JPH0972735A - 測距装置 - Google Patents
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- JPH0972735A JPH0972735A JP23015595A JP23015595A JPH0972735A JP H0972735 A JPH0972735 A JP H0972735A JP 23015595 A JP23015595 A JP 23015595A JP 23015595 A JP23015595 A JP 23015595A JP H0972735 A JPH0972735 A JP H0972735A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 定常光成分光電流を高精度に検出することに
より、フィードバックによって調整する範囲を狭めて雑
音電圧を抑えることを目的とする。 【解決手段】 環境の変化に係わらず、信号光成分光電
流を増幅するためのトランジスタ10と同じトランジス
タ特性を有するトランジスタ28で、定電流源29が供
給する基準電流を増幅する。トランジスタ10のコレク
タと電源との間に接続されたダイオード11と同じダイ
オード特性を有するダイオード27を、トランジスタ2
8のコレクタと電源との間に接続して、このダイオード
27を用いて基準電流を電圧に変換する。コンパレータ
26でダイオード11とダイオード27の電圧降下を比
較することにより、トランジスタ10のベースに流れ込
む電流が所定の値を超えているか否か判定する。
より、フィードバックによって調整する範囲を狭めて雑
音電圧を抑えることを目的とする。 【解決手段】 環境の変化に係わらず、信号光成分光電
流を増幅するためのトランジスタ10と同じトランジス
タ特性を有するトランジスタ28で、定電流源29が供
給する基準電流を増幅する。トランジスタ10のコレク
タと電源との間に接続されたダイオード11と同じダイ
オード特性を有するダイオード27を、トランジスタ2
8のコレクタと電源との間に接続して、このダイオード
27を用いて基準電流を電圧に変換する。コンパレータ
26でダイオード11とダイオード27の電圧降下を比
較することにより、トランジスタ10のベースに流れ込
む電流が所定の値を超えているか否か判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、位置検出素子を
用いた光投射型の三角測距方式の測距装置に関するもの
である。
用いた光投射型の三角測距方式の測距装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図1は、例えば実開平1−140116
号公報に開示された測距装置の光学系の構成を示す模式
図である。図1において、1は赤外光を信号光として投
光する赤外発光ダイオード、2はこの赤外発光ダイオー
ド1から投光される信号光を集光して被写体3に照射す
る集光レンズ、4は被写体3の位置を検出するため被写
体3で反射された光の投影位置を左右の電極に電流とし
て変換する位置検出素子(以下PSD(Position Sensi
tive Device)という。)、5は被写体3から反射され
る赤外光を集光してPSD4の受光面上に投影する集光
レンズである。
号公報に開示された測距装置の光学系の構成を示す模式
図である。図1において、1は赤外光を信号光として投
光する赤外発光ダイオード、2はこの赤外発光ダイオー
ド1から投光される信号光を集光して被写体3に照射す
る集光レンズ、4は被写体3の位置を検出するため被写
体3で反射された光の投影位置を左右の電極に電流とし
て変換する位置検出素子(以下PSD(Position Sensi
tive Device)という。)、5は被写体3から反射され
る赤外光を集光してPSD4の受光面上に投影する集光
レンズである。
【0003】PSD4の受光面の左右両端には、受光面
上に投影された赤外光の光量に応じて生成される光電流
を、その赤外光の投影位置に比例して取り出す一対の電
極6a、6bが設けられており、背面側には共通電極6
cが設けられている。
上に投影された赤外光の光量に応じて生成される光電流
を、その赤外光の投影位置に比例して取り出す一対の電
極6a、6bが設けられており、背面側には共通電極6
cが設けられている。
【0004】図4は、例えば実開平1−140116号
公報に開示されている信号処理部の構成を示す回路図で
ある。図4に示す測距装置は、定常光成分光電流除去回
路7によって、PSD4の一方の電極6aから出力され
る光電流から定常光成分光電流を分離する。この定常光
成分光電流除去回路7は、PSD4の電極6とグランド
の間に直列に接続されたNPNトランジスタ8と抵抗9
aと抵抗9bとで構成されている。また、PSD4の電
極6aはNPNトランジスタ10のベースに接続されて
おり、光電流から定常光成分光電流を除いた電流、つま
り信号光成分光電流がトランジスタ10によって増幅さ
れる。トランジスタ10のコレクタはダイオード11を
介して電源Vcc2に、エミッタは演算増幅器12の出力
側に接続されており、ダイオード11ではトランジスタ
10によって増幅された電流の対数を取った値に等しい
電圧降下がある。
公報に開示されている信号処理部の構成を示す回路図で
ある。図4に示す測距装置は、定常光成分光電流除去回
路7によって、PSD4の一方の電極6aから出力され
る光電流から定常光成分光電流を分離する。この定常光
成分光電流除去回路7は、PSD4の電極6とグランド
の間に直列に接続されたNPNトランジスタ8と抵抗9
aと抵抗9bとで構成されている。また、PSD4の電
極6aはNPNトランジスタ10のベースに接続されて
おり、光電流から定常光成分光電流を除いた電流、つま
り信号光成分光電流がトランジスタ10によって増幅さ
れる。トランジスタ10のコレクタはダイオード11を
介して電源Vcc2に、エミッタは演算増幅器12の出力
側に接続されており、ダイオード11ではトランジスタ
10によって増幅された電流の対数を取った値に等しい
電圧降下がある。
【0005】NPNトランジスタ10のコレクタはバッ
ファ13を介して演算増幅器14と図示しない演算回路
とに接続されている。演算増幅器14の出力は、スイッ
チ15を介してNPNトランジスタ8のベースに接続さ
れ、NPNトランジスタ8のベースとグランドの間には
コンデンサ16が接続されている。
ファ13を介して演算増幅器14と図示しない演算回路
とに接続されている。演算増幅器14の出力は、スイッ
チ15を介してNPNトランジスタ8のベースに接続さ
れ、NPNトランジスタ8のベースとグランドの間には
コンデンサ16が接続されている。
【0006】図4で信号光成分光電流と定常光成分光電
流との分離の基本動作は、被写体3に対して信号光であ
る赤外光が投光されない時、スイッチ15をオン状態に
設定し、赤外光を投光する時、スイッチ15をオフ状態
に設定する動作である。
流との分離の基本動作は、被写体3に対して信号光であ
る赤外光が投光されない時、スイッチ15をオン状態に
設定し、赤外光を投光する時、スイッチ15をオフ状態
に設定する動作である。
【0007】赤外光が投光されないとき、図4に示すス
イッチ15はオンの状態に設定され、NPNトランジス
タ10、バッファ13、演算増幅器14、スイッチ15
及びNPNトランジスタ8によって閉ループが構成され
る。
イッチ15はオンの状態に設定され、NPNトランジス
タ10、バッファ13、演算増幅器14、スイッチ15
及びNPNトランジスタ8によって閉ループが構成され
る。
【0008】この時、PSD4に入射されてくる赤外光
は信号光と関係のない定常光であり、上記閉ループによ
り定常光成分の光電流とNPNトランジスタ8のコレク
タ電流とがつりあう電圧にNPNトランジスタ8のベー
スの電圧が固定されコンデンサ16にその電圧がホール
ドされる。信号光である赤外光が投光されたとき、スイ
ッチ15はオフの状態に設定され、NPNトランジスタ
8のベースの電圧はコンデンサ16にホールドされてい
るため、NPNトランジスタ8を通して定常光成分光電
流に相当する電流が引き抜かれ、信号光成分光電流を測
定することが可能となる。
は信号光と関係のない定常光であり、上記閉ループによ
り定常光成分の光電流とNPNトランジスタ8のコレク
タ電流とがつりあう電圧にNPNトランジスタ8のベー
スの電圧が固定されコンデンサ16にその電圧がホール
ドされる。信号光である赤外光が投光されたとき、スイ
ッチ15はオフの状態に設定され、NPNトランジスタ
8のベースの電圧はコンデンサ16にホールドされてい
るため、NPNトランジスタ8を通して定常光成分光電
流に相当する電流が引き抜かれ、信号光成分光電流を測
定することが可能となる。
【0009】被写体の輝度を検出し定常光の強度を判定
する定常光検知回路17Aは、電源Vcc2に接続された
カソードを持ち被写体3の輝度を検出するフォトダイオ
ード36、フォトダイオード36と直列に接続された抵
抗37及びフォトダイオード36のアノードに接続され
た第1の入力と基準電圧Vref3が与えられる第2の入力
とを有するコンパレータ18によって構成されている。
コンパレータ18の出力は制御回路19に接続されてい
る。定常光成分光電流が所定値を越えたかどうかの検知
を輝度検出フォトダイオード36と抵抗37の接続点の
電圧とコンパレータ18の基準電圧Vref3とを比較する
ことにより行う。
する定常光検知回路17Aは、電源Vcc2に接続された
カソードを持ち被写体3の輝度を検出するフォトダイオ
ード36、フォトダイオード36と直列に接続された抵
抗37及びフォトダイオード36のアノードに接続され
た第1の入力と基準電圧Vref3が与えられる第2の入力
とを有するコンパレータ18によって構成されている。
コンパレータ18の出力は制御回路19に接続されてい
る。定常光成分光電流が所定値を越えたかどうかの検知
を輝度検出フォトダイオード36と抵抗37の接続点の
電圧とコンパレータ18の基準電圧Vref3とを比較する
ことにより行う。
【0010】定常光検知回路17Aで被写体3の輝度を
検知し、定常光検知回路17Aでその輝度が所定の値以
上になったと判定されると、制御回路19は、定常光検
知回路17Aでの判定結果を受けてトランジスタ35を
導通させる信号を出力する。被写体3の輝度が所定の値
以上になると、トランジスタ8に流れる電流が増加し、
トランジスタ8が飽和状態で動作するようになる。その
ような状態になることを防止するために、トランジスタ
35を導通状態にし、抵抗9aと抵抗9bの接続点を接
地する。
検知し、定常光検知回路17Aでその輝度が所定の値以
上になったと判定されると、制御回路19は、定常光検
知回路17Aでの判定結果を受けてトランジスタ35を
導通させる信号を出力する。被写体3の輝度が所定の値
以上になると、トランジスタ8に流れる電流が増加し、
トランジスタ8が飽和状態で動作するようになる。その
ような状態になることを防止するために、トランジスタ
35を導通状態にし、抵抗9aと抵抗9bの接続点を接
地する。
【0011】定常光成分光電流が所定値を越えた場合、
輝度検出フォトダイオードから発生する光電流が多くな
り輝度検出フォトダイオード36と抵抗37の接続点の
電圧が基準電圧Vref3を越えるため、コンパレータ18
の出力が反転し制御回路19に記憶される。制御回路1
9に記憶された出力はNPNトランジスタ35のベース
に与えられ、NPNトランジスタ35はオン状態にな
る。これにより、2つの抵抗9a、9bの接続点はNP
Nトランジスタ35を介して接地される。すなわち、N
PNトランジスタ8のエミッタとグランドの間の抵抗値
が小さくなったと同じ効果を発揮することになり、定常
光成分光電流が所定値を越えた場合でもNPNトランジ
スタ8が飽和することを防げる。図4では、省略する
が、PSD4の他方の電極6bにも上記と同じ構成の別
の回路が接続されている。
輝度検出フォトダイオードから発生する光電流が多くな
り輝度検出フォトダイオード36と抵抗37の接続点の
電圧が基準電圧Vref3を越えるため、コンパレータ18
の出力が反転し制御回路19に記憶される。制御回路1
9に記憶された出力はNPNトランジスタ35のベース
に与えられ、NPNトランジスタ35はオン状態にな
る。これにより、2つの抵抗9a、9bの接続点はNP
Nトランジスタ35を介して接地される。すなわち、N
PNトランジスタ8のエミッタとグランドの間の抵抗値
が小さくなったと同じ効果を発揮することになり、定常
光成分光電流が所定値を越えた場合でもNPNトランジ
スタ8が飽和することを防げる。図4では、省略する
が、PSD4の他方の電極6bにも上記と同じ構成の別
の回路が接続されている。
【0012】図5は、例えば特開平3−81610号公
報に開示されている信号処理部の構成を示す回路図であ
り、基本構成は、図4に示した測距装置とほぼ同じであ
る。図5に示した測距装置と図4に示したものとの構成
の違いは、図4に示した測距装置が信号光を投光する前
の被写体3の輝度をフォトダイオード36を用いて検出
しているのに対し、定常光検知回路17Bのコンパレー
タ18aの第1の入力はNPNトランジスタ8のベース
に接続され第2の入力は基準電圧Vref4が与えられてい
ることである。図5に示された測距装置では、定常光検
知回路から輝度を検出するフォトダイオード36、抵抗
37が取り除かれている。
報に開示されている信号処理部の構成を示す回路図であ
り、基本構成は、図4に示した測距装置とほぼ同じであ
る。図5に示した測距装置と図4に示したものとの構成
の違いは、図4に示した測距装置が信号光を投光する前
の被写体3の輝度をフォトダイオード36を用いて検出
しているのに対し、定常光検知回路17Bのコンパレー
タ18aの第1の入力はNPNトランジスタ8のベース
に接続され第2の入力は基準電圧Vref4が与えられてい
ることである。図5に示された測距装置では、定常光検
知回路から輝度を検出するフォトダイオード36、抵抗
37が取り除かれている。
【0013】図5に示す測距装置では、定常光成分光電
流が所定値を越えたかどうかの検知を図4のような輝度
検出フォトダイオードは使用せずに行っている。スイッ
チ15を閉じた閉ループ状態時に、コンデンサ16の電
圧は、定常光成分の光電流とNPNトランジスタ8のコ
レクタ電流とがつりあう電圧V1になっている。この電
圧V1と所定の定常光成分光電流に相当する基準電圧V
ref4とをコンパレータ18で比較して行う。定常光成分
光電流が所定値を越えた場合の動作は図4に示した測距
装置と同じであるためその説明を省略する。
流が所定値を越えたかどうかの検知を図4のような輝度
検出フォトダイオードは使用せずに行っている。スイッ
チ15を閉じた閉ループ状態時に、コンデンサ16の電
圧は、定常光成分の光電流とNPNトランジスタ8のコ
レクタ電流とがつりあう電圧V1になっている。この電
圧V1と所定の定常光成分光電流に相当する基準電圧V
ref4とをコンパレータ18で比較して行う。定常光成分
光電流が所定値を越えた場合の動作は図4に示した測距
装置と同じであるためその説明を省略する。
【0014】図6は、特開平3−81610号公報に開
示されている他の信号処理部の構成を示す回路図であ
り、基本構成は、図5に示した測距装置とほぼ同じであ
る。図6に示した測距装置と図5に示したものとの構成
の違いは、図5に示した測距装置の定常光成分光電流除
去回路7が、トランジスタ8と2つの抵抗9b,9aで
構成されているのに対して、図6に示した測距装置の定
常光成分光電流除去回路7aがトランジスタ8と抵抗9
cとで構成されている点と、定常光が所定の値より多い
場合に動作する図5に示した測距装置のトランジスタ3
5に対して、図6に示した測距装置では定電流源21,
22が設けられている点の2つの点にある。
示されている他の信号処理部の構成を示す回路図であ
り、基本構成は、図5に示した測距装置とほぼ同じであ
る。図6に示した測距装置と図5に示したものとの構成
の違いは、図5に示した測距装置の定常光成分光電流除
去回路7が、トランジスタ8と2つの抵抗9b,9aで
構成されているのに対して、図6に示した測距装置の定
常光成分光電流除去回路7aがトランジスタ8と抵抗9
cとで構成されている点と、定常光が所定の値より多い
場合に動作する図5に示した測距装置のトランジスタ3
5に対して、図6に示した測距装置では定電流源21,
22が設けられている点の2つの点にある。
【0015】図6に示した測距装置には、PSD4の電
極6aに定常光成分の光電流の一部を定常的に引き抜く
電流引き抜き回路20が接続されており、定常光成分光
電流が多くなったときは、定電流回路21と定電流回路
22または何れか一方を用いて定常光成分光電流の一部
を引き抜くよう構成されている。
極6aに定常光成分の光電流の一部を定常的に引き抜く
電流引き抜き回路20が接続されており、定常光成分光
電流が多くなったときは、定電流回路21と定電流回路
22または何れか一方を用いて定常光成分光電流の一部
を引き抜くよう構成されている。
【0016】このようにして定常光成分光電流が所定値
を越えた場合でもNPNトランジスタ8が飽和すること
なく、信号光成分に応じた電圧をバッファ13を介して
次段演算回路に出力し、精度の良い測距が可能となる。
を越えた場合でもNPNトランジスタ8が飽和すること
なく、信号光成分に応じた電圧をバッファ13を介して
次段演算回路に出力し、精度の良い測距が可能となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の測距装置は上記
のように構成されているため、次に示す様な問題点があ
る。図4に示した測距装置では、第1の問題点として、
輝度検出フォトダイオードを必要とするため、カメラ等
の測距装置が用いられる機器に輝度検出フォトダイオー
ドを設置するスぺースを必要とする。第2の問題点とし
て、定常光成分光電流が所定値を越えた場合、NPNト
ランジスタ8のエミッタとグランド間に抵抗値の小さい
抵抗が付加されたことになるため、トランジスタ8のベ
ース、エミッタ間による雑音電圧が大きな電流ノイズと
なって、演算増幅器12の入力に影響するため、測距精
度を劣化する原因となる。
のように構成されているため、次に示す様な問題点があ
る。図4に示した測距装置では、第1の問題点として、
輝度検出フォトダイオードを必要とするため、カメラ等
の測距装置が用いられる機器に輝度検出フォトダイオー
ドを設置するスぺースを必要とする。第2の問題点とし
て、定常光成分光電流が所定値を越えた場合、NPNト
ランジスタ8のエミッタとグランド間に抵抗値の小さい
抵抗が付加されたことになるため、トランジスタ8のベ
ース、エミッタ間による雑音電圧が大きな電流ノイズと
なって、演算増幅器12の入力に影響するため、測距精
度を劣化する原因となる。
【0018】図5に示した測距装置では、第1の問題点
として、定常光成分光電流が所定値を越えた場合、図4
と同じシステムで動作するため、上記と同じ小さい抵抗
が付加されたことによる問題点が発生する。第2の問題
点として、定常光成分光電流が所定値を越えた場合、N
PNトランジスタ8が飽和した状態で帰還のかかってい
る電圧V1で、定常光成分光電流の検知をおこなうた
め、定常光成分光電流の検知精度を劣化する原因とな
る。
として、定常光成分光電流が所定値を越えた場合、図4
と同じシステムで動作するため、上記と同じ小さい抵抗
が付加されたことによる問題点が発生する。第2の問題
点として、定常光成分光電流が所定値を越えた場合、N
PNトランジスタ8が飽和した状態で帰還のかかってい
る電圧V1で、定常光成分光電流の検知をおこなうた
め、定常光成分光電流の検知精度を劣化する原因とな
る。
【0019】図6に示した測距装置では、定常光成分光
電流の検知を図5に示した測距装置と同じシステムで行
うため、上記と同じ定常光成分光電流が所定の値を超え
ることによるトランジスタの飽和という問題点が発生す
る。また、図6に示した電流引き抜き回路20によって
電流を引き抜くためには、精度良く検知しなければなら
ず、電流を引き抜きすぎると測距装置による測定ができ
なくなるという問題点がある。
電流の検知を図5に示した測距装置と同じシステムで行
うため、上記と同じ定常光成分光電流が所定の値を超え
ることによるトランジスタの飽和という問題点が発生す
る。また、図6に示した電流引き抜き回路20によって
電流を引き抜くためには、精度良く検知しなければなら
ず、電流を引き抜きすぎると測距装置による測定ができ
なくなるという問題点がある。
【0020】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、定常光線分光電流を精度良く
検知することによって、測距装置の測距精度を向上させ
ることを目的とする。
るためになされたもので、定常光線分光電流を精度良く
検知することによって、測距装置の測距精度を向上させ
ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る測距装
置は、被写体に向けて信号光を投光する投光手段と、前
記被写体からの反射光を受光し、光電流に変換し出力す
る受光手段と、前記受光手段から出力された光電流を電
圧に変換する電流電圧変換回路と、前記電流電圧変換回
路と並列に接続されて前記電流電圧変換回路と同じ構成
を持ち基準電流を電圧に変換する変換部、及び前記電流
電圧変換回路の出力電圧と前記変換部の出力電圧とを比
較するコンパレータを有し、前記コンパレータの比較結
果によって定常光成分の光電流が所定値以上であるか否
かを検知する検知回路と、前記検知回路の検知結果に応
じて制御信号を出力する制御回路と、前記制御回路が出
力する前記制御信号に応じて所定の値だけ前記定常光成
分の光電流の一部を引き抜く電流引き抜き回路と、前記
電流引き抜き回路と協働して前記受光手段からの光電流
のうちより定常光成分の光電流を除去する定常光成分光
電流除去回路とを備えて構成される。
置は、被写体に向けて信号光を投光する投光手段と、前
記被写体からの反射光を受光し、光電流に変換し出力す
る受光手段と、前記受光手段から出力された光電流を電
圧に変換する電流電圧変換回路と、前記電流電圧変換回
路と並列に接続されて前記電流電圧変換回路と同じ構成
を持ち基準電流を電圧に変換する変換部、及び前記電流
電圧変換回路の出力電圧と前記変換部の出力電圧とを比
較するコンパレータを有し、前記コンパレータの比較結
果によって定常光成分の光電流が所定値以上であるか否
かを検知する検知回路と、前記検知回路の検知結果に応
じて制御信号を出力する制御回路と、前記制御回路が出
力する前記制御信号に応じて所定の値だけ前記定常光成
分の光電流の一部を引き抜く電流引き抜き回路と、前記
電流引き抜き回路と協働して前記受光手段からの光電流
のうちより定常光成分の光電流を除去する定常光成分光
電流除去回路とを備えて構成される。
【0022】第2の発明に係る測距装置は、第1の発明
の測距装置において、前記電流電圧変換回路は、第1の
電流電極、第2の電流電極、及び前記受光手段から出力
された光電流を受ける制御電極を有する第1のトランジ
スタと、前記第1のトランジスタの前記制御電極に接続
された第1の入力、第1の電圧が与えられる第2の入
力、及び前記第1のトランジスタの前記第2の電流電極
に接続された出力とを有し、前記第1の入力を第2の入
力と同電位にする演算増幅器と、前記第1のトランジス
タの前記第1の電流電極に接続された第1の電極、及び
第2の電圧が与えられる第2の電極を有する第1のダイ
オードと、前記第1のダイオードの前記第1の電極の電
圧をバッファして前記コンパレータに前記電流電圧変換
回路の出力電圧を出力するバッファアンプとを備え、前
記変換部は、前記コンパレータに前記変換部の出力電圧
を出力する第1の電極、及び前記第2の電圧が与えられ
る第2の電極を有する第2のダイオードと、前記第2の
ダイオードの前記第1の電極に接続された第1の電流電
極、前記演算増幅器の出力に接続された第2の電流電
極、及び制御電極を有する第2のトランジスタと、前記
第2の電圧が与えられる一方端、及び前記第2のトラン
ジスタの制御電極に接続された他方端とを有し、前記他
方端から基準電流を出力する定電流源とを備え、環境の
変化に係わらず、前記第1と第2のトランジスタが互い
に同じトランジスタ特性を持ち、前記第1と第2のダイ
オードが互いに同じダイオード特性を持つことを特徴と
する。
の測距装置において、前記電流電圧変換回路は、第1の
電流電極、第2の電流電極、及び前記受光手段から出力
された光電流を受ける制御電極を有する第1のトランジ
スタと、前記第1のトランジスタの前記制御電極に接続
された第1の入力、第1の電圧が与えられる第2の入
力、及び前記第1のトランジスタの前記第2の電流電極
に接続された出力とを有し、前記第1の入力を第2の入
力と同電位にする演算増幅器と、前記第1のトランジス
タの前記第1の電流電極に接続された第1の電極、及び
第2の電圧が与えられる第2の電極を有する第1のダイ
オードと、前記第1のダイオードの前記第1の電極の電
圧をバッファして前記コンパレータに前記電流電圧変換
回路の出力電圧を出力するバッファアンプとを備え、前
記変換部は、前記コンパレータに前記変換部の出力電圧
を出力する第1の電極、及び前記第2の電圧が与えられ
る第2の電極を有する第2のダイオードと、前記第2の
ダイオードの前記第1の電極に接続された第1の電流電
極、前記演算増幅器の出力に接続された第2の電流電
極、及び制御電極を有する第2のトランジスタと、前記
第2の電圧が与えられる一方端、及び前記第2のトラン
ジスタの制御電極に接続された他方端とを有し、前記他
方端から基準電流を出力する定電流源とを備え、環境の
変化に係わらず、前記第1と第2のトランジスタが互い
に同じトランジスタ特性を持ち、前記第1と第2のダイ
オードが互いに同じダイオード特性を持つことを特徴と
する。
【0023】第3の発明に係る測距装置は、被写体に向
けて信号光を投光する投光手段と、前記被写体からの反
射光を受光し、光電流に変換し出力する受光手段と、前
記受光手段から出力された光電流を電圧に変換する電流
電圧変換回路と、前記電流電圧変換回路に接続され前記
電流電圧変換回路に流れる電流に応じた電流を出力する
第1の電流増幅部、前記第1の電流増幅手段と同じ構成
を持ち基準電流を増幅して出力する第2の電流増幅部、
及び前記第1及び第2の電流増幅手段の出力電流を比較
するコンパレータを有し、前記コンパレータの比較結果
によって定常光成分の光電流が所定値以上であるか否か
を検知する検知回路と、前記検知回路の検知結果に応じ
て制御信号を出力する制御回路と、前記制御回路が出力
する前記制御信号に応じて所定の値だけ前記定常光成分
の光電流の一部を引き抜く電流引き抜き回路と、前記電
流引き抜き回路と協働して前記受光手段からの光電流の
うちより定常光成分の光電流を除去する定常光成分光電
流除去回路とを備えて構成される。
けて信号光を投光する投光手段と、前記被写体からの反
射光を受光し、光電流に変換し出力する受光手段と、前
記受光手段から出力された光電流を電圧に変換する電流
電圧変換回路と、前記電流電圧変換回路に接続され前記
電流電圧変換回路に流れる電流に応じた電流を出力する
第1の電流増幅部、前記第1の電流増幅手段と同じ構成
を持ち基準電流を増幅して出力する第2の電流増幅部、
及び前記第1及び第2の電流増幅手段の出力電流を比較
するコンパレータを有し、前記コンパレータの比較結果
によって定常光成分の光電流が所定値以上であるか否か
を検知する検知回路と、前記検知回路の検知結果に応じ
て制御信号を出力する制御回路と、前記制御回路が出力
する前記制御信号に応じて所定の値だけ前記定常光成分
の光電流の一部を引き抜く電流引き抜き回路と、前記電
流引き抜き回路と協働して前記受光手段からの光電流の
うちより定常光成分の光電流を除去する定常光成分光電
流除去回路とを備えて構成される。
【0024】第4の発明に係る測距装置は、第3の発明
の測距装置において、前記電流電圧変換回路は、第1の
電流電極、第2の電流電極、及び前記受光手段から出力
された光電流を受ける制御電極を有する第1のトランジ
スタと、前記第1のトランジスタの前記制御電極に接続
された第1の入力、第1の電圧が与えられる第2の入
力、及び前記第1のトランジスタの前記第2の電流電極
に接続された出力とを有し、前記第1の入力を第2の入
力と同電位にする演算増幅器と、前記第1のトランジス
タの前記第1の電流電極に接続された第1の電極、及び
第2の電圧が与えられる第2の電極を有する第1のダイ
オードとを備え、前記第1の電流増幅部は、第1の電流
電極、前記第1のトランジスタの制御電極に接続された
制御電極、及び前記演算増幅器の前記出力に接続された
第2の電流電極を有する第2のトランジスタと、前記第
2のトランジスタの前記第1の電流電極に接続された第
1の電流電極、前記第2の電圧が与えられる第2の電流
電極、及び前記第2のトランジスタの前記第1の電流電
極に接続された制御電極を有する第3のトランジスタ
と、前記コンパレータに前記第1の電流増幅手段の前記
出力電流を出力する第1の電流電極、前記第3のトラン
ジスタの制御電極に接続された制御電極、及び前記第2
の電圧が与えられる第2の電流電極を有する第4のトラ
ンジスタとを備え、前記第2の電流増幅部は、前記第2
の電圧が与えられる一方端、及び基準電流を出力する他
方端を有する定電流源と、第1の電流電極、前記演算増
幅器の前記出力に接続された第2の電流電極、及び前記
定電流源の前記他方端に接続された制御電極を有する第
5のトランジスタと、前記第5のトランジスタの前記第
1の電流電極に接続された第1の電流電極、前記第5の
トランジスタの前記第1の電流電極に接続された制御電
極、及び前記第2の電圧が与えられる第2の電流電極を
有する第6のトランジスタと、前記第2の電流増幅手段
の前記出力電流を出力する第1の電流電極、前記第2の
電圧が与えられる第2の電流電極、及び前記第6のトラ
ンジスタの制御電極に接続された制御電極を有する第7
のトランジスタとを備え、前記第2と第5のトランジス
タが、前記第3と第6のトランジスタが、そして前記第
4と第7のトランジスタが、環境の変化に係わらず互い
に同じトランジスタ特性を持つことを特徴とする。
の測距装置において、前記電流電圧変換回路は、第1の
電流電極、第2の電流電極、及び前記受光手段から出力
された光電流を受ける制御電極を有する第1のトランジ
スタと、前記第1のトランジスタの前記制御電極に接続
された第1の入力、第1の電圧が与えられる第2の入
力、及び前記第1のトランジスタの前記第2の電流電極
に接続された出力とを有し、前記第1の入力を第2の入
力と同電位にする演算増幅器と、前記第1のトランジス
タの前記第1の電流電極に接続された第1の電極、及び
第2の電圧が与えられる第2の電極を有する第1のダイ
オードとを備え、前記第1の電流増幅部は、第1の電流
電極、前記第1のトランジスタの制御電極に接続された
制御電極、及び前記演算増幅器の前記出力に接続された
第2の電流電極を有する第2のトランジスタと、前記第
2のトランジスタの前記第1の電流電極に接続された第
1の電流電極、前記第2の電圧が与えられる第2の電流
電極、及び前記第2のトランジスタの前記第1の電流電
極に接続された制御電極を有する第3のトランジスタ
と、前記コンパレータに前記第1の電流増幅手段の前記
出力電流を出力する第1の電流電極、前記第3のトラン
ジスタの制御電極に接続された制御電極、及び前記第2
の電圧が与えられる第2の電流電極を有する第4のトラ
ンジスタとを備え、前記第2の電流増幅部は、前記第2
の電圧が与えられる一方端、及び基準電流を出力する他
方端を有する定電流源と、第1の電流電極、前記演算増
幅器の前記出力に接続された第2の電流電極、及び前記
定電流源の前記他方端に接続された制御電極を有する第
5のトランジスタと、前記第5のトランジスタの前記第
1の電流電極に接続された第1の電流電極、前記第5の
トランジスタの前記第1の電流電極に接続された制御電
極、及び前記第2の電圧が与えられる第2の電流電極を
有する第6のトランジスタと、前記第2の電流増幅手段
の前記出力電流を出力する第1の電流電極、前記第2の
電圧が与えられる第2の電流電極、及び前記第6のトラ
ンジスタの制御電極に接続された制御電極を有する第7
のトランジスタとを備え、前記第2と第5のトランジス
タが、前記第3と第6のトランジスタが、そして前記第
4と第7のトランジスタが、環境の変化に係わらず互い
に同じトランジスタ特性を持つことを特徴とする。
【0025】
実施の形態1.この発明の実施の形態1における測距装
置にも、図1に示された光投射型の三角測距方式が採用
されている。図1に示したPSD4によって発生する光
電流を測定することによって被写体3からの距離を測定
する。図2は、この発明の実施の形態1における測距装
置の信号処理部の構成を示す回路図である。図2に示す
回路図は、図1に示したPSD4の出力を処理するため
の回路の構成を示している。図2において、7aはPS
D4の電極6aとグランドの間に直列に接続されたトラ
ンジスタ8と抵抗9cとで構成されPSD4が発生する
光電流から定常光に起因して生じる定常光成分光電流を
除去するための定常光成分光電流除去回路、10はPS
D4の電極6aにベースを接続したNPNトランジス
タ、11は出力電圧Vcc2を出力する電源に接続された
アノードとトランジスタ10のコレクタに接続されたカ
ソードとを有するダイオード、12はトランジスタ10
のエミッタに接続された出力端子と基準電圧Vref1が与
えられる反転入力端子と電極6aに接続された非反転入
力端子とを有し該反転入力端子を非反転入力端子と同電
位にする演算増幅器、13はダイオード11のカソード
に入力が接続されたバッファ、14はバッファ13の出
力に接続された非反転入力端子と基準電圧Vref2が与え
られる反転入力端子とを有し該反転入力端子及び非反転
入力端子間の電位差を増幅して出力する演算増幅器、1
5は演算増幅器14の出力とトランジスタ8のベースと
の間に接続され制御信号S2によって導通/非導通が制
御されるスイッチ、16はトランジスタ10のベースと
グランドの間に接続されたコンデンサ、20は電極6a
に接続され光電流から定常光成分以下の電流を引き抜く
ための電流引き抜き回路、23はベースとトランジスタ
8のベースに接続されたコレクタとグランドに接続され
たエミッタとを有するNPNトランジスタ、24は電流
引き抜き回路20の定電流源21及び定電流源22とト
ランジスタ23のオン/オフを制御するため記憶してい
る情報に基づく信号を制御信号S3に応じて出力する制
御回路、25はバッファ13の出力を受けて光電流のう
ちの定常光成分が所定の値を越えているか否かを判定し
判定結果を制御回路24に出力する定常光検知回路であ
る。トランジスタ10とダイオード11と演算増幅器1
2とで電流電圧変換回路50が構成されている。
置にも、図1に示された光投射型の三角測距方式が採用
されている。図1に示したPSD4によって発生する光
電流を測定することによって被写体3からの距離を測定
する。図2は、この発明の実施の形態1における測距装
置の信号処理部の構成を示す回路図である。図2に示す
回路図は、図1に示したPSD4の出力を処理するため
の回路の構成を示している。図2において、7aはPS
D4の電極6aとグランドの間に直列に接続されたトラ
ンジスタ8と抵抗9cとで構成されPSD4が発生する
光電流から定常光に起因して生じる定常光成分光電流を
除去するための定常光成分光電流除去回路、10はPS
D4の電極6aにベースを接続したNPNトランジス
タ、11は出力電圧Vcc2を出力する電源に接続された
アノードとトランジスタ10のコレクタに接続されたカ
ソードとを有するダイオード、12はトランジスタ10
のエミッタに接続された出力端子と基準電圧Vref1が与
えられる反転入力端子と電極6aに接続された非反転入
力端子とを有し該反転入力端子を非反転入力端子と同電
位にする演算増幅器、13はダイオード11のカソード
に入力が接続されたバッファ、14はバッファ13の出
力に接続された非反転入力端子と基準電圧Vref2が与え
られる反転入力端子とを有し該反転入力端子及び非反転
入力端子間の電位差を増幅して出力する演算増幅器、1
5は演算増幅器14の出力とトランジスタ8のベースと
の間に接続され制御信号S2によって導通/非導通が制
御されるスイッチ、16はトランジスタ10のベースと
グランドの間に接続されたコンデンサ、20は電極6a
に接続され光電流から定常光成分以下の電流を引き抜く
ための電流引き抜き回路、23はベースとトランジスタ
8のベースに接続されたコレクタとグランドに接続され
たエミッタとを有するNPNトランジスタ、24は電流
引き抜き回路20の定電流源21及び定電流源22とト
ランジスタ23のオン/オフを制御するため記憶してい
る情報に基づく信号を制御信号S3に応じて出力する制
御回路、25はバッファ13の出力を受けて光電流のう
ちの定常光成分が所定の値を越えているか否かを判定し
判定結果を制御回路24に出力する定常光検知回路であ
る。トランジスタ10とダイオード11と演算増幅器1
2とで電流電圧変換回路50が構成されている。
【0026】定常光検知回路25は、アノードを電圧V
cc2を出力する電源に接続したダイオード27と、コレ
クタをダイオード27のカソードに接続するとともにエ
ミッタを演算増幅器12の出力に接続したNPNトラン
ジスタ28と、一方端を電源に接続され他方端からトラ
ンジスタ28のベースに基準電流を出力する定電流源2
9と、バッファ13の出力電圧とダイオード27のカソ
ードの電圧とを比較して比較結果に応じた出力を制御回
路24に出力するコンパレータ26とで構成されてい
る。
cc2を出力する電源に接続したダイオード27と、コレ
クタをダイオード27のカソードに接続するとともにエ
ミッタを演算増幅器12の出力に接続したNPNトラン
ジスタ28と、一方端を電源に接続され他方端からトラ
ンジスタ28のベースに基準電流を出力する定電流源2
9と、バッファ13の出力電圧とダイオード27のカソ
ードの電圧とを比較して比較結果に応じた出力を制御回
路24に出力するコンパレータ26とで構成されてい
る。
【0027】定常光検知回路25のトランジスタ28は
トランジスタ10と同一基板上に同じサイズで同じ工程
を経て形成されており、トランジスタ28とトランジス
タ10とは同じ特性を有している。同様に、定常光検知
回路25のダイオード27はダイオード11と同一基板
上に同じサイズで同じ工程を経て形成されており、ダイ
オード11とダイオード27とは同じ特性を有してい
る。信号光成分光電流を電圧に変換するトランジスタ1
0とダイオード11で構成された電流電圧変換回路と同
じ構成の電流電圧変換回路をトランジスタ28とダイオ
ード27とで構成しているため、例えば温度等の環境変
化が生じてもトランジスタ10とダイオード11を含む
電流電圧変換回路とトランジスタ28とダイオード27
を含む電流電圧変換回路の特性は互いに等しく変化する
ため、環境変化等により生じる誤差を抑制でき、定電流
源29によって安定に供給される基準電流と信号光成分
光電流とを精度よく比較することができる。トランジス
タ10,28とダイオード11,27とを同一基板上に
同じサイズで同じ工程を経て形成することで、トランジ
スタ同士及びダイオード同士に同一の特性を持たせ易い
が、同じ特性を得られるのであれば、同一基板上になく
てもよく、また全く同じ形状をしていなくてもよく、製
造工程として同じ工程を経ていなくてもよい。なお、バ
ッファ13の出力は図示されていない演算回路に接続さ
れており、バッファ13の出力電圧によって被写体3ま
での距離を知ることができる。
トランジスタ10と同一基板上に同じサイズで同じ工程
を経て形成されており、トランジスタ28とトランジス
タ10とは同じ特性を有している。同様に、定常光検知
回路25のダイオード27はダイオード11と同一基板
上に同じサイズで同じ工程を経て形成されており、ダイ
オード11とダイオード27とは同じ特性を有してい
る。信号光成分光電流を電圧に変換するトランジスタ1
0とダイオード11で構成された電流電圧変換回路と同
じ構成の電流電圧変換回路をトランジスタ28とダイオ
ード27とで構成しているため、例えば温度等の環境変
化が生じてもトランジスタ10とダイオード11を含む
電流電圧変換回路とトランジスタ28とダイオード27
を含む電流電圧変換回路の特性は互いに等しく変化する
ため、環境変化等により生じる誤差を抑制でき、定電流
源29によって安定に供給される基準電流と信号光成分
光電流とを精度よく比較することができる。トランジス
タ10,28とダイオード11,27とを同一基板上に
同じサイズで同じ工程を経て形成することで、トランジ
スタ同士及びダイオード同士に同一の特性を持たせ易い
が、同じ特性を得られるのであれば、同一基板上になく
てもよく、また全く同じ形状をしていなくてもよく、製
造工程として同じ工程を経ていなくてもよい。なお、バ
ッファ13の出力は図示されていない演算回路に接続さ
れており、バッファ13の出力電圧によって被写体3ま
での距離を知ることができる。
【0028】次に動作について説明する。定常光成分光
電流除去回路7aを動作させる前に、制御信号S2によ
ってスイッチ15をオフして、NPNトランジスタ1
0、バッファ13、演算増幅器14、スイッチ15及び
NPNトランジスタ8によって形成される閉ループ構成
を解除する。その後、制御信号S3によって、制御回路
24に、トランジスタ23をオンさせるための信号を出
力させる。この時、トランジスタ23がオンしており、
トランジスタ8のベース電圧は接地電圧にほぼ等しく、
そのためトランジスタ8がオフ状態である。この状態で
は、PSD4から出力される光電流が全てトランジスタ
10のベースに流入する。
電流除去回路7aを動作させる前に、制御信号S2によ
ってスイッチ15をオフして、NPNトランジスタ1
0、バッファ13、演算増幅器14、スイッチ15及び
NPNトランジスタ8によって形成される閉ループ構成
を解除する。その後、制御信号S3によって、制御回路
24に、トランジスタ23をオンさせるための信号を出
力させる。この時、トランジスタ23がオンしており、
トランジスタ8のベース電圧は接地電圧にほぼ等しく、
そのためトランジスタ8がオフ状態である。この状態で
は、PSD4から出力される光電流が全てトランジスタ
10のベースに流入する。
【0029】そして、トランジスタ10では定常光成分
光電流を増幅した電流がそのコレクタからそのエミッタ
へと流れるため、ダイオード11では定常光成分光電流
の値に対応した電圧降下が発生する。この電圧降下とダ
イオード27で発生する電圧降下とをコンパレータ26
で比較することによって、定常光成分光電流が所定の値
を越えたか否かを検出することができる。
光電流を増幅した電流がそのコレクタからそのエミッタ
へと流れるため、ダイオード11では定常光成分光電流
の値に対応した電圧降下が発生する。この電圧降下とダ
イオード27で発生する電圧降下とをコンパレータ26
で比較することによって、定常光成分光電流が所定の値
を越えたか否かを検出することができる。
【0030】もし、定常光成分光電流が所定の値を超え
ていた場合、例えば、定電流源21の方が定電流源22
よりも流す電流が小さいと仮定すると、まず、定電流源
21を動作させて、定常光成分光電流から所定の電流を
引き抜く。この状態で、再度ダイオード11のカソード
電圧(電圧Vout)とダイオード27のカソード電圧
(電圧V2)との比較をコンパレータ26によって行
う。この時、ダイオード27のカソード電圧の方が高け
れば、定電流源21に換えて定電流源22を動作させて
ダイオード11とダイオード27の電圧降下を比較す
る。もし、ダイオード27のカソード電圧の方が低けれ
ば、定常光成分光電流除去回路7aが引く抜く電流値の
調整に移る。定電流源22を動作させてもダイオード1
1の方がダイオード27の電圧降下より大きい場合には
定電流源21,22の両方を動作させて定常光成分光電
流除去回路7aが引く抜く電流値の調整に移る。もし、
ダイオード27のカソード電圧の方が低ければ、定電流
源22のみが動作している状態で、定常光成分光電流除
去回路7aが引く抜く電流値の調整に移る。
ていた場合、例えば、定電流源21の方が定電流源22
よりも流す電流が小さいと仮定すると、まず、定電流源
21を動作させて、定常光成分光電流から所定の電流を
引き抜く。この状態で、再度ダイオード11のカソード
電圧(電圧Vout)とダイオード27のカソード電圧
(電圧V2)との比較をコンパレータ26によって行
う。この時、ダイオード27のカソード電圧の方が高け
れば、定電流源21に換えて定電流源22を動作させて
ダイオード11とダイオード27の電圧降下を比較す
る。もし、ダイオード27のカソード電圧の方が低けれ
ば、定常光成分光電流除去回路7aが引く抜く電流値の
調整に移る。定電流源22を動作させてもダイオード1
1の方がダイオード27の電圧降下より大きい場合には
定電流源21,22の両方を動作させて定常光成分光電
流除去回路7aが引く抜く電流値の調整に移る。もし、
ダイオード27のカソード電圧の方が低ければ、定電流
源22のみが動作している状態で、定常光成分光電流除
去回路7aが引く抜く電流値の調整に移る。
【0031】この後、定常光成分光電流除去回路7aが
引き抜く電流の調整を行うため、制御信号S3よってN
PNトランジスタ23をオフする信号を制御回路24に
出力させ、また制御信号S2によってスイッチ15を閉
じてトランジスタ10、バッファ13、演算増幅器1
4、スイッチ15及びトランジスタ8による閉ループを
構成させる。
引き抜く電流の調整を行うため、制御信号S3よってN
PNトランジスタ23をオフする信号を制御回路24に
出力させ、また制御信号S2によってスイッチ15を閉
じてトランジスタ10、バッファ13、演算増幅器1
4、スイッチ15及びトランジスタ8による閉ループを
構成させる。
【0032】電流引き抜き回路20が定常光成分光電流
から引き抜ぬいた後の残りの電流をトランジスタ10が
増幅し、トランジスタ10で増幅された電流によってダ
イオード11の両端で電圧降下が生じて出力電圧Vout
が決まる。この出力電圧Voutと基準電圧Vref2との差
を演算増幅器14が増幅し、その増幅された電圧がコン
デンサ16に与えられる。コンデンサ16の両端に発生
する電圧は、定常光成分光電流除去回路7で引き抜く電
流と電流引き抜き回路20で引き抜く電流との和が定常
光成分光電流とつり合うまで上昇する。そして、コンデ
ンサ16は、それらの電流がつり合いトランジスタ10
のベースに電流が流れ込まなくなった時点でコンデンサ
16の両端に発生している電圧を保持する。
から引き抜ぬいた後の残りの電流をトランジスタ10が
増幅し、トランジスタ10で増幅された電流によってダ
イオード11の両端で電圧降下が生じて出力電圧Vout
が決まる。この出力電圧Voutと基準電圧Vref2との差
を演算増幅器14が増幅し、その増幅された電圧がコン
デンサ16に与えられる。コンデンサ16の両端に発生
する電圧は、定常光成分光電流除去回路7で引き抜く電
流と電流引き抜き回路20で引き抜く電流との和が定常
光成分光電流とつり合うまで上昇する。そして、コンデ
ンサ16は、それらの電流がつり合いトランジスタ10
のベースに電流が流れ込まなくなった時点でコンデンサ
16の両端に発生している電圧を保持する。
【0033】ここで注目する点は、定常光成分光電流よ
り多い電流を電流引き抜き回路20が引き抜いた場合、
信号光電流も引き抜いてしまい測距不可能となってしま
う。電流引き抜き回路20でより多くの電流を引く抜く
ためには、定常光成分光電流について、高い検知精度が
必要である。実施の形態1による測距装置は、定常光成
分光電流についての高い検知精度を有しており、NPN
トランジスタ8のコレクタに流れる電流を少なくするこ
とが可能になり、抵抗9cを大きくしてトランジスタ8
のベース、エミッタ間による雑音電圧が演算増幅器12
の入力に与える影響を削減できる。
り多い電流を電流引き抜き回路20が引き抜いた場合、
信号光電流も引き抜いてしまい測距不可能となってしま
う。電流引き抜き回路20でより多くの電流を引く抜く
ためには、定常光成分光電流について、高い検知精度が
必要である。実施の形態1による測距装置は、定常光成
分光電流についての高い検知精度を有しており、NPN
トランジスタ8のコレクタに流れる電流を少なくするこ
とが可能になり、抵抗9cを大きくしてトランジスタ8
のベース、エミッタ間による雑音電圧が演算増幅器12
の入力に与える影響を削減できる。
【0034】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2による測距装置の信号処理部の構成を示す回路図
である。図3に示した実施の形態2による測距装置の信
号処理部が、図2に示した実施の形態1による測距装置
の信号処理部と異なるのは、図2に示した測距装置で
は、電圧をコンパレータで比較するのに対して、図3に
示した測距装置では電流をコンパレータで比較する点で
ある。
形態2による測距装置の信号処理部の構成を示す回路図
である。図3に示した実施の形態2による測距装置の信
号処理部が、図2に示した実施の形態1による測距装置
の信号処理部と異なるのは、図2に示した測距装置で
は、電圧をコンパレータで比較するのに対して、図3に
示した測距装置では電流をコンパレータで比較する点で
ある。
【0035】すなわち、電圧比較用のブロックである定
常光検知回路25を削除し、電流比較用のブロックであ
る定常光検知回路30を追加している。その他の図2と
同一符号が付された部分は図2の同一符号部分に相当す
る部分である。
常光検知回路25を削除し、電流比較用のブロックであ
る定常光検知回路30を追加している。その他の図2と
同一符号が付された部分は図2の同一符号部分に相当す
る部分である。
【0036】追加されている定常光検知回路30につい
て説明する。定常光検知回路30において、追加されて
いる増幅用NPNトランジスタ32のエミッタはトラン
ジスタ10のエミッタに接続され、トランジスタ32の
ベースはトランジスタ10のベースに接続されている。
PNPトランジスタ33及び34のエミッタは共に電圧
Vcc2を出力する電源に接続され、トランジスタ33と
34のベースは互いに接続され、トランジスタ33のベ
ースとコレクタが接続されてトランジスタ33,34は
カレントミラー回路を形成している。そして、トランジ
スタ33のコレクタはトランジスタ32のコレクタに接
続され、トランジスタ34のコレクタはコンパレータ3
1の第1の入力に接続されている。そのため、コンパレ
ータ31の第1の入力には、トランジスタ32に流れる
のと同じ値の電流がトランジスタ34を通じて供給され
る。
て説明する。定常光検知回路30において、追加されて
いる増幅用NPNトランジスタ32のエミッタはトラン
ジスタ10のエミッタに接続され、トランジスタ32の
ベースはトランジスタ10のベースに接続されている。
PNPトランジスタ33及び34のエミッタは共に電圧
Vcc2を出力する電源に接続され、トランジスタ33と
34のベースは互いに接続され、トランジスタ33のベ
ースとコレクタが接続されてトランジスタ33,34は
カレントミラー回路を形成している。そして、トランジ
スタ33のコレクタはトランジスタ32のコレクタに接
続され、トランジスタ34のコレクタはコンパレータ3
1の第1の入力に接続されている。そのため、コンパレ
ータ31の第1の入力には、トランジスタ32に流れる
のと同じ値の電流がトランジスタ34を通じて供給され
る。
【0037】また、定常光検知回路30において、PN
Pトランジスタ37及び38のエミッタは共に電圧Vcc
2を出力する電源に接続され、トランジスタ37と38
のベースは互いに接続され、トランジスタ37のベース
とコレクタが接続されてトランジスタ37,38はカレ
ントミラー回路を形成している。トランジスタ36のコ
レクタはトランジスタ37のコレクタに接続され、トラ
ンジスタ36のエミッタはトランジスタ32のエミッタ
と接続されている。このトランジスタ36のベースと電
圧Vcc2を供給する電源との間には、基準用定電流源3
0が接続され、トランジスタ36のベースには基準電流
が供給されている。カレントミラー回路の出力であるP
NPトランジスタ38のコレクタはコンパレータ31の
第2の入力に接続されている。そして、トランジスタ3
6のコレクタとエミッタとの間に流れるのと同じ値の電
流が、トランジスタ38のコレクタとエミッタとの間に
流れる。
Pトランジスタ37及び38のエミッタは共に電圧Vcc
2を出力する電源に接続され、トランジスタ37と38
のベースは互いに接続され、トランジスタ37のベース
とコレクタが接続されてトランジスタ37,38はカレ
ントミラー回路を形成している。トランジスタ36のコ
レクタはトランジスタ37のコレクタに接続され、トラ
ンジスタ36のエミッタはトランジスタ32のエミッタ
と接続されている。このトランジスタ36のベースと電
圧Vcc2を供給する電源との間には、基準用定電流源3
0が接続され、トランジスタ36のベースには基準電流
が供給されている。カレントミラー回路の出力であるP
NPトランジスタ38のコレクタはコンパレータ31の
第2の入力に接続されている。そして、トランジスタ3
6のコレクタとエミッタとの間に流れるのと同じ値の電
流が、トランジスタ38のコレクタとエミッタとの間に
流れる。
【0038】コンパレータ31は、第1と第2の入力と
にそれぞれ入力される電流の大小を比較して比較結果を
出力する。トランジスタ32と36における電流増幅率
が同じに設定されていれば、コンパレータ31は、トラ
ンジスタ32のベースに入力される電流と、トランジス
タ36のベースに入力される電流との比較を行っている
ことになる。
にそれぞれ入力される電流の大小を比較して比較結果を
出力する。トランジスタ32と36における電流増幅率
が同じに設定されていれば、コンパレータ31は、トラ
ンジスタ32のベースに入力される電流と、トランジス
タ36のベースに入力される電流との比較を行っている
ことになる。
【0039】図3に示した回路図の動作について説明す
る。定常光成分光電流除去回路7aが引く抜く電流の調
整は、図2に示した測距装置と同じシーケンスで行われ
るので、ここでは図3に示した定常光検知回路30にお
ける判定動作について説明する。NPNトランジスタ1
0とNPNトランジスタ32とのエミッタ面積比により
NPNトランジスタ32のベースに流れる定常光成分光
電流の比率が決定する。例えば、NPNトランジスタ1
0とNPNトランジスタ32の面積比が9:1であり、
NPNトランジスタ32と36、PNPトランジスタ3
3と37、PNPトランジスタ34と38のトランジス
タサイズが同じであれば、定電流源35を検知したい定
常光成分光電流の1/10に設定する必要がある。
る。定常光成分光電流除去回路7aが引く抜く電流の調
整は、図2に示した測距装置と同じシーケンスで行われ
るので、ここでは図3に示した定常光検知回路30にお
ける判定動作について説明する。NPNトランジスタ1
0とNPNトランジスタ32とのエミッタ面積比により
NPNトランジスタ32のベースに流れる定常光成分光
電流の比率が決定する。例えば、NPNトランジスタ1
0とNPNトランジスタ32の面積比が9:1であり、
NPNトランジスタ32と36、PNPトランジスタ3
3と37、PNPトランジスタ34と38のトランジス
タサイズが同じであれば、定電流源35を検知したい定
常光成分光電流の1/10に設定する必要がある。
【0040】図3に示した定常光検知回路30におい
て、トランジスタ32と36とが、トランジスタ33と
37とが、そしてトランジスタ34と38とが同一基板
上に同じサイズで同じ工程を経て形成することで、それ
ぞれ対になっているトランジスタ同士に同一の特性を持
たせ易いが、同じ特性を得られるのであれば、同一基板
上になくてもよく、また全く同じ形状をしていなくても
よく、製造工程として同じ工程を経ていなくてもよい。
ここで、定常光成分光電流の一部を増幅する増幅回路4
0と定電流源35によって供給される基準電流を増幅す
る増幅回路41とが同じ構成であり、それぞれ対応する
部分が同じ特性を持ったトランジスタで構成されている
ため、例えば温度等の環境変化が生じても増幅回路4
0,41の増幅度は互いに等しく変化するため、環境変
化等により生じる誤差を抑制でき、精度の高い定常光検
知が可能となる。
て、トランジスタ32と36とが、トランジスタ33と
37とが、そしてトランジスタ34と38とが同一基板
上に同じサイズで同じ工程を経て形成することで、それ
ぞれ対になっているトランジスタ同士に同一の特性を持
たせ易いが、同じ特性を得られるのであれば、同一基板
上になくてもよく、また全く同じ形状をしていなくても
よく、製造工程として同じ工程を経ていなくてもよい。
ここで、定常光成分光電流の一部を増幅する増幅回路4
0と定電流源35によって供給される基準電流を増幅す
る増幅回路41とが同じ構成であり、それぞれ対応する
部分が同じ特性を持ったトランジスタで構成されている
ため、例えば温度等の環境変化が生じても増幅回路4
0,41の増幅度は互いに等しく変化するため、環境変
化等により生じる誤差を抑制でき、精度の高い定常光検
知が可能となる。
【0041】そして電流I1がI2より多いとき、コン
パレータ31の出力は反転し制御回路24に記憶され
る。この後の動作については上記実施の形態1と同じで
あるため説明は省略する。
パレータ31の出力は反転し制御回路24に記憶され
る。この後の動作については上記実施の形態1と同じで
あるため説明は省略する。
【0042】このような構成にすると信号光成分光電流
の一部もNPNトランジスタ31のベースに流れてしま
い、測距時に演算回路に出力する電圧の振幅が小さくな
り、測距精度を劣化させてしまうが、これはNPNトラ
ンジスタ10とNPNトランジスタ32の面積比率を大
きくすることでその劣化を抑制することができる。
の一部もNPNトランジスタ31のベースに流れてしま
い、測距時に演算回路に出力する電圧の振幅が小さくな
り、測距精度を劣化させてしまうが、これはNPNトラ
ンジスタ10とNPNトランジスタ32の面積比率を大
きくすることでその劣化を抑制することができる。
【0043】なお、上記実施の形態1及び実施の形態2
における測距装置では、定電流源21,22の2つで電
流を引き抜いたが、トランジスタ10に流れる電流の判
定を高精度で行うことができるため、定電流源の数を増
やしても良く、定電流源の数を増やすことによって定常
光成分光電流除去回路7aに流れる電流を抑制でき、雑
音電圧を防止するのに有利になる。
における測距装置では、定電流源21,22の2つで電
流を引き抜いたが、トランジスタ10に流れる電流の判
定を高精度で行うことができるため、定電流源の数を増
やしても良く、定電流源の数を増やすことによって定常
光成分光電流除去回路7aに流れる電流を抑制でき、雑
音電圧を防止するのに有利になる。
【0044】以上のように、精度の高い定常光検知回路
25または30を設けることにより、各測定毎に、定常
光成分光電流を越えずより定常光成分光電流に近い値の
電流を電流引き抜き回路20を使って引き抜くことが可
能になる。常に、定常光成分光電流の値に近い電流を引
き抜くことによって、定常光成分光電流除去回路7aが
引き抜く電流の値を小さく抑えることができる。そのた
め、定常光成分光電流除去回路7aの雑音電圧防止用抵
抗9cの抵抗値を大きく設定することができ、雑音電圧
による影響を削減することが可能となり測距装置の測距
精度が向上する。
25または30を設けることにより、各測定毎に、定常
光成分光電流を越えずより定常光成分光電流に近い値の
電流を電流引き抜き回路20を使って引き抜くことが可
能になる。常に、定常光成分光電流の値に近い電流を引
き抜くことによって、定常光成分光電流除去回路7aが
引き抜く電流の値を小さく抑えることができる。そのた
め、定常光成分光電流除去回路7aの雑音電圧防止用抵
抗9cの抵抗値を大きく設定することができ、雑音電圧
による影響を削減することが可能となり測距装置の測距
精度が向上する。
【図1】 この発明の測距装置の光学系を示す模式図で
ある。
ある。
【図2】 この発明の測距装置の実施の形態1の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図3】 この発明の測距装置の実施の形態2の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図4】 従来の測距装置の第1の態様を示す回路図で
ある。
ある。
【図5】 従来の測距装置の第2の態様を示す回路図で
ある。
ある。
【図6】 従来の測距装置の第3の態様を示す回路図で
ある。
ある。
1 赤外発光ダイオード、4 位置検出素子、7,7a
定常光成分光電流除去回路、25,30 定常光検知
回路、19,24 制御回路、20 電流引き抜き回
路。
定常光成分光電流除去回路、25,30 定常光検知
回路、19,24 制御回路、20 電流引き抜き回
路。
Claims (4)
- 【請求項1】 被写体に向けて信号光を投光する投光手
段と、 前記被写体からの反射光を受光し、光電流に変換し出力
する受光手段と、 前記受光手段から出力された光電流を電圧に変換する電
流電圧変換回路と、 前記電流電圧変換回路と並列に接続されて前記電流電圧
変換回路と同じ構成を持ち基準電流を電圧に変換する変
換部、及び前記電流電圧変換回路の出力電圧と前記変換
部の出力電圧とを比較するコンパレータを有し、前記コ
ンパレータの比較結果によって定常光成分の光電流が所
定値以上であるか否かを検知する検知回路と、 前記検知回路の検知結果に応じて制御信号を出力する制
御回路と、 前記制御回路が出力する前記制御信号に応じて所定の値
だけ前記定常光成分の光電流の一部を引き抜く電流引き
抜き回路と、 前記電流引き抜き回路と協働して前記受光手段からの光
電流のうちより定常光成分の光電流を除去する定常光成
分光電流除去回路とを備える、測距装置。 - 【請求項2】 前記電流電圧変換回路は、 第1の電流電極、第2の電流電極、及び前記受光手段か
ら出力された光電流を受ける制御電極を有する第1のト
ランジスタと、 前記第1のトランジスタの前記制御電極に接続された第
1の入力、第1の電圧が与えられる第2の入力、及び前
記第1のトランジスタの前記第2の電流電極に接続され
た出力とを有し、前記第1の入力を第2の入力と同電位
にする演算増幅器と、 前記第1のトランジスタの前記第1の電流電極に接続さ
れた第1の電極、及び第2の電圧が与えられる第2の電
極を有する第1のダイオードと、 前記第1のダイオードの前記第1の電極の電圧をバッフ
ァして前記コンパレータに前記電流電圧変換回路の出力
電圧を出力するバッファアンプとを備え、 前記変換部は、 前記コンパレータに前記変換部の出力電圧を出力する第
1の電極、及び前記第2の電圧が与えられる第2の電極
を有する第2のダイオードと、 前記第2のダイオードの前記第1の電極に接続された第
1の電流電極、前記演算増幅器の出力に接続された第2
の電流電極、及び制御電極を有する第2のトランジスタ
と、 前記第2の電圧が与えられる一方端、及び前記第2のト
ランジスタの制御電極に接続された他方端とを有し、前
記他方端から基準電流を出力する定電流源とを備え、 環境の変化に係わらず、前記第1と第2のトランジスタ
が互いに同じトランジスタ特性を持ち、前記第1と第2
のダイオードが互いに同じダイオード特性を持つことを
特徴とする、請求項1記載の測距装置。 - 【請求項3】 被写体に向けて信号光を投光する投光手
段と、 前記被写体からの反射光を受光し、光電流に変換し出力
する受光手段と、 前記受光手段から出力された光電流を電圧に変換する電
流電圧変換回路と、 前記電流電圧変換回路に接続され前記電流電圧変換回路
に流れる電流に応じた電流を出力する第1の電流増幅
部、前記第1の電流増幅手段と同じ構成を持ち基準電流
を増幅して出力する第2の電流増幅部、及び前記第1及
び第2の電流増幅手段の出力電流を比較するコンパレー
タを有し、前記コンパレータの比較結果によって定常光
成分の光電流が所定値以上であるか否かを検知する検知
回路と、 前記検知回路の検知結果に応じて制御信号を出力する制
御回路と、 前記制御回路が出力する前記制御信号に応じて所定の値
だけ前記定常光成分の光電流の一部を引き抜く電流引き
抜き回路と、 前記電流引き抜き回路と協働して前記受光手段からの光
電流のうちより定常光成分の光電流を除去する定常光成
分光電流除去回路とを備える、測距装置。 - 【請求項4】 前記電流電圧変換回路は、 第1の電流電極、第2の電流電極、及び前記受光手段か
ら出力された光電流を受ける制御電極を有する第1のト
ランジスタと、 前記第1のトランジスタの前記制御電極に接続された第
1の入力、第1の電圧が与えられる第2の入力、及び前
記第1のトランジスタの前記第2の電流電極に接続され
た出力とを有し、前記第1の入力を第2の入力と同電位
にする演算増幅器と、 前記第1のトランジスタの前記第1の電流電極に接続さ
れた第1の電極、及び第2の電圧が与えられる第2の電
極を有する第1のダイオードとを備え、 前記第1の電流増幅部は、 第1の電流電極、前記第1のトランジスタの制御電極に
接続された制御電極、及び前記演算増幅器の前記出力に
接続された第2の電流電極を有する第2のトランジスタ
と、 前記第2のトランジスタの前記第1の電流電極に接続さ
れた第1の電流電極、前記第2の電圧が与えられる第2
の電流電極、及び前記第2のトランジスタの前記第1の
電流電極に接続された制御電極を有する第3のトランジ
スタと、 前記コンパレータに前記第1の電流増幅手段の前記出力
電流を出力する第1の電流電極、前記第3のトランジス
タの制御電極に接続された制御電極、及び前記第2の電
圧が与えられる第2の電流電極を有する第4のトランジ
スタとを備え、 前記第2の電流増幅部は、 前記第2の電圧が与えられる一方端、及び基準電流を出
力する他方端を有する定電流源と、 第1の電流電極、前記演算増幅器の前記出力に接続され
た第2の電流電極、及び前記定電流源の前記他方端に接
続された制御電極を有する第5のトランジスタと、 前記第5のトランジスタの前記第1の電流電極に接続さ
れた第1の電流電極、前記第5のトランジスタの前記第
1の電流電極に接続された制御電極、及び前記第2の電
圧が与えられる第2の電流電極を有する第6のトランジ
スタと、 前記第2の電流増幅手段の前記出力電流を出力する第1
の電流電極、前記第2の電圧が与えられる第2の電流電
極、及び前記第6のトランジスタの制御電極に接続され
た制御電極を有する第7のトランジスタとを備え、 前記第2と第5のトランジスタが、前記第3と第6のト
ランジスタが、そして前記第4と第7のトランジスタ
が、環境の変化に係わらず互いに同じトランジスタ特性
を持つことを特徴とする、請求項3記載の測距装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23015595A JPH0972735A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 測距装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23015595A JPH0972735A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 測距装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0972735A true JPH0972735A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16903464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23015595A Pending JPH0972735A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 測距装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0972735A (ja) |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP23015595A patent/JPH0972735A/ja active Pending
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