JPH0967982A - 電磁遮蔽機能を有する扉構造 - Google Patents

電磁遮蔽機能を有する扉構造

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JPH0967982A
JPH0967982A JP22190395A JP22190395A JPH0967982A JP H0967982 A JPH0967982 A JP H0967982A JP 22190395 A JP22190395 A JP 22190395A JP 22190395 A JP22190395 A JP 22190395A JP H0967982 A JPH0967982 A JP H0967982A
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JP
Japan
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door
floor
electromagnetic shielding
slope
closed
Prior art date
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Application number
JP22190395A
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English (en)
Inventor
Hachiro Yamamoto
八郎 山本
Nobuyuki Miyake
伸幸 三宅
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】床の表面を傷めるとなく、しかも、台車等の通
行に支障がない電磁遮蔽機能を有する扉構造を提供する
ことを課題としている。 【解決手段】電磁遮蔽を行う出入口の近傍の床1は、ス
ロープを形成している。そのスロープは、扉2の開閉方
向に傾斜し、扉2の閉じ方向側が高くなるように勾配が
設定される。また、出入口の下枠3も上記スロープに合
わせて上面を傾斜させている。その下枠3(以下、沓摺
部と呼ぶ)はアルミニウム板等の導電性部材から構成さ
れている。扉2は丁番によって開閉可能な開き扉であっ
て、その丁番の回動軸周りに水平に回転可能となってい
る。さらに、上記扉2の下端面2aは、上記スロープと
同じ勾配をもって傾斜していて、上記沓摺部3に面接触
可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出入口の電磁遮蔽
構造に係り、特に、扉の下端面と出入口との間の電磁遮
蔽構造に特徴を有する扉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、開き扉は、その下端面が床と擦
らないようにするため、当該扉の下端面と床との間に6
〜9mm程度の隙間を設けている。しかし、扉を閉じたと
きに、扉の下端面と出入口の下枠部分(以下、沓摺部と
呼ぶ)との間に隙間があると、その隙間から電磁波の漏
洩や侵入が生じる。このため、従来から扉と床との間を
電磁遮蔽するようにしている。
【0003】その電磁遮蔽機能を有する扉構造として
は、従来、例えば、図8に示すようなものがある。この
扉構造は、沓摺部20に扉21の下端部と扉21の閉じ
方向で対向する立上り部20aを設け、その立上り部2
0aに導電性のゴム等からなるシールドパッキン22を
取り付けると共に、扉21の下端部に上記シールドパッ
キン22に当接可能なエッジ部21aを設けることで構
成されている。
【0004】この電磁遮蔽機能を有する扉構造では、扉
21を閉じたときに上記エッジ部21aがシールドパッ
キン22に噛込むことで、扉21と沓摺部20との間が
電気的に密閉されて電磁遮蔽が行われる。また、電磁遮
蔽機能を有する扉構造としては、図9に示すようなもの
もある。これは、扉21の下端面に床側に向けて突出す
る金属製のブラシ23を設けると共に、沓摺部20に導
電性部材を配設して構成したものである。
【0005】この場合には、扉21を閉じると、扉21
下端面のブラシ23が沓摺部20に接触することで両者
21,20間が電気的に接続され、もって電磁遮蔽が行
われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成の電磁遮蔽機能を有する扉構造にあっては、
上記沓摺部20に立上り部20aを設けた扉構造では、
その立上り部20aによって床面に段差が形成されてし
まう。このため、床面を転動して移動する台車等が出入
口を通過する度に上記立上り部20aに引っ掛かり、当
該立上り部20aが台車等の通行の障害となるという問
題がある。
【0007】また、扉21の下端面に金属製のブラシ2
3を設けて電磁遮蔽を行うようにした扉構造の場合に
は、上記のような段差は形成されないものの、扉21に
設けた金属製のブラシ23が、扉21の開閉の度に出入
口近傍の床面を擦る。このため、上記床の表面を傷める
と共にブラシ23の寿命を短くするという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたもの
で、床の表面を傷めるとなく、しかも、台車等の通行に
支障がない電磁遮蔽機能を有する扉構造を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載した電磁遮蔽機能を有
する扉構造は、開き扉を閉じたときに当該扉と出入口と
の間を電磁遮蔽する扉構造において、上記扉の移動時に
当該扉と上下方向で対向可能な床部分を、上記扉の閉じ
方向に当該扉の閉じ方向側が高くなる勾配をもって傾斜
させたことを特徴としている。
【0009】このように床に勾配を付け、しかも扉の閉
じ方向側を高くすることで、扉が開いた状態では扉の下
端面と床との間には所定の隙間が確保され、また、扉を
閉じるに従い上記扉と床との間の隙間が小さくなり、扉
を完全に閉じたときには扉の下端部を床に接触又は近接
した状態に設定することが可能となる。これによって、
扉は、床を擦ることなく開閉可能となる共に、閉じたと
きには、扉と床の間を密閉して電磁遮蔽が行われる。
【0010】また、出入口近傍の床は、スロープとなっ
て段差を形成しないために、台車等の通行の支障とはな
らない。次に、請求項2に記載した発明は、請求項1に
記載された構成に対して、上記出入口の下枠部分を導電
性部材で構成すると共に、当該下枠部分の表面を扉の下
端面と同一の傾きに設定したことを特徴としている。
【0011】これによって、扉を閉じたときに、扉の下
端と出入口の下枠部分が電気的に接続され、且つ、当該
下枠部分と扉の下端面とは確実に面で接触又は近接する
ために、更に電磁遮蔽効果が向上する。ここで、当該下
枠部分の表面を扉の下端面と同一の傾きに設定するとい
うことは、扉の下端面が水平面である場合には、下枠部
分の表面を傾きゼロの水平面とするという意味である。
【0012】次に、請求項3に記載した発明は、請求項
1又は請求項2に記載された構成に対して、上記扉の下
端部に、床側に向けて突出する導電性部材を取り付けた
ことを特徴としている。これによって、扉を閉じたとき
に、扉の下端と出入口の下枠部分が電気的に接続され
て、更に電磁遮蔽効果が向上する。
【0013】また、扉の下端部を、直接、出入口の下枠
部分(沓摺部)に当接させる必要がないので、当該扉の
下端部の耐久性が向上する。このとき、上記導電性部材
として従来のように金属製のブラシを使用した場合で
も、当該ブラシは出入口近傍の床を擦ることなく、出入
口の下枠部分(沓摺部)だけと接触するようになる。つ
まり、扉を閉じたときに所定の電磁遮蔽効果を得ると共
に出入口近傍の床表面を傷付けることがなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の形態につい
て説明する。本実施の形態では、図1に示すように、電
磁遮蔽を行う出入口の近傍の床1(扉の移動時に当該扉
と上下方向で対向可能な床部分)は、スロープを形成し
ている。そのスロープは、扉2の開閉方向に傾斜し、扉
2の閉じ方向側が高くなるように勾配が設定されてい
る。また、出入口の下枠3も上記スロープに合わせて上
面を傾斜させている。その下枠3(以下、沓摺部と呼
ぶ)はアルミニウム板等の導電性部材から構成されてい
る。
【0015】また、扉2は、図示しない丁番によって開
閉可能な開き扉であって、その丁番の回動軸周りに水平
に回転可能となっている。さらに、上記扉2の下端面2
aは、上記スロープと同じ勾配をもって傾斜していて、
上記沓摺部3に面接触可能となっている。なお、扉2の
四周には金属製の枠部材が配設されている。そして、上
記扉2の下端面2aは、上記沓摺部3表面と同じ高さに
設定されることで、扉2が開いている状態では床1と所
定の隙間をあけて対向するが、扉2を閉じた状態では上
記沓摺部3に面接触可能となっている。
【0016】これによって、扉2の開閉動作時には、扉
2の下端面2aは床1を擦ることなく移動し、閉じた時
点で、扉2の下端面2aが床1の沓摺部3に面接触し、
もって、扉2の枠と沓摺部3とが電気的に接続されるこ
とで電磁遮蔽が行われる。また、出入口の床1はスロー
プになっているので、台車等の通行の支障とはならな
い。
【0017】このように、本実施の形態の扉構造では、
扉2の開閉時に扉2の下端面2aで床1を擦ることが防
止されと共に扉2を閉じた時には、床1と扉2との間を
密閉して電磁遮蔽されるようになる。即ち、扉2の開閉
によって床1の表面を傷めることなく且つ扉2を閉じた
時には確実に電磁遮蔽を行うことができる。なお、扉2
の横枠及び上部枠と出入口のサッシュ枠との間も、扉を
閉じたときに周知の手段によって電磁遮蔽されるように
なっている。
【0018】また、上記実施の形態では、扉2の下端面
2aを床1のスロープと平行となるように傾斜させてい
るが、従来の扉と同様に水平面を構成するように設定し
ておいてもよい。この場合には、扉2を閉じた時には扉
2の下端部が沓摺部3とが線接触して電磁遮蔽が実施さ
れることになる。このとき、図2に示すように、出入口
近傍の床1を傾斜させると共に沓摺部3を水平にして、
扉2下端面2aと沓摺部3とを面接触可能としてもよ
い。
【0019】次に、第2の実施の形態について図3及び
図4に基づき説明する。上記実施の形態と同様な部材に
は同一の符号を付して説明する。この第2の実施の形態
においては、上記第1の実施の形態と同様に、床1にス
ロープを設けているが、扉2を閉じ位置まで回転させた
状態でも扉2の下端面2aと床1との間に所定の隙間が
空くだけの高さに、即ち、扉2の下端部2aの高さを沓
摺部3よりもやや高い位置に設定している。
【0020】その代わりに、扉2の下端面2a全面から
床1に向けて導電性部材を構成する導電性ブラシ5を突
設させたものである。この導電性ブラシ5の長さは、扉
2を閉じた時にのみ床1に接触するだけの長さに設定す
る。この扉構造では、扉2を閉じた時に、扉2の下端部
と床1とが導電性ブラシ5を介して電気的に接続されて
電磁遮蔽が行われる。
【0021】また、扉2を開閉する際には、扉2が開く
方向に移動するに従い扉2の下端面2aと床1との隙間
が大きくなるので、ブラシ5が床1から離れた状態で扉
2は移動可能となり、上記ブラシ5によって床1の表面
を傷めることはない。また、第1の実施の形態のよう
に、扉2を閉じた時に扉2の下端部を、直接、沓摺部3
に接触させる必要がなくなるので、第1の実施の形態に
比べて扉2の下端部や沓摺部3の寿命が長くなる。
【0022】また、扉2の下端面2aを床1のスロープ
に合わせて傾けることなく、従来と同様に水平面を構成
するようにしてもよい。この場合には、ブラシ5の毛の
長さを調整することで、ブラシ5先端部の形状を上記床
1のスロープ形状に合わせれば良い。他の構成や作用等
は、上記第1の実施の形態と同様である。
【0023】なお、上記説明では、扉2の下端面2aに
設ける導電性部材として導電性ブラシ5を採用した一例
で説明しているが、導電性部材として、図5に示すよう
に、導電性ゴム等からなる、所定の弾性をもったパッキ
ン6を扉2の下端面2aに取り付けてもよい。この場合
には、扉2を閉じると、上記パッキン6は、床1と扉2
との間に挟まれることで弾性変形し、その押しつぶされ
たパッキン6によって扉2と床1との間の電磁遮蔽が行
われる。
【0024】上記の各電磁遮蔽機能を有する扉構造は、
例えば、図6に示すような、免震等のためにフリーアク
セス床7を採用している電算室等の出入口を電磁遮蔽す
る際に有効である。即ち、上記フリーアクセス床7の位
置は、上記免震装置等によって高く設定されるので、そ
のフリーアクセス床7と外部の床8とを接続する出入口
の床1を、上記のようにスロープとしてフリーアクセス
床7と外部の床8との高さの段差を吸収すると共に、上
記扉構造を採用することで電磁遮蔽可能となる。
【0025】また、図7に示すように、出入口の床1の
スロープを山形にして2重シールド扉2を構成するよう
にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の電磁
遮蔽機能を有する扉構造では、床を傾斜させることで、
スムーズな台車の通行を確保しつつ、しかも、床面を傷
めることなく扉と床と間の電磁遮蔽を確保可能となると
いう効果がある。このとき、請求項2の発明を採用する
と、扉を閉じた時に扉と床とが確実に電気的に接続され
電磁遮蔽効果が向上する。
【0027】さらに、請求項3の発明を採用すると、電
磁遮蔽効果が向上する共に、扉の下端部を床に直接当接
することがないので、扉の下端部及び出入口の下枠部分
の寿命が長くなるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る扉構造の下端部分を
示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る扉構造の下端部分の
別の例を示す側面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る扉構造の下端
部分を示す側面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る扉構造を示す
正面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る扉構造の下端
部分の別の例を示す側面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る扉構造を適用した一
例を示す側面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る2重シールド扉構造
に適用した一例を示す側面図である。
【図8】従来の扉構造を示す側面図である。
【図9】従来の扉構造の別の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 床 2 扉 2a 下端面 3 出入口の下枠 5 導電性のブラシ 6 導電性のパッキン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開き扉を閉じたときに当該扉と出入口と
    の間を電磁遮蔽する扉構造において、上記扉の移動時に
    当該扉と上下方向で対向可能な床部分を、上記扉の閉じ
    方向に当該扉の閉じ方向側が高くなる勾配をもって傾斜
    させたことを特徴とする電磁遮蔽機能を有する扉構造。
  2. 【請求項2】 上記出入口の下枠部分を導電性部材で構
    成すると共に、当該下枠部分の表面を扉の下端面と同一
    の傾きに設定したことを特徴とする請求項1に記載され
    た電磁遮蔽機能を有する扉構造。
  3. 【請求項3】 上記扉の下端部に、床側に向けて突出す
    る導電性部材を取り付けたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載された電磁遮蔽機能を有する扉構造。
JP22190395A 1995-08-30 1995-08-30 電磁遮蔽機能を有する扉構造 Pending JPH0967982A (ja)

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