JPH10130405A - 容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルム - Google Patents
容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルムInfo
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- JPH10130405A JPH10130405A JP9243848A JP24384897A JPH10130405A JP H10130405 A JPH10130405 A JP H10130405A JP 9243848 A JP9243848 A JP 9243848A JP 24384897 A JP24384897 A JP 24384897A JP H10130405 A JPH10130405 A JP H10130405A
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- JP
- Japan
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- film
- forming
- polyester film
- biaxially stretched
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ポリエステルの構成単位の95重量%以上がエ
チレンテレフタレート単位および/またはエチレンナフ
タレート単位であり、かつ、架橋剤を0.01〜5重量
%含有することを特徴とする容器成形用二軸延伸ポリエ
ステルフィルム。 【効果】本発明の容器成形用二軸延伸ポリエステルフィ
ルムは缶などに成形する際の成形性に優れているだけで
なく、味特性、特にレトルト後の味特性に優れた特性を
有し、成形加工によって製造される容器、特に金属缶に
好適に使用することができる。
チレンテレフタレート単位および/またはエチレンナフ
タレート単位であり、かつ、架橋剤を0.01〜5重量
%含有することを特徴とする容器成形用二軸延伸ポリエ
ステルフィルム。 【効果】本発明の容器成形用二軸延伸ポリエステルフィ
ルムは缶などに成形する際の成形性に優れているだけで
なく、味特性、特にレトルト後の味特性に優れた特性を
有し、成形加工によって製造される容器、特に金属缶に
好適に使用することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器成形用二軸延伸
ポリエステルフィルムに関するものである。更に詳しく
は成形性、耐衝撃性、味特性に優れ、成形加工によって
製造される容器、特に金属缶に好適な容器成形用二軸延
伸ポリエステルフィルムに関するものである。
ポリエステルフィルムに関するものである。更に詳しく
は成形性、耐衝撃性、味特性に優れ、成形加工によって
製造される容器、特に金属缶に好適な容器成形用二軸延
伸ポリエステルフィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属缶の缶内面及び外面は腐食防
止を目的として、エポキシ系、フェノ−ル系等の各種熱
硬化性樹脂を溶剤に溶解または分散させたものを塗布
し、金属表面を被覆することが広く行われてきた。しか
しながら、このような熱硬化性樹脂の被覆方法は塗料の
乾燥に長時間を要し、生産性が低下したり、多量の有機
溶剤による環境汚染など好ましくない問題がある。
止を目的として、エポキシ系、フェノ−ル系等の各種熱
硬化性樹脂を溶剤に溶解または分散させたものを塗布
し、金属表面を被覆することが広く行われてきた。しか
しながら、このような熱硬化性樹脂の被覆方法は塗料の
乾燥に長時間を要し、生産性が低下したり、多量の有機
溶剤による環境汚染など好ましくない問題がある。
【0003】これらの問題を解決する方法として、金属
缶の材料である鋼板、アルミニウム板あるいは該金属板
にめっき等各種の表面処理を施した金属板にフィルムを
ラミネ−トする方法がある。そして、フィルムのラミネ
−ト金属板を絞り成形やしごき成形加工して金属缶を製
造する場合、フィルムには次のような特性が要求され
る。
缶の材料である鋼板、アルミニウム板あるいは該金属板
にめっき等各種の表面処理を施した金属板にフィルムを
ラミネ−トする方法がある。そして、フィルムのラミネ
−ト金属板を絞り成形やしごき成形加工して金属缶を製
造する場合、フィルムには次のような特性が要求され
る。
【0004】(1)金属板との密着性に優れているこ
と。
と。
【0005】(2)成形性に優れ、成形後にピンホール
などの欠陥を生じないこと。
などの欠陥を生じないこと。
【0006】(3)金属缶に対する衝撃によって、ポリ
エステルフィルムが剥離したり、クラック、ピンホール
が発生したりしないこと。(4)缶の内容物の香り成分
がフィルムに吸着したり、フィルムからの溶出物によっ
て内容物の風味がそこなわれないこと(以下味特性と記
載する)。
エステルフィルムが剥離したり、クラック、ピンホール
が発生したりしないこと。(4)缶の内容物の香り成分
がフィルムに吸着したり、フィルムからの溶出物によっ
て内容物の風味がそこなわれないこと(以下味特性と記
載する)。
【0007】これらの要求を解決するために多くの提案
がなされており、例えば特開昭64−22530号公報
には特定の密度、面配向係数を有するポリエステルフィ
ルム、特開平2−57339号公報には特定の結晶性を
有する共重合ポリエステルフィルム、特開平6−218
895号公報、特開平6−107815号公報等には特
定の粒子を含有するポリエステルフィルム、特開平6−
192442号公報には特定量の多価カルボン酸および
/または多価アルコール成分を含有するポリエステルフ
ィルム等が開示されている。しかしながら、これらの提
案は上述のような多岐にわたる要求特性を総合的に満足
できるものではなく、特に高度な成形性、レトルト処理
後の優れた味特性の両者が要求される用途では十分に満
足できるレベルにあるとは言えなかった。
がなされており、例えば特開昭64−22530号公報
には特定の密度、面配向係数を有するポリエステルフィ
ルム、特開平2−57339号公報には特定の結晶性を
有する共重合ポリエステルフィルム、特開平6−218
895号公報、特開平6−107815号公報等には特
定の粒子を含有するポリエステルフィルム、特開平6−
192442号公報には特定量の多価カルボン酸および
/または多価アルコール成分を含有するポリエステルフ
ィルム等が開示されている。しかしながら、これらの提
案は上述のような多岐にわたる要求特性を総合的に満足
できるものではなく、特に高度な成形性、レトルト処理
後の優れた味特性の両者が要求される用途では十分に満
足できるレベルにあるとは言えなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記し
た従来技術の問題点を解消することにあり、成形性、耐
熱性、味特性に優れ、特に成形加工によって製造される
味特性に優れた金属缶に好適な容器成形用二軸延伸ポリ
エステルフィルムを提供することにある。
た従来技術の問題点を解消することにあり、成形性、耐
熱性、味特性に優れ、特に成形加工によって製造される
味特性に優れた金属缶に好適な容器成形用二軸延伸ポリ
エステルフィルムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した本発明の目的
は、ポリエステルの構成単位の95重量%以上がエチレ
ンテレフタレート単位および/またはエチレンナフタレ
ート単位であり、かつ、かつ、架橋剤Aを0.01〜5
重量%含有するポリエステル組成物Aからなる容器成形
用二軸延伸ポリエステルフィルムによって達成される。
は、ポリエステルの構成単位の95重量%以上がエチレ
ンテレフタレート単位および/またはエチレンナフタレ
ート単位であり、かつ、かつ、架橋剤Aを0.01〜5
重量%含有するポリエステル組成物Aからなる容器成形
用二軸延伸ポリエステルフィルムによって達成される。
【0010】本発明は、鋭意検討の結果、ある特定量の
架橋剤を含有し、かつ、フィルム構造を高度に制御する
ことにより、ラミネート性に優れるだけでなく、高速成
形時における成形性においても優れ、特にレトルト後で
も味特性良好なフィルムが得られることを見出したもの
である。
架橋剤を含有し、かつ、フィルム構造を高度に制御する
ことにより、ラミネート性に優れるだけでなく、高速成
形時における成形性においても優れ、特にレトルト後で
も味特性良好なフィルムが得られることを見出したもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明における架橋剤Aを含有す
るのポリエステル組成物Aからなるフィルム(以降A層
とする)は、ポリエステルの構成単位としては、レトル
ト後の味特性を良好とする点、製缶工程での成形性を良
好とする点で、エチレンテレフタレートおよび/または
エチレンナフタレートを主たる構成成分とすることが好
ましい。
るのポリエステル組成物Aからなるフィルム(以降A層
とする)は、ポリエステルの構成単位としては、レトル
ト後の味特性を良好とする点、製缶工程での成形性を良
好とする点で、エチレンテレフタレートおよび/または
エチレンナフタレートを主たる構成成分とすることが好
ましい。
【0012】エチレンテレフタレートおよび/またはエ
チレンナフタレートを主たる構成成分とするポリエステ
ルとは、ポリエステルの95重量%以上がエチレンテレ
フタレートおよび/またはエチレンナフタレートを構成
成分とするポリエステルである。
チレンナフタレートを主たる構成成分とするポリエステ
ルとは、ポリエステルの95重量%以上がエチレンテレ
フタレートおよび/またはエチレンナフタレートを構成
成分とするポリエステルである。
【0013】本発明では、特に成形性を良好にし、かつ
味特性を良好にする上でポリエステルの中でエチレンテ
レフタレート単位が70〜100重量%、エチレンナフ
タレート単位が0〜30重量%であることが好ましい。
特にエチレンテレフタレート単位が70〜97重量%、
エチレンナフタレート単位が3〜30重量%であると成
形性、特にネック加工と呼ばれる飲料缶上部の加工性が
良好となるので好ましい。さらに、エチレンナフタレー
ト単位が1〜15重量%で架橋剤を併用すると加工性、
味特性を特に良好にするので好ましい。
味特性を良好にする上でポリエステルの中でエチレンテ
レフタレート単位が70〜100重量%、エチレンナフ
タレート単位が0〜30重量%であることが好ましい。
特にエチレンテレフタレート単位が70〜97重量%、
エチレンナフタレート単位が3〜30重量%であると成
形性、特にネック加工と呼ばれる飲料缶上部の加工性が
良好となるので好ましい。さらに、エチレンナフタレー
ト単位が1〜15重量%で架橋剤を併用すると加工性、
味特性を特に良好にするので好ましい。
【0014】A層に含有される架橋剤Aとしては、0.
01〜5重量%含有されることが必要であり、重合反応
性、製膜安定性、成形性等の点から0.01〜2重量%
であることがさらに好ましい。また、成形性の点から多
官能であることが好ましく、重合反応性、熱安定性など
の点から3官能性の架橋剤であることがさらに好まし
い。
01〜5重量%含有されることが必要であり、重合反応
性、製膜安定性、成形性等の点から0.01〜2重量%
であることがさらに好ましい。また、成形性の点から多
官能であることが好ましく、重合反応性、熱安定性など
の点から3官能性の架橋剤であることがさらに好まし
い。
【0015】このような架橋剤Aの種類としては、例え
ば、エポキシ系架橋剤、イソシアネート系架橋剤、メラ
ミン系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤、シランカップリ
ング剤、トリメリット酸、トリメシン酸、ヘミメリット
酸、ピロメリット酸、プレニット酸、ジヒドロキシテレ
フタル酸、ジヒドロキシイソフタル酸、トリメチロール
エタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタ
ン、トリメチロールベンゼン、トリエチロールベンゼ
ン、トリブチロールベンゼン、ヘキサントリオール、テ
トラメチロールシクロヘキサノール、ペンタエリスリト
ール、グリセロールなどが好ましく、中でも、重合反応
性、成形性等の点からトリメリット酸、トリメシン酸、
トリメチロールプロパンが特に好ましい。これらの化合
物は1種のみ用いても、2種以上を併用しても構わな
い。一方、味特性を損ねない範囲で他のジカルボン酸成
分、グリコ−ル成分を共重合してもよく、ジカルボン酸
成分としては、例えば、ジフェニルジカルボン酸、ジフ
ェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカ
ルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、フタル
酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハク酸、アジ
ピン酸、セバシン酸、ダイマ−酸、マレイン酸、フマル
酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキシンジカルボン
酸等の脂環族ジカルボン酸、p−オキシ安息香酸等のオ
キシカルボン酸等を挙げることができる。一方、グリコ
−ル成分としては例えばプロパンジオ−ル、ブタンジオ
−ル、ペンタンジオ−ル、ヘキサンジオ−ル、ネオペン
チルグリコ−ル等の脂肪族グリコ−ル、シクロヘキサン
ジメタノ−ル等の脂環族グリコール、ビスフェノール
A、ビスフェノールS等の芳香族グリコール、ジエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール等が挙げられ
る。なお、これらのジカルボン酸成分、グリコ−ル成分
は2種以上を併用してもよい。
ば、エポキシ系架橋剤、イソシアネート系架橋剤、メラ
ミン系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤、シランカップリ
ング剤、トリメリット酸、トリメシン酸、ヘミメリット
酸、ピロメリット酸、プレニット酸、ジヒドロキシテレ
フタル酸、ジヒドロキシイソフタル酸、トリメチロール
エタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタ
ン、トリメチロールベンゼン、トリエチロールベンゼ
ン、トリブチロールベンゼン、ヘキサントリオール、テ
トラメチロールシクロヘキサノール、ペンタエリスリト
ール、グリセロールなどが好ましく、中でも、重合反応
性、成形性等の点からトリメリット酸、トリメシン酸、
トリメチロールプロパンが特に好ましい。これらの化合
物は1種のみ用いても、2種以上を併用しても構わな
い。一方、味特性を損ねない範囲で他のジカルボン酸成
分、グリコ−ル成分を共重合してもよく、ジカルボン酸
成分としては、例えば、ジフェニルジカルボン酸、ジフ
ェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカ
ルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、フタル
酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハク酸、アジ
ピン酸、セバシン酸、ダイマ−酸、マレイン酸、フマル
酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキシンジカルボン
酸等の脂環族ジカルボン酸、p−オキシ安息香酸等のオ
キシカルボン酸等を挙げることができる。一方、グリコ
−ル成分としては例えばプロパンジオ−ル、ブタンジオ
−ル、ペンタンジオ−ル、ヘキサンジオ−ル、ネオペン
チルグリコ−ル等の脂肪族グリコ−ル、シクロヘキサン
ジメタノ−ル等の脂環族グリコール、ビスフェノール
A、ビスフェノールS等の芳香族グリコール、ジエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール等が挙げられ
る。なお、これらのジカルボン酸成分、グリコ−ル成分
は2種以上を併用してもよい。
【0016】本発明で、A層用のポリエステル組成物A
に少量含有される成分としては、ジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノ
ール、セバシン酸、ダイマー酸などがあるが、味特性が
厳しい用途ではジエチレングリコール、ポリエチレング
リコールなどが挙げられる。
に少量含有される成分としては、ジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノ
ール、セバシン酸、ダイマー酸などがあるが、味特性が
厳しい用途ではジエチレングリコール、ポリエチレング
リコールなどが挙げられる。
【0017】このようなA層のポリエステルの融点とし
ては、成形性、耐衝撃性の点から、246〜280℃で
あることが好ましく、さらには、レトルト後の味特性の
点から250〜280℃であることが好ましい。
ては、成形性、耐衝撃性の点から、246〜280℃で
あることが好ましく、さらには、レトルト後の味特性の
点から250〜280℃であることが好ましい。
【0018】本発明における架橋剤Bを含有するポリエ
ステル組成物Bからなるフィルム(以降B層とする)
は、ポリエステルの構成単位としては、レトルト後の味
特性を良好とする点、製缶工程での成形性を良好とする
点で、エチレンテレフタレートおよび/またはエチレン
ナフタレートを主たる構成成分とすることが好ましい。
ステル組成物Bからなるフィルム(以降B層とする)
は、ポリエステルの構成単位としては、レトルト後の味
特性を良好とする点、製缶工程での成形性を良好とする
点で、エチレンテレフタレートおよび/またはエチレン
ナフタレートを主たる構成成分とすることが好ましい。
【0019】エチレンテレフタレートおよび/またはエ
チレンナフタレートを主たる構成成分とするポリエステ
ルとは、ポリエステルの96重量%以上がエチレンテレ
フタレートおよび/またはエチレンナフタレートを構成
成分とするポリエステルである。さらに好ましくは97
重量%以上であると金属缶に飲料を長期充填しても味特
性が良好であるので望ましい。
チレンナフタレートを主たる構成成分とするポリエステ
ルとは、ポリエステルの96重量%以上がエチレンテレ
フタレートおよび/またはエチレンナフタレートを構成
成分とするポリエステルである。さらに好ましくは97
重量%以上であると金属缶に飲料を長期充填しても味特
性が良好であるので望ましい。
【0020】B層に含有される架橋剤Bの含有量として
は5重量%未満であることが好ましく、重合反応性、製
膜安定性、成形性等の点から2重量%未満であることが
さらに好ましい。また、成形性、味特性等の点から架橋
剤Aとの含有量関係が下記式を満足することが好まし
い。
は5重量%未満であることが好ましく、重合反応性、製
膜安定性、成形性等の点から2重量%未満であることが
さらに好ましい。また、成形性、味特性等の点から架橋
剤Aとの含有量関係が下記式を満足することが好まし
い。
【0021】A層中の架橋剤Aの含有量(重量%)>B
層中の架橋剤Bの含有量(重量%) 架橋剤Bの種類としては、架橋剤Aと同様のものが挙げ
られる。このような架橋剤Bとしては1種のみ用いて
も、2種以上を併用しても構わない。また、架橋剤A、
Bは同一の架橋剤を用いても、異なる架橋剤を用いても
構わない。
層中の架橋剤Bの含有量(重量%) 架橋剤Bの種類としては、架橋剤Aと同様のものが挙げ
られる。このような架橋剤Bとしては1種のみ用いて
も、2種以上を併用しても構わない。また、架橋剤A、
Bは同一の架橋剤を用いても、異なる架橋剤を用いても
構わない。
【0022】一方、味特性を損ねない範囲で他のジカル
ボン酸成分、グリコ−ル成分を共重合してもよく、ジカ
ルボン酸成分としては、例えば、ジフェニルジカルボン
酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエ
タンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル
酸、フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハ
ク酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマ−酸、マレイン
酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキシン
ジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸、p−オキシ安息
香酸等のオキシカルボン酸等を挙げることができる。一
方、グリコ−ル成分としては例えばプロパンジオ−ル、
ブタンジオ−ル、ペンタンジオ−ル、ヘキサンジオ−
ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂肪族グリコ−ル、シ
クロヘキサンジメタノ−ル等の脂環族グリコール、ビス
フェノールA、ビスフェノールS等の芳香族グリコー
ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール等
が挙げられる。なお、これらのジカルボン酸成分、グリ
コ−ル成分は2種以上を併用してもよい。
ボン酸成分、グリコ−ル成分を共重合してもよく、ジカ
ルボン酸成分としては、例えば、ジフェニルジカルボン
酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエ
タンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル
酸、フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハ
ク酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマ−酸、マレイン
酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキシン
ジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸、p−オキシ安息
香酸等のオキシカルボン酸等を挙げることができる。一
方、グリコ−ル成分としては例えばプロパンジオ−ル、
ブタンジオ−ル、ペンタンジオ−ル、ヘキサンジオ−
ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂肪族グリコ−ル、シ
クロヘキサンジメタノ−ル等の脂環族グリコール、ビス
フェノールA、ビスフェノールS等の芳香族グリコー
ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール等
が挙げられる。なお、これらのジカルボン酸成分、グリ
コ−ル成分は2種以上を併用してもよい。
【0023】本発明で、B層用のポリエステル組成物B
に少量含有される成分としては、ジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノ
ール、セバシン酸、ダイマー酸などがあるが、味特性が
厳しい用途ではジエチレングリコール、ポリエチレング
リコールなどが挙げられる。
に少量含有される成分としては、ジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノ
ール、セバシン酸、ダイマー酸などがあるが、味特性が
厳しい用途ではジエチレングリコール、ポリエチレング
リコールなどが挙げられる。
【0024】本発明においては、特性を大きく損ねない
範囲でイソフタル酸を共重合しても良いが、経時での耐
衝撃性、味特性低下の点から、イソフタル酸を含有しな
いポリエステルであることが好ましい。
範囲でイソフタル酸を共重合しても良いが、経時での耐
衝撃性、味特性低下の点から、イソフタル酸を含有しな
いポリエステルであることが好ましい。
【0025】さらに、本発明の効果を妨げない範囲にお
いて各種粒子を添加しても構わない。
いて各種粒子を添加しても構わない。
【0026】具体的には、無機粒子としては、湿式およ
び乾式シリカ、コロイダルシリカ、ケイ酸アルミニウ
ム、酸化チタン、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、
硫酸バリウム、アルミナ、マイカ、カオリン、クレ−等
が挙げられるが、中でも、成形性、巻き特性、ポリエス
テルとの親和性などの点からケイ酸アルミニウム、炭酸
カルシウム等が好ましい。
び乾式シリカ、コロイダルシリカ、ケイ酸アルミニウ
ム、酸化チタン、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、
硫酸バリウム、アルミナ、マイカ、カオリン、クレ−等
が挙げられるが、中でも、成形性、巻き特性、ポリエス
テルとの親和性などの点からケイ酸アルミニウム、炭酸
カルシウム等が好ましい。
【0027】また、有機粒子としては、様々な有機高分
子粒子を用いることができるが、その種類としては、少
なくとも一部がポリエステルに対し不溶の粒子であれば
いかなる組成の粒子でもかまわない。また、このような
粒子の素材としては、ポリイミド、ポリアミドイミド、
ポリメチルメタクリレート、ホルムアルデヒド樹脂、フ
ェノール樹脂、架橋ポリスチレン、シリコーン樹脂など
の種々のものを使用することができるが、耐熱性が高
く、かつ粒度分布の均一な粒子が得られやすいビニル系
架橋高分子粒子が特に好ましい。
子粒子を用いることができるが、その種類としては、少
なくとも一部がポリエステルに対し不溶の粒子であれば
いかなる組成の粒子でもかまわない。また、このような
粒子の素材としては、ポリイミド、ポリアミドイミド、
ポリメチルメタクリレート、ホルムアルデヒド樹脂、フ
ェノール樹脂、架橋ポリスチレン、シリコーン樹脂など
の種々のものを使用することができるが、耐熱性が高
く、かつ粒度分布の均一な粒子が得られやすいビニル系
架橋高分子粒子が特に好ましい。
【0028】本発明のポリエステルを製造する際には、
従来公知の反応触媒、着色防止剤を使用することがで
き、反応触媒としては例えばアルカリ金属化合物、アル
カリ土類金属化合物、亜鉛化合物、鉛化合物、マンガン
化合物、コバルト化合物、アルミニウム化合物、アンチ
モン化合物、チタン化合物等、着色防止剤としては例え
ばリン化合物等挙げることができる。好ましくは、通常
ポリエステルの製造が完結する以前の任意の段階におい
て、重合触媒としてアンチモン化合物またはゲルマニウ
ム化合物、チタン化合物を添加することが好ましい。こ
のような方法としては例えば、ゲルマニウム化合物を例
にすると、ゲルマニウム化合物粉体をそのまま添加する
方法や、あるいは特公昭54−22234号公報に記載
されているように、ポリエステルの出発原料であるグリ
コ−ル成分中にゲルマニウム化合物を溶解させて添加す
る方法等を挙げることができる。ゲルマニウム化合物と
しては、例えば二酸化ゲルマニウム、結晶水含有水酸化
ゲルマニウム、あるいはゲルマニウムテトラメトキシ
ド、ゲルマニウムテトラエトキシド、ゲルマニウムテト
ラブトキシド、ゲルマニウムエチレングリコキシド等の
ゲルマニウムアルコキシド化合物、ゲルマニウムフェノ
レ−ト、ゲルマニウムβ−ナフトレ−ト等のゲルマニウ
ムフェノキシド化合物、リン酸ゲルマニウム、亜リン酸
ゲルマニウム等のリン含有ゲルマニウム化合物、酢酸ゲ
ルマニウム等を挙げることができる。中でも二酸化ゲル
マニウムが好ましい。アンチモン化合物としては、特に
限定されないが例えば、三酸化アンチモンなどのアンチ
モン酸化物、酢酸アンチモンなどが挙げられる。チタン
化合物としては、特に限定されないがテトラエチルチタ
ネート、テトラブチルチタネートなどのアルキルチタネ
ート化合物などが好ましく使用される。
従来公知の反応触媒、着色防止剤を使用することがで
き、反応触媒としては例えばアルカリ金属化合物、アル
カリ土類金属化合物、亜鉛化合物、鉛化合物、マンガン
化合物、コバルト化合物、アルミニウム化合物、アンチ
モン化合物、チタン化合物等、着色防止剤としては例え
ばリン化合物等挙げることができる。好ましくは、通常
ポリエステルの製造が完結する以前の任意の段階におい
て、重合触媒としてアンチモン化合物またはゲルマニウ
ム化合物、チタン化合物を添加することが好ましい。こ
のような方法としては例えば、ゲルマニウム化合物を例
にすると、ゲルマニウム化合物粉体をそのまま添加する
方法や、あるいは特公昭54−22234号公報に記載
されているように、ポリエステルの出発原料であるグリ
コ−ル成分中にゲルマニウム化合物を溶解させて添加す
る方法等を挙げることができる。ゲルマニウム化合物と
しては、例えば二酸化ゲルマニウム、結晶水含有水酸化
ゲルマニウム、あるいはゲルマニウムテトラメトキシ
ド、ゲルマニウムテトラエトキシド、ゲルマニウムテト
ラブトキシド、ゲルマニウムエチレングリコキシド等の
ゲルマニウムアルコキシド化合物、ゲルマニウムフェノ
レ−ト、ゲルマニウムβ−ナフトレ−ト等のゲルマニウ
ムフェノキシド化合物、リン酸ゲルマニウム、亜リン酸
ゲルマニウム等のリン含有ゲルマニウム化合物、酢酸ゲ
ルマニウム等を挙げることができる。中でも二酸化ゲル
マニウムが好ましい。アンチモン化合物としては、特に
限定されないが例えば、三酸化アンチモンなどのアンチ
モン酸化物、酢酸アンチモンなどが挙げられる。チタン
化合物としては、特に限定されないがテトラエチルチタ
ネート、テトラブチルチタネートなどのアルキルチタネ
ート化合物などが好ましく使用される。
【0029】例えばポリエチレンテレフタレ−トを製造
する際に、ゲルマニウム化合物として二酸化ゲルマニウ
ムを添加する場合で説明する。テレフタル酸成分とエチ
レングリコ−ルをエステル交換またはエステル化反応せ
しめ、次いで二酸化ゲルマニウム、リン化合物を添加
し、引き続き高温、減圧下で一定のジエチレングリコー
ル含有量になるまで重縮合反応せしめ、ゲルマニウム元
素含有重合体を得る。さらに、好ましくは得られた重合
体をその融点以下の温度において減圧下または不活性ガ
ス雰囲気下で固相重合反応せしめ、アセトアデルヒドの
含有量を減少させ、所定の固有粘度、カルボキシル末端
基を得る方法等を挙げることができる。
する際に、ゲルマニウム化合物として二酸化ゲルマニウ
ムを添加する場合で説明する。テレフタル酸成分とエチ
レングリコ−ルをエステル交換またはエステル化反応せ
しめ、次いで二酸化ゲルマニウム、リン化合物を添加
し、引き続き高温、減圧下で一定のジエチレングリコー
ル含有量になるまで重縮合反応せしめ、ゲルマニウム元
素含有重合体を得る。さらに、好ましくは得られた重合
体をその融点以下の温度において減圧下または不活性ガ
ス雰囲気下で固相重合反応せしめ、アセトアデルヒドの
含有量を減少させ、所定の固有粘度、カルボキシル末端
基を得る方法等を挙げることができる。
【0030】本発明におけるポリエステルは、好ましく
はジエチレングリコール成分量が0.01〜5重量%、
さらに好ましくは0.01〜3重量%、特に好ましくは
0.01〜2重量%であることが製缶工程での熱処理、
製缶後のレトルト処理などの多くの熱履歴を受けても良
好な耐衝撃性を維持する上で望ましい。このことは、2
00℃以上での耐酸化分解性が向上するものと考えら
れ、さらに公知の酸化防止剤を0.0001〜1重量%
添加してもよい。また、特性を損ねない範囲でジエチレ
ングリコールをポリマ製造時に添加しても良い。
はジエチレングリコール成分量が0.01〜5重量%、
さらに好ましくは0.01〜3重量%、特に好ましくは
0.01〜2重量%であることが製缶工程での熱処理、
製缶後のレトルト処理などの多くの熱履歴を受けても良
好な耐衝撃性を維持する上で望ましい。このことは、2
00℃以上での耐酸化分解性が向上するものと考えら
れ、さらに公知の酸化防止剤を0.0001〜1重量%
添加してもよい。また、特性を損ねない範囲でジエチレ
ングリコールをポリマ製造時に添加しても良い。
【0031】また、味特性を良好にする上で、フィルム
中のアセトアルデヒドの含有量を好ましくは27ppm
以下、さらに好ましくは23ppm以下、特に好ましく
は18ppm以下が望ましい。フィルム中のアセトアル
デヒドの含有量を低下させる方法は特に限定されるもの
ではないが、例えばポリエステルを重縮反応等で製造す
る際の熱分解によって生じるアセトアルデヒドを除去す
るため、ポリエステルを減圧下あるいは不活性ガス雰囲
気下において、ポリエステルの融点以下の温度で熱処理
する方法、好ましくはポリエステルを減圧下あるいは不
活性ガス雰囲気下において150℃以上、融点以下の温
度で固相重合する方法、ベント式押出機を使用して溶融
押出する方法、ポリマを溶融押出する際に押出温度を高
融点ポリマ側の融点+30℃以内、好ましくは融点+2
5℃以内で、短時間、好ましくは平均滞留時間1時間以
内で押出す方法等を挙げることができる。
中のアセトアルデヒドの含有量を好ましくは27ppm
以下、さらに好ましくは23ppm以下、特に好ましく
は18ppm以下が望ましい。フィルム中のアセトアル
デヒドの含有量を低下させる方法は特に限定されるもの
ではないが、例えばポリエステルを重縮反応等で製造す
る際の熱分解によって生じるアセトアルデヒドを除去す
るため、ポリエステルを減圧下あるいは不活性ガス雰囲
気下において、ポリエステルの融点以下の温度で熱処理
する方法、好ましくはポリエステルを減圧下あるいは不
活性ガス雰囲気下において150℃以上、融点以下の温
度で固相重合する方法、ベント式押出機を使用して溶融
押出する方法、ポリマを溶融押出する際に押出温度を高
融点ポリマ側の融点+30℃以内、好ましくは融点+2
5℃以内で、短時間、好ましくは平均滞留時間1時間以
内で押出す方法等を挙げることができる。
【0032】本発明における二軸延伸フィルムは単層、
積層いずれも使用できる。また、積層を行う場合、A
層、B層以外のポリエステルを積層しても構わないが、
成形性の点から、金属にラミネートする場合は、A層を
最外層の一方に積層し、ラミネート面とすることが好ま
しく、成形性、レトルト後の味特性および耐衝撃性の点
から、もう一方の最外層にB層を積層することが好まし
い。
積層いずれも使用できる。また、積層を行う場合、A
層、B層以外のポリエステルを積層しても構わないが、
成形性の点から、金属にラミネートする場合は、A層を
最外層の一方に積層し、ラミネート面とすることが好ま
しく、成形性、レトルト後の味特性および耐衝撃性の点
から、もう一方の最外層にB層を積層することが好まし
い。
【0033】本発明における二軸延伸フィルムの破断伸
度としては、成形性、レトルト後の耐衝撃性等の点から
下記式に示すような破断伸度の平均値として130%以
上であることが好ましい。
度としては、成形性、レトルト後の耐衝撃性等の点から
下記式に示すような破断伸度の平均値として130%以
上であることが好ましい。
【0034】破断伸度の平均値=(SMD+STD)/2 但し、 SMD:長手方向の破断伸度(%) STD:幅方向の破断伸度(%)
【0035】本発明における二軸延伸フィルム厚みムラ
としては、成形性、耐衝撃性の点から30%未満である
ことが好ましい。
としては、成形性、耐衝撃性の点から30%未満である
ことが好ましい。
【0036】本発明の二軸延伸フイルムの厚さは、金属
にラミネートした後の成形性、金属に対する被覆性、耐
衝撃性、味特性の点で、3〜50μmであることが好ま
しく、さらに好ましくは8〜30μmである。
にラミネートした後の成形性、金属に対する被覆性、耐
衝撃性、味特性の点で、3〜50μmであることが好ま
しく、さらに好ましくは8〜30μmである。
【0037】本発明における二軸延伸フィルムの製造方
法としては、特に限定されないが例えばポリエステルを
必要に応じて乾燥した後、公知の溶融押出機に供給し、
スリット状のダイからシート状に押出し、静電印加など
の方式によりキャスティングドラムに密着させ冷却固化
し未延伸シートを得る。該未延伸シートをフイルムの長
手方向及び幅方向に延伸、熱処理し、目的とする厚さ方
向屈折率を有するフィルムを得る。好ましくはフィルム
の品質の点でテンター方式によるものが好ましく、長手
方向に延伸した後、幅方向に延伸する逐次二軸延伸方
式、長手方向、幅方向をほぼ同時に延伸していく同時二
軸延伸方式が望ましい。延伸倍率としてはそれぞれの方
向に1.5〜4.0倍、好ましくは1.8〜3.5倍で
ある。長手方向、幅方向の延伸倍率はどちらを大きくし
てもよく、同一としてもよい。また、延伸速度は100
0%/分〜200000%/分であることが望ましく、
延伸温度はポリエステルのガラス転移温度以上ガラス転
移温度+80℃以下であれば任意の温度とすることがで
きるが、ガラス転移温度+20℃〜60℃が好ましい。
更に二軸延伸の後にフイルムの熱処理を行うが、この熱
処理はオ−ブン中、加熱されたロ−ル上等、従来公知の
任意の方法で行なうことができる。熱処理温度は120
℃以上250℃以下の任意の温度とすることができる
が、好ましくは150〜240℃である。また熱処理時
間は任意とすることができるが、0.1〜60秒間が好
ましく、さらに好ましくは1〜20秒間である。熱処理
はフィルムをその長手方向および/または幅方向に弛緩
させつつおこなってもよい。さらに、再延伸を各方向に
対して1回以上行ってもよく、その後熱処理を行っても
良い。
法としては、特に限定されないが例えばポリエステルを
必要に応じて乾燥した後、公知の溶融押出機に供給し、
スリット状のダイからシート状に押出し、静電印加など
の方式によりキャスティングドラムに密着させ冷却固化
し未延伸シートを得る。該未延伸シートをフイルムの長
手方向及び幅方向に延伸、熱処理し、目的とする厚さ方
向屈折率を有するフィルムを得る。好ましくはフィルム
の品質の点でテンター方式によるものが好ましく、長手
方向に延伸した後、幅方向に延伸する逐次二軸延伸方
式、長手方向、幅方向をほぼ同時に延伸していく同時二
軸延伸方式が望ましい。延伸倍率としてはそれぞれの方
向に1.5〜4.0倍、好ましくは1.8〜3.5倍で
ある。長手方向、幅方向の延伸倍率はどちらを大きくし
てもよく、同一としてもよい。また、延伸速度は100
0%/分〜200000%/分であることが望ましく、
延伸温度はポリエステルのガラス転移温度以上ガラス転
移温度+80℃以下であれば任意の温度とすることがで
きるが、ガラス転移温度+20℃〜60℃が好ましい。
更に二軸延伸の後にフイルムの熱処理を行うが、この熱
処理はオ−ブン中、加熱されたロ−ル上等、従来公知の
任意の方法で行なうことができる。熱処理温度は120
℃以上250℃以下の任意の温度とすることができる
が、好ましくは150〜240℃である。また熱処理時
間は任意とすることができるが、0.1〜60秒間が好
ましく、さらに好ましくは1〜20秒間である。熱処理
はフィルムをその長手方向および/または幅方向に弛緩
させつつおこなってもよい。さらに、再延伸を各方向に
対して1回以上行ってもよく、その後熱処理を行っても
良い。
【0038】さらに、缶内面に使用される場合、中心線
平均粗さRaは好ましくは0.003〜0.05μm、
さらに好ましくは0.005〜0.03μmである。さ
らに、最大粗さRtとの比Rt/Raが4〜50、好ま
しくは6〜40であると高速製缶性が向上する。
平均粗さRaは好ましくは0.003〜0.05μm、
さらに好ましくは0.005〜0.03μmである。さ
らに、最大粗さRtとの比Rt/Raが4〜50、好ま
しくは6〜40であると高速製缶性が向上する。
【0039】また、フィルムにコロナ放電処理などの表
面処理を施すことにより接着性を向上させることはさら
に特性を向上させる上で好ましい。その際、E値として
は5〜60、好ましくは10〜50である。
面処理を施すことにより接着性を向上させることはさら
に特性を向上させる上で好ましい。その際、E値として
は5〜60、好ましくは10〜50である。
【0040】このようなフィルムの厚み方向の屈折率と
しては、ラミネート性、成形性の点から1.50以上で
あることが好ましい。
しては、ラミネート性、成形性の点から1.50以上で
あることが好ましい。
【0041】本発明の金属板とは特に限定されないが、
成形性の点で鉄やアルミニウムなどを素材とする金属板
が好ましい。さらに、鉄を素材とする金属板の場合、そ
の表面に接着性や耐腐食性を改良する無機酸化物被膜
層、例えばクロム酸処理、リン酸処理、クロム酸/リン
酸処理、電解クロム酸処理、クロメート処理、クロムク
ロメート処理などで代表される化成処理被覆層を設けて
もよい。特に金属クロム換算値でクロムとして6.5〜
150mg/m2 のクロム水和酸化物が好ましく、さら
に、展延性金属メッキ層、例えばニッケル、スズ、亜
鉛、アルミニウム、砲金、真ちゅうなどを設けてもよ
い。スズメッキの場合0.5〜15mg/m2、ニッケ
ルまたはアルミニウムの場合1.8〜20g/m2 のメ
ッキ量を有するものが好ましい。
成形性の点で鉄やアルミニウムなどを素材とする金属板
が好ましい。さらに、鉄を素材とする金属板の場合、そ
の表面に接着性や耐腐食性を改良する無機酸化物被膜
層、例えばクロム酸処理、リン酸処理、クロム酸/リン
酸処理、電解クロム酸処理、クロメート処理、クロムク
ロメート処理などで代表される化成処理被覆層を設けて
もよい。特に金属クロム換算値でクロムとして6.5〜
150mg/m2 のクロム水和酸化物が好ましく、さら
に、展延性金属メッキ層、例えばニッケル、スズ、亜
鉛、アルミニウム、砲金、真ちゅうなどを設けてもよ
い。スズメッキの場合0.5〜15mg/m2、ニッケ
ルまたはアルミニウムの場合1.8〜20g/m2 のメ
ッキ量を有するものが好ましい。
【0042】本発明の容器成形用二軸延伸ポリエステル
フィルムは、絞り成形やしごき成形によって製造される
ツーピース金属缶の内面被覆用に好適に使用することが
できる。また、缶の蓋部分の被覆用としても良好な金属
接着性、成形性を有するため好ましく使用することがで
きる。
フィルムは、絞り成形やしごき成形によって製造される
ツーピース金属缶の内面被覆用に好適に使用することが
できる。また、缶の蓋部分の被覆用としても良好な金属
接着性、成形性を有するため好ましく使用することがで
きる。
【0043】
【実施例】以下実施例によって本発明を詳細に説明す
る。なお特性は以下の方法により測定、評価した。
る。なお特性は以下の方法により測定、評価した。
【0044】(1)ポリエステルの融点 ポリエステルを乾燥、溶融後急冷し、示差走査熱量計
(パ−キン・エルマ−社製DSC−2型)により、16
℃/minの昇温速度で測定した。
(パ−キン・エルマ−社製DSC−2型)により、16
℃/minの昇温速度で測定した。
【0045】(2)フィルムの厚さ方向屈折率 ナトリウムD線(波長589nm)を光源として、アッ
ベ屈折計を用いて測定した。
ベ屈折計を用いて測定した。
【0046】(3)ポリエステルの固有粘度 ポリエステルをオルソクロロフェノ−ルに溶解し、25
℃において測定した。
℃において測定した。
【0047】(4)フィルムの厚さ方向屈折率 ナトリウムD線(波長589nm)を光源として、アッ
ベ屈折計を用いて測定した。
ベ屈折計を用いて測定した。
【0048】(5)フィルムの破断伸度の平均値の測定 二軸延伸フィルムから長さ150mm、幅10mmの試
料を切り出し、この試料をオリエンテック社製引っ張り
試験器を用い、初期長50mm、引っ張り速度300m
m/minの条件で引っ張り、得られた荷重−歪曲線か
ら各方向の破断伸度を求めた。
料を切り出し、この試料をオリエンテック社製引っ張り
試験器を用い、初期長50mm、引っ張り速度300m
m/minの条件で引っ張り、得られた荷重−歪曲線か
ら各方向の破断伸度を求めた。
【0049】得られた破断伸度より、下記式を用いて破
断伸度の平均値を求めた。
断伸度の平均値を求めた。
【0050】破断伸度の平均値=(SMD+STD)/2 但し、 SMD:長手方向の破断伸度(%) STD:幅方向の破断伸度(%)
【0051】(6)フィルムの厚みムラの測定 長さ2mのフィルムについて、20cm間隔で10点測
定し、下記式にて求めた。
定し、下記式にて求めた。
【0052】XAVE =XTOTAL /n T(%)=|Xn−XAVE |MAX /XAVE ×100 但し XAVE =厚み平均値(μm) XTOTAL =測定回数分の厚みの合計(μm) n=測定回数(10回) T=厚みムラ(%) |Xn−XAVE |MAX =平均値との差の絶対値の最大値
(μm)
(μm)
【0053】(7)フィルムの表面粗さ(中心線平均粗
さRa、最大粗さRt) 小坂研究所製の高精度薄膜段差測定器ET−10を用い
て測定した。条件は次の通りであり、20回の測定の平
均値をもって値とした。
さRa、最大粗さRt) 小坂研究所製の高精度薄膜段差測定器ET−10を用い
て測定した。条件は次の通りであり、20回の測定の平
均値をもって値とした。
【0054】 ・触針先端半径:0.5μm ・触針荷重 :5mg ・測定長 :1mm ・カットオフ値:0.08mm なお、Ra、Rtの定義は、例えば、奈良次郎著「表面
粗さの測定・評価法」(総合技術センター、1983)
に示されているものである。
粗さの測定・評価法」(総合技術センター、1983)
に示されているものである。
【0055】(8)成形性 60m/分で融点−20℃〜融点+50℃に加熱された
TFS鋼板(厚さ0.25mm)にフィルムをラミネー
ト後、60℃の温水にて冷却した後、絞り成形機で2段
高速成形(最終成形比(最大厚み/最小厚み)=1.
5、80〜100℃において成形可能温度領域で成形)
した。その後、成形した缶をポリエステル(積層フィル
ムの場合鋼板面のポリエステル)の融点−20℃で急速
昇温後10秒後に水冷し、常法に従いネックイン−フラ
ンジ加工を施した。得られた缶についてレトルト処理
(120℃、30分加圧水蒸気で処理)を行い、ネック
部(図1を参照)を観察し、下記のように判定した。
TFS鋼板(厚さ0.25mm)にフィルムをラミネー
ト後、60℃の温水にて冷却した後、絞り成形機で2段
高速成形(最終成形比(最大厚み/最小厚み)=1.
5、80〜100℃において成形可能温度領域で成形)
した。その後、成形した缶をポリエステル(積層フィル
ムの場合鋼板面のポリエステル)の融点−20℃で急速
昇温後10秒後に水冷し、常法に従いネックイン−フラ
ンジ加工を施した。得られた缶についてレトルト処理
(120℃、30分加圧水蒸気で処理)を行い、ネック
部(図1を参照)を観察し、下記のように判定した。
【0056】 A級:ほとんど変化がない。 B級:小さく白化した部分が見られるが問題ない。 C級:白化するが問題はない。 D級:小さく黒ずんだ部分が見られる。 E級:フィルムが破断してしまった。
【0057】(9)耐衝撃性 実際に製缶した缶を200℃、30秒熱処理した後、水
を350g充填し蓋をした。その後35℃、72時間放
置し、缶を底面が落下した際にコンクリートの地面に対
して45゜となるようにして30cmの高さから落下さ
せて衝撃を与えた後、内容物を除き缶側内面をろうでマ
スキングしてカップ内に1%食塩水を入れて、1日放置
後食塩水中の電極と金属缶に6Vの電圧をかけて3秒後
の電流値を読み取り、10缶測定後の平均値を求めた。
を350g充填し蓋をした。その後35℃、72時間放
置し、缶を底面が落下した際にコンクリートの地面に対
して45゜となるようにして30cmの高さから落下さ
せて衝撃を与えた後、内容物を除き缶側内面をろうでマ
スキングしてカップ内に1%食塩水を入れて、1日放置
後食塩水中の電極と金属缶に6Vの電圧をかけて3秒後
の電流値を読み取り、10缶測定後の平均値を求めた。
【0058】 A級:0.3mA未満 B級:0.3mA以上0.5mA未満 C級:0.5mA以上1.0mA以下 D級:1.0mA以上
【0059】(10)味特性 缶(直径6cm、高さ12cm)に水を充填し、120
℃×30分の加圧蒸気処理を行い、40℃1ヶ月後に液
の変化を目視で以下の基準で評価した。
℃×30分の加圧蒸気処理を行い、40℃1ヶ月後に液
の変化を目視で以下の基準で評価した。
【0060】 A級 液に全く変化が見られない。 B級 液にほとんど変化が見られない。 C級 液にやや変化が見られる。 D級 液に変化が見られる。
【0061】実施例1 体積平均粒子径0.2μmのケイ酸アルミニウム粒子を
10重量部、エチレングリコール90重量部を混合して
常温下2時間ヂィゾルバーで撹拌処理し、ケイ酸アルミ
ニウム粒子のエチレングリコールスラリー(A)を得
た。
10重量部、エチレングリコール90重量部を混合して
常温下2時間ヂィゾルバーで撹拌処理し、ケイ酸アルミ
ニウム粒子のエチレングリコールスラリー(A)を得
た。
【0062】体積平均粒子径0.6μmの炭酸カルシウ
ム粒子を10重量部、エチレングリコール90重量部を
常温下0.5時間ディゾルバーで撹拌処理し、炭酸カル
シウム粒子のスラリー(B)を得た。
ム粒子を10重量部、エチレングリコール90重量部を
常温下0.5時間ディゾルバーで撹拌処理し、炭酸カル
シウム粒子のスラリー(B)を得た。
【0063】ジメチルテレフタレート、エチレングリコ
ール、トリメリット酸トリメチルに、触媒として酢酸マ
グネシウムを加えてエステル交換反応を行った後、反応
生成物に先に調整したスラリー(A)、触媒の二酸化ゲ
ルマニウム、および耐熱安定剤としてリン酸を加え重縮
合反応を行い、A層用のポリエステル組成物Aを得た。
該ポリエステル組成物Aのポリマー物性は、固有粘度
0.78、ジエチレングリコール1.0重量%、融点2
56℃であった。
ール、トリメリット酸トリメチルに、触媒として酢酸マ
グネシウムを加えてエステル交換反応を行った後、反応
生成物に先に調整したスラリー(A)、触媒の二酸化ゲ
ルマニウム、および耐熱安定剤としてリン酸を加え重縮
合反応を行い、A層用のポリエステル組成物Aを得た。
該ポリエステル組成物Aのポリマー物性は、固有粘度
0.78、ジエチレングリコール1.0重量%、融点2
56℃であった。
【0064】上記したようにして得られたポリエチレン
テレフタレート組成物を170℃4時間真空乾燥して、
単軸押出機に供給し、通常の口金から吐出後、静電印加
しながら鏡面冷却ドラムにて冷却固化して未延伸フィル
ムを得た。この未延伸フィルムを温度110℃にて長手
方向に2.8倍延伸、40℃に冷却後、温度115℃で
幅方向に2.8倍延伸した後、200℃にてリラックス
3%、5秒間熱処理した。
テレフタレート組成物を170℃4時間真空乾燥して、
単軸押出機に供給し、通常の口金から吐出後、静電印加
しながら鏡面冷却ドラムにて冷却固化して未延伸フィル
ムを得た。この未延伸フィルムを温度110℃にて長手
方向に2.8倍延伸、40℃に冷却後、温度115℃で
幅方向に2.8倍延伸した後、200℃にてリラックス
3%、5秒間熱処理した。
【0065】実施例2 ジメチルテレフタレート、エチレングリコール、トリメ
リット酸トリメチルに、触媒として酢酸マグネシウムを
加えてエステル交換反応を行った後、反応生成物に先に
調整したスラリー(B)、触媒の二酸化ゲルマニウム、
および耐熱安定剤としてリン酸を加え重縮合反応を行
い、A層用のポリエステル組成物Aを得た。該ポリエス
テル組成物Bのポリマー物性は、固有粘度0.78、ジ
エチレングリコール0.9重量%、融点257℃であっ
た。フィルム厚みを15μmにする以外は実施例1と同
様にして二軸延伸フィルムを得た。その結果、厚さ方向
の屈折率が1.4899とやや低く、厚みムラも大きい
ため、このため若干の特性の低下が見られ、中でも成形
性は他の特性と比べて低下の度合いがやや大きかった。
リット酸トリメチルに、触媒として酢酸マグネシウムを
加えてエステル交換反応を行った後、反応生成物に先に
調整したスラリー(B)、触媒の二酸化ゲルマニウム、
および耐熱安定剤としてリン酸を加え重縮合反応を行
い、A層用のポリエステル組成物Aを得た。該ポリエス
テル組成物Bのポリマー物性は、固有粘度0.78、ジ
エチレングリコール0.9重量%、融点257℃であっ
た。フィルム厚みを15μmにする以外は実施例1と同
様にして二軸延伸フィルムを得た。その結果、厚さ方向
の屈折率が1.4899とやや低く、厚みムラも大きい
ため、このため若干の特性の低下が見られ、中でも成形
性は他の特性と比べて低下の度合いがやや大きかった。
【0066】実施例3 架橋剤としてトリメチロールプロパンを用いる以外は、
実施例2と全く同様にして二軸延伸フィルムを得た。そ
の結果、伸度が低下し、成形性が低下したが、ほぼ良好
なフィルムであった。
実施例2と全く同様にして二軸延伸フィルムを得た。そ
の結果、伸度が低下し、成形性が低下したが、ほぼ良好
なフィルムであった。
【0067】実施例4 ポリエステル種としてイソフタル酸共重合PET(イソ
フタル酸共重合量3重量%)を用い、延伸条件を長手方
向、幅方向ともに延伸温度95℃、延伸倍率3.0とし
て二軸延伸フィルムを得た。その結果、表1に示すとお
り若干の特性の低下が見ら若干れ、中でも味特性は他の
特性と比べて低下の度合いが大きかった。
フタル酸共重合量3重量%)を用い、延伸条件を長手方
向、幅方向ともに延伸温度95℃、延伸倍率3.0とし
て二軸延伸フィルムを得た。その結果、表1に示すとお
り若干の特性の低下が見ら若干れ、中でも味特性は他の
特性と比べて低下の度合いが大きかった。
【0068】実施例5 ポリエステル種としてポリエチレンナフタレート(PE
N)を用い、延伸条件を長手方向、幅方向ともに延伸温
度140℃、延伸倍率2.8倍に変更する以外は実施例
1と全く同様にしてフィルムを得た。その結果、成形性
が大きく向上し、また、わずかではあるが味特性も向上
した。
N)を用い、延伸条件を長手方向、幅方向ともに延伸温
度140℃、延伸倍率2.8倍に変更する以外は実施例
1と全く同様にしてフィルムを得た。その結果、成形性
が大きく向上し、また、わずかではあるが味特性も向上
した。
【0069】実施例6 粒子を添加しない以外は実施例2と同様にして重合しA
層用のポリエステル組成物Aを得た。
層用のポリエステル組成物Aを得た。
【0070】架橋剤を添加しない以外は実施例1と同様
にして重合しB層用のポリエステル組成物Bを得た。
にして重合しB層用のポリエステル組成物Bを得た。
【0071】該ポリエステル組成物Aを該ポリエステル
組成物Bに積層し、延伸温度を110℃で延伸した以外
は実施例1と同様にして二軸延伸フィルムを得た。その
結果、成形性、耐衝撃性、味特性ともに向上し、特に、
成形性においては大きく向上した。
組成物Bに積層し、延伸温度を110℃で延伸した以外
は実施例1と同様にして二軸延伸フィルムを得た。その
結果、成形性、耐衝撃性、味特性ともに向上し、特に、
成形性においては大きく向上した。
【0072】実施例7 エチレンテレフタレート単位が88重量%、エチレンナ
フタレート単位が12重量%となるようにしてポリマー
を重合した。得られたポリマーを縦延伸温度120℃、
横延伸温度123℃、熱処理温度180℃とした以外は
実施例1と同様にしてフィルムを得た。得られたフィル
ムは特に成形性に優れており、ネック加工性が特に優れ
ていた。
フタレート単位が12重量%となるようにしてポリマー
を重合した。得られたポリマーを縦延伸温度120℃、
横延伸温度123℃、熱処理温度180℃とした以外は
実施例1と同様にしてフィルムを得た。得られたフィル
ムは特に成形性に優れており、ネック加工性が特に優れ
ていた。
【0073】実施例8 トリメリット酸トリメチルの添加量、粒子を添加しない
こと以外は実施例1と同様にして重合を行い、B層用の
ポリエステル組成物Bを得た。
こと以外は実施例1と同様にして重合を行い、B層用の
ポリエステル組成物Bを得た。
【0074】該ポリエステル組成物Bに実施例1で得ら
れたA層用のポリエステル組成物Aを積層し、延伸温度
110℃で延伸した以外は実施例1と同様にしてフィル
ムを得た。その結果、若干成形性の低下が見られたが、
良好なフィルムであった。
れたA層用のポリエステル組成物Aを積層し、延伸温度
110℃で延伸した以外は実施例1と同様にしてフィル
ムを得た。その結果、若干成形性の低下が見られたが、
良好なフィルムであった。
【0075】比較例1 トリメリット酸トリメチルを添加せず、延伸温度を95
℃、延伸倍率3.3倍とする以外は実施例1と同様にし
て二軸延伸フィルムを得た。その結果、表5に示すとお
り、成形性が大きく低下した。
℃、延伸倍率3.3倍とする以外は実施例1と同様にし
て二軸延伸フィルムを得た。その結果、表5に示すとお
り、成形性が大きく低下した。
【0076】比較例2 トリメリット酸トリメチルの添加量を6重量%として実
施例1と同様にして重合を行ったところ、激しくゲル化
し、ポリマーを吐出することができなかった。
施例1と同様にして重合を行ったところ、激しくゲル化
し、ポリマーを吐出することができなかった。
【0077】比較例3 ポリエステル種をイソフタル酸16重量%共重合PET
に変更し、トリメリット酸トリメチルを添加せず、延伸
条件を長手方向、幅方向ともに延伸温度90℃、延伸倍
率3.3倍とする以外は実施例1と同様にして二軸延伸
フィルムを得た。その結果、表6に示すとおり、成形
性、耐衝撃性、味特性ともに低下した。
に変更し、トリメリット酸トリメチルを添加せず、延伸
条件を長手方向、幅方向ともに延伸温度90℃、延伸倍
率3.3倍とする以外は実施例1と同様にして二軸延伸
フィルムを得た。その結果、表6に示すとおり、成形
性、耐衝撃性、味特性ともに低下した。
【0078】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【0079】尚、表中の記号は次の通りである。
【0080】DEG:ジエチレングリコール PET:ポリエチレンテレフタレート PET/N:ナフタレンジカルボン酸共重合PET TMTM:トリメリット酸トリメチル TMP:トリメチロールプロパン
【0081】
【発明の効果】本発明の容器成形用二軸延伸ポリエステ
ルフィルムは缶などに成形する際の成形性に優れている
だけでなく、味特性、特にレトルト後の味特性に優れた
特性を有し、成形加工によって製造される金属缶に好適
に使用することができる。
ルフィルムは缶などに成形する際の成形性に優れている
だけでなく、味特性、特にレトルト後の味特性に優れた
特性を有し、成形加工によって製造される金属缶に好適
に使用することができる。
【図1】金属缶の縦方向の断面図である。
1:薄肉缶壁 2:ネック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B21D 22/20 B21D 22/20 G B29K 67:00 105:24 B29L 7:00 9:00 C08L 67:02
Claims (12)
- 【請求項1】 ポリエステルの構成単位の95重量%以
上がエチレンテレフタレート単位および/またはエチレ
ンナフタレート単位であり、かつ、架橋剤Aを0.01
〜5重量%含有するポリエステル組成物Aからなる容器
成形用二軸延伸ポリエステルフィルム。 - 【請求項2】エチレンテレフタレート単位が70〜97
重量%、エチレンナフタレート単位が3〜30重量%で
あることを特徴とする請求項1記載の容器成形用二軸延
伸ポリエステルフィルム。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のポリエステル
フィルムを、ポリエステルの構成単位の95重量%以上
がエチレンテレフタレート単位および/またはエチレン
ナフタレート単位であり、かつ、架橋剤Bの含有量が5
重量%未満であり、さらに架橋剤A、Bの含有量の関係
が、下記式を満足するポリエステル組成物Bからなるフ
ィルムに積層してなる容器成形用二軸延伸ポリエステル
フィルム。 ポリエステル組成物A中の架橋剤Aの含有量(重量%)
>ポリエステル組成物B中の架橋剤Bの含有量(重量
%) - 【請求項4】 該ポリエステル組成物A、Bの融点が2
46〜280℃であることを特徴とする請求項1〜3の
いずれか1項に記載の容器成形用二軸延伸ポリエステル
フィルム。 - 【請求項5】 該ポリエステル組成物A、Bの融点が2
50〜280℃であることを特徴とする請求項1〜3の
いずれか1項に記載の容器成形用二軸延伸ポリエステル
フィルム。 - 【請求項6】 該架橋剤A及び/またはBが多官能性架
橋剤であることを特徴とするとする請求項1〜5のいず
れか1項に記載の容器成形用二軸延伸ポリエステルフィ
ルム。 - 【請求項7】 該架橋剤A及び/またはBが3官能性の
架橋剤であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
1項に記載の容器成形用二軸延伸ポリエステルフィル
ム。 - 【請求項8】 中心線平均粗さRaが0.003〜0.
05μm、最大粗さRtとの比Rt/Raが4〜50で
あることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記
載の容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルム。 - 【請求項9】 下記式で示されるフィルムの破断伸度の
平均値が130%以上であることを特徴とする請求項1
〜8のいずれか1項に記載の容器成形用二軸延伸ポリエ
ステルフィルム。 破断伸度の平均値=(SMD+STD)/2 ここで SMD:長手方向の破断伸度(%) STD:幅方向の破断伸度(%) - 【請求項10】 厚みムラが30%未満であることを特
徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の容器成形
用二軸延伸ポリエステルフィルム。 - 【請求項11】 厚み方向の屈折率が1.5以上である
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載
の容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルム。 - 【請求項12】 金属板に熱ラミネート後に成形される
ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の容
器成形用二軸延伸ポリエステルフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9243848A JPH10130405A (ja) | 1996-09-09 | 1997-09-09 | 容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23813296 | 1996-09-09 | ||
| JP8-238132 | 1996-09-09 | ||
| JP9243848A JPH10130405A (ja) | 1996-09-09 | 1997-09-09 | 容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10130405A true JPH10130405A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=26533544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9243848A Pending JPH10130405A (ja) | 1996-09-09 | 1997-09-09 | 容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10130405A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000047653A1 (en) * | 1997-11-28 | 2000-08-17 | Takiron Co., Ltd. | Additive-containing molded resin and process for producing the same |
| JP2001301025A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-10-30 | Toray Ind Inc | 金属板貼合せ用二軸延伸着色ポリエステルフィルム |
| JP2002011788A (ja) * | 2000-04-26 | 2002-01-15 | Toray Ind Inc | 貼り合わせ用ポリエステルフィルム |
| JP2002120279A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Toray Ind Inc | 成形用二軸延伸ポリエステルフィルム |
| US6551699B1 (en) | 1998-03-17 | 2003-04-22 | Eastman Chemical Company | Polyester resin compositions for calendering |
| US6569531B1 (en) | 1997-11-28 | 2003-05-27 | Takiron Co., Ltd. | Additive-containing molded resin and process for producing the same |
| US6846440B2 (en) | 1998-03-17 | 2005-01-25 | Eastman Chemical Company | Polyester resin compositions for calendering |
| JP2010168432A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Unitika Ltd | 金属板ラミネート用ポリエステルフィルム |
| JP2010232047A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Teijin Dupont Films Japan Ltd | 固体高分子電解質膜保護用二軸配向ポリエステルフィルムおよび固体高分子電解質膜保護部材 |
| JP2019206372A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 帝人フィルムソリューション株式会社 | 金属貼合せ成形加工用フィルム |
-
1997
- 1997-09-09 JP JP9243848A patent/JPH10130405A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2019206372A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 帝人フィルムソリューション株式会社 | 金属貼合せ成形加工用フィルム |
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