JPH0968003A - タービン補機冷却水設備 - Google Patents
タービン補機冷却水設備Info
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- JPH0968003A JPH0968003A JP22497295A JP22497295A JPH0968003A JP H0968003 A JPH0968003 A JP H0968003A JP 22497295 A JP22497295 A JP 22497295A JP 22497295 A JP22497295 A JP 22497295A JP H0968003 A JPH0968003 A JP H0968003A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 系統内冷却水流量の減少に伴う系統内冷却水
圧力増加による絞り弁での差圧が過度に大きくなること
を防止する。 【解決手段】 複数のタービン補機1に供給する冷却水
の温度を調節するための冷却水温度調節部2からの冷却
水を冷却水供給母管7を介して、冷却水通水流量を連続
制御するタービン補機1a及び冷却水通水流量を連続制
御しないタービン補機1bに導き、タービン補機1を冷
却し終えた冷却水を冷却水戻り母管8を介して冷却水温
度調節部2に戻すと共に、冷却水供給母管7の供給母管
圧力が所定値を越えたときは、冷却水供給母管7から分
岐しタービン補機1をバイパスして冷却水戻り母管8に
接続されたバイパス配管12のバイパス弁14を開し、
所定値以下になったときは閉し通常の運転に戻る。
圧力増加による絞り弁での差圧が過度に大きくなること
を防止する。 【解決手段】 複数のタービン補機1に供給する冷却水
の温度を調節するための冷却水温度調節部2からの冷却
水を冷却水供給母管7を介して、冷却水通水流量を連続
制御するタービン補機1a及び冷却水通水流量を連続制
御しないタービン補機1bに導き、タービン補機1を冷
却し終えた冷却水を冷却水戻り母管8を介して冷却水温
度調節部2に戻すと共に、冷却水供給母管7の供給母管
圧力が所定値を越えたときは、冷却水供給母管7から分
岐しタービン補機1をバイパスして冷却水戻り母管8に
接続されたバイパス配管12のバイパス弁14を開し、
所定値以下になったときは閉し通常の運転に戻る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラント運転
に伴ってタービン補機で発生する熱を冷却するためのタ
ービン補機冷却水設備に関する。
に伴ってタービン補機で発生する熱を冷却するためのタ
ービン補機冷却水設備に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、発電プラントにはタービン補機
を冷却するためのタービン補機冷却設備が設けられてい
る。冷却の対象となるタービン補機にはタービン付帯機
器用の熱交換器が設けられ、その熱交換器に冷却水を供
給してタービン補機を冷却するようにしている。例え
ば、タービン補機冷却設備は、タービン油冷却器、電動
機冷却器、空調用熱交換器などタービン付帯機器用の熱
交換器に冷却水を供給し冷却する。
を冷却するためのタービン補機冷却設備が設けられてい
る。冷却の対象となるタービン補機にはタービン付帯機
器用の熱交換器が設けられ、その熱交換器に冷却水を供
給してタービン補機を冷却するようにしている。例え
ば、タービン補機冷却設備は、タービン油冷却器、電動
機冷却器、空調用熱交換器などタービン付帯機器用の熱
交換器に冷却水を供給し冷却する。
【0003】図4に、従来のタービン補機冷却水設備を
示す。タービン補機1a、1bに供給する冷却水の温度
は、冷却水温度調節部2で調整される。すなわち、ポン
プ3で昇圧された冷却水は、冷却水温度調節弁4aを介
した配管系統と、熱交換器5及び冷却水温度調節弁4b
を介した配管系統とに分岐して供給され、温度計6で検
出した冷却水供給母管7の冷却水温度が所定値になるよ
うに、冷却水温度調節弁4aの弁開度及び冷却水温度調
節弁4bの弁開度を調節して、冷却水供給母管7の冷却
水温度を制御する。つまり、熱交換器5を通った低温の
冷却水の流量と、熱交換器5を通っていない高温の冷却
水の流量とを調整することにより冷却水温度を制御して
いる。
示す。タービン補機1a、1bに供給する冷却水の温度
は、冷却水温度調節部2で調整される。すなわち、ポン
プ3で昇圧された冷却水は、冷却水温度調節弁4aを介
した配管系統と、熱交換器5及び冷却水温度調節弁4b
を介した配管系統とに分岐して供給され、温度計6で検
出した冷却水供給母管7の冷却水温度が所定値になるよ
うに、冷却水温度調節弁4aの弁開度及び冷却水温度調
節弁4bの弁開度を調節して、冷却水供給母管7の冷却
水温度を制御する。つまり、熱交換器5を通った低温の
冷却水の流量と、熱交換器5を通っていない高温の冷却
水の流量とを調整することにより冷却水温度を制御して
いる。
【0004】温度制御された冷却水は、冷却水供給母管
7を介してタービン補機1a、1bに供給され、タービ
ン補機1a、1bの被冷却流体と熱交換された後、冷却
水戻り母管8を介してポンプ3の吸込側に戻る。
7を介してタービン補機1a、1bに供給され、タービ
ン補機1a、1bの被冷却流体と熱交換された後、冷却
水戻り母管8を介してポンプ3の吸込側に戻る。
【0005】タービン補機1a、1bに通水される冷却
水流量の設定方法は2つに大別される。1つはタービン
補機1a内の熱交換器への通水流量を連続制御する設定
方法であり、もう1つは、タービン補機1b内の熱交換
器への通水流量を連続制御しない設定方法である。
水流量の設定方法は2つに大別される。1つはタービン
補機1a内の熱交換器への通水流量を連続制御する設定
方法であり、もう1つは、タービン補機1b内の熱交換
器への通水流量を連続制御しない設定方法である。
【0006】タービン補機1a内の熱交換器への通水流
量を連続制御する設定方法は、タービン補機1aの熱交
換器の出口又は入口に冷却水調節弁9を設置し、この冷
却水調節弁9によりタービン補機1aの熱交換器に供給
される冷却水流量を連続制御するものである。図4で
は、冷却水調節弁9がタービン補機1aの熱交換器の出
口に設置されているものが示されている。この冷却水調
節弁9は、タービン補機1aの熱交換器における被冷却
流体の温度又は圧力を検出器10で検出し、被冷却流体
の温度又は圧力が所定値になるように冷却水流量を増減
制御するものである。
量を連続制御する設定方法は、タービン補機1aの熱交
換器の出口又は入口に冷却水調節弁9を設置し、この冷
却水調節弁9によりタービン補機1aの熱交換器に供給
される冷却水流量を連続制御するものである。図4で
は、冷却水調節弁9がタービン補機1aの熱交換器の出
口に設置されているものが示されている。この冷却水調
節弁9は、タービン補機1aの熱交換器における被冷却
流体の温度又は圧力を検出器10で検出し、被冷却流体
の温度又は圧力が所定値になるように冷却水流量を増減
制御するものである。
【0007】一方、タービン補機1b内の熱交換器への
通水流量を連続制御しない設定方法は、タービン補機1
bの熱交換器の入口及び出口ともに冷却水調節弁9は設
置されていない。その代わりに絞り弁11a、11bが
設けられ、通水流量はこの絞り弁11a、11bを絞る
ことにより予め設定される。絞り弁11a、11bは、
タービン補機1bの熱交換器の出口及び入口の双方又は
いずれか一方に設けられる。図4では出口及び入口の双
方に設けられたものを示している。上述のように、通水
流量はこの絞り弁11a、11bを絞ることにより予め
設定されるが、連続制御されないので、絞り弁11a、
11bの弁開度は一定のままであることが多い。
通水流量を連続制御しない設定方法は、タービン補機1
bの熱交換器の入口及び出口ともに冷却水調節弁9は設
置されていない。その代わりに絞り弁11a、11bが
設けられ、通水流量はこの絞り弁11a、11bを絞る
ことにより予め設定される。絞り弁11a、11bは、
タービン補機1bの熱交換器の出口及び入口の双方又は
いずれか一方に設けられる。図4では出口及び入口の双
方に設けられたものを示している。上述のように、通水
流量はこの絞り弁11a、11bを絞ることにより予め
設定されるが、連続制御されないので、絞り弁11a、
11bの弁開度は一定のままであることが多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、通水流量を
連続制御していないタービン補機1bの熱交換器への通
水量は、冷却水供給母管7と冷却水戻り母管8との圧力
差が大きくなれば、絞り弁11は予め定められた弁開度
に固定されているので、この差圧に相当する流量まで増
加することになる。冷却水流量が増加した場合、絞り弁
11の差圧も増加することになるので、過度の差圧によ
る振動又はキャビテーションが発生することがある。
連続制御していないタービン補機1bの熱交換器への通
水量は、冷却水供給母管7と冷却水戻り母管8との圧力
差が大きくなれば、絞り弁11は予め定められた弁開度
に固定されているので、この差圧に相当する流量まで増
加することになる。冷却水流量が増加した場合、絞り弁
11の差圧も増加することになるので、過度の差圧によ
る振動又はキャビテーションが発生することがある。
【0009】冷却水供給母管7と冷却水戻り母管8との
圧力差の変動は、通水流量を連続制御しているタービン
補機1aの熱交換器の通水流量が変動することによって
生じる。すなわち、通水流量を連続制御しているタービ
ン補機1aの熱交換器の中には、その通水流量がタービ
ン補機冷却水系統内の全流量の約20〜40%前後占め
るものがある。
圧力差の変動は、通水流量を連続制御しているタービン
補機1aの熱交換器の通水流量が変動することによって
生じる。すなわち、通水流量を連続制御しているタービ
ン補機1aの熱交換器の中には、その通水流量がタービ
ン補機冷却水系統内の全流量の約20〜40%前後占め
るものがある。
【0010】図5に、母管圧力Pと系統内の冷却水流量
Qとの特性を示す。図5中、PIは冷却水供給母管圧力
の特性曲線、POは冷却水戻り母管圧力の特性曲線であ
る。ここで、タービン補機1a、1bへの通水流量が最
大のときの系統全体の流量をQ1 とし、タービン補機1
a、1bへの通水流量が最小のときの系統全体の流量を
Q2 とする。そして、最大通水流量Q1 のときの冷却水
供給母管圧力をPI1、最小通水流量Q2 のときの冷却水
供給母管圧力をPI2とし、最大通水流量Q1 のときの冷
却水戻り母管圧力をPO1、最小通水流量Q2 のときの冷
却水戻り母管圧力をPO2とすると、次の関係がある。
Qとの特性を示す。図5中、PIは冷却水供給母管圧力
の特性曲線、POは冷却水戻り母管圧力の特性曲線であ
る。ここで、タービン補機1a、1bへの通水流量が最
大のときの系統全体の流量をQ1 とし、タービン補機1
a、1bへの通水流量が最小のときの系統全体の流量を
Q2 とする。そして、最大通水流量Q1 のときの冷却水
供給母管圧力をPI1、最小通水流量Q2 のときの冷却水
供給母管圧力をPI2とし、最大通水流量Q1 のときの冷
却水戻り母管圧力をPO1、最小通水流量Q2 のときの冷
却水戻り母管圧力をPO2とすると、次の関係がある。
【0011】系統内冷却水流量 Q1 >Q2 冷却水供給母管圧力 PI1<PI2 冷却水戻り母管圧力 PO1>PO2 これは、冷却水供給母管圧力PIがポンプQ−H特性と
圧力損失、そして冷却水戻り母管圧力POが圧力損失に
より決まるためである。すなわち、系統内冷却水流量が
減少すると、冷却水供給母管圧力PIと冷却水戻り母管
圧力POとの圧力差は大きくなる傾向があり、通水流量
を連続制御していないタービン補機1bの熱交換器への
通水量は、冷却水供給母管7と冷却水戻り母管8との圧
力差が大きくなれば、この差圧に相当する流量まで増加
することになる。
圧力損失、そして冷却水戻り母管圧力POが圧力損失に
より決まるためである。すなわち、系統内冷却水流量が
減少すると、冷却水供給母管圧力PIと冷却水戻り母管
圧力POとの圧力差は大きくなる傾向があり、通水流量
を連続制御していないタービン補機1bの熱交換器への
通水量は、冷却水供給母管7と冷却水戻り母管8との圧
力差が大きくなれば、この差圧に相当する流量まで増加
することになる。
【0012】図6は、通水流量を連続制御していないタ
ービン補機1bの熱交換器における熱交換器本体、配
管、絞り弁11のそれぞれの差圧の特性を示す。図6中
のΔP1 は絞り弁差圧、ΔP2 は配管差圧、ΔP3 は熱
交換器差圧である。図6から分かるように、冷却水流量
がQ1AからQ2Aに流量が増加した場合、絞り弁11の差
圧ΔP1 も増加する。これにより、過度の差圧による振
動あるいはキャビテーション発生などの問題点があっ
た。
ービン補機1bの熱交換器における熱交換器本体、配
管、絞り弁11のそれぞれの差圧の特性を示す。図6中
のΔP1 は絞り弁差圧、ΔP2 は配管差圧、ΔP3 は熱
交換器差圧である。図6から分かるように、冷却水流量
がQ1AからQ2Aに流量が増加した場合、絞り弁11の差
圧ΔP1 も増加する。これにより、過度の差圧による振
動あるいはキャビテーション発生などの問題点があっ
た。
【0013】本発明の目的は、系統内冷却水流量の減少
に伴う系統内冷却水圧力増加による絞り弁での差圧が過
度に大きくなることを防止することができるタービン補
機冷却水設備を提供することである。
に伴う系統内冷却水圧力増加による絞り弁での差圧が過
度に大きくなることを防止することができるタービン補
機冷却水設備を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
のタービン補機に供給する冷却水の温度を調節するため
の冷却水温度調節部と、冷却水温度調節部からの冷却水
を各々のタービン補機に導くための冷却水供給母管と、
冷却水供給母管から導かれる冷却水の通水流量を連続制
御して複数のタービン補機のうちの特定のタービン補機
に供給する冷却水調節弁と、冷却水供給母管から導かれ
る冷却水の通水流量を予め設定された弁開度で特定のタ
ービン補機以外のタービン補機に供給する絞り弁と、複
数のタービン補機を冷却し終えた冷却水を冷却水温度調
節部に戻すための冷却水戻り母管と、冷却水供給母管か
ら分岐しタービン補機をバイパスして冷却水戻り母管に
接続されたバイパス配管と、バイパス配管に設けられ冷
却水供給母管の供給母管圧力が所定値を越えたときは開
し所定値以下になったときは閉するバイパス弁とを備え
ている。これにより、系統内冷却水流量が減少するに伴
って系統内冷却水圧力が増加したときには、バイパス配
管に設けられたバイパス弁を開することによりバイパス
配管に冷却水を流す。したがって、系統内冷却水流量が
増加しその結果系統内冷却水圧力が下がる。系統内冷却
水圧力が所定値になるとバイパス弁を閉し通常の運転に
戻る。
のタービン補機に供給する冷却水の温度を調節するため
の冷却水温度調節部と、冷却水温度調節部からの冷却水
を各々のタービン補機に導くための冷却水供給母管と、
冷却水供給母管から導かれる冷却水の通水流量を連続制
御して複数のタービン補機のうちの特定のタービン補機
に供給する冷却水調節弁と、冷却水供給母管から導かれ
る冷却水の通水流量を予め設定された弁開度で特定のタ
ービン補機以外のタービン補機に供給する絞り弁と、複
数のタービン補機を冷却し終えた冷却水を冷却水温度調
節部に戻すための冷却水戻り母管と、冷却水供給母管か
ら分岐しタービン補機をバイパスして冷却水戻り母管に
接続されたバイパス配管と、バイパス配管に設けられ冷
却水供給母管の供給母管圧力が所定値を越えたときは開
し所定値以下になったときは閉するバイパス弁とを備え
ている。これにより、系統内冷却水流量が減少するに伴
って系統内冷却水圧力が増加したときには、バイパス配
管に設けられたバイパス弁を開することによりバイパス
配管に冷却水を流す。したがって、系統内冷却水流量が
増加しその結果系統内冷却水圧力が下がる。系統内冷却
水圧力が所定値になるとバイパス弁を閉し通常の運転に
戻る。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、バイパス弁を調節弁とし、冷却水供給母管の供給母
管圧力が所定値になるようにバイパス配管を流れる冷却
水の流量を調節するようにしたものである。これにより
系統内冷却水流量を連続的に制御できる。
て、バイパス弁を調節弁とし、冷却水供給母管の供給母
管圧力が所定値になるようにバイパス配管を流れる冷却
水の流量を調節するようにしたものである。これにより
系統内冷却水流量を連続的に制御できる。
【0016】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、バイパス弁は、冷却水供給母管の冷却水流量が所定
値を越えたときは開し、所定値以下になったときは閉す
るようにしたものである。
て、バイパス弁は、冷却水供給母管の冷却水流量が所定
値を越えたときは開し、所定値以下になったときは閉す
るようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態を示すブロック
構成図である。この第1の実施の形態は、冷却水供給母
管7から分岐しタービン補機1a、1bをバイパスして
冷却水戻り母管8に接続されたバイパス配管12と、バ
イパス配管12に設けられ圧力計13により検出された
冷却水供給母管7の供給母管圧力PIが所定値を越えた
ときは開し、所定値以下になったときは閉するバイパス
弁14とを備えたものである。
する。図1は本発明の第1の実施の形態を示すブロック
構成図である。この第1の実施の形態は、冷却水供給母
管7から分岐しタービン補機1a、1bをバイパスして
冷却水戻り母管8に接続されたバイパス配管12と、バ
イパス配管12に設けられ圧力計13により検出された
冷却水供給母管7の供給母管圧力PIが所定値を越えた
ときは開し、所定値以下になったときは閉するバイパス
弁14とを備えたものである。
【0018】図1において、タービン補機1a、1bに
供給する冷却水の温度は、冷却水温度調節部2で調整さ
れる。すなわち、ポンプ3で昇圧された冷却水は、冷却
水温度調節弁4aを介した配管系統と、熱交換器5及び
冷却水温度調節弁4bを介した配管系統とに分岐して供
給される。そして、温度計6で検出された冷却水供給母
管7の冷却水温度が所定値になるように、冷却水温度調
節弁4aの弁開度及び冷却水温度調節弁4bの弁開度を
調節して、冷却水供給母管7の冷却水温度を制御する。
このようにして、熱交換器5を通った低温の冷却水の流
量と、熱交換器5を通っていない高温の冷却水の流量と
を調整することにより、タービン補機1a、1bに供給
する冷却水の温度を制御している。
供給する冷却水の温度は、冷却水温度調節部2で調整さ
れる。すなわち、ポンプ3で昇圧された冷却水は、冷却
水温度調節弁4aを介した配管系統と、熱交換器5及び
冷却水温度調節弁4bを介した配管系統とに分岐して供
給される。そして、温度計6で検出された冷却水供給母
管7の冷却水温度が所定値になるように、冷却水温度調
節弁4aの弁開度及び冷却水温度調節弁4bの弁開度を
調節して、冷却水供給母管7の冷却水温度を制御する。
このようにして、熱交換器5を通った低温の冷却水の流
量と、熱交換器5を通っていない高温の冷却水の流量と
を調整することにより、タービン補機1a、1bに供給
する冷却水の温度を制御している。
【0019】温度制御された冷却水は、冷却水供給母管
7を介してタービン補機1a、1bに供給され、タービ
ン補機1a、1b内の各熱交換器で被冷却流体と熱交換
された後、冷却水戻り母管8を介してポンプ3の吸込側
に戻る。
7を介してタービン補機1a、1bに供給され、タービ
ン補機1a、1b内の各熱交換器で被冷却流体と熱交換
された後、冷却水戻り母管8を介してポンプ3の吸込側
に戻る。
【0020】また、冷却水供給母管7から分岐しタービ
ン補機1a、1bをバイパスして冷却水戻り母管8に接
続されたバイパス配管12が設けられている。このバイ
パス配管12には、バイパス弁14が設けられており、
バイパス弁14は、圧力計13で検出された冷却水供給
母管7の供給母管圧力PIが所定値を越えたときは開
し、所定値以下になったときは閉する。これにより、系
統内冷却水流量Qが減少するに伴って系統内冷却水圧力
Pが増加したときには、バイパス配管12に設けられた
バイパス弁14を開することにより、バイパス配管12
に冷却水を流す。したがって、系統内冷却水流量Qが増
加し、その結果系統内冷却水圧力Pが下がる。系統内冷
却水圧力Pが所定値になると、バイパス弁14を閉し通
常の運転に戻る。
ン補機1a、1bをバイパスして冷却水戻り母管8に接
続されたバイパス配管12が設けられている。このバイ
パス配管12には、バイパス弁14が設けられており、
バイパス弁14は、圧力計13で検出された冷却水供給
母管7の供給母管圧力PIが所定値を越えたときは開
し、所定値以下になったときは閉する。これにより、系
統内冷却水流量Qが減少するに伴って系統内冷却水圧力
Pが増加したときには、バイパス配管12に設けられた
バイパス弁14を開することにより、バイパス配管12
に冷却水を流す。したがって、系統内冷却水流量Qが増
加し、その結果系統内冷却水圧力Pが下がる。系統内冷
却水圧力Pが所定値になると、バイパス弁14を閉し通
常の運転に戻る。
【0021】この第1の実施の形態によれば、冷却水供
給母管7の冷却水供給母管圧力PIが所定値を越えたと
きは、バイパス配管12に設置されているバイパス弁1
4が開することにより系統内冷却水通水流量Qが増加す
るので、冷却水供給母管圧力PIが下がる。このため絞
り弁11の差圧の増加を防止することができ、過度の差
圧による振動あるいはキャビテーション発生を抑制する
ことができる。
給母管7の冷却水供給母管圧力PIが所定値を越えたと
きは、バイパス配管12に設置されているバイパス弁1
4が開することにより系統内冷却水通水流量Qが増加す
るので、冷却水供給母管圧力PIが下がる。このため絞
り弁11の差圧の増加を防止することができ、過度の差
圧による振動あるいはキャビテーション発生を抑制する
ことができる。
【0022】次に、図2に、本発明の第2の実施の形態
を示す。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の
実施の形態に対し、バイパス弁14を調節弁15とし、
冷却水供給母管7の供給母管圧力PIが所定値になるよ
うにバイパス配管12を流れる冷却水の流量を調節する
ようにしたものである。これにより系統内冷却水流量Q
を連続的に制御する。その他の構成は、図1に示した第
1の実施の形態と同一であるので、同一要素には同一符
号を付しその説明は省略する。
を示す。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の
実施の形態に対し、バイパス弁14を調節弁15とし、
冷却水供給母管7の供給母管圧力PIが所定値になるよ
うにバイパス配管12を流れる冷却水の流量を調節する
ようにしたものである。これにより系統内冷却水流量Q
を連続的に制御する。その他の構成は、図1に示した第
1の実施の形態と同一であるので、同一要素には同一符
号を付しその説明は省略する。
【0023】この第2の実施の形態によれば、調節弁1
5は圧力計13で検出された供給母管圧力PIを所定値
になるように連続制御することになるので、絞り弁11
の差圧を常に最適な条件でタービン補機1bを冷却する
ことができる。
5は圧力計13で検出された供給母管圧力PIを所定値
になるように連続制御することになるので、絞り弁11
の差圧を常に最適な条件でタービン補機1bを冷却する
ことができる。
【0024】次に、図3に、本発明の第3の実施の形態
を示す。この第3の実施の形態は、バイパス弁14は、
流量計16で検出される冷却水供給母管7の冷却水流量
が所定値を越えたときは開し、所定値以下になったとき
は閉するようにしたものである。その他の構成は、図1
に示した第1の実施の形態と同一であるので、同一要素
には同一符号を付しその説明は省略する。
を示す。この第3の実施の形態は、バイパス弁14は、
流量計16で検出される冷却水供給母管7の冷却水流量
が所定値を越えたときは開し、所定値以下になったとき
は閉するようにしたものである。その他の構成は、図1
に示した第1の実施の形態と同一であるので、同一要素
には同一符号を付しその説明は省略する。
【0025】この第3の実施の形態によれば、系統内通
水流量Qが予め設定された流量以下になると、バイパス
弁14を開するので、系統内通水流量Qが増加し、冷却
水供給母管圧力PIの増加を抑制することができ、過度
の差圧により絞り弁11に振動あるいはキャビテーショ
ンは発生することを防止できる。
水流量Qが予め設定された流量以下になると、バイパス
弁14を開するので、系統内通水流量Qが増加し、冷却
水供給母管圧力PIの増加を抑制することができ、過度
の差圧により絞り弁11に振動あるいはキャビテーショ
ンは発生することを防止できる。
【0026】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。この第4の実施の形態は、図2に示した第2の実施
の形態における調節弁15を、第3の実施の形態におけ
る流量計16で検出される冷却水供給母管7の冷却水流
量に基づいて調節するようにしたものである。すなわ
ち、冷却水供給母管7の冷却水流量が所定値になるよう
にバイパス配管12を流れる冷却水の流量を調節する。
る。この第4の実施の形態は、図2に示した第2の実施
の形態における調節弁15を、第3の実施の形態におけ
る流量計16で検出される冷却水供給母管7の冷却水流
量に基づいて調節するようにしたものである。すなわ
ち、冷却水供給母管7の冷却水流量が所定値になるよう
にバイパス配管12を流れる冷却水の流量を調節する。
【0027】この第4の実施の形態によれば、調節弁1
5は流量計16で検出された供給母管通水流量Qを所定
値になるように連続制御することになるので、絞り弁1
1の差圧を常に最適な条件でタービン補機1bを冷却す
ることができる。
5は流量計16で検出された供給母管通水流量Qを所定
値になるように連続制御することになるので、絞り弁1
1の差圧を常に最適な条件でタービン補機1bを冷却す
ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、系統
内流量減少に伴う系統内圧力増加による絞り弁での差圧
が過度に大きくなることを防止することができる。した
がって、通水流量を連続制御しないタービン補機の絞り
弁の差圧を常に最適な条件に保持することが可能とな
り、最適な条件で通水流量を連続制御しないタービン補
機を冷却することができる。
内流量減少に伴う系統内圧力増加による絞り弁での差圧
が過度に大きくなることを防止することができる。した
がって、通水流量を連続制御しないタービン補機の絞り
弁の差圧を常に最適な条件に保持することが可能とな
り、最適な条件で通水流量を連続制御しないタービン補
機を冷却することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す系統構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す系統構成図。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す系統構成図。
【図4】従来例の系統構成図。
【図5】従来例における系統内冷却水通水流量と系統内
冷却水圧力との特性を示す特性図。
冷却水圧力との特性を示す特性図。
【図6】従来例におけるタービン補機内熱交換器の通水
流量と各部の差圧との特性を示す特性図。
流量と各部の差圧との特性を示す特性図。
1 タービン補機 2 冷却水温度調節部 3 ポンプ 4 冷却水温度調節弁 5 熱交換器 6 温度計 7 冷却水供給母管 8 冷却水戻り母管 9 冷却水調節弁 10 温度又は圧力検出器 1 1絞り弁 12 バイパス配管 13 圧力計 14 バイパス弁 15 調節弁
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のタービン補機に供給する冷却水の
温度を調節するための冷却水温度調節部と、前記冷却水
温度調節部からの冷却水を各々の前記タービン補機に導
くための冷却水供給母管と、前記冷却水供給母管から導
かれる冷却水の通水流量を連続制御して前記複数のター
ビン補機のうちの特定のタービン補機に供給する冷却水
調節弁と、前記冷却水供給母管から導かれる冷却水の通
水流量を予め設定された弁開度で前記特定のタービン補
機以外のタービン補機に供給する絞り弁と、前記複数の
タービン補機を冷却し終えた冷却水を前記冷却水温度調
節部に戻すための冷却水戻り母管とを備え、発電プラン
ト運転に伴って前記タービン補機で発生する熱を冷却す
るタービン補機冷却水設備において、前記冷却水供給母
管から分岐し前記タービン補機をバイパスして前記冷却
水戻り母管に接続されたバイパス配管と、前記バイパス
配管に設けられ前記冷却水供給母管の供給母管圧力が所
定値を越えたときは開し所定値以下になったときは閉す
るバイパス弁とを備えたことを特徴とするタービン補機
冷却水設備。 - 【請求項2】 前記バイパス弁を調節弁とし、前記冷却
水供給母管の供給母管圧力が所定値になるように前記バ
イパス配管を流れる冷却水の流量を調節するようにした
ことを特徴とする請求項1に記載のタービン補機冷却水
設備。 - 【請求項3】 前記バイパス弁は、前記冷却水供給母管
の冷却水流量が所定値を越えたときは開し、所定値以下
になったときは閉するようにしたことを特徴とする請求
項1に記載のタービン補機冷却水設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22497295A JPH0968003A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | タービン補機冷却水設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22497295A JPH0968003A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | タービン補機冷却水設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0968003A true JPH0968003A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16822099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22497295A Pending JPH0968003A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | タービン補機冷却水設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0968003A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104963755A (zh) * | 2015-06-23 | 2015-10-07 | 李华良 | 一种汽车冷却水箱 |
| US9366157B2 (en) | 2013-08-08 | 2016-06-14 | General Electric Company | Lube oil supply system and method of regulating lube oil temperature |
| CN109283880A (zh) * | 2018-09-18 | 2019-01-29 | 中国电力科学研究院有限公司 | 一种用于对供能流量差值过大进行判断的方法及系统 |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP22497295A patent/JPH0968003A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9366157B2 (en) | 2013-08-08 | 2016-06-14 | General Electric Company | Lube oil supply system and method of regulating lube oil temperature |
| CN104963755A (zh) * | 2015-06-23 | 2015-10-07 | 李华良 | 一种汽车冷却水箱 |
| CN109283880A (zh) * | 2018-09-18 | 2019-01-29 | 中国电力科学研究院有限公司 | 一种用于对供能流量差值过大进行判断的方法及系统 |
| CN109283880B (zh) * | 2018-09-18 | 2021-11-02 | 中国电力科学研究院有限公司 | 一种用于对供能流量差值过大进行判断的方法及系统 |
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