寿命は12月程度であったから、実施例では卓越した効
果をあげることができた。
【0051】図2は、この発明の実施態様を示す別の概
略フロー図である。
略フロー図である。
【0052】図2の実施態様は、繊維を有孔芯に巻き付
けてなるフィルターカートリッジを濾過材とする濾過装
置16と、中空糸膜を濾過材とする精密濾過装置2(ト
レキューブTC 逆洗機能付き 東レ(株)製)と、逆
浸透膜を濾過材とする濾過装置3(メンブランSU−7
29 東レ(株)製)より構成された水処理装置であ
る。
けてなるフィルターカートリッジを濾過材とする濾過装
置16と、中空糸膜を濾過材とする精密濾過装置2(ト
レキューブTC 逆洗機能付き 東レ(株)製)と、逆
浸透膜を濾過材とする濾過装置3(メンブランSU−7
29 東レ(株)製)より構成された水処理装置であ
る。
【0053】まず、供給ポンプ7により、原水導入管4
より濾過装置16へ原水が送られる。ここで全量濾過さ
れて、次の精密濾過装置2に送られる。ここで濾過され
た処理水は貯槽6に入り、保安フィルター8を経て高圧
ポンプ9で濾過装置3に送られる。処理水は純水送出管
10より取り出される。精密濾過装置の逆洗水は配管1
1を経て原水中に還流される。
より濾過装置16へ原水が送られる。ここで全量濾過さ
れて、次の精密濾過装置2に送られる。ここで濾過され
た処理水は貯槽6に入り、保安フィルター8を経て高圧
ポンプ9で濾過装置3に送られる。処理水は純水送出管
10より取り出される。精密濾過装置の逆洗水は配管1
1を経て原水中に還流される。
【0054】この実施例の場合は、濾過装置16に逆洗
機能がないため、濾過材の目詰まりによるフィルターカ
ートリッジの交換が必要となるので、原水の性状をよく
勘案して適用する必要がある。
機能がないため、濾過材の目詰まりによるフィルターカ
ートリッジの交換が必要となるので、原水の性状をよく
勘案して適用する必要がある。
【0055】
【発明の効果】本発明の水処理方法および水処理装置を
利用すれば、従来、逆浸透装置にトラブルを引き起こし
負担を増大させていた原水中の不純物が除去され、しか
も不純物の粒径の大きなものから少なくとも2段階の前
処理装置を経るため、各前処理装置の負担を軽減して分
離効率を向上することが出来た。その結果、逆浸透膜の
目詰まりは激減して膜の洗浄が殆ど必要でなくなり、逆
浸透膜の平均寿命が長くなる。さらに、処理量を増加さ
せることができて経済的な効果も大きい。
利用すれば、従来、逆浸透装置にトラブルを引き起こし
負担を増大させていた原水中の不純物が除去され、しか
も不純物の粒径の大きなものから少なくとも2段階の前
処理装置を経るため、各前処理装置の負担を軽減して分
離効率を向上することが出来た。その結果、逆浸透膜の
目詰まりは激減して膜の洗浄が殆ど必要でなくなり、逆
浸透膜の平均寿命が長くなる。さらに、処理量を増加さ
せることができて経済的な効果も大きい。
【図1】この発明の実施態様の一例を示す概略フロー図
である。
である。
【図2】この発明の別の実施態様を示す概略フロー図で
ある。
ある。
1:回転ドラム型固液分離装置 2:中空糸膜を濾過材とする精密濾過装置 3:逆浸透膜を濾過材とする濾過装置 4:原水導入配管 5:砂濾過装置 6:貯槽 7:供給水ポンプ 8:保安フィルター 9:高圧ポンプ 10:純水送出配管 11:膜精密濾過装置の逆洗水を原水中に還流する配管 12:逆浸透装置の濃縮水を原水中に還流する配管 13:排水用配管 14:凝集剤添加用配管 15:濃縮水排出配管 16:フィルターカートリッジ濾過装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 39/08 B01D 61/02 61/02 61/14 61/14 33/18 A
Claims (20)
- 【請求項1】(イ)極細繊維の立毛を有する布帛を濾過
材とする回転ドラム型固液分離装置を用いて、原水中か
ら、その原水に含まれている、粒径が1μm〜100μ
mを越える不純物を除去する工程と、 (ロ)中空糸膜を濾過材とする精密濾過装置を用いて、
前記工程(イ)から得られる処理水から、その処理水中
に含まれている、粒径が0.01〜10μmを越える不
純物を除去する工程と、 (ハ)逆浸透膜を濾過材とする濾過装置を用いて、前記
工程(ロ)から得られる処理水から、その処理水中に含
まれている不純物を除去する工程、を含むことを特徴と
する水処理方法。 - 【請求項2】(イ)繊維を有孔芯に巻き付けてなるフィ
ルターカートリッジを濾過材とする濾過装置を用いて、
原水中から、その原水に含まれている、粒径が1μm〜
100μmを越える不純物を除去する工程と、 (ロ)中空糸膜を濾過材とする精密濾過装置を用いて、
前記工程(イ)から得られる処理水から、その処理水中
に含まれている、粒径が0.01〜10μmを越える不
純物を除去する工程と、 (ハ)逆浸透膜を濾過材とする濾過装置を用いて、前記
工程(ロ)から得られる処理水から、その処理水中に含
まれている不純物を除去する工程、を含むことを特徴と
する水処理方法。 - 【請求項3】(イ)中空糸膜を濾過材とする精密濾過装
置を用いて、原水中から、その原水に含まれている、粒
径が0.01〜10μmを越える不純物を除去する工程
と、 (ロ)中空糸膜を濾過材とする限外濾過装置を用いて、
前記工程(イ)から得られる処理水から、その処理水中
に含まれている、粒径が0.001〜1μmを越える不
純物を除去する工程と、 (ハ)逆浸透膜を濾過材とする濾過装置を用いて、前記
工程(ロ)から得られる処理水から、その処理水中に含
まれている不純物を除去する工程、を含むことを特徴と
する水処理方法。 - 【請求項4】工程(イ)の後に、活性炭を用いた吸着処
理を施すことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
載の水処理方法。 - 【請求項5】工程(イ)の前に、原水に砂濾過による粗
濾過を施すことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
記載の水処理方法。 - 【請求項6】砂濾過による濾過水の生成処理の前に、原
水内の汚濁成分を凝集フロック化する凝集反応を施すこ
とを特徴とする請求項5に記載の水処理方法。 - 【請求項7】回転ドラム型固液分離装置を用いる工程
(イ)の前に、原水内の汚濁成分を凝集フロック化する
凝集反応を施すことを特徴とする請求項1または4に記
載の水処理方法。 - 【請求項8】精密濾過装置および/または限外濾過装置
の中空糸膜濾過材を処理水を用いて逆洗することを特徴
とする請求項1〜7のいずれかに記載の水処理方法。 - 【請求項9】逆洗水を原水中に還流させることを特徴と
する請求項8に記載の水処理方法。 - 【請求項10】工程(ハ)から得られる濃縮水を原水中
に還流させることを特徴とする請求項1〜9のいずれか
に記載の水処理方法。 - 【請求項11】原水導入管と、この原水導入管に入側を
接続して設けた、粒径が1μm以上の不純物を除去する
極細繊維の立毛を有する布帛を濾過材とする回転ドラム
型固液分離装置(1次)と、この回転ドラム型固液分離
装置の処理水出側に入側を接続して設けた、粒径が0.
01以上の不純物を除去する中空糸膜を濾過材とする精
密濾過装置(2次)と、この精密膜濾過装置の出側に入
側を接続して設けた、逆浸透膜を濾過材とする濾過装置
とを備えていることを特徴とする水処理装置。 - 【請求項12】原水導入管と、この原水導入管に入側を
接続して設けた、粒径が1μm以上の不純物を除去する
繊維を有孔芯に巻き付けてなるフィルターカートリッジ
の濾過装置(1次)と、このフィルターカートリッジの
濾過装置の出側に入側を接続して設けた、粒径が0.0
1以上の不純物を除去する中空糸膜を濾過材とする精密
濾過装置(2次)と、この精密濾過装置の出側に入側を
接続して設けた、逆浸透膜を濾過材とする濾過装置とを
備えていることを特徴とする水処理装置。 - 【請求項13】原水導入管と、この原水導入管に入側を
接続して設けた、粒径が0.01以上の不純物を除去す
る中空糸膜を濾過材とする精密濾過装置(1次)と、こ
の精密濾過装置の出側に入側を接続して設けた、粒径が
0.001以上の不純物を除去する中空糸膜を濾過材と
する限外濾過装置(2次)と、この限外濾過装置の出側
に入側を接続して設けた、逆浸透膜を濾過材とする濾過
装置とを備えていることを特徴とする水処理装置。 - 【請求項14】1次の分離または濾過装置の後に、活性
炭による吸着処理を施す活性炭吸着手段を付設したこと
を特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載の水処
理装置。 - 【請求項15】1次の分離または濾過装置の前に、原水
に砂濾過による粗濾過を施す粗濾過手段を付設したこと
を特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載の水処
理装置。 - 【請求項16】砂濾過による粗濾過手段の前に、原水内
の汚濁成分を凝集フロック化する凝集反応処理を施す凝
集反応手段を付設したことを特徴とする請求項15に記
載の水処理装置。 - 【請求項17】回転ドラム型固液分離装置の前に、原水
内の汚濁成分を凝集フロック化する凝集反応を施す凝集
反応手段を付設したことを特徴とする請求項11または
14〜16のいずれかに記載の水処理装置。 - 【請求項18】精密濾過装置および/または限外濾過装
置は、処理水を用いて中空糸膜濾過材を逆洗する機構を
備えたことを特徴とする請求項11〜17のいずれかに
記載の水処理装置。 - 【請求項19】2次の逆洗水を原水中に還流させる配管
を備えたことを特徴とする請求項11〜17のいずれか
に記載の水処理装置。 - 【請求項20】3次の逆浸透装置の濃縮水を原水中に還
流させる配管を備えている請求項11〜19のいずれか
に記載の水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7225256A JPH0966296A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 水処理方法および水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7225256A JPH0966296A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 水処理方法および水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0966296A true JPH0966296A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16826467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7225256A Pending JPH0966296A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 水処理方法および水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0966296A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007098270A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Japan Organo Co Ltd | 純水製造方法および装置 |
| JP2008086966A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Nomura Micro Sci Co Ltd | 純水製造方法及び純水製造装置 |
| JP2010227884A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Metawater Co Ltd | 水処理システム、及び水処理方法 |
| WO2015167111A1 (ko) * | 2014-04-30 | 2015-11-05 | 주식회사 포스코건설 | 생물막 오염 저해용 카트리지 필터, 이의 제조방법 및 이를 이용한 막여과 수처리장치 |
| WO2015182850A1 (ko) * | 2014-05-29 | 2015-12-03 | 주식회사 포스코건설 | 생물막 형성 억제용 역삼투압 멤브레인 필터, 이의 제조방법 및 이를 이용한 수처리장치 |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP7225256A patent/JPH0966296A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007098270A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Japan Organo Co Ltd | 純水製造方法および装置 |
| JP2008086966A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Nomura Micro Sci Co Ltd | 純水製造方法及び純水製造装置 |
| JP2010227884A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Metawater Co Ltd | 水処理システム、及び水処理方法 |
| WO2015167111A1 (ko) * | 2014-04-30 | 2015-11-05 | 주식회사 포스코건설 | 생물막 오염 저해용 카트리지 필터, 이의 제조방법 및 이를 이용한 막여과 수처리장치 |
| KR20150125384A (ko) * | 2014-04-30 | 2015-11-09 | 주식회사 포스코건설 | 생물막 오염 저해용 카트리지 필터, 이의 제조방법 및 이를 이용한 막여과 수처리장치 |
| WO2015182850A1 (ko) * | 2014-05-29 | 2015-12-03 | 주식회사 포스코건설 | 생물막 형성 억제용 역삼투압 멤브레인 필터, 이의 제조방법 및 이를 이용한 수처리장치 |
| KR20150137299A (ko) * | 2014-05-29 | 2015-12-09 | 주식회사 포스코건설 | 생물막 형성 억제용 역삼투압 멤브레인 필터, 이의 제조방법 및 이를 이용한 수처리장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040518 |