JPH0968236A - 歩行型作業車のエンジン始動操作構造 - Google Patents

歩行型作業車のエンジン始動操作構造

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JPH0968236A
JPH0968236A JP22285595A JP22285595A JPH0968236A JP H0968236 A JPH0968236 A JP H0968236A JP 22285595 A JP22285595 A JP 22285595A JP 22285595 A JP22285595 A JP 22285595A JP H0968236 A JPH0968236 A JP H0968236A
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Hiroshi Nishikawa
宏 西川
Satoshi Fujimoto
敏 藤本
Arinobu Ishida
有伸 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主クラッチレバーの操作状態に関係なくエン
ジンの始動操作を行えるようにしながらも、エンジンの
始動に伴って機体が不測に発進する不都合を解消できる
ようにする。 【解決手段】 揺動自在に枢支された揺動アーム15に
主クラッチレバー10を連係するとともに、前記揺動ア
ーム15に装備した二つのガイド軸Gに対してエンジン
始動用のリコイルスタータ8の始動用ロープ8aを回し
掛け、前記主クラッチレバー10の入り状態において
は、前記始動用ロープ8aが前記揺動アーム15の両ガ
イド軸Gを介してS字状に掛け回され、かつ、その状態
での前記リコイルスタータ8の始動操作においては、前
記始動用ロープ8aが直線状に引張されることによって
前記揺動アーム15が強制揺動されて、この揺動アーム
15に連係した前記主クラッチレバー10が切り操作さ
れるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リコイル式のエン
ジンを搭載した歩行型作業車のエンジン始動操作構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような歩行型作業車は、主クラッ
チレバーの操作状態に関係なく、リコイルスタータの始
動用ロープの引張操作を行うと、その操作に伴って、エ
ンジンが始動されるように構成されていることから、エ
ンジンの始動に伴って機体が不測に発進する不都合が生
じる虞がある。そのため、従来では、エンジンを始動さ
せる際には、主クラッチレバーの操作状態の確認を行う
とともに、主クラッチレバーが入り状態にある場合には
切り状態に切り換えることによって、上記不都合を回避
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンの始動を行うごとに、一々、主クラッチレバーの操作
状態の確認を行い、その状態に応じて主クラッチレバー
の切り換え操作を行うのは煩わしいものであるととも
に、主クラッチレバーの操作状態の確認を怠る、あるい
は、忘れた場合には、上記不都合を回避できないように
なっていた。また、主クラッチレバーが入り状態にある
場合には、主クラッチレバーがリコイルスタータの始動
用ロープの操作部に近接するように構成して、主クラッ
チレバーの入り状態では始動用ロープの引張操作を行え
ないようにすることも考えられるが、この場合において
も、主クラッチレバーが入り状態にある場合には、エン
ジンを始動させる前に主クラッチレバーの切り換え操作
を行う必要が生じることから、エンジンの始動操作が煩
わしいものとなっていた。
【0004】本発明の目的は、主クラッチレバーの操作
状態に関係なくエンジンの始動操作を行えるようにしな
がらも、エンジンの始動に伴って機体が不測に発進する
不都合を解消できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうちの請求項1記載の発明では、歩行型作
業車のエンジン始動操作構造において、揺動自在に枢支
された揺動アームに主クラッチレバーを連係するととも
に、前記揺動アームに装備した二つのガイド軸に対して
エンジン始動用のリコイルスタータの始動用ロープを回
し掛け、前記主クラッチレバーの入り状態においては、
前記始動用ロープが前記揺動アームの両ガイド軸を介し
てS字状に掛け回され、かつ、その状態での前記リコイ
ルスタータの始動操作においては、前記始動用ロープが
直線状に引張されることによって前記揺動アームが強制
揺動されて、この揺動アームに連係した前記主クラッチ
レバーが切り操作されるように構成した。
【0006】上記請求項1記載の発明によると、主クラ
ッチレバーの入り状態においては二つのガイド軸を介し
て始動用ロープをS字状に掛け回す揺動アームを設ける
とともに、この揺動アームを主クラッチレバーに連係さ
せるだけの改良を施すことによって、エンジンを始動さ
せる際に主クラッチレバーが入り状態にあったとして
も、リコイルスタータの始動操作となる始動用ロープの
引張操作に伴って、エンジンの始動に先行して自動的に
主クラッチレバーが切り状態に切り換えられるようにな
ることから、エンジンは、必ず主クラッチレバーが切り
状態に切り換えられた段階で始動するようになる。つま
り、リコイルスタータの始動用ロープの引張操作により
エンジンを始動させるごとに、一々、主クラッチレバー
の操作状態の確認を行う煩わしさや、その状態に応じて
主クラッチレバーの切り換え操作を行う手間なく、エン
ジンの始動に伴って機体が不測に発進する不都合を解消
できる。
【0007】また、主クラッチレバーの操作状態の確認
を行う必要がないことから、主クラッチレバーの操作状
態の確認を怠ることや忘れることによって、上記不都合
が解消されなくなる虞もない。
【0008】更に、揺動アームの両ガイド軸を介してS
字状に掛け回された始動用ロープを直線状に引張するこ
とにより、揺動アームを強制揺動させて揺動アームに連
係した主クラッチレバーの切り操作を行うようにしてい
ることから、単に直線状に張設した始動用ロープに主ク
ラッチレバーを連係させることにより、その始動用ロー
プの引張操作に連動して主クラッチレバーの切り操作を
行えるように構成した場合に比較して、主クラッチレバ
ーの切り操作に要する労力を軽減できるので、主クラッ
チレバーの切り操作を行いながらのエンジンの始動操作
を比較的に軽い操作力で行うことができるようになる。
【0009】従って、簡単かつ安価な機械式の改良を施
すだけで、主クラッチレバーの操作状態に関係なくエン
ジンの始動操作を簡便に行えるとともに、比較的に軽い
操作力でありながらエンジンの始動に伴って機体が不測
に発進する不都合を解消できるようになった。
【0010】本発明のうちの請求項2記載の発明では、
上記請求項1記載の発明において、前記揺動アームの枢
支軸を、前記二つのガイド軸のうちの一方に兼用した。
【0011】上記請求項2記載の発明によると、改良部
分の構成の簡素化を図ることができるので、主クラッチ
レバーの操作状態に関係なくエンジンの始動操作を行え
るようにするとともに、エンジンの始動に伴って機体が
不測に発進する不都合を解消するためのエンジン始動操
作構造を、より一層簡単かつ安価に構成できるようにな
る。
【0012】従って、製作の容易化および製造コストの
低減を図りながらも、主クラッチレバーの操作状態に関
係なくエンジンの始動操作を行えるとともに、エンジン
の始動に伴って機体が不測に発進する不都合を解消でき
るようになった。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1には歩行型作業車の全体側面が示され
ており、この歩行型作業車は、機体前部に搭載されたリ
コイル式のエンジン1、エンジン1の後方に配備された
ミッションケース2、エンジン1からの動力をミッショ
ンケース2に伝達する入り状態と伝達しない切り状態と
に切り換え操作されるベルトテンション式の主クラッチ
機構3、ミッションケース2の下部に装着された左右一
対の駆動車輪4、ミッションケース2の上部から後方に
向けて延設された操縦ハンドル5、および、ミッション
ケース2の中間部から後方に向けて延設された作業装置
連結用のヒッチ6、などによって構成されている。尚、
図1においては、ヒッチ6に作業装置の一例であるロー
タリ耕耘装置7が連結されている。
【0015】図1および図2に示すように、右側の操縦
ハンドル5には、エンジン1の右側部に装備されたエン
ジン始動用のリコイルスタータ8における始動用ロープ
8aの延出端に装着された操作部8bを受け止め保持す
るホルダー9が備えられている。このホルダー9は、一
端側にループ状部9aが曲げ形成された丸鋼材からな
り、始動用ロープ8aをループ状部9aの隙間hから差
し込んでループ状部9aに挿通させることによって、操
作部8bをホルダー9に保持させることができるように
なっている。つまり、始動用ロープ8aをループ状部9
aに挿通する際には、始動用ロープ8aから操作部8b
を取り外す手間なく行えるようになっている。エンジン
1の始動は、ホルダー9に保持された操作部8bを操縦
ハンドル5の延出端側に引き込み、始動用ロープ8aを
引張させることによって行えるようになっている。
【0016】図1〜図3に示すように、主クラッチ機構
3は、左右の操縦ハンドル5に渡る状態で前後揺動自在
に枢着されたアーチ状の主クラッチレバー10と連係さ
れており、この主クラッチレバー10の揺動操作によっ
て入切状態が切り換えられるようになっている。主クラ
ッチ機構3と主クラッチレバー10との連係構造につい
て詳述すると、主クラッチ機構3は、エンジン1の出力
軸1aに装着された出力プーリ3a、ミッションケース
2の入力軸2aに装着された入力プーリ3b、出力プー
リ3aと入力プーリ3bとに渡って巻回された無端ベル
ト3c、および、無端ベルト3cを弛緩状態と緊張状態
とに切り換え可能となるように揺動自在に構成されたテ
ンションアーム3dによって構成されており、このテン
ションアーム3dが、操作ワイヤ11と円弧状の操作リ
ンク12とを介して、主クラッチレバー10の第一操作
アーム10aに連係されるようになっている。第一操作
アーム10aは、主クラッチレバー10の基端部10A
から後方に向けて主クラッチレバー10との位相角が略
直角となる状態に延出されている。そして、主クラッチ
レバー10が入り状態にある場合には、第一操作アーム
10aと操作リンク12との連結支点Pがデッドポイン
トDを越えるように設定することによって、主クラッチ
機構3に備えたバネ13の付勢により主クラッチ機構3
を入り状態に保持できるようになっている。また、主ク
ラッチレバー10が切り状態にある場合には、前記連結
支点PがデッドポイントDを越えないように設定するこ
とによって、主クラッチ機構3に備えたバネ13の付勢
により主クラッチ機構3を切り状態に保持できるように
なっている。
【0017】図1〜図4に示すように、右側の操縦ハン
ドル5におけるホルダー9よりも機体前方箇所には、左
右向きの枢支軸14を介して前後揺動自在に枢支された
左右一対の揺動アーム15が装備されている。左右一対
の揺動アーム15は、連結軸16によって一体揺動する
ように連結されている。右側の揺動アーム15は天秤状
に形成されており、その起立姿勢における下端側には、
主クラッチレバー10の基端部10Aから下方に向けて
主クラッチレバー10の延出方向に沿う状態に延出され
た第二操作アーム10bが、操作ロッド18を介して連
係されている。揺動アーム15の枢支軸14には、カラ
ー17が相対回転可能に外嵌されるとともに、揺動アー
ム15の枢支軸14と連結軸16には、リコイルスター
タ8の始動用ロープ8aが回し掛けられるようになって
いる。つまり、枢支軸14と連結軸16は、始動用ロー
プ回し掛け用のガイド軸Gとして機能するようになって
いる。ガイド軸Gに回し掛けられた始動用ロープ8a
は、主クラッチレバー10の切り状態においては、揺動
アーム15が倒伏姿勢に切り換えられることから、直線
状に引張されるようになっている。また、主クラッチレ
バー10の入り状態においては、揺動アーム15が起立
姿勢に切り換えられることから、S字状に掛け回される
ようになっている。
【0018】以上の構成によって、エンジン1を始動さ
せる際に主クラッチレバー10が入り状態にあったとし
ても、リコイルスタータ8の始動操作となる始動用ロー
プ8aの引張操作に伴って、始動用ロープ8aがS字状
に掛け回された状態から直線状に引張され、揺動アーム
15が倒伏姿勢に強制的に揺動操作されるようになるこ
とから、揺動アーム15に連係した主クラッチレバー1
0はエンジン1の始動に先行して自動的に入り状態から
切り状態に切り換えられるようになっている。つまり、
エンジン1は、必ず主クラッチレバー10が切り状態に
切り換えられた段階で始動するようになっており、これ
によって、リコイルスタータ8の始動用ロープ8aの引
張操作によりエンジン1を始動させるごとに、一々、主
クラッチレバー10の操作状態の確認を行う煩わしさ
や、その状態に応じて主クラッチレバー10の切り換え
操作を行う手間なく、エンジン1の始動に伴って機体が
不測に発進する不都合を解消できるのである。また、主
クラッチレバー10の操作状態の確認を行う必要がない
ことから、主クラッチレバー10の操作状態の確認を怠
ることや忘れることによって、上記不都合が解消されな
くなる虞も回避できるのである。更に、揺動アーム15
の両ガイド軸Gを介してS字状に掛け回された始動用ロ
ープ8aを直線状に引張することにより、揺動アーム1
5を強制揺動させて揺動アーム15に連係した主クラッ
チレバー10の切り操作を行うようにしていることか
ら、例えば、単に直線状に張設した始動用ロープ8aに
主クラッチレバー10を連係させることにより、その始
動用ロープ8aの引張操作に連動して主クラッチレバー
10の切り操作を行えるように構成した場合に比較し
て、主クラッチレバー10の切り操作に要する労力を軽
減できるので、主クラッチレバー10の切り操作を行い
ながらのエンジン1の始動操作を比較的に軽い操作力で
行うことができるのである。
【0019】〔別実施形態〕以下、本発明の別の実施の
形態を列記する。 上記実施形態においては、揺動アーム15の枢支軸
14と連結軸16とを、始動用ロープ回し掛け用のガイ
ド軸Gとして機能させるようにしたが、左右の各揺動ア
ーム15を天秤状に形成するとともに、それらの両端に
各端部同士を連結する連結軸16を夫々装備するように
して、それら両連結軸16,16を始動用ロープ回し掛
け用のガイド軸Gとして機能させるようにしてもよい。 上記実施形態においては、揺動アーム15を、左右
向きの枢支軸14周りに前後揺動自在に枢支したが、縦
向きあるいは斜め向きの枢支軸周りに前後揺動自在に枢
支するようにしてもよい。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】歩行型作業車の全体側面図
【図2】主クラッチレバーが入り位置で始動用ロープが
引張されていない状態を示す連係図
【図3】始動用ロープの引張により主クラッチレバーが
切り位置に切り換わった状態を示す連係図
【図4】始動用ロープ回し掛け用のガイド軸部分の構成
を示す斜視図
【符号の説明】
8 リコイルスタータ 8a 始動用ロープ 10 主クラッチレバー 14 枢支軸 15 揺動アーム G ガイド軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動自在に枢支された揺動アーム(1
    5)に主クラッチレバー(10)を連係するとともに、
    前記揺動アーム(15)に装備した二つのガイド軸
    (G)に対してエンジン始動用のリコイルスタータ
    (8)の始動用ロープ(8a)を回し掛け、前記主クラ
    ッチレバー(10)の入り状態においては、前記始動用
    ロープ(8a)が前記揺動アーム(15)の両ガイド軸
    (G)を介してS字状に掛け回され、かつ、その状態で
    の前記リコイルスタータ(8)の始動操作においては、
    前記始動用ロープ(8a)が直線状に引張されることに
    よって前記揺動アーム(15)が強制揺動されて、この
    揺動アーム(15)に連係した前記主クラッチレバー
    (10)が切り操作されるように構成してある歩行型作
    業車のエンジン始動操作構造。
  2. 【請求項2】 前記揺動アーム(15)の枢支軸(1
    4)を、前記二つのガイド軸(G)のうちの一方に兼用
    してある請求項1記載の歩行型作業車のエンジン始動操
    作構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1043212A3 (en) * 1999-03-15 2003-01-02 Delphi Technologies, Inc. Steering knuckle and suspension module

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1043212A3 (en) * 1999-03-15 2003-01-02 Delphi Technologies, Inc. Steering knuckle and suspension module

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