JPH0973838A - 可逆動作プルスイッチ - Google Patents

可逆動作プルスイッチ

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JPH0973838A
JPH0973838A JP18122296A JP18122296A JPH0973838A JP H0973838 A JPH0973838 A JP H0973838A JP 18122296 A JP18122296 A JP 18122296A JP 18122296 A JP18122296 A JP 18122296A JP H0973838 A JPH0973838 A JP H0973838A
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contact plate
rotary contact
pull switch
rotary
plate
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JP18122296A
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Yoshihisa Hiramatsu
由久 平松
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 3以上の接続状態を切り換えるプルスイッチ
に関し、誤動作を起こさず、耐久性がある構造を得るこ
とを課題としている。 【解決手段】 対向する固定接点板2と回転接点板12
とを備え、回転接点板12の所定角度毎の回動により複
数の接点5、7、9の導通状態を切り換えるプルスイッ
チにおいて、回転接点板12とこれを正逆転する往復動
部材15、39との間に、互いに逆方向の送り爪19と
係合部20、33とからなるラチェット係合対が介在し
ており、往復動部材15、39に設けた送り爪19は支
持枠1に設けた姿勢保持具10、35によって回転接点
板の係合部20、33から離隔しており、往復動部材1
5、39に設けた2本の引き紐25、25のどちらか一
方を操作したときに、一方の送り爪19が係合部20、
33に係合して回転接点板12を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、3以上の接続状
態を切り換えるプルスイッチに関するもので、例えば家
庭用蛍光灯の2灯点燈、1灯点燈、豆球点燈および消燈
を切り換えるのに使用するプルスイッチに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】家庭用の室内照明器具として一般的に用
いられている蛍光灯は、2本の蛍光管と豆球とを備えて
おり、これらの照明状態を切り換えるプルスイッチが設
けられている。点滅の切り換えは、消燈状態からプルス
イッチを1回操作すると蛍光管が2灯点燈し、次に1回
操作すると1本の蛍光管のみが点燈し、次に1回操作す
ると蛍光管が消燈して豆球が点燈し、さらに1回操作す
ると消燈状態となる。そして従来のプルスイッチは、こ
れを操作するための1本の引き紐が設けられており、こ
の引き紐を引く毎に上述した点燈および消燈状態が一定
の順序で変化するようになっている。
【0003】このように明るさを何段階かに切り換えら
れるようにした照明器具は、特に一般家庭等において便
利である。しかし例えば蛍光管が2灯点燈している状態
で消燈しようとすると、引き紐を3回続けて引かなけれ
ばならない。また1灯点燈状態で使用しているときに2
灯点燈の照度が必要になった場合、消燈状態を経なけれ
ばならないという矛盾がある。特に照明器具が設置され
ている部屋の種類によっては、2灯点燈状態と消燈状態
のみを繰り返すような使い方をされることも多く、この
ような場合に点燈状態から消燈状態に切り換えるため
に、スイッチを何回も操作しなければならないというこ
とは非常に不合理である。
【0004】そこで、家庭用照明器具のプルスイッチの
ように多段階の通電状態を切り換えるプルスイッチにお
いて、より少ないスイッチ操作である状態から他の状態
へ切り換えることができるプルスイッチが提唱されてい
る(例えば実公昭56−55868号公報)。
【0005】この装置は、点燈サイクルを正方向、逆方
向のいずれでも左右の引き紐25の操作次第で自在に行
えるようにしたものである。この装置は、図15に示す
ように、支持枠1の固定接点板2に立設した支軸3まわ
りに蛍光管に接続する複数の接点5、7、9を配設し、
この接点に順次圧接する導通接点11を支軸3に軸着し
ている。導通接点11の軸受部は大径となっており、放
射状に切欠45が設けられている。そして、この切欠に
左右方向の回転状態でそれぞれ係合する爪19を備えた
円板36を支軸3に軸着している。円板36には屈曲片
46が設けられており、この屈曲片46が左右に引き紐
25を連結したハンドル39の嵌合凹所47に嵌合して
いる。ハンドルの上面には、支軸3に挿通されたコイル
バネ16の下端が当接し、コイルバネ16の上端は、支
持枠1に装架された板材17の下面に当接している。コ
イルバネ16は、ハンドル39、円板36、導通接点1
1を固定接点板2側に押圧している。固定接点板2の左
右隅部には、傾斜面を有する突壁48が固着されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような従
来の可逆動作プルスイッチは、動作が不安定で実用的で
ない。
【0007】本発明は、多段階の通電状態を切り換える
可逆動作プルスイッチにおいて、誤動作を起こさず、耐
久性がある構造を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の可逆動作プル
スイッチは、対向する固定接点板2と回転接点板12と
を備え、回転接点板12の所定角度毎の回動により複数
の接点5、7、9の導通状態を切り換えるプルスイッチ
において、前記回転接点板12とこれを正逆転する往復
動部材15、39との間に、互いに逆方向の送り爪19
と係合部20、33、51とからなるラチェット係合対
が介在しており、往復動部材15、39に設けた送り爪
19は支持枠1に設けた姿勢保持具10、35によって
回転接点板の係合部20、33、51から離隔してお
り、前記往復動部材15、39に設けた2本の引き紐2
5、25のどちらか一方を操作したときに、一方の送り
爪19が係合部20、33、51に係合して回転接点板
12を駆動することを特徴とするものである。
【0009】請求項2のプルスイッチは、上記構成のプ
ルスイッチにおいて、往復動部材15を回転接点板の回
転中心を中心とする対称位置に設け、回転接点板12の
外周に係合部20を設けると共に、送り爪19を回転接
点板12の外周に沿って往復動可能に設けたことを特徴
とするものである。
【0010】請求項3のプルスイッチは、請求項1のプ
ルスイッチにおいて、往復動部材39の下面に接離自在
かつ相対回動不能に中間部材36を設け、この中間部材
の回転中心を中心とする対称位置に斜め下方に向いた送
り爪19を設けると共に、この送り爪19に係合する係
合部33を回転接点板12の上面に設けたことを特徴と
するものである。
【0011】請求項4のプルスイッチは、回転接点板の
反固定接点板側の面に対向して2個の往復動部材15を
設け、この往復動部材15を回転接点板12の回転中心
を中心とする対称位置に配置し、各往復動部材に回転接
点板側へ向いた送り爪(19)を設けると共に、この送り爪
(19)に係合する係合部(51)を回転接点板(12)に設け、送
り爪(19)を回転接点板に沿って往復動可能に設けたこと
を特徴とするものである。
【0012】請求項5のプルスイッチは、上記請求項1
ないし4のプルスイッチにおいて、回転接点板12に摺
接して、回転接点板の回動角を規制する板バネ14を支
持枠1に設けたことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の可逆動作プルスイッチは、往復
動部材15、39に設けた送り爪19が支持枠1に設け
た姿勢保持具10、35によって回転接点板の係合部2
0、33、51から離隔した状態で保持されており、非
作動時には両方の爪が係合部から離隔し、作動時に操作
された一方の爪のみが係合部に係合するものであるか
ら、誤動作を起こさずしかも耐久性があり、実用的なプ
ルスイッチを安価に提供することができる。
【0014】請求項2記載のプルスイッチは、接線方向
の駆動力によって回転接点板12を回動するものである
から、作動時に一方の爪のみを回動させることができ、
小さな操作力で正確に作動させることができる。
【0015】請求項3記載のプルスイッチは、作動時に
は両方の爪が回動するけれども、回転接点板の面方向の
駆動力によってこれを回転させるものであるから、小型
の装置を安価に提供することができる。
【0016】請求項4記載のプルスイッチは、回転接点
板の反固定接点板側の面に対向して2個の往復動部材を
対称位置に配置し、それぞれの引き紐25、25によっ
て個別的に動作させることとしたので、小型で安価な装
置を提供することができるほか、スイッチの切り換え動
作を確実に行わせることができる。
【0017】請求項5記載のプルスイッチは、板バネの
付勢力により回転接点板を一定の角度に保持できるか
ら、回転接点板12と接点5、7、9との間のずれを防
止することができる。
【0018】
【実施例】図1ないし図3に示す第1実施例について説
明する。この実施例のプルスイッチは、コ字ないし箱形
の支持枠1を備え、その背面板が固定接点板2となって
いる。支持枠1(従って固定接点板2)は絶縁材で形成
され、その背面の中心に後述する回転接点板の支軸3が
立設され、この支軸3を中心とする固定接点板の円周上
に第1蛍光管4に接続された接点5、第2蛍光管6に接
続された接点7、豆球8に接続された接点9が配置され
ている。また、固定接点板2には、接点7、9の外側で
支軸から等距離の位置に突片10が立設されており、接
点9と対称な位置にナイフ状のかき落とし片が埋設され
ている。
【0019】接点5、7、9の配置は、図3に示すよう
に、後述する導通接点11が第1の位置Aにあるときは
いずれの接点とも接触せず、第2の位置Bにあるときは
その一端が第1蛍光管の接点5に他端が第2蛍光管の接
点7に接触し、第3の位置Cにあるときに第1蛍光管の
接点5のみに接触し、第4の位置Dにあるときに豆球の
接点9に接触するように配置している。接点5、7、9
は、固定接点板2にモールドされた導電板で形成され、
その導電板の表面は固定接点板2の表面よりわずかに高
くなっている。
【0020】支軸3は導電体で、電源側に接続されてい
る。支軸3にはブリッジ状の導通接点11および水車形
の回転接点板12がその中心において自由回転可能に軸
着されている。回転接点板12は絶縁体で製作され、そ
の貫通孔13で導通接点11を相対回動不能に保持して
いる。回転接点板12は、基端が支持枠1に固着された
板バネ14の先端によって、一定の位置に保持されてお
り、導通接点11が接点5、7、9からずれないように
なっている。
【0021】支軸3には導通接点側から順に右側アーム
15R、コイルバネ16、左側アーム15L、板材17
が軸着されている。右側アーム15Rの先端は上下に分
岐しており、上分岐部には巻バネ18Rによって図上右
回りに付勢された右側爪19Rが軸着されている。右側
爪19Rは円弧形の上辺21と直線状の下辺22とを備
えた流線形をしており、下辺に段部23が形成されてい
る。下分岐部には、樹脂製スリーブを介して操作杆24
が枢支連結されており、操作杆の先端に引き紐25が連
結されている。左側アーム15Lは、一旦下方に屈曲し
たあと分岐して右側アーム15Rと対称な形となってい
る。以下、左右対称な位置にある部材には、同じ符号を
付して一方のみを説明する。
【0022】コイルバネ16は、支軸3に沿って左右の
アーム15を反操作方向に付勢しており、かつ導通接点
11の両端を固定接点板2に押圧している。コイルバネ
16の上側フック26は左側アームに、下側フック27
は右側アームに係着されており、左右の爪19が一定間
隔となるように弾性保持している。
【0023】図4ないし図6に基づきプルスイッチの動
作を説明する。図4は全部消燈状態であり、左右の爪1
9はコイルバネ16の付勢力により互いに近接した位置
に保持されている。爪の下辺22は固定接点板に立設さ
れた突片10に当接しており、爪19は突片10と支持
枠1の上部との間で保持されて、回転接点板12の係合
部から離隔した位置で回動を規制されるとともに、一定
の姿勢に保持されている。
【0024】図4の状態で図の右側の引き紐を引くと、
アーム15が右回転して爪が突片10から離隔する。こ
のとき、爪は巻バネ18の作用によりアーム15の先端
を中心として図で右回動し、段部先端が回転接点板の翼
20に当接する。更に引くと、回転接点板の翼20が爪
の段部23と係合して図5の状態となる。引き紐を強く
引くと、爪19が回転接点板12を回動させるように働
き、下方の翼20が板バネ14を押し込んで翼と翼との
角度分(45度)だけ回転接点板を回動させて図6の状
態になる。
【0025】図6における導通接点の位置は、図3のD
位置であり、豆球8が点燈した状態である。この状態で
引き紐を離すと、コイルバネ16によってアーム15が
図上左回動する。この際爪19の下辺22が一つ上段の
翼20に当たり、爪の姿勢が接線方向に向くと同時に爪
の先端下辺が突片10に当接し、下辺22を接線方向に
向けた状態で左回動して、図4に示す元の状態に復帰す
る。
【0026】もう一度右側の引き紐を引っ張れば、導通
接点11は図3のC位置に回動し、蛍光管4が一つ点燈
する。なお、消燈時から蛍光管を二つ点燈させたいとき
は、図の左側の引き紐を引けばよい。このとき左側の爪
が回転接点板を回動して、導通接点を45度左回動し、
図3のB位置に回動する。
【0027】図7ないし図11は本発明の第2実施例を
示したものである。支軸3に回動自在に軸着された回転
接点板12には翼が設けられておらず、外周に小孔30
が一定間隔で設けられている。この小孔30は、基端が
支持枠1に固着された板バネ14に設けた突起31に係
合して、回転接点板12の位置がずれないようにしてい
る。導通接点11は回転接点板の下面に設けられた切欠
32に嵌挿されている。回転接点板の上面には、中心角
45度の位置に8個の凹所33が設けられている。
【0028】回転接点板の上面には、支持枠のスリット
34から水平に差し込まれた山形の隔離板35の下面が
接しており、この隔離板の上面には、支軸3に緩く軸着
された円板36の後方下面が摺動している。円板36の
外周部の対称な位置には下方に傾斜した爪19が設けら
れており、この爪の基端相互は連結されて円板36と同
一平面を形成している。円板36には係合孔37、37
及び透孔38が設けられている。
【0029】支軸3に軸着されたく字形のハンドル39
は、円板36の上方に位置しており、両端に左右の引き
紐25が連結されている。ハンドルの下面には、円板の
係合孔37、37と係合するピン41、41が垂下され
ており、ハンドルと円板とは接離可能かつ相対回動不能
である。ハンドル39と支持枠1に装架された板材17
との間には、コイルバネ16が介装されており、コイル
バネはハンドル39及び円板36を隔離板35に押圧し
ている。コイルバネの上端は板材17の透孔42に挿通
され、下端は円板の透孔38に挿通されている。
【0030】図8及び図9は組み立て時の断面図および
平面図である。図において、導通接点11は、図3のA
位置にある。図8及び図9は引き紐25が引かれていな
い状態を示しており、円板36の後部及び爪19の連結
部は、隔離板35に接触しており、爪19は隔離板35
の先端辺(山形の稜線)からせり出しながら下方に傾斜
しており、その先端と隔離板の下面とが同一平面上に位
置している。回転接点板12は板バネ14によって一定
の位置に保持されており、上面の凹所33は、爪19の
先端下方に位置している。即ち、爪19の先端と凹所3
3とは係合していない。
【0031】この状態で右側の引き紐25を引くと、ハ
ンドル39が円板36を右回動させる。円板が右回動す
ると、左側の爪19が隔離板35に乗り上げるととも
に、右側の爪が隔離板の先端辺からはみ出して下動して
下方の凹所33に係合して図10及び図11に示すよう
になる。更に右側の引き紐25を引くと右側の爪19が
回転接点板12を45度右回動し、導通接点11を図3
に示すD位置に回動し、豆球8を点燈させる。この位置
で小孔30に突起31が係合して回転接点板の回動が規
制される。引き紐25から手を離すと、コイルバネ16
の作用により円板36は逆回転して左側の爪が隔離板か
ら外れて円板36及びハンドル39は水平となり、両側
の爪の先端は隔離板35の下面と同一平面上に復帰す
る。
【0032】図12ないし図14は本発明の第3実施例
を示したものである。合成樹脂製の回転接点板12に
は、放射方向に配置された8個の窓51が設けられてお
り、中心には軸孔52が設けられている。また、回転接
点板の固定接点板側の面(裏面)に導通接点を嵌装する
ための直径方向の溝50が設けられている。短冊状の導
通接点11は溝50と同じ幅に製造され、その厚さは溝
50の深さより若干大きく製造されている。導通接点1
1にはその中心に設けられた円孔と同軸のスリーブ53
が設けられており、このスリーブを回転接点板12の軸
孔52に嵌挿し、更に導通接点11を溝50に嵌装する
ことにより、導通接点11が回転接点板12の裏面に若
干突出した状態で固着される。このスリーブ53によっ
て導通接点11及び回転接点板がその中心において支軸
3に回転可能に軸着され、かつ、導通接点と支軸とが電
気的に接続される。回転接点板12の表面に接触する隔
離板35は、固定支持板2に植立された2本のピン5
4、54によって回動不能かつ摺動可能に支持されてお
り、その下辺中央に設けられた貫通孔55と固定支持板
の透孔56とは同一軸線上に位置している。隔離板35
の下辺は、回転接点板の窓51の縁に沿うように両側に
傾斜するように設けられている。
【0033】支軸3にはその鍔側から順に座金57、コ
イルバネ16及びスリーブワッシャ58が挿通されてお
り、更に爪19を下方に向けて左右のアーム15、15
が挿通されている。これらの部材が挿通された支軸3の
先端を隔離板の貫通孔55、スリーブ53及び透孔56
に挿通し、その突出部をかしめて支軸3を支持枠1に固
定する。
【0034】コイルバネ16はその支軸の鍔側端がスリ
ーブワッシャ側に折り返されており、コイルバネの両端
は、スリーブワッシャ側でL字形に開いている。コイル
バネ16はスリーブワッシャを介して左右のアームを隔
離板側に押圧しており、この付勢力により隔離板35が
支軸3に沿って固定接点板側に摺動して、回転接点板1
2を固定接点板2に押圧し、スリーブ53を介して導通
接点11と接点5、7、9との接触を確実にしている。
またコイルバネの両端は、左右のアーム15、15の内
側に当接しており、アームを反操作方向に付勢してい
る。
【0035】左右のアームは基部が支軸に軸支されたリ
ンク61、61とその内側に装着される爪部材62、6
2とからなっており、爪部材の爪19は回転接点板側に
ゆるく反っている。アームの回動角は、ピン54、54
と支持枠の内側底面に設けられたストッパ63、63に
よって規制されている。アームの回動角は、一回の動作
で回転接点板が回動する角度(45度)に遊び角を加え
たものである。アーム15が上動端に位置するとき、即
ちピン54、54に当接しているときは、爪19は図1
3に示すように隔離板35に乗り上げており、回転接点
板12に接触していない。
【0036】図14に基づき切り換えの動作を説明す
る。図14には右側のアームのみが示されており、左側
のアームの動作は右側アームと対称であるから省略し
た。引き紐25を下方に引くと、隔離板35に乗り上げ
ていた爪(想像線で示されるもの)は、隔離板の下辺か
ら突出し、回転接点板12の窓51の内縁に当接する。
更に引き紐を下方に引くと、アームの先端がストッパ6
3に当接するまで爪が回転接点板12を回転させる。こ
の操作により回転接点板が45度回転して導通接点を切
り換える。手から引き紐25を離すとバネ16によりア
ーム15が上動端に復帰する。このとき、回転接点板1
2は、その外周に設けた溝64とバネ板の突起31との
係合により、その位置が保持される。以上の動作を繰り
返すことにより回転接点板12を45度ずつ右回動させ
ることができ、左側の引き紐を引っ張ることにより回転
接点板を逆方向に45度ずつ回動させることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明のプルスイッチ
は、ラチェット係合対の送り爪を回転接点板の係合部か
ら離隔させた位置で、姿勢保持具によって一定の姿勢に
保持しており、非操作時には両方の爪が係合部から離隔
しており、操作時に一方の爪のみが係合部と係合するの
で、誤動作を起こさず、実用性がある可逆動作プルスイ
ッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図
【図2】組み立て時の断面図
【図3】接点の配置状態を示す説明図
【図4】非操作時の爪の位置を示す平面図
【図5】右側の引き紐を引いたときの爪の係合状態を示
す平面図
【図6】爪が回転接点板を回動させたときの平面図
【図7】第2実施例の分解斜視図
【図8】非操作時の爪の位置を示す断面図
【図9】非操作時の爪の位置を示す平面図
【図10】右側の引き紐を引いたときの爪の係合状態を
示す断面図
【図11】右側の引き紐を引いたときの爪の係合状態を
示す平面図
【図12】第3実施例の分解斜視図
【図13】非操作時の爪の位置を示す断面平面図
【図14】爪が回転接点板を回動させている状態の説明
【図15】従来装置の分解斜視図
【符号の説明】
1 支持枠 2 固定接点板 5 接点 7 接点 9 接点 10 突片 11 導通接点 12 回転接点板 15 アーム 19 爪 20 翼 25 引き紐 33 凹所 35 隔離板 36 円板 39 ハンドル 51 窓

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する固定接点板(2) と回転接点板(1
    2)とを備え、回転接点板(12)の所定角度毎の回動により
    複数の接点(5,7,9) の導通状態を切り換えるプルスイッ
    チにおいて、前記回転接点板(12)とこれを正逆転する往
    復動部材(15,39) との間に、互いに逆方向の送り爪(19)
    と係合部(20,33,51)とからなるラチェット係合対が介在
    しており、往復動部材(15,39) に設けた送り爪(19)は支
    持枠(1) に設けた姿勢保持具(10,35) によって回転接点
    板の係合部(20,33,51)から離隔しており、前記往復動部
    材(15,39) に設けた2本の引き紐(25,25) のどちらか一
    方を操作したときに、一方の送り爪(19)が係合部(20,3
    3,51)に係合して回転接点板(12)を駆動することを特徴
    とする、可逆動作プルスイッチ。
  2. 【請求項2】 往復動部材(15)を回転接点板の回転中心
    を中心とする対称位置に設け、回転接点板(12)の外周に
    係合部(20)を設けると共に、送り爪(19)を回転接点板(1
    2)の外周に沿って往復動可能に設けたことを特徴とす
    る、請求項1記載の可逆動作プルスイッチ。
  3. 【請求項3】 往復動部材(39)の下面に接離自在かつ相
    対回動不能に中間部材(36)を設け、この中間部材の回転
    中心を中心とする対称位置に斜め下方に向いた送り爪(1
    9)を設けると共に、この送り爪(19)に係合する係合部(3
    3)を回転接点板(12)の上面に設けたことを特徴とする、
    請求項1記載の可逆動作プルスイッチ。
  4. 【請求項4】 回転接点板の反固定接点板側の面に対向
    して2個の往復動部材(15)を設け、この往復動部材(15)
    を回転接点板(12)の回転中心を中心とする対称位置に配
    置し、各往復動部材に回転接点板側へ向いた送り爪(19)
    を設けると共に、この送り爪(19)に係合する係合部(51)
    を回転接点板(12)に設け、送り爪(19)を回転接点板に沿
    って往復動可能に設けたことを特徴とする、請求項1記
    載の可逆動作プルスイッチ。
  5. 【請求項5】 回転接点板(12)に摺接して、回転接点板
    の回動角を規制する板バネ(14)を支持枠(1) に設けたこ
    とを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載の可逆動
    作プルスイッチ。
JP18122296A 1995-07-03 1996-06-21 可逆動作プルスイッチ Pending JPH0973838A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100744196B1 (ko) * 2006-03-09 2007-08-01 (주)현대정밀 컨베이어용 풀코드 스위치 및 이를 적용한 컨베이어 감시제어시스템
AU2015203137B2 (en) * 2014-10-14 2016-06-09 Dongguan Kaoyi Electronic Technologic Co., Ltd Combination dimmer and biased switch

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