JPH096764A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH096764A
JPH096764A JP7154188A JP15418895A JPH096764A JP H096764 A JPH096764 A JP H096764A JP 7154188 A JP7154188 A JP 7154188A JP 15418895 A JP15418895 A JP 15418895A JP H096764 A JPH096764 A JP H096764A
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JP7154188A
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English (en)
Inventor
Takehiko Morita
岳彦 森田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書データにその文書データに関する操作を
所有させることができるようにする。 【構成】 外部記憶装置3に格納された文書ファイルの
処理時、命令実行部2によってその文書ファイル5に組
み込まれた文書データの操作に関する文書操作プログラ
ムを起動させ、文書ファイル5を主記憶装置4に展開
し、その文書ファイル5内の文書データ7を展開する操
作を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークステーショ
ン,電子ファイリング装置等の文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文書データを扱うワークステーション,
電子ファイリング装置等の文書処理装置が多用されてい
る。図10は、従来の文書処理装置の概略構成とその動
作概要を示すブロック図である。図10の(a)に示す
ように、文書処理装置は、命令実行部52によって主記
憶装置54に記憶されている通信プログラム57を実行
し、通信回線から送信される文書データを通信装置51
で受信し、その文書データ56を外部記憶装置53に取
り込む。
【0003】さらに、図10の(b)に示すように、ユ
ーザから外部記憶装置53に記憶されている文書処理プ
ログラム55の展開の実行が指示されると、文書処理装
置の命令実行部52は外部記憶装置53の文書処理プロ
グラム55を主記憶装置54に展開する処理を実行す
る。
【0004】そして、図10の(c)に示すように、ユ
ーザから外部記憶装置53に記憶されている文書データ
56の展開の実行が指示されると、文書処理装置の命令
実行部52は主記憶装置54に展開された文書処理プロ
グラム55を実行し、外部記憶装置53に記憶されてい
る文書データ56を主記憶装置54に取り込んで展開す
る。その際、文書データが自身が期待する構造であると
いう前提のもとで展開する。
【0005】このようにして、従来の文書処理装置で
は、文書データとその文書データの操作を行なう文書処
理プログラムとは構造的に分かれており、文書処理プロ
グラムはその文書処理装置のシステム上での通常のプロ
グラムであり、この文書処理プログラムを実行すること
によって文書データを主記憶装置に取り込む。
【0006】さらに上記文書処理装置の命令実行部52
における文書データの処理について説明する。図11は
従来の文書処理装置において実行されるプログラムファ
イルの構造を示す説明図である。
【0007】従来のプログラムファイルではプログラム
情報58が存在する。そのプログラム情報58へのアク
セスの仕組みはシステムによって定義されており、例え
ばプログラムファイル中の決められた位置に存在した
り、または、決められた位置にプログラム情報のファイ
ル内の位置が記述されていたりする。
【0008】プログラム情報58には、そのプログラム
ファイルに含まれるプログラムコードやプログラムデー
タ(これらを合わせてプログラムと称する)に関するフ
ァイル位置又は属性等の記述,レジスタ初期値,最初に
実行すべきプログラムコードの位置等が含まれる。
【0009】文書処理装置の命令実行部52はオペレー
ティングシステム等であり、このプログラム情報58に
基づいて主記憶装置54にプログラムを展開し、最初に
実行すべきプログラム部分を決定して、その最初に実行
されるプログラムである初期実行プログラム59を実行
してプログラムに必要な初期化などの初期処理を行な
い、プログラム本体60の部分を実行する。プログラム
ファイルからプログラムを実行する従来の文書処理装置
のシステムはこのような機構である。
【0010】さらに従来の文書処理装置について説明す
る。図12は従来の文書処理装置の構成を示すブロック
図である。従来の文書処理装置は、入力装置61,出力
装置62,外部記憶装置63,主記憶・命令実行装置6
4からなる。外部記憶装置63には文書の実体として文
書データ70とその文書データに関する情報である文書
データ情報71を記憶する。
【0011】また、主記憶・命令実行装置64はCPU
を備えたマイクロコンピュータによって実現される文書
処理部65を有し、その文書処理部65は文書構造処理
部66と文書データバッファ部67と文書データ出力部
69と文書データ更新部68の各部を備えている。
【0012】次に、このように構成された従来の文書処
理装置における文書データに関する処理を説明する。図
13は従来の文書処理装置における文書データの取り込
み処理を示すフローチャート図、図14は従来の文書処
理装置における文書データの出力処理を示すフローチャ
ート図である。
【0013】従来の文書処理装置における文書データの
取り込み処理は、図13のフローチャートに示すよう
に、ステップ(図中「S」で示す)51で文書処理部の
文書構造処理部によって外部記憶装置に記憶されている
文書データに関する文書データ情報を読み込む。その
際、その文書データに何らかの加工が必要か否かを判断
する。その後、ステップ52で文書構造処理部によって
外部記憶装置の文書データを読み取り、前述の判断処理
によって何らかの加工が必要と判断されたらその文書デ
ータに必要な加工を行なう。
【0014】そして、ステップ53で文書構造処理部に
よって読み取られた又は読み取り後に加工された文書デ
ータを文書データバッファ部に格納し、ステップ54で
文書出力部によって文書データバッファ部に格納された
文書データを読み出して表示装置等の出力装置に出力し
て、この処理を終了する。
【0015】この文書データの取り込み処理は、文書処
理部65の文書構造処理部66が外部記憶装置から取り
込む文書データに関する情報である文書データ情報を得
て、その文書データ情報に基づいて文書データの構造を
認識して、外部記憶装置から文書データの実データを取
り込む。この文書データ情報は、例えばファイルのヘッ
ダやタグなどの文書データ70の構造等の各種の情報で
ある。
【0016】そして、文書構造処理部66は取り込んだ
文書データ70の文書データ情報に基づいて何らかの加
工が必要か否かを判断して、例えば圧縮の展開などの処
理が必要ならば、取り込んだ文書データ70に対して圧
縮の展開の加工を施して最終的に文書データバッファ部
に格納する。そして、文書データ出力部69によって文
書データバッファ部67に取り込んだ文書データを表示
装置等の出力装置62に出力する。
【0017】次に、従来の文書処理装置における文書デ
ータの出力処理は、図14のフローチャートに示すよう
に、ステップ(図中「S」で示す)61で文書処理部の
文書構造処理部によって文書データバッファ部に格納さ
れている文書データに対して圧縮などの必要な加工を行
なって、ステップ62で文書構造処理部によって文書の
文書データ情報を必要な形に更新して、ステップ63で
文書データ出力部に加工された文書データを書き込んで
出力装置に出力して、この処理を終了する。
【0018】この文書データの出力処理は、文書データ
を取り込んだときの処理と逆の過程をたどり、文書構造
処理部によって文書データバッファ部に格納された文書
データを必要な構造に組み立て、それを圧縮などの必要
な加工を行ない、最終的に文書データの実体を構築し、
文書データ出力部に書き込んで出力装置に出力する。
【0019】このように、文書データとそれを操作処理
する文書操作プログラムとは明示的に分かれており、そ
の文書データに対してどのような操作を行なうかは文書
データ自体に係らず、その文書データを扱う文書処理装
置自体のシステム要素によって定義されていた。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の文書処理装置では、文書データとそれを
操作するプログラムとが分かれており、文書データに関
する操作が文書データの実体とは別に定義されていたの
で、文書データを分散環境のシステム上の他の文書処理
装置に搬送して利用する場合、その文書データが搬送さ
れた文書処理装置では、その文書データが作成及び加工
された文書処理装置と同じ操作プログラムが必要だっ
た。
【0021】そして、文書データを受け取った文書処理
装置でその文書データを送った文書処理装置と同じ文書
処理プログラムが使用できない場合、文書データを受け
取った文書処理装置ではその文書データの閲覧や加工等
の操作を行なえなくなるという問題があった。
【0022】また、文書データを受け取った側の文書処
理装置では、その文書処理装置上の文書操作プログラム
が期待するものと異なる構造の文書データを受け取った
場合、その文書処理装置上で文書データを扱うとシステ
ムの誤動作をもたらす原因になるという問題もあった。
【0023】上述の図12に示した従来の文書処理装置
では、文書データの構造をその文書データ自身でなく文
書データの外部に存在する文書構造処理部66によって
処理するので、各文書データが要求する文書構造処理部
を持たない文書処理装置では、文書データの取り込みや
出力の操作処理を行なえなくなる。
【0024】したがって、複数の文書処理装置による分
散環境でどの文書処理装置でも同じ文書データを同じよ
うに操作することが容易にできないという問題があっ
た。また、文書データが搬送された文書処理装置で使用
する文書操作プログラムがユーザの期待するものと異な
る構造であった場合、システムの誤動作を招く恐れがあ
るという問題もあった。
【0025】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、文書データにその文書データに関する操作を所
有させることができるようにすることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、文書データを処理する文書処理装置にお
いて、上記文書データにその文書データの操作に関する
文書操作プログラムを組み込む手段と、上記文書データ
の処理時に、その文書データに組み込まれた文書操作プ
ログラムを起動させ、その文書操作プログラムによる操
作をその文書データに対して実行する手段を設けたもの
である。
【0027】また、上記文書データの操作に関する文書
操作プログラムを生成する手段と、その手段によって生
成された文書操作プログラムと上記文書データとからな
る文書ファイルを文書構造定義に基づいて構築する手段
を設けるとよい。さらに、上記文書ファイルに取り込む
文書操作プログラムを指示する手段を設けるとよい。
【0028】
【作用】この発明による文書処理装置は、文書データに
その文書データの操作に関する文書操作プログラムを組
み込み、その文書データの処理時に、その文書データに
組み込まれた文書操作プログラムを起動させ、その文書
操作プログラムによる操作をその文書データに対して実
行するので、文書データにその文書データに行なう操作
の文書操作プログラムを組み込むことができ、文書デー
タにその文書データに関する操作を所有させることがで
きる。
【0029】したがって、分散環境で文書データを複数
の文書処理装置間で搬送して利用するシステムにおい
て、文書データを受け取った文書処理装置がその文書デ
ータに操作を行なうための文書操作プログラムを備える
必要が無くなり、その文書操作プログラムが無いために
受け取った文書データに対する操作を行なえなくなるこ
とを防止することができる。
【0030】また、文書データを受け取った文書処理装
置が文書データに対する文書操作プログラムを備えてい
ても、その受け取った文書データの構造が自身の有する
文書操作プログラムの期待する構造と異なっているため
にシステムの誤動作を招くような問題を起こさないよう
にすることができる。
【0031】また、文書データの操作に関する文書操作
プログラムを生成し、その生成された文書操作プログラ
ムと文書データとからなる文書ファイルを文書構造定義
に基づいて構築するようにすれば、文書データにその文
書データに対する操作の実行プログラムを含んだ文書フ
ァイルを自動的に作成する文書テンプレート機能を実現
することができる。したがって、文書データと文書操作
を含有する文書ファイルを自動的に作成することがで
き、自身の操作を含んだ文書ファイルを容易に構築する
ことができ、操作性を向上させることができる。
【0032】さらに、文書ファイルに取り込む文書操作
プログラムを指示するようにすれば、文書テンプレート
機能による文書ファイル作成時に、文書データに含ませ
る文書操作プログラムをユーザが選定することができ
る。したがって、文書データにふさわしくない操作を行
なう文書操作プログラムを含ませることを防止すること
ができ、文書データにふさわしくない操作を他の装置で
行なわないように抑制することができる。
【0033】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は、この発明の一実施例である文
書処理装置の概略構成とその動作概要を示すブロック図
である。図1の(a)に示すように、文書処理装置は、
命令実行部2によって主記憶装置4に記憶されている通
信プログラム6を実行し、通信回線から送信される文書
ファイルを通信装置1で受信する。
【0034】そして、その受信した文書ファイル5を外
部記憶装置3に取り込む。文書ファイル5は文書データ
とその文書データに関する操作を行なう文書操作プログ
ラムとからなる。すなわち、文書ファイル5内に文書デ
ータとそれ自身を操作するプログラムとが定義されてい
る。
【0035】さらに、図1の(b)に示すように、ユー
ザから外部記憶装置3に記憶されている文書ファイル5
自身を主記憶装置4に展開して実行する指示がされる
と、文書処理装置の命令実行部2は外部記憶装置3の文
書ファイル5を主記憶装置4に展開する処理を実行す
る。そして、図1の(c)に示すように、命令実行部2
は主記憶装置4に展開された文書ファイル5内の文書操
作プログラムを実行して、文書ファイル5内の文書デー
タを主記憶装置4に展開する。
【0036】こうして、命令実行部2は文書操作プログ
ラムをこの文書処理システム上の通常のプログラムとし
て実行することができ、システム内に受け取った文書デ
ータを操作するプログラムを予め持っていなくても主記
憶装置4内に取り込んで各種の処理を行なえる。
【0037】また、その文書操作プログラムが文書デー
タの構造等を認識しているので、それを実行することに
よって文書ファイル5内の文書データを主記憶装置4に
取り込んで展開することができ、受け取った文書データ
が期待する構造でないためにプログラムの誤動作を起こ
すようなことがない。
【0038】さらに、この発明の実施例について説明す
る。図2はこの発明による文書処理装置の構成を示すブ
ロック図である。この文書処理装置は文書データを処理
する装置であり、入力装置11,出力装置12,外部記
憶装置13,主記憶・命令実行装置14からなる。外部
記憶装置13には文書の実体として文書データ15とそ
の文書データに関する情報である文書データ情報16
と、その文書データ15に関する文書操作プログラム1
7とからなる文書ファイルを記憶する。
【0039】また、主記憶・命令実行装置14はCPU
を備えたマイクロコンピュータによって実現される命令
実行部18と文書データバッファ部19と文書データ出
力部20と文書データ更新部21の各部を備えている。
命令実行部18は、文書操作プログラム17を実行する
ことによって文書データ15を主記憶・命令実行装置1
4に取り込んで各種の処理を施す。また、文書データに
その文書データに関する文書操作プログラムを組み込ん
で文書ファイルを作成する処理も行なう。
【0040】文書データバッファ部19は、外部記憶装
置13から取り込んだ文書データ15を格納する。文書
データ出力部20は、表示装置,印刷装置等の出力装置
12に出力する文書データを一時的に格納する。文書デ
ータ更新部21は、キーボード等の入力装置11からの
更新情報の入力を司る。
【0041】すなわち、上記命令実行部18が、文書デ
ータにその文書データの操作に関する文書操作プログラ
ムを組み込む手段と、文書データの処理時にその文書デ
ータに組み込まれた文書操作プログラムを起動させ、そ
の文書操作プログラムによる操作をその文書データに対
して実行する手段の機能を果たす。
【0042】さらに、文書データの操作に関する文書操
作プログラムを生成する手段と、その生成された文書操
作プログラムと文書データとからなる文書ファイルを文
書構造定義に基づいて構築する手段の機能を果たす。ま
た、上記命令実行部18,文書データ更新部21,及び
入力装置11が、文書ファイルに取り込む文書操作プロ
グラムを指示する手段の機能を果たす。
【0043】次に、この文書処理装置で扱う文書ファイ
ルのデータ構造について説明する。図3はこの実施例の
文書処理装置において扱う文書ファイルのデータ構造を
示す説明図である。
【0044】この文書ファイルは、システムの規約に基
づいたプログラム情報31を持ち、最初に実行する初期
実行プログラム32と、その後に実行されるプログラム
本体部分である基幹プログラム33とを有する。これら
は、通常のプログラムファイルと同じ構造を取る。
【0045】基幹プログラム33は、ユーザが指定した
処理に応じたサブプログラムである各種の文書操作プロ
グラム34を実行する。文書操作プログラム34は、文
書データに対して行なう「表示」「搬送」等の各種の操
作を行なうためのサブプログラム群である。
【0046】また、基幹プログラム33のプログラムデ
ータ領域には、文書操作,文書操作プログラムを対応付
けるテーブルである文書操作プログラムテーブル35を
格納しており、命令実行部18はこの文書操作プログラ
ムテーブル35を参照することによってユーザの指定し
た文書操作プログラムを実行することができる。
【0047】例えば、文書データを表示する文書操作の
場合、命令実行部18は基幹プログラム33を実行し
て、文書操作プログラムテーブル35を参照して文書フ
ァイル中の文書ロード操作プログラムを実行し、文書フ
ァイル内の文書データ情報16を参照し、指定された文
書データに必要な加工を施しながら主記憶・命令実行装
置14内の文書データバッファ部19にロードする。
【0048】その後、命令実行部18は文書操作プログ
ラムテーブル35を参照して文書ファイル中の文書操作
プログラムを実行し、文書データバッファ部19にロー
ドされた文書データを文書データ出力部20に書き込ん
で表示装置に表示する。
【0049】また、ユーザが受け取った文書ファイルを
実際に起動する場合、例えば、文書ファイル名「rep
ort」の文書データを表示する操作を行なう場合、入
力装置11から文書操作プログラムのファイル名「re
port」と、その引数である文書表示操作を指示する
「view」とからなる「report view」が
入力される。
【0050】すると、その指示が文書データ更新部21
を介して命令実行部18へ送られる。命令実行部18
は、「view」に基づいて文書表示操作プログラムを
実行し、文書名「report」の文書データを表示操
作する処理を実行する。
【0051】このようにして、主記憶・命令実行装置1
4の命令実行部18によって文書ファイルは通常のプロ
グラムファイルと同じように起動され、文書ファイル内
の文書操作プログラムを実行することによって文書デー
タを主記憶・命令実行装置14内に取り込んで表示など
の各種の文書操作を可能にすることができ、文書処理装
置では受け取った文書データの文書操作プログラムを予
め記憶していなくても文書操作を確実に行なえる。
【0052】次にこの実施例の文書処理装置における文
書データに関する処理を説明する。図4はこの発明の実
施例の文書処理装置における文書データの取り込み処理
を示すフローチャート図、図5はこの発明の実施例の文
書処理装置における文書データの出力処理を示すフロー
チャート図である。
【0053】この文書処理装置における文書データの取
り込み処理は、図4のフローチャートに示すように、ス
テップ(図中「S」で示す)1で命令実行部によって外
部記憶装置に記憶されている文書ファイル内の文書操作
プログラムを主記憶・命令実行装置に展開する(例え
ば、命令実行部内に展開する)。その後、ステップ2で
命令実行部は文書操作プログラムを実行して、文書デー
タ情報を基にして文書データを取り込み、必要ならば圧
縮の展開等の加工を行なう。
【0054】そして、ステップ3で命令実行部は加工が
行なわれた文書データを文書データバッファ部に格納
し、ステップ4で命令実行部は文書操作プログラムを実
行して文書データバッファ部に格納された文書データを
読み出して文書データ出力部20に書き込み、その文書
データを表示装置等の出力装置に出力して、この処理を
終了する。
【0055】次に、この文書処理装置における文書デー
タの出力処理は、図5のフローチャートに示すように、
ステップ(図中「S」で示す)11で命令実行部によっ
て文書操作プログラムを実行して文書データバッファ部
に格納されている文書データに対して圧縮などの必要な
加工を行なって、ステップ12で文書操作プログラムを
実行して文書データ情報を必要な形に更新して、ステッ
プ13で文書データ出力部に加工された文書データを書
き込んで出力装置に出力して、この処理を終了する。
【0056】このようにして、この実施例の文書処理装
置は、文書データの処理時に、文書データに組み込まれ
たその文書データの操作に関する文書操作プログラムを
起動させ、その文書操作プログラムによる操作を文書デ
ータに対して実行するので、分散環境で文書データを受
け取った文書処理装置がその文書データに操作を行なう
ための文書操作プログラムを備えていなくても文書デー
タに対する操作を確実に行なえる。また、受け取った文
書データの構造が自身の有する文書操作プログラムの期
待する構造と異なっているためにシステムの誤動作を招
くようなこともなくなる。
【0057】次に、この実施例の文書処理装置における
文書ファイルの自動構築の処理について説明する。図6
は命令実行部の文書ファイルの自動構築に係る文書テン
プレートの構成を示す説明図である。
【0058】命令実行部18は、各種イメージやその他
のデータ等の文書データが含有する各データ種別に対応
した文書テンプレート41を備えている。文書テンプレ
ート41は実行可能なプログラムを含んでおり、ユーザ
によって作成された文書データに対応した文書テンプレ
ートを選択して実行し、文書データにその文書データに
関する操作の文書操作プログラムを組み込んだ文書ファ
イルを作成する。
【0059】文書テンプレート41には、文書データを
実際に作成する文書構築プログラム42が含まれてお
り、この文書構築プログラム42を実行することによっ
てユーザが指定した文書データを基にして文書ファイル
を生成する。文書構築プログラム42を実行することに
より、まず文書構造定義43を参照する。この文書構造
定義は43は文書ファイルの構造を定義する基となるデ
ータであり、プログラム情報,初期実行プログラム,プ
ログラム本体等の構造要素の構造を定義するものであ
る。
【0060】また、さらに詳細な情報として、構造要素
「プログラム情報」は、 オフセット00 4バイト 定数xx(ジクネチャ) オフセット04 4バイト データタイプ「レジスタA
の初期値」 などの各要素の詳細なレイアウトも記述している。そし
て、このレイアウトを基にして、例えば「レジスタAの
初期値」が決定したらプログラム情報のオフセット04
にその値を書き込みなどして各構造要素を構築する。
【0061】データ非依存プログラム・コード44は、
その文書テンプレート41で定義される文書データ型に
共通の、又は前文書ファイルに共通のプログラム・コー
ドを含んでいる。データ依存プログラム・テンプレート
45は、各々の文書データに固有の処理を行なうコード
を生成するためのヒントとなる情報が記述されている。
例えば、文書データの圧縮を解凍するプログラム・コー
ドが各文書データに依存している場合には、そのコード
のひな型を記述している。
【0062】また、圧縮方式を定義するパラメータが文
書データによって異なる場合、 :圧縮の解凍 {レジスタAに文書データのオフセットxxx[データ
タイプ「圧縮方式」のオフセット値]番地の値を格納す
る} という擬似コードを格納している。
【0063】文書構築プログラム42の処理では、文書
データを検査して、圧縮方式パラメータが文書データの
どの位置に存在するかを決定したら、この擬似コードの
未解決エリア(xxxの箇所)にその値を入れてコード
を生成する。また、文書操作エントリーテーブル46
は、文書テンプレート41に含まれるプログラムの内、
文書操作に関するエントリー(入口)となるコードのア
ドレスが各操作毎に記されたものであり、文書構築プロ
グラム42を実行したときにこれを参照して文書操作プ
ログラムテーブルを構築する。
【0064】文書ファイル自動構築処理は、文書構築プ
ログラム42を実行し、まず、プログラム情報のための
領域やその他の必要な構造用の領域を確保する。この処
理は文書構造定義43を参照して行なう。その後、デー
タ非依存部分のコードを生成する。この処理はデータ非
依存プログラム・コード44をそのまま使用する。この
過程でプログラム情報などの構造要素を更新する必要が
あれば必要な更新を行なう。この処理は、構造要素の詳
細定義を参照して行なう。
【0065】さらに、データ依存プログラム・コードに
ついては、データ依存プログラム・テンプレート45を
参照して、未解決な部分は実際の文書データを参照して
解決しながら、最終的に実コードを生成する。この過程
でプログラム情報などの構造要素の更新が必要であれば
更新を行なう。
【0066】そして、全てのコードか生成されたら、コ
ード/データアドレスのフィックスアップ等のプログラ
ム全体の視野で解決すべき問題を解決し、また必要に応
じてプログラム情報などの構造要素を更新して全ての要
素が揃ったら、文書構造定義43に基づいて文書ファイ
ルを構築する。この文書ファイル中には、文書データ情
報,文書データ,及び文書操作プログラムが含まれてお
り、文書操作エントリーテーブルを参照して構築された
文書操作プログラムテーブルも含まれている。
【0067】こうして、命令実行部18は文書データが
与えられたときに、その文書データに応じた文書テンプ
レートに基づいてその文書データに文書操作プログラム
を組み込んだ文書ファイルを自動的に構築することがで
きる。
【0068】なお、上述したコード生成方式は、コンパ
イラ,リンカー等で用いられる既存技術を使用している
のでその詳細な説明は省略する。また、文書テンプレー
ト中の構築プログラム,文書構造定義,データ非依存プ
ログラムコード,データ依存プログラムコード・テンプ
レート,文書操作エントリーテーブルは、1つのファイ
ルに格納してもよいし、複数のファイルに分散させても
よい。つまり、文書テンプレートは搬送の対象ではない
ので、文書ファイルのように1つの実体の中に含めるこ
とは文書ファイルほど要請されない。
【0069】図7は、文書ファイルの自動構築の処理を
示すフローチャートである。この処理は、ステップ(図
中「S」で示す)21でユーザによって指示された文書
テンプレートを実行し、ステップ22で文書構築プログ
ラムを起動して、ステップ23でその文書構築プログラ
ムの実行による処理によって文書ファイル構造定義を参
照して、プログラム情報領域を確保する。
【0070】ステップ24で文書テンプレート内に含ま
れるデータ非依存のプログラム・コードを文書ファイル
に格納し、ステップ25でデータ非依存プログラムを文
書ファイルに反映させる。このとき、必要に応じてプロ
グラム情報等の構造要素を更新する。ステップ26でデ
ータ依存部に関してはデータ依存プログラム・テンプレ
ートを基にして、実際のデータに対応したコードに変え
ながらコードを生成する。このとき、必要に応じてプロ
グラム情報等の構造要素を更新する。
【0071】ステップ27で全てのプログラムが生成さ
れたら主記憶部上のレイアウトを決定し、未解決アドレ
ッシング等の総合的な視点で決定すべき点を決定し、必
要に応じてプログラム情報等の構造要素を更新し、ステ
ップ28で文書構造定義に従って文書ファイルに各内容
を書き込んで文書ファイルを作成し、この処理を終了す
る。
【0072】このようにして、文書テンプレートを用い
て、文書データの操作に関する文書操作プログラムを生
成し、その生成された文書操作プログラムと文書データ
とからなる文書ファイルを文書構造定義に基づいて構築
するようにすれば、文書データにその文書データに対す
る操作の実行プログラムを含んだ文書ファイルを自動的
に作成することができる。したがって、文書データ自身
の操作を含んだ文書ファイルを容易に構築することがで
き、操作性を向上させることができる。
【0073】次に、この実施例の文書処理装置における
文書ファイルの自動構築の処理時にユーザが任意の文書
操作を指定するときの処理について説明する。図8はこ
の場合の命令実行部の文書ファイルの自動構築に係る文
書テンプレートの構成を示す説明図であり、図6と共通
する部分には同一符号を付している。
【0074】ユーザは、入力装置11から文書テンプレ
ート41に対して作成する文書データの文書操作の集合
の内、どの文書操作を文書に組み込むかを任意に指定す
ることができる。
【0075】例えば、「文書操作名−許可/不許可」の
リストを記述した文書操作エントリーリスト47を文書
テンプレート41の文書操作エントリーテーブル46に
格納し、文書ファイル作成時に命令実行部18が文書テ
ンプレート41の文書構築プログラム42を実行し、そ
の文書操作エントリーリスト47に基づいてユーザに対
して対話的に文書操作を指定させる。ユーザは、各種の
文書操作のそれぞれについて組み込みを許可するか否か
を指定入力する。その指定情報を文書操作組込情報48
として記録する。
【0076】この処理は、命令実行部18が文書構築プ
ログラム42を実行し、ユーザから入力された文書操作
組込情報に基づいて文書ファイルに組み込むべき文書操
作を選択する。まず、文書操作プログラムと文書操作プ
ログラム・テーブル35を構築するとき、文書操作エン
トリーテーブル46へのインデックス(index)を
リストの先頭に設定する。
【0077】その後、命令実行部18は、インデックス
の指すリスト要素、つまりリストの先頭の文書操作に対
してユーザによって指定された文書操作組込情報48を
参照し、その文書操作の組み込みが許可されたか否かを
確認する。
【0078】そして、命令実行部18は、許可された文
書操作についてはその文書操作プログラムとその文書操
作プログラムによって参照するサブプログラムを文書フ
ァイルに組み込み、また文書ファイル中の文書操作プロ
グラム・テーブル35にその文書操作プログラムのエン
トリーを追加する。
【0079】一方、不許可の文書操作については、その
文書操作プログラムを文書ファイルに組み込まず、また
文書ファイル中の文書操作プログラム・テーブル35に
その文書操作プログラムのエントリーを含めない。この
ような処理を文書テンプレート41の文書操作エントリ
・テーブル46に記述された文書操作の種類の回数分だ
け行ない、文書データに対してユーザによって指定され
た文書操作の文書操作プログラムのみを組み込む。
【0080】図9は、組み込むべき文書操作を選択して
文書ファイルを構築する処理を示すフローチャートであ
る。この処理は、ステップ(図中「S」で示す)31で
index(インデックス)を文書操作エントリーテー
ブルのエントリーリストの先頭に設定し、ステップ32
で文書操作エントリーリストにエントリされている文書
操作の終わりか否かを判断する。
【0081】そして、終わりでなければステップ33で
文書操作組込情報を参照してその文書操作は許可されて
いる(yesマークがついている)か否かを判断して、
許可されていなければそのまま再びステップ32へ戻る
が、許可されていればステップ34へ進んで文書操作エ
ントリーテーブルの文書操作エントリーリスト47で示
されるアドレスのコード,及びそのコードが参照するサ
ブコードを文書ファイルに含めて、許可された文書操作
の文書操作プログラムを文書ファイルに組み込む。
【0082】こうして、エントリーリストにエントリー
された各文書操作について許可されたか否かを判断し
て、許可されたもののみを文書ファイルに組み込み、ス
テップ32の処理でエントリーされた全ての文書操作に
ついて上述の処理を行なったらこの処理を終了する。
【0083】このようにして、文書テンプレート機能に
よる文書ファイル作成時に、文書データに組み込む文書
操作プログラムをユーザが任意に選定することができ、
文書データに対する文書操作を限定したバージョンの文
書ファイルを作成することができ、文書データにふさわ
しくない操作を他の装置で行なわないように抑制するこ
とができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る文書処理装置によれば、文書データにその文書データ
に関する操作を所有させることができるので、文書デー
タを受け取った文書処理装置ではその文書データの閲覧
や加工等の各種の操作を確実に行なえる。また、文書デ
ータを受け取った側の文書処理装置では、その文書デー
タの構造に係らず各種の操作を行なえるので、システム
の誤動作を起こさずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である文書処理装置の概略
構成とその動作概要を示すブロック図である。
【図2】この発明による文書処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】この発明の実施例の文書処理装置において扱う
文書ファイルのデータ構造を示す説明図である。
【図4】この発明の実施例の文書処理装置における文書
データの取り込み処理を示すフローチャート図である。
【図5】この発明の実施例の文書処理装置における文書
データの出力処理を示すフローチャート図である。
【図6】この発明の実施例の文書処理装置の命令実行部
の文書ファイルの自動構築に係る文書テンプレートの構
成を示す説明図である。
【図7】この発明の実施例の文書処理装置における文書
ファイルの自動構築の処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】この発明の実施例の文書処理装置の命令実行部
による指定された文書操作のみを文書ファイルに組み込
む場合の文書テンプレートの構成を示す説明図である。
【図9】この発明の実施例の文書処理装置における組み
込むべき文書操作を選択して文書ファイルを構築する処
理を示すフローチャートである。
【図10】従来の文書処理装置の概略構成とその動作概
要を示すブロック図である。
【図11】従来の文書処理装置において実行されるプロ
グラムファイルの構造を示す説明図である。
【図12】従来の文書処理装置の構成を示すブロック図
である。
【図13】従来の文書処理装置における文書データの取
り込み処理を示すフローチャート図である。
【図14】従来の文書処理装置における文書データの出
力処理を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1:通信装置 2,18:命令実行部 3,13:外部記憶装置 4:主記憶装置 5:文書ファイル 6:通信プログラム 7,15:文書データ 11:入力装置 12:出力装置 14:主記憶・命令実行装置 16:文書データ情報 17,34:文書操作プログラム 19:文書データバッファ部 20:文書データ出力部 21:文書データ更新部 31:プログラム情報 32:初期実行プログラム 33:基幹プログラム 35:文書操作プログラム・テーブル 41:文書テンプレート 42:文書構築プログラム 43:文書構造定義 44:データ非依存プログラム・コード 45:データ依存プログラム・テンプレート 46:文書操作エントリーテーブル 47:文書操作エントリーリスト 48:文書操作組込情報

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書データを処理する文書処理装置にお
    いて、前記文書データに該文書データの操作に関する文
    書操作プログラムを組み込む手段と、前記文書データの
    処理時に、該文書データに組み込まれた文書操作プログ
    ラムを起動させ、その文書操作プログラムによる操作を
    該文書データに対して実行する手段とを設けたことを特
    徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 文書データを処理する文書処理装置にお
    いて、前記文書データの操作に関する文書操作プログラ
    ムを生成する手段と、該手段によって生成された文書操
    作プログラムと前記文書データとからなる文書ファイル
    を文書構造定義に基づいて構築する手段とを設けたこと
    を特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の文書処理装置において、
    前記文書ファイルに取り込む文書操作プログラムを指示
    する手段を設けたことを特徴とする文書処理装置。
JP7154188A 1995-06-21 1995-06-21 文書処理装置 Pending JPH096764A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014225085A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 キヤノン株式会社 文書変換装置および文書変換方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014225085A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 キヤノン株式会社 文書変換装置および文書変換方法

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