JPH0970405A - 脳動脈瘤クリップ - Google Patents

脳動脈瘤クリップ

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JPH0970405A
JPH0970405A JP7341404A JP34140495A JPH0970405A JP H0970405 A JPH0970405 A JP H0970405A JP 7341404 A JP7341404 A JP 7341404A JP 34140495 A JP34140495 A JP 34140495A JP H0970405 A JPH0970405 A JP H0970405A
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JP
Japan
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clip
cerebral aneurysm
zirconia
nmr
aneurysm clip
Prior art date
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Pending
Application number
JP7341404A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ogawa
彰 小川
Yasunori Tamura
保典 田村
Toshihiko Shimotoso
俊彦 下唐湊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Publication of JPH0970405A publication Critical patent/JPH0970405A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ブレードをジルコニアにより構成してなる脳動
脈瘤クリップ。 【効果】NMR−CT検査時には画像に大きな歪みが生
ぜず、したがってNMR−CT検査時に支障を来しすこ
とがない。さらに、機械強度、靱性が大きく小型化が図
れるという優れた効果を奏するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脳動脈瘤クリップに
係り、特にこれを体内に装着している患者のNMR−C
T検査時の障害の回避を可能とするセラミック製脳動脈
瘤クリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】脳動脈瘤は、脳内の動脈が瘤状に膨らむ
もので、破裂するとクモ膜下出血などを引き起こし人命
に関わると非常に危険な状態に陥る。
【0003】脳動脈瘤の手術は、まず血管撮影としてX
線CT、NMR−CTなどでその存在を確定した上で行
われ、瘤の根本を脳動脈瘤クリップと呼ばれる特殊なク
リップで挟むことで完了する。そして、手術後、このク
リップはそのまま体内に残されることになる。
【0004】従来、この脳動脈瘤クリップはその材質に
ステンレス、或いはコバルト・クロム合金等からなる金
属が用いられていた。ところがX線CTは被検体内に金
属等がある場合X線がその表面で反射・散乱するために
撮影画像にハレーションが出て事実上、検査結果の判読
が不可能となる。また、NMR−CTは強力な磁場及び
高周波を用いるため被検体内に磁性体が存在すると画像
に大きな歪みが出たり、また体内でクリップの発熱移動
が生じたりする。さらに、導電性を有する金属の存在に
より磁場、高周波場で誘導電流が発生し人体に危険が及
ぶなどの問題点があり、脳動脈瘤の手術を受け脳内に金
属性のクリップを有する患者は手術後は脳動脈瘤手術な
ど脳外科手段に重要な役割を発揮するX線CT或いはN
MR−CT検査を受ける上で支障を来していた。
【0005】このような問題点を解決するために、アル
ミナ、AlN、サイアロン、窒化珪素、炭化珪素等のX
線CTのHN値が2500以下のセラミックスよるなる
脳動脈瘤クリップが提案された。(特公平3−6065
2、同5−9101、同5−54985参照)
【0006】
【従来技術の課題】ところで近年、脳動脈瘤手術など脳
外科手段に非常に重要な役割をする検査には主にNMR
−CT検査が用いられている。
【0007】特公平5−9101、同5−54985に
て提案されているX線CTのHN値が2500以下のセ
ラミックスよるなる脳動脈瘤クリップはX線CT検査に
おけるハレーション防止対策を重視しており、NMR−
CT検査に対しては非磁性材料であることでしかその妥
当性を考慮していない。このため上記の如きX線CTの
HN値が2500以下のアルミナ、AlN、サイアロ
ン、窒化珪素、炭化珪素等のセラミックスであってもN
MR−CT検査時には画像に大きな歪みを生じる場合が
あり金属製脳動脈瘤クリップ同様、NMR−CT検査時
に支障を来してしまう恐れがあった。
【0008】
【発明の目的】本発明は上記従来技術の問題点を解決
し、手術後のNMR−CT検査に支障を来さない脳動脈
瘤クリップを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、各種セラミッ
ク材料についてNMR−CT検査時のハレーション障害
の有無、またその大きさについて実験を繰り返しジルコ
ニアがNMR−CT検査に対して最もハレーション障害
を起こしにくい材料であることを突き止め、脳動脈瘤ク
リップにおいてブレードをジルコニアより構成した。
【0010】なお、特公平5−54985においてジル
コニアはX線CTのHN値が9000であり脳動脈瘤ク
リップの材質として不適当であると記載されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図を用
いて説明する。図1は本実施形態による脳動脈瘤クリッ
プ(以下、クリップと略称する)Cを示し、該クリップ
は対向状に配設された一対のブレード1,1をジルコニ
アで構成したものであり、上記ブレード1,1が高分子
材料よりなる連結部材2によって一体的に組み合わされ
且つ先端の血管挟持部3,3の周囲にシリコンゴムなど
の弾性材料からなる環状体4が嵌着されていることによ
り、後端側の把持部5,5を不図示の鉗子によって押圧
することによって上記血管挟持部3,3が開き、次にこ
の押圧状態を開放すると上記環状体4により付勢された
上記血管挟持部3,3が閉じるようになっている。
【0012】図2は上記連結部材2を示し、該連結部材
2は一方端が開いた有底略円筒体をなし、その側面の対
向する2か所に上記ブレード1,1を組み合わせるため
の切欠6,6が形成されるとともに、円筒体の軸方向に
ストッパー頭部7aが形成された揺動軸7が設けられて
いる。したがってブレード1,1を開閉自在に保持する
ことができる。
【0013】このようなクリップCは、ブレード1,1
がジルコニアによって構成されているのでNMR−CT
検査時には画像に大きな歪みが生ぜず、したがってNM
R−CT検査時に支障を来しすことがない。なんとなれ
ば後述の如くジルコニアは高磁場、高周波においてもハ
レーションを起こすことがない材料であるためである。
さらに、上記クリップCはブレード1,1がジルコニア
よりなるため機械強度、靱性が大きく小型化が図れると
いう作用を有している。
【0014】図3は他の実施形態によるジルコニア製の
クリップCを示す。ブレード1,1と一体的に形成され
たU字状把持部8はU字の頂点部の肉厚が他の部分の肉
厚の0.1〜0.6倍の厚さにしていることによりスプ
リング機能を有し、両端部を開放方向に付勢するように
なっている。9は交差部でU字状把持部8の両端部が互
いにX字状に交差し、一方が他方の貫通孔10を通過す
る構造となっている。
【0015】一般にジルコニアセラミックスは薄肉かつ
細長の形状とした場合にのみ比較的大きな弾性を有する
ことが知られている。これはジルコニアセラミックスが
他のセラミックスに比べ弾性係数が小さいことに起因し
ている。上記クリップCの場合、U字状把持部8を薄肉
かつ細長の形状とするとともに中央部の肉厚を両端部に
比べて極めて小さくすることにより適当な弾性を持つよ
うに工夫している。
【0016】図4は図3に示すクリップCにおける交差
部9,9においてU字状把持部8の両端部がX字状に交
差し、両端部の交差部9,9に相互する幅広の溝を対象
位置に設けたことによりU字状把持部8を不図示の鉗子
によって押圧することによって上記血管挟持部3,3が
開き、次にこの押圧状態を開放すると上記血管挟持部
3,3が閉じるようになっている。
【0017】前記図3および図4に示すクリップCの作
製にあたっては、ジルコニアスラリーを射出法により成
形硬化させた後に、血管挟持部3,3および交差部9,
9など対向する部位に粉またはシート状のしき粉により
焼結防止処理を施した上で約1400〜1500℃にて
焼成し、得られた焼結体を研磨する手法を用いた。この
他、成形法として鋳込み法を用いることができる。
【0018】図5は他の実施例によるクリップCを示
す。対向状に配設された一対のブレード1,1はジルコ
ニアまたは高分子材料よりなる連結部材16によって慴
動可能に係合され、且つ把持部5,5にジルコニアより
なる板状のスプリング部材13が接合されていることに
より把持部5,5が開放方向に付勢され、その結果、係
合部12を支点として血管挟持部3,3が閉じるように
なっている。
【0019】また上記板状のスプリング部材13はその
両端部の肉厚に対し中央部の肉厚を極めて小さくするこ
とにより適当な弾性を持つように工夫しており、これに
よりバネ性が付与されたものである。
【0020】図6のクリップCは図5に示すクリップC
における係合部12がブレード1,1の相対する位置に
設けられた慴動可能な凹凸14,14により係合された
ものである。
【0021】また図7は、図5および図6に示すクリッ
プCにおける板状のスプリング部材13を0.05〜
0.5の芯径を持つコイル状のスプリング部材15とし
たものである。
【0022】図5および図6に示すクリップCの作製に
あたっては射出法または鋳込み法により成形されたブレ
ード1,1の対向位置に射出法または鋳込み法により別
途成形された板状のスプリング部材13またはコイル状
のスプリング部材15をジルコニアスラリーにて接合
後、係合部12および血管挟持部3,3などに粉または
シート状のしき粉により焼結防止処理を施した上で約1
400〜1500℃にて焼成し、得られた焼結体を研磨
する手法を用いた。
【0023】実験例1 表1に記載されるように純チタン、Ti−6Al−4
V、バイタリウム、SUS316L、単結晶アルミナ、
高純度アルミナ、ジルコニアの7種の材料を用いて、2
×1×20のサイズで試験片を作製した。
【0024】次に、これらの試験片を寒天中に保持し
て、1.5テスラーにてMRI画像を取得した。そして
得られた画像(写真)にて、材種ごとのアーチファクト
の度合いを比較した。その結果を表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】表1から明らかなようにジルコニアはNM
R−CTに対してハレーションを起こさなかった。
【0027】実験例2 各種材料にてMRI画像についてテストを行った。ジル
コニア、窒化珪素、炭化珪素、アルミナ、単結晶アルミ
ナ、純チタン、チタン合金、SUS316、バイタリュ
ーム、SUS631の各材料で1×2×20mmの角柱
試験片を作成し、それぞれ寒天中に埋入したものを試験
体とした。
【0028】これら試験体をMRIにて1.5テスラー
で撮影し、その画像をフィルム上にて比較したところ、
ジルコニアが最も鮮明に写り、次いで窒化珪素、炭化珪
素、アルミナ、アルミナ単結晶がよく、チタン、チタン
合金でわずかに画像が乱れ、316SUS、バイタリュ
ームは明らかに画像が潰れた。なお、SUS631は磁
性体であるため、撮影中に寒天から飛び出してしまっ
た。
【0029】
【発明の効果】叙上の如く、本発明は脳動脈瘤クリップ
においてブレードをジルコニアより構成したことにより
NMR−CT検査時には画像に大きな歪みが生ぜず、し
たがってNMR−CT検査時に支障を来しすことがな
い。さらに、上記クリップはブレードがジルコニアより
なるため機械強度、靱性が大きく小型化が図れるという
優れた効果を奏するものである。また、すべての部材を
ジルコニアで構成した場合生体為害性があったり、腐食
したり、或いは磨耗したりする恐れのある他の材料を用
いないので生体に極めて安全であるという優れた効果を
奏するものである。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態による脳動脈瘤クリップの斜
視図である。
【図2】(a)は、図1の脳動脈瘤クリップを構成する
連結部材の斜視図であり、(b)はそのx−x線断面図
である。
【図3】本発明他実施形態による脳動脈瘤クリップの斜
視図である。
【図4】本発明他実施形態による脳動脈瘤クリップの斜
視図である。
【図5】本発明他実施形態による脳動脈瘤クリップの斜
視図である。
【図6】本発明他実施形態による脳動脈瘤クリップの斜
視図である。
【図7】(a)は図6の脳動脈瘤クリップの板状クリッ
プをコイル状のスプリング部材としたものの平面図であ
り、(b)は図6の脳動脈瘤クリップの板状クリップを
コイル状のスプリング部材としたものの平面図である。
【符号の説明】
C (脳動脈瘤)クリップ 1 ブレード 2 連結部材 3 血管挟持部 4 環状体 5 把持部 6 切欠 7a ストッパー頭部 7 揺動軸 8 U字状把持部 9 交差部 10 貫通孔 12 係合部 13 スプリング部材 14 凹凸 15 スプリング部材 16 連結部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脳外科手術において毛細血管の出血を止め
    るためのブレードを具備する脳動脈瘤クリップであっ
    て、上記ブレードがジルコニアよりなることを特徴とす
    る脳動脈瘤クリップ。
JP7341404A 1995-06-29 1995-12-27 脳動脈瘤クリップ Pending JPH0970405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7341404A JPH0970405A (ja) 1995-06-29 1995-12-27 脳動脈瘤クリップ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-163976 1995-06-29
JP16397695 1995-06-29
JP7341404A JPH0970405A (ja) 1995-06-29 1995-12-27 脳動脈瘤クリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0970405A true JPH0970405A (ja) 1997-03-18

Family

ID=26489263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7341404A Pending JPH0970405A (ja) 1995-06-29 1995-12-27 脳動脈瘤クリップ

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JP (1) JPH0970405A (ja)

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