JPH0971120A - 空気通路切換装置 - Google Patents

空気通路切換装置

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JPH0971120A
JPH0971120A JP22944995A JP22944995A JPH0971120A JP H0971120 A JPH0971120 A JP H0971120A JP 22944995 A JP22944995 A JP 22944995A JP 22944995 A JP22944995 A JP 22944995A JP H0971120 A JPH0971120 A JP H0971120A
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健司 諏訪
Kazufumi Yomo
四方  一史
Yukio Kamimura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース内で回転する回転軸に接続された弁体
の大きさを極力大きくする。 【解決手段】 シャフト8、9、14、15の一端側先
端面30に、先端に爪部31aを有する可撓性の可撓部
31を形成するとともに、ケース1の内壁面に対向する
部位に、可撓部31の軸方向高さ(A寸法)よりも低い
高さの段部33を形成する。これによって、シャフト
8、9、14、15をケース1内に挿入し、可撓部31
をケース1の孔部1bに挿嵌するとき、段部33がケー
ス1内壁面に当接するので、先端面30とケース1との
間に段部33の高さに相当する距離が設けられる。ま
た、シャフトの他端側先端面34とケース1内壁面との
間にも、可撓部31の高さと段部33の高さとの差に相
当する距離が設けられる。従って、フィルムドア10、
16をシャフトの一端から他端までの長さ(B寸法)一
杯に巻回できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケース内に設けら
れた回転軸を回転させ、この回転軸に接続された弁体を
動かすことによって、ケース内の空気通路を切り換える
空気通路切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような空気通路切換装置として、
例えば特開平4−257720号公報に開示される車両
用空調装置が知られている。この空調装置の空調ユニッ
トの全体構成を図1を用いて簡単に説明すると、空調ケ
ース1内の空気上流側から送風機2、蒸発器3、加熱器
4が設けられ、この空調ケース1の空気下流端に、車室
内乗員上半身に空気を吹き出すフェイス吹出口5、車室
内乗員足元に空気を吹き出すフット吹出口6、およびフ
ロントガラス内面に空気を吹き出すデフロスタ吹出口7
が形成されている。
【0003】さらに、空調ケース1内には、回転軸とし
ての円柱状の第1駆動シャフト8および第1従動シャフ
ト9が、空調ケース1に対して回転可能に、それぞれ紙
面垂直方向に設けられている。そして、この第1駆動シ
ャフト8と第1従動シャフト9とには、弁体としての可
撓性の第1フィルムドア10の両端が巻回されており、
これによって、第1フィルムドア10が温風通路11と
冷風通路12、13とを横切るように張設されている。
【0004】この第1フィルムドア10には、空気を通
過させる開口部20(図6参照)が複数形成されてお
り、上記各シャフト8、9を回転させて、第1フィルム
ドア10をスライド移動させることによって、上記開口
部20が上記各通路11〜13を開口する面積が変化
し、これによって上記各吹出口5〜7側へ流れる空気の
温度が調節されるものである。
【0005】また、空調ケース1内には、回転軸として
の円柱状の第2駆動シャフト14および第2従動シャフ
ト15が、空調ケース1に対して回転可能に、それぞれ
紙面垂直方向に設けられている。そして、この第2駆動
シャフト14と第2従動シャフト15とには、弁体とし
ての可撓性の第2フィルムドア16の両端が巻回されて
おり、これによって、第2フィルムドア16が、空調ケ
ース1内から各吹出口5〜7の外に流れる空気通路を横
切るように張設されている。
【0006】この第2フィルムドア16には、空気を通
過させる開口部20(図6参照)が複数形成されてお
り、上記各シャフト14、15を回転させて、第2フィ
ルムドア16をスライド移動させることによって、上記
開口部20が上記空気通路を開口する面積が変化し、こ
れによって吹出モードが切り換えられるものである。な
お、17は、図示する位置と一点鎖線位置との間で回動
可能に設けられた冷風バイパスドアである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記各シャ
フト8、9、14、15の空調ケース1への組付構造と
しては、図6に示すような構造が従来から知られてい
る。つまり、各シャフト8、9、14、15の両端部に
孔部21、22を形成し、それぞれ爪部23a、24a
を有したプーリーシャフト23およびブッシュ24を、
空調ケース1に形成された孔部1a、1bを介して上記
孔部21、22に嵌合し、これによって各シャフト8、
9、14、15を、上記孔部1a、1bを軸として回転
可能となるように支持している。
【0008】しかし、このような組付構造の場合、各シ
ャフト8、9、14、15にブッシュ24を嵌合してい
るため、部品点数が増加してコストアップする、あるい
は組付性が悪化するといった問題があった。そこで、本
発明は上記問題を解決することを目的とする。
【0009】
【発明の概要】上記目的を達成するために、本発明者等
はまず図7、8に示すように、シャフト8、9、14、
15の一端側先端面30に、シャフト8、9、14、1
5の軸方向に突出した可撓性の可撓部31を、シャフト
8、9、14、15と一体的に形成し、さらにこの可撓
部31の先端に爪部31aを形成したものを案出した。
なお、図8は、シャフト8、9、14、15の上記一端
側先端部を示す正面図である。
【0010】このように、シャフト8、9、14、15
の先端に可撓部31を形成すると、この可撓部31を空
調ケース1の孔部1bに嵌合するのみで良いので、図6
のもののようにブッシュ24を設ける必要がなく、部品
点数が減り、組付性も向上した。なお、図中32は、孔
部1bとの摺動面32aを形成するための突出部であ
り、シャフト8、9、14、15と一体に形成されてい
る。また、可撓部31の外周面も、孔部1bとの摺動面
として機能する。
【0011】しかし上記構成の場合、以下のような新た
な問題が発生することがわかった。つまり、上記可撓部
31は、撓みながら孔部1bに嵌合されるわけだが、こ
のように可撓部31が撓むためには、上記軸方向におけ
る高さ(図7のA寸法)として所定の高さ(例えば10
mm)が必要となる。ということは、シャフト8、9、
14、15をケース1内に挿入し、可撓部31を孔部1
bに嵌合するといった組付方法で、シャフト8、9、1
4、15を空調ケース1に組付ける場合、シャフト8、
9、14、15のうちフィルムドア10、16を巻回し
得る部分の長さ(図7のB寸法)は、空調ケース1の幅
(図7のC寸法)よりも上記A寸法だけ短くなる。
【0012】しかも、シャフト8、9、14、15を空
調ケース1に組み付けたあと、このシャフトが上記軸方
向にがたつかないようにするためには、シャフトの先端
面30と爪部31aとで空調ケース1を挟持しなければ
ならない。つまり、図7に示すように、先端面30を空
調ケース1の内壁面に密着させなければならない。ここ
で、フィルムドア10、16の端部が空調ケース1の内
壁面と接していると、フィルムドア10、16のスライ
ド移動時に、このフィルムドア10、16の端部が空調
ケース1内壁面に摺動し、騒音が発生する。従って、そ
うならないために、フィルムドア10、16の端部と空
調ケース1内壁面との間を所定距離(図7のD寸法、例
えば4mm)とらなければならない。その結果、シャフ
ト8、9、14、15に巻回されるフィルムドア10、
16の幅は図7のE寸法と短くなってしまう。
【0013】このように、フィルムドア10、16の上
記E寸法の幅が小さくなるということは、開口部20の
幅自体が小さくなるということであり、この場合、開口
部20を通過する風量が減ってしまうという問題があ
る。そこで、請求項1〜3記載の発明は上記問題を解決
するために、回転軸(8、9、14、15)の少なくと
も一端側先端面(30)に、この回転軸(8、9、1
4、15)の軸方向に突出し、かつ先端にケースの孔部
(1b)と係合する爪部(31a)が形成された可撓性
の可撓部(31)と、上記先端面(30)のうち、可撓
部(31)をケースの孔部(1b)に嵌合したときにケ
ース(1)の内壁面と対向する部位において、上記軸方
向における先端面(30)からの高さが、可撓部(3
1)の先端面(30)からの同高さよりも低い段部(3
3)とを形成し、上記可撓部(31)をケースの孔部
(1b)に嵌合し、爪部(31a)をこの孔部(1b)
に係合することによって、回転軸(8、9、14、1
5)がこの孔部(1b)を軸として回転可能となるよう
に構成したことを特徴としている。
【0014】これによると、可撓部(31)をケースの
孔部(1b)に挿嵌するときに、段部(33)がケース
(1)の内壁面に当接する。従って、回転軸(8、9、
14、15)の一端側先端面(30)とケース(1)内
壁面との間に、この段部(33)の高さに相当する距離
が設けられる。また、回転軸(8、9、14、15)の
他端側先端面とケース(1)内壁面との間にも、可撓部
(31)の高さと段部(33)の高さとの差に相当する
距離が設けられる。
【0015】従って、弁体(10、16、40)を、回
転軸(8、9、14、15)の一端から他端までの長さ
(図7のB寸法)一杯に接続しても、この弁体(10、
16、40)はケース(1)の内壁面と摺動しないの
で、このように一杯に接続することが可能となる。その
結果、図7のものに比べて、弁体(10、16、40)
の大きさを大きくすることができる。
【0016】特に、請求項2記載の発明のように、前記
弁体(10、16、40)を、空気を通過させる開口部
(20)が形成された可撓性の膜状部材(10、16)
で構成した場合、この膜状部材(10、16)の大き
さ、ひいては開口部(20)の大きさを大きくすること
ができるので、この開口部(20)を通過する風量を多
くすることができる。
【0017】また、請求項3記載の発明のように、爪部
(31a)と段部(33)とでケース(1)を挟持する
ように構成すれば、回転軸(8、9、14、15)の上
記軸方向におけるがたつきを防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明を自動車用空調装置
に適用した一実施の形態を説明する。なお、本実施の形
態における空調ユニットの全体構成は、図1に示す従来
の空調装置と同じであるため、その説明は省略する。以
下、上記従来の空調装置とは異なる部分(各シャフト
8、9、14、15の一端側先端形状)についてのみ、
図2〜4を用いて説明する。なお、図2はシャフト8、
9、14、15の空調ケース1への組付状態を示す断面
図、図3は図2の要部拡大図、図4は図3の右側から見
た正面図である。
【0019】PPよりなるシャフト8、9、14、15
の一端側先端面30には、図7に示したものと同じよう
に、先端面30からの高さがA寸法(10mm)である
可撓部31および突出部32が、それぞれシャフト8、
9、14、15と一体的に形成されている。そして、こ
の可撓部31の先端には、可撓部31の長手方向の幅
(図3のG寸法)が3mmである爪部31aが形成され
ている。
【0020】さらに、先端面30のうち、突出部32の
摺動面32aよりも径方向外側部位(シャフト8、9、
14、15を空調ケース1の孔部1bに嵌合したとき
に、空調ケース1の内壁面と対向する部位)には、先端
面30からの高さが上記A寸法の約半分の寸法(図3の
F寸法、本実施の形態では5mm)である扇状の段部3
3が、シャフト8、9、14、15と一体的に形成され
ている。
【0021】なお、これらシャフト8、9、14、1
5、可撓部31、爪部31a、突出部32、および段部
33はそれぞれ、所定の型の中にPPを注入し、これが
固まった後に上記型を抜き取ることによって、シャフト
8、9、14、15と一体的に成形される。シャフト
8、9、14、15の上記一端側先端部を上記のように
形成したことによって、シャフト8、9、14、15を
空調ケース1内に挿入し、可撓部31を空調ケース1の
孔部1bに挿入したときに、爪部31aが孔部1bと係
合すると同時に、段部33の先端面が空調ケース1の内
壁面に当接する。その結果、本実施の形態では厚さ2m
mの空調ケース1を、爪部31aと段部33とが挟持す
る状態となり、これによって、シャフト8、9、14、
15の軸方向におけるがたつきが防止される。
【0022】このように、空調ケース1の内壁面に段部
33の先端面が当接するので、シャフトの一端側先端面
30と空調ケース1の内壁面との間に、段部33の高さ
(5mm)の距離が設けられる。また、これによって、
シャフトの他端側先端面34と空調ケース1の内壁面と
の間に、可撓部31の高さ(10mm)と段部33の高
さ(5mm)との差(=5mm)の距離(H寸法)が設
けられる。
【0023】従って、フィルムドア10、16を、シャ
フト8、9、14、15の一端から他端までの長さ(B
寸法)一杯に巻回することができる。その結果、図7の
ものに比べて、フィルムドア10、16の開口部20の
幅を大きくとることができ、開口部20を通過する風量
を多くすることができる。そしてひいては、車室内への
吹出風量を多くすることができる。
【0024】また、本実施の形態では、図4からも分か
るように、可撓部31を段部33から離れた位置に形成
したので、この可撓部31は段部33に邪魔されずに自
由に撓むことができる。 (他の実施の形態)図5に示すように、シャフト8、
9、14、15の他端側孔部21に、爪部41aを有し
たマニュアル操作レバー41を嵌合し、シャフト8、
9、14、15に板状ドア40を連結したものにおいて
も、シャフトの一端側先端面30に段部33を設けるこ
とによって、上記板状ドア40の面積を大きくとること
ができる。
【0025】また、上記各実施の形態では、段部33を
シャフト8、9、14、15と一体的に形成したが、シ
ャフト8、9、14、15とは別体のものでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施の形態における空調ユニットの全
体構成図である。
【図2】上記実施の形態におけるシャフトと空調ケース
との組付状態を示す断面図である。
【図3】図2のシャフトの要部拡大図である。
【図4】図2のシャフトの先端部を示す正面図である。
【図5】本発明他の実施の形態におけるシャフトと空調
ケースとの組付状態を示す断面図である。
【図6】従来の空調装置におけるシャフトと空調ケース
との組付状態を示す断面図である。
【図7】本発明者等が案出したシャフトと空調ケースと
の組付状態を示す断面図である。
【図8】図7のシャフトの先端部を示す正面図である。
【符号の説明】
1…空調ケース(ケース)、1a、1b…孔部、8…第
1駆動シャフト(回転軸)、9…第1従動シャフト(回
転軸)、10…第1フィルムドア(膜状部材)、14…
第2駆動シャフト(回転軸)、15…第2従動シャフト
(回転軸)、16…第2フィルムドア(膜状部材)、2
0…開口部、30…先端面、31…可撓部、31a…爪
部、32…突出部、33…段部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース(1)に形成された孔部(1a、
    1b)を軸として回転可能となるように、このケース
    (1)内に設けられた回転軸(8、9、14、15)
    と、 この回転軸(8、9、14、15)に接続された弁体
    (10、16、40)とを備え、 前記回転軸(8、9、14、15)を回転させて前記弁
    体(10、16、40)を前記ケース(1)内で動かす
    ことによって、前記ケース(1)内の空気通路を切り換
    えるように構成された空気通路切換装置において、 前記回転軸(8、9、14、15)の少なくとも一端側
    先端面(30)には、 前記回転軸(8、9、14、15)の軸方向に突出し、
    かつ先端に前記ケースの孔部(1b)と係合する爪部
    (31a)が形成された可撓性の可撓部(31)と、 前記先端面(30)のうち、前記可撓部(31)を前記
    ケースの孔部(1b)に嵌合したときに前記ケース
    (1)の内壁面と対向する部位において、前記軸方向に
    おける前記先端面(30)からの高さが、前記可撓部
    (31)の前記先端面(30)からの同高さよりも低い
    段部(33)とが形成され、 前記可撓部(31)が前記ケースの孔部(1b)に嵌合
    され、前記爪部(31a)がこの孔部(1b)に係合す
    ることによって、前記回転軸(8、9、14、15)が
    この孔部(1b)を軸として回転可能となるように構成
    されたことを特徴とする空気通路切換装置。
  2. 【請求項2】 前記弁体(10、16、40)は、空気
    を通過させる開口部(20)が形成され、前記回転軸の
    回転に伴ってスライド移動するように前記回転軸(8、
    9、14、15)に接続された可撓性の膜状部材(1
    0、16)であることを特徴とする請求項1記載の空気
    通路切換装置。
  3. 【請求項3】 前記爪部(31a)と前記段部(33)
    とが前記ケース(1)を挟持するように構成されたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の空気通路切換装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100355594C (zh) * 2003-12-19 2007-12-19 株式会社电装 空气通道打开/闭合装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100355594C (zh) * 2003-12-19 2007-12-19 株式会社电装 空气通道打开/闭合装置

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