JPH0973737A - ディジタル信号の処理装置および処理方法 - Google Patents

ディジタル信号の処理装置および処理方法

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JPH0973737A
JPH0973737A JP25552195A JP25552195A JPH0973737A JP H0973737 A JPH0973737 A JP H0973737A JP 25552195 A JP25552195 A JP 25552195A JP 25552195 A JP25552195 A JP 25552195A JP H0973737 A JPH0973737 A JP H0973737A
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JP25552195A
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Ichiro Okamoto
一郎 岡本
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルVTRなどのディジタル信号処理
装置において、スロー再生の際のエラーの誤訂正を少な
くする。 【解決手段】 メカデッキ1によって再生された再生R
F信号は、アンプ2、イコライザ3を介してディジタル
信号とされ、回路4で24−25復調されSYNC/I
D検出回路5でSYNC及びIDを検出され再生データ
とされる。この再生データは、C1ECCデコーダ7に
供給され、C1符号のエラー訂正をされる。デコーダ7
のストラテジーは、マイコン12によって切り替え可能
とされており、C1パリティが8個の場合、デッキ1に
よる再生モードが通常再生であれば3シンボルまでのエ
ラー訂正が行われ、スロー再生であれば2シンボルまで
のエラー訂正が行われる。このようにデコーダ7のスト
ラテジーを再生モードによって切り換えることによっ
て、再生モードの夫々に対してエラーの誤訂正確率の最
適化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディジタ
ルビデオテープレコーダにおける、スロー再生時および
通常速度の再生時に最適なエラー訂正を行えるようなデ
ィジタルビデオ信号の処理装置および処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル化されたビデオ信号を
記録/再生するようなディジタルビデオテープレコーダ
が出現している。このようなディジタルビデオテープレ
コーダでは、記録時にはディジタル化されたビデオ信号
に誤り訂正符号が付された信号が磁気テープに記録され
る。この磁気テープに対する記録は、従来のアナログ方
式と同様、回転ヘッドによってテープ上に斜めのトラッ
クを形成する、所謂ヘリカルスキャン方式によって行わ
れる。そして、再生時にはこの記録時に付された誤り訂
正符号に基づいて再生信号の誤り訂正が行われる。この
誤り訂正の方法には様々なものがあるが、例えば、C1
(内符号)パリティとC2(外符号)パリティとにリー
ド・ソロモン符号が使用された積符号が知られている。
【0003】磁気テープから回転ヘッドにより再生され
た信号は、再生アンプや等化器などを介してディジタル
信号化され、誤り検出訂正回路に供給される。ここで
は、先ず、C1符号の誤り訂正が行われ、この誤り訂正
された再生信号が一旦RAMに書き込まれる。そして、
このRAMに書き込まれた再生信号が読み出され、C2
符号の誤り訂正が行われる。
【0004】このようなディジタルビデオテープレコー
ダにおいても、従来のアナログ方式によるビデオテープ
レコーダと同様、通常速度の再生と共に、例えばスロー
再生といったような変速速度での再生ができることが要
求される。
【0005】通常速度での再生の場合、ヘッドは、図1
1Aに示すように斜めに形成されたトラックを正確にト
レースする。その結果、1回のスキャンで出力されるR
F波形も図11Bに示されるようなエンベロープとな
り、十分なレベルの再生RF信号が得られる。この再生
RF信号は、上述したように、所定の処理によってディ
ジタル信号化され、先ずC1符号についてエラー訂正が
行われRAMに書き込まれる。
【0006】この場合には、再生RF信号の段階で十分
なレベルが得られているため、この再生RF信号をディ
ジタル信号化する際のエラー発生の確率が低く、したが
って、C1符号によるエラー訂正においても誤訂正され
る可能性が少ない。
【0007】ところが、例えば元のテープ速度に対して
1/5の速度でテープを送るようなスロー再生の場合、
テープに対するヘッドの相対的な角度が変化する。ま
た、ヘッドの回転速度は変化しないため、図12A〜図
12Eに示されるように、一本のトラックに対してヘッ
ドが5回スキャンする。その結果、図12A〜図12E
の右側にそれぞれ示されるように、再生RF信号は、十
分なレベルが得られないようなエンベロープとなる。
【0008】すなわち、再生RF信号のレベルは、ヘッ
ドの軌跡がトラックに重なる幅に対応するため、図12
Aに示す、あるトラックに対する最初のスキャンにおい
ては、1スキャンの後半の再生RF信号のレベルが低く
なっている。図12B〜図12Dにおいては、トラック
の中央部付近にヘッドの軌跡が重なっているため、ある
程度満足できるレベルの再生RF信号が得られている。
そして、図12Eに示す最後のスキャンにおいては、1
スキャンの前半において再生RF信号のレベルが低くな
っている。
【0009】この、図12Aの後半および図12Eの前
半のような部分では、再生RF信号のC/Nが悪くな
る。それによりエラーレートが高くなり、C1符号のエ
ラー訂正において誤訂正(正しくない訂正動作)されて
しまう確率が高いといえる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらヘッ
ドがトラックをスキャンして得られた再生RF信号をデ
ィジタル信号化し、C1符号のエラー訂正をされた再生
信号は、上述したように一旦RAMに書き込まれるが、
このRAMへの書き込みは、再生されたトラックアドレ
スおよびブロックアドレスに基づいて行われ、同一アド
レスのデータが再生された場所は、最新のデータが書き
込まれ、さらに、エラー訂正のできないデータの書込み
がされない。すなわち、例えばこの1/5速度のスロー
再生においては、再生ディジタル信号が例えばシンクブ
ロック毎にC1符号によるエラー訂正をされ、エラー訂
正されたこの信号は、RAMに書き込まれる。したがっ
て、この例においては、図12Eに示される、最後のス
キャンで得られた再生データのうちのコードエラー以外
のものがRAMに書き込まれる。
【0011】しかしながら、図12Eに示す最後のスキ
ャンにおいて、エラーレートが悪く誤訂正されたデータ
が、それ以前の正しいデータの代わりにRAMに書き込
まれる。その結果、このようなスロー再生においては、
C1符号のエラー訂正による誤訂正が起きやすいという
問題点があった。このC1符号による誤訂正は、ビデオ
信号においては色付ノイズとなって現れる画像障害とな
って現れ、オーディオ信号においてはクリック雑音とな
って現れる音声障害となって現れ、深刻な問題となる。
【0012】また、この問題を解決する手段として、ス
ロー再生におけるC1符号のエラー訂正をされた再生デ
ィジタル信号をRAMに書き込む際、1本のトラックに
ついて複数回スキャンによるものをそれぞれ別々のRA
Mに書き込み、これら書き込まれたデータが読み出され
後段に送られる際に、それぞれのRAMについて同じア
ドレスのデータに対して多数決処理を行うといった方法
が考えられる。しかし、この方法では、再生ディジタル
信号を書き込むRAMが多数必要となる、さらには、多
数決処理を行うためのハードウェアも必要になるなどの
理由により、装置コストなどの面で不利であるという問
題点があった。
【0013】したがって、この発明の目的は、リード・
ソロモン符号によってエラー訂正を行うディジタルビデ
オテープレコーダにおいて、スロー再生の際のエラーの
誤訂正が少ないようなディジタル信号処理装置を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、複数シンボルに対するmシンボル
のエラー訂正が可能なエラー訂正符号の復号手段を有
し、復号手段は、記録時と記録媒体および再生手段の相
対速度が異なる変速再生のときにmシンボルより少ない
シンボル数のエラー訂正を行うことを特徴とするディジ
タル信号の処理装置である。
【0015】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、複数シンボルに対するmシンボルのエラー訂
正が可能なエラー訂正符号の復号のステップを有し、復
号のステップは、記録時と記録媒体および再生手段の相
対速度が異なる変速再生のときにmシンボルより少ない
シンボル数のエラー訂正を行うことを特徴とするディジ
タル信号の処理方法である。
【0016】上述したように、この発明は、複数シンボ
ルに対するmシンボルのエラー訂正が可能なエラー訂正
符号の復号手段を有し、復号手段は、記録時と記録媒体
および再生手段の相対速度が異なる変速再生のときにm
シンボルより少ないシンボル数のエラー訂正を行うよう
にされているために、通常速度による再生および変速再
生のそれぞれにおいて、最適なエラー訂正を行うことが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態
を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明に
よるディジタルビデオテープレコーダの再生系の構成の
一例を示す。この例に示すディジタルビデオテープレコ
ーダは、記録媒体としてカセットテープを使用するもの
である。
【0018】メカデッキ1は、カセットテープの駆動機
構、カセットのイジェクト機構、回転ヘッドおよびサー
ボといった回転ヘッドの制御機構などを含むもので、マ
イクロプロセッサなどから成るマイコン12によって制
御される。このメカデッキ1にカセットテープをセット
し、マイコン12によって制御することによって、カセ
ットテープからの再生RF信号を得ることができる。ま
た、マイコン12の制御により、テープの駆動モードの
制御が行われ、例えば、通常速度による再生およびスロ
ーなどの変速再生の切り替え、また、巻き戻し、早送り
の制御が行われる。
【0019】メカデッキ1から出力された再生RF信号
は、再生アンプ2で増幅され、PR4(Partial Respons
e Class 4)などのイコライザ3で等化される。イコライ
ザ3からの再生ディジタル信号は、24−25復調回路
4に供給されると共に、再生信号と同期したクロックを
抽出するPLL6にも供給される。このPLL6によっ
て抽出された、再生信号に同期したクロックは、24−
25復調回路4および後述するSYNC/ID検出回路
5に供給される。
【0020】カセットテープには、記録時に24−25
変換(24ビットのデータを25ビットに変換して記録
する変調方式)を施してから記録されている。そのた
め、再生ディジタル信号は、PLL6から供給されたク
ロックに基づき、この24−25復調回路4において2
5ビットのデータが24ビットに変換され復調される。
【0021】24−25復調回路4において復調された
再生データは、SYNC/ID検出回路5に供給され
る。このSYNC/ID検出回路5において、再生ディ
ジタル信号に含まれるブロックSYNC信号およびID
が抽出される。
【0022】図2は、このエラー訂正符号を含む再生デ
ータの構造の一例を示す。これは、(85,77)リー
ド・ソロモン符号がC1符号として使用され、(14
9,138)リード・ソロモン符号がC2符号として使
用されている積符号の例である。
【0023】この図においては、1シンクブロックが水
平方向に整列させられている。1シンクブロックの先頭
に2バイトのSYNC信号および3バイトのIDが配さ
れる。このIDには、トラック番号、シンクブロック番
号などのアドレスが含まれている。そして、このIDに
続く水平方向に整列する77バイトに対して、C1符号
の符号化がなされている。すなわち、(85,77)リ
ード・ソロモン符号がC1符号として使用され、8バイ
トのC1パリティが付加される。また、垂直方向に並ぶ
138バイトのデータに対して、C2符号のエラー訂正
符号化がなされている。すなわち、(149,138)
リード・ソロモン符号がC2符号として使用され、11
バイトのC2パリティが付加される。
【0024】この復元された再生データがC1デコーダ
7に供給される。C1符号のエラー検出またはエラー訂
正は、C1デコーダ7で行われる。このデコーダ7は、
マイコン12からの制御によってデコードのストラテジ
ーを切り替えることが可能とされており、それによって
訂正可能なエラーの数の設定を行うことが出来る。この
例では、C1パリティが8個であるので、訂正可能なエ
ラーの数を1〜4シンボルの範囲で設定することができ
る。
【0025】なお、このような、デコードのストラテジ
ーを外部からの制御によって切り替え可能なIC回路
は、市販されており、この発明においてもこれら市販さ
れているIC回路を利用可能である。
【0026】C1パリティが8個であれば最大4シンボ
ルまでのエラー訂正が可能であるが、このようにエラー
訂正数の最大値に設定してしまうと、設定されたシンボ
ル数より多いエラー、例えば5シンボルのエラーが発生
した際のエラーの誤訂正の確率が高くなってしまう。そ
こで、この実施の一形態においては、テープの再生モー
ドによってデコーダ7のストラテジーを切り替え、エラ
ー訂正数の上限をC1符号により決定されるエラー訂正
可能な数の最大値より小さく設定する。
【0027】すなわち、例えば通常速度での再生の際に
は3シンボルまでのエラー訂正を行い、C/Nの悪い再
生信号が生じるスロー再生の際には、2シンボルまでの
エラー訂正を行うように、C1デコーダ7におけるデコ
ードのストラテジーが切り換えられる。この、再生速度
によるストラテジーの切り替えは、メカデッキ1に対す
る再生速度の切り替えと共に、マイコン12の制御によ
って行われる。このように、再生速度によってC1デコ
ーダ7のストラテジーを切り換えることによって、スロ
ー再生におけるC1符号の誤訂正の発生を抑えることが
可能となる。
【0028】さらに、設定された訂正可能なエラー数よ
りも再生データにエラーが多かった場合、C1デコーダ
7によって、訂正できなかった再生データに対してコー
ドエラーフラグが立てられる。
【0029】そして、ブロックシンクが抽出でき、C1
デコーダ7においてコードエラーフラグが立てられなか
った再生データは、メモリ8に書き込まれる。このメモ
リ8は、例えば2バンク方式とされており、一方のバン
クにデータを書き込みながらもう一方のバンクからデー
タの読み出しが可能とされる。
【0030】図3は、この再生データが書き込まれたメ
モリ8のメモリマップの一例を示す。このように、1S
YNC分のデータがメモリ8に対して、下位アドレス小
さい側からステータス,ID,データというように順に
書き込まれ、さらに、この1SYNC分のデータが上位
アドレスの順序に対応して書き込まれる。
【0031】こうして、オーディオ14シンクブロック
およびビデオ149シンクブロックから成る1トラック
分の再生データについての処理が終了すると、メモリ8
に書き込まれた再生データが読み出され、C2符号のエ
ラー訂正およびエラー検出を行うC2デコーダ9に供給
される。C2パリティは11個あるため、5シンボルの
エラーまで訂正可能であるが、この実施の一形態におい
ては、このC2デコーダ9ではイレージャ訂正のみが行
われ、このときの訂正可能数は11シンボルである。
【0032】C2デコーダ9でエラー訂正を行われた再
生データは、例えば2バンク方式によるメモリ10に書
き込まれる。このメモリ10に1トラック分の再生デー
タが書き込まれると、この書き込まれた再生データが読
み出され、画像伸長回路11に供給され、記録時の圧縮
符号化(例えばMPEG2)の復元がなされ、再生画像
信号として取り出される。
【0033】次に、上述したこの発明を適用可能な磁気
再生装置の具体的な一例として、回転ヘッド型のディジ
タルビデオテープレコーダについて説明する。図4に示
すように、テープ上に斜めトラックが形成される。T
0、T1は、トラックナンバーを示し、隣接するトラッ
ク間のアジマスが相違する傾斜アジマス記録がなされ
る。図5は、1本のトラックを示す。トラック入口側に
は、ITI(Insert and Track Information)なるアフ
レコを確実に行うためのタイミングブロックが設けられ
る。これは、それ以降のエリアに書かれたデータをアフ
レコして書き直す場合に、そのエリアの位置決めを正確
にするために設けられるものである。
【0034】この例では、コンポジットディジタルカラ
ービデオ信号が輝度信号Y、色差信号CR およびCB
らなるコンポーネント信号に変換され、コンポーネント
信号がDCT変換と可変長符号により圧縮され、回転ヘ
ッドにより磁気テープに記録される。記録方式として
は、SD方式(525ライン/60Hz、625ライン
/50Hz)とHD方式(1125ライン/60Hz、
1250ライン/50Hz)とが設定できる。
【0035】図6に示すように、SD方式の場合には、
1フレーム当たりのトラック数が10トラック(525
ライン/60Hzの場合)とされ、または、図7に示す
ように、12トラック(525ライン/60Hzの場
合)とされる。図示しないが、HD方式の場合には、1
フレーム当たりのトラック数がSD方式の倍、つまり、
20トラック(1125ライン/60Hzの場合)、ま
たは24トラック(1250ライン/50Hzの場合)
である。
【0036】すなわち、SD方式において1/5の速度
のスロー再生を行う際には、525ライン/60Hzの
場合、10トラックが5回分スキャンされるので、1フ
レームが50スキャン分の時間となる。
【0037】図5のトラックフォーマットに示すよう
に、ITIエリアの後に、ヘッドの走査順に、オーディ
オデータ、ビデオデータおよびサブコードデータが記録
される。ビデオデータおよびオーディオデータを記録す
るエリアには、それぞれに付加情報を記録するための補
助的データ(AUX)を書込むエリアが設けられる。A
UXには、記録日時や記録時間などオーディオ、ビデオ
データ以外のデータを書込むことができる。サブコード
データ、AUX、カセットに内蔵した半導体メモリに記
録するデータは、形式を共通とされている。この形式
は、パック構造と称される。
【0038】オーディオデータ、ビデオデータ、サブコ
ードがそれぞれ記録されるエリアは、それぞれオーディ
オセクタ、ビデオセクタ、サブコードセクタと呼ばれ
る。これらのセクタ間には、データを記録していないギ
ャップG1、G2、G3が配される。オーディオセクタ
は、プリアンブル(プリシンクブロック)PR1、デー
タ部(14シンクブロック)およびポストアンブルPO
1(ポストシンクブロッ)からなる。
【0039】オーディオシンクブロックは、図8のよう
に、90バイトで構成される。前半の5バイトは、シン
クおよびIDデータである。オーディオデータ(72バ
イト)およびAAUXで示されるオーディオAUX(5
バイト)が1シンクブロックに含まれる。このデータが
積符号によってエラー訂正符号化される。すなわち、水
平方向に整列する77バイトに対して内符号(C1符号
と称される)の符号化がなされる。具体的には、(8
5,77)リード・ソロモン符号がC1符号として使用
され、8バイトのC1(内符号)パリティが付加され
る。C1符号の系列の方向がデータの記録/再生方向で
ある。また、垂直方向に並ぶ9バイトのデータに対し
て、外符号(C2符号と称される)のエラー訂正符号化
がなされる。具体的には、(14,9)リード・ソロモ
ン符号がC2符号として使用され、5バイトのC2(外
符号)パリティが付加される。
【0040】ビデオセクタは、プリアンブル(プリシン
クブロック)PR2、データ部(149シンクブロッ
ク)およびポストアンブルPO2(ポストシンクブロ
ッ)からなる。図9は、ビデオセクタの構成を示す。プ
リアンブルおよびポストアンブルの構成は、図8に示さ
れるオーディオセクタと同様である。ビデオセクタ内に
149個含まれるビデオシンクブロックは、オーディオ
シンクブロックと同様に90バイトで1シンクブロック
が構成される。
【0041】シンクブロックの先頭の5バイトは、SY
NCおよびIDである。データ部は77バイトで、オー
ディオデータと同様の積符号のエラー訂正符号化がなさ
れる。具体的には、(85,77)リード・ソロモン符
号がC1符号として使用され、また、(149,13
8)リード・ソロモン符号がC2符号として使用され
る。そして、C1(内符号)パリティ(8バイト)とC
2(外符号)パリティ(11バイト)がそれぞれ付加さ
れている。シンクブロック番号19および20の2シン
クブロックと、C2パリティの直前の1シンクブロック
はビデオAUX(VAUX)専用のシンクで、77バイ
トのデータはVAUXデータとして用いられる。VAU
XおよびC2パリティ以外の中央部の135シンクブロ
ックは、圧縮されたビデオ信号のビデオデータが格納さ
れるエリアである。
【0042】さらに、図10は、サブコードセクタの構
成を示す。サブコードセクタのプリアンブル、ポストア
ンブルには、オーディオセクタやビデオセクタと異なり
プリシンクおよびポストシンクが存在しない。サブコー
ドシンクブロックは、12バイトの長さであり、その前
半の5バイトは、シンクおよびIDである。続く5バイ
トはデータ部で、データ部に対しては、C1符号の符号
化のみがなされる。そして、C1パリティ(2バイト)
が付加される。このように、積符号構成は、サブコード
では、採用されていない。これは、サブコードが主とし
て高速サーチ用のものであり、C2パリティを再生でき
ることが少ないからである。また、200倍程度まで高
速サーチするために、シンク長も12バイトと短くして
ある。サブコードシンクブロックは、1トラック当り1
2シンクブロックある。
【0043】この例において、オーディオセクタおよび
ビデオセクタにおいて、8バイトのC1パリティが付加
されるため本来4シンボルまでのエラー訂正が可能とさ
れる。しかし、この発明においては、これらオーディオ
セクタおよびビデオセクタのC1符号をデコードする際
に、訂正可能なエラー数を通常速度の再生においては3
シンボルに、また、C/Nの悪いスロー再生においては
2シンボルに減らして設定する。そのため、各々のモー
ドにおいてエラーの誤訂正確率の最適化を図ることがで
きる。
【0044】なお、上述の説明においては、エラー訂正
がC1およびC2符号を使用した積符号によって行われ
ているが、これはこの例に限定されるものではなく、こ
の発明は、例えばエラー訂正に積符号を用いない場合に
も適用できるものである。さらに、この発明は、エラー
訂正に積符号以外の二重符号化を使用する場合にも適用
できるものである。
【0045】また、上述の説明においては、C1符号の
エラー訂正について説明されているが、これはこの例に
限定されるものではない。例えば、C2符号のエラー訂
正にこの発明を適用することも可能であり、さらに、C
1およびC2符号の両方にこの発明を適用することも可
能である。
【0046】また、ここではスロー再生の場合について
のみ説明されているが、これはこの例に限定されるもの
ではない。例えば、再生時のテープ速度が記録時よりも
高速とされる高速再生の場合においても、ヘッドのトラ
ックに対する軌跡が一致しなくなりスキャンの際に十分
なレベルが得られなくなるため、この発明を適用するこ
とが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、C1デコードのストラテジーをテープの再生モード
によって切り換えるようにされ、再生モード毎にエラー
の誤訂正確率が最適化できる効果がある。そのため、C
/Nの悪いスロー再生時においてもC1デコーダでのエ
ラー誤訂正の発生を抑えることができ、エラー誤訂正に
よる画像障害および音声障害を減らすことができる効果
がある。
【0048】また、この発明によれば、エラーの誤訂正
確率の最適化がC1デコードのストラテジーを切り換え
ることで成されているため、新たなハードウェアの追加
が必要なく、また、ソフトウェアについても、若干の追
加だけで済む。そのため、例えば多数決処理回路のため
の多数のメモリおよびソフトウェアが必要なく、装置コ
ストの面で非常に有利である効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるディジタルビデオテープレコー
ダの再生系の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】再生データの構造の一例を示す略線図である。
【図3】再生データが書き込まれたメモリのメモリマッ
プの一例を示す略線図である。
【図4】この発明を適用できるディジタルビデオテープ
レコーダのトラックパターンを示す略線図である。
【図5】ディジタルビデオテープレコーダの1トラック
の構成を説明するための略線図である。
【図6】この発明を適用できるディジタルビデオテープ
レコーダの1フレームのデータを記録した場合のトラッ
クパターンの一例を示す略線図である。
【図7】この発明を適用できるディジタルビデオテープ
レコーダの1フレームのデータを記録した場合のトラッ
クパターンの他の例を示す略線図である。
【図8】オーディオデータの1セクタの構成を説明する
ための略線図である。
【図9】ビデオデータの1セクタの構成を説明するため
の略線図である。
【図10】サブコードデータの1セクタの構成を説明す
るための略線図である。
【図11】通常速度の再生の場合のトラックに対するヘ
ッドの軌跡を示す略線図である。
【図12】スロー再生の場合のトラックに対するヘッド
の軌跡を示す略線図である。
【符号の説明】
1 メカデッキ 6 PLL 7 C1デコーダ 8 メモリ 12 マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/09 361 7520−5D G11B 5/09 361Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体からディジタル信号を再生する
    ようなディジタル信号の処理装置において、 複数シンボルに対するmシンボルのエラー訂正が可能な
    エラー訂正符号の復号手段を有し、 上記復号手段は、記録時と記録媒体および再生手段の相
    対速度が異なる変速再生のときに上記mシンボルより少
    ないシンボル数のエラー訂正を行うことを特徴とするデ
    ィジタル信号の処理装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体からディジタル信号を再生する
    ようなディジタル信号の処理方法において、 複数シンボルに対するmシンボルのエラー訂正が可能な
    エラー訂正符号の復号のステップを有し、 上記復号のステップは、記録時と記録媒体および再生手
    段の相対速度が異なる変速再生のときに上記mシンボル
    より少ないシンボル数のエラー訂正を行うことを特徴と
    するディジタル信号の処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のディジ
    タル信号の処理装置または処理方法において、 上記エラー訂正符号は、複数のシンボルの2次元配列に
    おいて、異なる第1および第2の方向にそれぞれ整列す
    る第1および第2のシンボルのそれぞれに対する第1お
    よび第2のエラー訂正符号化を行うようにされた二重符
    号化であることを特徴とするディジタル信号の処理装置
    または処理方法。
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