JPH0971635A - 樹脂封止型半導体装置 - Google Patents
樹脂封止型半導体装置Info
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- JPH0971635A JPH0971635A JP23086595A JP23086595A JPH0971635A JP H0971635 A JPH0971635 A JP H0971635A JP 23086595 A JP23086595 A JP 23086595A JP 23086595 A JP23086595 A JP 23086595A JP H0971635 A JPH0971635 A JP H0971635A
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- JP
- Japan
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- resin
- epoxy resin
- semiconductor device
- average particle
- encapsulated semiconductor
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- Pending
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- Epoxy Resins (AREA)
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パッケージの樹脂充填性が良好で、そりがな
く、かつ半田耐熱性が優れた高信頼性を有する樹脂封止
型半導体装置を提供する。 【解決手段】 TABテープに接合したICを(A) エポ
キシ樹脂、(B) 硬化剤および(C) 充填剤を含んでなるエ
ポキシ樹脂組成物で封止後、該樹脂組成物を硬化せしめ
た樹脂封止型半導体装置において、(A) エポキシ樹脂が
ビフェニル骨格を有するエポキシ樹脂を必須成分として
含有し、(C) 充填剤の割合が全体の65〜82重量%で
あり、かつ該エポキシ樹脂組成物の成形温度における最
低溶融粘度が0.1〜10Pa・sであることを特徴と
する樹脂封止型半導体装置である。
く、かつ半田耐熱性が優れた高信頼性を有する樹脂封止
型半導体装置を提供する。 【解決手段】 TABテープに接合したICを(A) エポ
キシ樹脂、(B) 硬化剤および(C) 充填剤を含んでなるエ
ポキシ樹脂組成物で封止後、該樹脂組成物を硬化せしめ
た樹脂封止型半導体装置において、(A) エポキシ樹脂が
ビフェニル骨格を有するエポキシ樹脂を必須成分として
含有し、(C) 充填剤の割合が全体の65〜82重量%で
あり、かつ該エポキシ樹脂組成物の成形温度における最
低溶融粘度が0.1〜10Pa・sであることを特徴と
する樹脂封止型半導体装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は成形性に優れる半導
体封止用エポキシ樹脂組成物の硬化物によって封止され
た高信頼性の樹脂封止型半導体装置に関するものであ
る。
体封止用エポキシ樹脂組成物の硬化物によって封止され
た高信頼性の樹脂封止型半導体装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は耐熱性、耐湿性、電気特
性、接着性などに優れており、さらに配合処方により種
々の特性が付与できるため、塗料、接着剤、電気絶縁材
料など工業材料として利用されている。
性、接着性などに優れており、さらに配合処方により種
々の特性が付与できるため、塗料、接着剤、電気絶縁材
料など工業材料として利用されている。
【0003】たとえば、半導体装置などの電子回路部品
の封止方法として従来より金属やセラミックスによるハ
ーメチックシールとフェノール樹脂、シリコーン樹脂、
エポキシ樹脂などによる樹脂封止が提案されている。し
かし、経済性、生産性、物性のバランスの点からエポキ
シ樹脂による樹脂封止が中心になっている。
の封止方法として従来より金属やセラミックスによるハ
ーメチックシールとフェノール樹脂、シリコーン樹脂、
エポキシ樹脂などによる樹脂封止が提案されている。し
かし、経済性、生産性、物性のバランスの点からエポキ
シ樹脂による樹脂封止が中心になっている。
【0004】近年、プリント基板への部品実装において
も高密度化、自動化が進められており、従来のリードピ
ンを基板の穴に挿入する“挿入実装方式”に代わり、基
板表面に部品を半田付けする“表面実装方式”が盛んに
なってきた。それに伴いパッケージも従来のDIP(デ
ュアル・インライン・パッケージ)から高密度実装、表
面実装に適した薄型のFPP(フラット・プラスチック
・パッケージ)に移行しつつある。
も高密度化、自動化が進められており、従来のリードピ
ンを基板の穴に挿入する“挿入実装方式”に代わり、基
板表面に部品を半田付けする“表面実装方式”が盛んに
なってきた。それに伴いパッケージも従来のDIP(デ
ュアル・インライン・パッケージ)から高密度実装、表
面実装に適した薄型のFPP(フラット・プラスチック
・パッケージ)に移行しつつある。
【0005】この技術の方向に沿うものの一つとして、
モールドTAB(Tape Automated Bo
nding)パッケージがある。
モールドTAB(Tape Automated Bo
nding)パッケージがある。
【0006】LSIなどの半導体装置を樹脂でモールド
するにあたり、IC接合済みのTABテープを使用する
TABパッケージはよく知られており、TABテープを
用いた半導体装置の接合方法はUSP3,689,99
1号公報、あるいはこれに対応する特公昭47−320
6号公報によってよく知られている。IC接合済みのT
ABテープを使用し、エポキシ封止樹脂を用いてトラン
スファー成形することにより、モールドTABパッケー
ジが得られる。
するにあたり、IC接合済みのTABテープを使用する
TABパッケージはよく知られており、TABテープを
用いた半導体装置の接合方法はUSP3,689,99
1号公報、あるいはこれに対応する特公昭47−320
6号公報によってよく知られている。IC接合済みのT
ABテープを使用し、エポキシ封止樹脂を用いてトラン
スファー成形することにより、モールドTABパッケー
ジが得られる。
【0007】しかし従来のエポキシ樹脂組成物を用い、
トランスファー成形して得られたモールドTABパッケ
ージは、種々の問題点や欠点を抱えていた。すなわち、
成形の際、ICチップが傾いたり、移動したりして、ひ
どい場合にはICチップの露出が発生した。また得られ
たパッケージがそる問題があった。さらにパッケージを
基板実装するにあたり、半田付け工程において、パッケ
ージにクラックが発生したり、チップと樹脂の間に剥離
が生じたりして、信頼性が低下して製品として使用でき
ないという問題がおきた。
トランスファー成形して得られたモールドTABパッケ
ージは、種々の問題点や欠点を抱えていた。すなわち、
成形の際、ICチップが傾いたり、移動したりして、ひ
どい場合にはICチップの露出が発生した。また得られ
たパッケージがそる問題があった。さらにパッケージを
基板実装するにあたり、半田付け工程において、パッケ
ージにクラックが発生したり、チップと樹脂の間に剥離
が生じたりして、信頼性が低下して製品として使用でき
ないという問題がおきた。
【0008】またIC接合済みのTABテープを使用
し、従来のエポキシ封止樹脂を用いて樹脂封止した半導
体装置はテープと封止樹脂の接着性が必ずしもよくな
く、テープと樹脂の間に剥離を生じたり、水分侵入のた
め信頼性の低下を来していた。
し、従来のエポキシ封止樹脂を用いて樹脂封止した半導
体装置はテープと封止樹脂の接着性が必ずしもよくな
く、テープと樹脂の間に剥離を生じたり、水分侵入のた
め信頼性の低下を来していた。
【0009】半田付け工程におけるクラックの発生は、
後硬化してから実装工程の間までに吸湿した水分が半田
付け加熱時に爆発的に水蒸気化、膨張することに起因す
るといわれており、その対策として後硬化したパッケー
ジを完全に乾燥し密封した容器に収納して出荷する方法
が用いられてる。
後硬化してから実装工程の間までに吸湿した水分が半田
付け加熱時に爆発的に水蒸気化、膨張することに起因す
るといわれており、その対策として後硬化したパッケー
ジを完全に乾燥し密封した容器に収納して出荷する方法
が用いられてる。
【0010】封止樹脂の改良も種々検討されている。た
とえば、マトリックス樹脂にノボラック型エポキシ樹脂
とフェノールアラルキル樹脂を配合する方法(特開昭5
3−299号公報、特開昭59−67660号公報)、
マトリックス樹脂にビフェニル型エポキシ樹脂とフェノ
ールアラルキル樹脂を用い充填剤を60〜85重量%配
合する方法(特開平3−207714号公報、特開平4
−48759号公報、特開平4−55423号公報)な
どが提案されている。
とえば、マトリックス樹脂にノボラック型エポキシ樹脂
とフェノールアラルキル樹脂を配合する方法(特開昭5
3−299号公報、特開昭59−67660号公報)、
マトリックス樹脂にビフェニル型エポキシ樹脂とフェノ
ールアラルキル樹脂を用い充填剤を60〜85重量%配
合する方法(特開平3−207714号公報、特開平4
−48759号公報、特開平4−55423号公報)な
どが提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかるに乾燥パッケー
ジを容器に封入する方法は製造工程および製品の取扱い
作業が繁雑になるうえ、製品価格が高価になる欠点があ
る。
ジを容器に封入する方法は製造工程および製品の取扱い
作業が繁雑になるうえ、製品価格が高価になる欠点があ
る。
【0012】また、種々の方法で改良された樹脂も、そ
れぞれ少しずつ効果を挙げてきているが、まだ十分では
ない。マトリックス樹脂にノボラック型エポキシ樹脂と
フェノールアラルキル樹脂を配合する方法(特開昭53
−299、特開昭59−67660号公報)、マトリッ
クス樹脂にビフェニル型エポキシ樹脂と通常のフェノー
ルアラルキル樹脂を用い破砕系充填剤を60〜85重量
%配合する方法(特開平3−207714号公報、特開
平4−48759号公報、特開平4−55423号公
報)は充填性が不十分であり、そりが劣るばかりでな
く、半田付け時のパッケージのクラック防止も十分なレ
ベルでなかった。
れぞれ少しずつ効果を挙げてきているが、まだ十分では
ない。マトリックス樹脂にノボラック型エポキシ樹脂と
フェノールアラルキル樹脂を配合する方法(特開昭53
−299、特開昭59−67660号公報)、マトリッ
クス樹脂にビフェニル型エポキシ樹脂と通常のフェノー
ルアラルキル樹脂を用い破砕系充填剤を60〜85重量
%配合する方法(特開平3−207714号公報、特開
平4−48759号公報、特開平4−55423号公
報)は充填性が不十分であり、そりが劣るばかりでな
く、半田付け時のパッケージのクラック防止も十分なレ
ベルでなかった。
【0013】このように、従来の樹脂封止型半導体装置
は成形時の充填性や、そり、上記表面実装時の半田付け
耐熱性に関して十分満足できるものではなく改良が求め
られていた。
は成形時の充填性や、そり、上記表面実装時の半田付け
耐熱性に関して十分満足できるものではなく改良が求め
られていた。
【0014】また、モールドTABパッケージのトラン
スファーモールド法による樹脂封止の場合、半導体装置
およびテープとその上に形成されたリードが一体的に樹
脂封止される。この時、樹脂封止用金型の内部空間はテ
ープにより上下に2分割され、封止樹脂が金型の上下部
分を移動できる間隙は半導体装置とテープの間にわずか
に残されているだけである。
スファーモールド法による樹脂封止の場合、半導体装置
およびテープとその上に形成されたリードが一体的に樹
脂封止される。この時、樹脂封止用金型の内部空間はテ
ープにより上下に2分割され、封止樹脂が金型の上下部
分を移動できる間隙は半導体装置とテープの間にわずか
に残されているだけである。
【0015】封止のために注入された樹脂がテープによ
り2分割された上下間を移動できる面積は、これまで広
く使用されている金属リードフレームに比べれ大幅に狭
く、完全な封止を行うためには、封止樹脂のより一層の
流動性と充填性が望まれるが、これまでの改良された樹
脂では不十分であった。
り2分割された上下間を移動できる面積は、これまで広
く使用されている金属リードフレームに比べれ大幅に狭
く、完全な封止を行うためには、封止樹脂のより一層の
流動性と充填性が望まれるが、これまでの改良された樹
脂では不十分であった。
【0016】さらに、従来の封止樹脂または種々の方法
で改良された封止樹脂ともにポリイミドテープとの接着
性を特別に考慮したものではなく、樹脂封止された後、
テープと樹脂の境界面からの水分の侵入による信頼性低
下、またこの水分に起因する半田付け時のクラック発生
などの問題を生じていた。
で改良された封止樹脂ともにポリイミドテープとの接着
性を特別に考慮したものではなく、樹脂封止された後、
テープと樹脂の境界面からの水分の侵入による信頼性低
下、またこの水分に起因する半田付け時のクラック発生
などの問題を生じていた。
【0017】このような問題点を解決すべくビフェニル
骨格を有するエポキシ樹脂と低粘度のフェノール化合物
および高充填量フィラーを含有する樹脂組成物による封
止が提案された(特開平6−216279号公報)。
骨格を有するエポキシ樹脂と低粘度のフェノール化合物
および高充填量フィラーを含有する樹脂組成物による封
止が提案された(特開平6−216279号公報)。
【0018】しかしながら、この樹脂組成物による封止
は充填性は改善されるものの、そりがまだ改善できなか
った。
は充填性は改善されるものの、そりがまだ改善できなか
った。
【0019】本発明の目的は、このような従来の樹脂封
止型半導体装置の欠点を改良することにあり、成形時の
未充填、パッケージのそり、半田付け工程で生じる樹脂
クラックの問題を同時に解決し、半田耐熱性、耐湿信頼
性に優れた樹脂封止型半導体装置を提供することにあ
る。
止型半導体装置の欠点を改良することにあり、成形時の
未充填、パッケージのそり、半田付け工程で生じる樹脂
クラックの問題を同時に解決し、半田耐熱性、耐湿信頼
性に優れた樹脂封止型半導体装置を提供することにあ
る。
【0020】さらに、エポキシ樹脂組成物とポリイミド
テープとの接着性に優れた樹脂封止型半導体装置を提供
することにある。
テープとの接着性に優れた樹脂封止型半導体装置を提供
することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次の構成をとる。
的を達成するために、次の構成をとる。
【0022】すなわち、本発明は、デバイスホールを穿
ったフィルムキャリアと、該フィルムキャリア上に設け
られたリードと、前記リードに接続されたICチップ
と、前記フィルムキャリア、ICチップを封止した、エ
ポキシ樹脂(A) 、硬化物(B) および充填剤(C) を含んで
なるエポキシ樹脂組成物(I) の硬化物とを有する樹脂封
止型半導体装置であって、前記エポキシ樹脂組成物(I)
において、前記エポキシ樹脂(A) が次の一般式(1)
ったフィルムキャリアと、該フィルムキャリア上に設け
られたリードと、前記リードに接続されたICチップ
と、前記フィルムキャリア、ICチップを封止した、エ
ポキシ樹脂(A) 、硬化物(B) および充填剤(C) を含んで
なるエポキシ樹脂組成物(I) の硬化物とを有する樹脂封
止型半導体装置であって、前記エポキシ樹脂組成物(I)
において、前記エポキシ樹脂(A) が次の一般式(1)
【化2】 (式中R1 〜R8 は水素原子、炭素数1〜4のアルキル
基またはハロゲン原子を示す。)で表される骨格を有す
るエポキシ樹脂(a) を必須成分として含有し、エポキシ
樹脂組成物(I) 中の充填剤(C) の割合が65〜82重量
%であり、かつエポキシ樹脂組成物(I) の成形温度にお
ける最低溶融粘度が0.1〜10Pa・sであることを
特徴とする樹脂封止型半導体装置である。
基またはハロゲン原子を示す。)で表される骨格を有す
るエポキシ樹脂(a) を必須成分として含有し、エポキシ
樹脂組成物(I) 中の充填剤(C) の割合が65〜82重量
%であり、かつエポキシ樹脂組成物(I) の成形温度にお
ける最低溶融粘度が0.1〜10Pa・sであることを
特徴とする樹脂封止型半導体装置である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細を説明
する。
する。
【0024】本発明におけるエポキシ樹脂(A) は、上記
式(I) で表される骨格を有するエポキシ樹脂(a) を必須
成分として含有することが重要である。エポキシ樹脂
(a) を含有しない場合は、半田付け工程におけるクラッ
クの発生防止効果は発揮されない。
式(I) で表される骨格を有するエポキシ樹脂(a) を必須
成分として含有することが重要である。エポキシ樹脂
(a) を含有しない場合は、半田付け工程におけるクラッ
クの発生防止効果は発揮されない。
【0025】上記式(I) において、R1 〜R8 の好まし
い具体例としては、水素原子、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブ
チル基、tert−ブチル基、塩素原子、臭素原子など
が挙げられる。
い具体例としては、水素原子、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブ
チル基、tert−ブチル基、塩素原子、臭素原子など
が挙げられる。
【0026】本発明におけるエポキシ樹脂(a) の好まし
い具体例としては、4,4´−ビス(2,3−エポキシ
プロポキシ)ビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エ
ポキシプロポキシ)−3,3´,5,5´−テトラメチ
ルビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキシプロ
ポキシ)−3,3´,5,5´−テトラメチル−2−ク
ロロビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキシプ
ロポキシ)−3,3´,5,5´−テトラメチル−2−
ブロモビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキシ
プロポキシ)−3,3´,5,5´−テトラエチルビフ
ェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキシプロポキ
シ)−3,3´,5,5´−テトラブチルビフェニルな
どが挙げられ、4,4´−ビス(2,3−エポキシプロ
ポキシ)ビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキ
シプロポキシ)−3,3´,5,5´−テトラメチルビ
フェニルが特に好ましい。
い具体例としては、4,4´−ビス(2,3−エポキシ
プロポキシ)ビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エ
ポキシプロポキシ)−3,3´,5,5´−テトラメチ
ルビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキシプロ
ポキシ)−3,3´,5,5´−テトラメチル−2−ク
ロロビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキシプ
ロポキシ)−3,3´,5,5´−テトラメチル−2−
ブロモビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキシ
プロポキシ)−3,3´,5,5´−テトラエチルビフ
ェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキシプロポキ
シ)−3,3´,5,5´−テトラブチルビフェニルな
どが挙げられ、4,4´−ビス(2,3−エポキシプロ
ポキシ)ビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキ
シプロポキシ)−3,3´,5,5´−テトラメチルビ
フェニルが特に好ましい。
【0027】本発明におけるエポキシ樹脂(A) は上記の
エポキシ樹脂(a) とともにそのエポキシ樹脂(a) 以外の
他のエポキシ樹脂をも併用して含有することができる。
エポキシ樹脂(a) とともにそのエポキシ樹脂(a) 以外の
他のエポキシ樹脂をも併用して含有することができる。
【0028】併用できる他のエポキシ樹脂としては、た
とえば、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノ
ールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAやレ
ゾルシンなどから合成される各種ノボラック型エポキシ
樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、線状脂肪族エ
ポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹
脂、ハロゲン化エポキシ樹脂などが挙げられる。
とえば、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノ
ールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAやレ
ゾルシンなどから合成される各種ノボラック型エポキシ
樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、線状脂肪族エ
ポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹
脂、ハロゲン化エポキシ樹脂などが挙げられる。
【0029】エポキシ樹脂(A) 中に含有されるエポキシ
樹脂(a) の割合に関しては特に制限はないが、より十分
な効果を発揮させるためには、エポキシ樹脂(a) をエポ
キシ樹脂(A) 中に通常50重量%以上、好ましくは70
重量%以上含有せしめる必要がある。
樹脂(a) の割合に関しては特に制限はないが、より十分
な効果を発揮させるためには、エポキシ樹脂(a) をエポ
キシ樹脂(A) 中に通常50重量%以上、好ましくは70
重量%以上含有せしめる必要がある。
【0030】本発明のエポキシ樹脂組成物(I) において
エポキシ樹脂(A) の配合量は通常2〜25重量%、好ま
しくは3〜20重量%である。
エポキシ樹脂(A) の配合量は通常2〜25重量%、好ま
しくは3〜20重量%である。
【0031】本発明における硬化剤(B) は、エポキシ樹
脂(A) と反応して硬化させるものであれば特に制限され
ず、それらの具体例としては、たとえばフェノールノボ
ラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、下記一般式
(2) で表されるフェノール化合物
脂(A) と反応して硬化させるものであれば特に制限され
ず、それらの具体例としては、たとえばフェノールノボ
ラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、下記一般式
(2) で表されるフェノール化合物
【化3】 (ただし、Rは水素原子または炭素数1〜4のアルキル
基、nは0以上の整数を示す。) ビスフェノールAやレゾルシンから合成される各種ノボ
ラック樹脂、トリス(ヒドロキシフェニル)メタン、ジ
ヒドロキシビフェニルなどの多種多価フェノール化合
物、無水マレイン酸、無水フタル酸、無水ピロメリット
酸などの酸無水物およびメタフェニレンジアミン、ジア
ミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルホンな
どの芳香族アミンなどが挙げられる。半導体封止用とし
ては、耐熱性、耐湿性および保存性の点から、フェノー
ル系硬化剤が好ましく用いられ、用途によっては2種以
上の硬化剤を併用してもよい。
基、nは0以上の整数を示す。) ビスフェノールAやレゾルシンから合成される各種ノボ
ラック樹脂、トリス(ヒドロキシフェニル)メタン、ジ
ヒドロキシビフェニルなどの多種多価フェノール化合
物、無水マレイン酸、無水フタル酸、無水ピロメリット
酸などの酸無水物およびメタフェニレンジアミン、ジア
ミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルホンな
どの芳香族アミンなどが挙げられる。半導体封止用とし
ては、耐熱性、耐湿性および保存性の点から、フェノー
ル系硬化剤が好ましく用いられ、用途によっては2種以
上の硬化剤を併用してもよい。
【0032】本発明において、硬化剤(B) の配合量は通
常0.1〜25重量%、好ましくは0.5〜20重量%
である。さらには、エポキシ樹脂(A) と硬化剤(B) の配
合比は、機械的性質および耐湿信頼性の点から(A) に対
する(B) の化学当量比が0.5〜1.5、特に0.7〜
1.3の範囲にあることが好ましい。
常0.1〜25重量%、好ましくは0.5〜20重量%
である。さらには、エポキシ樹脂(A) と硬化剤(B) の配
合比は、機械的性質および耐湿信頼性の点から(A) に対
する(B) の化学当量比が0.5〜1.5、特に0.7〜
1.3の範囲にあることが好ましい。
【0033】また、本発明においてエポキシ樹脂(A) と
硬化剤(B) の硬化反応を促進するため硬化触媒を用いて
もよい。硬化触媒は硬化反応を促進するものならば特に
限定されず、たとえば2−メチルイミダゾール、2,4
−ジメチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミ
ダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−
4−メチルイミダゾール、2−ヘプタンデシルイミダゾ
ールなどのイミダゾール化合物、トリエチルアミン、ベ
ンジルジメチルアミン、α−メチルベンジルメチルアミ
ン、2−(ジメチルアミノメチル)フェノール、2,
4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、
1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7
などの3級アミン化合物、ジルコニウムテトラメトキシ
ド、ジルコニウムテトラプロポキシド、テトラキス(ア
セチルアセトナト)ジルコニウム、トリ(アセチルアセ
トナト)アルミニウムなどの有機金属化合物およびトリ
フェニルホスフィン、トリメチルホスフィン、トリエチ
ルホスフィン、トリブチルホスフィン、トリ(p−メチ
ルフェニル)ホスフィン、トリ(ノニルフェニル)ホス
フィンなどの有機ホスフィン化合物が挙げられる。中で
も耐湿性の点から、有機ホスフィン化合物が好ましく、
トリフェニルホスフィンが特に好ましく用いられる。こ
れらの硬化触媒は、用途によって2種以上を併用しても
よい。
硬化剤(B) の硬化反応を促進するため硬化触媒を用いて
もよい。硬化触媒は硬化反応を促進するものならば特に
限定されず、たとえば2−メチルイミダゾール、2,4
−ジメチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミ
ダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−
4−メチルイミダゾール、2−ヘプタンデシルイミダゾ
ールなどのイミダゾール化合物、トリエチルアミン、ベ
ンジルジメチルアミン、α−メチルベンジルメチルアミ
ン、2−(ジメチルアミノメチル)フェノール、2,
4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、
1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7
などの3級アミン化合物、ジルコニウムテトラメトキシ
ド、ジルコニウムテトラプロポキシド、テトラキス(ア
セチルアセトナト)ジルコニウム、トリ(アセチルアセ
トナト)アルミニウムなどの有機金属化合物およびトリ
フェニルホスフィン、トリメチルホスフィン、トリエチ
ルホスフィン、トリブチルホスフィン、トリ(p−メチ
ルフェニル)ホスフィン、トリ(ノニルフェニル)ホス
フィンなどの有機ホスフィン化合物が挙げられる。中で
も耐湿性の点から、有機ホスフィン化合物が好ましく、
トリフェニルホスフィンが特に好ましく用いられる。こ
れらの硬化触媒は、用途によって2種以上を併用しても
よい。
【0034】本発明における充填剤(C) としては、溶融
シリカ、結晶性シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、アルミナ、マグネシア、クレー、タルク、ケイ酸
カルシウム、酸化チタン、酸化アンチモン、アスベス
ト、ガラス繊維などが挙げられるが、中でも溶融シリカ
は線膨張係数を低下させる効果が大きく、低応力化に有
効なため好ましく用いられる。
シリカ、結晶性シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、アルミナ、マグネシア、クレー、タルク、ケイ酸
カルシウム、酸化チタン、酸化アンチモン、アスベス
ト、ガラス繊維などが挙げられるが、中でも溶融シリカ
は線膨張係数を低下させる効果が大きく、低応力化に有
効なため好ましく用いられる。
【0035】ここでいう溶融シリカは真比重2.3以下
の非晶性シリカを意味する。その製造は必ずしも溶融状
態を経る必要はなく、任意の製造法を用いることができ
る。たとえば、結晶性シリカを溶融する方法、各種原料
から合成する方法などが挙げられる。
の非晶性シリカを意味する。その製造は必ずしも溶融状
態を経る必要はなく、任意の製造法を用いることができ
る。たとえば、結晶性シリカを溶融する方法、各種原料
から合成する方法などが挙げられる。
【0036】溶融シリカの形状および粒径は特に限定さ
れないが、通常は破砕シリカ、球状シリカ、微細シリカ
を単独でまたは併用して用いられる。たとえば平均粒径
5〜30μmの球状溶融シリカ、平均粒径4〜17μm
の破砕溶融シリカおよび平均粒径2μm以下の球状溶融
シリカから選ばれた1種または2種以上の組合せが好ま
しく用いられる。中でも、特に(イ)平均粒径4〜17
μmの破砕溶融シリカ99〜80重量%と平均粒径2μ
m以下の球状溶融シリカ1〜20重量%からなるシリカ
組成物、(ロ)平均粒径4〜17μmの破砕溶融シリカ
95〜40重量%と平均粒径5〜30μmの球状溶融シ
リカ5〜60重量%からなるシリカ組成物、または
(ハ)平均粒径5〜30μmの球状溶融シリカ99〜5
0重量%と平均粒径2μm以下の球状溶融シリカ1〜5
0重量%からなるシリカ組成物が望ましい。
れないが、通常は破砕シリカ、球状シリカ、微細シリカ
を単独でまたは併用して用いられる。たとえば平均粒径
5〜30μmの球状溶融シリカ、平均粒径4〜17μm
の破砕溶融シリカおよび平均粒径2μm以下の球状溶融
シリカから選ばれた1種または2種以上の組合せが好ま
しく用いられる。中でも、特に(イ)平均粒径4〜17
μmの破砕溶融シリカ99〜80重量%と平均粒径2μ
m以下の球状溶融シリカ1〜20重量%からなるシリカ
組成物、(ロ)平均粒径4〜17μmの破砕溶融シリカ
95〜40重量%と平均粒径5〜30μmの球状溶融シ
リカ5〜60重量%からなるシリカ組成物、または
(ハ)平均粒径5〜30μmの球状溶融シリカ99〜5
0重量%と平均粒径2μm以下の球状溶融シリカ1〜5
0重量%からなるシリカ組成物が望ましい。
【0037】本発明のエポキシ樹脂組成物(I) における
充填剤(C) の配合量は65〜82重量%、望ましくは7
0〜75重量%である。充填剤(C) の配合量が65重量
%未満では半田耐熱性、耐湿信頼性が劣り、82重量%
を超えると成形における充填性が劣るため好ましくな
い。
充填剤(C) の配合量は65〜82重量%、望ましくは7
0〜75重量%である。充填剤(C) の配合量が65重量
%未満では半田耐熱性、耐湿信頼性が劣り、82重量%
を超えると成形における充填性が劣るため好ましくな
い。
【0038】本発明において、充填剤をシランカップリ
ング剤、チタネートカップリング剤などのカップリング
剤であらかじめ表面処理することが、信頼性の点で好ま
しい。カップリング剤としてエポキシシラン、アミノシ
ラン、メルカプトシランなどのシランカップリング剤が
好ましく用いられる。
ング剤、チタネートカップリング剤などのカップリング
剤であらかじめ表面処理することが、信頼性の点で好ま
しい。カップリング剤としてエポキシシラン、アミノシ
ラン、メルカプトシランなどのシランカップリング剤が
好ましく用いられる。
【0039】本発明にかかわるエポキシ樹脂組成物(I)
にはハロゲン化エポキシ樹脂などのハロゲン化合物、リ
ン化合物などの難燃剤、三酸化アンチモンなどの難燃助
剤、カーボンブラック、酸化鉄などの着色剤、シリコー
ンゴム、オレフィン系共重合体、変性ニトリルゴム、変
性ポリブタジエンゴム、変性シリコーンオイルなどのエ
ラストマー、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂、長鎖脂
肪酸、長鎖脂肪酸の金属塩、長鎖脂肪酸のエステル、長
鎖脂肪酸のアミド、パラフィンワックスなどの離型剤お
よび有機過酸化物などの架橋剤を任意に添加することが
できる。
にはハロゲン化エポキシ樹脂などのハロゲン化合物、リ
ン化合物などの難燃剤、三酸化アンチモンなどの難燃助
剤、カーボンブラック、酸化鉄などの着色剤、シリコー
ンゴム、オレフィン系共重合体、変性ニトリルゴム、変
性ポリブタジエンゴム、変性シリコーンオイルなどのエ
ラストマー、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂、長鎖脂
肪酸、長鎖脂肪酸の金属塩、長鎖脂肪酸のエステル、長
鎖脂肪酸のアミド、パラフィンワックスなどの離型剤お
よび有機過酸化物などの架橋剤を任意に添加することが
できる。
【0040】本発明にかかわるエポキシ樹脂組成物(I)
は溶融混練することが好ましく、たとえばバンバリーミ
キサー、ニーダー、ロール、単軸もしくは二軸の押出機
およびコニーダーなどの公知の混練方法を用いて溶融混
練することにより製造される。
は溶融混練することが好ましく、たとえばバンバリーミ
キサー、ニーダー、ロール、単軸もしくは二軸の押出機
およびコニーダーなどの公知の混練方法を用いて溶融混
練することにより製造される。
【0041】本発明のエポキシ樹脂組成物(I) は成形温
度における最低溶融粘度が0.1〜10Pa・s、好ま
しくは1〜8Pa・sであることが必要である。0.1
Pa・s未満または10Pa・sを超える場合は成形時
に未充填不良が発生したり、パッケージがそったりする
不良が発生するため好ましくない。
度における最低溶融粘度が0.1〜10Pa・s、好ま
しくは1〜8Pa・sであることが必要である。0.1
Pa・s未満または10Pa・sを超える場合は成形時
に未充填不良が発生したり、パッケージがそったりする
不良が発生するため好ましくない。
【0042】ここで樹脂組成物の最低溶融粘度は高架式
フローテスターによりノズル0.5mmφ×1.0mml、
荷重10Kg、温度175℃の条件で測定したものをい
う。
フローテスターによりノズル0.5mmφ×1.0mml、
荷重10Kg、温度175℃の条件で測定したものをい
う。
【0043】本発明のエポキシ樹脂組成物(I) の成形温
度には特に制限はなく、通常は160〜190℃、好ま
しくは170〜180℃である。
度には特に制限はなく、通常は160〜190℃、好ま
しくは170〜180℃である。
【0044】本発明の樹脂封止型半導体装置は、上記エ
ポキシ樹脂組成物(I) ないし成形材料を用いて半導体装
置を封止することにより容易に製造することができる。
ポキシ樹脂組成物(I) ないし成形材料を用いて半導体装
置を封止することにより容易に製造することができる。
【0045】以下に、その製造方法の一例を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0046】図1は、本発明において使用するIC接合
TABテープの平面断面図、図2は、図1のIC接合T
ABテープを金型で挟みトランスファーモールドを行う
状態を示す正面断面図である。
TABテープの平面断面図、図2は、図1のIC接合T
ABテープを金型で挟みトランスファーモールドを行う
状態を示す正面断面図である。
【0047】図1において、1は、フィルムキャリア、
2は、フィルムキャリアの両側に穿たれたスプロケット
ホール、3は、フィルムキャリアの中央部に穿たれたデ
バイスホール、4は、デバイスホール3の中に収納され
たICチップ、5は、アウターリード、6は、インナー
リード、7は、テストパッド、8は、電極、9は、タイ
バー、10は、サポートリング、11は、アウターリー
ドホール、16は、リード、17は、TABテープであ
る。
2は、フィルムキャリアの両側に穿たれたスプロケット
ホール、3は、フィルムキャリアの中央部に穿たれたデ
バイスホール、4は、デバイスホール3の中に収納され
たICチップ、5は、アウターリード、6は、インナー
リード、7は、テストパッド、8は、電極、9は、タイ
バー、10は、サポートリング、11は、アウターリー
ドホール、16は、リード、17は、TABテープであ
る。
【0048】なお、テストパッド7に連なるリード16
のアウターリードホール11を跨ぐ部分をアウターリー
ド5、サポートリング10からデバイスホール3側へ突
出した部分をインナリード6として説明する。
のアウターリードホール11を跨ぐ部分をアウターリー
ド5、サポートリング10からデバイスホール3側へ突
出した部分をインナリード6として説明する。
【0049】また、TABテープ17は、スプロケット
ホール2、デバイスホール3の形成されたフィルムキャ
リア1と、テストパッド7に連なるアウターリード5、
インナーリード6とで形成されている。
ホール2、デバイスホール3の形成されたフィルムキャ
リア1と、テストパッド7に連なるアウターリード5、
インナーリード6とで形成されている。
【0050】図1は、このTABテープ17にICチッ
プ4が装着されたIC接合TABテープを示し、また、
インナーリード6とデバイスホール3に挿入されたIC
チップ4の電極8とが接続されていることを示してい
る。
プ4が装着されたIC接合TABテープを示し、また、
インナーリード6とデバイスホール3に挿入されたIC
チップ4の電極8とが接続されていることを示してい
る。
【0051】なお、フィルムキャリア1のスプロケット
ホール2、デバイスホール3の形成位置や形状は任意で
よく、図示したもの限定されるものではない。
ホール2、デバイスホール3の形成位置や形状は任意で
よく、図示したもの限定されるものではない。
【0052】図2は、IC接合TABテープを使用して
トランスファーモールドを行っている状態を示してい
る。なお、図2のIC接合TABテープの断面は図1の
IC接合TABテープ17のX−X´断面を示してい
る。
トランスファーモールドを行っている状態を示してい
る。なお、図2のIC接合TABテープの断面は図1の
IC接合TABテープ17のX−X´断面を示してい
る。
【0053】すなわち、ICチップ4を上下の金型1
2、13によって形成される空間に挿入し、フィルムキ
ャリア1とそのフィルムキャリア1上に設けられたリー
ド16とを前記上下の金型12と13とで挟み、金型の
樹脂注入口15から本発明にかかわる前記エポキシ樹脂
組成物(モールド樹脂)14を注入し、その組成物14
を硬化させた後、金型12、13を取外し、アウタリー
ド5をアウタリードホール11の外側で切断すれば、モ
ールドされたパッケージ、すなわち、樹脂封止型半導体
装置が得られる。
2、13によって形成される空間に挿入し、フィルムキ
ャリア1とそのフィルムキャリア1上に設けられたリー
ド16とを前記上下の金型12と13とで挟み、金型の
樹脂注入口15から本発明にかかわる前記エポキシ樹脂
組成物(モールド樹脂)14を注入し、その組成物14
を硬化させた後、金型12、13を取外し、アウタリー
ド5をアウタリードホール11の外側で切断すれば、モ
ールドされたパッケージ、すなわち、樹脂封止型半導体
装置が得られる。
【0054】なお、TABテープ17に、リード21と
して用いられる銅箔の厚さは特に限定されないが、15
〜35μmが好ましく、具体的には1オンス銅箔で30
μm、3/4オンス銅箔で約22μmである。フィルム
キャリア1は、厚さが特に限定されないが50〜250
μmが好ましく、通常125μmや75μmの厚さのも
のが用いられ、また、そのフィルムの組成は特に限定さ
れないが、公知のポリイミド樹脂で形成されているのが
好ましい。
して用いられる銅箔の厚さは特に限定されないが、15
〜35μmが好ましく、具体的には1オンス銅箔で30
μm、3/4オンス銅箔で約22μmである。フィルム
キャリア1は、厚さが特に限定されないが50〜250
μmが好ましく、通常125μmや75μmの厚さのも
のが用いられ、また、そのフィルムの組成は特に限定さ
れないが、公知のポリイミド樹脂で形成されているのが
好ましい。
【0055】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0056】なお、実施例中の%は、重量%を意味す
る。
る。
【0057】実施例1〜11、比較例1〜5 表1、2、3に示した成分を、表4に示した組成比でミ
キサーによりドライブレンドした。これをロール表面温
度90℃のミキシングロールを用いて5分間加熱混練
後、冷却、粉砕して半導体封止用エポキシ樹脂組成物を
製造した。
キサーによりドライブレンドした。これをロール表面温
度90℃のミキシングロールを用いて5分間加熱混練
後、冷却、粉砕して半導体封止用エポキシ樹脂組成物を
製造した。
【0058】ここで樹脂組成物の最低溶融粘度は高架式
フローテスターによりノズル0.5mmφ×1.0mml、
荷重10Kg、温度175℃の条件で測定した。
フローテスターによりノズル0.5mmφ×1.0mml、
荷重10Kg、温度175℃の条件で測定した。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】
【表3】
【0062】この組成物を用い、図2に示したデバイ
ス、金型を用い、低圧トランスファー成形法により17
5℃×2分の条件で成形することにより半導体装置を樹
脂封止した。この後さらに175℃×8時間の条件で後
硬化して樹脂封止型半導体装置を作成した。
ス、金型を用い、低圧トランスファー成形法により17
5℃×2分の条件で成形することにより半導体装置を樹
脂封止した。この後さらに175℃×8時間の条件で後
硬化して樹脂封止型半導体装置を作成した。
【0063】こうして作成した樹脂封止型半導体装置を
次の方法で各種の検査、測定を行った。
次の方法で各種の検査、測定を行った。
【0064】(1) 充填性: 樹脂パッケージの未充填、
ピンホール、ボイドを目視で測定して、良、不良を判定
した。
ピンホール、ボイドを目視で測定して、良、不良を判定
した。
【0065】(2) そり: パッケージを目視観察して、
そりの有無を判定した。
そりの有無を判定した。
【0066】(3) 半田耐熱性:樹脂封止型半導体装置を
85℃/85%RHの条件で72時間吸湿させた後、I
Rリフロー炉で最高温度245℃×10秒の条件で加熱
した。そのパッケージ表面を外観観察することにより、
外部クラックを測定した。さらに超音波探傷画像装置に
より、パッケージの内部クラック、チップ面の密着性
(剥離の有無)およびポリイミドテープ面の密着性(剥
離の有無)を測定した。測定は20個のデバイスで行
い、結果を不良が発生したデバイスの数で表した。
85℃/85%RHの条件で72時間吸湿させた後、I
Rリフロー炉で最高温度245℃×10秒の条件で加熱
した。そのパッケージ表面を外観観察することにより、
外部クラックを測定した。さらに超音波探傷画像装置に
より、パッケージの内部クラック、チップ面の密着性
(剥離の有無)およびポリイミドテープ面の密着性(剥
離の有無)を測定した。測定は20個のデバイスで行
い、結果を不良が発生したデバイスの数で表した。
【0067】これらの結果を表4および表5に示した。
【0068】
【表4】
【0069】
【表5】
【0070】表4および表5の結果から、本発明のエポ
キシ樹脂組成物で封止した半導体装置は、樹脂の充填性
が良好で、かつパッケージのそりもない。さらに半田耐
熱性が良好であり、吸湿後IRリフロー処理しても、外
部クラック、内部クラック、チップ面の剥離、ポリイミ
ドテープ面の剥離が発生しない(実施例1〜11)。し
たがって優れた耐湿信頼性も期待できる。
キシ樹脂組成物で封止した半導体装置は、樹脂の充填性
が良好で、かつパッケージのそりもない。さらに半田耐
熱性が良好であり、吸湿後IRリフロー処理しても、外
部クラック、内部クラック、チップ面の剥離、ポリイミ
ドテープ面の剥離が発生しない(実施例1〜11)。し
たがって優れた耐湿信頼性も期待できる。
【0071】エポキシ樹脂、硬化剤および充填剤の配合
組成が本発明の組成範囲内にあっても、その最低溶融粘
度が10Pa・sを超える場合は未充填、パッケージの
そりが発生する。さらにポリイミドテープ面の剥離が発
生することがある(比較例1〜3)。また、最低溶融粘
度が本発明の範囲内(0.1〜10Pa・s)にあって
も、充填剤量が65重量%未満の樹脂組成物で封止した
半導体装置は充填性、パッケージのそりとも不良であ
り、半田耐熱性も劣る(比較例4、5)。
組成が本発明の組成範囲内にあっても、その最低溶融粘
度が10Pa・sを超える場合は未充填、パッケージの
そりが発生する。さらにポリイミドテープ面の剥離が発
生することがある(比較例1〜3)。また、最低溶融粘
度が本発明の範囲内(0.1〜10Pa・s)にあって
も、充填剤量が65重量%未満の樹脂組成物で封止した
半導体装置は充填性、パッケージのそりとも不良であ
り、半田耐熱性も劣る(比較例4、5)。
【0072】
【発明の効果】本発明にかかわるエポキシ樹脂組成物は
(A) 特定の構造のエポキシ樹脂、(B)硬化剤および(C)
充填剤を特定の組成で配合し、かつその成形温度におけ
る最低溶融粘度が0.1〜10Pa・sであるため、T
AB型半導体装置をトランスファー成形により樹脂封止
した場合、充填性が良好でありパッケージのそりも発生
しない。また得られた半導体装置は半田耐熱性が極めて
優れ、高い信頼性を実現するものである。
(A) 特定の構造のエポキシ樹脂、(B)硬化剤および(C)
充填剤を特定の組成で配合し、かつその成形温度におけ
る最低溶融粘度が0.1〜10Pa・sであるため、T
AB型半導体装置をトランスファー成形により樹脂封止
した場合、充填性が良好でありパッケージのそりも発生
しない。また得られた半導体装置は半田耐熱性が極めて
優れ、高い信頼性を実現するものである。
【図1】 本発明において使用するIC接合TABテー
プの平面断面図である。
プの平面断面図である。
【図2】 図1のIC接合TABテープを金型で挟みト
ランスファーモールドを行う状態を示す正面断面図であ
る。
ランスファーモールドを行う状態を示す正面断面図であ
る。
1:フィルムキャリア 2:スプロケットホール 3:デバイスホール 4:ICチップ 5:アウターリード 6:インナーリード 7:テストパッド 8:電極 9:タイバー 10:サポートリング 11:アウターリードホール 12:上金型 13:下金型 14:モールド樹脂 15:樹脂注入口 16:リード 17:TABテープ
Claims (7)
- 【請求項1】 デバイスホールを穿ったフィルムキャリ
アと、該フィルムキャリア上に設けられたリードと、該
リードに接続されたICチップと、前記フィルムキャリ
ア、ICチップを封止したエポキシ樹脂(A) 、硬化物
(B) および充填剤(C) を含んでなるエポキシ樹脂組成物
(I) の硬化物とを有する樹脂封止型半導体装置であっ
て、前記エポキシ樹脂組成物(I) において前記エポキシ
樹脂(A) が次の一般式(1) 【化1】 (式中、R1 〜R8 は水素原子、炭素数1〜4のアルキ
ル基またはハロゲン原子を示す。)で表される骨格を有
するエポキシ樹脂(a) を必須成分として含有し、エポキ
シ樹脂組成物(I) 中の充填剤(C) の割合が65〜82重
量%であり、かつエポキシ樹脂組成物(I) の成形温度に
おける最低溶融粘度が0.1〜10Pa.sであること
を特徴とする樹脂封止型半導体装置。 - 【請求項2】 エポキシ樹脂組成物(I) において充填剤
(C) が平均粒径5〜30μmの球状溶融シリカ、平均粒
径4〜17μmの破砕溶融シリカおよび平均粒径2μm
以下の球状溶融シリカから選ばれた1種または2種以上
の溶融シリカであることを特徴とする請求項1記載の樹
脂封止型半導体装置。 - 【請求項3】 エポキシ樹脂組成物(I)において充填剤
(C) が平均粒径4〜17μmの破砕溶融シリカ99〜8
0重量%および平均粒径2μm以下の球状溶融シリカ1
〜20重量%からなることを特徴とする請求項1記載の
樹脂封止型半導体装置。 - 【請求項4】 エポキシ樹脂組成物(I) において充填剤
(C) が平均粒径5〜30μmの球状溶融シリカ99〜5
0重量%および平均粒径2μm以下の球状溶融シリカ1
〜50重量%からなることを特徴とする請求項1記載の
樹脂封止型半導体装置。 - 【請求項5】 エポキシ樹脂組成物(I)において充填剤
(C) が平均粒径4〜17μmの破砕シリカ95〜40重
量%および平均粒径5〜30μmの球状溶融シリカ5〜
60重量%からなることを特徴とする請求項1記載の樹
脂封止型半導体装置。 - 【請求項6】 エポキシ樹脂組成物(I) における充填剤
(C)の配合量が70〜75重量%であることを特徴とす
る請求項1記載の樹脂封止型半導体装置。 - 【請求項7】 エポキシ樹脂組成物(I) の成形温度にお
ける最低溶融粘度が1〜8Pa.sであることを特徴と
する特徴とする請求項1記載の樹脂封止型半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23086595A JPH0971635A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 樹脂封止型半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23086595A JPH0971635A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 樹脂封止型半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0971635A true JPH0971635A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16914523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23086595A Pending JPH0971635A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 樹脂封止型半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0971635A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990036775A (ko) * | 1997-10-03 | 1999-05-25 | 이사오 우치가사키 | 봉입 재료 및 그를 사용한 리드-온-칩 구조 반도체 장치 |
| JP2008098646A (ja) * | 2007-10-17 | 2008-04-24 | Sharp Corp | 半導体装置 |
| JP2008118113A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-05-22 | Hitachi Chem Co Ltd | エポキシ樹脂組成物を用いた電子部品装置の製造方法及びその電子部品装置 |
| JP2011119758A (ja) * | 2011-02-16 | 2011-06-16 | Sharp Corp | 半導体装置 |
| JP2017112273A (ja) * | 2015-12-17 | 2017-06-22 | 住友ベークライト株式会社 | 高電圧保護部材形成用樹脂組成物、半導体装置および電子部品 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23086595A patent/JPH0971635A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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