JPH0968710A - 強誘電性液晶表示装置 - Google Patents
強誘電性液晶表示装置Info
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- JPH0968710A JPH0968710A JP15710096A JP15710096A JPH0968710A JP H0968710 A JPH0968710 A JP H0968710A JP 15710096 A JP15710096 A JP 15710096A JP 15710096 A JP15710096 A JP 15710096A JP H0968710 A JPH0968710 A JP H0968710A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐ショック性が良好で、電圧−メモリパルス
幅曲線において極小値を示し、そして良好な双安定スイ
ッチングを示す強誘電性液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも電極膜および配向膜を有する
基板間に強誘電性液晶材料と高分子材料とからなる複合
体が挟持される構造を有し、両基板界面における強誘電
性液晶分子のプレティルトの方向が同一であり、強誘電
性液晶材料はシェブロン層構造を有し、そしてシェブロ
ン層構造の折れ曲がりの方向と両基板界面における強誘
電性液晶分子のプレティルトの方向とが同一である強誘
電性液晶表示装置。
幅曲線において極小値を示し、そして良好な双安定スイ
ッチングを示す強誘電性液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも電極膜および配向膜を有する
基板間に強誘電性液晶材料と高分子材料とからなる複合
体が挟持される構造を有し、両基板界面における強誘電
性液晶分子のプレティルトの方向が同一であり、強誘電
性液晶材料はシェブロン層構造を有し、そしてシェブロ
ン層構造の折れ曲がりの方向と両基板界面における強誘
電性液晶分子のプレティルトの方向とが同一である強誘
電性液晶表示装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電性液晶を用
いた表示装置に関する。さらに詳しくは、強誘電性液晶
と高分子材料とからなる複合体を用いた表示装置に関す
る。
いた表示装置に関する。さらに詳しくは、強誘電性液晶
と高分子材料とからなる複合体を用いた表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】強誘電性液晶ディスプレイは、通常キラ
ルスメクティックC相という液晶相を利用する。この液
晶相では、液晶分子は層構造を形成し、そして液晶分子
はこの層に対して傾いて配列している。液晶分子は、バ
ルク状態では螺旋構造を有する分子配列をとるが、螺旋
ピッチよりも薄い液晶セル中では、この螺旋がほどけ
て、図1に示すような双安定な分子配列をとる。強誘電
性液晶は層に対して垂直な方向に自発分極(Ps)を有
しており、その方向に電界を印加すると液晶分子は電界
の方向に自発分極を揃えるように再配列する。これに一
対の偏光板(偏光子と検光子)を組み合わせることによ
り明暗の表示を行うことができる(N.A.Clarkおよび S.
T.Lagerwall、 Appl.Phys.Lett.、 36、 899(1980))。
ルスメクティックC相という液晶相を利用する。この液
晶相では、液晶分子は層構造を形成し、そして液晶分子
はこの層に対して傾いて配列している。液晶分子は、バ
ルク状態では螺旋構造を有する分子配列をとるが、螺旋
ピッチよりも薄い液晶セル中では、この螺旋がほどけ
て、図1に示すような双安定な分子配列をとる。強誘電
性液晶は層に対して垂直な方向に自発分極(Ps)を有
しており、その方向に電界を印加すると液晶分子は電界
の方向に自発分極を揃えるように再配列する。これに一
対の偏光板(偏光子と検光子)を組み合わせることによ
り明暗の表示を行うことができる(N.A.Clarkおよび S.
T.Lagerwall、 Appl.Phys.Lett.、 36、 899(1980))。
【0003】上記強誘電性液晶の再配列は、電界と液晶
分子の自発分極との直接相互作用によって起こるため、
液晶分子のマイクロ秒オーダーの高速応答が可能とな
る。また、液晶分子は、電界を切った後も、電界を切る
前の層に対して傾いた状態を保つ性質がある。これがい
わゆるメモリ性である。高速応答とメモリ性という特徴
を利用することにより、1走査線ごとに高速で情報を表
示できるため、単純マトリクス型の大表示容量のディス
プレイの作製が可能となる。
分子の自発分極との直接相互作用によって起こるため、
液晶分子のマイクロ秒オーダーの高速応答が可能とな
る。また、液晶分子は、電界を切った後も、電界を切る
前の層に対して傾いた状態を保つ性質がある。これがい
わゆるメモリ性である。高速応答とメモリ性という特徴
を利用することにより、1走査線ごとに高速で情報を表
示できるため、単純マトリクス型の大表示容量のディス
プレイの作製が可能となる。
【0004】図2に強誘電性液晶ディスプレイ11の基
本構造を示す。ITO(Indium Tin0xide)電極膜2a、
絶縁膜3aおよび配向膜4aを有するガラス基板1aと
偏光板12aとからなる基板9とITO(Indium Tin 0x
ide)電極膜2b、絶縁膜3bおよび配向膜4bを有する
ガラス基板1bと偏光板12bとからなる基板10と
が、l.5μm前後のセル厚で、シール部材6を介して
貼り合わされている。基板9および10間には液晶材料
7が封入されている。配向膜4aおよび4bには、通常
ポリイミドなどの高分子膜が用いられ、その表面はラビ
ングされている。電極膜2aおよび2bには駆動回路が
接続されている。
本構造を示す。ITO(Indium Tin0xide)電極膜2a、
絶縁膜3aおよび配向膜4aを有するガラス基板1aと
偏光板12aとからなる基板9とITO(Indium Tin 0x
ide)電極膜2b、絶縁膜3bおよび配向膜4bを有する
ガラス基板1bと偏光板12bとからなる基板10と
が、l.5μm前後のセル厚で、シール部材6を介して
貼り合わされている。基板9および10間には液晶材料
7が封入されている。配向膜4aおよび4bには、通常
ポリイミドなどの高分子膜が用いられ、その表面はラビ
ングされている。電極膜2aおよび2bには駆動回路が
接続されている。
【0005】セル厚が1.5μm程度と薄いことと、液
晶が強誘電性液晶であることを除けば、強誘電性液晶デ
ィスプレイは従来の単純マトリクス型液晶ディスプレイ
と同じ構造を有している。
晶が強誘電性液晶であることを除けば、強誘電性液晶デ
ィスプレイは従来の単純マトリクス型液晶ディスプレイ
と同じ構造を有している。
【0006】強誘電性液晶表示装置の大きな問題点は、
ショックや圧力に弱いため、安定した表示装置が得られ
にくいということである(N.Wakita ら, Abstr. 4th Int
ernational Conference on Ferroelectric Liquid Crys
tals, 367(l993))。一般に、圧力やショックによって液
晶セル内の液晶分子は流動しやすい。この液晶分子の流
動によって初期の液晶分子の分子配列は乱される。上記
強誘電性液晶表示装置がショックや圧力に弱いのは、一
度乱された強誘電性液晶分子の配列が、再び自発的に元
の配列に復帰しないことが原因である。従って、強誘電
性液晶素子の耐ショック性を高めるためには、ショック
によって液晶セル内で液晶分子の流動が生じないように
することが必要である。
ショックや圧力に弱いため、安定した表示装置が得られ
にくいということである(N.Wakita ら, Abstr. 4th Int
ernational Conference on Ferroelectric Liquid Crys
tals, 367(l993))。一般に、圧力やショックによって液
晶セル内の液晶分子は流動しやすい。この液晶分子の流
動によって初期の液晶分子の分子配列は乱される。上記
強誘電性液晶表示装置がショックや圧力に弱いのは、一
度乱された強誘電性液晶分子の配列が、再び自発的に元
の配列に復帰しないことが原因である。従って、強誘電
性液晶素子の耐ショック性を高めるためには、ショック
によって液晶セル内で液晶分子の流動が生じないように
することが必要である。
【0007】ショックによる液晶分子の流動を防止する
方法として、次のような方法が提案されている。1つの
方法は、高分子分散型強誘電性液晶材料を用いる方法で
ある(H.Molsen, R.Bardon, H.S.Kitzerow, The 13th in
ternational disp1ay reserch conference, Proc of Eu
ro Display '93, Strasbourg, 1993, p.113)。
方法として、次のような方法が提案されている。1つの
方法は、高分子分散型強誘電性液晶材料を用いる方法で
ある(H.Molsen, R.Bardon, H.S.Kitzerow, The 13th in
ternational disp1ay reserch conference, Proc of Eu
ro Display '93, Strasbourg, 1993, p.113)。
【0008】この方法を用いて、応答速度、コントラス
ト、使用可能な温度範囲などの実用的ディスプレイに求
められる要件を満足する材料あるいはデバイスは、未
だ、作製されていない。
ト、使用可能な温度範囲などの実用的ディスプレイに求
められる要件を満足する材料あるいはデバイスは、未
だ、作製されていない。
【0009】別な方法として、強誘電性液晶に高分子液
晶を添加する方法が提案されている(G.Lester, H.Cole
s, A.Murayama, Ferroelectrics, 148, 389(1993))。こ
の方法では、高分子液晶の添加により強誘電性液晶分子
の配向性が低下し、かつ液晶分子の応答速度が遅くなる
問題点がある。
晶を添加する方法が提案されている(G.Lester, H.Cole
s, A.Murayama, Ferroelectrics, 148, 389(1993))。こ
の方法では、高分子液晶の添加により強誘電性液晶分子
の配向性が低下し、かつ液晶分子の応答速度が遅くなる
問題点がある。
【0010】近年、強誘電性液晶と光硬化性プレポリマ
ーとの混合物に紫外線を照射することによって、光重合
により形成された高分子と強誘電性液晶とを相分離する
方法が提案されている(藤掛ら、第41回応用物理学関係
連合講演会講演予稿集No.3,ll20(l994))。この方法は、
形成された高分子が微細なために、光散乱が生じないと
いう利点を有する。また、耐ショック性の向上について
も上記文献には開示も、示唆もされていない。さらに、
強誘電性液晶と光硬化性プレポリマーとの混合物をネマ
ティック相(75℃)にまで加熱してポリイミド膜で配向
させながら高分子と強誘電性液晶とを相分離させるた
め、強誘電性液晶分子は本来のスメクティックC相をと
らないまま高分子で固定される。その結果、充分な強誘
電性液晶分子の分子配向が得られないという問題点が生
じる。
ーとの混合物に紫外線を照射することによって、光重合
により形成された高分子と強誘電性液晶とを相分離する
方法が提案されている(藤掛ら、第41回応用物理学関係
連合講演会講演予稿集No.3,ll20(l994))。この方法は、
形成された高分子が微細なために、光散乱が生じないと
いう利点を有する。また、耐ショック性の向上について
も上記文献には開示も、示唆もされていない。さらに、
強誘電性液晶と光硬化性プレポリマーとの混合物をネマ
ティック相(75℃)にまで加熱してポリイミド膜で配向
させながら高分子と強誘電性液晶とを相分離させるた
め、強誘電性液晶分子は本来のスメクティックC相をと
らないまま高分子で固定される。その結果、充分な強誘
電性液晶分子の分子配向が得られないという問題点が生
じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題を解決するべくなされたもので、良好な
強誘電性液晶分子の配向性、良好な表示特性、および耐
ショック性を同時に満足する該強誘電性液晶表示装置の
提供を目的とする。
従来技術の問題を解決するべくなされたもので、良好な
強誘電性液晶分子の配向性、良好な表示特性、および耐
ショック性を同時に満足する該強誘電性液晶表示装置の
提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明者らは、強誘電性液晶の配向状態を維持し
つつ耐ショック性を向上させる手法を鋭意検討した結
果、液晶材料と光重合性モノマー材料との混合物におい
て、特定の強誘電性液晶の配向状態を形成させた後にモ
ノマーを光重合するか、または液晶材料と光重合性モノ
マー材料との等方性混合物を形成した後にモノマーを光
重合させ、次いで液晶材料が特定の配向状態をとる温度
にまで冷却することにより、強誘電性液晶の配向状態を
維持しつつ液晶分子の流動を抑制し、そして液晶表示装
置の耐ショック性を向上させ得ることを見いだした。さ
らに、強誘電性液晶材料が特定の構造を有し、かつ負の
誘電異方性を有する強誘電性液晶分子が特定の配向状態
を有する場合、高速書き込み速度、高コントラスト、広
い動作温度範囲などの点に優れた強誘電性液晶表示装置
が得られることを見出した。
めに、本発明者らは、強誘電性液晶の配向状態を維持し
つつ耐ショック性を向上させる手法を鋭意検討した結
果、液晶材料と光重合性モノマー材料との混合物におい
て、特定の強誘電性液晶の配向状態を形成させた後にモ
ノマーを光重合するか、または液晶材料と光重合性モノ
マー材料との等方性混合物を形成した後にモノマーを光
重合させ、次いで液晶材料が特定の配向状態をとる温度
にまで冷却することにより、強誘電性液晶の配向状態を
維持しつつ液晶分子の流動を抑制し、そして液晶表示装
置の耐ショック性を向上させ得ることを見いだした。さ
らに、強誘電性液晶材料が特定の構造を有し、かつ負の
誘電異方性を有する強誘電性液晶分子が特定の配向状態
を有する場合、高速書き込み速度、高コントラスト、広
い動作温度範囲などの点に優れた強誘電性液晶表示装置
が得られることを見出した。
【0013】すなわち、本発明は、少なくとも電極膜お
よび配向膜を有する基板間に強誘電性液晶材料と高分子
材料とからなる複合体が挟持される構造を有し、該基板
と該強誘電性液晶材料との界面における強誘電性液晶分
子のプレティルトの方向が同一であり、該強誘電性液晶
材料はシェブロン層構造を有し、そして該シェブロン層
構造の折れ曲がりの方向と、該界面における強誘電性液
晶分子のプレティルトの方向とが同一である。そのこと
により上記目的が達成される。
よび配向膜を有する基板間に強誘電性液晶材料と高分子
材料とからなる複合体が挟持される構造を有し、該基板
と該強誘電性液晶材料との界面における強誘電性液晶分
子のプレティルトの方向が同一であり、該強誘電性液晶
材料はシェブロン層構造を有し、そして該シェブロン層
構造の折れ曲がりの方向と、該界面における強誘電性液
晶分子のプレティルトの方向とが同一である。そのこと
により上記目的が達成される。
【0014】本発明の好ましい実施態様においては、上
記配向膜が有機高分子膜であり、そしてラビングによっ
てプレティルト角が付与されている。
記配向膜が有機高分子膜であり、そしてラビングによっ
てプレティルト角が付与されている。
【0015】本発明の好ましい実施態様においては、上
記強誘電性液晶材料が負の誘電異方性を有し、そして電
圧−メモリパルス幅曲線において極小値を示す。
記強誘電性液晶材料が負の誘電異方性を有し、そして電
圧−メモリパルス幅曲線において極小値を示す。
【0016】本発明の好ましい実施態様においては、上
記高分子材料の含有量が上記複合体の総重量の10重量
%以下である。
記高分子材料の含有量が上記複合体の総重量の10重量
%以下である。
【0017】また、本発明は、次の工程:少なくとも電
極膜および配向膜を有する基板を貼り合わせる工程;該
基板間に強誘電性液晶材料と光重合性モノマー材料との
混合物を挟持する工程;該混合物が等方性液体になる温
度にまで該混合物を加熱した後、該混合物中の強誘電性
液晶材料がキラルスメクティックC相を示す温度にまで
該混合物を冷却する工程;および該混合物中の強誘電性
液晶材料がキラルスメクティックC相を示す温度範囲に
おいて、該混合物中の光重合性モノマー材料を光重合し
て高分子化する工程;を包含する強誘電性液晶表示装置
の製造方法である。そのことにより上記目的が達成され
る。
極膜および配向膜を有する基板を貼り合わせる工程;該
基板間に強誘電性液晶材料と光重合性モノマー材料との
混合物を挟持する工程;該混合物が等方性液体になる温
度にまで該混合物を加熱した後、該混合物中の強誘電性
液晶材料がキラルスメクティックC相を示す温度にまで
該混合物を冷却する工程;および該混合物中の強誘電性
液晶材料がキラルスメクティックC相を示す温度範囲に
おいて、該混合物中の光重合性モノマー材料を光重合し
て高分子化する工程;を包含する強誘電性液晶表示装置
の製造方法である。そのことにより上記目的が達成され
る。
【0018】本発明の好ましい実施態様においては、上
記混合物中の強誘電性液晶材料がキラルスメクティック
C相を示す温度において、上記基板と該強誘電性液晶材
料との界面における強誘電性液晶分子のプレティルトの
方向が同一であり、該強誘電性液晶材料はシェブロン層
構造を有し、そして該シェブロン層構造の折れ曲がりの
方向と、該界面における強誘電性液晶分子のプレティル
トの方向とが同一である。
記混合物中の強誘電性液晶材料がキラルスメクティック
C相を示す温度において、上記基板と該強誘電性液晶材
料との界面における強誘電性液晶分子のプレティルトの
方向が同一であり、該強誘電性液晶材料はシェブロン層
構造を有し、そして該シェブロン層構造の折れ曲がりの
方向と、該界面における強誘電性液晶分子のプレティル
トの方向とが同一である。
【0019】さらに、本発明は、次の工程:少なくとも
電極膜および配向膜を有する基板を貼り合わせる工程;
該基板間に強誘電性液晶材料と光重合性モノマー材料と
の混合物を挟持する工程;該混合物が等方性液体になる
温度にまで該混合物を加熱した後、該温度において該混
合物中の光重合性モノマー材料を光重合して高分子化す
る工程;強誘電性液晶材料と生成した高分子とからなる
複合体を、該複合体中の強誘電性液晶材料がキラルスメ
クティックC相を示す温度にまで冷却する工程;を包含
する強誘電性液晶表示装置の製造方法である。
電極膜および配向膜を有する基板を貼り合わせる工程;
該基板間に強誘電性液晶材料と光重合性モノマー材料と
の混合物を挟持する工程;該混合物が等方性液体になる
温度にまで該混合物を加熱した後、該温度において該混
合物中の光重合性モノマー材料を光重合して高分子化す
る工程;強誘電性液晶材料と生成した高分子とからなる
複合体を、該複合体中の強誘電性液晶材料がキラルスメ
クティックC相を示す温度にまで冷却する工程;を包含
する強誘電性液晶表示装置の製造方法である。
【0020】本発明の好ましい実施態様においては、上
記製造方法における配向膜が有機高分子膜であり、そし
てラビングによってプレティルト角が付与されている。
記製造方法における配向膜が有機高分子膜であり、そし
てラビングによってプレティルト角が付与されている。
【0021】本発明の好ましい実施態様においては、上
記製造方法における強誘電性液晶材料が負の誘電異方性
を有し、そして電圧−メモリパルス幅曲線において極小
値を示す。
記製造方法における強誘電性液晶材料が負の誘電異方性
を有し、そして電圧−メモリパルス幅曲線において極小
値を示す。
【0022】本発明の好ましい実施態様においては、上
記製造方法における光重合性モノマー材料の含有量が、
前記混合物の総重量の10重量%以下である。
記製造方法における光重合性モノマー材料の含有量が、
前記混合物の総重量の10重量%以下である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
【0024】本明細書において、「複合体」は、強誘電
性液晶材料と、光重合によって形成された高分子とを含
む。高分子は、線状高分子または架橋高分子であっても
よく、これらの混合物であってもよい。さらに、複合体
は高分子の原料である光重合性モノマーの未反応物を含
んでもよい。
性液晶材料と、光重合によって形成された高分子とを含
む。高分子は、線状高分子または架橋高分子であっても
よく、これらの混合物であってもよい。さらに、複合体
は高分子の原料である光重合性モノマーの未反応物を含
んでもよい。
【0025】複合体中の高分子は網目構造をとってお
り、この網目構造によって強誘電性液晶分子の配向が安
定化される。高分子が線状高分子の場合、高分子鎖の絡
み合いによる物理的な網目構造が形成される。また、高
分子が架橋高分子の場合、化学結合による網目構造が形
成される。
り、この網目構造によって強誘電性液晶分子の配向が安
定化される。高分子が線状高分子の場合、高分子鎖の絡
み合いによる物理的な網目構造が形成される。また、高
分子が架橋高分子の場合、化学結合による網目構造が形
成される。
【0026】(好適な液晶分子の配向状態)強誘電性液
晶表示素子が提案された当初、強誘電性液晶相は基板に
垂直な方向に「ブックシェルフ層構造」(図3(a))
をとっていると考えられていた。しかし、その後の研究
により、通常の強誘電性液晶相は、図3(b)に示すよ
うな「シェブロン層構造」をとることが分かってきた。
晶表示素子が提案された当初、強誘電性液晶相は基板に
垂直な方向に「ブックシェルフ層構造」(図3(a))
をとっていると考えられていた。しかし、その後の研究
により、通常の強誘電性液晶相は、図3(b)に示すよ
うな「シェブロン層構造」をとることが分かってきた。
【0027】本発明者らは、上下基板に同一方向にプレ
ティルト角を付与した強誘電性液晶表示素子において
は、シェブロン層構造内の液晶分子の分子配列の違いに
より、液晶分子は4つの配向状態(C1U、C1T、C
2U、C2T)をとり得ることを見出した。C1および
C2は、それぞれ、強誘電性液晶分子のプレティルトの
方向とシェブロン層構造の折れ曲がり方向に基づいて定
義される。C1は強誘電性液晶分子のプレティルトの方
向とシェブロン層構造の折れ曲がり方向が反対の場合で
ある。C2は強誘電性液晶分子のプレティルトの方向と
シェブロン層構造の折れ曲がり方向が同一の場合であ
る。この4つの配向状態のうち、実用的に重要なC1U
(C1−ユニフォーム)配向とC2U(C2−ユニフォ
ーム)配向の分子配向モデルを図4に示す。図4(a)
は、液晶表示素子を断面からみた図を示す。図4(a)中
の楕円形は、プレティルト角θpを有する液晶分子、C
1およびC2は、それぞれC1U配向およびC2U配向
を示す。図4(b)は、C1U配向およびC2U配向のよ
り詳細な分子配向を示す。図4(c)は、図4(a)に示され
る液晶層に対応する部分の基板に垂直な方向からみた図
を示す。
ティルト角を付与した強誘電性液晶表示素子において
は、シェブロン層構造内の液晶分子の分子配列の違いに
より、液晶分子は4つの配向状態(C1U、C1T、C
2U、C2T)をとり得ることを見出した。C1および
C2は、それぞれ、強誘電性液晶分子のプレティルトの
方向とシェブロン層構造の折れ曲がり方向に基づいて定
義される。C1は強誘電性液晶分子のプレティルトの方
向とシェブロン層構造の折れ曲がり方向が反対の場合で
ある。C2は強誘電性液晶分子のプレティルトの方向と
シェブロン層構造の折れ曲がり方向が同一の場合であ
る。この4つの配向状態のうち、実用的に重要なC1U
(C1−ユニフォーム)配向とC2U(C2−ユニフォ
ーム)配向の分子配向モデルを図4に示す。図4(a)
は、液晶表示素子を断面からみた図を示す。図4(a)中
の楕円形は、プレティルト角θpを有する液晶分子、C
1およびC2は、それぞれC1U配向およびC2U配向
を示す。図4(b)は、C1U配向およびC2U配向のよ
り詳細な分子配向を示す。図4(c)は、図4(a)に示され
る液晶層に対応する部分の基板に垂直な方向からみた図
を示す。
【0028】強誘電性液晶材料の誘電異方性が正か0付
近の場合、C2U配向ではバイアス電圧によって液晶分
子に大きな揺らぎが生じる。従って、この場合、高コン
トラストを示す液晶表示装置が得られない。しかし、強
誘電性液晶材料が負の誘電異方性(Δε<0)を有する
場合には、この液晶材料は特異なτ−Vmin特性(ここ
で、τは応答速度、Vは印加電圧)を示す。そして、こ
の特性を利用すると、ACスタビライズ効果によってC
2U配向でも液晶表示装置を高コントラストとすること
が可能となる。ACスタビライズ効果とは、通常の強誘
電性液晶材料では、電圧(V)を高くしていくと液晶材
料の応答速度(τ)は単調に速くなっていくのに対し
て、強誘電性液晶材料の誘電異方性が負で、自発分極が
あまり大きくない場合には、ある電圧(V)に対して応
答速度(τ)が極小値(τ−Vmin)を示す現象をい
う。これは、電圧の実効値が大きくなると誘電異方性の
効果が大きくなるためである。
近の場合、C2U配向ではバイアス電圧によって液晶分
子に大きな揺らぎが生じる。従って、この場合、高コン
トラストを示す液晶表示装置が得られない。しかし、強
誘電性液晶材料が負の誘電異方性(Δε<0)を有する
場合には、この液晶材料は特異なτ−Vmin特性(ここ
で、τは応答速度、Vは印加電圧)を示す。そして、こ
の特性を利用すると、ACスタビライズ効果によってC
2U配向でも液晶表示装置を高コントラストとすること
が可能となる。ACスタビライズ効果とは、通常の強誘
電性液晶材料では、電圧(V)を高くしていくと液晶材
料の応答速度(τ)は単調に速くなっていくのに対し
て、強誘電性液晶材料の誘電異方性が負で、自発分極が
あまり大きくない場合には、ある電圧(V)に対して応
答速度(τ)が極小値(τ−Vmin)を示す現象をい
う。これは、電圧の実効値が大きくなると誘電異方性の
効果が大きくなるためである。
【0029】通常、C1配向が高温側で現れ、温度の低
下と共にC2配向の方が安定になる。また、C1U配向
は温度変化や液晶表示装置の駆動によってC2配向やC
1T配向に変化しやすい。従って、C1配向は温度変化
に対して不安定なため、C2U配向の方が、液晶表示装
置の広い動作温度範囲を確保するのに有利な配向状態で
ある。また、C2U配向とC1U配向での液晶材料の応
答速度を比べると、C2U配向の方が液晶材料の応答速
度が速く、そしてメモリ性効果が大きい。
下と共にC2配向の方が安定になる。また、C1U配向
は温度変化や液晶表示装置の駆動によってC2配向やC
1T配向に変化しやすい。従って、C1配向は温度変化
に対して不安定なため、C2U配向の方が、液晶表示装
置の広い動作温度範囲を確保するのに有利な配向状態で
ある。また、C2U配向とC1U配向での液晶材料の応
答速度を比べると、C2U配向の方が液晶材料の応答速
度が速く、そしてメモリ性効果が大きい。
【0030】従って、負の誘電異方性を有する強誘電性
液晶材料のC2U配向を用いたτ−Vminモードは、液
晶表示装置において高速で書き込みを行える点、高コン
トラストが得られる点、広い動作温度範囲が得られる点
で好ましい。
液晶材料のC2U配向を用いたτ−Vminモードは、液
晶表示装置において高速で書き込みを行える点、高コン
トラストが得られる点、広い動作温度範囲が得られる点
で好ましい。
【0031】均一なC2U配向を得るためには、基板に
プレティルト角を付与することが必要である。プレティ
ルト角としては、通常、0〜20°、好ましくは3〜8
°の中程度のプレティルト角が好適である。
プレティルト角を付与することが必要である。プレティ
ルト角としては、通常、0〜20°、好ましくは3〜8
°の中程度のプレティルト角が好適である。
【0032】(配向制御方法)基板にプレティルト角を
付与する方法としては、液晶セルを形成する基板に高分
子材料や無機材料を塗布後、これを繊維で擦るラビング
法、表面張力の低い化合物を塗布する垂直配向法、Si
O2などの斜め蒸着による斜め配向法、また、ラビング
処理を行わない水平配向膜、または無処理基板(基板に
透明電極を設置した基板)などを使用し得る。本発明に
おいては、ラビング法が好ましい。特に、中程度のプレ
ティルト角を実現するようにラビングした配向膜をパラ
レルラビング(ラビング方向が略平行となるように貼り
合わせてセルを作製する方法)することが、液晶材料の
C2配向が生じやすい点で好ましい。配向膜としては、
有機高分子膜が好ましい。膜を形成するための高分子と
して、ポリイミド、ポリビニルアルコールなどが使用さ
れ得る。例えば、ポリイミドとしては、AL1054、
AL3356、AL5357(これらは全て日本合成ゴ
ム製)などを用いることによって中程度のプレティルト
角を実現し得る。
付与する方法としては、液晶セルを形成する基板に高分
子材料や無機材料を塗布後、これを繊維で擦るラビング
法、表面張力の低い化合物を塗布する垂直配向法、Si
O2などの斜め蒸着による斜め配向法、また、ラビング
処理を行わない水平配向膜、または無処理基板(基板に
透明電極を設置した基板)などを使用し得る。本発明に
おいては、ラビング法が好ましい。特に、中程度のプレ
ティルト角を実現するようにラビングした配向膜をパラ
レルラビング(ラビング方向が略平行となるように貼り
合わせてセルを作製する方法)することが、液晶材料の
C2配向が生じやすい点で好ましい。配向膜としては、
有機高分子膜が好ましい。膜を形成するための高分子と
して、ポリイミド、ポリビニルアルコールなどが使用さ
れ得る。例えば、ポリイミドとしては、AL1054、
AL3356、AL5357(これらは全て日本合成ゴ
ム製)などを用いることによって中程度のプレティルト
角を実現し得る。
【0033】(好適な強誘電性液晶表示装置の製造方
法)本発明の強誘電性液晶表示装置の好適な製造方法と
しては、まず、少なくとも透明電極およびパラレルラビ
ングした配向膜を有する基板をスペーサーにより間隙を
介して設置し、セルを構成する。次に、強誘電性液晶材
料と光重合性モノマー材料との混合物を注入する。次い
で、混合物が等方性液体になる温度にまで加熱した後、
液晶材料がキラルスメクティックC相を示す温度にまで
混合物を冷却し、次いで液晶材料がキラルスメクティッ
クC相を示す温度範囲で光重合性モノマー材料を光重
合、例えばセルに紫外線を照射することによって重合し
て高分子を形成する工程、または混合物を等方性液体に
なる温度にまで加熱した後、この温度で光重合性モノマ
ー材料を光重合し、その後、強誘電性液晶材料と生成し
た高分子とからなる複合体を、この複合体中の強誘電性
液晶材料がキラルスメクティックC相を示す温度にまで
冷却する工程によっても、本発明の強誘電性液晶表示液
晶表示装置を好適に製造し得る。好ましくは、適切な液
晶分子の配向状態が形成される温度にまで混合物を冷却
した後、その状態で光重合する。この場合は、液晶分子
の配向状態が乱されにくいため、適切な配向状態を有す
る液晶材料と高分子材料とからなる複合体が得られ得
る。
法)本発明の強誘電性液晶表示装置の好適な製造方法と
しては、まず、少なくとも透明電極およびパラレルラビ
ングした配向膜を有する基板をスペーサーにより間隙を
介して設置し、セルを構成する。次に、強誘電性液晶材
料と光重合性モノマー材料との混合物を注入する。次い
で、混合物が等方性液体になる温度にまで加熱した後、
液晶材料がキラルスメクティックC相を示す温度にまで
混合物を冷却し、次いで液晶材料がキラルスメクティッ
クC相を示す温度範囲で光重合性モノマー材料を光重
合、例えばセルに紫外線を照射することによって重合し
て高分子を形成する工程、または混合物を等方性液体に
なる温度にまで加熱した後、この温度で光重合性モノマ
ー材料を光重合し、その後、強誘電性液晶材料と生成し
た高分子とからなる複合体を、この複合体中の強誘電性
液晶材料がキラルスメクティックC相を示す温度にまで
冷却する工程によっても、本発明の強誘電性液晶表示液
晶表示装置を好適に製造し得る。好ましくは、適切な液
晶分子の配向状態が形成される温度にまで混合物を冷却
した後、その状態で光重合する。この場合は、液晶分子
の配向状態が乱されにくいため、適切な配向状態を有す
る液晶材料と高分子材料とからなる複合体が得られ得
る。
【0034】上記セル厚としては、1.0μm〜2.0
μmが好ましい。
μmが好ましい。
【0035】上記光重合性モノマー材料を光重合させる
時間は、通常1分〜20分である。
時間は、通常1分〜20分である。
【0036】(強誘電性液晶材料)本発明で用いられる
強誘電性液晶材料としては、SCE8(ヘキスト社
製)、ZLI-4237-000(メルク社製)、ZLI-5014-000(メ
ルク社製)及びCS-1014(チッソ社製)を挙げる
ことができる。これらの液晶材料を混合して用いてもよ
い。上述したように、C2U配向を用いたτ−Vminモ
ードの利点を生かすことができるので、負の誘電異方性
を有する強誘電性材料が好ましい。本願発明による複合
体の特性は、複合体を構成する強誘電性液晶材料と高分
子材料(光重合性モノマー材料)との組み合わせに依存
するので、要求される特性に応じて、所望の誘電率や自
発分極の大きさを有する強誘電性液晶材料を適宜選択す
ることができる。
強誘電性液晶材料としては、SCE8(ヘキスト社
製)、ZLI-4237-000(メルク社製)、ZLI-5014-000(メ
ルク社製)及びCS-1014(チッソ社製)を挙げる
ことができる。これらの液晶材料を混合して用いてもよ
い。上述したように、C2U配向を用いたτ−Vminモ
ードの利点を生かすことができるので、負の誘電異方性
を有する強誘電性材料が好ましい。本願発明による複合
体の特性は、複合体を構成する強誘電性液晶材料と高分
子材料(光重合性モノマー材料)との組み合わせに依存
するので、要求される特性に応じて、所望の誘電率や自
発分極の大きさを有する強誘電性液晶材料を適宜選択す
ることができる。
【0037】(光重合性モノマー)本発明に用いられる
光重合性モノマー材料としては、例えば、C3以上の長
鎖アルキル基または芳香族基を有するアクリル酸または
アクリル酸エステルを使用し得る。これらの例として
は、イソブチルアクリレート、ステアリルアクリレー
ト、ラウリルアクリレート、イソアミルアクリレート、
n−ブチルアクリレート、トリデシルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリ
レート、ベンジルアクリレート、2−フェノキシエチル
アクリレート;これらのアクリレートをメタクリレート
に換えたもの;およびこれらのモノマーのハロゲン化物
(特に塩素化、またはフッ素化したモノマー)、例え
ば、2,2,3,4,4,4−へキサフルオロブチルメ
タクリレート、2,2,3,4,4,4−へキサクロロ
ブチルメタクリレート、2,2,3,3−テトラフルオ
ロプロピルメタクリレート、2,2,3,3−テトラク
ロロプロピルメタクリレート、パーフルオロオクチルエ
チルメタクリレート、パークロロオクチルエチルメタク
リレート、パーフルオロオクチルエチルアクリレート、
パークロロオクチルエチルアクリレートを挙げることが
できる。これらモノマーは、単独または2種以上混合し
て使用し得る。
光重合性モノマー材料としては、例えば、C3以上の長
鎖アルキル基または芳香族基を有するアクリル酸または
アクリル酸エステルを使用し得る。これらの例として
は、イソブチルアクリレート、ステアリルアクリレー
ト、ラウリルアクリレート、イソアミルアクリレート、
n−ブチルアクリレート、トリデシルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリ
レート、ベンジルアクリレート、2−フェノキシエチル
アクリレート;これらのアクリレートをメタクリレート
に換えたもの;およびこれらのモノマーのハロゲン化物
(特に塩素化、またはフッ素化したモノマー)、例え
ば、2,2,3,4,4,4−へキサフルオロブチルメ
タクリレート、2,2,3,4,4,4−へキサクロロ
ブチルメタクリレート、2,2,3,3−テトラフルオ
ロプロピルメタクリレート、2,2,3,3−テトラク
ロロプロピルメタクリレート、パーフルオロオクチルエ
チルメタクリレート、パークロロオクチルエチルメタク
リレート、パーフルオロオクチルエチルアクリレート、
パークロロオクチルエチルアクリレートを挙げることが
できる。これらモノマーは、単独または2種以上混合し
て使用し得る。
【0038】強誘電性液晶材料と光重合性モノマー材料
との混合物における光重合性モノマー材料の含有量は、
混合物の総重量に対して、1〜10重量%、特に2〜5
重量%が好ましい。光重合性モノマー材料の濃度が10
重量%を超えると、液晶分子の動きを規制する力が強く
なり過ぎて、液晶表示装置の応答速度が遅くなる。ま
た、液晶材料の配向状態が悪化する。1重量%より少な
いと、耐ショック性の効果が得られない。さらにポリマ
ーの物理的強度を高めるために2官能以上の多官能性モ
ノマーを共重合し得る。多官能性モノマーとしては、例
えば、ビスフェノールAジメタクリレート、ビスフェノ
ールAジアクリレート、1,4−ブタンジオールジメタ
クリレート、1,6−へキサンジオールジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロー
ルメタンテトラアクリレートを使用し得る。
との混合物における光重合性モノマー材料の含有量は、
混合物の総重量に対して、1〜10重量%、特に2〜5
重量%が好ましい。光重合性モノマー材料の濃度が10
重量%を超えると、液晶分子の動きを規制する力が強く
なり過ぎて、液晶表示装置の応答速度が遅くなる。ま
た、液晶材料の配向状態が悪化する。1重量%より少な
いと、耐ショック性の効果が得られない。さらにポリマ
ーの物理的強度を高めるために2官能以上の多官能性モ
ノマーを共重合し得る。多官能性モノマーとしては、例
えば、ビスフェノールAジメタクリレート、ビスフェノ
ールAジアクリレート、1,4−ブタンジオールジメタ
クリレート、1,6−へキサンジオールジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロー
ルメタンテトラアクリレートを使用し得る。
【0039】また、上記モノマーに、必要に応じて塩素
化及びフッ素化されたポリマーやオリゴマーを混合して
使用し得る。また、強誘電性液晶材料と類似の構造を有
するモノマーを共重合してもよい。
化及びフッ素化されたポリマーやオリゴマーを混合して
使用し得る。また、強誘電性液晶材料と類似の構造を有
するモノマーを共重合してもよい。
【0040】(光重合開始剤)本発明の光重合性モノマ
ー材料は、所望に応じて光重合開始剤を含み得る。光重
合開始剤の例としては、Irgacure 651、Irgacure 184
(チバガイギー社製)、およびDarocure 1137(メルク
社製)等を挙げることができる。光重合開始剤は、液晶
材料と光重合性モノマー材料組成物との混合物の総重量
に対して0〜1重量%、必要に応じて添加するのが好ま
しい。1重量%より多いと、重合速度が速くなり過ぎ、
かつ副反応を助長する。
ー材料は、所望に応じて光重合開始剤を含み得る。光重
合開始剤の例としては、Irgacure 651、Irgacure 184
(チバガイギー社製)、およびDarocure 1137(メルク
社製)等を挙げることができる。光重合開始剤は、液晶
材料と光重合性モノマー材料組成物との混合物の総重量
に対して0〜1重量%、必要に応じて添加するのが好ま
しい。1重量%より多いと、重合速度が速くなり過ぎ、
かつ副反応を助長する。
【0041】C2U配向を有する強誘電性液晶材料と高
分子材料とからなる複合体を液晶表示装置に用いること
により、高速書き込み、高コントラスト、広い動作温度
範囲を示す強誘電性液晶表示装置が得られる。
分子材料とからなる複合体を液晶表示装置に用いること
により、高速書き込み、高コントラスト、広い動作温度
範囲を示す強誘電性液晶表示装置が得られる。
【0042】強誘電性液晶材料と光重合性モノマー材料
との混合物において、特定の強誘電性液晶の配向状態を
形成させた後、モノマーを光重合することにより、良好
な強誘電性液晶の配向状態が得られる。
との混合物において、特定の強誘電性液晶の配向状態を
形成させた後、モノマーを光重合することにより、良好
な強誘電性液晶の配向状態が得られる。
【0043】
(実施例1)ガラスなどの基板1aおよび1b上に、そ
れぞれ、ITO膜2aおよび2bを作製し、フォトリソ
グラフィーなどの手法でストライプ状にパターンニング
した。これらの上に、それぞれ、Si02絶縁膜3aお
よび3bを積層し、次いで、ポリイミド配向膜4aおよ
び4b(プレティルト角=5°)を塗布し、ラビングし
た。 次に、基板laともう一方の基板1bとをラビング
方向が平行となるように、セル厚1.5μmで貼り合わ
せ、この間に、表1に示す強誘電性液晶(FLC1、こ
の強誘電性液晶材料は負の誘電異方性を示す)を99.
0重量%、光重合性モノマー材料を1.0重量%含む混
合物Aを基板間に注入した。この液晶表示装置を100
℃に加熱して、混合物Aを等方性液体状態にし、この状
態で紫外線を照射した(14mW/cm2)。この液晶
表示素子を室温まで冷却して偏光顕微鏡観察したとこ
ろ、液晶材料は良好なC2配向をとっていることがわか
った。
れぞれ、ITO膜2aおよび2bを作製し、フォトリソ
グラフィーなどの手法でストライプ状にパターンニング
した。これらの上に、それぞれ、Si02絶縁膜3aお
よび3bを積層し、次いで、ポリイミド配向膜4aおよ
び4b(プレティルト角=5°)を塗布し、ラビングし
た。 次に、基板laともう一方の基板1bとをラビング
方向が平行となるように、セル厚1.5μmで貼り合わ
せ、この間に、表1に示す強誘電性液晶(FLC1、こ
の強誘電性液晶材料は負の誘電異方性を示す)を99.
0重量%、光重合性モノマー材料を1.0重量%含む混
合物Aを基板間に注入した。この液晶表示装置を100
℃に加熱して、混合物Aを等方性液体状態にし、この状
態で紫外線を照射した(14mW/cm2)。この液晶
表示素子を室温まで冷却して偏光顕微鏡観察したとこ
ろ、液晶材料は良好なC2配向をとっていることがわか
った。
【0044】この強誘電性液晶に図5に示す駆動波形を
印加して駆動実験を行った。Vd=5Vに設定し、Vs
とパルス幅τの異なるパルス幅を印加し、双安定スイッ
チングする最小パルス幅を図6にプロットした(○)。
図6は、実施例1の液晶表示装置が、電圧−メモリパル
ス幅曲線において極小値を示し、そして良好な双安定ス
イッチングを示すことを示している。
印加して駆動実験を行った。Vd=5Vに設定し、Vs
とパルス幅τの異なるパルス幅を印加し、双安定スイッ
チングする最小パルス幅を図6にプロットした(○)。
図6は、実施例1の液晶表示装置が、電圧−メモリパル
ス幅曲線において極小値を示し、そして良好な双安定ス
イッチングを示すことを示している。
【0045】また、島津製作所AGA−100Aを用い
て、金属台上に液晶素子を置き、これに直径1cmの円
柱金属体を0.5mm/minで降下させて圧力を印加
する方法により実施例1の液晶素子の耐ショック性を評
価したところ、液晶素子は、0.6〜1.3kgf/c
m2の良好な耐ショック性を示した。
て、金属台上に液晶素子を置き、これに直径1cmの円
柱金属体を0.5mm/minで降下させて圧力を印加
する方法により実施例1の液晶素子の耐ショック性を評
価したところ、液晶素子は、0.6〜1.3kgf/c
m2の良好な耐ショック性を示した。
【0046】
【表1】
【0047】(実施例2)実施例1の混合物Aを強誘電
性液晶(FLC1)を97.0重量%、光重合性モノマ
ー材料を3.0重量%含む混合物Bに変えたほかは実施
例1と同様にして強誘電性液晶表示装置を作製し、評価
した。図6にVsに対して双安定スイッチングする最小
パルス幅を示す(■)。図6は、実施例2の液晶表示装
置が、電圧−メモリパルス幅曲線において極小値を示
し、そして良好な双安定スイッチングを示すことを示し
ている。
性液晶(FLC1)を97.0重量%、光重合性モノマ
ー材料を3.0重量%含む混合物Bに変えたほかは実施
例1と同様にして強誘電性液晶表示装置を作製し、評価
した。図6にVsに対して双安定スイッチングする最小
パルス幅を示す(■)。図6は、実施例2の液晶表示装
置が、電圧−メモリパルス幅曲線において極小値を示
し、そして良好な双安定スイッチングを示すことを示し
ている。
【0048】また、実施例2の液晶表示装置は、1.9
〜2.5kgf/cm2の良好な耐ショック性を示し
た。
〜2.5kgf/cm2の良好な耐ショック性を示し
た。
【0049】(比較例1)光重合性モノマーを用いない
以外は、実施例1と同様にして、強誘電性液晶表示装置
を作製した。但し、光照射は行っていない。図6及び図
7にVsに対して双安定スイッチングする最小パルス幅
を示す(●)。この液晶表示装置も室温でC2配向、電
圧−メモリパルス幅曲線において極小値を示したが、耐
ショック性は0.6kgf/cm2と不良であった。
以外は、実施例1と同様にして、強誘電性液晶表示装置
を作製した。但し、光照射は行っていない。図6及び図
7にVsに対して双安定スイッチングする最小パルス幅
を示す(●)。この液晶表示装置も室温でC2配向、電
圧−メモリパルス幅曲線において極小値を示したが、耐
ショック性は0.6kgf/cm2と不良であった。
【0050】(実施例3)実施例1において、混合物A
を等方性液体状態にし、この状態で紫外線を照射するこ
とを、混合物Aを等方性液体状態にした後、室温まで冷
却して液晶材料をC2配向にし、up‐downを揃え
てからこの状態で紫外線を照射することに変えた以外
は、実施例1と同様にして強誘電性液晶表示装置を作製
し、評価した。
を等方性液体状態にし、この状態で紫外線を照射するこ
とを、混合物Aを等方性液体状態にした後、室温まで冷
却して液晶材料をC2配向にし、up‐downを揃え
てからこの状態で紫外線を照射することに変えた以外
は、実施例1と同様にして強誘電性液晶表示装置を作製
し、評価した。
【0051】図7にVsに対して双安定スイッチングす
る最小パルス幅を示す(○)。図7は、実施例3の液晶
表示装置が、電圧−メモリパルス幅曲線において極小値
を示し、そして良好な双安定スイッチングを示すことを
示している。
る最小パルス幅を示す(○)。図7は、実施例3の液晶
表示装置が、電圧−メモリパルス幅曲線において極小値
を示し、そして良好な双安定スイッチングを示すことを
示している。
【0052】また、実施例3の液晶表示装置は1.3〜
1.9kgf/cm2の良好な耐ショック性を示した。
1.9kgf/cm2の良好な耐ショック性を示した。
【0053】(実施例4)実施例2において、混合物B
を等方性液体状態にし、この状態で紫外線を照射するこ
とを、混合物Bを等方性液体状態にした後、室温まで冷
却して液晶材料をC2配向にし、up‐downを揃え
てからこの状態で紫外線を照射することに変えた以外
は、実施例2と同様にして強誘電性液晶表示装置を作製
し、評価した。
を等方性液体状態にし、この状態で紫外線を照射するこ
とを、混合物Bを等方性液体状態にした後、室温まで冷
却して液晶材料をC2配向にし、up‐downを揃え
てからこの状態で紫外線を照射することに変えた以外
は、実施例2と同様にして強誘電性液晶表示装置を作製
し、評価した。
【0054】図7にVsに対して双安定スイッチングす
る最小パルス幅を示す(■)。図7は、実施例4の液晶
表示装置が、電圧−メモリパルス幅曲線において極小値
を示し、そして良好な双安定スイッチングを示すことを
示している。
る最小パルス幅を示す(■)。図7は、実施例4の液晶
表示装置が、電圧−メモリパルス幅曲線において極小値
を示し、そして良好な双安定スイッチングを示すことを
示している。
【0055】また、実施例4の液晶表示装置は1.9〜
2.0kgf/cm2の良好な耐ショック性を示した。
2.0kgf/cm2の良好な耐ショック性を示した。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、耐ショック性が良好
で、電圧−メモリパルス幅曲線において極小値を示し、
そして良好な双安定スイッチングを示す強誘電性液晶表
示装置が得られる。
で、電圧−メモリパルス幅曲線において極小値を示し、
そして良好な双安定スイッチングを示す強誘電性液晶表
示装置が得られる。
【0057】また、強誘電性液晶材料と光重合性モノマ
ー材料との混合物において、特定の強誘電性液晶の配向
状態を形成させた後、モノマーを光重合することによ
り、良好な強誘電性液晶の配向状態を有したまま、良好
な耐ショック性を示す。
ー材料との混合物において、特定の強誘電性液晶の配向
状態を形成させた後、モノマーを光重合することによ
り、良好な強誘電性液晶の配向状態を有したまま、良好
な耐ショック性を示す。
【図1】図1は、強誘電性液晶の動作原理を示すスイッ
チング模式図である。
チング模式図である。
【図2】図2は、強誘電性液晶表示素子の構造(断面
図)である。
図)である。
【図3】図3は、液晶の層構造の模式図である。
【図4】図4は、分子配向モデルの模式図である。
【図5】図5は、本発明の実施例に用いた駆動波形の説
明図である。
明図である。
【図6】図6は、本発明の実施例1〜2および比較例1
の液晶表示装置の電圧−メモリパルス幅曲線である。
の液晶表示装置の電圧−メモリパルス幅曲線である。
【図7】図7は、本発明の実施例3〜4および比較例1
の液晶表示装置の電圧−メモリパルス幅曲線である。
の液晶表示装置の電圧−メモリパルス幅曲線である。
1a、1b ガラス基板 2a、2b 電極膜 3a、3b 絶縁膜 4a、4b 配向膜 6 シール部材 7 液晶材料 9、10 基板 11 強誘電性液晶表示装置 12a、12b 偏光板
フロントページの続き (72)発明者 ポール ガス イギリス国 オックスフォード オーエッ クス4 4ジーエイ,オックスフォード サイエンス パーク,エドモンド ハレー ロード,シャープ ラボラトリーズ オ ブ ヨーロッパ,リミテッド 気付
Claims (10)
- 【請求項1】 強誘電性液晶表示装置であって、 少なくとも電極膜および配向膜を有する一対の基板間に
強誘電性液晶材料と高分子材料とからなる複合体が挟持
される構造を有し、 該基板と該強誘電性液晶材料との界面における強誘電性
液晶分子のプレティルトの方向が同一であり、 該強誘電性液晶材料はシェブロン層構造を有し、そして
該シェブロン層構造の折れ曲がりの方向と、該界面にお
ける強誘電性液晶分子のプレティルトの方向とが同一で
ある、 強誘電性液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記配向膜が有機高分子膜であり、そし
てラビングによってプレティルト角が付与されている、
請求項1に記載の強誘電性液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記強誘電性液晶材料が負の誘電異方性
を有し、そして電圧−メモリパルス幅曲線において極小
値を示す、請求項1に記載の強誘電性液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記高分子材料の含有量が前記複合体の
総重量の10重量%以下である、請求項1に記載の強誘
電性液晶表示装置。 - 【請求項5】 強誘電性液晶表示装置の製造方法であっ
て、以下の工程:少なくとも電極膜および配向膜を有す
る基板を貼り合わせる工程;該基板間に強誘電性液晶材
料と光重合性モノマー材料との混合物を挟持する工程;
該混合物が等方性液体になる温度にまで該混合物を加熱
した後、該混合物中の強誘電性液晶材料がキラルスメク
ティックC相を示す温度にまで該混合物を冷却する工
程;および該混合物中の強誘電性液晶材料がキラルスメ
クティックC相を示す温度範囲において、該混合物中の
光重合性モノマー材料を光重合して高分子化する工程;
を包含する、製造方法。 - 【請求項6】 前記混合物中の強誘電性液晶材料がキラ
ルスメクティックC相を示す温度において、前記基板と
該強誘電性液晶材料との界面における強誘電性液晶分子
のプレティルトの方向が同一であり、該強誘電性液晶材
料はシェブロン層構造を有し、そして該シェブロン層構
造の折れ曲がりの方向と、該界面における強誘電性液晶
分子のプレティルトの方向とが同一である、請求項5に
記載の製造方法。 - 【請求項7】 強誘電性液晶表示装置の製造方法であっ
て、以下の工程:少なくとも電極膜および配向膜を有す
る基板を貼り合わせる工程;該基板間に強誘電性液晶材
料と光重合性モノマー材料との混合物を挟持する工程;
該混合物が等方性液体になる温度にまで該混合物を加熱
した後、該温度において該混合物中の光重合性モノマー
材料を光重合して高分子化する工程;高分子化後、強誘
電性液晶材料と生成した高分子とからなる複合体を、該
複合体中の強誘電性液晶材料がキラルスメクティックC
相を示す温度にまで冷却する工程;を包含する、製造方
法。 - 【請求項8】 前記配向膜が有機高分子膜であり、そし
てラビングによってプレティルト角が付与されている、
請求項5、6または7に記載の製造方法。 - 【請求項9】 前記強誘電性液晶材料が負の誘電異方性
を有し、そして電圧−メモリパルス幅曲線において極小
値を示す、請求項5、6、7または8に記載の製造方
法。 - 【請求項10】 前記光重合性モノマー材料の含有量
が、前記混合物の総重量の10重量%以下である、請求
項5、6または7に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15710096A JPH0968710A (ja) | 1995-06-22 | 1996-06-18 | 強誘電性液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-156566 | 1995-06-22 | ||
| JP15656695 | 1995-06-22 | ||
| JP15710096A JPH0968710A (ja) | 1995-06-22 | 1996-06-18 | 強誘電性液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0968710A true JPH0968710A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=26484271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15710096A Withdrawn JPH0968710A (ja) | 1995-06-22 | 1996-06-18 | 強誘電性液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0968710A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008276197A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-11-13 | Dic Corp | 高分子安定化強誘電性液晶組成物及び液晶表示素子 |
| JP2013195902A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Stanley Electric Co Ltd | 液晶表示素子 |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP15710096A patent/JPH0968710A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008276197A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-11-13 | Dic Corp | 高分子安定化強誘電性液晶組成物及び液晶表示素子 |
| JP2013195902A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Stanley Electric Co Ltd | 液晶表示素子 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020425 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040802 |