JPH0969655A - 超伝導薄膜を用いた回路およびその形成方法 - Google Patents

超伝導薄膜を用いた回路およびその形成方法

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JPH0969655A
JPH0969655A JP7224045A JP22404595A JPH0969655A JP H0969655 A JPH0969655 A JP H0969655A JP 7224045 A JP7224045 A JP 7224045A JP 22404595 A JP22404595 A JP 22404595A JP H0969655 A JPH0969655 A JP H0969655A
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JP
Japan
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thin film
superconducting thin
superconducting
forming
circuit
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JP7224045A
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English (en)
Inventor
Nobuyoshi Sakakibara
伸義 榊原
Hironori Hoshizaki
博紀 星崎
Masanobu Suzuki
正信 鈴木
Yoshiki Ueno
祥樹 上野
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IDOUTAI TSUSHIN SENTAN GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
IDOUTAI TSUSHIN SENTAN GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターニングされた超伝導薄膜の側壁を外部
から保護し、超伝導薄膜を用いた回路全体の特性を向上
する。 【解決手段】 パターニングされた超伝導薄膜20の表
面20aおよび側壁20bを、水分子の透過を実質的に
阻止する材料からなる第1薄膜30および第2薄膜40
により保護している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超伝導薄膜を用いた回
路およびその形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、超伝導薄膜を用いた回路として、
例えば特開平6−237024号公報に開示されている
ものが知られている。この従来技術では、図4に示すよ
うに、基板10表面に形成された超伝導薄膜20の表面
20aに、フッ素樹脂層30が積層されている。また、
特開平6−37514号公報では、フッ素樹脂層30の
代わりに、金、白金、アルミニウム等の金属薄膜を積層
している。
【0003】ここで、超伝導薄膜を用いた回路に用いら
れる超伝導材料は、一般に高温超伝導材料はY系、Eu
系、Bi系、Tl系などの酸化物により構成されてい
る。この酸化物超伝導材料は、化学的な反応性に富み、
湿気などによってダメージを受け、比較的容易に劣化す
る性質を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来技術で
は、超伝導薄膜20の表面20aはフッ素樹脂層30に
より保護されているが、超伝導薄膜20の側壁20bは
外部に晒されているため、超伝導薄膜を用いた回路を形
成する工程や超伝導薄膜を用いた回路を使用する際に、
外部から様々なダメージを直接受け、超伝導薄膜を用い
た回路全体の特性が低下してしまう。
【0005】また、一般に超伝導薄膜を用いた回路に
は、層間絶縁膜50が形成されており、近年、層間絶縁
膜50として、耐湿性に優れたポリイミド系樹脂が用い
られている。この場合、ポリイミド系樹脂をスピンナ塗
布により回路表面に塗布した後、加熱することにより硬
化させて層間絶縁膜50としている。ここで、図5にポ
リイミド系樹脂の塗布時および加熱時の化学構造を示
す。
【0006】図5(a)は塗布時、図5(b)は200
℃加熱時(一次硬化)、図5(c)は350℃加熱時
(最終硬化)の化学構造である。このように、ポリイミ
ド系樹脂は加熱によって脱水縮合を起こし、イミド環を
形成している。つまり、図5(a)から図5(b)に変
化する際、丸で囲んだOHとHがそれぞれ2個づつとれ
て2個の水分子H2 Oが発生する。また、図5(b)か
ら図5(c)に変化する際には2個のHと1個のOがと
れて1個の水分子H2 Oが発生する。
【0007】そして、図4に示す従来技術によれば、超
伝導薄膜21の表面23は水分子H 2 Oを透過しないフ
ッ素樹脂層31により保護されているが、超伝導薄膜2
1の側壁20bは保護されていないため、層間絶縁膜5
0を形成する際に、上記水分子H2 Oによりダメージを
受けて劣化し、超伝導薄膜を用いた回路全体の特性が低
下してしまう。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、パターニングされた超伝導薄膜の側壁を外部から保
護し、超伝導薄膜を用いた回路全体の特性を向上するこ
とを目的とする。
【0009】
【発明の概要】本発明は上記目的を達成するため、以下
の技術的手段を採用する。請求項1および2に記載の超
伝導薄膜を用いた回路においては、パターニングされた
超伝導薄膜(20)の表面(20a)および側壁(20
b)に、水分子の透過を実質的に阻止する材料からなる
第1薄膜(30)および第2薄膜(40)が形成され、
この全面にポリイミド系樹脂またはSOGからなる層間
絶縁膜(50)が形成されていることを特徴としてい
る。
【0010】この場合、層間絶縁膜を形成する際に水が
発生するが、超伝導薄膜の表面および側壁が第1薄膜お
よび第2薄膜に保護されているため、超伝導薄膜が上記
水によりダメージを受けて劣化することは防止され、超
伝導薄膜を用いた回路全体の特性を向上することが出来
る。特に、請求項2に記載の超伝導薄膜を用いた回路に
おいては、第1薄膜(30)と第2薄膜(40)が、貴
金属材料からなることを特徴としている。従って、超伝
導薄膜を用いた回路の作動温度が超伝導材料の臨界温度
以上に上昇して超伝導薄膜が超伝導特性を示さなくなっ
た場合でも、第1薄膜および第2薄膜に電流が流れるた
め、電流経路が確保できる。
【0011】請求項3ないし10に記載の発明によれ
ば、請求項1および2に記載の超伝導薄膜を用いた回路
を形成することが出来る。特に、請求項4に記載の発明
では、第2薄膜(40’)を一旦全面に形成し、その
後、第2薄膜(40’)の表面側から基板(10)表面
が露出するまで第2薄膜(40’)の全面をエッチング
除去することを特徴としている。これによれば、超伝導
薄膜と第1薄膜とを用い、セルフアラインで第2薄膜を
エッチング除去することで、超伝導薄膜の側壁に第2薄
膜をそのまま残すことができる。従って、マスクを用い
たりしないで容易に、かつ確実に第2薄膜を超伝導薄膜
の側壁に形成することが出来る。
【0012】また、請求項6および7に記載の発明で
は、第1薄膜(30’)を形成した後に、酸素を含む雰
囲気中で第1薄膜(30’)に熱処理を施していること
を特徴としている。従って、第1薄膜を緻密化し、超伝
導薄膜表面により強力に密着して超伝導薄膜表面を保護
することが出来る。また、請求項8に記載の発明では、
第1薄膜(30’)および超伝導薄膜(20’)をパタ
ーニングする工程は、物理的な垂直異方性ドライエッチ
ングにより行われることを特徴としている。従って、超
伝導薄膜および第1薄膜の側壁が垂直にパターニングで
き、微細なパターンが形成できる。
【0013】また、請求項9に記載の発明では、物理的
な垂直異方性ドライエッチングを行った後に、物理的な
垂直異方性ドライエッチングによって生じた超伝導薄膜
(20)の側壁(20b)のダメージ層(21)を除去
する工程を含むことを特徴としている。従って、超伝導
薄膜を用いた回路全体の特性を向上することが出来る。
【0014】また、請求項10に記載の発明では、超伝
導薄膜の表面及び側壁が第1薄膜及び第2薄膜により保
護されているため、超伝導薄膜を用いた回路を形成する
工程や超伝導薄膜を用いた回路を使用する際に、外部か
ら様々なダメージを受けることがなく、超伝導薄膜を用
いた回路全体の特性を向上することが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1および図2に基づいて具体的に説明する。図1にお
いて、10はMgOやLaAlO3 等の単結晶誘電体基
板、20はY系、Eu系、Bi系、Tl系などの酸化物
超伝導材料からなる超伝導薄膜、30は超伝導薄膜20
の表面20aに形成され、水分子の透過を実質的に阻止
する材料(例えばAu等の貴金属材料やフッ素樹脂等)
からなる第1薄膜である。
【0016】ここで、水分子の透過を実質的に阻止する
材料とは、水分子を全く透過させないか、もしくは水分
子を透過させても、超伝導薄膜20を劣化させない程度
に抑える材料のことである。40は超伝導薄膜20の側
壁20bおよび第1薄膜30の側壁30bに形成され、
水分子の透過を実質的に阻止する材料からなる第2薄膜
である。50は全面に形成された層間絶縁膜で、ポリイ
ミド系樹脂からなる。
【0017】以下に、第1の実施形態における超伝導薄
膜を用いた回路の形成方法を図2に基づいて述べる。ま
ず、MgOやLaAlO3 等の単結晶誘電体基板10表
面に酸化物超伝導材料により超伝導薄膜20’を形成
し、引き続き超伝導薄膜20’の表面に、水分子の透過
を実質的に阻止する材料(例えばAu等の貴金属材料や
フッ素樹脂等)により第1薄膜30’を形成する(図2
(a))。
【0018】次に、第1薄膜30’上に図示しないレジ
ストを塗布・感光・現像によって所定形状にパターニン
グし、上記レジストをマスクとして第1薄膜30’及び
超伝導薄膜20’を物理的な垂直異方性ドライエッチン
グ、例えばArイオンエッチングにより連続してエッチ
ングし、所定形状の第1薄膜30および超伝導薄膜20
を形成する(図2(b))。この際、超伝導薄膜20の
側壁20bは露出しており、超伝導薄膜20の表面20
aは第1薄膜31によって保護されている。
【0019】次に、水分子の透過を実質的に阻止する材
料により第2薄膜40’を全面に形成する(図2
(c))。ここで、ステップカバレッジの優れたスパッ
タ法、CVD法、スピン塗布法を用いることにより、超
伝導薄膜20の表面20aおよび基板10表面だけでな
く、超伝導薄膜20の側壁20bおよび第1薄膜30の
側壁30bにも第2薄膜40’を形成することができ、
全面に第2薄膜40’を形成することが出来る。
【0020】次に、全面に物理的な垂直異方性ドライエ
ッチングを施して、第1薄膜30の表面30aおよび基
板10表面が露出するまで第2薄膜40’をエッチング
除去する(図2(d))。こうすることにより、第2薄
膜40’のうち、超伝導薄膜20の側壁20bおよび第
1薄膜30の側壁30bに形成された第2薄膜40のみ
が残り、第2薄膜40’のうち、第1薄膜30の表面3
0aに形成された部分および基板10表面に形成された
部分は同時に除去される。そして、全面に、ポリイミド
系樹脂を塗布し、このポリイミド系樹脂を加熱して硬化
させることにより層間絶縁膜50を形成する(図2
(e))。
【0021】こうして、図1に示すような、超伝導薄膜
20の側壁20bおよび表面20aが保護された超伝導
薄膜を用いた回路が得られる。ここで、第1薄膜30の
材料と第2薄膜40の材料が異なる場合、物理的な垂直
異方性ドライエッチングのエッチング速度をそれぞれR
30、R40とおくと、R30≦R40とすることにより、基板
10表面が露出するまで全面をエッチングしても、第1
薄膜30が全てエッチング除去されることはない。ま
た、第1薄膜30の材料と第2薄膜40の材料が同じで
もよい。つまり、R30=R40となり、この場合も第1薄
膜30が全てエッチング除去されることはない。
【0022】なお、上記第1の実施形態において、第1
薄膜30および第2薄膜40を、導電性を有するAu等
の貴金属材料にて形成することにより、超伝導薄膜を用
いた回路の作動温度が超伝導材料の臨界温度以上に上昇
して超伝導薄膜が超伝導特性を示さなくなった場合で
も、第1薄膜30および第2薄膜40に電流が流れるた
め、電流経路を確保することができる。
【0023】また、第1の実施形態では、超伝導薄膜2
0の側壁20bおよび表面20aに、第1薄膜30およ
び第2薄膜40が形成されているため、超伝導薄膜を用
いた回路を形成する工程や超伝導薄膜を用いた回路を使
用する際における外部からの様々なダメージから、超伝
導薄膜20の側壁20bおよび表面20aを保護でき、
超伝導薄膜を用いた回路全体の特性を向上することが出
来る。
【0024】また、ポリイミド系樹脂により層間絶縁膜
50を形成する際、層間絶縁膜50から水が発生する
が、所定形状の超伝導薄膜21の側壁22および表面2
3は、水分子の透過を実質的に阻止する材料からなる第
1薄膜30および第2薄膜40により保護されているた
め、超伝導薄膜20の側壁20bおよび表面20aが上
記水によりダメージを受けて劣化することは解消され、
超伝導薄膜を用いた回路全体の特性を向上することがで
きる。
【0025】さらに、上記第1の実施形態では、第2薄
膜40’を形成後、超伝導薄膜20と第1薄膜30とを
用い、セルフアラインで第2薄膜40’をエッチング除
去することで、超伝導薄膜20の側壁20bに第2薄膜
40をそのまま残すことができる。従って、マスクを形
成する工程が必要なく作業が容易となる。さらに、マス
クを用いたエッチングでは、エッチング形状に歪みやず
れが発生するという問題があるが、本実施形態ではマス
クを用いないため、上記問題が発生する恐れは全くな
い。
【0026】以下に、第2の実施形態における超伝導薄
膜を用いた回路の形成方法を図3に基づいて述べる。第
1の実施形態の図2(b)に示す工程において超伝導薄
膜20および第1薄膜30を形成する際、Arイオンエ
ッチングが物理的なエッチングであるため、実際には、
図3(a)に示すように超伝導薄膜20の側壁20bに
ダメージ層21が形成されてしまう。そこで、超伝導薄
膜20の側壁20bに形成されたダメージ層21を、特
開平7−154004号公報に示される化学的な等方性
ドライエッチングによって除去する。
【0027】こうすることにより、側壁20bにダメー
ジが無く、且つ側壁20bが垂直にエッチングされた超
伝導薄膜20が形成される(図3(b))。次に、水分
子の透過を実質的に阻止する材料により第2薄膜40’
を形成し(図3(c))、第1薄膜30の表面30aお
よび基板10表面が露出するまで全面に物理的な垂直異
方性ドライエッチングを施す(図3(d))。
【0028】こうすることにより、第2薄膜40’のう
ち第1薄膜30の側壁30b及び超伝導薄膜20の側壁
20bに形成された第2薄膜40をそのまま残し、第2
薄膜40’のうち基板10表面に形成された部分および
第1薄膜30の表面30aに形成された部分を除去する
ことができる。なお、上述した実施形態において、第1
薄膜30’を形成した後に、酸素を含む雰囲気中、35
0℃から650℃の温度範囲で、0.5時間から4時間
の熱処理を行ってもよい。こうすることにより、第1薄
膜30’を緻密化させ、下地の超伝導薄膜20’との密
着性を向上させることが出来る。よって、超伝導薄膜2
0’の表面に、より強力に密着して超伝導薄膜表面を保
護することが出来る。
【0029】また、この場合、後工程で第2薄膜40’
を第1薄膜30’と同じ材料を用いても、第1薄膜3
0’が熱処理によって緻密化しているため、物理的な垂
直異方性ドライエッチング時において第2薄膜40’の
エッチング速度R40の方が第1薄膜30のエッチング速
度R30よりも速い。従って、第1薄膜30の表面30a
および基板10表面が露出するまでエッチングを施して
も、第1薄膜30が完全にエッチング除去されることは
防止される。
【0030】なお、上記の熱処理は、超伝導薄膜20’
および第1薄膜30’の形成直後に行ったが、超伝導薄
膜20’および第1薄膜30’を所定形状にパターニン
グした後、もしくはダメージ層21を除去した後であっ
てもよい。また、上記した実施形態では、層間絶縁膜5
0としてポリイミド系樹脂を用いているが、本発明はこ
れに限定されることなく、膜形成の際に水分子を発生す
るような材料、例えばSOG等を用いて、超伝導薄膜を
用いた回路を形成する場合に適応してもよい。
【0031】また、上記した実施形態では、超伝導薄膜
20の表面20aおよび側壁20bに第1薄膜30およ
び第2薄膜40を別工程に分けて形成しているが、本発
明はこれに限定されることはなく、超伝導薄膜20の表
面20aおよび側壁20bに水分子の透過を実質的に阻
止する材料からなる薄膜を同時に形成してもよい。具体
的には、基板表面に超伝導薄膜を成膜し、パターニング
して所定形状の超伝導薄膜を形成し、その後、全面に水
分子の透過を実質的に阻止する材料からなる薄膜を形成
し、マスクによりパターニングされた超伝導薄膜の表面
および側壁に上記薄膜を残すように上記薄膜をエッチン
グ除去してもよい。こうすることにより、所定形状の超
伝導薄膜の表面および側壁は、上記薄膜により保護され
る。
【0032】また、上記薄膜をフッ素樹脂等の絶縁材料
により形成すれば、マスクにより上記薄膜をエッチング
除去しなくてもよい。また、上記した実施形態では、層
間絶縁膜50として膜形成の際に水分子を発生するよう
な材料、例えば ポリイミド系樹脂等を用いた場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限定されることはなく、
水分子を発生しない材料を用いていてもよい。この場合
にも、超伝導薄膜20の表面20aおよび側壁20bは
第1薄膜30および第2薄膜40により保護されてお
り、超伝導薄膜を用いた回路を形成する工程や超伝導薄
膜を用いた回路を使用する際に、外部から様々なダメー
ジ、例えば外気の湿気等を受けることはない。従って、
超伝導薄膜を用いた回路全体の特性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超伝導薄膜を用いた回路の概略断面図
である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す概略工程断面図
である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す概略工程断面図
である。
【図4】従来技術の超伝導薄膜を用いた回路を示す概略
断面図である。
【図5】ポリイミド系樹脂の熱処理による脱水縮合過程
を示す化学構造図である。
【符号の説明】
10…基板、20…超伝導薄膜、30…第1薄膜、40
…第2薄膜、50…層間絶縁膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 祥樹 愛知県日進市米野木町南山500番地1 株 式会社移動体通信先端技術研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(10)と、 前記基板(10)表面にパターニング形成された超伝導
    薄膜(20)と、 前記超伝導薄膜(20)の表面(20a)に形成され、
    水分子の透過を実質的に阻止する材料からなる第1薄膜
    (30)と、 前記超伝導薄膜(20)の側壁(20b)に形成され、
    水分子の透過を実質的に阻止する材料からなる第2薄膜
    (40)と、 全面に形成され、ポリイミド系樹脂またはSOGからな
    る層間絶縁膜(50)とからなることを特徴とする超伝
    導薄膜を用いた回路。
  2. 【請求項2】 前記第1薄膜(30)と前記第2薄膜
    (40)は、貴金属材料からなることを特徴とする請求
    項1に記載の超伝導薄膜を用いた回路。
  3. 【請求項3】 基板(10)表面に超伝導薄膜(2
    0’)を形成する工程と、 前記超伝導薄膜(20’)の表面に、水分子の透過を実
    質的に阻止する材料からなる第1薄膜(30’)を形成
    する工程と、 前記第1薄膜(30’)および前記超伝導薄膜(2
    0’)をパターニングして、所定形状の第1薄膜(3
    0)および超伝導薄膜(20)を形成する工程と、 前記超伝導薄膜(20)の側壁(20b)に、水分子の
    透過を実質的に阻止する材料からなる第2薄膜(40)
    を形成する工程と、 全面に、ポリイミド系樹脂またはSOGからなる層間絶
    縁膜(50)を形成する工程とからなることを特徴とす
    る超伝導薄膜を用いた回路の形成方法。
  4. 【請求項4】 前記第2薄膜(40)を形成する工程
    は、 前記第1薄膜(30’)および前記超伝導薄膜(2
    0’)をパターニングする工程の後に、第2薄膜(4
    0’)を一旦全面に形成する工程と、 前記第2薄膜(40’)の表面側から、前記基板(1
    0)表面が露出するまで前記第2薄膜(40’)の全面
    をエッチング除去する工程とからなることを特徴とする
    請求項3に記載の超伝導薄膜を用いた回路の形成方法。
  5. 【請求項5】 前記エッチング除去する工程は、物理的
    な垂直異方性ドライエッチングにより行われることを特
    徴とする請求項4に記載の超伝導薄膜を用いた回路の形
    成方法。
  6. 【請求項6】 前記第1薄膜(30’)を形成する工程
    の後に、酸素を含む雰囲気中で前記第1薄膜(30’)
    に熱処理を施す工程を含むことを特徴とする請求項3な
    いし5のいずれか1つに記載の超伝導薄膜を用いた回路
    の形成方法。
  7. 【請求項7】 前記熱処理を施す工程は、温度が350
    ℃〜650℃の範囲で行われ、0.5時間〜4時間かけ
    て行われることを特徴とする請求項6に記載の超伝導薄
    膜を用いた回路の形成方法。
  8. 【請求項8】 前記第1薄膜(30’)および前記超伝
    導薄膜(20’)をパターニングする工程は、物理的な
    垂直異方性ドライエッチングにより行われることを特徴
    とする請求項3ないし7のいずれか1つに記載の超伝導
    薄膜を用いた回路の形成方法。
  9. 【請求項9】 物理的な垂直異方性ドライエッチングを
    用いてパターニングする工程の後に、物理的な垂直異方
    性ドライエッチングによって生じた前記超伝導薄膜(2
    0)の側壁(20b)のダメージ層(21)を除去する
    工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の超伝導薄
    膜を用いた回路の形成方法。
  10. 【請求項10】 基板(10)表面に超伝導薄膜(2
    0’)を形成する工程と、 前記超伝導薄膜(20’)の表面に、水分子の透過を実
    質的に阻止する材料からなる第1薄膜(30’)を形成
    する工程と、 前記第1薄膜(30’)および前記超伝導薄膜(2
    0’)をパターニングして、所定形状の第1薄膜(3
    0)および超伝導薄膜(20)を形成する工程と、 前記超伝導薄膜(20)の側壁(20b)に、水分子の
    透過を実質的に阻止する材料からなる第2薄膜(40)
    を形成する工程とからなることを特徴とする超伝導薄膜
    を用いた回路の形成方法。
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