JPH0973067A - 光学変調装置及び画像表示装置の駆動法 - Google Patents
光学変調装置及び画像表示装置の駆動法Info
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- JPH0973067A JPH0973067A JP8145736A JP14573696A JPH0973067A JP H0973067 A JPH0973067 A JP H0973067A JP 8145736 A JP8145736 A JP 8145736A JP 14573696 A JP14573696 A JP 14573696A JP H0973067 A JPH0973067 A JP H0973067A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アナログデータに基づいた中間調を良好に表
示する。 【解決手段】 一対の電極間に光導電層と光学変調物質
の層とを配して、光導電層にアナログ階調光を照射する
とともに、読み出し光を点灯する。光学変調物質にかか
る電圧がしきい値を越えるタイミングと点灯時間とを調
整して読み出し光をデューティー変調する。(作用)
読み出し光が認識できる時間が変調されるので、デジタ
ル素子を用いてもアナログ変調できる。
示する。 【解決手段】 一対の電極間に光導電層と光学変調物質
の層とを配して、光導電層にアナログ階調光を照射する
とともに、読み出し光を点灯する。光学変調物質にかか
る電圧がしきい値を越えるタイミングと点灯時間とを調
整して読み出し光をデューティー変調する。(作用)
読み出し光が認識できる時間が変調されるので、デジタ
ル素子を用いてもアナログ変調できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源から光の透過
又は反射光量を制御する為の光学変調装置及び画像表示
装置の駆動法の技術分野に属する。
又は反射光量を制御する為の光学変調装置及び画像表示
装置の駆動法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】光学変調素子は各種の光学機器に用いら
れる。例えば、表示装置の光学変調素子である。最も身
近な例として、液晶表示素子を挙げて説明する。従来よ
り液晶素子を用いて階調表示を行うにはいくつかの方式
が提案されている。
れる。例えば、表示装置の光学変調素子である。最も身
近な例として、液晶表示素子を挙げて説明する。従来よ
り液晶素子を用いて階調表示を行うにはいくつかの方式
が提案されている。
【0003】1つは、光学変調要素(物質)としてねじ
れネマチック液晶(TN液晶)を用いて、階調情報に応
じて変化する電圧をTN液晶に印加し、画素全体の透過
率を変調する方式である。
れネマチック液晶(TN液晶)を用いて、階調情報に応
じて変化する電圧をTN液晶に印加し、画素全体の透過
率を変調する方式である。
【0004】2番目は、1つの画素を複数の副画素の集
合体として構成し、各副画素を2値データでオン・オフ
することにより、光透過状態とされた副画素の面積を変
調する方式である。
合体として構成し、各副画素を2値データでオン・オフ
することにより、光透過状態とされた副画素の面積を変
調する方式である。
【0005】この方式は例えば特開昭56−88193
号公報や、EP453033号公報、EP361981
号公報等に開示されている。
号公報や、EP453033号公報、EP361981
号公報等に開示されている。
【0006】第3番目は、1つの画素内に分布する電界
強度又は液晶の反転しきい値と異ならしるめることによ
り、1画素内に明状態を示す部分と暗状態を示す部分と
を共存させることにより、そられの部分の面積比を変調
する方式である。
強度又は液晶の反転しきい値と異ならしるめることによ
り、1画素内に明状態を示す部分と暗状態を示す部分と
を共存させることにより、そられの部分の面積比を変調
する方式である。
【0007】この方式は、発明者金子らに付与された
「画素内に核の生成と反転が生じる領域を持つ強誘電性
液晶光学変調素子(Ferroelectric Li
quid crystal optical modu
lation devicewith regions
with in pixels to initia
te uncleation and inversi
on)」というタイトルの米国特許第4,796,98
0号や米国特許第4,712,877号、米国特許第
4,747,671号、米国特許第4,763,994
号等の明細書に開示されている。
「画素内に核の生成と反転が生じる領域を持つ強誘電性
液晶光学変調素子(Ferroelectric Li
quid crystal optical modu
lation devicewith regions
with in pixels to initia
te uncleation and inversi
on)」というタイトルの米国特許第4,796,98
0号や米国特許第4,712,877号、米国特許第
4,747,671号、米国特許第4,763,994
号等の明細書に開示されている。
【0008】第4番目は、1画素がオンして明状態を呈
している期間の長さを変調する方式である。この方式は
発明者栗林らに付与され「強誘電性表示パネルとその階
調駆動法(Ferroelectric displa
y panel and driving metho
d therefor to active gray
scale)」というタイトルの米国特許第4,70
9,955号の明細書等に開示されている。
している期間の長さを変調する方式である。この方式は
発明者栗林らに付与され「強誘電性表示パネルとその階
調駆動法(Ferroelectric displa
y panel and driving metho
d therefor to active gray
scale)」というタイトルの米国特許第4,70
9,955号の明細書等に開示されている。
【0009】デジタルデューティー変調の別の例は、発
明者ネルソン(Nelson)に付与された「アクティ
ブ ロウバックライト カラム シャッター エルシー
ディー ウィズ ワン シャッター トランジション
パー ロウ(Activerow backlight
column shutter LCD with
one shatter transition pe
r row)」というタイトルの米国特許第5,31
1,206号の明細書に開示がある。
明者ネルソン(Nelson)に付与された「アクティ
ブ ロウバックライト カラム シャッター エルシー
ディー ウィズ ワン シャッター トランジション
パー ロウ(Activerow backlight
column shutter LCD with
one shatter transition pe
r row)」というタイトルの米国特許第5,31
1,206号の明細書に開示がある。
【0010】ここで、第1の方式を輝度変調、第2の方
式を画素分割、第3の方式をドメイン変調、第4の方式
をデジタルデューティー変調と呼ぶことにする。
式を画素分割、第3の方式をドメイン変調、第4の方式
をデジタルデューティー変調と呼ぶことにする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】輝度変調は、印加電圧
に対する透過率変化が急峻な特性をもつ光学変調物質や
メモリ性をもつ光学変調物質を用いた素子には適用し難
い。
に対する透過率変化が急峻な特性をもつ光学変調物質や
メモリ性をもつ光学変調物質を用いた素子には適用し難
い。
【0012】又、輝度変調は一般にTN液晶の応答速度
が低いので、情報が高速に変化するシステムには不向き
である。
が低いので、情報が高速に変化するシステムには不向き
である。
【0013】画素分割は、複数の画素の集合体を単位画
素として扱うことと同じである為、空間周波数が低くな
り、解像度が低下し易い。又、遮光部分の面積が増え開
口率が低下させる。
素として扱うことと同じである為、空間周波数が低くな
り、解像度が低下し易い。又、遮光部分の面積が増え開
口率が低下させる。
【0014】ドメイン変調は、電界強度に分布をつけた
り、反転しきい値に分布をもたせる為の画素の構造が複
雑となる。又、中間調表示の為の電圧マージンが狭い
為、温度の影響を受け易い。
り、反転しきい値に分布をもたせる為の画素の構造が複
雑となる。又、中間調表示の為の電圧マージンが狭い
為、温度の影響を受け易い。
【0015】デジタルデューティー変調は、オン・オフ
の時間を変調する為に、クロック周波数やゲートのスイ
ッチング時間によって変調の単位時間が律速される為
に、精度の高い変調を実施し難い。即ち、多階調表示に
は限界があるということである。しかも、必ずアナログ
データを一旦アナログ・デジタル(A/D)変換してデ
ジタル階調情報にする必要がある為に、簡易なシステム
には適用し難い。
の時間を変調する為に、クロック周波数やゲートのスイ
ッチング時間によって変調の単位時間が律速される為
に、精度の高い変調を実施し難い。即ち、多階調表示に
は限界があるということである。しかも、必ずアナログ
データを一旦アナログ・デジタル(A/D)変換してデ
ジタル階調情報にする必要がある為に、簡易なシステム
には適用し難い。
【0016】本発明は、上述した技術課題に鑑みなされ
たものであり、アナログデータに基づいた光学変調の行
える装置を提供することを目的とする。
たものであり、アナログデータに基づいた光学変調の行
える装置を提供することを目的とする。
【0017】本発明の別の目的は、印加電圧・透過率特
性が急峻な光学変調物質やメモリ性をもつ光学変調物質
にも適用できる光学変調装置及び画像表示装置を提供す
ることにある。
性が急峻な光学変調物質やメモリ性をもつ光学変調物質
にも適用できる光学変調装置及び画像表示装置を提供す
ることにある。
【0018】本発明の更に別の目的は、空間周波数の高
い高解像度を達成できる光学変調装置及び画像表示装置
を提供することにある。
い高解像度を達成できる光学変調装置及び画像表示装置
を提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、比較的簡単なシステ
ムでアナログデューティ変調による階調情報の再生を行
える安価な光学変調装置及び画像表示装置を提供するこ
とにある。
ムでアナログデューティ変調による階調情報の再生を行
える安価な光学変調装置及び画像表示装置を提供するこ
とにある。
【0020】本発明の更に他の目的は良好な中間調表示
の行える光学変調装置及び画像表示装置を提供すること
にある。
の行える光学変調装置及び画像表示装置を提供すること
にある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
前記目的を達成するための手段は、光源と光変調手段と
を有する光学変調装置の駆動法において、階調情報に応
じて該光変調手段の光学変調要素に印加される電圧を変
化させることにより、該光変調手段のオン時間と該光源
の点灯時間との重なり時間を変調することを特徴とする
光学変調装置の駆動法である。
前記目的を達成するための手段は、光源と光変調手段と
を有する光学変調装置の駆動法において、階調情報に応
じて該光変調手段の光学変調要素に印加される電圧を変
化させることにより、該光変調手段のオン時間と該光源
の点灯時間との重なり時間を変調することを特徴とする
光学変調装置の駆動法である。
【0022】又、本発明は光源と複数の光学変調要素又
は面状の光学変調要素を含む光変調手段と該光変調手段
を駆動する為の駆動手段とを有する光学変調装置の駆動
法において、該駆動手段は、階調情報に応じて各光変調
要素に印加される電圧を変化させることにより、該光変
調要素のオン時間と該光源の点灯時間との重なり時間を
変調することを特徴とする光学変調装置の駆動法であ
る。
は面状の光学変調要素を含む光変調手段と該光変調手段
を駆動する為の駆動手段とを有する光学変調装置の駆動
法において、該駆動手段は、階調情報に応じて各光変調
要素に印加される電圧を変化させることにより、該光変
調要素のオン時間と該光源の点灯時間との重なり時間を
変調することを特徴とする光学変調装置の駆動法であ
る。
【0023】更に又、電圧の印加される一対の電極間に
光導電層と光学変調要素とを配した光学変調素子と、該
光導電層に階調情報を含む光情報を与える信号光源と、
該光学変調要素に画像情報を読み出す為の読み出し光を
与える読み出し光源と、を有する画像表示装置の駆動法
において、前記読み出し光源の点灯時間を制御して、前
記光学変調要素が所定の光学状態を呈している時間と該
点灯時間との重なり時間を階調情報に応じて変調するこ
とを特徴とする駆動法である。
光導電層と光学変調要素とを配した光学変調素子と、該
光導電層に階調情報を含む光情報を与える信号光源と、
該光学変調要素に画像情報を読み出す為の読み出し光を
与える読み出し光源と、を有する画像表示装置の駆動法
において、前記読み出し光源の点灯時間を制御して、前
記光学変調要素が所定の光学状態を呈している時間と該
点灯時間との重なり時間を階調情報に応じて変調するこ
とを特徴とする駆動法である。
【0024】又、本発明は光源と、光学変調物質を含む
光変調手段とを有する光学変調装置の駆動法において、
階調情報に応じて該光学変調要素に印加される電圧が経
時変化することにより、該光学変調要素が第1の配向状
態から第2の配向状態に遷移するタイミングを変調し、
該光源を点灯することにより、該階調情報に応じてデュ
ーティー変調された光情報を得ることを特徴とする光学
変調装置の駆動法である。
光変調手段とを有する光学変調装置の駆動法において、
階調情報に応じて該光学変調要素に印加される電圧が経
時変化することにより、該光学変調要素が第1の配向状
態から第2の配向状態に遷移するタイミングを変調し、
該光源を点灯することにより、該階調情報に応じてデュ
ーティー変調された光情報を得ることを特徴とする光学
変調装置の駆動法である。
【0025】又、本発明は、光源と、双安定状態を呈す
る光学変調要素と光電変換物質とを含む変調手段とを有
する光学変調装置の駆動法において、該光学変調要素と
該光電変換物質とを間に介在させた一対の電極に電圧を
印加し、階調情報を含む光情報を該光電変換物質に照射
し、該階調情報に応じて該光学変調要素に印加される電
圧が経時変化することにより、該光学変調要素が第1の
安定状態から第2の安定状態に遷移してから該光学変調
要素が第2の安定状態から第1の安定状態に遷移するま
での時間を変調し、該変調される時間の最大値を階調レ
ベルの変化を認識できるように所定期間より短く設定す
ることを特徴とする光学変調装置の駆動法である。
る光学変調要素と光電変換物質とを含む変調手段とを有
する光学変調装置の駆動法において、該光学変調要素と
該光電変換物質とを間に介在させた一対の電極に電圧を
印加し、階調情報を含む光情報を該光電変換物質に照射
し、該階調情報に応じて該光学変調要素に印加される電
圧が経時変化することにより、該光学変調要素が第1の
安定状態から第2の安定状態に遷移してから該光学変調
要素が第2の安定状態から第1の安定状態に遷移するま
での時間を変調し、該変調される時間の最大値を階調レ
ベルの変化を認識できるように所定期間より短く設定す
ることを特徴とする光学変調装置の駆動法である。
【0026】又、本発明は光源と、光学変調要素と光電
変換物質とを含む光変調手段とを有する光学変調装置の
駆動法において、該光学変調要素と該光電変換物質とを
間に介在させた一対の電極に電圧を印加し、階調情報を
含む光情報を該光電変換物質に照射し、該階調情報に応
じて該光学変調要素に印加される電圧が経時変化するこ
とにより、該光学変調要素が第1の配向状態から第2の
配向状態に遷移するタイミングを変調し、該光源の点灯
時間の最大値を階調レベルの変化を認識できるように所
定期間より短く設定することを特徴とする光学変調装置
の駆動法である。
変換物質とを含む光変調手段とを有する光学変調装置の
駆動法において、該光学変調要素と該光電変換物質とを
間に介在させた一対の電極に電圧を印加し、階調情報を
含む光情報を該光電変換物質に照射し、該階調情報に応
じて該光学変調要素に印加される電圧が経時変化するこ
とにより、該光学変調要素が第1の配向状態から第2の
配向状態に遷移するタイミングを変調し、該光源の点灯
時間の最大値を階調レベルの変化を認識できるように所
定期間より短く設定することを特徴とする光学変調装置
の駆動法である。
【0027】又、本発明は光源と、光学変調要素と光電
変換物質とを含む光変調手段とを有する光学変調装置の
駆動法において、該光学変調要素と該光電変換物質とを
間に介在させた一対の電極に、所定期間内において極性
反転し且つDC成分がほぼ零である電圧を繰り返し印加
し、階調情報を含む光情報を該光電変換物質に照射し、
該階調情報に応じて該光学変調要素に印加される電圧を
経時変化させることにより、該光学変調要素が第1の配
向状態から第2の配向状態に遷移するタイミングを変調
し、該所定期間の前半または後半のいずれかにおいて、
該光源を点灯することを特徴とする光学変調装置の駆動
法である。
変換物質とを含む光変調手段とを有する光学変調装置の
駆動法において、該光学変調要素と該光電変換物質とを
間に介在させた一対の電極に、所定期間内において極性
反転し且つDC成分がほぼ零である電圧を繰り返し印加
し、階調情報を含む光情報を該光電変換物質に照射し、
該階調情報に応じて該光学変調要素に印加される電圧を
経時変化させることにより、該光学変調要素が第1の配
向状態から第2の配向状態に遷移するタイミングを変調
し、該所定期間の前半または後半のいずれかにおいて、
該光源を点灯することを特徴とする光学変調装置の駆動
法である。
【0028】更に本発明は、電圧の印加される一対の電
極間に光導電層と光学変調要素とを配した光学変調素子
と、該光導電層に階調情報を含む光情報を与える信号光
源と、該光学変調要素に画像情報を読み出す為の読み出
し光を与える読み出し光源と、を有する画像表示装置の
駆動法において、前記光情報が与えられる期間と異なる
期間に前記読み出し光源が点灯するよう点灯時間を制御
して、前記光学変調要素が所定の光学状態を呈している
時間と該点灯時間との重なり時間を階調情報に応じて変
調することを特徴とする駆動法である。
極間に光導電層と光学変調要素とを配した光学変調素子
と、該光導電層に階調情報を含む光情報を与える信号光
源と、該光学変調要素に画像情報を読み出す為の読み出
し光を与える読み出し光源と、を有する画像表示装置の
駆動法において、前記光情報が与えられる期間と異なる
期間に前記読み出し光源が点灯するよう点灯時間を制御
して、前記光学変調要素が所定の光学状態を呈している
時間と該点灯時間との重なり時間を階調情報に応じて変
調することを特徴とする駆動法である。
【0029】(作用)本発明によれば、光学変調要素に
印加される電圧が該光学変調要素の光学状態を遷移させ
るしきい値を越えるタイミングが、階調情報に依存して
アナログ的に変化する。これにより、光学変調手段のオ
ン時間即ち光シャッターが開いている時間又はミラーが
所定方向に変位している時間と光源の点灯時間との重な
り時間の長さがアナログ的に変化されるので、透明又は
反射光量の時間積分値が階調情報に対応することにな
る。よって階調数がクロック周波数のようなデジタル量
に制限されることがなく、階調情報のA/D変換も必須
ではなくなる。
印加される電圧が該光学変調要素の光学状態を遷移させ
るしきい値を越えるタイミングが、階調情報に依存して
アナログ的に変化する。これにより、光学変調手段のオ
ン時間即ち光シャッターが開いている時間又はミラーが
所定方向に変位している時間と光源の点灯時間との重な
り時間の長さがアナログ的に変化されるので、透明又は
反射光量の時間積分値が階調情報に対応することにな
る。よって階調数がクロック周波数のようなデジタル量
に制限されることがなく、階調情報のA/D変換も必須
ではなくなる。
【0030】しかも、印加電圧、透過率特性の急峻なデ
ジタル(2値)表示素子を用いても、アナログ変調がで
きるという、従来では考えられなかったような効果を奏
する。
ジタル(2値)表示素子を用いても、アナログ変調がで
きるという、従来では考えられなかったような効果を奏
する。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。
する。
【0032】まず、本発明の基本的な変調方式について
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
【0033】図1は本発明の変調方式を実現する為の実
施形態を示す図であり、1は光変調手段としての光の透
過を制御する光シャッターであり、2は光を発生する光
源、DR1は光シャッターを駆動する為の駆動手段、D
R2は光源を点灯させる為の駆動手段、CONTは2つ
の駆動手段への電源供給や動作タイミングを制御する制
御手段である。
施形態を示す図であり、1は光変調手段としての光の透
過を制御する光シャッターであり、2は光を発生する光
源、DR1は光シャッターを駆動する為の駆動手段、D
R2は光源を点灯させる為の駆動手段、CONTは2つ
の駆動手段への電源供給や動作タイミングを制御する制
御手段である。
【0034】図2は、光シャッター1の光学変調要素
(物質)の特性の一例を示すグラフであり、例えばパル
ス巾一定の時印加電圧がしきい値Vthを越えると透過率
は急激に上昇し、飽和値Vsat以上では透過率は一定と
なる。そして光学変調物質がメモリ性をもつ場合には印
加電圧を解除しても光学状態は一定に保たれる。
(物質)の特性の一例を示すグラフであり、例えばパル
ス巾一定の時印加電圧がしきい値Vthを越えると透過率
は急激に上昇し、飽和値Vsat以上では透過率は一定と
なる。そして光学変調物質がメモリ性をもつ場合には印
加電圧を解除しても光学状態は一定に保たれる。
【0035】図3は、図1の基本動作を説明する為のタ
イミングチャートであり、10は光シャッターの光学的
遷移を、20は光源の点灯タイミングを、30は光シャ
ッターへの印加信号を示す。印加信号30は階調情報に
応じて振幅(波高値)Vop及び必要に応じて更にパルス
巾PWopが変化する信号である。
イミングチャートであり、10は光シャッターの光学的
遷移を、20は光源の点灯タイミングを、30は光シャ
ッターへの印加信号を示す。印加信号30は階調情報に
応じて振幅(波高値)Vop及び必要に応じて更にパルス
巾PWopが変化する信号である。
【0036】光源は、時刻t1に点灯(ON)し、時刻
t3に消灯(OFF)するまでの期間t、発光してい
る。この期間tは中間調を認識できるように所定時間と
する。このタイミングに応じて変調された信号が印加さ
れると、光学変調物質にかかる印加電圧の時間積分がし
きい値を越えると光シャッターは暗状態(Min)から
明状態(Max)に遷移する。
t3に消灯(OFF)するまでの期間t、発光してい
る。この期間tは中間調を認識できるように所定時間と
する。このタイミングに応じて変調された信号が印加さ
れると、光学変調物質にかかる印加電圧の時間積分がし
きい値を越えると光シャッターは暗状態(Min)から
明状態(Max)に遷移する。
【0037】この遷移の立上がりタイミングt2は振幅
Vopとパルス巾PWopに依存する。そして振幅Vopが階
調情報により変調されているので、タイミングt2は結
局階調情報に応じて時間巾TMの範囲内を変化すること
になる。toffは光シャッターをオフする信号の印加タ
イミングであり光シャッター1を透過する光量の時間積
分は点灯時間と光シャッターのON状態にある時間との
重なり時間であるのでこの時間が階調情報に応じて変化
することになる。よって、パルス巾PWopを一定として
振幅Vopの量をアナログ的に変えれば容易に透過光量の
時間積分を変調できるのである。
Vopとパルス巾PWopに依存する。そして振幅Vopが階
調情報により変調されているので、タイミングt2は結
局階調情報に応じて時間巾TMの範囲内を変化すること
になる。toffは光シャッターをオフする信号の印加タ
イミングであり光シャッター1を透過する光量の時間積
分は点灯時間と光シャッターのON状態にある時間との
重なり時間であるのでこの時間が階調情報に応じて変化
することになる。よって、パルス巾PWopを一定として
振幅Vopの量をアナログ的に変えれば容易に透過光量の
時間積分を変調できるのである。
【0038】従来のデジタルデューティー変調はみな、
印加信号30のパルス巾PWop、振幅Vopを一定とし
て、該信号30の印加タイミングttonをクロックに応
じてデジタル的に変えていた。
印加信号30のパルス巾PWop、振幅Vopを一定とし
て、該信号30の印加タイミングttonをクロックに応
じてデジタル的に変えていた。
【0039】これに対して、本発明では、信号30をア
ナログ量として扱う点が新規であり、これによりアナロ
グデューティー変調を可能としている。
ナログ量として扱う点が新規であり、これによりアナロ
グデューティー変調を可能としている。
【0040】図4はアナログ信号30を発生させる回路
の一例であり、入力された階調情報をトランジスタTr
1からなるアンプで増幅し、トランジスタTr2からな
るスイッチでサンプリングすることにより、光シャッタ
ーの駆動に必要な変調された振幅と所定のパルス巾とを
もつ信号を得ることができる。
の一例であり、入力された階調情報をトランジスタTr
1からなるアンプで増幅し、トランジスタTr2からな
るスイッチでサンプリングすることにより、光シャッタ
ーの駆動に必要な変調された振幅と所定のパルス巾とを
もつ信号を得ることができる。
【0041】次に、本発明の基本的な別の変調方式を図
5を参照して説明する。
5を参照して説明する。
【0042】図5は本発明の別の実施形態による装置を
示している。
示している。
【0043】前述した図1のシステムと異なる点は、光
学変調手段が光反射手段1Aとなっている点である。光
反射手段としては液晶素子やミラー素子が用いられる。
液晶素子の場合は液晶を封入する一対の基板のうち一方
を透明体、他方を反射体として、液晶の配向状態に応じ
て光吸収又は光反射を選択的に行う。ミラー素子の場合
はミラーの反射面の角度をミラーを変化させることで制
御し、反射面が所定の方向を向くか、他の方向を向くか
を選択する。
学変調手段が光反射手段1Aとなっている点である。光
反射手段としては液晶素子やミラー素子が用いられる。
液晶素子の場合は液晶を封入する一対の基板のうち一方
を透明体、他方を反射体として、液晶の配向状態に応じ
て光吸収又は光反射を選択的に行う。ミラー素子の場合
はミラーの反射面の角度をミラーを変化させることで制
御し、反射面が所定の方向を向くか、他の方向を向くか
を選択する。
【0044】そして、光源の点灯時間と反射手段のオン
時間との重なり時間を階調データに応じてアナログ変調
する。
時間との重なり時間を階調データに応じてアナログ変調
する。
【0045】ここで、反射手段のオン時間とは、液晶素
子が光反射状態にある時間又はミラー素子の反射面が所
定の方向を向いている時間である。勿論、オン時間とし
て光遮断状態にある時間をオン時間として扱うこともで
き、この時光学状態が反転するだけである。
子が光反射状態にある時間又はミラー素子の反射面が所
定の方向を向いている時間である。勿論、オン時間とし
て光遮断状態にある時間をオン時間として扱うこともで
き、この時光学状態が反転するだけである。
【0046】(駆動回路)本発明に用いられる駆動回路
について説明する。
について説明する。
【0047】図6は本発明に用いられる光学変調手段の
駆動回路を示す図である。ここでは、光学変調手段をC
LCで示す。
駆動回路を示す図である。ここでは、光学変調手段をC
LCで示す。
【0048】階調情報に応じて抵抗RPCの値が変化する
ものとすると、まず光学変調手段CLCのしきい値を越え
る十分な電圧を印加する。この時RPCの値が高ければC
LCに加わる電圧がしきい値を越える時刻が遅くなる。一
方、RPCの値が低ければCLCに印加される電圧がしきい
値を越える時刻が早くなる。よって、これらの時刻と、
光源の点灯タイミング及び点灯時間を調整すれば透過光
又は反射光のアナログデューティー変調が可能となる。
ものとすると、まず光学変調手段CLCのしきい値を越え
る十分な電圧を印加する。この時RPCの値が高ければC
LCに加わる電圧がしきい値を越える時刻が遅くなる。一
方、RPCの値が低ければCLCに印加される電圧がしきい
値を越える時刻が早くなる。よって、これらの時刻と、
光源の点灯タイミング及び点灯時間を調整すれば透過光
又は反射光のアナログデューティー変調が可能となる。
【0049】図7は別の駆動回路を示す図である。図6
と異なる点は光学変調手段CLCを抵抗RPC、容量CPCに
対して並列接続した点である。この場合はしきい値を越
えるに充分な駆動電圧Vdを所定時間だけ印加してCLC
をオン状態とした後、RC回路の時定数に基づく放電現
像を利用する。抵抗RPCの値が高ければゆっくり放電す
るのでCLCに加わる電圧がしきい値より低くなる時刻が
遅くなる。
と異なる点は光学変調手段CLCを抵抗RPC、容量CPCに
対して並列接続した点である。この場合はしきい値を越
えるに充分な駆動電圧Vdを所定時間だけ印加してCLC
をオン状態とした後、RC回路の時定数に基づく放電現
像を利用する。抵抗RPCの値が高ければゆっくり放電す
るのでCLCに加わる電圧がしきい値より低くなる時刻が
遅くなる。
【0050】一方、RPCの値が高ければ放電が速くな
り、CLCにかかる電圧がしきい値より低くなる時刻は早
くなる。この時刻を光源の点灯時間内に設定すればタイ
ミングの違いにより光の透過又は反射の時間がアナログ
デューティー変調される。
り、CLCにかかる電圧がしきい値より低くなる時刻は早
くなる。この時刻を光源の点灯時間内に設定すればタイ
ミングの違いにより光の透過又は反射の時間がアナログ
デューティー変調される。
【0051】図8は更に別の駆動回路の例である。可変
電圧Vvで示す値が階調情報である。図7と異なる点は
RC回路RPC、CPCの時定数が固定されているので、C
LCに加わる電圧がしきい値以下になるタイミングは階調
情報である電圧Vvにより決定される。よって図7と同
じように点灯時間とのタイミングを合わせればアナログ
デューティー変調が可能となる。
電圧Vvで示す値が階調情報である。図7と異なる点は
RC回路RPC、CPCの時定数が固定されているので、C
LCに加わる電圧がしきい値以下になるタイミングは階調
情報である電圧Vvにより決定される。よって図7と同
じように点灯時間とのタイミングを合わせればアナログ
デューティー変調が可能となる。
【0052】(光源)本発明に用いられる光源について
説明する。この光源が発生する光は自然の太陽光、白色
光、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)等の単色光及
びそれらの組み合わせ等から必要に応じて選択される。
よって、本発明に用いられる光源としては、レーザー光
源、蛍光灯、キセノンランプ、ハロゲンランプ、発光ダ
イオード、エレクトロルミネッセンス素子等が挙げられ
る。これらの点灯は光学変調手段の駆動タイミングに応
じて、光源駆動手段によってオン・オフが制御される。
特に読み出し光源の連続点灯時間は最大でも人間がフリ
ッカを認識しうるフリッカ周波数(例えば60Hz)の
逆数(60分の1秒)以下とすることが望まれる。カラ
ー表示の場合にはR、G、B光源をそれぞれ異なるタイ
ミングにて点灯させて、時間分割でR、G、Bそれぞれ
の光学変調を行うことが望ましい。又、白色光源とカラ
ーフィルターとを用いて時間分割でカラーフィルターの
色を変えて照射光の色(波長域)を変えてもよい。
説明する。この光源が発生する光は自然の太陽光、白色
光、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)等の単色光及
びそれらの組み合わせ等から必要に応じて選択される。
よって、本発明に用いられる光源としては、レーザー光
源、蛍光灯、キセノンランプ、ハロゲンランプ、発光ダ
イオード、エレクトロルミネッセンス素子等が挙げられ
る。これらの点灯は光学変調手段の駆動タイミングに応
じて、光源駆動手段によってオン・オフが制御される。
特に読み出し光源の連続点灯時間は最大でも人間がフリ
ッカを認識しうるフリッカ周波数(例えば60Hz)の
逆数(60分の1秒)以下とすることが望まれる。カラ
ー表示の場合にはR、G、B光源をそれぞれ異なるタイ
ミングにて点灯させて、時間分割でR、G、Bそれぞれ
の光学変調を行うことが望ましい。又、白色光源とカラ
ーフィルターとを用いて時間分割でカラーフィルターの
色を変えて照射光の色(波長域)を変えてもよい。
【0053】(光学変調素子)本発明に用いられる光変
調手段としては、光の透過率を変調する光シャッター
(光バルブ)と呼ばれる透過型素子や光の反射率を変調
する光反射手段としての反射素子が挙げられる。これら
の代表例には空間光変調素子(SLM)と呼ばれるもの
がある。
調手段としては、光の透過率を変調する光シャッター
(光バルブ)と呼ばれる透過型素子や光の反射率を変調
する光反射手段としての反射素子が挙げられる。これら
の代表例には空間光変調素子(SLM)と呼ばれるもの
がある。
【0054】本発明に用いられる光シャッターとしては
光学的に異なる2状態を呈し得るものであればよい。
光学的に異なる2状態を呈し得るものであればよい。
【0055】好ましくは、光学変調物質として液晶を用
いることが望ましい。
いることが望ましい。
【0056】液晶を用いた光学変調素子としては、一対
の電極間に液晶を配して、印加電界に応じて液晶分子が
その配向状態を変えるものが望ましい。そして分子配向
の光学的特性に応じて偏光素子を通じて、光の透過率を
制御する。
の電極間に液晶を配して、印加電界に応じて液晶分子が
その配向状態を変えるものが望ましい。そして分子配向
の光学的特性に応じて偏光素子を通じて、光の透過率を
制御する。
【0057】具体的には、一対の基板間に液晶を封入し
た液晶セルを用いるとよい。該一対の基板の少なくとも
一方の面内には必要に応じて透明電極や配向膜が設けら
れている。
た液晶セルを用いるとよい。該一対の基板の少なくとも
一方の面内には必要に応じて透明電極や配向膜が設けら
れている。
【0058】基板としては、透光性のガラス、プラスチ
ック、石英等が用いられる。素子を反射手段として用い
る場合には、一方の基板として非透光性基板を用いるこ
とができる。
ック、石英等が用いられる。素子を反射手段として用い
る場合には、一方の基板として非透光性基板を用いるこ
とができる。
【0059】透明電極としては、酸化すずや酸化インジ
ウム、ITO等の金属酸化物導電体が好ましく用いられ
る。
ウム、ITO等の金属酸化物導電体が好ましく用いられ
る。
【0060】配向膜としては、ラビング等の一軸性配向
処理がなされた高分子膜や斜方蒸着により形成された無
機膜が好ましい。
処理がなされた高分子膜や斜方蒸着により形成された無
機膜が好ましい。
【0061】液晶としては、セルとして動作する際には
ネマチック相を呈しているネマチック液晶や、セルとし
て動作する際にスメクチック相を呈しているスメクチッ
ク液晶が好適に用いられる。より好ましくは、メモリ性
を有する液晶が望ましく、具体的にはカイラルスメクチ
ック液晶、カイラルネマチック液晶が挙げられる。
ネマチック相を呈しているネマチック液晶や、セルとし
て動作する際にスメクチック相を呈しているスメクチッ
ク液晶が好適に用いられる。より好ましくは、メモリ性
を有する液晶が望ましく、具体的にはカイラルスメクチ
ック液晶、カイラルネマチック液晶が挙げられる。
【0062】本発明に用いられる反射素子としては、金
属膜反射体の反射面を印加電圧による静電気力により動
かし、反射面の角度を変えて反射光の出射方向を変調す
るDMD(Digital Micromirror
Device)と呼ばれる素子や、前述した液晶セルの
一面を反射体として、他の面を透過体として液晶が透過
状態に配向している時に光を反射させる液晶素子が挙げ
られる。
属膜反射体の反射面を印加電圧による静電気力により動
かし、反射面の角度を変えて反射光の出射方向を変調す
るDMD(Digital Micromirror
Device)と呼ばれる素子や、前述した液晶セルの
一面を反射体として、他の面を透過体として液晶が透過
状態に配向している時に光を反射させる液晶素子が挙げ
られる。
【0063】図9は、本発明に用いられる光学変調要素
(物質)の印加電圧透過率特性を示すグラフである。D
MDの場合は所定の方向に反射される光の反射光量の印
加電圧依存性を示すグラフとしてみなせることができよ
う。
(物質)の印加電圧透過率特性を示すグラフである。D
MDの場合は所定の方向に反射される光の反射光量の印
加電圧依存性を示すグラフとしてみなせることができよ
う。
【0064】(a)は正のしきい値を境界値として状態
の遷移があるもの、(b)は正及び負のしきい値をもつ
もので更にそれぞれヒステリシスがあるもの、(c)は
ヒステリシスにより正負のしきい値が生じるもの。
(d)は電圧0がしきい値となるものである。この図9
は説明を簡略化する為に理想的な特性を示したものであ
り、現実には図2にしめしたようなしきい値と飽和値と
の間に多少の傾斜をもつ。
の遷移があるもの、(b)は正及び負のしきい値をもつ
もので更にそれぞれヒステリシスがあるもの、(c)は
ヒステリシスにより正負のしきい値が生じるもの。
(d)は電圧0がしきい値となるものである。この図9
は説明を簡略化する為に理想的な特性を示したものであ
り、現実には図2にしめしたようなしきい値と飽和値と
の間に多少の傾斜をもつ。
【0065】駆動回路とのマッチングを考える。図9の
(a)(b)は図7、図8に示したような並列回路と組
み合わせると良く、図9り(c)、(d)は図6に示し
たような直列回路と組み合わせるとよい。
(a)(b)は図7、図8に示したような並列回路と組
み合わせると良く、図9り(c)、(d)は図6に示し
たような直列回路と組み合わせるとよい。
【0066】ここで図18を参照して本発明に好適に用
いられる反射素子としての空間光変調素子の構成につい
て述べる。
いられる反射素子としての空間光変調素子の構成につい
て述べる。
【0067】511、516は透明基板、512、51
5は透明電極、513は光電変換物質、514は誘電体
であり、多数の薄膜が積層された多層膜である。517
は光学変調物質である。光電変換物質としては、光導電
材料の単層又は複数の層であったり、PN接合やPIN
接合を有する光起電力層であってもよい。
5は透明電極、513は光電変換物質、514は誘電体
であり、多数の薄膜が積層された多層膜である。517
は光学変調物質である。光電変換物質としては、光導電
材料の単層又は複数の層であったり、PN接合やPIN
接合を有する光起電力層であってもよい。
【0068】上述した光電変換物質としては、非単結晶
半導体材料が好ましく用いられる。具体的には、非晶質
シリコン、非晶質シリコンゲルマニウム、非晶質シリコ
ンカーバイド、微結晶シリコン、微結晶シリコンゲルマ
ニウム、微結晶シリコンカーバイド等である。
半導体材料が好ましく用いられる。具体的には、非晶質
シリコン、非晶質シリコンゲルマニウム、非晶質シリコ
ンカーバイド、微結晶シリコン、微結晶シリコンゲルマ
ニウム、微結晶シリコンカーバイド等である。
【0069】又、必要に応じて抵抗率を調整すべく、窒
素、酸素、硼素、燐、水素、フッ素、塩素等を含ませて
もよい。
素、酸素、硼素、燐、水素、フッ素、塩素等を含ませて
もよい。
【0070】光学変調物質としては、前述した液晶が好
ましくは用いられる。具体的には、カイラルスメクチッ
ク液晶としては、米国特許第5,120,466号明細
書や米国特許第5,189,536号明細書に記載され
たメモリ性をもつ強誘電性の液晶が挙げられる。
ましくは用いられる。具体的には、カイラルスメクチッ
ク液晶としては、米国特許第5,120,466号明細
書や米国特許第5,189,536号明細書に記載され
たメモリ性をもつ強誘電性の液晶が挙げられる。
【0071】カイラルネマチック(コレステリック)液
晶としては、米国特許第4,239,345号の明細書
やヨーロッパ特許公開第0569029A2号公報に記
載されたメモリ性をもち、2の安定状態を呈する液晶が
挙げられる。
晶としては、米国特許第4,239,345号の明細書
やヨーロッパ特許公開第0569029A2号公報に記
載されたメモリ性をもち、2の安定状態を呈する液晶が
挙げられる。
【0072】多層膜としては、酸化チタンと酸化シリコ
ン等の屈折率の異なる誘電体を数層〜数十層積層したも
のが好ましく用いられる。
ン等の屈折率の異なる誘電体を数層〜数十層積層したも
のが好ましく用いられる。
【0073】上述した空間光変調素子、特にメモリ性を
もつ光学変調物質を用いた場合には、入力された光情報
に応じて光電変換物質の面内の微小な領域(ドメイン)
毎に発生する電荷量が異なる。
もつ光学変調物質を用いた場合には、入力された光情報
に応じて光電変換物質の面内の微小な領域(ドメイン)
毎に発生する電荷量が異なる。
【0074】その為、該光電変換物質の微小領域に対応
した光学変調物質の微小領域において、それぞれ光情報
に応じたタイミングで光学状態が遷移する。こうして微
小領域を通じて透過又は遮断される光量の時間積分が変
調される。
した光学変調物質の微小領域において、それぞれ光情報
に応じたタイミングで光学状態が遷移する。こうして微
小領域を通じて透過又は遮断される光量の時間積分が変
調される。
【0075】従って、上記空間光変調素子においては、
微小領域毎にアナログ中間調表示が出来るので超高精
細、多階調のモノカラー又はフルカラー表示が行える。
微小領域毎にアナログ中間調表示が出来るので超高精
細、多階調のモノカラー又はフルカラー表示が行える。
【0076】(a)は正のしきい値電圧を境界値として
状態の遷移があるもの、(b)は正及び負のしきい値を
もつもので更にそれぞれヒステリシスがあるもの、
(c)はヒステリシスにより正負のしきい値が生じるも
の。(d)は電圧0がしきい値となるものである。この
図9は説明を簡略化する為に理想的な特性を示したもの
であり、現実には図2に示したようなしきい値と飽和値
との間に多少の傾斜をもつ。
状態の遷移があるもの、(b)は正及び負のしきい値を
もつもので更にそれぞれヒステリシスがあるもの、
(c)はヒステリシスにより正負のしきい値が生じるも
の。(d)は電圧0がしきい値となるものである。この
図9は説明を簡略化する為に理想的な特性を示したもの
であり、現実には図2に示したようなしきい値と飽和値
との間に多少の傾斜をもつ。
【0077】駆動回路とのマッチングを考える。図9の
(a)(b)は図7、図8に示したような並列回路と組
み合わされると良く、図9の(c)、(d)は図6に示
したような直列回路と組み合わせるとよい。
(a)(b)は図7、図8に示したような並列回路と組
み合わされると良く、図9の(c)、(d)は図6に示
したような直列回路と組み合わせるとよい。
【0078】
(実施例1)図10は光学変調素子の駆動方法を説明す
る為の模式図である。101は一対の電極を有する透明
基板の間に強誘電性のカイラルスメクチック液晶を配置
した液晶素子、103は階調情報を発生する階調情報発
生回路、104は光源、105は観察者を示す。駆動回
路は容量素子Cpcとトランジスタ102とを有する回路
であり、トランジスタのゲート又はベースの電位により
ソース・ドレイン(又はエミッタ・コレクタ)間の抵抗
が変化することで、液晶に印加される電圧が液晶の反転
閾値を超えるタイミングが変化する。Vextは液晶素
子をリセットする電圧と駆動する電圧とを印加する為の
電圧印加手段である。Cf1cは液晶の容量を示す。
る為の模式図である。101は一対の電極を有する透明
基板の間に強誘電性のカイラルスメクチック液晶を配置
した液晶素子、103は階調情報を発生する階調情報発
生回路、104は光源、105は観察者を示す。駆動回
路は容量素子Cpcとトランジスタ102とを有する回路
であり、トランジスタのゲート又はベースの電位により
ソース・ドレイン(又はエミッタ・コレクタ)間の抵抗
が変化することで、液晶に印加される電圧が液晶の反転
閾値を超えるタイミングが変化する。Vextは液晶素
子をリセットする電圧と駆動する電圧とを印加する為の
電圧印加手段である。Cf1cは液晶の容量を示す。
【0079】階調情報発生回路103は発光ダイオード
PEDと4つの可変抵抗VRB、VRG、VRR、VR
Wとスイッチとしての4つのトランジスタTB、TG、
TR、TWと電源VCCとを含む。ダイオードPEDと
トランジスタ102とはフォトカプラを構成している。
PEDと4つの可変抵抗VRB、VRG、VRR、VR
Wとスイッチとしての4つのトランジスタTB、TG、
TR、TWと電源VCCとを含む。ダイオードPEDと
トランジスタ102とはフォトカプラを構成している。
【0080】可変抵抗値として与えられる各色の階調情
報としての電気信号は発光ダイオードPEDにより光情
報となる。
報としての電気信号は発光ダイオードPEDにより光情
報となる。
【0081】光源104はRGB3色の光を発生する為
の発光ダイオードEDR、EDG、EDBを含む。BR
は必要に応じて設けられる白バランス用の可変抵抗であ
る。
の発光ダイオードEDR、EDG、EDBを含む。BR
は必要に応じて設けられる白バランス用の可変抵抗であ
る。
【0082】図11は、図10の駆動タイミングチャー
トであり、103Tは光情報の出力タイミングを示し、
Vflcは液晶にかかる電圧を示し、Tranは液晶素
子の透過率を示し、104は光源の点灯タイミングを示
し、105Tは観察者が認識する透過光量を示してい
る。
トであり、103Tは光情報の出力タイミングを示し、
Vflcは液晶にかかる電圧を示し、Tranは液晶素
子の透過率を示し、104は光源の点灯タイミングを示
し、105Tは観察者が認識する透過光量を示してい
る。
【0083】まず、リセット用の白色光が与えられると
同時にリセットパルスが電圧印加手段Vextにより与
えられる。こうして液晶は一旦暗状態に配向する。
同時にリセットパルスが電圧印加手段Vextにより与
えられる。こうして液晶は一旦暗状態に配向する。
【0084】次にRの階調情報に応じて光が出力される
と同時にRの発光ダイオードEDRが点灯し、またVe
xtは逆極性の電圧を液晶素子の電極に印加する。この
期間R光量が極めて小さいので液晶にかかる実効電圧は
閾値Vthを越えないので、液晶素子はR光を通さない。
と同時にRの発光ダイオードEDRが点灯し、またVe
xtは逆極性の電圧を液晶素子の電極に印加する。この
期間R光量が極めて小さいので液晶にかかる実効電圧は
閾値Vthを越えないので、液晶素子はR光を通さない。
【0085】その後、再び白色光が与えられると共にV
extは大きくなり液晶が光透過状態に反転する。しか
しながらこのとき光源は点灯していないので観察者にと
っては暗状態が続いて見える。
extは大きくなり液晶が光透過状態に反転する。しか
しながらこのとき光源は点灯していないので観察者にと
っては暗状態が続いて見える。
【0086】Vextが負の電圧になるが、液晶にかか
る実効電圧は閾値を越えていないので液晶素子は明状態
のままである。但し、この期間も光源の点灯はない。
る実効電圧は閾値を越えていないので液晶素子は明状態
のままである。但し、この期間も光源の点灯はない。
【0087】こうしてRの表示期間が終了する。
【0088】次は、Rの表示期間と同様の駆動がなされ
るGの表示期間である。ここではG情報の光量はRの場
合より大きいので時刻trvで液晶にかかる電圧は閾値
を越える。そして、光源の点灯が終了する時刻toff
までの期間液晶素子はG光を透過するので、観察者は中
間レベルのG光を認識する。
るGの表示期間である。ここではG情報の光量はRの場
合より大きいので時刻trvで液晶にかかる電圧は閾値
を越える。そして、光源の点灯が終了する時刻toff
までの期間液晶素子はG光を透過するので、観察者は中
間レベルのG光を認識する。
【0089】同時に、次は、RやGの表示期間と同様の
駆動がなされるBの表示期間である。ここではB情報の
光量はGの場合より大きいので時刻trv2で液晶にか
かる電圧は閾値を越える。そして、光源の点灯が終了す
る時刻toff2までの期間液晶素子はB光を透過する
ので、観察者は最大明状態に最も近い中間レベルB光を
認識する。各色の光源104の点灯時間のデューティー
は、各色毎の周期の2分の1以下、全色の周期の6分の
1以下であるため、重なり時間の最大デューティーも各
色毎の周期の2分の1以下、全色の周期の6分の1以下
になる。
駆動がなされるBの表示期間である。ここではB情報の
光量はGの場合より大きいので時刻trv2で液晶にか
かる電圧は閾値を越える。そして、光源の点灯が終了す
る時刻toff2までの期間液晶素子はB光を透過する
ので、観察者は最大明状態に最も近い中間レベルB光を
認識する。各色の光源104の点灯時間のデューティー
は、各色毎の周期の2分の1以下、全色の周期の6分の
1以下であるため、重なり時間の最大デューティーも各
色毎の周期の2分の1以下、全色の周期の6分の1以下
になる。
【0090】以上のように、本実施例では、Vflcが
閾値を越えるタイミングを階調情報に応じて変化させ
る。そして、光源が点灯している期間を、最小レベルの
透過状態に対応した階調情報の入力があった場合に、液
晶素子の透過期間(オン期間)と光源の点灯期間とが重
ならないように、光源の消灯時刻を設定する。具体的
に、ここでは各色の表示期間を30マイクロ秒、光源の
連続点灯時間を15マイクロ秒より短く設定するとよ
い。
閾値を越えるタイミングを階調情報に応じて変化させ
る。そして、光源が点灯している期間を、最小レベルの
透過状態に対応した階調情報の入力があった場合に、液
晶素子の透過期間(オン期間)と光源の点灯期間とが重
ならないように、光源の消灯時刻を設定する。具体的
に、ここでは各色の表示期間を30マイクロ秒、光源の
連続点灯時間を15マイクロ秒より短く設定するとよ
い。
【0091】こうして本実施例では、明るさの最小レベ
ルから明るさの最大レベルまでの範囲のなかから所望の
中間状態を得ることができる。また、液晶にかかる電圧
が基準電位を基準に正負対称になるので液晶にかかるD
C成分が実質的に0になり、液晶素子の劣化を抑制でき
る。
ルから明るさの最大レベルまでの範囲のなかから所望の
中間状態を得ることができる。また、液晶にかかる電圧
が基準電位を基準に正負対称になるので液晶にかかるD
C成分が実質的に0になり、液晶素子の劣化を抑制でき
る。
【0092】(実施例2)図12は光学変調素子の駆動
方法を説明する為の模式図である。201は一対の電極
を有する基板の間に液晶を配置した反射型の液晶素子、
204は光源を駆動する光源駆動回路、Cpcは容量素
子、Rpcは抵抗素子、Vdは駆動電圧源である。このシ
ステムは抵抗素子Rpcに階調情報が入力されることで抵
抗値が変化する回路となっている。
方法を説明する為の模式図である。201は一対の電極
を有する基板の間に液晶を配置した反射型の液晶素子、
204は光源を駆動する光源駆動回路、Cpcは容量素
子、Rpcは抵抗素子、Vdは駆動電圧源である。このシ
ステムは抵抗素子Rpcに階調情報が入力されることで抵
抗値が変化する回路となっている。
【0093】用いる液晶の特性は図9の(a)のような
ものとする。
ものとする。
【0094】図13は、図12の駆動のタイミングチャ
ートであり、Vs1は電源Vdの印加タイミングを、V
1cは液晶にかかる電圧を、Tranは液晶素子の反射
率を、204は光源の点灯タイミングを、205は観察
者が認識する透過光量を示している。1はRpcの値が低
い場合、mはRpcの値が中間レベルの場合、nはRpcの
値が高い場合を示しそれぞれアナログ階調情報に対応し
ている。
ートであり、Vs1は電源Vdの印加タイミングを、V
1cは液晶にかかる電圧を、Tranは液晶素子の反射
率を、204は光源の点灯タイミングを、205は観察
者が認識する透過光量を示している。1はRpcの値が低
い場合、mはRpcの値が中間レベルの場合、nはRpcの
値が高い場合を示しそれぞれアナログ階調情報に対応し
ている。
【0095】まず、時刻tonにVdが液晶素子に与え
られると液晶にかかる電圧V1cが閾値を充分に越える
電圧V1となる。同時に液晶素子は最大の反射率にな
る。
られると液晶にかかる電圧V1cが閾値を充分に越える
電圧V1となる。同時に液晶素子は最大の反射率にな
る。
【0096】時刻toffでは電圧Vdが解除されるの
で、液晶への印加電圧V1cは抵抗値Rpcに応じて徐々
に低下し、あるタイミングで閾値を下回る。このタイミ
ングは階調情報に依存するので、1の場合は時刻t
x1で、mの場合は時刻tx2で、nの場合は時刻tx3で反
射率Tranが最小になる。ここで光源は時刻tx1で点
灯を開始し、時刻tx3で消灯するように設定されている
ので、1、m、nに対応した反射光量は205Tに示す
ようになる。このように点灯時間を設定すると中間調表
示の直線性が優れたものとなる。
で、液晶への印加電圧V1cは抵抗値Rpcに応じて徐々
に低下し、あるタイミングで閾値を下回る。このタイミ
ングは階調情報に依存するので、1の場合は時刻t
x1で、mの場合は時刻tx2で、nの場合は時刻tx3で反
射率Tranが最小になる。ここで光源は時刻tx1で点
灯を開始し、時刻tx3で消灯するように設定されている
ので、1、m、nに対応した反射光量は205Tに示す
ようになる。このように点灯時間を設定すると中間調表
示の直線性が優れたものとなる。
【0097】以上のように、本実施例では、V1cが閾
値を下回るタイミングを階調情報に応じて変化させる。
そして、光源が点灯している期間を、最小レベルの反射
状態に対応した階調情報の入力があった場合に、液晶素
子の反射期間(オン期間)と光源の点灯期間とが重なら
ないように、光源の点灯時間を設定する。
値を下回るタイミングを階調情報に応じて変化させる。
そして、光源が点灯している期間を、最小レベルの反射
状態に対応した階調情報の入力があった場合に、液晶素
子の反射期間(オン期間)と光源の点灯期間とが重なら
ないように、光源の点灯時間を設定する。
【0098】こうして本実施例では、明るさの最小レベ
ル1から明るさの最大レベルnまでの範囲のなかから所
望の中間反射状態を得ることができる。
ル1から明るさの最大レベルnまでの範囲のなかから所
望の中間反射状態を得ることができる。
【0099】(実施例3)図14は光学変調素子の駆動
方法を説明する為の模式図である。301は一対の電極
を有する基板の間に液晶を配置した反射型の液晶素子、
304は光源を駆動する光源駆動回路、Cpcは容量素
子、Rpcは抵抗素子、Vvは駆動電圧源、Vsoは駆動電
圧源Vvからの電圧信号の供給をオン・オフするスイッ
チである。このシステムは駆動電圧源からの供給電圧信
号がアナログ階調情報となっている。
方法を説明する為の模式図である。301は一対の電極
を有する基板の間に液晶を配置した反射型の液晶素子、
304は光源を駆動する光源駆動回路、Cpcは容量素
子、Rpcは抵抗素子、Vvは駆動電圧源、Vsoは駆動電
圧源Vvからの電圧信号の供給をオン・オフするスイッ
チである。このシステムは駆動電圧源からの供給電圧信
号がアナログ階調情報となっている。
【0100】用いる液晶の特性は図9の(a)のような
ものとする。
ものとする。
【0101】図15は、図14の駆動のタイミングチャ
ートであり、Vsoは階調信号の印加タイミングを、V
1cは液晶にかかる電圧を、Tranは液晶素子の反射
率を、304は光源の点灯タイミングを、305は観察
者が認識する透過光量を示している。1は階調信号の電
圧値V1が低い場合、mは階調信号の電圧値Vmが中間
レベルの場合、nは階調信号の電圧値Vnが高い場合を
それぞれ示している。
ートであり、Vsoは階調信号の印加タイミングを、V
1cは液晶にかかる電圧を、Tranは液晶素子の反射
率を、304は光源の点灯タイミングを、305は観察
者が認識する透過光量を示している。1は階調信号の電
圧値V1が低い場合、mは階調信号の電圧値Vmが中間
レベルの場合、nは階調信号の電圧値Vnが高い場合を
それぞれ示している。
【0102】まず、時刻tonにVvが液晶素子に与え
られると液晶にかかる電圧V1cが閾値を充分に越える
電圧V1、Vm、Vnとなる。同時に液晶素子は最大の
反射率になる。
られると液晶にかかる電圧V1cが閾値を充分に越える
電圧V1、Vm、Vnとなる。同時に液晶素子は最大の
反射率になる。
【0103】時刻toffでは電圧Vvが解除されるの
で、液晶への印加電圧V1cは電圧Vv3に応じて徐々
に低下し、あるタイミングで閾値を下回る。このタイミ
ングは階調情報に依存するので、1の場合は時刻t
x1で、mの場合は時刻tx2で、nの場合は時刻tx3で液
晶素子の反射率Tranが最小の状態に遷移するように
なる。ここで光源は時刻tx1で点灯を開始し、時刻tx3
で消灯するように設定されているので、1、m、nに対
応した反射光量は305Tに示すようになる。
で、液晶への印加電圧V1cは電圧Vv3に応じて徐々
に低下し、あるタイミングで閾値を下回る。このタイミ
ングは階調情報に依存するので、1の場合は時刻t
x1で、mの場合は時刻tx2で、nの場合は時刻tx3で液
晶素子の反射率Tranが最小の状態に遷移するように
なる。ここで光源は時刻tx1で点灯を開始し、時刻tx3
で消灯するように設定されているので、1、m、nに対
応した反射光量は305Tに示すようになる。
【0104】以上のように、本実施例では、V1cが閾
値を下回るタイミングを階調情報に応じて変化させる。
そして、光源が点灯している期間を、最小レベルの反射
状態に対応した階調情報の入力があった場合に、液晶素
子の反射期間(オン期間)と光源の点灯期間とが重なら
ないように、光源の点灯時刻を設定する。
値を下回るタイミングを階調情報に応じて変化させる。
そして、光源が点灯している期間を、最小レベルの反射
状態に対応した階調情報の入力があった場合に、液晶素
子の反射期間(オン期間)と光源の点灯期間とが重なら
ないように、光源の点灯時刻を設定する。
【0105】こうして本実施例では、明るさの最小レベ
ル1から明るさの最大レベルnまでの範囲のなかから所
望の中間的反射状態を得ることができる。
ル1から明るさの最大レベルnまでの範囲のなかから所
望の中間的反射状態を得ることができる。
【0106】(実施例4)図16は光学変調素子の駆動
方法を説明する為の模式図である。401は一対の電極
を有する基板の間に反強誘電性のカイラルスメクチック
液晶を配置した反射型の液晶素子、404は光源を駆動
する光源駆動回路、Cpcは容量素子、Rpcは抵抗素子、
Vvは駆動電圧源、Vsoは駆動電圧源Vvからの電圧
信号の供給をオン・オフするスイッチである。このシス
テムは駆動電圧源からの供給電圧信号がアナログ階調情
報となっている。405は観察者を示す。
方法を説明する為の模式図である。401は一対の電極
を有する基板の間に反強誘電性のカイラルスメクチック
液晶を配置した反射型の液晶素子、404は光源を駆動
する光源駆動回路、Cpcは容量素子、Rpcは抵抗素子、
Vvは駆動電圧源、Vsoは駆動電圧源Vvからの電圧
信号の供給をオン・オフするスイッチである。このシス
テムは駆動電圧源からの供給電圧信号がアナログ階調情
報となっている。405は観察者を示す。
【0107】用いるカイラルスメクティック液晶の特性
は図9の(a)のようなものとする。
は図9の(a)のようなものとする。
【0108】図17は、図16の駆動のタイミングチャ
ートであり、Vsoは階調信号の印加タイミングを、V
af1cは液晶にかかる電圧を、Tranは液晶素子の
反射率を、404は光源の点灯タイミングを、405は
観察者が認識する透過光量を示している。1は階調信号
の電圧値が低い場合、mは階調信号の電圧値が中間レベ
ルの場合、nは階調信号の電圧値が高い場合を示しそれ
ぞれ示している。
ートであり、Vsoは階調信号の印加タイミングを、V
af1cは液晶にかかる電圧を、Tranは液晶素子の
反射率を、404は光源の点灯タイミングを、405は
観察者が認識する透過光量を示している。1は階調信号
の電圧値が低い場合、mは階調信号の電圧値が中間レベ
ルの場合、nは階調信号の電圧値が高い場合を示しそれ
ぞれ示している。
【0109】まず、時刻tonにVvが液晶素子に与え
られると液晶にかかる電圧Vaf1cが閾値を充分に越
える電圧V1、Vm、Vnとなる。同時に液晶素子は最
大の反射率になる。
られると液晶にかかる電圧Vaf1cが閾値を充分に越
える電圧V1、Vm、Vnとなる。同時に液晶素子は最
大の反射率になる。
【0110】時刻toffでは電圧Vvが解除されるの
で、液晶への印加電圧Vaf1cは電圧Vvに応じて徐
々に低下し、あるタイミングで閾値を下回る。このタイ
ミングは階調情報に依存するので、1の場合は時刻tx1
で、mの場合は時刻tx2で、nの場合は時刻tx3で液晶
素子の反射率Tranが最小に遷移するようになる。こ
こで光源は時刻tx1で点灯を開始し、時刻tx3で消灯す
るように設定されているので、1、m、nに対応した反
射光量は405Tに示すようになる。
で、液晶への印加電圧Vaf1cは電圧Vvに応じて徐
々に低下し、あるタイミングで閾値を下回る。このタイ
ミングは階調情報に依存するので、1の場合は時刻tx1
で、mの場合は時刻tx2で、nの場合は時刻tx3で液晶
素子の反射率Tranが最小に遷移するようになる。こ
こで光源は時刻tx1で点灯を開始し、時刻tx3で消灯す
るように設定されているので、1、m、nに対応した反
射光量は405Tに示すようになる。
【0111】一周期(Prd1、Prd2)を30分の
1秒以下とし、光源の連続点灯時間を長くとも60分の
1秒以下とするとより好ましい。
1秒以下とし、光源の連続点灯時間を長くとも60分の
1秒以下とするとより好ましい。
【0112】本実施例が図14、図15に示す実施例と
異なる点は、反強誘電性液晶を用いている為に期間Pr
d2において、前の期間Prd1と極性が反転した電圧
Vvを印加することである。反強誘電性液晶を用いてい
る為にヒステリシスにより閾値Vth1とVth2の2つに
なり、また、電圧Vvの極性が反転しても液晶の配向状
態はTranに示すとおり同一である。カイラルスメク
ティック液晶はは2つの分子配向状態間の遷移の速度
(スイッチング速度)が早いので本発明に用いる液晶と
して最適である。
異なる点は、反強誘電性液晶を用いている為に期間Pr
d2において、前の期間Prd1と極性が反転した電圧
Vvを印加することである。反強誘電性液晶を用いてい
る為にヒステリシスにより閾値Vth1とVth2の2つに
なり、また、電圧Vvの極性が反転しても液晶の配向状
態はTranに示すとおり同一である。カイラルスメク
ティック液晶はは2つの分子配向状態間の遷移の速度
(スイッチング速度)が早いので本発明に用いる液晶と
して最適である。
【0113】以上のように、本実施例では、Vaf1c
が閾値を下回るタイミングを階調情報に応じて変化させ
る。そして、光源が点灯している期間を、最小レベルの
反射状態に対応した階調情報の入力があった場合に、液
晶素子の反射期間(オン期間)と光源の点灯期間とが重
ならないように、光源の点灯時刻を設定する。
が閾値を下回るタイミングを階調情報に応じて変化させ
る。そして、光源が点灯している期間を、最小レベルの
反射状態に対応した階調情報の入力があった場合に、液
晶素子の反射期間(オン期間)と光源の点灯期間とが重
ならないように、光源の点灯時刻を設定する。
【0114】本発明は上述した各例における光学変調手
段即ち、光シャッターや光反射手段を、多数の光学変調
要素が2次元状に配された構成や該要素の配列が連続し
たものを採用する。
段即ち、光シャッターや光反射手段を、多数の光学変調
要素が2次元状に配された構成や該要素の配列が連続し
たものを採用する。
【0115】具体的には画素が多数マトリクス上に配さ
れたパネルやマイクロミラーが多数マトリクス状に配さ
れたDMDである。該画素が連続したものとして特開昭
59−216126号公報に開示されている素子を用い
ることができる。この素子は電極を画素毎にパターニン
グしていない光書込み型の素子であり、2次元の画像を
扱える素子である。
れたパネルやマイクロミラーが多数マトリクス状に配さ
れたDMDである。該画素が連続したものとして特開昭
59−216126号公報に開示されている素子を用い
ることができる。この素子は電極を画素毎にパターニン
グしていない光書込み型の素子であり、2次元の画像を
扱える素子である。
【0116】次に本発明による光学光変調装置としての
画像表示装置の駆動法について説明する。
画像表示装置の駆動法について説明する。
【0117】図18は本発明の実施例による画像表示装
置用の光学変調素子の断面図である。
置用の光学変調素子の断面図である。
【0118】図19はその素子に用いられるカイラルス
メクティック液晶の分子配向を示す図である。
メクティック液晶の分子配向を示す図である。
【0119】図20はその液晶分子の電気光学特性を示
す図である。
す図である。
【0120】図21はその動作を示すタイミングチャー
トである。
トである。
【0121】図18に示す素子は所謂反射型の液晶パネ
ルであり、透明基板511の上に透明電極512が形成
され、その上に感光層としての光導電層513が設けら
れ、その上に反射層としての誘電体多層膜514が設け
られている。他方の透明基板516の上には透明電極5
15が設けられている。これら両基板の間には、光学変
調物質としてのカイラルスメクティック液晶517が配
されている。522は偏光素子である。不図示であるが
電極515と反射層514の液晶界面には、液晶分子を
配列させる配向膜が設けられている。Vextは電極5
12、515に電圧を印加する為の電圧印加手段、52
1はリセット光、518は階調情報を含む書き込み光、
519は変調された階調情報即ち画像を読み出す為の読
み出し光である。
ルであり、透明基板511の上に透明電極512が形成
され、その上に感光層としての光導電層513が設けら
れ、その上に反射層としての誘電体多層膜514が設け
られている。他方の透明基板516の上には透明電極5
15が設けられている。これら両基板の間には、光学変
調物質としてのカイラルスメクティック液晶517が配
されている。522は偏光素子である。不図示であるが
電極515と反射層514の液晶界面には、液晶分子を
配列させる配向膜が設けられている。Vextは電極5
12、515に電圧を印加する為の電圧印加手段、52
1はリセット光、518は階調情報を含む書き込み光、
519は変調された階調情報即ち画像を読み出す為の読
み出し光である。
【0122】この素子の等価回路は前述した図6と同じ
である。
である。
【0123】図19のAは液晶分子MOLが第1の配向
状態にある様子を、Bは第2の配向状態にある様子を示
す。第1の配向状態Aにある液晶に電圧+Vuを印加す
ると、液晶は第2の配向状態に遷移する。その後は電圧
を0即ち無電界状態としても液晶は状態Bのままであ
る。次に電圧−Vuを印加すると液晶は状態Aに遷移し
電界を解除しても状態Aを保つ。このような遷移は、液
晶の反転あるいはスイッチングと呼ばれる。そして、各
状態A、Bは安定状態である為にこの液晶はメモリ性を
もつ。
状態にある様子を、Bは第2の配向状態にある様子を示
す。第1の配向状態Aにある液晶に電圧+Vuを印加す
ると、液晶は第2の配向状態に遷移する。その後は電圧
を0即ち無電界状態としても液晶は状態Bのままであ
る。次に電圧−Vuを印加すると液晶は状態Aに遷移し
電界を解除しても状態Aを保つ。このような遷移は、液
晶の反転あるいはスイッチングと呼ばれる。そして、各
状態A、Bは安定状態である為にこの液晶はメモリ性を
もつ。
【0124】これらの状態A、Bは光学的に異なる状態
である為に適宜偏光素子と組合せれば、一方の状態を光
透過率が最大の状態、他方を光透過率が最小の状態とす
ることができる。ここでは、印加電圧の飽和値が液晶の
反転閾値とほぼ同じとしてVuを設定している。
である為に適宜偏光素子と組合せれば、一方の状態を光
透過率が最大の状態、他方を光透過率が最小の状態とす
ることができる。ここでは、印加電圧の飽和値が液晶の
反転閾値とほぼ同じとしてVuを設定している。
【0125】この素子の動作を説明する。動作の本質を
わかりやすく説明するため、液晶層の容量Cf1cと光
導電層の容量Cpcは等しい容量、液晶層の抵抗成分は無
限大、反射層のインピーダンスは0とする。図21の5
21Tは光導電層513に照射されるリセット光の、5
18Tは光導電層513に照射され、階調情報により強
度が変化する書き込み光の照射タイミングを示す。Ve
xtは素子両端の透明電極512、515間に印加され
る交流電圧、Vflcは液晶層517両端に分圧印加さ
れる実効電圧を示す。+Vuと−Vuは図20に示すよ
うに液晶が第1から第2へ、あるいは第2から第1の配
向状態に反転する電圧である。TranはFLCの配向
状態を示すが、ここでは、第1の配向状態が最小透過率
となる暗状態、第2の配向状態が最大透過率となる明状
態になるように偏光子検光子からなる偏光素子の位置関
係をセットしているものとする。504Tは液晶層51
7に照射する読み出し照射光の、505Tは液晶と偏光
子、検光子を介して反射層で反射されて取り出される取
り出し光である。
わかりやすく説明するため、液晶層の容量Cf1cと光
導電層の容量Cpcは等しい容量、液晶層の抵抗成分は無
限大、反射層のインピーダンスは0とする。図21の5
21Tは光導電層513に照射されるリセット光の、5
18Tは光導電層513に照射され、階調情報により強
度が変化する書き込み光の照射タイミングを示す。Ve
xtは素子両端の透明電極512、515間に印加され
る交流電圧、Vflcは液晶層517両端に分圧印加さ
れる実効電圧を示す。+Vuと−Vuは図20に示すよ
うに液晶が第1から第2へ、あるいは第2から第1の配
向状態に反転する電圧である。TranはFLCの配向
状態を示すが、ここでは、第1の配向状態が最小透過率
となる暗状態、第2の配向状態が最大透過率となる明状
態になるように偏光子検光子からなる偏光素子の位置関
係をセットしているものとする。504Tは液晶層51
7に照射する読み出し照射光の、505Tは液晶と偏光
子、検光子を介して反射層で反射されて取り出される取
り出し光である。
【0126】まず、t50からt51の間はリセット期間で
ある。Vextとして電位−V1 が与えられ、リセット
光が光導電層に照射される。リセット光によって、光導
電層に光キャリア(電子正孔対)が発生し、光導電層に
分圧印加されていた電界によって電子正孔は分離して逆
方向に走行し、液晶層517を挟んで向かい合うように
なる。この動作によってVflcは電位−V1 に近づい
ていく。図6の等価回路で説明すると、光導電効果によ
って光導電層内の抵抗成分が低下して自己放電が起こっ
て光導電層に分圧印加されていた電位が低下し、Vfl
cが−V1 に近づいていくと考えてもよい。リセット光
が十分な光強度を有すると、前の状態にかかわらず、t
51の時点までにVflcは−V1 似リセットされ、また
液晶は第1の配向状態(暗)が確保される。t51にてリ
セット光を消し、Vextを+V2 にする。その時Vf
lcの電位は、1:1の容量分割によってV3 =V1 +
(V2 −(−V1 ))/2の電位に変化する。第1周期
のように書き込み光を照射しなければ、t52までのVf
lcはV3 のままであり、V3 <Vuであるので液晶も
第1配向状態(暗)のままである。t52以降の期間はV
extの極性を反転して、t50からt52までと同じこと
を再度行う。これによって、Vflcは1周期内で積分
すると0即ちDC成分が0となり、安定的なFLC駆動
に必要とされる駆動波形のAC対称性が保証される。t
52からt53の間にVflcはVuを越して+V1 にリセ
ットされ、液晶は第2配向状態(明)となる。
ある。Vextとして電位−V1 が与えられ、リセット
光が光導電層に照射される。リセット光によって、光導
電層に光キャリア(電子正孔対)が発生し、光導電層に
分圧印加されていた電界によって電子正孔は分離して逆
方向に走行し、液晶層517を挟んで向かい合うように
なる。この動作によってVflcは電位−V1 に近づい
ていく。図6の等価回路で説明すると、光導電効果によ
って光導電層内の抵抗成分が低下して自己放電が起こっ
て光導電層に分圧印加されていた電位が低下し、Vfl
cが−V1 に近づいていくと考えてもよい。リセット光
が十分な光強度を有すると、前の状態にかかわらず、t
51の時点までにVflcは−V1 似リセットされ、また
液晶は第1の配向状態(暗)が確保される。t51にてリ
セット光を消し、Vextを+V2 にする。その時Vf
lcの電位は、1:1の容量分割によってV3 =V1 +
(V2 −(−V1 ))/2の電位に変化する。第1周期
のように書き込み光を照射しなければ、t52までのVf
lcはV3 のままであり、V3 <Vuであるので液晶も
第1配向状態(暗)のままである。t52以降の期間はV
extの極性を反転して、t50からt52までと同じこと
を再度行う。これによって、Vflcは1周期内で積分
すると0即ちDC成分が0となり、安定的なFLC駆動
に必要とされる駆動波形のAC対称性が保証される。t
52からt53の間にVflcはVuを越して+V1 にリセ
ットされ、液晶は第2配向状態(明)となる。
【0127】さて、第2周期では書き込み光が照射され
る。この書き込み光はリセット光ほどの強度ではないが
時定数より遅いが、VflcがVextに近づいてい
く。書き込み光強度がある程度強いと、t51からt52の
間のT=tx1にVflcがVuを越えるようになり、こ
の時点で液晶が第1の配向状態から第2の配向状態に反
転する。第3周期のように書き込み光を更に強くなると
tx1はt51に近づき、早い時刻に第2配向状態に転ずる
ようになる。第2、第3周期ともt53からt54(次の周
期のt50)の間はt51からt52間に照射したときと同等
の書き込み光を照射するので、tx2にVflcは−Vu
を下回り、液晶が第1配向状態(暗)に戻る。第1、第
2第3周期いずれも、VflcのAC対称性は確保され
ており、また各周期内で液晶は第1配向状態と第2配向
状態が50%ずつの時間である。書き込み光強度が強く
なるに従い、FLCの第2の配向状態の位相が前にずれ
ていく。こうした液晶動作に対して、各周期におけるt
51からt52の期間に読み出し光を照射すると観察者は、
読み出し光の照射時間とFLCの第2の配向状態(明)
の重なり時間だけ光を観察することになる。第1周期で
は光を取り出せないが、書き込み光強度が強まるに従
い、第2、第3周期のように重なり時間も増え、取り出
し光束数も増える。各周期が人間の目のフリッカ周波数
以下の時間(例えば60分の1秒)であるならば、観察
者の目には、光強度の変化として観察されることにな
る。
る。この書き込み光はリセット光ほどの強度ではないが
時定数より遅いが、VflcがVextに近づいてい
く。書き込み光強度がある程度強いと、t51からt52の
間のT=tx1にVflcがVuを越えるようになり、こ
の時点で液晶が第1の配向状態から第2の配向状態に反
転する。第3周期のように書き込み光を更に強くなると
tx1はt51に近づき、早い時刻に第2配向状態に転ずる
ようになる。第2、第3周期ともt53からt54(次の周
期のt50)の間はt51からt52間に照射したときと同等
の書き込み光を照射するので、tx2にVflcは−Vu
を下回り、液晶が第1配向状態(暗)に戻る。第1、第
2第3周期いずれも、VflcのAC対称性は確保され
ており、また各周期内で液晶は第1配向状態と第2配向
状態が50%ずつの時間である。書き込み光強度が強く
なるに従い、FLCの第2の配向状態の位相が前にずれ
ていく。こうした液晶動作に対して、各周期におけるt
51からt52の期間に読み出し光を照射すると観察者は、
読み出し光の照射時間とFLCの第2の配向状態(明)
の重なり時間だけ光を観察することになる。第1周期で
は光を取り出せないが、書き込み光強度が強まるに従
い、第2、第3周期のように重なり時間も増え、取り出
し光束数も増える。各周期が人間の目のフリッカ周波数
以下の時間(例えば60分の1秒)であるならば、観察
者の目には、光強度の変化として観察されることにな
る。
【0128】また、t51〜t52間ではなく、t53〜t54
期間に読み出し比を照射するようにすれば、書き込み光
強度を強めるに従い、重なり時間が減り取り出し光束数
は減少する。すなわち、書き込み光と取り出し光とでネ
ガポジ変換ができることになる。書き込み光は2次状の
面状に広がりをもつので書き込み光強度によって面内電
位分布をつくることができ、2次元の光書き込み読み出
しが可能ないわゆる光書き込み型空間光変調素子を構成
することができる。これを用いるとモノクロフィルムビ
ューワが構成できる。
期間に読み出し比を照射するようにすれば、書き込み光
強度を強めるに従い、重なり時間が減り取り出し光束数
は減少する。すなわち、書き込み光と取り出し光とでネ
ガポジ変換ができることになる。書き込み光は2次状の
面状に広がりをもつので書き込み光強度によって面内電
位分布をつくることができ、2次元の光書き込み読み出
しが可能ないわゆる光書き込み型空間光変調素子を構成
することができる。これを用いるとモノクロフィルムビ
ューワが構成できる。
【0129】図22は本発明による光書き込み型空間変
調素子をもちいて画像表示装置としてのフルカラーフィ
ルムビューワを構成したシステム構成図である。
調素子をもちいて画像表示装置としてのフルカラーフィ
ルムビューワを構成したシステム構成図である。
【0130】書き込み側の光源にはR、G、Bの3色の
発光ダイオード(LED)を各色用意する。
発光ダイオード(LED)を各色用意する。
【0131】530RはRの書き込み光源用LED、5
30GはGの書き込み光源用LED、530BはBの書
き込み光源用LED、535はリセット光源、531は
Rの反射面、Bの反射面をもつ3色混合プリズムであ
る。536が光変調素子、532、534はレンズ、5
33はフィルム、537はプリズムである。539Rは
Rのよみだし光源用LED、539GはGのよみだし光
源用LED、539BはBの読み出し光源用LED、5
38はRの反射面、Bの反射面をもつ3色混合プリズム
である。
30GはGの書き込み光源用LED、530BはBの書
き込み光源用LED、535はリセット光源、531は
Rの反射面、Bの反射面をもつ3色混合プリズムであ
る。536が光変調素子、532、534はレンズ、5
33はフィルム、537はプリズムである。539Rは
Rのよみだし光源用LED、539GはGのよみだし光
源用LED、539BはBの読み出し光源用LED、5
38はRの反射面、Bの反射面をもつ3色混合プリズム
である。
【0132】動作を示すタイミングチャートを図23に
示す。
示す。
【0133】上述した各周期を1/(フリッカ周波数×
3)=約5mS以下に設定し、書き込み光源をRGB1
周期ずつ順次点灯する。読み出し側の光源にもRGBの
LEDを各色用意し、書き込み側と同じ色を順次点灯す
る。フィルム533は映像情報をもっており、ここで
は、Rが0%、Gが50%、Bが100%の透過率をも
つ階調情報が含まれている。
3)=約5mS以下に設定し、書き込み光源をRGB1
周期ずつ順次点灯する。読み出し側の光源にもRGBの
LEDを各色用意し、書き込み側と同じ色を順次点灯す
る。フィルム533は映像情報をもっており、ここで
は、Rが0%、Gが50%、Bが100%の透過率をも
つ階調情報が含まれている。
【0134】3周期の間に目には加色混合され、フルカ
ラーで見えることになる。
ラーで見えることになる。
【0135】上述したように、読み出し光源の点灯ライ
ミングを切り替えるだけで、フィルム533としてはポ
ジフィルムにもネガフィルムにも対応できる。
ミングを切り替えるだけで、フィルム533としてはポ
ジフィルムにもネガフィルムにも対応できる。
【0136】また、フィルム533のかわりにカラーフ
ィルタつき透過型液晶TVを配置し、読み出し光源をよ
り明るいハロゲンランプ+色回転フィルタを用いれば、
動画プロジェクタにもなる。
ィルタつき透過型液晶TVを配置し、読み出し光源をよ
り明るいハロゲンランプ+色回転フィルタを用いれば、
動画プロジェクタにもなる。
【0137】なお、単色書き込みの場合でモノクロOH
Pを構成する場合など、特定の画素エリアに書き込まれ
る書き込み光量が変化しない場合はリセット光は必ずし
も必要ではない。
Pを構成する場合など、特定の画素エリアに書き込まれ
る書き込み光量が変化しない場合はリセット光は必ずし
も必要ではない。
【0138】またリセット光を用いる場合、ある強度以
上であればよいのでリセット期間に書き込みが重畳され
ていても問題ない。
上であればよいのでリセット期間に書き込みが重畳され
ていても問題ない。
【0139】以下図24以降の図を参照して本発明の更
に別の実施例について説明する。
に別の実施例について説明する。
【0140】画像表示装置の光学的システム構成は図2
2に示すものと同じであり、光学変調素子の構成は図1
8に示すものと同じであるので、説明は省略する。
2に示すものと同じであり、光学変調素子の構成は図1
8に示すものと同じであるので、説明は省略する。
【0141】(実施例6)図24は本実施例による光学
変調素子を用いた画像表示装置の駆動法を示すタイミン
グチャートである。
変調素子を用いた画像表示装置の駆動法を示すタイミン
グチャートである。
【0142】基本的な動作は図21に示した実施例と同
じであるが、異なる点は、書き込み光は518Tに示す
ように各周期の書き込み期間の前半であるt61〜t62期
間にのみ照射しそれ以外の期間(後半)はオフにしてお
くことである。期間t64〜t65に照射される光は読み出
しには寄与していない。そして、書き込み期間の後半で
あるt62〜t63の期間には均一なバイアス光を照射する
(505T)。階調情報を含む書き込み光が0の場合は
第1周期のように、液晶にかかる電圧は−V6でt61〜
t62の期間中一定である。次にバイアス光がt62時刻に
照射されると光導電層の低抵抗化により液晶にかかる電
圧は正方向に大きくなっていく。ここで書き込み光が最
小値の場合は時刻t63になっても液晶のしきい値(+V
u)を越えないように、Rpc又はCpcの値の設定と、時
刻t3 のタイミングの設定とを合わせておく。よって第
1周期では書き込み光が最小つまり0である為、読み出
し光も最小つまり0である(505T)。
じであるが、異なる点は、書き込み光は518Tに示す
ように各周期の書き込み期間の前半であるt61〜t62期
間にのみ照射しそれ以外の期間(後半)はオフにしてお
くことである。期間t64〜t65に照射される光は読み出
しには寄与していない。そして、書き込み期間の後半で
あるt62〜t63の期間には均一なバイアス光を照射する
(505T)。階調情報を含む書き込み光が0の場合は
第1周期のように、液晶にかかる電圧は−V6でt61〜
t62の期間中一定である。次にバイアス光がt62時刻に
照射されると光導電層の低抵抗化により液晶にかかる電
圧は正方向に大きくなっていく。ここで書き込み光が最
小値の場合は時刻t63になっても液晶のしきい値(+V
u)を越えないように、Rpc又はCpcの値の設定と、時
刻t3 のタイミングの設定とを合わせておく。よって第
1周期では書き込み光が最小つまり0である為、読み出
し光も最小つまり0である(505T)。
【0143】t63以降次の周期のt60までの期間は反転
動作である。よって、この期間は読み出しの照射がない
ので、画像情報の再生はなされない。第2周期では書き
込み光が中間レベルである為、t61〜t62の期間に光導
電層の抵抗が減少し、液晶にも−V6 より正方向に高い
電圧がかかる。
動作である。よって、この期間は読み出しの照射がない
ので、画像情報の再生はなされない。第2周期では書き
込み光が中間レベルである為、t61〜t62の期間に光導
電層の抵抗が減少し、液晶にも−V6 より正方向に高い
電圧がかかる。
【0144】期間t62〜t63にバイアス光が照射される
時、第2周期では第1周期と異なり時刻t62の時液晶に
かかる初期電圧値が−V6 より高い為、読み出し光が照
射されている期間(t61〜t63)の期間の途中の時刻t
x1にVflcがしきい値+Vuを越える。よって、Tx1
〜t63の期間は液晶が最大透過率となる為(Tra
n)、読み出し光は素子の反射層により反射される。そ
して、読み出し光が反射されている期間(tx1〜t63)
が書き込み光量に従って変調される。t63以降は反転動
作である。
時、第2周期では第1周期と異なり時刻t62の時液晶に
かかる初期電圧値が−V6 より高い為、読み出し光が照
射されている期間(t61〜t63)の期間の途中の時刻t
x1にVflcがしきい値+Vuを越える。よって、Tx1
〜t63の期間は液晶が最大透過率となる為(Tra
n)、読み出し光は素子の反射層により反射される。そ
して、読み出し光が反射されている期間(tx1〜t63)
が書き込み光量に従って変調される。t63以降は反転動
作である。
【0145】第3周期では書き込み光が最大となってい
る(518T)。よって、バイアス光が照射される期間
(t62〜t63)の最初の時刻t62に液晶にかかる電圧V
flcがしきい値+Vuを越える。よって読み出し光が
照射される全期間(t62〜t63)中、液晶は最大透過率
となる。よって素子に入射した読み出し光は所定方向に
反射されるが、この反射光量の時間積分が最大となる。
る(518T)。よって、バイアス光が照射される期間
(t62〜t63)の最初の時刻t62に液晶にかかる電圧V
flcがしきい値+Vuを越える。よって読み出し光が
照射される全期間(t62〜t63)中、液晶は最大透過率
となる。よって素子に入射した読み出し光は所定方向に
反射されるが、この反射光量の時間積分が最大となる。
【0146】以上、説明したように、書き込み光の光量
に応じて読み出し光が反射される時間が決まるので、書
き込み光量がアナログ的に変化すればそれに追従して反
射時間もアナログ的に変化する。
に応じて読み出し光が反射される時間が決まるので、書
き込み光量がアナログ的に変化すればそれに追従して反
射時間もアナログ的に変化する。
【0147】又、期間t63〜t60は反転動作であり、こ
の期間には印加電圧Vextの極性が反転し、書き込み
光バイアス光は再び同じ光量照射される。これにより、
液晶にかかる実効電圧の一周期あたりの時間積分は0と
なるので、液晶の劣化を抑制できる。
の期間には印加電圧Vextの極性が反転し、書き込み
光バイアス光は再び同じ光量照射される。これにより、
液晶にかかる実効電圧の一周期あたりの時間積分は0と
なるので、液晶の劣化を抑制できる。
【0148】本実施例において、バイアス光の光量は、
光導電層の時定数と期間t60〜t63の長さとを考慮して
適宜決定される。バイアス光の光源はリセット光の光源
と同じでもよいし、別であってもよい。好ましくは、バ
イアス光の光源も、リセット光の光源も、それぞれ調光
手段をもち、独立して光量を設定できるようにするとよ
い。
光導電層の時定数と期間t60〜t63の長さとを考慮して
適宜決定される。バイアス光の光源はリセット光の光源
と同じでもよいし、別であってもよい。好ましくは、バ
イアス光の光源も、リセット光の光源も、それぞれ調光
手段をもち、独立して光量を設定できるようにするとよ
い。
【0149】尚、本実施例においては、一周期を30分
の1秒、t60〜t63までを60分の1秒くらいに設定す
るとちらつきが見られず良い中間調が表示できる。
の1秒、t60〜t63までを60分の1秒くらいに設定す
るとちらつきが見られず良い中間調が表示できる。
【0150】(実施例7)本実施例は上述した実施例6
において、読み出し光の光源と書き込み光の光源を独立
して点灯するR、G、B3色の光源とし、第1周期をR
の書き込み及び読み出し期間に、第2周期をGの書き込
み及び読み出し期間に、第3周期をBの書き込み及び読
み出し期間に、割り当てしてフルカラーの光変調による
画像再生を行う。
において、読み出し光の光源と書き込み光の光源を独立
して点灯するR、G、B3色の光源とし、第1周期をR
の書き込み及び読み出し期間に、第2周期をGの書き込
み及び読み出し期間に、第3周期をBの書き込み及び読
み出し期間に、割り当てしてフルカラーの光変調による
画像再生を行う。
【0151】(実施例8)図25は本実施例による光学
変調素子を用いた画像表示装置の駆動法を示すタイミン
グチャートである。
変調素子を用いた画像表示装置の駆動法を示すタイミン
グチャートである。
【0152】基本的な動作は図25に示す実施例と同じ
である。異なる点は、バイアス光を照射する動作に代え
て、素子への印加電圧Vextを経時変化させる(t72
〜t73)動作を行っている点である。
である。異なる点は、バイアス光を照射する動作に代え
て、素子への印加電圧Vextを経時変化させる(t72
〜t73)動作を行っている点である。
【0153】期間t70〜t71においてリセット光を照射
(721T)する。この時Vextは0である。
(721T)する。この時Vextは0である。
【0154】時刻t71にVextを液晶のしきい値電圧
+Vuにするが、光導電層への書き込み光は最小(0)
の為、液晶にかかる電圧Vflcは+Vuuとなる。光
導電層の容量と液晶の容量とが同一であれば+Vuuは
+Vuの2分の1となる。
+Vuにするが、光導電層への書き込み光は最小(0)
の為、液晶にかかる電圧Vflcは+Vuuとなる。光
導電層の容量と液晶の容量とが同一であれば+Vuuは
+Vuの2分の1となる。
【0155】時刻t72において、書き込み光を0とし、
素子への印加電圧Vextを+Vuから徐々に+Vem
まで時間とともに上昇させる。これに応じて液晶にかか
る電圧VflcもVextとともに上昇する。
素子への印加電圧Vextを+Vuから徐々に+Vem
まで時間とともに上昇させる。これに応じて液晶にかか
る電圧VflcもVextとともに上昇する。
【0156】ここで+Vemを+Vuの2倍に設定して
おけば、Vflcがしきい値+Vuを越えるのは時刻t
73となる。こうして期間t72〜t73では読み出し光が点
灯(704T)しているが、液晶の配向状態は遷移しな
い為に液晶は最大透過率を呈する配向状態とはならな
い。
おけば、Vflcがしきい値+Vuを越えるのは時刻t
73となる。こうして期間t72〜t73では読み出し光が点
灯(704T)しているが、液晶の配向状態は遷移しな
い為に液晶は最大透過率を呈する配向状態とはならな
い。
【0157】残りのt73〜t70の期間は反転動作であ
る。この動作中は読み出し光の照射がない為画像再生は
行われない。
る。この動作中は読み出し光の照射がない為画像再生は
行われない。
【0158】第2周期は、中間調の書き込み光の照射
(718T)がなされた場合を示している。反転動作に
より時刻t70では液晶が光非透過状態となっている。V
ext=0により、Vflcは電圧レベル0に近づく。
(718T)がなされた場合を示している。反転動作に
より時刻t70では液晶が光非透過状態となっている。V
ext=0により、Vflcは電圧レベル0に近づく。
【0159】時刻t71では、Vextはしきい値+Vu
となり、読み出し光が点灯開始する(704T)。Ve
xtの印加によりVflcは上昇するがしきい値+Vu
には達しない。
となり、読み出し光が点灯開始する(704T)。Ve
xtの印加によりVflcは上昇するがしきい値+Vu
には達しない。
【0160】時刻T72になると、Vextは上昇し始め
る。これに伴ってVflcも上昇するので、Vflcは
時刻tx1にしきい値+Vuを越える。こうして、液晶は
最大透過率を呈する配向状態に遷移する。よってこの時
刻t72には点灯していた読み出し光が液晶層を通して反
射層で反射されるので画像が認識できる。そして書き込
み光量に応じて、読み出し光の反射時間tx1〜t73が変
調される。t73以降は反転動作である。
る。これに伴ってVflcも上昇するので、Vflcは
時刻tx1にしきい値+Vuを越える。こうして、液晶は
最大透過率を呈する配向状態に遷移する。よってこの時
刻t72には点灯していた読み出し光が液晶層を通して反
射層で反射されるので画像が認識できる。そして書き込
み光量に応じて、読み出し光の反射時間tx1〜t73が変
調される。t73以降は反転動作である。
【0161】第3周期は、書き込み光の光量が最大の場
合を示す。t70〜t71の期間の動作は各周期とも同じで
ある。
合を示す。t70〜t71の期間の動作は各周期とも同じで
ある。
【0162】時刻t71において照射される書き込み光量
により、時刻t72にはVflcがしきい値+Vuを越え
る。よって読み出し光の点灯期間t72〜t73中は、液晶
は最大透過率を呈する配向状態に遷移している。よって
読み出し光が素子にて反射される時間は最大(705
T)となる。
により、時刻t72にはVflcがしきい値+Vuを越え
る。よって読み出し光の点灯期間t72〜t73中は、液晶
は最大透過率を呈する配向状態に遷移している。よって
読み出し光が素子にて反射される時間は最大(705
T)となる。
【0163】以上、説明したように、書き込み光の光量
に応じて読み出し光が反射される時間が決まるので、書
き込み光量がアナログ的に変化すればそれに追従して反
射時間もアナログ的に変化する。
に応じて読み出し光が反射される時間が決まるので、書
き込み光量がアナログ的に変化すればそれに追従して反
射時間もアナログ的に変化する。
【0164】又、期間t73〜t70は反転動作であり、こ
の期間には印加電圧Vextの極性が反転し、書き込み
光バイアス光は再び同じ光量照射される。これにより、
液晶にかかる実効電圧の一周期あたりの時間積分は0と
なるので、液晶の劣化を抑制できる。
の期間には印加電圧Vextの極性が反転し、書き込み
光バイアス光は再び同じ光量照射される。これにより、
液晶にかかる実効電圧の一周期あたりの時間積分は0と
なるので、液晶の劣化を抑制できる。
【0165】本実施例において、Vextの時間変化率
は、光導電層の時定数と期間t71〜t73の長さ他を考慮
し適宜決定される。
は、光導電層の時定数と期間t71〜t73の長さ他を考慮
し適宜決定される。
【0166】尚、本実施例においては、一周期を30分
の1秒、t60〜t63までを60分の1秒くらいに設定す
るとちらつきが見られず良い中間調が表示できる。
の1秒、t60〜t63までを60分の1秒くらいに設定す
るとちらつきが見られず良い中間調が表示できる。
【0167】(実施例9)本実施例は上述した実施例8
において、読み出し光の光源と書き込み光の光源を独立
して点灯するR、G、B3色の光源とし、第1周期をR
の書き込み及び読み出し期間に、第2周期をGの書き込
み及び読み出し期間に、第3周期をBの書き込み及び読
み出し期間に、割り当てしてフルカラーの光変調による
画像再生を行う。
において、読み出し光の光源と書き込み光の光源を独立
して点灯するR、G、B3色の光源とし、第1周期をR
の書き込み及び読み出し期間に、第2周期をGの書き込
み及び読み出し期間に、第3周期をBの書き込み及び読
み出し期間に、割り当てしてフルカラーの光変調による
画像再生を行う。
【0168】(実施例10)図26は本発明の別の実施
例による光学変調装置としての画像表示装置の駆動法を
説明する為のタイミングチャートである。
例による光学変調装置としての画像表示装置の駆動法を
説明する為のタイミングチャートである。
【0169】階調情報を含む光信号に応じて読み出し光
がデューティー変調される様子が理解し易いように第1
乃至第3周期のそれぞれでは、書き込み光の光量を3つ
のレベルに変えている。
がデューティー変調される様子が理解し易いように第1
乃至第3周期のそれぞれでは、書き込み光の光量を3つ
のレベルに変えている。
【0170】第1周期の期間t80〜t81において、リセ
ット光が素子の光電変換層に照射される。この時、素子
の一対の電極間には正の最大波高値+Vmをもつリセッ
トパルスが印加されているので、液晶には素子の時定数
に応じた電圧が印加される。
ット光が素子の光電変換層に照射される。この時、素子
の一対の電極間には正の最大波高値+Vmをもつリセッ
トパルスが印加されているので、液晶には素子の時定数
に応じた電圧が印加される。
【0171】時刻t81において、リセット光の照射を止
めて素子の一対の電極間に第1の書き込みパルスとして
負の最大波高値−Vmをもつパルスの印加が開始され
る。第1の書き込みパルスが印加される期間t81〜t82
は書き込み期間の前半である。
めて素子の一対の電極間に第1の書き込みパルスとして
負の最大波高値−Vmをもつパルスの印加が開始され
る。第1の書き込みパルスが印加される期間t81〜t82
は書き込み期間の前半である。
【0172】第1周期は最低の階調レベルの書き込み光
(818T)が照射される場合を示しているので期間t
81〜t82に液晶印加される電圧は−Vmには達しない
が、負のしきい値−Vuを越えてはいるので、液晶はオ
フに対応した配向となる(Tran)。
(818T)が照射される場合を示しているので期間t
81〜t82に液晶印加される電圧は−Vmには達しない
が、負のしきい値−Vuを越えてはいるので、液晶はオ
フに対応した配向となる(Tran)。
【0173】第2の書き込み用パルスが印加される期間
t82〜t83は書き込み期間の後半であるが、この時は書
き込み光(818T)の照射はない。代わりに階調情報
に依存しないバイアス光(850T)が光電変換層に照
射されるので、液晶に印加される電圧Vflcは、バイ
アス光がない場合に比べて早く立ち上がる。電圧Vfl
cがしきい値+Vuを越えると液晶はオンし、次に時刻
t83にてリセット電圧とリセット光の照射により電圧V
flcが電圧−Vmとなり液晶がオフになるまでの間光
を透過(又は反射)させる配向状態になる。読み出し光
(804T)を発する光源は時刻t82より若干早く点灯
開始し、少なくとも時刻t83までは点灯を続ける。
t82〜t83は書き込み期間の後半であるが、この時は書
き込み光(818T)の照射はない。代わりに階調情報
に依存しないバイアス光(850T)が光電変換層に照
射されるので、液晶に印加される電圧Vflcは、バイ
アス光がない場合に比べて早く立ち上がる。電圧Vfl
cがしきい値+Vuを越えると液晶はオンし、次に時刻
t83にてリセット電圧とリセット光の照射により電圧V
flcが電圧−Vmとなり液晶がオフになるまでの間光
を透過(又は反射)させる配向状態になる。読み出し光
(804T)を発する光源は時刻t82より若干早く点灯
開始し、少なくとも時刻t83までは点灯を続ける。
【0174】よって期間t82〜t83中において、液晶の
オン時間と読み出し光源の点灯時間との重なり時間(8
05T)が階調情報に応じてアナログデューティー変調
される。この例では、書き込み光(818T)の最低階
調レベルにおいて、変調された読み出し光(805T)
の最大階調レベルが得られるので、書き込み光量と読み
出し光量の階調レベルは反転している。
オン時間と読み出し光源の点灯時間との重なり時間(8
05T)が階調情報に応じてアナログデューティー変調
される。この例では、書き込み光(818T)の最低階
調レベルにおいて、変調された読み出し光(805T)
の最大階調レベルが得られるので、書き込み光量と読み
出し光量の階調レベルは反転している。
【0175】本例では、最大波高値(−Vm)のパルス
を印加する期間t81〜t82に光情報を書き込む。この期
間t81〜t82では高い電圧が外部から素子に印加される
ので、光電変換層にも高い電圧がかかっており、この場
合に光が光電変換層に入射すると液晶にかかる電圧変化
も大きくなる。こうして変調電圧範囲が拡くなるので、
階調レベルの数を増やすことが容易に出来る。
を印加する期間t81〜t82に光情報を書き込む。この期
間t81〜t82では高い電圧が外部から素子に印加される
ので、光電変換層にも高い電圧がかかっており、この場
合に光が光電変換層に入射すると液晶にかかる電圧変化
も大きくなる。こうして変調電圧範囲が拡くなるので、
階調レベルの数を増やすことが容易に出来る。
【0176】本例も前述したいくつかの実施例と同様に
各周期において変調期間である前半(t80〜t83)とD
C成分キャンセル期間である後半(t83以降)とで素子
への印加電圧Vextを正負反転させて、DC成分を零
にしている。更に、リセット光(821T)、バイアス
光(850T)、書き込み光(818T)は、それぞれ
前半と同様に後半にも素子に照射される。この後半に照
射される各光は、変調には直接寄与しないダミー光であ
るが、液晶にかかる電圧Vflcをも、前半と後半にお
いて正負対称にしてDC成分をほぼ零にする役目を果た
している。
各周期において変調期間である前半(t80〜t83)とD
C成分キャンセル期間である後半(t83以降)とで素子
への印加電圧Vextを正負反転させて、DC成分を零
にしている。更に、リセット光(821T)、バイアス
光(850T)、書き込み光(818T)は、それぞれ
前半と同様に後半にも素子に照射される。この後半に照
射される各光は、変調には直接寄与しないダミー光であ
るが、液晶にかかる電圧Vflcをも、前半と後半にお
いて正負対称にしてDC成分をほぼ零にする役目を果た
している。
【0177】勿論、図26の読み出し光照射期間を各周
期の後半に設定すれば、前半(t80〜t83)はDC成分
をキャンセルする為の期間となり、後半(t83以降)が
変調期間となる。
期の後半に設定すれば、前半(t80〜t83)はDC成分
をキャンセルする為の期間となり、後半(t83以降)が
変調期間となる。
【0178】リセット光の光量、バイアス光の光量、印
加電圧(Vext)等は光学変調素子の構成材料の物性
や、液晶や光電変換層の厚み、素子構造等に依存して適
当に調整出来るようにするとよい。
加電圧(Vext)等は光学変調素子の構成材料の物性
や、液晶や光電変換層の厚み、素子構造等に依存して適
当に調整出来るようにするとよい。
【0179】よって、システムを簡略化する場合には、
リセット光とバイアス光がなくても正常動作するよう
に、印加電圧Vextの各パルスの波高値を高めるとよ
い。
リセット光とバイアス光がなくても正常動作するよう
に、印加電圧Vextの各パルスの波高値を高めるとよ
い。
【0180】(実施例11)図27は本発明の実施例1
1による光学変調装置の駆動法を説明する為のタイミン
グチャートである。
1による光学変調装置の駆動法を説明する為のタイミン
グチャートである。
【0181】第1周期の初めにリセット光(535)を
光電変換物質に照射するとともに、外部からの負のリセ
ットパルスを印加する。こうして光学変調物質は、非透
過の光学状態となる。
光電変換物質に照射するとともに、外部からの負のリセ
ットパルスを印加する。こうして光学変調物質は、非透
過の光学状態となる。
【0182】続いて、外部から正の書き込みパルスVe
xtが印加されるが、光情報の光量が最低レベルである
為に、光学変調物質にかかる実効電圧は正のしきい値を
越えない。よって、赤色光(539R)が点灯しても読
み出し光は得られない。
xtが印加されるが、光情報の光量が最低レベルである
為に、光学変調物質にかかる実効電圧は正のしきい値を
越えない。よって、赤色光(539R)が点灯しても読
み出し光は得られない。
【0183】第2周期の初めにも、第1周期と同様にリ
セットパルスが印加される。続いて、書き込みパルスと
ともに、中間レベルの光量の光情報が光電変換物質に照
射されるので、光学変調物質には徐々に正方向に大きな
電圧が印加される。しきい値を越える時刻tx1では光学
状態が遷移するので、緑色光が読み出される。
セットパルスが印加される。続いて、書き込みパルスと
ともに、中間レベルの光量の光情報が光電変換物質に照
射されるので、光学変調物質には徐々に正方向に大きな
電圧が印加される。しきい値を越える時刻tx1では光学
状態が遷移するので、緑色光が読み出される。
【0184】第3周期は、青色光(539B)を読み出
す周期である。最高レベルの光量が光電変換物質に照射
されるので、光学変調物質に印加される電圧はリセット
後すぐにしきい値を越える。よって、最高レベルの読み
出し光が得られる。
す周期である。最高レベルの光量が光電変換物質に照射
されるので、光学変調物質に印加される電圧はリセット
後すぐにしきい値を越える。よって、最高レベルの読み
出し光が得られる。
【0185】図27では、各色の読み出し光源(539
R、539G、539B)の点灯開始を書き込み電圧印
加開始の時刻に合わせたが、この点灯開始時刻はリセッ
ト期間中であってもよい。
R、539G、539B)の点灯開始を書き込み電圧印
加開始の時刻に合わせたが、この点灯開始時刻はリセッ
ト期間中であってもよい。
【0186】各色の読み出し光源が消灯する時刻は、書
き込みパルスの印加とともに光情報を照射した時、最も
遅くしきい値を越える時刻に合わせるとよい。つまり、
図27の第2周期の530GTに示す光量が、書き込み
パルスの印加と協働して光学変調物質にかかる電圧をし
きい値以上にすることができる最低光量であったとする
と、光源(539G)の消灯タイミングを時刻tx1にす
べきである。但し、わずかな直線性の劣化を無視するな
らば、時刻tx1から若干ずれてもよい。
き込みパルスの印加とともに光情報を照射した時、最も
遅くしきい値を越える時刻に合わせるとよい。つまり、
図27の第2周期の530GTに示す光量が、書き込み
パルスの印加と協働して光学変調物質にかかる電圧をし
きい値以上にすることができる最低光量であったとする
と、光源(539G)の消灯タイミングを時刻tx1にす
べきである。但し、わずかな直線性の劣化を無視するな
らば、時刻tx1から若干ずれてもよい。
【0187】(実施例12)図28は本発明の実施例1
2による光学変調装置の駆動法を説明する為のタイミン
グチャートである。
2による光学変調装置の駆動法を説明する為のタイミン
グチャートである。
【0188】図27の例と異なる点は、各周期の全期間
中対応する色の光源を連続点灯している点、各周期の前
半にリセット及び書き込みを行い、後半は第2リセット
及びダミーの書込み期間とした点である。
中対応する色の光源を連続点灯している点、各周期の前
半にリセット及び書き込みを行い、後半は第2リセット
及びダミーの書込み期間とした点である。
【0189】書き込み後のリセットにより強制的に光学
状態を元に戻すことで、各周期における光源の点灯デュ
ーティーを1にしても中間調の光情報を読み出すことが
できる。
状態を元に戻すことで、各周期における光源の点灯デュ
ーティーを1にしても中間調の光情報を読み出すことが
できる。
【0190】第2リセットを開始する時刻は、図27の
例において定めた光源の消灯タイミングと同様に設定す
べきである。各周期は図27の場合も図28の場合も3
0分1秒以下にするとよい。又、モノクロ情報を扱う場
合には光源を単一色の光源にすればよい。
例において定めた光源の消灯タイミングと同様に設定す
べきである。各周期は図27の場合も図28の場合も3
0分1秒以下にするとよい。又、モノクロ情報を扱う場
合には光源を単一色の光源にすればよい。
【0191】
【発明の効果】本発明によれば良好な階調表示を行うこ
とができる。
とができる。
【図1】本発明の光学変調素子の基本的な駆動装置の図
である。
である。
【図2】本発明に用いられる光学変調物質の透過率の印
加電圧(パルス幅)依存性を示す図である。
加電圧(パルス幅)依存性を示す図である。
【図3】本発明の光学変調素子の基本的な駆動方法の別
の例を説明する為のタイミングチャートを示す図であ
る。
の例を説明する為のタイミングチャートを示す図であ
る。
【図4】本発明に用いられる階調情報を発生する回路一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】本発明の光学変調素子の別の駆動装置の図であ
る。
る。
【図6】本発明に用いられる光学変調素子の駆動回路の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図7】本発明に用いられる光学変調素子の駆動回路の
別の例を示す図である。
別の例を示す図である。
【図8】本発明に用いられる光学変調素子の駆動回路の
更に別の例を示す図である。
更に別の例を示す図である。
【図9】本発明に用いられる光学変調物質の透過率の印
加電圧依存性を示す図である。
加電圧依存性を示す図である。
【図10】光学変調装置を示す図である。
【図11】光学変調装置の駆動タイミングチャートを示
す図である。
す図である。
【図12】光学変調装置を示す図である。
【図13】光学変調装置の駆動タイミングチャートを示
す図である。
す図である。
【図14】光学変調装置を示す図である。
【図15】光学変調装置の駆動タイミングチャートを示
す図である。
す図である。
【図16】光学変調装置を示す図である。
【図17】光学変調装置の駆動タイミングチャートを示
す図である。
す図である。
【図18】本発明に用いられる画像表示装置用の光学変
調素子の断面図である。
調素子の断面図である。
【図19】図18の素子に用いられるカイラルスメクテ
ィック液晶の分子配向を示す図である。
ィック液晶の分子配向を示す図である。
【図20】図18の液晶分子の電気光学特性を示す図で
ある。
ある。
【図21】図18の素子の動作を示すタイミングチャー
トである。
トである。
【図22】本発明に用いられる画像表示装置を示す図で
ある。
ある。
【図23】本発明の実施例による画像表示装置の動作タ
イミングチャートの図である。
イミングチャートの図である。
【図24】本発明の別の実施例による画像表示装置の動
作タイミングチャートの図である。
作タイミングチャートの図である。
【図25】本発明の別の実施例による画像表示装置の動
作タイミングチャートの図である。
作タイミングチャートの図である。
【図26】本発明の別の実施例による画像表示装置の動
作タイミングチャートの図である。
作タイミングチャートの図である。
【図27】本発明の別の実施例による画像表示装置の動
作タイミングチャートの図である。
作タイミングチャートの図である。
【図28】本発明の別の実施例による画像表示装置の動
作タイミングチャートの図である。
作タイミングチャートの図である。
Claims (56)
- 【請求項1】 光源と光変調手段と該光変調手段を駆動
する為の手段とを有する光学変調装置において、 該駆動手段は、階調情報に応じて該光変調手段の光学変
調要素に印加される電圧を変化させることにより、該光
変調手段のオン時間と該光源の点灯時間との重なり時間
を変調する手段であることを特徴とする光学変調装置。 - 【請求項2】 該手段は、該電圧を経時変化させる手段
を含む請求項1に記載の光学変調装置。 - 【請求項3】 該手段は駆動電圧を該光変調手段に印加
する手段と、該駆動電圧を経時変化させて該光学変調要
素に印加する手段と、を含む請求項1に記載の光学変調
装置。 - 【請求項4】 該手段は、容量素子と抵抗素子とを含む
請求項1に記載の光学変調装置。 - 【請求項5】 該光学変調要素は2つの光学状態を呈す
る液晶である請求項1に記載の光学変調装置。 - 【請求項6】 該光学変調要素はカイラルスメクチック
液晶である請求項1に記載の光学変調装置。 - 【請求項7】 該光学変調要素は強誘電性又は反強誘電
性の液晶である請求項1に記載の光学変調装置。 - 【請求項8】 該光源は白色光源である請求項1に記載
の光学変調装置。 - 【請求項9】 該光源は赤色光源、青色光源及び緑色光
源を含み、これらを互いに異なる期間に点灯させる点灯
手段を有する請求項1に記載の光学変調装置。 - 【請求項10】 該階調情報は光情報である請求項1に
記載の光学変調装置。 - 【請求項11】 光源と光変調手段とを有する光学変調
装置の駆動法において、 階調情報に応じて該光変調手段の光学変調要素に印加さ
れる電圧を変化させることにより、該光変調手段のオン
時間と該光源の点灯時間との重なり時間を変調すること
を特徴とする光学変調装置の駆動法。 - 【請求項12】 前記電圧を経時変化させることを特徴
とする請求項11に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項13】 光源と、複数の光変調要素又は、面状
の光学変調要素を含む光変調手段と、該光変調手段を駆
動するための駆動手段とを有する光学変調装置の駆動法
において、 該駆動手段は、階調情報に応じて各光変調要素に印加さ
れる電圧を変化させることにより、該光変調要素のオン
時間と該光源の点灯時間との重なり時間を変調すること
を特徴とする光学変調装置の駆動法。 - 【請求項14】 電圧の印加される一対の電極間に光電
変換層と光学変調要素とを配した光学変調素子と、該光
電変換層に階調情報を含む光情報を与える信号光源と、
該光学変調要素に画像情報を読み出す為の読み出し光を
与える読み出し光源と、を有する光学変調装置の駆動法
において、 該読み出し光源の点灯時間を制御して、該光学変調要素
が所定の光学状態を呈している時間と該点灯時間との重
なり時間を階調情報に応じて変調することを特徴とする
光学変調装置の駆動法。 - 【請求項15】 光源と、光学変調物質を含む光学変調
手段とを有する光学変調装置の駆動法において、 階調情報に応じて該光学変調要素に印加される電圧が経
時変化することにより、該光学変調要素が第1の光学状
態から第2の光学状態に遷移するタイミングを変調し、 該光源を点灯することにより、 該階調情報に応じてデューティー変調された光情報を得
ることを特徴とする光学変調装置の駆動法。 - 【請求項16】 光源と、双安定状態を呈する光学変調
要素と光電変換物質とを含む光変調手段とを有する光学
変調装置の駆動法において、 該光学変調要素と該光電変換物質とを間に介在させた一
対の電極に電圧を印加し、 階調情報を含む光情報を該光電変換物質に照射し、 該階調情報に応じて該光学変調要素に印加される電圧が
経時変化することにより、該光学変調要素が第1の安定
状態から第2の安定状態に遷移してから該光学変調要素
が第2の安定状態から第1の安定状態に遷移するまでの
時間を変調し、 該変調される時間の最大値を階調レベルの変化を認識で
きるように所定期間より短く設定することを特徴とする
光学変調装置の駆動法。 - 【請求項17】 光源と、光学変調要素と光電変換物質
とを含む光変調手段とを有する光学変調装置の駆動法に
おいて、 該光学変調要素と該光電変換物質とを間に介在させた一
対の電極に電圧を印加し、 階調情報を含む光情報を該光電変換物質に照射し、 該階調情報に応じて該光学変調要素に印加される電圧が
経時変化することにより、該光学変調要素が第1の配向
状態から第2の配向状態に遷移するタイミングを変調
し、 該光源の点灯時間の最大値を階調レベルの変化を認識で
きるように所定期間より短く設定することを特徴とする
光学変調装置の駆動法。 - 【請求項18】 光源と、光学変調要素と光電変換物質
とを含む光変調手段とを有する光学変調装置の駆動法に
おいて、 該光学変調要素と該光電変換物質とを間に介在させた一
対の電極に、所定期間内において極性反転し且つDC成
分がほぼ零である電圧を繰り返し印加し、 階調情報を含む光情報を該光電変換物質に照射し、 該階調情報に応じて該光学変調要素に印加される電圧を
経時変化させることにより、該光学変調要素が第1の配
向状態から第2の配向状態に遷移するタイミングを変調
し、 該所定期間の前半または後半のいずれかにおいて、該光
源を点灯することを特徴とする光学変調装置の駆動法。 - 【請求項19】 該光学変調手段は、一対の電極間に該
光学変調要素と光電変換物質とを配した素子である請求
項15に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項20】 該光学変調手段は、一対の電極間にメ
モリ性をもつ光学変調物質と非単結晶半導体とを配した
素子である請求項14〜18に記載の光学変調装置の駆
動法。 - 【請求項21】 該光学変調手段は、一対の電極間にカ
イラルスメクティック液晶と非単結晶半導体とを配した
素子である請求項14〜18に記載の光学変調装置の駆
動法。 - 【請求項22】 該光変調手段は、一対の電極間にカイ
ラルネマティック液晶と非単結晶半導体とを配した素子
である請求項14〜18に記載の光学変調装置の駆動
法。 - 【請求項23】 該光変調手段は、一対の電極間に強誘
電性液晶と光学変換物質とを配した素子である請求項1
4〜18に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項24】 該光変調手段は、一対の電極間に光学
変調物質と非単結晶シリコンとを配した素子である請求
項14〜18に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項25】 該光学変調手段は、一対の電極間に光
学変調物質と非単結晶シリコンゲルマニウムとを配した
素子である請求項14〜18に記載の光学変調装置の駆
動法。 - 【請求項26】 該光源は、リセット後の書き込み電圧
の印加開始に同期して点灯開始する請求項14〜18に
記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項27】 該光源は、該第2の配向状態から該第
1の配向状態への遷移より前に消灯する請求項14〜1
8に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項28】 該光学変調要素が第1の配向状態から
該第2の配向状態へ遷移するタイミングの変調時間範囲
に対応した時間のみ該光源を点灯させる請求項14〜1
8に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項29】 該階調情報の階調レベルが最小または
最大の場合には、該光源はリセット後の書き込み電圧の
印加開始に同期して点灯開始するとともに、該第1の配
向状態から該第2の配向状態へ遷移前に消灯する請求項
14〜18に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項30】 該階調情報の階調レベルが最大または
最小の場合には、 該光源はリセット後の書き込み電圧の印加開始に同期し
て点灯開始するとともに、該第2の配向状態から該第1
の配向状態へ遷移前に消灯する請求項14〜18に記載
の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項31】 該光源が繰り返し点灯する周期は、フ
リッカ周波数に対応した周期より短い請求項14〜18
に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項32】 該光源は互いに異なる波長域の光を順
次選択的な照射する光源であり、該光源が繰り返し点灯
する周期は、フリッカ周波数に対応した周期より短い請
求項14〜18に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項33】 該光学変調手段に印加される印加電圧
は、所定期間内において極性反転し且つDC成分がほぼ
零である電圧であり、該光源は該所定期間より短い期間
点灯する請求項14〜18に記載の光学変調装置の駆動
法。 - 【請求項34】 該所定期間又は該光源の連続点灯期間
は30分の1秒以下である請求項14〜18に記載の光
学変調装置の駆動法。 - 【請求項35】 該光源の連続点灯期間は60分の1秒
以下である請求項14〜18に記載の光学変調装置の駆
動法。 - 【請求項36】 該所定期間又は該光源の連続点灯期間
は90分の1秒以下である請求項14〜18に記載の光
学変調装置の駆動法。 - 【請求項37】 該光源の連続点灯期間は180分の1
秒以下である請求項14〜18に記載の光学変調装置の
駆動法。 - 【請求項38】 該光源は、白色光源である請求項13
〜18に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項39】 該光源は、赤色、青色、緑色を順次照
射する光源である請求項13〜18に記載の光学変調装
置の駆動法。 - 【請求項40】 該光学変調手段に印加される印加電圧
は、所定期間内において極性反転し且つDC成分がほぼ
零である電圧である請求項13〜17に記載の光学変調
装置の駆動法。 - 【請求項41】 該光学変調手段に印加される印加電圧
は所定期間内において極性反転し且つDC成分がほぼ零
である電圧であり、該印加電圧が印加される周期はフリ
ッカ周波数に対応した周期より短い請求項13〜18に
記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項42】 該光学変調手段へリセット電圧を印加
する請求項13〜18に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項43】 該階調情報を含む光情報を、リセット
後に該光学変調手段に印加される書き込み電圧の印加に
同期して、該光学変調手段に照射する請求項13〜18
に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項44】 該階調情報を含む光情報を、リセット
後に該光学変調手段に印加される書き込み電圧印加期間
のうち最も波高値の高い電圧の印加期間に同期して、該
光学変調手段に照射する請求項13〜18に記載の光学
変調装置の駆動法。 - 【請求項45】 該階調情報を含む光情報を、リセット
後に該光学変調手段に印加される書き込み電圧印加期間
のうちの最初の期間にのみ該光学変調手段に照射する請
求項13〜18に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項46】 該階調情報を含む光情報を、リセット
後に該光学変調手段に印加される書き込み電圧印加期間
のうちの最初の期間にのみ該光学変調手段に照射し、そ
の後は該書き込み電圧を徐々に変化させる請求項13〜
18に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項47】 該階調情報を含む光情報と、該階調情
報に依存しないバイアス光を該光学変調手段に照射する
請求項13〜18に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項48】 該階調情報を含む光情報を照射した
後、該階調情報に依存しないバイアス光を該光学変調手
段に照射する請求項13〜18に記載の光学変調装置の
駆動法。 - 【請求項49】 該階調情報を含む光情報の照射前に、
該光学変調手段へリセット電圧を印加する請求項13〜
18に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項50】 該階調情報を含む光情報の照射前に、
該光学変調手段へリセット電圧を印加するとともに、該
階調情報に依存しないバイアス光を該光学変調物質に照
射する請求項に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項51】 該階調情報を含む光情報の照射期間と
該光源の点灯期間とを異ならしめる請求項14〜18に
記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項52】 該階調情報を含む光情報の照射時に該
光変調手段に印加する電圧と照射後に印加する電圧とを
異ならしめる請求項14〜18に記載の光学変調装置の
駆動法。 - 【請求項53】 変調される重なり時間の最大デューテ
ィーは、2分の1以下である請求項1、13、14に記
載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項54】 各色に対応した変調される重なり時間
の最大デューティーは、6分の1以下である請求項1、
13、14に記載の光学変調装置の駆動法。 - 【請求項55】 該光学変調要素は、反斜面の向きが可
変である反射体である請求項1、13に記載の光学変調
装置の駆動法。 - 【請求項56】 電圧の印加される一対の電極間に光導
電層と光学変調要素とを配した光学変調素子と、該光導
電層に階調情報を含む光情報を与える信号光源と、該光
学変調要素に画像情報を読み出す為の読み出し光を与え
る読み出し光源と、を有する画像表示装置の駆動法にお
いて、 前記光情報が与えられる期間と異なる期間に前記読み出
し光源が点灯するよう点灯時間を制御して、前記光学変
調要素が所定の光学状態を呈している時間と該点灯時間
との重なり時間を階調情報に応じて変調することを特徴
とする画像表示装置の駆動法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8145736A JPH0973067A (ja) | 1995-06-15 | 1996-06-07 | 光学変調装置及び画像表示装置の駆動法 |
Applications Claiming Priority (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14879395 | 1995-06-15 | ||
| JP15028095 | 1995-06-16 | ||
| JP7-159428 | 1995-06-26 | ||
| JP15942895 | 1995-06-26 | ||
| JP7-148793 | 1995-06-26 | ||
| JP7-150280 | 1995-06-26 | ||
| JP8145736A JPH0973067A (ja) | 1995-06-15 | 1996-06-07 | 光学変調装置及び画像表示装置の駆動法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0973067A true JPH0973067A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=27472659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8145736A Pending JPH0973067A (ja) | 1995-06-15 | 1996-06-07 | 光学変調装置及び画像表示装置の駆動法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0973067A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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