JPH0967593A - 野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物 - Google Patents
野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JPH0967593A JPH0967593A JP24858095A JP24858095A JPH0967593A JP H0967593 A JPH0967593 A JP H0967593A JP 24858095 A JP24858095 A JP 24858095A JP 24858095 A JP24858095 A JP 24858095A JP H0967593 A JPH0967593 A JP H0967593A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fruits
- surfactant
- detergent composition
- flavor
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 界面活性剤の濃度が非常に希薄であるにもか
かわらず洗浄力に優れ、かつ野菜、果物等を洗っている
ときの洗浄剤組成物による香りがほとんどなく、また時
間が経過しても界面活性剤の劣化による変敗臭のない、
非常に安全性の高い成分からなる洗浄剤組成物を提供す
ること。 【解決手段】 界面活性剤0.01〜0.5重量%、食
品用フレーバーにより変性したエタノールを20〜80
重量%含有した工業用アルコール5.0〜10.0重量
%及び水残部を含有することを特徴とする野菜、果物等
の洗浄に適した洗浄剤組成物。
かわらず洗浄力に優れ、かつ野菜、果物等を洗っている
ときの洗浄剤組成物による香りがほとんどなく、また時
間が経過しても界面活性剤の劣化による変敗臭のない、
非常に安全性の高い成分からなる洗浄剤組成物を提供す
ること。 【解決手段】 界面活性剤0.01〜0.5重量%、食
品用フレーバーにより変性したエタノールを20〜80
重量%含有した工業用アルコール5.0〜10.0重量
%及び水残部を含有することを特徴とする野菜、果物等
の洗浄に適した洗浄剤組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は野菜、果物等の洗浄
に適した洗浄剤組成物に関する。
に適した洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】合成界面活性剤を主成分とした中性洗剤
は、食品衛生の向上に大きく貢献してきた。合成界面活
性剤を主成分とする中性洗剤の安全性については、通常
の使用において安全性に問題のない旨の見解が発表され
ており、使用時に多量に残留することは少なく、合成界
面活性剤は安全であるという評価は定着している。しか
しながら、過去の洗剤の安全性論議の影響が残っている
ためか、現状における野菜、果物等の洗浄に適した洗浄
実施率はかなり低いものとなっており、このことを背景
として、人体に対し無毒性であり、天然物由来のより安
全性の高い洗浄剤組成物の開発に対するニーズが高まっ
ている。
は、食品衛生の向上に大きく貢献してきた。合成界面活
性剤を主成分とする中性洗剤の安全性については、通常
の使用において安全性に問題のない旨の見解が発表され
ており、使用時に多量に残留することは少なく、合成界
面活性剤は安全であるという評価は定着している。しか
しながら、過去の洗剤の安全性論議の影響が残っている
ためか、現状における野菜、果物等の洗浄に適した洗浄
実施率はかなり低いものとなっており、このことを背景
として、人体に対し無毒性であり、天然物由来のより安
全性の高い洗浄剤組成物の開発に対するニーズが高まっ
ている。
【0003】野菜、果物等の食品の洗浄に適した洗浄剤
組成物として、天然物由来の食品添加物の乳化剤を主成
分とし、それに各種ビルダーを併用した特開昭42−7
7921、特開昭48−112123、特開昭60−1
49699が提案されており、又米糖、大豆粉、石鹸を
用いた特開昭59−115399等の洗浄剤も提案され
ている。しかしながら、これらはすすぎ性が十分でない
こと、あるいは規定の使用濃度における洗浄力が低いこ
とという問題点を有しており、野菜、果物等の食品を対
象とする天然物由来の原料を用いた洗浄剤組成物として
は満足できるものが得られていない。本発明者らは、野
菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物に関して、野
菜、果物等を洗浄するときの濃度として、天然脂肪酸石
鹸を洗浄の主成分とした界面活性剤0.01〜0.5重
量%及び1価のアルコール5.0〜10.0重量%を含
有する野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物(特願
平7−188613、及び平成7年8月10日出願)を
提案した。そして、更に検討を重ねたところ、1価のア
ルコールとして一般変性した工業用アルコール、あるい
は石鹸または洗剤用選択変性の工業用アルコールのみを
用いた場合には、野菜、果物等を洗っているときに洗浄
剤組成物により生ずる香りが強すぎて、安全性に対する
イメージを損なったり、時間の経過により生起する界面
活性剤の劣化が主因となって起こる変敗臭が感じられる
など問題のあることが判明した。
組成物として、天然物由来の食品添加物の乳化剤を主成
分とし、それに各種ビルダーを併用した特開昭42−7
7921、特開昭48−112123、特開昭60−1
49699が提案されており、又米糖、大豆粉、石鹸を
用いた特開昭59−115399等の洗浄剤も提案され
ている。しかしながら、これらはすすぎ性が十分でない
こと、あるいは規定の使用濃度における洗浄力が低いこ
とという問題点を有しており、野菜、果物等の食品を対
象とする天然物由来の原料を用いた洗浄剤組成物として
は満足できるものが得られていない。本発明者らは、野
菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物に関して、野
菜、果物等を洗浄するときの濃度として、天然脂肪酸石
鹸を洗浄の主成分とした界面活性剤0.01〜0.5重
量%及び1価のアルコール5.0〜10.0重量%を含
有する野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物(特願
平7−188613、及び平成7年8月10日出願)を
提案した。そして、更に検討を重ねたところ、1価のア
ルコールとして一般変性した工業用アルコール、あるい
は石鹸または洗剤用選択変性の工業用アルコールのみを
用いた場合には、野菜、果物等を洗っているときに洗浄
剤組成物により生ずる香りが強すぎて、安全性に対する
イメージを損なったり、時間の経過により生起する界面
活性剤の劣化が主因となって起こる変敗臭が感じられる
など問題のあることが判明した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、界面活性剤
の濃度が非常に希薄であるにもかかわらず洗浄力に優
れ、かつ野菜、果物等を洗っているときの洗浄剤組成物
による香りがほとんどなく、また時間が経過しても界面
活性剤の劣化による変敗臭のない、非常に安全性の高い
成分からなる洗浄剤組成物を提供するものである。
の濃度が非常に希薄であるにもかかわらず洗浄力に優
れ、かつ野菜、果物等を洗っているときの洗浄剤組成物
による香りがほとんどなく、また時間が経過しても界面
活性剤の劣化による変敗臭のない、非常に安全性の高い
成分からなる洗浄剤組成物を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究した結果、天然脂肪酸石鹸等の
天然物由来の界面活性剤と、食品用フレーバーにより変
性したエタノールを含有した工業用アルコールを特定の
量的範囲で併用して使用すると、著しく優れた洗浄力を
示すだけでなく、野菜、果物等を洗っているときに洗浄
剤組成物より生ずる香りがほとんどせずに、また時間が
経過しても界面活性剤の劣化による変敗臭がないことを
見出したことにより、本発明を完成するに至ったもので
ある。
解決するために鋭意研究した結果、天然脂肪酸石鹸等の
天然物由来の界面活性剤と、食品用フレーバーにより変
性したエタノールを含有した工業用アルコールを特定の
量的範囲で併用して使用すると、著しく優れた洗浄力を
示すだけでなく、野菜、果物等を洗っているときに洗浄
剤組成物より生ずる香りがほとんどせずに、また時間が
経過しても界面活性剤の劣化による変敗臭がないことを
見出したことにより、本発明を完成するに至ったもので
ある。
【0006】すなわち、本発明は、界面活性剤0.01
〜0.5重量%、食品用フレーバーにより変性したエタ
ノールを20〜80重量%含有した工業用アルコール
5.0〜10.0重量%及び水残部を含有することを特
徴とする野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物に関
するものである。
〜0.5重量%、食品用フレーバーにより変性したエタ
ノールを20〜80重量%含有した工業用アルコール
5.0〜10.0重量%及び水残部を含有することを特
徴とする野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物に関
するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる界面活性剤と
しては、野菜、果物等の各種食品洗浄に用いられる天然
物由来の界面活性剤を挙げることができる。この様なも
のとしては、脂肪酸石鹸、蔗糖脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル等の脂肪酸エステル、レシチン、サ
ポニン等が挙げられる。この中でも特に天然脂肪酸石鹸
が望ましい。
しては、野菜、果物等の各種食品洗浄に用いられる天然
物由来の界面活性剤を挙げることができる。この様なも
のとしては、脂肪酸石鹸、蔗糖脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル等の脂肪酸エステル、レシチン、サ
ポニン等が挙げられる。この中でも特に天然脂肪酸石鹸
が望ましい。
【0008】天然脂肪酸石鹸としては、ヤシ油、パーム
油、パーム核油、大豆油、オリーブ油、牛脂、豚脂等の
植物性及び動物性の油脂を常法によりけん化して得られ
る混合脂肪酸や単体脂肪酸等を、中和して得られるアル
カリ金属塩、アンモニウム塩等の各種塩からなる石鹸が
広く包含される。その中でもカリウム塩、ナトリウム塩
等の各種塩からなる石鹸が広く用いられる。これらの脂
肪酸はC9〜C22の炭素を有し、その飽和物又は不飽和
物であっても良い。好ましくはC10〜C12の直鎖飽和脂
肪酸またはC16、C18の直鎖不飽和脂肪酸が好適であ
る。例えば、カプリン酸、ラウリン酸、パルミトオレイ
ン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノレ
イン酸等が挙げられる。脂肪酸塩としてはその中でもカ
リウム塩、ナトリウム塩等のアルカリ金属塩が特に好ま
しい。
油、パーム核油、大豆油、オリーブ油、牛脂、豚脂等の
植物性及び動物性の油脂を常法によりけん化して得られ
る混合脂肪酸や単体脂肪酸等を、中和して得られるアル
カリ金属塩、アンモニウム塩等の各種塩からなる石鹸が
広く包含される。その中でもカリウム塩、ナトリウム塩
等の各種塩からなる石鹸が広く用いられる。これらの脂
肪酸はC9〜C22の炭素を有し、その飽和物又は不飽和
物であっても良い。好ましくはC10〜C12の直鎖飽和脂
肪酸またはC16、C18の直鎖不飽和脂肪酸が好適であ
る。例えば、カプリン酸、ラウリン酸、パルミトオレイ
ン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノレ
イン酸等が挙げられる。脂肪酸塩としてはその中でもカ
リウム塩、ナトリウム塩等のアルカリ金属塩が特に好ま
しい。
【0009】天然脂肪酸石鹸等の界面活性剤と共に用い
る食品用フレーバーにより変性したエタノールに用いる
フレーバーとしては、フレーバーH−No.1、フレー
バーH−No.4、フレーバーH−No.9、フレーバ
ーH−No.10、フレーバーH−No.12、フレー
バーH−No.13、フレーバーT−No.103等が
挙げられる。そして、フレーバーとしてフレーバーH−
No.4、フレーバーH−No.12、フレーバーH−
No.13、フレーバーT−No.103により変性し
たエタノールにより野菜、果物等を洗っているときの香
りは特に好ましいものである。
る食品用フレーバーにより変性したエタノールに用いる
フレーバーとしては、フレーバーH−No.1、フレー
バーH−No.4、フレーバーH−No.9、フレーバ
ーH−No.10、フレーバーH−No.12、フレー
バーH−No.13、フレーバーT−No.103等が
挙げられる。そして、フレーバーとしてフレーバーH−
No.4、フレーバーH−No.12、フレーバーH−
No.13、フレーバーT−No.103により変性し
たエタノールにより野菜、果物等を洗っているときの香
りは特に好ましいものである。
【0010】食品用フレーバーによる変性エタノールと
共に用いる工業用アルコールとしては、ゲラニオール、
シトラール、フェニルエチルアルコール、リナロール、
シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェ
リン油、シトロネラ油、コリアンダー油、ジャスミン
油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム
油、オレンジ油、パイン油、グレープフルーツ油等から
なる変性剤により変性されたエタノールを用いることが
できるが、時間の経過による劣化により生ずる変敗臭の
防止のためには、これらの中の香料により変性されたエ
タノールを用いることが好ましい。
共に用いる工業用アルコールとしては、ゲラニオール、
シトラール、フェニルエチルアルコール、リナロール、
シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェ
リン油、シトロネラ油、コリアンダー油、ジャスミン
油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム
油、オレンジ油、パイン油、グレープフルーツ油等から
なる変性剤により変性されたエタノールを用いることが
できるが、時間の経過による劣化により生ずる変敗臭の
防止のためには、これらの中の香料により変性されたエ
タノールを用いることが好ましい。
【0011】本発明の野菜、果物等の洗浄に適した洗浄
剤組成物で用いられる天然脂肪酸石鹸等の界面活性剤
と、工業用アルコールとの混合比は、野菜、果物等を洗
浄するときの濃度として、洗浄剤組成物全体のそれぞれ
0.01〜0.5重量%、5.0〜10.0重量%の範
囲内である。また工業用アルコールの内、食品用フレー
バーによる変性エタノールの割合は20〜80重量%
で、この範囲内で優れた洗浄力を示すと共に、野菜、果
物を洗っているときに洗浄剤組成物による香りもほとん
どなく、経時による変敗臭もなくなる。特に、洗浄剤組
成物全体に対して界面活性剤0.1〜0.5重量%、食
品用フレーバーにより変性されたエタノールを40〜6
0重量%含んだ工業用アルコール6.0〜10.0重量
%の混合比の場合は、卓越した洗浄力、洗浄時に洗剤組
成物により生ずる香りが殆どなく、時間の経過により生
起する界面活性剤の劣化による変敗臭の防止が可能であ
るので好適である。食品用フレーバーによる変性エタノ
ール量が20重量%未満の場合、野菜、果物等を洗って
いるときの洗浄剤組成物による香りが強くなりすぎるの
で好ましくなく、また80重量%より多い場合には、時
間の経過により生起する界面活性剤の劣化による変敗臭
が感じられるなど問題がある。
剤組成物で用いられる天然脂肪酸石鹸等の界面活性剤
と、工業用アルコールとの混合比は、野菜、果物等を洗
浄するときの濃度として、洗浄剤組成物全体のそれぞれ
0.01〜0.5重量%、5.0〜10.0重量%の範
囲内である。また工業用アルコールの内、食品用フレー
バーによる変性エタノールの割合は20〜80重量%
で、この範囲内で優れた洗浄力を示すと共に、野菜、果
物を洗っているときに洗浄剤組成物による香りもほとん
どなく、経時による変敗臭もなくなる。特に、洗浄剤組
成物全体に対して界面活性剤0.1〜0.5重量%、食
品用フレーバーにより変性されたエタノールを40〜6
0重量%含んだ工業用アルコール6.0〜10.0重量
%の混合比の場合は、卓越した洗浄力、洗浄時に洗剤組
成物により生ずる香りが殆どなく、時間の経過により生
起する界面活性剤の劣化による変敗臭の防止が可能であ
るので好適である。食品用フレーバーによる変性エタノ
ール量が20重量%未満の場合、野菜、果物等を洗って
いるときの洗浄剤組成物による香りが強くなりすぎるの
で好ましくなく、また80重量%より多い場合には、時
間の経過により生起する界面活性剤の劣化による変敗臭
が感じられるなど問題がある。
【0012】本発明の野菜、果物等の洗浄に適した洗浄
剤組成物の使用形態としては液状で使用されることが望
ましい。この場合、被洗物(野菜、果物等)に対してト
リガー、アトマイザー等を用いて洗浄剤を直接噴霧する
方法を用いることが好ましい。
剤組成物の使用形態としては液状で使用されることが望
ましい。この場合、被洗物(野菜、果物等)に対してト
リガー、アトマイザー等を用いて洗浄剤を直接噴霧する
方法を用いることが好ましい。
【0013】本発明の洗浄剤組成物は、上記成分の他に
任意成分として、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、また
はこれらのアルカリ金属塩である金属イオン封鎖能を有
する有機ビルダー、炭酸、重炭酸、ケイ酸等の水溶性ア
ルカリ塩である金属イオン封鎖能を有する無機ビルダ
ー、グリセリン、プロピレングリコール等の多価アルコ
ール、可溶化剤として必要に応じてブドウ糖、果糖、シ
ョ糖などの単糖類または二糖類またはこれらの水溶液、
この他に色素、ビタミン類等を適宜配合することができ
る。
任意成分として、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、また
はこれらのアルカリ金属塩である金属イオン封鎖能を有
する有機ビルダー、炭酸、重炭酸、ケイ酸等の水溶性ア
ルカリ塩である金属イオン封鎖能を有する無機ビルダ
ー、グリセリン、プロピレングリコール等の多価アルコ
ール、可溶化剤として必要に応じてブドウ糖、果糖、シ
ョ糖などの単糖類または二糖類またはこれらの水溶液、
この他に色素、ビタミン類等を適宜配合することができ
る。
【0014】
【実施例1】本発明の具体例を示す実施例、及び比較例
を以下に示す。
を以下に示す。
【0015】以下に述べる実施例において本願効果であ
る野菜、果物を洗っているときの洗浄剤組成物による香
りと、時間の経過により生起する界面活性剤の劣化によ
る変敗臭に関する評価を行った。具体的な評価方法は次
に示すとおりである。 野菜、果物を洗っているときの洗浄剤組成物による香
りの評価法 被検体として市販のレタスとリンゴを用意した。 レタス:約20cm2にちぎったレタス30枚をザルに
入れ、これに各種洗浄剤を2.0g(5ストローク分)
噴霧し(トリガー:モデルT−7700(キャニオン
(株)使用)、軽くもみ洗いしているときに感じる香り
を以下の基準に基づいて官能により評価した。評点は1
0名のパネラーの平均値をとった。 リンゴ:各種洗浄剤を2.0g噴霧し、手でこすり洗い
しているときの香りをレタスと同様に官能で評価した。 経時による変敗臭の評価法 ポリエチレンテレフタレート製の無臭容器(200m
l)に各種洗浄剤を150ml充填した後に蓋をして、
これを50℃の恒温槽中に1ケ月間放置しておいたとき
の香りを、以下の基準に基づいて官能により評価した。
評点は10名のパネラーの平均値をとった。
る野菜、果物を洗っているときの洗浄剤組成物による香
りと、時間の経過により生起する界面活性剤の劣化によ
る変敗臭に関する評価を行った。具体的な評価方法は次
に示すとおりである。 野菜、果物を洗っているときの洗浄剤組成物による香
りの評価法 被検体として市販のレタスとリンゴを用意した。 レタス:約20cm2にちぎったレタス30枚をザルに
入れ、これに各種洗浄剤を2.0g(5ストローク分)
噴霧し(トリガー:モデルT−7700(キャニオン
(株)使用)、軽くもみ洗いしているときに感じる香り
を以下の基準に基づいて官能により評価した。評点は1
0名のパネラーの平均値をとった。 リンゴ:各種洗浄剤を2.0g噴霧し、手でこすり洗い
しているときの香りをレタスと同様に官能で評価した。 経時による変敗臭の評価法 ポリエチレンテレフタレート製の無臭容器(200m
l)に各種洗浄剤を150ml充填した後に蓋をして、
これを50℃の恒温槽中に1ケ月間放置しておいたとき
の香りを、以下の基準に基づいて官能により評価した。
評点は10名のパネラーの平均値をとった。
【0017】天然脂肪酸石鹸等の界面活性剤、食品用フ
レーバーにより変性したエタノールを含有する工業用ア
ルコールからなる本発明の特定混合割合の範囲内の洗浄
剤組成物についての実施例、天然脂肪酸石鹸等の界面活
性剤及び本発明の特定混合割合の範囲外の食品用フレー
バーにより変性したエタノールを含有する工業用アルコ
ールからなる洗浄剤組成物についての比較例を以下に示
す。尚、野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物によ
る、野菜、果物に付着している汚れを洗浄する能力につ
いては、いずれも良好であったことから記載を省いた。
レーバーにより変性したエタノールを含有する工業用ア
ルコールからなる本発明の特定混合割合の範囲内の洗浄
剤組成物についての実施例、天然脂肪酸石鹸等の界面活
性剤及び本発明の特定混合割合の範囲外の食品用フレー
バーにより変性したエタノールを含有する工業用アルコ
ールからなる洗浄剤組成物についての比較例を以下に示
す。尚、野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物によ
る、野菜、果物に付着している汚れを洗浄する能力につ
いては、いずれも良好であったことから記載を省いた。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】以上述べた実施例の結果と比較例の結果を
比較すると次のとおりである。本発明に係わる天然脂肪
酸石鹸等の天然物由来の界面活性剤、及び食品用フレー
バーにより変性したエタノールを含有する工業用アルコ
ールからなる洗浄剤組成物は、本発明の組成混合割合の
範囲外の割合で食品用フレーバーにより変性したエタノ
ールを用いた場合と比較して、野菜、果物等を洗ってい
るときの洗浄剤組成物により生ずる香りの強さ及び時間
の経過による変敗臭の点で極めて良好な結果を得られる
ことがわかる。
比較すると次のとおりである。本発明に係わる天然脂肪
酸石鹸等の天然物由来の界面活性剤、及び食品用フレー
バーにより変性したエタノールを含有する工業用アルコ
ールからなる洗浄剤組成物は、本発明の組成混合割合の
範囲外の割合で食品用フレーバーにより変性したエタノ
ールを用いた場合と比較して、野菜、果物等を洗ってい
るときの洗浄剤組成物により生ずる香りの強さ及び時間
の経過による変敗臭の点で極めて良好な結果を得られる
ことがわかる。
【0022】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、界面活性剤と
しての天然脂肪酸石鹸等の天然物由来の界面活性剤と、
食品用フレーバーにより変性したエタノールを含有する
工業用アルコールとを併用することにより、野菜、果物
に付着している汚れを洗浄する能力に優れていると共
に、トリガー等から被洗物に噴霧した後、洗っていると
きに洗浄剤組成物による香りがほとんどすることがない
ので安全性に対するイメージを損うことなく、また長時
間保存したことによる界面活性剤の劣化に主に伴う変敗
臭の問題を生起することがないものである。また、本発
明の洗浄剤組成物は、すすぎ性においても良好であるこ
とから、洗浄剤の残留性に対する心配もない。
しての天然脂肪酸石鹸等の天然物由来の界面活性剤と、
食品用フレーバーにより変性したエタノールを含有する
工業用アルコールとを併用することにより、野菜、果物
に付着している汚れを洗浄する能力に優れていると共
に、トリガー等から被洗物に噴霧した後、洗っていると
きに洗浄剤組成物による香りがほとんどすることがない
ので安全性に対するイメージを損うことなく、また長時
間保存したことによる界面活性剤の劣化に主に伴う変敗
臭の問題を生起することがないものである。また、本発
明の洗浄剤組成物は、すすぎ性においても良好であるこ
とから、洗浄剤の残留性に対する心配もない。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】食品用フレーバーによる変性エタノールと
共に用いる工業用アルコールとしては、ゲラニオール、
シトラール、フェニルエチルアルコール、リナロール、
シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェ
リン油、シトロネラ油、コリアンダー油、ジャスミン
油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム
油、パイン油、グレープフルーツ油等からなる変性剤に
より変性されたエタノールを用いることができるが、時
間の経過による劣化により生ずる変敗臭の防止のために
は、これらの中の香料により変性されたエタノールを用
いることが好ましい。
共に用いる工業用アルコールとしては、ゲラニオール、
シトラール、フェニルエチルアルコール、リナロール、
シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェ
リン油、シトロネラ油、コリアンダー油、ジャスミン
油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム
油、パイン油、グレープフルーツ油等からなる変性剤に
より変性されたエタノールを用いることができるが、時
間の経過による劣化により生ずる変敗臭の防止のために
は、これらの中の香料により変性されたエタノールを用
いることが好ましい。
Claims (3)
- 【請求項1】 界面活性剤0.01〜0.5重量%、食
品用フレーバーにより変性されたエタノールを20〜8
0重量%含む工業用アルコール5.0〜10.0重量%
及び水残部を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 食品用フレーバーによる変性エタノール
が、フレーバーH−No.4、フレーバーH−No.1
2、フレーバーH−No.13、フレーバーT−No.
103による変性エタノールであることを特徴とする請
求項1記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項3】 工業用アルコールが、香料により変性さ
れたエタノールであることを特徴とする請求項1記載の
洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24858095A JPH0967593A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24858095A JPH0967593A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0967593A true JPH0967593A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=17180247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24858095A Pending JPH0967593A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0967593A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104531399A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-04-22 | 成都顺发消洗科技有限公司 | 一种植物型水果用洗涤剂的制备方法 |
| US9826770B2 (en) | 2005-03-10 | 2017-11-28 | 3M Innovative Properties Company | Antimicrobial compositions comprising esters of hydroxycarboxylic acids |
| US10471036B2 (en) | 2003-09-09 | 2019-11-12 | 3M Innovative Properties Company | Antimicrobial compositions and methods |
| US10918618B2 (en) | 2005-03-10 | 2021-02-16 | 3M Innovative Properties Company | Methods of reducing microbial contamination |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP24858095A patent/JPH0967593A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10471036B2 (en) | 2003-09-09 | 2019-11-12 | 3M Innovative Properties Company | Antimicrobial compositions and methods |
| US9826770B2 (en) | 2005-03-10 | 2017-11-28 | 3M Innovative Properties Company | Antimicrobial compositions comprising esters of hydroxycarboxylic acids |
| US10918618B2 (en) | 2005-03-10 | 2021-02-16 | 3M Innovative Properties Company | Methods of reducing microbial contamination |
| CN104531399A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-04-22 | 成都顺发消洗科技有限公司 | 一种植物型水果用洗涤剂的制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5500143A (en) | Cleaning compositions for produce | |
| JP3919828B2 (ja) | 食物のための微生物を減じる方法および組成物 | |
| CA2415407C (en) | Cleaning or sanitizing methods, compositions and articles for surfaces used by infants | |
| US5849678A (en) | Cleaning/sanitizing methods, compositions and/or articles for produce | |
| EP0857024B1 (en) | Cleaning/sanitizing methods, compositions, and/or articles for produce | |
| US5914302A (en) | Cleaning/sanitizing methods, compositions, and/or articles | |
| US5503764A (en) | Produce cleaning article containing potassium oleate | |
| AU728724B2 (en) | Articles, methods and compositions for cleaning produce and edible animal protein | |
| EP0837922B1 (en) | Cleaning/sanitizing methods for non-food inanimate surfaces | |
| EP0726717B1 (en) | Cleaning methods and compositions for food- and feedstuff | |
| US6345634B1 (en) | Cleaning methods and compositions for produce | |
| JPS604878B2 (ja) | 石鹸をベ−スとする水性液体洗浄組成物 | |
| US6808729B1 (en) | Microorganism reduction methods and compositions for food | |
| JPH0967593A (ja) | 野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物 | |
| US5965499A (en) | Cleaning methods and compositions for produce | |
| JP2673031B2 (ja) | 液状石鹸組成物 | |
| US20040242443A1 (en) | Cleaning/sanitizing methods, compositions, and/or articles for non-food inanimate surfaces | |
| JPS61157589A (ja) | 液体洗剤組成物 | |
| JPH0953093A (ja) | 野菜、果物等の洗浄に適した洗浄剤組成物 | |
| JP3314206B2 (ja) | 高濃度液体せっけん組成物 | |
| RU2743939C1 (ru) | Композиция твердого мыла для стирки детского белья | |
| US20010014652A1 (en) | Cleaning/sanitizing methods, compositions, and/or articles for non-food inanimate surfaces | |
| Chirash | Liquid light-duty detergents | |
| MXPA98000054A (en) | Methods, compositions, and / or cleaning / sanitation articles, for agricultural products | |
| MXPA98000057A (en) | Methods, compositions, and / or cleaning / sanitation articles for agricultural products, for example, fruits and vegeta |