JPH0970871A - 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents
熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体の製造方法Info
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- JPH0970871A JPH0970871A JP7248480A JP24848095A JPH0970871A JP H0970871 A JPH0970871 A JP H0970871A JP 7248480 A JP7248480 A JP 7248480A JP 24848095 A JP24848095 A JP 24848095A JP H0970871 A JPH0970871 A JP H0970871A
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- pat
- resin
- extruder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 引張破壊伸びが大きくて、緩衝材として割れ
にくいだけでなく、真空成形によって深絞りのできるよ
うな熱可塑性ポリエステル系樹脂の発泡体を作ることが
できる、押し出し発泡法を提供する。 【解決手段】 熱可塑性ポリエステル系樹脂に四弗化エ
チレン樹脂を加え、得られた混合物を二軸押出機に入
れ、二軸押出機のバレルに設けた開口から樹脂中の揮発
分を除き、次いでこれに発泡剤を圧入して押し出し発泡
させる。
にくいだけでなく、真空成形によって深絞りのできるよ
うな熱可塑性ポリエステル系樹脂の発泡体を作ることが
できる、押し出し発泡法を提供する。 【解決手段】 熱可塑性ポリエステル系樹脂に四弗化エ
チレン樹脂を加え、得られた混合物を二軸押出機に入
れ、二軸押出機のバレルに設けた開口から樹脂中の揮発
分を除き、次いでこれに発泡剤を圧入して押し出し発泡
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱可塑性ポリエ
ステル系樹脂発泡体の製造方法に関するものである。と
くに、原料として熱可塑性ポリエステル系樹脂の回収品
が使用できて、得られた発泡シート等の発泡体が大きい
引張破壊伸びを持ち、そのために割れにくく、しかも加
熱して成形することが容易であるという利点を持った方
法に関するものである。
ステル系樹脂発泡体の製造方法に関するものである。と
くに、原料として熱可塑性ポリエステル系樹脂の回収品
が使用できて、得られた発泡シート等の発泡体が大きい
引張破壊伸びを持ち、そのために割れにくく、しかも加
熱して成形することが容易であるという利点を持った方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性ポリエステル系樹脂(以下、こ
れをPATと略称する)は、無色透明であって、抗張
力、耐衝撃性などの機械的性質にすぐれ、耐熱性及び耐
候性も良好であるために、色々な形に成形して日用品と
して使用されている。そのうちでも多いのは、ペットボ
トルと呼ばれるブロー成形による液体容器であって、飲
料水、醤油、化粧品などを入れる壜として広く用いられ
ている。この壜は、商品を販売するための容器として一
時的に用いられるに過ぎないから、家庭で商品を消費し
たあとでは使い途がない。そこで、これらの容器は廃棄
される。廃棄された容器は、耐候性が良いから風化する
こともなくそのまま残り、従って環境を汚染することと
なる。そこでこれを回収して再使用する必要があった。
れをPATと略称する)は、無色透明であって、抗張
力、耐衝撃性などの機械的性質にすぐれ、耐熱性及び耐
候性も良好であるために、色々な形に成形して日用品と
して使用されている。そのうちでも多いのは、ペットボ
トルと呼ばれるブロー成形による液体容器であって、飲
料水、醤油、化粧品などを入れる壜として広く用いられ
ている。この壜は、商品を販売するための容器として一
時的に用いられるに過ぎないから、家庭で商品を消費し
たあとでは使い途がない。そこで、これらの容器は廃棄
される。廃棄された容器は、耐候性が良いから風化する
こともなくそのまま残り、従って環境を汚染することと
なる。そこでこれを回収して再使用する必要があった。
【0003】PATは、これを発泡した成形体として耐
熱性の容器などとしても利用される。ところが、PAT
は本来発泡させにくい樹脂である。それは、PATが結
晶性の樹脂であるからである。PATはこれを加工のた
めに加熱して行くと、結晶性のために融点近くで急に溶
融するという特性を持っている。従って、PATを発泡
させようとして加熱したとき、PATは発泡に適した粘
度を示す温度範囲が極めて狭い。このために、PATを
押出機内で溶融し、これに発泡剤を含ませて発泡性溶融
物として押し出しても、溶融物は粘度が低過ぎたり高過
ぎたりする。粘度が低いときは発泡剤たるガスがすぐに
逸散して溶融物が発泡するに至らず、逆に粘度が高いと
きは発泡剤たるガスが溶融物中で気泡を生成するに至ら
ず、従って発泡体とすることが困難である。
熱性の容器などとしても利用される。ところが、PAT
は本来発泡させにくい樹脂である。それは、PATが結
晶性の樹脂であるからである。PATはこれを加工のた
めに加熱して行くと、結晶性のために融点近くで急に溶
融するという特性を持っている。従って、PATを発泡
させようとして加熱したとき、PATは発泡に適した粘
度を示す温度範囲が極めて狭い。このために、PATを
押出機内で溶融し、これに発泡剤を含ませて発泡性溶融
物として押し出しても、溶融物は粘度が低過ぎたり高過
ぎたりする。粘度が低いときは発泡剤たるガスがすぐに
逸散して溶融物が発泡するに至らず、逆に粘度が高いと
きは発泡剤たるガスが溶融物中で気泡を生成するに至ら
ず、従って発泡体とすることが困難である。
【0004】そこで、PATは、これを発泡させ易くす
るために、これに架橋剤を加えることが行われた。架橋
剤は、また増粘剤若しくは分岐剤とも呼ばれている。架
橋剤をPAT新原料、すなわち未使用のPATに加える
と、未使用のPATはその性質が規格化されているか
ら、これによって実際に発泡シートの製造が容易とな
る。ところが、ペットボトル等として一度使用された成
形体からの回収品は、その性質が大きくバラついている
から、これに架橋剤を加えても発泡シートとすることが
容易でない。また、困難を犯してPAT回収品から発泡
シートを作っても、その発泡シートは引張破壊伸びが小
さくて割れ易く、加熱して押圧成形することも容易でな
い。そのために、PAT回収品を使用してPATの発泡
シートを作ることは余り進まなかった。
るために、これに架橋剤を加えることが行われた。架橋
剤は、また増粘剤若しくは分岐剤とも呼ばれている。架
橋剤をPAT新原料、すなわち未使用のPATに加える
と、未使用のPATはその性質が規格化されているか
ら、これによって実際に発泡シートの製造が容易とな
る。ところが、ペットボトル等として一度使用された成
形体からの回収品は、その性質が大きくバラついている
から、これに架橋剤を加えても発泡シートとすることが
容易でない。また、困難を犯してPAT回収品から発泡
シートを作っても、その発泡シートは引張破壊伸びが小
さくて割れ易く、加熱して押圧成形することも容易でな
い。そのために、PAT回収品を使用してPATの発泡
シートを作ることは余り進まなかった。
【0005】他方、一般に熱可塑性樹脂発泡体の製造に
際し、二軸押出機を使用する方法が知られている。この
方法は特公昭60−54850号公報に記載されてい
る。この公報は、2箇のスクリュが互いに咬み合って回
転する二軸押出機を用い、この押出機に樹脂を投入して
押出機内で樹脂を混練し、押出機のバレルの一部に開口
を設けて開口から減圧吸引して樹脂中の揮発分を除き、
次いで樹脂を第2の押出機に入れて発泡剤を圧入し、そ
の後に樹脂を押し出して発泡させる方法を記載してい
る。
際し、二軸押出機を使用する方法が知られている。この
方法は特公昭60−54850号公報に記載されてい
る。この公報は、2箇のスクリュが互いに咬み合って回
転する二軸押出機を用い、この押出機に樹脂を投入して
押出機内で樹脂を混練し、押出機のバレルの一部に開口
を設けて開口から減圧吸引して樹脂中の揮発分を除き、
次いで樹脂を第2の押出機に入れて発泡剤を圧入し、そ
の後に樹脂を押し出して発泡させる方法を記載してい
る。
【0006】特公昭60−54850号公報に記載され
た樹脂発泡体の製造方法は、もともとスチレン系樹脂や
オレフィン系樹脂のように、樹脂自体が熱に対して安定
であって、また発泡させ易い樹脂を対象として開発され
たものである。従って、この公報は、樹脂としてPAT
が使用できるとは記載していない。
た樹脂発泡体の製造方法は、もともとスチレン系樹脂や
オレフィン系樹脂のように、樹脂自体が熱に対して安定
であって、また発泡させ易い樹脂を対象として開発され
たものである。従って、この公報は、樹脂としてPAT
が使用できるとは記載していない。
【0007】また、一般に熱可塑性樹脂を押し出し発泡
させる際に、発泡の造核剤として四弗化エチレン樹脂を
使用することが知られている。例えば、特公昭46−1
9191号公報は、ポリオレフィン、ポリスチレン、ス
チレン・アクリロニトリル共重合体、ポリ塩化ビニルな
ど各種の樹脂に四弗化エチレン樹脂粉末を加え、押し出
し発泡させると均一微細に発泡した発泡体が得られるこ
とを記載している。また、特開平2−279739号公
報も同様のことを記載している。さらに、特開平6−2
40129号公報は、ポリカーボネート樹脂に造核剤と
して四弗化エチレン樹脂粉末を加えてこれを押し出し発
泡させると、均一微細に発泡したポリカーボネート樹脂
発泡体が得られることを記載している。ところが、これ
らの公報は、押し出し発泡に用いる押出機について詳し
いことを全く記載していない。従って、押出機として特
殊な形式のものを使用すべきことを教えていない。
させる際に、発泡の造核剤として四弗化エチレン樹脂を
使用することが知られている。例えば、特公昭46−1
9191号公報は、ポリオレフィン、ポリスチレン、ス
チレン・アクリロニトリル共重合体、ポリ塩化ビニルな
ど各種の樹脂に四弗化エチレン樹脂粉末を加え、押し出
し発泡させると均一微細に発泡した発泡体が得られるこ
とを記載している。また、特開平2−279739号公
報も同様のことを記載している。さらに、特開平6−2
40129号公報は、ポリカーボネート樹脂に造核剤と
して四弗化エチレン樹脂粉末を加えてこれを押し出し発
泡させると、均一微細に発泡したポリカーボネート樹脂
発泡体が得られることを記載している。ところが、これ
らの公報は、押し出し発泡に用いる押出機について詳し
いことを全く記載していない。従って、押出機として特
殊な形式のものを使用すべきことを教えていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、PAT回
収品を使用して、押し出し発泡によって良質のPAT発
泡シートを容易に得ようとしてなされたものである。す
なわち、引張破壊伸びが大きくて、緩衝材などに使用し
ても容易に割れないだけでなく、真空成形などに使用し
ても容易に深絞りの成形品にすることができるようなP
AT発泡シートの製造方法を提供しようとするものであ
る。
収品を使用して、押し出し発泡によって良質のPAT発
泡シートを容易に得ようとしてなされたものである。す
なわち、引張破壊伸びが大きくて、緩衝材などに使用し
ても容易に割れないだけでなく、真空成形などに使用し
ても容易に深絞りの成形品にすることができるようなP
AT発泡シートの製造方法を提供しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明者は、押出機と
してバレルに設けた開口から減圧吸引して樹脂中の揮発
分を取り除くことができ、しかも2箇のスクリュが咬み
合って回転する特殊な二軸押出機を用い、また樹脂とし
てPAT回収品に架橋剤と少量の四弗化エチレン樹脂粉
末を加えた混合物を用いると、この組み合わせによって
PAT回収品から良質の発泡シートの得られることを見
出した。すなわち、上記二軸押出機に上記混合物を加え
て混練するとともに減圧吸引して樹脂中の揮発分を取り
除き、さらにこうして得られたPATを第2の押出機に
入れ、これに発泡剤を圧入し押し出し発泡させると、こ
こに引張破壊伸びの大きい良質のPAT発泡シートの得
られることを見出した。勿論、回収品を含まない場合に
は、さらに良質のPAT発泡体を得ることができる。
してバレルに設けた開口から減圧吸引して樹脂中の揮発
分を取り除くことができ、しかも2箇のスクリュが咬み
合って回転する特殊な二軸押出機を用い、また樹脂とし
てPAT回収品に架橋剤と少量の四弗化エチレン樹脂粉
末を加えた混合物を用いると、この組み合わせによって
PAT回収品から良質の発泡シートの得られることを見
出した。すなわち、上記二軸押出機に上記混合物を加え
て混練するとともに減圧吸引して樹脂中の揮発分を取り
除き、さらにこうして得られたPATを第2の押出機に
入れ、これに発泡剤を圧入し押し出し発泡させると、こ
こに引張破壊伸びの大きい良質のPAT発泡シートの得
られることを見出した。勿論、回収品を含まない場合に
は、さらに良質のPAT発泡体を得ることができる。
【0010】この発明は、回収品を含んだ又は回収品を
含まないPATに架橋剤と四弗化エチレン樹脂とを加
え、得られた混合物を二軸押出機に入れ、ここで混合物
を加熱して溶融するとともに混練し、二軸押出機のバレ
ルの一部に設けた開口から減圧吸引して混合物中の揮発
分を除き、次いでこの混合物を第2の押出機に入れて混
合物に発泡剤を圧入し、これを押し出し発泡させて発泡
体とすることを特徴とする、PAT発泡体の製造方法を
提供するものである。
含まないPATに架橋剤と四弗化エチレン樹脂とを加
え、得られた混合物を二軸押出機に入れ、ここで混合物
を加熱して溶融するとともに混練し、二軸押出機のバレ
ルの一部に設けた開口から減圧吸引して混合物中の揮発
分を除き、次いでこの混合物を第2の押出機に入れて混
合物に発泡剤を圧入し、これを押し出し発泡させて発泡
体とすることを特徴とする、PAT発泡体の製造方法を
提供するものである。
【0011】この発明で用いるPAT回収品とは、前述
のように、例えばペットボトルのような非発泡の成形品
として使用され、またコップのような発泡成形品として
使用されたあとで、回収されて再使用に供せられる樹脂
である。また、PAT回収品の中には、PATの発泡シ
ートを押圧成形して、成形品部分を切り取ったあとに残
るスクラップ、すなわちトリミングロスも含まれる。P
AT回収品は、これを粉砕して15mmのメッシュを通
過する程度の小片又は粉末として用いる。
のように、例えばペットボトルのような非発泡の成形品
として使用され、またコップのような発泡成形品として
使用されたあとで、回収されて再使用に供せられる樹脂
である。また、PAT回収品の中には、PATの発泡シ
ートを押圧成形して、成形品部分を切り取ったあとに残
るスクラップ、すなわちトリミングロスも含まれる。P
AT回収品は、これを粉砕して15mmのメッシュを通
過する程度の小片又は粉末として用いる。
【0012】この発明では、PAT回収品のほかに、ま
だ使用されていないPATの規格品、すなわちPATの
新原料をも使用することができる。PATの規格品は、
新原料であるから、一般に分子量が大きく、溶融粘度が
高く、しかも性質のバラつきが少ない。これに対し、P
AT回収品は色々なグレードのものを含んでいるから、
前述のように、一般に性質のバラつきが大きい。その上
に、回収品は一般に熱劣化を受けているから、分子量が
小さく、従って溶融粘度が低く、また非結晶状態である
ことが多い。この発明では回収品を用いるから、PAT
として性質にバラつきの大きいものを使用することにな
る。
だ使用されていないPATの規格品、すなわちPATの
新原料をも使用することができる。PATの規格品は、
新原料であるから、一般に分子量が大きく、溶融粘度が
高く、しかも性質のバラつきが少ない。これに対し、P
AT回収品は色々なグレードのものを含んでいるから、
前述のように、一般に性質のバラつきが大きい。その上
に、回収品は一般に熱劣化を受けているから、分子量が
小さく、従って溶融粘度が低く、また非結晶状態である
ことが多い。この発明では回収品を用いるから、PAT
として性質にバラつきの大きいものを使用することにな
る。
【0013】PATの規格品とPATの回収品とは、そ
れぞれを別々に架橋剤その他の添加剤と混合して、この
混合物を別々に押出機に投入することが好ましい。それ
は、規格品と回収品とは嵩比重の差が大きくて、これら
を一緒に混合して押出機に投入すると、それぞれが分離
しやすく、均一に分散したものが得られにくいからであ
る。
れぞれを別々に架橋剤その他の添加剤と混合して、この
混合物を別々に押出機に投入することが好ましい。それ
は、規格品と回収品とは嵩比重の差が大きくて、これら
を一緒に混合して押出機に投入すると、それぞれが分離
しやすく、均一に分散したものが得られにくいからであ
る。
【0014】ここで、PATとは、芳香族ジカルボン酸
と二価アルコールとが縮合反応を起こすことによって生
成された高分子量のポリエステルである。その代表的な
ものは、テレフタール酸とエチレングリコールとの縮合
によって生じたポリエチレンテレフタレートである。そ
のほか、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート等もPATに属する。
と二価アルコールとが縮合反応を起こすことによって生
成された高分子量のポリエステルである。その代表的な
ものは、テレフタール酸とエチレングリコールとの縮合
によって生じたポリエチレンテレフタレートである。そ
のほか、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート等もPATに属する。
【0015】この発明では、PATに架橋剤を加える
が、架橋剤としては色々なものを用いることができる。
例えば、多官能エポキシ化合物、1分子中に2箇以上の
酸無水物基を含んだ有機化合物、オキサゾリン化合物、
多官能イソシアネートのほか、1分子中に3箇以上のカ
ルボキシル基を含んでいる有機化合物を使用することが
できる。これらの中では、取り扱いの容易性及び人体に
対する衛生面から、多官能エポキシ化合物、1分子中に
2箇以上の酸無水物基又は3箇以上のカルボキシル基を
含んだ有機化合物を用いるのが好ましく、とりわけ2箇
以上の酸無水物基を含んだ化合物すなわち酸二無水物を
用いることが好ましい。架橋剤の好ましい使用量はPA
T100重量部に対し0.01〜5重量部である。
が、架橋剤としては色々なものを用いることができる。
例えば、多官能エポキシ化合物、1分子中に2箇以上の
酸無水物基を含んだ有機化合物、オキサゾリン化合物、
多官能イソシアネートのほか、1分子中に3箇以上のカ
ルボキシル基を含んでいる有機化合物を使用することが
できる。これらの中では、取り扱いの容易性及び人体に
対する衛生面から、多官能エポキシ化合物、1分子中に
2箇以上の酸無水物基又は3箇以上のカルボキシル基を
含んだ有機化合物を用いるのが好ましく、とりわけ2箇
以上の酸無水物基を含んだ化合物すなわち酸二無水物を
用いることが好ましい。架橋剤の好ましい使用量はPA
T100重量部に対し0.01〜5重量部である。
【0016】酸二無水物としては、例えば無水ピロメリ
ット酸、ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、ベンゾ
フェノンテトラカルボン酸二無水物、シクロペンタンテ
トラカルボン酸二無水物を用いることができ、また3箇
以上のカルボキシル基を含んだ化合物としてはピロメリ
ット酸、トリメリット酸を用いることができる。架橋剤
として酸二無水物を使用する場合には、これとともに周
期律表の第1族、第2族又は第3族に属する金属の化合
物を併用することが好ましい。その中でも、とくに第1
族又は第2族に属する金属の化合物を用いることが好ま
しい。これらの金属化合物は、有機物であっても無機物
であってもよい。その中では、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム又は炭酸リチウムをPAT100重量部に対し、
0.01〜5重量部の割合で用いることが好ましい。
ット酸、ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、ベンゾ
フェノンテトラカルボン酸二無水物、シクロペンタンテ
トラカルボン酸二無水物を用いることができ、また3箇
以上のカルボキシル基を含んだ化合物としてはピロメリ
ット酸、トリメリット酸を用いることができる。架橋剤
として酸二無水物を使用する場合には、これとともに周
期律表の第1族、第2族又は第3族に属する金属の化合
物を併用することが好ましい。その中でも、とくに第1
族又は第2族に属する金属の化合物を用いることが好ま
しい。これらの金属化合物は、有機物であっても無機物
であってもよい。その中では、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム又は炭酸リチウムをPAT100重量部に対し、
0.01〜5重量部の割合で用いることが好ましい。
【0017】架橋剤として酸二無水物を用いるときは、
PATを発泡に適したものとするのに発泡指数という概
念を用いると好都合である。発泡指数とは、PAT分子
のすべての末端基に対するヒドロキシル末端基の割合
と、極限粘度とを測定することによって得られる値であ
る。PATの極限粘度は、例えば0.300gのPAT
を25mlのオルソクロロフェノールに140℃で1時
間撹拌して溶解し、この溶液を35℃の恒温槽中でオス
トワルド粘度計により溶融粘度を測定して、これを算出
することができる。
PATを発泡に適したものとするのに発泡指数という概
念を用いると好都合である。発泡指数とは、PAT分子
のすべての末端基に対するヒドロキシル末端基の割合
と、極限粘度とを測定することによって得られる値であ
る。PATの極限粘度は、例えば0.300gのPAT
を25mlのオルソクロロフェノールに140℃で1時
間撹拌して溶解し、この溶液を35℃の恒温槽中でオス
トワルド粘度計により溶融粘度を測定して、これを算出
することができる。
【0018】他方、PATのすべての末端基に対するヒ
ドロキシル末端基の割合は、次のようにして算出する。
まず、前述の極限粘度から次の式により平均分子量Mn
を求める。 Mn={極限粘度/(3.07×10-4)}1/0.77 次に、Mnの値からポリマー106 gあたりの全末端基
数を次の式から求める。 全末端基数(eq/T)=106 /Mn×2
ドロキシル末端基の割合は、次のようにして算出する。
まず、前述の極限粘度から次の式により平均分子量Mn
を求める。 Mn={極限粘度/(3.07×10-4)}1/0.77 次に、Mnの値からポリマー106 gあたりの全末端基
数を次の式から求める。 全末端基数(eq/T)=106 /Mn×2
【0019】別に、PATのカルボキシル末端基の数を
次の方法により求める。約100mgのPATを取り、
これを10mlのベンジルアルコールに200℃で溶解
し、この溶液をフェノールレッドを指示薬として1/5
0規定のNaOH/エタノール溶液で滴定して、カルボ
キシル末端基の数を算出する。この値をポリマー10 6
g当たりのカルボキシル基当量の数に換算する。最後
に、全末端基数からカルボキシル末端基数を差し引くこ
とによりヒドロキシル末端基数を求める。こうしてヒド
ロキシル末端基の比率は、 ヒドロキシル末端基数÷全末端基数 として求める。発泡指数は、 極限粘度×ヒドロキシル末端基の比率 として得られる。
次の方法により求める。約100mgのPATを取り、
これを10mlのベンジルアルコールに200℃で溶解
し、この溶液をフェノールレッドを指示薬として1/5
0規定のNaOH/エタノール溶液で滴定して、カルボ
キシル末端基の数を算出する。この値をポリマー10 6
g当たりのカルボキシル基当量の数に換算する。最後
に、全末端基数からカルボキシル末端基数を差し引くこ
とによりヒドロキシル末端基数を求める。こうしてヒド
ロキシル末端基の比率は、 ヒドロキシル末端基数÷全末端基数 として求める。発泡指数は、 極限粘度×ヒドロキシル末端基の比率 として得られる。
【0020】PATを発泡させるには、発泡指数が0.
4以上のPATを選んで用いるか、又は発泡指数が0.
4以上となるように調整して用いる。また、この発明
は、前述の架橋剤を特表平5−507762号に記載さ
れているように、重合工程中に添加して製造されたPA
Tを使用することができる。
4以上のPATを選んで用いるか、又は発泡指数が0.
4以上となるように調整して用いる。また、この発明
は、前述の架橋剤を特表平5−507762号に記載さ
れているように、重合工程中に添加して製造されたPA
Tを使用することができる。
【0021】この発明ではPATに架橋剤とともに四弗
化エチレン樹脂粉末を加える。四弗化エチレン樹脂(以
下、PTFという)は、古くは専ら成形体製造用に用い
られて来た。従って、これまで市販されて来たPTF
は、成形用のものが大部分であった。この発明では、成
形用PTFを使用することができる。しかし、成形用P
TFは、これをPATの中に分散させる際に、団塊のま
まに存在することが多くて、均一微細に分散させること
が比較的困難である。そのために、成形用PTF粉末を
PATに添加して押し出し発泡を行うと、時にはPAT
発泡体中に大きな気泡の生成することがあり、また引張
破壊伸びも余り大きく向上しないことがある。
化エチレン樹脂粉末を加える。四弗化エチレン樹脂(以
下、PTFという)は、古くは専ら成形体製造用に用い
られて来た。従って、これまで市販されて来たPTF
は、成形用のものが大部分であった。この発明では、成
形用PTFを使用することができる。しかし、成形用P
TFは、これをPATの中に分散させる際に、団塊のま
まに存在することが多くて、均一微細に分散させること
が比較的困難である。そのために、成形用PTF粉末を
PATに添加して押し出し発泡を行うと、時にはPAT
発泡体中に大きな気泡の生成することがあり、また引張
破壊伸びも余り大きく向上しないことがある。
【0022】ところが、最近になって、成形用PTFの
ほかに潤滑用PTFと呼ばれる特殊なPTFが、市販さ
れるに至った。成形用PTFと潤滑用PTFとは、その
溶融粘度と、手に触れたときの感触によって明らかに区
別できる。
ほかに潤滑用PTFと呼ばれる特殊なPTFが、市販さ
れるに至った。成形用PTFと潤滑用PTFとは、その
溶融粘度と、手に触れたときの感触によって明らかに区
別できる。
【0023】溶融粘度について云えば、成形用PTFは
溶融粘度が測定できない程に高いが、潤滑用PTFは測
定可能な範囲内にある。例えば、内径が2.1mmで長
さが8.0mmの孔から、340℃の温度に加熱したP
TFを20kg/cm2 の圧力下に10分間押し出して
も、成形用PTFは全く流出せず、従ってメルトインデ
ックスは零であるが、潤滑用PTFは流出して1.0g
以上の流出量を示し、メルトインデックスは1.0以上
となる。
溶融粘度が測定できない程に高いが、潤滑用PTFは測
定可能な範囲内にある。例えば、内径が2.1mmで長
さが8.0mmの孔から、340℃の温度に加熱したP
TFを20kg/cm2 の圧力下に10分間押し出して
も、成形用PTFは全く流出せず、従ってメルトインデ
ックスは零であるが、潤滑用PTFは流出して1.0g
以上の流出量を示し、メルトインデックスは1.0以上
となる。
【0024】手で触れたときの感触について云えば、P
TF粉末を親指と人差し指との間で摘んで擦り合わせる
と、成形用PTFの粉末は塊となって糸状となり、恰も
湿った粉末のような感じを与えるが、潤滑用PTFの粉
末は粉末のままにとどまり、集合して糸状になることが
なく、丁度乾いた粉末のような感じを与える。
TF粉末を親指と人差し指との間で摘んで擦り合わせる
と、成形用PTFの粉末は塊となって糸状となり、恰も
湿った粉末のような感じを与えるが、潤滑用PTFの粉
末は粉末のままにとどまり、集合して糸状になることが
なく、丁度乾いた粉末のような感じを与える。
【0025】この発明では、上述のように成形用PTF
を使用することもできるが、潤滑用PTFを使用するこ
とが好ましい。潤滑用PTFとしては、内径が2.1m
mで長さが8.0mmの孔から、340℃の温度で20
kg/cm2 の圧力の下で、10分間に1.0g以上流
出するような粘度を持ったものを用いることが好まし
い。
を使用することもできるが、潤滑用PTFを使用するこ
とが好ましい。潤滑用PTFとしては、内径が2.1m
mで長さが8.0mmの孔から、340℃の温度で20
kg/cm2 の圧力の下で、10分間に1.0g以上流
出するような粘度を持ったものを用いることが好まし
い。
【0026】成形用PTFと潤滑用PTFとの間に存在
する上述の差異は、PTFの分子量の差異に起因してい
る。しかし、その2つを区別する場合の基準となる分子
量が、どのような値であるかはよく判らない。潤滑用P
TFは、テトラフルオロエチレンを重合させる段階から
分子量を制御することによって作ることができる。しか
し、その分子量の制御は相当に困難であるため、通常は
一旦高分子量の成形用PTFを作ったのちに、これに放
射線を照射したり、これを加熱して分解させたりして、
分子鎖を切断して潤滑用PTFを作っている。この場
合、放射線によるか、それとも加熱によるかによって、
樹脂の表面状態に差異を生じるが、そのうちでは放射線
により切断した潤滑用PTFを用いることが好ましい。
する上述の差異は、PTFの分子量の差異に起因してい
る。しかし、その2つを区別する場合の基準となる分子
量が、どのような値であるかはよく判らない。潤滑用P
TFは、テトラフルオロエチレンを重合させる段階から
分子量を制御することによって作ることができる。しか
し、その分子量の制御は相当に困難であるため、通常は
一旦高分子量の成形用PTFを作ったのちに、これに放
射線を照射したり、これを加熱して分解させたりして、
分子鎖を切断して潤滑用PTFを作っている。この場
合、放射線によるか、それとも加熱によるかによって、
樹脂の表面状態に差異を生じるが、そのうちでは放射線
により切断した潤滑用PTFを用いることが好ましい。
【0027】また、PTFの構造から云えば、潤滑用P
TFの中でも多孔質となっているものを用いることが好
ましい。多孔質の目安としては、比表面積が1m2 /g
以上のものを用いることが好ましい。
TFの中でも多孔質となっているものを用いることが好
ましい。多孔質の目安としては、比表面積が1m2 /g
以上のものを用いることが好ましい。
【0028】PTFの使用量は、極少量でも効果がある
が、その量はPATに対し0.001〜2重量%、好ま
しくは0.003〜1重量%、さらに好ましくは0.0
5〜0.5重量%である。その理由は、2重量%以上使
用しても引張破壊伸びの向上にはそれに見合うだけの効
果が現れないからであり、逆に0.001重量%以下で
は矢張りその効果が現れないからである。また、PTF
は20ミクロンを超えないような微細な粒子として用い
ることが好ましい。その中では1ミクロン以下とするこ
とがさらに好ましい。
が、その量はPATに対し0.001〜2重量%、好ま
しくは0.003〜1重量%、さらに好ましくは0.0
5〜0.5重量%である。その理由は、2重量%以上使
用しても引張破壊伸びの向上にはそれに見合うだけの効
果が現れないからであり、逆に0.001重量%以下で
は矢張りその効果が現れないからである。また、PTF
は20ミクロンを超えないような微細な粒子として用い
ることが好ましい。その中では1ミクロン以下とするこ
とがさらに好ましい。
【0029】この発明で使用することのできるPTFは
市販されている。好適な市販品をグレードによって示す
と、旭硝子(株)製の製品では、「フルオンルブリカン
ト」の商品名で販売されているものがこれに該当してい
る。そのうちでも好適なグレードを具体的に云えば、L
169J、L169J−1、XL169J−A、L15
0J、L180J、L181J、L171J、L173
Jのものである。また、三井デュポンフロロケミカル
(株)の製品で云えば、テフロンTLP10F−1、テ
フロンMP1100、テフロンMP1200、テフロン
MP1300、テフロンMP1400、テフロンMP1
500J、テフロンMP1600、テフロンMP115
0が好適である。
市販されている。好適な市販品をグレードによって示す
と、旭硝子(株)製の製品では、「フルオンルブリカン
ト」の商品名で販売されているものがこれに該当してい
る。そのうちでも好適なグレードを具体的に云えば、L
169J、L169J−1、XL169J−A、L15
0J、L180J、L181J、L171J、L173
Jのものである。また、三井デュポンフロロケミカル
(株)の製品で云えば、テフロンTLP10F−1、テ
フロンMP1100、テフロンMP1200、テフロン
MP1300、テフロンMP1400、テフロンMP1
500J、テフロンMP1600、テフロンMP115
0が好適である。
【0030】この発明では、回収品とともにPAT規格
品を用いるときは、架橋剤とPTFとを規格品の方に加
えておき、回収品はそれだけ単独で押出機に投入し、規
格品の方から来た架橋剤及びPTFと押出機の中で混合
するようにしてもよい。また、PATの回収品と規格品
とは押出機の別々の投入口から投入することが好まし
い。
品を用いるときは、架橋剤とPTFとを規格品の方に加
えておき、回収品はそれだけ単独で押出機に投入し、規
格品の方から来た架橋剤及びPTFと押出機の中で混合
するようにしてもよい。また、PATの回収品と規格品
とは押出機の別々の投入口から投入することが好まし
い。
【0031】押出機の各投入口には定量供給装置を取り
付ける。定量供給装置としては、ベルトの移動、スプリ
ングの振動又はスクリュの回転によって、落下する固体
量を調節できるものが市販されているが、その何れをも
用いることができる。また、各投入口では、PATと架
橋剤とPTFとを別々に計量して混合物として投入する
ことが好ましいが、これらを予め別のところで混合した
ものを定量供給装置によって投入するようにしてもよ
い。
付ける。定量供給装置としては、ベルトの移動、スプリ
ングの振動又はスクリュの回転によって、落下する固体
量を調節できるものが市販されているが、その何れをも
用いることができる。また、各投入口では、PATと架
橋剤とPTFとを別々に計量して混合物として投入する
ことが好ましいが、これらを予め別のところで混合した
ものを定量供給装置によって投入するようにしてもよ
い。
【0032】二軸押出機としては、スクリュが2本咬み
合っている形式のものを用いる。それは、PAT回収品
と架橋剤とを効果的に反応させるために必要なことであ
る。その中でも、2本のスクリュが同方向に回転する形
式のものが好ましい。その理由は発泡体の物性低下を引
き起こす低分子量のPATの発生を抑えるためである。
また、押出量/回転数の比としては、0.28〜1.6
7の範囲のものを用いるのが好ましく、中でも0.33
〜1.43のものが好ましく、さらには0.42〜1.
25のものが最も好ましい。
合っている形式のものを用いる。それは、PAT回収品
と架橋剤とを効果的に反応させるために必要なことであ
る。その中でも、2本のスクリュが同方向に回転する形
式のものが好ましい。その理由は発泡体の物性低下を引
き起こす低分子量のPATの発生を抑えるためである。
また、押出量/回転数の比としては、0.28〜1.6
7の範囲のものを用いるのが好ましく、中でも0.33
〜1.43のものが好ましく、さらには0.42〜1.
25のものが最も好ましい。
【0033】二軸押出機のバレルの一部には開口が設け
られている。この開口は、咬み合っているスクリュ間隙
を中心にしてスクリュ軸の中心線の真上あたりまでバレ
ルの幅方向に拡がり、押出方向には幅方向の広がりと同
程度又はそれ以下の大きさになっていることが好まし
い。この開口は、PATが溶融された状態になっている
ところに位置することが必要である。また、この開口は
接近して2箇設けることが好ましい。開口は一般にベン
ト口と呼ばれている。
られている。この開口は、咬み合っているスクリュ間隙
を中心にしてスクリュ軸の中心線の真上あたりまでバレ
ルの幅方向に拡がり、押出方向には幅方向の広がりと同
程度又はそれ以下の大きさになっていることが好まし
い。この開口は、PATが溶融された状態になっている
ところに位置することが必要である。また、この開口は
接近して2箇設けることが好ましい。開口は一般にベン
ト口と呼ばれている。
【0034】ベント口には減圧装置が接続される。この
場合、スクリュ側からベント口へ入る空気を遮断して減
圧装置を働かせると、ベント口には20Torr以下の
強い減圧状態が発生することが好ましく、さらには10
Torr以下の減圧状態となることが好ましい。
場合、スクリュ側からベント口へ入る空気を遮断して減
圧装置を働かせると、ベント口には20Torr以下の
強い減圧状態が発生することが好ましく、さらには10
Torr以下の減圧状態となることが好ましい。
【0035】二軸押出機の先は、接続管によって第2の
押出機の樹脂供給口に接続される。第2の押出機は二軸
押出機であってもよいが単軸押出機であることが好まし
い。第2の押出機は、バレルの途中に発泡剤圧入口が設
けられている。発泡剤圧入口からは発泡剤が圧入され
る。
押出機の樹脂供給口に接続される。第2の押出機は二軸
押出機であってもよいが単軸押出機であることが好まし
い。第2の押出機は、バレルの途中に発泡剤圧入口が設
けられている。発泡剤圧入口からは発泡剤が圧入され
る。
【0036】発泡剤としては、既に知られている各種の
発泡剤を用いることができる。発泡剤は大きく分けると
物理発泡剤と化学発泡剤とになるが、その中では物理発
泡剤を用いることが好ましい。物理発泡剤は、さらに不
活性ガス、飽和脂肪族炭化水素、飽和脂環族炭化水素、
ハロゲン化炭化水素、エーテル、ケトン等に分類される
が、この発明ではその何れをも使用することができる。
代表的な例を述べると、不活性ガスとしては炭酸ガス、
窒素を使用することができ、飽和脂肪族炭化水素として
はプロパン、ブタンを使用することができ、飽和脂環族
炭化水素としてはシクロヘキサンを使用することがで
き、ハロゲン化炭化水素としては塩化メチル、テトラフ
ルオロエタンを使用することができ、エーテルとしては
メチルターシャリブチルエーテル、ケトンとしてはアセ
トンを使用することができる。これらは単独で用いるこ
ともできるが、また混合して用いることもできる。
発泡剤を用いることができる。発泡剤は大きく分けると
物理発泡剤と化学発泡剤とになるが、その中では物理発
泡剤を用いることが好ましい。物理発泡剤は、さらに不
活性ガス、飽和脂肪族炭化水素、飽和脂環族炭化水素、
ハロゲン化炭化水素、エーテル、ケトン等に分類される
が、この発明ではその何れをも使用することができる。
代表的な例を述べると、不活性ガスとしては炭酸ガス、
窒素を使用することができ、飽和脂肪族炭化水素として
はプロパン、ブタンを使用することができ、飽和脂環族
炭化水素としてはシクロヘキサンを使用することがで
き、ハロゲン化炭化水素としては塩化メチル、テトラフ
ルオロエタンを使用することができ、エーテルとしては
メチルターシャリブチルエーテル、ケトンとしてはアセ
トンを使用することができる。これらは単独で用いるこ
ともできるが、また混合して用いることもできる。
【0037】第2の押出機が単軸押出機である場合に
は、そのスクリュが一部にダルメージ又はピンのような
発泡剤を分散させるに役立つ機構を備えていることが好
ましい。また、そのスクリュは、先端にある安定化部分
の長いことが好ましく、安定化部分のL/Dすなわち長
さと直径との比が5以上、とりわけ7以上であることが
好ましい。また、その安定化部分は、フルフライトでピ
ッチと深さとが変化しないことが好ましい。
は、そのスクリュが一部にダルメージ又はピンのような
発泡剤を分散させるに役立つ機構を備えていることが好
ましい。また、そのスクリュは、先端にある安定化部分
の長いことが好ましく、安定化部分のL/Dすなわち長
さと直径との比が5以上、とりわけ7以上であることが
好ましい。また、その安定化部分は、フルフライトでピ
ッチと深さとが変化しないことが好ましい。
【0038】第2の押出機の先端には金型が付設され
る。金型は、PATをシート状に押し出すための直線状
又は円環状のオリフィスを備えている。オリフィスが直
線状のものであるときは、PATは平坦なシートとして
押し出されるから、平板又はロール上を進行させて発泡
させるようにすれば足りるが、オリフィスが円環状であ
る場合には、その先に円環状のマンドレルを付設してP
ATを円筒状に保持して発泡させ、冷却して円筒を切り
開いて平板状とする。
る。金型は、PATをシート状に押し出すための直線状
又は円環状のオリフィスを備えている。オリフィスが直
線状のものであるときは、PATは平坦なシートとして
押し出されるから、平板又はロール上を進行させて発泡
させるようにすれば足りるが、オリフィスが円環状であ
る場合には、その先に円環状のマンドレルを付設してP
ATを円筒状に保持して発泡させ、冷却して円筒を切り
開いて平板状とする。
【0039】こうして得られた発泡シートは、密度が
0.4g/cm3 以下、好ましくは0.35g/cm3
以下、さらに好ましくは0.3g/cm3 以下とする必
要がある。すると、発泡シートの引張破壊伸び、すなわ
ち破断時の伸長率は50%以上、通常70%以上、時に
は90%以上となる。一般に、押し出し発泡によって作
られた発泡シートは、押出方向の伸長率と幅方向の伸長
率とに大きな差異があるが、この発明方法によって作ら
れた発泡シートの押出方向と幅方向とにおける引張破壊
伸びの差異は小さく、押出方向対幅方向の引張破壊伸び
の比率は通常0.66〜1.5の範囲、場合によっては
0.77〜1.3、さらには0.83〜1.2の範囲内
に納めることができる。
0.4g/cm3 以下、好ましくは0.35g/cm3
以下、さらに好ましくは0.3g/cm3 以下とする必
要がある。すると、発泡シートの引張破壊伸び、すなわ
ち破断時の伸長率は50%以上、通常70%以上、時に
は90%以上となる。一般に、押し出し発泡によって作
られた発泡シートは、押出方向の伸長率と幅方向の伸長
率とに大きな差異があるが、この発明方法によって作ら
れた発泡シートの押出方向と幅方向とにおける引張破壊
伸びの差異は小さく、押出方向対幅方向の引張破壊伸び
の比率は通常0.66〜1.5の範囲、場合によっては
0.77〜1.3、さらには0.83〜1.2の範囲内
に納めることができる。
【0040】ここで、引張破壊伸びの値は、PAT発泡
シートをJIS K 6301の1号ダンベルに切り取
り、切り取った試験片を引張速度50mm/minでJ
ISK 7113に規定された方法に基づいて測定した
値の平均値である。
シートをJIS K 6301の1号ダンベルに切り取
り、切り取った試験片を引張速度50mm/minでJ
ISK 7113に規定された方法に基づいて測定した
値の平均値である。
【0041】PAT発泡シートは、その結晶化度が低過
ぎると、加熱して成形する時に成形型に接着し易くな
り、逆に高過ぎると成形時にシートが伸びにくくなる。
そのため結晶化度は5〜20%、好ましくは6〜15
%、さらに好ましくは7〜14%の範囲内にする。この
場合の結晶化度は、特開平2−265725号公報に記
載された方法によって測定された値である。
ぎると、加熱して成形する時に成形型に接着し易くな
り、逆に高過ぎると成形時にシートが伸びにくくなる。
そのため結晶化度は5〜20%、好ましくは6〜15
%、さらに好ましくは7〜14%の範囲内にする。この
場合の結晶化度は、特開平2−265725号公報に記
載された方法によって測定された値である。
【0042】
【発明の効果】この発明方法によれば、PATに架橋剤
とPTFとを加え得られた混合物を二軸押出機に入れ、
ここで混合物を加熱して溶融するとともに混練するの
で、PATは物性低下を起こすことなく容易によく混練
される。また、二軸押出機のバレルの一部に設けた開口
から減圧吸引して混合物中の揮発分を除くのでPATは
予めよく乾燥しておかなくても加水分解による物性の低
下がなく、架橋剤によって発泡に適した粘度を持つに至
る。次いでこの混合物を第2の押出機に入れ、ここで混
合物中に発泡剤を圧入して押し出し、発泡させて発泡シ
ートとするから、PATとして回収品を用いても、均一
微細に発泡したPATの発泡シートを能率よく作ること
ができ、しかも得られたPAT発泡シートは引張破壊伸
びが大きく、また各方向にほぼ等しい引張破壊伸びを示
す。従って、この発泡シートは緩衝材として使用した場
合に割れにくく、緩衝材としてすぐれ、また押圧成形の
際に深絞りができるので、成形用として価値の高いもの
となる。この発明方法は、このような利益を与えるもの
である。
とPTFとを加え得られた混合物を二軸押出機に入れ、
ここで混合物を加熱して溶融するとともに混練するの
で、PATは物性低下を起こすことなく容易によく混練
される。また、二軸押出機のバレルの一部に設けた開口
から減圧吸引して混合物中の揮発分を除くのでPATは
予めよく乾燥しておかなくても加水分解による物性の低
下がなく、架橋剤によって発泡に適した粘度を持つに至
る。次いでこの混合物を第2の押出機に入れ、ここで混
合物中に発泡剤を圧入して押し出し、発泡させて発泡シ
ートとするから、PATとして回収品を用いても、均一
微細に発泡したPATの発泡シートを能率よく作ること
ができ、しかも得られたPAT発泡シートは引張破壊伸
びが大きく、また各方向にほぼ等しい引張破壊伸びを示
す。従って、この発泡シートは緩衝材として使用した場
合に割れにくく、緩衝材としてすぐれ、また押圧成形の
際に深絞りができるので、成形用として価値の高いもの
となる。この発明方法は、このような利益を与えるもの
である。
【0043】
【実施例】以下、実施例を挙げてこの発明の優れている
ところを具体的に説明する。以下において単に部という
のは重量部の意味である。
ところを具体的に説明する。以下において単に部という
のは重量部の意味である。
【0044】
【実施例1】この発明では、タンデム押出機を用い、一
段目の押出機として口径65mmφの噛み合い型同方向
回転の二軸押出機を用い、二段目の押出機として口径6
5mmφでL/Dが25の単軸押出機を用いた。
段目の押出機として口径65mmφの噛み合い型同方向
回転の二軸押出機を用い、二段目の押出機として口径6
5mmφでL/Dが25の単軸押出機を用いた。
【0045】極限粘度が0.70のペットボトルの回収
フレーク(8mmメッシュパス品)を原材料定量供給装
置から40kg/Hrの割合で一段目の押出機の原材料
投入口から連続的に供給した。また極限粘度が0.85
の未使用ポリエチレンテレフタレート樹脂100部と、
タルクが30重量%練り込まれたポリエチレンテレフタ
レート樹脂17部と、無水ピロメリット酸2部と、炭酸
ソーダ0.25部と、四弗化エチレン樹脂〔旭硝子
(株)製フルオンL169J〕0.05部とを混合した
ものを別の原材料定量供給装置から10kg/Hrの割
合で一段目の押出機の原材料投入口から連続的に供給し
た。一段目の押出機のシリンダーバレルは長さが200
mmのバレルユニットを12箇連結した構造のものを用
いた。一段目の二軸押出機はスクリュ回転数を75rp
m、押出機シリンダーの温度を240℃から285℃に
維持した。また一段目の押出機の途中に接続された二カ
所のベント口から押出機の水分を除去した。この時の減
圧度は4.5Torrとした。
フレーク(8mmメッシュパス品)を原材料定量供給装
置から40kg/Hrの割合で一段目の押出機の原材料
投入口から連続的に供給した。また極限粘度が0.85
の未使用ポリエチレンテレフタレート樹脂100部と、
タルクが30重量%練り込まれたポリエチレンテレフタ
レート樹脂17部と、無水ピロメリット酸2部と、炭酸
ソーダ0.25部と、四弗化エチレン樹脂〔旭硝子
(株)製フルオンL169J〕0.05部とを混合した
ものを別の原材料定量供給装置から10kg/Hrの割
合で一段目の押出機の原材料投入口から連続的に供給し
た。一段目の押出機のシリンダーバレルは長さが200
mmのバレルユニットを12箇連結した構造のものを用
いた。一段目の二軸押出機はスクリュ回転数を75rp
m、押出機シリンダーの温度を240℃から285℃に
維持した。また一段目の押出機の途中に接続された二カ
所のベント口から押出機の水分を除去した。この時の減
圧度は4.5Torrとした。
【0046】一段目の押出機で水分を除去し、増粘反応
を行った後、溶融混合物を275℃に維持された接続管
を通って、二段目の単軸押出機に供給した。二段目の押
出機はスクリュ回転数を35rpm、押出機シリンダー
の温度を265℃から275℃に維持した。また二段目
の押出機の途中から発泡剤(ブタン)を0.7部の割合
で注入した。発泡剤を含んだ溶融混合物は口径80mm
φ、スリット幅0.5mmのサーキュラ金型から大気中
へ押し出した。押し出した溶融混合物を発泡させて引き
取りつつ直径が205mmで、長さが740mmの円筒
形マンドレルにて円筒形に成形し、その円筒形発泡体の
一部を切開しシート状として捲き取った。その際、円筒
形マンドレルには冷却水を循環させ表面温度を25℃に
保った。また円筒形発泡体の一部を切開する前に発泡体
が割れるという現象は、6時間で1度もなかった。
を行った後、溶融混合物を275℃に維持された接続管
を通って、二段目の単軸押出機に供給した。二段目の押
出機はスクリュ回転数を35rpm、押出機シリンダー
の温度を265℃から275℃に維持した。また二段目
の押出機の途中から発泡剤(ブタン)を0.7部の割合
で注入した。発泡剤を含んだ溶融混合物は口径80mm
φ、スリット幅0.5mmのサーキュラ金型から大気中
へ押し出した。押し出した溶融混合物を発泡させて引き
取りつつ直径が205mmで、長さが740mmの円筒
形マンドレルにて円筒形に成形し、その円筒形発泡体の
一部を切開しシート状として捲き取った。その際、円筒
形マンドレルには冷却水を循環させ表面温度を25℃に
保った。また円筒形発泡体の一部を切開する前に発泡体
が割れるという現象は、6時間で1度もなかった。
【0047】得られた発泡体は密度0.28g/c
m3 、発泡シートの流れ方向の引張破壊伸びが96.4
%、幅方向の引張破壊伸びが88.8%、幅640m
m、厚み1.45mmで結晶化度は7%であった。
m3 、発泡シートの流れ方向の引張破壊伸びが96.4
%、幅方向の引張破壊伸びが88.8%、幅640m
m、厚み1.45mmで結晶化度は7%であった。
【0048】この発泡シートを遠赤外線ヒーターの加熱
炉を有する成形機を使用して口径60mm、高さ120
mm、側壁の傾き17.6°の凹部が120mmピッチ
で縦3列、横6列に配置された金型で成形した。この時
得られた成形品の肉厚比は4.1(最大肉厚1.48m
m/最小肉厚0.36mm)で緩衝材として十分な機能
を有する成形品であった。
炉を有する成形機を使用して口径60mm、高さ120
mm、側壁の傾き17.6°の凹部が120mmピッチ
で縦3列、横6列に配置された金型で成形した。この時
得られた成形品の肉厚比は4.1(最大肉厚1.48m
m/最小肉厚0.36mm)で緩衝材として十分な機能
を有する成形品であった。
【0049】
【実施例2】極限粘度が0.70のペットボトルの回収
フレークを原材料定量供給装置から40kg/Hrの割
合で一段目の押出機の原材料投入口から連続的に供給
し、極限粘度が0.70のペットボトルの回収フレーク
100部と、タルクが30重量%練り込まれたポリエチ
レンテレフタレート樹脂17部と、無水ピロメリット酸
2部と、炭酸ソーダ0.25部と、四弗化エチレン樹脂
〔旭硝子(株)製フルオンL169J〕0.05部とを
混合したものを別の原材料定量供給装置から10kg/
Hrの割合で、一段目の押出機の原材料投入口から連続
的に供給した以外は、実施例1と同じ装置、同じ方法で
発泡シートを製造した。
フレークを原材料定量供給装置から40kg/Hrの割
合で一段目の押出機の原材料投入口から連続的に供給
し、極限粘度が0.70のペットボトルの回収フレーク
100部と、タルクが30重量%練り込まれたポリエチ
レンテレフタレート樹脂17部と、無水ピロメリット酸
2部と、炭酸ソーダ0.25部と、四弗化エチレン樹脂
〔旭硝子(株)製フルオンL169J〕0.05部とを
混合したものを別の原材料定量供給装置から10kg/
Hrの割合で、一段目の押出機の原材料投入口から連続
的に供給した以外は、実施例1と同じ装置、同じ方法で
発泡シートを製造した。
【0050】得られた発泡体は密度0.28g/c
m3 、発泡シートの流れ方向の引張破壊伸びが95.7
%、幅方向の引張破壊伸びが85.7%、幅640m
m、厚み1.45mmで結晶化度は7%であった。この
発泡シートを実施例1と同じ装置、方法で成形品を作っ
た。成形品の肉厚比は4.2(最大肉厚1.50mm/
最小肉厚0.36mm)で緩衝材として十分な機能を有
する成形品であった。
m3 、発泡シートの流れ方向の引張破壊伸びが95.7
%、幅方向の引張破壊伸びが85.7%、幅640m
m、厚み1.45mmで結晶化度は7%であった。この
発泡シートを実施例1と同じ装置、方法で成形品を作っ
た。成形品の肉厚比は4.2(最大肉厚1.50mm/
最小肉厚0.36mm)で緩衝材として十分な機能を有
する成形品であった。
【0051】
【比較例1】四弗化エチレン樹脂を全く使用しない以外
は、実施例1と同じ方法で発泡シート製造した。得られ
た発泡体は密度0.28g/cm3 、発泡シートの流れ
方向の引張破壊伸びが35.0%、幅方向の引張破壊伸
びが56.0%、幅640mm、厚み1.45mmで結
晶化度は7%であった。また発泡シート製造時に円筒形
発泡体をシート状切開する前に発泡シートが割れるとい
う現象が6時間で12回発生した。
は、実施例1と同じ方法で発泡シート製造した。得られ
た発泡体は密度0.28g/cm3 、発泡シートの流れ
方向の引張破壊伸びが35.0%、幅方向の引張破壊伸
びが56.0%、幅640mm、厚み1.45mmで結
晶化度は7%であった。また発泡シート製造時に円筒形
発泡体をシート状切開する前に発泡シートが割れるとい
う現象が6時間で12回発生した。
【0052】この発泡シートを実施例1と同じ装置、方
法で成形品を作った。成形品の肉厚比は6.3(最大肉
厚1.50mm/最小肉厚0.24mm)で緩衝性が不
十分な成形品であった。
法で成形品を作った。成形品の肉厚比は6.3(最大肉
厚1.50mm/最小肉厚0.24mm)で緩衝性が不
十分な成形品であった。
【0053】
【比較例2】四弗化エチレン樹脂を全く使用しない以外
は実施例2と同じ方法で発泡シート製造した。得られた
発泡体は密度0.28g/cm3 、発泡シートの流れ方
向の引張破壊伸びが26.7%、幅方向の引張破壊伸び
が53.4%、幅640mm、厚み1.45mmで結晶
化度は7%であった。この発泡シートを実施例1と同じ
装置、方法で成形品を作った。成形品の肉厚比は6.3
(最大肉厚1.50mm/最小肉厚0.24mm)で緩
衝性が不十分な成形品であった。
は実施例2と同じ方法で発泡シート製造した。得られた
発泡体は密度0.28g/cm3 、発泡シートの流れ方
向の引張破壊伸びが26.7%、幅方向の引張破壊伸び
が53.4%、幅640mm、厚み1.45mmで結晶
化度は7%であった。この発泡シートを実施例1と同じ
装置、方法で成形品を作った。成形品の肉厚比は6.3
(最大肉厚1.50mm/最小肉厚0.24mm)で緩
衝性が不十分な成形品であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:04 C08L 67:02
Claims (2)
- 【請求項1】 架橋剤により改質された熱可塑性ポリエ
ステル系樹脂に、四弗化エチレン樹脂を加え、得られた
混合物を二軸押出機に入れ、ここで混合物を加熱して溶
融するとともに混練し、二軸押出機のバレルの一部に設
けた開口から混合物中の揮発分を除き、次いでこの混合
物に発泡剤を圧入し、これを押し出し発泡させて発泡体
とすることを特徴とする、熱可塑性ポリエステル系樹脂
発泡体の製造方法。 - 【請求項2】 熱可塑性ポリエステル系樹脂が回収品を
含んでいる請求項1に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7248480A JPH0970871A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7248480A JPH0970871A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0970871A true JPH0970871A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17178788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7248480A Pending JPH0970871A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0970871A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003039539A (ja) * | 2001-08-01 | 2003-02-13 | Asano Laboratories Co Ltd | 樹脂シート成形システム、樹脂シート成形方法およびpetシート成形システム |
| JP2014047228A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Sekisui Plastics Co Ltd | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡シート、その製造方法、及び、容器 |
| WO2018105606A1 (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | 積水化成品工業株式会社 | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡シートおよび熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡容器 |
| JP2018090761A (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | 積水化成品工業株式会社 | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡シートおよび熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡容器 |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP7248480A patent/JPH0970871A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003039539A (ja) * | 2001-08-01 | 2003-02-13 | Asano Laboratories Co Ltd | 樹脂シート成形システム、樹脂シート成形方法およびpetシート成形システム |
| JP2014047228A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Sekisui Plastics Co Ltd | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡シート、その製造方法、及び、容器 |
| WO2018105606A1 (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | 積水化成品工業株式会社 | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡シートおよび熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡容器 |
| JP2018090761A (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | 積水化成品工業株式会社 | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡シートおよび熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡容器 |
| JP2019173022A (ja) * | 2016-12-05 | 2019-10-10 | 積水化成品工業株式会社 | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡シートおよび熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡容器 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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