JPH0971443A - 安全合わせガラス用中間膜 - Google Patents
安全合わせガラス用中間膜Info
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- JPH0971443A JPH0971443A JP23117795A JP23117795A JPH0971443A JP H0971443 A JPH0971443 A JP H0971443A JP 23117795 A JP23117795 A JP 23117795A JP 23117795 A JP23117795 A JP 23117795A JP H0971443 A JPH0971443 A JP H0971443A
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- JP
- Japan
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- laminated glass
- safety laminated
- polymerization
- interlayer film
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- Prior art date
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- Pending
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は低温から高温までの広い温度領域に
おいて優れた耐貫通強度を有する安全合わせガラス中間
膜を提供することにある。 【解決手段】 炭素数2〜20のヒドロキシアルキル基
を側鎖に有する変性ポリビニルアセタールからなる安全
合わせガラス用中間膜。
おいて優れた耐貫通強度を有する安全合わせガラス中間
膜を提供することにある。 【解決手段】 炭素数2〜20のヒドロキシアルキル基
を側鎖に有する変性ポリビニルアセタールからなる安全
合わせガラス用中間膜。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は安全合わせガラス用
中間膜に関する。
中間膜に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリビニルアルコール(以下PV
Aと略記する)をアセタール化して得られるポリビニル
アセタール、特にポリビニルブチラールは、可塑剤の添
加により可塑化され、更にシート状に成形され、自動
車、航空機あるいは建築物の窓ガラス等に使用される安
全合わせガラス用中間膜として広く使用されている。し
かしながら、近年、安全合わせガラスの強度に対する要
求は益々高くなり、特に通常のポリビニルアルコールを
アセタール化して得られたポリビニルアセタールを用い
て得られた従来の製品は、低温あるいは高温時における
耐貫通強度の低下が大きいという問題があり、この点を
改良するために中間膜用樹脂およびそれへの添加物につ
いて多くの検討がなされているが、満足するものは見出
されていない。
Aと略記する)をアセタール化して得られるポリビニル
アセタール、特にポリビニルブチラールは、可塑剤の添
加により可塑化され、更にシート状に成形され、自動
車、航空機あるいは建築物の窓ガラス等に使用される安
全合わせガラス用中間膜として広く使用されている。し
かしながら、近年、安全合わせガラスの強度に対する要
求は益々高くなり、特に通常のポリビニルアルコールを
アセタール化して得られたポリビニルアセタールを用い
て得られた従来の製品は、低温あるいは高温時における
耐貫通強度の低下が大きいという問題があり、この点を
改良するために中間膜用樹脂およびそれへの添加物につ
いて多くの検討がなされているが、満足するものは見出
されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の安全合わせガラス用中間膜が有する欠点を克服
し、低温から高温までの幅広い温度領域において優れた
耐貫通強度を有する安全合わせガラス用中間膜を提供し
ようとするものである。
従来の安全合わせガラス用中間膜が有する欠点を克服
し、低温から高温までの幅広い温度領域において優れた
耐貫通強度を有する安全合わせガラス用中間膜を提供し
ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、炭素数2〜20のヒ
ドロキシアルキル基を側鎖に有する変性ポリビニルアセ
ータルからなる安全合わせガラス用中間膜を見出し、本
発明を完成するに至った。
解決するために鋭意検討した結果、炭素数2〜20のヒ
ドロキシアルキル基を側鎖に有する変性ポリビニルアセ
ータルからなる安全合わせガラス用中間膜を見出し、本
発明を完成するに至った。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の変性ポリビニルアセター
ルの原料に使用される変性PVAは、分子内にビニルア
ルコール単位を有していることが必要であり、かつ炭素
数2〜20のヒドロキシアルキル基を側鎖に有している
ことが必要であり、該側鎖は変性PVAの主鎖に直接結
合していることが必要である。該変性PVAのヒドロキ
シアルキル基の炭素数は、2〜20であり、2〜15が
好ましく、3〜10がより好ましい。ヒドロキシアルキ
ル基は、少なくとも1個のヒドロキシル基(水酸基)を
有するアルキル基であり、熱安定性や水溶性の点で、ω
−ヒドロキシルアルキル基がより好ましい。ヒドロキシ
アルキル基のアルキル基としては、その水素原子が炭素
数1〜9の直鎖状または分岐状のアルキル基で置換され
ていてもよい。
ルの原料に使用される変性PVAは、分子内にビニルア
ルコール単位を有していることが必要であり、かつ炭素
数2〜20のヒドロキシアルキル基を側鎖に有している
ことが必要であり、該側鎖は変性PVAの主鎖に直接結
合していることが必要である。該変性PVAのヒドロキ
シアルキル基の炭素数は、2〜20であり、2〜15が
好ましく、3〜10がより好ましい。ヒドロキシアルキ
ル基は、少なくとも1個のヒドロキシル基(水酸基)を
有するアルキル基であり、熱安定性や水溶性の点で、ω
−ヒドロキシルアルキル基がより好ましい。ヒドロキシ
アルキル基のアルキル基としては、その水素原子が炭素
数1〜9の直鎖状または分岐状のアルキル基で置換され
ていてもよい。
【0006】炭素数2〜20のヒドロキシアルキル基
は、ヒドロキシアルキル基を含有するオレフィン単位の
形態で存在していることが好ましい。ヒドロキシアルキ
ル基を含有するオレフィン単位のなかでも、変性PVA
の重合度の制御の容易性などの点から、3−ブテン−1
−オール、4−ペンテン−1−オール、5−ヘキセン−
1−オール、7−オクテン−1−オール、9−デセン−
1−オール、11−ドデセン−1−オール、3−メチル
−3−ブテン−1−オールなどに由来する単量体単位が
好ましい。これらの単量体単位のほかに、変性PVAの
原料であるポリビニルエステル系重合体のけん化反応時
に、ヒドロキシル基の生成が可能なエステル基を含有す
る単量体単位であってもよい。
は、ヒドロキシアルキル基を含有するオレフィン単位の
形態で存在していることが好ましい。ヒドロキシアルキ
ル基を含有するオレフィン単位のなかでも、変性PVA
の重合度の制御の容易性などの点から、3−ブテン−1
−オール、4−ペンテン−1−オール、5−ヘキセン−
1−オール、7−オクテン−1−オール、9−デセン−
1−オール、11−ドデセン−1−オール、3−メチル
−3−ブテン−1−オールなどに由来する単量体単位が
好ましい。これらの単量体単位のほかに、変性PVAの
原料であるポリビニルエステル系重合体のけん化反応時
に、ヒドロキシル基の生成が可能なエステル基を含有す
る単量体単位であってもよい。
【0007】変性PVAにおける炭素数2〜20のヒド
ロキシアルキル基の含有量としては、0.1〜20モル
%が好ましく、0.5〜15モル%がより好ましく、1
〜10モル%がより好ましい。変性PVAのけん化度と
しては特に制限はないが、50モル%以上が好ましく、
70モル%以上がより好ましい。変性PVAの粘度平均
重合度(以下、重合度と略記する)としては、100〜
20000が好ましく、200〜8000がより好まし
く、300〜3000がより好ましい。
ロキシアルキル基の含有量としては、0.1〜20モル
%が好ましく、0.5〜15モル%がより好ましく、1
〜10モル%がより好ましい。変性PVAのけん化度と
しては特に制限はないが、50モル%以上が好ましく、
70モル%以上がより好ましい。変性PVAの粘度平均
重合度(以下、重合度と略記する)としては、100〜
20000が好ましく、200〜8000がより好まし
く、300〜3000がより好ましい。
【0008】変性PVAの製法としては、ビニルエステ
ルと炭素数2〜20のヒドロキシアルキル基を含有する
オレフィンとを共重合して得られたポリビニルエステル
系重合体を、アルコールあるいはジメチルスルホキシド
溶液中でけん化する方法などの公知の方法が挙げられ
る。ビニルエステルとしては、蟻酸ビニル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニルなどが挙げ
られ、なかでも酢酸ビニルが好ましい。上記の方法によ
り得られた変性PVAをアセタール化することにより、
本発明の変性ポリビニルアルコールのアセタール化樹脂
(変性ポリビニルアセタール)が得られる。変性ポリビ
ニルアセタールのなかでも変性ポリビニルブチラールが
好ましい。変性PVAのアセタール化は、従来のポリビ
ニルアセタールの製造方法と同様の方法が用いられる。
上記の方法のほかに、変性PVAの製造途中のけん化工
程において、けん化反応とアセタール化を同時に行うこ
とによっても本発明の変性ポリビニルアセタールを得る
ことができる。
ルと炭素数2〜20のヒドロキシアルキル基を含有する
オレフィンとを共重合して得られたポリビニルエステル
系重合体を、アルコールあるいはジメチルスルホキシド
溶液中でけん化する方法などの公知の方法が挙げられ
る。ビニルエステルとしては、蟻酸ビニル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニルなどが挙げ
られ、なかでも酢酸ビニルが好ましい。上記の方法によ
り得られた変性PVAをアセタール化することにより、
本発明の変性ポリビニルアルコールのアセタール化樹脂
(変性ポリビニルアセタール)が得られる。変性ポリビ
ニルアセタールのなかでも変性ポリビニルブチラールが
好ましい。変性PVAのアセタール化は、従来のポリビ
ニルアセタールの製造方法と同様の方法が用いられる。
上記の方法のほかに、変性PVAの製造途中のけん化工
程において、けん化反応とアセタール化を同時に行うこ
とによっても本発明の変性ポリビニルアセタールを得る
ことができる。
【0009】本発明の変性ポリビニアセタールのアセタ
ール化度は、使用する変性PVAの種類や量によって異
なるが、50〜80モル%が好ましく、55〜70モル
%がより好ましい。
ール化度は、使用する変性PVAの種類や量によって異
なるが、50〜80モル%が好ましく、55〜70モル
%がより好ましい。
【0010】変性ポリビニルアセタールを原料に用いた
安全合わせガラス用中間膜の製造方法としては、従来の
ポリビニルアセタールと同様の方法が用いられる。本発
明の変性ポリビニルアセタールには可塑剤を添加するの
が好ましく、変性ポリビニルアセタール100重量部に
対して、可塑剤20〜80重量部が好ましく、40〜6
0重量部がより好ましい。可塑剤としては、通常のもの
が使用可能であり、例えばトリエチレングリコール−ジ
−2−エチルブチレート、トリエチレングリコール−ジ
−2−エチルヘキシレートなどが好適に用いられる。ま
た、着色剤、シリコン油などの添加剤を適宜加えること
もできる。本発明の中間膜は、変性ポリビニルアセター
ルを常法によりシート状に成形することにより得られ
る。得られた中間膜をガラス板の間に挟み加熱加圧する
ことにより、安全合わせガラスが得られる。
安全合わせガラス用中間膜の製造方法としては、従来の
ポリビニルアセタールと同様の方法が用いられる。本発
明の変性ポリビニルアセタールには可塑剤を添加するの
が好ましく、変性ポリビニルアセタール100重量部に
対して、可塑剤20〜80重量部が好ましく、40〜6
0重量部がより好ましい。可塑剤としては、通常のもの
が使用可能であり、例えばトリエチレングリコール−ジ
−2−エチルブチレート、トリエチレングリコール−ジ
−2−エチルヘキシレートなどが好適に用いられる。ま
た、着色剤、シリコン油などの添加剤を適宜加えること
もできる。本発明の中間膜は、変性ポリビニルアセター
ルを常法によりシート状に成形することにより得られ
る。得られた中間膜をガラス板の間に挟み加熱加圧する
ことにより、安全合わせガラスが得られる。
【0011】
【実施例】以下、実施例をあげて本説明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではな
い。なお、以下において、「部」および「%」は特に断
りのないかぎり、それぞれ「重量部」および「重量%」
を意味する。
するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではな
い。なお、以下において、「部」および「%」は特に断
りのないかぎり、それぞれ「重量部」および「重量%」
を意味する。
【0012】実施例1 還流冷却器、撹拌器、温度計、窒素導入間及び後添加液
用の仕込み口とポンプを備えた3リットルの重合槽に酢
酸ビニルを1680g 、7-オクテン−1−オールを350 g、
メタノールを420g仕込んだ。重合液を撹拌しながら、系
内を窒素置換して加温し、60℃の恒温になった時点
で、2,2'−アゾビスイソブチロニトリル(以下「AIB
N」と略記する)を26g添加して重合を開始した。重合
開始時点より系内の固形分濃度を分析しつつ重合を行
い、4時間後に重合槽を冷却することにより重合を停止
した。重合停止時の重合率は59%であった。得られた
重合ペーストをn-ヘキサン中に滴下して重合物を析出さ
せた。次に、重合物をアセトンに溶解し、n-ヘキサン中
で析出させる再沈−精製操作を3回実施した後、再度ア
セトンに溶解し、蒸留水に滴下して、煮沸精製した後、
60℃で乾燥することにより、精製ポリビニル酢酸ビニ
ル(以下「PVAc」と略記する)が得られた。次に、
精製PVAcの濃度30%のメタノール溶液を調整し、40
℃で撹拌しながら、水酸化ナトリウムの濃度10%のメタ
ノール溶液を添加し、60分間のけん化反応を行った。
得られたゲル状物を粉砕後、メタノールで洗浄し、50℃
で18時間乾燥することにより白色粉末の変性PVAが得
られた。得られた変性PVA中の7-オクテン−1−オー
ル単位の含量は4.5 モル%、重合度590、酢酸ビニル
単位のけん化度80モル%であった。該変性PVA10
部を水90部に入れ、撹拌下で加熱溶解した後、40℃
まで冷却した。40℃で撹拌しながら、濃度35%の濃
塩酸6.5部を添加し、更にブチルアルデヒド5.2部
を加えることにより、変性ポリビニルブチラールの白色
沈澱が発生した。更に40℃で4時間の熟成を行って反
応を終了し、樹脂を中和、水洗することにより、ブチラ
ール化度60モル%の変性ポリビニルブチラール樹脂が
得られた。この樹脂100部にトリエチレングリコール
−2−エチルブチレート50部を加えて可塑化し、70
℃にて5分間ロール練りを行い、更に140℃、50k
g/cm2 の条件下で、厚さ0.75mmの中間膜を作
成した。このフィルムをガラス板(厚さ3mm、巾30
0mm、長さ300mm)2枚の間に挟んで120℃、
10kg/cm2 の条件で張り合わせ、安全合わせガラ
スを得た。得られた安全合わせガラスについて耐貫通強
度及びフィルムとガラスとの接着性を測定した。結果を
表1に示す。
用の仕込み口とポンプを備えた3リットルの重合槽に酢
酸ビニルを1680g 、7-オクテン−1−オールを350 g、
メタノールを420g仕込んだ。重合液を撹拌しながら、系
内を窒素置換して加温し、60℃の恒温になった時点
で、2,2'−アゾビスイソブチロニトリル(以下「AIB
N」と略記する)を26g添加して重合を開始した。重合
開始時点より系内の固形分濃度を分析しつつ重合を行
い、4時間後に重合槽を冷却することにより重合を停止
した。重合停止時の重合率は59%であった。得られた
重合ペーストをn-ヘキサン中に滴下して重合物を析出さ
せた。次に、重合物をアセトンに溶解し、n-ヘキサン中
で析出させる再沈−精製操作を3回実施した後、再度ア
セトンに溶解し、蒸留水に滴下して、煮沸精製した後、
60℃で乾燥することにより、精製ポリビニル酢酸ビニ
ル(以下「PVAc」と略記する)が得られた。次に、
精製PVAcの濃度30%のメタノール溶液を調整し、40
℃で撹拌しながら、水酸化ナトリウムの濃度10%のメタ
ノール溶液を添加し、60分間のけん化反応を行った。
得られたゲル状物を粉砕後、メタノールで洗浄し、50℃
で18時間乾燥することにより白色粉末の変性PVAが得
られた。得られた変性PVA中の7-オクテン−1−オー
ル単位の含量は4.5 モル%、重合度590、酢酸ビニル
単位のけん化度80モル%であった。該変性PVA10
部を水90部に入れ、撹拌下で加熱溶解した後、40℃
まで冷却した。40℃で撹拌しながら、濃度35%の濃
塩酸6.5部を添加し、更にブチルアルデヒド5.2部
を加えることにより、変性ポリビニルブチラールの白色
沈澱が発生した。更に40℃で4時間の熟成を行って反
応を終了し、樹脂を中和、水洗することにより、ブチラ
ール化度60モル%の変性ポリビニルブチラール樹脂が
得られた。この樹脂100部にトリエチレングリコール
−2−エチルブチレート50部を加えて可塑化し、70
℃にて5分間ロール練りを行い、更に140℃、50k
g/cm2 の条件下で、厚さ0.75mmの中間膜を作
成した。このフィルムをガラス板(厚さ3mm、巾30
0mm、長さ300mm)2枚の間に挟んで120℃、
10kg/cm2 の条件で張り合わせ、安全合わせガラ
スを得た。得られた安全合わせガラスについて耐貫通強
度及びフィルムとガラスとの接着性を測定した。結果を
表1に示す。
【0013】実施例2 5リットルの重合槽を使用して、実施例1と同様にし
て、以下の重合を行った。酢酸ビニルを2800g、7-オク
テン−1−オールを300 g 、メタノールを700g仕込ん
だ。重合液を撹拌しながら、系内を窒素置換して加温
し、60℃の恒温になった時点で、AIBNを33g添加し
て重合を開始し、4.5 時間後に重合率が63%になった時
点で重合を停止した。実施例1と同様にして精製PVA
cを得、続いて、けん化および精製を行うことにより、
変性PVAが得られた。得られた変性PVA中の7-オク
テン−1−オール単位の含量は8.4 モル%、重合度51
0、酢酸ビニル単位のけん化度88モル%であった。上
記の変性PVAを用いて得られた変性ポリビニルブチラ
ール樹脂を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、
安全合わせガラスを得た。得られた安全合わせガラスに
ついて耐貫通強度及びフィルムとガラスとの接着性を測
定した。結果を表1に示す。
て、以下の重合を行った。酢酸ビニルを2800g、7-オク
テン−1−オールを300 g 、メタノールを700g仕込ん
だ。重合液を撹拌しながら、系内を窒素置換して加温
し、60℃の恒温になった時点で、AIBNを33g添加し
て重合を開始し、4.5 時間後に重合率が63%になった時
点で重合を停止した。実施例1と同様にして精製PVA
cを得、続いて、けん化および精製を行うことにより、
変性PVAが得られた。得られた変性PVA中の7-オク
テン−1−オール単位の含量は8.4 モル%、重合度51
0、酢酸ビニル単位のけん化度88モル%であった。上
記の変性PVAを用いて得られた変性ポリビニルブチラ
ール樹脂を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、
安全合わせガラスを得た。得られた安全合わせガラスに
ついて耐貫通強度及びフィルムとガラスとの接着性を測
定した。結果を表1に示す。
【0014】実施例3 酢酸ビニル2800g、7-オクテン−1−オール60g、AI
BN2.8 g、重合時間4.5時間、重合率40%に重合
条件を変更したこと以外は、実施例1と同様にして、重
合、けん化および精製を行い、変性PVAが得られた。
得られた変性PVAの7-オクテン−1−オール単位の含
有量は1.6 モル%、重合度1740、酢酸ビニル単位の
けん化度98.5%であった。上記の変性PVAを用い
て得られた変性ポリビニルブチラール樹脂を用いたこと
以外は、実施例1と同様にして、安全合わせガラスを得
た。得られた安全合わせガラスについて耐貫通強度及び
フィルムとガラスとの接着性を測定した。結果を表1に
示す。
BN2.8 g、重合時間4.5時間、重合率40%に重合
条件を変更したこと以外は、実施例1と同様にして、重
合、けん化および精製を行い、変性PVAが得られた。
得られた変性PVAの7-オクテン−1−オール単位の含
有量は1.6 モル%、重合度1740、酢酸ビニル単位の
けん化度98.5%であった。上記の変性PVAを用い
て得られた変性ポリビニルブチラール樹脂を用いたこと
以外は、実施例1と同様にして、安全合わせガラスを得
た。得られた安全合わせガラスについて耐貫通強度及び
フィルムとガラスとの接着性を測定した。結果を表1に
示す。
【0015】比較例1 けん化度99.1モル%、重合度1000の無変性PV
Aを用いて得られたポリビニルブチラール樹脂を用いた
こと以外は、実施例1と同様にして、安全合わせガラス
を得た。得られた安全合わせガラスについて耐貫通強度
及びフィルムとガラスとの接着性を測定した。結果を表
1に示す。
Aを用いて得られたポリビニルブチラール樹脂を用いた
こと以外は、実施例1と同様にして、安全合わせガラス
を得た。得られた安全合わせガラスについて耐貫通強度
及びフィルムとガラスとの接着性を測定した。結果を表
1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】(*1) 落球高さ: 安全合わせガラス試料
(巾300,長さ300mm)の縁を支持枠に固定して
水平に保持し、その上から2.26kgの鋼球を試験編
の中央に自由落下させる。鋼球の高さを0.5m単位で
変化させ、一定の高さでの繰り返し試験で、その試験数
の50%において鋼球の貫通が妨げられる最高の鋼球高
さを測定した。この試験は安全合わせガラスの温度を−
20℃、20℃及び40℃の3水準の温度について行っ
た。落球高さの数値が大であるほど、耐貫通強度が大で
あることを示す。 (*2)パンメル値: 安全合わせガラス試料を−18℃に
1時間以上保つて恒温にした後、ハンマー(頭の部分が
1ポンドである)破砕試験にかけ、被着ガラス粒子径が
最大6mm以下になるまで粉砕した。割れたガラス片を
振り落とし、中間膜の露出した部分を観察し、0〜8の
ランクで判定した。パンメル値の価が大きいほど、露出
度が低いことを示す。パンメル値が大きいほど、すなわ
ち露出度が低いほど、中間膜の接着性が良好であること
を示す。
(巾300,長さ300mm)の縁を支持枠に固定して
水平に保持し、その上から2.26kgの鋼球を試験編
の中央に自由落下させる。鋼球の高さを0.5m単位で
変化させ、一定の高さでの繰り返し試験で、その試験数
の50%において鋼球の貫通が妨げられる最高の鋼球高
さを測定した。この試験は安全合わせガラスの温度を−
20℃、20℃及び40℃の3水準の温度について行っ
た。落球高さの数値が大であるほど、耐貫通強度が大で
あることを示す。 (*2)パンメル値: 安全合わせガラス試料を−18℃に
1時間以上保つて恒温にした後、ハンマー(頭の部分が
1ポンドである)破砕試験にかけ、被着ガラス粒子径が
最大6mm以下になるまで粉砕した。割れたガラス片を
振り落とし、中間膜の露出した部分を観察し、0〜8の
ランクで判定した。パンメル値の価が大きいほど、露出
度が低いことを示す。パンメル値が大きいほど、すなわ
ち露出度が低いほど、中間膜の接着性が良好であること
を示す。
【0018】
【発明の効果】本発明の安全合わせガラス用中間膜を用
いて得られた安全合わせガラスは、常温、低温および高
温時の幅広い温度範囲において、耐貫通性に優れてお
り、中間膜とガラス面との接着性も良好であることか
ら、衝撃物により破損された場合におけるガラス破片の
悲惨さを減少させるという効果を奏する。
いて得られた安全合わせガラスは、常温、低温および高
温時の幅広い温度範囲において、耐貫通性に優れてお
り、中間膜とガラス面との接着性も良好であることか
ら、衝撃物により破損された場合におけるガラス破片の
悲惨さを減少させるという効果を奏する。
Claims (2)
- 【請求項1】 炭素数2〜20のヒドロキシアルキル基
を側鎖に有する変性ポリビニルアセタールからなる安全
合わせガラス用中間膜。 - 【請求項2】 請求項1記載の変性ポリビニルアセター
ル100重量部および可塑剤20〜80重量部からなる
安全合わせガラス用中間膜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23117795A JPH0971443A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 安全合わせガラス用中間膜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23117795A JPH0971443A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 安全合わせガラス用中間膜 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0971443A true JPH0971443A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16919530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23117795A Pending JPH0971443A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 安全合わせガラス用中間膜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0971443A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014098051A1 (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-26 | 株式会社クラレ | ビニルアセタール系重合体 |
| US9139675B2 (en) | 2006-04-05 | 2015-09-22 | The Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd. | Polyvinyl acetal-based resin |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23117795A patent/JPH0971443A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9139675B2 (en) | 2006-04-05 | 2015-09-22 | The Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd. | Polyvinyl acetal-based resin |
| WO2014098051A1 (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-26 | 株式会社クラレ | ビニルアセタール系重合体 |
| JPWO2014098051A1 (ja) * | 2012-12-18 | 2017-01-12 | 株式会社クラレ | ビニルアセタール系重合体 |
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