JPH0968629A - 多心光コネクタ - Google Patents
多心光コネクタInfo
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- JPH0968629A JPH0968629A JP24688795A JP24688795A JPH0968629A JP H0968629 A JPH0968629 A JP H0968629A JP 24688795 A JP24688795 A JP 24688795A JP 24688795 A JP24688795 A JP 24688795A JP H0968629 A JPH0968629 A JP H0968629A
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- optical fiber
- fiber
- light
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1、第2の光ファイバテープからそれぞれ
入射した各光を、複数の光通路を並設した光部品の光通
路配列順に交互に入射できる小型の多心光コネクタを提
供する。 【解決手段】 4本の第1の光ファイバ心線3aを並設
して成る第1の光ファイバテープ6aと4本の第2の光
ファイバ心線3bを並設して成る第2の光ファイバテー
プ6bとを重ね合わせて配置し、各光ファイバテープ6
a,6bの先端側の被覆を除去して第1と第2の裸光フ
ァイバ4a、4bを交互に配列するように配列変換し、
配列ピッチが裸光ファイバ4a,4bの外径と略一致す
る大きさとなるようにフェルール2に配列して多心光コ
ネクタを形成する。光ファイバテープ6aから入射した
波長λ1 の光を裸光ファイバ4aから、光ファイバテー
プ6bから入射した波長λ2 の光を裸光ファイバ6bか
ら出射することにより、波長λ1 とλ2 の光を交互に出
射させる。
入射した各光を、複数の光通路を並設した光部品の光通
路配列順に交互に入射できる小型の多心光コネクタを提
供する。 【解決手段】 4本の第1の光ファイバ心線3aを並設
して成る第1の光ファイバテープ6aと4本の第2の光
ファイバ心線3bを並設して成る第2の光ファイバテー
プ6bとを重ね合わせて配置し、各光ファイバテープ6
a,6bの先端側の被覆を除去して第1と第2の裸光フ
ァイバ4a、4bを交互に配列するように配列変換し、
配列ピッチが裸光ファイバ4a,4bの外径と略一致す
る大きさとなるようにフェルール2に配列して多心光コ
ネクタを形成する。光ファイバテープ6aから入射した
波長λ1 の光を裸光ファイバ4aから、光ファイバテー
プ6bから入射した波長λ2 の光を裸光ファイバ6bか
ら出射することにより、波長λ1 とλ2 の光を交互に出
射させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信等に用いら
れる多心光コネクタに関するものである。
れる多心光コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7には、光ファイバとしての一般的な
光ファイバ心線3の断面図が示されている。同図に示す
ように、光ファイバ心線3は、コア8の周りをクラッド
9によって覆って形成した、外径約125 μmの裸光ファ
イバ4を有しており、この裸光ファイバ4の周りがプラ
イマリーコート15によって覆われ、さらにその周りがナ
イロンジャケット10等により覆われている。光ファイバ
心線3の外径は例えば約250 μmとなっており、裸光フ
ァイバ4の外径の約2倍に形成されている。
光ファイバ心線3の断面図が示されている。同図に示す
ように、光ファイバ心線3は、コア8の周りをクラッド
9によって覆って形成した、外径約125 μmの裸光ファ
イバ4を有しており、この裸光ファイバ4の周りがプラ
イマリーコート15によって覆われ、さらにその周りがナ
イロンジャケット10等により覆われている。光ファイバ
心線3の外径は例えば約250 μmとなっており、裸光フ
ァイバ4の外径の約2倍に形成されている。
【0003】このような光ファイバ心線3を複数一括し
て接続する光ファイバ接続具として、多心光コネクタが
広く用いられており、図8には従来の多心光コネクタの
一例が示されている。同図において、複数(図では4
本)の光ファイバ心線3を帯状に並設して成る光ファイ
バテープ6が、光ファイバ配列具としてのフェルール2
に挿入固定されて多心光コネクタが形成されており、光
ファイバテープ6の光ファイバ心線3は、その先端側の
ナイロンジャケット10およびプライマリーコート15(図
7)の被覆を除去された状態でフェルール2に挿入さ
れ、被覆の除去によって剥き出しになった裸光ファイバ
4の端面がフェルール2の接続端面5に露出するように
して、所定の配列ピッチで配列されている。
て接続する光ファイバ接続具として、多心光コネクタが
広く用いられており、図8には従来の多心光コネクタの
一例が示されている。同図において、複数(図では4
本)の光ファイバ心線3を帯状に並設して成る光ファイ
バテープ6が、光ファイバ配列具としてのフェルール2
に挿入固定されて多心光コネクタが形成されており、光
ファイバテープ6の光ファイバ心線3は、その先端側の
ナイロンジャケット10およびプライマリーコート15(図
7)の被覆を除去された状態でフェルール2に挿入さ
れ、被覆の除去によって剥き出しになった裸光ファイバ
4の端面がフェルール2の接続端面5に露出するように
して、所定の配列ピッチで配列されている。
【0004】なお、フェルール2は、通常は、樹脂を成
形すること等によって形成されており、接続端面5に
は、裸光ファイバ4を所定のピッチで配設するための光
ファイバ挿通孔13等の孔又は溝が、間隔を介して、裸光
ファイバ4の外径の2倍の配列ピッチで複数(図では4
個)配設されており、この光ファイバ挿通孔13に裸光フ
ァイバ4を挿通させることにより、裸光ファイバ4が、
裸光ファイバ4の外径rの2倍のピッチ(2r)で配設
されている。
形すること等によって形成されており、接続端面5に
は、裸光ファイバ4を所定のピッチで配設するための光
ファイバ挿通孔13等の孔又は溝が、間隔を介して、裸光
ファイバ4の外径の2倍の配列ピッチで複数(図では4
個)配設されており、この光ファイバ挿通孔13に裸光フ
ァイバ4を挿通させることにより、裸光ファイバ4が、
裸光ファイバ4の外径rの2倍のピッチ(2r)で配設
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
光コネクタ同士を接続して光ファイバ心線3同士を接続
することにととまらず、複数の光導波路を配設した導波
路素子と多心光コネクタとの接続が行われるようにな
り、導波路素子の回路構成に合わせて、8心(8本)、
16心(16本) 等といったより多くの光ファイバ心線3を
配設した光コネクタの開発が行われつつある。また、光
通信の高密度化に伴い、高密度化を目的とした32心、64
心といった多数の光ファイバ心線を配設した多心光コネ
クタが求められている。
光コネクタ同士を接続して光ファイバ心線3同士を接続
することにととまらず、複数の光導波路を配設した導波
路素子と多心光コネクタとの接続が行われるようにな
り、導波路素子の回路構成に合わせて、8心(8本)、
16心(16本) 等といったより多くの光ファイバ心線3を
配設した光コネクタの開発が行われつつある。また、光
通信の高密度化に伴い、高密度化を目的とした32心、64
心といった多数の光ファイバ心線を配設した多心光コネ
クタが求められている。
【0006】しかしながら、図8に示したような従来の
多心光コネクタは、光ファイバ心線3の裸光ファイバ4
の配列ピッチは、裸光ファイバ4の外径の約2倍(例え
ば約250 μm)に形成されており、このため、光ファイ
バ配設領域の両側の補強用余白部分の幅Bの幅が1000μ
mとすると、図8に示したような4心(4本)の多心光
ファイバコネクタにおいては、その素子幅は3mm(250
×心数+1000×2)となり、8心になると素子幅は4m
m、16心で6mm、32心で10mm、64心で18mmとなる。
多心光コネクタは、光ファイバ心線3の裸光ファイバ4
の配列ピッチは、裸光ファイバ4の外径の約2倍(例え
ば約250 μm)に形成されており、このため、光ファイ
バ配設領域の両側の補強用余白部分の幅Bの幅が1000μ
mとすると、図8に示したような4心(4本)の多心光
ファイバコネクタにおいては、その素子幅は3mm(250
×心数+1000×2)となり、8心になると素子幅は4m
m、16心で6mm、32心で10mm、64心で18mmとなる。
【0007】このように、多心光コネクタに配列する光
ファイバ心線3の心数が多くなると、それに伴い多心光
コネクタの寸法が非常に大きくなってしまうために、心
数の多い多心光コネクタを作製すると、同じウェハを用
いて素子を形成したときの、ウェハ内での素子作製量が
極端に少なくなってしまうといった問題があった。ま
た、素子寸法が大きくなると、多心光コネクタを光通信
システムに組み込むときに嵩張って邪魔になり、高密度
化の妨げにもなってしまうといった問題があった。
ファイバ心線3の心数が多くなると、それに伴い多心光
コネクタの寸法が非常に大きくなってしまうために、心
数の多い多心光コネクタを作製すると、同じウェハを用
いて素子を形成したときの、ウェハ内での素子作製量が
極端に少なくなってしまうといった問題があった。ま
た、素子寸法が大きくなると、多心光コネクタを光通信
システムに組み込むときに嵩張って邪魔になり、高密度
化の妨げにもなってしまうといった問題があった。
【0008】また、最近では、複数の光導波路が導波路
素子に並設形成されているときに、例えば、1,3,5
本といった奇数本目の光導波路には波長λ1 の光を入射
して、偶数本目の光導波路には波長λ2 の光を入射する
といった如く、光導波路の配列順に交互に光を入射させ
たり、その逆に、奇数本目の光導波路からの光と偶数本
目の光導波路からの光を交互に取り出して各光をまとめ
て伝搬させることができる多心光コネクタが要求されて
いるが、そのような機能を備えた多心光コネクタは、従
来、提案されていなかった。
素子に並設形成されているときに、例えば、1,3,5
本といった奇数本目の光導波路には波長λ1 の光を入射
して、偶数本目の光導波路には波長λ2 の光を入射する
といった如く、光導波路の配列順に交互に光を入射させ
たり、その逆に、奇数本目の光導波路からの光と偶数本
目の光導波路からの光を交互に取り出して各光をまとめ
て伝搬させることができる多心光コネクタが要求されて
いるが、そのような機能を備えた多心光コネクタは、従
来、提案されていなかった。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、配列する光ファイバ
(光ファイバ心線)の心数が多くても小型に形成するこ
とが可能であり、願わくば、複数並設された光導波路等
の配列順に交互に別の光を入射させたり、光導波路等か
ら、光導波路等の配列している順に交互に光を取り出し
て各光をまとめて伝搬したりすることができる多心光コ
ネクタを提供することにある。
なされたものであり、その目的は、配列する光ファイバ
(光ファイバ心線)の心数が多くても小型に形成するこ
とが可能であり、願わくば、複数並設された光導波路等
の配列順に交互に別の光を入射させたり、光導波路等か
ら、光導波路等の配列している順に交互に光を取り出し
て各光をまとめて伝搬したりすることができる多心光コ
ネクタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成により課題を解決するため
の手段としている。すなわち、本第1の発明は、複数の
光ファイバを帯状に並設して成る光ファイバテープを有
し、該光ファイバテープの複数の光ファイバを少なくと
もその先端側の被覆を除去して所定の配列ピッチで光フ
ァイバ配列具に配列して形成される多心光コネクタであ
って、前記配列ピッチは前記各光ファイバの被覆を除去
した外径と略一致する大きさに形成されていることを特
徴として構成されている。
に、本発明は次のような構成により課題を解決するため
の手段としている。すなわち、本第1の発明は、複数の
光ファイバを帯状に並設して成る光ファイバテープを有
し、該光ファイバテープの複数の光ファイバを少なくと
もその先端側の被覆を除去して所定の配列ピッチで光フ
ァイバ配列具に配列して形成される多心光コネクタであ
って、前記配列ピッチは前記各光ファイバの被覆を除去
した外径と略一致する大きさに形成されていることを特
徴として構成されている。
【0011】また、本第2の発明は、複数の第1の光フ
ァイバを帯状に並設して成る第1の光ファイバテープと
複数の第2の光ファイバを帯状に並設して成る第2の光
ファイバテープとが重ね合わせて配置されており、これ
らの各光ファイバテープの少なくとも先端側の被覆が除
去された第1の光ファイバと第2の光ファイバとが交互
に配列するように配列変換されて、各光ファイバの被覆
を除去した外径と略一致する大きさの配列ピッチで光フ
ァイバ配列具に配列されていることを特徴として構成さ
れている。
ァイバを帯状に並設して成る第1の光ファイバテープと
複数の第2の光ファイバを帯状に並設して成る第2の光
ファイバテープとが重ね合わせて配置されており、これ
らの各光ファイバテープの少なくとも先端側の被覆が除
去された第1の光ファイバと第2の光ファイバとが交互
に配列するように配列変換されて、各光ファイバの被覆
を除去した外径と略一致する大きさの配列ピッチで光フ
ァイバ配列具に配列されていることを特徴として構成さ
れている。
【0012】上記構成の本第1の発明において、光ファ
イバ配列具に配列される被覆を除去した光ファイバの配
列ピッチは、各光ファイバの被覆を除去した外径と略一
致する大きさに形成されているために、従来のように光
ファイバの被覆を除去した外径の2倍の配列ピッチで光
ファイバを配設した多心光コネクタに比べて、光ファイ
配列領域の幅は約1/2の小さな幅となり、それによ
り、配列する光ファイバの心数(本数)が多くなっても
小型の多心光コネクタを形成するといった上記課題が解
決される。
イバ配列具に配列される被覆を除去した光ファイバの配
列ピッチは、各光ファイバの被覆を除去した外径と略一
致する大きさに形成されているために、従来のように光
ファイバの被覆を除去した外径の2倍の配列ピッチで光
ファイバを配設した多心光コネクタに比べて、光ファイ
配列領域の幅は約1/2の小さな幅となり、それによ
り、配列する光ファイバの心数(本数)が多くなっても
小型の多心光コネクタを形成するといった上記課題が解
決される。
【0013】また、上記構成の本第2の発明において
は、第1の光ファイバテープと第2の光ファイバテープ
とが重ね合わせて配置されており、これらの各光ファイ
バテープの少なくとも先端側の被覆が除去された第1の
光ファイバと第2の光ファイバとが交互に配列するよう
に配列変換されているために、例えば第1の光ファイバ
テープに波長λ1 の光を入射させ、第2の光ファイバテ
ープには波長λ2 の光を入射させれば、多心光コネクタ
の先端側(接続端面側)からは波長λ1 の光と波長λ2
の光とが交互に出射される。そのため、複数の光導波路
を並設した導波路素子に接続すると、並設された光導波
路の配列している順に交互に波長λ1 の光と波長λ2 の
光を入射させることが可能となる。
は、第1の光ファイバテープと第2の光ファイバテープ
とが重ね合わせて配置されており、これらの各光ファイ
バテープの少なくとも先端側の被覆が除去された第1の
光ファイバと第2の光ファイバとが交互に配列するよう
に配列変換されているために、例えば第1の光ファイバ
テープに波長λ1 の光を入射させ、第2の光ファイバテ
ープには波長λ2 の光を入射させれば、多心光コネクタ
の先端側(接続端面側)からは波長λ1 の光と波長λ2
の光とが交互に出射される。そのため、複数の光導波路
を並設した導波路素子に接続すると、並設された光導波
路の配列している順に交互に波長λ1 の光と波長λ2 の
光を入射させることが可能となる。
【0014】さらに、本第2の発明においては、前記と
は逆に、複数の光導波路を並設した導波路素子の各光導
波路から波長λ1 と波長λ2 の光を光導波路の配列順に
交互に出射させるときに、この導波路素子に本第2の発
明の多心光コネクタを接続すれば、多心光コネクタの先
端側(接続端面側)から、例えば波長λ1 の光が第1の
光ファイバに入射し、波長λ2 の光は第2の光ファイバ
に入射する。そして、このように、多心光コネクタの先
端側から交互に入射した波長λ1 の光と波長λ2 の光の
うち、波長λ1 の光は第1の光ファイバを通ることによ
りまとまって伝搬し、第1の光ファイバテープの後端側
から出射し、一方、波長λ2 の光は第2の光ファイバを
通ることによりまとまって伝搬し、第2の光ファイバテ
ープの後端側から出射する。
は逆に、複数の光導波路を並設した導波路素子の各光導
波路から波長λ1 と波長λ2 の光を光導波路の配列順に
交互に出射させるときに、この導波路素子に本第2の発
明の多心光コネクタを接続すれば、多心光コネクタの先
端側(接続端面側)から、例えば波長λ1 の光が第1の
光ファイバに入射し、波長λ2 の光は第2の光ファイバ
に入射する。そして、このように、多心光コネクタの先
端側から交互に入射した波長λ1 の光と波長λ2 の光の
うち、波長λ1 の光は第1の光ファイバを通ることによ
りまとまって伝搬し、第1の光ファイバテープの後端側
から出射し、一方、波長λ2 の光は第2の光ファイバを
通ることによりまとまって伝搬し、第2の光ファイバテ
ープの後端側から出射する。
【0015】以上のようにして、本第2の発明において
は、例えば複数の光導波路を並設した導波路素子の各光
導波路の配列している順に交互に異なる光を入射させた
り、その逆に、交互に異なる光を出射する光導波路から
の光を光導波路の配列順に交互に取り出して、第1の光
ファイバテープと第2の光ファイバテープとに分配し
て、それぞれまとめて伝搬させたりできるようにすると
いった上記課題が解決される。また、本第2の発明にお
いても、上記第1の発明と同様に、各光ファイバの配列
ピッチは各光ファイバの被覆を除去した外径と略一致す
る大きさであることから、上記第1の発明と同様に、光
ファイバの心数が増えても小型の多心光コネクタの形成
を可能とするといった上記課題が解決される。
は、例えば複数の光導波路を並設した導波路素子の各光
導波路の配列している順に交互に異なる光を入射させた
り、その逆に、交互に異なる光を出射する光導波路から
の光を光導波路の配列順に交互に取り出して、第1の光
ファイバテープと第2の光ファイバテープとに分配し
て、それぞれまとめて伝搬させたりできるようにすると
いった上記課題が解決される。また、本第2の発明にお
いても、上記第1の発明と同様に、各光ファイバの配列
ピッチは各光ファイバの被覆を除去した外径と略一致す
る大きさであることから、上記第1の発明と同様に、光
ファイバの心数が増えても小型の多心光コネクタの形成
を可能とするといった上記課題が解決される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略する。図1には、本発明に係る多心光コネ
クタの一実施形態例が示されている。同図に示すよう
に、本実施形態例も光ファイバテープ6とフェルール2
を有して構成されており、図2には本実施形態例に用い
るフェルール2の構成図が示されている。
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略する。図1には、本発明に係る多心光コネ
クタの一実施形態例が示されている。同図に示すよう
に、本実施形態例も光ファイバテープ6とフェルール2
を有して構成されており、図2には本実施形態例に用い
るフェルール2の構成図が示されている。
【0017】なお、本実施形態例の特徴を分かり易くす
るために、図1においてはフェルール2に対して光ファ
イバテープ3等の大きさを大きく図示して模式的に示し
てあるが、実際には、図2に示すように、光ファイバテ
ープ6の幅W1 はフェルール2の幅W2 の例えば1/3
以下といった小さな大きさに形成されている。また、図
2の(a)にはフェルール2の底面図が、同図の(b)
には(a)のA−A断面図が、(c)には正面図が、
(d)には背面図がそれぞれ示されている。
るために、図1においてはフェルール2に対して光ファ
イバテープ3等の大きさを大きく図示して模式的に示し
てあるが、実際には、図2に示すように、光ファイバテ
ープ6の幅W1 はフェルール2の幅W2 の例えば1/3
以下といった小さな大きさに形成されている。また、図
2の(a)にはフェルール2の底面図が、同図の(b)
には(a)のA−A断面図が、(c)には正面図が、
(d)には背面図がそれぞれ示されている。
【0018】図1に示すように、4本(4心)の第1の
光ファイバ心線3aを帯状に並設して成る第1の光ファ
イバテープ6aと、4本の第2の光ファイバ心線3bを
帯状に並設して成る第2の光ファイバテープ6bとが重
ね合わせて配置されており、図3の(a)に示すよう
に、これらの各光ファイバテープ6a,6bの先端側の
ナイロンジャケット10とプライマリーコート15の被覆が
除去されて剥き出しにされた第1の裸光ファイバ4aと
第2の裸光ファイバ4bとが、交互に配列するように配
列変換されている。この配列変換は、同図の(b)に示
すように、ナイロンジャケット10とプライマリーコート
15を除去することによって、裸光ファイバ4a同士の間
に形成される間隔(被覆の2倍分≒125 μm)に、第2
の裸光ファイバ4bを挿入するような状態で、第1の裸
光ファイバ4aと第2の裸光ファイバ4bとを交互に綾
取りすることにより行われている。
光ファイバ心線3aを帯状に並設して成る第1の光ファ
イバテープ6aと、4本の第2の光ファイバ心線3bを
帯状に並設して成る第2の光ファイバテープ6bとが重
ね合わせて配置されており、図3の(a)に示すよう
に、これらの各光ファイバテープ6a,6bの先端側の
ナイロンジャケット10とプライマリーコート15の被覆が
除去されて剥き出しにされた第1の裸光ファイバ4aと
第2の裸光ファイバ4bとが、交互に配列するように配
列変換されている。この配列変換は、同図の(b)に示
すように、ナイロンジャケット10とプライマリーコート
15を除去することによって、裸光ファイバ4a同士の間
に形成される間隔(被覆の2倍分≒125 μm)に、第2
の裸光ファイバ4bを挿入するような状態で、第1の裸
光ファイバ4aと第2の裸光ファイバ4bとを交互に綾
取りすることにより行われている。
【0019】フェルール2には、図2に示すように、そ
の接続後端面11側に、光ファイバテープ6a,6bを挿
入するための光ファイバテープ挿入部18が形成されてお
り、この光ファイバテープ挿入部18の先端側には、フェ
ルール2の底面側に接着剤注入口20が形成されている。
なお、光ファイバテープ挿入部18は、第1の光ファイバ
テープ6aと第2の光ファイバテープ6bとを重ね合わ
せた状態で挿入できるように、第1の光ファイバテープ
6aの厚みと第2の光ファイバテープ6bの厚みを合わ
せた厚みに対応する高さに形成されている。
の接続後端面11側に、光ファイバテープ6a,6bを挿
入するための光ファイバテープ挿入部18が形成されてお
り、この光ファイバテープ挿入部18の先端側には、フェ
ルール2の底面側に接着剤注入口20が形成されている。
なお、光ファイバテープ挿入部18は、第1の光ファイバ
テープ6aと第2の光ファイバテープ6bとを重ね合わ
せた状態で挿入できるように、第1の光ファイバテープ
6aの厚みと第2の光ファイバテープ6bの厚みを合わ
せた厚みに対応する高さに形成されている。
【0020】光ファイバテープ挿入部18の先端側には、
第1、第2の裸光ファイバ4a,4bを配設するための
波型のU型溝が形成されており、このU型溝によって光
ファイバ挿通孔13が形成されている。この光ファイバ挿
通孔13の配列ピッチは、各裸光ファイバ4a,4bの外
径r(r≒125 μm)、すなわち、各光ファイバ心線3
a,3bの被覆を除去した外径と略一致する大きさに形
成されており、光ファイバ挿通孔13同士が隙間なく1列
に並設されている。
第1、第2の裸光ファイバ4a,4bを配設するための
波型のU型溝が形成されており、このU型溝によって光
ファイバ挿通孔13が形成されている。この光ファイバ挿
通孔13の配列ピッチは、各裸光ファイバ4a,4bの外
径r(r≒125 μm)、すなわち、各光ファイバ心線3
a,3bの被覆を除去した外径と略一致する大きさに形
成されており、光ファイバ挿通孔13同士が隙間なく1列
に並設されている。
【0021】また、本実施形態例では、フェルール2の
接続端面5側にはガラス枠19が形成されている。このよ
うに、フェルール2の接続端面5側にガラス枠19を設け
ることにより、このフェルール2を用いた多心光コネク
タと接続相手側の光部品とを接続するときに、ガラス枠
19を介して接続端面5側に紫外線(UV)を照射するこ
とを可能とし、UV接着剤等によるUV接続が可能とな
るようにしている。
接続端面5側にはガラス枠19が形成されている。このよ
うに、フェルール2の接続端面5側にガラス枠19を設け
ることにより、このフェルール2を用いた多心光コネク
タと接続相手側の光部品とを接続するときに、ガラス枠
19を介して接続端面5側に紫外線(UV)を照射するこ
とを可能とし、UV接着剤等によるUV接続が可能とな
るようにしている。
【0022】また、接続端面5は、図2の(b)に示す
ように、フェルール2に挿入される裸光ファイバ4a,
4bの光軸と直交する面Rから約8°傾いて形成されて
おり、斜め端面と成している。このように、接続端面5
を斜め端面に形成することにより、このフェルール2を
用いて形成する多心光コネクタと接続相手側の光部品と
を接続したときに、多心光コネクタから接続相手側に伝
搬する光や、その逆に、接続相手側の光部品から多心光
コネクタに伝搬する光が、接続端面において多心光コネ
クタの裸光ファイバ4a,4b側に反射して逆行した
り、接続相手側の光部品の光通路に反射して逆行するこ
とを防ぐようにしている。そして、このように、光の逆
行を防ぐことにより、光通信への悪影響を抑制できるよ
うにしている。
ように、フェルール2に挿入される裸光ファイバ4a,
4bの光軸と直交する面Rから約8°傾いて形成されて
おり、斜め端面と成している。このように、接続端面5
を斜め端面に形成することにより、このフェルール2を
用いて形成する多心光コネクタと接続相手側の光部品と
を接続したときに、多心光コネクタから接続相手側に伝
搬する光や、その逆に、接続相手側の光部品から多心光
コネクタに伝搬する光が、接続端面において多心光コネ
クタの裸光ファイバ4a,4b側に反射して逆行した
り、接続相手側の光部品の光通路に反射して逆行するこ
とを防ぐようにしている。そして、このように、光の逆
行を防ぐことにより、光通信への悪影響を抑制できるよ
うにしている。
【0023】以上のように形成されているフェルール2
に、図3に示したようにして第1、第2の裸光ファイバ
4a,4bを配列変換した光ファイバテープ6a,6b
を挿入する。そして、第1、第2の裸光ファイバ4a,
4bを交互にフェルール2の光ファイバ挿通孔13に挿通
させて、各裸光ファイバ4a,4bの外径と略一致する
大きさの配列ピッチでフェルール2に配列し、接着剤注
入口20から注入される接着剤によって各光ファイバテー
プ6a,6bを光ファイバテープ挿入部18に固定するこ
とにより、本実施形態例の多心光コネクタが形成されて
いる。
に、図3に示したようにして第1、第2の裸光ファイバ
4a,4bを配列変換した光ファイバテープ6a,6b
を挿入する。そして、第1、第2の裸光ファイバ4a,
4bを交互にフェルール2の光ファイバ挿通孔13に挿通
させて、各裸光ファイバ4a,4bの外径と略一致する
大きさの配列ピッチでフェルール2に配列し、接着剤注
入口20から注入される接着剤によって各光ファイバテー
プ6a,6bを光ファイバテープ挿入部18に固定するこ
とにより、本実施形態例の多心光コネクタが形成されて
いる。
【0024】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、本実施形態例の多心光コネクタによれば、光ファイ
バテープの先端側(接続端面側)の裸光ファイバ4a,
4bの配列ピッチが裸光ファイバ4a,4bの外径と略
一致する大きさの配列ピッチと成しているために、従来
例のように250 μmピッチで8本の裸光ファイバ4を配
列して形成される多心光コネクタに比べて非常に小型の
多心光コネクタが形成される。実際に、本実施形態例の
多心光コネクタの幅は約3mmとなり、従来の多心(8
心)光コネクタの幅4mmよりも小さくなることが確認さ
れた。
り、本実施形態例の多心光コネクタによれば、光ファイ
バテープの先端側(接続端面側)の裸光ファイバ4a,
4bの配列ピッチが裸光ファイバ4a,4bの外径と略
一致する大きさの配列ピッチと成しているために、従来
例のように250 μmピッチで8本の裸光ファイバ4を配
列して形成される多心光コネクタに比べて非常に小型の
多心光コネクタが形成される。実際に、本実施形態例の
多心光コネクタの幅は約3mmとなり、従来の多心(8
心)光コネクタの幅4mmよりも小さくなることが確認さ
れた。
【0025】また、本実施形態例においては、第1の光
ファイバテープ6aと第2の光ファイバテープ6bとを
それぞれ形成する裸光ファイバ4a,4bが、多心光コ
ネクタの接続端面5側で配列するように配列変換されて
1列に配列されているために、例えば、図1に示すよう
に、第1の光ファイバテープ6aの各光ファイバ心線3
aに波長λ1 の光を入射し、第2の光ファイバテープ6
bの第2の光ファイバ心線3bに波長λ2 の光を入射さ
せると、波長λ1 、波長λ2 の光は、それぞれ、第1の
光ファイバ心線3a、第2の光ファイバ心線3bを伝搬
していき、裸光ファイバ4a,4bが配列変換されてい
る変換部において波長λ1 ,λ2 の光の伝搬路も配列変
換される。そして、裸光ファイバ4a,4bの先端側
(多心光コネクタの接続端面5側)からは、第1の裸光
ファイバ4aから出射される波長λ1 の光と第2の裸光
ファイバ4bから出射される波長λ2 の光とが交互に並
んだ状態で出射される。
ファイバテープ6aと第2の光ファイバテープ6bとを
それぞれ形成する裸光ファイバ4a,4bが、多心光コ
ネクタの接続端面5側で配列するように配列変換されて
1列に配列されているために、例えば、図1に示すよう
に、第1の光ファイバテープ6aの各光ファイバ心線3
aに波長λ1 の光を入射し、第2の光ファイバテープ6
bの第2の光ファイバ心線3bに波長λ2 の光を入射さ
せると、波長λ1 、波長λ2 の光は、それぞれ、第1の
光ファイバ心線3a、第2の光ファイバ心線3bを伝搬
していき、裸光ファイバ4a,4bが配列変換されてい
る変換部において波長λ1 ,λ2 の光の伝搬路も配列変
換される。そして、裸光ファイバ4a,4bの先端側
(多心光コネクタの接続端面5側)からは、第1の裸光
ファイバ4aから出射される波長λ1 の光と第2の裸光
ファイバ4bから出射される波長λ2 の光とが交互に並
んだ状態で出射される。
【0026】したがって、この多心光コネクタの接続端
面5側に、例えば複数の光導波路を並設した導波路素子
を接続すれば、例えば、1,3,5といった奇数本目の
光導波路には波長λ1 の光を入射して、偶数本目の光導
波路には波長λ2 の光を入射するといった如く、並設さ
れた各光導波路の配列順に交互に波長λ1 の光と波長λ
2 の光を入射させることができる。
面5側に、例えば複数の光導波路を並設した導波路素子
を接続すれば、例えば、1,3,5といった奇数本目の
光導波路には波長λ1 の光を入射して、偶数本目の光導
波路には波長λ2 の光を入射するといった如く、並設さ
れた各光導波路の配列順に交互に波長λ1 の光と波長λ
2 の光を入射させることができる。
【0027】また、その逆に、複数の光導波路を並設し
た導波路素子の各光導波路から光導波路の配列順に交互
に波長λ1 の光と波長λ2 の光を出射するようにしたと
きに、この導波路素子と本実施形態例の多心光コネクタ
とを接続すれば、例えば波長λ1 の光は第1の裸光ファ
イバ4aに入射し、波長λ2 の光は第2の裸光ファイバ
4bに入射する。
た導波路素子の各光導波路から光導波路の配列順に交互
に波長λ1 の光と波長λ2 の光を出射するようにしたと
きに、この導波路素子と本実施形態例の多心光コネクタ
とを接続すれば、例えば波長λ1 の光は第1の裸光ファ
イバ4aに入射し、波長λ2 の光は第2の裸光ファイバ
4bに入射する。
【0028】そして、上記と同様に裸光ファイバ4a,
4bの配列変換部で光伝搬路が配列変換されるために、
第1の裸光ファイバ4aを伝搬した光がまとめられて第
1の光ファイバテープ6aから出射され、第2の裸光フ
ァイバ4bを伝搬した光がまとめられて第2の光ファイ
バテープ6bから出射される。このように、本実施形態
例の多心光コネクタを用いて、導波路素子等から交互に
並列して出射される波長の異なる光を第1の光ファイバ
テープ6a側と第2の光ファイバテープ6b側とにそれ
ぞれ分配してまとめて取り出すことができる。
4bの配列変換部で光伝搬路が配列変換されるために、
第1の裸光ファイバ4aを伝搬した光がまとめられて第
1の光ファイバテープ6aから出射され、第2の裸光フ
ァイバ4bを伝搬した光がまとめられて第2の光ファイ
バテープ6bから出射される。このように、本実施形態
例の多心光コネクタを用いて、導波路素子等から交互に
並列して出射される波長の異なる光を第1の光ファイバ
テープ6a側と第2の光ファイバテープ6b側とにそれ
ぞれ分配してまとめて取り出すことができる。
【0029】さらに、例えば、図6に示すように、第1
の光ファイバテープ6aと第2の光ファイバテープ6b
とを隣り合わせに配設し、第1の光ファイバテープ6a
の第1の裸光ファイバ4a同士と第2の光ファイバテー
プ6bの第2の裸光ファイバ4b同士をそれぞれ隙間な
く当接させて、第1の裸光ファイバ4aと第2の裸光フ
ァイバ4bとを1列に配設しようとすると、図の破線部
分Cに示すような、外側に位置する裸光ファイバ4a,
4bが受ける曲げの力が大きくなる。
の光ファイバテープ6aと第2の光ファイバテープ6b
とを隣り合わせに配設し、第1の光ファイバテープ6a
の第1の裸光ファイバ4a同士と第2の光ファイバテー
プ6bの第2の裸光ファイバ4b同士をそれぞれ隙間な
く当接させて、第1の裸光ファイバ4aと第2の裸光フ
ァイバ4bとを1列に配設しようとすると、図の破線部
分Cに示すような、外側に位置する裸光ファイバ4a,
4bが受ける曲げの力が大きくなる。
【0030】そのため、このようにすると、裸光ファイ
バ4a,4bが破損したり、伝送損失増加を起こすよう
なことも起こり得るが、本実施形態例のように、第1の
光ファイバテープ6aと第2の光ファイバ6bとを重ね
合わせて配置し、第1の裸光ファイバ4aと第2の裸光
ファイバ4bとを交互に配列するように配列変換して1
列に配列すれば、上記のような大きな曲げの力が裸光フ
ァイバ4a,4bに加わることもなく、曲げの力による
裸光ファイバ4a,4bの破損等も抑制することができ
る。
バ4a,4bが破損したり、伝送損失増加を起こすよう
なことも起こり得るが、本実施形態例のように、第1の
光ファイバテープ6aと第2の光ファイバ6bとを重ね
合わせて配置し、第1の裸光ファイバ4aと第2の裸光
ファイバ4bとを交互に配列するように配列変換して1
列に配列すれば、上記のような大きな曲げの力が裸光フ
ァイバ4a,4bに加わることもなく、曲げの力による
裸光ファイバ4a,4bの破損等も抑制することができ
る。
【0031】なお、図4には、8本の光ファイバ心線3
aを有する第1の光ファイバテープ6aと、8本の光フ
ァイバ心線3bを有する第2の光ファイバテープ6bと
を、上記実施形態例と同様にしてフェルール2に配設
し、それにより、裸光ファイバ4a、4bを本実施形態
例と同様に125 μmピッチで交互に8本ずつ配列した多
心光コネクタが示されている。そして、図5には、この
図4の多心光コネクタや、図1に示した本実施形態例の
多心光コネクタ等の、裸光ファイバ4の配列ピッチが12
5 μmの多心光コネクタのフェルール2(WINC;Wa
velength Insensive Coupler)について、フェルール2
の形成するウェハ内作製数量を調べた結果が示されてい
る。なお、図5には、比較のために、従来例のような25
0 μmピッチで裸光ファイバ4を配列するように形成し
たフェルール2について調べた結果も共に示されてい
る。
aを有する第1の光ファイバテープ6aと、8本の光フ
ァイバ心線3bを有する第2の光ファイバテープ6bと
を、上記実施形態例と同様にしてフェルール2に配設
し、それにより、裸光ファイバ4a、4bを本実施形態
例と同様に125 μmピッチで交互に8本ずつ配列した多
心光コネクタが示されている。そして、図5には、この
図4の多心光コネクタや、図1に示した本実施形態例の
多心光コネクタ等の、裸光ファイバ4の配列ピッチが12
5 μmの多心光コネクタのフェルール2(WINC;Wa
velength Insensive Coupler)について、フェルール2
の形成するウェハ内作製数量を調べた結果が示されてい
る。なお、図5には、比較のために、従来例のような25
0 μmピッチで裸光ファイバ4を配列するように形成し
たフェルール2について調べた結果も共に示されてい
る。
【0032】この図から明らかなように、本実施形態例
のように、裸光ファイバ4a,4bの外径と略一致する
大きさの配列ピッチで裸光ファイバ4a,4bが配列す
るようにフェルール2を形成して多心光コネクタを作製
すれば、従来例に比べて2倍前後の作製数量を達成する
ことが可能となり、しかも、光ファイバの配列数が多く
なるほど従来例に比べて相対的に多くの素子を作製でき
ることが確認された。
のように、裸光ファイバ4a,4bの外径と略一致する
大きさの配列ピッチで裸光ファイバ4a,4bが配列す
るようにフェルール2を形成して多心光コネクタを作製
すれば、従来例に比べて2倍前後の作製数量を達成する
ことが可能となり、しかも、光ファイバの配列数が多く
なるほど従来例に比べて相対的に多くの素子を作製でき
ることが確認された。
【0033】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記実施形態例では、フェルール2に形成した光ファイバ
挿通孔13は、波型のU型溝を配設して形成したが、例え
ばV字型の溝によって光ファイバ挿通孔13を形成しても
よく、光ファイバ挿通孔13を形成する孔又は溝の形状等
は適宜設定されるものである。
ることはなく様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記実施形態例では、フェルール2に形成した光ファイバ
挿通孔13は、波型のU型溝を配設して形成したが、例え
ばV字型の溝によって光ファイバ挿通孔13を形成しても
よく、光ファイバ挿通孔13を形成する孔又は溝の形状等
は適宜設定されるものである。
【0034】また、上記実施形態例では、接続端面側に
ガラス枠19を設けて形成したが、ガラス枠19を省略し、
ガラス枠19の部分も樹脂等により形成しても構わない。
ガラス枠19を設けて形成したが、ガラス枠19を省略し、
ガラス枠19の部分も樹脂等により形成しても構わない。
【0035】さらに、上記実施形態例では、フェルール
2の接続端面5を裸光ファイバ4の光軸と直交する面か
ら8°傾けた斜め端面としたが、接続端面5は8°以上
の角度を傾けた斜め端面としてもよく、また、斜め端面
とせず、接続端面5を裸光ファイバ4の光軸と直交する
面に形成してもよい。
2の接続端面5を裸光ファイバ4の光軸と直交する面か
ら8°傾けた斜め端面としたが、接続端面5は8°以上
の角度を傾けた斜め端面としてもよく、また、斜め端面
とせず、接続端面5を裸光ファイバ4の光軸と直交する
面に形成してもよい。
【0036】さらに、例えば4本の光ファイバテープ6
a,6b,6c,6dを用意し、この4本の光ファイバ
テープを2本ずつ綾取りして、光ファイバテープ6a,
6bにより第1の光ファイバテープを形成し、光ファイ
バテープ6c,6dにより第2の光ファイバテープとを
形成し、これらの第1の光ファイバテープと第2の光フ
ァイバテープとにより、上記実施形態例と同様にして多
心光コネクタを形成してもよい。また、同様に、6本の
光ファイバテープを3本ずつ綾取りしたり、8本以上の
偶数本の光ファイバテープから第1と第2の光ファイバ
テープを形成して、上記実施形態例と同様に多心光コネ
クタを形成してもよい。
a,6b,6c,6dを用意し、この4本の光ファイバ
テープを2本ずつ綾取りして、光ファイバテープ6a,
6bにより第1の光ファイバテープを形成し、光ファイ
バテープ6c,6dにより第2の光ファイバテープとを
形成し、これらの第1の光ファイバテープと第2の光フ
ァイバテープとにより、上記実施形態例と同様にして多
心光コネクタを形成してもよい。また、同様に、6本の
光ファイバテープを3本ずつ綾取りしたり、8本以上の
偶数本の光ファイバテープから第1と第2の光ファイバ
テープを形成して、上記実施形態例と同様に多心光コネ
クタを形成してもよい。
【0037】さらに、上記実施形態例では、第1の光フ
ァイバテープ6aを第2の光ファイバテープ6bの上部
側に配置したが、その逆に、第1の光ファイバテープ6
aを第2の光ファイバテープ6bの下部側に配置して、
第1の裸光ファイバ4aと第2の裸光ファイバ4bとを
交互に配列するようにしてもよい。
ァイバテープ6aを第2の光ファイバテープ6bの上部
側に配置したが、その逆に、第1の光ファイバテープ6
aを第2の光ファイバテープ6bの下部側に配置して、
第1の裸光ファイバ4aと第2の裸光ファイバ4bとを
交互に配列するようにしてもよい。
【0038】さらに、多心光コネクタに配設する光ファ
イバの本数(心数)は、特に限定されるものでなく、
4,8,16,32本以外の本数(例えば64本)としてもよ
い。
イバの本数(心数)は、特に限定されるものでなく、
4,8,16,32本以外の本数(例えば64本)としてもよ
い。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、光ファイバテープの複
数の光ファイバを光ファイバ配列具に配列して形成され
る多心光コネクタの光ファイバ配列ピッチを、各光ファ
イバの被覆を除去した外径と略一致する大きさに形成す
ることにより、各光ファイバを、例えば被覆を除去した
外径の約2倍の配列ピッチで配列して形成した従来の多
心光コネクタに比べて、光ファイバの配列領域の幅を1
/2程度の非常に小さい幅にすることができる。そのた
め、たとえ配列する光ファイバの本数(心数)が多くな
っても小型の多心光コネクタを形成することができる。
数の光ファイバを光ファイバ配列具に配列して形成され
る多心光コネクタの光ファイバ配列ピッチを、各光ファ
イバの被覆を除去した外径と略一致する大きさに形成す
ることにより、各光ファイバを、例えば被覆を除去した
外径の約2倍の配列ピッチで配列して形成した従来の多
心光コネクタに比べて、光ファイバの配列領域の幅を1
/2程度の非常に小さい幅にすることができる。そのた
め、たとえ配列する光ファイバの本数(心数)が多くな
っても小型の多心光コネクタを形成することができる。
【0040】また、本第2の発明においては、重ね合わ
せて配置された、第1の光ファイバテープの第1の光フ
ァイバと第2の光ファイバテープの第2の光ファイバの
少なくとも先端側の被覆を除去し、第1の光ファイバと
第2の光ファイバとを交互に配列するように配列置換す
ることにより、この多心光ファイバにおいては、第1の
光ファイバから入射する光と第2の光ファイバから入射
する光とを交互に並列した状態で先端側(接続端面側)
から出射することができる。そのため、例えば、複数の
光導波路を並設して成る導波路素子に本第2の発明の多
心光コネクタを接続すれば、奇数番目の光導波路には第
1の光ファイバを入射して偶数番目の光導波路には第2
の光ファイバを入射するといった如く、第1の光ファイ
バからの光と第2の光ファイバからの光とを、導波路素
子の光導波路の配列順に交互に入射することができる。
せて配置された、第1の光ファイバテープの第1の光フ
ァイバと第2の光ファイバテープの第2の光ファイバの
少なくとも先端側の被覆を除去し、第1の光ファイバと
第2の光ファイバとを交互に配列するように配列置換す
ることにより、この多心光ファイバにおいては、第1の
光ファイバから入射する光と第2の光ファイバから入射
する光とを交互に並列した状態で先端側(接続端面側)
から出射することができる。そのため、例えば、複数の
光導波路を並設して成る導波路素子に本第2の発明の多
心光コネクタを接続すれば、奇数番目の光導波路には第
1の光ファイバを入射して偶数番目の光導波路には第2
の光ファイバを入射するといった如く、第1の光ファイ
バからの光と第2の光ファイバからの光とを、導波路素
子の光導波路の配列順に交互に入射することができる。
【0041】さらに、本第2の発明においては、前記導
波路素子の各光導波路から光導波路の配列順に交互に異
なる光を出射するようにし、この導波路素子に本発明の
多心光コネクタを接続すれば、前記導波路素子の各光導
波路から交互に出射される異なる光を、同じ光ごとに第
1の光ファイバと第2の光ファイバに入射させ、第1の
光ファイバテープと第2の光ファイバテープとから別々
に、同じ光ごとにまとめて取り出すことができる。
波路素子の各光導波路から光導波路の配列順に交互に異
なる光を出射するようにし、この導波路素子に本発明の
多心光コネクタを接続すれば、前記導波路素子の各光導
波路から交互に出射される異なる光を、同じ光ごとに第
1の光ファイバと第2の光ファイバに入射させ、第1の
光ファイバテープと第2の光ファイバテープとから別々
に、同じ光ごとにまとめて取り出すことができる。
【0042】以上のように、本第2の発明においては、
例えば複数の各光通路(光導波路等)に光通路の配列順
に異なる光を交互に入射させたり、複数の各光通路から
交互に出射される異なる光をまとめて第1、第2の光フ
ァイバテープからそれぞれ取り出したりすることが可能
となり、しかも、従来の多心光コネクタに比べて幅の狭
い小型の多心光コネクタを形成することができるため
に、この多心光コネクタを用いて場所をとらず、優れた
機能を有する光通信システムを構築することができる。
例えば複数の各光通路(光導波路等)に光通路の配列順
に異なる光を交互に入射させたり、複数の各光通路から
交互に出射される異なる光をまとめて第1、第2の光フ
ァイバテープからそれぞれ取り出したりすることが可能
となり、しかも、従来の多心光コネクタに比べて幅の狭
い小型の多心光コネクタを形成することができるため
に、この多心光コネクタを用いて場所をとらず、優れた
機能を有する光通信システムを構築することができる。
【図1】本発明に係る多心光コネクタの一実施形態例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】上記実施形態例に用いられるフェルールの構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図3】上記実施形態例における第1の裸光ファイバと
第2の裸光ファイバとの配列変換方法を示す説明図であ
る。
第2の裸光ファイバとの配列変換方法を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の多心光コネクタの他の実施形態例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】上記実施形態例と同様に125 μm配列ピッチで
形成した多心光コネクタのウェハ内作製数量を従来例と
比較して示すグラフである。
形成した多心光コネクタのウェハ内作製数量を従来例と
比較して示すグラフである。
【図6】第1の光ファイバテープと第2の光ファイバテ
ープとを隣り合わせに配設して、第1の裸光ファイバと
第2の裸光ファイバとをまとめて1列に配列する動作例
の説明図である。
ープとを隣り合わせに配設して、第1の裸光ファイバと
第2の裸光ファイバとをまとめて1列に配列する動作例
の説明図である。
【図7】光ファイバ心線の断面構造の説明図である。
【図8】従来の一般的な多心光コネクタを示す説明図で
ある。
ある。
2 フェルール 3,3a,3b 光ファイバ心線 4,4a,4b 裸光ファイバ 6,6a,6b 光ファイバテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深澤 一也 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 富田 信夫 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の光ファイバを帯状に並設して成る
光ファイバテープを有し、該光ファイバテープの複数の
光ファイバを少なくともその先端側の被覆を除去して所
定の配列ピッチで光ファイバ配列具に配列して形成され
る多心光コネクタであって、前記配列ピッチは前記各光
ファイバの被覆を除去した外径と略一致する大きさに形
成されていることを特徴とする多心光コネクタ。 - 【請求項2】 複数の第1の光ファイバを帯状に並設し
て成る第1の光ファイバテープと複数の第2の光ファイ
バを帯状に並設して成る第2の光ファイバテープとが重
ね合わせて配置されており、これらの各光ファイバテー
プの少なくとも先端側の被覆が除去された第1の光ファ
イバと第2の光ファイバとが交互に配列するように配列
変換されて、各光ファイバの被覆を除去した外径と略一
致する大きさの配列ピッチで光ファイバ配列具に配列さ
れていることを特徴とする多心光コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24688795A JPH0968629A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 多心光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24688795A JPH0968629A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 多心光コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0968629A true JPH0968629A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=17155232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24688795A Pending JPH0968629A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 多心光コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0968629A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6299361B1 (en) | 1998-09-09 | 2001-10-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of making an optical fiber array and apparatus for making an optical fiber array |
| WO2011066157A1 (en) * | 2009-11-24 | 2011-06-03 | Eastman Kodak Company | Method of mounting fibre ends on a grooved substrate and connector made thereby |
| US9651755B2 (en) | 2014-09-30 | 2017-05-16 | Panduit Corp. | Fiber optic interconnect systems and methods |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP24688795A patent/JPH0968629A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6299361B1 (en) | 1998-09-09 | 2001-10-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of making an optical fiber array and apparatus for making an optical fiber array |
| EP0985943A3 (en) * | 1998-09-09 | 2001-11-07 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of making an optical fiber array, and apparatus for making an optical fiber array |
| WO2011066157A1 (en) * | 2009-11-24 | 2011-06-03 | Eastman Kodak Company | Method of mounting fibre ends on a grooved substrate and connector made thereby |
| US9651755B2 (en) | 2014-09-30 | 2017-05-16 | Panduit Corp. | Fiber optic interconnect systems and methods |
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