JPH0971533A - 凍結乾燥製剤 - Google Patents

凍結乾燥製剤

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JPH0971533A
JPH0971533A JP8169009A JP16900996A JPH0971533A JP H0971533 A JPH0971533 A JP H0971533A JP 8169009 A JP8169009 A JP 8169009A JP 16900996 A JP16900996 A JP 16900996A JP H0971533 A JPH0971533 A JP H0971533A
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JP
Japan
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oxopiperazine
acetic acid
freeze
group
physiologically active
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Withdrawn
Application number
JP8169009A
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English (en)
Inventor
Motoya Oshika
元也 大鹿
直 ▲はま▼口
Sunao Hamaguchi
Shigehiro Higuchi
重浩 樋口
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生理活性物質を安定に含有する医薬組成物を提
供する。 【解決手段】置換されていてもよいアミジノ基を有する
生理活性物質および二糖類を含有してなる凍結乾燥製剤
とすることにより、該生理活性物質を安定に保持するこ
とを可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不安定な生理活性物
質を安定に含有する組成物に関し、医薬等の製剤分野に
おいて用いられるものである。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】これま
でに知られている生理活性物質には、経日的に比較的安
定なものもあれば、不安定なものもあり、たとえば分子
中にアミジノ基を有する化合物は経日的に不安定であ
り、これらの化合物を安定に保つことが望まれている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、この点を
解決すべく鋭意研究した結果、二糖類を配合することに
より、分子中にアミジノ基を有する化合物の安定性が向
上することを見いだした。すなわち、本発明は、置換さ
れていてもよいアミジノ基を有する生理活性物質および
二糖類を含有してなる医薬組成物に関する。上記置換さ
れていてもよいアミジノ基を有する生理活性物質(以下
単に生理活性物質という)は分子中に置換されていても
よいアミジノ基を1個以上有するものであればよい。置
換されていてもよいアミジノ基としては、アルキル基で
置換されたアミジノ基が好ましく、該アルキル基として
はたとえばメチル基,エチル基,プロピル基,イソプロ
ピル基,ブチル基,イソブチル基,第三級ブチル基な
ど、炭素数1〜4のものが挙げられる。本発明は、無置
換のアミジノ基を有する化合物に対して、より効果的に
適用できる。
【0004】本発明における生理活性物質の具体例とし
ては、たとえば、(1) (S)−4−(trans−4−グアニ
ジノメチルシクロヘキシルカルボニルグリシル)−2−
オキソピペラジン−1,3−ジ酢酸,(2) (S)−4−
(4−グアニジノメチルベンゾイルグリシル)−2−オ
キソピペラジン−1,3−ジ酢酸,(3) (S)−4−(4
−グアニジノベンゾイルグリシル)−2−オキソピペラ
ジン−1,3−ジ酢酸,(4) (S)−4−(4−グアニジ
ノベンゾイルザルコシル)−2−オキソピペラジン−
1,3−ジ酢酸,(5) (S)−4−(4−グアニジノメチ
ルベンゾイルザルコシル)−2−オキソピペラジン−
1,3−ジ酢酸,(6) (S)−1−カルボキシメチル−4
−(4−グアニジノベンゾイルザルコシル)−2−オキ
ソピペラジン−3−プロピオン酸,(7) (S)−4−(3
−グアニジノフェニルアセチルグリシル)−2−オキソ
ピペラジン−1,3−ジ酢酸,(8) (S)−4−(4−ア
ミジノベンゾイルグリシル)−2−オキソピペラジン−
1,3−ジ酢酸,(9) 4−(4−アミジノベンゾイルグ
リシル)−2−オキソピペラジン−1−酢酸,(10)
(S)−4−(4−アミジノベンゾイルグリシル)−3−
メトキシカルボニルメチル−2−オキソピペラジン−1
−酢酸,(11) (S)−4−(4−アミジノベンゾイル
グリシル)−3−ベンジル−2−オキソピペラジン−1
−酢酸,
【0005】(12) (S)−4−(4−アミジノベンゾ
イルグリシル)−3−カルバモイルメチル−2−オキソ
ピペラジン−1−酢酸,(13) (S)−4−(4−アミ
ジノベンゾイルグリシル)−1−カルボキシメチル−2
−オキソピペラジン−3−プロピオン酸,(14) 4−
(4−アミジノベンゾイル)アミノアセチル−3−[3
−(4−アミジノベンゾイル)アミノプロピル]−2−
オキソピペラジン−1−酢酸,(15) 4−(4−アミジ
ノベンゾイル)アミノアセチル−3−[4−(4−アミ
ジノベンゾイル)アミノブチル]−2−オキソピペラジ
ン−1−酢酸,(16) 4−(4−アミジノベンゾイル)
アミノアセチル−3−[2−(4−アミジノベンゾイ
ル)アミノエチル]−2−オキソピペラジン−1−酢
酸,(17) 4−(4−アミジノベンゾイル)アミノアセ
チル−3−[2−(4−アミジノフェニルアミノカルボ
ニル)エチル]−2−オキソピペラジン−1−酢酸,(1
8) 4−(4−アミジノベンゾイル)アミノアセチル−
3−[3−(4−アミジノフェニルアミノカルボニル)
プロピル]−2−オキソピペラジン−1−酢酸,(19) 4
−(4−アミジノベンゾイル)アミノアセチル−3−
[4−(4−アミジノフェニルアミノカルボニル)ブチ
ル]−2−オキソピペラジン−1−酢酸,(20) (S)−
4−(4−グアニジノベンゾイルアミノ)アセチル−3
−[3−(4−グアニジノベンゾイルアミノ)プロピ
ル]−2−オキソピペラジン−1−酢酸,(21) (S)
−4−(4−アミジノベンゾイルアミノ)アセチル−3
−[2−(4−グアニジノベンゾイルアミノ)エチル]
−2−オキソピペラジン−1−酢酸,(22) (S)−4
−[4−(2−アミノエチル)ベンゾイルアミノ]アセ
チル−3−[3−(4−アミジノベンゾイルアミノ)]
プロピル−2−オキソピペラジン−1−酢酸,(23)
(S,S)−3−3−(4−グアニジノベンゾイルアミ
ノ)プロピル]−4−[3−(4−メトキシフェニル)
−2−[4−(5−トリフルオロメチル−[1,2,4]
オキサジアゾール−3−イル−アミノ)ベンゾイルアミ
ノ]プロピオニル]−2−オキソピペラジン−1−酢
酸,(24) (S,S)−4−[2−(4−グアニジノベ
ンゾイル)アミノ−3−(4−メトキシフェニル)プロ
ピオニル]−3−[3−(4−グアニジノベンゾイル)
アミノプロピル]−2−オキソピペラジン−1−酢酸お
よびこれらの薬理学的に許容し得るエステルまたは塩な
どがあげられる。また、これらの化合物は光学活性体あ
るいはラセミ体であってもよい。
【0006】また、上記化合物の他SB−20744
8,GR−200976,SC−58052,G−74
53,G−7461,RO−43−5054,RO−4
3−8857,SC−52012,フラダフィバン(Fr
adafiban),SC−5684−A,SC−54701,
GR−144053,DX−9065−A,FR−14
4633,SB−208651などの抗血栓作用を有す
る化合物、コウマミジンガンマ−1(Coumamidine Gamm
a-1),コウマミジンガンマ−2(Coumamidine Gamma-
2)などの抗菌作用を有する化合物、FCE−2521
7,CP−79328,CGP−48664,B−62
3,FCE−24561,タリムスチン(Tallimustin
e),ディスタマイシンA(Distamycin-A)などの抗腫
瘍作用を有する化合物、TO−195などの抗リウマチ
作用および抗腎炎作用を有する化合物、BBEなどの抗
炎症作用を有する化合物、CGS−25019−Cなど
の抗リウマチ作用および抗喘息作用を有する化合物、ラ
ミフィバン(Lamifiban)などの抗狭心症作用および抗
心筋梗塞作用を有する化合物、SC−54684−Aな
どの抗狭心症作用,抗心筋梗塞作用および抗血栓作用を
有する化合物、セピモスタット(Sepimostat)などの抗
膵炎作用,抗肺気腫作用,抗食道炎作用を有する化合
物、ペンタミジンイセチオネート(Pentamidine Isethi
onate)などの抗血栓作用および抗原虫作用を有する化
合物、ニトラフダム塩酸塩(Nitrafudam Hydrochlorid
e)などの抗うつ作用を有する化合物、ナファモスタッ
ト(Nafamostat)などの抗膵炎作用,抗狭心症作用,抗
心筋梗塞作用を有する化合物、リバミジン(Ribamidin
e)などの抗ウィルス作用を有する化合物の他、たとえ
ばCGP−40215−A,ディミナゼン(Diminazen
e),オルミジン(Olmidine),プロパミジン(Propami
dine),イソメタミジウム(Isometamidium),TAN
−868−A,アセタミド塩酸塩(Acetamide Hydrochl
oride),アミジノマイシン(Amidinomycin),タパム
(Tapam),アミカルバリド(Amicarbalide),ジブロ
ムプロパミジン(Dibrompropamidine),レニフォリン
塩酸塩(Renyfoline Hydrochloride),ヘキサミジン
(Hexamidine),ヒドロキシスチルバミジンイセチオネ
ート(Hydroxystilbamidine Isetionate),イソメタミジ
ウムクロライド(Isometamidium Chloride),スチルバ
ミジンイセチオネート(Stilbamidine Isethionate)な
ども挙げられる。
【0007】上記薬理学的に許容し得る塩としては、通
常酸との塩たとえば塩酸,臭化水素酸,硫酸,硝酸,り
ん酸などの無機酸、たとえば酢酸,トリフルオロ酢酸,
酒石酸,クエン酸,フマール酸,マレイン酸,トルエン
スルホン酸,メタンスルホン酸などの有機酸との塩が挙
げられるが、化合物によっては塩基との塩たとえばナト
リウム,カリウムなどのアルカリ金属との塩,たとえば
カルシウム,マグネシウムなどのアルカリ土類金属との
塩であってもよい。本発明製剤の対象としては、非ペプ
チド性の化合物が好ましい。上記化合物(1)〜(2
4)あるいは、これらに類似する4位または3位にアミ
ジノ基を含む側鎖を有するピペラジン誘導体やその薬理
学的に許容し得る塩等は好対象であり、このようなピペ
ラジン誘導体のなかでも一般式(I)
【化2】 [式中、Rは、水素またはアルキル基を、Xは水素また
は置換されていてもよいアルキル基を、Yは1ないし2
個の原子を介して結合していてもよい環状炭化水素を、
Zはアミド化またはエステル化されていてもよいカルボ
キシル基をそれぞれ示す]で表わされる化合物およびそ
の薬理学的に許容しうる塩などが特に好ましい対象であ
る。上記一般式において、Rで表わされるアルキル基と
しては、炭素数1〜6(C1-6)アルキル(例えば、メチ
ル,エチル,プロピル,イソプロピル,ブチル,sec−
ブチル,tert−ブチル,ペンチル,ヘキシル)が挙げら
れ、好ましくはC1-4アルキル基である。
【0008】Xで表わされる置換されていてもよいアル
キル基としては、直鎖状のC1-4アルキル(例えば、メ
チル,エチル,プロピル,ブチル)が挙げられ、例え
ば、エステル化又はアミド化されていてもよいカルボキ
シル基(例えば、メチルエステル、エチルエステルなど
のC1-4アルキルエステル)、フェニル,あるいは式:
A−B−D〔Aはアミノ,アミジノまたはグアニジノ基
を、BはフェニレンをDは−CONH−(いずれの結合
手がBに結合していてもよい)を示す〕で表わされる基
で置換されていてもよい。Yで表わされる1ないし2個
の原子を介して結合していてもよい環状炭化水素として
は、炭素原子あるいは窒素原子を介して結合していても
よい飽和または不飽和の5〜6員環状炭化水素基(例え
ば、イミノ基,メチレン基などを介して結合していても
よいシクロペンタン,シクロヘキシル,フェニル基な
ど)が挙げられ、いずれのあるいは両方の結合手が原子
を介して結合していてもよい。環状炭化水素基としては
フェニルが好ましい。Zで表わされるエステル化されて
いてもよいカルボキシル基としては、C1-4アルキルエ
ステル(例えば、メチルエステル,エチルエステルな
ど)が挙げられる。これら化合物は分子内に不斉炭素を
有する場合はR配置,S配置のいずれでもよい。上記化
合物(1)〜(13)は特開平6−25285に記載さ
れており、また上記化合物(14)〜(24)はたとえ
ば後記の参考例に記載の方法に準じて製造することがで
きる。また上記一般式の化合物は、これらの方法に準じ
て製造できる。本発明で用いられる二糖類としては、た
とえば麦芽糖,セロビオース,ゲンチオビオース,メリ
ビオース,乳糖,ツラノース,ソロホースなどのマルト
ース型二糖類、たとえばトレハロース,イソトレハロー
ス,ショ糖,イソサッカロースなどのトレハロース型二
糖類のいずれでもよい。なかでも白糖(ショ糖),乳
糖,麦芽糖が好ましく、白糖が最も好ましい。これらの
二糖類は単独でまたは2種以上を混合して用いることが
できる。
【0009】本発明の医薬組成物は生理活性物質と二糖
類の双方を含むが、これらの配合割合は、重量比で生理
活性物質1に対し二糖類約1〜1,000、好ましくは
5〜500である。つぎに本発明の凍結乾燥製剤の製造
法について述べる。本発明の凍結乾燥製剤は、たとえば
生理活性物質と二糖類の双方を水または適当な水性溶媒
(たとえば水とアルコールの混合物)に溶かした水性液
を、所望によりたとえば0.22μmのフィルターで濾
過することにより、容易に無菌製剤とした後に、凍結乾
燥することによって固体状としたものが好ましい。本発
明の凍結乾燥製剤は、生理活性物質の分解,変質を長期
間抑制し、安定に保つことができる。水性液を調製する
場合、自体公知の方法にしたがって、生理活性物質およ
び二糖類の双方を水または水性溶媒(例えば、水とアル
コールの混合物)に溶解すればよい。溶解させる順序は
どちらが先でもよい。上記の生理活性物質および二糖類
の水性液に浸透圧を調節するために等張化剤を配合して
もよい。該等張化剤としては、たとえばグルコースなど
の単糖類、マンニトールなどの糖アルコール類、食塩な
どの塩類など等張化剤として公知のものが挙げられる。
本発明の凍結乾燥製剤は、通常まず、生理活性物質およ
び二糖類の双方を水または水性溶媒に溶解して水性液と
し、これを自体公知の方法により凍結乾燥することによ
り得ることができる。より詳しくは、上記の水性液を好
ましくは共晶点以下で凍結した後、乾燥庫内を真空に保
ちながら棚温を徐々に1次乾燥温度まで昇温し、同温度
で1次乾燥を行い、1次乾燥終了後、さらに棚温を2次
乾燥温度に到達するまで昇温し、同温度で2次乾燥を行
う。1次乾燥と2次乾燥の棚温は同一であってもよい。
このとき水性液中の生理活性物質の濃度は通常0.01m
g/ml〜500mg/mlであり、二糖類の濃度は通常0.0
1mg/ml〜1,000mg/mlである。このようにして得
られる本発明の凍結乾燥医薬組成物は生理活性物質を長
期間安定に保つことができる。
【0010】本発明の凍結乾燥製剤は、通常、単独ある
いは薬理学的に許容され得る担体もしくは賦形剤と混合
してなる医薬組成物とし、経口または非経口的に用いる
ことができる。本発明の凍結乾燥製剤は、これを打錠し
て錠剤に、またカプセルに充填してカプセル剤とするこ
とができ、また、用時注射用水あるいは輸液(例、生理
食塩水、ブドウ糖など)で溶解して、静脈注射剤、皮下
注射剤、筋肉注射剤、点滴注射剤などの注射剤または点
眼剤として用いることもできる。この注射用水または輸
液で溶解した液は充分に安定である。この場合、溶解液
中の生理活性物質の濃度はたとえば約0.01mg/ml〜
10mg/mlである。二糖類の濃度は約0.01mg/ml〜
1,000mg/mlである。注射剤用の用時溶解製剤とす
る場合、自体公知の、例えば濾過滅菌などの無菌調製法
により上記水性液を調整するのが好ましい。また凍結乾
燥製剤を調製する前に、二糖類あるいは二糖類とその他
の添加物との混合物を予め脱パイロジエン処理して用い
ることもできる。本発明の凍結乾燥製剤は生理活性物質
の薬効に基づきそれらの対象疾患に用いられる。
【0011】本発明の凍結乾燥製剤において、生理活性
物質として前記化合物(1)〜(24)を用いたもの
は、哺乳類(例、マウス,ラット,ウサギ,ネコ,イ
ヌ,ウシ,ヤギ,サル,ヒトなど)の抗血小板作用を有
し、低毒性で、人畜に対して安全であり、ヒトを含む哺
乳動物に脳血栓症(急性期)、一過性脳虚血性発作,不
安定狭心症などの治療剤として経口的または非経口的に
用いることができる。この場合の投与量は剤形,投与方
法,あるいは使用する薬効成分の種類などによって異な
るが、たとえば注射剤として静脈内投与する場合、ヒト
成人1日当たり、抗血栓作用を有する生理活性物質を約
0.1〜10mg投与する。該組成物は1日1回または2
〜3回にわけて投与してもよい。また、点滴注射剤とし
て用いてもよい。点滴に用いる輸液としては、生理食塩
水、5%グルコース液などを用いることが可能である。
この場合、輸液とセットになったキット製剤としても用
いることができる。また、プレフィルドシリンジ製剤や
DPS製剤(デュアルチャンバー・プレフィルド・シリ
ンジ)といった高付加価値製剤として用いることもでき
る。注射剤など水性液剤に調製する場合液性を弱酸性な
いし弱塩基性にしておくのが好ましい。たとえば塩酸,
臭化水素酸,硫酸,硝酸,りん酸などの無機酸、たとえ
ば酢酸,酒石酸,クエン酸,フマール酸,マレイン酸,
トルエンスルホン酸,メタンスルホン酸などの有機酸ま
たはこれらのナトリウム塩などを用いてpHを調節し弱
酸性ないし弱塩基性にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に実施例および参考例を挙げ
て本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの
例示に限定されるものではない。 実施例1 (S)−4−(4−アミジノベンゾイルグリシル)−3
−メトキシカルボニルメチル−2−オキソピペラジン−
1−酢酸 塩酸塩(化合物A)および糖類(マンニトー
ル,白糖,乳糖または麦芽糖)を〔表1〕の割合で配合
した凍結製剤を作成し、加速安定性試験を実施したとこ
ろ表2の結果を得た。なお凍結乾燥は化合物Aを0.2
%,糖類を2%含む水溶液調製し、これを約−40℃で
凍結した後、乾燥庫内の真空度を約0.1torr 以下に保
ちながら棚温を約7.5℃/時間の速度で30℃に到達
するまで昇温し、同温度で10時間以上乾燥する方法を
採用した。
【表1】:処方A〜Dの組成表
【表2】:処方A〜Dの安定性結果 本発明の医薬組成物である処方B,CおよびDは、各温
度における1カ月までの安定性が、比較組成物である処
方Aにくらべ、いずれも良好である。
【0013】実施例2 (S)−4−(4−アミジノベンゾイルグリシル)−3−
メトキシカルボニルメチル−2−オキソピペラジン−1
−酢酸 塩酸塩(化合物A)0.5mgおよび白糖5mgを
配合した凍結乾燥製剤を作成した。なお凍結乾燥製剤は
化合物Aを0.05%、白糖を0.5%含む水溶液を調製
し、これを実施例1と同様の方法で調製した。得られた
製剤の外観は白色の塊であり、蒸留水に溶かした時の溶
状は無色澄明であった。
【0014】実施例3 (S)−4−(4−グアニジノベンゾイル)アミノアセチ
ル−3−[3−(4−グアニジノベンゾイル)アミノ]プロ
ピル−2−オキソピペラジン−1−酢酸 塩酸塩(化合
物B)2mgおよび白糖20mgを配合した凍結乾燥製剤を
作成した。なお凍結乾燥は化合物Bを0.2%、白糖を
2%含む水溶液を調製し、これを実施例1と同様の方法
で調製した。得られた製剤の外観は白色の塊であり、蒸
留水に溶かしたときの溶状は無色澄明であった。
【0015】参考例1 (S)-3-(3-tブトキシカルボニルアミノプロピル)-2-
オキソピペラジン-1-酢酸 tブチルエステル シュウ酸
塩 (2,2-ジメトキシエチル)アミノ酢酸 tブチルエステ
ル(6.0g 27.7mmol)、 N-Z-Orn(Boc)-OH(10.0g
27.7mmol)をアセトン54.6mlに溶解させ、15℃で
撹拌下1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)-カ
ルボジイミド 塩酸塩(5.6g 29.2mmol)を加えた。
室温にて1時間撹拌後、 反応系を減圧濃縮し、 残渣を酢
酸エチルに溶解させ、 5% 硫酸水素カリウム水、 飽和
重曹水にて洗浄した。 有機層を減圧濃縮し、 淡黄油状物
を得た。 この油状物およびp-トルエンスルホン酸1.0
水和物(1.04g 5.46mmol)をトルエン137mlに溶
解させ、 70℃にて2時間撹拌した。 反応系を飽和重曹
水中に注ぎ、 酢酸エチルにより分液抽出した。 有機層を
減圧濃縮し、 シルカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン/酢酸エチル=3/2) にて精製し、 8.3gの淡黄
油状物を得た。この油状物(8.3g 16.5mmol)を酢酸
エチル166mlに溶解させ、 10%パラジウム−炭素(P
d-C)1.7gを加え、水素雰囲気下2時間撹拌した。 触
媒を濾過して除き、濾液を減圧濃縮した。 残渣をメタノ
ール16.6mlに溶解させ、 シュウ酸2.0水和物(2.1
g 16.5mmol)を加え、 減圧濃縮した。 析出した結晶を
酢酸エチルにて洗浄し、 題記化合物5.1g(66.8%)
を白色結晶として得た。 比旋光度 : [α]D -29.3°(C=0.73, H2O) 融点 : 181℃ 元素分析値: C18H33N3O5・(CO2H)2 (461.511)として 計算値: C, 52.05; H, 7.64; N, 9.10 実測値: C, 51.98; H, 7.61; N, 9.20
【0016】参考例2 (S)-4-ベンジルオキシカルボニルアミノアセチル-3-
(3-tブトキシカルボニルアミノプロピル)-2-オキソピ
ペラジン-1-酢酸 tブチルエステル (S)-3-(3-tブトキシカルボニルアミノプロピル)-2-
オキソピペラジン-1-酢酸 tブチルエステル シュウ酸
塩(1.6g 3.47mmol)を飽和重曹水に溶解させ、 酢酸
エチルにて分液抽出し、 減圧濃縮した。 残渣及びN-Z-Gl
y-OH(0.87g4.16mmol)をアセトン16.0mlに溶解
させ、15℃で撹拌下1-エチル-3-(3-ジメチルアミノ
プロピル)-カルボジイミド 塩酸塩(0.87g 4.51mm
ol)を加えた。 室温にて1時間撹拌後、反応系を減圧濃
縮し、 残渣を酢酸エチルに溶解させ、5%硫酸水素カリ
ウム水、飽和重曹水にて洗浄した。有機層を減圧濃縮
し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル)にて精製し、 題記化合物1.95g(100%)を
無色非晶性粉末として得た。 IR ν max cm-1 :3360, 2970, 2930, 1713, 1650, 151
3, 1448, 1363, 1246, 1158, 1045, 964, 848, 744, 69
5 NMR (CDCl3) δ:1.43(9H,s), 1.46(9H,s), 1.50-2.20(4
H,m), 3.02-4.28(10H,m), 4.52-4.80(1H,m), 5.01(1H,d
d,J=8.8Hz,J=4.6Hz), 5.13(2H,s), 5.64-5.86(1H,m),
7.37(5H,s)
【0017】参考例3 (S)-4-(4-アミジノベンゾイル)アミノアセチル-3-
(3-アミノプロピル)-2-オキソピペラジン-1-酢酸 ト
リフルオロ酢酸塩 (S)-4-ベンジルオキシカルボニルアミノアセチル-3-
(3-tブトキシカルボニルアミノプロピル)-2-オキソピ
ペラジン-1-酢酸 tブチルエステル(1.34g2.38mm
ol)をメタノール13.4mlに溶解させ、10% Pd-C
0.54gを加え、水素雰囲気下30分撹拌した。 触媒を
濾過して除き、濾液を減圧濃縮した。 残渣および重曹
(0.4g 4.76mmol)をH2O26.8ml、 1,4-ジオキ
サン13.4mlに溶解させ、 室温撹拌下4-アミジノベン
ゾイルクロライド塩酸塩(0.68g3.09mmol)を加え
た。 3時間撹拌後、 反応系を1N塩酸水にてpH4に調
整し、 濃縮乾固した。 残渣をトリフルオロ酢酸3.75m
lに溶解させ、室温にて2時間撹拌した。 反応系を減圧濃
縮し、 CHP-20(三菱化成)カラムクロマトグラフィー(H2
O)にて精製し、 題記化合物1.0g(63.3%)を無色非
晶性粉末として得た。 比旋光度 : [α]D +35.4°(C=0.75, MeOH) 元素分析値: C19H26N6O5・2CF3CO2H・H2O (664.515)とし
て 計算値: C, 41.57; H, 4.55; N, 12.65 実測値: C, 41.86; H, 4.50; N, 12.60
【0018】参考例4 (S)-4-(4-アミジノベンゾイル)アミノアセチル-3-
[3-(4-アミジノベンゾイル)アミノ]プロピル-2-オ
キソピペラジン-1-酢酸 トリフルオロ酢酸塩 (S)-4-(4-アミジノベンゾイルアミノ)アセチル-3-
(3-アミノプロピル)-2-オキソピペラジン-1-酢酸 ト
リフルオロ酢酸塩(0.5g 0.94mmol)及び重曹(0.3
2g 3.76mmol)をH2O5.0ml、 1,4-ジオキサン
2.5mlに溶解させ、室温撹拌下4-アミジノベンゾイル
クロライド塩酸塩(0.22g 0.99mmol)を加えた。 2
時間撹拌後、 反応系を1NHCl水にてpH4に調整し
た後、 減圧濃縮した。 残渣をCHP-20カラムクロマトグラ
フィー(H2O → 5% CH3CN)にて精製し、 題記化合物0.
34g(50.7%)を無色非晶性粉末として得た。 比旋光度 : [α]D +41.9°(C=0.73, MeO
H) 元素分析値: C2732・CFCO
・2HO (714.653)として 計算値: C, 48.74; H, 5.22; N, 15.68 実測値: C, 48.52; H, 5.22; N, 15.57
【0019】参考例5 (S)-3-(4-tブトキシカルボニルアミノブチル)-2-オ
キソピペラジン-1-酢酸 tブチルエステル シュウ酸塩 参考例 1 と同様の方法によりN-Z-Lys(Boc)-OHを用いて
合成した。 比旋光度 : [α]D -29.0°(C=1.02, DMSO) 融点 : 170-172℃ 元素分析値: C19H35N3O5・(CO2H)2 (475.540)として 計算値: C, 53.04; H, 7.84; N, 8.84 実測値: C, 52.75; H, 7.65; N, 8.66 参考例6 (S)-4-ベンジルオキシカルボニルアミノアセチル-3-
(4-tブトキシカルボニルアミノブチル)-2-オキソピペ
ラジン-1-酢酸 tブチルエステル 参考例2と同様の方法により(S)-3-(4-tブトキシカ
ルボニルアミノブチル)-2-オキソピペラジン-1-酢酸
tブチルエステル シュウ酸塩を用いて合成した。 IR ν max cm-1 :3400, 2990, 2945, 1713, 1657, 152
0, 1458, 1368, 1253, 1166, 1070, 745, 700 NMR (CDCl3) δ:1.42(9H,s), 1.46(9H,s), 1.18-2.12(6
H,m), 2.92-4.28(10H,m), 4.48-4.84(1H,m), 5.02(1H,d
d,J=8.6Hz,J=4.8Hz), 5.13(2H,s), 5.60-5.88(1H,m),
7.36(5H,s)
【0020】参考例7 (S)-4-(4-アミジノベンゾイルアミノ)アセチル-3-
(4-アミノブチル)-2-オキソピペラジン-1-酢酸 トリ
フルオロ酢酸塩 参考例3と同様の方法により(S)-[4-ベンジルオキシ
カルボニルアミノアセチル-3-(4-tブトキシカルボニ
ルアミノ-ブチル)-2-オキソピペラジン-1-イル]-酢酸
tブチルエステルを用いて合成した。 比旋光度 : [α]D +46.8°(C=1.01, H2O) 元素分析値: C20H28N6O5・1.7CF3CO2H・2H2O (662.394)と
して 計算値: C, 42.43; H, 5.13; N, 12.69 実測値: C, 42.53; H, 4.88; N, 12.78 参考例8 (S)-4-(4-アミジノベンゾイルアミノ)アセチル-3-
[4-(4-アミジノベンゾイルアミノ)ブチル]-2-オキソ
ピペラジン-1-酢酸 1トリフルオロ酢酸塩 1塩酸塩 参考例4と同様の方法により(S)-4-(4-アミジノベン
ゾイルアミノ)アセチル-3-(4-アミノブチル)-2-オキ
ソピペラジン-1-酢酸 トリフルオロ酢酸塩を用いて合
成した。 比旋光度 : [α]D +44.3°(C=1.01, H2O) 元素分析値: C28H34N8O6・CF3CO2H・HCl・3H2O (783.157)
として 計算値: C, 46.01; H, 5.41; N, 14.31 実測値: C, 46.23; H, 5.22; N, 14.54
【0021】参考例9 (S,S)-4-[2-ベンジルオキシカルボニルアミノ-3-
(4-メトキシフェニル)プロピオニル]-3-(3-tブトキ
シカルボニルアミノプロピル)-2-オキソピペラジン-1
-酢酸 tブチルエステル 参考例2と同様の方法によりN-Z-Tyr(OMe)-OHを用いて
合成した。 IR ν max cm-1 :3360, 2975, 2925, 1710, 1643, 151
2, 1448, 1360, 1245, 1152, 1033, 743, 696 NMR (CDCl3) δ:1.41(9H,s), 1.44
(9H,s), 1.30−2.10(3H,m),
2.20−2.44(1H,m),2.80−3.84
(10H,m), 3.77(3H,s), 4.23
(1H,d,J=17.2Hz), 4.50−4.8
5(1H,m), 4.93(1H,dd,J=6.2
Hz,J=7.0Hz), 5.09(2H,dd,J
=12.0Hz,J=16.4Hz), 5.67(1
H,d,J=8.8Hz), 6.80(2H,d,J
=8.8Hz), 7.09(2H,d,J=8.8H
z), 7.35(5H,s) 参考例10 (S,S)-4-[2-(4-アミジノベンゾイルアミノ)-3-
(4-メトキシフェニル)-プロピオニル]-3-(3-アミノ
プロピル)-2-オキソピペラジン-1-酢酸 トリフルオロ
酢酸塩 参考例3と同様の方法により(S,S)-4-[2-ベンジル
オキシカルボニルアミノ-3-(4-メトキシフェニル)プ
ロピオニル]-3-(3-tブトキシカルボニルアミノプロピ
ル)-2-オキソピペラジン-1-酢酸 tブチルエステルを
用いて合成した。 比旋光度 : [α]D +78.2°(C=0.62, H2O) 元素分析値: C27H34N6O6・CF3CO2H・3H2O (706.672)とし
て 計算値: C, 49.29; H, 5.85; N, 11.89 実測値: C, 49.53; H, 5.68; N, 11.90
【0022】参考例11 (S,S)-4-[2-(4-アミジノベンゾイルアミノ)-3-(4
-メトキシフェニル)-プロピオニル]-3-[3-(4-アミジ
ノベンゾイルアミノ)プロピル]-2-オキソピペラジン-
1-酢酸 トリフルオロ酢酸塩 参考例4と同様の方法により(S,S)-4-[2-(4-アミ
ジノベンゾイルアミノ)-3-(4-メトキシフェニル)プロ
ピオニル]-3-(3-アミノプロピル)-2-オキソピペラジ
ン-1-酢酸 トリフルオロ酢酸塩を用いて合成した。 比旋光度 : [α]D +52.8°(C=0.76, MeOH) 元素分析値: C35H40N8O7・CF3CO2H・3H2O (852.820)とし
て 計算値: C, 52.11; H, 5.55; N, 13.14 実測値: C, 52.27; H, 5.50; N, 13.26 参考例12 (S,S)-4-[2-ベンジルオキシカルボニルアミノ-3-
(4-メトキシフェニル)-プロピオニル]-3-(4-tブトキ
シカルボニルアミノブチル)-2-オキソピペラジン-1-
酢酸 tブチルエステル 参考例2と同様の方法により(S)-3-(4-tブトキシカ
ルボニルアミノブチル)-2-オキソピペラジン-1-酢酸
tブチルエステル シュウ酸塩及びN-Z-Tyr(OMe)-OHを用
いて合成した。 IR ν max cm-1 :3345, 2975, 2930, 1712, 1646, 151
2, 1447, 1364, 1244, 1155, 1034, 743, 696 NMR (CDCl3) δ:1.43(9H,s), 1.44(9H,s), 1.00-2.45(6
H,m), 2.80-3.90(10H,m), 3.78(3H,s), 4.23(1H,d,J=1
7.4Hz), 4.70-5.10(2H,m), 5.10(2H,d,J=2.4Hz),5.74(1
H,d,J=8.8Hz), 6.81(2H,d,J=8.6Hz), 7.10(2H,d,J=8.6H
z), 7.35(5H,s)
【0023】参考例13 (S,S)-4-[2-(4-アミジノベンゾイルアミノ)-3-
(4-メトキシフェニル)プロピオニル]-3-(4-アミノブ
チル)-2-オキソピペラジン-1-酢酸 トリフルオロ酢酸
塩 参考例3と同様の方法により(S,S)-[4-[2-ベンジル
オキシカルボニルアミノ-3-(4-メトキシフェニル)-プ
ロピオニル]-3-(4-tブトキシカルボニルアミノブチ
ル)-2-オキソピペラジン-1-イル]-酢酸 tブチルエス
テルを用いて合成した。 比旋光度 : [α]D +53.1°(C=0.64, MeOH) 元素分析値: C28H36N6O6・CF3CO2H・3H2O (720.699)とし
て 計算値: C, 50.00; H, 6.01; N, 11.66 実測値: C, 49.87; H, 5.77; N, 11.45 参考例14 (S,S)-4-[2-(4-アミジノベンゾイルアミノ)-3-
(4-メトキシフェニル)プロピオニル]-3-[4-(4-アミ
ジノベンゾイルアミノ)ブチル]-2-オキソピペラジン-
1-酢酸 塩酸塩 参考例4と同様の方法により(S,S)-4-[2-(4-アミ
ジノベンゾイルアミノ)-3-(4-メトキシフェニル)プロ
ピオニル]-3-(4-アミノブチル)-2-オキソピペラジン
-1-酢酸 トリフルオロ酢酸塩を用いて合成した。 比旋光度 : [α]D +54.5°(C=0.88, H2O) 元素分析値: C36H42N8O7・HCl・6H2O (843.329)として 計算値: C, 51.27; H, 6.57; N, 13.29 実測値: C, 51.24; H, 6.37; N, 13.26
【0024】参考例15 (S)-4-ベンジルオキシカルボニルアミノアセチル-3-
[3-(6-tブトキシカルボニルアミノヘキサノイルアミ
ノ)プロピル]-2-オキソピペラジン-1-酢酸 参考例2で得た(S)-4-ベンジルオキシカルボニルアミ
ノアセチル-3-(3-tブトキシカルボニルアミノプロピ
ル)-2-オキソピペラジン-1-酢酸 tブチルエステル
(0.6g 1.07mmol)をトリフルオロ酢酸3.0mlに溶
解させ、 室温下30分撹拌した後、 反応系を減圧濃縮し
た。6-tブトキシアミノカプロン酸(0.26g 1.12m
mol)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)−カ
ルボジイミド 塩酸塩(0.22g 1.14mmol)及び、 1-
ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.15g 1.12mmol)
をDMF 2.1mlに溶解させ1時間撹拌した。 この溶液に先
程の残渣及びトリエチルアミン(0.3ml 2.14mmol)
を溶解させたDMF溶液2.1mlを加え、 室温下4時間撹拌
した。 反応系を酢酸エチルにより希釈し、 5%硫酸水素
カリウム水、 飽和重曹水により洗浄した。 有機層を減圧
濃縮し、 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル/メタノール/酢酸=20/10/0.6)により
精製し、題記化合物0.42g(y.63.3%)を無色非晶性
粉末として得た。 IR ν max cm-1 :3320, 2930, 1643, 1533, 1448, 120
3, 1173, 1046 NMR (CDCl3) δ:1.42(9H,s), 1.20-2.09(10H,m), 2.17
(2H,t,J=7.3Hz), 2.92-4.20(12H,m),4.80-4.98(1H,m),
5.11(2H,s),7.22-7.44(5H,m)
【0025】参考例16 (S)-4-(4-アミジノベンゾイルアミノ)アセチル-3-
[3-(6-アミノヘキサノイルアミノ)プロピル]-2-オキ
ソピペラジン-1-酢酸 トリフルオロ酢酸塩 (S)-4-ベンジルオキシカルボニルアミノアセチル-3-
[3-(6-tブトキシカルボニルアミノヘキサノイルアミ
ノ)プロピル]-2-オキソピペラジン-1-酢酸(0.42g
0.68mmol)をメタノール8.4mlに溶解させ、10%
Pd-C 0.17gを加え、 水素雰囲気下1時間撹拌した。
触媒を濾過して除き、 濾液を減圧濃縮した。 残渣及び重
曹(0.18g 2.14mmol)をH2O8.4ml、 1,4-ジオ
キサン4.2mlに溶解させ、 室温撹拌下4-アミジノベン
ゾイルクロライド塩酸塩(0.20g 0.93mmol)を加え
た。 1時間撹拌後、 反応系を1NHCl水によりpH4に
調整した後、 濃縮乾固した。 残渣をトリフルオロ酢酸
4.3mlに溶解させ、 室温にて1時間撹拌した。 反応系
を減圧濃縮し、 残渣をCHP-20カラムクロマトグラフィー
(H2O → 5%CH3CN)にて精製し、 題記化合物0.26g
(y.55%)を無色非晶性粉末として得た。 比旋光度 : [α]D +42.7°(C=0.99, MeOH) 元素分析値: C25H37N7O6・1.1CF3CO2H・2H2O (693.067)と
して 計算値 C:47.14 H:6.12 N:14.15 実測値 C:47.30 H:5.82 N:14.40
【0026】参考例17 (S)-4-ベンジルオキシカルボニルアミノアセチル-3-
[3-(5-tブトキシカルボニルアミノペンタノイルアミ
ノ)プロピル]-2-オキソピペラジン-1-酢酸 参考例15と同様の方法により5-tブトキシアミノ吉草
酸を用いて合成した。 IR ν max cm-1 :3370, 2940, 1650, 1533, 1455, 125
4, 1170, 1050 NMR (CDCl3) δ:1.42(9H,s), 1.28-2.08(8H,m), 2.18(2
H,t,J=7.0Hz), 3.03(2H,t,J=6.8Hz), 3.10-4.20(10H,
m),4.82-5.00(1H,m), 5.11(2H,s),7.22-7.52(5H,m) 参考例18 (S)-4-(4-アミジノベンゾイルアミノ)アセチル-3-
[3-(5-アミノペンタノイルアミノ)プロピル]-2-オキ
ソピペラジン-1-酢酸トリフルオロ酢酸塩 参考例16と同様の方法により(S)-4-ベンジルオキシ
カルボニルアミノアセチル-3-[3-(5-tブトキシカル
ボニルアミノペンタノイルアミノ)プロピル]-2-オキソ
ピペラジン-1-酢酸を用いて合成した。 比旋光度 : [α]D +46.0°(C=1.01, MeOH) 元素分析値: C24H35N7O6・CF3CO2H・2.5H2O (676.646)と
して 計算値: C, 46.15; H, 6.11; N, 14.49 実測値: C, 46.43; H, 6.1
5; N, 14.20
【0027】参考例19 (S)-4-ベンジルオキシカルボニルアミノアセチル-3
-[3-(4-tブトキシカルボニルアミノブタノイルアミ
ノ)プロピル]-2-オキソピペラジン-1-酢酸 参考例15と同様の方法により4-tブトキシアミノ酪酸
を用いて合成した。 IR ν max cm-1 :3350, 2930, 1642, 1530, 1452, 125
2, 1170, 1050 NMR (CDCl3) δ:1.42(9H,s), 1.30-2.10(4H,m), 1.73(2
H,t,J=7.2Hz), 2.18(2H,t,J=7.5Hz), 3.04(2H,t,J=6.8H
z), 3.10-4.20(10H,m), 4.83-4.97(1H,m), 5.11(2H,s),
7.22-7.50(5H,m) 参考例20 (S)-4-(4-アミジノベンゾイルアミノ)アセチル-3-
[3-(4-アミノブタノイルアミノ)プロピル]-2-オキソ
ピペラジン-1-酢酸 トリフルオロ酢酸塩 参考例16と同様の方法により(S)-4-ベンジルオキシ
カルボニルアミノアセチル-3-[3-(4-tブトキシカル
ボニルアミノブタノイルアミノ)プロピル]-2-オキソピ
ペラジン-1-酢酸を用いて合成した。 比旋光度 : [α]D +47.9°(C=1.00, H2O) 元素分析値: C23H33N7O6・1.5CF3CO2H・2H2O (710.623)と
して 計算値: C, 43.95; H, 5.46; N, 13.80 実測値: C, 44.23; H, 5.63; N, 13.52
【0028】参考例21 (S,S)-4-[2-(4-アミジノベンゾイルアミノ)-3-
(4-メトキシフェニル)プロピオニル]-3-(4-グアニジ
ノブチル)-2-オキソピペラジン-1-酢酸 塩酸塩 参考例12で得た (S,S)-4-[2-ベンジルオキシカル
ボニルアミノ-3-(4-メトキシフェニル)プロピオニル]
-3-(4-tブトキシカルボニルアミノブチル)-2-オキソ
ピペラジン-1-酢酸 tブチルエステル(0.6g 0.86m
mol)をトリフルオロ酢酸 2.0mlに溶解させた。 室温に
て1時間撹拌した後、 反応系を減圧濃縮した。 残渣及び
重曹(0.22g 2.57mmol)の水溶液5.6mlをS-メ
チルイソチオウレア硫酸塩(0.48g 1.71mmol)及び
2NNaOH水(0.86ml 1.71mmol)の水溶液5.6ml
に加え、 室温にて14時間撹拌した。 析出した固体を濾取
し、 水で洗浄し乾燥させた。 この固体をメタノール5.
8mlに溶解させ、10%Pd-C 0.12gを加え、 水素雰
囲気下1時間撹拌した。触媒を濾過して除き、 濾液を減
圧濃縮した。 残渣をCHP-20カラムクロマトグラフィー(H
2O → 5%CH3CN →10%CH3CN)により精製し、 (S,S)-
4-[2-アミノ-3-(4-メトキシフェニル)プロピオニ
ル]-3-(4-グアニジノブチル)-2-オキソピペラジン-
1-酢酸を得た。 この中間体(0.16g 0.36mmol)及
び重曹(0.09g 1.07mmol)をH2O 3.2ml、1,4-
ジオキサン1.6mlに溶解させ、 室温撹拌下4-アミジノ
ベンゾイルクロライド塩酸塩(0.10g 0.46mmol)を
加えた。 1.5時間撹拌後、 反応系を1N HCl水によりp
H4に調整し、 減圧濃縮した。 残渣をCHP-20カラムクロ
マトグラフィー(H2O → 5%CH3CN)により精製し、 題記
化合物0.16g(y.27.3%)を無色非晶性粉末として
得た。 比旋光度 : [α]D +62.7°(C=0.99, MeOH) 元素分析値: C29H38N8O6・HCl・3H2O (685.176)として 計算値 C, 50.84; H, 6.62; N, 16.35 実測値 C, 50.76; H, 6.47; N, 16.11
【0029】参考例22 (S)-4-(4-アミジノベンゾイルアミノ)アセチル-3-
[3-(4-グアニジノブタノイルアミノ)プロピル]-2-オ
キソピペラジン-1-酢酸 塩酸塩 参考例19により得た (S)-4-ベンジルオキシカルボ
ニルアミノアセチル-3-[3-(4-tブトキシカルボニル
アミノブタノイルアミノ)プロピル]-2-オキソピペラジ
ン-1-酢酸(0.33g 0.56mmol)をトリフルオロ酢酸
6.6mlに溶解させ、室温にて1時間撹拌した後、反応
系を減圧濃縮した。 残渣及び重曹(0.14g 1.68mmo
l)の水溶液3.3mlをS-メチルイソチオウレア硫酸塩
(0.93g 3.35mmol)及び2NNaOH水(1.68ml 3.
35mmol)の水溶液3.3mlに加え、 室温にて14時間撹
拌した。 反応系を減圧濃縮し、 残渣をCHP-20カラムクロ
マトグラフィー(H2O →5%CH3CN →10%CH3CN →1
5%CH3CN)により生成し、(S)-[4-(ベンジルオキシ
カルボニルアミノ)-アセチル-3-[3-(4-グアニジノブ
チリルアミノ)-プロピル]-2-オキソピペラジン-1-イ
ル]-酢酸を得た。 この中間体をメタノール6.0mlに溶
解させ、10%Pd-C 0.30gを加え、 水素雰囲気下1
時間撹拌した。 触媒を濾過して除き、 濾液を減圧濃縮し
た。 残渣及び重曹(0.19g 2.23mmol)をH2O6.0
ml、 1,4-ジオキサン3.0mlに溶解させ、 室温撹拌下
4-アミジノベンゾイルクロライド塩酸塩(0.16g 0.
73mmol)を加えた。1.0時間撹拌後、 反応系を1NH
Cl水によりpH4に調整し、 減圧濃縮した。 残渣をCH
P-20カラムクロマトグラフィー(H2O)により精製し、 題
記化合物0.09g(y.24.7%)を無色非晶性粉末とし
て得た。 比旋光度 : [α]D +48.4°(C=0.96, H2O) 元素分析値: C24H35N9O6・2HCl・3.5H2O (681.572)として 計算値 C, 42.29; H, 6.51; N, 18.50 実測値 C, 42.34; H, 6.59; N, 18.28
【0030】参考例23 4-(N-ベンジルオキシカルボニル)グリシル-1-tブトキ
シカルボニルメチル-2-オキソピペラジン-3-酢酸 4-(N-ベンジルオキシカルボニル)グリシル-1-tブトキ
シカルボニルメチル-2-オキソピペラジン-3-酢酸 メ
チルエステル1.46gを水5mlとメタノール5mlの混
合液に溶解し、0℃で水酸化リチウム1水和物190mg
を5分間で加えた。同温度で1時間撹拌した後、室温と
してさらに1時間撹拌した。5%硫酸水素カリウム水で
反応液をpH7とし,メタノールを減圧濃縮で除いた。
さらに5%硫酸水素カリウムでpH3とした後、酢酸エ
チルで抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮すると題記化合物1.1gが無色油状物と
して得られた。 NMR:(CDCl3) δ : 1.452(9H,s), 2.80-4.65(10H,m), 5.
10(2H,s), 5.82(1H,m),6.03(1H,m), 7.33(5H,s). IRνmax,cm−1: 3000, 1730, 1
660, 1465, 1370, 1230, 11
60.
【0031】参考例24 3−(4-アミジノフェニル)アミノカルボニルメチル-
4-(N-ベンジルオキシカルボニル)グリシル-2-オキソ
ピペラジン-1-酢酸 tブチルエステル 参考例9で得た4-(N-ベンジルオキシカルボニル)グリ
シル-1-tブトキシカルボニルメチル-2-オキソピペラ
ジン-3-酢酸820mgと4-アミノベンツアミジン2塩
酸塩370mgをピリジン5mlに溶解し、室温でジシクロ
ヘキシルカルボジイミド370mg、および4-ジメチル
アミノピリジン10mgを加え同温で24時間撹拌した。
不溶物をろ過し、ろ液を減圧濃縮して得た粗生成物を1
%塩酸水に溶解しCHP-20を用いたカラムムクロマトグラ
フィーに付した。5%アセトニトリル−水で溶出される
分画を凍結乾燥して題記化合物550mgを無色粉末とし
て得た。 NMR(DMSOd-6) δ: 1.42(9H,s), 2.83-4.44(13H,m), 5.0
2(2H,s), 7.34(5H,s), 7.78-7.82(4H,m), 9.03-9.25(3
H,m) IRνmax,cm-1: 3325, 1730, 1680, 1640, 1480, 1365,
1260, 1155.
【0032】参考例25 (S)-4-[N-(4-アミジノベンゾイル)グリシル]-3-(4
-アミジノフェニル)アミノカルボニルメチル-2-オキ
ソピペラジン-1-酢酸 参考例12で得た3-(4-アミジノフェニル)アミノカル
ボニルメチル-4-(N-ベンジルオキシカルボニル)グリシ
ル-2-オキソピペラジン-1-酢酸 tブチルエステル93
0mgをメタノール15mlに溶解し、10%パラジウム−
炭素100mgを加え、室温で水素雰囲気下1時間撹拌し
た。還元触媒をろ過して除き、ろ液を減圧濃縮して得ら
れた油状物を炭酸水素ナトリウム350mgとともに水2
5mlとジオキサン25mlの混合液に溶解した溶液に、室
温で激しく撹拌しながら4-アミジノ安息香酸307mg
を5分間で加えた。反応液を濃縮して得られた粗生成物
をジクロロメタン5mlに溶解し、トリフルオロ酢酸5ml
を室温で加え1時間撹拌した。反応液を減圧濃縮して得
た粗生成物をCHP-20を用いたカラムクロマトグラフィー
で精製し題記化合物490mgを無色粉末として得た。 比旋光度:[α]D 23 +57.5° (C=0.9,H2O) 元素分析値:C25H28N8O6・CF3CO2H・2.7H2O として 計算値:C, 46.41; H, 4.96; N, 16.04. 実測値:C, 46.56; H, 4.80; N, 15.84.
【0033】参考例26 (S)−4−(4−グアニジ
ノベンゾイルアミノ)アセチル−3−[3−(4−グア
ニジノベンゾイルアミノ)]プロピル−2−オキソピペ
ラジン−1−酢酸 塩酸塩 参考例2で得た(S)−4−ベンジルオキシカルボニル
アミノアセチル−3−(3−tブトキシカルボニルアミ
ノ)プロピル−2−オキソピペラジン−1−酢酸 t
チルエステル0.7gをトリフルオロ酢酸4.9mlに溶解
させ、 室温にて1時間撹拌した。 反応液を減圧濃縮し、
トルエンにて数回共沸した。 残渣をCHP−20(三菱
化成)を用いたカラムクロマトグラフィーに付し20%
アセトニトリル/水で溶出される分画を濃縮して(S)
−4−ベンジルオキシカルボニルアミノアセチル−3−
(3−アミノ)プロピル−2−オキソピペラジン−1−
酢酸を粗生成物として得た。 本品をメタノール12.0m
lに溶解させ、 10%パラジウムー炭素250mgを加え、
水素雰囲気下1時間撹拌した。 触媒をろ過して除き、
ろ液を減圧濃縮した。 残渣及び重層836mgを1,4−
ジオキサン7.0ml、水14.0mlの混合溶媒に溶解させ、
室温撹拌下4−グアニジノ安息香酸 N−ヒドロキシ−
5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸イミドエステ
ル塩酸塩1.27gを加えた。 1時間撹拌後、 反応系を
1N. 塩酸によりpH3−4にした後、減圧濃縮した。 残
渣をCHP−20カラムクロマトグラフィー(5%CH
3CN/H2Oで溶出)に付し該等分画を凍結乾燥して題
記化合物0.48gを無色非晶粉末として得た。 比旋光度 :[α]D 20 +56.3°(C= 1.017, H2O) 元素分析値:C27H34N10O6・1.0HCl・3.5H2Oとして 計算値 C, 46.72; H, 6.10; N, 20.18 実測値 C, 46.56; H, 6.17;
N, 20.05
【0034】参考例27 (S)−3−(2−ブトキ
シカルボニルアミノ)エチル−2−オキソピペラジン−
1−酢酸 tブチルエステル シュウ酸塩 (S)−N2−ベンジルオキシカルボニル−N4tブト
キシカルボニル−2,4−ジアミノブタン酸26g、 N
−(2,2−ジメトキシエチル)グリシン tブチルエス
テル15.5gをアセトニトリル200mlに溶解し、 室
温で撹拌しながら1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド塩酸塩19gを加えた。同
温でさらに2時間撹拌した後、 反応液を濃縮し、 得られ
た油状物を酢酸エチルに溶かし、 5%硫酸水素カリウム
水ついで飽和炭酸水素ナトリウム水で洗浄後、 無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、 減圧下に濃縮した。 残留物をト
ルエン500mlに溶解し、 p−トルエンスルホン酸1.
4gを加えて70℃で3時間撹拌した。 室温まで冷却し
た反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水で洗浄し、 無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、 減圧下に濃縮した。 残留物を
メタノール500mlに溶解し、 10% Pd−C を10
gを加えて水素雰囲気下、 室温で10時間撹拌した。 触
媒をろ過して除き、 ろ液にシュウ酸6.4gを加え減圧
濃縮した。 得られた粗結晶をメタノール/酢酸エチルか
ら再結晶して題記化合物9.5gを無色結晶として得た。 融点: 165 - 169℃ 元素分析 C17H31N3O5・(CO2H)2 として 計算値 : C, 51.00; H, 7.43; N, 9.39 実測値 : C, 50.78; H, 7.59; N, 9.14
【0035】参考例28 (S)−4−(ベンジルオキ
シカルボニルアミノ)アセチル−3−(2−tブトキシ
カルボニルアミノ)エチル−2−オキソピペラジン−1
−酢酸 tブチルエステル 参考例27で得た(S)−3−(2−tブトキシカルボ
ニルアミノエチル)−2−オキソピペラジン−1−酢酸
tブチルエステル シュウ酸塩900mgをジクロルメタ
ン20mlに懸濁し、 飽和炭酸水素ナトリウム水20mlを
加えて10分間激しく撹拌した。 有機層を分液し、 無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後、 N−ベンジルオキシカ
ルボニルグリシン420mg、 及び1−エチル−3−(3
−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩50
0mgを加えて室温で2時間撹拌した。 反応液を減圧下に
濃縮後、 残渣を酢酸エチルに溶解して5%硫酸水素カリ
ウム、 飽和炭酸水素ナトリウム水で洗い、 無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後減圧濃縮した。 残留物をシリカゲルク
ロマト(溶出液:酢酸エチル−ヘキサン=3:1)で精
製して題記化合物1.05gを無色油状物として得た。 IR νmax cm-1: 3450, 1705, 1655, 1640, 1500, 145
0, 1360, 1240, 1160. NMR (CDCl3) δ: 1.43(9H,s), 1.46(9H, s), 2.05-2.3
3(1H, m), 2.73-2.95(1H, m), 3.15-4.20(10H, m), 5.0
5(1H, dd, J=3Hz), 5.13 (2H, s), 5.30(1H, brs), 5.8
3(1H, brs), 7.36(5H,s).
【0036】参考例29 (S)−4−(4−アミジノ
ベンゾイルアミノ)アセチル−3-[2−(4−グアニ
ジノベンゾイルアミノ)]エチル−2−オキソピペラジ
ン−1−酢酸 塩酸塩 参考例28で得た(S)−4−(N−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ)アセチル−3−(2−tブトキシカル
ボニルアミノ)エチル−2−オキソピペラジン−1−酢
tブチルエステル550mgをトリフルオロ酢酸5ml
に溶解し室温で1時間撹拌した。 反応液を濃縮して得た
油状物と炭酸水素ナトリウム400mgを水25ml−ジオ
キサン25mlの混合液に溶解し、 室温で撹拌しながら4
−グアニジノベンゾイルクロリド塩酸塩250mgを加え
た。 反応液を1N塩酸でpH7に調整し、 10%パラジ
ウム−炭素100mgを加え、 水素雰囲気下で1時間撹拌
した。 触媒をろ過して除き、 ろ液にジオキサン30ml、
及び炭酸水素ナトリウム400mgを加えて激しく撹拌し
ながら、 4−アミジノ安息香酸塩酸塩230mgを加え
た。 反応液を1N. 塩酸でpH3とした後、 減圧下に半
量まで濃縮した。 濃縮液をCHP−20カラム(5%ア
セトニトリル/水)で精製し、 題記化合物250mgを無
色非晶固体として得た。 非旋光度:[α]D 20 +26.112° (C=0.450, MeOH) 元素分析 C26H31N9O6・HCl・5H2Oとして 計算値:C, 45.12; H, 6.12; N, 18.21 実測値:C, 45.61; H, 6.06; N, 18.22
【0037】参考例30 (S)−3−[3−(4−ア
ミジノベンゾイルアミノ)]プロピル−4−ベンジルオ
キシカルボニルアミノアセチル−2−オキソピペラジン
−1−酢酸 参考例2で得た(S)−4−ベンジルオキシカルボニル
アミノアセチル−3−(3−tブトキシカルボニルアミ
ノプロピル)−2−オキソピペラジン−1−酢酸 tブチ
ルエステル1.35gをトリフルオロ酢酸6.8mlに溶解
し室温で1時間撹拌した後、 減圧下に濃縮した。 残留物
を水20ml及びジオキサン10mlの混合溶媒に溶解し、
室温で炭酸水素ナトリウム806mg, ついで4−アミジ
ノベンゾイルクロリド塩酸塩683mgを加えて30分間
激しく撹拌した。 反応液を濃縮して得た粗生成物をCH
P−20カラム(20%アセトニトリル/H2Oで溶
出)で精製し、 題記化合物1.0gを無色非晶粉末とし
て得た。 比旋光度:[α]D 20 +106.6° (C=0.478, 0.1N HCl) 元素分析 C27H32N6O7・2H2O として 計算値:C, 55.09; H, 6.16; N, 14.28 実測値:C, 55.36; H, 6.10; N, 14.35
【0038】参考例31 (S)−4−[4−(2−ア
ミノエチル)ベンゾイルアミノ]アセチル−3−[3−
(4−アミジノベンゾイルアミノ)]プロピル−2−オ
キソピペラジン−1−酢酸 トリフルオロ酢酸塩 参考例30で得た(S)−3−[3−(4−アミジノベ
ンゾイルアミノ)]プロピル−4−ベンジルオキシカル
ボニルアミノアセチル−2−オキソピペラジン−1−酢
酸300mgをメタノール20mlに溶解し、 10%パラジ
ウム−炭素120mgを加え水素気流下室温で1時間撹拌
した。 触媒をろ過して除き、ろ液を減圧濃縮して得た油
状物をジメチルホルムアミド5mlに溶解し、 4−(2−
tブトキシカルボニルアミノ)安息香酸173mg及びN
−ヒドロキシコハク酸イミド94mgより合成した活性エ
ステルのDMF溶液5ml及び1−エチル−3−(3−ジ
メチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩167mg
を加えて室温で2時間撹拌した。 反応液を濃縮して得た
油状物をトリフルオロ酢酸7mlに溶解して室温で1時間
撹拌した。 反応液を減圧濃縮して得た粗生成物をCHP
−20カラム(10%アセトニトリル/水で溶出)で精
製し、 題記化合物110mgを無色非晶粉末として得た。 比旋光度 [α]D 20 = +41.7° (C=1.018, MeOH) 元素分析 C28H35N7O6・1.1CF3CO2H・4H2Oとして 計算値:C, 47.53; H, 5.82; N, 12.85 実測値:C, 47.64; H, 5.60; N, 12.72
【0039】参考例32 (S,S)−4−[2−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−3−(4−メトキシフェ
ニル)プロピオニル]−3−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノプロピル)−2−オキソピペラジン−1−
酢酸 tert−ブチルエステルの合成 参考例5で得た(S)−3−(3−tert−ブトキシカル
ボニルアミノ)プロピル−2−オキソピペラジン−1−
酢酸 tert−ブチルエステル・シュウ酸塩4.2gを水5
0mlに溶解、炭酸水素ナトリウム2.3gを加えジクロ
ルメタン50ml2回で抽出、乾燥(Na2SO4)後、減
圧濃縮した。 残留物に Z-Tyr(OMe)-OH 3gを加えジク
ロルメタン150mlに溶解し、 次いでWSC 1.92g
を加え室温下に2時間撹拌した。ジクロルメタンを減圧
下に留去した後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル相
を3%硫酸水素カリウム水、飽和炭酸水素水で洗浄、乾
燥(Na2SO4)後、減圧濃縮した。残留物をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=1:2
〜酢酸エチル)により精製して標記化合物5.88gを
得た。1 H-NMR(CDCl3)δ 1.35-2.10(4H,m), 1.41(9H,s), 1.46
(9H,s), 2.30(1H,m), 2.80-3.85(7H,m), 3.41(1H,d,J=1
7.4Hz), 3.78(3H,s), 4.24(1H,d,J=17.4Hz), 4.75(2H,
m), 4.94(1H,t,J=6.5Hz), 5.10(2H,q,J=12.4Hz), 5.69
(1H,d,J=8.2Hz), 6.80(2H,d,J=8.6Hz), 7.09(2H,d,J=8.
6Hz), 7.35(5H,s)。
【0040】参考例33 (S,S)−3−(3−アミ
ノプロピル)−4−[2−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−3−(4−メトキシフェニル)プロピオニル]−
2−オキソピペラジン−1−酢酸の合成 参考例32で得た(S,S)−4−[2−ベンジルオキ
シカルボニルアミノ−3−(4−メトキシフェニル)プ
ロピオニル]−3−(3−tert−ブトキシカルボニルア
ミノプロピル)−2−オキソピペラジン−1−酢酸 ter
t−ブチルエステル5.7gをトルエン20mlに懸濁、氷
冷下に撹拌、次いでトリフルオロ酢酸20mlを加えた。
室温下に2時間撹拌した後、トルエンを加え減圧濃縮し
た。残留物を水30mlに溶解、濃アンモニア水でpH5
とした後XAD−2カラムクロマトグラフィー(H2
→50%CH3CN水で溶出)により精製して標記化合
物を4.3g得た。1 H-NMR(CD3OD)δ 1.40-2.10(4H,m), 2.32(1H,m), 2.80-
4.00(7H,m), 3.16(1H,d,J=16.5Hz), 3.77(3H,s), 4.61-
4.85(2H,m), 4.72(1H,d,J=16.5Hz), 5.05(2H,q,J=12.3H
z), 6.82(2H,d,J=8.4Hz), 7.11(2H,d,J=8.4Hz), 7.32(5
H,s)。
【0041】参考例34 (S,S)−4−[2−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−3−(4−メトキシフェ
ニル)プロピオニル]−3−(3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノプロピル)−2−オキソピペラジン−1−
酢酸の合成 参考例33で得た(S,S)−3−(3−アミノプロピ
ル)−4−[2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−3
−(4−メトキシフェニル)プロピオニル]−2−オキ
ソピペラジン−1−酢酸3.8gを50%ジオキサン水
100mlに溶解し、炭酸水素ナトリウム1.52gを加
えた後、氷冷下にZ−クロリド1.24mlを滴下し、さ
らに室温下に1.5時間撹拌した。ジオキサンを留去、
3%硫酸水素カリウム水を加えpH2とし酢酸エチルで
抽出、飽和炭酸水素ナトリウム水で洗浄し乾燥(硫酸ナ
トリウム)後、減圧濃縮した。残留物にエーテルを加え
2回デカンテーションし標記化合物4gを得た。1 H-NMR(CDCl3)δ 1.40−2.05(4H.m),
2.22(1H,m), 2.75(9H,m),
3.74(3H,s), 4.65−5.20(6H,
m), 5.52(1H,t,J=5.5Hz),
5.94(1H,d,J=8.6Hz), 6.78
(2H,d,J=8.6Hz), 7.05(2H,
d,J=8.6Hz), 7.31(10H,s)。
【0042】参考例35 (S,S)−4−[2−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−3−(4−メトキシフェ
ニル)プロピオニル]−3−(3−ベンジルオキシカル
ボニルアミノプロピル)−2−オキソピペラジン−1−
酢酸 tert−ブチルエステルの合成 参考例34で得た(S,S)−4−[2−ベンジルオキ
シカルボニルアミノ−3−(4−メトキシフェニル)プ
ロピオニル]−3−(3−ベンジルオキシカルボニルア
ミノプロピル)−2−オキソピペラジン−1−酢酸1.
7g、tert−ブタノール2ml及び4−ジメチルアミノピ
リジン1.6gをジクロルメタン50mlに溶解した後W
SC 0.6gを加え室温下に24時間撹拌した。ジクロ
ルメタンを留去、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル相
を水、飽和NaCl水で洗浄し乾燥(Na2SO4)後、減
圧濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー
(AcOEt)により精製し、エーテル/ヘキサンより結
晶化を行い無色結晶として標記化合物を1.02g得た。
m.p.138〜140℃。比旋光度:[α]D 20+49.7°(C
=0.431, MeOH)。 元素分析値:C39H48N4O9(716.832)として、 計算値:C,65.35; H,6.75; N,7.82 分析値:C,65.17; H,6.69; N,7.91
【0043】参考例36 (S,S)−4−[2−ベン
ジルオキシカルボニルアミノ−3−(4−メトキシフェ
ニル)プロピオニル]−3−[3−(4−グアニジノベ
ンゾイルアミノ)プロピル]−2−オキソピペラジン−
1−酢酸 塩酸塩の合成 参考例37で得た(S,S)−3−(3−アミノプロピ
ル)−4−[2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−3
−(4−メトキシフェニル)プロピオニル]−2−オキ
ソピペラジン−1−酢酸0.5gを50%ジオキサン水
50mlに溶解し、炭酸水素ナトリウム0.24gを加え
た後4−グアニジノ安息香酸3,5−ジオキソ−4−ア
ザ−トリシクロ[5,2,1,0 2,6]デカ−8−エン
−4−イルエステル塩酸塩0.377gを加え室温下に
2時間撹拌した。反応液のpHを1N−塩酸で3とした
後ジオキサンを留去する。残留物をXAD−2カラムク
ロマトグラフィー(H2O→10%CH3CN水→20%
CH3CN水→50%CH3CN水で溶出)により精製し
て標記化合物0.43gを得た。1 H-NMR(CD3OD)δ: 1.50-2.10(4H,m), 2.45(1H,m), 2.8
0-4.25(9H,m), 3.77(3H,s), 4.60-5.00(2H,m), 5.00(2
H,s), 6.83(2H,d,J=8.5Hz), 7.13(2H,d,J=8.5Hz),7.30
(5H,s), 7.35(2H,d,J=8.5Hz), 7.92(2H,d,J=8.5Hz)。
【0044】参考例37 (S,S)−3−[3−(4
−グアニジノベンゾイルアミノ)プロピル]−4−[3
−(4−メトキシフェニル)−2−[4−(5−トリフ
ルオロメチル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イ
ルアミノ)ベンゾイルアミノ]プロピオニル]−2−オ
キソピペラジン−1−酢酸・塩酸塩の合成 参考例36で得た(S,S)−4−[2−ベンジルオキ
シカルボニルアミノ−3−(4−メトキシフェニル)プ
ロピオニル]−3−[3−(4−グアニジノベンゾイル
アミノ)プロピル]−2−オキソピペラジン−1−酢酸
塩酸塩をメタノール40mlに溶解し、10%Pd−C
0.2gを加え室温下に2時間接触還元を行った。触媒
をろ去、ろ液を減圧下に濃縮した後、50%ジオキサン
水50mlに溶解した。炭酸水素ナトリウムでアルカリ性
に保ちながら4−(5−トリフルオロメチル−[1,2,
4]オキサジアゾール−3−イルアミノ)安息香酸及び
塩化オキザリルより調整した酸クロリドのジオキサン溶
液を滴下、室温下に30分撹拌した。反応液のpHを1N
−塩酸で3とした後、減圧下に濃縮乾固した。残留物を
シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:酢酸:水
=8:1:1)により精製し、エーテルを加え無色粉末
として標記化合物0.17gを得た。比旋光度:[α]D 20
+42.8°(C=0.94, DMSO)。 元素分析値:C37H39N10O8F3・HCl・0.1Et2O(852.649)と
して、 計算値:C,52.68; H,5.08; N,16.43 分析値:C,52.62; H,5.01; N,16.58
【0045】参考例38 (S,S)−4−[2−(4
−グアニジノベンゾイル)アミノ−3−(4−メトキシ
フェニル)プロピオニル]−3−[3−(4−グアニジ
ノベンゾイル)アミノプロピル]−2−オキソピペラジ
ン−1−酢酸 塩酸塩 参考例32で得た(S,S)−3−(3−アミノプロピ
ル)−4−[2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−3
−(4−メトキシフェニル)プロピオニル]−2−オキ
ソピペラジン−1−酢酸250mgをメタノール5mlに溶
解し、 10%パラジウム−炭素100mgを加えて水素下
に室温で1時間撹拌した。 触媒をろ過して除き、 ろ液を
減圧濃縮して得た油状物をジオキサン10ml及び水10
mlの混合溶媒に溶解し、 炭酸水素ナトリウム210mg及
び4−グアニジノ安息香酸3,5−ジオキソ−4−アザ
トリシクロ[5,2,1,0 2,6]デカ−8−エン−4
−イルエステル450mgを加え、 室温で1時間撹拌し
た。 反応液を1N.塩酸水でpH3とした後、 ジオキサ
ンを減圧下に留去した。 得られた水溶液をCHP−20
カラムに付し、10%アセトニトリル/水で溶出される
分画を凍結乾燥して題記化合物130mgを非晶粉末とし
て得た。 元素分析:C35H42N10O7・HCl・2H2Oとして 計算値:C, 53.40; H, 6.02, N, 17.79 実測値:C, 53.11; H, 5.86, N, 18.06
【0046】参考例39 (S)−4−(4−アミジノ
ベンゾイルアミノ)アセチル−3−[2−(4−アミジ
ノベンゾイルアミノ)]エチル−2−オキソピペラジン
−1−酢酸 トリフルオロ酢酸塩 参考例28で得た(S)−4−(ベンジルオキシカルボ
ニルアミノ)アセチル−3−(2−tブトキシカルボニ
ルアミノ)エチル−2−オキソピペラジン−1−酢酸
tブチルエステルを参考例3及び4と同様の操作に付
し、題記化合物を無色非晶粉末として得た。 比旋光度:[α]D 20 +30.299° (C=0.470, H2O) 元素分析 C26H30N8O6・CF3CO2H・3H2O として 計算値:C, 46.80; H, 5.19; N, 15.59. 実測値:C, 46.67; H, 4.99; N, 15.39.
【0047】参考例40 (S)−4−(4−アミジノ
ベンゾイルアミノ)アセチル−3−[2−(4−アミジ
ノフェニルアミノカルボニル)エチル]−2−オキソピ
ペラジン−1−酢酸 トリフルオロ酢酸塩 (S)−4−ベンジルオキシカルボニルアミノアセチル
−1−tブトキシカルボニルメチル−2−オキソピペラ
ジン−3−プロパン酸メチルエステルを参考例23、 2
4、 25と同様の操作に付し、 題記化合物を無色非晶粉
末として得た。 比旋光度:[α]D 20 +59.625° (C=0.360, H2O) 元素分析 C26H30N8O6・CF3CO2H・4H2Oとして 計算値:C, 45.65; H, 5.34; N, 15.21 実測値:C, 45.70, H, 5.10; N, 14.91
【0048】参考例41 (S)−4−(4−アミジノ
ベンゾイルアミノ)アセチル−3−[3−(4−アミジ
ノフェニルアミノカルボニル)プロピル]−2−オキソ
ピペラジン−1−酢酸 トリフルオロ酢酸塩 (S)−4−ベンジルオキシカルボニルアミノアセチル
−1−tブトキシカルボニルメチル−2−オキソピペラ
ジン−3−ブタン酸メチルエステルを用い、参考例40
と同様の操作に付すことにより題記化合物を得る。 参考例42 (S)−4−(4−アミジノベンゾイルア
ミノ)アセチル−3−[4−(4−アミジノフェニルア
ミノカルボニル)ブチル]−2−オキソピペラジン−1
−酢酸 トリフルオロ酢酸塩 (S)−4−ベンジルオキシカルボニルアミノアセチル
−1−tブトキシカルボニルメチル−2−オキソピペラ
ジン−3−ペンタン酸メチルエステルを用い、参考例4
0と同様の操作に付すことにより題記化合物を得る。
【0049】
【発明の効果】本発明により、置換されていてもよいア
ミジノ基を有する生理活性物質を長期間安定に保つこと
ができる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】置換されていてもよいアミジノ基を有する
    生理活性物質および二糖類を含有してなる凍結乾燥製
    剤。
  2. 【請求項2】生理活性物質が式 【化1】 [式中、Rは、水素またはアルキル基を、Xは水素また
    は置換されていてもよいアルキル基を、Yは1ないし2
    個の原子を介して結合していてもよい環状炭化水素を、
    Zはアミド化またはエステル化されていてもよいカルボ
    キシル基をそれぞれ示す]で表わされる化合物またはそ
    の薬理学的に許容しうる塩である請求項1記載の凍結乾
    燥製剤。
  3. 【請求項3】RがC1-6アルキル基、Xがアミド化また
    はエステル化されていてもよいカルボキシル基、フェニ
    ル基または式:−A−B−D−[式中、Aはアミノ、ア
    ミジノまたはグアニジノ基を、Bはフェニレン基を、D
    は−CONH−を示す]で表される基で置換されていて
    もよいC1-4アルキル基、Yがイミノ基を介して結合し
    ていてもよい5ないし6員の環状炭化水素基、Zがカル
    ボキシル基である請求項2記載の凍結乾燥製剤。
  4. 【請求項4】生理活性物質が(S)−4−(4−アミジ
    ノベンゾイルグリシル)−3−メトキシカルボニルメチ
    ル−2−オキソピペラジン−1−酢酸またはその薬理学
    的に許容し得る塩である請求項1記載の凍結乾燥製剤。
  5. 【請求項5】生理活性物質が(S)−4−(4−アミジ
    ノベンゾイル)アミノアセチル−3−[3−(4−アミ
    ジノベンゾイル)アミノ]プロピル−2−オキソピペラ
    ジン−1−酢酸またはその薬理学的に許容し得る塩であ
    る請求項1記載の凍結乾燥製剤。
  6. 【請求項6】生理活性物質が、(S)−4−(4−グア
    ニジノベンゾイル)アミノアセチル−3−[3−(4−
    グアニジノベンゾイル)アミノ]プロピル−2−オキソ
    ピペラジン−1−酢酸またはその薬理学的に許容しうる
    塩である請求項1記載の凍結乾燥製剤。
  7. 【請求項7】二糖類が麦芽糖、セロビオース、ゲンチオ
    ビオース、メリビオース、乳糖、ツラノース、ソロホー
    ス、トレハロース、イソトレハロース、イソサッカロー
    スまたは白糖である請求項1記載の凍結乾燥製剤。
  8. 【請求項8】二糖類が麦芽糖、乳糖または白糖である請
    求項7記載の凍結乾燥製剤。
  9. 【請求項9】二糖類の配合量が生理活性物質1に対し重
    量比で1〜1000である請求項1記載の凍結乾燥製
    剤。
  10. 【請求項10】二糖類の配合量が生理活性物質1に対し
    重量比で5〜500である請求項9記載の凍結乾燥製
    剤。
  11. 【請求項11】請求項1記載の凍結乾燥製剤からなる注
    射用の用時溶解製剤。
JP8169009A 1995-06-30 1996-06-28 凍結乾燥製剤 Withdrawn JPH0971533A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015517552A (ja) * 2012-05-22 2015-06-22 パイオン ユーケー リミテッド 短時間作用型ベンゾジアゼピンを含む組成物

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