JPH0974524A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH0974524A
JPH0974524A JP8062727A JP6272796A JPH0974524A JP H0974524 A JPH0974524 A JP H0974524A JP 8062727 A JP8062727 A JP 8062727A JP 6272796 A JP6272796 A JP 6272796A JP H0974524 A JPH0974524 A JP H0974524A
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JP8062727A
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Hideo Okada
英生 岡田
Toru Okuda
徹 奥田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/81Camera processing pipelines; Components thereof for suppressing or minimising disturbance in the image signal generation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/48Increasing resolution by shifting the sensor relative to the scene

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1解像度と、イメージシフト手段を用いて
解像度を高めた第2解像度で画像入力が可能な画像入力
装置で、モアレ除去を可能とし、しかも消費電力を低く
抑える。 【解決手段】 屈折板12を圧電素子14によって傾斜
させ、固体撮像素子13に入射する位置をずらすことが
できる。このようなイメージシフトによって位置をずら
した画像を合成すれば、解像度の高い第2解像度の画像
を得ることができる。イメージシフトを行わない通常の
第1解像度の画像入力時には、固体撮像素子13に入力
される光路Z’を微小に高速で振動させ、等価的に固体
撮像素子13に入力される画像の解像度を下げることに
よってモアレ除去を行うことができる。モアレ除去手段
19の動作は、モアレ検出手段18がモアレ有と判断し
たときに行うので、モアレが無いときにはモアレ除去手
段19を動作させる必要がなく、消費電力の低減を図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子を用
いる画像入力装置、特に解像度の異なる複数の画像を得
るためにイメージシフト機構を備える画像入力装置の改
善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像入力装置の撮像素子とし
て、CCDなどの固体撮像素子が広く用いられている。
固体撮像素子の解像度は、基本的にその撮像面の画素数
でほぼ決定される。したがって、高い解像度を得るため
には、画素数を増加させればよいけれども、画素数を多
くすることについては、現状では技術的、コスト的にあ
る程度の限界がある。そこで、従来から、限られた画素
数の固体撮像素子を用いて、比較的高い解像度の画像が
得られるようにする技術として、たとえば特開昭60−
54576号公報に開示されているようなイメージシフ
ト機構を用いる方法が提案されている。近年では、イメ
ージシフト機構を使用する撮像装置で、異なる2種類以
上の画像、すなわちイメージシフト法を使って解像度を
向上させた画像と本来のCCDの有する解像度の画像と
を得る画像入力装置が提案されている。先行技術として
は、たとえば特開平3−231589号公報や特開平3
−226078号公報などがある。
【0003】図17は、2種類の異なる解像度の画像を
得ることができる画像入力装置の構成の一例を示す。光
軸Zに沿って、光学系1、屈折板2、空間フィルタ3お
よび固体撮像素子4が配置される。屈折板2は、たとえ
ば圧電素子5などのアクチュエータによって、実線で示
す光軸Zに表面が垂直な状態から、光軸Zに対して傾斜
する仮想線で示す状態まで変位可能である。圧電素子5
の駆動は、圧電素子駆動回路6によって行われる。固体
撮像素子4によって撮像された画像は、電気信号に変換
され、画像処理回路7で画像情報として取出される。制
御回路8は、画像処理回路7からの画像情報に従って、
圧電素子駆動回路6を制御し、圧電素子5による屈折板
2の変位によって、光軸Zを仮想線で示す光路Z′にず
らす。イメージシフトによる光路のずれは、固体撮像素
子4の画素配列ピッチのたとえば1/2になるように設
定される。このようなイメージシフト機構については、
前述の特開昭60−54576号公報で詳しく説明され
ている。
【0004】図17の画像による装置では、イメージシ
フトを行わない場合に、第1の解像度として、固体撮像
素子4本来の解像度である通常解像度の画像を入力す
る。制御回路8は、図示を省略したコントローラから通
常解像度の入力モードであることを表す信号を受ける
と、圧電素子駆動回路6に動作停止を指示し、圧電素子
5を所定の位置に停止させる。圧電素子5の所定の位置
は、屈折板2が傾斜することなく、光軸Zがずれない位
置である。空間フィルタ3は、入射された被写体からの
画像に対して、次の固体撮像素子4でモアレとなる空間
周波数がナイキスト周波数以上の高域成分をカットする
ように働く。固体撮像素子4に入射される画像による出
力信号は、画像処理回路7でアナログ/デジタル変換や
ガンマ補正等を加えられ、通常解像度の画像信号として
得られる。画像の出力手段としては、動画として出力す
る場合は陰極線管(略称「CRT」と略称する)、静止
画として出力する場合は画像メモリ等を使用する。いず
れの場合においても、これらの処理技術は既に広く知ら
れている技術を用いることができる。なお動画像とは、
静止画像を時間的に継続して形成される画像を意味し、
典型的な例としてはビデオカメラ等から得られる画像が
ある。
【0005】次にイメージシフトを使用することによっ
て、第1の解像度よりも解像度の高い第2の解像度を有
する画像を入力するときの動作について説明する。制御
回路8は、図示を省略したコントローラから高解像度の
画像の入力モードであることを表す信号を受けると、圧
電素子駆動回路6にイメージシフト動作を行うように指
示する。圧電素子駆動回路6は、その指示に従って圧電
素子5を駆動し、屈折板2を実線で示す状態と仮想線で
示す状態とに交互に変位させ、仮想線で示す状態で光軸
Zを光路Z′にずらすイメージシフトの動作を行う。画
像処理回路7は、イメージシフトによって得られた複数
の画像をA/D変換やガンマ補正等を行い、画像メモリ
上で合成して解像度の高い第2の解像度を有する画像を
得る。なお画像の合成方法については、たとえば特開昭
63−284980号公報に詳しく説明されている。
【0006】空間フィルタ3は、通常解像度の画像の入
力時において固体撮像素子4の入力画像のサンプリング
に起因するモアレを除去するように、入力画像の高域の
成分をカットする。特開平4−236585号公報に
は、空間フィルタ3を通過することができる空間周波数
を通常解像度の画像入力時には低く、高解像度の画像入
力時には高くするように変化し、空間フィルタ3の透過
特性を可変にしてモアレの除去と高解像度化とを両立さ
せる光学的ローパスフィルタの考え方が開示されてい
る。また特開平3−226078号公報には2種類の空
間フィルタを交換可能にしておき、通常解像度の画像の
入力時はカットオフの低い空間フィルタを配置し、高解
像度の画像の入力時にはカットオフの高い空間フィルタ
を配置するように構成した先行技術が開示されている。
また、特公平1−35550号公報には、空間フィルタ
3を用いずに、静止画像の入力はイメージシフト法を使
用し、高解像度の静止画像を得る一方、通常解像度の画
像の入力時においてはモアレを除去するように屈折板2
を高速で振動させ、一時的に固体撮像素子4の開口を広
げ、通常解像度の画像を得る方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高解像度の画像入力と
モアレの除去とを併せて行う先行技術のうち、特開平4
−236585号公報のような空間フィルタ3の透過特
性を可変にしておく手法は、空間フィルタ3の構成が複
雑となり、製造コストが高くなってしまう欠点がある。
特開平3−226078号公報のように2種類の空間フ
ィルタ3を交換可能に構成しておく先行技術は、空間フ
ィルタ3を切換えるための機構を必要とし、画像入力装
置が大形になり、また製造コストも高くなってしまう欠
点がある。静止画入力時には空間フィルタ3を用いずに
イメージシフト法を使用し、通常解像度の画像の入力時
にモアレを除去するように屈折板2を高速で振動させる
手法では、通常解像度の画像入力時に本来モアレが発生
しない被写体を撮像しているときにおいても、常に屈折
板2を駆動する必要があるので、消費電力が高くなり、
特に固体撮像素子を携帯用に用いる場合には電池の消耗
が早まるので不向きである。
【0008】本発明の目的は、以上説明した先行技術の
有する問題点や欠点に鑑み、小形かつ安価な構成で通常
解像度の画像と高解像度の画像とが得られ、かつ消費電
力を低く抑えることができて携帯用に適する画像入力装
置を提供することである。さらに本発明の目的は、イメ
ージシフト機構を用いてモアレを除去することができる
最適な構成を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、被写体からの
入射光を集光する光学系と、固体撮像素子と、固体撮像
素子へ入射する光路をずらすイメージシフト手段とを備
え、第1の解像度を有する画像と、イメージシフト手段
を用いて所定量イメージシフトされた複数枚の画像を合
成して第1の解像度よりも高い第2の解像度を有する画
像とを得ることができる画像入力装置において、入射さ
れた画像に従って固体撮像素子に入力される画像情報中
から、モアレの有無を検出するモアレ検出手段と、画像
情報中からモアレに対応する画像情報を除去するモアレ
除去手段と、第1の解像度を有する画像の入力時に、モ
アレ検出手段の出力に応答し、モアレの有または無に従
ってモアレ除去手段をそれぞれ動作または停止させる制
御手段とを含むことを特徴とする画像入力装置である。
本発明に従えば、第1解像度および第1解像度より高解
像度の第2解像度の2種類の画像が入力可能であり、第
1解像度の画像入力時にはモアレ除去手段を用いてモア
レの除去が可能である。モアレの除去のために空間フィ
ルタを用いないので、安価な画像入力装置を得ることが
できる。モアレ検出手段によってモアレが検出されると
きにのみモアレ除去手段を動作させるので、消費電力を
低減することができる。
【0010】また本発明で、前記第1の解像度を有する
画像は動画像であることを特徴とする。本発明に従え
ば、第1の解像度の画像として動画像を入力する際に、
モアレ検出手段がモアレ有を検出するときにはモアレ除
去手段によってモアレに対応する画像情報を除去するの
で、画質のよい動画像を得ることができる。第2解像度
の画像の方は、複数枚の画像を撮像して合成するので、
動画像ではなく、静止画として高解像度で画像を入力す
ることができる。
【0011】また本発明で、前記モアレ検出手段は、前
記モアレ除去手段を動作させて得られた画像情報とモア
レ除去手段を動作させずに得られた画像情報とを比較す
る比較手段と、比較手段からの出力に応答して、比較に
よる差が所定量より大きい場合にモアレの発生の有を、
また比較による差が所定量より小さい場合にモアレの発
生の無を表す信号をそれぞれ出力する判定手段とを備え
ることを特徴とする。本発明に従えば、モアレ除去手段
の動作の有無による画像情報の差を比較する。差が大き
ければモアレが発生している。差の所定値との比較から
モアレの発生の有無を検出するので、画像情報を利用し
て容易にモアレの検出を行うことができる。
【0012】また本発明で前記モアレ検出手段は、第1
の解像度の画像情報と第2の解像度の画像情報とを比較
する比較手段と、比較手段からの出力に応答して、比較
による差が所定量より大きい場合にモアレの発生の有
を、また差が所定量より小さい場合にモアレの発生の無
を表す信号をそれぞれ出力する判定手段とを備えること
を特徴とする。本発明に従えば、第1解像度の画像情報
と第2解像度の画像情報との比較によってモアレの有無
を判定する。解像度の違いによってモアレの程度も異な
るので、差が大きいときはモアレが発生していると判定
することができる。解像度による差で判定するので、モ
アレの検出を電気的に迅速に行うことができる。
【0013】また本発明で前記比較手段は、第1解像度
の画像を画素毎に補間して、画素数が第2の解像度の画
素数と一致する状態で低域成分を比較することを特徴と
する。本発明に従えば、高解像度の画像情報で画素毎に
比較し、差を積算した結果に従ってモアレを検出するこ
とができる。
【0014】また本発明で前記モアレ検出手段は、第2
の解像度の画像情報の高域成分を抽出する高域抽出手段
と、高域抽出手段の出力が所定量より大きい場合にモア
レの発生の有を、また出力が所定量より小さい場合にモ
アレの発生の無を示す信号をそれぞれ出力する判定手段
とを備えることを特徴とする。本発明に従えば、モアレ
の発生は入力画像中に固体撮像素子の画素配列ピッチの
2倍以内の高域成分が含まれるために生ずるので、高解
像度の画像中のモアレの検出を、高域成分を抽出するこ
とによって容易に行うことができる。
【0015】また本発明で前記モアレ検出手段は、画像
情報を信号処理により高速フーリエ変換処理して、周波
数成分の比較を行うことを特徴とする。本発明に従え
ば、画像情報からの周波数成分の抽出を高速フーリエ変
換によって行うので、デジタル信号処理として周波数帯
域の変更などを容易に行うことができ、モアレ除去の調
整を容易に行うことができる。
【0016】また本発明で前記モアレ検出手段は、画像
入力装置の撮影シーンを判断し、撮影シーンの切換わり
直後に前記モアレ除去手段を動作させることを特徴とす
る。本発明に従えば、モアレ検出手段の動作時におい
て、入力画像の一時停止する影響を低減することが可能
となる。
【0017】さらに本発明は、被写体からの入射光を集
光する光学系と、固体撮像素子と、固体撮像素子に入射
する光路をずらすイメージシフト手段とを備える画像入
力装置において、所定の時間を隔てて固体撮像素子に入
力された少なくとも2画面分の画像情報から、動きベク
トルを演算する動きベクトル演算手段と、画像情報中か
らモアレに対応する画像情報を除去するモアレ除去手段
と、画像の入力時に、動きベクトル演算手段により演算
された動きベクトルに応じて、動きベクトルが所定量よ
り小さい場合はモアレ除去手段を動作させ、動きベクト
ルが所定量より大きい場合はモアレ除去手段を停止させ
る制御手段とを含むことを特徴とする画像入力装置であ
る。本発明に従えば、固体撮像素子に入力される少なく
とも2画面分の画像情報から、動きベクトル演算手段が
動きベクトルを演算し、演算された動きベクトルの所定
量より小さい場合にモアレ除去手段を動作させ、動きベ
クトルが所定量より小さい場合はモアレが目立つのでモ
アレ除去手段を動作させてモアレを除去する。動きベク
トルが所定量より大きい場合は、モアレが目立たず、モ
アレ除去を行わないので、消費電力の低減を図ることが
できる。
【0018】さらに本発明は、被写体からの入射光を集
光する光学系と、固体撮像素子と、固体撮像素子に入射
する光路をずらすイメージシフト手段とを備える画像入
力装置において、画像入力装置の移動を検出する移動検
出手段と、画像情報中からモアレに対応する画像情報を
除去するモアレ除去手段と、画像の入力時に移動検出手
段の出力に応答して、画像入力装置の移動が所定量より
小さい場合はモアレ除去手段を動作させ、画像入力装置
の移動が所定量より大きい場合はモアレ除去手段を停止
させる制御手段とを含むことを特徴とする画像入力装置
である。本発明に従えば、移動検出手段が画像入力装置
の移動を検出し、移動が所定量より小さい場合はモアレ
が目立つので、モアレ除去手段を動作させてモアレを除
去する。移動が所定量より大きい場合は、画像にモアレ
が存在してもあまり目立たないので、モアレ除去手段を
停止させて消費電力の低減を図ることができる。また、
画像情報をモアレ除去の判断のために用いていないの
で、除去の判断を画像情報に影響を与えることなく行う
ことができる。
【0019】また本発明で前記入力される画像は動画像
であることを特徴とする。本発明に従えば、撮像素子に
入力される画像が動画像であるので、画像の解像度より
も動きが重要であり、モアレ除去手段を用いてモアレを
除去し、高画質の動画像を得ることができる。
【0020】また本発明で前記モアレ除去手段は、イメ
ージシフト手段を用いて、固体撮像素子に入力される光
路を微小に高速で振動させ、等価的に固体撮像素子に入
力される画像の解像度を下げることによってモアレ除去
を行い、イメージシフトの動作の駆動周期t’が固体撮
像素子の蓄積時間をtとするとき、 t’=t/2n (nは0以上の整数) で表される関係式に従うように、イメージシフト手段を
動作させることを特徴とする。本発明に従えば、モアレ
の除去をイメージシフト手段を用いて行う。イメージシ
フトの動作の駆動周期t’を、固体撮像素子の蓄積時間
tを基準に、その2n分の1となるように設定する。固
体撮像素子に入力される光路を微小に高速で振動させ、
等価的に固体撮像素子へ入力される画像の解像度を下げ
ることによって行うことができる。
【0021】また本発明で前記モアレ除去手段は、イメ
ージシフト手段を用いて、固体撮像素子に入力される光
路を微小に高速で振動させ、等価的に固体撮像素子に入
力される画像の解像度を下げることによってモアレ除去
を行い、イメージシフトの動作の駆動周期t’が固体撮
像素子の蓄積の周期をtとするとき、 t’=2t/2n (nは0以上の整数) で表される関係式に従って動作させて、固体撮像素子の
蓄積時間の中間においてイメージシフトの反転動作が1
回行われるように、イメージシフト手段を動作させるこ
とを特徴とする。本発明に従えば、固体撮像素子の各画
素の開口を疑似的に大きくすることによるイメージシフ
トによるモアレの除去を、デューティ比が50%の状態
で効果的にかつ連続駆動で行うことができるので、モア
レ除去に要する消費電力を低減することができる。
【0022】また本発明で前記モアレ除去手段は、イメ
ージシフト手段を用いて、固体撮像素子に入力される光
路を微小に高速で振動させ、等価的に固体撮像素子に入
力される画像の解像度を下げることによってモアレ除去
を行い、イメージシフトの動作の駆動周波数をイメージ
シフト手段の可動部の共振周波数に一致させることを特
徴とする。本発明に従えば、イメージシフト手段の可動
部の共振周波数に一致させてイメージシフト手段を動作
させ、モアレの除去を行うので、イメージシフト手段を
駆動するのに必要な電力が最小限となり、電力消費を最
小限度に抑えることが可能となる。
【0023】また本発明で前記モアレ除去手段は、イメ
ージシフトする距離が固体撮像素子のイメージシフト方
向の画素配列ピッチの0.25〜1倍の範囲内となるよ
うに、イメージシフト手段を動作させることを特徴とす
る。本発明に従えば、イメージシフト手段の動作による
モアレ除去を、解像度に影響を与えない程度で適確に行
うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態に
よる画像入力装置の主要部分の電気的構成を示す。コン
トローラ10は、動作モードの切換えを制御する。光軸
Zに沿って、光学系11、屈折板12および固体撮像素
子13が配置され、屈折板12は圧電素子14によって
仮想線で示すように傾斜する変位が可能である。光学系
11は、被写体からの入射光を収束させるレンズなどを
含む。屈折板12は、ガラスなどの透明な材料から成
り、平板状である。固体撮像素子13は、その撮像面に
たとえば768×492ピクセル、すなわち約38万画
素が配列されているCCD撮像素子である。圧電素子1
4は、圧電素子駆動回路15によって電気的に駆動さ
れ、屈折板12を実線で示す光軸Zに垂直な状態から仮
想線で示す傾斜した状態まで変位駆動することができ
る。屈折板12が傾斜すると、光路Z’は破線で示すよ
うにずれる。固体撮像素子13に入射する光路Z’がず
れると、イメージシフトが行われる。固体撮像素子13
に入射した画像を表す電気信号は、画像処理回路16に
入力されて、A/D変換やガンマ補正等の処理が施さ
れ、図示を省略した画像メモリ等に記憶される。制御回
路17は、コントローラ10からの指示に従って動作す
る。
【0025】制御回路17は、通常解像度の画像入力時
と高解像度の画像入力時とでは動作が異なる。図1に
は、通常解像度の画像入力時に必要な構成を示す。制御
回路17にはモアレ検出手段18とモアレ除去手段19
とを含む。画像処理回路16から出力される画像信号2
0を画像メモリに記憶すると、通常解像度の画像を静止
画として記憶させることができる。ビデオカメラのよう
な連続した画像を得る動画像を入力する場合は、一般的
な手法によってビデオ信号としてCRTなどの表示装置
に画像信号20を表示するようにすればよい。また通常
動作としてビデオカメラによる動画像を入力しながら、
静止画像を得たい場合は、高解像度の画像入力モードに
するといったような使い方も可能となる。
【0026】本実施形態の画像入力装置では、高解像度
の画像入力時に、屈折板12によるイメージシフト動作
を行う。制御手段17は光軸Zからの光路Z’のずれ量
が固体撮像素子13の画素ピッチの1/2になるよう
に、圧電素子駆動回路15に制御信号を出力する。固体
撮像素子13の画素ピッチの1/2ずつずれた2枚の画
像を合成すると、その画素の配列方向の解像度が2倍に
なる高解像度の画像を得ることができる。このようなイ
メージシフトによる画像の合成方法については、たとえ
ば特開昭63−284980号公報の第3頁〜第4頁に
詳しく説明されている。なおこの例では、1軸方向のイ
メージシフトであるけれども、イメージシフトする方向
を2軸方向にすることによって、固体撮像素子13の解
像度を水平および垂直の両方向についてともに高めるこ
ともできる。
【0027】図2は、通常解像度の画像入力時の動作を
示す。ステップA1で、制御回路17はコントローラ1
0から通常解像度入力モードを示す制御信号を受け、通
常解像度画像入力動作を開始する。通常解像度画像入力
開始状態では、まず圧電素子駆動回路15に、イメージ
シフト動作停止を指示し、圧電素子14を所定の位置に
停止させる。圧電素子14の所定位置では、屈折板12
は傾斜しないで、光軸Zに対してその表面がほぼ垂直な
状態となり、イメージシフトは行われない。固体撮像素
子13で撮像された画像は、画像処理装置16でA/D
変換やガンマ補正等の処理を受け、画像信号20として
図示を省略した次段の画像メモリ等へ出力される。次に
ステップA2では、前回のモアレ検出からの経過時間を
判断し、所定時間経過した場合はステップA3に進む。
【0028】ステップA3では、モアレ除去の動作中か
否かを判断する。モアレ除去の動作中であれば、モアレ
除去動作が所定時間経過したのでステップA4に進み、
モアレ除去動作を停止する。ステップA3でモアレ除去
動作中でないと判断されるとき、またはステップA4が
終了すると、ステップA5でモアレ検出手段18による
モアレ検出動作を行う。モアレ検出手段18についての
動作の詳細は後述する。次にステップA6では、モアレ
検出手段18のモアレ検出結果に基づき、モアレの発生
の有無を判断する。モアレ有と判断されるときには、ス
テップA7でモアレ除去手段19の動作を開始させ、モ
アレが除去されるように動作する。ステップA6でモア
レ有と判断されないとき、またはステップA2で所定時
間が経過していないと判断されるとき、さらにはステッ
プA7でモアレ除去動作が開始した後は、ステップA8
で通常解像度の画像の入力モードが終了か否かを判断す
る。終了していないと判断されるときにはステップA2
に戻って、通常解像度の画像の取込み動作を繰返す。ス
テップA8で終了と判断されるときには、ステップA9
で通常解像度画像入力動作を終了する。
【0029】なおステップA2で、モアレ除去動作が所
定時間以上経過しているか否かを判断するのは、一旦モ
アレが検出された場合、撮像している画像が急に変化す
る場合以外に連続的にモアレを検出する必要がないため
である。すなわち本実施形態でのモアレの検出は、所定
時間間隔で行えばよい。以上説明したような動作によっ
て、モアレの発生の有無に応じてモアレの除去の動作ま
たは停止が行われ、不必要なモアレ除去の動作を行わな
いので消費電力を少なくすることができる。
【0030】また本実施形態では、モアレの検出を定期
的に行うので、通常の解像度の画像として動画像を撮像
している際には、撮像中にモアレ検出のための動作が入
り、動画像が一次的に停止することになる。この停止は
ほんの僅かであり、通常の使用状態の場合まず問題とは
ならない程度である。
【0031】図3は、動画像でモアレ検出のための動作
が入るために動画像が一時的に停止する影響を、さらに
少なくするための動作を示す。図3に示す動作で、図2
に示す動作と対応するステップには同一の符号を付し、
詳細な説明は省略する。ステップA1から通常解像度画
像入力動作が開始し、ステップa2で撮像される動画の
場面であるシーンが切換えられるか否かを判断する。撮
像シーンの切換えについての詳細は後述する。ステップ
a2でシーンの切換えが終了したと判断されるときに
は、ステップA3に移る。撮影シーンの切換えが終了し
ていないと判断されるときには、ステップA8に移る。
すなわち、シーンの切換動作中またはシーンの切換えが
ないと判断されるときには、モアレの検出は行わず、モ
アレの除去も行わない。撮影シーンの切換えは、画像の
切換わる節目を意味するので、この節目でモアレ検出お
よびモアレ除去の処理を行って動画像が一時的に停止し
ても違和感は生じない。撮影シーンの切換えは、具体的
にはビデオカメラなどの撮像ボタンまたは録画装置の録
画ボタンなどの操作によって画像の入力が開始されたと
きや、ビデオカメラのズーム機構が動作し、その動作が
終了したとき、撮像装置が撮像方向を変えるパン動作を
行い、その動作が停止したとき、画像が突然に変化した
とき、絞りやシャッタースピードやCCDの蓄積モード
等の撮像条件に変化があったとき、などに行われ、いず
れもソフトウエアで検出または独自に判断することがで
きる。このような撮影シーンの切換えと、図2に示すよ
うな定期的なモアレの検出とを組合わせ、撮影シーンの
切換え後の所定時間はモアレ除去動作を行わないように
することも可能である。
【0032】図4は、図2および図4のステップA5に
おけるモアレ検出のための構成を示す。モアレ検出が開
始されると、まず1フレーム分の画像信号20をモアレ
除去手段19を動作させて(20a)、固体撮像素子1
3に入力し、固体撮像素子13の撮像面の768×49
2ピクセル分の画像信号が記憶可能な画像メモリ21に
記憶される。次に、次の1フレーム分の画像信号20は
上記モアレ除去手段19を動作させずに(20b)、固
体撮像素子13に入力し、固体撮像素子13の768×
492ピクセル分の画像信号が記憶可能な別の画像メモ
リ22に記憶される。画像メモリ21,22の記憶内容
は、比較手段26によって各画素毎に比較され、その差
異が算出される。判定手段27は、1フレーム分積算さ
れた差異が所定の値以上であるか否かでモアレ発生の有
無を判定し、判定結果を表す信号を導出する。モアレ除
去動作有20aとモアレ除去動作無20bとで差があれ
ば、モアレの発生が有ると認識することができるからで
ある。
【0033】図5は、モアレ検出の他の例を示す。1フ
レーム分の画像信号20は、768×482ピクセルの
画像信号を記憶可能な画像メモリ21に記憶される。次
に圧電素子駆動回路15を作動させて、圧電素子14に
所定の信号を与え、屈折板12を傾斜させて固体撮像素
子13の画素配列の水平方向に光軸をずらしてイメージ
シフトを行わせる。このイメージシフトの量は、固体撮
像素子13の水平方向の画素ピッチの1/2に相当する
量とする。この状態で2フレーム目の画像信号20が入
力され、768×492ピクセルの画像信号として別の
画像メモリ22に記憶される。画像メモリ21,22の
記憶内容は、水平方向に1/2画素分ずれた画素とし
て、1536×492ピクセルの記憶容量を有する画像
メモリ23で合成される。この画像の合成は、イメージ
シフトによって第2の解像度の画像である高解像度の画
像を得る方法と同一手法による。
【0034】この後、画像メモリ23の記憶内容を読出
して、低域濾波器(以下「LPF」と略称する)24で
高域カットを行う。画像メモリ22の記憶内容は、補間
手段25によって画像メモリ23の記憶内容と同一のピ
クセル数となるように補間され、比較手段26でLPF
24の出力とともに画素毎に比較される。各画素毎の差
は、1フレーム分積算され、積算された差異が所定値以
上であるか否かでモアレ発生の有無を判定手段27によ
って判定する。補間手段25による補間では、たとえば
水平方向の画素間で、両側の画素についての画像出力の
平均を中間の画素の画像出力として補間する一般的な一
次補間や、常に一方の画像出力と同一の画像出力とする
ような0次補間の方法が考えられる。なお水平方向にイ
メージシフトして高解像度の画像信号を画像メモリ23
に記憶させているけれども、垂直、または水平および垂
直の両方向にイメージシフトすることによって、高解像
度の画像を得ることもできる。画像メモリ23に記憶す
る画素の配列は、イメージシフトの方式に合わせるよう
にする。
【0035】図5の構成によってモアレ検出が行われる
原理は、一般的にモアレは固体撮像素子13の画素によ
る空間サンプリング周波数に一致した空間周波数を有す
る画像の部分で最も目立つことに基づく。一方固体撮像
素子13の画素配列ピッチの1/2だけイメージシフト
させた画像も同じくモアレが発生するけれども、この画
像におけるモアレ画像とイメージシフトさせない画像の
モアレ画像とは逆位相の関係となり、これら画像を合成
した画像ではモアレ画像が打消される。したがって、こ
れらの合成画像、すなわち高解像度の画像である画像メ
モリ23の記憶内容と、合成前の画像である画像メモリ
21,22との差はモアレの程度を表す。なお合成画像
には、合成前の画像に対して高域の画像成分も含まれて
おり、またより高域でのモアレの発生も有るので、比較
手段26による比較にあたっては、LPF24によって
高域カットの処理を施しておく必要がある。画像メモリ
21,22,23の記憶内容を読出した信号について、
デジタル信号処理として高速フーリエ変換(以下「FF
T」と略称する)を行い、最もモアレの目立つ空間周波
数でのパワーの比較を行うようにすることも可能であ
る。
【0036】図6は、モアレ検出についてのさらに他の
構成を示す。モアレ検出のためにまず1フレーム分の画
像信号20が入力され、768×492ピクセルの画像
メモリ21に記憶される。次に圧電素子駆動回路15を
作動させて圧電素子14を所定の出力で駆動し、屈折板
12が傾斜して固体撮像素子13の画素配列の水平方向
にイメージシフトを行う。このイメージシフトの量は、
固体撮像素子13の水平方向の画素配列ピッチの1/2
に相当させる。この状態で2フレーム目の画像信号20
を、別の画像メモリ22に入力させる。画像メモリ22
も768×492ピクセルの画像信号を記憶可能であ
る。次に画像メモリ21,22の各画素の記憶内容を、
画素の配列に注意して合成し、1536×492ピクセ
ルの画像信号が記憶可能な画像メモリ23に記憶させ
る。このような手法は、イメージシフトによって第2の
解像度の画像である高解像度の画像を得る方法と同一で
ある。次に画像メモリ23の記憶内容を読出して、高域
濾波器(以下「HPF」と略称する)28により低域カ
ットを行う。その後各画素についての輝度の値の総和を
演算手段29によって演算し、演算された総和が所定の
値以上であるか否かでモアレ発生の有無を判定手段30
によって判定し、判定結果を表す信号を導出する。
【0037】図6の構成の場合も、イメージシフトの方
向は水平方向ばかりではなく、垂直または水平と垂直の
両方にイメージシフトするようにして、さらに高解像度
の画像を得ることもできる。シフト方向が異なる場合に
は、画像メモリ23における画素に対応する配列もイメ
ージシフトに合わせて変更する。本方式の原理は、モア
レが発生するのは入力画像に固体撮像素子13の画素ピ
ッチの2倍以内の周期を有する高域成分の情報があるた
めであり、イメージシフトによって高解像度の画像の高
域成分である画素ピッチの2倍以内の周期の成分を検出
すれば、通常解像度の画像のモアレの程度の予測が可能
となることに基づく。HPF28および演算手段29に
よる処理の代わりに、デジタル信号処理としてFFT処
理を画像メモリ23の記憶内容を読出して施し、高い空
間周波数でのパワーの大小を比較してモアレの有無の判
定を行うこともできる。
【0038】図7は、本発明の実施の他の形態による画
像入力装置の主要部分の電気的構成を示す。図1の形態
と対応する部分には同一の参照符を付し、重複した説明
を省略する。本実施形態では、制御回路17内に動きベ
クトル検出手段31を設け、通常解像度の画像入力時
に、上記動きベクトルの検出結果に基づいてモアレ除去
手段19の動作の制御を行う。高解像度の画像入力時の
動作については、図1に示す実施形態と同様である。
【0039】図8は、図7の実施形態による通常解像度
画像入力時の動作を示す。ステップB1でコントローラ
10から通常解像度の画像入力モードを示す制御信号を
受けると、通常解像度の画像入力開始状態となって、ま
ずイメージシフトの動作中であれば、圧電素子駆動回路
15にイメージシフト動作停止を指示し、圧電素子14
を所定の位置に停止させる。これに伴って屈折板12は
傾斜することなく、光軸Zにその表面がほぼ垂直な状態
となって、イメージシフトを行わない。通常解像度の画
像の入力が開始されると、固体撮像素子13で撮像され
た画像は、画像処理回路16でA/D変換やガンマ補正
等の処理を受け、図示を省略した次段の画像メモリ等に
画像信号20として出力される。ステップB2では、前
回のモアレ検出からの経過時間が所定時間を経過してい
るか否かを判断し、経過していればステップB3に進
む。ステップB3では、画像情報中から動きを示す動き
ベクトルの検出を動きベクトル検出手段31によって行
う。動きベクトル検出手段31の詳細な動作については
後述する。次にステップB4で、動きベクトル検出手段
31の検出結果に基づき、動きベクトルの大きさに基づ
いてモアレ除去が必要か否かを判断し、除去の必要があ
ると判断されるときにはステップB5でモアレ除去手段
19の動作を開始し、モアレを除去させる。ステップB
4でモアレ除去の必要がないと判断されるときには、ス
テップB6でモアレの除去動作を停止させる。ステップ
B5のモアレ除去動作が開始されるか、ステップB2で
所定時間が経過していないと判断されるか、ステップB
6でモアレ除去動作が停止されるかのいずれかの場合
は、ステップB7で通常解像度の画像入力モードが終了
か否かを判断し、終了していないと判断されるときには
ステップB2に戻って、通常解像度の画像の取込み動作
を繰返す。ステップB7で終了と判断されるときには、
ステップB8で通常解像度画像入力動作を終了する。
【0040】図9は、図8のステップB3における動き
ベクトル検出動作のための構成を示す。図8のステップ
B2に示すように、所定時間間隔で動きベクトルを検出
するために画像信号20が取込まれる。1フレーム目2
0f1の画像信号は、画像メモリ21に記憶される。2
フレーム目20f2の画像信号は、画像メモリ21とは
異なる画像メモリ22に記憶される。画像メモリ21,
22に記憶されている画像データは、動きベクトル算出
手段32によって、フレーム時間ずつ隔てられた画像信
号間の動きベクトルとして算出される。動きベクトルの
算出方法は、広く知られている勾配法、代表点マッチン
グ法またはオプティカルフロー法等の手法によって行
う。次に算出された動きベクトルの絶対値の大きさによ
って、モアレ除去手段19を動作させる必要があるか否
かを判断する。
【0041】本件発明者らの実験によれば、モアレが発
生し、モアレが顕著に感じられるのは、画像が静止して
いるか、またはゆっくりと動いているときであり、画像
の動きが大きい場合には、たとえモアレが発生していた
としても画像に対するモアレの影響は小さく感じられ
る。したがって動きベクトルを算出し、その量が所定量
より小さい場合には、モアレが目立たないようにモアレ
除去を行うようにし、反対に動きベクトルが所定量より
大きい場合は、モアレ除去を働かせないようにする。な
お判定の基準となる上記所定量の具体的な値は、固体撮
像素子13の画素数や、画像入力装置の使用方法等によ
って異なるために、それぞれの機種ごとに測定して求め
るようにすればよい。なおステップB2でモアレ検出動
作を所定時間間隔ごとに行うようにしているが、このス
テップは必ずしも必要ではない。動きベクトル検出に
は、画像メモリ21,22の記憶データを用いて行うた
めに、図1の実施形態の通常解像度画像入力時のよう
に、画像入力の動作の停止は必ずしも必要ではなく、モ
アレ検出が随時可能なためである。
【0042】図10は、本発明の実施のさらに他の形態
による画像入力装置の主要部の概略的な電気的構成を示
す。図10の実施形態で図1または図7の実施形態に対
応する部分には同一の参照符を付し、重複した説明は省
略する。本実施形態では、制御回路17内に移動検出手
段33が含まれ、高解像度の画像入力時の動作は図1お
よび図7の実施形態と同様である。
【0043】図11は、図10の実施形態の動作を示
す。コントローラ10から通常解像度の画像入力モード
を表す制御信号を受けると、ステップC1で制御回路1
7はイメージシフトの動作中であるならば圧電素子駆動
回路15にイメージシフト動作停止を指示し、圧電素子
14を所定位置に停止させる。これによって屈折板12
は光軸Zにその表面がほぼ垂直な状態となり、イメージ
シフトは行わない。固体撮像素子13で撮像された画像
は、画像処理回路16で処理され、画像信号20として
次段の画像メモリ等に出力される。次にステップC2で
は、移動検出手段33によって画像入力装置の移動検出
を行う。なお移動検出手段33の詳細については後述す
る。次にステップC3で、移動検出手段33の検出結果
に基づき、画像入力装置の移動の程度を判断し、モアレ
除去が必要であるか否かを判断する。モアレ除去が必要
と判断されるときには、ステップC4でモアレ除去手段
19によるモアレ除去動作を開始する。ステップC3で
モアレ除去が必要と判断されないときには、ステップC
5でモアレ除去動作を停止する。ステップC4のモアレ
除去動作が終了するか、ステップC5のモアレ除去動作
停止が終了すると、ステップC6で通常解像度の画像入
力モードが終了するか否かを判断する。終了と判断され
ないときにはステップC2に戻って、通常解像度の画像
の入力モードの終了まで動作を繰返す。ステップC6で
入力終了と判断されるときにはステップC7で動作を終
了する。
【0044】図12は、図10の移動検出手段33の構
成を示す。画像入力装置の任意の位置に取付けられる加
速度センサ34からの出力は、積分回路35によって積
分される。加速度が積分されるので、積分回路35の出
力は画像入力装置の移動速度として導出される。判断手
段36では、積分回路35から出力される移動速度の絶
対値の大きさによって、モアレ除去の必要性を判断す
る。
【0045】本件発明者らの実験では、モアレが顕著に
感じられるのは画像が停止しているかまたはゆっくりと
動いているときであり、対象が静止していても画像入力
装置が移動していれば、たとえモアレが発生したとして
も画像信号中のモアレによる影響は小さく感じられる。
したがって画像入力装置の移動速度を検出し、その量が
所定量より小さい場合にはモアレを除去するようにし、
反対に大きい場合にはモアレ除去を行わないようにして
いる。なお判断の基準となる所定量の具体的な値は、実
験的に求めることができる。また画像入力装置の移動検
出を、加速度センサ34によって行っているけれども、
他のセンサ、たとえば市販のジャイロや位置センサなど
を使用しても同様に画像入力装置の移動を検出すること
ができる。本実施形態では、画像情報からのモアレ除去
の有無の判断を行わないので、全く画像情報には影響を
与えずにモアレ除去動作の判断を行うことができる。
【0046】以上説明した各実施形態で、モアレの除去
は固体撮像素子13の各画素の開口を疑似的に増加させ
ることによって実現する。図1の実施形態では、モアレ
の除去を開始すると、制御回路17から圧電素子駆動回
路15に高速で微小にイメージシフト動作するような指
示が与えられ、圧電素子14を後述するタイミングで駆
動する。固体撮像素子13の蓄積時間中に、イメージシ
フトされた複数の画像を入力して疑似的に開口を大きく
し、モアレ除去を行う。
【0047】図13は、モアレ除去の動作タイミングを
示す。図13(a)は固体撮像素子13の動作タイミン
グを示し、図13(b)はモアレ除去のためのイメージ
シフト動作のタイミングを示し、縦軸はイメージシフト
による光軸のシフト量を示す。固体撮像素子13の蓄積
時間tを参照符40で示し、蓄積された情報の転送期間
を参照符41で示す。固体撮像素子13は、図示を省略
した駆動回路によって40,41のような動作が基本的
に行われており、蓄積時間tが一般のカメラのシャッタ
開の期間に相当する。モアレ除去のためのイメージシフ
トの動作の周期t’は、蓄積期間tに対して次の第1式
で示される値を取る。
【0048】 t’=t/2n …(1) ここでnは0以上の整数とし、このようにイメージシフ
ト動作の周期t’を設定することによって、固体撮像素
子13の蓄積時間t内にイメージシフト動作により入力
されるそれぞれ光軸のシフトされた画像f,gの入射強
度が均等化される。このことは固体撮像素子13の各画
素の開口が疑似的に大きくなることと等価であり、結果
的にモアレの除去が効果的に行われる。固体撮像素子1
3の各画素の開口が疑似的に大きくなることによって、
固体撮像素子13のいわゆる高域のMTF(Modulation
Transfer Function)特性が低くなり、モアレの発生と
なる画像の高域成分がカットされるためである。
【0049】図14は、モアレ除去についての他の動作
原理を示す。図13では、固体撮像素子13の蓄積時間
tとイメージシフトの動作周期t’とは同一期間のよう
に示しているけれども、実際においてはほとんどの場合
異なる。デューティ比が50%でない場合は、上述した
イメージシフトの動作は不連続となる。一般的に動作は
連続的である方が望ましく、動作時の駆動電力も少なく
てすむ。図14でも、モアレの除去は、固体撮像素子1
3の各画素の開口を疑似的に大きくすることによって行
う。図14(a)は固体撮像素子13の動作タイミング
を示し、(b)はモアレ除去のためのイメージシフト動
作のタイミングを示す。固体撮像素子13の蓄積期間の
周期を参照符40で示し、蓄積された情報の転送期間を
参照符41で示すと、固体撮像素子13の蓄積時間の周
期tは参照符42で示される。固体撮像素子13の蓄積
時間の中間点は参照符43で示す。固体撮像素子13
は、図示を省略する駆動回路によって、(a)に示すよ
うな動作を行う。一方モアレ除去のためのイメージシフ
ト動作の周期t’は蓄積時間tに対して次の第2式で示
される値を取る。
【0050】 t’=2t/2n …(2) ここでnは0以上の整数であり、イメージシフトの動作
では、固体撮像素子13の蓄積時間の中間点43ごとに
1回の反転動作が行われるように駆動されることにな
る。このようにイメージシフト動作の周期t’を設定す
ることによって、固体撮像素子13の蓄積時間t内にイ
メージシフト動作によって入力される複数の画像f,g
の入射強度が均等化され、またイメージシフトの動作を
デューティ比50%で連続して行うことができるので、
モアレ除去動作に伴う消費電力の低減化が可能となる。
なお図13および図14では、イメージシフトの動作を
矩形波状に行っているけれども、正弦波状に駆動しても
同様の結果を得ることができる。
【0051】図15は、本発明のさらに他の実施形態に
よるモアレ除去についての考え方を説明するために、屈
折板12を含むイメージシフト手段の可動部の周波数特
性の測定結果を示す。横軸は周波数の対数、縦軸はdB
単位で振幅をそれぞれ示す。f1およびf2は、それぞ
れ第1および第2の共振周波数を示す。特に第1の共振
周波数であるf1は、屈折板12の傾斜方向に振動モー
ドを有し、この第1共振周波数で屈折板12を駆動する
場合の消費電力は僅かである。したがってイメージシフ
トによるモアレ除去の駆動周波数が、第1共振周波数f
1に一致するように動作させることによって、モアレ除
去に伴う消費電力は最小限とすることができる。さらに
第1共振周波数f1の逆数を図13または図14の実施
形態で示した周期t’に一致させるように選定すれば、
前述の効果も同時に得ることができる。
【0052】図16は、イメージシフトの距離と得られ
る解像度およびモアレ除去の効果との関係を示す。横軸
はモアレを除去するためのイメージ除去手段のイメージ
シフト量を固体撮像素子13の画素の配列を単位として
示す。縦軸は解像度比とモアレ除去比とを示す。実線で
示す解像度比は、解像度チャートとを撮影し、イメージ
シフトの距離である光軸のずれ量が0、つまりイメージ
シフト動作を行わないときの固体撮像素子13の中央部
の解像度を1として、各イメージシフトの距離を変えて
それぞれ解像度チャートを撮影したときの中央部の解像
度比で示す。また破線で示すモアレ除去比は、サーキュ
ラゾーンプレートチャートを撮影し、モアレ除去のため
のイメージシフト手段のイメージシフト量が0のときの
画像のモアレ除去の度合を0、同じくイメージシフト量
が2のときのモアレ除去の度合を1として、各種イメー
ジシフト量に対するモアレ除去の比率を主観的な判断で
求めている。
【0053】図16の結果では、最も効果的にモアレを
除去することができ、かつ解像度にさほど影響しないイ
メージシフトの距離は、0.25〜1.0であることが
判る。したがって各実施形態でのモアレ除去手段19と
してのイメージシフトの距離は、固体撮像素子13の画
素配列ピッチの0.25倍〜1.0倍にすることが好ま
しいと言える。なお以上の説明は、固体撮像素子13の
撮像面の水平方向についてであるけれども、垂直方向に
ついても同様な考え方が成立ち、これらを併用すること
もできることは言うまでもない。また各実施形態では、
イメージシフト手段として圧電素子14をアクチュエー
タとして用いて屈折板12を傾斜させているけれども、
他に同様なイメージシフトが可能な手法であれば、モア
レ除去に適用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1解像
度の画像と、イメージシフト手段を動作させることによ
って得られる第1解像度よりも高い解像度の第2解像度
の画像とを得ることができ、第1解像度の画像にモアレ
が検出されるときには、モアレ除去手段を動作させてモ
アレのない第1解像度の画像を得ることができる。モア
レが検出されないときにはモアレ検出手段を停止させる
ので、消費電力の低減を図ることができる。
【0055】また本発明によれば、第1解像度の画像
は、画像の合成処理を行わないので、短い時間間隔で連
続する動画像として処理することができる。
【0056】また本発明によれば、モアレ検出を入力さ
れた画像情報に対するモアレ除去手段の動作の有無の差
から検出するので、モアレの検出を迅速かつ有効に行っ
て、モアレの検出時のみモアレ除去を行うことができ、
モアレ検出のないときには消費電力の低減を図ることが
できる。
【0057】また本発明によれば、第1の解像度の画像
情報と第2の解像度の画像情報との差からモアレの有無
を検出するので、モアレの検出を迅速に行うことがで
き、モアレが検出されないときにはモアレ除去手段を停
止させて消費電力の低減を図ることができる。
【0058】また本発明によれば、第1の解像度の画像
情報は画素ごとに補間して第2の解像度の画像情報の画
素数と画素数が一致する状態で比較し、モアレの有無を
検出するので、確実なモアレの検出を行い、モアレが発
生していないときにはモアレ除去手段を停止させて消費
電力の低減を図ることができる。
【0059】また本発明によれば、モアレの検出は第2
の解像度の画像情報の高域成分を抽出して行うので、高
解像度の画像情報中のモアレを検出し、モアレが検出さ
れればモアレ除去手段を動作させてモアレを除去し、検
出されなければモアレ除去手段を動作させずに一層高解
像度の画像を得ることができる。
【0060】また本発明によれば、画像情報を高速フー
リエ変換処理して周波数成分の比較を行い、モアレの検
出を行うので、周波数成分などの範囲を変更することも
容易であり、モアレの除去が効率的に行える条件に容易
に調整することができる。
【0061】また本発明によれば、モアレ検出手段の動
作時において、入力画像の一時停止する影響を低減する
ことが可能となる。
【0062】さらに本発明によれば、入力される画像情
報から動きベクトルを演算し、動きが小さいときにはモ
アレ除去手段を動作させるので、動きが小さくモアレが
目立つときにはモアレを除去して高画質の画像情報を得
ることができる。動きベクトルが所定量より大きいとき
には、動きによってモアレがあまり目立たなくなるの
で、モアレ除去手段を停止させて消費電力の低減を図る
ことができる。
【0063】さらに本発明によれば、画像入力装置の移
動を検出し、移動が所定量より小さいときにはモアレ除
去手段を動作させて、モアレを除去し高画質を得ること
ができる。動きが所定量より大きいときには、モアレが
あまり目立たないので、モアレ除去手段を停止させて消
費電力の低減を図ることができる。
【0064】また本発明によれば、動画像で画像に動き
が大きい場合にはモアレ除去手段を停止して消費電力の
低減を図ることができる。
【0065】また本発明によれば、イメージシフト手段
を用いてイメージシフトの動作の駆動周期が、固体撮像
素子の蓄積時間を基にして算出される周期で駆動するの
で、効率的にモアレの除去を行うことができる。
【0066】また本発明によれば、イメージシフト手段
を用い、その周期を固体撮像素子の蓄積の周期を基に算
出される時間で駆動し、蓄積時間の中間でイメージシフ
トの反転動作が1回行われるように動作させるので、モ
アレ除去を効率的に行うことができ、モアレ除去に要す
る消費電力の削減を図ることができる。
【0067】また本発明によれば、イメージシフトによ
るモアレ除去を、イメージシフト手段の可動部の共振周
波数に一致させて駆動して行うので、駆動に必要な電力
が最小限度に抑えられ、モアレ除去を低消費電力で行う
ことができる。
【0068】また本発明によれば、イメージシフト手段
を動作させるイメージシフトのための距離が固体撮像素
子の画素配列ピッチに対応するので、解像度を損なわず
に効果的にモアレの除去を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による画像入力装置の概
略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像入力装置の動作の一例を示すフロー
チャートである。
【図3】図1の画像入力装置の動作の他の例を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図1のモアレ検出手段18の電気的構成の一例
を示すブロック図である。
【図5】図1のモアレ検出手段18の電気的構成の他の
例を示すブロック図である。
【図6】図1のモアレ検出手段18の電気的構成のさら
に他の例を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の他の形態による画像入力装置の
電気的構成を示すブロック図である。
【図8】図7の画像入力装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図9】図7の動きベクトル検出手段31の電気的構成
を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施のさらに他の形態による画像入
力装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図11】図10の画像入力装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図12】図10の移動検出手段33の電気的構成を示
すブロック図である。
【図13】図1、図7または図10のモアレ除去手段1
9の動作の一例を示すタイムチャートである。
【図14】図1、図7または図10のモアレ除去手段1
9の動作の他の例を示すタイムチャートである。
【図15】図1、図7または図10の屈折板12および
圧電素子14の機械的な共振特性を示すグラフである。
【図16】図1、図7または図10の屈折板12および
圧電素子14によるイメージシフトの距離と解像度比な
らびにモアレ除去比との関係を示すグラフである。
【図17】従来からの画像入力装置の電気的構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
11 光学系 12 屈折板 13 固体撮像素子 14 圧電素子 15 圧電素子駆動回路 16 画像処理回路 17 制御回路 18 モアレ検出手段 19 モアレ除去手段 20 画像信号 21,22,23 画像メモリ 24 LPF 25 補間手段 26 比較手段 27,30 判定手段 28 HPF 29 演算手段 31 動きベクトル検出手段 32 動きベクトル算出手段 33 移動検出手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの入射光を集光する光学系
    と、固体撮像素子と、固体撮像素子へ入射する光路をず
    らすイメージシフト手段とを備え、第1の解像度を有す
    る画像と、イメージシフト手段を用いて所定量イメージ
    シフトされた複数枚の画像を合成して第1の解像度より
    も高い第2の解像度を有する画像とを得ることができる
    画像入力装置において、 入射された画像に従って固体撮像素子に入力される画像
    情報中から、モアレの有無を検出するモアレ検出手段
    と、 画像情報中からモアレに対応する画像情報を除去するモ
    アレ除去手段と、 第1の解像度を有する画像の入力時に、モアレ検出手段
    の出力に応答し、モアレの有または無に従ってモアレ除
    去手段をそれぞれ動作または停止させる制御手段とを含
    むことを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の解像度を有する画像は動画像
    であることを特徴とする請求項1記載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記モアレ検出手段は、 前記モアレ除去手段を動作させて得られた画像情報とモ
    アレ除去手段を動作させずに得られた画像情報とを比較
    する比較手段と、 比較手段からの出力に応答して、比較による差が所定量
    より大きい場合にモアレの発生の有を、また比較による
    差が所定量より小さい場合にモアレの発生の無を表す信
    号をそれぞれ出力する判定手段とを備えることを特徴と
    する請求項1または2記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記モアレ検出手段は、 第1の解像度の画像情報と第2の解像度の画像情報とを
    比較する比較手段と、比較手段からの出力に応答して、
    比較による差が所定量より大きい場合にモアレの発生の
    有を、また差が所定量より小さい場合にモアレの発生の
    無を表す信号をそれぞれ出力する判定手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記比較手段は、第1解像度の画像を画
    素毎に補間して、画素数が第2の解像度の画素数と一致
    する状態で低域成分を比較することを特徴とする請求項
    4記載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記モアレ検出手段は、 第2の解像度の画像情報の高域成分を抽出する高域抽出
    手段と、 高域抽出手段の出力が所定量より大きい場合にモアレの
    発生の有を、また出力が所定量より小さい場合にモアレ
    の発生の無を示す信号をそれぞれ出力する判定手段とを
    備えることを特徴とする請求項1または2記載の画像入
    力装置。
  7. 【請求項7】 前記モアレ検出手段は、画像情報を信号
    処理により高速フーリエ変換処理して、周波数成分の比
    較を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
    載の画像入力装置。
  8. 【請求項8】 前記モアレ検出手段は、画像入力装置の
    撮影シーンを判断し、撮影シーンの切換わり直後に前記
    モアレ除去手段を動作させることを特徴とする請求項1
    〜7のいずれかに記載の画像入力装置。
  9. 【請求項9】 被写体からの入射光を集光する光学系
    と、固体撮像素子と、固体撮像素子に入射する光路をず
    らすイメージシフト手段とを備える画像入力装置におい
    て、 所定の時間を隔てて固体撮像素子に入力された少なくと
    も2画面分の画像情報から、動きベクトルを演算する動
    きベクトル演算手段と、 画像情報中からモアレに対応する画像情報を除去するモ
    アレ除去手段と、 画像の入力時に、動きベクトル演算手段により演算され
    た動きベクトルに応じて、動きベクトルが所定量より小
    さい場合はモアレ除去手段を動作させ、動きベクトルが
    所定量より大きい場合はモアレ除去手段を停止させる制
    御手段とを含むことを特徴とする画像入力装置。
  10. 【請求項10】 被写体からの入射光を集光する光学系
    と、固体撮像素子と、固体撮像素子に入射する光路をず
    らすイメージシフト手段とを備える画像入力装置におい
    て、 画像入力装置の移動を検出する移動検出手段と、 画像情報中からモアレに対応する画像情報を除去するモ
    アレ除去手段と、 画像の入力時に移動検出手段の出力に応答して、画像入
    力装置の移動が所定量より小さい場合はモアレ除去手段
    を動作させ、画像入力装置の移動が所定量より大きい場
    合はモアレ除去手段を停止させる制御手段とを含むこと
    を特徴とする画像入力装置。
  11. 【請求項11】 前記入力される画像は動画像であるこ
    とを特徴とする請求項9または10記載の画像入力装
    置。
  12. 【請求項12】 前記モアレ除去手段は、 イメージシフト手段を用いて、固体撮像素子に入力され
    る光路を微小に高速で振動させ、等価的に固体撮像素子
    に入力される画像の解像度を下げることによってモアレ
    除去を行い、 イメージシフトの動作の駆動周期t’が固体撮像素子の
    蓄積時間をtとするとき、 t’=t/2n (nは0以上の整数) で表される関係式に従うように、イメージシフト手段を
    動作させることを特徴とする請求項1,2,9,10ま
    たは11のいずれかに記載の画像入力装置。
  13. 【請求項13】 前記モアレ除去手段は、 イメージシフト手段を用いて、固体撮像素子に入力され
    る光路を微小に高速で振動させ、等価的に固体撮像素子
    に入力される画像の解像度を下げることによってモアレ
    除去を行い、 イメージシフトの動作の駆動周期t’が固体撮像素子の
    蓄積の周期をtとするとき、 t’=2t/2n (nは0以上の整数) で表される関係式に従って動作させて、固体撮像素子の
    蓄積時間の中間においてイメージシフトの反転動作が1
    回行われるように、イメージシフト手段を動作させるこ
    とを特徴とする請求項1,2,9,10または11のい
    ずれかに記載の画像入力装置。
  14. 【請求項14】 前記モアレ除去手段は、 イメージシフト手段を用いて、固体撮像素子に入力され
    る光路を微小に高速で振動させ、等価的に固体撮像素子
    に入力される画像の解像度を下げることによってモアレ
    除去を行い、 イメージシフトの動作の駆動周波数をイメージシフト手
    段の可動部の共振周波数に一致させることを特徴とする
    請求項1,2,9,10または11のいずれかに記載の
    画像入力装置。
  15. 【請求項15】 前記モアレ除去手段は、イメージシフ
    トする距離が固体撮像素子のイメージシフト方向の画素
    配列ピッチの0.25〜1倍の範囲内となるように、イ
    メージシフト手段を動作させることを特徴とする請求項
    12〜14のいずれかに記載の画像入力装置。
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