JPH0970858A - 射出成形装置 - Google Patents

射出成形装置

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JPH0970858A
JPH0970858A JP22562995A JP22562995A JPH0970858A JP H0970858 A JPH0970858 A JP H0970858A JP 22562995 A JP22562995 A JP 22562995A JP 22562995 A JP22562995 A JP 22562995A JP H0970858 A JPH0970858 A JP H0970858A
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JP
Japan
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resin
injection
pin
nozzle
injection molding
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Withdrawn
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JP22562995A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takeuchi
宏 竹内
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Epson Tcform Corp
Original Assignee
Shinko Sellbic Co Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小規模の射出成形に用いられるものにも構成可
能にする。容易,安価に製造する。 【解決手段】樹脂を射出する射出機Aのノズル2に対し
て射出機A側から進退して開閉するピン状物5を備えて
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク成形のよ
うに微小なキャビティに樹脂を射出するに好適な射出成
形装置に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、微小なキャビティに樹脂を射出
して精度の高い製品を得るには、樹脂の流動性を高める
必要があり、樹脂の状態として粘性が低く均一化されて
いることが望まれる。然しながら、現在ディスク材料と
して使用されている樹脂は、アクリル樹脂(PMM
A),ポリカーボネイト樹脂(PC)であって、比較的
粘性が高く流動性の低い材質のものである。
【0003】このため、ディスク成形では、射出機で樹
脂の加熱温度を高め粘性を低くすることが行われている
が、樹脂の射出量が少ないため、射出機の内部に樹脂が
高温状態で長時間滞留してしまうことになる。この結
果、樹脂が熱分解していわゆる焼けを引き起こすという
不具合が発生している。
【0004】従来、前述の不具合を解消するために、低
温で樹脂の粘性を低くする手段として射出圧力を高める
ことが試みられ、図6に示すような射出機が開発提案さ
れている。
【0005】この従来の射出機は、シリンダ1の先端に
設けられ樹脂Pを射出するノズル2にロータリバルブ3
を備えてなるもので、スクリュ4の回転後退で樹脂Pを
可塑化圧縮する際にロータリバルブ3を「閉」として樹
脂Pを高圧で加圧し(図6(A)参照)、スクリュ4の
前進で樹脂Pを射出する際にロータリバルブ3を「開」
として樹脂Pを高圧で射出する(図6(B)参照)もの
である。なお、この従来の射出機の運転制御方法とし
て、図6(B)の樹脂Pの射出の際にスクリュ4の前進
開始後にタイムラグをもってロータリバルブ3を「開」
とし、樹脂Pの高圧を保持して射出時間を短縮すること
が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の射出機で
は、ロータリバルブ3をノズル2に組込まなければらな
ないため、小規模の射出成形に用いられるようなロータ
リバルブ3の組込スペースのない射出機には構成するこ
とができないという問題点がある。さらに、ロータリバ
ルブ3に正確な応動性をもたせるために、高精度の駆動
制御機器を付設しなければならないため、製造が面倒で
製造コストが嵩むという問題点がある。
【0007】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、小規模の射出成形に用いられるものにも
構成することができ、しかも容易,安価に製造すること
のできる高射出圧力タイプの射出成形装置を提供するこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る射出成形装置は、次のような手段を採
用する。
【0009】即ち、請求項1では、樹脂を射出する射出
機のノズルに対して射出機側または金型装置側から進退
して開閉するピン状物を備えてなる。ノズル付近でのピ
ン状物による開閉が行われ、射出容量が少ない場合でも
成形がなされる。
【0010】また、請求項2では、請求項1の射出成形
装置において、ピン状物は射出機のスクリュの軸中心に
スライド可能に嵌合されたことを特徴とする。ピン状物
は同軸状でコンパクトに組込みされる。
【0011】また、請求項3では、請求項2の射出成形
装置において、ピン状物とスクリュとの間に同軸にスラ
イド可能に嵌合され樹脂をノズルから射出する射出用プ
ランジャを備えたことを特徴とする。同軸組込みによっ
て正確な計量がなされる。
【0012】また、請求項4では、請求項3の射出成形
装置において、射出用プランジャとスクリュとの間に同
軸にスライド可能に嵌合され樹脂を供給側から遮断する
スリーブを備えたことを特徴とする。スリーブで樹脂が
計量される。
【0013】また、請求項5では、請求項1の射出成形
装置において、ピン状物は金型装置のスプルの内部で固
化した樹脂を突出すスプルエジェクタピンの進退域を延
長したものであることを特徴とする。既存金型装置にス
プルエジェクタピンを交換して構成可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る射出成形装置
の実施の形態を図1〜図5に基いて説明する。
【0015】図1〜図4は、本発明に係る射出成形装置
の実施の形態(1)を示すものである。
【0016】この実施の形態では、射出機A,金型装置
Bが組合わされてなる射出成形装置の射出機A側にピン
状物5を備えた構成になっている。
【0017】射出機Aは、前述の従来の射出機と同様
に、シリンダ1の先端に樹脂Pを射出するノズル2が設
けられている。そして、このシリンダ1に内装されたス
クリュ4の軸中心にピン状物5がスライド可能に嵌合さ
れている。このピン状物5は、シリンダ類,モータ類に
よってスライド駆動され、前進(図面の下方移動)して
先端がノズル2に嵌合するようになっている。また、ス
クリュ4は、モータ類によって回転駆動されるようにな
っている。
【0018】さらに、この射出機Aは、シリンダ1,ス
クリュ4の先端部(図面の下端)に設けられた円錐形の
コニカル部6で樹脂が可塑化されるようになっている。
即ち、コニカル部6のスクリュ4側には樹脂Pが流動す
る螺旋溝7が刻設されており、シリンダ1の側部に設け
られた樹脂投入口8から投入された樹脂Pがノズル2に
むけて螺旋溝7で旋回され高圧に加圧され可塑化され
る。なお、コニカル部6のシリンダ1側には、樹脂Pの
可塑化を促進するヒータ9が内蔵されている。
【0019】さらに、この射出機Aは、樹脂Pをノズル
2から射出する射出用プランジャ10と、樹脂Pを供給
側(樹脂投入口8側)から遮断するスリーブ11とが設
けられている。射出用プランジャ10,スリーブ11
は、スクリュ4,ピン状物5と同軸にスライド可能に嵌
合されている。射出用プランジャ10はピン状物5側の
内側に位置し、スリーブ11はスクリュ4側の外側に位
置している。なお、これ等の射出用プランジャ10,ス
リーブ11は、シリンダ類,モータ類によって少なくと
も前進がスライド駆動されるようになっている。
【0020】金型装置Bは、射出機Aのノズル2に対面
して射出された樹脂Pが注入されるスプル12と、スプ
ル12に連通して射出された樹脂Pが充填されるキャビ
ティ13とが設けられている。
【0021】このように構成された実施の形態では、射
出機Aを運転すると、図2に示すように、スクリュ4の
回転によって可塑化され圧縮された樹脂Pの内圧で射出
用プランジャ10,スリーブ11が後退する。このと
き、ピン状物5を先端がノズル2に嵌合するように前進
させておくと、樹脂Pをさらに高圧で可塑化して高圧縮
することができる。
【0022】樹脂Pが所定の加圧状態に達した際には、
図3に示すように、ピン状物5をそのままの状態にして
おいてスリーブ11のみを前進させる。このスリーブ1
1の前進は、ノズル側2と螺旋溝7側(樹脂投入口8
側)との樹脂Pの流動を遮断し、樹脂Pが螺旋溝7から
新たに流入したり逆に流出したりするのを阻止する。な
お、このスリーブ11の樹脂Pの流動の遮断は、樹脂P
の射出量の定量をも行うことになる。
【0023】スリーブ11を前進させた後には、図4に
示すように、ピン状物5を後退させてノズル2を開放し
て、射出用プランジャ10を前進させる。この射出用プ
ランジャ10の前進は、樹脂Pをノズル2から金型装置
Bへ射出させることになる。この樹脂Pの射出は、樹脂
Pが高圧に加圧されていることにより、高射出圧力で短
時間で行われることになる。なお、このとき、射出用プ
ランジャ10の前進開始後にタイムラグをもってピン状
物5を後退させることにより、樹脂Pの射出圧力をより
高圧に保持して射出時間をより短縮することができる。
射出用プランジャ10,スリーブ11を利用した樹脂P
の射出は、射出動作部材が小型化されるため、射出量の
少ない場合に有効である。
【0024】樹脂Pの射出後には、再度ピン状物5を前
進させて先端をノズル2に嵌合侵入させる。このピン状
物5の再度の前進は、ノズル2,スプル12,キャビテ
ィ13に存在する樹脂Pを加圧して圧縮成形の作用を奏
する。
【0025】この実施の形態の作用で重要な機能を奏す
るピン状物5は、ノズル2に嵌合するような細径のもの
であるから、小規模の射出成形に用いられる射出機Aで
も簡単に組込むことができる。また、ピン状物5は、ス
クリュ4,射出用プランジャ10,スリーブ11と同軸
に嵌合されてコンパクトに組合わされ、射出用プランジ
ャ10,スリーブ11と同一方向へスライドするように
組合わされている。従って、構造設計や駆動制御の連係
が容易であり、安価,容易な製造が可能となる。
【0026】図5は、本発明に係る射出成形装置の実施
の形態(2)を示すものである。
【0027】この実施の形態では、射出機A,金型装置
Bが組合わされてなる射出成形装置の金型装置Bにピン
状物5を備えた構成になっている。
【0028】この実施の形態は、例えば、金型装置Bの
型開きの際にスプル12の内部で固化した樹脂Pを突出
すスプルエジェクタピンの進退域を延長して、ピン状物
5を代用構成することができる。即ち、ピン状物5の前
進域を延長してノズル2の内部に進入させることができ
る。従って、前述の実施の形態(1)よりもはるかに製
造が安価,容易となる。
【0029】なお、この実施の形態のピン状物5の作用
は、前述の実施の形態(1)と同様に奏される。前述の
実施の形態(1)の圧縮成形の作用は、ピン状物5を一
気に進退動させることによって奏することができる。
【0030】以上、図示した実施の形態の外に、ピン状
物5をノズル2に嵌合させず、端部を閉鎖する構造のも
のに構成することも可能である。このような構成の実施
の形態によると、ピン状物5の摩耗や不測の折損防止さ
れ、耐久性が高くなる。
【0031】さらに、射出用プランジャ10,スリーブ
11を備えず、スクリュ4の前進で樹脂Pを射出する構
造のものに構成することも可能である。
【0032】さらに、ディスク成形以外の射出成形にも
有用性がある。
【発明の効果】以上のように本発明に係る射出成形装置
は、ノズルを開閉する細径のピン状物をノズル付近に組
込むものであるから、小規模の射出成形に用いられるも
のにも構成することができる効果がある。
【0033】さらに、細径のピン状物をノズル付近に組
込むものであるから、コンパクト化が可能で駆動制御の
連係も容易であるため、安価,容易に製造することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形装置の実施の形態(1)
を示す要部の断面図である。
【図2】図1の動作状態を示す要部の拡大図である。
【図3】図2に続く動作状態図である。
【図4】図3に続く動作状態図である。
【図5】本発明に係る射出成形装置の実施の形態(2)
を示す要部の断面図である。
【図6】従来の射出機を示すもので、(A),(B)に
それぞれ異なる動作状態を示してある。
【符号の説明】
2 ノズル 4 スクリュ 5 ピン状物 10 射出用プランジャ 11 スリーブ 12 スプル A 射出機 B 金型装置 P 樹脂
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 射出成形装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク成形のよ
うに微小なキャビティに樹脂を射出するに好適な射出成
形装置に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、微小なキャビティに樹脂を射出
して精度の高い製品を得るには、樹脂の流動性を高める
必要があり、樹脂の状態として粘性が低く均一化されて
いることが望まれる。然しながら、現在ディスク材料と
して使用されている樹脂は、アクリル樹脂(PMM
A),ポリカーボネイト樹脂(PC)であって、比較的
粘性が高く流動性の低い材質のものである。
【0003】このため、ディスク成形では、射出機で樹
脂の加熱温度を高め粘性を低くすることが行われている
が、樹脂の射出量が少ないため、射出機の内部に樹脂が
高温状態で長時間滞留してしまうことになる。この結
果、樹脂が熱分解していわゆる焼けを引き起こすという
不具合が発生している。
【0004】従来、前述の不具合を解消するために、低
温で樹脂の粘性を低くする手段として射出圧力を高める
ことが試みられ、図6,図7に示すような射出機が開発
提案されている。
【0005】この従来の射出機は、シリンダ1の先端に
設けられ樹脂Pを射出するノズル2にロータリバルブ3
を備えてなるもので、スクリュ4の回転後退で樹脂Pを
可塑化圧縮する際にロータリバルブ3を「閉」として樹
脂Pを高圧で加圧し(図6参照)、スクリュ4の前進で
樹脂Pを射出する際にロータリバルブ3を「開」として
樹脂Pを高圧で射出する(図7参照)ものである。な
お、この従来の射出機の運転制御方法として、図7の樹
脂Pの射出の際にスクリュ4の前進開始後にタイムラグ
をもってロータリバルブ3を「開」とし、樹脂Pの高圧
を保持して射出時間を短縮することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の射出機で
は、ロータリバルブ3をノズル2に組込まなければらな
ないため、小規模の射出成形に用いられるようなロータ
リバルブ3の組込スペースのない射出機には構成するこ
とができないという問題点がある。さらに、ロータリバ
ルブ3に正確な応動性をもたせるために、高精度の駆動
制御機器を付設しなければならないため、製造が面倒で
製造コストが嵩むという問題点がある。
【0007】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、小規模の射出成形に用いられるものにも
構成することができ、しかも容易,安価に製造すること
のできる高射出圧力タイプの射出成形装置を提供するこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る射出成形装置は、次のような手段を採
用する。
【0009】即ち、請求項1では、樹脂を射出する射出
機のノズルに対して射出機側または金型装置側から進退
して開閉するピン状物を備えてなる。ノズル付近でのピ
ン状物による開閉が行われ、射出容量が少ない場合でも
成形がなされる。
【0010】また、請求項2では、請求項1の射出成形
装置において、ピン状物は射出機のスクリュの軸中心に
スライド可能に嵌合されたことを特徴とする。ピン状物
は同軸状でコンパクトに組込みされる。
【0011】また、請求項3では、請求項2の射出成形
装置において、ピン状物とスクリュとの間に同軸にスラ
イド可能に嵌合され樹脂をノズルから射出する射出用プ
ランジャを備えたことを特徴とする。同軸組込みによっ
て正確な計量がなされる。
【0012】また、請求項4では、請求項3の射出成形
装置において、射出用プランジャとスクリュとの間に同
軸にスライド可能に嵌合され樹脂を供給側から遮断する
スリーブを備えたことを特徴とする。スリーブで樹脂が
計量される。
【0013】また、請求項5では、請求項1の射出成形
装置において、ピン状物は金型装置のスプルの内部で固
化した樹脂を突出すスプルエジェクタピンの進退域を延
長したものであることを特徴とする。既存金型装置にス
プルエジェクタピンを交換して構成可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る射出成形装置
の実施の形態を図1〜図5に基いて説明する。
【0015】図1〜図4は、本発明に係る射出成形装置
の実施の形態(1)を示すものである。
【0016】この実施の形態では、射出機A,金型装置
Bが組合わされてなる射出成形装置の射出機A側にピン
状物5を備えた構成になっている。
【0017】射出機Aは、前述の従来の射出機と同様
に、シリンダ1の先端に樹脂Pを射出するノズル2が設
けられている。そして、このシリンダ1に内装されたス
クリュ4の軸中心にピン状物5がスライド可能に嵌合さ
れている。このピン状物5は、シリンダ類,モータ類に
よってスライド駆動され、前進(図面の下方移動)して
先端がノズル2に嵌合するようになっている。また、ス
クリュ4は、モータ類によって回転駆動されるようにな
っている。
【0018】さらに、この射出機Aは、シリンダ1,ス
クリュ4の先端部(図面の下端)に設けられた円錐形の
コニカル部6で樹脂が可塑化されるようになっている。
即ち、コニカル部6のスクリュ4側には樹脂Pが流動す
る螺旋溝7が刻設されており、シリンダ1の側部に設け
られた樹脂投入口8から投入された樹脂Pがノズル2に
むけて螺旋溝7で旋回され高圧に加圧され可塑化され
る。なお、コニカル部6のシリンダ1側には、樹脂Pの
可塑化を促進するヒータ9が内蔵されている。
【0019】さらに、この射出機Aは、樹脂Pをノズル
2から射出する射出用プランジャ10と、樹脂Pを供給
側(樹脂投入口8側)から遮断するスリーブ11とが設
けられている。射出用プランジャ10,スリーブ11
は、スクリュ4,ピン状物5と同軸にスライド可能に嵌
合されている。射出用プランジャ10はピン状物5側の
内側に位置し、スリーブ11はスクリュ4側の外側に位
置している。なお、これ等の射出用プランジャ10,ス
リーブ11は、シリンダ類,モータ類によって少なくと
も前進がスライド駆動されるようになっている。
【0020】金型装置Bは、射出機Aのノズル2に対面
して射出された樹脂Pが注入されるスプル12と、スプ
ル12に連通して射出された樹脂Pが充填されるキャビ
ティ13とが設けられている。
【0021】このように構成された実施の形態では、射
出機Aを運転すると、図2に示すように、スクリュ4の
回転によって可塑化され圧縮された樹脂Pの内圧で射出
用プランジャ10,スリーブ11が後退する。このと
き、ピン状物5を先端がノズル2に嵌合するように前進
させておくと、樹脂Pをさらに高圧で可塑化して高圧縮
することができる。
【0022】樹脂Pが所定の加圧状態に達した際には、
図3に示すように、ピン状物5をそのままの状態にして
おいてスリーブ11のみを前進させる。このスリーブ1
1の前進は、ノズル側2と螺旋溝7側(樹脂投入口8
側)との樹脂Pの流動を遮断し、樹脂Pが螺旋溝7から
新たに流入したり逆に流出したりするのを阻止する。な
お、このスリーブ11の樹脂Pの流動の遮断は、樹脂P
の射出量の定量をも行うことになる。
【0023】スリーブ11を前進させた後には、図4に
示すように、ピン状物5を後退させてノズル2を開放し
て、射出用プランジャ10を前進させる。この射出用プ
ランジャ10の前進は、樹脂Pをノズル2から金型装置
Bへ射出させることになる。この樹脂Pの射出は、樹脂
Pが高圧に加圧されていることにより、高射出圧力で短
時間で行われることになる。なお、このとき、射出用プ
ランジャ10の前進開始後にタイムラグをもってピン状
物5を後退させることにより、樹脂Pの射出圧力をより
高圧に保持して射出時間をより短縮することができる。
射出用プランジャ10,スリーブ11を利用した樹脂P
の射出は、射出動作部材が小型化されるため、射出量の
少ない場合に有効である。
【0024】樹脂Pの射出後には、再度ピン状物5を前
進させて先端をノズル2に嵌合侵入させる。このピン状
物5の再度の前進は、ノズル2,スプル12,キャビテ
ィ13に存在する樹脂Pを加圧して圧縮成形の作用を奏
する。
【0025】この実施の形態の作用で重要な機能を奏す
るピン状物5は、ノズル2に嵌合するような細径のもの
であるから、小規模の射出成形に用いられる射出機Aで
も簡単に組込むことができる。また、ピン状物5は、ス
クリュ4,射出用プランジャ10,スリーブ11と同軸
に嵌合されてコンパクトに組合わされ、射出用プランジ
ャ10,スリーブ11と同一方向へスライドするように
組合わされている。従って、構造設計や駆動制御の連係
が容易であり、安価,容易な製造が可能となる。
【0026】図5は、本発明に係る射出成形装置の実施
の形態(2)を示すものである。
【0027】この実施の形態では、射出機A,金型装置
Bが組合わされてなる射出成形装置の金型装置Bにピン
状物5を備えた構成になっている。
【0028】この実施の形態は、例えば、金型装置Bの
型開きの際にスプル12の内部で固化した樹脂Pを突出
すスプルエジェクタピンの進退域を延長して、ピン状物
5を代用構成することができる。即ち、ピン状物5の前
進域を延長してノズル2の内部に進入させることができ
る。従って、前述の実施の形態(1)よりもはるかに製
造が安価,容易となる。
【0029】なお、この実施の形態のピン状物5の作用
は、前述の実施の形態(1)と同様に奏される。前述の
実施の形態(1)の圧縮成形の作用は、ピン状物5を一
気に進退動させることによって奏することができる。
【0030】以上、図示した実施の形態の外に、ピン状
物5をノズル2に嵌合させず、端部を閉鎖する構造のも
のに構成することも可能である。このような構成の実施
の形態によると、ピン状物5の摩耗や不測の折損防止さ
れ、耐久性が高くなる。
【0031】さらに、射出用プランジャ10,スリーブ
11を備えず、スクリュ4の前進で樹脂Pを射出する構
造のものに構成することも可能である。
【0032】さらに、ディスク成形以外の射出成形にも
有用性がある。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明に係る射出成形装置
は、ノズルを開閉する細径のピン状物をノズル付近に組
込むものであるから、小規模の射出成形に用いられるも
のにも構成することができる効果がある。
【0034】さらに、細径のピン状物をノズル付近に組
込むものであるから、コンパクト化が可能で駆動制御の
連係も容易であるため、安価,容易に製造することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形装置の実施の形態(1)
を示す要部の断面図である。
【図2】図1の動作状態を示す要部の拡大図である。
【図3】図2に続く動作状態図である。
【図4】図3に続く動作状態図である。
【図5】本発明に係る射出成形装置の実施の形態(2)
を示す要部の断面図である。
【図6】従来の射出機の動作状態図である。
【図7】図6に続く従来の射出機の動作状態図である。
【符号の説明】 2 ノズル 4 スクリュ 5 ピン状物 10 射出用プランジャ 11 スリーブ 12 スプル A 射出機 B 金型装置 P 樹脂
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】追加
【補正内容】
【図7】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂を射出する射出機のノズルに対して
    射出機側または金型装置側から進退して開閉するピン状
    物を備えてなる射出成形装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の射出成形装置において、ピン
    状物は射出機のスクリュの軸中心にスライド可能に嵌合
    されたことを特徴とする射出成形装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の射出成形装置において、ピン
    状物とスクリュとの間に同軸にスライド可能に嵌合され
    樹脂をノズルから射出する射出用プランジャを備えたこ
    とを特徴とする射出成形装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の射出成形装置において、射出
    用プランジャとスクリュとの間に同軸にスライド可能に
    嵌合され樹脂を供給側から遮断するスリーブを備えたこ
    とを特徴とする射出成形装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の射出成形装置において、ピン
    状物は金型装置のスプルの内部で固化した樹脂を突出す
    スプルエジェクタピンの進退域を延長したものであるこ
    とを特徴とする射出成形装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005110706A1 (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Autonetworks Technologies, Ltd. 樹脂材料の射出ノズル装置
KR20230007798A (ko) * 2021-07-06 2023-01-13 허남욱 수지의 용융 및 사출기구를 자체에 구비한 사출금형 노즐장치

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WO2005110706A1 (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Autonetworks Technologies, Ltd. 樹脂材料の射出ノズル装置
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