JPH097331A - ディスクカートリッジ収納用ケース - Google Patents

ディスクカートリッジ収納用ケース

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Publication number
JPH097331A
JPH097331A JP7156187A JP15618795A JPH097331A JP H097331 A JPH097331 A JP H097331A JP 7156187 A JP7156187 A JP 7156187A JP 15618795 A JP15618795 A JP 15618795A JP H097331 A JPH097331 A JP H097331A
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JP
Japan
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disk cartridge
cartridge
case
disc
disk
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Application number
JP7156187A
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English (en)
Inventor
Shin Sasaki
伸 佐々木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数及び組立工数を削減して製品コスト
ダウンを図るとともに収納されたディスクカートリッジ
を確定に保持し、耐衝撃性の向上を図る。 【構成】 一方ハーフ12の内面に、ディスクカートリ
ッジ1の裏面に形成されたクランピング凹部9に相対係
合することによって、ディスクカートリッジ1を収納部
S内に保持する弾性係止凸部23、24を一体に形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、楽音信号や映像信号等
の情報信号の記録を可能とする光ディスク、光磁気ディ
スク或いは磁気フロッピーディスク等の円盤状の情報記
録媒体を回転自在に収納してなるディスクカートリッジ
を収納するためのディスクカートリッジ収納用ケースに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク等の情報記録媒体を回
転自在に収納したディスクカートリッジを収納するケー
スとして、いわゆるスリーブケースが提案されている。
このスリーブケースは、ポリプロピレンやポリエチレン
テレフタレート等の合成樹脂材料或いは厚紙からなるシ
ート材を、一側部に開口部を有する筐体状に屈曲形成し
てなり、前記開口部からディスクカートリッジが内部に
構成された収納部へと挿入される。このスリーブケース
は、ディスクカートリッジを収納部に収納するのに必要
なギリギリの大きさに形成されている。これによってデ
ィスクカートリッジは、その外側面とスリーブケースの
内側面との摩擦力によって収納状態が保持されるように
構成されている。
【0003】ところで、上述したようにシート材を屈曲
形成してなるスリーブケースにおいては、その厚み寸法
が屈曲操作を可能とする程度の厚みとされているため、
スリーブケースに充分な剛性を保持することが困難とな
る。したがって、スリーブケースは、厚み方向に圧力が
加えられると、容易に変形してしまうことがある。その
結果、スリーブケースは、収納部に収納されたディスク
カートリッジが、この外部外圧によって、破損したり変
形してしまうといった虞が生じる。
【0004】また、スリーブケースは、多数のディスク
カートリッジをそれぞれ収納した状態で積み重ねて保管
した場合、これらディスクカートリッジの重量によって
容易に変形してしまう。このため、スリーブケースは、
収納部に収納したディスクカートリッジを、上述した外
圧をうけた場合と同様に、破損したり変形させてしまう
といった問題を生じさせる。
【0005】さらに、スリーブケースは、収納部に収納
したディスクカートリッジを、スリーブケースの内側面
との摩擦力によって収納状態に保持しているため、振動
や衝撃等が加えられた場合に、容易に脱落落下させて破
損させるといった事態を生じさせる。また、シート材を
屈曲形成してなるスリーブケースにおいては、ディスク
カートリッジの挿脱を行うための開口部を自由な形状と
することが困難であり、このためディスクカートリッジ
の挿脱操作が面倒でかつ、困難であるといった問題点を
有している。
【0006】かかる問題点を解決するため、天板側とな
る第1の部材と底板側となる第2の部材とを突き合わせ
結合することによって箱状に構成したディスクカートリ
ッジの収納ケースが提案されている。これら第1の部材
及び第2の部材とは、射出成形等によって形成されるこ
とによって充分な剛性が付与される。一方、これら第1
の部材及び第2の部材は、例えばねじ止めにより組み合
わせる構造とした場合には複雑となってしまう。また、
これら第1の部材及び第2の部材は、いわゆる超音波溶
着によって組み合わせる構造とした場合には各部材の表
面部に超音波の伝播による損傷によって外観不良が生じ
る虞がある。
【0007】さらに、超音波溶着による組み合せ構造の
収納用ケースにあっては、超音波が印加される融着リブ
部が削られて粉塵が生じ、これらが収納されたディスク
カートリッジ内に進入して光ディスクの表面に付着し、
情報信号の記録、再生が良好に行い得なくなるといった
問題点がある。また、この収納用ケースは、超音波溶着
した部分が高温高湿の環境下においては耐久性が充分に
確保されず、剥離してしまうといった問題点が生じる。
【0008】一方、第1の部材と第2の部材とを、接着
剤を用いて組み合わせた収納用ケースにあっては、接着
剤の硬化に所定の時間が必要となり、また接着剤が接着
部分からはみ出してしまうことがあるため、接着剤の塗
布量に充分注意しなければならず、作業が煩わしいとい
った問題点がある。さらに、この接着剤を用いて組み合
わせた収納用ケースにおいても、高温高湿の環境下にお
いては接着した部分の耐久性が充分に確保されず、剥離
してしまうといった問題点が生じる。
【0009】以上の事情から、第1の部材を天板部の下
面部の両側方部及び後方部とに下方に向けて側壁部を立
設して構成するとともに、第2の部材を前記天板部と略
同一形状の底板部の上面部の両側方部及び後方部とに上
方に向けて側壁部を立設して構成し、これら第1の部材
及び第2の部材とを、前記各側壁部を重ね合わせるよう
にしてスライドしながら組み合せることによって、内部
に構成した収納部にディスクカートリッジを挿入するた
めの開口部を形成してなるディスクカートリッジの収納
用ケースが提案されている。
【0010】このいわゆるスライド組み立て構造を採用
したこの収納用ケースは、全体として構造が簡易であり
かつ充分な剛性を有するとともに収納部に収納したディ
スクカートリッジが確実に保護され、開口部からのディ
スクカートリッジの挿脱も簡単に行うことができるばか
りでなく、第1の部材と第2の部材との組み立て作業が
極めて簡単であるといった種々の利点を有している。
【0011】また、このディスクカートリッジ収納用ケ
ースには、第1の部材の天板部と第2の部材の底板部の
いずれか一方の部材の側方側の側壁部には、その後方側
の近傍に位置して取付け部が一体に形成され、この取付
け部に組み込んだ係合部材によって、収納したディスク
カートリッジを保持するように構成したディスクカート
リッジ保持手段が配設されている。すなわち、このディ
スクカートリッジ保持手段の前記取付け部は、相対する
L字状をなす一対の取付け片によって構成され、これら
取付け片間に例えば略U字状に形成された弾性係合部材
を嵌着してなる。したがって、このディスクカートリッ
ジ収納用ケース内にディスクカートリッジを収納するこ
とによって、前記弾性係合部材がディスクカートリッジ
の両側面に当接してこれを収納状態にしっかりと保持す
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、種々
の利点を有するスライド組み立て構造を採用したディス
クカートリッジ収納用ケースではあるが、ディスクカー
トリッジを収納状態に保持するため、別部材である弾性
係合部材を必要とするため、部品点数が増え、その組み
付け工数とともに全体としてコストアップをきたすとい
った問題点があった。また、第1の部材と第2の部材と
を組み合わす際に、弾性係合部材が取付け部にしっかり
と嵌着されているか否かを確認しながら組み付け作業を
行なわなければならず、検査工程が必要となりかつ組立
て工程も煩わしいといった問題点があった。
【0013】さらに、一方の部材の側方側の側壁部に
は、弾性係合部材の取付け部を構成する一対の取付け片
が一体に突設されるため、これら取付け片の基端部にお
いて、側壁部の板厚が不均一となる。このため、側壁部
の表面には成形歪みによる凹部(ひけ)が発生しやす
く、またこの基端部には応力が集中することから、落下
衝撃等によって取付け片の変形や破損が生じやすいとい
った問題点があった。
【0014】したがって、本発明は、部品点数及び組立
工数を削減して製品のコストダウンを図るとともに収納
されたディスクカートリッジを確実に保持し、また耐衝
撃性の向上を図ったディスクカートリッジ収納用ケース
を提供することを目的に提案されたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るディスクカートリッジ収納用ケースは、上下一
対のハーフを組み合わせて構成し、内部に構成された収
納部にディスクカートリッジを挿入する挿入口が一方側
面部に形成される。少なくともいずれか一方ハーフの内
面には、ディスクカートリッジの裏面に形成されたクラ
ンピング凹部に相対係合することによって、ディスクカ
ートリッジを収納部内に保持する弾性係止凸部が一体に
膨出形成される。
【0016】
【作用】以上のように構成された本発明に係るディスク
カートリッジ収納用ケースによれば、いずれか一方ハー
フの内面に形成された弾性係止凸部に、クランピング凹
部が弾性係合することによって、開口部を介して収納部
内へと挿入されたディスクカートリッジが収納部内にし
っかりと保持される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
して詳細に説明する。本発明に係るディスクカートリッ
ジ収納用ケース10は、上ハーフ11と、下ハーフ12
とからなり、図10に示すように、内部に光ディスク2
を回転自在に収納したディスクカートリッジ1を収納す
る。
【0018】ここで、収納ケース10に収納されるディ
スクカートリッジ1の概略構成を説明すると、ディスク
カートリッジ1は、図10及び 図11に示すように、
合成樹脂材料によって略方形の浅皿状に成形した上ハー
フ3と下ハーフ4とを組合わせて全体略矩形の薄い筐体
状に構成したカートリッジ本体5を備え、このカートリ
ッジ本体5内には円盤状をなす情報記録媒体である前記
光ディスク2が回転自在に収納されている。
【0019】下ハーフ4の略中央部には、円形の開口部
6が開設されており、この開口部6がディスクカートリ
ッジ1を記録再生装置に装着したとき、カートリッジ本
体5に収納した光ディスク2を駆動する記録再生装置側
のディスクテーブルが進入するディスク進入用の開口部
として機能する。このディスク進入用の開口部6には、
カートリッジ本体5に収納された光ディスク2のセンタ
孔を閉塞して設けられるマグネットクランプ用の金属板
7が外方に臨んで組み付けられている。
【0020】また、上ハーフ3及び下ハーフ4には、デ
ィスク収納部に回転自在に収納された光ディスク2の少
なくとも信号記録領域の一部を内外周に亘って外方に臨
ませる記録再生開口部が相対向して開設されている。こ
れら記録再生開口部は、記録再生装置側のディスクテー
ブルが進入する前記開口部6に近接する位置からカート
リッジ本体5の前面側に亘ってカートリッジ本体5の左
右方向の略中央に位置して方形に形成されている。
【0021】カートリッジ本体5の前方部には、前記記
録再生開口部から内部に塵埃等が進入して収納された光
ディスク2に付着することを防止するために、この記録
再生開口部を開放、閉塞するシャッタ部材8がスライド
自在に組付けられている。このシャッタ部材8は、薄い
金属板によって形成され、前記記録再生開口部をそれぞ
れ開放、閉塞するシャッタ部と、これらシャッタ部の基
端側を連結する連結部及びこの連結部の両側部にそれぞ
れ突設された第1のスライドガイド部及び第2のスライ
ドガイド部とからなり、断面が全体コ字状を呈して形成
されている。シャッタ部材8は、ディスクカートリッジ
1を記録再生装置に装着したとき、カートリッジ本体5
の前方側面部に形成したガイド溝にシャッタ開放部材が
進入してシャッタ部が記録再生開口部を閉塞した状態か
ら開放した状態へとスライド動作される。
【0022】カートリッジ本体5の下ハーフ4には、デ
ィスクカートリッジ1を記録再生装置に装着したとき、
その位置決めを行うための一対の位置決め孔4a、4b
が、前端部近傍の両側部にそれぞれ穿設されるととも
に、一方側面部には収納された光ディスクの種別を識別
するための識別凹部4cが凹設されている。また、カー
トリッジ本体5の前方縁及び後方縁には、U字状のクラ
ンピング凹部9A、9Bがそれぞれ凹設されている。
【0023】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジ1は、記録再生装置に装着されない未使用時にディ
スクカートリッジ収納用ケース10に収納保管される。
ディスクカートリッジ収納用ケース10は、図1乃至図
4に示すように、上ハーフ11と、下ハーフ12とから
構成されている。上ハーフ11は、ディスクカートリッ
ジ1の主面部の形状及び外形寸法とほぼ等しい形状及び
外形寸法の天板部13を有しており、例えばアクリル樹
脂、ABS樹脂、ポリカーボネート或いはポリスチレン
等の透明な合成樹脂材料によって成形されている。
【0024】上ハーフ11は、図5及び図6に示すよう
に、天板部13の下面側の両側方部に側縁と平行な一対
の側壁部14、15がそれぞれ一体に立設されるととも
に、後方部に後縁と平行に側壁部16が一体に立設され
ている。したがって、これら側壁部14乃至16は、前
方部を除いた天板部13の下面側に周回りのコ字状壁を
構成するようにして一体に立設されている。これら側壁
部14乃至16は、前記ディスクカートリッジ1の厚み
寸法Tとほぼ等しい高さ寸法Hを有するとともにそれぞ
れ側周縁から板厚寸法分の間隔を以った内側位置に立設
されている。側方側の側壁部14、15の外側面には、
天板部13と相対するようにして係合突条17、18が
前後方向にそれぞれ一体に形成されている。同様に、後
方側の側壁部16の外側面にも、幅方向の略中央部から
両側に向かって係合突条19が一体に形成されている。
【0025】前記係合突条17、18は、側方側の側壁
部14、15の前方端部より後方部に亘ってこれら側方
側の側壁部14、15の外側面にそれぞれ突設されると
ともに、その後端部側においてその突出寸法が次第に小
ならしめるようにテーパが付されている。これら係合突
条17、18の後端部側に設けたテーパは、後述するよ
うに上ハーフ11と下ハーフ12とをスライド操作して
組み合わせる際に、ガイド作用を奏する。
【0026】側方側の側壁部14、15には、外側面に
図5及び図6に示すように、その前方側であってかつ天
板部13と係合突条17及び天板部13と、18との間
に位置してそれぞれ係止突起20、21が一体に形成さ
れている。これら係止突起20、21は、前記各係合突
条17、18よりもやや小さい突出量を有し、前方側の
端面が略垂直であるとともに後方側に向かって次第に突
出量が小となる略楔形に形成されている。また、天板部
13の前方縁には、略々円弧状の切欠き部22が設けら
れている。この円弧状の切欠き部22は、ディスクカー
トリッジ収納用ケース10に収納されたディスクカート
リッジ1の後端側部分を外方へと臨ませる。
【0027】下ハーフ12は、図7及び図8に示すよう
に、上記上ハーフ11の天板部13及びディスクカート
リッジ1の主面部の形状及び外形寸法とほぼ等しい形状
及び外形寸法の底板部25を有しており、例えばABS
樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリアセタール樹脂等の良好な弾力
性を有する合成樹脂材料によって成形されている。
【0028】下ハーフ12は、底板部25の上面側の両
側方部は側縁から立ち上がる一対の側壁部26、27が
それぞれ一体に立設されるとともに、後方部に後縁から
立ち上がる側壁部28が一体に立設されている。したが
って、これら側壁部26乃至28は、前方部を除いた底
板部25の上面側に周回りのコ字状壁を構成するように
して一体に立設されている。側方側の側壁部26、27
には、その上縁部の外側部分に段差を構成するようにし
て上縁突条29、30が形成されている。
【0029】さらに、側方側の側壁部26、27には、
図1及び図7に示すように、内面に上記上ハーフ11に
設けた係合突条17、18の高さ寸法とほぼ等しい高さ
寸法を有する係合凹部31、32が前方端から後方端に
亘ってそれぞれ凹設されている。したがって、下ハーフ
12の側方側の側壁部26、27は、上縁突条29、3
0と係合凹部31、32とによって、断面略クランク状
に形成されている。
【0030】下ハーフ12には、図1に示すように、後
方側の側壁部28に内方へと突出するコ字状の係合部3
4が形成されている。この係合部34によって構成され
た横長矩形の凹部34の内形寸法は、上記上ハーフ11
の後方側の側壁部16に形成した係合突条19の外形寸
法とほぼ等しく形成されている。なお、底板部25に
は、上面の両側方位置及び後方側位置とに段差25A乃
至25Cが形成されている。これら段差25A乃至25
Cは、僅かな高さを有して形成されており、後述するよ
うに、このディスクカートリッジ収納用ケース10の内
部に構成される収納部Sにディスクカートリッジ1が収
納された状態において、このディスクカートリッジ1が
底板部25の中央部に当接することを防止する。
【0031】また、底板部25には、前方縁に位置し
て、略々円弧状の切欠き部35が設けられている。この
円弧状の切欠き部35は、上記天板部材11の前方縁に
設けた切欠き部22と協動して、このディスクカートリ
ッジ収納用ケース10の収納部Sに収納されたディスク
カートリッジ1の後端側部分を外方へと臨ませる。
【0032】下ハーフ12の天板部25には、図7及び
図8に示すように、後方部近傍の側壁部26、27の内
面にそれぞれ位置して、底板部25の内面に弾性係止凸
部23、24が一体に膨出形成されている。これら弾性
係止凸部23、24は、図9に示すように、底板部25
の裏面に円形の逃げ穴23A、24Aを設け、この逃げ
穴23A、24Aの内方部を薄肉とされた弾性変形部2
3B、24Bで閉塞するとともに、この弾性変形部23
B、24Bの中心部を内側へと半球面状に膨出形成した
係合凸部23C、24Cとから構成されている。これら
弾性係止凸部23、24は、後述するように、ディスク
カートリッジ収納用ケース10の収納部Sにディスクカ
ートリッジ1が収納された状態において、クランピング
凹部9A、9Bにそれぞれ相対係合する。
【0033】ディスクカートリッジ収納用ケース10
は、以上のように構成された上ハーフ11と下ハーフ1
2とを組み合わせて結合することによって完成される。
すなわち、上ハーフ11を下ハーフ12の前方側に位置
させた状態で、上ハーフ11の係合突条17、18の後
端部を下ハーフ12の係合凹部31、32の開口側に嵌
め込んで上ハーフ11を下ハーフ12側に押し込む。上
ハーフ11は、その係止突起20、21が下ハーフ12
の係合凹部31、32の開口縁に突き当たる。上述した
ように、係止突起20、21は、その側端部が傾斜面に
形成されていることから、上ハーフ11をなおも強く押
し込むにしたがって下ハーフ12の側方側の側壁部2
6、27を押し広げて進入する。
【0034】上ハーフ11は、後方側の側壁部16が下
ハーフ12の後方側の側壁部28に突き当たるまで押し
込まれることによって、後方側の側壁部16に設けた係
合突条19と下ハーフ12の後方側の側壁部28に設け
た係合部34とが相対係合し、また係止突起20、21
と側方側の側壁部26、27に設けた係合溝33とが相
対係合する。これによって、上ハーフ11と下ハーフ1
2とは、図2に示すように、それぞれ天板部13と底板
部25の両側方部及び後方部とが互いに接合されるよう
にして組み合わされ、前方部にはディスクカートリッジ
1の断面寸法とほぼ等しい開口寸法の挿入口Iを有する
とともに内部に収納部Sが構成されたディスクカートリ
ッジ収納用ケース10が組み立てられる。
【0035】収納部Sは、ディスクカートリッジ1の外
形寸法とほぼ等しい空間としてディスクカートリッジ収
納用ケース10の内部に構成される。
【0036】以上のようにして上ハーフ11と下ハーフ
12とを組み合わせて構成したディスクカートリッジ収
納用ケース10は、収納部S内に収納されたディスクカ
ートリッジ1のクランピング凹部9A,9Bと対向する
位置で、下ハーフ12側から弾性係止凸部23、24の
係合凸部23C、24Cがそれぞれ突出されている。
【0037】したがって、ディスクカートリッジ1は、
図10に示すように、一方の側方部側から挿入口Iを介
してディスクカートリッジ収納用ケース10の収納部S
内に挿入されると、この収納部S内に突出した弾性係止
凸部23、24の係合凸部23C、24Cに突き当た
る。上述したように、ディスクカートリッジ1の厚み寸
法Tは、収納部S内に突出した弾性係止凸部23、24
の係合凸部23C、24Cの頂点部と上ハーフ11の天
板部13の内面との間隔よりも大きいことから、このデ
ィスクカートリッジ1を押し込むことにより変形部23
B、24Bを弾性変形させて係合凸部23C、24Cを
逃げ穴23A、24A内へと押し込む。
【0038】そして、ディスクカートリッジ1は、側端
部がディスクカートリッジ収納用ケース10の後方側の
側壁部に略当接する所定位置まで挿入されると、クラン
ピング凹部9A、9Bが係合凸部23C、24Cにそれ
ぞれ対応位置する。そして、弾性係止凸部23、24
は、ディスクカートリッジ1の厚みTによって弾性変形
された弾性変形部23B、24Bが、それぞれ初期状態
に弾性復帰することから、係合凸部23C、24Cがク
ランピング凹部9A、9Bに相対係合する。これによっ
てディスクカートリッジ1は、弾性係止凸部23、24
によって収納部S内にしっかりと保持され、衝撃や振動
等によってディスクカートリッジ収納用ケース10の開
口部Iからして外方へと抜け出る方向への移動が規制さ
れる。
【0039】ディスクカートリッジ1は、ディスクカー
トリッジ収納用ケース10から取り出すには、上ハーフ
11及び下ハーフ12の前方部に設けられた切欠き部2
2、35によって構成された円弧状の切欠き部から外方
側に臨んだ後方部分を把持して引っ張り出される。
【0040】弾性係止凸部23、24は、このディスク
カートリッジ1の引張り操作により、クランピング凹部
9A、9Bの前方部の両側部によって押圧されることに
よって、弾性変形部23B、24Cが弾性変形し、係合
凸部23C、24Cがクランピング凹部9A、9Bから
抜け出すことによりディスクカートリッジ1の係止状態
を解除する。係合凸部23C、24Cは、ディスクカー
トリッジ1がさらに引張り操作されることにより、この
ディスクカートリッジ1の主面へと乗り上がる。そし
て、弾性係止凸部23、24は、ディスクカートリッジ
1が挿入口Iから取り出されることにより、弾性変形部
23B、24Bが初期状態へと弾性復帰することにより
係合凸部23C、24Cが収納部S内に突出した初期状
態へと復帰する。
【0041】上述したように、ディスクカートリッジ収
納用ケース10は、弾性係止凸部23、24によってし
っかりと保持した状態でディスクカートリッジ1を収納
部S内に収納することにより、衝撃や振動が与えられた
場合でも、このディスクカートリッジ1が収納部S内で
ガタ付くといった現象が生じることは無い。したがっ
て、ディスクカートリッジ収納用ケース10は、弾性係
止凸部23、24或いはディスクカートリッジ1のカー
トリッジ本体5が削られて粉塵等が生じ、カートリッジ
本体5内に回転自在に収納された光ディスク2の表面に
付着するといった不都合の発生が防止されている。
【0042】上記実施例では、光ディスク2を収納した
ディスクカートリッジ1を収納するディスクカートリッ
ジ収納用ケース10について説明したが、本発明は、そ
の他の情報記録媒体を収納したディスクカートリッジの
収納ケースにも広く適用できるものである。また、上記
実施例では、下ハーフ12側に弾性係止凸部23、24
を設けたが、本発明は、図12及び図13に示すよう
に、この弾性係止凸部を上ハーフ11側に設けるように
してもよいことは勿論である。
【0043】上ハーフ11の天板部13には、図13に
示すように、後方部近傍の側壁部14、15の内側にそ
れぞれ位置して、弾性係止凸部40(40A、40B)
が一体に形成されている。これら弾性係止凸部40は、
天板部13に円形の逃げ穴41を設け、この逃げ穴41
の下方部を薄肉とされた弾性変形部42で閉塞するとと
もに、この弾性変形部42の中心部に内方へと半球面状
に膨出形成した係合凸部43とから構成されている。こ
れら弾性係止凸部40は、ディスクカートリッジ収納用
ケース10の収納部Sにディスクカートリッジ1が天地
を逆にして収納された状態において、上述した第1の実
施例ディスクカートリッジ収納用ケース10の弾性係止
凸部23、24と同様に、クランピング凹部9A、9B
にそれぞれ相対係合する。また、弾性係止凸部は、上ハ
ーフ11と下ハーフ12の両部材にそれぞれ設けても良
い。この場合、ディスクカートリッジ1は、ディスクカ
ートリッジ収納用ケース10に対して、天地を気にする
ことなく挿入することができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るディスクカートリッジ収納用ケースによれば、収納部
内に突出される弾性係止凸部がクランピング凹部に相対
係合することによって収納されたディスクカートリッジ
をしっかりと保持することから、持運び等の振動や衝撃
によってもディスクカートリッジが脱落するといった不
都合は生じない。また、弾性係止凸部は、ディスクカー
トリッジ収納用ケースと一体に形成されたことにより、
部品点数及び組み立て工程が削減され、製品のコストダ
ウンが達成される。さらに、弾性係止凸部は、薄肉の弾
性変形部を介して係合凸部を形成したことにより、上ハ
ーフ又は下ハーフにひけが発生することが防止されかつ
弾性変形部の基端部における応力の集中が排除されるこ
とから耐衝撃性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジ収納用ケー
スの分解斜視図である。
【図2】同ディスクカートリッジ収納用ケースの正面図
である。
【図3】同ディスクカートリッジ収納用ケースの平面図
である。
【図4】同ディスクカートリッジ収納用ケースの底面図
である。
【図5】同ディスクカートリッジ収納用ケースを構成す
る上ハーフの内面側から見た斜視図である。
【図6】同上ハーフの底面図である。
【図7】同ディスクカートリッジ収納用ケースを構成す
る下ハーフの内面側から見た斜視図である。
【図8】同下ハーフの平面図である。
【図9】同ディスクカートリッジ収納用ケースの弾性係
止凸部の構成を説明する要部縦断面図である。
【図10】同ディスクカートリッジ収納用ケースにディ
スクカートリッジを収納する状態を説明する分解斜視図
である。
【図11】ディスクカートリッジの斜視図である。
【図12】上ハーフ側に弾性係止凸部を形成した他の完
施例ディスクカートリッジ収納用ケースを示す正面図で
ある。
【図13】同ディスクカートリッジ収納用ケースの弾性
係止凸部の構成を説明する要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 2 光ディスク 5 カートリッジ本体 9A、9B、 クランピング凹部 10 ディスクカートリッジ収納用ケース 11 上ハーフ 12 下ハーフ 13 天板部 14、15 側方側の側壁部 16 後方側の側壁部 23、24 弾性係止凸部 23B、24B 弾性変形部 23C、24C 係合凸部 25 底板部 26、27 側方側の側壁部 28 後方側の側壁部 I 挿入口 S 収納部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対のハーフを組み合わせて内部に
    構成された収納部にディスクカートリッジを挿入する挿
    入口が一方側面部に設けられたディスクカートリッジ収
    納用ケースにおいて、 少なくともいずれか一方ハーフの内面には、ディスクカ
    ートリッジの裏面に形成されたクランピング凹部に相対
    係合することによって、ディスクカートリッジを収納部
    内に保持する弾性係止凸部を一体に膨出形成したことを
    特徴とするディスクカートリッジ収納用ケース。
  2. 【請求項2】 弾性係止凸部は、ハーフ内面から薄肉の
    弾性変形部を介して一体に突出形成したことを特徴とす
    る請求項1記載のディスクカートリッジ収納用ケース。
  3. 【請求項3】 弾性係止凸部は、全体が薄肉とされると
    ともに一部を収納部内に膨出させて形成したことを特徴
    とする請求項2記載のディスクカートリッジ収納用ケー
    ス。
JP7156187A 1995-06-22 1995-06-22 ディスクカートリッジ収納用ケース Pending JPH097331A (ja)

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