JPH0967977A - スライドウィング用遠隔操作装置 - Google Patents

スライドウィング用遠隔操作装置

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JPH0967977A
JPH0967977A JP7340884A JP34088495A JPH0967977A JP H0967977 A JPH0967977 A JP H0967977A JP 7340884 A JP7340884 A JP 7340884A JP 34088495 A JP34088495 A JP 34088495A JP H0967977 A JPH0967977 A JP H0967977A
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JP
Japan
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slide
wing
glass window
actuator
remote operation
Prior art date
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Pending
Application number
JP7340884A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kondo
伸次 近藤
Harutaka Urano
治孝 浦野
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Chuo Hatsujo KK
Oiles Industry Co Ltd
Chuo Spring Co Ltd
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Oiles Industry Co Ltd
Chuo Spring Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Hatsujo KK, Oiles Industry Co Ltd, Chuo Spring Co Ltd filed Critical Chuo Hatsujo KK
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Publication of JPH0967977A publication Critical patent/JPH0967977A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平滑動硝子窓3が人の手の届かない高さの
大きなものであったり、水平滑動硝子窓3が固定硝子窓
と同一平面上に配されていても、水平方向および前後方
向に容易に動かすことが可能な水平滑動硝子窓用遠隔操
作装置1を提供する。 【解決手段】 ハンドルを手動操作することにより遠隔
操作される第1アクチュエータ110と、この第1アク
チュエータ110に前方側へ駆動される通し金具51
と、この通し金具51上に固定され、水平滑動硝子窓3
を左右方向に滑動させる下部側案内レール52と、通し
金具51下に固定された係合部材122と、下部側窓枠
31上に固定され、係合部材122が係合する案内レー
ル121とから、下部側案内レール52に下部側ローラ
ー22を介して連結された水平滑動硝子窓3を前後方向
に移動させる水平滑動硝子窓用遠隔操作装置1を構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、手動または自動
によって遠隔操作することが可能なスライドウィング用
遠隔操作装置に関するもので、特に展示ケースの水平滑
動硝子窓を手動または自動による遠隔操作によって前後
方向に移動させることが可能な水平滑動硝子窓用遠隔操
作装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、博物館、美術館、水族館、動
物園、植物園や店舗などの人の出入りする建築物の展示
室(ショールーム)内には、内部に作品、物品や動植物
等の展示物を収容する展示ケースが設置されている。こ
のような展示ケースは、前面および側面を透明な板硝子
で覆って、展示物を見易くすると共に、展示物の盗難や
損傷を防止するようにしている。そして、展示ケース内
の展示物を観賞(鑑賞)するためには、観賞者(鑑賞
者)は展示ケースの前方または側方より見ることが多
い。
【0003】また、小型の展示物を展示する展示ケース
(所謂陳列ケースや衣装ケース)には、引違い式の板硝
子を直立した状態で前面に設置したタイプが多い。とこ
ろが、このような展示ケースにおいては、隣設する板硝
子の面がずれているので、展示物が見難かったり、密閉
性が悪かったり、外観意匠が悪いという問題が生じてい
る。そこで、複数の板硝子により前面が同一面となるよ
うにして、展示物を覗き易くし、密閉性および外観意匠
を改善した展示ケースが知られている。
【0004】このような展示ケースは、展示物を交換し
たり、展示物の位置を変更したり、内部を清掃する場合
に、展示ケースの側面や後面に設けた開閉扉を開放して
作業者が中に入ることにより作業を行うことが多かっ
た。なお、最近は、展示ケースが展示室の壁面より出っ
張っていると、観賞者の通路が狭くなることから、狭い
展示室内を有効利用するために、展示室の壁面に展示ケ
ースを収納するタイプも多くなってきている。このよう
なタイプでは、開閉扉を側面や後面に設置し難いため、
展示ケースの前面に開閉可能な硝子窓を配することが考
えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前面に開閉
可能な硝子窓を設置した展示ケースにおいては、同一面
となるように直立した状態で配された複数の硝子窓のう
ち少なくとも1枚の硝子窓を取り外す必要があったが、
再度平硝子を展示ケースに取り付ける作業が困難であ
る。そこで、他の硝子窓よりも1枚の硝子窓を前方側に
水平移動させた後に、案内レールに沿って左右方向に水
平移動させるような水平滑動硝子窓を展示ケースの前面
に取り付けるようにしたタイプが考えられる。
【0006】ところが、水平滑動硝子窓の上部の框を片
方の手で持ち、下部の框をもう片方の手で支えながら、
水平滑動硝子窓を手作業により開放する場合に、上部の
框と下部の框が同時に同一方向に、同じ量だけ前方側に
直立した状態で移動させることは非常に困難な作業とな
るという問題が生じる。また、水平滑動硝子窓の高さが
人の手の届かない高さの場合や、水平滑動硝子窓の重量
が非常に重い場合には、水平滑動硝子窓を直立した状態
で前方側へ移動させることができず、前面を同一面とな
るように硝子窓を設置した展示ケースが成立しなくなっ
てしまうという問題が生じる。
【0007】
【発明の目的】請求項1ないし請求項12に記載の発明
の目的は、仮にスライドウィングが大きなものでも、ス
ライドウィングを直立した状態で前後方向へ動かすこと
が可能なスライドウィング用遠隔操作装置を提供するこ
とにある。請求項2に記載の発明の目的は、スライドウ
ィングを直立した状態で水平方向に容易に動かすことが
可能なスライドウィング用遠隔操作装置を提供すること
にある。
【0008】請求項4に記載の発明の目的は、内部を覗
き易くし、密閉性および外観意匠を改善したスライドウ
ィング用遠隔操作装置を提供することにある。また、ス
ライドウィングが直立壁体と略同一平面上または略同一
曲率面上に配されていても、水平方向に容易に動かすこ
とが可能なスライドウィング用遠隔操作装置を提供する
ことにある。
【0009】請求項6に記載の発明の目的は、アクチュ
エータの駆動力を増大化したり、ウィング支持手段の強
度を高強度化したりすることなく、スライドウィングを
直立した状態で前後方向へ動かすことが可能なスライド
ウィング用遠隔操作装置を提供することにある。請求項
11に記載の発明の目的は、操作者が任意の位置でスラ
イドウィングを止めることが可能なスライドウィング用
遠隔操作装置を提供することにある。
【0010】請求項13に記載の発明は、仮にスライド
ウィングが大きなものでも、スライドウィングを直立し
た状態で前後方向およびこの前後方向に対して直交する
水平方向へ動かすことが可能なスライドウィング用遠隔
操作装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、直立して配されたスライドウィングと、このスライ
ドウィングを直立した状態で支持するウィング支持手段
と、このウィング支持手段を、前記スライドウィングの
前後方向に移動させるアクチュエータと、このアクチュ
エータを遠隔操作する遠隔操作手段とを設けた技術手段
を採用した。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のスライドウィング用遠隔操作装置に加えて、前記ウィ
ング支持手段は、前記スライドウィングが前後方向に対
して直交する水平方向に移動可能となるように案内する
水平方向案内手段を有することを特徴とする。請求項3
に記載の発明は、請求項2に記載のスライドウィング用
遠隔操作装置に加えて、前記スライドウィングの隣に、
直立して配された直立壁体を並列して配置したことを特
徴とするスライドウィング用遠隔操作装置。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のスライドウィング用遠隔操作装置に加えて、前記スラ
イドウィングの一端面を、前記直立壁体の壁面と略同一
平面上または略同一曲率面上に配したことを特徴とす
る。請求項5に記載の発明は、請求項3または請求項4
に記載のスライドウィング用遠隔操作装置に加えて、前
記直立壁体は、内部を透視可能な水平滑動ウィングであ
ることを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
請求項5のいずれかに記載のスライドウィング用遠隔操
作装置に加えて、前記ウィング支持手段が前後方向に移
動するように前記ウィング支持手段を支持誘導する前後
方向誘導手段を設けたことを特徴とする。請求項7に記
載の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載
のスライドウィング用遠隔操作装置に加えて、前記スラ
イドウィングは、内部を透視可能な水平滑動ウィングで
あることを特徴とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
請求項7のいずれかに記載のスライドウィング用遠隔操
作装置に加えて、前記遠隔操作手段は、前記ウィング支
持手段を前後方向に移動させるように指令を出す遠隔操
作部、およびこの遠隔操作部の指令を前記アクチュエー
タに伝達する指令伝達部を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のスライドウィング用遠隔操作装置に加えて、前記遠隔
操作部は、手動操作される回転式の手動操作手段であ
り、前記指令伝達部は、前記手動操作手段の回転運動を
軸方向の往復運動に転向する転向部、およびこの転向部
と前記アクチュエータとを連結する索条体であることを
特徴とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項8に記
載のスライドウィング用遠隔操作装置に加えて、前記遠
隔操作部は、前記ウィング支持手段を前後方向へ移動さ
せるように指示する電気信号や流体圧信号等の操作信号
を出力する操作信号出力手段であり、前記指令伝達部
は、前記操作信号出力手段から前記アクチュエータに電
気信号や流体圧信号等の操作信号を伝達する信号伝達手
段であることを特徴とする。
【0018】請求項11に記載の発明は、請求項9に記
載のスライドウィング用遠隔操作装置に加えて、前記遠
隔操作手段に、前記アクチュエータの状態を保持する状
態保持手段を設けたことを特徴とする。請求項12に記
載の発明は、請求項1ないし請求項11のいずれかに記
載のスライドウィング用遠隔操作装置に加えて、前記ア
クチュエータは、前記ウィング支持手段を前方側へ押し
出す押出し手段、および前記ウィング支持手段を後方側
へ引き戻す引戻し手段を設けたことを特徴とする。
【0019】請求項13に記載の発明は、直立して配さ
れたスライドウィングと、このスライドウィングが前後
方向に対して直交する水平方向に移動可能となるように
案内する水平方向案内手段を有し、前記スライドウィン
グを直立した状態で支持するウィング支持手段と、前記
水平方向案内手段を、前記スライドウィングの前後方向
に移動させる第1アクチュエータと、前記スライドウィ
ングを、前記水平方向案内手段に沿って水平方向に移動
させる第2アクチュエータと、前記第1アクチュエータ
および前記第2アクチュエータを遠隔操作する遠隔操作
手段とを設けた技術手段を採用した。
【0020】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載のスライドウィング用遠隔操作装置に加えて、前記
遠隔操作手段は、前記スライドウィングを定位置から移
動させるように指令する第1遠隔操作部、前記スライド
ウィングを定位置に戻すように指令する第2遠隔操作
部、前記スライドウィングが定位置に到達したことを検
出する第1位置検出手段、前記スライドウィングが前進
完了位置に到達したことを検出する第2位置検出手段、
前記スライドウィングが前記前進完了位置と同じ位置で
ある水平方向の一方側完了位置に到達したことを検出す
る第3位置検出手段、前記スライドウィングが水平方向
の他方側完了位置に到達したことを検出する第4位置検
出手段、並びに前記第1、第2遠隔操作部および前記第
1〜第4位置検出手段の出力に応じて、前記第1アクチ
ュエータおよび前記第2アクチュエータを制御する開閉
制御装置を有することを特徴とする。
【0021】請求項15に記載の発明は、請求項13ま
たは請求項14に記載のスライドウィング用遠隔操作装
置に加えて、前記第1アクチュエータは、前記ウィング
支持手段に取り付けられた電動モータであることを特徴
とする。請求項16に記載の発明は、請求項13または
請求項14に記載のスライドウィング用遠隔操作装置に
加えて、前記第2アクチュエータは、前記ウィング支持
手段に取り付けられた電動モータであることを特徴とす
る。
【0022】
【発明の作用および効果】請求項1に記載の発明によれ
ば、遠隔操作手段によってアクチュエータを遠隔操作す
ることにより、ウィング支持手段がスライドウィングの
前方側または後方側に移動する。このため、ウィング支
持手段に直立した状態で支持されたスライドウィングが
前方側または後方側に移動することにより、仮にスライ
ドウィングが人の手の届かない高さの大きなものでも、
スライドウィングの上端部および下端部を、同時に同一
方向に、同じ量だけ簡単な作業で動かすことができる。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、前方側ま
たは後方側に移動したスライドウィングを、水平方向案
内手段によって、スライドウィングの前後方向に対して
直交する水平方向に手動、機械的または電気的に簡単な
作業で動かすことができる。請求項3および請求項4に
記載の発明によれば、スライドウィングの一端面と直立
壁体の壁面とが直立した状態で略同一平面上または略同
一曲率面上に設置されているので、密閉性および外観意
匠に優れる。
【0024】請求項1ないし請求項4に記載の発明によ
れば、遠隔操作手段によってアクチュエータを遠隔操作
することにより、ウィング支持手段がスライドウィング
の前方側または後方側に移動する。このため、ウィング
支持手段に直立した状態で支持されたスライドウィング
が前方側または後方側に移動することにより、スライド
ウィングが直立壁体と略同一平面上または略同一曲率面
上に配されていても、水平方向に容易に動かすことがで
きる。
【0025】請求項5に記載の発明によれば、内部が覗
き易い。請求項6に記載の発明によれば、前後方向誘導
手段によってウィング支持手段が容易に前方側または後
方側に移動できるように支持誘導されているので、アク
チュエータの駆動力を増大化したり、ウィング支持手段
の強度を高強度化したりすることなく、スライドウィン
グを直立した状態で前後方向へ動かすことができる。請
求項7に記載の発明によれば、内部が覗き易い。
【0026】請求項8に記載の発明によれば、遠隔操作
部からウィング支持手段を前方側または後方側に移動さ
せるように指令が出されると、指令伝達部がその遠隔操
作部の指令をアクチュエータに伝達することによりアク
チュエータが遠隔操作される。
【0027】請求項9に記載の発明によれば、回転式の
手動操作手段が手動操作されると、転向部に手動操作手
段の回転運動が入力される。そして、転向部にて手動操
作手段の回転運動が軸方向の往復運動に転向される。そ
して、軸方向の往復運動を索条体が受けることによりア
クチュエータが遠隔操作される。
【0028】請求項10に記載の発明によれば、操作信
号出力手段からウィング支持手段を前後方向に移動させ
るように電気信号や流体圧信号等の操作信号が出力され
ると、信号伝達手段がその操作信号をアクチュエータに
伝達することによりアクチュエータが遠隔操作される。
【0029】請求項11に記載の発明によれば、遠隔操
作手段にアクチュエータの状態を保持する状態保持手段
を設けることにより、遠隔操作手段によるアクチュエー
タの遠隔操作によってウィング支持手段が任意の位置で
止まる。このため、操作者が任意の位置でスライドウィ
ングを止めることができるので、操作者がスライドウィ
ングにより挟み込まれることを防止することができる。
【0030】請求項12に記載の発明によれば、押出し
手段によりウィング支持手段が前方側へ押し出されるこ
とにより、スライドウィングが直立した状態で前方側へ
動かされる。また、引戻し手段によりウィング支持手段
が後方側へ引き戻されることにより、スライドウィング
が直立した状態で後方側へ動かされる。これにより、ス
ライドウィングの上端部および下端部を、前方側または
後方側へ向かって同時に同一方向に、同じ量だけ動かす
ことができる。
【0031】請求項13に記載の発明によれば、遠隔操
作手段によって第1アクチュエータを遠隔操作すること
により、ウィング支持手段の水平方向案内手段がスライ
ドウィングの前方側または後方側に移動する。このた
め、ウィング支持手段に直立した状態で支持されたスラ
イドウィングが前方側または後方側に移動する。さら
に、遠隔操作手段によって第2アクチュエータを遠隔操
作することにより、スライドウィングが水平方向案内手
段に沿ってスライドウィングの前後方向に対して直交す
る水平方向に移動する。このため、仮にスライドウィン
グが人の手の届かない高さの大きなものでも、スライド
ウィングの上端部および下端部を、同時に同一方向に、
同じ量だけ簡単な作業で動かすことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】この発明のスライドウィング用遠
隔操作装置を、展示ケース全体の前面が同一面となるよ
うに設置された水平滑動硝子窓用遠隔操作装置に適用し
た実施例に基づき説明する。
【0033】〔第1実施例の構成〕図1ないし図10は
この発明の第1実施例を示したもので、図1は水平滑動
硝子窓用遠隔操作装置の全体構造の概略を示した図で、
図2は展示ケースを示した図である。
【0034】水平滑動硝子窓用遠隔操作装置1は、博物
館等の建築物の展示室の壁面に埋め込まれるタイプの展
示ケース2に組み付けられ、その展示ケース2の前面に
取り付けられた水平滑動硝子窓3を手動による遠隔操作
により前方側または後方側に移動させる前後方向移動装
置である。
【0035】この水平滑動硝子窓用遠隔操作装置1は、
展示ケース2の水平滑動硝子窓3と、この水平滑動硝子
窓3の下端部を支持する下部側硝子窓支持ユニット7
(図5参照)と、水平滑動硝子窓3の上端部を支持する
上部側硝子窓支持ユニット8(図8参照)と、下部側、
上部側硝子窓支持ユニット7、8を介して水平滑動硝子
窓3を前後方向に移動させる水平滑動硝子窓用開閉補助
装置9とを備えている。
【0036】次に、展示ケース2について図1ないし図
10に基づいて説明する。この展示ケース2は、2枚の
水平滑動硝子窓3、これらの間に配設された複数枚(本
例では8枚)の固定硝子窓4、下部側に設置された下部
側窓枠ユニット5、上部側に設置された上部側窓枠ユニ
ット6、および左右の方立てユニット(図示せず)等か
ら構成されている。そして、展示ケース2は、2枚の水
平滑動硝子窓3の前面および複数枚の固定硝子窓4の前
面が同一平面上に位置するように設置されている。な
お、展示室の柱や壁等の構造物と展示ケース2の前面と
が同一平面上となるようにしても良い。
【0037】次に、水平滑動硝子窓3について図1およ
び図2、図4ないし図10に基づいて説明する。この水
平滑動硝子窓3は、本発明のスライドウィングであっ
て、高さ(上下方向の寸法)が例えば2700mmで、横
寸法(左右方向の寸法)が例えば2100mm、厚みが例
えば34mmの長方形状をしている。水平滑動硝子窓3
は、展示ケース2の内部に収容された展示物を見易くす
るために設けられた透明な平面状板硝子(以下、平面硝
子という)11、この平面硝子11の下部を保持する一
対の下部側框12、13、および平面硝子11の上部を
保持する一対の上部側框14、15等を有している。
【0038】一対の下部側框12、13は、図4ないし
図7に示したように、鉄などの金属板よりなり、展示ケ
ース2の幅方向(左右方向)に延長されている。そし
て、一対の下部側框12、13の間には、ゴム等のコー
キング材(充填材)16を介して平面硝子11の下部が
保持されている。なお、前側の下部側框12は、後側の
下部側框13よりも下方に延長されている。また、前側
の下部側框12の複数箇所には、水平滑動硝子窓3を左
右方向に移動させるための取っ手17が締付け固定され
ている。
【0039】さらに、一対の下部側框12、13間に
は、平面硝子11の下端面にゴム材18を介して当接す
る下枠材19、およびこの下枠材19を介して一対の下
部側框12、13を締付けまたは溶接により固定する取
付金具20が装着されている。そして、取付金具20の
下部の側面には、後方側に向かって突出するように設け
られた丸棒状の支軸21が複数個(本例では4個)成形
されている。それらの支軸21には、金属または樹脂製
の下部側ローラー22が回転自在に支持されている。下
部側ローラー22の外周面には、被係合部としての周溝
23が形成されている。
【0040】一対の上部側框14、15は、図8ないし
図10に示したように、鉄などの金属板よりなり、展示
ケース2の幅方向(左右方向)に延長されている。そし
て、一対の上部側框14、15の間には、ゴム等のコー
キング材(充填材)24を介して平面硝子11の上部が
保持されている。
【0041】一対の上部側框14、15の上端部には、
前側の下部側框12に締付けまたは溶接により上枠材2
5が固定されている。そして、上枠材25の上端部に
は、支軸26を有する取付金具27が締付けまたは溶接
により固定されている。そして、取付金具27の下部の
側面には、後方側に向かって突出するように設けられた
丸棒状の支軸26が複数個(本例では4個)成形されて
いる。
【0042】支軸26は、頭部および脚部よりなり、脚
部の先端をかしめることにより取付金具27に固定され
ている。支軸26には、金属または樹脂製の上部側ロー
ラー(被係合部)28が回転自在に支持されている。な
お、図9に示したように、取付金具27の丸穴27aと
上部側ローラー28の丸穴28aとは、内径に差がある
ので、支軸26の脚部の途中に段差26aが設けられて
いる。支軸26に段差26aが設けられていることによ
り、支軸26の脚部の先端をかしめる際に支軸26の脚
部の長さが短くなって上部側ローラー28が回転し難く
なることを防止できる。
【0043】次に、固定硝子窓4について図1および図
2に基づいて説明する。この固定硝子窓4は、本発明の
直立壁体であって、透明な平面状板硝子(以下、平面硝
子という)29、この平面硝子29の下部を保持する一
対の下部側框(図示せず)、および平面硝子29の上部
を保持する一対の上部側框(図示せず)等を有してい
る。
【0044】次に、下部側窓枠ユニット5について図4
ないし図7に基づいて説明する。この下部側窓枠ユニッ
ト5は、左右方向に延長された下部側窓枠31、この下
部側窓枠31の後側より上方側に立設された背面側枠3
2、下部側窓枠31の前面側に回転自在に支持された下
部側カバー33、および下部側窓枠31を載置する基礎
34等を備えている。
【0045】下部側窓枠31は、金属板をプレス加工す
ることにより箱体形状に成形されており、適当な箇所に
補強材が施されている。下部側窓枠31は、図示しない
一対の方立てに締付けまたは溶接等により固定されてい
る。背面側枠32の上端部には、水平滑動硝子窓3の後
側の下部側框13および固定硝子窓4の後側の下部側框
(図示せず)との間にゴムシール35が装着されてい
る。このゴムシール35は、上下の空間を気密化するシ
ール機能と、水平滑動硝子窓3を定位置に戻した時に水
平滑動硝子窓3が背面側枠32に衝突した際の衝撃を和
らげるダンパ機能とを有している。
【0046】下部側カバー33は、下部側窓枠31の前
面側に取り付けられた蝶番36(図5参照)により、上
下方向に対して例えば90度〜170度だけ回動可能
で、上端部と水平滑動硝子窓3の前側の下部側框12お
よび固定硝子窓4の前側の下部側框(図示せず)との間
にリップシール37が装着されている。リップシール3
7は、水平滑動硝子窓3の前側の下部側框12および固
定硝子窓4の前側の下部側框に保持されており、上下の
空間を気密化するシール機能と、下部側カバー33を定
位置に戻した時に下部側カバー33が水平滑動硝子窓3
に衝突した際の衝撃を和らげるダンパ機能とを有してい
る。
【0047】基礎34は、鉄筋コンクリートや鉄骨等よ
りなり、前面に2枚の石膏ボード38を装着している。
前側の石膏ボード38には、外観意匠を向上させるため
に化粧が施されている。
【0048】次に、上部側窓枠ユニット6について図8
ないし図10に基づいて説明する。この上部側窓枠ユニ
ット6は、左右方向に延長された上部側窓枠41、この
上部側窓枠41の後側より上方側に立設された背面側枠
42、および上部側窓枠41の前面側に回転自在に支持
された上部側カバー43等を備えている。上部側窓枠4
1は、金属板をプレス加工することにより箱体形状に成
形されており、適当な箇所に補強材が施されている。上
部側窓枠41は、図示しない一対の方立てに締付けまた
は溶接等により固定されている。
【0049】背面側枠42の上端部と上部側カバー43
の上端部との間には、ゴムシール44が装着されてい
る。このゴムシール44は、上下の空間を気密化するシ
ール機能と、上部側カバー43の衝突時の衝撃を和らげ
るダンパ機能とを有している。上部側窓枠41および背
面側枠42の下端部には、水平滑動硝子窓3の後側の上
部側框15および固定硝子窓4の後側の上部側框(図示
せず)との間にゴムシール45が装着されている。この
ゴムシール45は、上下の空間を気密化するシール機能
と、水平滑動硝子窓3を定位置に戻した時に水平滑動硝
子窓3が上部側窓枠41に衝突した際の衝撃を和らげる
ダンパ機能とを有している。
【0050】水平滑動硝子窓3の上側の上部側カバー4
3は、水平滑動硝子窓3と一体的に動くことが可能で、
固定硝子窓4の上側の上部側カバー43は固定されてい
る。上部側カバー43の下端部と水平滑動硝子窓3の前
側の上部側框14および固定硝子窓4の前側の上部側框
(図示せず)との間にリップシール46が装着されてい
る。リップシール46は、水平滑動硝子窓3の前側の上
部側框14および固定硝子窓4の前側の上部側框に保持
されており、上下の空間を気密化するシール機能と、上
部側カバー43を定位置に戻した時に上部側カバー43
が水平滑動硝子窓3に衝突した際の衝撃を和らげるダン
パ機能とを有している。
【0051】次に、下部側硝子窓支持ユニット7につい
て図4ないし図7に基づいて説明する。この下部側硝子
窓支持ユニット7は、本発明のウィング支持手段であっ
て、下部側窓枠ユニット5の下部側窓枠31の上端面上
を前後方向に移動可能に設けられた通し金具51、およ
びこの通し金具51の上端面に締付けまたは溶接等によ
り固定された下部側案内レール52等を有している。
【0052】通し金具51は、金属板をプレス加工によ
り略口の字形状に成形してなり、水平滑動硝子窓3の幅
寸法にこの水平滑動硝子窓3に隣設する固定硝子窓4の
幅寸法を加えた長さだけ展示ケース2の左右方向に延長
されている。下部側案内レール52は、本発明の水平方
向案内手段であって、金属板をプレス加工により略Lの
字形状に成形してなる。この下部側案内レール52は、
水平滑動硝子窓3の下部側ローラー22の外周面に形成
された周溝23が係合する係合部としての係合片53を
有し、手作業により水平滑動硝子窓3を左右方向に支持
案内する下部側水平方向案内手段である。
【0053】次に、上部側硝子窓支持ユニット8につい
て図8ないし図10に基づいて説明する。この上部側硝
子窓支持ユニット8は、本発明のウィング支持手段であ
って、上部側窓枠ユニット6の上部側窓枠41の上端面
上を前後方向に移動可能に設けられた通し金具54、こ
の通し金具54の下端面に溶接等により固定されたスラ
イド金具55、およびこのスライド金具55の下端面に
締付けまたは溶接等により固定された上部側案内レール
56等を有している。
【0054】通し金具54は、金属板をプレス加工によ
り略口の字形状に成形してなり、通し金具51と同様に
して、水平滑動硝子窓3の幅寸法にこの水平滑動硝子窓
3に隣設する固定硝子窓4の幅寸法を加えた長さだけ展
示ケース2の左右方向に延長されている。なお、58は
通し金具54を補強するための断面形状がコの字形状の
補強材である。スライド金具55は、金属板をプレス加
工により略コの字形状に成形してなり、上端側壁の前後
方向の寸法が下端側壁の前後方向の寸法よりも長い。ス
ライド金具55の前端側壁は、上部側カバー43の背面
に締付けまたは溶接等により固定されている。
【0055】上部側案内レール56は、本発明の水平方
向案内手段であって、金属板をプレス加工により略コの
字形状に成形してなる。この上部側案内レール56は、
水平滑動硝子窓3の上部側ローラー28が係合する係合
部としての係合溝57を有し、手作業により水平滑動硝
子窓3を左右方向に支持案内する上部側水平方向案内手
段である。
【0056】次に、この実施例の水平滑動硝子窓用開閉
補助装置9について図1、図3ないし図10に基づいて
説明する。この水平滑動硝子窓用開閉補助装置9は、遠
隔操作ユニット60、伝動ユニット70、下部側駆動ユ
ニット100、および上部側駆動ユニット200等を備
えている。
【0057】次に、遠隔操作ユニット60について図
1、図3および図4に基づいて説明する。この遠隔操作
ユニット60は、本発明の遠隔操作手段であって、水平
滑動硝子窓3とこの水平滑動硝子窓3に隣設する固定硝
子窓4との間に配設され、手動操作されるハンドル6
1、このハンドル61と一体的に回転する伸縮軸62、
この伸縮軸62を前方側に付勢するコイルスプリング6
3、伸縮軸62の後端部を摺動自在に支持する支持筒6
4、および下部側窓枠ユニット5の下部側窓枠31の上
端面に締付け固定された基板65等を有している。
【0058】ハンドル61は、下部側窓枠ユニット5の
下部側カバー33を閉じている時には下部側カバー33
の背面に当接した状態で収容されている。そして、ハン
ドル61は、本発明の回転式の手動操作手段であって、
下部側カバー33を開いた時には前方側に例えば45mm
だけ突き出した状態で保持される。このハンドル61
は、操作者が右回転させると水平滑動硝子窓3を前方側
(開放側)に動かし、操作者が左回転させると水平滑動
硝子窓3を前方側(開放側)に動かす。
【0059】伸縮軸62は、取付金具66、誘導金具6
7および支持筒64に摺動自在に支持され、中央部の外
周に円環板形状のリテーナ68を取り付けている。コイ
ルスプリング63は、前端部がリテーナ68に保持さ
れ、後端部が取付金具66に保持され、伸縮軸62の外
周に螺旋状に巻回されている。支持筒64は、取付金具
66との間にコイルスプリング69を保持している。基
板65は、上端面に支持筒64、取付金具66および誘
導金具67を締付け固定している。
【0060】次に、伝動ユニット70について図1ない
し図4に基づいて説明する。この伝動ユニット70は、
本発明の遠隔操作手段であって、転向ボックス71、メ
インパイプ72、73、および連結パイプ74等を有し
ている。転向ボックス71は、本発明の転向部であっ
て、伸縮軸62に動力伝達機構(図示せず)を介して連
結された入力軸75、ギヤードケーブル(プッシュプル
ケーブル)を摺動自在に保持する出力部76、および入
力軸75の回転運動を出力部76内のギヤードケーブル
の軸方向の往復運動に転向する歯車装置(図示せず)を
有している。この歯車装置は、下部側駆動ユニット10
0および上部側駆動ユニット200の状態を保持するセ
ルフロック機構(状態保持手段)を構成する。
【0061】メインパイプ72、73内には、出力部7
6内のギヤードケーブルに連結するギヤードケーブルが
摺動自在に収容されている。連結パイプ74内には、メ
インパイプ72、73内のギヤードケーブルに連結する
ギヤードケーブルが摺動自在に収容されている。これら
の伝動ユニット70は、ギヤードケーブルの軸方向の往
復運動を下部側駆動ユニット100および上部側駆動ユ
ニット200に与える。
【0062】なお、展示ケース2の高さが高くなればな
るほど、連結パイプ74内のギヤードケーブルの軸方向
の寸法を長くすれば良い。また、水平滑動硝子窓3とこ
の水平滑動硝子窓3に隣設する固定硝子窓4の幅が大き
くなればなるほど、メインパイプ72、73内のギヤー
ドケーブルを長くすれば良い。
【0063】次に、下部側駆動ユニット100について
図1、図5ないし図7に基づいて説明する。この下部側
駆動ユニット100は、下部側硝子窓支持ユニット7を
前方側または後方側に駆動する2個の下部側アクチュエ
ータ110、および下部側硝子窓支持ユニット7を前後
方向に支持誘導する下部側誘導ユニット120等から構
成されている。
【0064】次に、下部側アクチュエータ110につい
て図1、図5および図6に基づいて説明する。この2個
の下部側アクチュエータ110は、水平滑動硝子窓3を
前後方向に移動させる下部側駆動手段、プッシュプル手
段であって、メインパイプ72にジョイント(図示せ
ず)を介して連結した円形パイプ111、内部よりチェ
ーン112が出没するケース113、このケース113
を取り付けるためのブラケット114等から構成されて
いる。円形パイプ111内には、メインパイプ72内の
ギヤードケーブルが摺動自在に挿通されている。
【0065】チェーン112の先端部には、平板形状の
連結片115が一体的に取り付けられている。この連結
片115は、障子金具116にねじ等の締結具を用いて
締付け固定されている。その障子金具116は、下部側
硝子窓支持ユニット7の通し金具51の下端面にねじ等
の締結具を用いて締付け固定されている。
【0066】ケース113は、ブラケット114の上端
面にボルト等の締結具を用いてそれぞれ締付け固定され
ている。このケース113内には、チェーン112を前
方側に突き出すことにより下部側硝子窓支持ユニット7
を前方側へ押し出す押出し手段、およびチェーン112
を引き戻すことにより下部側硝子窓支持ユニット7を後
方側へ引き戻す引戻し手段を内蔵している。ブラケット
114は、下部側窓枠ユニット5の下部側窓枠31の上
端面にボルト等の締結具を用いてそれぞれ締付け固定さ
れている。
【0067】次に、下部側誘導ユニット120について
図5および図7に基づいて説明する。この下部側誘導ユ
ニット120は、本発明の前後方向誘導手段であって、
下部側硝子窓支持ユニット7を介して水平滑動硝子窓3
の下端部、つまり下部側框12、13を前方側または後
方側に誘導する下部側前後方向誘導手段である。そし
て、下部側誘導ユニット120は、下部側硝子窓支持ユ
ニット7を支持する案内レール121、およびこの案内
レール121の延長方向に沿うように下部側硝子窓支持
ユニット7を案内するための係合部材122等から構成
されている。
【0068】案内レール121は、下部側窓枠ユニット
5の下部側窓枠31の上端面に締付けまたは溶接等によ
り固定されている。そして、案内レール121は、水平
滑動硝子窓3の前後方向の移動量(例えば45mm)と係
合部材122の前後方向の寸法(例えば90mm)とを加
えた長さを持ち、両側面に係合部材122が係合する係
合溝123をそれぞれ形成している。これらの係合溝1
23は、前後方向に延長されている。そして、案内レー
ル121の前側端部には、係合部材122の前方側への
移動を規制する規制板(ストッパ)124が締付けまた
は溶接等により固定されている。
【0069】係合部材122は、下部側硝子窓支持ユニ
ット7の通し金具51の下端面に締付けまたは溶接等に
より固定されている。そして、係合部材122は、案内
レール121上を摺動自在に移動可能で、両側に案内レ
ール121の両側の係合溝123に係合する係合腕12
5をそれぞれ有している。これらの係合腕125は、案
内レール121の上端部を抱え込むように断面形状がコ
の字形状に形成されている。
【0070】次に、上部側駆動ユニット200について
図1、図8ないし図10に基づいて説明する。この上部
側駆動ユニット200は、上部側硝子窓支持ユニット8
を前方側または後方側に駆動する2個の上部側アクチュ
エータ210、および上部側硝子窓支持ユニット8を前
後方向に支持誘導する上部側誘導ユニット220等から
構成されている。
【0071】次に、上部側アクチュエータ210につい
て図1、図8および図9に基づいて説明する。この2個
の上部側アクチュエータ210は、水平滑動硝子窓3を
前後方向に移動させる上部側駆動手段、プッシュプル手
段であって、下部側アクチュエータ110と同様に、メ
インパイプ73にジョイント(図示せず)を介して連結
した円形パイプ211、内部よりチェーン212が出没
するケース213、このケース213を取り付けるため
のブラケット214等から構成されている。円形パイプ
211内には、メインパイプ73内のギヤードケーブル
が摺動自在に挿通されている。
【0072】チェーン212の先端部には、平板形状の
連結片215が一体的に取り付けられている。この連結
片215は、障子金具216にねじ等の締結具を用いて
締付け固定されている。その障子金具216は、上部側
硝子窓支持ユニット8の通し金具54の側面にねじ等の
締結具を用いて締付け固定されている。
【0073】ケース213は、ブラケット214の上端
面にボルト等の締結具を用いてそれぞれ締付け固定され
ている。このケース213内には、チェーン212を前
方側に突き出すことにより上部側硝子窓支持ユニット8
を前方側へ押し出す押出し手段、およびチェーン212
を引き戻すことにより上部側硝子窓支持ユニット8を後
方側へ引き戻す引戻し手段を内蔵している。ブラケット
214は、上部側窓枠ユニット6の上部側窓枠41の上
端面にボルト等の締結具を用いてそれぞれ締付け固定さ
れている。
【0074】次に、上部側誘導ユニット220について
図8および図10に基づいて説明する。この上部側誘導
ユニット220は、本発明の前後方向誘導手段であっ
て、上部側硝子窓支持ユニット8を介して水平滑動硝子
窓3の上端部、つまり上部側框14、15を前方側また
は後方側に誘導する上部側前後方向誘導手段である。そ
して、上部側誘導ユニット220は、下部側誘導ユニッ
ト120と同様に、上部側硝子窓支持ユニット8を支持
する案内レール221、およびこの案内レール221の
延長方向に沿うように上部側硝子窓支持ユニット8を案
内するための係合部材222等から構成されている。な
お、2組の上部側誘導ユニット220で水平滑動硝子窓
3の自重を保持することができる。
【0075】案内レール221は、上部側窓枠ユニット
6の上部側窓枠41の上端面に締付けまたは溶接等によ
り固定されている。そして、案内レール221は、水平
滑動硝子窓3の前後方向の移動量(例えば45mm)と係
合部材222の前後方向の寸法(例えば90mm)とを加
えた長さを持ち、両側面に係合部材222が係合する係
合溝223をそれぞれ形成している。
【0076】係合部材222は、上部側硝子窓支持ユニ
ット8のスライド金具55の上端側壁の下端面に締付け
または溶接等により固定されている。そして、係合部材
222は、案内レール221上を摺動自在に移動可能
で、両側に案内レール221の両側の係合溝223に係
合する係合腕225をそれぞれ有している。これらの係
合腕225は、案内レール121の上端部を抱え込むよ
うに断面形状がコの字形状に形成されている。
【0077】〔第1実施例の作用〕次に、この実施例の
水平滑動硝子窓用遠隔操作装置1の使用方法を図1ない
し図10に基づき説明する。
【0078】展示ケース2の水平滑動硝子窓3の開放作
業を行う場合には、先ず下部側窓枠ユニット5の下部側
カバー33を開放する。下部側カバー33が開放する
と、下部側窓枠ユニット5内に収容されていたハンドル
61および伸縮軸62がコイルスプリング63の弾性力
によってハンドル61の回転操作がし易い位置まで手前
へ押し出される。
【0079】次に、操作者がハンドル61を右回転(正
回転)させると、伸縮軸62および転向ボックス71の
入力軸75も右回転する。すると、転向ボックス71内
の歯車装置が入力軸の回転運動を出力部76内のギヤー
ドケーブルの軸方向の往運動に転向することにより、メ
インパイプ72、73内および連結パイプ74内を挿通
するギヤードケーブルが軸方向の一方側へ摺動する。し
たがって、2個の下部側アクチュエータ110および2
個の上部側アクチュエータ210が動作を開始する。
【0080】2個の下部側アクチュエータ110および
2個の上部側アクチュエータ210は、メインパイプ7
2、73内のギヤードケーブルの軸方向の移動量分だけ
の動力が与えられるため、この動力をチェーン112、
212の押出し量に変換する。そして、チェーン11
2、212が前方側へ押し出されることにより、障子金
具116、216を介して下部側、上部側硝子窓支持ユ
ニット7、8の通し金具51、54が前方側へ駆動され
る。
【0081】このとき、通し金具51の下端面に固定さ
れた係合部材122の係合腕125が下部側窓枠31の
上端面に固定された案内レール121の係合溝123に
係合しており、係合部材122が案内レール121の延
長方向、つまり前後方向に沿って動く。
【0082】このため、小さな操作力で通し金具51が
前方側へスムーズに移動することによって、通し金具5
1の上端面に固定された下部側案内レール52も前方側
へ駆動されるので、下部側ローラー22、支軸21を介
して一対の下部側框12、13が前方側へ押し出され
る。したがって、水平滑動硝子窓3の下端部がハンドル
61の操作量(回転角)分だけ前方側へ遠隔操作され
る。
【0083】一方、通し金具54が前方側へ駆動される
ことによって、通し金具51の下端面に固定されたスラ
イド金具55も前方側へ駆動される。このとき、スライ
ド金具55の上端側壁に固定された係合部材222の係
合腕225が上部側窓枠41の上端面に固定された案内
レール221の係合溝223に係合しており、係合部材
222が案内レール221の延長方向、つまり前後方向
に沿って動く。
【0084】このため、小さな操作力でスライド金具5
5が前方側へスムーズに移動することによって、上部側
カバー43、およびスライド金具55の下端側壁に固定
された上部側案内レール56も前方側へ駆動されるの
で、上部側ローラー28、取付金具27、上枠材25を
介して一対の上部側框14、15が前方側へ押し出され
る。したがって、水平滑動硝子窓3の上端部および上部
側カバー43がハンドル61の操作量(回転角)分だけ
前方側へ遠隔操作される。
【0085】以上のようにハンドル61の操作量だけ水
平滑動硝子窓3を直立した状態で前方側へ移動させ、案
内レール122の規制板124に係合部材122が当接
するまでの任意の位置で水平滑動硝子窓3の移動を停め
る。このとき、水平滑動硝子窓3が固定硝子窓4の前面
よりも前方側に押し出されていれば、操作者が取っ手1
7を掴んで水平滑動硝子窓3に隣設する固定硝子窓4側
へ力を入れると、下部側ローラー22が下部側案内レー
ル52の係合片53に沿って滑動する。
【0086】さらに、上部側ローラー28が上部側案内
レール56の係合溝57に沿って滑動することによっ
て、水平滑動硝子窓3が水平に左方向または右方向にス
ライドする。したがって、展示ケース2の前面の一部が
開放され、操作者が展示ケース2内に入ることができ、
物品や作品等の展示品の交換作業が移動作業を行うこと
ができる。
【0087】そして、展示ケース2の水平滑動硝子窓3
の閉塞作業を行う場合には、先ず水平滑動硝子窓3を上
記とは逆方向にスライドさせて隣設する固定硝子窓4と
重ならない位置までスライドさせる。そして、ハンドル
61を左回転(逆回転)させることにより、メインパイ
プ72、73内および連結パイプ74内を挿通するギヤ
ードケーブルが軸方向の他方側へ摺動し、2個の下部側
アクチュエータ110および2個の上部側アクチュエー
タ210が上記と逆の動作を開始する。
【0088】すなわち、2個の下部側アクチュエータ1
10および2個の上部側アクチュエータ210のチェー
ン112、212が後方側へ引き戻されることにより、
障子金具116、216を介して通し金具51、54が
後方側へ駆動される。このとき、案内レール121と係
合部材122の作用を受けて、小さな操作力で通し金具
51が後方側へスムーズに移動することによって、下部
側案内レール52も後方側へ駆動されるので、下部側ロ
ーラー22、支軸21を介して一対の下部側框12、1
3が後方側へ引き戻される。したがって、水平滑動硝子
窓3の下端部がハンドル61の操作量(回転角)分だけ
後方側へ遠隔操作される。
【0089】一方、案内レール221と係合部材222
の作用を受けて、小さな操作力でスライド金具55が前
方側へスムーズに移動することによって、上部側案内レ
ール56および上部側カバー43も前方側へ駆動される
ので、上部側ローラー28、取付金具27、上枠材25
を介して一対の上部側框14、15が後方側へ引き戻さ
れる。したがって、水平滑動硝子窓3の上端部および上
部側カバー43がハンドル61の操作量(回転角)分だ
け後方側へ遠隔操作される。
【0090】以上のようにハンドル61の操作量だけ水
平滑動硝子窓3を直立した状態で後方側へ移動させ、固
定硝子窓4の前面と水平滑動硝子窓3の前面が同一平面
上となった所で、すなわち、後側の下部側框13、上部
側框15が背面側枠32、42のゴムシール35、45
に当接した所でハンドル61の操作を終了する。これに
より、展示ケース2全体の前面が同一面となり、展示品
が見易く、外観意匠に優れると共に、固定硝子窓4と水
平滑動硝子窓3とにずれがないので密閉性に優れる。そ
して、下部側カバー33を蝶番36を支点にして閉じる
と、ハンドル61および伸縮軸62がコイルスプリング
63の弾性力に打ち勝って、図3および図4に示した位
置に戻され、ハンドル61が収納される。
【0091】〔第1実施例の効果〕以上のように、この
実施例の水平滑動硝子窓用遠隔操作装置1では、展示ケ
ース2全体の前面が同一面とされ、且つ水平滑動硝子窓
3が人の手の届かない高さのものであっても、水平滑動
硝子窓3を直立した状態で、すなわち、水平滑動硝子窓
3の一対の上部側框14、15が一対の下部側框12、
13と同時に同一方向、同じ量だけ前方側または後方側
へ手動による遠隔操作によって容易に動かすことができ
る。
【0092】また、水平滑動硝子窓3および下部側、上
部側硝子窓支持ユニット7、8を前後方向に支持誘導す
る下部側、上部側誘導ユニット120、220を設けて
いるので、水平滑動硝子窓3および下部側、上部側硝子
窓支持ユニット7、8が小さな駆動力(操作力)でスム
ーズに動く。このため、下部側、上部側アクチュエータ
110、210のチェーン112、212の駆動力を増
大化したり、下部側、上部側硝子窓支持ユニット7、8
の強度を高強度化したりする必要はない。
【0093】さらに、転向ボックス71内の歯車装置が
下部側、上部側駆動ユニット100、200の作動状態
を保持するセルフロック機構を備えているので、操作者
が任意の位置で水平滑動硝子窓3および下部側、上部側
硝子窓支持ユニット7、8を停止させることができるの
で、使い勝手に優れる。また、遠隔操作途中で水平滑動
硝子窓3自体を前後させる外力が加わっても水平滑動硝
子窓3、下部側、上部側硝子窓支持ユニット7、8およ
び下部側、上部側駆動ユニット100、200等が前後
動しない。特に水平滑動硝子窓3の閉塞作業時の締め切
り時に有効である。
【0094】そして、展示ケース2の前面が展示室の壁
面や柱の端面と同一面となるように、展示ケース2を展
示室の壁面に収納することにより、狭い展示室内を有効
利用することができる。その上、展示室の壁面や柱の端
面と水平滑動硝子窓3の前面および固定硝子窓4の前面
とが全て同一面となるので、外観意匠に非常に優れるよ
うになる。
【0095】〔第2実施例〕図11はこの発明の第2実
施例を示したもので、水平滑動硝子窓の下端部構造を示
した図である。この実施例では、下部側ローラー22を
断面形状がコの字状の取付金具30により回転自在に支
持するようにしている。この取付金具30は、取付金具
20にねじ等の締結具を用いて締付け固定されている。
【0096】〔第3実施例〕図12はこの発明の第3実
施例を示したもので、電動式の水平滑動硝子窓用開閉補
助装置を示した図である。この実施例の電動式の水平滑
動硝子窓用開閉補助装置300は、操作ボックス31
0、信号送信線321、322、第1、第2電動式駆動
装置330、340および第1実施例と同様な構造の下
部側、上部側駆動ユニット100、200を備えてい
る。
【0097】操作ボックス310は、本発明の遠隔操作
部であって、マイクロコンピュータが内蔵されており、
表面に開放スイッチ311、閉塞スイッチ312および
停止スイッチ313が設置されている。開放スイッチ3
11は、水平滑動硝子窓3を前方側へ移動させるように
指示する操作信号を出力する操作信号出力手段である。
なお、操作ボックス310を無線機(発信機)であるリ
モートコントローラーに代え、第1、第2電動式駆動装
置330、340に受信機を取り付けて、信号送信線3
21、322を廃止しても良い。
【0098】閉塞スイッチ312は、水平滑動硝子窓3
を後方側へ移動させるように指示する操作信号を出力す
る操作信号出力手段である。停止スイッチ313は、水
平滑動硝子窓3の移動を停止させるように指示する操作
信号を出力する操作信号出力手段である。信号送信線3
21、322は、本発明の指令伝達部であって、開放ス
イッチ311、閉塞スイッチ312および停止スイッチ
313の操作信号を電動式駆動装置330、340に伝
達する信号伝達手段である。
【0099】電動式駆動装置330、340は、下部
側、上部側アクチュエータ110、210およびメイン
パイプ72、73内のギヤードケーブルと共に電動式の
アクチュエータを構成するものである。電動式駆動装置
330、340は、内部に歯車装置および電動モータが
内蔵され、電源回路350より作動電圧が供給される。
電動式駆動装置330、340は、開放スイッチ31
1、閉塞スイッチ312および停止スイッチ313の操
作信号に基づいて、メインパイプ72、73内のギヤー
ドケーブルを押し出したり、引き戻したり、動きを停止
したりする。
【0100】〔第4実施例〕図13はこの発明の第4実
施例を示したもので、展示ケースを示した図である。こ
の実施例では、水平滑動硝子窓3および固定硝子窓4に
断面形状が円弧形状の曲面硝子81、82を用いること
により、展示ケース2の前面が同一曲率面となるように
している。
【0101】〔第5実施例〕図14はこの発明の第5実
施例を示したもので、展示ケースを示した図である。こ
の実施例では、水平滑動硝子窓3のみに断面形状が円弧
形状の曲面硝子81を用いることにより、固定硝子窓4
の両側部と水平滑動硝子窓3とが同一平面となるように
している。
【0102】〔第6実施例〕図15ないし図18はこの
発明の第6実施例を示したもので、図15は水平滑動硝
子窓用遠隔操作装置の全体構造を示した図で、図16は
上部側アクチュエータ付近の構造を示した図である。
【0103】この実施例の水平滑動硝子窓用遠隔操作装
置1は、展示ケース2の前面に取り付けられた水平滑動
硝子窓3を自動的に遠隔操作することにより前方側また
は後方側に移動させる前後方向移動装置であると共に、
水平滑動硝子窓3の前後方向に対して直交する水平方向
の左側または右側に移動させる左右方向移動装置であ
る。そして、水平滑動硝子窓用遠隔操作装置1は、展示
ケース2の水平滑動硝子窓3の上端部を支持する上部側
硝子窓支持ユニット8(図16参照)と、水平滑動硝子
窓3を前後方向および左右方向に移動させる電動式の水
平滑動硝子窓用開閉補助装置500とを備えている。
【0104】展示ケース2は、2枚の水平滑動硝子窓
3、固定硝子窓4、下部側窓枠ユニット(図示せず)、
上部側窓枠ユニット6および左右の方立てユニット(図
示せず)等から構成されている。水平滑動硝子窓3は、
トロリ式の移動体であって、平面硝子400、この平面
硝子400の下部を保持する下部側框(図示せず)、お
よび平面硝子400の上部を保持するコの字状の上部側
框401等を有している。そして、上部側框401は、
コーキング材(充填材)402を介して平面硝子400
の上部を保持している。
【0105】上部側框401の上端面には、前方側(図
示右側)に延長された平板状の連結部材403が締付け
または溶接により固定されている。この連結部材403
の先端部には、金属または樹脂製のローラー404が回
転自在に支持されている。このローラー404は、上部
側窓枠ユニット6の上部側カバー405の下端部406
の上端面に締付けまたは溶接により固定された樋状部材
407内に遊嵌されている。この樋状部材407は、少
なくとも水平滑動硝子窓3の1枚分の幅と水平滑動硝子
窓3に隣設する固定硝子窓4の1枚分の幅との和だけ、
水平滑動硝子窓3の前後方向に対して直交する左右方向
(水平方向)に延長されている。
【0106】また、連結部材403の取付位置と異なる
上部側框401の上端面には、所定の距離を隔てて2個
の取付金具408が締付けまたは溶接により固定されて
いる。そして、2個の取付金具408は、コの字状の断
面を有し、腕状金具(アーム部)409がボルト410
により締付け固定されている。この腕状金具409の上
端部には、トロリやロープウェイのように水平滑動硝子
窓3を直立するように下方に吊るした状態で左右方向に
移動させるための吊り車411が回転自在に取り付けら
れている。この吊り車411は、腕状金具409の上端
部に回転軸412を介して取り付けられ、腕状金具40
9の上端部との間には回転を容易にするためにワッシャ
413が装着されている。
【0107】また、上部側框401と上部側窓枠ユニッ
ト6の上部側窓枠414の下端部415との間には、リ
ップシール415が装着されている。リップシール41
5は、下端部415の前側端に保持されており、上下の
空間を気密化するシール機能と、水平滑動硝子窓3を定
位置に戻した時に水平滑動硝子窓3が上部側窓枠414
に衝突した際の衝撃を和らげるダンパ機能とを有してい
る。
【0108】上部側硝子窓支持ユニット8は、本発明の
ウィング支持手段であって、上部側窓枠ユニット6の上
部側窓枠414内に前後方向に移動可能に設けられた、
左右方向に延びる通し金具416、およびこの通し金具
416に締付けまたは溶接により固定された上部側案内
部材417等を有している。通し金具416は、上部側
案内部材417と共に平板状の取付部材418および杓
状の取付金具419を介して上部側窓枠ユニット6の上
部側カバー405に締付けまたは溶接により固定されて
いる。上部側案内部材417は、本発明の水平方向案内
手段であって、下端部に水平滑動硝子窓3の吊り車41
1が係合する2本のレール部420を有している。
【0109】電動式の水平滑動硝子窓用開閉補助装置5
00は、操作ボックス510、信号送信線521、52
2および第1、第2電動式駆動装置530、540を備
えている。操作ボックス510は、本発明の第1、第2
遠隔操作部であって、マイクロコンピュータ560が内
蔵されており、表面に自己復帰型の開放ボタン511お
よび自己復帰型の閉塞ボタン512が設置された遠隔操
作部である。開放ボタン511は、操作者が押し続けて
いる間だけ水平滑動硝子窓3を定位置から開放させるよ
うに指示する操作信号を出力する操作信号出力手段であ
る。
【0110】閉塞ボタン512は、操作者が押し続けて
いる間だけ水平滑動硝子窓3を定位置に戻すように指示
する操作信号を出力する操作信号出力手段である。な
お、操作ボックス510を無線機(発信機)であるリモ
ートコントローラーに代え、第1、第2電動式駆動装置
530、540に受信機を取り付けて、信号送信線52
1、522を廃止しても良い。信号送信線521、52
2は、マイクロコンピュータ600からの操作信号を第
1、第2電動式駆動装置530、540に伝達する信号
伝達手段(指令伝達部)である。
【0111】第1電動式駆動装置530は、本発明の第
1アクチュエータであって、2個の上部側アクチュエー
タ531およびメインパイプ(図示せず)内のギヤード
ケーブル532と共に電動式のアクチュエータを構成す
るものである。第1電動式駆動装置530は、内部に第
1歯車装置および第1電動モータ(直流電動機または交
流電動機)533が内蔵され、電源回路550より作動
電圧が供給される。第1電動式駆動装置530は、マイ
クロコンピュータ600からの操作信号に基づいて、メ
インパイプ内のギヤードケーブル532を押し出した
り、引き戻したり、動きを停止したりする。
【0112】2個の上部側アクチュエータ531は、水
平滑動硝子窓3を前後方向に移動させる上部側駆動手
段、プッシュプル手段であって、メインパイプにジョイ
ント(図示せず)を介して連結した円形パイプ534、
内部よりチェーン535が出没するケース536、この
ケース536を取り付けるためのブラケット537等か
ら構成されている。円形パイプ534内には、メインパ
イプ内のギヤードケーブル532が摺動自在に挿通され
ている。
【0113】チェーン535の先端部には、平板形状の
連結片538が一体的に取り付けられている。この連結
片538は、障子金具539にねじ等の締結具を用いて
締付け固定されている。その障子金具539は、上部側
硝子窓支持ユニット8の通し金具416の背面および上
部側案内部材417の背面にねじ等の締結具を用いて締
付け固定されている。
【0114】ケース536は、ブラケット537の下端
面にボルト等の締結具を用いてそれぞれ締付け固定され
ている。このケース536内には、チェーン535を引
き戻すことにより上部側硝子窓支持ユニット8を前方側
へ押し出す押出し手段、およびチェーン535を押し出
すことにより上部側硝子窓支持ユニット8を後方側へ引
き戻す引戻し手段を内蔵している。ブラケット537
は、上部側窓枠ユニット6の上部側窓枠414の上端部
421にボルト等の締結具を用いてそれぞれ締付け固定
されている。
【0115】第2電動式駆動装置540は、本発明の第
2アクチュエータであって、複数個(例えば2個)のラ
ンナー(移動体)541、およびメインパイプ(図示せ
ず)内のギヤードケーブル542と共に電動式のアクチ
ュエータを構成するものである。第2電動式駆動装置5
40は、内部に第2歯車装置および第2電動モータ(直
流電動機または交流電動機)543が内蔵され、電源回
路550より作動電圧が供給されると動作する。
【0116】ランナー541は、略コの字状の断面を有
し、案内レール544の周囲を摺動する。このランナー
541の爪状部分545は、ギヤードケーブル542に
結合されている。案内レール544は、上部側案内部材
417のレール部420の前面に溶接等により固定され
たL字状の取付金具546が下端面により締付け固定さ
れている。この取付金具546の下方には、腕状金具4
09に締付け固定されたL字状の受け金具547が設け
られている。
【0117】次に、電動式の水平滑動硝子窓用開閉補助
装置500を制御するマイクロコンピュータ560につ
いて図15ないし図17に基づいて説明する。このマイ
クロコンピュータ560は、本発明の開閉制御手段であ
って、操作ボックス510および第1〜第4リミットス
イッチ(有接触位置センサ)561〜564からの出力
信号に基づいて、第1、第2電動式駆動装置530、5
40を制御する制御装置である。
【0118】第1リミットスイッチ561は、本発明の
第1位置検出手段であって、水平硝子窓3の定位置Aに
設置され、水平滑動硝子窓3が定位置Aに到達したこと
を検出した際に定位置信号をマイクロコンピュータ56
0に出力する。第2リミットスイッチ562は、本発明
の第2位置検出手段であって、水平滑動硝子窓3の前進
完了位置B1 に設置され、水平滑動硝子窓3が前進完了
位置B1 に到達したことを検出した際に前進完了位置信
号をマイクロコンピュータ560に出力する。
【0119】第3リミットスイッチ563は、本発明の
第3位置検出手段であって、水平滑動硝子窓3の左スラ
イド完了位置B2 に設置され、水平滑動硝子窓3が前進
完了位置と同じ位置である左スライド完了位置B2 に到
達したことを検出した際に左スライド完了位置信号をマ
イクロコンピュータ560に出力する。第4リミットス
イッチ564は、本発明の第4位置検出手段であって、
水平滑動硝子窓3の右スライド完了位置Cに設置され、
水平滑動硝子窓3が右スライド完了位置Cに到達したこ
とを検出した際に右スライド完了位置信号をマイクロコ
ンピュータ560に出力する。なお、第1〜第4リミッ
トスイッチ561〜564の代わりに、マイクロスイッ
チやタッチスイッチ等の有接触位置センサ(有接触位置
検出手段)、あるいは近接スイッチや光電スイッチ等の
非接触位置センサ(非接触位置検出手段)を用いても良
い。
【0120】ここで、マイクロコンピュータ560の作
動を図17の説明図および図18のフローチャートに基
づいて説明する。なお、図18のフローチャートはマイ
クロコンピュータ560に電源回路550から作動電圧
が供給された時から作動を開始(スタート)する。先
ず、操作ボックス510の開放ボタン511が押されて
いるか否かを判断する(ステップS1)。このステップ
S1の判断結果がYesの場合には、第2リミットスイ
ッチ562が水平滑動硝子窓3を検出しているか否かを
判断する。すなわち、水平滑動硝子窓3が前進完了位置
B1 (図17参照)に到達したか否かを判断する(ステ
ップS2)。このステップS2の判断結果がNoの場合
には、第1電動式駆動装置530の第1電動モータ53
3を通電(正転)して水平滑動硝子窓3を前進させる
(ステップS3)。その後にリターンする。
【0121】また、ステップS2の判断結果がYesの
場合には、第1電動式駆動装置530の第1電動モータ
533の通電を停止し(ステップS4)、第4リミット
スイッチ564が水平滑動硝子窓3を検出しているか否
かを判断する。すなわち、水平滑動硝子窓3が右スライ
ド完了位置C(図17参照)に到達したか否かを判断す
る(ステップS5)。このステップS5の判断結果がN
oの場合には、第2電動式駆動装置540の第2電動モ
ータ543を通電(正転)して水平滑動硝子窓3を右ス
ライドさせる(ステップS6)。その後にリターンす
る。また、ステップS5の判断結果がYesの場合に
は、第2電動式駆動装置540の第2電動モータ543
の通電を停止する(ステップS7)。その後にリターン
する。
【0122】また、ステップS1の判断結果がNoの場
合には、操作ボックス510の閉塞ボタン512が押さ
れているか否かを判断する(ステップS8)。このステ
ップS8の判断結果がNoの場合には、リターンする。
また、ステップS8の判断結果がYesの場合には、第
3リミットスイッチ563が水平滑動硝子窓3を検出し
ているか否かを判断する。すなわち、水平滑動硝子窓3
が左スライド完了位置B2 (図17参照)に到達したか
否かを判断する(ステップS9)。このステップS9の
判断結果がNoの場合には、第2電動式駆動装置540
の第2電動モータ543を通電(逆転)して水平滑動硝
子窓3を左スライドさせる(ステップS10)。その後
にリターンする。
【0123】また、ステップS9の判断結果がYesの
場合には、第2電動式駆動装置540の第2電動モータ
543の通電を停止し(ステップS11)、第1リミッ
トスイッチ561が水平滑動硝子窓3を検出しているか
否かを判断する。すなわち、水平滑動硝子窓3が定位置
A(図17参照)に到達したか否かを判断する(ステッ
プS12)。このステップS12の判断結果がNoの場
合には、第1電動式駆動装置530の第1電動モータ5
33を通電(逆転)して水平滑動硝子窓3を後退させる
(ステップS13)。その後にリターンする。また、ス
テップS12の判断結果がYesの場合には、第1電動
式駆動装置530の第1電動モータ533の通電を停止
する(ステップS14)。その後にリターンする。
【0124】以上のように、この実施例の水平滑動硝子
窓用遠隔操作装置1では、展示ケース2全体の前面が同
一面とされ、且つ水平滑動硝子窓3が人の手の届かない
高さのものであっても、操作ボックス510の開放ボタ
ン511または閉塞ボタン512を押し続けるだけで、
水平滑動硝子窓3を直立した状態で前進および右スライ
ド、あるいは左スライドおよび後退させることができ
る。したがって、操作者の負担が非常に軽くなる。
【0125】〔第7実施例〕図19ないし図23はこの
発明の第7実施例を示したもので、図19ないし図21
は第2電動式駆動装置の主要部を示した図で、図22は
第2電動モータ付近の構造を示した図である。
【0126】この実施例の第2電動式駆動装置600
は、本発明の第2アクチュエータであって、1個の第2
電動モータ601、案内レール602内を往復移動可能
に摺動する1本のギヤードケーブル603、およびこの
ギヤードケーブル603にそれぞれ結合されている2個
のランナー(移動体)604等から構成されている。
【0127】第2電動モータ601は、上部側硝子窓支
持ユニットの上部側案内部材(図示せず)に取り付けら
れる取付ステー611にかしめ等により固定されてい
る。取付ステー611は、取付ブラケット612、61
3にねじ等の締結具614、615を用いて締付け固定
されている。なお、616は保護カバーである。この第
2電動モータ601の図示しない回転軸は、ハウジング
605に内蔵された歯車装置(図示せず)に駆動連結さ
れている。そして、歯車装置の出力軸は、1本のギヤー
ドケーブル603に噛み合うギヤ606に駆動連結され
ている。
【0128】案内レール602は、水平滑動硝子窓(図
示せず)の前後方向に対して直交する水平方向(左右方
向)に延長されており、図20に示したように、第2電
動モータ601(中央)付近では取付ステー611と取
付ブラケット612との間に挟み込まれた状態で保持さ
れている。また、案内レール602の両側では、図21
に示したように、ガイド板617にねじ等の締結具61
8を用いて締付け固定されている。そのガイド板617
は、ねじ等の締結具619を用いて取付ブラケット61
2に締付け固定されている。
【0129】2個のランナー604は、例えば第6実施
例の吊り車411の腕状金具409に連結されるもの
で、1本のギヤードケーブル603にそれぞれ固定され
ている。これらのランナー604は、第2電動モータ6
01が通電されてギヤ606が回転駆動されると1本の
ギヤードケーブル603が左右方向に移動することによ
って、案内レール602の一端面に形成された挿通穴6
07を貫通した状態で水平滑動硝子窓(図示せず)の前
後方向に対して直交する水平方向(左右方向)に移動す
る。なお、608、609はギヤードケーブル603が
摺動する特管、メインパイプで、610は特管608と
メインパイプ609とを接続するジョイント部である。
【0130】〔変形例〕この実施例では、本発明を展示
ケースの水平滑動硝子窓用遠隔操作装置1に適用した
が、本発明を陳列ケースや衣装ケースの水平滑動硝子
窓、温室、乗物の開閉扉や開閉窓用遠隔操作装置に適用
しても良い。なお、飛行機、船舶、バス車両の開閉扉用
遠隔操作装置に適用しても良い。アクチュエータとして
は、機械式のアクチュエータだけでなく、電動モータ等
の電気式のアクチュエータ、電磁式モータ等の磁力式の
アクチュエータ、油圧モータや負圧サーボモータ等の流
体圧式のアクチュエータを用いても良い。アクチュエー
タとウイング支持手段との間に、シャフト、ベルト、ス
プロケット等の伝動手段を介在させても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】水平滑動硝子窓用遠隔操作装置の全体構造の概
略を示した透視図である(第1実施例)。
【図2】展示ケースを示した正面図である(第1実施
例)。
【図3】ハンドル付近の構造を示した横断面図である
(第1実施例)。
【図4】ハンドル付近の構造を示した縦断面図である
(第1実施例)。
【図5】展示ケースの下部構造を示した分解図である
(第1実施例)。
【図6】下部側アクチュエータ付近の構造を示した縦断
面図である(第1実施例)。
【図7】下部側誘導ユニット付近の構造を示した縦断面
図である(第1実施例)。
【図8】展示ケースの上部構造を示した分解図である
(第1実施例)。
【図9】上部側アクチュエータ付近の構造を示した縦断
面図である(第1実施例)。
【図10】下部側誘導ユニット付近の構造を示した縦断
面図である(第1実施例)。
【図11】水平滑動硝子窓の下端部構造を示した斜視図
である(第2実施例)。
【図12】電動式の水平滑動硝子窓用開閉補助装置を示
した概略図である(第3実施例)。
【図13】展示ケースを示した横断面図である(第4実
施例)。
【図14】展示ケースを示した横断面図である(第5実
施例)。
【図15】水平滑動硝子窓用遠隔操作装置の全体構造を
示した概略図である(第6実施例)。
【図16】上部側アクチュエータ付近の構造を示した縦
断面図である(第6実施例)。
【図17】電動式の水平滑動硝子窓用開閉補助装置の作
動を示した説明図である(第6実施例)。
【図18】マイクロコンピュータの作動を示したフロー
チャートである(第6実施例)。
【図19】(a)は第2電動式駆動装置の主要部を示し
た平面図で、(b)は第2電動式駆動装置の主要部を示
した側面図である(第7実施例)。
【図20】図19(a)のX−X断面図である(第7実
施例)。
【図21】図19(b)のY−Y断面図である(第7実
施例)。
【図22】第2電動モータ付近の構造を示した正面図で
ある(第7実施例)。
【符号の説明】
1 水平滑動硝子窓用遠隔操作装置(スライドウィング
用遠隔操作装置) 2 展示ケース 3 水平滑動硝子窓(スライドウィング) 4 固定硝子窓(直立壁体) 7 下部側硝子窓支持ユニット(ウィング支持手段) 8 上部側硝子窓支持ユニット(ウィング支持手段) 9 水平滑動硝子窓用開閉補助装置 52 下部側案内レール(水平方向案内手段) 56 上部側案内レール(水平方向案内手段) 60 遠隔操作ユニット(遠隔操作手段) 61 ハンドル(回転式の手動操作手段) 70 伝動ユニット(遠隔操作手段) 71 転向ボックス(転向部) 100 下部側駆動ユニット 110 下部側アクチュエータ 120 下部側誘導ユニット(前後方向誘導手段) 200 上部側駆動ユニット 210 上部側アクチュエータ 220 上部側誘導ユニット(前後方向誘導手段) 300 電動式の水平滑動硝子窓用開閉補助装置 310 操作ボックス(遠隔操作部) 311 開放スイッチ(操作信号出力手段) 312 閉塞スイッチ(操作信号出力手段) 313 停止スイッチ(操作信号出力手段) 321 信号送信線(指令伝達部、信号伝達手段) 322 信号送信線(指令伝達部、信号伝達手段) 330 電動式駆動装置(アクチュエータ) 340 電動式駆動装置(アクチュエータ) 500 電動式の水平滑動硝子窓用開閉補助装置 510 操作ボックス(第1、第2遠隔操作部) 511 開放ボタン(操作信号出力手段) 512 閉塞ボタン(操作信号出力手段) 521 信号送信線(指令伝達部、信号伝達手段) 522 信号送信線(指令伝達部、信号伝達手段) 530 第1電動式駆動装置(第1アクチュエータ) 532 ギヤードケーブル 533 第1電動モータ 540 第2電動式駆動装置(第2アクチュエータ) 541 ランナー(移動体) 542 ギヤードケーブル 543 第2電動モータ 544 案内レール 560 マイクロコンピュータ(開閉制御手段) 561 第1リミットスイッチ(第1位置検出手段) 562 第2リミットスイッチ(第2位置検出手段) 563 第3リミットスイッチ(第3位置検出手段) 564 第4リミットスイッチ(第4位置検出手段) 600 第2電動式駆動装置(第2アクチュエータ) 601 第2電動モータ 602 案内レール 603 ギヤードケーブル 604 ランナー(移動体)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)直立して配されたスライドウィング
    と、 (b)このスライドウィングを直立した状態で支持する
    ウィング支持手段と、 (c)このウィング支持手段を、前記スライドウィング
    の前後方向に移動させるアクチュエータと、 (d)このアクチュエータを遠隔操作する遠隔操作手段
    とを備えたスライドウィング用遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のスライドウィング用遠隔
    操作装置において、 前記ウィング支持手段は、前記スライドウィングが前後
    方向に対して直交する水平方向に移動可能となるように
    案内する水平方向案内手段を有することを特徴とするス
    ライドウィング用遠隔操作装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のスライドウィング用遠隔
    操作装置において、 前記スライドウィングの隣には、直立して配された直立
    壁体が並列して配置されたことを特徴とするスライドウ
    ィング用遠隔操作装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のスライドウィング用遠隔
    操作装置において、 前記スライドウィングの一端面は、前記直立壁体の壁面
    と略同一平面上または略同一曲率面上に配されているこ
    とを特徴とするスライドウィング用遠隔操作装置。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4に記載のスライド
    ウィング用遠隔操作装置において、 前記直立壁体は、内部を透視可能な水平滑動ウィングで
    あることを特徴とするスライドウィング用遠隔操作装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    のスライドウィング用遠隔操作装置において、 前記ウィング支持手段が前後方向に移動するように前記
    ウィング支持手段を支持誘導する前後方向誘導手段を備
    えたことを特徴とするスライドウィング用遠隔操作装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれかに記載
    のスライドウィング用遠隔操作装置において、 前記スライドウィングは、内部を透視可能な水平滑動ウ
    ィングであることを特徴とするスライドウィング用遠隔
    操作装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし請求項7のいずれかに記載
    のスライドウィング用遠隔操作装置において、 前記遠隔操作手段は、前記ウィング支持手段を前後方向
    に移動させるように指令を出す遠隔操作部、およびこの
    遠隔操作部の指令を前記アクチュエータに伝達する指令
    伝達部を有することを特徴とするスライドウィング用遠
    隔操作装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のスライドウィング用遠隔
    操作装置において、 前記遠隔操作部は、手動操作される回転式の手動操作手
    段であり、 前記指令伝達部は、前記手動操作手段の回転運動を軸方
    向の往復運動に転向する転向部、およびこの転向部と前
    記アクチュエータとを連結する索条体であることを特徴
    とするスライドウィング用遠隔操作装置。
  10. 【請求項10】請求項8に記載のスライドウィング用遠
    隔操作装置において、 前記遠隔操作部は、前記ウィング支持手段を前後方向へ
    移動させるように指示する操作信号を出力する操作信号
    出力手段であり、 前記指令伝達部は、前記操作信号出力手段から前記アク
    チュエータに操作信号を伝達する信号伝達手段であるこ
    とを特徴とするスライドウィング用遠隔操作装置。
  11. 【請求項11】請求項9に記載のスライドウィング用遠
    隔操作装置において、 前記遠隔操作手段は、前記アクチュエータの状態を保持
    する状態保持手段を有することを特徴とするスライドウ
    ィング用遠隔操作装置。
  12. 【請求項12】請求項1ないし請求項11のいずれかに
    記載のスライドウィング用遠隔操作装置において、 前記アクチュエータは、前記ウィング支持手段を前方側
    または後方側へ押し出す押出し手段、および前記ウィン
    グ支持手段を後方側または前方側へ引き戻す引戻し手段
    を有することを特徴とするスライドウィング用遠隔操作
    装置。
  13. 【請求項13】(a)直立して配されたスライドウィン
    グと、 (b)このスライドウィングが前後方向に対して直交す
    る水平方向に移動可能となるように案内する水平方向案
    内手段を有し、前記スライドウィングを直立した状態で
    支持するウィング支持手段と、 (c)前記水平方向案内手段を、前記スライドウィング
    の前後方向に移動させる第1アクチュエータと、 (d)前記スライドウィングを、前記水平方向案内手段
    に沿って水平方向に移動させる第2アクチュエータと、 (e)前記第1アクチュエータおよび前記第2アクチュ
    エータを遠隔操作する遠隔操作手段とを備えたスライド
    ウィング用遠隔操作装置。
  14. 【請求項14】請求項13に記載のスライドウィング用
    遠隔操作装置において、 前記遠隔操作手段は、前記スライドウィングを定位置か
    ら移動させるように指令する第1遠隔操作部、 前記スライドウィングを定位置に戻すように指令する第
    2遠隔操作部、 前記スライドウィングが定位置に到達したことを検出す
    る第1位置検出手段、 前記スライドウィングが前進完了位置に到達したことを
    検出する第2位置検出手段、 前記スライドウィングが前記前進完了位置と同じ位置で
    ある水平方向の一方側完了位置に到達したことを検出す
    る第3位置検出手段、 前記スライドウィングが水平方向の他方側完了位置に到
    達したことを検出する第4位置検出手段、 並びに前記第1、第2遠隔操作部および前記第1〜第4
    位置検出手段の出力に応じて、前記第1アクチュエータ
    および前記第2アクチュエータを制御する開閉制御手段
    を有することを特徴とするスライドウィング用遠隔操作
    装置。
  15. 【請求項15】請求項13または請求項14のいずれか
    に記載のスライドウィング用遠隔操作装置において、 前記第1アクチュエータは、前記ウィング支持手段に取
    り付けられた電動モータであることを特徴とするスライ
    ドウィング用遠隔操作装置。
  16. 【請求項16】請求項13または請求項14のいずれか
    に記載のスライドウィング用遠隔操作装置において、 前記第2アクチュエータは、前記ウィング支持手段に取
    り付けられた電動モータであることを特徴とするスライ
    ドウィング用遠隔操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000079689A3 (en) * 1999-06-17 2001-03-15 Autowin Corp Remote controllable device for opening/closing of a window
JP2011063954A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Okamura Corp 展示ケース
JP2011084916A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Howa:Kk 半自動引き戸

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