JPH0974483A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JPH0974483A
JPH0974483A JP7228976A JP22897695A JPH0974483A JP H0974483 A JPH0974483 A JP H0974483A JP 7228976 A JP7228976 A JP 7228976A JP 22897695 A JP22897695 A JP 22897695A JP H0974483 A JPH0974483 A JP H0974483A
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JP7228976A
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Izuru Horiuchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量のメモリを使用することなく、網点画
像を生成可能な画像処理装置及びその方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 網点画像の1ドットを構成する複数の画
素について、スクリーン変換部202は、ローアドレス
カウンタ204及びコラムアドレスカウンタ205によ
り、その所定ブロック内における位置を特定し、該特定
された位置に基づいてレジスタテーブルB207により
オフセット値を得、該オフセット値に基づいてレジスタ
テーブルA206より画素の特性を識別し、該識別され
た特性に基づいてレジスタテーブルC208より濃度変
換情報を得ることにより、網点画像を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法に関し、例えば多値画像から網点画像を生成する
デジタル複写機等の画像処理装置及びその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルの事務機器において、画
像の様々な出力方式が考案されている。
【0003】従来のデジタル複写機等においては、1画
素単位で階調表現するPWM(パルス幅変調)方式や、
複数の画素を用いて1ドットの階調表現を行う網点処理
がある。網点処理は、特に階調の安定性や複写後の階調
の保存性を重視する場合等に、用いられる。
【0004】図6に、網点処理におけるドット例を示
す。図6において、各マスが1画素を示しており、図6
の(a)は1ドット8画素による階調表現、図6の
(b)は1ドット13画素による階調表現の例を示す。
各マス内の数字は濃度を埋めていく順序番号を示し、即
ち、濃度に応じて該番号順に例えば黒画素としてゆくこ
とにより、階調を表現する。
【0005】図7の各グラフに、上述した図6の(b)
に示すドット例における濃度変換の様子を示す。図7に
おいて、各グラフの左横に示す番号は図6の(b)にお
いて示される各画素の番号であり、横軸は入力される1
ドットの濃度値、縦軸が網点処理の結果出力される該画
素の濃度値を示している。例えば、図7の最上段のグラ
フは、図6の(b)において、入力濃度に対する「0」
番で示される画素の出力濃度を示している。図7によれ
ば、各画素は、画素毎のしきい値によって2値化される
ことがわかる。
【0006】また同様に、図8のグラフに、上述した図
6の(b)に示すドット例における中間調による濃度変
換の様子を示す。図8によれば、各画素は上限、下限の
2つの閾値を持ち、入力濃度が上限以上であれば黒、下
限以下であれば白、上限と下限の間であれば中間調を用
いて表現され、これにより、網点によって表現可能な階
調数を増やしている。
【0007】次に、図9を参照して、ドット配置による
網点処理について説明する。
【0008】図9の(a)及び(b)は、上述した図6
の(a)に示した8画素表現の1ドットを、それぞれ4
5度,約72度に異なる配置を行った例を示す。図9の
(a),(b)は、それぞれ太線で囲まれた4×4画
素,8×8画素の正方形を単位として、その画素配置に
周期性を有している。
【0009】従来の画像処理装置においては、図9に示
したような周期性を利用して、多値画像を網点画像に変
換するための構成を実現していた。図10に、従来の画
像処理装置における網点画像生成のための構成例を示す
ブロック図を示す。
【0010】図10において、51は原画像を入力する
入力端子、52は行方向のアドレスをカウントするロー
アドレスカウンタ、53は桁方向のアドレスをカウント
するコラムアドレスカウンタ、54は網点処理を行うス
クリーン変換部、55はメモリ、56はレジスタテーブ
ル、57は網点画像を出力する出力端子である。
【0011】例えば図9の(a)に示すドット配置を扱
うのであれば、図11の(a)に示す4×4のマスク
を、予めメモリ55に記憶しておく。ローアドレスカウ
ンタ52及びコラムアドレスカウンタ53は、画像全体
を4×4画素の正方形単位に分割した際の、正方形内で
の注目画素の位置を示すように、各カウンタ値が不図示
のCPUによって制御される。ローアドレスカウンタ5
2はラインをカウントし、コラムアドレスカウンタ53
は1ライン内の画素をカウントする。ローアドレスカウ
ンタ52は、画像の始めと4ライン毎に、また、コラム
アドレスカウンタ53はラインの始めと4画素毎に、そ
れぞれリセットされる。
【0012】現在処理中の画素の1ドット内における画
素番号は、予めメモリ55に記憶されている4×4のマ
スク(図11の(a))内において、各カウンタによっ
て示される当該画素の画素位置に対応する位置の値を取
り出すことにより、得られる。例えば、図11の(b)
に示すように、○印を付したアドレス(2,1)で示さ
れる画素は、図11の(a)において「3」を示す位置
に相当するため、その画素番号は「3」であることが分
かる。
【0013】レジスタテーブル56には、ドット内の各
画素番号に対応して、上述した図7に示した入出力の濃
度変換特性を与えるような濃度に関する閾値が予め格納
されている。スクリーン変換部54は、入力画像の濃度
値とレジスタテーブル56に格納された閾値に基づいて
各画素の濃度を決定することにより、網点画像を生成す
る。
【0014】以上説明したように、従来の画像処理装置
においては、長方形のマスクデータから画素毎の濃度に
関する情報を取り出し、該情報に基づいて各画素を濃度
変換することにより、網点画像を出力していた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例においては、網点の1ドットが8画素表現であったり
13画素表現であったりするため、ドットサイズが大き
く、従って1ドット内の画素番号を求めるためのマスク
サイズも大きくなり、該マスクを格納するためのメモリ
容量も大きくなってしまう。このため、網点変換用のハ
ード構成をIC化する等、内部レジスタを増やすために
大規模化するか、または外部メモリを必要としていた。
【0016】一方、網点のドットサイズを大きくすれば
階調性が向上し、小さくすれば解像度が向上する。この
ため、従来より、画像に応じてドットサイズを可変にし
たいという要望があった。しかしながら従来の網点処理
においては、マスクの容量が大きいために、マスクデー
タの書き換え、及び書き換えのための複数組のデータの
保存が困難であった。
【0017】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、大容量のメモリを使用することな
く、網点画像を生成可能な画像処理装置及びその方法を
提供することを目的とする。
【0018】また、ドットサイズを可変として網点画像
を生成可能な画像処理装置及びその方法を提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明は以下の構成を備える。
【0020】即ち、多値画像を入力し、1ドットを前記
多値画像の複数の画素で構成することにより網点画像を
生成する画像処理装置であって、注目画素の前記ドット
の配列に応じて得られる周期的なパターン内における位
置を特定する特定手段と、前記特定手段により特定され
た位置における画素の特性を複数のテーブルに基づいて
識別する画素識別手段と、前記画素識別手段により識別
された画素の特性により濃度変換情報を参照し、前記注
目画素の濃度値を決定する濃度値決定手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0021】更に、前記パターン内の全ての画素の特性
を保持する第1のテーブルを保持する第1の保持手段
と、前記第1のテーブルにおける画素のうち、前記特定
手段により特定された位置における画素を特定するため
のオフセットを決定する第2のテーブルを保持する第2
の保持手段とを有し、前記画素識別手段は、前記第1の
テーブル及び前記第2のテーブルに基づいて前記注目画
素の特性を識別することを特徴とする。
【0022】更に、前記濃度変換情報を第3のテーブル
として保持する第3の保持手段を有し、前記濃度値決定
手段は、前記画素の特性に基づいて前記第3のテーブル
を参照することにより前記注目画素の濃度値を決定する
ことを特徴とする。
【0023】例えば、前記第3のテーブルは、ドットを
構成する各画素の位置に応じて濃度レベルの閾値を格納
することを特徴とする。
【0024】例えば、前記第3のテーブルは、ドットを
構成する各画素の位置毎に濃度レベルの閾値を複数格納
し、前記濃度値決定手段は、前記注目画素の濃度値を多
値で決定することを特徴とする。
【0025】例えば、前記第1乃至第3のテーブルは書
き換え可能であることを特徴とする。
【0026】更に、網点画像の1ドットを構成する画素
数を設定するサイズ設定手段を有し、前記第1乃至第3
の保持手段は、前記第1乃至第3のテーブルをそれぞれ
前記サイズ設定手段により設定可能な画素数の種類に応
じた数分保持することを特徴とする。
【0027】例えば、前記サイズ設定手段は、網点画像
の1ドットを構成する画素数を増加させる手段と、減少
させる手段とを含むことを特徴とする。
【0028】更に、網点画像のドット配列の種類を設定
する配列設定手段を有し、前記第1乃至第3の保持手段
は、前記第1乃至第3のテーブルを前記配列設定手段に
より設定可能なドット配列数に応じて保持することを特
徴とする。
【0029】以上の構成により、網点画像の1ドットを
構成する各画素毎に、その濃度変換特性を小容量のテー
ブルを参照することにより決定できるという特有の作用
効果が得られる。
【0030】また、網点画像の1ドットを構成する画素
数またはドット配列を設定し、該設定に応じて前記テー
ブルを選択し、適切な網点画像が生成可能となるという
特有の作用効果が得られる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施例につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0032】図1は、本実施例を適用したデジタル複写
機における画像処理構成を示すブロック図である。図1
において、101はCCD、102はサンプル/ホール
ド(S/H)部、103はA/D変換部、104は補正
部、105〜107は画像処理部、108はD/A変換
部、109はパルス幅変調(PWM)部、110はレー
ザ部である。
【0033】不図示の原稿台に載置された原稿をハロゲ
ンランプで照射し、その反射光を光学系を介してライン
型CCD101によって光電変換することにより、読み
取る。この時、ハロゲンランプを原稿の長手方向に対し
て垂直な方向に走査し、原稿画像をCCD101によ
り、ライン単位で順次読みとる。
【0034】CCD101により入力された画像信号は
S/H部102においてサンプル/ホールドされ、A/
D変換部103において前記サンプル・ホールドされた
信号を8ビットのデジタル信号に変換する。次に、補正
部104において前記デジタル信号について、ハロゲン
ランプ、光学系、CCD101における感度むら等によ
る画素毎のゲイン、オフセットのばらつきを補正する。
【0035】補正部104の出力信号は、画像処理部A
105に入力される。画像処理部A105においては、
補正後のデジタル信号について、変倍、ネガポジ反転、
移動の他、トリミング、マスキング、網掛、影付け、輪
郭抽出、グラデーション等、公知の画像編集処理を行
う。
【0036】画像処理部A105の出力信号は、本実施
例の特徴である画像処理部B106に入力される。画像
処理部B106は、入力された多値画像を網点画像に変
換して出力する。尚、画像処理部B106における網点
画像生成処理については、後述する。 画像処理部C1
07では、画像処理部B106の出力信号を対数変換
等、非線形処理を行って出力する。画像処理部C107
から出力されたデジタル信号は、D/A変換部108で
アナログ信号に変換され、PWM部109においてパル
ス幅変調が施された後、レーザー部110に供給され
る。レーザー部110においては、いわゆる電子写真プ
ロセスによって、不図示の感光ドラム上にレーザー光を
照射して潜像を生成し、現像の後、記録紙等の記録媒体
に転写する。
【0037】以下、上述した画像処理部B106におけ
る網点画像生成処理について、詳細に説明する。
【0038】本実施例において、網点のドットサイズは
操作者によって不図示の操作部より入力される。これは
もちろん、予め用意された複数種類のドットサイズよ
り、操作者が所望のサイズを選択するようにしても良
い。入力されたドットサイズの情報は、不図示のCPU
を介して画像処理部B106に伝達される。
【0039】図2に、本実施例においてドットサイズを
入力する操作部の例を示す。図2の(a)はタッチパネ
ルによるドットサイズ選択の表示例を示し、右矢印部分
をタッチすると網点のドットサイズは大きく設定され、
左矢印部分をタッチすると小さく設定される。本実施例
において図2の(a)に示すタッチパネルは、濃度選択
の操作手段と兼用している。これにより、該タッチパネ
ルのためにCPUが用いる表示用のメモリ量を節約する
ことができる。
【0040】尚、図2の(a)に示すタッチパネルの上
部にLCD等の表示部を設け、例えば該表示部の中央付
近に「普通」、右端に「細かい」、左端に「粗い」等の
文字が表示されるようにしても良い。また、本実施例に
おいてはドットサイズの選択はタッチパネルで操作する
として説明するが、もちろん操作キーにより選択しても
よい。また、マウス、トラックボール等のポインティン
グデバイスにより、例えば図2の(a)に示す矢印部分
をクリックする等の方法により、選択を行っても良い。
また、タッチ・パネルとトラック・ボールのどちらでも
操作可能にする等、複数の操作手段を組み合わせて選択
可能としてもよい。また、例えば図2の(b)に示すよ
うに、装置において原稿画像のドットを自動的に測定し
て、出力すべき網点のドットサイズを自動的に選択する
スイッチ(「A」で示す部分)を設ける等、他の選択手
段を併設してもよい。
【0041】このように、操作者によるドットサイズの
選択を2つの操作キーで実現可能としたことにより、装
置全体としてのコストダウン及び操作性の向上を図るこ
とができる。
【0042】次に、画像処理部B106の詳細構成を、
図3のブロック図に示す。図3において、201は原画
像を入力する入力端子、204は行方向のアドレスをカ
ウントするローアドレスカウンタ、205は桁方向のア
ドレスをカウントするコラムアドレスカウンタ、202
は網点処理を行うスクリーン変換部、206〜208は
レジスタテーブル、203は網点画像を出力する出力端
子である。
【0043】図3においては、上述した従来例で示す図
10の構成と比較すると、網点画像生成のためのドット
マスクを格納していたメモリを備えておらず、変わり
に、複数のレジスタテーブルを備えることを特徴とす
る。
【0044】ローアドレスカウンタ204は入力画像の
ラインをカウントし、コラムアドレスカウンタ205は
1ライン内の画素をカウントする。また、ローアドレス
カウンタ204は画像の始めと設定されたライン数毎
に、コラムアドレスカウンタ205はラインの始めと設
定された画素数毎に、それぞれリセットされる。各カウ
ンタのリセット周期の設定値は、上述したタッチパネル
からの情報に基づいて、不図示のCPUによって与えら
れる。例えば、図2の(a)に示すタッチパネルより、
網点のドットサイズとして8画素が設定された場合、こ
れは即ち、上述した図6の(a)に示す1ドット8画素
表現のドット形状が選択されたことになる。 尚、本実
施例において選択されるドット形状は、もちろん図6に
示す例に限定されるものではなく、例えば2×4画素に
よる長方形のドット等、他の形状によるものでも良い。
また、ドットサイズのみでなく、ドット形状の編集や選
択ができるようにしてもよい。
【0045】図6の(a)に示すドット形状において、
上述した従来例で説明したように、図9の(a),
(b)に示すように、異なる複数のドット配置方法があ
る。本実施例においては、45度に最も近い配置方法を
既定値として選択するが、例えば図2の(a)に示すタ
ッチパネル上からの操作により、他の角度の配置方法も
選択可能である。尚、この場合、タッチパネル上の表示
は図2の(a)と同様であるが、例えばLCD等の中央
付近に「45度」、右端に「90度」、左端に「0度」
の文字を表示し、0〜90度の範囲で設定可能としても
良い。そして、指定した角度に適応するドット配置方法
がなければ、最も近い配置が選択される。
【0046】以下、図9の(a)に示すドット配置方法
が選択されたとして説明する。まず、不図示のCPUに
より、ローアドレスカウンタ204とコラムアドレスカ
ウンタ205に対するリセット周期の設定値として、そ
れぞれマスクの縦、横の画素数である「4」が設定され
る。上記2つのカウンタ値は正方形のマスク内の位置を
表す。例えば、コラムアドレスカウンタ204の値が
「2」で、ローアドレスカウンタの値が「1」である場
合は、該画素のマスク内における位置を(2,1)と表
記し、その位置を図11の(b)に○印により示す。
【0047】206〜208のレジスタテーブルA〜C
には、網点のドットの情報に対応した第1,第2,第3
のテーブルが格納される。
【0048】図9の(a)で太枠で囲まれた正方形内の
パターンにおいては、第1行目と、第2行目の数列を規
則的にずらしたものが、それぞれ第3行目と第4行目の
数列と等しくなる。この場合、第1行目と2行目の数列
を所定の規則に従って連結して第1のテーブルとし、各
行における第1行目の数列をずらす量を第2のテーブル
として設定する。図4の(a),(b)に、それぞれレ
ジスタテーブルA206,B207に格納されている第
1,第2テーブルの例を示す。
【0049】ここで、マスク内における画素位置が
(m,n)である場合について考える。
【0050】ローアドレスカウンタ204の値がnであ
り、該カウンタは0オリジンであるため、即ち現在処理
中の画素は(n+1)行目にあることを意味する。従っ
て、まず図4の(b)に示す第2テーブルから(n+
1)番目のデータT2を取り出す。そして、T2を第1
テーブルのオフセットとしてコラムアドレスカウンタ2
05の値に加算して、(T2+m+1)番目のデータT
1を得る。
【0051】例えば、画素位置が(2,1)であれば、
まず図4の(b)に示す第2テーブルから、2番目のデ
ータ「6」をT2として取り出す。この値を第1テーブ
ルのオフセットとして、コラムアドレスカウンタ205
の値「2」に加算することにより、9番目のデータ
「3」を得る。この値が、図6の(a)に示すドットマ
スク内における画素番号であり、対応する画素の濃度変
換に関する情報が、レジスタテーブルC208から取り
出される。尚、レジスタテーブルC208には、ドット
マスク内の各画素番号に対応して、濃度に対する閾値が
格納されており、スクリーン変換部202において、該
閾値に基づいて各画素が2値化されることにより、網点
変換が施される。
【0052】次に、図9の(b)に示すドット配置方法
が選択された場合について説明する。
【0053】図9の(b)で太枠で囲まれた正方形のパ
ターンにおいては、第1行目の数列を左、または右にず
らし、左端の数字を右端、またはその逆に移動する操作
を繰り返すことにより、他の各行の数列と一致する。即
ち、第1行目の数列を第1のテーブルとして、各行にお
ける第1行目の数列をずらす量を第2のテーブルとし
て、各テーブルを設定する。これにより、第1,第2テ
ーブルは、それぞれ図5の(a),(b)に示すデータ
が書き込まれる。尚、ドットマスク内の画素番号を得る
手順は、上述した場合と同様であるため、説明を省略す
る。
【0054】以上説明したように、図3において入力端
子201から入力した多値画像は、スクリーン変換部2
02で上述した手順により、画素毎に取り出した濃度変
換に関する閾値情報に基づいて網点変換され、出力端子
203より出力される。
【0055】以上説明したように本実施例によれば、網
点画像を生成するためのドットマスクを備えず、レジス
タに第1及び第2テーブルを備えるのみで、ドットを表
現する各画素の番号を得ることができる。第1及び第2
テーブルの容量は、従来のドットマスクに要する容量と
比べるとはるかに小さいため、本実施例によればメモリ
容量の削減を図ることができる。
【0056】尚、本実施例においては、出力される網点
画像の各画素は2値で表現される例について説明を行っ
た。しかしながら本実施例はこの例に限定されるもので
はなく、例えば上述した従来例において図7の(b)に
示したように、各画素毎に上限、下限の2つの閾値を持
ち、上限なら黒、下限以下なら白、上限と下限の間は中
間調を用いて表現する等、中間調を用いた画素表現を行
ってもよい。もちろん、各画素毎の閾値数は2つ以上で
あっても構わない。また、図7の(b)においては、1
ドット内において中間調で表現される画素は1つのみで
あるが、出力系の条件を考慮して、複数の画素を同時に
中間調で表現するようにしても良い。
【0057】尚、本実施例はデジタル複写機を例として
説明を行ったが、本実施例における網点画像の生成方法
は、例えばファクシミリやスキャナ装置等、画素を多値
で表現するシステムであれば、本発明の網点処理を適用
することが可能である。
【0058】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。この場合、本発明に係るプ
ログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成することに
なる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステ
ム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或は
装置が、予め定められた仕方で動作する。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、網
点のドットサイズが大きい場合でも、小容量の変換テー
ブルを用いて網点画像への変換が可能となるため、装置
構成を簡素化するとともに、コストダウンを図ることが
できる。
【0060】更に、画像に応じてドットサイズを可変と
したい場合にも、変換テーブルが小容量で良いために、
ドットサイズに応じた変換テーブルの保存、及びその書
き換えが容易となる。従って、画像に適した網点のドッ
トサイズを操作者が選択し、適切な網点画像を出力でき
るようなシステムを、簡易な構成によって実現すること
が可能となる。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例であるデジタル複写機の
画像処理構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例における操作部の表示例を示す図であ
る。
【図3】本実施例における画像処理部Bの詳細構成を示
すブロック図である。
【図4】本実施例における変換テーブル例を示す図であ
る。
【図5】本実施例における変換テーブル例を示す図であ
る。
【図6】従来の網点処理における1ドットを表現する画
素群を示す図である。
【図7】従来の網点処理における各画素の濃度変換例を
示すグラフである。
【図8】従来の網点処理における各画素の濃度変換例を
示すグラフである。
【図9】従来の網点処理におけるドット配値の例を示す
図である。
【図10】従来の網点処理を行う構成を示すブロック図
である。
【図11】従来の網点処理におけるドットマスクの例を
示す図である。
【符号の説明】
101 CCD 102 サンプル・ホールド部 103 A/D変換部 104 シェーディング補正部 105,106,107 画像処理部 108 D/A変換部 109 PWM変調部 110 レーザー部 201 入力端子 202 スクリーン変換 203 出力端子 204,205 カウンタ 206,207,208 レジスタ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像を入力し、1ドットを前記多値
    画像の複数の画素で構成することにより網点画像を生成
    する画像処理装置であって、 注目画素の前記ドットの配列に応じて得られる周期的な
    パターン内における位置を特定する特定手段と、 前記特定手段により特定された位置における画素の特性
    を複数のテーブルに基づいて識別する画素識別手段と、 前記画素識別手段により識別された画素の特性により濃
    度変換情報を参照し、前記注目画素の濃度値を決定する
    濃度値決定手段とを有することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 更に、前記パターン内の全ての画素の特
    性を保持する第1のテーブルを保持する第1の保持手段
    と、 前記第1のテーブルにおける画素のうち、前記特定手段
    により特定された位置における画素を特定するためのオ
    フセットを決定する第2のテーブルを保持する第2の保
    持手段とを有し、 前記画素識別手段は、前記第1のテーブル及び前記第2
    のテーブルに基づいて前記注目画素の特性を識別するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記濃度変換情報を第3のテーブ
    ルとして保持する第3の保持手段を有し、 前記濃度値決定手段は、前記画素の特性に基づいて前記
    第3のテーブルを参照することにより前記注目画素の濃
    度値を決定することを特徴とする請求項2記載の画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記第3のテーブルは、ドットを構成す
    る各画素の位置に応じて濃度レベルの閾値を格納するこ
    とを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第3のテーブルは、ドットを構成す
    る各画素の位置毎に濃度レベルの閾値を複数格納し、 前記濃度値決定手段は、前記注目画素の濃度値を多値で
    決定することを特徴とする請求項4記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1乃至第3のテーブルは書き換え
    可能であることを特徴とする請求項3記載の画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 更に、網点画像の1ドットを構成する画
    素数を設定するサイズ設定手段を有し、 前記第1乃至第3の保持手段は、前記第1乃至第3のテ
    ーブルをそれぞれ前記サイズ設定手段により設定可能な
    画素数の種類に応じた数分保持することを特徴とする請
    求項3記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記サイズ設定手段は、網点画像の1ド
    ットを構成する画素数を増加させる手段と、減少させる
    手段とを含むことを特徴とする請求項7記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 更に、網点画像のドット配列の種類を設
    定する配列設定手段を有し、 前記第1乃至第3の保持手段は、前記第1乃至第3のテ
    ーブルを前記配列設定手段により設定可能なドット配列
    数に応じて保持することを特徴とする請求項3記載の画
    像処理装置。
  10. 【請求項10】 多値画像を入力し、1ドットを前記多
    値画像の複数の画素で構成することにより網点画像を生
    成する画像処理装置における画像処理方法であって、 注目画素の前記ドットの配列に応じて得られる周期的な
    パターン内における位置を特定し、 該特定された位置における画素の特性を複数のテーブル
    に基づいて識別し、 該識別された画素の特性により濃度変換情報を参照し、
    前記注目画素の濃度値を決定することを特徴とする画像
    処理方法。
  11. 【請求項11】 前記パターン内の全ての画素の特性を
    保持する第1のテーブルと、 前記第1のテーブルにおける画素のうち、前記特定手段
    により特定された位置における画素を特定するためのオ
    フセットを決定する第2のテーブルとに基づいて、前記
    注目画素の特性を識別することを特徴とする請求項10
    記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 更に、前記濃度変換情報を第3のテー
    ブルとして保持し、 前記画素の特性に基づいて前記第3のテーブルを参照す
    ることにより前記注目画素の濃度値を決定することを特
    徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記第3のテーブルは、ドットを構成
    する各画素の位置に応じて濃度レベルの閾値を格納する
    ことを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記第3のテーブルは、ドットを構成
    する各画素の位置毎に濃度レベルの閾値を複数格納し、 前記注目画素の濃度値を多値で決定することを特徴とす
    る請求項13記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記第1乃至第3のテーブルは書き換
    え可能であることを特徴とする請求項12記載の画像処
    理方法。
  16. 【請求項16】 更に、網点画像の1ドットを構成する
    画素数を設定し、 前記設定可能な画素数に応じて前記第1乃至第3のテー
    ブルを選択することを特徴とする請求項12記載の画像
    処理方法。
  17. 【請求項17】 更に、網点画像のドット配列の種類を
    設定し、 前記設定可能なドット配列に応じて前記第1乃至第3の
    テーブルを選択することを特徴とする請求項12記載の
    画像処理方法。
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