JPH0970934A - ラミネート用積層ポリエステルフイルム - Google Patents
ラミネート用積層ポリエステルフイルムInfo
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- JPH0970934A JPH0970934A JP23118595A JP23118595A JPH0970934A JP H0970934 A JPH0970934 A JP H0970934A JP 23118595 A JP23118595 A JP 23118595A JP 23118595 A JP23118595 A JP 23118595A JP H0970934 A JPH0970934 A JP H0970934A
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
リエステルフィルムにおいてA層及びB層はそれぞれア
ンチモン化合物、ゲルマニウム化合物、チタン化合物か
らなる群より選ばれた少なくとも1種類の金属化合物を
含有し、A層中の該金属化合物の金属元素量が80pp
m未満であり、B層中の該金属化合物の金属元素量が8
0ppm以上1000ppm未満であることを特徴とす
るラミネート用積層ポリエステルフィルム。 【効果】本発明の金属板ラミネート用積層ポリエステル
フィルムは缶などに成形する際の成形性に優れているだ
けでなく、味特性に優れた特性を有し、成形加工によっ
て製造される金属缶に好適に使用することができる。
Description
リエステルフイルムに関するものである。更に詳しくは
成形性、耐衝撃性、味特性に優れ、成形加工によって製
造される金属缶に好適な金属板ラミネート用積層フイル
ムに関するものである。
止を目的として、エポキシ系、フェノ−ル系等の各種熱
硬化性樹脂を溶剤に溶解または分散させたものを塗布
し、金属表面を被覆することが広く行われてきた。しか
しながら、このような熱硬化性樹脂の被覆方法は塗料の
乾燥に長時間を要し、生産性が低下したり、多量の有機
溶剤による環境汚染など好ましくない問題がある。
缶の材料である鋼板、アルミニウム板あるいは該金属板
にめっき等各種の表面処理を施した金属板にフイルムを
ラミネ−トする方法がある。そして、フイルムのラミネ
−ト金属板を絞り成形やしごき成形加工して金属缶を製
造する場合、フイルムには次のような特性が要求され
る。
と。 (2)成形性に優れ、成形後にピンホールなどの欠陥を
生じないこと。 (3)金属缶に対する衝撃によって、ポリエステルフイ
ルムが剥離したり、クラック、ピンホールが発生したり
しないこと。 (4)缶の内容物の香り成分がフイルムに吸着したり、
フイルムの臭いによって内容物の風味がそこなわれない
こと(以下味特性と記載する)。
がなされており、例えば特開昭64−22530号公報
には特定の密度、面配向係数を有するポリエステルフイ
ルム、特開平2−57339号公報には特定の結晶性を
有する共重合ポリエステルフイルム等が開示されてい
る。しかしながら、これらの提案は上述のような多岐に
わたる要求特性を総合的に満足できるものではなく、特
に高度な成形性、優れた味特性が要求される用途では十
分に満足できるレベルにあるとは言えなかった。
た従来技術の問題点を解消することにあり、成形性、耐
熱性、味特性に優れ、特に成形加工によって製造される
味特性に優れた金属缶に好適な金属板ラミネート用二軸
延伸積層フイルムを提供することにある。
は、A層の少なくとも片面にB層を積層してなるポリエ
ステルフィルムにおいて、A層及びB層はそれぞれアン
チモン化合物、ゲルマニウム化合物、チタン化合物から
なる群より選ばれた少なくとも1種類の金属化合物を含
有し、A層中の該金属化合物の金属元素量が80ppm
未満であり、B層中の該金属化合物の金属元素量が80
ppm以上1000ppm未満であることを特徴とする
ラミネート用積層ポリエステルフィルムによって達成す
ることができる。
媒に着目し、A層中の触媒金属量を減らすことにより、
熱履歴を受けても低分子物の発生が少ない味特性良好な
フィルムが得られ、かつB層中の触媒金属量を増やすこ
とにより厚みムラが少ない成形性に優れるフィルムが得
られることを見出したものである。
は、ジカルボン酸成分とグリコ−ル成分からなるポリマ
であり、ジカルボン酸成分としては、例えばテレフタル
酸、イシフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニ
ルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジ
フェノキシエタンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホ
イソフタル酸、フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シュ
ウ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマ−
酸、マレイン酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン酸、シ
クロヘキシンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸、p
−オキシ安息香酸等のオキシカルボン酸等を挙げること
ができる。なかでもこれらのジカルボン酸成分のうち、
テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸
などが耐熱性の点から好ましい。一方、グリコ−ル成分
としては例えばエチレングリコ−ル、プロパンジオ−
ル、ブタンジオ−ル、ペンタンジオ−ル、ヘキサンジオ
−ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂肪族グリコ−ル、
シクロヘキサンジメタノ−ル等の脂環族グリコール、ビ
スフェノールA、ビスフェノールS等の芳香族グリコー
ル等が挙げられる。中でもこれらのグリコール成分のう
ちエチレングリコール、ブタンジオールが好ましい。な
お、これらのジカルボン酸成分、グリコ−ル成分は2種
以上を併用してもよい。
いて、共重合ポリエステルにトリメリット酸、トリメシ
ン酸、トリメチロ−ルプロパン等の多官能化合物を共重
合してもよい。
A層中にアンチモン化合物、ゲルマニウム化合物、チタ
ン化合物から任意に選択される金属化合物の金属元素量
が80ppm未満とすることが必要である。好ましくは
0.01ppm以上70ppm未満、特に好ましくは
0.1ppm以上60ppm未満である。好ましくは、
A層中に主としてゲルマニウム化合物が含有されている
と、製缶工程で乾燥、レトルト処理などの高温熱履歴を
受けた後の味特性が良好となるので好ましい。
以上1000ppm未満であることが、ポリエステルフ
ィルムを製膜する際の厚みムラを少なくする上で必要と
なる。好ましくはB層の該金属元素量が100ppm以
上800ppm未満、特に好ましくは100ppm以上
500ppm未満である。さらに、B層に主としてアン
チモン化合物を含有すると、副生成するジエチレングリ
コール量が低減でき耐熱性が良好となるので好ましい。
ウム化合物またはチタン化合物をポリエステルに含有さ
せる方法は従来公知の任意の方法を採用することができ
特に限定されないが、通常ポリエステルの製造が完結す
る以前の任意の段階において、重合触媒としてアンチモ
ン化合物またはゲルマニウム化合物、チタン化合物を添
加することが好ましい。このような方法としては例え
ば、ゲルマニウム化合物を例にすると、ゲルマニウム化
合物粉体をそのまま添加する方法や、あるいは特公昭5
4−22234号公報に記載されているように、ポリエ
ステルの出発原料であるグリコ−ル成分中にゲルマニウ
ム化合物を溶解させて添加する方法等を挙げることがで
きる。ゲルマニウム化合物としては、例えば二酸化ゲル
マニウム、結晶水含有水酸化ゲルマニウム、あるいはゲ
ルマニウムテトラメトキシド、ゲルマニウムテトラエト
キシド、ゲルマニウムテトラブトキシド、ゲルマニウム
エチレングリコキシド等のゲルマニウムアルコキシド化
合物、ゲルマニウムフェノレ−ト、ゲルマニウムβ−ナ
フトレ−ト等のゲルマニウムフェノキシド化合物、リン
酸ゲルマニウム、亜リン酸ゲルマニウム等のリン含有ゲ
ルマニウム化合物、酢酸ゲルマニウム等を挙げることが
できる。中でも二酸化ゲルマニウムが好ましい。アンチ
モン化合物としては、特に限定されないが例えば、三酸
化アンチモンなどのアンチモン酸化物、酢酸アンチモン
などが挙げられる。チタン化合物としては、特に限定さ
れないがテトラエチルチタネート、テトラブチルチタネ
ートなどのアルキルチタネート化合物などが好ましく使
用される。
はジエチレングリコール成分量が0.01〜1.5重量
%、さらに好ましくは0.01〜1.0重量%、特に好
ましくは0.01〜0.8重量%であることが製缶工程
での熱処理、製缶後のレトルト処理などの多くの熱履歴
を受けても良好な耐衝撃性を維持する上で望ましい。こ
のことは、200℃以上での耐酸化分解性が向上するも
のと考えられ、さらに公知の酸化防止剤を0.0001
〜1重量%添加してもよい。
中のアセトアルデヒドの含有量を好ましくは30ppm
以下、さらに好ましくは25ppm以下、特に好ましく
は20ppm以下が望ましい。アセトアルデヒドの含有
量が30ppmを越えると味特性に劣る。フィルム中の
アセトアルデヒドの含有量を30pm以下とする方法は
特に限定されるものではないが、例えばポリエステルを
重縮反応等で製造する際の熱分解によって生じるアセト
アルデヒドを除去するため、ポリエステルを減圧下ある
いは不活性ガス雰囲気下において、ポリエステルの融点
以下の温度で熱処理する方法、好ましくはポリエステル
を減圧下あるいは不活性ガス雰囲気下において150℃
以上、融点以下の温度で固相重合する方法、ベント式押
出機を使用して溶融押出する方法、ポリマを溶融押出す
る際に押出温度を高融点ポリマ側の融点+30℃以内、
好ましくは融点+25℃以内で、短時間、好ましくは平
均滞留時間1時間以内で押出す方法等を挙げることがで
きる。
特性の点で融点が240℃以上であることが好ましく、
さらに好ましくは246℃以上、特に好ましくは250
℃以上である。ポリエステルとしてはポリエステルエチ
レンテレフタレート及び/またはエチレンイソフタレー
トを主たる構成成分とするポリエステルが好ましく、繰
り返し単位の80モル%以上がエチレンテレフタレート
及び/またはエチレンイソフタレートであるポリエステ
ル、さらに好ましくは85モル%以上であることが望ま
しい。
に限定されないが融点として160〜280℃であるこ
とが耐熱性、金属板との接着性を良好にする上で好まし
く、さらに好ましくは180〜260℃である。耐衝撃
性を向上させるために他の樹脂をブレンド、共重合して
もよい。中でも、ブタンジオール残基が全グリコール残
基に対して5〜60モル%含有されていると耐衝撃性が
良好となるので好ましい。
の溶融比抵抗(rB)の比rA/rB が2〜200であること
が厚みムラを良好にする上で望ましい。溶融比抵抗をコ
ントロールする方法としては、特に限定されないがアル
カリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、リン化合物
などの量を限定する公知の方法が併用できる。
性を良好にするためには、好ましくはポリエステルの固
有粘度が0.5以上1.0以下、さらに好ましくは固有
粘度が0.6以上1.0以下、特に好ましくは固有粘度
が0.7以上1.0以下であると、ポリマ分子鎖の絡み
合い密度が高まるためと考えられるが耐衝撃性、味特性
をさらに向上させることができるので好ましい。
の任意の方法を採用することができ、特に限定されるも
のではない。例えばポリエチレンテレフタレ−トにイソ
フタル酸成分を共重合し、ゲルマニウム化合物として二
酸化ゲルマニウムを添加する場合で説明する。テレフタ
ル酸成分、イソフタル酸成分とエチレングリコ−ルをエ
ステル交換またはエステル化反応せしめ、次いで二酸化
ゲルマニウム、リン化合物を添加し、引き続き高温、減
圧下で一定のジエチレングリコール含有量になるまで重
縮合反応せしめ、ゲルマニウム元素含有重合体を得る。
次いで得られた重合体をその融点以下の温度において減
圧下または不活性ガス雰囲気下で固相重合反応せしめ、
アセトアデルヒドの含有量を減少させ、所定の固有粘
度、カルボキシル末端基を得る方法等を挙げることがで
きる。
従来公知の反応触媒、着色防止剤を使用することがで
き、反応触媒としては例えばアルカリ金属化合物、アル
カリ土類金属化合物、亜鉛化合物、鉛化合物、マンガン
化合物、コバルト化合物、アルミニウム化合物、アンチ
モン化合物、チタン化合物等、着色防止剤としては例え
ばリン化合物等挙げることができる。
にラミネートした後の成形性、金属に対する皮膜性、耐
衝撃性、味特性の点で、5〜60μmであることが好ま
しく、さらに好ましくは10〜40μmである。積層厚
みとしては、A層の厚みを0.01〜5μmとすること
が味特性、成形性の点で好ましく、さらに好ましくは、
0.1〜3μm、特に好ましくは0.5〜2μmであ
る。B層の厚みとしては4〜60μmであることが好ま
しく、さらに好ましくは8〜30μmである。
m以下が好ましく、耐衝撃性の点でB層を改質した際
は、味特性、耐衝撃性を両立するうえで1μm以上15
μm以下が好ましく、より好ましくは2μm以上10μ
m以下である。
性を向上させるために、平均粒子径0.1〜10μmの
公知の内部粒子、無機粒子および/または有機粒子など
の外部粒子の中から任意に選定される粒子がA層及び/
またはB層に0.01〜10重量%含有されていること
が好ましく、さらには平均粒子径0.1〜5μmの内部
粒子、無機粒子および/または有機粒子が0.01〜3
重量%含有されていることが好ましい。内部粒子の析出
方法としては公知の技術を採用できるが、例えば特開昭
48−61556号公報、特開昭51−12860号公
報、特開昭53−41355号公報、特開昭54−90
397号公報などに記載の技術が挙げられる。さらに特
開昭55−20496号公報、特開昭59−20461
7号公報などの他の粒子との併用も行うことができる。
10μmを越える平均粒子径を有する粒子を使用すると
フィルムの欠陥が生じ易くなるので好ましくない。無機
粒子および/または有機粒子としては、例えば湿式およ
び乾式シリカ、コロイド状シリカ、酸化チタン、炭酸カ
ルシウム、リン酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミ
ナ、マイカ、カオリン、クレ−等の無機粒子およびスチ
レン、シリコ−ン、アクリル酸類等を構成成分とする有
機粒子等を挙げることができる。なかでも湿式および乾
式コロイド状シリカ、アルミナ等の無機粒子およびスチ
レン、シリコーン、アクリル酸、メタクリル酸、ポリエ
ステル、ジビニルベンゼン等を構成成分とする有機粒子
等を挙げることができる。これらの内部粒子、無機粒子
および/または有機粒子は二種以上を併用してもよい。
いがB層の中心線平均粗さRaは好ましくは0.005
〜0.08μm、さらに好ましくは0.008〜0.0
6μmである。さらに、最大粗さRtとの比Rt/Ra
が5〜50、好ましくは8〜40であると高速製缶性が
向上する。また、A層の中心線平均粗さRaは好ましく
は0.001〜0.05μm、さらに好ましくは0.0
02〜0.04μmであると味特性が向上するので好ま
しい。
しては、特に限定されないが例えば各ポリエステルを必
要に応じて乾燥した後、各々を公知の溶融積層用押出機
に供給し、スリット状のダイからシート状に押出し、静
電印加などの方式によりキャスティングドラムに密着さ
せ冷却固化し未延伸シートを得る。成形の度合いが大き
い用途ではこの未延伸フィルムを必要に応じてコロナ放
電処理などの表面処理を行った後、スリット、巻取りを
行いフィルムを得ても良い。一方、後述するテインーフ
リースチール(以下TFS)鋼板を使用し、成形の度合
いがやや低い用途では以下のように未延伸フィルムをさ
らに二軸延伸して得られるフィルムを使用することが耐
衝撃性の点で好ましい。二軸延伸フィルムを得る方法と
しては、上記のキャスティングドラムに密着させ冷却固
化して得た未延伸シートをフイルムの長手方向及び幅方
向に延伸することにより得る。延伸倍率は目的とするフ
イルムの配向度、強度、弾性率等に応じて任意に設定す
ることができるが、好ましくはフィルムの品質の点でテ
ンター方式によるものが好ましく、長手方向に延伸した
後、幅方向に延伸する逐次二軸延伸方式、長手方向、幅
方向をほぼ同時に延伸していく同時二軸延伸方式が望ま
しい。延伸倍率としてはそれぞれの方向に1.5〜4.
0倍、好ましくは1.8〜4.0倍である。長手方向、
幅方向の延伸倍率はどちらを大きくしてもよく、同一と
してもよい。また、延伸速度は1000%/分〜200
000%/分であることが望ましく、延伸温度はポリエ
ステルBのガラス転移温度以上、熱可塑性樹脂Aのガラ
ス転移温度+20℃以下であれば任意の温度とすること
ができるが、通常は80〜190℃が好ましい。更に二
軸延伸の後にフイルムの熱処理を行うが、この熱処理は
オ−ブン中、加熱されたロ−ル上等、従来公知の任意の
方法で行なうことができる。熱処理温度は120℃以上
245℃以下の任意の温度とすることができるが、好ま
しくは120〜240℃である。また熱処理時間は任意
とすることができるが、通常1〜60秒間行うのが好ま
しい。熱処理はフイルムをその長手方向および/または
幅方向に弛緩させつつおこなってもよい。さらに、再延
伸を各方向に対して1回以上行ってもよく、その後熱処
理を行っても良い。
が5%以下であることが好ましい。熱収縮率が5%以
下、好ましくは4%以下、さらに好ましくは3%以下で
あると金属との熱ラミネート性が優れるだけでなく、耐
衝撃性が向上する。
たり、必要により酸化防止剤、可塑剤、帯電防止剤、耐
候剤、末端封鎖剤等の添加剤も適宜使用することができ
る。特に、酸化防止剤の併用は製缶工程での熱履歴によ
るポリエステルBの劣化を防止し好ましい。その量とし
ては、全フィルム重量に対し0.001〜1重量%程度
が好ましい。
理を施すことにより接着性を向上させることはさらに特
性を向上させる上で好ましい。その際、E値としては5
〜40、好ましくは10〜35である。
成形性の点で鉄やアルミニウムなどを素材とする金属板
が好ましい。さらに、鉄を素材とする金属板の場合、そ
の表面に接着性や耐腐食性を改良する無機酸化物被膜
層、例えばクロム酸処理、リン酸処理、クロム酸/リン
酸処理、電解クロム酸処理、クロメート処理、クロムク
ロメート処理などで代表される化成処理被覆層を設けて
もよい。特に金属クロム換算値でクロムとして6.5〜
150mg/m2 のクロム水和酸化物が好ましく、さら
に、展延性金属メッキ層、例えばニッケル、スズ、亜
鉛、アルミニウム、砲金、真ちゅうなどを設けてもよ
い。スズメッキの場合0.5〜15mg/m2、ニッケ
ルまたはアルミニウムの場合1.8〜20g/m2 のメ
ッキ量を有するものが好ましい。
り成形やしごき成形によって製造されるツーピース金属
缶の内面被覆用に好適に使用することができる。また、
ツーピース缶の蓋部分、あるいはスリーピース缶の胴、
蓋、底の被覆用としても良好な金属接着性、成形性を有
するため好ましく使用することができる。
る。なお特性は以下の方法により測定、評価した。
−ル成分の含有量 NMR(13C −NMRスペクトル)によって測定した。
量とピーク強度の検量線から定量した。
℃において測定した。
・エルマ−社製DSC−2型)により、10℃/min
の昇温速度で測定した。
量 フイルムの微粉末を2g採取しイオン交換水と共に耐圧
容器に仕込み、120℃で60分間水抽出後、高感度ガ
スクロで定量した。
子を露出させる。処理条件は樹脂は灰化するが粒子はダ
メージを受けない条件を選択する。これを走査型電子顕
微鏡で粒子数5000〜10000個を観察し、粒子画
像を画像処理装置により円相当径から求めた。
し厚さ0.1〜1μm程度の超薄切片を作成し、透過型
電子顕微鏡を用いて倍率5000〜20000程度で写
真を(10枚:25cm×25cm)撮影し、内部粒子
の平均分散径を円相当径より計算した。
ルを200mm間隔にマーキングし、サンプル支持板に
一定張力下で固定し、万能投影機(日本光学製V16
A)を用いてマーキング間隔の原長を測定した。測定し
たサンプルに3gのクリップを用いて荷重をかけ、15
0℃に設定した熱風オーブン中で30分間回転させなが
ら処理した。処理したサンプルは、原長を測定した雰囲
気下に2時間放置後、原長測定法と同様にマーキング間
隔を測定して収縮率を求めた。
するポリエステルチップを窒素ガス雰囲気下280℃で
溶融貯留し、3kV電圧を印加した時の溶融比抵抗を測
定した。
さRa、最大粗さRt) 小坂研究所製の高精度薄膜段差測定器ET−10を用い
て測定した。条件は次の通りであり、20回の測定の平
均値をもって値とした。
粗さの測定・評価法」(総合技術センター、1983)
に示されているものである。
ベ屈折計を用いて測定した。長手方向、幅方向、厚み方
向の屈折率(Nx,Ny,Nz)から得られる面配向係
数fn=(Nx+Ny)/2−Nzを計算して求めた。
マイクロメーターにて測定し、最大値と最小値の差を求
め、計10m測定後の平均値を厚みムラR(μm)とし
た。
TFS鋼板(厚さ0.3mm)をB層が接着面となるよ
うにラミネート、急冷した後、絞り成形機(成形比(最
大厚み/最小厚み)=1.5、及び2.0)で80〜1
00℃において成形可能温度領域で成形した缶を得た。
得られた缶内に1%の食塩水を入れて、食塩水中の電極
と金属缶に6vの電圧をかけて3秒後の電流値を読み取
り、10缶測定後の平均値を求めた。
0ppm 水溶液)に接するようにして(接触面積:5
00cm2 )35℃14日間放置した後、熱可塑性樹脂
Aのガラス転移温度+5℃で30分間窒素気流中で加熱
し追い出される成分を、ガスクロマトグラフィーにより
フイルム1gあたりのd−リモネンの吸着量を定量し味
特性を評価した。
m)に120℃×30分の加圧蒸気処理を行った後、香
料水溶液d−リモネン20ppm水溶液を350ml充
填し、35℃密封後1ヶ月放置し、その後開封して官能
検査によって、臭気の変化を以下の基準で評価した。
ルシリカ粒子を含有するエチレングリコールスラリーを
190℃で2時間熱処理した後、エステル化反応終了後
にスラリーを添加し、重縮合反応を行い該粒子を所定量
含有するイソフタル酸12.0モル%共重合ポリエチレ
ンテレフタレート(ゲルマニウム元素量40ppm、固
有粘度0.69、ジエチレングリコール0.80重量
%、融点229℃、カルボキシル末端基:42当量/ト
ン)のチップを製造した。B層のポリエステルとして平
均粒子径の異なるコロイダルシリカ粒子を含有するエチ
レングリコールスラリーを190℃で2時間熱処理した
後、エステル化反応終了後にスラリーを添加し、重縮合
反応を行い該粒子を所定量含有するイソフタル酸12.
0モル%共重合ポリエチレンテレフタレート(アンチモ
ン元素量300ppm、固有粘度0.68、ジエチレン
グリコール0.70重量%、融点229℃、カルボキシ
ル末端基:41当量/トン)のチップを製造した。各ポ
リエステルを170℃4時間真空乾燥して単軸押出機に
供給し、しかる後にフィードブロックにて2層(A層/
B層=1/4)に積層して通常の口金から吐出後、静電
印加(7kv)でB層がドラム面になるように鏡面冷却
ドラムにて冷却固化して未延伸フィルムを得た(ドラム
回転速度30m/分)。この未延伸フィルムを温度98
℃にて長手方向に3.0倍延伸し、温度115℃で幅方
向に3.0倍延伸した後、187℃にてリラックス5
%、5秒間熱処理した。得られたフィルム特性、缶特性
は表1に示した通りであり、良好な成形性、味特性を得
ることができた。
の種類などを変更し実施例1と同様にして製膜し、フィ
ルムを得た。結果を表1〜2に示す。
シリカ粒子と内部粒子として、酸成分100部に対して
グリコール成分64部と酢酸カルシウム0.1部を触媒
として常法によりエステル交換反応を行い、酢酸リチウ
ム0.17部、トリメチルホスフェート0.15部、亜
リン酸0.02部、三酸化アンチモン0.03部を添加
し重縮合して得た内部粒子含有イソフタル酸12.0モ
ル%共重合ポリエチレンテレフタレートを無粒子のイソ
フタル酸12.0モル%共重合ポリエチレンテレフタレ
ートとブレンドすることによりポリエステルBを形成さ
せ、積層比をA層/B層=1/24、縦延伸温度を10
0℃、横延伸温度を115℃とした以外は実施例1と同
様にしてフィルムを得た。得られたフィルム特性、缶特
性は表1に示した通りであり、良好な成形性、味特性を
得ることができた。
均粒子径の異なるコロイダルシリカ粒子を含有するエチ
レングリコールスラリーを190℃で2時間熱処理した
後、テトラブチルチタネート0.1重量%を触媒として
エステル交換反応終了後にスラリーを添加し、重縮合反
応を行い該粒子を所定量含有する酸成分としてイソフタ
ル酸3.0モル%、グリコール成分としてブタンジオー
ル25モル%共重合ポリエチレンテレフタレート(チタ
ン元素量190ppm、固有粘度0.78、ジエチレン
グリコール0.50重量%、融点190℃、カルボキシ
ル末端基:41当量/トン)のチップを製造した。各ポ
リエステルを140℃6時間真空乾燥して単軸押出機に
供給し、しかる後にフィードブロックにて2層(A層/
B層=1/4)に積層して通常の口金から吐出後、静電
印加(7kv)でB層がドラム面になるように鏡面冷却
ドラムにて冷却固化して未延伸フィルムを得た。この未
延伸フィルムを温度95℃にて長手方向に3.1倍延伸
し、温度113℃で幅方向に3.1倍延伸した後、18
7℃にてリラックス5%、5秒間熱処理した。得られた
フィルム特性、缶特性は表1に示した通りであり、良好
な成形性、味特性を得ることができた。
量を90ppmとしたところ、厚みムラがやや悪くな
り、成形性がやや低下した。
量を75ppmとしたところ、厚みムラは良化したが、
味特性がやや低下した。
リエステルをポリエチレンテレフタレート、B層のポリ
エステルをイソフタル酸5モル%共重合ポリエチレンテ
レフタレートとし、縦延伸温度を103℃、延伸倍率を
縦、横共に3.3倍とした以外は実施例1と同様にして
フィルムを得た。得られたフィルムは特に味特性が特に
良好であった。
触媒を三酸化アンチモンとし、金属触媒元素含有量を2
00ppmとした以外は実施例1と同様にしてフィルム
を得た。得られたフィルムは味特性が大きく低下した。
三酸化アンチモンとし、アンチモン元素含有量を20p
pmとした以外は実施例1と同様にフィルムを得た。得
られたフィルムは厚みムラ、成形性が大きく低下した。
触媒を三酸化アンチモンとし、金属触媒元素含有量を2
00ppmとし、B層のポリエステルの金属触媒を三酸
化アンチモンとし、金属触媒元素含有量を20ppmと
したところ、得られたフィルムは味特性が大きく低下し
た。
レンテレフタレート(数字は共重合モル%) P(E/B)/(T/I):イソフタル酸、ブタンジオ
ール共重合ポリエチレンテレフタレート DEG:ジエチレングリコール
ステルフィルムは缶などに成形する際の成形性に優れて
いるだけでなく、味特性に優れた特性を有し、成形加工
によって製造される金属缶に好適に使用することができ
る。
の概念図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 A層の少なくとも片面にB層を積層して
なるポリエステルフィルムにおいて、A層及びB層はそ
れぞれアンチモン化合物、ゲルマニウム化合物、チタン
化合物からなる群より選ばれた少なくとも1種類の金属
化合物を含有し、A層中の該金属化合物の金属元素量が
80ppm未満であり、B層中の該金属化合物の金属元
素量が80ppm以上1000ppm未満であることを
特徴とするラミネート用積層ポリエステルフィルム。 - 【請求項2】 A層に主としてゲルマニウム化合物を含
有し、B層に主としてアンチモン化合物またはチタン化
合物を含有することを特徴とする請求項1に記載のラミ
ネート用積層ポリエステルフイルム。 - 【請求項3】 B層中にブタンジオール残基が全グリコ
ール残基に対して5〜60モル%含有されていることを
特徴とする請求項1または2に記載のラミネート用積層
ポリエステルフイルム。 - 【請求項4】 A層の融点が240℃以上であることを
特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のラミネート
用積層ポリエステルフイルム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23118595A JPH0970934A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ラミネート用積層ポリエステルフイルム |
| TW85112127A TW419417B (en) | 1995-09-08 | 1996-10-02 | A biaxially oriented polyester film to be formed into containers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23118595A JPH0970934A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ラミネート用積層ポリエステルフイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0970934A true JPH0970934A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16919664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23118595A Pending JPH0970934A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ラミネート用積層ポリエステルフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0970934A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6617006B1 (en) | 2000-01-07 | 2003-09-09 | Teijin Limited | Biaxially oriented polyester film to be laminated on a metal plate and molded |
| JP2005343986A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Toray Ind Inc | プリントラミネート用ポリエステルフィルム |
| JP2006199016A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-08-03 | Toyobo Co Ltd | 金属板貼合せ用積層ポリエステルフィルム、ラミネート金属板及び金属容器 |
| JP2006199916A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-08-03 | Toyobo Co Ltd | 金属板貼合せ用ポリエステルフィルム、ラミネート金属板及び金属容器 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23118595A patent/JPH0970934A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6617006B1 (en) | 2000-01-07 | 2003-09-09 | Teijin Limited | Biaxially oriented polyester film to be laminated on a metal plate and molded |
| JP2005343986A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Toray Ind Inc | プリントラミネート用ポリエステルフィルム |
| JP2006199016A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-08-03 | Toyobo Co Ltd | 金属板貼合せ用積層ポリエステルフィルム、ラミネート金属板及び金属容器 |
| JP2006199916A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-08-03 | Toyobo Co Ltd | 金属板貼合せ用ポリエステルフィルム、ラミネート金属板及び金属容器 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20061002 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20070727 |