JPH0966596A - 回転体の液体掻き取り装置 - Google Patents
回転体の液体掻き取り装置Info
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- JPH0966596A JPH0966596A JP22498195A JP22498195A JPH0966596A JP H0966596 A JPH0966596 A JP H0966596A JP 22498195 A JP22498195 A JP 22498195A JP 22498195 A JP22498195 A JP 22498195A JP H0966596 A JPH0966596 A JP H0966596A
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- JP
- Japan
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- liquid
- wiping roller
- scraper
- cleaning liquid
- wiping
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 柔軟性に富み、液を良好に掻き落とすことが
できると共に、耐久性に優れかつ取換え作業が容易な回
転体の液体掻き取り装置を提供する。 【解決手段】 一部が液槽24内の洗浄液25に浸漬さ
れて回転駆動されるワイピングローラ26を備え、前記
液槽からの出側における前記ワイピングローラ26の側
面に接触するスクレーパ44を備えたワイピング装置に
おいて、前記スクレーパ44をシリコンスポンジで形成
したことを特徴とする。
できると共に、耐久性に優れかつ取換え作業が容易な回
転体の液体掻き取り装置を提供する。 【解決手段】 一部が液槽24内の洗浄液25に浸漬さ
れて回転駆動されるワイピングローラ26を備え、前記
液槽からの出側における前記ワイピングローラ26の側
面に接触するスクレーパ44を備えたワイピング装置に
おいて、前記スクレーパ44をシリコンスポンジで形成
したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体の液体掻き
取り装置に関し、印刷機の胴の表面に付着したインキを
除去するワイピング装置に適用して好適である。
取り装置に関し、印刷機の胴の表面に付着したインキを
除去するワイピング装置に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】例えば、凹版印刷機による印刷作業は、
インキ装置によって凹版胴上の凹版面にインキを転移さ
せ、転移したインキのうち画線部分以外の箇所に付着し
たインキを凹版面に対接して回転するワイピングローラ
で拭き取った後、残った画線部分のインキを凹版胴と圧
胴との間を通過する紙に転写させて印刷を施すものであ
る。ワイピングローラは液槽内に入れた苛性ソーダ水溶
液等の洗浄液体に浸漬されて回転駆動され、表面に着い
たインキが取り除かれている。回転駆動されているワイ
ピングローラは液体掻き取り装置によって液槽内の洗浄
液体の連れ回りが防止され、洗浄液体が凹版胴に付着し
ないようになっている。
インキ装置によって凹版胴上の凹版面にインキを転移さ
せ、転移したインキのうち画線部分以外の箇所に付着し
たインキを凹版面に対接して回転するワイピングローラ
で拭き取った後、残った画線部分のインキを凹版胴と圧
胴との間を通過する紙に転写させて印刷を施すものであ
る。ワイピングローラは液槽内に入れた苛性ソーダ水溶
液等の洗浄液体に浸漬されて回転駆動され、表面に着い
たインキが取り除かれている。回転駆動されているワイ
ピングローラは液体掻き取り装置によって液槽内の洗浄
液体の連れ回りが防止され、洗浄液体が凹版胴に付着し
ないようになっている。
【0003】図6、図7に基づいて従来の液体掻き取り
装置を説明する。図6には従来の液体掻き取り装置を備
えたワイピング装置の全体状況、図7には図6中のVII
矢視状態を示してある。
装置を説明する。図6には従来の液体掻き取り装置を備
えたワイピング装置の全体状況、図7には図6中のVII
矢視状態を示してある。
【0004】図6に示すように、図示しない機台フレー
ムには凹版胴1が図中矢印A方向に回転可能に支持さ
れ、凹版胴1の周面には画線部分が凹状に形成された凹
版2が装着されている。ワイピング装置3には箱状の液
槽4が備えられ、液槽4には洗浄液5が蓄えられてい
る。液槽4にはワイピングローラ6が回転可能且つ軸方
向に往復動可能に支持されて、ワイピングローラ6の下
方部分は洗浄液5に浸漬されている。ワイピングローラ
6は凹版胴1と反対の図中矢印B方向に回転駆動され、
ワイピングローラ6の周面は凹版胴1の凹版2の表面に
対接している。
ムには凹版胴1が図中矢印A方向に回転可能に支持さ
れ、凹版胴1の周面には画線部分が凹状に形成された凹
版2が装着されている。ワイピング装置3には箱状の液
槽4が備えられ、液槽4には洗浄液5が蓄えられてい
る。液槽4にはワイピングローラ6が回転可能且つ軸方
向に往復動可能に支持されて、ワイピングローラ6の下
方部分は洗浄液5に浸漬されている。ワイピングローラ
6は凹版胴1と反対の図中矢印B方向に回転駆動され、
ワイピングローラ6の周面は凹版胴1の凹版2の表面に
対接している。
【0005】また、液槽4にはワイピングローラ6の軸
方向に沿って4本のブラシ軸7が設けられ、ブラシ軸7
にはベース8が取り付けられている。ベース8にはブラ
シ9が植設され、ブラシ9はパッド10を介して洗浄液
5内でワイピングローラ6の周面に接触している。ワイ
ピングローラ6の洗浄液5からの出側における液槽4に
はドクタ11が設けられており、ドクタ11にはワイピ
ングローラ6の周面に当接するドクタブレード12が備
えられている。ドクタ11はねじハンドル13を操作す
ることによりワイピングローラ6に対して進退可能とな
り、ドクタブレード12とワイピングローラ6との隙間
が調節される。ドクタブレード12により、ワイピング
ローラ6の周面に付着して連れ回る洗浄液5が掻き取ら
れるようになっている。
方向に沿って4本のブラシ軸7が設けられ、ブラシ軸7
にはベース8が取り付けられている。ベース8にはブラ
シ9が植設され、ブラシ9はパッド10を介して洗浄液
5内でワイピングローラ6の周面に接触している。ワイ
ピングローラ6の洗浄液5からの出側における液槽4に
はドクタ11が設けられており、ドクタ11にはワイピ
ングローラ6の周面に当接するドクタブレード12が備
えられている。ドクタ11はねじハンドル13を操作す
ることによりワイピングローラ6に対して進退可能とな
り、ドクタブレード12とワイピングローラ6との隙間
が調節される。ドクタブレード12により、ワイピング
ローラ6の周面に付着して連れ回る洗浄液5が掻き取ら
れるようになっている。
【0006】図6、図7に示すように、液槽4の側板1
4にはワイピングローラ6の軸芯と平行な支軸15が設
けられ、支軸15に沿って台16が移動自在に支持され
ている。支軸15の外周には側板14と台16とにわた
り圧縮ばね17が介装され、台16が圧縮ばね17によ
ってワイピングローラ6の側面6a側に付勢されてい
る。台16には略水平に延びるスクレーパ18が固定さ
れ、スクレーパ18は圧縮ばね17のばね力によってワ
イピングローラ6の側面6aに該ローラの軸方向移動に
追従しうる状態で押し付けられている。スクレーパ18
により、ワイピングローラ6の側面(端面)6aに付着
して連れ回る洗浄液5が掻き取られるようになってい
る。尚、図7中の符号で19は台16の移動を案内する
案内軸である。
4にはワイピングローラ6の軸芯と平行な支軸15が設
けられ、支軸15に沿って台16が移動自在に支持され
ている。支軸15の外周には側板14と台16とにわた
り圧縮ばね17が介装され、台16が圧縮ばね17によ
ってワイピングローラ6の側面6a側に付勢されてい
る。台16には略水平に延びるスクレーパ18が固定さ
れ、スクレーパ18は圧縮ばね17のばね力によってワ
イピングローラ6の側面6aに該ローラの軸方向移動に
追従しうる状態で押し付けられている。スクレーパ18
により、ワイピングローラ6の側面(端面)6aに付着
して連れ回る洗浄液5が掻き取られるようになってい
る。尚、図7中の符号で19は台16の移動を案内する
案内軸である。
【0007】凹版胴1上の凹版2の表面には図示しない
インキ装置によってインキが転移され、画線部分以外の
インキはワイピングローラ6に拭き取られてワイピング
ローラ6の周面に付着する。ワイピングローラ6に付着
したインキは、洗浄液5内で洗浄液5の溶解作用とパッ
ド10の押し付け作用によって取り除かれる。インキが
取り除かれたワイピングローラ6には洗浄液5から出た
時に洗浄液5が連れ回って付着しているが、周面の洗浄
液5はドクタ11に掻き取られると共に、側面6aの洗
浄液5はスクレーパ18に掻き取られる。これにより、
洗浄液5がワイピングローラ6と共に連れ回って洗浄液
5が凹版2に付着するのが回避される。
インキ装置によってインキが転移され、画線部分以外の
インキはワイピングローラ6に拭き取られてワイピング
ローラ6の周面に付着する。ワイピングローラ6に付着
したインキは、洗浄液5内で洗浄液5の溶解作用とパッ
ド10の押し付け作用によって取り除かれる。インキが
取り除かれたワイピングローラ6には洗浄液5から出た
時に洗浄液5が連れ回って付着しているが、周面の洗浄
液5はドクタ11に掻き取られると共に、側面6aの洗
浄液5はスクレーパ18に掻き取られる。これにより、
洗浄液5がワイピングローラ6と共に連れ回って洗浄液
5が凹版2に付着するのが回避される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の液体
掻き取り装置にあっては、ワイピングローラ6側面の液
上がり飛散を防止するスクレーパ18が、図8にも示す
ように、合成繊維の不織布(タワシ)で形成され、これ
を二重にしてゴム20に巻き付けた後、当て板16a,
16bで挟み付けるなどして用いられていた。
掻き取り装置にあっては、ワイピングローラ6側面の液
上がり飛散を防止するスクレーパ18が、図8にも示す
ように、合成繊維の不織布(タワシ)で形成され、これ
を二重にしてゴム20に巻き付けた後、当て板16a,
16bで挟み付けるなどして用いられていた。
【0009】ところが、不織布は、短時間でへたり、弾
力性を失う(これは、洗浄液を掻き取るにつれ、洗浄液
が不織布にしみ込むとより顕著となる)ため、ローラ側
面の凹凸や傷に追従できなくなり、洗浄液を充分に掻き
落とせず洗浄液が遠心力により凹版2上に飛散して凹版
2上のインキを溶かし、不良印刷物を発生させるという
問題があった(図6に矢印で示した液飛び参照)。ま
た、当て板16a,16bで挟み付けられた不織布を新
しいものに交換するのも作業性が悪く面倒であった。
力性を失う(これは、洗浄液を掻き取るにつれ、洗浄液
が不織布にしみ込むとより顕著となる)ため、ローラ側
面の凹凸や傷に追従できなくなり、洗浄液を充分に掻き
落とせず洗浄液が遠心力により凹版2上に飛散して凹版
2上のインキを溶かし、不良印刷物を発生させるという
問題があった(図6に矢印で示した液飛び参照)。ま
た、当て板16a,16bで挟み付けられた不織布を新
しいものに交換するのも作業性が悪く面倒であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、回転駆動される回転体に接触する掻
き取り部材を備えた回転体の液体掻き取り装置におい
て、前記掻き取り部材を多孔質シリコン材で形成したこ
とを特徴とする。前記構成によれば、ローラの凹凸や傷
に対する追従性が良く、液の掻き落とし作用が充分に発
揮される共に、耐久性や交換作業性が向上される。
の本発明の構成は、回転駆動される回転体に接触する掻
き取り部材を備えた回転体の液体掻き取り装置におい
て、前記掻き取り部材を多孔質シリコン材で形成したこ
とを特徴とする。前記構成によれば、ローラの凹凸や傷
に対する追従性が良く、液の掻き落とし作用が充分に発
揮される共に、耐久性や交換作業性が向上される。
【0011】また、前記掻き取り部材は一部が液槽内の
液体に浸漬されて回転駆動されるワイピングローラの前
記液槽からの出側における側面に接触するスクレーパで
あれば、ローラ側面の凹凸や傷に対する追従性が良く好
適である。また、前記スクレーパは箱型ホルダーに着脱
自在に支持されると、交換作業性の面で好適である。
液体に浸漬されて回転駆動されるワイピングローラの前
記液槽からの出側における側面に接触するスクレーパで
あれば、ローラ側面の凹凸や傷に対する追従性が良く好
適である。また、前記スクレーパは箱型ホルダーに着脱
自在に支持されると、交換作業性の面で好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図5に基づいて本発明に
係る回転体の液体掻き取り装置の一実施例を説明する。
図に示したものは、印刷機のワイピング装置におけるワ
イピングローラから洗浄液を掻き取るための洗浄液掻き
取り装置に適用したものである。従って、ワイピング装
置の詳細な説明は省略してある。図1は本装置を備えた
ワイピング装置の側面図、図2は同じく平面図、図3は
図1の矢印III 部の詳細図、図4は図3のIV-IV 線矢視
図、図5はワイピングローラの説明図である。
係る回転体の液体掻き取り装置の一実施例を説明する。
図に示したものは、印刷機のワイピング装置におけるワ
イピングローラから洗浄液を掻き取るための洗浄液掻き
取り装置に適用したものである。従って、ワイピング装
置の詳細な説明は省略してある。図1は本装置を備えた
ワイピング装置の側面図、図2は同じく平面図、図3は
図1の矢印III 部の詳細図、図4は図3のIV-IV 線矢視
図、図5はワイピングローラの説明図である。
【0013】図1に示すように、図示しない機台フレー
ムには凹版胴21が図中矢印A方向に回転可能に支持さ
れ、凹版胴21の周面には画線部分が凹状に形成された
凹版22が装着されている。ワイピング装置23に箱状
の液槽24が備えられ、液槽24には洗浄液25が蓄え
られている。液槽24には回転体としてのワイピングロ
ーラ26が回転可能且つ軸方向に往復動可能に支持され
ており、ワイピングローラ26の下方部分は洗浄液25
に浸漬されている。ワイピングローラ26は凹版胴21
と反対の図中矢印B方向に回転駆動され、ワイピングロ
ーラ26の周面は凹版胴21の凹版22の表面に対接し
ている。液槽24内の洗浄液25中にはワイピングロー
ラ26周面に接触してインキを取り除くブラシ部材(図
示省略)が設けられている。
ムには凹版胴21が図中矢印A方向に回転可能に支持さ
れ、凹版胴21の周面には画線部分が凹状に形成された
凹版22が装着されている。ワイピング装置23に箱状
の液槽24が備えられ、液槽24には洗浄液25が蓄え
られている。液槽24には回転体としてのワイピングロ
ーラ26が回転可能且つ軸方向に往復動可能に支持され
ており、ワイピングローラ26の下方部分は洗浄液25
に浸漬されている。ワイピングローラ26は凹版胴21
と反対の図中矢印B方向に回転駆動され、ワイピングロ
ーラ26の周面は凹版胴21の凹版22の表面に対接し
ている。液槽24内の洗浄液25中にはワイピングロー
ラ26周面に接触してインキを取り除くブラシ部材(図
示省略)が設けられている。
【0014】図1、図2に示すように、ワイピングロー
ラ26の洗浄液25からの出側における液槽24の上面
には図示しない案内ガイドを介してスライドベース27
がワイピングローラ26に対して進退可能に支持されて
おり、スライドベース27にはドクタ28が移動可能に
支持されている。スライドベース27はワイピングロー
ラ26の凹版胴21に対する着脱の際に図示しないカム
を介して連動して退避動される。スライドベース27に
は油圧シリンダ29が取り付けられ、油圧シリンダ29
の作動部はピン30によってドクタ28に連結されてい
る。油圧シリンダ29の伸縮によりスライドベース27
に対してドクタ28が移動し、ドクタ28を単独でワイ
ピングローラ26に対して進退させることができる。ま
た、ドクタ28はねじハンドル31によってもスライド
ベース27に対して移動し、手動によってドクタ28を
ワイピングローラ26に対して進退させることができ
る。
ラ26の洗浄液25からの出側における液槽24の上面
には図示しない案内ガイドを介してスライドベース27
がワイピングローラ26に対して進退可能に支持されて
おり、スライドベース27にはドクタ28が移動可能に
支持されている。スライドベース27はワイピングロー
ラ26の凹版胴21に対する着脱の際に図示しないカム
を介して連動して退避動される。スライドベース27に
は油圧シリンダ29が取り付けられ、油圧シリンダ29
の作動部はピン30によってドクタ28に連結されてい
る。油圧シリンダ29の伸縮によりスライドベース27
に対してドクタ28が移動し、ドクタ28を単独でワイ
ピングローラ26に対して進退させることができる。ま
た、ドクタ28はねじハンドル31によってもスライド
ベース27に対して移動し、手動によってドクタ28を
ワイピングローラ26に対して進退させることができ
る。
【0015】ドクタ28にはワイピングローラ26の軸
方向に沿って延びるブレードとしてのドクタブレード3
2が固定されており、ドクタブレード32はワイピング
ローラ26の周面に当接するようになっている。ねじハ
ンドル31を操作してドクタ28を移動させることによ
り、ドクタブレード32とワイピングローラ26との隙
間が調節される。
方向に沿って延びるブレードとしてのドクタブレード3
2が固定されており、ドクタブレード32はワイピング
ローラ26の周面に当接するようになっている。ねじハ
ンドル31を操作してドクタ28を移動させることによ
り、ドクタブレード32とワイピングローラ26との隙
間が調節される。
【0016】図1、図2に示すように、ワイピングロー
ラ26の洗浄液25からの出側における側面33側の液
槽24にはブラケット34が固定され、ブラケット34
にはワイピングローラ26の側面33に対向する支持部
材35が固定されている。支持部材35には穴36が2
箇所形成され、それぞれの穴36にはガイド筒37が摺
動自在に嵌合している。各ガイド筒37はばね38によ
ってワイピングローラ26の側面33側に付勢されてい
る。ガイド筒37にはパッド39が固定され、パッド3
9はばね38の付勢力によってワイピングローラ26の
側面33に接触している。
ラ26の洗浄液25からの出側における側面33側の液
槽24にはブラケット34が固定され、ブラケット34
にはワイピングローラ26の側面33に対向する支持部
材35が固定されている。支持部材35には穴36が2
箇所形成され、それぞれの穴36にはガイド筒37が摺
動自在に嵌合している。各ガイド筒37はばね38によ
ってワイピングローラ26の側面33側に付勢されてい
る。ガイド筒37にはパッド39が固定され、パッド3
9はばね38の付勢力によってワイピングローラ26の
側面33に接触している。
【0017】パッド39は一部(下部)が液槽24内の
洗浄液25に浸漬され、パッド39によってワイピング
ローラ26の側面(端面)33に付着した洗浄液25の
連れ回りが阻止されるようになっている。支持部材35
には一方の穴36側にばね40によって付勢されたノッ
チピン41が支持されており、ノッチピン41の先端は
ガイド筒37の外周面に当接している。一方の穴36に
嵌合するガイド筒37にはノッチ穴42が形成され、ば
ね38の付勢力に抗してパッド39をワイピングローラ
26の側面33から離す方向にガイド筒37を移動させ
た際、ノッチ穴42にノッチピン41の先端が嵌合して
ガイド筒37の移動位置が固定される。ばね40の付勢
力に抗してノッチピン41の先端をノッチ穴42から外
すと、ばね38の付勢力によってガイド筒37が移動し
てパッド39がワイピングローラ26の側面33に当接
する(図2に示した状態)。ワイピングローラ26の中
心Pから洗浄液25の液面までの距離Rに対してワイピ
ングローラ26の中心Pからパッド39までの距離r1
は、R>r1の関係になる状態でパッド39が配設されて
いる。
洗浄液25に浸漬され、パッド39によってワイピング
ローラ26の側面(端面)33に付着した洗浄液25の
連れ回りが阻止されるようになっている。支持部材35
には一方の穴36側にばね40によって付勢されたノッ
チピン41が支持されており、ノッチピン41の先端は
ガイド筒37の外周面に当接している。一方の穴36に
嵌合するガイド筒37にはノッチ穴42が形成され、ば
ね38の付勢力に抗してパッド39をワイピングローラ
26の側面33から離す方向にガイド筒37を移動させ
た際、ノッチ穴42にノッチピン41の先端が嵌合して
ガイド筒37の移動位置が固定される。ばね40の付勢
力に抗してノッチピン41の先端をノッチ穴42から外
すと、ばね38の付勢力によってガイド筒37が移動し
てパッド39がワイピングローラ26の側面33に当接
する(図2に示した状態)。ワイピングローラ26の中
心Pから洗浄液25の液面までの距離Rに対してワイピ
ングローラ26の中心Pからパッド39までの距離r1
は、R>r1の関係になる状態でパッド39が配設されて
いる。
【0018】パッド39はばね38の付勢力によって常
にワイピングローラ26の側面33に押し付けられてい
るので、ワイピングローラ26の軸方向の移動に追従し
て側面33に接触した状態を保つ。また、パッド39は
2個のガイド筒37によって支持部材35に支持されて
いるので、ワイピングローラ26から摩擦力を受けても
回転することがない。一部が液槽24内の洗浄液25に
浸漬されたパッド39を備えたことにより、ワイピング
ローラ26の側面33が洗浄液25から離れる位置にパ
ッド39が存在することになり、ワイピングローラ26
の側面33に付着して連れ回ろうとする洗浄液25が液
面下で分離されることになる。
にワイピングローラ26の側面33に押し付けられてい
るので、ワイピングローラ26の軸方向の移動に追従し
て側面33に接触した状態を保つ。また、パッド39は
2個のガイド筒37によって支持部材35に支持されて
いるので、ワイピングローラ26から摩擦力を受けても
回転することがない。一部が液槽24内の洗浄液25に
浸漬されたパッド39を備えたことにより、ワイピング
ローラ26の側面33が洗浄液25から離れる位置にパ
ッド39が存在することになり、ワイピングローラ26
の側面33に付着して連れ回ろうとする洗浄液25が液
面下で分離されることになる。
【0019】摩耗等によってワイピングローラ26を交
換する場合、例えばドライバーをパッド39とワイピン
グローラ26の側面33との間に押入れてパッド39を
ばね38の付勢力に抗して側面33から引き離す。これ
により、ノッチ穴42にノッチピン41の先端が嵌合し
てガイド筒37の移動位置が固定され、パッド39がワ
イピングローラ26の側面33から離れた位置に保持さ
れてワイピングローラ26が交換される。交換終了後、
ばね40の付勢力に抗してノッチピン41の先端をノッ
チ穴42から外すことで、ばね38の付勢力によってガ
イド筒37が移動してパッド39がワイピングローラ2
6の側面33に当接する。
換する場合、例えばドライバーをパッド39とワイピン
グローラ26の側面33との間に押入れてパッド39を
ばね38の付勢力に抗して側面33から引き離す。これ
により、ノッチ穴42にノッチピン41の先端が嵌合し
てガイド筒37の移動位置が固定され、パッド39がワ
イピングローラ26の側面33から離れた位置に保持さ
れてワイピングローラ26が交換される。交換終了後、
ばね40の付勢力に抗してノッチピン41の先端をノッ
チ穴42から外すことで、ばね38の付勢力によってガ
イド筒37が移動してパッド39がワイピングローラ2
6の側面33に当接する。
【0020】従って、本発明のパッド39を備えたこと
により、ワイピングローラ26の側面33に付着する全
ての洗浄液25が液面下で分離されるので、ワイピング
ローラ26の回転によって洗浄液25が連れ回って飛び
出すことがなくなる。また、洗浄液25を液面下で掻き
取っているので、掻き落とされた洗浄液25が周囲に飛
散することがなくなり、洗浄液25の霧状化を防止する
ことができる。これにより、周辺部材の錆の発生が抑制
されると共に、作業環境が改善される。
により、ワイピングローラ26の側面33に付着する全
ての洗浄液25が液面下で分離されるので、ワイピング
ローラ26の回転によって洗浄液25が連れ回って飛び
出すことがなくなる。また、洗浄液25を液面下で掻き
取っているので、掻き落とされた洗浄液25が周囲に飛
散することがなくなり、洗浄液25の霧状化を防止する
ことができる。これにより、周辺部材の錆の発生が抑制
されると共に、作業環境が改善される。
【0021】一方、図に示すように、装置本体側として
のドクタ28にはスクレーパユニット43が着脱自在に
設けられており、スクレーパユニット43にはワイピン
グローラ26の側面33にパッド39の上方に位置して
接触するスクレーパ44が箱型ホルダ45を介して支持
されている。ワイピングローラ26の回転中心P側寄り
のスクレーパ44の端部44aに対してスクレーパ44
の反対側の端部(ワイピングローラ26の反回転中心P
側の端部)44bは、液槽24内の洗浄液25側に傾斜
した状態になっている。
のドクタ28にはスクレーパユニット43が着脱自在に
設けられており、スクレーパユニット43にはワイピン
グローラ26の側面33にパッド39の上方に位置して
接触するスクレーパ44が箱型ホルダ45を介して支持
されている。ワイピングローラ26の回転中心P側寄り
のスクレーパ44の端部44aに対してスクレーパ44
の反対側の端部(ワイピングローラ26の反回転中心P
側の端部)44bは、液槽24内の洗浄液25側に傾斜
した状態になっている。
【0022】ワイピングローラ26の側面33に付着し
て連れ回る洗浄液25には、自重による下方向の動きと
遠心力によって外側に向かって飛び出す方向の動きが同
時に働き、ある角度をもって流れ落ちる。スクレーパ4
4の傾斜角度θは、この流れ落ちる角度と略一致する20
度乃至30度の範囲に設定されている。ワイピングローラ
26の中心Pから洗浄液25の液面までの距離Rに対し
てスクレーパ44の端部45までの距離r2は、略等しい
距離(R≒r2)になる状態でスクレーパ44が配設され
ている。尚、距離Rと距離r2との関係は、略等しいかも
しくは距離r2が短く設定されていればよい。
て連れ回る洗浄液25には、自重による下方向の動きと
遠心力によって外側に向かって飛び出す方向の動きが同
時に働き、ある角度をもって流れ落ちる。スクレーパ4
4の傾斜角度θは、この流れ落ちる角度と略一致する20
度乃至30度の範囲に設定されている。ワイピングローラ
26の中心Pから洗浄液25の液面までの距離Rに対し
てスクレーパ44の端部45までの距離r2は、略等しい
距離(R≒r2)になる状態でスクレーパ44が配設され
ている。尚、距離Rと距離r2との関係は、略等しいかも
しくは距離r2が短く設定されていればよい。
【0023】従って、ワイピングローラ26の側面33
に付着して連れ回る洗浄液25が全てスクレーパ44に
よって掻き落とされ、スクレーパ44の端部44bを液
槽24内の洗浄液25側に傾斜させたことにより、スク
レーパ44で掻き落とされた洗浄液25はスクレーパ4
4の下面に沿ってなめらかに流れ落ちて液槽24内に戻
される。このため、ワイピングローラ26の側面33か
ら連れ回る洗浄液25が皆無となり、液槽24から洗浄
液25が周囲に飛散することがなくなり、洗浄液25の
霧状化を防止することができる。これにより、周辺部材
の錆の発生が抑制されると共に、作業環境が改善され
る。
に付着して連れ回る洗浄液25が全てスクレーパ44に
よって掻き落とされ、スクレーパ44の端部44bを液
槽24内の洗浄液25側に傾斜させたことにより、スク
レーパ44で掻き落とされた洗浄液25はスクレーパ4
4の下面に沿ってなめらかに流れ落ちて液槽24内に戻
される。このため、ワイピングローラ26の側面33か
ら連れ回る洗浄液25が皆無となり、液槽24から洗浄
液25が周囲に飛散することがなくなり、洗浄液25の
霧状化を防止することができる。これにより、周辺部材
の錆の発生が抑制されると共に、作業環境が改善され
る。
【0024】図3に基づいてスクレーパユニット43の
支持状況を説明する。図に示すように、ドクタ28の上
面には固定ベース50が固定されている。固定ベース5
0には案内部材51が取り付けられ、案内部材51はド
クタブレード32の上方に位置してハンドル52の操作
によって取外し可能になっている。また、案内部材51
はハンドル52及び基準ピン53によって位置決めされ
ている。案内部材51にはワイピングローラ26の中心
軸に平行なガイド軸54が固定され、ガイド軸54には
移動部材としてのスライド片55がリニアモーションベ
アリング56を介して往復動自在で且つ回転方向に回転
しないように支持されている。つまり、スライド片55
の支持部はドクタブレード32よりも上方側に位置して
いる。
支持状況を説明する。図に示すように、ドクタ28の上
面には固定ベース50が固定されている。固定ベース5
0には案内部材51が取り付けられ、案内部材51はド
クタブレード32の上方に位置してハンドル52の操作
によって取外し可能になっている。また、案内部材51
はハンドル52及び基準ピン53によって位置決めされ
ている。案内部材51にはワイピングローラ26の中心
軸に平行なガイド軸54が固定され、ガイド軸54には
移動部材としてのスライド片55がリニアモーションベ
アリング56を介して往復動自在で且つ回転方向に回転
しないように支持されている。つまり、スライド片55
の支持部はドクタブレード32よりも上方側に位置して
いる。
【0025】スライド片55にはドクタブレード32の
下方に延びるアーム材57の上端が固定され、アーム材
57の下端には箱型ホルダ45が固定されている。案内
部材51の側面には支持ピン58が固定されており、支
持ピン58とスライド片55とにわたって付勢部材とし
ての引張ばね59が設けられている。つまり、スライド
片55は引張ばね59によって図3中上方向に付勢さ
れ、スクレーパ44はワイピングローラ26の軸方向の
往復移動に追従して常に側面33に接触するようになっ
ている。ハンドル52を操作することによって、案内部
材51、ガイド軸54、スライド片55、アーム材5
7、支持ピン58、引張ばね59及びスクレーパ44等
からなるスクレーパユニット43はドクタ28に対して
取外しが可能となっている。
下方に延びるアーム材57の上端が固定され、アーム材
57の下端には箱型ホルダ45が固定されている。案内
部材51の側面には支持ピン58が固定されており、支
持ピン58とスライド片55とにわたって付勢部材とし
ての引張ばね59が設けられている。つまり、スライド
片55は引張ばね59によって図3中上方向に付勢さ
れ、スクレーパ44はワイピングローラ26の軸方向の
往復移動に追従して常に側面33に接触するようになっ
ている。ハンドル52を操作することによって、案内部
材51、ガイド軸54、スライド片55、アーム材5
7、支持ピン58、引張ばね59及びスクレーパ44等
からなるスクレーパユニット43はドクタ28に対して
取外しが可能となっている。
【0026】そして、本実施例では、図4に示すように
スクレーパ44がシリコンスポンジで形成されて、開口
部が若干先細りに形成された箱型ホルダ45に押し込ま
れている。尚、多孔質で弾力性があれば、スポンジ以外
のシリコン材でもよい。シリコンスポンジは、耐熱、耐
アルカリ(ワイピング液は40〜50℃でアルカリ性)であ
るばかりでなく、はっ水性もよく、弾力性も失わず耐久
性があり(従来の10倍以上)、液の掻き取りも良好で
あることが実験の結果判明した。
スクレーパ44がシリコンスポンジで形成されて、開口
部が若干先細りに形成された箱型ホルダ45に押し込ま
れている。尚、多孔質で弾力性があれば、スポンジ以外
のシリコン材でもよい。シリコンスポンジは、耐熱、耐
アルカリ(ワイピング液は40〜50℃でアルカリ性)であ
るばかりでなく、はっ水性もよく、弾力性も失わず耐久
性があり(従来の10倍以上)、液の掻き取りも良好で
あることが実験の結果判明した。
【0027】ワイピングローラ26は、図5に示すよう
に、表面に塩化ビニール樹脂(P.V.C)26aをコ
ーティングして外径を研磨しているが、角はドクタブレ
ード32で傷つきやすいため面取りを施している。ま
た、側面は塩化ビニール樹脂26aが剥がれないように
図示のように内側に曲がり込んでコーティングされてい
るが、この部分は機械加工されずに凹凸状になっている
(この部分を機械加工すると、ワイピングローラ26と
塩化ビニール樹脂26aの境界部より剥離し易くなるた
め、通常は加工しない)。シリコンスポンジは軽いスプ
リング圧で前記側面の凹凸や面取り部に充分追従し、液
上がりや液飛びを防止するのである。また、箱型ホルダ
45は開口部が先細り状になっているので、液の掻き落
とし中(作動中)にシリコンスポンジ(スクレーパ4
4)が箱型ホルダ45より脱落することがない。
に、表面に塩化ビニール樹脂(P.V.C)26aをコ
ーティングして外径を研磨しているが、角はドクタブレ
ード32で傷つきやすいため面取りを施している。ま
た、側面は塩化ビニール樹脂26aが剥がれないように
図示のように内側に曲がり込んでコーティングされてい
るが、この部分は機械加工されずに凹凸状になっている
(この部分を機械加工すると、ワイピングローラ26と
塩化ビニール樹脂26aの境界部より剥離し易くなるた
め、通常は加工しない)。シリコンスポンジは軽いスプ
リング圧で前記側面の凹凸や面取り部に充分追従し、液
上がりや液飛びを防止するのである。また、箱型ホルダ
45は開口部が先細り状になっているので、液の掻き落
とし中(作動中)にシリコンスポンジ(スクレーパ4
4)が箱型ホルダ45より脱落することがない。
【0028】尚、図示の実施例では、スクレーパユニッ
ト43をドクタ28に対して着脱自在に取り付けている
が、装置本体側として液槽24に固定されたブラケット
に対してスクレーパユニット43を着脱自在に取り付け
ることも可能であり、要は、スクレーパユニット43が
装置本体側に対して着脱自在で、スライド片55の支持
部がドクタブレード32よりも上方側に位置していれ
ば、上述した実施例の構成に限定されるものではない。
また、上述した実施例では、リニアモーションベアリン
グ56を介してスライド片55を案内部材51に往復動
自在に支持したが、樹脂や砲金のスライドブッシュを介
在させる等他の支持手段を適用することも可能である。
ただしこの場合、スライドブッシュの外側を角形にする
等してスライド片55が回転しないようにしておく。
ト43をドクタ28に対して着脱自在に取り付けている
が、装置本体側として液槽24に固定されたブラケット
に対してスクレーパユニット43を着脱自在に取り付け
ることも可能であり、要は、スクレーパユニット43が
装置本体側に対して着脱自在で、スライド片55の支持
部がドクタブレード32よりも上方側に位置していれ
ば、上述した実施例の構成に限定されるものではない。
また、上述した実施例では、リニアモーションベアリン
グ56を介してスライド片55を案内部材51に往復動
自在に支持したが、樹脂や砲金のスライドブッシュを介
在させる等他の支持手段を適用することも可能である。
ただしこの場合、スライドブッシュの外側を角形にする
等してスライド片55が回転しないようにしておく。
【0029】従って、スクレーパユニット43を装置本
体側に対して着脱自在に取り付け、スライド片55の支
持部をドクタブレード32よりも上方側に位置させたこ
とにより、ワイピングローラ26を交換する際のスペー
スを充分に確保することが可能になると共に、スクレー
パ44の往復移動の支持部にドクタブレード32で掻き
取られた洗浄液25がかかることがなくなる。このた
め、ロール交換の作業性が向上すると共に、スクレーパ
44の往復移動が阻害されなくなってスクレーパ44の
追従移動の信頼性が向上し、ワイピングローラ26の側
面33への接触角度と接触圧を良好に保つことが可能に
なる。また、スライド片55の支持部への給油が可能に
なるので、支持部の耐久性が向上すると共に支持部が良
好な環境で使用できスクレーパ44の追従移動の信頼性
が一層向上する。また、スクレーパユニット43はハン
ドル52を外すだけで簡単に装置本体側から取り外すこ
とができるので、操作性が良くなり洗浄液25がかから
なくなったことと相まって作業者の手を汚すことがなく
なる。
体側に対して着脱自在に取り付け、スライド片55の支
持部をドクタブレード32よりも上方側に位置させたこ
とにより、ワイピングローラ26を交換する際のスペー
スを充分に確保することが可能になると共に、スクレー
パ44の往復移動の支持部にドクタブレード32で掻き
取られた洗浄液25がかかることがなくなる。このた
め、ロール交換の作業性が向上すると共に、スクレーパ
44の往復移動が阻害されなくなってスクレーパ44の
追従移動の信頼性が向上し、ワイピングローラ26の側
面33への接触角度と接触圧を良好に保つことが可能に
なる。また、スライド片55の支持部への給油が可能に
なるので、支持部の耐久性が向上すると共に支持部が良
好な環境で使用できスクレーパ44の追従移動の信頼性
が一層向上する。また、スクレーパユニット43はハン
ドル52を外すだけで簡単に装置本体側から取り外すこ
とができるので、操作性が良くなり洗浄液25がかから
なくなったことと相まって作業者の手を汚すことがなく
なる。
【0030】上述した実施例は、液体掻き取り装置とし
て、印刷機のワイピング装置におけるワイピングロール
の洗浄液を掻き取る場合に適用したものを示したが、本
発明の液体掻き取り装置は、グラビア印刷機の版胴の周
面から余分なインキを掻き落とす装置(ドクタ装置)と
して適用することも可能である。
て、印刷機のワイピング装置におけるワイピングロール
の洗浄液を掻き取る場合に適用したものを示したが、本
発明の液体掻き取り装置は、グラビア印刷機の版胴の周
面から余分なインキを掻き落とす装置(ドクタ装置)と
して適用することも可能である。
【0031】洗浄液掻き取り装置を備えた印刷機のワイ
ピング装置では、ワイピングローラ26に付着したイン
キが洗浄液25内で取り除かれる。インキが取り除かれ
たワイピングローラ26には洗浄液25から出た時に洗
浄液25が連れ回って付着しているが、周面の洗浄液2
5はドクタブレード32に掻き取られる。また、ワイピ
ングローラ26の側面33に付着する全ての洗浄液25
はパッド39によって液面下で分離されて掻き取られ
る。また、ドクタブレード32に掻き取られる前にワイ
ピングローラ26の周面から側面33に流れ出た洗浄液
25は、ワイピングローラ26の軸方向の移動に追従し
て側面33に接触するスクレーパ44によって掻き取ら
れる。
ピング装置では、ワイピングローラ26に付着したイン
キが洗浄液25内で取り除かれる。インキが取り除かれ
たワイピングローラ26には洗浄液25から出た時に洗
浄液25が連れ回って付着しているが、周面の洗浄液2
5はドクタブレード32に掻き取られる。また、ワイピ
ングローラ26の側面33に付着する全ての洗浄液25
はパッド39によって液面下で分離されて掻き取られ
る。また、ドクタブレード32に掻き取られる前にワイ
ピングローラ26の周面から側面33に流れ出た洗浄液
25は、ワイピングローラ26の軸方向の移動に追従し
て側面33に接触するスクレーパ44によって掻き取ら
れる。
【0032】上述した洗浄液掻き取り装置を備えたこと
により、ワイピングローラ26の回転によって洗浄液2
5が側面33から連れ回って飛び出して周囲に飛散する
ことがなくなるので、洗浄液25の霧状化を防止するこ
とができる。これにより、周辺部材の錆の発生が抑制さ
れると共に作業環境が改善される。また、スクレーパ4
4の往復移動の支持部にドクタブレード32で掻き取ら
れた洗浄液25がかかることがないので、スクレーパ4
4の往復移動が阻害されなくなってスクレーパ44の追
従移動の信頼性が向上し、ワイピングローラ26の側面
33への接触角度と接触圧を良好に保つことが可能にな
り、スクレーパ44の追従移動の信頼性が向上する。ま
た、パッド39及びスクレーパ44の距離Rと距離r1,r
2 との寸法関係を実施例のように規定し、スクレーパ4
4を傾斜させたことにより、洗浄液25の霧状化による
スクレーパ44の往復移動の阻害もなくすことができ
る。これにより、ワイピングローラ26からの洗浄液2
5の掻き取りを完全に行うことができ、洗浄液25が凹
版胴21に装着された凹版22上のインキを溶かすこと
により生じる不良印刷物の発生を大幅に減少させること
ができる。
により、ワイピングローラ26の回転によって洗浄液2
5が側面33から連れ回って飛び出して周囲に飛散する
ことがなくなるので、洗浄液25の霧状化を防止するこ
とができる。これにより、周辺部材の錆の発生が抑制さ
れると共に作業環境が改善される。また、スクレーパ4
4の往復移動の支持部にドクタブレード32で掻き取ら
れた洗浄液25がかかることがないので、スクレーパ4
4の往復移動が阻害されなくなってスクレーパ44の追
従移動の信頼性が向上し、ワイピングローラ26の側面
33への接触角度と接触圧を良好に保つことが可能にな
り、スクレーパ44の追従移動の信頼性が向上する。ま
た、パッド39及びスクレーパ44の距離Rと距離r1,r
2 との寸法関係を実施例のように規定し、スクレーパ4
4を傾斜させたことにより、洗浄液25の霧状化による
スクレーパ44の往復移動の阻害もなくすことができ
る。これにより、ワイピングローラ26からの洗浄液2
5の掻き取りを完全に行うことができ、洗浄液25が凹
版胴21に装着された凹版22上のインキを溶かすこと
により生じる不良印刷物の発生を大幅に減少させること
ができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の回転体の液体掻き取り装置は、
回転駆動される回転体に接触する掻き取り部材を備えた
回転体の液体掻き取り装置において、前記掻き取り部材
を多孔質シリコン材で形成したので、回転体表面の凹凸
や傷に対する追従性が良く、液の掻き落とし作用が充分
に発揮される共に、耐久性や交換作業性が向上される。
また、前記掻き取り部材は一部が液槽内の液体に浸漬さ
れて回転駆動されるワイピングローラの前記液槽からの
出側における側面に接触するスクレーパであれば、ロー
ラ側面の凹凸や傷に対する追従性が良く、有効である。
また、前記スクレーパは箱型ホルダーに着脱自在に支持
されると、交換作業性の面で有効である。
回転駆動される回転体に接触する掻き取り部材を備えた
回転体の液体掻き取り装置において、前記掻き取り部材
を多孔質シリコン材で形成したので、回転体表面の凹凸
や傷に対する追従性が良く、液の掻き落とし作用が充分
に発揮される共に、耐久性や交換作業性が向上される。
また、前記掻き取り部材は一部が液槽内の液体に浸漬さ
れて回転駆動されるワイピングローラの前記液槽からの
出側における側面に接触するスクレーパであれば、ロー
ラ側面の凹凸や傷に対する追従性が良く、有効である。
また、前記スクレーパは箱型ホルダーに着脱自在に支持
されると、交換作業性の面で有効である。
【図1】本発明の一実施例に係る液体掻き取り装置を備
えたワイピング装置の側面図である。
えたワイピング装置の側面図である。
【図2】図1の展開平面図である。
【図3】図1中の矢印III 部の詳細図である。
【図4】図3中のIV-IV 線矢視図である。
【図5】ワイピングローラの構造説明図である。
【図6】従来の液体掻き取り装置を備えたワイピング装
置の全体図である。
置の全体図である。
【図7】図6中のVII 矢視図である。
【図8】同じくスクレーパの構造説明図である。
21 凹版胴 22 凹版 23 ワイピング装置 24 液槽 25 洗浄液 26 ワイピングローラ 27 スライドベース 28 ドクタ 29 油圧シリンダ 30 ピン 31 ねじハンドル 32 ドクタブレード 33 側面 34 ブラケット 35 支持部材 36 穴 38 ばね 39 パッド 40 ばね 41 ノッチピン 42 ノッチ穴 43 スクレーパユニット 44 スクレーパ 45 箱型ホルダ 50 固定ベース 51 案内部材 52 ハンドル 54 ガイド軸 55 スライド片 56 リニアモーションベアリング 57 アーム材 58 支持ピン P ワイピングローラの中心 R ワイピングローラの中心から液面までの距離 r1 ワイピングローラの中心からパッドまでの距離 r2 ワイピングローラの中心からスクレーパまでの距
離
離
Claims (3)
- 【請求項1】 回転駆動される回転体に接触する掻き取
り部材を備えた回転体の液体掻き取り装置において、前
記掻き取り部材を多孔質シリコン材で形成した一部が液
槽内の液体に浸漬されて回転駆動される回転体を備え、
前記液槽からの出側における前記回転体の側面に接触す
るスクレーパを備えた回転体の液体掻き取り装置におい
て、前記スクレーパを多孔質シリコン材で形成したこと
を特徴とする回転体の液体掻き取り装置。 - 【請求項2】 前記掻き取り部材は一部が液槽内の液体
に浸漬されて回転駆動されるワイピングローラの前記液
槽からの出側における側面に接触するスクレーパである
請求項1に記載の回転体の液体掻き取り装置。 - 【請求項3】 前記スクレーパは箱型ホルダーに着脱自
在に支持されている請求項2に記載の回転体の液体掻き
取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22498195A JPH0966596A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 回転体の液体掻き取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22498195A JPH0966596A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 回転体の液体掻き取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0966596A true JPH0966596A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16822238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22498195A Withdrawn JPH0966596A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 回転体の液体掻き取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0966596A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003095206A1 (de) * | 2002-05-13 | 2003-11-20 | Windmöller & Hölscher Kg | Druckmaschine |
| CN102616859A (zh) * | 2012-03-21 | 2012-08-01 | 沈阳农业大学 | δ型二氧化锰的制备方法及其氧化去除水中三价砷的应用 |
| CN109572192A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-04-05 | 夏领兵 | 一种高精度油墨印刷机 |
| CN110053349A (zh) * | 2019-04-28 | 2019-07-26 | 胡良峰 | 一种凹版印刷可调节刮墨装置及使用方法 |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP22498195A patent/JPH0966596A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003095206A1 (de) * | 2002-05-13 | 2003-11-20 | Windmöller & Hölscher Kg | Druckmaschine |
| CN102616859A (zh) * | 2012-03-21 | 2012-08-01 | 沈阳农业大学 | δ型二氧化锰的制备方法及其氧化去除水中三价砷的应用 |
| CN109572192A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-04-05 | 夏领兵 | 一种高精度油墨印刷机 |
| CN110053349A (zh) * | 2019-04-28 | 2019-07-26 | 胡良峰 | 一种凹版印刷可调节刮墨装置及使用方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |